JP2001212744A - レンズの光学表面の曲率に適合する層を有するラップおよび光学表面の仕上げ方法 - Google Patents

レンズの光学表面の曲率に適合する層を有するラップおよび光学表面の仕上げ方法

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JP2001212744A
JP2001212744A JP2000367262A JP2000367262A JP2001212744A JP 2001212744 A JP2001212744 A JP 2001212744A JP 2000367262 A JP2000367262 A JP 2000367262A JP 2000367262 A JP2000367262 A JP 2000367262A JP 2001212744 A JP2001212744 A JP 2001212744A
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エム ドゥリー ジョナサン
Michael Goulet
ゴーレット マイケル
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 広範囲な曲率を有する光学表面に適合する適
合ラップ並びに光学表面を仕上げるための装置及び方法
を提供する。 【解決手段】 ラップの硬質ベース表面18は所定の曲
率範囲に対応した眼科用レンズ曲率を画定する。加工表
面22は、選択されたレンズ表面67に接触して選択表
面の曲率に適合するベース表面18近傍に延在する硬質
重合体材料によって画定される。熱可塑性プラスチック
と金属粒子の混合物からなる選択的適合材料24は硬質
ベース表面18と加工表面22との間に延在する層を形
成し、選択的に固体と非固体状態の間を変化可能であ
る。非固体状態において、適合材料24は加工表面22
をベース表面18に対して移動可能とし、よって所定の
曲率範囲内で複数の眼科用レンズ曲率のいずれか一つの
曲率に適合する。固体状態においては、該材料24は選
択されたレンズ表面の曲率に適合する位置に加工表面2
2を固定し、レンズ表面の仕上げの間その適合位置を保
持する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は特定の処方による輪
郭の光学表面の仕上げ装置および方法に関し、さらに詳
細には、光学表面に加工作業を行う、広範囲の光学表面
の曲率に選択的に適合した加工表面を包含する装置およ
び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】メガネレンズの光学表面は、典型的に
は、選択された焦点あわせまたは他の光学的効果を奏す
るための輪郭をレンズが有するようにする特定のレンズ
処方によって調整される。輪郭は凸面でも凹面でもよ
く、またレンズは協働して所望の光学効果を奏するよう
な凸面および凹面の双方を備えていても良い。概して、
目の直近のメガネレンズ表面は、複合曲面で構成される
凹面輪郭で研磨される。多くの眼科用レンズにはトーリ
ック面が見られ、それはトロイドまたはドーナツ状の断
面の輪郭を有する。一般的に、トーリック面には2種の
基本的な曲率があり、一つは赤道半径に対応し、もう一
方はトロイドを形成する管状要素の半径に対応する。こ
れら2種の曲率はそれぞれ「球面」と「円柱面」と称さ
れ、円柱の「軸」角度と共に、前面の球面曲率とレンズ
材料の屈折率とで、レンズの処方倍率を定義する。
【0003】眼科用レンズの処方表面を仕上げる従来方
法では、仕上げられるレンズの所望の処方表面の輪郭に
実質的に適合した特別の輪郭表面を有するラップを使用
する。薄肉の仕上げパッドは、典型的には接着剤によっ
てラップの輪郭表面に取付けられ、そして研磨材はスラ
リーとして直接パッド上に導かれるか、またはパッド自
身に含ませている。典型的には、研磨材を接着したまた
はそれに一体化させたパッドは、練磨パッド(fining p
ads)と称され、より粗い仕上げ作業に使用される。研
磨材無しの繊維パッドは微細研磨材料を含むスラリーと
共に使用され、研磨パッド(polishing pads)とも称さ
れている。別段に特に述べない限り、用語「仕上げパッ
ド」は本明細書全体に渡り両方のパッドを指すのに使用
され、用語「仕上げ」は本明細書全体に渡り両方の作業
を指すのに使用される。
【0004】従来の仕上げ作業用の仕上げパッドは比較
的薄く、ラップからその形状を取らなければならないの
で、その結果、ラップは主として仕上げられるレンズの
処方または曲率に適合した輪郭に研磨されなければなら
ない。それゆえに、仕上げ試験所は、通常必要とされる
全範囲にわたる処方に対応した多数のラップを備えなけ
ればならない。いうまでもないが、著しい数のラップ在
庫が必要となる。または、必要に応じて、各々の処方に
対して別個のラップを研磨することも出来る。ローガン
(Logan)等に対して発行され本発明の譲受人に譲渡さ
れた米国特許第4,989,316号は、レンズブラン
クを切削する数値制御装置とレンズブランクの仕上げに
使用される対応するラップブランクを開示する。
【0005】さらなる代替手段としては、メガネレンズ
を形成するレンズブランクを所望の処方に粗く研磨し
て、そして適合するラップを仕上げ作業用の工具として
使用することが出来る。一般的に適合ラップは加工表面
を有し、その加工表面はレンズブランクの研磨される輪
郭表面の曲率に適合するようにされている。それゆえ、
スラリーと共に練磨パッドまたは研磨パッドを使用する
仕上げ作業中に、輪郭表面の粗さは取除かれるが、処方
