JP2001216605A - 情報リフレッシュ方法 - Google Patents

情報リフレッシュ方法

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JP2001216605A
JP2001216605A JP2000020845A JP2000020845A JP2001216605A JP 2001216605 A JP2001216605 A JP 2001216605A JP 2000020845 A JP2000020845 A JP 2000020845A JP 2000020845 A JP2000020845 A JP 2000020845A JP 2001216605 A JP2001216605 A JP 2001216605A
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拓也 渦巻
Kazumasa Shimoda
一正 下田
Hiroto Takeshita
弘人 竹下
Atsushi Tanaka
厚志 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶媒体のデータの消失を防止するためのデ
ータリフレッシュ方法、に関し、リフレッシュ対象デー
タを正確に且つ短時間で検出する。 【解決手段】 記憶媒体(6)と、ヘッド(4)と、リ
フレッシュ処理を行う制御ユニット(30)とを有す
る。リフレッシュ動作は、ヘッド(4)の出力により、
対象データの再生出力レベルを計測して、リフレッシュ
が必要なデータを抽出する。そして、前記リフレッシュ
が必要なデータを、前記ヘッド(4)により記憶媒体
(6)に再記録する。実データのレベルを観測するた
め、リフレッシュ対象データを正確に検出でき、参照領
域を必要としないため、記憶容量の減少を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶媒体の情報の
消失を防止するため、記憶媒体の情報を再記録する情報
リフレッシュ方法に関し、特に、リフレッシュが必要な
情報を検出して、その情報を再記録する情報リフレッシ
ュ方法に関する。
【0002】近年の磁気記録密度の向上は目覚ましいも
のがあり、例えば、コンピュータ等の記憶装置として、
利用されているハードディスク装置では、年々記録密度
が倍増している。この磁気記録においては、高密度な情
報を記録再生においても、記録再生特性(S/N)を向
上するため、媒体のデータ記録用膜の結晶粒サイズを小
さくなる傾向にある。
【0003】例えば、現状の記録密度は、1平方インチ
当たり10Gbitであるが、1平方インチ当たり30
Gbit程度の高密度になると、結晶粒サイズは極めて
小さくなる。このようにすると、磁気情報が熱的攪乱に
より、消失する、所謂熱揺らぎ磁化緩和が発生する。
【0004】特に、面内磁気記録方式では、磁化方向に
より、情報の「1」、「0」を示すため、磁化方向が変
化すると、記録データが消失する。この原因としては、
高密度になると、磁性体自体の反磁界が大きくなるため
や、磁性体の温度エネルギーによるもの等が指摘されて
いる。この熱揺らぎによるデータ消失を防止するために
は、データを再書き込みする、いわゆるリフレッシュ制
御が必要となる。
【0005】
【従来の技術】ハードディスク装置等では、磁気ディス
クの容量は、極めて大きい。このため、全ての情報を再
書き込みすることは、時間がかかる。このため、リフレ
ッシュ処理時間を短くしようという提案がある。即ち、
ディスクの情報の内、リフレッシュすべき情報を検出し
て、検出したデータをリフレッシュする方法である。こ
の方法として、従来、次の方法が提案されている。
【0006】(1) 通常のデータとは別に、記録媒体に参
照データを記録しておき、この参照データの再生レベル
の値により、対応するデータが、リフレッシュが必要か
を判断する方法である(例えば、特開平10ー2552
02号公報)。
【0007】(2) 記録データは、書き込みからの経過時
間とともに、劣化する。このため、記録後の経過時間を
計測して、リフレッシュするかを判定する。又、媒体の
温度変化を検出し、変化が大きい時は、リフレッシュす
る方法である(例えば、特開平10ー255209号公
報)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、次の問題があった。
【0009】(1) 第1の従来技術は、参照データの再生
レベルを検出するため、実際のデータの劣化を判定でき
ないという問題があった。即ち、記録パターンにより熱
揺らぎの現象が異なることが知られているが、参照デー
タの再生レベルの検出では、精度よくリフレッシュすべ
きデータを検出できない。
【0010】(2) 又、第1の従来技術では、参照データ
を記録する領域を記録媒体に設ける必要があり、記録エ
リアの無駄が生じるという問題もあった。
【0011】(3) 第2の従来技術は、各データの経過時
間を検出するため、比較的簡単に実現できるが、経過時
間は、データの劣化を間接的に示すものであるため、実
際にリフレッシュする必要のないデータも、リフレッシ
ュすべきと判断してしまう問題があった。即ち、リフレ
ッシュする必要のないデータを再記録するため、膨大な
無駄な処理が生じる可能性が大きい。
【0012】(4) 又、第2の従来技術では、温度測定に
より、リフレッシュすべきデータを更に絞ることも記載
されているが、温度も間接的に、データの劣化を示すも
のであり、やはり実際にリフレッシュする必要のないデ
ータも、リフレッシュすべきと判断するという問題があ
った。
【0013】(5) 更に、磁気ディスクの場合、サーボ情
報もデータ情報とともに、磁気記録されるため、同様
に、熱揺らぎにより、信号品質が低下する。しかし、サ
ーボ情報を再記録する際には、そのサーボ情報を読み取
ることができないため、位置決めできず、実質的にサー
ボ情報のリフレッシュが困難であるという問題があっ
た。
【0014】(6) 又、第1及び第2の従来技術の間接的
な検出方法では、サーボ情報の品質低下を検出すること
が困難であるという問題があった。
【0015】(7) 更に、リフレッシュが頻繁に必要な高
