JP2001216379A - 医療機関における経営支援システム及びその方法 - Google Patents

医療機関における経営支援システム及びその方法

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JP2001216379A JP2000023818A JP2000023818A JP2001216379A JP 2001216379 A JP2001216379 A JP 2001216379A JP 2000023818 A JP2000023818 A JP 2000023818A JP 2000023818 A JP2000023818 A JP 2000023818A JP 2001216379 A JP2001216379 A JP 2001216379A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明によれば、医療機関経営状況の分析
・把握を行う際に、他の医療機関の実績に関する情報を
利用することが出来るようにすることで、ベンチマーク
分析の手法を使ってより的確な分析を行うことができる
システムおよびその方法を提供することができる。 【解決手段】 各医療機関はレセプトコンピュータ1か
らインターネット回線2上のWWWサーバ3に医療機関
の実績情報をアップロードし、ベンチマーク分析を行う
ための比較条件をWWWサーバ3に設定する。WWWサ
ーバ3では、前記比較条件により、ベンチマーク分析を
行うことで他の医療機関の実績情報との比較情報を作成
して、当該要求を行った医療機関に提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、診療報酬明細書
(レセプト)に記載される前月1ヶ月間に患者に施した
処理や処方等の診療内容(以下、レセプト情報と称す
る)や,その他医療機関の実績に関する情報(レセプト
情報,退院サマリー,給与データ,損益計算データな
ど)を複数の医療機関から集め、特定の医療機関からの
要求に基づいて、他の医療機関との比較情報を作成し
て、要求を行なった医療機関に該比較情報を提供する医
療機関における経営支援システムに関する。
【従来の技術】病院、診療所、介護施設などの多くの医
療機関に於いてはレセプトコンピュータと呼ばれる事務
処理装置を導入し、医師が記入したカルテに基づいて診
療行為や病名のデータを該レセプトコンピュータに入力
し、記憶させておき、翌月に前月分の診療データを所定
の書式でまとめたレセプトを打ち出すのに利用してい
る。そして、医療機関は、レセプトを各都道府県単位の
社会保険診療報酬支払基金に提出し、精算を受け、社会
保険診療報酬支払基金は、レセプトを取りまとめ、政府
管掌や組合管掌、共済会等の保険者毎に振り分けて、各
保険者毎に医療費の請求を行なうようなしくみになって
いる。
【発明が解決しようとする課題】病院、診療所、介護施
設などの医療機関の経営において当該医療機関の経営者
が取り組むべき課題としては、医療の質や運営効率の向
上及び維持、財務状況の安定化が挙げられる。医療の質
としては、高レベルで且つ同一品質の治療の実現(EB
M:Evidence Based Medicine "科学的根拠に基づく医
療")や最新技術を用いた診断の提供があり、運営効率
としては、高レベルで一貫した医療サービスと患者の満
足度の向上や運営コストの削減などがあり、財務状況と
しては、収入の最大化とコストの最小化及び資金調達方
法などがある。そして、健全な医療機関の運営には、こ
れらの課題に対して、迅速かつ、具体的なアクションを
おこす必要性がある。アクションをおこすためには、ま
ず現状の経営状況を分析し、問題を見極めて、目標を設
定する必要がある。医療機関における問題点を的確に見
極めるためには、他の医療機関との比較が有効と思われ
るが、医療機関の実績に関する情報(レセプト情報,退
院サマリー,給与データ,損益計算データなど)は、秘
密情報であるため、他の医療機関の実績に関する情報と
の比較をすることはできなかった。本発明は、このよう
な事情に鑑みなされたものであり、医療機関の経営状況
の分析・把握を行う際に、他の医療機関の実績に関する
情報を利用することが出来るようにすることで、ベンチ
マーク分析の手法を使って、より的確な分析を行うこと
ができるシステムおよびその方法を提供することを目的
とする。
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る医療機
関における経営支援システムは、ネットワーク(インタ
ーネット回線2)に接続された複数の医療機関コンピュ
ータ(レセプトコンピュータ1)から該医療機関の実績
情報(レセプト情報,退院サマリー,給与データ,損益
計算データなど)を収集して、前記医療機関の実績情報
に基づいてベンチマーク分析を行う比較処理コンピュー
タ(WWWサーバ3、RDBMS4)からなる医療機関
における経営支援システムにおいて、前記医療機関コン
ピュータは、医療機関のレセプト情報,退院サマリー,
給与データ,損益計算データなどの医療機関の実績情報
を前記比較処理コンピュータに送信する実績情報送信手
段(モデム17)と、前記送信した実績情報と他の医療
機関の実績情報との比較条件を設定する比較条件設定手
段(比較要求処理部13e)と、前記比較条件による比
較情報の作成を前記比較処理コンピュータに指示する指
示手段(比較要求処理部13e)と、前記比較処理コン
ピュータから入手した比較情報を表示する表示手段(表
示装置14)を備え、前記比較処理コンピュータは、前
記複数の医療機関の実績情報を受信する実績受信手段
(モデム37)と、受信した医療機関の実績情報を蓄積
する実績情報蓄積手段(RDBMS4)と、前記医療機
関コンピュータからの比較条件に基づいて比較対象とな
る他の医療機関の実績情報との比較情報を作成する比較
情報作成手段(比較処理部33e)と、前記比較情報を
医療機関コンピュータに送信する比較情報送信手段(モ
デム37)と備えたことを特徴とする。第2の発明に係
る医療機関における経営支援システムは、第1の発明の
医療機関における経営支援システムにおいて、前記医療
機関コンピュータの比較条件設定手段は、少なくとも医
療機関全体,診療科別などの比較を行なう実績情報の適
用範囲と、再入院率,収益率,平均在院日数などの比較
を行なう実績情報の比較項目とを設定するものであり、
前記比較処理コンピュータの比較情報作成手段は、前記
設定された適用範囲と比較項目に基づいて実績情報を比
較することでベンチマーク分析を行うものであることを
特徴とする。第3の発明に係る医療機関における経営支
援システムは、第1の発明の医療機関における経営支援
システムにおいて、前記比較処理コンピュータは、実績
情報を蓄積した医療機関の規模などの医療機関固有情報
を記憶する医療機関固有情報記憶手段(RDBMS4)
