JP2001217394A - 受動形デバイスの製法 - Google Patents

受動形デバイスの製法

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JP2001217394A
JP2001217394A JP2000388891A JP2000388891A JP2001217394A JP 2001217394 A JP2001217394 A JP 2001217394A JP 2000388891 A JP2000388891 A JP 2000388891A JP 2000388891 A JP2000388891 A JP 2000388891A JP 2001217394 A JP2001217394 A JP 2001217394A
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well region
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substrate
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English (en)
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Rajni J Aggarwal
ジェイ、アガルワル ラジニ
Hisashi Shichijo
シチジョウ ヒサシ
Baher S Haroun
エス、ハラウン バハー
B Jacobs Jarvis
ビー、ジャコブス ジャービス
D Goodpastor Harold
ディ、グッドパスター ハロルド
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Texas Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板雑音から隔離した半導体受動形デバイス
を製造する。 【解決手段】 この発明の実施例は、半導体基板内に形
成された隔離領域の上に配置されていて、基板雑音から
実質的に隔離されている受動形デバイスを製造する方法
である。この方法は、上面を持つ半導体基板(図4の5
01)を用意し、半導体基板内に第1の導電型を持つ第
1の井戸領域(図4の502)を形成し、第1の井戸領
域内で半導体基板の上面に隔離領域(図4の516)を
形成し、この隔離領域は底部を持っていて半導体基板の
中に第1の距離だけ伸びており、第1の井戸領域内に第
1の導電型とは反対の第2の導電型を持つ埋込み井戸領
域(図4の504)を形成し、この埋込み領域は半導体
基板の上面から第2の距離だけ隔たっており、半導体基
板の上面に第1の井戸領域内で第2の導電型を持つ接点
領域(図4の506)を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はコストを削減した
半導体デバイスの製造と処理、更に具体的に言えば、基
板雑音から実質的に隔離された受動形回路素子を製造す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】現在、半導体デバイスの製造業
界には、幾つかの傾向がある。第1に、次第に一層小さ
い面積の中に作られるデバイスがより多くなった。第2
に、デバイスはどんどん速くなりつつある。第3に、こ
ういうデバイスを製造するウエーハ当たりのコストを切
り下げる必要が常にある。第4に、非常に多種多様の部
品を集積することが更に普及している。しかし、こうい
う傾向の内のあるものは容易に両立し得ない。例えば、
複雑なデバイス並びに幾つかの異なる部品を集積するプ
ロセスは、各々のデバイスの形式の異なる素子を製造す
るようにより多くの処理を必要とするが、処理を増やす
ことは、ウエーハ当たりのコストを一層高くする傾向を
持つ。逆に、ウエーハ当たりのコストを切り下げようと
して、プロセス工程が組合わされていて、この為、多数
の素子が同時に製造される。しかし、こうすると、異な
るデバイスの形式は、何れも同じ少なくした数のプロセ
ス工程を使っているので、個別に設計して製造すること
が出来ないので、チップの性能を引き下げることがあ
る。
【0003】この一例として、これまでの世代のCMO
Sデバイスを製造する為に用いられたデバイスの処理
は、別々の閾値調節用打込み、パンチスルー打込み、チ
ャンネル・ストッパ打込み、n型井戸の打込み(それを
使うとき)及びp型井戸の打込み(それを使うとき)を
用いてきた。更に、(典型的には多結晶シリコンを使っ