により定義される概略の曲率は保持される。適合ラップ
は、米国特許第2,654,027号、第4,831,
789号、第5,095,660号、第5,345,7
25号及び第5,593,340号、ならびに欧州出願
第0655297号において示されている。
【0006】
【発明の目的】本発明は、広範囲の曲率を有する光学表
面の輪郭に適合しうる適合ラップならびにそのような光
学表面を仕上げるための関連方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【発明の概要】本発明は眼科用レンズ表面のような光学
表面を仕上げる適合ラップに関し、またそのような表面
を仕上げる関連方法に関する。適合ラップは所定の曲率
範囲に対応する眼科用レンズ曲率のような公称曲率を画
定する硬質ベース表面を有する。好ましくは薄い硬質重
合体表面である加工表面は、選択された光学表面と接触
しかつ光学表面の曲率に適合するベース表面近傍に延在
する。ラップの選択的適合材料は硬質ベース表面と加工
表面との間に延在する層を形成し、その材料は選択的に
固体と非固体状態との間で変化可能である。非固体状態
では、選択的適合材料はベース表面に対して加工表面を
移動可能とし、よって所定の曲率範囲内で複数の光学表
面曲率のいずれか一つの曲率に対して適合する。そして
その固体状態においては、該材料は選択された光学表面
の曲率に適合する位置に加工表面を固定し、選択光学表
面の仕上げの間その適合位置を保持する。
【0008】好ましい実施態様において、選択的適合材
料は、熱可塑性プラスチックと、例えばアルミニウム等
の他の熱伝導性がより高い粒子との混合物であり、熱エ
ネルギーを加えることで固体状態から非固体状態へと変
化可能である。
【0009】本発明の一つの特徴は、温調流体を流体チ
ャネルの排出端部を介して導入して、適合材料を固体か
ら非固体へまたその逆に変化させることである。排出端
部は、ベース表面の実質的中央部に比較的高温の流体を
導入する少なくとも一つの中央開口部と、ベース表面の
側部に比較的低温の流体を導入する複数の開口部とを含
む。本発明の排出端部は、適合材料が冷えて精密なレン
ズの形状出しがなされることを確実にする。
【0010】本発明の利点は、適合ラップが速やかにま
た精密に選択された光学表面曲率に適合して、精密に例
えば眼科用レンズ表面を仕上げることができる点であ
る。本発明の他の利点は、限定数の適合ラップを備え、
各々のラップが所定の曲率範囲内で複数の相異する眼科
用レンズ曲率のいずれにも適合することができる点であ
る。
【0011】本発明の他の利点は以下の詳細な説明及び
添付図面により明らかになるであろう。
【0012】本発明は、光学表面を仕上げる適合ラップ
(12)であって、ベース曲率を画定する硬質ベース表
面(18)と;前記ベース表面の近傍に延在し、選択さ
れた光学表面に接触して前記選択光学表面の曲率に適合
する加工表面(22)と;前記硬質ベース表面(18)
と加工表面(22)との間に延在する層を形成し選択的
に固体状態と非固体状態との間を変化可能な選択的適合
材料(24)とからなり、非固体状態の前記材料(2
4)は前記ベース表面(18)に対する前記加工表面
(22)の移動を可能として前記選択光学表面の曲率に
適合し、そして固体状態の前記材料(24)は前記加工
表面(22)を前記選択光学表面の曲率に適合する位置
に固定し、前記選択光学表面の仕上げ中の該適合位置を
保持することを特徴とする。
【0013】さらに、前記選択的適合材料(24)は、
前記ラップのほぼ周囲温度あるいはそれ以下の温度で固
体状態をとり、熱エネルギーの適用に応じて非固体状態
に変化しうる熱可塑性プラスチックを含んでなると好ま
しい。
【0014】前記ラップはさらに、前記材料(24)が
選択的に固体および非固体状態の間を変化するように前
記材料(24)の温度の制御手段を含ませることができ
る。
【0015】前記硬質ベース表面(18)は熱伝導性材
料で形成されており、前記材料(24)の温度制御手段
は前記ベース表面(18)と熱伝導する温調流体の導入
手段(26)を含んで、前記ベース表面(18)の温度
調整を行い、その結果、前記ベース表面(18)と熱伝
導する前記適合材料(24)の温度を調整することがで
きる。
【0016】前記温調流体の導入手段(26)は、比較
的高温の流体(32)を前記ベース表面(18)のほぼ
中央部に導入する少なくとも一つの開口部(37)を有
する排出端部(31)と、比較的低温の流体(34)を
前記ベース表面(18)の中央部と側部とに導入する複
数の開口部(38,39)とから構成されると好まし
い。
【0017】前記温調流体の導入手段(26)は、前記
ベース表面(18)と流通するよう連結された少なくと
も一つの流体チャネルと、前記ベース表面(18)と熱
伝導する温調流体を導入する少なくとも一つの前記流体
チャネルと流通するよう連結された温調流体源(28)
とを含んで、前記ベース表面(18)の温度をすること
が可能である。
【0018】前記温調流体の導入手段(26)が熱流体
パイプ(35)と冷流体パイプ(36)とを含むと好ま
しい。
【0019】前記熱流体パイプ(35)と前記冷流体パ
イプ(36)とが実質的に同心円状に配置されると好ま
しい。
【0020】 前記ラップはさらに、前記熱及び冷流体
パイプ(35,36)と実質的に同心円状に配置される
ドレンパイプ(44)を含み、流体が適合ラップの下面
(30)と接触した後に排出されるように構成すること
ができる。
【0021】前記選択的適合材料(24)は、さらに前
記材料の熱伝導性を高める粒子を含んでおり、前記粒子
が金属であると好ましい。
【0022】前記加工表面(22)は、前記選択的適合