と、前記医療機関固有情報が近似する医療機関を比較対
象として抽出する比較対象抽出手段(比較対象抽出部3
3f)を更に備えたことを特徴とする。第4の発明に係
る医療機関における経営支援方法は、ネットワークに接
続された複数の医療機関コンピュータから該医療機関の
実績情報を収集し、前記医療機関の実績情報に基づいて
ベンチマーク分析を行う医療機関における経営支援シス
テムの経営支援を行う方法において、前記医療機関コン
ピュータから医療機関のレセプト情報,退院サマリー,
給与データ,損益計算データなどの医療機関の実績情報
を前記比較処理コンピュータに送信する手順(S63
2)と、前記比較処理コンピュータにおいて前記医療機
関の実績情報を受信し蓄積する手順(S82)と、前記
医療機関コンピュータから前記送信した実績情報と他の
医療機関の実績情報との比較条件を前記比較処理コンピ
ュータに設定する手順(S6336)と、前記医療機関
コンピュータからの比較条件に基づいて他の医療機関の
実績情報との比較情報を作成し医療機関コンピュータに
送信する手順(S839)と、前記比較処理コンピュー
タから受信した比較情報を表示する手順(S6337)
とからなることを特徴とする。第5の発明に係る医療機
関における経営支援方法は、第4の発明に係る医療機関
における経営支援方法において、前記医療機関の実績情
報を前記比較処理コンピュータに送信する手順に先だっ
て前記比較処理コンピュータの認証を行う手順(S63
0)とを更に含むことを特徴とする。第6の発明に係る
医療機関における経営支援方法は、第4の発明に係る医
療機関における経営支援方法において、前記比較条件を
前記比較処理コンピュータに設定する手順は、少なくと
も医療機関全体,診療科別などの比較を行なう実績情報
の適用範囲と再入院率,収益率,平均在院日数などの比
較を行なう実績情報の比較項目とを設定する手順を含
み、前記比較情報を作成し医療機関コンピュータに送信
する手順は、前記設定された適用範囲と比較項目に基づ
いて実績情報を比較することでベンチマーク分析を行う
手順を含むことを特徴とする。第7の発明に係る医療機
関における経営支援システムに用いられる医療機関コン
ピュータは、ネットワークに接続された比較処理コンピ
ュータに医療機関の実績情報を収集して、前記実績情報
をベンチマーク分析して医療機関コンピュータに提供す
る医療機関における経営支援システムに用いられる医療
機関コンピュータにおいて、前記医療機関コンピュータ
は、医療機関のレセプト情報,退院サマリー,給与デー
タ,損益計算データなどの医療機関の実績情報を前記比
較処理コンピュータに送信する実績情報送信手段と、前
記送信した実績情報のベンチマーク分析を指示する指示
手段(比較要求処理部13e)と、前記ベンチマーク分
析を行う際の比較条件を設定する比較条件設定手段(比
較要求処理部13e)と、前記ベンチマーク分析による
比較情報を表示する表示手段とを備えたことを特徴とす
る。第8の発明に係る医療機関における経営支援システ
ムに用いられる比較処理コンピュータは、ネットワーク
に接続された医療機関コンピュータから医療機関の実績
情報を収集し、前記実績情報をベンチマーク分析して医
療機関コンピュータに提供する医療機関における経営支
援システムに用いられる比較処理コンピュータにおい
て、前記比較処理コンピュータは、医療機関のレセプト
情報,退院サマリー,給与データ,損益計算データなど
の医療機関の実績情報を受信する実績受信手段と、受信
した医療機関の実績情報を蓄積する実績情報蓄積手段
と、前記医療機関コンピュータからのベンチマーク分析
の比較条件に基づいて、前記医療機関の実績情報と他の
医療機関の実績情報との比較情報を作成する比較情報作
成手段と、前記比較情報を前記医療機関コンピュータに
送信する比較情報送信手段とを備えたことを特徴とす
る。上記第1の発明乃至第6の発明によれば、他の医療
機関の実績に関する情報を利用して、ベンチマーク分析
の手法により医療機関の経営状況の分析・把握を行うこ
とができるので、より的確な分析を行うことができるシ
ステム及び方法とすることができる。又、第2の発明及
び第6の発明によれば、上記第1の発明又は第4の発明
において更に実績情報をベンチマーク分析する際の比較
条件として実績情報の適用範囲(医療機関全体や科別な
ど)と比較項目(再入院率,収益率,平均在院日数な
ど)を細かく設定することができるので、様々な比較を
行なうことができ、他の医療機関に対して劣っている箇
所,問題のある箇所を明確にすることができるシステム
及び方法を提供することができる。又、第3の発明によ
れば、上記第1の発明において更に比較対象に適する医
療機関を自動的に抽出することができるシステムを提供
することができる。又、第5の発明によれば、上記第4
の発明において認証を行うことで、医療機関がこのシス
テムへ当該医療機関の実績に関する情報を安心して公開
できるように、セキュリティの確保を行うことができる
方法を提供することができる。上記第7の発明又は第8
の発明によれば、他の医療機関の実績に関する情報を利
用して、ベンチマーク分析の手法により医療機関の経営
状況の分析・把握を行うことができる医療機関における
経営支援システムに用いられる医療機関コンピュータ又
は比較処理コンピュータとすることができる。
【発明の実施の形態】以下、この発明の一形態を図1乃
至図20に基づいて説明する。図21は、この発明の医
療機関における経営支援システムが適用される医療機関
経営改善の継続的マネージメントサイクルの概念図を示
している。図にあるように、医療機関の改善サイクル
は、先ず病院、診療所、介護施設などの医療機関の実績
に関する情報(レセプト情報,退院サマリー,給与デー
タ,損益計算データなど)を蓄積し(1)、そのデータ
をベンチマーク分析により分析し(2)、目標を設定し
(3)、行動計画を立て(4)、実行する(5)。そし
て、またデータを蓄積して(1)、そのデータを分析し
(2)→(3)→(4)→(5)というサイクルを繰り
返すことで、医療機関の改善を図るのである。本発明の
医療機関における経営支援システムは、この医療機関の
改善サイクルを支援するものであり、特に、病院、診療
所、介護施設などの医療機関で蓄積した実績に関する情
報の分析を行うものである。本発明システムでは、この
分析にベンチマーク分析している。ベンチマーク分析と
は、合理的、効率的経営改革手法であり、組織が改善活
動を行う際に、世界で最も優れた方法(プロセス)を実
行している組織からその実践方法(プラクティス)を学
び、自組織に適した形で導入して大きな改善に結び付け
るためのプロセスであり、このプロセスは、激動する外
部環境に適応し、成功していくためにかかせないマネジ
メントプロセスである。この発明の医療機関における経
営支援システムのシステム構成を図1に示す。本実施例
では、ネットワークとしてインターネットを使用した構
