JP2001211752A - 鑑賞植物栽培用プランタ− - Google Patents

鑑賞植物栽培用プランタ−

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JP2001211752A
JP2001211752A JP2000024439A JP2000024439A JP2001211752A JP 2001211752 A JP2001211752 A JP 2001211752A JP 2000024439 A JP2000024439 A JP 2000024439A JP 2000024439 A JP2000024439 A JP 2000024439A JP 2001211752 A JP2001211752 A JP 2001211752A
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Takeshi Nao
武司 直
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単体としての使用のみならず、多数個を好み
の形状に、しかも安定した状態で積み重ねて花壇や花壇
塀を形成することができ、しかも積み重ねと個々のプラ
ンタ−単位に分解することが容易に行なえる鑑賞植物栽
培用プランタ−を提供すること。 【解決手段】 底部3及び側壁部2B,2F,2L,2
Rを有し、底部3に排水手段である開口8を有し、側壁
部2B,2F,2L,2Rには、植物Pを外方に向けて
植え込んだり植物が外方に向けて生え出るためのスリッ
ト5が1箇所又は複数箇所形成されており、しかも安定
且つ係止された状態で複数段に積み重ね自在に構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は草花や木などの鑑賞用植
物などを植える容器であって、単体としての使用のみな
らず、多数個を好みの形状に、しかも安定した状態で積
み重ねて花壇や塀などを形成することもできる鑑賞植物
栽培用プランタ−に関する。
【0002】
【従来の技術】鑑賞用の草花や木等の植物を植えるに
は、直接地面に植える方法の他、植木鉢や鑑賞植物栽培
用プランタ−で栽培したり、或いは花壇に植えるなどの
方法がある。
【0003】このうち、鑑賞植物栽培用プランタ−(以
下、単にプランタ−と略称する。)は、生活環境の洋風
化と、最近のガーデニングの流行に伴って、また精神的
な安らぎを求めて、従来より一般に広く普及してきた植
木鉢の大きさでは物足りなく感じる人々が、更に要求す
るのは一層大きいサイズの器である。
【0004】ところで、従来から製造、販売されている
プランタ−は、底部及び側壁部を有し前記底部に開孔な
どの排水手段が形成された、全体形状が角箱形状のもの
の他、桶形,椀形,皿形等を有するものであり、これに
はプラスチックス製,コンクリート製,陶器製、素焼き
のやきものや金属製のものが挙げられる。
【0005】このようなプランタ−は、その中にゼニ苔
等の苔類又は腐葉土等を含む土を入れここに鑑賞用の洋
風草花や木等の植物を植えて使用し、各家庭の室内,庭
や玄関先,ベランダの他、公園、公共施設、路端、店内
等に置かれている。
【0006】ところで、この種のプランタ−は、1個の
みならず複数個を備えることも多く、この場合には、こ
れらを横方向に並べ置いたり、所望の各場所に点在させ
て使用するのが一般的である。また、これらのような平
面的な置き方の他に、複数段の台を有するスタンドを用
いて各台に植物を植えたプランタ−を置くと、一層見栄
えも良くなり華やかさも増す。
【0007】次に、従来の花壇について述べると、当該
花壇の造作方法には各種有るが、一般に、花壇を形成す
る方法としては、煉瓦又はコンクリートブロックを積み
重ねてこれらをセメント又はこれに加えてアンカーボル
トで固定してある程度の高さを有する周壁で囲いを形成
し、その内側に土を入れをして植物を植える方法が挙げ
られる。
【0008】ところで、これら前述したものの他、ごく
最近では、アルミ枠で補強されたFRP材に外壁タイル
を貼付して形成したユニットを多数個組み付けて花壇や
花壇塀を形成する技術が開発されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述した
従来技術によるプランタ−及び、煉瓦やコンクリートブ