材料層上に重ねられてその層と接触する重合体層によ
り、少なくとも一部を画定されていると好ましい。
【0023】前記加工表面(22)は、前記重合体層の
前記選択的適合材料に対して反対側に取付けられる仕上
げパッド(50)によってさらに画定することができ
る。
【0024】前記重合体層は、その厚みが約10ミル
(約0.25mm)未満であると好ましい。
【0025】前記ベース曲率は公称眼科用レンズ曲率を
画定し、選択的適合材料(24)の層は、所定の眼科用
レンズ曲率範囲内で前記公称曲率の修正が可能である。
【0026】本発明は、所定の光学表面曲率に適するベ
ース曲率を画定する硬質ベース表面(18)と、前記ベ
ース表面の近傍に延在し、前記選択された光学表面に接
触して前記選択光学表面の曲率に適合する加工表面(2
2)と、前記硬質ベース表面(18)と加工表面(2
2)との間に延在する層を形成し選択的に固体状態と非
固体状態との間を変化可能な選択的適合材料(24)と
を有する適合ラップ(12)で前記選択された光学表面
を仕上げる方法であって、該方法が:前記選択された光
学表面(67)の曲率を決定し;前記ベース曲率と前記
適合材料(24)の層厚を選択して前記加工表面(2
2)が前記選択光学表面の曲率に適合可能とし;前記適
合材料(24)を固体状態から非固体状態に変化させ;
前記選択光学表面(67)を押圧して前期加工表面(2
2)に接触させて、その結果、前記加工表面(22)と
その下の選択的適合材料(24)層とを前記選択光学表
面の曲率に適合させ;前記選択光学表面(67)が前記
加工表面(22)に適合し接触して押圧された状態で、
前記選択的適合材料(24)を非固体状態から固体状態
に変化して、それにより前記加工表面(22)に前記選
択光学表面(67)の曲率を順応させ;前記選択光学表
面を前記加工表面(22)に適合して接触した状態で、
前記光学表面(67)と加工表面(22)の少なくとも
一方を他方に対して移動して、前記光学表面(67)を
仕上げること;の各工程を含むことを特徴とする。
【0027】前記光学表面(67)及び加工表面(2
2)の少なくとも一方を他方に対して移動する工程は、
前記光学表面曲率によって画定される経路に沿って前記
光学表面を移動することを含むと好ましい。
【0028】前記方法はさらに、前記加工表面(22)
を固定し、前記光学表面を前記加工表面(22)に対す
る所定の経路にそって移動する工程を含むことができ
る。
【0029】前記方法はさらに、加工表面を前記選択光
学表面(67)の曲率に合わせることに引き続き前記加
工表面(22)上にパッド(50)を置き;前記加工表
面(22)をその上に載せられた前記パッド(50)に
再適合して、前記パッドの厚さを補整することの中間工
程を含み、さらに、前記パッド(50)上に水を向ける
次工程を含むと好ましい。
【0030】
【発明の実施の形態】図1において、本発明を例示する
適合ラップ組立品が、概して参照番号10で示されてい
る。ラップ組立品10は、適合ラップ12と、セットア
ップおよび仕上げ作業中に適合ラップを固定しておくラ
ップ取付台14とを含む。適合ラップ12は、硬質ベー
ス表面18を画定するベース16と、ベース表面の周囲
から垂下する取付フランジ20とを含んでなる。加工表
面22は硬質ベース表面18上に重ねられ、選択的適合
材料24は加工表面22と硬質ベース表面18との間に
延在する層を形成し、その材料は選択的に固体と非固体
状態の間を変化可能である。以下に述べるように、その
非固体状態においては、非固体状態の適合材料24はベ
ース表面18に対して加工表面22を移動可能とし、よ
って選択された光学表面の曲率に適合し、その固体状態
においては、材料24は選択された光学表面の曲率に適
合する位置に加工表面22を固定し、光学表面の仕上げ
中には適合位置を保持する。さらに以下に述べるよう
に、ベース表面18はベースまたは公称眼科用レンズ曲
率を画定し、選択的適合材料24の層により、加工表面
22は、所定の公称曲率範囲内で複数の相異する眼科用
レンズ曲率のいずれにも適合可能とされる。
【0031】適合材料24は好ましくは熱エネルギーを
加えることで固体と非固体状態との間を選択的に変化可
能な熱可塑性プラスチックを含んでいる。好ましくは、
熱可塑性プラスチックは、適合ラップの周囲温度では固
体状態を維持し、熱エネルギーを加えるのに応じて非固
体状態に変化する。
【0032】現時点での好ましい実施態様においては、
該熱可塑性プラスチックは、本発明の譲受人によって、
商標名「フリーボンド(Freebond)(登録商標)」で販
売されているタイプのものである。フリーボンド(登録
商標)熱可塑性プラスチックは室温(約70°F、約2
1.11℃)では固体状態で存在し、約122°F(約
50℃)の温度に加熱した時には非固体の液体化状態へ
と変化する。好ましくは、適合材料24はフリーボンド
(登録商標)熱可塑性プラスチックと、1以上の熱伝導
性のより高い材料との混合物からなり、よって材料の熱
伝導性を高め、固体状態から非固体状態へ材料を加熱し
非固体状態から固体状態へ材料を冷却するのに要するサ
イクル時間を減少させる。
【0033】従って、現時点での本発明の好ましい実施
態様においては、選択的適合材料24は以下の比率によ
り混合されたフリーボンド(登録商標)熱可塑性プラス
チックとアルミニウム粉末とからなる:フリーボンド
(登録商標)熱可塑性プラスチック約1重量部に対して
アルミニウム粉末約3.5重量部。アルミニウム粉末は
約20ミクロン(μm)の球状粒子からなり、しかし他
のサイズ及び/または他のタイプの熱伝導性添加剤を同
様に採用しても良い。この好ましい混合物により熱伝導