密度媒体では、リフレッシュによりアクセスが制限さ
れ、記憶媒体の性能を低下するという問題があった。
【0016】本発明の目的は、情報をリフレッシュすべ
きかどうかを正しく判定するための情報リフレッシュ方
法を提供するにある。
【0017】本発明の他の目的は、実際の情報から、リ
フレッシュすべき情報を検出するための情報リフレッシ
ュ方法を提供するにある。
【0018】本発明の更に他の目的は、記憶媒体の記憶
エリアの無駄を防止して、リフレッシュすべき情報を検
出するための情報リフレッシュ方法を提供するにある。
【0019】本発明の更に他の目的は、各記憶媒体毎の
特性に応じて、リフレッシュすべきデータを検出するた
めの情報リフレッシュ方法を提供するにある。
【0020】本発明の更に他の目的は、記憶装置自身
で、サーボ情報をリフレッシュする情報リフレッシュ方
法を提供するにある。
【0021】本発明の更に他の目的は、サーボ情報がリ
フレッシュすべきかを精度良く判定するための情報リフ
レッシュ方法を提供するにある。
【0022】本発明の更に他の目的は、リフレッシュし
ても、リードアクセスを制限することがない情報リフレ
ッシュ方法を提供するにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】この目的の達成のため、
本発明の情報リフレッシュ方法は、ヘッドの出力から、
前記記憶媒体の目的情報の再生出力レベルを測定し、リ
フレッシュが必要かどうかを判定するステップと、前記
リフレッシュが必要な情報を、前記ヘッドにより前記記
憶媒体に再記録するステップとを有する。
【0024】本発明の実施の態様では、対象情報の再生
出力レベルを監視することにより、直接的に、データの
劣化を検出するものである。このため、正確に情報がリ
フレッシュすべきか否かを検出でき、無駄なリフレッシ
ュを防止できる。又、直接検出するため、サーボ情報の
劣化も検出でき、しかも、記憶媒体に参照データエリア
を設ける必要がなく、記憶容量の減少を防止できる。
【0025】本発明の他の態様の情報リフレッシュ方法
は、前記判定ステップは、各データの書き込み時からの
経過時間を測定して、リフレッシュするべき候補データ
を検出するステップと、前記ヘッドの出力により、前記
候補データの再生出力レベルを計測して、リフレッシュ
が必要かを判断するステップとを有する。
【0026】この本発明の態様では、データの経過時間
からリフレッシュの候補データを選択し、選択された候
補データの再生出力レベルから、リフレッシュすべきデ
ータを選択するものである。但し、全データの再生出力
レベルをチェックすることは、手間と時間がかかる。こ
のため、比較的簡単な処理で済む、データの経過時間か
らリフレッシュの候補データを選択する方法を、再生出
力レベルのチェックの前に設けて、ある程度のふるい分
けをしておくものである。
【0027】このため、リフレッシュデータを精度良く
得るとともに、処理時間が長くなることも防止できる。
又、実際のデータをチェックしているため、記憶エリア
の無駄を防止できる。
【0028】本発明の他の態様の情報リフレッシュ方法
は、前記判断ステップは、前記ヘッドにより、前記候補
データの第1の出力レベルを計測するステップと、前記
記憶媒体に前記候補データを書き込み後、読みだして、
前記候補データの第2の出力レベルを計測するステップ
と、前記第1及び第2の出力レベルの比から、前記リフ
レッシュが必要かを判断するステップとを有する。
【0029】この態様では、データの再生出力レベルか
ら、データの劣化を検出するのに、読み出しレベルと、
再書き込み時の読み出しレベルとの比を用いて、相対的
なレベル変化をチェックしている。このため、ヘッド
や、記憶媒体の特性によらず、正確にレベル変化をチェ
ックすることができる。
【0030】本発明の別の情報リフレッシュ方法は、前
記判定ステップは、前記ヘッドが読みだしたサーボ情報
の内、比較的長い記録波長のサーボ情報の振幅と、比較
的短い波長のサーボ情報の振幅とから、リフレッシュが
必要かどうかを判断するステップからなる。
【0031】この態様では、サーボ情報をリフレッシュ
すべきかを判定するため、サーボ情報中の信号振幅の比
較を行う。即ち、記録波長により、時間経過につれた信
号振幅の低下程度が異なるため、信号振幅の比較によ
り、サーボ情報の信号劣化を検出する。このため、第1
に、ドライブ内でサーボ情報のリフレッシュが可能とな
る。第2に、サーボ情報を読みだすのみで、信号劣化を
検出でき、信号劣化の検出のため、サーボ情報の書き込
みプロセスを必要としない。このため、サーボ情報によ
る位置決めを犠牲にしないで、信号劣化を検出できる。
【0032】本発明の他の情報リフレッシュ方法は、前
記再記録するステップは、前記記憶媒体のサーボ情報
を、前記記憶媒体の他のサーボ情報により前記ヘッドを
位置決めしながら、再記録するステップからなる。
【0033】この態様では、サーボ情報の再記録では、
そのサーボ情報を読み込めないため、位置決めが不安定
となることを防止するため、他のサーボ情報で位置決め
するものである。これにより、サーボ情報を再記録中
に、位置決めが不安定となることを防止でき、ドライブ
自身でサーボ情報のリフレッシュが可能となる。
【0034】本発明の情報リフレッシュ方法は、前記リ
フレッシュが必要と判断されたデータと同時期に書き込
まれたデータを検出するステップと、前記検出されたデ
ータを、前記ヘッドにより前記記憶媒体に再記録するス
テップとを更に有する。
【0035】この態様では、同時期に書き込まれたデー
タは、チェックしなくても、データ消失の可能性が高い
として、リフレッシュするようにしている。このため、
リフレッシュのチェックに要する時間を大幅に短縮でき
る。
【0036】本発明の別の情報リフレッシュ方法は、記
憶媒体の情報の消失を防止するため、ヘッドにより、前
記記憶媒体の情報をリードした後、メモリに保存するス
テップと、前記ヘッドにより、記憶媒体に情報を再記録
するステップと、前記再記録中に、前記再記録中の情報
のリードアクセスが生じた時に、前記メモリの情報を前
記リードデータとして出力するステップとを有する。
【0037】この態様では、常時リフレッシュを行うこ
とを対象としている。このため、熱ゆらぎの発生し易い
