JP2001216101A - データ出力装置 - Google Patents

データ出力装置

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JP2001216101A
JP2001216101A JP2000021949A JP2000021949A JP2001216101A JP 2001216101 A JP2001216101 A JP 2001216101A JP 2000021949 A JP2000021949 A JP 2000021949A JP 2000021949 A JP2000021949 A JP 2000021949A JP 2001216101 A JP2001216101 A JP 2001216101A
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person
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JP2000021949A
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Takanori Masui
隆徳 益井
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パスワードを親展データの送信者と親展者で
交換する必要のないデータ出力装置を提供する。 【解決手段】 データ出力装置100はホストコンピュ
ータ112等から親展データを受信すると、その親展デ
ータの宛先である親展者(親展者コンピュータ114)
に対して通知データたる電子メールを送信する。親展者
は親展者コンピュータ114からパスワード及び出力制
御パラメータをデータ出力装置100に返信する。デー
タ出力装置100では、それらのデータを親展データに
対応づけてハードディスク105に記憶する。その後、
親展者が操作表示部107からパスワードを入力する
と、そのパスワードがハードディスク105に記憶され
ているものと一致するか否かを判断し、一致する場合に
はプリンタ部106から印刷出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ出力装置に関
し、特に親展データを受信して該親展データを親展者以
外の者に知られないように印刷や表示等できるネットワ
ークプリンタ等のデータ出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット等のネットワーク上に設
けられたホストコンピュータや画像処理装置等から印刷
データを受信し、これを印刷出力するネットワークプリ
ンタが普及している。このネットワークプリンタは、1
台のデータ出力装置(プリンタ)を複数のユーザで共有
できるという利点があるが、受信した印刷データは即座
に印刷出力されるため、秘密性の高い印刷ジョブであっ
ても、ユーザが出力結果を取りに行くまでの間に第三者
が出力結果を見ることができてしまうという問題があっ
た。
【0003】この問題を解決するため、特開平8−83
153号公報に係るプリンタ制御システムでは、親展デ
ータ(親展ジョブ)に対してパスワードを設定し、受信
した親展データはその操作パネル等からパスワードを入
力されるまでプリンタにおいて出力待機するようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来技術では、親展データの送信者が親展者と異なる場
合、親展データの送信者は親展者に対して別途パスワー
ドを通知しておく必要があるため、親展データの送信者
に煩わしい思いをさせるという問題がある。
【0005】また、従来技術では、親展データの送信者
が設定した出力制御パラメータ(例えば両面印刷指定や
ステープル指定等)を親展者が変更することができなか
ったため、親展データの送信者の設定した出力制御パラ
メータが親展者が要求するものと異なる場合、親展者の
希望とは異なる形式で出力されてしまうという問題もあ
った。
【0006】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あって、その目的は、パスワードを親展データの送信者
と親展者で交換する必要のないデータ出力装置を提供す
ることにある。さらに、他の目的は、親展者が親展ジョ
ブの出力制御パラメータを設定して所望の形式で親展デ
ータを出力することができるデータ出力装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の発明に係るデータ出力装置は、親展者特定デ
ータを含む親展データを受信する親展データ受信手段
と、前記親展者特定データが特定する親展者に対して前
記親展データが受信された旨を表す通知データを送信す
る親展データ受信通知手段と、前記親展者からパスワー
ドを受信するパスワード受信手段と、前記パスワード受
信手段により受信されるパスワードと前記親展データ受
信手段により受信される親展データとを対応づけて記憶
する親展データ記憶手段と、パスワードを入力するため
のパスワード入力手段と、前記パスワード受信手段によ
り受信されるパスワードと前記パスワード入力手段によ
り入力されるパスワードとに基づき、前記パスワード入
力手段により入力されるパスワードの真偽を判断するパ
スワード真偽判断手段と、前記パスワード入力手段によ
り入力されるパスワードが真正なものであると判断され
る場合に、該パスワードに対応づけて前記親展データ記
憶手段に記憶される親展データを出力する親展データ出
力手段と、を含むことを特徴とする。
【0008】本発明によれば、親展者が通知データを受
信すると、当該データ出力装置に対してパスワードを送
信する。その後、親展データ(印刷画像データ、表示画
像データ、音声データ等)の出力(印刷、表示、音声
等)を行う場合、親展者がパスワード入力手段によりパ
スワードを入力する。そして、パスワード受信手段によ
り受信されるパスワードとパスワード入力手段により入
力されるパスワードとに基づき、パスワード入力手段に
より入力されるパスワードの真偽が判断される。そし
て、パスワードが真正なものであれば該パスワードに対
応する親展データが出力される。こうすれば、親展デー