ロック更にタイルパネルを用いて花壇を形成したものに
は、以下に述べる問題がある。
【0010】まず、従来のように、プランタ−を複数個
用いて上下に積み上げるには、前述したスタンドを用い
なければならないなどの課題がある。
【0011】例えば階段状のスタンドを用いると、正面
から見た場合には各段に位置する植物は雛壇のように豪
華に見えて見栄えは良いが、背面側から見ると、下段の
プランタ−に植えてある植物が上段のプランタ−や植物
に隠れて殆ど見えなくなるのである。
【0012】つまりこのような階段状のスタンドは壁面
を背にして置くものであり、例えば室内の中央などに置
くのに相応し得ないのである。しかもこのような階段状
のスタンドを用いると、逆に、煩雑であるだけでなく、
植物の見ごろがその種類によって異なるため、場所によ
って、萎れや葉枯れ更に腐れや落花等が生じる結果、見
苦しくなることもある。このような場合、プランターの
交換を行う必要が有るが、その作業が煩わしいものとな
る。
【0013】尚、各プランタ−どうしを只単に載せて積
み上げたまま使用する方法は、容易にプランタ−の位置
がずれて崩れ落ち易く、好ましくないのである。
【0014】次に、煉瓦やコンクリートブロックを用い
て花壇を形成したときに生じる問題について説明する。
【0015】煉瓦やコンクリートブロックを用いて花壇
を形成した場合、花壇の形成に熟練を要し、その形成が
面倒であるうえ、その高さがある程度高いものになる
と、植物鑑賞の妨げとなったり、見苦しくなるなどの課
題が生じる。
【0016】更に、前述したFRP材にタイルパネルを
貼付したユニットを組み付けて花壇や花壇塀を造作する
ときに生じる問題について説明する。
【0017】花壇の造作の場合、このユニットを組み付
けたもので囲って花壇を形成するため、その造作時に
は、予め、花壇の形状と広さなどを特定しておかなけれ
ばならないという問題がある。つまりどの様な花壇にす
るのか、造作過程での自由度に欠け、造作段階で工夫を
懲らしながら楽しみつつ造作することができないのであ
る。
【0018】また側壁の一部を欠いで吹き抜けにした花
壇や上下及び前後方向に凹凸のある形状の富んだ花壇を
造作し難いのである。さらに重要なことは、壁面をタイ
ルパネル以外の素材、例えば木板などで形成するように
なっていないのである。つまり、例えばこの花壇を家庭
の庭に造作する場合、タイルパネルで外壁が形成されて
いると仰々しく、違和感を与えることがある。また、花
壇の壁面がある程度高く形成されている場合に、その途
中の高さの位置で草花を栽培するような造作にしようと
すると、その設計及び組み立てが極めて困難になるとい
う問題がある。
【0019】本発明者は、従来技術が有するこのような
不具合に直面し、これを従来から知られている鑑賞植物
栽培用プランタ−をさらに工夫することによって解消で
きないかと、鋭意検討し、試行錯誤を重ねてきた。その
結果、遂に本発明に係る鑑賞植物栽培用プランタ−を完
成するに至ったものである。
【0020】このようにして完成するに至った本発明
は、各家庭の室内,ベランダ,玄関先,庭の他、路端、
公園、公共の施設などにおいて鑑賞植物を栽培すること
が出来るプランタ−であって、単体としての使用のみな
らず、多数個を好みの形状に、しかも安定した状態で積
み重ねて花壇や花壇塀を形成することができるのであ
り、しかも積み重ねと個々のプランタ−単位に分解する
ことが容易に行なえるだけでなく、外観上の見栄えが良
く、個々のプランタ−単位にしたときの持ち運びが容易
で、安価にて製造できる、極めて優れた鑑賞植物栽培用
プランタ−を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに提案される本発明に係る鑑賞植物栽培用プランタ−
は、底部及び側壁部を有し前記底部に排水手段を有しそ
の内部に植物栽培用の土を入れる容器形状の鑑賞植物栽
培用プランタ−において、前記側壁部には植物を外方に
向けて植え込んだり、植物が外方に向けて生え出るため
の切欠部又は開孔部或いはこれら双方が1箇所又は複数
箇所形成されており、しかも安定且つ係止された状態で
複数段に積み重ね自在に形成されていることを特徴とす
るものである。
【0022】本発明に係る鑑賞植物栽培用プランタ−
(以下、プランタ−と略称する。)は、その中に保水性
