JP2001213472A - 封緘バンド - Google Patents
封緘バンドInfo
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- JP2001213472A JP2001213472A JP2000026755A JP2000026755A JP2001213472A JP 2001213472 A JP2001213472 A JP 2001213472A JP 2000026755 A JP2000026755 A JP 2000026755A JP 2000026755 A JP2000026755 A JP 2000026755A JP 2001213472 A JP2001213472 A JP 2001213472A
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- lock
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- head
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ロック部の挿入が軽く、しかも、ロック部と頭
部のストッパーとの結合面が大きく、完全なロック強度
を有する封緘バンド。 【解決手段】バンド部3の一端にストッパー19を有す
る頭部2を設けるとともに、バンド部3の他の一端に破
断部4を介してロック部5を設けたプラスチック製の封
緘バンド。前記ロック部5に、自由端10がバンド部3
の板厚方向に突出するように付勢されている平板状の係
合部9を設ける。
部のストッパーとの結合面が大きく、完全なロック強度
を有する封緘バンド。 【解決手段】バンド部3の一端にストッパー19を有す
る頭部2を設けるとともに、バンド部3の他の一端に破
断部4を介してロック部5を設けたプラスチック製の封
緘バンド。前記ロック部5に、自由端10がバンド部3
の板厚方向に突出するように付勢されている平板状の係
合部9を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バンド部の一端に
ストッパーを有する頭部を設けるとともに、バンド部の
他の一端に破断部を介してロック部を設けたプラスチッ
ク製の封緘バンドに関する。
ストッパーを有する頭部を設けるとともに、バンド部の
他の一端に破断部を介してロック部を設けたプラスチッ
ク製の封緘バンドに関する。
【0002】
【従来の技術】物流のシステム化、スピード化、保全性
が要求されている輸送物の取り扱い分野においては、ワ
ンタッチでロックできるとともに、人手によって切断で
きるプラスチック製の封緘バンドが使用されている。
が要求されている輸送物の取り扱い分野においては、ワ
ンタッチでロックできるとともに、人手によって切断で
きるプラスチック製の封緘バンドが使用されている。
【0003】この封緘バンドの役割は、封緘バンドの有
無によって輸送物の安全性、すなわち、コンテナの場合
は、コンテナのドアがオープンされてしまったか否かを
確認できるようになっていることである。つまり、この
封緘バンドの有無は、輸送物の安全性を保証するサイン
となるのである。
無によって輸送物の安全性、すなわち、コンテナの場合
は、コンテナのドアがオープンされてしまったか否かを
確認できるようになっていることである。つまり、この
封緘バンドの有無は、輸送物の安全性を保証するサイン
となるのである。
【0004】しかも、一度使用され、切断された封緘バ
ンドは、再使用されてはならない。まして、頭部からロ
ック部を外したのち、ロック部を頭部に再挿入の状態で
再現できるようにしてはならない。破断部で切断された
場合は、必ず、頭部内に切断されたロック部が残ってい
なければならない。
ンドは、再使用されてはならない。まして、頭部からロ
ック部を外したのち、ロック部を頭部に再挿入の状態で
再現できるようにしてはならない。破断部で切断された
場合は、必ず、頭部内に切断されたロック部が残ってい
なければならない。
【0005】また、あまり破断部が弱いと、輸送途中で
破断部が切れてしまうことがあるので、破断部は、適度
の強度が要求される。そのため、ロック部には、それ以
上の強度が必要となる。しかも、封緘バンドは、多数使
用するので、頭部にロック部を挿入する挿入力は、軽い