タの送信者と親展者との間でパスワードの交換をしなく
ても、安全に親展データを出力することができるように
なる。さらに、親展データの受信後にパスワードが設定
されるため、親展データの送信時に該親展データに対し
てパスワードを設定する方式に比してパスワードのライ
フタイムを短くすることができ、第三者からの盗用等の
危険を減少させることができるようになる。
【0009】第2の発明に係るデータ出力装置は、第1
の発明に係るデータ出力装置において、前記親展データ
受信通知手段は、前記通知データを暗号化してから前記
親展者に対して送信することを特徴とする。
【0010】本発明によれば、通知データが暗号化され
るため、通知データを安全に送信することができるよう
になる。この結果、親展データの名称や送信者に関する
情報等の重要な情報を、通知データに安心して含めるこ
とができるようになる。
【0011】第3の発明に係るデータ出力装置は、第1
又は第2の発明に係るデータ出力装置において、前記親
展データ受信通知手段は、前記通知データに電子署名を
付してから前記親展者に対して送信することを特徴とす
る。
【0012】本発明によれば、通知データに電子署名が
付されるため、親展者において通知データが通信経路で
改変されていないかを判断することができるようにな
る。また、悪意者が偽の通知データにより親展者からパ
スワードを窃取するなどの事態を防止することができ
る。
【0013】第4の発明に係るデータ出力装置は、第1
乃至第3のいずれかの発明に係るデータ出力装置におい
て、前記パスワード受信手段は、前記親展者から受信す
るパスワードが暗号化されている場合に、それを解読す
る暗号解読手段を含むことを特徴とする。
【0014】本発明によれば、親展者から当該データ出
力装置に対してパスワードを暗号化して送信することが
できるようになるため、パスワードを安全に送信できる
ようになる。
【0015】第5の発明に係るデータ出力装置は、第1
乃至第4のいずれかの発明に係るデータ出力装置におい
て、前記パスワード受信手段は、前記親展者から受信す
るパスワードに電子署名が付されている場合に、該署名
が誤ったものであると判断されれば、該パスワードを無
効とすることを特徴とする。
【0016】本発明によれば、署名により通信経路でパ
スワードが改竄されたものでないかを調べることがで
き、署名が誤ったものである場合、受信したパスワード
を無効とし、例えば該パスワードでは親展データの出力
をできないようにする。こうすれば、第三者が勝手にパ
スワード設定を行って親展データを出力するという不正
を防止することができる。
【0017】第6の発明に係るデータ出力装置は、第1
乃至第5のいずれかの発明に係るデータ出力装置におい
て、前記パスワード受信手段は、前記親展者から受信す
るパスワードに電子署名が付されている場合に、該署名
が誤ったものであると判断されれば、前記親展者にその
旨を通知することを特徴とする。
【0018】本発明によれば、署名により通信経路でパ
スワードが改竄されたものでないかを調べることがで
き、署名が誤ったものである場合、不正なパスワードが
受信された旨が親展者に通知される。こうすれば、親展
者が不正ユーザからの攻撃があったことを知ることがで
き、適切な対処をすることができるようになる。
【0019】第7の発明に係るデータ出力装置は、第1
乃至第6のいずれかの発明に係るデータ出力装置におい
て、前記親展データ受信手段による前記親展データの受
信以降、前記親展データ出力手段による前記親展データ
の出力以前に発生する、少なくとも二つのイベントの時
間間隔を計測する計時手段と、前記計時手段により計測
される時間間隔が所定時間を越える場合に、前記親展者
にその旨を通知する通知手段と、を含むことを特徴とす
る。
【0020】本発明によれば、例えば1)親展データ受
信手段により親展データが受信された時刻、2)親展デ
ータ受信通知手段により親展者に通知データが送信され
た時刻、3)パスワード受信手段により親展者からパス
ワードが受信された時刻、等の差、すなわち前記親展デ
ータ受信手段による前記親展データの受信以降、前記親
展データ出力手段による前記親展データの出力以前に発
生する、少なくとも二つのイベントの時間間隔が、計時
手段により計測される。そして、この時間間隔が所定時
間を越える場合に、親展者にその旨が通知される。こう
すれば、親展者が親展データを出力するための処置を取
ることができ、データ出力装置に親展データが残ったま
まとなる状態を防止することができる。
【0021】第8の発明に係るデータ出力装置は、第1
乃至第6のいずれかの発明に係るデータ出力装置におい
て、前記親展データ受信手段による前記親展データの受
信以降、前記親展データ出力手段による前記親展データ
の出力以前に発生する、少なくとも二つのイベントの時
間間隔を計測する計時手段と、前記計時手段により計測
される時間間隔が所定時間を越える場合に、前記親展デ
ータを当該データ出力装置から削除する削除手段と、を
含むことを特徴とする。
【0022】本発明によれば、例えば1)親展データ受
信手段により親展データが受信された時刻、2)親展デ
ータ受信通知手段により親展者に通知データが送信され
た時刻、3)パスワード受信手段により親展者からパス
ワードが受信された時刻、等の差、すなわち前記親展デ
ータ受信手段による前記親展データの受信以降、前記親
展データ出力手段による前記親展データの出力以前に発
生する、少なくとも二つのイベントの時間間隔が、計時
手段により計測される。そして、この時間間隔が所定時
間を越える場合に、親展データがデータ出力装置から削
除される。こうすれば、データ出力装置に親展データが
残ったままとなる状態を防止することができる。
【0023】第9の発明に係るデータ出力装置は、第1
乃至第6のいずれかの発明に係るデータ出力装置におい
て、前記親展データ受信手段による前記親展データの受
信以降、前記親展データ出力手段による前記親展データ
の出力以前に発生する、少なくとも二つのイベントの時
間間隔を計測する計時手段と、前記計時手段により計測
される時間間隔が所定時間を越える場合に、前記親展デ
ータを前記親展者に送信する送信手段と、を含むことを
特徴とする。
【0024】本発明によれば、例えば1)親展データ受