に富んだ水苔又は土或いは腐葉土等のたい肥ないしこれ
らを入れて、ベゴニア,カーネーション,マーガレッ
ト,ノースポール等のように花を見て楽しむ鑑賞植物、
アイビー,フウチソウ,フランネルソウ等のように葉を
見て楽しむ鑑賞植物等を、上部開口及び側壁に形成され
ている切欠部又は開孔部から苗植えしてこれら植物を育
成しつつ鑑賞したり、播種後に成長して上部開口及び側
壁に形成されている切欠部又は開孔部から突出した葉や
花を育成しつつ鑑賞するために用いる器であり、その大
きさは、必ずしも限定されるものではないが、従来より
知られているプランタ−と同程度の大きさのものであ
る。
【0023】上部開口が形成されたプランタ−は従来よ
り知られているが、本発明のプランタ−のようにその側
壁に切欠部又は開孔部が形成されているプランタ−は従
来では存在しなかった。尚、従来においてこのように側
壁から植物の花や葉を出して鑑賞するという考え方はワ
イヤー又は木製の篭又は素焼きのや陶器などで形成され
た、いわゆるハンギングバスケットで見られるが、本発
明のプランタ−のようにある程度の大きさを有する設置
式のもので、しかも積み上げて花壇を形成したり、花壇
塀を形成することも出来るものは、今まで全く考えられ
ることもなかった発想のものである。
【0024】すなわち、ハンギングバスケットはその全
体を草花で被って盛り上がった状態が素晴らしく、これ
を前方や斜め下方から見て楽しむためのものであるのに
対し、設置を前提とするプランタ−は目の高さより下方
に位置するのが通常であり、幅広い上部開口から植物の
葉や花が豊富に育って咲いておれば十分であり、しかも
葉の成長が続くとプランタ−の側方に垂れるため、その
側壁に切欠部又は開孔部が無くても良いという考えがあ
ったためと解される。
【0025】ところが、本発明のプランタ−のように多
数個を積み重ねると、その上部開口は閉止された状態に
なる。このため、本発明ではプランタ−の側壁に葉や花
が顔を出す切欠部又は開孔部を設けたのである。
【0026】切欠部又は開孔部の形成する箇所は、必ず
しも限定されるものではないが、後述するように、本発
明のプランタ−が上部が開口した長方形の箱形のもので
ある場合には、隣り合うプランタ−どうしの幅狭い側壁
どうしを接面させた状態で連結することもあり、また正
面及び背面側からの見栄えを重視することが多いので、
幅広い2面に形成するのが望ましい。
【0027】なお、ここにいう「切欠部」は、必ずしも
限定されるものではないが、縦方向のスリットであるこ
とが望ましく、このスリットを左右方向に等間隔毎に2
〜5本程度設けるのが望ましい。各スリットの長さは側
壁の略上下中央部分からその上端に至る、幅1〜数cm
程度のものであれば十分である。というのも、あまりに
もこのスリットの幅を広くすると、植え付けた植物が抜
け落ちたり、支えが無くなって下方に垂れたり、いたず
らされて簡単に引き抜かれる恐れがあるので好ましくな
いのである。
【0028】開孔も同じ考え方により、あまり大きすぎ
ないようにすることが肝要である。尚、開孔は円形のみ
ならず、スリット状のもの、楕円径のもの、模様を施し
たものなども含まれる。
【0029】本発明に係るプランターにおいて、その全
体形状は特に限定されるものではないが、全体形状が、
一般に角箱形状、樽形状、楕円形状、樋形状又は桶形状
等のものが挙げられる。
【0030】本発明に係るプランタ−を単体で使用する
ときには、所望の所に設置すれば良いのであるが、前述
したように多段に積み上げることができる。例えば、長
方形の箱形のプランタ−を3段に積み重ねると、必要最
小限の狭いスペースを利用して足元から目に付きやすい
高さにまで葉や花を位置させることができる。このた
め、これを室内に置くと自然色豊かな室内になる。
【0031】このようにプランタ−を積み上げると、姿
勢が不安定になったり、不用意に外圧が加わって各段に
おいて位置ずれや捩れが生じたり、更には上段のプラン
タ−を落下させてしまうことも考えられる。このため、
本発明では上段のプランタ−と花壇のプランタ−を係止
させるようにした。
【0032】具体的には、例えば長方形の角形のプラン
タ−の場合には、プランタ−の開口縁に嵌まる複数個の
突起をプランタ−の底板の下面に形成したものである。
また、桶形等のプランタ−の場合には、その下縁部周り
の外径が上部開口縁の内径と略等しくなるように周壁面