て製造される)ゲート電極は、他の打込み工程とは別個
にドープされていた。このプロセス・シーケンスを使う
と、受動形素子の下に抵抗−キャパシタ(RC)回路を
組立てることが可能である。このRC回路は、p型及び
n型シリコンの交互の層で作られており、プロセスの流
れの副産物である。RC回路が、受動形素子を基板雑音
から隔離する高域フィルタを形成する。現在の世代のデ
バイスでは、打込み工程の数は、余分のパターンぎめ工
程のコストを節約するように、少なくしてある。コスト
を切り下げた1つのプロセスの流れでは、n型井戸の打
込み工程が、NMOSデバイスに対するn型ゲート電極
のドーピング工程と同時に実施される。井戸及びゲート
のドーピング打込みを組合わせると、RC回路を形成す
る交互のn型及びp型層を作ることが最早出来なくな
り、その為ノイズ・フィルタがなくなる。
【0004】上に述べたことにかんがみ、マスクを少な
くしたプロセスの流れを使って、高域フィルタを製造す
ることが出来るような方法が必要である。
【0005】
【課題を解決する為の手段及び作用】補償フィルタCM
OSプロセスでは、n型井戸領域(n−井戸)の上に受
動形素子を配置するのが標準的である。NMOSチャン
ネル及び多結晶シリコンの打込みを組合わせることによ
り、プロセス工程の数を減らすことが出来る。補償井戸
領域の上に受動形素子を配置することにより、基板雑音
からの受動形素子の隔離を達成することが出来る。補償
井戸は、この隔離を行う2次高域フィルタを形成するこ
とが出来るようにする。
【0006】この補償井戸プロセスでは、コスト削減が
実現されなければ(即ち、井戸及び多結晶シリコンの打
込みが1つの打込み工程に組合わされない場合)、素子
を補償井戸の上に配置することにより、受動形素子の隔
離を改善することが出来る。受動形素子をn−井戸の上
に配置することだけで、1次RC高域フィルタが得られ
る。このフィルタはn−井戸及びp型基板の接合によっ
て作られる。補償井戸の上に素子を配置することが2次
フィルタを作り、これはp型チャンネル領域、n−井戸
及びp型井戸(p−井戸)及びp型基板層によって形成
される。この形式のフィルタは基板雑音の隔離を改善す
る。
【0007】補償されていない井戸から補償井戸CMO
Sプロセスへの切換えは、上に述べたように、RC隔離
回路の次数を1次から2次に高めることにより、基板雑
音からの受動形素子の隔離を改善することが出来る。
【0008】この発明の実施例は、半導体基板内に形成
された隔離領域の上に配置されていて、基板雑音から実
質的に隔離されている受動形デバイスを製造する方法で
ある。この方法は、上面を持つ半導体基板を用意し、半
導体基板内に第1の導電型を持つ第1の井戸領域を形成
し、第1の井戸領域内で半導体基板の上面に隔離領域を
形成し、この隔離領域は底部を持っていて半導体基板の
中に第1の距離だけ伸びており、第1の井戸領域内に第
1の導電型とは反対の第2の導電型の埋込み井戸領域を
形成し、この埋込み領域は半導体基板の上面から第2の
距離だけ隔たっており、半導体基板の上面に第1の井戸
領域内で第2の導電型を持つ接点領域を形成して、それ
が埋込み井戸領域まで伸びて埋込み井戸領域と電気接続
部を形成するようにし、接点領域が隔離領域から隔たる
ようにし、半導体基板の上面で第1の井戸領域内に、埋
込み井戸領域と半導体基板の上面の間、隔離領域の底部
と埋込み井戸領域の間、及び隔離構造と接点領域の間で
第1の導電型を持つドープ領域を形成する工程を含み、
このドープ領域は、第1の導電型を持つ複数個のドーパ
ントをドープ領域に打込むと共に第2の導電型を持つ複
数個のドーパントをドープ領域に打込むことによって形
成される。第1の導電型がp型であり、第2の導電型が
n型であり、隔離構造が浅いトレンチ隔離構造で構成さ
れて、受動形素子が抵抗であることが好ましい。受動形
素子及び基板の間に2次高域フィルタが形成されること
が好ましい。2次高域フィルタは、受動形素子、隔離構
造及びドープ領域によって形成された第1のキャパシタ
と、ドープ領域によって形成されていて、第1のキャパ
シタを半導体基板の上面で第1の接点に電気的に接続す
る第1の抵抗と、ドープ領域及び埋込み井戸領域によっ
て形成されていて、第1のキャパシタ及び第1の抵抗に
電気的に接続された第2のキャパシタと、深い井戸領域
及び接点領域によって形成されていて、第2のキャパシ
タを半導体基板の上面で第2の接点に電気的に接続する
第2の抵抗と、埋込み井戸領域及び第1の井戸領域によ
って形成されていて、第2の抵抗及び第2のキャパシタ