信手段により親展データが受信された時刻、2)親展デ
ータ受信通知手段により親展者に通知データが送信され
た時刻、3)パスワード受信手段により親展者からパス
ワードが受信された時刻、等の差、すなわち前記親展デ
ータ受信手段による前記親展データの受信以降、前記親
展データ出力手段による前記親展データの出力以前に発
生する、少なくとも二つのイベントの時間間隔が、計時
手段により計測される。そして、この時間間隔が所定時
間を越える場合に、親展データが親展者に送信される。
こうすれば、例えばデータ出力装置に受信された親展デ
ータを削除することができるようになり、データ出力装
置に親展データが残ったままとなる状態を防止すること
ができる。
【0025】第10の発明に係るデータ出力装置は、第
1乃至第9のいずれかの発明に係るデータ出力装置にお
いて、同一の親展者特定データを含む親展データのうち
未だ親展者からパスワードを受信していないもののリス
トを生成するリスト生成手段と、該リスト生成手段によ
り生成されるリストを、該リストに含まれる親展データ
に対応する親展者に対して送信するリスト送信手段と、
を含むことを特徴とする。
【0026】本発明によれば、同一の親展者を特定する
親展者特定データを含む親展データのうちパスワードが
未受信のものについてリストが生成される。そして、こ
のリストが、該リストに含まれる親展データの親展者に
対して送信される。こうすれば、親展者はそのリストを
参照してパスワードをまとめて送信することができるよ
うになる。
【0027】第11の発明に係るデータ出力装置は、第
1乃至第10のいずれかの発明に係るデータ出力装置に
おいて、前記パスワード受信手段は、同一の親展者特定
データを含む親展データのうち未だ親展者からパスワー
ドを受信していないものについて、いずれか一つの親展
データに対するパスワードを受信する場合、それを他の
親展データに対するパスワードとして流用することを特
徴とする。
【0028】本発明によれば、親展者は一つの親展デー
タに対してパスワードを送信するだけで、同一親展者に
宛てた他の少なくとも一つの親展データに対してもパス
ワードを送信したことになる。このため、パスワードの
送信を簡単に行うことが可能となる。また、パスワード
入力手段によりパスワードを入力して親展データを出力
する際にも、パスワード入力を簡略化することが容易と
なる。
【0029】第12の発明に係るデータ出力装置は、第
1乃至第11のいずれかの発明に係るデータ出力装置に
おいて、前記パスワード受信手段は、前記親展者による
パスワードの送信を補助するためのコンピュータプログ
ラムを前記親展者に送信するプログラム送信手段を含む
ことを特徴とする。本発明によれば、親展者は受信した
コンピュータプログラムを実行して、パスワードの送信
を簡単に行うことができるようになる。
【0030】第13の発明に係るデータ出力装置は、第
1乃至第11のいずれかの発明に係るデータ出力装置に
おいて、前記パスワード受信手段は、前記親展者による
パスワードの送信を補助するためのコンピュータプログ
ラムに対するアクセス情報を前記親展者に送信するアク
セス情報送信手段を含むことを特徴とする。本発明によ
れば、アクセス情報に基づいてコンピュータプログラム
にアクセスし、該コンピュータプログラムを実行するこ
とにより、パスワードの送信を簡単に行うことができる
ようになる。
【0031】第14の発明に係るデータ出力装置は、第
1乃至第13のいずれかの発明に係るデータ出力装置に
おいて、前記親展者から親展データの出力制御パラメー
タを受信する出力制御パラメータ受信手段をさらに含む
ことを特徴とする。
【0032】本発明によれば、親展者から受信した出力
パラメータに基づく形式で親展データを出力することが
できるようになり、親展者が希望する形式で親展データ
を出力することができるようになる。
【0033】第15の発明に係るデータ出力装置は、第
14の発明に係るデータ出力装置において、前記出力制
御パラメータ受信手段は、前記親展者による出力制御パ
ラメータの設定及び送信を補助するためのコンピュータ
プログラムを前記親展者に送信するプログラム送信手段
を含むことを特徴とする。本発明によれば、親展者は受
信したコンピュータプログラムを実行して、出力制御パ
ラメータの設定及び送信を簡単に行うことができるよう
になる。
【0034】第16の発明に係るデータ出力装置は、第
14の発明に係るデータ出力装置において、前記出力制
御パラメータ受信手段は、前記親展者による出力制御パ
ラメータの設定及び送信を補助するためのコンピュータ
プログラムに対するアクセス情報を前記親展者に送信す
るアクセス情報送信手段を含むことを特徴とする。本発
明によれば、アクセス情報に基づいてコンピュータプロ
グラムにアクセスし、該コンピュータプログラムを実行
することにより、出力制御パラメータの設定及び送信を
簡単に行うことができるようになる。
【0035】第17の発明に係るデータ出力装置は、第
1乃至第16のいずれかの発明に係るデータ出力装置に
おいて、親展データの出力制御パラメータを入力するた
めの出力制御パラメータ入力手段をさらに含むことを特
徴とする。本発明によれば、例えばパラメータ入力手段
によるパラメータ入力時等に、親展者が出力制御パラメ
ータを当該データ出力装置に対して入力できるようにな
る。
【0036】第18の発明に係るデータ出力装置は、親
展者特定データを含む親展データを受信する親展データ
受信手段と、前記親展者特定データが特定する親展者に
対して前記親展データが受信された旨を表す通知データ
を送信する親展データ受信通知手段と、前記親展者から
親展データの出力制御パラメータを受信する出力制御パ
ラメータ受信手段と、前記出力制御パラメータ受信手段
により受信される出力制御パラメータに基づく出力形式
で親展データを出力する親展データ出力手段と、を含む
ことを特徴とする。
【0037】本発明によれば、親展データが受信される
と、通知データが親展者に送信される。この通知データ
を受信した親展者は出力制御パラメータを送信し、当該
データ出力装置はこれを受信する。そして、親展データ
は親展者から受信した出力制御パラメータに基づく出力
形式で出力される。こうすれば、親展者が親展ジョブの