方が作業効率がよい。
破断部が切れてしまうことがあるので、破断部は、適度
の強度が要求される。そのため、ロック部には、それ以
上の強度が必要となる。しかも、封緘バンドは、多数使
用するので、頭部にロック部を挿入する挿入力は、軽い
方が作業効率がよい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
封緘バンドは、ロック部のバネ力が強いから、力を込め
ないと頭部にロック部を差し込むことが難しく、手首の
過労や肩の張りなどを訴える人が少なくなかった。
封緘バンドは、ロック部のバネ力が強いから、力を込め
ないと頭部にロック部を差し込むことが難しく、手首の
過労や肩の張りなどを訴える人が少なくなかった。
【0007】また、従来のロック部は、ヤジリ形に成形
されているため、棒状の反返り部と頭部のストッパーと
の接触面積が小さかった。また、従来のロック部は、棒
状の反返り部の開き度を大きくする必要からロック部自
体の長さが長くなり、ロック部を挿入する頭部のサイズ
も必然的に長くなっていた。従って、バンド1個当たり
使用樹脂量が増し、コストアップの一因になっていた。
されているため、棒状の反返り部と頭部のストッパーと
の接触面積が小さかった。また、従来のロック部は、棒
状の反返り部の開き度を大きくする必要からロック部自
体の長さが長くなり、ロック部を挿入する頭部のサイズ
も必然的に長くなっていた。従って、バンド1個当たり
使用樹脂量が増し、コストアップの一因になっていた。
【0008】本発明は、係る従来の問題を解消するもの
であり、その目的とするところは、ロック部の挿入が軽
く、しかも、ロック部と頭部のストッパーとの結合面が
大きく、完全なロック強度を有する封緘バンドを提供す
ることにある。
であり、その目的とするところは、ロック部の挿入が軽
く、しかも、ロック部と頭部のストッパーとの結合面が
大きく、完全なロック強度を有する封緘バンドを提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本発明の封緘バンドは、バンド部の一端にストッパ
ーを有する頭部を設けるとともに、バンド部の他の一端
に破断部を介してロック部を設けたプラスチック製の封
緘バンドにおいて、前記ロック部に、自由端がバンド部
の板厚方向に突出するように付勢されている平板状の係
合部を設けたことを特徴としている。
め、本発明の封緘バンドは、バンド部の一端にストッパ
ーを有する頭部を設けるとともに、バンド部の他の一端
に破断部を介してロック部を設けたプラスチック製の封
緘バンドにおいて、前記ロック部に、自由端がバンド部
の板厚方向に突出するように付勢されている平板状の係
合部を設けたことを特徴としている。
【0010】上記の如く、ロック部に、自由端がバンド
部の板厚方向に突出するように付勢されている平板状の
係合部を設けると、係合部とストッパーとの接触面積が
大きくなり、係合部とストッパーとのロック強度が向上
する。また、係合部とストッパーとの接触面積が大きく
なることから、係合部のバネ力を特に大きくする必要が
ないため、ロック部の挿入力が軽くなる。
部の板厚方向に突出するように付勢されている平板状の
係合部を設けると、係合部とストッパーとの接触面積が
大きくなり、係合部とストッパーとのロック強度が向上
する。また、係合部とストッパーとの接触面積が大きく
なることから、係合部のバネ力を特に大きくする必要が
ないため、ロック部の挿入力が軽くなる。
【0011】また、本発明は、係合部の自由端を、ロッ
ク部本体の背面側に係合部の板厚程度突出させている。
係合部の突出量が小さいと、係合部とストッパーとの接
触面積が小さくなり、係合部とストッパーとのロック強
度が弱くなる。逆に、係合部の突出量が大き過ぎると、
係合部が根元から折れ易くなる。
ク部本体の背面側に係合部の板厚程度突出させている。
係合部の突出量が小さいと、係合部とストッパーとの接
触面積が小さくなり、係合部とストッパーとのロック強
度が弱くなる。逆に、係合部の突出量が大き過ぎると、
係合部が根元から折れ易くなる。
【0012】また、本発明は、係合部の横幅を、ロック
部本体の横幅を超えない範囲でできるだけ大きくしてい
る。係合部の横幅が小さいと、係合部とストッパーとの
接触面積が小さくなり、係合部とストッパーとのロック
強度が弱くなる。逆に、係合部の横幅が大き過ぎると、