を斜面状に形成して、下方のプランタ−の上部開孔縁内
に上方のプランタ−の下部縁が突入して双方が係止する
ように構成するのが望ましい。
【0033】本発明に係るプランタ−は、横方向から上
方に向けてさらに多数個を積み重ねて花壇の周壁を形成
したり、さらにはプロック塀のように積み重ねることも
できる。このようにして花壇、特に花壇塀を造作する
と、町中で見られる殺風景なコンクリート塀とは対照的
に、壁面が緑溢れた塀になり、しかも花が咲く季節には
花が咲き乱れた豪華な花壇塀になる。
【0034】その積み方は、長方形の箱形のプランタ−
の場合では、例えば、複数のプランタ−をすき間なく横
方向に並べた上方に下段と継ぎ目を揃えて上段のプラン
タ−を積み上げる方法、複数のプランタ−をすき間なく
横方向に並べた継ぎ目部分に上段の各プランタ−の左右
中央が位置するようにして順次積み上げる方法であるい
わゆるブロックの積み方である布積み、各段のプランタ
−の左右端を離してその中央を浮かせた状態で積み上げ
る方法、階段状に順次高くして積み上げる方法、平面視
において直角方向に向きを変えて積み重ねている方法
等、各種の方法を採ることが可能である。
【0035】本発明に係るプランタ−においては、花や
植物の見栄えをよくするために、特に、プランタ−どう
しを直上方に積み重ねたり、左右の位置をずらして積み
重ねたり、各段毎に横90度に向きを変えて積み重ねる
ことができるように構成されており、しかもこれら何れ
の積み重ねにおいても、底板の下面に形成されている突
起が下側のプランタ−の開口縁に係止して上段のプラン
タ−の横ズレや捩れが防がれるように構成されているも
のが望ましく、又、本発明においては、多数個のプラン
タ−を幅広く積み上げて花壇及び花壇塀の造作を自在に
形成し得るように構成してなるものが望ましい。
【0036】つまり、本発明に係るプランタ−において
は、プランタ−どうしを上方に積み重ねた状態におい
て、上段のプランタ−の下縁部が下方のプランタ−の上
部開口縁内に突入するように形成されているものが望ま
しい。
【0037】ところで、長方形の箱形のプランタ−の場
合では、前述した何れの積み方を採っても、下方のプラ
ンタ−の上部開孔縁内に上方のプランタ−の下部縁が突
入して双方が係止するように構成されている。このた
め、上段のプランタ−が不用意にズレたり、ず擦れ落ち
たり、捩れたりしないのである。
【0038】尚、このように積み上げると、最上段より
下方に位置するプランタ−内の植物に水分を十分に補給
出来なくなるという問題が生じるが、本発明では、各プ
ランタ−の底に1又は複数個の開孔を形成し、この開孔
を通じて最上段の上部開口から降り注ぐ雨や散水が順次
下方のプランタ−内に流れ入るようにした。
【0039】つまり、本発明においては、底部に排水手
段を有し、しかもこの排水手段は、各プランタ−を、横
方向に位置をずらして積み重ねたり、各段毎に向きを変
えて積み重ねた状態であっても、下段のプランタ−の直
上に位置する箇所に形成されているものが望ましい。
【0040】又、前述したように各段のプランタ−の左
右端を離してその中央を浮かせた状態で積み上げる方法
などを採用した場合、雨や散水が順次下方のプランタ−
内に流れ入らずに外に流れ出てしまう恐れがある。この
ため長方形の箱形のプランタ−の場合では、どの位置に
開孔を形成するかが重要であり、本発明ではプランタ−
の底の長手方向の左右近くにそれぞれ1箇所又は複数個
ずつ開孔を形成している。
【0041】前述したようにプランタ−を下段塀のよう
に高く積み上げると、前述した係止だけではその安定性
が保てないことがある。例えば地震や人が強い力で押し
て倒れたりするようでは、危険極まりない。このため、
本発明ではこのように高く積み上げる場合には、コンク
リートで固めた地面から上方に突出させたアンカーアボ
ルトで固定できるようにするのが望ましい。
【0042】その固定は、例えば前述した桶形のプラン
タ−の場合にはその底部の中央に形成してある排水用の
開孔内にアンカーボルトを挿通させ、最上段のプランタ
−の内底から突出したアンカーボルトの先端部分を座金
を介してナットを締結すれば良い。尚、このようにした
ことによって排水が不良になることも考えられるが、こ
れには、開孔をアンカーボルトよりも幾分大きく形成
し、スペーサー付きの座金を使用するなどにより十分対
応できる。