性が著しく改善され、したがって、フリーボンド(登録
商標)それ自身と比較して、より短い加熱および冷却サ
イクル時間となる。しかし、特殊な熱伝導性及び/また
は他の物理特性を所望するのに応じて、金属粉末または
他の熱伝導性添加剤を除去することもでき、または熱可
塑性プラスチックと熱伝導粒子の異なる相対量を採用す
ることもできる。さらに、フリーボンド(登録商標)また
は同様の熱可塑性プラスチックが好ましいが、当業者は
本明細書中の教示に基づき他の熱可塑性プラスチックも
採用しうることは認識するであろう。さらに、当業者は
本明細書中の教示に基づき、選択的適合材料24が記述
されたタイプの熱可塑性プラスチックに限定されず、例
えば、熱、放射線、化学的または機械的エネルギーの適
用により容易に固体と非固体状態とを変化可能な他の材
料を包含しうることは認識するであろう。
【0034】適合ラップ組立品10は、ラップのベース
表面18と熱伝導して連結する好ましくは水である温調
流体によってその固体と非固体状態との間を選択的に変
化して、ベース表面の温度を制御し、その結果ベース表
面との熱伝導している材料24の温度を制御する。図1
に示すように、ラップ取付台14は温調流体源28と流
通するよう連結される少なくとも一つの流体チャネル2
6を含む。セットアップ中には、適合ラップ12は、図
2に示しまた以下にさらに記述するように、ラップ取付
台14に固定される。そして流体源28が作動されて好
ましくは水である温調流体が導管26を経てベース表面
18の下面30に導かれる。図1に示すように、ベース
表面18の下面30は凸面に形成され第1半径「r1」
によって定義される。流体チャネル26の排出端部31
は下面30の略中央直下から離隔されている。そして、
図1及び3に矢印32,34で示すように、温調流体は
下面30の凸面上に流れ込み、速やかに接触して全体表
面を加熱または冷却の各々を行う。ラップベース16
(または少なくともベース表面18を画定する部分)は
比較的熱伝導性の高い、例えばアルミニウムなどの材料
で形成されて、ラップの加熱および冷却サイクル時間を
減少させる。
【0035】図1及び2を参照すれば、流体チャネル2
6は熱流体パイプ35および冷流体パイプ36を含み、
冷流体パイプは実質的に熱流体パイプ35と同心円状と
されている。図3を参照すれば、流体チャネル26の排
出端部31は少なくとも一つの熱流体開口部37と複数
の冷流体開口部38,39とを含んでいる。熱流体開口
部37は熱流体パイプ35に連通し、実質的に中央に位
置して、図1,2に矢印32でも示すように、熱流体3
2が下面30のほぼ中心に向けて導かれる。熱流体は分
散して表面30を加熱する。冷流体開口部38,39は
冷流体パイプ36と流通され、そして下面30の中央に
向けかつ表面30の外側に向けて導かれて、冷流体34
が下面30を冷却する。本発明の好ましい実施態様にお
いて、冷流体開口部38は実質的に45°の角度で形成
されている。図1に示すように、流体ドレン42は少な
くとも一つのドレンパイプ44をへて連結され、ラップ
取付台内部を経て通過した後に温調流体を受け入れ排出
する(または必要に応じ再循環する)。ドレンパイプ4
4は実質的に熱流体パイプおよび冷流体パイプ35,3
6と同心円状である。
【0036】本発明の好ましい実施態様においては、導
管26の排出端部を介して温度T1の比較的高温の水を
導入し、それによりベース表面18と適合材料24の層
をほぼ同一温度に加熱することで、適合材料24を非固
体状態へと変化させる。したがって、上記のフリーボン
ド(登録商標)タイプ材料24の場合、温度T1は少なく
ともほぼ122°F(約50℃)でなければならない。
この流体温度は速やかに加熱しその結果好ましい材料2
4をその固体状態から非固体状態へとかえるに十分であ
る。好ましい実施態様において、導管26の排出端部を
へて導かれた約150°F(約65.56℃)の水は、
好ましい材料24を固体から非固体状態へ約10から1
5秒の範囲内で変化させた。それから、加工表面22を
選択された光学表面の曲率に適合させた後、後に記述す
るように、導管26の排出端部31をへて導かれた約4
0から50°F(約4.45から10℃)の水は、好ま
しい材料24をその非固体状態から固体状態へ約5から
10秒の範囲内で変化させた。
【0037】本発明者等は最終加工レンズが十分な光学
品質を持つように、加工表面22におけるゆがみ、また
は加工表面と適合材料24の層との間の相対移動は最小
にすべきであり、好ましくは排除すべきであることを見
出した。したがって、加工表面22は比較的薄く、硬質
で硬直した材料で作り、仕上げ作業中の加工表面のゆが
みを最小にし、好ましくは排除する。本発明の現時点の
好ましい実施態様においては、加工表面22は薄い重合
体材料、好ましくは約4から8ミル(0.1から0.2
mm)の範囲の厚みのビニルで作られている。これによ
り、好ましいフリーボンド(登録商標)タイプ材料24の
特性と組み合わさり、加工表面22におけるゆがみも加
工表面と層24間の相対的移動も実質的に防止される。
【0038】図1に最も良く示されるように、ラップベ
ース16の垂下するフランジ20は、加工表面22の重
合体シートと溝内でシートに重なるエラストマーのO−
リング48とを収容する周囲溝46を有する。組立て中
には、加工表面22を形成する重合体シートは適合材料
24の層の上に重ねられて、ラップベース16の垂下す
るフランジ20周りに下方向に引っ張られる。
【0039】それから、エラストマーO−リング48が
回され、またはフランジ20上に滑り込まされて、周囲
溝46内に収容されて、重合体シートをラップに固定す
る。エラストマーリング48は溝46内で十分に緊縛し