高密度記録媒体でも、データの保護が可能となる。又、
再記録データは、メモリに保存しておくため、再記録中
に、リードアクセスがあっても、そのアクセスを待たせ
ることがない。即ち、常時リフレッシュしても、アクセ
ス性能を低下することが防止できる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、記録再生システ
ム、データリフレッシュ処理、他のデータリフレッシュ
処理、サーボリフレッシュ処理、常時リフレッシュ処理
に分けて、説明する。
【0039】・・記録再生システム・・ 図1は、本発明の一実施の態様の記録再生システムのブ
ロック図、図2は、そのドライブ装置の上面図、図3
は、そのドライブの断面図、図4は、そのリフレッシ動
作の説明図である。この例では、記録再生ドライブとし
て、ハードディスク装置を例にしてある。
【0040】図1に示すように、ホスト30と、ハード
ディスクドライブ10とが接続されている。ホスト30
は、例えば、パーソナルコンピュータで構成され、図4
で説明するリフレッシュ処理機能31を有する。尚、リ
フレッシュ処理の具体例は、後述する図6及び図7で詳
細に説明する。ハードディスクドライブ10は、周知の
ように、磁気ディスクに磁気ヘッドによりデータを読み
出し、書き込むものである。
【0041】ハードディスクドライブ10の構成を、図
2及び図3により説明する。図2及び図3に示すよう
に、磁気ディスク6は、基板(円板)に磁気記録層を設
けて構成される。磁気ディスク6は、2.5インチの大
きさであり、ドライブ内に、3枚設けられている。スピ
ンドルモータ5は、磁気ディスク6を支持し、且つ回転
する。磁気ヘッド4は、アクチュエータに設けられてい
る。アクチュエータは、回転型VCM(ボイスコイルモ
ータ)3と、アーム8と、フレクチャー(サスペンショ
ン)9を有する。フレクチャー9の先端に、磁気ヘッド
4が取り付けられている。
【0042】磁気ヘッド4は、磁気ディスク6のデータ
を読み取り、データを書き込む。ここでは、磁気ヘッド
4は、記録ヘッドと再生ヘッド(MRヘッド)とから構
成される。アクチュエータ3は、磁気ヘッド4を磁気デ
ィスク6の所望のトラックに位置付ける。アクチュエー
タ3及びスピンドルモータ5は、ドライブベース2に設
けられる。カバー1は、ドライブベース2を覆い、ドラ
イブ内部を外部から隔離する。プリント板7は、ドライ
ブベース2の下に設けられ、ドライブの制御回路を搭載
する。
【0043】図1に戻り、ハードディスクドライブ10
の制御回路を説明する。HDC(ハードディスクコント
ローラ)18は、ホストCPU30の各種コマンドの授
受、データの授受等のホストCPUとのインターフェー
ス制御及び磁気ディスク媒体上の記録再生フォーマット
を制御するための磁気ディスク装置内部の制御信号の発
生等を行う。バッファ17は、ホストCPUよりのライ
トデータの一時的な記憶及び磁気ディスク媒体よりのリ
ードデータの一時的な記憶に使用される。
【0044】MCU(マイクロコントローラ)19は、
マイクロプロセッサ(MPU)等で構成されている。M
CU(以下、MPUという)19は、HDC18とDS
P12と連動して、磁気ディスク装置の制御を行う。D
SP(デジタルシグナルプロセッサ)12は、磁気ヘッ
ドの位置決めのためのサーボ制御等を行う。即ち、DS
P12は、メモリに記憶されたプログラムを実行して、
サーボ復調回路16よりの位置信号の認識、VCM駆動
回路13のVCM制御電流の制御、SPM駆動回路14
の駆動電流の制御を行う。
【0045】VCM駆動回路13は、VCM(ボイスコ
イルモータ)3に駆動電流を流すためのパワーアンプで
構成される。SPM駆動回路14は、磁気ディスクを回
転するスピンドルモータ(SPM)5に駆動電流を流す
ためのパワーアンプで構成される。
【0046】リードチャネル15は、記録再生を行うた
めの回路である。リードチャネル15は、ホストCPU
よりのライトデータを磁気ディスク媒体6に記録するた
めの変調回路、パラレルシリアル変換回路、磁気ディス
ク媒体6よりデータを再生するための復調回路、シリア
ルパラレル変換回路等を有する。サーボ復調回路16
は、磁気ディスク媒体6に記録されたサーボパターンを
復調する回路であり、位置検出回路等を有する。
【0047】又、ドライブHDA内には、磁気ヘッド4
に記録電流を供給するライトアンプ21と、磁気ヘッド
4よりの再生電圧を増幅するプリアンプ20とを内蔵し
たヘッドICが設けられている。アナログ/デジタルコ
ンバータ(A/D)22は、プリアンプ20からの再生
出力をデジタル値に変換して、HDC18に出力する。
A/D22は、後述するリフレッシュ動作時に、再生出
力レベルを計測するために、使用される。
【0048】ホスト30のデータリフレッシュ処理機能
31を、図4により説明する。先ず、ホスト30は、リ
フレッシュすべき候補データを検出する。このため、ホ
スト30は、デイスクドライブ10の磁気ディスク6か
ら各データファイルの時間情報を読み出し、記録後の経
過時間を測定する。そして、経過時間が規定時間以上の
データファイルを、リフレッシュ候補として検出する。
【0049】次に、このリフレッシュ候補のデータの再
生出力レベルを計測する。同じデータを再書き込みし、
再生出力レベルを計測し、両再生出力レベルの比を算出
する。算出した比が、所定比以下であれば、リフレッシ
ュすべきデータとして、再記録を行う。更に、このリフ
レッシュデータと同時期に作成されたデータを検出し
て、それらのデータも再記録する。
【0050】このように、経過時間からリフレッシュ候
補を選択し、この選択された候補の再生出力レベルを計
測して、リフレッシュすべきデータを最終的に選択す
る。このため、最終的に、直接データの再生出力レベル
を計測しているため、正確にリフレッシュの必要なデー
タを選択できる。又、その前に、経過時間から粗い選択
をしているため、膨大な量のデータから、再生出力レベ
ルを計測するデータ数を少なくできる。これにより、処
理時間を短縮することができる。
【0051】更に、再生出力レベルの比から、出力レベ
ルの変化を判定しているため、記憶媒体、ヘッドの特性
に違いがあっても、正確に出力レベルの変化量を検出す