【0043】尚、長方形の箱形のプランタ−の場合に
は、その積み方によっては各段毎に排水用の開孔が位置
が異なっているため、このような場合には、新たにアン
カーボルトを挿通する開孔を形成する必要がある。
【0044】以上説明した本発明に係るプランタ−は、
その素材が特に限定されるものではないが、一般に木、
コンクリート、プラスチックス、繊維強化プラスチック
スス(FRP)、ステンレス及びアルミニウムなどの金
属材料又は陶器、或いはこれらのうちのいずれかの素材
に加えて金属補強材で補強されたり、防水処理が施され
たもので形成される。
【0045】
【発明の実施の形態】本発明の目的及び構成は以上の通
りであり、続いて本発明に係る鑑賞植物栽培用プランタ
−の具体的な構成を添付図面に示した実施例に従って詳
述する。
【0046】図1は本発明の第1実施例による鑑賞植物
栽培用プランタ−を斜め上方から見た状態を示す斜視
図、図2は同じく斜め下方から見た状態を示す斜視図、
図3は同じく正面斜め上から見た状態を示す斜視図、図
4は同じく平面図である。尚、これら各図において共通
する箇所には同一符号を付した。
【0047】これら各図に示すように、本発明の第1実
施例による鑑賞植物栽培用プランタ−(以下、第1実施
例のプランタ−、又はプランタ−と略称する。)1は、
長方形を有する上部が開口された木製の箱形のものであ
る。
【0048】すなわち、このプランタ−1は、平面視長
方形を有する木板で形成された底部3と、高さが揃って
おり横方向の長さが異なる2対の木板で形成された側壁
部2L,2R,2F,2Bとが組み付けられて釘又は木
ねじで固定されて一体形成されており、この底部3の前
後中央における左右に振り分けた2箇所に排水手段であ
る開孔8,8が形成されており、正面視において、前記
横幅の長い一対の側壁部2F,2Bの左右中央箇所及び
この中央箇所から左右端に至る略半分程度の箇所に、そ
れぞれ上下中央箇所から上端に向けて幅1〜数cm程度
の切欠部となるスリット5,5が形成されており、前記
底部3の下面の周縁相当箇所に沿った内側には、積み重
ねたプランタ−(1,1)どうしの位置ずれを防ぐ複数
個の突起6,6,6が形成されている。図中、4は上部
開口である。
【0049】尚、横幅の狭い一対の左右の側壁部2L,
2Rどうし、及び横幅の広い一対の側壁部2F,2Bど
うしは、それぞれ同一形状を有しており、前記スリット
5,5は前記側壁部2F,2Bにそれぞれ3本ずつ、し
かも前後対称箇所に形成されている。尚、第1実施例の
プランタ−1において、前後及び左右と記載したのは、
このプランタ−1を判り易く説明するためのものであ
る。
【0050】前記4枚の側壁部2L,2R,2F,2B
はそれぞれ各1枚の板で形成されたものに限らず、例え
ば横長い数枚の板を上下に隣り合わせて各1枚の板にし
たものであっても良いのである。添付図面の図1,図3
及び図4において、このプランタ−1内の側壁において
等間隔毎に木製の縦長の補強材7,7,7を釘又は木ね
じで固定してあるのは、補強を含め、このように横長い
数枚の板を上下に隣り合わせて各1枚に固定するための
ものである。
【0051】このように形成された第1実施例のプラン
タ−1は、長年の使用による反り及び吸水による腐食、
さらには美観を高めるために、所望の防水効果の高い塗
料層で保護されている。
【0052】このような構成を有する第1実施例のプラ
ンタ−1は、単体又は横方向に並べて使用する他、上方
に積み上げて使用することもできる。
【0053】尚、その使用において、いずれの場合も、
このプランタ−1内に例えば水苔や土さらにたい肥等を
入れるなどした後、好みの鑑賞用植物の苗が植え付けら
れる。
【0054】尚、このプランタ−1の単体としての使用
の説明は、後述する多段に積み上げて使用する場合の上
段のプランタ−の場合と同様であり、説明の重複を避け
るため省略する。
【0055】次に第1実施例のプランタ−1を2段に積
み上げて使用する場合について説明する。尚、添付図面
の図5〜図14に示すように、2段に積み上げ方にも3
通りあるため、以下、これらを順次説明する。
【0056】先ず、添付図面の図5〜図8により、第1
の方法の積み方について説明する。図5は第1の方法に
よりプランタ−を2段に積む方法を示す斜視図、図6は
同じく正面断面図、図7はその使用状態を示す斜視図、