成を示している。1はレセプトコンピュータを示し、1
a、1b、1c、…は、病院A、B、C、…の各々に設
置されたレセプトコンピュータを示している。該レセプ
トコンピュータ1にはWWW(world wide web)ブラウ
ザがインストールされており、インターネット回線2を
介して、WWWサーバ3に接続されている。3は医療機
関における経営支援サービスを行なうWWWサーバで、
該WWWサーバ3上には、HTML(hyper text marku
p language)形式またはXML(extensible markup la
nguage)形式で作成された医療機関における経営支援サ
ービスを行なうホームページと、該ホームページに連動
して、リレーショナル・データベースシステム(relati
onal database management system、以下RDBMSと
称する)4へのデータの登録、登録されたデータの検索
及び読み出したデータに基づいて複数の医療機関の間で
の比較情報の作成などの経営支援サービスを実行する経
営支援プログラムがストアされている。WWWサーバ3
とレセプトコンピュータ1間の通信プロトコルにはHT
TP(hypertext transfer protocol)が用いられてい
る。RDBMS4には、レセプトコンピュータ1からW
WWサーバ3に送られるデータ(レセプトデータ(レセ
プト情報)、医療機関の固有情報(病院名、病床数な
ど、詳細は後述する)、等々)が前記経営支援プログラ
ムの制御により所定の形式でRDBMS4に記憶され
る。RDBMS4はWWWサーバ3と一体構成であって
もよいが、別構成となる場合は、本実施例の如く通信線
5を介して接続される。6は、通信相手の身元を証明
し、通信元のなりすましを防止するための電子証明書1
00(公開鍵証明書)を発行する認証局サーバであり、
インターネット回線2に接続されて、前記病院A、B、
C、…の各々に設置されたレセプトコンピュータ1,1
a,1b,1c,…とWWWサーバ3からの電子証明書
100の発行要求により、電子証明書100a,100
b,100c,100d…100×と個人確認番号(pe
rsonal identification number、以下PINと称する)
101,101a,101b,101c,101d…1
01×と秘密鍵102,102a,102b,102
c,102d…102×と、公開鍵103,103a,
103b,103c,103d…103×を発行する。
このような構成により、医療機関における経営支援シス
テムのセキュリティを強化することができる。即ち、医
療機関における経営支援システムのサービスを受けるた
めに会員となった医療機関が、経営支援サービスを受け
るために、WWWサーバ3にレセプト情報等の実績情報
をインターネット回線2を介してアップロードする際や
医療機関間の比較情報を入手する際などにおいて、第三
者のなりすましによるデータの漏洩や不正入手を防止
し、データの受け渡しを安全に行うことが可能となる。
図2は病院、診療所、介護施設などの医療機関に配され
たレセプトコンピュータ1の構成を示す図であり、11
はハードディスク装置などの外部記憶装置、12は電子
証明書100,PIN101,秘密鍵102並びに通信
プログラムやレセプト処理プログラムなどの各種プログ
ラムや各種診療データを一時記憶するためのメモリ、1
3はメモリ12のプログラムを実行して各種動作を制御
する制御装置(CPU)、14はCRTやLCDなどの
表示装置、15はデータの入力を受け付けるためのキー
ボード、16はレセプトを印刷発行するためのプリン
タ、17はインターネット回線2を介して、WWWサー
バ3との間で通信を行うためのモデムであり、これらは
バス18によって相互に接続されている。外部記憶装置
11はファイル形式で大量のデータを記憶しており、患
者のID番号,氏名,住所,保険種別,保険者番号,性
別などの患者固有の情報である患者固有データ11a
と、患者毎の診療科別,処方,処置や検査などの患者が
受けた診療内容およびそれに対応する保険点数データを
主治医師情報と共に月別にまとめた診療データ11b
と、患者別の病名データ11cと、前記データ11a,
11b及び11cより作られた患者毎且つ月毎のレセプ
トデータ11dと、退院サマリー(患者毎の入院時から
退院時までの情報)11eと、前記患者のID番号に対
応した番号であって、WWWサーバ6に送信されるデー
タに付加される送信用ID番号との対応付けを管理する
管理テーブル11fと、経理用コンピュータからロード
された賃金データや損益計算データ等の経理データ11
gを記憶している。この送信用ID番号は、WWWサー
バ6に公開したID番号から病院Aのレセプトコンピュ
ータ1aに記憶された患者のレセプトデータにたどり着
けないように付けられる番号である。メモリ12は、認
証局サーバ6から受け取った自局1aを証明する電子証
明書100a及び前記電子証明書100aを暗号化する
ための秘密鍵102a及び受け取った自局1aのPIN
101aを記憶する自局の認証情報記憶部12aと、W
WWサーバ3から受け取った電子証明書100dとWW
Wサーバ3のPIN101dと前記電子証明書100d
を復号するために認証局サーバ6から受け取った公開鍵
103dを記憶する通信先の認証情報記憶部12bと、
経営支援サービスを受ける際の登録番号とID番号を記
憶する記憶部12cを備える。処理装置13は、認証局
サーバ6に自局1aの電子証明書100の発行を要求
し、WWWサーバ3に電子証明書100dの提出を要求
するための認証要求部13aと、前記認証局サーバ6か
ら受け取った秘密鍵102aに基づいて自局の電子証明
書100aを暗号化し、前記認証局サーバ6から受け取
った公開鍵103dに基づいて前記WWWサーバ3の電
子証明書100dを復号するための暗号化/復号化部1
3cと、復号された電子証明書100dの正当性を確認
する検証部13bと、WWWサーバ3の間で通信を行う
通信処理部13dと、WWWサーバ3にベンチマーク分
析による医療機関間比較のサービスを要求すると共にベ
ンチマーク分析の比較条件を設定する比較要求処理部1
3eを備える。 図3は、認証局サーバ6から発行される電子証明書10
0のフォーマットを示した図である。図において、電子
証明書100は、該認証局サーバ6のホスト名及び認証
局サーバ6の位置を示すアドレスの他、被証明先のコン
ピュータのユーザ名(医療機関名又はWWWサーバ
名)、ユーザのPIN101、電子証明書の有効期限等
の情報が記載されている。図4はWWWサーバ3の構成
を示す図であり、32は、電子証明書100とPIN1
01と秘密鍵102並びに通信プログラムや経営支援プ
ログラムなどの各種プログラムやこの経営支援サービス
に参加するユーザのパスワードを管理する管理テーブル
情報を記憶するためのメモリ、33はメモリ32のプロ
