JP2001213468A - ガス抜きキャップ - Google Patents

ガス抜きキャップ

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JP2001213468A
JP2001213468A JP2000095857A JP2000095857A JP2001213468A JP 2001213468 A JP2001213468 A JP 2001213468A JP 2000095857 A JP2000095857 A JP 2000095857A JP 2000095857 A JP2000095857 A JP 2000095857A JP 2001213468 A JP2001213468 A JP 2001213468A
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Japan
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cap
gas
container
degassing
liquid
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JP2000095857A
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Kazuo Ito
和夫 伊藤
Masahiko Ishii
昌彦 石井
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Ishii Sangyo KK
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ID PACKAGE KK
Ishii Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】従来のガス抜きキャップは、キャップ内側にガ
ス抜きスリットを形成するか、又は多孔質のパッキン材
を内蔵する方法で、容器内の自然的に発生したガスを抜
いていたが、特に前者のスリットタイプは容器を倒立状
態の場合スリット部をから液が通り漏れの原因になって
いる、後者の多孔質のパッキン材では、多孔率が不安定
のため液もれがあったり、ぜんぜんガス抜きされずなか
ったり非常に不安定要素が多く従来の構造方法では使え
ない場合があった。 【解決手段】キャップ2の内側及びキャップの一部に、
多孔率の安定した延伸製造方式で生産された微多孔質フ
ィルム1との組み合わせ構造にて形成したことにより、
ガス抜きは、微多孔質フィルム部分で、液漏れ防止は、
容器の種類、形状等に合わせて、種々選択出来る要に各
考案されているガス抜き機構である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する技術分野】本発明は、容器に充填されて
いる内容物(特に液体)が自然発生的に微量のガス(気
体)が発生する、そのガスが容器内に充満しその容器の
破壊又は漏れの等をの原因を防止する為の、ガス(気
体)抜き専用キャップである。
【0002】
【従来の技術】従来のガス抜きキャップはキャップ内天
面部に放射線上に一本凹溝形成しその凹溝からガスを通
し内側のネジを通り、ガス抜きされている。この方法で
は、容器が正立状態ではガスが抜けるが、倒立状態にな
ると、いくら細い溝でも凹状態に形成されているので、
その溝から内容物(特に液体)浸透状態になり、漏れの
原因になっている。
【0003】また、多孔質パッキンをキャップ内側天面
に内接して容器のノズル天面でおさえ、その多孔質のパ
ッキン材のメッシュからガスを通す方法があるが、多孔
質のパッキンは発泡性又は焼結方法で生産されている
が、その生産方法は発泡タイプは、発泡率で管理され、
全体に倍に指示したら倍の大きさになれば良い生産方式
でメッシュ状態はバラバラである。焼結の生産方法は一
個の焼結体の状態のサイズのバラツキが多いのと熱によ
る結合で溶着するので着く場所によりメッシュ状態が変
わるので、メッシュのバラツキの原因になる。このよう
に焼結バラツキの幅が有りすぎると、漏洩はないが、ガ
ス通らない、また、ガスは通しても液はもれるという問
題ががあった。
【0004】
【発明が解決使用とする課題】本発明は、従来の技術で
はガス抜きキャップ不可能であったが、簡単な組み合わ
せで、ガスだけを通し液体をとめることが出来る機能を
もったキャップを提案することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を種々検討を行い、本発明にいたったものである、すな
わち本発明は、ガス抜き部分は、メッシュの安定性及び
ミクロ以下の微孔が可能でコストが安く大量生産の出来
る延伸フィルムと、液の漏洩をとめる工夫が簡単プラス
チック成形品とパッキン材による組み合わせにより、容
器内に自然的に発生したガスを抜き、容器を倒立、横倒
ししても、漏洩せず安全なキャップである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を参照
して具体的に説明する。尚図1は本発明の第1の実施の
形態を示すものであり、以下、図2は第2実施、図3は
第3実施、図4は第4実施の形態を示すものである。
【0007】(第1の実施の形態)ここに示す、ガス
(気体)抜きキャップ2と容器3は、開口ノズル部3a
の外周のネジとキャップ2のネジ部2aに螺合され、そ
のキャップ2の天面に一体に形成されたヒンジ蓋4とそ
のヒンジ蓋には、カズ抜き孔4aを形成する、更にその
ヒンジ蓋に嵌合するキャップ天面部の凹部2bを形成
し、その凹部にはガス抜き孔2d形成その孔の間に微多
孔質フィルム1を内蔵させヒンジ蓋4を嵌合固定するよ
うに形成されている。このように、シート状の微多孔質
フィルムとの組み合わせでのメリットは、多孔体のフィ
ルムの生産方法が縦軸、横軸だけの単純延伸製造で両軸
が均等にコントロール延伸が出来る、よってその必要な
多孔体になる状態まで延伸率を設定し製造し得る微多孔
質フィルムである、この非常に安定した性質の微多孔質
フィルムとの組み合わせえれるので、耐内溶液に合わし