図8は同じく側面断面図であり、これら各図において図
1〜図4と共通する箇所には同一符号を付して、重複説
明は省略する。
【0057】図5〜図8に示すように、この積み方はプ
ランタ−1Aの上縁に、もう一つのプランタ−1Bの下
縁を載せるようにしてそのまま積み上げる方法である。
ところで添付図面の図2に戻るが、このプランタ−1の
下面には四方の側壁部2L,2R,2F,2Bの厚さに
相当する周縁相当箇所に沿った内側に突起6,6,6が
位置しているため、図6に示すように、このように積み
上げたときには、この突起6,6,6が下段のプランタ
−1の上縁内に嵌まり込んで双方のプランタ−1A,1
Bが係止された状態になる。このため、横からの外圧が
上方のプランタ−1Bに加わっても、上方のプランタ−
1Bが不用意に横ずれしたり、ずれ落ちたり、捩れたり
することはない。尚、3段以上にプランタ−を積み上げ
るときにも同じことがいえる。
【0058】尚、上方にプランタ−1Bを積み上げる前
に、その下方のプランタ−1A内に水苔等Mを入れて置
く必要がある。このときに植物の葉や花がスリット5,
5,5から顔を出すようにその植物を水苔等Mに植え付
けるのか、或いは積み上げた後でスリット5,5,5か
ら突っ込んで植え付けるかについては、いすれであって
も良いのである。
【0059】勿論、上段のプランタ−1Bにも水苔等M
を入れる必要がある。このようにして各段のプランタ−
1A,1Bに水苔等Mを入れ、続いて、スリット5,
5,5から植物を植え付け、さらに上段のプランタ−1
Aの上部開口4からも植物を植え付けると、図7及び図
8に示すように、上部及び前後の壁面のスリット5,
5,5周りは、植物Pの葉や花で満載の小花壇になる。
【0060】尚、植物Pを植え付けたときには植物Pが
バラついていたり、貧弱に見えるようであっても、植物
Pの成長と共にスリット5,5,5の周囲や上部開口4
の周囲は植物Pの葉や花で満載になるために問題はない
のである。このことは従来より一般に愛好されているガ
ーデニングにおけるハンギングバスケットで実証済みで
ある。
【0061】プランタ−1A,1Bを室内に置くときに
は、下段のプランタ−1Aの下に水受け用の皿を置く必
要がある。その後の管理は、上から水入れをするだけで
良いのである。尚、上段のプランタ−1内の水苔等Mに
水が十分に含まれると、残った水は底の開孔8から下方
のプランタ−1A内に流れ込む。
【0062】尚、屋外に設置するときに、下段のプラン
タ−1Aと共に、積み上げた上側のプランタ−1Bをさ
らに確実に固定させたい場合には、図8に示すように、
地面10に打設したコンクリート10内から上方に向け
てアンカーボルト11を突出させ、このアンカーボルト
11をプランタ−1A,1Bの開孔8,8内に挿通させ
るよにうしてプランタ−1A,1Bを積み上げ、最後
に、上段のプランタ−1B内に突出しているアンカーボ
ルト11の先端部にナット12を螺装してこれを締結す
ると、各プランタ−1A,1Bは完全に固定された状態
になる。
【0063】続いて、図9及び図10により、第2の方
法の積み方について説明する。図9は第2の方法により
プランタ−を多段に積む方法を示す斜視図、図10は同
じく正面断面図であり、これら各図において図1〜図8
と共通する箇所には同一符号を付して、重複説明は省略
する。
【0064】図9及び図10に示すように、横方向に隣
り合わせた2個のプランタ−1A,1Aどうしの合わせ
目の上に上段のプランタ−1Bの中心が位置するように
積み上げており、図示していないが、上段のプランタ−
1Bの左右の横方向には下段のプランタ−1A,1Aと
同様に別のプランタ−が連続して位置する。この積み方
は、コンクリートブロック及びレンガを積む一般的に普
及した方法であり、布積みとも呼ばれている。尚、3段
以上に積む場合もこの積み方が繰り返される。
【0065】ところで、この積み方で重要な点は、上段
のプランタ−1Bを積み上げたときに、このプランタ−
1Bの下面に形成されている突起6,6,6が下段のプ
ランタ−1Aの上部縁に引っ掛かるなどして、前述した
第1の方法の積み方と同様に、上段のプランタ−1Bの
ズレや落下更に捩れを防ぐことが出来るかどうかである
が、これについては図10に示すように、上段のプラン
タ−1B(下段のプランタ−1Aも同様であるが)の下
面の長手方向の中央寄りに位置する前後各2本の突起