て嵌合する寸法とされて、セットアップから仕上げ作業
に渡り重合体シートをラップに確実に固定する。本明細
書中の教示に基づき当業者が理解するように、加工表面
22をラップベース16に固定するために、他の機構ま
たは構造を同様に採用することができる。例えば、加工
表面22を形成するシートはラップに対して、接着剤、
溶着、またはシートをベースに固定する多くのあらゆる
公知の留め具によって取付け得るであろう。
【0040】図4に示すように、仕上げパッド50は加
工表面22上に重ねられ、それに取付けられて、メガネ
レンズを仕上げる加工表面をさらに画定する。仕上げパ
ッド50は、商業的に入手可能な光学表面練磨及び/ま
たは研磨用の多くの公知の仕上げパッドにより形成され
ても良い。したがって、仕上げパッド50は、接着また
はパッドに一体化した例えばシリコンカーバイトグリッ
トのような研磨材料を有することができる。例示の仕上
げパッドとしては溝付ディスクの形状で提供され、ブッ
ケ(Butzke)等の米国特許第4,255,164
号に開示のタイプのものでもよい。研磨用としては、他
方で、パッド50は研磨材無しの繊維仕上げパッドの形
状(例えば、フェルトのような不織布)であってもよ
く、必要に応じて光学表面及び加工表面の界面に導入さ
れるスラリーを共に使用することもできる。
【0041】仕上げパッドまたは同様の加工表面50は
加工表面22上に重ねられ、当業者に公知の多数の取り
付けまたは結合手段のいずれかによって加工表面22に
取付けられる。好ましくは、仕上げパッド50は下にあ
る加工表面22に接着剤または両面留めテープによって
取付けられる。それにより、仕上げパッドを適所に固定
し、仕上げ作業中にパッドと下にある表面との間の相対
的な移動を防止する。好ましくは、適合ラップ12は、
仕上げパッドまたは同様の加工表面50を交換可能に下
方加工表面22に取付ける手段を含む。たとえば、仕上
げパッド50の下側には、接着剤または他の留めテープ
(例えばベルクロ(商標登録))、または工具無しで仕
上げパッドを下にある加工表面22に取り外し可能に留
めるまたは連結する他の手段を含んでも良い。仕上げパ
ッド50の代替手段として、加工表面22が光学表面を
仕上げる所望の表面特徴を画定することもできる。しか
し、交換可能な仕上げパッド50が現時点では好まし
い。
【0042】図1および2に示すように、ラップ組立品
10はさらに適合ラップ12をラップ取付台14に取り
外し自在に取付ける手段を含む。ラップ取付台14は直
立フランジ52を有し、それはラップベース16の垂下
するフランジ20内に滑走可能に収容される寸法にされ
ている。直立フランジ52はエラストマーO−リング5
6を収容する周囲溝54を画定する。ラップベース16
の垂下するフランジ20は同様にその内面に環状溝58
を画定し、適合ラップ12が取付台14に載置された場
合に周囲溝54に整列される。周囲溝54は導管60を
介して加圧/真空源62に流通するよう連結している。
適合ラップ12をラップ取付台14に固定するために、
加圧/真空源62を作動させ、好ましくは空気である加
圧ガスを導管60に導き、図1に破線で示すように、エ
ラストマーリング56を外側にラップベース16の環状
溝58内に押圧して、それにより適合ラップを取付台に
固定する。それから、適合ラップ12を取付台14から
取り外すためには、加圧/真空源62を作動させて導管
60を介して真空を引き、その結果、エラストマーリン
グ56がラップベース16の環状溝58から内側に離れ
るように引かれる。真空源を駆動することで、適合ラッ
プ12を容易に取付台14から取除くことができる。
【0043】図4において、適合ラップ組立品10は、
メガネレンズブランク66の輪郭の光学表面の仕上げ装
置に搭載されている。この種の装置では、レンズブラン
ク66は、接着剤、機械的留め具、または他の適切な連
結機構により、仕上げ作業を行うための桶または同様の
入れ物(図示せず)内に位置する取付ブラケットである
レンズホルダ68に連結される。好ましくは、ラップ取
付台14は、レンズホルダ68とレンズ66とを適合ラ
ップ12上方に支持した状態で、装置の支持表面に固定
される。図5に示すように、適合ラップ12の加工表面
22は光学表面64の直径よりも小径で、加工表面が光
学表面の用法指示(即ち、曲率に適合)にあわせられ
る。
【0044】制御装置72によって出される命令によ
り、レンズホルダ68は、所定の経路に沿って適切な駆
動システム70により駆動される。制御装置72は、流
体源28、加圧/真空源62(図1に示す)および駆動
システム70を含む組立品の各々の構成部品と電気的に
接続されて、セットアップと仕上げ作業を行う各々の構
成部品を自動的に制御している。レンズ66とレンズホ
ルダ68の経路は、米国特許第3,893,264号に
記述されているように軌道状であるか、または直線状、
アーチ状、または他の所望の形状を有しても良い。しか
し、好ましくは経路は選択されたレンズ表面の曲率によ
って画定されて、精密に仕上げレンズの曲率を再現す
る。
【0045】図4に示すものは、この方法における光学
表面仕上げ装置の例であり、本発明の譲受人に譲渡され
ている「1以上のレンズ表面に加工作業を行う方法およ
び装置」と題された1998年5月6日提出の米国特許
出願番号第09/073,491合に開示されており、
この文献はここに本開示の一部として参照され明確に包
含される。本装置においては、駆動システム70は少な
くとも3対の連接支持体74からなり、それらはお互い
に一定角で離隔され、レンズホルダとレンズを制御装置
72の出す命令の下で事実上あらゆる所定の方向に移動