を半導体基板に電気的に接続する第3とのキャパシタと
で構成される。
【0009】図面では、同じ又は同等な特徴を示すの
に、同じ参照数字が使われている。図面は比例尺では描
いていない。これらは、この発明の方法の効果を例示す
る為だけに示したものである。
【0010】
【実施例】本質的には、この発明は、この方法を使って
形成される回路素子に対する基板並びに電源線路の雑音
の影響を減らす方法である。この発明の方法は、回路素
子とその下にある基板の間の容量性結合を減らすもので
ある。以下この発明について述べることは、抵抗110
を形成することを中心としているが、回路素子は任意の
受動形回路素子であってよい。例えば、回路素子は抵
抗、平行極板キャパシタ、くし形キャパシタ又は誘導子
であってよい。更に、隔離構造116が浅いトレンチ隔
離構造(STI)として示されているが、隔離構造11
6は、LOCOS又はフィールド酸化物構造のような任
意の普通の隔離構造で構成してもよい。
【0011】この発明の方法の目標は、マスク工程の数
を少なくしたCMOSプロセスの流れで、図1に示すよ
うな構造を形成することである。図1について説明する
と、基板102はp型になるようにドープされることが
好ましく、深い井戸領域104はn型にドープされる。
深い井戸領域104に対する接続を付ける為、深い井戸
領域104と同じ種類のドーパントを使って、ドープ領
域106及び接点108が形成される。この場合、ドー
パントの種類はn型である。隔離領域114はp型ドー
パント(好ましくは硼素)で形成される。深い井戸領域
104と隔離構造116の間に井戸領域114の一部分
があることが好ましい。接点領域112は井戸領域11
4と同じ種類のドーパントでドープされる。回路素子1
10(抵抗又はキャパシタ)が隔離構造116の上に形
成されることが好ましいが、それが(絶縁層によって基
板から隔離されて)基板の上に形成されていてもよい。
【0012】図1及び2について説明すると、接続部1
18及び120は夫々アース及びVdd電位に接続され
ることが好ましい。アース信号及びVdd信号の両方に
雑音がないことが好ましい。キャパシタ132が回路素
子110及び井戸領域114の間に形成される。キャパ
シタ136及び140が夫々領域114、104と領域
104及び102の間に形成される。抵抗134及び1
38が、井戸領域112及び114と104/106/
108の抵抗によって夫々形成される。基板雑音が図2
にはノイズ発生器202として示されている。
【0013】図3a及び3bは、この発明の方法を用い
て図4のデバイス500を形成する為に使われる打込み
を示す。図3aに示す打込みは、この発明のCMOSデ
バイスの流れの中でPMOSデバイスを形成する為に使
われる打込みである。これらの打込みは、次のもの、即
ち、n型井戸の打込み302、n型チャンネル・ストッ
パの打込み304、n型パンチスルー・レジストの打込
み306及びn型の閾値電圧調節の打込み308である
ことが好ましい。これらの打込み工程は、能動形NMO
Sデバイスを形成しようとする基板の領域で、基板に到
達しないように阻止する。この発明の方法では、こうい
う打込みは、回路素子110を形成する領域にも打込ま
れる。
【0014】ゲート絶縁層402及び多結晶シリコン層
404(これはNMOS及びPMOSトランジスタに対
するゲート電極及び図4の抵抗510を形成する為に使
われる)を形成した後、NMOSトランジスタに対する
打込みを実施する。これらの打込みは次のもの、即ち、
p型井戸の打込み406、p型チャンネル・ストッパの
打込み408、p型パンチスルーの打込み410、p型
の閾値電圧調節の打込み412及びn型多結晶シリコン
の打込み414であることが好ましい。打込み406、
408、410及び412によってp型井戸114が形
成される。こういうNMOSチャンネル及びn型多結晶
シリコンの打込みは通常は能動形PMOSデバイスから
阻止される。この発明では、NMOSチャンネル及びn
型多結晶シリコンの打込みが受動形素子510にも入
る。
【0015】上に述べた任意の打込み工程の後、普通の
アニール方式又はその他の任意のアニール方法を使っ
て、アニール工程を実施することが出来る。上に述べた
打込み工程は、略同時に又は次々に実施することが出来
る。これらの打込み工程(更に具体的に言うと、チャン
ネル・ストッパ、パンチスルー・レジスト及びPMOS
及びNMOSデバイスの両方に対する閾値調節を形成す
る為に使われる打込み)及びアニール工程の後、トラン
ジスタのゲートが定められる。受動形素子がn型抵抗で