6,6(6,6)間に板厚2枚程度よりも僅かながら幅
広い間隔S1内に下段のプランタ−1A,1Aの重なり
合った2枚の側壁部2L,2Rが突入するため、左右方
向のズレは係止される。尚、前後方向のズレは、前述し
た第1の積み方で説明した係止と同様の作用が働くため
に防がれる。
【0066】続いて、図11及び図12により、第3の
方法の積み方について説明する。図11は第3の方法に
よりプランタ−を多段に積む方法を示す斜視図、図12
は同じく正面断面図であり、これら各図において図1〜
図8と共通する箇所には同一符号を付して、重複説明は
省略する。
【0067】図11及び図12に示すように、横方向に
一定の間隔を開けて隣り合わせた2個のプランタ−1
A,1Aを跨がる状態で上段のプランタ−1Bを積み上
げており、図示していないが、上段のプランタ−1Bの
左右の横方向には下段のプランタ−1A,1Aと同様に
別のプランタ−が一定の間隔を開けて隣り合って位置す
る。この積み方の利点は、下段のプランタ−1Aの一部
の上方が開放しているので、ここから植物を植え付けて
その上方の空間に向けて葉を繁らせたり花を咲かせたり
することができる点にあり、このようにすると尚一層花
壇らしくなる。尚、3段以上に積む場合もこの積み方が
繰り返される。
【0068】ところで、この積み方の場合にも前記突起
6,6,6が下段のプランタ−1Aの上部縁に引っ掛か
るなどして、前述した第1及び第2の方法の積み方と同
様に、上段のプランタ−1Bのズレや落下更に捩れを防
ぐことができるかどうかであるが、この場合には前述し
た第2の積み方で説明した上段のプランタ−1B(下段
のプランタ−1Aも同様であるが)の下面の長手方向の
中央寄りに位置する前後各2本の突起6,6(6,6)
の左右方向の外端にそれぞれ下段の2個のプランタ−1
A,1Aの側壁2R,2Lが位置し、さらに第1及び第
2の積み方と同様に前後方向のズレや捩れも規制されて
いるために、十分に上段のプランタ−1Bのズレや落下
更に捩れを防ぐことができる。
【0069】続いて、図13及び図14により、第4の
方法の積み方について説明する。図13は第4の方法に
よりプランタ−を多段に積む方法を示す斜視図、図14
は同じく正面断面図であり、これら各図において図1〜
図12と共通する箇所には同一符号を付して、重複説明
は省略する。
【0070】図13及び図14に示すように、この積み
方は上下のプランタ−1A,1Bを互いに横方向に直角
に向けて2段に積む方法を示しており、この積み方によ
る利点は、1段で1個のプランタ−を多段に積み上げて
花壇柱のようなものを造作したり、変化の富んだ花壇を
造作するのに適し、しかも各段共にプランタ−1A,1
Bの上方の一部を開放させることができるために狭いス
ペースで効率良く葉を繁らせたり花を咲かせて豪華に見
せることができる点にある。尚、3段以上に積む場合も
この積み方が繰り返される。
【0071】続いて、図15及び図16に示すように、
第5の方法の積み方について説明する。図15は第5の
方法によりプランタ−を多段に積む方法を示す斜視図、
図16は同じく正面断面図であり、これら各図において
図1〜図14と共通する箇所には同一符号を付して、重
複説明は省略する。
【0072】図15及び図16に示すように、この積み
方は上下のプランタ−1A,1Bを互いに横方向に直角
に向けて、しかも上段のプランタ−の後面(前面でもよ
い)を下段のプランタ−の長手方向の側面に面を揃えた
状態で2段に積む方法を示しており、この方法の積み方
の利点は、前述した第2及び第3の積み方の各段の端部
を揃えることができるだけでなく、直角に折曲した部分
を有する花壇や花壇塀を造作するときに、折曲部分の補
強を図って安定性を高めることができることにある。
尚、3段以上に積む場合もこの積み方が繰り返される。
【0073】図17は前述した第2の方法の積み方によ
り形成した植物を植える前の花壇K1を示しており、こ
の積み方を採用すると、図17に示すような、各段3段
ずつ、平面視口形状を有する所望の大きさの花壇を形成
することが可能となる。しかも図18に示すように、こ
のように平面視口形状の花壇K1の中央に土等入れてこ
こにも植物Pを植え付けると、平面いっぱいに葉を繁ら
せたり、花を咲かせることができたり、周囲の壁面にも
葉を繁らせたり、花を咲かせた部分を点在させることが
できるのである。