するレンズホルダ68に連結されて、適合レンズをセッ
トアップし、後述のように、光学表面を仕上げる。
【0046】本発明の作業においては、図4の装置をセ
ットアップして、レンズをレンズホルダ68に固定して
取付けることにより選択されたレンズ66を仕上げる。
それから、適合ラップ12は、選択されたレンズ66の
選択されたレンズ表面67の曲率に適合するように調整
される。まず、レンズ66がラップの加工表面22の上
方に離隔された状態で、制御装置72は流体源28を作
動して、比較的温かい温度T1の水を図2の流体チャネ
ル26の排出端部31を介して導入し、ラップベース1
6の下面30に接触させる。上記のように、好ましい実
施態様に於いては、約150°F(約65.56℃)の
水でフリーボンドタイプ材料24を数秒で固体から非固
体状態に変化することもできる。その後、選択的適合材
料24の層が非固体状態で、制御装置である制御コンピ
ュータ72が駆動システム70を作動して、レンズホル
ダ68を下方に動かし、その結果、図5に示すようにレ
ンズ表面67を押圧して加工表面22に接触させる。中
間層24が非固体状態であるので、加工表面22は光学
表面64の曲率に正確に適合される。図5を参照すれ
ば、レンズ66がラップの加工表面22に接触して押圧
されるので、適合材料24は再配分されてその中央部が
比較的薄い層を形成する。
【0047】光学表面64が加工表面22に接触して適
合するように押圧されると、制御コンピュータは流体源
28を作動して、相対的に冷たい流体を導管26の排出
端部31を介して導入し、ベース表面18の下面30の
側部に接触し、適合材料24の層を非固体から固体状態
に変化させる。上記のように、現時点での好ましい実施
態様に於いては、約40から50°F(約4.45から
10℃)の水で、好ましい材料24をその非固体状態か
ら固体状態に数秒で変化させることができる。冷流体3
4は、まず表面30の側部と接触するので、側部の冷却
が開始され、よって再配分された適合材料24の厚い層
が適切に冷却され、確実に適合ラップが精密にレンズ表
面67の形状を呈するようになる。
【0048】適合材料24の層が固体状態で、それゆえ
に加工表面22が選択された光学表面の曲率に適合する
位置に固定された状態で、駆動システム70が作動し
て、レンズホルダ68を適合ラップ12から離れるよう
に移動し、これによりレンズ66をラップから取出す。
もしレンズとレンズ表面との間に生じる真空により加工
表面22からのレンズ66の取出しを容易とする必要が
あれば、加工表面の曲率形成の前に、レンズと加工表面
との間に微細な細線を介在させて、真空の形成を防止し
ても良い。微細な細線によって生じる刻みは、ラップの
性能には影響しない。
【0049】レンズが加工表面22から取り除かれる
と、仕上げパッド50は加工表面に重なり、上記のよう
に加工表面に取付けられて光学表面を練磨及び/または
研磨がおこなわれる。加工表面22は選択された光学表
面67の曲率を画定するので、仕上げパッド50は若
干、その曲率を変える。仕上げレンズに選択された曲率
を正確に再現するために、レンズは適合材料24を若干
再適合するためのパッド50上に載置される。それゆ
え、適合材料は再適合されて、パッド50の厚さだけ補
整される。好ましい実施態様においては、パッドの厚さ
を補整することは、適合材料24が固体から非固体状態
に変化する完全なサイクルは必要としない。また、水が
パッド上に向けられる。
【0050】制御装置72はそれから駆動システム70
を作動して、レンズホルダ68とそれに取付けられたレ
ンズ66を移動して仕上げパッド50に接触させ、その
結果、所定の駆動経路を経てレンズホルダとレンズを移
動させ、レンズ表面64と仕上げパッド50との界面に
おける相対的移動を生じさせてレンズを仕上げる。仕上
げパッド50は、始めは従来の練磨パッドの形状のもの
として光学表面を練磨することが出来る。それから、練
磨が完了すると、練磨パッド50は加工表面22から取
除かれ、そして従来の研磨パッドと置き換えて光学表面
64を研磨することができる。仕上げ作業が完了した
ら、パッドは廃棄しても良く、作業は他のレンズに対し
て繰り返される。
【0051】本発明者等は、複数の適合ラップを備え、
各々のラップが異なる公称眼科用レンズ曲率を画定して
いることが望ましいであろうことを見出した。さらに、
適合材料24の層の厚さとの組み合わせの公称曲率を各
々のラップ12に設定して、各々の所定の曲率範囲内の
複数の相異する眼科用レンズに適応する。この手法で一
群のラップを備えておく利点の一つとしては、より広範
な眼科用レンズ曲率範囲に対応するように設計された単
一のラップと比較して、適合材料24の層の厚さを減ず
る事が可能なことである。その結果、加熱及び冷却サイ
クル時間を減少することができ、より少ない程度で、非
固体から固体状態へ移行した際の適合材料層における収
縮効果を最小にすることが出来る。
【0052】本発明の現時点での好ましい実施態様にお
いては、図1から5に示すタイプの異なるラップのファ
ミリーを提供することができ、約0から20ジオプトリ
ー(D)の範囲の異なるレンズ曲率に適応する。この場
合、各々の適合ラップ12は、下記の約1.5ジオプト
リー範囲のレンズ曲率に適応するよう設計される:
【0053】ラップ番号 曲率範囲 1 0 − 1.5D 2 1.5D − 3D 3 3D − 4.5D 4 4.5D − 6D 5 6D − 7.5D 6 7.5D − 9D 7 9D − 10.5D 8 10.5D − 12D 9 12D − 13.5D 10 13.5D − 15D 11 15D − 16.5D 12 16.5D − 18D 13 18D − 19.5D 14 19.5D − 21D