グラムを実行して装置の動作を制御する制御装置(CP
U)、34はCRTやLCDなどの表示装置、35はデ
ータの入力を受け付けるためのキーボード、36はプリ
ンタ、37はインターネット回線2を介して、病院A,
B,C…側のコンピュータ1a,1b,1c…との間で
通信を行うためのモデムであり、これらはバス38によ
って相互に接続されている。RDBMS4は、通信線5
を介してWWWサーバ3のI/F39に接続されてお
り、病院側1a,1b,1c…から送られてくるデータ
をファイル形式で大量のデータが記憶されている。メモ
リ32は、自局の電子証明書100dとPIN101d
と秘密鍵102dを記憶するメモリ32aと、インター
ネット2を介して接続される他局(レセプトコンピュー
タ1)の電子証明書100×とPIN101×と公開鍵
103×とを記憶するメモリ32bと、パスワード(Pa
sswd)と登録番号及びID番号等の医療機関の情報とを
対応付けて管理する管理テーブル32cを備える。処理
装置33は、認証局サーバ6に自局3の電子証明書10
0dの発行を要求し、被認証側のコンピュータ(例え
ば、病院Aのコンピュータ1a)に電子証明書100a
の提出を要求するための認証要求部33aと、前記認証
局サーバ6から受け取った秘密鍵102dに基づいて自
局の電子証明書100dを暗号化し、前記認証局サーバ
6から受け取った公開鍵103aに基づいて被認証側コ
ンピュータ1aの電子証明書100aを復号するための
暗号化/復号化部33cと、復号された電子証明書10
0aの正当性を確認する検証部33bと、病院側のコン
ピュータ1a,1b,1c,…と通信を行う通信処理部
33dと、医療機関側の比較要求に基づいてベンチマー
ク分析に基づいて他の医療機関との比較を行なう比較処
理部33eと、RDBMS4に記憶された比較を行なう
医療機関の医療機関の固有情報に基づいて当該医療機関
固有情報が近似する医療機関を比較対象として抽出する
比較対象抽出部33fを備える。 RDBMS4には、医療機関側のコンピュータ1a,1
b,1c…から送られてくる医療機関の実績情報や医療
機関固有情報などのデータをファイル形式で大量のデー
タが記憶されており、医療機関側の比較要求に基づい
て、比較処理部33dの制御のもと呼び出される。図5
は、認証局サーバ6の内部構成を示すブロック図であ
る。認証局サーバ6は、秘密鍵102と公開鍵103を
作成する鍵作成部61と、前記公開鍵103に対するP
IN101を作成するPIN作成部62と、電子証明書
100を作成する証明書作成部63と、前記作成した電
子証明書100と秘密鍵102と公開鍵103とPIN
101とを対応付けて記憶する記憶部と、これら電子証
明書100や公開鍵103をインターネット2を介して
送信するモデム65とから構成される。図6はレセプト
コンピュータ1で行われる業務処理フローを示してい
る。ステップ61(以下、ステップをSと略記する。図
面においても同じ)は、診療データ入力処理を示してお
り、患者の保険証やカルテなどからレセプト発行に必要
なデータを入力する処理である。尚、この入力は、患者
の所持する診療カードや電子カルテシステムからデータ
を取り込む構成であってもよい。S62は診療データの
集計処理であり、レセプト発行の際に使用される他、経
営分析に利用するために診療科別、保険別、ドクター
(主治医師)別などで、受付患者数、実日数、平均点、
保険点数、負担額、自費、入金額などの集計を行う処理
である。S63はWWWサーバ3上の経営支援サービス
のホームページにアクセスして、他の医療機関とさまざ
まな比較を行うための処理を示しており、医療機関間比
較処理S63には、通信相手(WWWサーバ3)の間で
認証を行う認証処理S630と、WWWサーバ3にアク
セスして経営支援サービスの申し込みや医療機関の規模
(病床数など)などの医療機関固有の情報の登録・変更
などを行う登録・変更処理S631と、レセプトデータ
11dをWWWサーバ3へアップロードするためのデー
タアップロード処理S632と、WWWサーバ3から他
の医療機関との比較結果データを得るための医療機関間
比較処理S633がある。S64は自局の電子証明書の
発行を受けるための電子証明書取得処理であり、認証局
サーバ6に対して電子証明書の発行を要求する処理S6
41と、認証局サーバ6から送られてきた証明書を記憶
する処理S642がある。図7は、認証局サーバ6の証
明書発行処理を示したフローチャートである。尚、他の
レセプトコンピュータ1×やWWWサーバ3が電子証明
書を取得する際にも同様に処理が行われる。レセプトコ
ンピュータ1aから認証局サーバ6に電子証明書100
の発行要求が行われると(S641)、認証局サーバ6
では、レセプトコンピュータ1aのPIN101aをP
IN作成部62により作成し(S71)、鍵作成部61
により公開鍵103aと秘密鍵102aを作成する(S
72)。次に、前記PINを用いて電子証明書100a
を証明書作成部63により作成し(S73)、作成した
PIN101aと公開鍵103aと秘密鍵102aと証
明書100aとを記憶部64に記憶させる(S74)。
そして、モデム65,インターネット2を経由して、レ
セプトコンピュータ1aのPIN101aに作成したP
IN101aと秘密鍵102aと証明書100aを送付
する(S75)。尚、フロッピーディスクやスマートメ
ディアなどの記録媒体を用いて郵送する方法もあり、特
に秘密鍵は、インターネット上での情報漏れを防止する
ために郵送することが望ましい。レセプトコンピュータ
1aでは、受信したPIN101aと秘密鍵102aと
電子証明書100aを自局の認証情報記憶部12aに記
憶する(S642)。図8は、医療機関における経営支
援システムにおけるWWWサーバ3側の処理フローを示
している。S80は、医療機関側のレセプトコンピュー
タ1との間で認証を行う認証処理を示しており、レセプ
トコンピュータ1から医療機関間比較による経営支援サ
ービスのサービス要求がなされた際に実行される。S8
1は、各医療機関からの新規登録の申し込みや、既登録
情報の変更を行なう登録・変更処理であり、S82は各
医療機関のレセプトコンピュータ1からアップロードさ
れるレセプトデータの処理であり、S83は各医療機関
からの要求に基づいて医療機関間比較により経営支援サ
ービスを行なう医療機関間比較処理を示している。次
に、レセプトコンピュータ1とWWWサーバ3との間で
行なわれる認証処理について説明する。病院Aのレセプ
トコンピュータ1aから経営支援サービスを利用する際
には、先ずWWWサーバ3にアクセスして、WWWサー
バ3との間で、身元の確認が行なわれる。図9は、S6
30のレセプトコンピュータ1の認証処理の詳細フロー
チャートを示しており、図10は、S80のWWWサー
バ3の認証処理の詳細フローチャートを示している。病
院Aのオペレータがレセプトコンピュータ1aのWWW