メッシュも指定できる、よってガス抜き部分は微多孔質
フィルム部で排出、更にその微多孔質フィルムは、キャ
ップと一体成型部分のヒンジ蓋4bの凸アンダーカット
部とキャップ2c凹アンダーカットのはめ込み嵌合で密
封する、又、その一体ヒンジ蓋はつまみ部分(開口部
分)がないのでいったん嵌合させたら開口不可能のた
め、輸送中、落下等時にはその部分がはずれることがな
く安心して使用できる、よって天面部は常にガス(気
体)排出状態になっている。ネジ部の漏れ防止はキャッ
プ部のインナー2e部が3bの内径に気密保持し内接径
密封嵌合で形成し、ネジの螺合との嵌合力で、常に密封
している。
【0008】
【発明の効果】この構成における独自のメリットは、微
多孔体は、耐内容液に耐得る材質、と内容液性質でのガ
ス発生量に合わせて多孔体率を設定を指定しえるキャッ
プとの組み合わせによる安全に使用できる、ガス(気
体)抜きキャップである。
【0009】(第2実施の形態)図2でキャップ2と容
器3のノズルネジ部の螺合関係は、実施1と形成は同様
で、形成の違いは、キャップ2の天面部はガス(気体)
を排出する排出孔2d形成更にそのキャップ2の内天面
には、微多孔質のフィルム1と多孔質パッキン材5aを
点ラミネート(点接着又は点溶着)された複合材パッキ
ン5内蔵する、そのパッキンの構成は天地は微多孔質フ
ィルム、中は多孔体パッキン材5a、その間を上下点接
着6又は点溶着6で形成する。その微多孔質フィルは実
施1同様の性質、形態である。
【0010】
【発明の効果】よって、容器内で自然発生的に発生した
ガス(気体)は、常に上下二枚の微多孔質フィルムと中
の多孔体パッキン材を通りキャップ天面の排出孔を抜け
る。液体の漏れ止めは、キャップ2と容器ノズルそのネ
ジ部螺合力により、ソフト材パッキンをはさみソフト材
のパッキンがノズル天面になじみ円周密封する。
【0011】(第3の実施の形態)図3でキャップ2と
容器3のノズルネジ部の螺合関係は、実施1、実施2と
形成は同様である、又そのキャップ天面の排出口も、実
施2と同様である。違いは、キャップ2の内天面に内蔵
する複合パッキン5aの構成が違う、その違いは微多孔
質フィルム1はキャップ天面位置の上面片側でそのパッ
キン材5aはドーナツ形状の形態では片側のフィルム面
は点溶着又は点接着である。その多孔質フィルムは実施
1、実施2、同様の性質、形態である。
【0012】
【発明の効果】容器内で自然発生的に発生したガス(気
体)は、常にパッキン材の微多孔質フィルムから通り、
キャップ天面排出孔から抜ける。液体の漏れ止めは、キ
ャップ2と容器ノズルのネジ部螺合力によりソフト材の
パキンをはさみパッキンがノズル天面になじみ円周密封
する。
【0013】(第4の実施の形態)図4でキャップ2と
容器3のノズルネジ部の螺合関係は、実施1、実施2、
実施3と形成は同様である、又そのキャップ天面の排出
口も、実施2、実施3と同様である。違いはキャップ2
内天面中央に微多孔質フィルム1をキャップの成形と同
時にインサート成形しているガス抜き用キャップであ
る。
【0014】
【発明の効果】容器内で自然発生的に発生したガス(気
体)は、常にインサート成形した微多孔質フィルム1面
を通り、キャップ面の排出孔通り排出する。ネジ部の漏
れ防止はキャップ部のインナー2e部が3bの内径に気
密保持され常に内接円周密封嵌合で形成し、ネジの螺合
との嵌合力で、常に密封している。
【0015】
【発明の効課】本発明は、以上詳細述したようになり、
ガス抜き部分は、シート状の微多孔質フィルム1効課と
液漏れの部分は、工夫し易い樹脂成型品のキャップ2と
の組み合わせ、更に漏れやすい成形容器等には注出部に
なじむパッキン材5a等の工夫により互いの利点を生か
し色々の容器の種類に対応した実施の形態案の組み合わ
せたガス(気体)抜きキャップである。自然発生的に発
生するガス(気体)を発生する内容物(液体、個体、粉
体等)又は呼吸等を必要とする内容物を容器等に納める
時このガス抜きキャップ、を使用することで、容器破損
又は漏洩等を防ぎ内容物の品質の保証等できるキャップ
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す側断面図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す側断面図と、
パッキン部の拡大断面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す側断面図と、
パッキン部の拡大他面図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態を示す側断面図であ
る。
【符号の説明】
1 微多孔質フィルム 2 キャップ 2a キャップネジ部 2b キャッブ天面凹部(ヒンジ蓋部嵌合部) 2c キャッブ天凹部凹形状アンダーカット 2d キャップ天面排出孔 2e キャップ内側インナーリング部 3 容器 3a 容器ノズル 3b 容器ノズル内径 4 キャップ一体成型ヒンジ蓋部 4a キャップ一体成型ヒンジ蓋排出孔部 4b キャップ一体成型ヒンジ蓋凸部アンダーカ
ット 5 多孔質材パッキン 5a 複合パッキン 6 点溶着又は点接着

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャップの内天面部に微多孔質フィルム
    1を内蔵し、その微多孔体フィルムは液体を浸透せず、
    ガス(気体)だけを通す性質のフィルムとする。このよ
    うに、容器内の内容物(特に液体)が自然発生的に微量
    のガスを発生する内容物(特に液体)に対応することを
    特徴とするガス(気体)抜き専用キャップ。
  2. 【請求項2】 前記キャップの天面部は微多孔質フィル
    ム1からガス(気体)を通しそのガス(気体)を容器の
    外に抜く為の抜き孔があることを特徴とする請求項1に
    記載のガス(気体)抜きキャップ。
JP2000095857A 2000-02-03 2000-02-03 ガス抜きキャップ Pending JP2001213468A (ja)

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