【0054】現時点での好ましい実施態様においては、
各々の適合ラップ12は公称値から−1.5ジオプトリ
ーの範囲を取り扱うことが可能であり、上記設定の大体
の加熱および冷却サイクルタイムを達成しうる。各々の
ラップは、およそ1.5加入度の円柱面(例えば6Dラ
ップ(上記ラップ番号4)上の−4.5×6)に適応し
うる。さらに、円柱面は加入度の中間に対して対称であ
る必要は無く、むしろ、全加入度は公称曲率の一方側に
対してでもよい。したがって、上記に要約された14の
適合ラップのファミリーが21ジオプトリー(1.5加
入度と同じ)までのあらゆるレンズ曲率に適合し、それ
らを仕上げる。さらに、いくつかのレンズはベースカー
ブに加えて、円筒面または交叉カーブを必要とする。ラ
ップは円筒面カーブのある所定量を有することも可能で
ある。
【0055】しかし、本明細書中の教示に基づいて当業
者が認識するように、上記の公称曲率及び各々の適合ラ
ップの所定の曲率範囲は単に典型的なものであり、所望
の加熱及び冷却サイクル時間を含む様々な要因に依存し
て必要に応じて変更可能である。
【0056】さらに、本発明の好ましい実施態様におい
ては、適合ラップの加工表面は研磨されるレンズの直径
よりも小径である。当技術において知られているよう
に、より高いジオプトリーのラップに対しては特に高い
ジオプトリーのラップあるいは高められたラップが使用
される。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る装置及び方
法によれば、広範囲な曲率を有する光学表面の輪郭に適
合する適合ラップを得ることができ、かつこのラップを
用いて光学表面を適切に仕上げることができる。
【0058】本発明の上記の及び他の実施態様に対し
て、添付の請求の範囲に定義される範囲から逸脱するこ
と無く、様々な変更および修正がなされても良いこと
は、当業者により認識するであろう。したがって、好ま
しい実施態様の詳細な記述は限定的な意味ではなく、説
明として捉えられるべきものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明を例示する適合ラップとラップ取
付台組立品の分解部分概略図である。
【図2】図2は、図1の組み立てられた適合ラップとラ
ップ取付台の概略図である。
【図3】図3は、図2の適合ラップに流体を導入する導
管の排出端部の斜視図である。
【図4】図4は、図2の組立品部分概略図であり、仕上
げ装置のラップ取付台に適合ラップが固定されているこ
とを示す。
【図5】図5は、選択されたレンズが載置されている、
図2の適合ラップの拡大図である。
【符号の説明】
10 ラップ組立品 12 適合ラップ 14 ラップ取付台 16 ベース 18 硬質ベース表面 20 取付フランジ 22 加工表面 24 適合材料 26 流体チャネル(導管)(導入手段) 28 温調流体源 30 ベース表面下面 31 排出端部 32 熱流体 34 冷流体 35 熱流体パイプ 36 冷流体パイプ 37 熱流体開口部 38,39 冷流体開口部 42 流体ドレン 44 ドレンパイプ 46 周辺溝 48 O−リング 50 仕上げパッド 52 直立フランジ 54 周囲溝 56 エラストマーO―リング 58 環状溝 60 導管 62 加圧/減圧源 64 光学表面 66 メガネレンズブランク 68 レンズホルダ 70 駆動システム 72 制御装置 74 連接支持体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02C 7/02 G02B 1/10 Z (72)発明者 マイケル ゴーレット アメリカ合衆国 コネチカット州 06248 ヘブロン オールド ダニエルズ レー ン 41 (72)発明者 ディビット ジェー ローガン アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 01245 モントレー プレーヤー フィス ケ ウェイ 1

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学表面を仕上げる適合ラップであっ
    て、 ベース曲率を画定する硬質ベース表面と;前記ベース表
    面の近傍に延在し、選択された光学表面に接触して前記
    選択光学表面の曲率に適合する加工表面と;前記硬質ベ
    ース表面と加工表面との間に延在する層を形成し選択的
    に固体状態と非固体状態との間を変化可能な選択的適合
    材料とからなり、 非固体状態の前記材料は前記ベース表面に対する前記加
    工表面の移動を可能として前記選択光学表面の曲率に適
    合し、そして固体状態の前記材料は前記加工表面を前記
    選択光学表面の曲率に適合する位置に固定し、前記選択
    光学表面の仕上げ中の該適合位置を保持することを特徴
    とする適合ラップ。
  2. 【請求項2】 前記選択的適合材料は、前記ラップのほ
    ぼ周囲温度あるいはそれ以下の温度で固体状態をとり、
    熱エネルギーの適用に応じて非固体状態に変化しうる熱
    可塑性プラスチックを含んでなることを特徴とする請求
    項1に記載の適合ラップ。
  3. 【請求項3】 前記ラップはさらに、前記材料が選択的
    に固体および非固体状態の間を変化するように前記材料
    の温度の制御手段を含んでなることを特徴とする請求項
    2に記載の適合ラップ。
  4. 【請求項4】 前記硬質ベース表面は熱伝導性材料で形
    成されており、前記材料の温度制御手段は前記ベース表
    面と熱伝導する温調流体の導入手段を含んで、前記ベー