ることができ、正確にリフレッシュの必要なデータを選
択できる。
【0052】これにより、リフレッシュの必要なデータ
のみリフレッシュすることができ、処理時間を短縮でき
る。一般に、このようなリフレッシュ制御は、通常のリ
ード/ライトが行われない時間に、行われるため、処理
時間の短縮の効果は、通常のリード/ライト動作を待た
せないという利点を生じる。
【0053】ここでは、記録再生装置として、磁気ディ
スク装置を例に説明しているが、磁気テープ装置、磁気
カード装置や、光磁気記録装置等にも適用できる。即
ち、本発明の記憶媒体は、面内磁気記録媒体に限らず、
光磁気媒体等を指す。又、ヘッドは、磁気記録に限ら
ず、光記録等も含まれる。更に、記憶媒体は、ドライブ
内の固定媒体に限らず、交換可能な媒体であっても良
い。
【0054】同様に、リフレッシュ機能31をホスト3
0に設けているが、ドライブ10内の例えば、MCU1
9にかかるリフレッシュ機能31を設けても良い。これ
により、ドライブ自身で、リフレッシュが可能となる。
この場合、A/Dコンバータ22の出力は、MCU19
に直接入力し、且つMCU19にリフレッシュ処理機能
31が設けられる。更に、リフレッシュ機能31を、ホ
スト30とドライブ10で分担することもできる。
【0055】更に、リフレッシュするデータを、ユーザ
ーデータで示しているが、サーボデータ等の制御データ
を含む。
【0056】・・データリフレッシュ処理・・ 図5は、本発明の一実施の形態のファイル構造説明図、
図6は、本発明の一実施の形態のリフレッシュ処理フロ
ー図である。図6により、処理を説明する。
【0057】(S1)ホスト30は、OS起動後に、リ
フレッシュ処理をスタートする。
【0058】(S2)次に、ホスト30は、膨大なデー
タの各経過時間t1を計測する。そして、所定の制限時
間tslを越えたデータを検出する。即ち、ホスト30
は、ドライブ10に各ファイルの読み出しコマンドを発
行し、各ファイルのデータをドライブ10から受ける。
図5に示すように、各ファイルには、ファイルの作成日
時(記録時間)trと、ファイルの制限時間tslが格
納されている。
【0059】ホスト30は、現在の時間tfと、この作
成時間trと差を演算して、経過時間t1を求める。そ
して、この経過時間t1が制限時間tslより大きいか
を判定する。ファイル毎に、制限時間tslを設定して
いる理由は、後述する。経過時間t1が制限時間tsl
より大きくない場合に、そのファイルは、リフレッシュ
候補でないとして、次のファイルの処理に進む。一方、
経過時間t1が制限時間tslより大きい場合には、そ
のファイルは、リフレッシュ候補として抽出する。
【0060】(S3)ホスト30は、抽出されたリフレ
ッシュ候補のファイルについて、再生出力レベルのチェ
ックを行う。先ず、ホスト30は、そのファイルデータ
の再生出力を計測するため、ドライブ10に計測コマン
ドを発行する。これにより、ドライブ10は、ディスク
3のそのファイルデータをヘッド4で読み出し、A/D
コンバータ22を介し、HDC18から再生出力レベル
V1をホスト30に転送する。
【0061】(S4)次に、ホスト30は、そのファイ
ルデータの書き込み後の再生出力を計測するため、ドラ
イブ10にライトコマンドと計測コマンドを発行する。
これにより、ドライブ10では、ヘッド4が、ディスク
3のそのファイルデータを消去した後、同一のファイル
データを書き込み、読みだす。ヘッド4で読み出された
再生信号は、A/Dコンバータ22を介し、HDC18
から再生出力レベルV2として、ホスト30に転送され
る。
【0062】このファイルデータの書き込みは、ファイ
ルデータの一部で良い。例えば、1セター分である。
【0063】(S5)ホスト30は、出力比R1=V1
/V2を計算する。そして、出力比R1が、規定の出力
比Rs1より小さいかを判定する。
【0064】(S6)出力比R1が、規定の出力比Rs
1より小さい場合には、再生出力レベルV1が相対的に
小さくなっているため、そのファイルをリフレッシュ対
象と決定し、そのファイルを再記録する。又、ファイル
の作成日時も、現在時刻に更新する。この時、このファ
イルについては、ファイルデータの残りの全データ(前
述のステップS4で再記録したデータ以外のデータ)を
再記録すればよい。即ち、ホスト30は、ドライブ10
に、前記残りのデータを対象とするライトコマンドを発
行し、ドライブ10は、ヘッド4によりディスク3にそ
のデータを書き込む。
【0065】(S7)次に、処理ファイル数nが、n1
かを判定する。ここで、n1は、前述のステップS2に
より、抽出されたリフレッシュ候補のファイル数であ
る。処理ファイル数nが、n1でないと、処理ファイル
数nを「n+1」に更新して、ステップS3に戻る。処
理ファイル数nが、n1なら、リフレッシュ処理を終了
する。
【0066】(S8)一方、出力比R1が、規定の出力
比Rs1より小さくない場合には、再生出力レベルV1
が相対的に小さくない。従って、リフレッシュの必要は
ない。ここで、前述の制限時間tslを変更しないと、
何度も同一ファイルをリフレッシュ候補として選択して
しまう。これを防止するために、各ファイル毎に、制限
時間tslを設け、これを変更するものである。即ち、
ホスト30は、前述の出力比R1の大きさと経過時間t
1とから、次にリフレッシュチェックすべき制限時間t
slを予測する。そして、この予測した制限時間tsl
で、前述のファイルの制限時間を更新する。
【0067】更に、処理ファイル数nが、n1を越えて
いるかを判定する。処理ファイル数nが、n1を越えて
いないと、処理ファイル数nを「n+1」に更新して、
ステップS3に戻る。逆に、処理ファイル数nが、n1
を越えていると、リフレッシュ処理を終了する。
【0068】このように、経過時間からリフレッシュ候
補を選択し、この選択された候補の再生出力レベルを計
測して、リフレッシュすべきデータを最終的に選択す
る。このため、最終的に、再生出力レベルを計測してい
るため、正確にリフレッシュの必要なデータを選択でき
る。又、その前に、経過時間から粗い選択をしているた
め、膨大な量のデータから、再生出力レベルを計測する
データ数を少なくできる。これにより、処理時間を短縮
することができる。