出力制御パラメータを設定して、所望の形式で親展デー
タを出力することができるようになる。
【0038】第19の発明に係るデータ出力装置は、親
展データを受信する親展データ受信手段と、親展データ
の出力制御パラメータを入力するための出力制御パラメ
ータ入力手段と、前記出力制御パラメータ入力手段によ
り入力される出力制御パラメータに基づく出力形式で親
展データを出力する親展データ出力手段と、を含むこと
を特徴とする。
【0039】本発明によれば、親展データ受信手段によ
り親展データが受信され、出力制御パラメータ入力手段
により出力制御パラメータが入力される。そして、その
出力制御パラメータに基づく出力形式で親展データが出
力される。こうすれば、親展者が親展ジョブの出力制御
パラメータを設定して、所望の形式で親展データを出力
することができるようになる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面に基づき詳細に説明する。
【0041】図1は、本発明の好適な実施の形態に係る
データ出力装置の構成を示す図である。同図に示すデー
タ出力装置100は、ネットワーク111から親展デー
タである印刷ジョブ(親展ジョブ)を受信し、それを印
刷出力するものである。
【0042】同図において、101はCPUであり、R
OM103に格納されたプログラムに従ってデータ出力
装置100の制御を行う。102はアドレス及びデータ
バスであり、CPU101の制御対象となる各部分と接
続してデータの通信を行う。103はROM(リード・
オンリ・メモリ)であり、データ出力装置100の制御
や通信に関する各種プログラムが格納されている。10
4はRAM(ランダム・アクセス・メモリ)であり、プ
ログラム実行時のワークメモリや通信のバッファメモリ
となる。105はハードディスクであり、受信した親展
ジョブのデータ、その展開画像、親展ジョブのパスワー
ド情報等の蓄積を行う。
【0043】106はプリンタ部であり、事前に親展者
が設定したパスワードが入力されると親展ジョブの展開
画像を生成し、それを印刷出力する。107はLCD及
びタッチパネル等を含んで構成された操作表示部であ
り、装置の状態表示や親展ジョブの出力開始を行うパス
ワード入力等を行うために用いられる。108は原稿の
画像読み取りを行うためのスキャナであり、自機或いは
別のデータ出力装置(例えばデータ出力装置113)に
対して原稿の読み取り画像の印刷出力を行う場合に使用
する。109はネットワーク・インタフェース(I/
F)であり、ネットワーク111上に接続するホストコ
ンピュータ112や他のデータ出力装置113と通信を
行い、親展ジョブの受信、親展ジョブの送信、親展者へ
の通知データの送信、パスワードの受信等を行うインタ
フェースである。110はタイマであり、親展ジョブの
受信時刻、親展者への通知データの送信時刻、親展者か
らのパスワードの受信時刻、親展ジョブの出力を開始す
るためのパスワード受け付け時刻、等の時間間隔の計時
を行う。
【0044】図2は、本発明の実施の形態に係るデータ
出力装置100の動作を説明するフロー図である。まず
ステップS01で、ネットワーク・インタフェース10
9からネットワーク111上のホストコンピュータ11
2や他のデータ出力装置113からジョブを受信する。
受信したジョブはハードディスク105に一旦蓄積され
る。
【0045】次に、ステップS02で、ステップS01
で受信したジョブが親展ジョブであるか否かを判定す
る。ここで、親展ジョブであるか否かの判定は、そのジ
ョブに親展者を指定する親展者アドレスが含まれている
か否かにより行い、親展者アドレス情報が設定されてい
れば親展ジョブと判断する。本実施形態では、親展ジョ
ブの判定を親展者アドレス情報の有無により行うことと
するが、別の方法、例えば親展ジョブであることを示す
フラグで判定することも可能である。
【0046】ステップS02で、受信したジョブが親展
ジョブであると判定された場合にはステップS03に進
み、親展ジョブの受信時刻から親展者からのパスワード
設定の受信時刻までの時間を計時するタイマT1をスタ
ートさせる。
【0047】ステップS02で受信したジョブが親展ジ
ョブでないと判定された場合にはステップS12に進
み、ジョブデータを画像展開してプリンタ部106より
印刷出力する。このとき、ハードディスク105に蓄積
したジョブデータは削除する。
【0048】ステップS04では、親展ジョブに設定さ
れている親展者のアドレスに対して、受信した親展ジョ
ブの情報(親展ジョブの名称(タイトル)や親展ジョブ
の送信者等)とパスワードの設定要求を含む通知を電子
メール(通知データ)を用いて行う。この通知処理の詳
細については図3を用いて後に詳述する。
【0049】親展者のアドレス情報は、URL(Unifor
m Resource Locator)で表記されるものとする。例えば
親展者の電子メールアドレス情報を指定する場合には、
“mailto://person@domain”のように指定する。“mail
to”は電子メール送信を示し、“person@domain”は電
子メールのアドレスを示す。電子メールの送信はSTM
P(Simple Mail Transfer Protocol)を使って行われ
る。
【0050】図3は、このとき通知される電子メール
(通知データ)について二つの例を示したものである。
電子メールは、メールヘッダ部201,203とメール
ボディ部202,204とからそれぞれ構成される。こ
こには、親展者が親展ジョブに対するパスワード設定や
出力制御設定を行うためのプログラム格納形態の違いに
よって2種類の電子メールが示されている。
【0051】メールヘッダ部201及びメールボディ部
202から構成される電子メール(同図(a))は、親
展ジョブに対するパスワードの設定や出力制御パラメー
タの設定を行うためのプログラムが電子メールのメール
ボディ部202に添付ファイルとして付加されている。
この電子メールを受信した親展者は、該親展者が使用す
る親展者コンピュータ114上のメールアプリケーショ
ンによりメールを開き、添付されたプログラムを起動実
行する。そして、実行されたプログラムのユーザインタ
フェースに従ってパスワードの設定や出力制御パラメー