    ス表面の温度調整を行い、その結果、前記ベース表面と
    熱伝導する前記適合材料の温度を調整することを特徴と
    する請求項3に記載の適合ラップ。
  5. 【請求項5】 前記温調流体の導入手段は、比較的高温
    の流体を前記ベース表面のほぼ中央部に導入する少なく
    とも一つの開口部を有する排出端部と、比較的低温の流
    体を前記ベース表面の中央部と側部とに導入する複数の
    開口部とを含んでなることを特徴とする請求項4に記載
    の適合ラップ。
  6. 【請求項6】 前記温調流体の導入手段は、前記ベース
    表面と流通するよう連結された少なくとも一つの流体チ
    ャネルと、前記ベース表面と熱伝導する温調流体を導入
    する少なくとも一つの前記流体チャネルと流通するよう
    連結された温調流体源とを含んで、前記ベース表面の温
    度を制御することを特徴とする請求項4に記載の適合ラ
    ップ。
  7. 【請求項7】 前記温調流体の導入手段が熱流体パイプ
    と冷流体パイプとを含んでなることを特徴とする請求項
    6に記載の適合ラップ。
  8. 【請求項8】 前記熱流体パイプと前記冷流体パイプと
    が実質的に同心円状に配置されていることを特徴とする
    請求項7に記載の適合ラップ。
  9. 【請求項9】 前記ラップはさらに、前記熱及び冷流体
    パイプと実質的に同心円状に配置されるドレンパイプを
    含み、流体が適合ラップの下面と接触した後に排出され
    ることを特徴とする請求項8に記載の適合ラップ。
  10. 【請求項10】 前記選択的適合材料は、さらに前記材
    料の熱伝導性を高める粒子を含んでいることを特徴とす
    る請求項2に記載の適合ラップ。
  11. 【請求項11】 前記粒子が金属であることを特徴とす
    る請求項10に記載の適合ラップ。
  12. 【請求項12】 前記加工表面は、前記選択的適合材料
    層上に重ねられてその層と接触する重合体層により、少
    なくとも一部を画定されていることを特徴とする請求項
    1に記載の適合ラップ。
  13. 【請求項13】 前記加工表面は、前記重合体層の前記
    選択的適合材料に対して反対側に取付けられる仕上げパ
    ッドによってさらに画定されていることを特徴とする請
    求項12に記載の適合ラップ。
  14. 【請求項14】 前記重合体層は、その厚みが約10ミ
    ル(約0.25mm)未満であることを特徴とする請求
    項12に記載の適合ラップ。
  15. 【請求項15】 前記ベース曲率は公称眼科用レンズ曲
    率を画定し、選択的適合材料の層は、所定の眼科用レン
    ズ曲率範囲内で前記公称曲率の修正を可能とすることを
    特徴とする請求項1に記載の適合ラップ。
  16. 【請求項16】 所定の光学表面曲率に適するベース曲
    率を画定する硬質ベース表面と、前記ベース表面の近傍
    に延在し、前記選択された光学表面に接触して前記選択
    光学表面の曲率に適合する加工表面と、前記硬質ベース
    表面と加工表面との間に延在する層を形成し選択的に固
    体状態と非固体状態との間を変化可能な選択的適合材料
    とを有する適合ラップで前記選択された光学表面を仕上
    げる方法であって、該方法が;前記選択された光学表面
    の曲率を決定し;前記ベース曲率と前記適合材料の層厚
    を選択して前記加工表面が前記選択光学表面の曲率に適
    合可能とし;前記適合材料を固体状態から非固体状態に
    変化させ;前記選択光学表面を押圧して前期加工表面に
    接触させて、その結果、前記加工表面とその下の選択的
    適合材料層とを前記選択光学表面の曲率に適合させ;前
    記選択光学表面が前記加工表面に適合し接触して押圧さ
    れた状態で、前記選択的適合材料を非固体状態から固体
    状態に変化して、それにより前記加工表面に前記選択光
    学表面の曲率を順応させ;前記選択光学表面を前記加工
    表面に適合して接触した状態で、前記光学表面と加工表
    面の少なくとも一方を他方に対して移動して、前記光学
    表面を仕上げること;の各工程を含むことを特徴とする
    光学表面の仕上げ方法。
  17. 【請求項17】 前記光学表面及び加工表面の少なくと
    も一方を他方に対して移動する工程は、前記光学表面曲
    率によって画定される経路に沿って前記光学表面を移動
    することを含むことを特徴とする請求項16に記載の方
    法。
  18. 【請求項18】 前記方法はさらに、前記加工表面を固
    定し、前記光学表面を前記加工表面に対する所定の経路
    にそって移動する工程を含むことを特徴とする請求項1
    6に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記方法はさらに、加工表面を前記選
    択光学表面の曲率に合わせることに引き続き前記加工表
    面上にパッドを置き;前記加工表面をその上に載せられ
    た前記パッドに再適合して、前記パッドの厚さを補整す
    ること;の中間工程を含んでなることを特徴とする請求
    項16に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記方法はさらに、前記パッド上に水
    を向ける次工程を含んでなることを特徴とする請求項1
    9に記載の方法。
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