ブラウザを使用してWWWサーバ33上の経営支援サー
ビスのホームページにアクセスすると(S6301)、
WWWサーバ3側ではそれを検出して(S801)、通
信元(レセプトコンピュータ1a)にWWWサーバ3の
PIN101dと暗号化した電子証明書100dを送付
する(S802)。レセプトコンピュータ1aは、PI
N101dと電子証明書100dを受信すると(S63
02)、認証サーバ6に対して、前記受信したPIN1
01dを送付して、電子証明書100dを復号するため
の公開鍵103dの要求する(S6303)。認証サー
バ6は、PIN101dに対応付けられた公開鍵103
dを記憶部64から取り出し、レセプトコンピュータ1
aに送付する。レセプトコンピュータ1aは、入手した
公開鍵103dによりWWWサーバ3の電子証明書10
0dを復号して、復号結果が正常であるか否かを判断す
ることで、WWWサーバ3の認証を行う(S630
4)。WWWサーバ3の証明書100dが正当であれば
(S6305)、WWWサーバ3に対して、自局のPI
N101aと暗号化した電子証明書100aを送付し
(S6306)、証明書100dが不当であれば、処理
を中断する。WWWサーバ3では、通信元(レセプトコ
ンピュータ1a)からPIN101aと暗号化した電子
証明書100aを受信すると(S803)、認証サーバ
6に前記PIN101aを送付して、証明書100aを
復号するための公開鍵103aの送付を要求する(S8
04)。認証サーバ6より入手した公開鍵103dによ
り電子証明書100aを復号して、電子証明書を検証す
る(S805)。電子証明書100aが正当であれば
(S806)、医療機関比較処理へ移行し、電子証明書
が不当であれば、中断メッセージを通信元(レセプトコ
ンピュータ1a)に返す(S807)。レセプトコンピ
ュータ1aは、前記中断メッセージを受け取った場合を
除き、医療機関比較処理へ移行する(S6307)。W
WWサーバ3の認証をパスすることで、経営支援サービ
スを受けることができるようになる。図11は医療機関
比較処理における登録・変更処理S631の詳細フロー
チャートを示している。WWWサーバ3上の経営支援サ
ービスのホームページ上で、新規会員登録又は登録情報
の変更をクリックにより選択すると、WWWサーバ3か
らHTML形式の登録・変更画面が読み出され、レセプ
トコンピュータ1a上に開かれる(S631)。ここ
で、新規登録を選択すると、更に、新規登録画面が開か
れ、ここにパスワード(Passwd)及び医療機関の固有情
報(医療機関種別(病院、診療所、介護施設など)、名
称、住所、規模(病床数)、診療科(内科、外科、循環
器科、産婦人科、眼科、救急、臓器移植など)、職員数
(医者、看護婦、技師、事務員、薬剤師、、助産婦、ヘ
ルパーなど)、看護体系、地区人口(診療圏人口)、高
額医療機器の導入状況(CT、MRIなど)、経営理念
など)を選択乃至直接テキスト入力し(S6311)、
データの登録をクリック操作により選択すると、前記登
録情報は、TXT(テキスト)形式のデータに変換さ
れ、WWWサーバ3に送信される。WWWサーバ3で
は、新規登録情報を受信すると、HTML形式の登録メ
ッセージ画面をレセプトコンピュータ1aに送信し、該
登録メッセージ画面がレセプトコンピュータ1aに表示
される(S6312)。又、受信した登録番号とID番
号は記憶部12cに記憶される(S6313)。前記レ
セプトコンピュータ1aから送信された登録情報は、W
WWサーバ3の医療機関における経営支援システムプロ
グラムの制御を受けてRDBMS4に新規な医療機関の
固有情報として登録される。S631で登録番号、ID
番号、パスワードを入力し、既存の登録情報の変更又は
削除を選択すると、WWWサーバ3上で、ID番号とパ
スワードが判定される(S6314又はS6317)。
OKの場合で、且つ、既存の登録情報の変更の場合は、
現在の登録情報がRDBMS4から読み出され、HTL
M形式のファイルに編集された後、レセプトコンピュー
タ1aに送信される。病院Aのオペレータが表示された
登録情報の中で所望の箇所を訂正した上で、表示画面上
から登録指示を行なうと(S6315)、該訂正された
登録情報が、WWWサーバ3に送信され、WWWサーバ
3は、修正メッセージ画面をレセプトコンピュータ1a
に送信し、該修正メッセージ画面はレセプトコンピュー
タ1a上に表示される(S6316)。そして、WWW
サーバ3上の医療機関における経営支援システムプログ
ラムの制御を受けてWWWサーバ3に送信された訂正登
録情報はRDBMS4上の現在の登録情報と置き換えら
れる。他方S6317でOKの場合は、現在の登録情報
がRDBMS4から読み出され、HTML形式のファイ
ルが作成されて、レセプトコンピュータ1aに送信さ
れ、該コンピュータ1a上に表示される(S631
8)。オペレータが表示画面上から登録情報の削除を指
示すると、WWWサーバ3は、削除指示を受信して、削
除の確認メッセージ画面がレセプトコンピュータ1aに
送信され、該コンピュータ1a上に表示される。レセプ
トコンピュータ1aからの削除確認の指示をWWWサー
バ3が受け取ると(S6319)、医療機関における経
営支援システムプログラムの制御によりRDBMS4か
ら病院Aの現在の登録情報が削除されて、その旨のメッ
セージが表示される(S63110)。尚、S631
4、S6317で、NGになった場合は、エラーメッセ
ージがレセプトコンピュータ1aに表示される(S63
111)。図12はデータアップロード処理S632の
詳細フローチャートを示している。経営支援サービスの
ホームページから、データアップロード処理を選択する
と、データアップロード画面がWWWサーバ3からレセ
プトコンピュータ1aに送信され、表示される(S63
2)。WWWサーバ3はレセプトコンピュータ1aから
送られたID番号とパスワード(passwd)を比較し(S
6321)、合っている場合は、WWWサーバ3からア
ップロードデータの入力画面をレセプトコンピュータ1
a上に開き(S6322)、他方違っている場合はエラ
ーメッセージ画面をレセプトコンピュータ1aに開く
(S6323)。オペレータは、この入力画面にアップ
ロードするレセプトデータの年月と、当該年月のレセプ
トデータを入力する。このレセプトデータの入力は、キ
ー入力で行なうこともできるが、前もってレセプトコン
ピュータ1aにインストールされた送信用レセプトデー
タ作成プログラムを使って、レセプトデータ11dを所
定フォーマット(TXT形式のデータであって、WWW
サーバがデータを解釈できるフォーマット)のデータに
変換した上で、貼り付け操作などで入力画面上に入力す
る構成であってもよい。そして、入力画面上からアップ
ロードを選択すると(S6322)、レセプトコンピュ
ータ1aから所定のフォーマットのレセプトデータがW
WWサーバ3に転送される(S6324)。WWWサー