【0069】更に、再生出力レベルの比から、出力レベ
ルの変化を判定しているため、記憶媒体、ヘッドの特性
に違いがあっても、正確に出力レベルの変化量を検出す
ることができ、正確にリフレッシュの必要なデータを選
択できる。これにより、リフレッシュの必要なデータの
みリフレッシュすることができ、処理時間を短縮でき
る。
【0070】又、ドライブのアクセスの前のOSの起動
後に実行することにより、ドライブのアクセス前に、デ
ータの保存が可能となる。
【0071】・・他のデータリフレッシュ処理・・ 図7は、本発明の他の実施の形態のリフレッシュ処理フ
ロー図である。
【0072】(S10)ホスト30は、OS起動後に、
リフレッシュ処理をスタートする。
【0073】(S11)次に、ホスト30は、膨大なデ
ータの各経過時間t1を計測する。そして、所定の制限
時間tslを越えたデータを検出する。即ち、ホスト3
0は、ドライブ10に各ファイルの読み出しコマンドを
発行し、各ファイルのデータをドライブ10から受け
る。ホスト30は、現在の時間tfと、この作成時間t
rと差を演算して、経過時間t1を求める。そして、こ
の経過時間t1が制限時間tslより大きいかを判定す
る。経過時間t1が制限時間tslより大きくない場合
に、そのファイルは、リフレッシュ候補でないとして、
次のファイルの処理に進む。一方、経過時間t1が制限
時間tslより大きい場合には、そのファイルは、リフ
レッシュ候補として抽出する。
【0074】(S12)ホスト30は、抽出されたリフ
レッシュ候補のファイルについて、再生出力レベルのチ
ェックを行う。先ず、ホスト30は、そのファイルデー
タの再生出力を計測するため、ドライブ10に計測コマ
ンドを発行する。これにより、ドライブ10は、ディス
ク3のそのファイルデータをヘッド4で読み出し、A/
Dコンバータ22を介し、HDC18から再生出力レベ
ルV1をホスト30に転送する。
【0075】(S13)次に、ホスト30は、そのファ
イルデータの書き込み後の再生出力を計測するため、ド
ライブ10にライトコマンドと計測コマンドを発行す
る。これにより、ドライブ10では、ヘッド4が、ディ
スク3のそのファイルデータを消去した後、同一のファ
イルデータを書き込み、読みだす。ヘッド4で読み出さ
れた再生信号は、A/Dコンバータ22を介し、HDC
18から再生出力レベルV2として、ホスト30に転送
される。このファイルデータの書き込みは、ファイルデ
ータの一部で良い。例えば、1セター分である。
【0076】(S14)ホスト30は、出力比R1=V
1/V2を計算する。そして、出力比R1が、規定の出
力比Rs1より小さいかを判定する。
【0077】(S15)出力比R1が、規定の出力比R
s1より小さい場合には、再生出力レベルV1が相対的
に小さくなっているため、そのファイルをリフレッシュ
対象とする。これとともに、このファイルと同時期に作
成されたファイルデータを検出する。即ち、この対象と
なるファイルの経過時間t1の前後ある範囲内(t1ー
tsl2<t<t1+tsl2)に経過時間tを有する
ファイルデータを検出する。
【0078】(S16)そして、リフレッシュ対象のフ
ァイルとこの同時期のファイルとを再記録する。この
時、リフレッシュ対象のファイルについては、そのファ
イルデータの残りの全データ(前述のステップS4で再
記録したデータ以外のデータ)を再記録する。又、ファ
イルのデータ作成日時を更新する。即ち、ホスト30
は、ドライブ10に、前記ファイルを対象とするライト
コマンドを発行し、ドライブ10は、ヘッド4によりデ
ィスク3にそのデータを書き込む。
【0079】(S17)次に、処理ファイル数nが、n
1かを判定する。ここで、n1は、前述のステップS1
1により、抽出されたリフレッシュ候補のファイル数で
ある。処理ファイル数nが、n1でないと、処理ファイ
ル数nを「n+1」に更新して、ステップS12に戻
る。処理ファイル数nが、n1なら、リフレッシュ処理
を終了する。
【0080】(S18)一方、出力比R1が、規定の出
力比Rs1より小さくない場合には、再生出力レベルV
1が相対的に小さくない。従って、リフレッシュの必要
はない。ここで、前述の制限時間tslを変更しない
と、何度も同一ファイルをリフレッシュ候補として選択
してしまう。これを防止するために、各ファイル毎に、
制限時間tslを設け、これを変更するものである。即
ち、ホスト30は、前述の出力比R1の大きさと経過時
間t1とから、次にリフレッシュチェックすべき制限時
間tslを予測する。そして、この予測した制限時間t
slで、前述のファイルの制限時間を更新する。
【0081】更に、処理ファイル数nが、n1を越えて
いるかを判定する。処理ファイル数nが、n1を越えて
いないと、処理ファイル数nを「n+1」に更新して、
ステップS12に戻る。逆に、処理ファイル数nが、n
1を越えていると、リフレッシュ処理を終了する。
【0082】この実施の形態は、図6のものに加え、リ
フレッシュの対象となるファイルと、同時期(ある範囲
を持つ)に作成されたファイルを検出して、これらも一
緒に再記録するものである。このため、より短時間でリ
フレッシュすることができる。
【0083】・・サーボリフレッシュ処理・・ サーボデータも、一般データと同様に、記録されている
ため、熱揺らぎにより、信号品質が低下する。このた
め、リフレッシュする必要がある。しかし、従来では、
一般的に、サーボ情報は、位置の基準となるため、絶対
位置を認識できるサーボトラックライタ(STW)によ
り、磁気ディスクに書き込まれ、ドライブで書き込みが
できない。即ち、リフレッシュができないと言われてい
た。ここでは、第1に、サーボ情報自体から信号劣化を
検出する方法と、第2に、サーボ情報の再記録中に、サ
ーボ情報により位置決め制御する方法を提示する。これ
により、ドライブ自身で、サーボ情報のリフレッシュが
可能となる。
【0084】図8は、本発明の一実施の形態のサーボパ
ターン説明図、図9は、本発明の一実施の形態のサーボ
リフレッシュ機能の説明図、図10は、記録波長の異な
る信号の再生出力の経時変化特性図、図11は、経過時
間毎の出力比の特性図である。
【0085】磁気ディスク4の各セクタには、図8に示