ロック本体の強度が不足する。
部本体の横幅を超えない範囲でできるだけ大きくしてい
る。係合部の横幅が小さいと、係合部とストッパーとの
接触面積が小さくなり、係合部とストッパーとのロック
強度が弱くなる。逆に、係合部の横幅が大き過ぎると、
ロック本体の強度が不足する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。なお、この実施の形態では、側面視
L字形の封緘バンドを例に採る。図1に示すように、封
緘バンド1は、主として、頭部2と、バンド部3と、破
断部4およびロック部5から構成され、ポリプロピレン
やナイロンなどのプラスチックによって一体的に成形さ
れている。
を用いて説明する。なお、この実施の形態では、側面視
L字形の封緘バンドを例に採る。図1に示すように、封
緘バンド1は、主として、頭部2と、バンド部3と、破
断部4およびロック部5から構成され、ポリプロピレン
やナイロンなどのプラスチックによって一体的に成形さ
れている。
【0014】バンド部3は、平帯状に形成され、その一
端に頭部2を有し、他の一端には、2本の破断部4を介
してロック部5が設けられている。破断部4は、人手に
よって切断できる一方、輸送の途中で何かと衝突しても
破損しない適度の強度を有するように設計されている。
しかして、2本の破断部4,4の間は、スリット6にな
っている。
端に頭部2を有し、他の一端には、2本の破断部4を介
してロック部5が設けられている。破断部4は、人手に
よって切断できる一方、輸送の途中で何かと衝突しても
破損しない適度の強度を有するように設計されている。
しかして、2本の破断部4,4の間は、スリット6にな
っている。
【0015】ロック部5は、中央に開口部7を有する長
方形の本体8と、幅の広い平板状の係合部9とから構成
されている。係合部9は、ロック部本体8の中央開口部
7内に位置し、その自由端10は、頭部2の方に向けら
れている。
方形の本体8と、幅の広い平板状の係合部9とから構成
されている。係合部9は、ロック部本体8の中央開口部
7内に位置し、その自由端10は、頭部2の方に向けら
れている。
【0016】図2に示すように、係合部9は、ロック部
本体8に対して傾斜するように設けられ、その自由端1
0は、ロック部本体8の背面11側に突出している。そ
の突出量(突出高さ)は、ロック部本体8の背面11か
ら係合部9のほぼ板厚分、突出させることが好ましい。
本体8に対して傾斜するように設けられ、その自由端1
0は、ロック部本体8の背面11側に突出している。そ
の突出量(突出高さ)は、ロック部本体8の背面11か
ら係合部9のほぼ板厚分、突出させることが好ましい。
【0017】係合部の自由端10の突出量が大きくなる
と、係合部9の根元から折れ易くなる。これとは逆に、
係合部の自由端10の突出量が小さいと、係合部の自由
端10と頭部2内に設けられているストッパー19との
接触面積が少なくなり、ロック強度が弱くなる。
と、係合部9の根元から折れ易くなる。これとは逆に、
係合部の自由端10の突出量が小さいと、係合部の自由
端10と頭部2内に設けられているストッパー19との
接触面積が少なくなり、ロック強度が弱くなる。
【0018】一方、係合部9の基部12は、ロック部本
体8の前面13とほほ面一になるようにロック部本体8
に接続されている。その上、係合部9とロック部本体8
との接続部分の厚さaをロック部本体8の板厚bより薄
くし、係合部9にバネ力を付与するようになっている。
図1から分かるように、ロック部本体8の横幅cは、バ
ンド部3の横幅dより狭くなっている。また、係合部9
の横幅eは、ロック部本体8の横幅cのほぼ60%にな
っている。
体8の前面13とほほ面一になるようにロック部本体8
に接続されている。その上、係合部9とロック部本体8
との接続部分の厚さaをロック部本体8の板厚bより薄
くし、係合部9にバネ力を付与するようになっている。
図1から分かるように、ロック部本体8の横幅cは、バ
ンド部3の横幅dより狭くなっている。また、係合部9
の横幅eは、ロック部本体8の横幅cのほぼ60%にな
っている。
【0019】係合部9の横幅eは、ロック部本体8の横
幅cの10〜90%、より好ましくは30〜80%、更
には50〜70%が好ましい。係合部9の横幅eがロッ
ク部本体8の横幅cの10%未満の場合は、ロック部の
係合部9と頭部のストッパー19との接触面積が不足