バ3はデータの受信が終了すると、終了メッセージ画面
をレセプトコンピュータ1aに送信し、レセプトコンピ
ュータ1aは、そのメッセージを表示する(S632
5)。WWWサーバ3は受信したデータを病院Aの○年
×月度のレセプトデータとして、RDBMS4に登録す
る。尚、レセプトデータのアップロードはE−MAILを使
ってWWWサーバ3に送信する構成であってもよい。
又、前記所定フォーマットへの変換は、WWWサーバ3
側で行なってもよく、この場合には、レセプトコンピュ
ータ1aに、レセプトデータをファイルとしてE−MAIL
を使って送信する機能があればよく、レセプトコンピュ
ータ1aに前記送信用レセプトデータ作成プログラムを
インストールする必要はない。WWWサーバ3側では、
病院Aのレセプトコンピュータ1aの形式情報に基づい
て、送信されたレセプトデータを所定フォーマットに変
換してRDBMS4に蓄積する。図13は、S633の
各医療機関のレセプトコンピュータ1から行う医療機関
間比較処理の詳細フローチャートを示し、図14は、S
83のWWWサーバ3で行なわれる医療機関間比較処理
の詳細フローチャートを示している。経営支援サービス
のホームページから、医療機関間比較処理を選択する
と、医療機関間比較画面がWWWサーバ3からレセプト
コンピュータ1aに送信され、表示される(S63
3)。WWWサーバ3はレセプトコンピュータ1aから
送られたID番号とパスワード(passwd)を比較・検証
し(S831)、合っている場合は、医療機関間比較の
画面をレセプトコンピュータ1aに送信し(S83
2)、S6332へ移行する(S6331)。他方、違
っている場合はエラーメッセージがレセプトコンピュー
タ1aに送信され(S8310)、表示される(S63
33)。S6332では、比較対象となる医療機関を自
動的に選択するか/手動で選択するか/他の医療機関と
の比較を行なわず自己の医療機関内のみの比較(月別、
年別等)を行うかの選択を行なう。自動選択が選択され
た場合には、WWWサーバ3は経営支援プログラムによ
り病院Aの固有情報(医療機関種別、病床数、診療科、
地区人口など)を読み出し、病院Aの固有情報と近似す
る固有情報が登録されている医療機関をRDBMS4か
ら検索し、該当する医療機関を比較対象として相応しい
医療機関として選択し(S835)、リストアップ画面
を作成して、レセプトコンピュータ1aに送信する(S
836)、レセプトコンピュータ1aは受信したリスト
を表示する。(S6334)。このときのリストアップ
画面には、他の医療機関との近似度(固有情報の比較情
報)が合わせて表示される。他方、手動選択を行う場合
は(S6332)、比較対象となる医療機関の検索条件
を入力する画面が、WWWサーバ3からレセプトコンピ
ュータ1aに表示され、オペレータが所望の検索条件
(医療機関種別、固有情報、名称(病院名など)、特定
医療行為指定病院、成績情報(財務状況優良病院、運営
効率優良病院など))等を入力することで(S633
5)、WWWサーバ3はその条件に合った医療機関をR
DBMS4から検索し(S834)、リストアップ画面
を作成して、レセプトコンピュータ1aに送信する(S
836)。レセプトコンピュータ1aは受信したリスト
を表示する(S6334)。尚、他の医療機関との比較
を行なわずに、自己の医療機関内のデータのみでベンチ
マーク分析を行うことを選択した場合には、分析条件の
設定処理S837へ処理が移る。オペレータが表示され
た医療機関リストから所望の医療機関を1乃至複数選択
し(自己の医療機関内のデータのみの分析の場合は選択
の他の医療機関を選択する必要はない)、且つ、分析メ
ニューの選択(経営指標時系列分析、経営指標ベンチマ
ーク分析、科別ベンチマーク分析など)、適用範囲の選
択(医療機関全体、診療科別、ICD(International
Classification of Diseases "国際疾病分類")別、手
術別、医師別、年齢別、性別等)、比較期間(○年○月
度、○年度など)および比較項目(再入院率、収益率、
平均在院日数、病床利用率、100床換算やレセプト1
枚あたりの診療行為別点数比較、外来患者季節変動状
況,死亡率,患者紹介率,新患者率,初来院率,室料差
額,入院患者の年齢プロフィール比較(年齢階層構成
比,平均年齢等),高額医療機器稼動数(CT,MRI
等の設置台数と稼動回数等),一般病棟平均在院日数と
病床利用率,入院・外来患者比,入院収入(患者1人1
日あたり等),一般病棟在院日数別プロフィール比較,
付加価値比較など)、表示方法(表、グラフ(棒グラ
ム、円グラフ、折れ線グラフなど))等を設定した上
で、WWWサーバ3に医療機関間の比較処理の実行を指
示すると(S6336、S837)、WWWサーバ3
は、医療機関間比較処理の実行指示を受けて設定された
条件で病院Aと選択された医療機関の実績情報をRDB
MS4から読み出し、ベンチマーク分析を行い(S83
8)、HTML形式の比較情報(比較表やグラフなど)
を作成し、レセプトコンピュータ1aに送信し(S83
9)、レセプトコンピュータ1aはこの比較情報を表示
する(S6337)。従って、病院Aでは、表示された
比較情報を見ることで医療機関間比較を行なうことがで
き、医療機関の経営状況を分析し、医療機関の問題点を
把握することができることとなる。図15は、S838
のベンチマーク分析の詳細フローチャートを示してい
る。S8381はS6336で病院Aのレセプトコンピ
ュータ1aで設定されるベンチマーク分析の分析条件の
設定処理を示している。ベンチマーク分析の比較項目と
しては、図に示したように、医療の質の改善に関するも
のとして、再入院率、死亡率、院内感染率等があり、収
入とコストの改善に関するものとして、トータルコス
ト、材料費,人件費、収益率などがあり、運営効率の改
善に関するものとして、入院日数、手術前日数、生産
性、スタッフ比率,病床利用率などがある。S8382
は、ベンチマーク分析処理を示している。図は、大まか
な範囲での比較から小さな範囲での比較を行っていくこ
とで、他の医療機関よりも劣っている箇所がより明確に
できること示している。S1は、医療機関全体の分析を
示しており、この分析により医療機関の置かれているポ
ジションを大まかに把握する。S2は診療科別毎の分析
を示しており、この分析により医療機関に対する貢献度
を科別に把握することができる。S3はICD別の分析
を示しており、この分析により疾病毎に分析しの医療機
関の特性を把握することができる。S4は手術別の分析
を示しており、この分析により病名と手術を対比してそ
の技術を把握することができる。S5は医師別の分析を
示しており、この分析により、医者のパフォーマンスを
把握し院内のベストプラクティス(あるべき姿)を知る
ことができる。このようなベンチマーク分析を行うこと
で、医療機関の課題が明確になるので、分析結果をもと