タの設定を行う。
【0052】メールヘッダ部203及びメールボディ部
204から構成される電子メール(同図(b))は、親
展ジョブに対するパスワードの設定や出力制御パラメー
タの設定を行うためのプログラムが格納されているデー
タのURLアドレス(アクセス情報)が、メールボディ
部204に付加されている。この電子メールを受信した
親展者は、親展者コンピュータ114上のメールアプリ
ケーションによりメールを開き、プログラムのURLア
ドレスにアクセスしてプログラムをダウンロードしてか
ら、プログラムを起動実行する。そして、実行されたプ
ログラムのユーザインタフェースに従って、パスワード
の設定や出力制御パラメータの設定を行う。
【0053】URLが示すプログラムのアドレスは、通
常、データ出力装置100のハードディスク105に格
納されているプログラムへのアドレスを示しているが、
本発明はこれに限定されるわけではなく、ネットワーク
111上の別のサーバ(図示せず)に格納されているプ
ログラムへのアドレスを示していてもよい。
【0054】なお、ステップS04での親展者への通知
時点に、未だパスワード設定が行われていない同一親展
者の親展ジョブが他にも存在するか否かを調べ、他にも
存在する場合にはそれらのジョブについても、同じ通知
メールにおいて再度通知し、親展者が同一のパスワード
でまとめて出力できるようにしてもよい。
【0055】図4に、パスワードや出力制御パラメータ
の設定を行うプログラムの実行画面の一例を示す。親展
者は、プログラムのユーザインタフェース301に従っ
て、パスワードや出力制御パラメータ(例えば片面印刷
か両面印刷か、ステープル用の領域を確保するか否か)
に関する情報の入力を行い、データ出力装置100に送
信する。このとき、ジョブ毎に別のパスワードを設定で
きるようにしてもよいし、任意の数の親展ジョブに対し
て同一のパスワードを設定できるようにしてもよい。各
設定情報は、プログラムによりSTMPを使って電子メ
ールで送信するか、HTTP(Hyper Text Transfer Pr
otocol)を使ってデータ出力装置100に送信するよう
にすればよい。
【0056】ここでは、パスワード設定や出力制御パラ
メータ設定のためのプログラム或いはプログラムのアク
セス情報を、通知データたる電子メールに付加して通知
しているが、プログラムが親展者コンピュータ114に
予めインストールされている場合にはプログラムやアク
セス情報を添付する必要はない。また、プログラムを使
わずに、親展者がパスワードや出力制御パラメータに関
する設定を電子メールにおける本文にテキストで簡単な
キーワードと値の組で記述して送信する場合も、通知デ
ータたる電子メールにプログラムやアクセス情報を添付
する必要はない。パスワードや出力制御パラメータを設
定するためのプログラムは、親展者コンピュータ114
のプラットフォーム種別に依存しないプログラムである
ことが望ましく、例えばJAVAアプレットやHTML
データ等を使用することが望ましい。
【0057】図5は、ステップS04における親展者へ
の通知処理について詳細に説明するフロー図を示してい
る。ここでは、特に通知データの暗号化や電子署名の処
理について説明する。ステップS04で通知処理を行う
場合、ステップS21でまず通知データのメールボディ
部202又は204の作成を行う。
【0058】次に、ステップS22でデータ出力装置1
00において、自機の公開鍵及び個人鍵の鍵ペアが生成
されているかを判定する。通知データに電子署名を行う
場合には予めデータ出力装置100の公開鍵及び個人鍵
の鍵ペアを生成しておく必要がある。
【0059】鍵ペアが存在する場合にはステップS23
に進み、通知データのメールボディ部202又は204
に対する電子署名の追加処理を行う。鍵ペアが存在しな
い場合にはステップS26に進み、通知データのメール
ボディ部202又は204にメールヘッダ部201又は
203を付し、それを親展者に送信する。
【0060】ステップS23で電子署名されると、次に
ステップS24で親展者の公開鍵がデータ出力装置10
0で保持されているかを判定する。親展者の公開鍵は、
例えばSMTPやHTTPを使って管理者等が予めデー
タ出力装置100に登録しておくようにすればよい。
【0061】ステップS24で親展者の公開鍵があると
判定された場合はステップS25に進み、ステップS2
3で電子署名が追加されたメールボディ部202又は2
04の暗号化を行う。暗号化は、その都度生成された対
称鍵を使って、まず電子署名が追加されたメールボディ
部202又は203を暗号化し、その対称鍵を親展者の
公開鍵で暗号化して行う。その後ステップS26に進
み、暗号化された電子署名付きのメールボディ部202
又は204にメールヘッダ部201又は203を付加
し、それを親展者に電子メールで送信する。一方、ステ
ップS24で親展者の公開鍵がないと判定された場合
は、ステップS26に進み、電子署名が追加されたメー
ルボディ部202又は204を親展者に送信する。
【0062】再び図2に戻り、ステップS05では、ス
テップS04での通知を受けた親展者が、パスワードや
出力制御パラメータを設定するためのプログラムを用
い、パスワードや出力制御パラメータを当該データ出力
装置100に対して送信したか否か、を判定する。親展
者がプログラムを使わずに電子メールにおける本文に、
パスワードや出力制御パラメータをテキストで簡単なキ
ーワードと値の組で記述して送信した場合も、その設定
情報の受信はこのステップS05で判定される。
【0063】パスワードを受信した場合には、まずステ
ップS06にて、既に動作中のタイマT1を停止し、次
にパスワードの受信時刻からパスワード入力の受付時刻
までの時間を計時するタイマT2をスタートさせる。そ
してステップS07に進み、パスワードの受信処理を行
う。
【0064】ステップS07のパスワードの受信処理に
おいて、パスワードを受信時点で未だパスワード設定さ
れていない同一の親展者の親展ジョブが他にも存在する
場合には、こちらの親展ジョブに対して同一のパスワー
ドを設定する。こうすれば、親展者のパスワード入力の
手間を省くことができる。
【0065】図6は、パスワード受信処理について詳細
に説明するフロー図である。パスワードを受信すると、