し、ロック部の係合部9と頭部のストッパー19とのロ
ック強度が弱くなる。これとは逆に、係合部9の横幅e
がロック部本体8の横幅cの90%を超える場合は、ロ
ック本体8の側面の肉厚が薄くなり、ロック本体8の強
度が低下する。
幅cの10〜90%、より好ましくは30〜80%、更
には50〜70%が好ましい。係合部9の横幅eがロッ
ク部本体8の横幅cの10%未満の場合は、ロック部の
係合部9と頭部のストッパー19との接触面積が不足
し、ロック部の係合部9と頭部のストッパー19とのロ
ック強度が弱くなる。これとは逆に、係合部9の横幅e
がロック部本体8の横幅cの90%を超える場合は、ロ
ック本体8の側面の肉厚が薄くなり、ロック本体8の強
度が低下する。
【0020】図2に示すように、頭部2は、バンド部3
の一端にL字状に接続され、バンド部3の背面14側に
突き出している。頭部2は、その自由端側に開口する有
底穴15を有している。
の一端にL字状に接続され、バンド部3の背面14側に
突き出している。頭部2は、その自由端側に開口する有
底穴15を有している。
【0021】有底穴15の開口部16は、図1に示すよ
うに、長方形になっており、その横幅fは、ロック部本
体8の横幅cより若干広くなっている。一方、開口部1
6の縦幅gは、ロック部本体8の前面13から係合部自
由端10の上端部17までの高さhとほぼ同寸法とし、
連結時、係合部自由端10の上端部17が有底穴15の
前側の内壁面18に当たるようになっている。また、有
底穴15の深さiは、ロック部5の長さjより多少長く
なっている。そして、係合部の自由端10に対応する有
底穴15の内壁面18には、リブ状のストッパー19
が、有底穴15の横手方向(横幅方向)に設けられてい
る。
うに、長方形になっており、その横幅fは、ロック部本
体8の横幅cより若干広くなっている。一方、開口部1
6の縦幅gは、ロック部本体8の前面13から係合部自
由端10の上端部17までの高さhとほぼ同寸法とし、
連結時、係合部自由端10の上端部17が有底穴15の
前側の内壁面18に当たるようになっている。また、有
底穴15の深さiは、ロック部5の長さjより多少長く
なっている。そして、係合部の自由端10に対応する有
底穴15の内壁面18には、リブ状のストッパー19
が、有底穴15の横手方向(横幅方向)に設けられてい
る。
【0022】また、図1および図2から分かるように、
バンド部3の前面13および背面14には、すべり止め
のリブ20が一定間隔で多数設けられている。また、図
3に示すように、バンド部3の前面21には、刻印した
ロット番号や、ジェットプリンターによって印刷したバ
ーコードなどの表示手段22を付与し、商品管理にも活
用できるようになっている。
バンド部3の前面13および背面14には、すべり止め
のリブ20が一定間隔で多数設けられている。また、図
3に示すように、バンド部3の前面21には、刻印した
ロット番号や、ジェットプリンターによって印刷したバ
ーコードなどの表示手段22を付与し、商品管理にも活
用できるようになっている。
【0023】さて、封緘バンド1のバンド部3を丸めな
がら頭部2に設けられている有底穴15にロック部5を
挿入すると、有底穴15内のストッパー19によってロ
ック部5に設けられている平板状の係合部9がバネ力に
抗してロック部中央の開口部7内に押し下げられる。係
合部9の自由端10がストッパー19を越えると、図4
に示すように、バネ力によって平板状の係合部9が初期
状態に復帰する。したがって、頭部2からロック部5を
引き抜こうとすると、ロック部5に設けられている平板
状の係合部9が頭部2内のストッパー19に係合して抜
けなくなる。
がら頭部2に設けられている有底穴15にロック部5を
挿入すると、有底穴15内のストッパー19によってロ
ック部5に設けられている平板状の係合部9がバネ力に
抗してロック部中央の開口部7内に押し下げられる。係
合部9の自由端10がストッパー19を越えると、図4
に示すように、バネ力によって平板状の係合部9が初期
状態に復帰する。したがって、頭部2からロック部5を
引き抜こうとすると、ロック部5に設けられている平板
状の係合部9が頭部2内のストッパー19に係合して抜
けなくなる。
【0024】本発明は、頭部2の反対側にラベル形の表
示用延長部23を持っている封緘バンド1aにも適用す