すような、サーボパターンが記録されている。サーボパ
ターンは、サーボマーク、トラック番号、4つのバース
トサーボ信号PosA、PosB、PosC、PosD
からなる。この内、サーボマークは、サーボパターンの
開始を示すものであり、サーボ情報中で、最長記録波長
の情報である。4つのバーストサーボ信号PosA、P
osB、PosC、PosDは、読み取り振幅により、
ヘッドのオフセット量を示すものであり、サーボ情報中
で、最短記録波長の情報である。
【0086】この実施の形態では、この波長の異なるサ
ーボ情報を用いて、サーボ情報の信号品質の低下を検出
するサーボリフレッシュ機能を有する。図9に示すサー
ボリフレッシュ機能は、図1では、MCU19に設けら
れている。
【0087】図9により、サーボリフレッシュ機能を説
明する。図9に示すように、MCU19は、予め定めた
所定のセクタのサーボ信号出力を計測する。ここでは、
A/D22からサーボ信号の内、最長記録波長の信号
(セクターマーク)の出力S1と、最短記録波長の信号
(バーストサーボ信号)の出力S2を計測する。そし
て、MCU19は、出力比R=S2/S1を算出する。
この出力比Rから再記録すべきかを判定する。この出力
比を用いた理由については、図10及び図11で後述す
る。再記録すると判断した場合には、サーボ信号を再記
録する。再記録すると判断しない場合には、この処理を
終了する。この場合、ディスク面に存在する全てのセク
タのサーボ情報を再記録する。全てのセクタのサーボ情
報を再記録するのは、データ情報と異なり、ディスク面
上に書き込まれたサーボ情報は、全て同時期に書き込ま
れたものであるため、劣化程度も同じと考えられるから
である。
【0088】次に、図10及び図11により、サーボ信
号の劣化判断に、最長記録波長の信号(セクターマー
ク)の出力S1と、最短記録波長の信号(バーストサー
ボ信号)の出力比を用いた理由について、説明する。図
10に示すように、経過時間とともに、信号の再生出力
は、減衰する。実線で示す最長記録波長の信号(600
nm)の減少率より、点線で示す最短記録波長の信号
(300nm)の減少率が大きいことが判る。これは、
隣接するビットからの反磁界の影響が、記録波長が短く
なる程、大きくなるためである。
【0089】図11は、経過時間毎の最長記録波長の信
号の出力S1と、最短記録波長の信号の出力との出力比
を示している。出力比も、時間とともに、減少している
ことが判る。従って、あるディスクドライブの出力比の
経時変化を調べておき、再記録の判定条件(判定レベ
ル)を決めておき、計測した出力比を判定レベルと比較
して、出力比が判定レベル以下となると、信号劣化と判
定する。
【0090】この方法は、出力の比をとっているため、
磁気ヘッドの再生感度の経時変化に影響されることな
く、劣化を正確に判定できる。又、信号劣化の判断に専
用の参照信号を設ける必要がない。
【0091】図12は、本発明の他の実施の形態のサー
ボリフレッシュ処理フロー図である。
【0092】(S20)MCU19は、起動後に、サー
ボリフレッシュ処理をスタートする。
【0093】(S21)次に、MCU19は、予め定め
た所定のセクタのサーボ信号出力を計測する。ここで
は、A/D22からサーボ信号の内、最長記録波長の信
号(セクターマーク)の出力S1と、最短記録波長の信
号(バーストサーボ信号)の出力S2を計測する。
【0094】(S22)そして、MCU19は、出力比
R=S2/S1を算出する。
【0095】(S23)そして、出力比R1が、規定の
出力比R0より小さいかを判定する。出力比R1が、規
定の出力比R0より小さくない場合には、リフレッシュ
の必要がないため、終了する。
【0096】(S24)出力比R1が、規定の出力比R
0より小さい場合には、再生出力レベルが相対的に小さ
くなっているため、サーボ情報をリフレッシュする。サ
ーボ情報は、全て同時期に作成されたため、全セクタの
サーボ情報を順次再記録する。この時、あるセクタのサ
ーボ情報を再記録する間は、そのセクタのサーボ情報を
用いた位置制御はできない。このため、あるセクタのサ
ーボ情報の再記録時に、前のセクタのサーボ情報(位置
信号)を保持しておき、保持したサーボ情報で、再記録
時の位置決めを行う。このようにすることにより、ドラ
イブ自身で、サーボ情報の書き込みが可能となる。即
ち、MCU19は、第nセクタの第kトラックのサーボ
信号を再書き込みする。
【0097】(S25)MCU19は、セクタ数nが、
最大セクタ数n1に到達したかを調べる。セクタ数n
が、最大セクタ数n1に到達していない時は、セクタ数
nを「n+1」に更新し、ステップS24に戻る。セク
タ数nが、最大セクタ数n1に到達した時は、トラック
数kが、最大トラック数k1に到達したかを調べる。ト
ラック数kが、最大トラック数k1に到達していない時
は、トラック数kを「k+1」に更新し、セクタ数nを
「1」にリセットし、ステップS24に戻る。トラック
数kが、最大トラック数k1に到達した時は、終了す
る。
【0098】このようにして、全セクタのサーボ信号を
リフレッシュする。このサーボ信号のリフレッシュ時間
は、長くなることが予想される。このため、再記録中
に、ユーザーアクセスが生じた場合には、サーボ情報の
再記録を一時休止し、アクセス完了後に、直ちにサーボ
情報の再記録を開始する。このようにすることにより、
サーボ情報のリフレッシュ中であっても、ユーザーは、
データのリード/ライトを行うことができる。
【0099】又、サーボ情報は、望ましくは、書き繋ぎ
のない孤立したビットの集合体で構成されている方が良
い。これは、リフレッシュ中のどの段階においても、サ
ーボ情報を完全な形で存在させることができる。逆に、
書き繋ぎがある場合には、1セクタ内の全てのサーボ情
報を再記録しない限り、記録前の記録後のサーボ情報に
不連続な部分が生じてしまい、その場所での位置決め精
度が低下する。即ち、1トラック幅のサーボ情報を、1
つのヘッドの1回の動作で記録すれば良い。
【0100】・・常時リフレッシュ処理・・ 高密度の記録媒体では、容易に熱ゆらぎが生じやすい。
このような媒体を用い場合には、常時(一定周期)で、
リフレッシュする必要がある。しかし、常時リフレッシ
ュすると、ユーザーのリード/ライトアクセスが待たさ