ある場合、それがゲート工程で定められる。接点領域5
12及び508を形成するには、更に打込み及びアニー
ルが必要になる。
【0016】図4の構造は、図3a−3bに示すような
この発明の方法を使って製造される。図4のデバイス5
00が図2の2次高域フィルタを形成する。図2の抵抗
素子(素子134及び138)及びキャパシタ(素子1
32、136及び140)が図4に示されている。構造
500はp型基板501で構成されており、この基板
は、単結晶シリコン基板の上に形成されたエピタキシャ
ル・シリコン層又は単結晶シリコン層で構成することが
出来る。打込み406により、p−井戸領域502が形
成される。n−井戸打込み302によってn−井戸領域
504が形成される。井戸領域514はp型であり、n
型チャンネル・ストッパの打込み304、n型パンチス
ルー打込み306及びn型閾値電圧調節打込み308の
他に、p型チャンネル・ストッパの打込み408、p型
パンチスルー打込み410及びp型閾値電圧調節打込み
412のような打込みによって形成される。井戸領域5
14には、n型ドーパントよりも多くのp型ドーパント
が打込まれるから、領域514がp型である。打込み領
域508及び512を形成するには、追加の打込みが必
要になることがある。図4の構造500は、図1の構造
100と同様に動作する。共に2次高域フィルタを形成
し、夫々受動形素子510及び110から基板雑音を実
質的にフィルタ作用によって除く。しかし、この発明の
構造500は、フラッシュ・デバイスを埋込んだCMO
Sデバイスを製造するプロセスの流れ程の数の別々のマ
スク及び打込み工程を使わない、コストを削減した流れ
で形成される。
【0017】この発明について上に述べたことは、非常
に特定の導電型(即ち、n型又はp型)に基づいている
が、全ての構造で用いる場合、反対の導電型を使用する
ことも出来る。
【0018】この発明の特定の実施例を説明したが、こ
れはこの発明の範囲を制限するものと解してはならな
い。明細書に説明した方法から、当業者には、この発明
の数多くの実施例が考えられよう。この発明の範囲は特
許請求の範囲のみによって限定される。
【0019】以上の説明に関し、更に以下の項目を開示
する。 (1) 半導体基板内に形成された隔離領域の上に配置
されていて、基板雑音から実質的に隔離されている受動
形デバイスを製造する方法に於て、上面を持つ半導体基
板を用意し、前記半導体基板内に第1の導電型の第1の
井戸領域を形成し、前記第1の井戸領域内で前記半導体
基板の上面に隔離領域を形成し、前記隔離領域は底部を
持っていて前記半導体基板の中に第1の距離だけ伸びて
おり、前記半導体基板の上面から第2の距離だけ隔たっ
て、前記第1の井戸領域内に前記第1の導電型とは反対
の第2の導電型の埋込み井戸領域を形成し、前記半導体
基板の上面に前記第1の井戸領域内で前記第2の導電型
の接点領域を形成して、前記埋込み井戸領域まで伸び
て、前記埋込み井戸領域と電気接続部を形成するように
すると共に、前記接点領域が前記隔離領域から隔たるよ
うにし、前記半導体基板の上面で前記第1の井戸領域内
に、前記埋込み井戸領域と前記半導体基板の上面の間、
前記隔離領域の底部と前記埋込み井戸領域の間、並びに
前記隔離構造と前記接点領域の間で前記第1の導電型の
ドープ領域を形成する工程を含み、前記ドープ領域は、
前記第1の導電型の複数個のドーパントを前記ドープ領
域に打込むと共に、前記第2の導電型を持つ複数個のド
ーパントを前記ドープ領域に打込むことによって形成さ
れる方法。
【0020】(2) 第1項に記載の方法に於て、前記
第1の導電型がp型であり、前記第2の導電型がn型で
ある方法。 (3) 第1項に記載の方法に於て、前記隔離構造が浅
いトレンチ隔離構造で構成されている方法。 (4) 第1項に記載の方法に於て、前記受動形素子及
び前記基板の間に2次高域フィルタが形成される第1項
に記載の方法。 (5) 第1項に記載の方法に於て、前記2次高域フィ
ルタが、前記受動形素子、前記隔離構造及び前記ドープ
領域によって形成された第1のキャパシタと、前記ドー
プ領域によって形成されていて、前記第1のキャパシタ
を前記半導体基板の前記上面で第1の接点に電気的に接
続する第1の抵抗と、前記ドープ領域及び前記埋込み井
戸領域によって形成されていて、前記第1のキャパシタ
及び前記第1の抵抗に電気的に接続された第2のキャパ
シタと、前記深い井戸領域及び前記接点領域によって形
成されていて、前記第2のキャパシタを前記半導体基板
の前記上面で第2の接点に電気的に接続する第2の抵抗
と、前記埋込み井戸領域及び前記第1の井戸領域によっ