ることができる(図5〜図7参照)。この表示用延長部
23の前面24には、刻印したロット番号や、ジェット
プリンターによって印刷したバーコードなどの表示手段
25を付与することができる。また、所望により、表示
用延長部23の背面26にも刻印したロット番号や、ジ
ェットプリンターによって印刷したバーコードなどの表
示手段25を付与することができる。その他の部品につ
いては、第1例の封緘バンド1と同じ部位に同じ符号を
付けて詳しい説明を省略する。
示用延長部23を持っている封緘バンド1aにも適用す
ることができる(図5〜図7参照)。この表示用延長部
23の前面24には、刻印したロット番号や、ジェット
プリンターによって印刷したバーコードなどの表示手段
25を付与することができる。また、所望により、表示
用延長部23の背面26にも刻印したロット番号や、ジ
ェットプリンターによって印刷したバーコードなどの表
示手段25を付与することができる。その他の部品につ
いては、第1例の封緘バンド1と同じ部位に同じ符号を
付けて詳しい説明を省略する。
【0025】また、本発明は、図8に示すように、フッ
ク形の封緘バンド1bにも適用することができる。この
封緘バンド1bについては、第1例の封緘バンド1と同
じ部位に同じ符号を付けて詳しい説明を省略する。な
お、図8のフック形の封緘バンドは、従来と同様にバン
ド部3の前面21に折り目用の横溝を設けるとよい。物
流、輸送以外の使用分野としては、例えば、貴重品や毒
物などの保管管理上の保証用の封緘バンドなどにも適用
することができる。
ク形の封緘バンド1bにも適用することができる。この
封緘バンド1bについては、第1例の封緘バンド1と同
じ部位に同じ符号を付けて詳しい説明を省略する。な
お、図8のフック形の封緘バンドは、従来と同様にバン
ド部3の前面21に折り目用の横溝を設けるとよい。物
流、輸送以外の使用分野としては、例えば、貴重品や毒
物などの保管管理上の保証用の封緘バンドなどにも適用
することができる。
【0026】
【発明の効果】上記のように、本発明は、バンド部の一
端にストッパーを有する頭部を設けるとともに、バンド
部の他の一端に破断部を介してロック部を設けたプラス
チック製の封緘バンドにおいて、前記ロック部に、自由
端がバンド部の板厚方向に突出するように付勢されてい
る平板状の係合部を設けたので、係合部とストッパーと
の接触面積が大きくなり、係合部とストッパーとのロッ
ク強度が強くなった。
端にストッパーを有する頭部を設けるとともに、バンド
部の他の一端に破断部を介してロック部を設けたプラス
チック製の封緘バンドにおいて、前記ロック部に、自由
端がバンド部の板厚方向に突出するように付勢されてい
る平板状の係合部を設けたので、係合部とストッパーと
の接触面積が大きくなり、係合部とストッパーとのロッ
ク強度が強くなった。
【0027】また、本発明は、係合部とストッパーとの
接触面積が大きくなることから係合部のバネ力を特に大
きくする必要がなく、ロック部の挿入力が軽くなった。
その結果、手首の過労や肩の張りなどを訴える人が少な
くなった。
接触面積が大きくなることから係合部のバネ力を特に大
きくする必要がなく、ロック部の挿入力が軽くなった。
その結果、手首の過労や肩の張りなどを訴える人が少な
くなった。
【0028】また、本発明は、上記のように、係合部が
バンド部の板厚方向に突出しているから、ロック部の長
さを短くしても係合部とストッパーとの接触面積が大き
くなった。その結果、ロック部や頭部の長さを短くする
ことができ、バンド1個当たり使用樹脂量を低減させる
ことが可能になった。
バンド部の板厚方向に突出しているから、ロック部の長
さを短くしても係合部とストッパーとの接触面積が大き
くなった。その結果、ロック部や頭部の長さを短くする
ことができ、バンド1個当たり使用樹脂量を低減させる
ことが可能になった。
【0029】また、本発明は、係合部の自由端を、ロッ
ク部本体の背面側に係合部の板厚程度突出させているか
ら、係合部とストッパーとの接触面積が大きくなり、係
合部とストッパーとのロック強度が従来より強くなっ
た。
ク部本体の背面側に係合部の板厚程度突出させているか
ら、係合部とストッパーとの接触面積が大きくなり、係
合部とストッパーとのロック強度が従来より強くなっ
た。
【0030】また、本発明は、係合部の横幅を、ロック
部本体の横幅を超えない範囲でできるだけ大きくしてい