にベストプラクティスを探求し、ベストプラクティスを
ベースに具体的な目標を設定する。そして、ベストプラ
クティスを実現するために行動計画を策定し、実行す
る。そして、達成のレベルを把握するために、ベンチマ
ークの把握を行い、継続的にこのサイクルを繰り返して
いくことで、ベストプラクティスへ近づき、その取組み
への姿勢が維持されるのである。図16は平均在院日数
と病床利用率の比較情報の表示画面例を示しており、A
病院と選択されたB、C、D、E、F、GおよびH病院
のデータを比較することができる。図17は患者一人一
日あたりの入院収入の比較情報の表示画面例を示してお
り、A病院と選択されたB、C、D、E、F、Gおよび
H病院と全国平均のデータを比較することができる。図
18は内科におけるレセプト1枚あたりに対する診療行
為別料(診察料、投薬料、注射料、処置料、手術料、検
査料、画像診断料など)の比較情報の表示画面例を示し
ており、A病院と選択されたB、C、D、E、F、Gお
よびH病院のデータを比較してみることができる。図1
9は在院日数別プロフィールの比較情報の表示画面例を
示しており、A病院と選択されたB、C、D、E、F、
GおよびH病院のデータを比較してみることができる。
この他にも、いろいろな観点からの比較情報を作成する
ことで、同じような規模の医療機関の運営効率や財務状
況などを比較することできるので、当該医療機関が抱え
る問題を明らかにすることができ、経営情報として有効
に活用することができる。又、財務状況や運営効率の比
較だけでなく、疾病別の原価や医療の質(死亡率、再入
院率、感染症率など)などについても他の医療機関との
間で比較を行なうことも可能である。又、上記実施例で
は、レセプトデータのみで比較を行なうように構成して
いるが、退院サマリー(患者毎の入院時から退院時まで
の情報)、職員の給与データ、損益計算データをWWW
サーバ3にアップロードすることで、この情報に基づい
た他の医療機関との比較を行なうこともできるように構
成できる。又、WWWサーバ3へのアップロード及び比
較情報表示用のコンピュータを別に設けて、該アップロ
ード用コンピュータにレセプトコンピュータ1やその他
の事務処理用コンピュータ(例えば、給与計算などを行
なう経理用コンピュータなど)を接続して、該コンピュ
ータからレセプトデータ,給与データなどの医療機関の
実績情報を収集し、(送信用データを作成した上で、)
WWWサーバ3にアップロードする構成とすることも可
能である。又、上記実施例では、レセプトコンピュータ
1やWWWサーバ3の認証をデータのアップロード処理
や医療機関比較処理に先だって行っているが、これに限
らず、データを送信する毎に行うようにしてもよい。ま
た、上記実施例では、PIN番号により認証をおこなっ
ているが、指紋や声紋などのバイオメトリクスによる個
人レベルでの認証を行うように構成することも可能であ
る。また、上記実施例では、PIN101に基づいて公
開鍵103を認証局サーバ6から入手し、電子証明書1
00を復号することで認証を行うように構成している
が、PIN101として指紋、網膜、掌紋、虹彩、サイ
ン・署名・筆跡、声紋、などの個人に特有な生体特徴デ
ータを利用するバイオメトリクス技術を利用することも
できる。これによれば、本システムの利用者を個人レベ
ルで認証することができるので、不正使用される可能性
を極めて小さくすることができる。この場合、バイオメ
トリクス個人識別を行うために、レセプトコンピュータ
1に利用者の指紋などを入力するために入力センサを用
意しておき、且つ、認証サーバ6に、PIN101とし
て指紋などの生体特徴データを記憶するように構成す
る。そして、本システムによりWWWサーバ3から比較
処理データを入手する際には、利用者がレセプトコンピ
ュータ1の入力センサより自己の生体特徴データを入力
して、当該生体特徴データを電子証明書100と共にW
WWサーバ3に送信し、WWWサーバ3は当該生体特徴
データに基づいて対応する公開鍵103を認証局サーバ
6より受け取り、公開鍵103により電子証明書100
を復号することで認証を行うことができる。
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、医療機関の経営状況の分析・把握を行う際に、他の
医療機関の実績に関する情報を利用することが出来るよ
うにすることで、ベンチマーク分析の手法を使ってより
的確な分析を行うことができるシステムおよびその方法
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の医療機関における経営支援システム
のシステム構成を示した図である。
【図2】レセプトコンピュータ1の構成を示す図であ
る。
【図3】認証局サーバ6から発行される電子証明書のフ
ォーマットを示した図である。
【図4】WWWサーバ3の構成を示す図である。
【図5】認証局サーバ6の内部構成を示すブロック図で
ある。
【図6】レセプトコンピュータ1で行われる業務処理フ
ローを示した図である。
【図7】認証局サーバ6の証明書発行処理を示したフロ
ーチャートである。
【図8】医療機関における経営支援システムにおけるW
WWサーバ3側の処理フローを示した図である。
【図9】S630のレセプトコンピュータ1の認証処理
の詳細フローチャートである。
【図10】S80のWWWサーバ3の認証処理の詳細フ
ローチャートである。
【図11】医療機関比較処理における登録・変更処理S
631の詳細フローチャートである。
【図12】データアップロード処理S632の詳細フロ
ーチャートである。
【図13】S633の各医療機関からの要求に基づいて
医療機関間比較を行なう医療機関間比較処理の詳細フロ
ーチャートである。
【図14】S83のWWWサーバ3で行なわれる医療機
関間比較処理の詳細フローチャートである。
【図15】S838のベンチマーク分析の詳細フローチ
ャートである。
【図16】平均在院日数と病床利用率の比較情報の表示
画面例を示した図である。
【図17】患者一人一日あたりの入院収入の比較情報の
表示画面例を示した図である。
【図18】レセプト1枚あたりに対する診療行為別料
(診察料、投薬料、注射料、処置料、手術料、検査料、
画像診断料など)の比較情報の表示画面例を示した図で
ある。
【図19】在院日数別プロフィールの比較情報の表示画
面例を示した図である。
【図20】医療機関経営改善の継続的マネージメントサ
イクルの概念図である。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c レセプトコンピュータ 2 インターネット回線 3 WWWサーバ 4 RDBMS 5 通信線 6 認証局サーバ 11 外部記憶装置 12 メモリ 13 制御装置 14 表示装置 15 キーボード 16 プリンタ 17 モデム 18 バス 100 電子証明書 101 PIN 102 秘密鍵 103 公開鍵