れるおそれがあり、性能低下をもたらす。この実施の態
様では、常時リフレッシュしても、リード/ライトアク
セスを待たせない方法を示す。
【0101】図13は、本発明の別の実施の態様のディ
スクドライブのブロック図であり、図中、図1で示した
ものと同一のものは、同一の記号で示してある。この実
施の形態では、磁気ディスク6の一平面(プラター)に
対し、2つ(複数)の磁気ヘッド4a、4bと、これを
駆動するVCM3a、3bを設けている。
【0102】これに応じて、リード回路15a、16
a、リード回路15b、16b及びDSP12a、12
bが設けられている。MCU19に、図14又は図15
に示す常時リフレッシュ処理機能32が設けられてい
る。この機能は、ヘッド4aを記録再生用に使用し、ヘ
ッド4bを再記録(リフレッシュ)用に使用する例(図
14)と、ヘッド4a、4bで、磁気ディスク面の領域
を分割して、担当する例(図15)とがある。
【0103】図14は、本発明の一態様の常時リフレッ
シュ処理フロー図である。
【0104】(S30)記録再生ヘッド制御は、装置起
動後に、起動され、ヘッド4aを制御する。先ず、記録
再生割り込み待ちとなる。
【0105】(S31)再生割り込みがあると、当該目
的トラックは、再記録中のトラックかを調べる。再記録
中のトラックでない場合には、そのまま再生する。即
ち、VCM3aを制御しても、目的トラックに位置決め
し、ヘッド4aにより、目的セクタのデータを再生し
て、ホストへ転送し、終了する。
【0106】再記録中のトラックである場合には、ヘッ
ド4aによる再生はできない。このため、後述するよう
に、ステップS34にRAMに一時保存されたデータを
読み出し、ホストに転送する。
【0107】(S32)記録割り込みがあると、当該目
的トラックは、再記録中のトラックかを調べる。再記録
中のトラックでない場合には、そのまま記録する。即
ち、VCM3aを制御しても、目的トラックに位置決め
し、ヘッド4aにより、目的セクタにデータを記録し
て、終了する。再記録中のトラックである場合には、ヘ
ッド4aによる記録はできない。このため、そのトラッ
クの再記録の終了まで待つ。その後、そのトラックにデ
ータを記録する。
【0108】(S33)再記録ヘッド制御は、装置起動
後に、起動され、ヘッド4bを制御する。先ず、その場
所(トラック)が、記録済かを、ディスク内周から調べ
る。記録済でない場合には、記録が行われていないた
め、次のトラックにスキップする。
【0109】(S34)記録済なら、ヘッド4bによ
り、そのトラックを再生し、一時的に、RAMにデータ
を保存する。
【0110】(S35)次に、同じトラックに、RAM
のデータを再記録する。そして、ステップS33に戻
る。
【0111】このように、磁気ディスクの一面に対し、
複数のヘッドを設け、片方を記録再生用、他方を再記録
用に使用するため、常時再記録しても、リード/ライト
アクセスを待たせることがない。又、再記録中の同一ト
ラックへのアクセスに対しては、再記録時に、データを
保存するため、リードアクセスが待たされることを防止
できる。
【0112】図15は、本発明の他の態様の常時リフレ
ッシュ処理フロー図である。
【0113】(S40)MCU19は、各磁気ヘッドを
記録再生ヘッド制御及びリフレッシュ制御する。ここで
は、磁気ディスクの一平面を3つのヘッドで領域分担す
る。即ち、磁気ヘッド1は、内周側を、磁気ヘッド2
は、中間を、磁気ヘッド3は外周側を担当する。各磁気
ヘッドの記録再生ヘッド制御は、装置起動後に、起動さ
れ、各ヘッドを制御する。先ず、記録再生割り込み待ち
となる。
【0114】(S41)再生割り込みがあると、当該目
的トラックは、再記録中のトラックかを調べる。再記録
中のトラックでない場合には、そのまま再生する。即
ち、VCM3aを制御しても、目的トラックに位置決め
し、そのヘッドにより、目的セクタのデータを再生し
て、ホストへ転送し、終了する。
【0115】再記録中のトラックである場合には、その
ヘッドによる再生はできない。このため、後述するよう
に、ステップS44でRAMに一時保存されたデータを
読み出し、ホストに転送する。
【0116】(S42)記録割り込みがあると、当該目
的トラックの磁気ヘッドXはどれかを調べ、当該該当す
る磁気ヘッドが再記録中かを調べる。再記録中でない場
合には、そのまま記録する。即ち、VCM3aを制御し
ても、目的トラックに位置決めし、ヘッドにより、目的
セクタにデータを記録して、終了する。当該ヘッドが再
記録中である場合には、そのヘッドの再記録の終了まで
待つ。その後、そのヘッドにより、目的トラックにデー
タを記録する。
【0117】(S43)再記録ヘッド制御も、装置起動
とともに、起動され、先ず、その場所(トラック)が、
記録済かを、ディスク内周から調べる。記録済でない場
合には、記録が行われていないため、次のトラックにス
キップする。
【0118】(S44)記録済なら、ヘッドにより、そ
のトラックを再生し、一時的に、RAMにデータを保存
する。
【0119】(S45)次に、同じトラックに、RAM
のデータを再記録する。そして、ステップS43に戻
る。
【0120】このように、磁気ディスクの一面に対し、
複数のヘッドを設け、領域を分担させ、記録再生と、再
記録とに使用するため、常時再記録しても、リード/ラ
イトアクセスを待たせる時間が小さくなる。又、再記録
中のヘッドへのアクセスに対しては、再記録を優先し、
再記録時に、データを保存するため、リードアクセスが
待たされることを防止できる。
【0121】このようなRAMへの再生データの保存の
思想は、磁気ディスクの一平面に、1つの磁気ヘッドを
設けたディスクドライブにおいて、記録再生と再記録と
の両方を行わせるものにも、適用できる。
【0122】図16は、本発明の別の実施の態様のサー
ボ信号のリフレッシュ処理フロー図である。
【0123】(S50)この実施の態様では、外部から
ドライブに電源投入されていない状態で、内蔵電源で動
作できる状態において、サーボ情報を順次リフレッシュ
する。即ち、装置が停止となると、サーボリフレッシュ
処理が起動する。
【0124】(S51)MCU19は、カウンタtの経
時を開始する。
【0125】(S52)MCU19は、カウンタTが、