るから、係合部とストッパーとの接触面積が大きくな
り、係合部とストッパーとのロック強度が従来より強く
なった。
部本体の横幅を超えない範囲でできるだけ大きくしてい
るから、係合部とストッパーとの接触面積が大きくな
り、係合部とストッパーとのロック強度が従来より強く
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る封緘バンドの平面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図1の封緘バンドの背面図である。
【図4】頭部とロック部の結合状態を示す説明図であ
る。
る。
【図5】表示用延長部を持つ封緘バンドの平面図であ
る。
る。
【図6】図5のVI−VI断面図である。
【図7】図5の封緘バンドの背面図である。
【図8】フック形封緘バンドの断面図である。
1 封緘バンド 2 頭部 3 バンド部 4 破断部 5 ロック部 9 係合部 10 自由端 19 ストッパー
Claims (3)
- 【請求項1】 バンド部の一端にストッパーを有する頭
部を設けるとともに、バンド部の他の一端に破断部を介
してロック部を設けたプラスチック製の封緘バンドにお
いて、前記ロック部に、自由端がバンド部の板厚方向に
突出するように付勢されている平板状の係合部を設けた
ことを特徴とする封緘バンド。 - 【請求項2】 係合部の自由端を、ロック部本体の背面
側に係合部の板厚程度突出させることを特徴とする請求
項1記載の封緘バンド。 - 【請求項3】 係合部の横幅を、ロック部本体の横幅を
超えない範囲でできるだけ大きくすることを特徴とする
請求項1記載の封緘バンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000026755A JP2001213472A (ja) | 2000-02-03 | 2000-02-03 | 封緘バンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000026755A JP2001213472A (ja) | 2000-02-03 | 2000-02-03 | 封緘バンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001213472A true JP2001213472A (ja) | 2001-08-07 |
Family
ID=18552445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000026755A Pending JP2001213472A (ja) | 2000-02-03 | 2000-02-03 | 封緘バンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001213472A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015523144A (ja) * | 2012-07-06 | 2015-08-13 | リソーバブル・デバイシズ・アクチボラグ | 組織結紮のためのデバイスおよび方法 |
JP2017105504A (ja) * | 2015-12-10 | 2017-06-15 | 株式会社C−Base | セキュリティコードの動的生成が可能なセキュリティ封印体およびそれを利用したセキュリティシステムおよびセキュリティ確認方法 |
-
2000
- 2000-02-03 JP JP2000026755A patent/JP2001213472A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015523144A (ja) * | 2012-07-06 | 2015-08-13 | リソーバブル・デバイシズ・アクチボラグ | 組織結紮のためのデバイスおよび方法 |
JP2017105504A (ja) * | 2015-12-10 | 2017-06-15 | 株式会社C−Base | セキュリティコードの動的生成が可能なセキュリティ封印体およびそれを利用したセキュリティシステムおよびセキュリティ確認方法 |
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