まずステップS31で受信した情報が暗号化されている
かどうかを判定する。もし暗号化されていればステップ
S32で、予め生成されているデータ出力装置100の
個人鍵を使って暗号の解読を行い、ステップS33に進
む。暗号化されていない場合はステップS32をスキッ
プしてステップS33に進む。
【0066】ステップS33では、パスワードに対して
電子署名がされているかを判定し、電子署名されていれ
ば、ステップS34で電子署名が正しいものであるか検
証する。この電子署名の検証では、親展者のアドレス情
報に対応する公開鍵が認証局に登録されたものと同じで
あるか判定して、親展者そのものの正当性を検証すると
ともに、さらに、電子署名内に格納されているパスワー
ドや出力制御パラメータのダイジェストが正しいかを判
定して、パスワードや出力制御パラメータの正当性を検
証する。
【0067】ステップS33において電子署名されてい
ないと判断される場合には、ステップS36に進む。電
子署名の検証結果がOKとなった場合にもステップS3
6に進む。ステップS36では、親展ジョブに対応づけ
てパスワードを図7に示される形態でハードディスク1
05に登録する。一方、ステップS35において電子署
名の検証結果がNGとなった場合には、ステップS39
で不正なパスワード設定が行われた旨の通知を親展者に
行う。ステップS37では、パスワードとともに出力制
御パラメータの設定がされたか否かを判定し、出力制御
パラメータの設定がされていれば、ステップS39で親
展ジョブに対応づけてその出力制御パラメータの設定内
容を図7に示される形態でハードディスク105に登録
する。すなわち、ステップS36及びS38において
は、親展ジョブを識別するジョブ識別番号と、該親展ジ
ョブに対して設定されたパスワードを表す設定パスワー
ド情報と、該親展ジョブに対して設定された出力制御パ
ラメータを表す設定出力制御情報と、がハードディスク
105に互いに対応づけられて記憶される。
【0068】ここで図2に戻って、ステップS05でパ
スワード設定の受信が検知されない場合について説明す
る。この場合はステップS08に進む。ステップS08
では、ステップS03で開始したタイマT1の計時時間
が、所定値1(例えば10分)を超えたか否かを判定す
る。ここで、計時時間が所定値1を超えていなければス
テップS05に戻り、一方、計時時間が所定値1を超え
ていれば、ステップS09に進み、タイマT1を停止す
るとともに時限発火処理1を実行する。
【0069】図8は、時限発火処理1の動作を説明する
フロー図である。タイマT1の時限発火時の処理方法に
ついては、予めデータ出力装置100に設定されている
ものとする。処理方法の設定としては、時限発火時に、
1)通知を行うか、2)親展者に親展ジョブデータを転
送するか、3)親展ジョブを削除するか、の3種類があ
る。
【0070】まず、ステップS41で、時限発火処理1
の処理方法の設定が「通知(上記1)」を行うように設
定されているか判定し、そのように設定されていれば、
ステップS42で親展ジョブに対してパスワード設定を
行うよう要求する電子メールを親展者に送信する。時限
発火処理1の処理方法の設定が「通知」でない場合には
ステップS43に進み、時限発火処理1の処理方法の設
定が「転送(上記2)」するように設定されているかを
判定する。そして、そのように設定されていればステッ
プS44に進み、ハードディスク105に蓄積された親
展ジョブのデータを画像展開して親展者に電子メールで
送信する。時限発火処理1の処理方法の設定が「転送」
でない場合にはステップS45に進み、ハードディスク
105に蓄積された親展ジョブのデータを削除する。
【0071】再び図2に戻って、ステップS10では、
操作表示部107から入力したパスワードが親展ジョブ
に対応付けられたパスワードと一致するか否かを判定す
る。ここで、操作表示部107からパスワードを入力す
る処理の一例を簡単に説明する。親展者であるユーザ
は、操作表示部107に表示されたデータ出力装置10
0内に蓄積されている親展ジョブの親展者名リストから
自分を選択し、続いてパスワードを入力する。このと
き、入力したパスワードに対応付けられている親展ジョ
ブがすべて表示され、順次印刷出力が行われることにな
る。
【0072】出力制御パラメータの設定が、パスワード
の設定と一緒に行われていない場合は、操作表示部10
7からパスワードを入力すると、そのパスワードに対応
付けられている親展ジョブが表示され、各親展ジョブを
選択して出力制御パラメータ設定をその場で行うことが
できる。
【0073】ステップS10で入力されたパスワードが
正しければステップS11に進み、タイマT2を停止す
る。もしステップS10で入力したパスワードが間違っ
ているか、或いはパスワードが入力されていない場合は
ステップS13に進み、タイマT2の計時時間が所定値
2(例えば30分)を超えていないか判定する。タイマ
T2の計時時間が所定値2を超えていなければステップ
S10に戻る。タイマT2の計時時間が所定値2を超え
るとステップS14に進み、動作中のタイマT2を停止
し、次に時限発火処理2を実行する。
【0074】図9は、時限発火処理2の動作を説明する
フロー図である。タイマT2の時限発火時の処理方法に
ついては、予めデータ出力装置100に設定されている
ものとする。処理方法の設定としては、時限発火時に、
1)通知を行うか、2)親展者に親展ジョブデータを転
送するか、3)親展ジョブを削除するか、の3種類があ
る。
【0075】まず、ステップS51で、時限発火処理2
の処理方法の設定が「通知(上記1)」を行うように設
定されているかを判定し、そのように設定されていれ
ば、ステップS52で親展ジョブに対して出力開始する
ためのパスワード入力を行うよう要求する電子メールを
親展者に送信する。時限発火処理2の処理方法の設定が
「通知」でない場合にはステップS53に進み、時限発
火処理2の処理方法の設定が「転送(上記2)」するよ
うに設定されているかを判定する。「転送」するように
設定されていればステップS54に進み、ハードディス
ク106に蓄積された親展ジョブのデータを画像展開し
て親展者に電子メールで送信する。時限発火処理2の処