所定間隔に定められた基準時間trを越えたかどうかを
判定する。越えてない時は、越えるまで待つ。
【0126】(S53)カウンタTが、基準時間trを
越えた時は、ヘッドにより、次のサーボ信号を再生し、
一時的に、RAMにデータを保存する。
【0127】(S54)次に、同じ場所に、RAMのデ
ータを再記録する。そして、ステップS51に戻る。
【0128】このように、外部電源がオフで、ユーザー
に使用されない時に、サーボリフレッシュを行うため、
ユーザーアクセスを待たせずに、サーボリフレッシュが
可能となる。尚、データリフレッシュは、外部電源のオ
ンの時に、行われる。このため、内部電源(例えば、バ
ッテリー)の容量が小さくても、サーボリフレッシュが
可能となる。
【0129】以上、本発明を実施の形態により説明した
が、本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、
これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0130】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。
【0131】(1) 実際のデータの再生出力レベルを監視
するため、直接的に、データの劣化を見ることができ、
正確にリフレッシュデータを検出できる。
【0132】(2) 更に、実際のデータの再生出力レベル
を参照するため、記憶エリアの無駄を防止できる。
【0133】(3) サーボ情報を、ドライブでリフレッシ
ュすることができる。
【0134】(4) 常時リフレッシュしても、ユーザーア
クセスを待たせることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の記録再生システムのブ
ロック図である。
【図2】図1のハードディスクドライブの上面図であ
る。
【図3】図1のハードディスクドライブの断面図であ
る。
【図4】図1のリフレッシュ動作の説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態のファイル構造の説明図
である。
【図6】本発明の一実施の形態のリフレッシュ処理フロ
ー図である。
【図7】本発明の他の実施の形態の他のリフレッシュ処
理フロー図である。
【図8】図1のディスクのサーボパターンの説明図であ
る。
【図9】図1のサーボリフレッシュ機能の説明図であ
る。
【図10】図9のリフレッシュ動作の波長による再生出
力変化特性図である。
【図11】図9のリフレッシュ動作の出力比の特性図で
ある。
【図12】本発明の一実施の形態のサーボリフレッシュ
処理フロー図である。
【図13】本発明の他の実施の形態の他のドライブのブ
ロック図である。
【図14】本発明の一実施の形態の常時リフレッシュ処
理フロー図である。
【図15】本発明の他の実施の形態の常時リフレッシュ
処理フロー図である。
【図16】本発明の一実施の形態のサーボ信号のリフレ
ッシュ処理フロー図である。
【符号の説明】
4 磁気ヘッド 6 磁気ディスク 10 ハードディスクドライブ 30 ホスト 31 リフレッシュ処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G11B 5/00 G11B 5/00 D (72)発明者 竹下 弘人 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 田中 厚志 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5D091 AA08 BB06 CC01 FF02 HH20 JJ30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶媒体の情報の消失を防止するため、
    ヘッドにより、前記記憶媒体の情報を再記録するための
    情報リフレッシュ方法において、 前記ヘッドの出力から、前記記憶媒体の目的情報の再生
    出力レベルを測定し、リフレッシュが必要かどうかを判
    定するステップと、 前記リフレッシュが必要な情報を、前記ヘッドにより前
    記記憶媒体に再記録するステップとを有することを特徴
    とする情報リフレッシュ方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の情報リフレッシュ方法におい
    て、 前記判定ステップは、 各データの書き込み時からの経過時間を測定して、リフ
    レッシュするべき候補データを検出するステップと、 前記ヘッドの出力により、前記候補データの再生出力レ
    ベルを計測して、リフレッシュが必要かを判断するステ
    ップとを有することを特徴とする情報リフレッシュ方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2の情報リフレッシュ方法におい
    て、 前記判断ステップは、 前記ヘッドにより、前記候補データの第1の出力レベル
    を計測するステップと、 前記記憶媒体に前記候補データを書き込み後、読みだし
    て、前記候補データの第2の出力レベルを計測するステ
    ップと、 前記第1及び第2の出力レベルの比から、前記リフレッ
    シュが必要かを判断するステップとを有することを特徴
    とする情報リフレッシュ方法。
  4. 【請求項4】 請求項1の情報リフレッシュ方法におい
    て、 前記判定ステップは、 前記ヘッドが読みだしたサーボ情報の内、比較的長い記
    録波長のサーボ情報の振幅と、比較的短い波長のサーボ
    情報の振幅とから、リフレッシュが必要かどうかを判断
    するステップからなることを特徴とする情報リフレッシ
    ュ方法。
  5. 【請求項5】 請求項1の情報リフレッシュ方法におい
    て、 前記再記録するステップは、 前記記憶媒体のサーボ情報を、前記記憶媒体の他のサー
    ボ情報により前記ヘッドを位置決めしながら、再記録す
    るステップからなることを特徴とする情報リフレッシュ
    方法。
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