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 AA05 BB41 CC00 CC03 CC31 DD01 DD05 EE00 EE02 EE05 EE09 EE10 FF02 FF03 FF04 FF07 GG02 GG04 GG09 GG10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークに接続された複数の医療機関
    コンピュータから該医療機関の実績情報を収集して、前
    記医療機関の実績情報に基づいてベンチマーク分析を行
    う比較処理コンピュータとからなる医療機関における経
    営支援システムにおいて、 前記医療機関コンピュータは、医療機関のレセプト情
    報,退院サマリー,給与データ,損益計算データなどの
    医療機関の実績情報を前記比較処理コンピュータに送信
    する実績情報送信手段と、前記送信した実績情報と他の
    医療機関の実績情報との比較条件を設定する比較条件設
    定手段と、前記比較条件による比較情報の作成を前記比
    較処理コンピュータに指示する指示手段と、前記比較処
    理コンピュータから入手した比較情報を表示する表示手
    段を備え、 前記比較処理コンピュータは、前記複数の医療機関の実
    績情報を受信する実績受信手段と、受信した医療機関の
    実績情報を蓄積する実績情報蓄積手段と、前記医療機関
    コンピュータからの比較条件に基づいて比較対象となる
    他の医療機関の実績情報との比較情報を作成する比較情
    報作成手段と、前記比較情報を医療機関コンピュータに
    送信する比較情報送信手段と備えたことを特徴とする医
    療機関における経営支援システム。
  2. 【請求項2】前記医療機関コンピュータの比較条件設定
    手段は、少なくとも医療機関全体,診療科別などの比較
    を行なう実績情報の適用範囲と、再入院率,収益率,平
    均在院日数などの比較を行なう実績情報の比較項目とを
    設定するものであり、 前記比較処理コンピュータの比較情報作成手段は、前記
    設定された適用範囲と比較項目に基づいて実績情報を比
    較することでベンチマーク分析を行うものであることを
    特徴とする請求項1記載の医療機関における経営支援シ
    ステム。
  3. 【請求項3】前記比較処理コンピュータは、実績情報を
    蓄積した医療機関の規模などの医療機関固有情報を記憶
    する医療機関固有情報記憶手段と、前記医療機関固有情
    報が近似する医療機関を比較対象として抽出する比較対
    象抽出手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載
    の医療機関における経営支援システム。
  4. 【請求項4】ネットワークに接続された複数の医療機関
    コンピュータから該医療機関の実績情報を収集し、前記
    医療機関の実績情報に基づいてベンチマーク分析を行う
    医療機関における経営支援方法において、 前記医療機関コンピュータから医療機関のレセプト情
    報,退院サマリー,給与データ,損益計算データなどの
    医療機関の実績情報を前記比較処理コンピュータに送信
    する手順と、 前記比較処理コンピュータにおいて前記医療機関の実績
    情報を受信し蓄積する手順と、 前記医療機関コンピュータから前記送信した実績情報を
    ベンチマーク分析するための比較条件を前記比較処理コ
    ンピュータに設定する手順と、 前記医療機関コンピュータからの比較条件に基づいて他
    の医療機関の実績情報との比較情報を作成し医療機関コ
    ンピュータに送信する手順と、 前記比較処理コンピュータから受信した比較情報を表示
    する手順とからなることを特徴とする医療機関における
    経営支援方法。
  5. 【請求項5】前記医療機関の実績情報を前記比較処理コ
    ンピュータに送信する手順に先だって前記比較処理コン
    ピュータの認証を行う手順とを更に含むことを特徴とす
    る請求項4記載の医療機関における経営支援方法。
  6. 【請求項6】前記比較条件を前記比較処理コンピュータ
    に設定する手順は、少なくとも医療機関全体,診療科別
    などの比較を行なう実績情報の適用範囲と再入院率,収
    益率,平均在院日数などの比較を行なう実績情報の比較
    項目とを設定する手順を含み、 前記比較情報を作成し医療機関コンピュータに送信する
    手順は、前記設定された適用範囲と比較項目に基づいて
    実績情報を比較することでベンチマーク分析を行う手順
    を含むことを特徴とする請求項4記載の経営支援を行う
    方法。
  7. 【請求項7】ネットワークに接続された比較処理コンピ
    ュータに医療機関の実績情報を収集して、前記実績情報
    をベンチマーク分析して医療機関コンピュータに提供す
    る医療機関における経営支援システムに用いられる医療
    機関コンピュータにおいて、 前記医療機関コンピュータは、医療機関のレセプト情
    報,退院サマリー,給与データ,損益計算データなどの
    医療機関の実績情報を前記比較処理コンピュータに送信
    する実績情報送信手段と、 前記送信した実績情報のベンチマーク分析を指示する指
    示手段と、 前記ベンチマーク分析を行う際の比較条件を設定する比
    較条件設定手段と、 前記ベンチマーク分析による比較情報を表示する表示手
    段とを備えたことを特徴とする医療機関における経営支
    援システムに用いられる医療機関コンピュータ。
  8. 【請求項8】ネットワークに接続された医療機関コンピ
    ュータから医療機関の実績情報を収集し、前記実績情報
    をベンチマーク分析して医療機関コンピュータに提供す
    る医療機関における経営支援システムに用いられる比較
    処理コンピュータにおいて、 前記比較処理コンピュータは、医療機関のレセプト情
    報,退院サマリー,給与データ,損益計算データなどの
    医療機関の実績情報を受信する実績受信手段と、 受信した医療機関の実績情報を蓄積する実績情報蓄積手
    段と、 前記医療機関コンピュータからのベンチマーク分析の比
    較条件に基づいて、前記医療機関の実績情報と他の医療
    機関の実績情報との比較情報を作成する比較情報作成手
    段と、 前記比較情報を前記医療機関コンピュータに送信する比
    較情報送信手段とを備えたことを特徴とする医療機関に
    おける経営支援システムに用いられる比較処理コンピュ
    ータ。
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