て形成されていて、前記第2の抵抗及び前記第2のキャ
パシタを前記半導体基板に電気的に接続する第3とのキ
ャパシタとを含む方法。 (6) 第1項に記載の方法に於て、前記受動形素子が
抵抗である方法。
【0021】(7) この発明の実施例は、半導体基板
内に形成された隔離領域の上に配置されていて、基板雑
音から実質的に隔離されている受動形デバイスを製造す
る方法である。この方法は、上面を持つ半導体基板(図
4の501)を用意し、半導体基板内に第1の導電型を
持つ第1の井戸領域(図4の502)を形成し、第1の
井戸領域内で半導体基板の上面に隔離領域(図4の51
6)を形成し、この隔離領域は底部を持っていて半導体
基板の中に第1の距離だけ伸びており、第1の井戸領域
内に第1の導電型とは反対の第2の導電型を持つ埋込み
井戸領域(図4の504)を形成し、この埋込み領域は
半導体基板の上面から第2の距離だけ隔たっており、半
導体基板の上面に第1の井戸領域内で第2の導電型を持
つ接点領域(図4の506)を形成して、埋込み井戸領
域まで伸びて埋込み井戸領域と電気接続部を形成するよ
うにし、この接点領域が隔離領域から隔たるようにし、
半導体基板の上面で第1の井戸領域内に、埋込み井戸領
域と半導体基板の上面の間、隔離領域の底部と埋込み井
戸領域の間、及び隔離構造と接点領域の間で第1の導電
型を持つドープ領域(図4の514)を形成する工程を
含み、このドープ領域は、第1の導電型を持つ複数個の
ドーパントをドープ領域に打込むと共に、第2の導電型
を持つ複数個のドーパントをドープ領域に打込むことに
よって形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】フラッシュ・メモリを埋込むCMOSプロセス
の流れで製造される、途中まで製造されたデバイスの断
面図。
【図2】図3a−3b及び4に示すようなこの発明の方
法及び構造によって形成されるRC回路を示す回路図。
【図3】この発明の1実施例の方法を使って製造され
る、途中まで製造されたデバイスの断面図。
【図4】この発明の1実施例の方法を使って製造され
る、途中まで製造されたデバイスの断面図。
【符号の説明】
501 半導体基板 502 井戸領域 504 埋込み井戸領域 506 接点領域 514 ドープ領域 516 隔離領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バハー エス、ハラウン アメリカ合衆国 テキサス、アレン、 イ ーストン レーン 607 (72)発明者 ジャービス ビー、ジャコブス アメリカ合衆国 テキサス、リチャードソ ン、 バッキンガム ロード 540、ナン バー816 (72)発明者 ハロルド ディ、グッドパスター アメリカ合衆国 テキサス、リチャードソ ン、 バッキンガム ロード 430、ナン バー1637

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板内に形成された隔離領域の上
    に配置されていて、基板雑音から実質的に隔離されてい
    る受動形デバイスを製造する方法に於て、 上面を持つ半導体基板を用意し、 前記半導体基板内に第1の導電型の第1の井戸領域を形
    成し、 前記第1の井戸領域内で前記半導体基板の上面に隔離領
    域を形成し、前記隔離領域は底部を持っていて前記半導
    体基板の中に第1の距離だけ伸びており、 前記半導体基板の上面から第2の距離だけ隔たって、前
    記第1の井戸領域内に前記第1の導電型とは反対の第2
    の導電型の埋込み井戸領域を形成し、 前記半導体基板の上面に前記第1の井戸領域内で前記第
    2の導電型の接点領域を形成して、前記埋込み井戸領域
    まで伸びて、前記埋込み井戸領域と電気接続部を形成す
    るようにすると共に、前記接点領域が前記隔離領域から
    隔たるようにし、 前記半導体基板の上面で前記第1の井戸領域内に、前記
    埋込み井戸領域と前記半導体基板の上面の間、前記隔離
    領域の底部と前記埋込み井戸領域の間、並びに前記隔離
    構造と前記接点領域の間で前記第1の導電型のドープ領
    域を形成する工程を含み、前記ドープ領域は、前記第1
    の導電型の複数個のドーパントを前記ドープ領域に打込
    むと共に、前記第2の導電型を持つ複数個のドーパント
    を前記ドープ領域に打込むことによって形成される方
    法。
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