理方法の設定が「転送」でない場合にはステップS55
に進み、ハードディスク106に蓄積された親展ジョブ
のデータを削除する。
【0076】再び図2に戻り、操作表示部107から入
力されたパスワードが親展者により設定されたパスワー
ドと一致した場合は、ステップS11で動作中のタイマ
T2を停止する。その後、ステップS12に進み、ハー
ドディスク105に蓄積された親展ジョブのデータを画
像展開し、プリンタ部106より印刷出力する。印刷出
力後は、ハードディスク105に蓄積した親展ジョブデ
ータ及びその親展ジョブと対応づけたパスワードや出力
制御パラメータに関する情報を削除する。
【0077】以上説明したデータ出力装置100によれ
ば、親展ジョブのパスワード設定を親展ジョブの受信後
に親展者が設定するようにしたので、親展ジョブを受信
するための既存の通信プロトコルを変更せずに済む。ま
た、親展ジョブの出力のためのパスワードのライフタイ
ムを短くすることができるため、第三者にパスワードが
盗用される危険性を低減することができる。さらに、パ
スワードを親展ジョブの送信者と親展者との間で別途交
換せずに済む。
【0078】また、親展者が親展ジョブの出力制御パラ
メータを親展ジョブの受信後に設定できるようにしたの
で、親展者が必要とする形式で親展ジョブを出力するこ
とが可能となる。
【0079】さらに、親展者への通知データや親展者か
らのパスワード設定のみ電子署名や暗号化を行うように
し、親展ジョブ自体には電子署名や暗号化をしないよう
にしたので、比較的処理を簡単かつ高速にできる。
【0080】なお、以上説明したデータ出力装置100
は種々の変形実施が可能である。例えば以上の説明では
親展データとして印刷ジョブを扱ったが、表示画像デー
タや音声データを親展データとする場合にも同様に本発
明を適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るデータ出力装置の
構成を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係るデータ出力装置の
動作を説明するフロー図である。
【図3】 通知データの例を示す図である。
【図4】 パスワード及び出力制御パラメータの設定の
ためのユーザインタフェースを示す図である。
【図5】 親展者への親展データ受信通知処理を説明す
るフロー図である。。
【図6】 親展者からパスワード等を受信する処理を説
明するフロー図である。
【図7】 ハードディスクの記憶内容の一部を説明する
図である。
【図8】 時限発火処理1の内容を説明するフロー図で
ある。
【図9】 時限発火処理2の内容を説明するフロー図で
ある。
【符号の説明】
100,113 データ出力装置、101 CPU、1
02 アドレス及びデータバス、103 ROM、10
4 RAM、105 HD(ハードディスク)、106
プリンタ部、107 操作表示部、108 スキャ
ナ、109 ネットワークI/F、110 タイマ、1
11 ネットワーク、112 ホストコンピュータ、1
14 親展者コンピュータ。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親展者特定データを含む親展データを受
    信する親展データ受信手段と、 前記親展者特定データが特定する親展者に対して前記親
    展データが受信された旨を表す通知データを送信する親
    展データ受信通知手段と、 前記親展者からパスワードを受信するパスワード受信手
    段と、 前記パスワード受信手段により受信されるパスワードと
    前記親展データ受信手段により受信される親展データと
    を対応づけて記憶する親展データ記憶手段と、 パスワードを入力するためのパスワード入力手段と、 前記パスワード受信手段により受信されるパスワードと
    前記パスワード入力手段により入力されるパスワードと
    に基づき、前記パスワード入力手段により入力されるパ
    スワードの真偽を判断するパスワード真偽判断手段と、 前記パスワード入力手段により入力されるパスワードが
    真正なものであると判断される場合に、該パスワードに
    対応づけて前記親展データ記憶手段に記憶される親展デ
    ータを出力する親展データ出力手段と、 を含むことを特徴とするデータ出力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ出力装置におい
    て、 前記親展データ受信通知手段は、前記通知データを暗号
    化してから前記親展者に対して送信することを特徴とす
    るデータ出力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のデータ出
    力装置において、 前記親展データ受信通知手段は、前記通知データに電子
    署名を付してから前記親展者に対して送信することを特
    徴とするデータ出力装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    のデータ出力装置において、 前記パスワード受信手段は、前記親展者から受信するパ
    スワードが暗号化されている場合に、それを解読する暗
    号解読手段を含むことを特徴とするデータ出力装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    のデータ出力装置において、 前記パスワード受信手段は、前記親展者から受信するパ
    スワードに電子署名が付されている場合に、該署名が誤
    ったものであると判断されれば、該パスワードを無効と
    することを特徴とするデータ出力装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    のデータ出力装置において、 前記パスワード受信手段は、前記親展者から受信するパ
    スワードに電子署名が付されている場合に、該署名が誤
    ったものであると判断されれば、前記親展者にその旨を
    通知することを特徴とするデータ出力装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    のデータ出力装置において、 前記親展データ受信手段による前記親展データの受信以
    降、前記親展データ出力手段による前記親展データの出
    力以前に発生する、少なくとも二つのイベントの時間間
    隔を計測する計時手段と、 前記計時手段により計測される時間間隔が所定時間を越
    える場合に、前記親展者にその旨を通知する通知手段
    と、 を含むことを特徴とするデータ出力装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    のデータ出力装置において、 前記親展データ受信手段による前記親展データの受信以
    降、前記親展データ出力手段による前記親展データの出
    力以前に発生する、少なくとも二つのイベントの時間間
    隔を計測する計時手段と、 前記計時手段により計測される時間間隔が所定時間を越
    える場合に、前記親展データを当該データ出力装置から
    削除する削除手段と、 を含むことを特徴とするデータ出力装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    のデータ出力装置において、 前記親展データ受信手段による前記親展データの受信以
    降、前記親展データ出力手段による前記親展データの出
    力以前に発生する、少なくとも二つのイベントの時間間
    隔を計測する計時手段と、 前記計時手段により計測される時間間隔が所定時間を越
    える場合に、前記親展データを前記親展者に送信する送
    信手段と、 を含むことを特徴とするデータ出力装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項9のいずれかに記
    載のデータ出力装置において、 同一の親展者特定データを含む親展データのうち未だ親
    展者からパスワードを受信していないもののリストを生
    成するリスト生成手段と、 該リスト生成手段により生成されるリストを、該リスト
    に含まれる親展データに対応する親展者に対して送信す
    るリスト送信手段と、 を含むことを特徴とするデータ出力装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至請求項10のいずれかに
    記載のデータ出力装置において、 前記パスワード受信手段は、同一の親展者特定データを
    含む親展データのうち未だ親展者からパスワードを受信
    していないものについて、いずれか一つの親展データに
    対するパスワードを受信する場合、それを他の親展デー
    タに対するパスワードとして流用することを特徴とする
    データ出力装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至請求項11のいずれかに
    記載のデータ出力装置において、 前記パスワード受信手段は、前記親展者によるパスワー
    ドの送信を補助するためのコンピュータプログラムを前
    記親展者に送信するプログラム送信手段を含むことを特
    徴とするデータ出力装置。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至請求項11のいずれかに
    記載のデータ出力装置において、 前記パスワード受信手段は、前記親展者によるパスワー
    ドの送信を補助するためのコンピュータプログラムに対
    するアクセス情報を前記親展者に送信するアクセス情報
    送信手段を含むことを特徴とするデータ出力装置。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至請求項13のいずれかに
    記載のデータ出力装置において、 前記親展者から親展データの出力制御パラメータを受信
    する出力制御パラメータ受信手段をさらに含むことを特
    徴とするデータ出力装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のデータ出力装置に
    おいて、 前記出力制御パラメータ受信手段は、前記親展者による
    出力制御パラメータの設定及び送信を補助するためのコ
    ンピュータプログラムを前記親展者に送信するプログラ
    ム送信手段を含むことを特徴とするデータ出力装置。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載のデータ出力装置に
    おいて、 前記出力制御パラメータ受信手段は、前記親展者による
    出力制御パラメータの設定及び送信を補助するためのコ
    ンピュータプログラムに対するアクセス情報を前記親展
    者に送信するアクセス情報送信手段を含むことを特徴と
    するデータ出力装置。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至請求項16のいずれかに
    記載のデータ出力装置において、 親展データの出力制御パラメータを入力するための出力
    制御パラメータ入力手段をさらに含むことを特徴とする
    データ出力装置。
  18. 【請求項18】 親展者特定データを含む親展データを
    受信する親展データ受信手段と、 前記親展者特定データが特定する親展者に対して前記親
    展データが受信された旨を表す通知データを送信する親
    展データ受信通知手段と、 前記親展者から親展データの出力制御パラメータを受信
    する出力制御パラメータ受信手段と、 前記出力制御パラメータ受信手段により受信される出力
    制御パラメータに基づく出力形式で親展データを出力す
    る親展データ出力手段と、 を含むことを特徴とするデータ出力装置。
  19. 【請求項19】 親展データを受信する親展データ受信
    手段と、 親展データの出力制御パラメータを入力するための出力
    制御パラメータ入力手段と、 前記出力制御パラメータ入力手段により入力される出力
    制御パラメータに基づく出力形式で親展データを出力す
    る親展データ出力手段と、 を含むことを特徴とするデータ出力装置。
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