【0074】図19は前述した第3の積み方により形成
した植物を植え付ける前の花壇K2を示しており、この
積み方を採用すると、図19に示すような、各段3段ず
つ、平面視口形状を有する所望の大きさの花壇を形成す
ることが可能となる。しかもこの花壇の上部に凹凸があ
って変化に富んでおり、しかも最下段のプランタ−1,
1,1間にも空間が形成されているため、花壇K2内か
ら花壇K2の外に向けての水捌けが良く、雨水が溜まっ
たりしない。さらに各段のプランタ−1,1,1間に空
間が形成され、その下方のプランタ−1の上部を開放さ
せてあるために、図20に示すように、植物Pの花や葉
が咲き繁っている部分を上下に散在させて、変化の富ん
だ花壇K2に構成することができるのである。
【0075】図21は前述した第2の積み方により形成
した植物を植え付ける前の住宅の花壇塀を示しており、
この積み方を採用して家Hの周りに花壇塀Fを形成する
と、図22に示すように花壇塀Fの上部及び壁面の点在
した各所に植物Pの花や葉を咲き繁らせることができた
り、緑生い茂る季節には緑の塀になり、花の咲く季節に
は塀Fの壁面の各箇所に花が咲き乱れる豪華な花壇塀に
なるのである。
【0076】とくに前述した花壇塀は花や緑を所有者や
その家族が家の窓やベランダ、庭先から見て楽しむだけ
でなく通行人も見て楽しむことができる。このため、ガ
ーデニング先進国である欧米諸国に比べ、今でも殺風景
なコンクリートブロック塀があちこちで見受けられる日
本の住宅街にこのような花壇塀が出現すると、街の景色
は少しずつ変化しつつそのうねりは次第に大きなものに
なって、英米に負けない位に花緑溢れた街になるであろ
う。
【0077】以上において説明した第1実施例のプラン
タ−は長方形の箱形のものであったが、本発明に係る鑑
賞植物栽培用プランタ−は長方形の箱形のものに限られ
ない。
【0078】続いて第2実施例に係る桶形の鑑賞植物栽
培用プランタ−(以下、第2実施例のプランタ−と略称
する。)20について説明する。図23は第2実施例に
係る桶形の鑑賞植物栽培用プランタ−を斜め上から見た
斜視図であり、図24は同じく斜め下から見た斜視図で
あり、これら各図において共通する箇所には同一符号を
付してある。
【0079】これら各図に示す第2実施例のプランタ−
20は、長板21を縦に並べて円筒形の側(側壁部)を
作り、円形の底板(底部)22を組付け、前記側の外周
面の上部及び下部をたが23,24を嵌め入れて上縁の
内周よりも下縁の外周が若干小さく形成した桶20aを
形成し、この桶20a周りを4等分する箇所のそれぞれ
の中央辺りから上端に至る箇所に切欠部である、幅1〜
数cm程度のスリット5,5,5を形成し、さらに底板
(底部)22の中央に、排水口と図示しないアンカーボ
ルトを挿通孔を兼ねた開口8を形成したもので構成され
ている。
【0080】その使用時においては、前述した第1実施
例のプランタ−と同様、その中に水苔等を入れ、上部開
口4から鑑賞用植物を植え付けられたり、前記スリット
5,5,5から鑑賞用植物を植え付けられたりする。
【0081】図25は第2実施例のプランタ−20A,
20Bを2段に積み重ねて形成した花壇K3の使用状態
を示した正面図であり、このようにプランタ−20A,
20Bを2段に積み重ねて使用するときには、下段のプ
ランタ−20Bに植物Pを植え付ける箇所はスリット
5,5,5だけで良いのであるある。
【0082】ところで、図示していないが第2実施例の
プランタ−20を図8において示したようなアンカーボ
ルトで固定すると、多層に積み上げて花壇柱を形成する
ことも可能である。尚、アンカーボルトの下端部を広め
の基台に固定すると、ホテルや会社或いは公共施設のロ
ビーの中央に飾り置くのに好適な花壇柱になる。
【0083】尚、以上説明した第1及び第2の実施例に
係るプランタ−1,20は木で製作したものを説明した
が、本発明に係る鑑賞植物栽培用プランタ−は、木製の
ものに限らず、コンクリート、コンクリート、プラスチ
ックス、繊維強化プラスチックスス(FRP)、ステン
レス及びアルミニウムなどの金属材料又は陶器、或いは
これらのうちのいずれかの素材に加えて金属補強材で補
強されたり、防水処理が施されたもので形成されたもの
であっても良いのである。
【0084】
【発明の効果】以上において説明した本発明に係る鑑賞
植物栽培用プランタ−によれば、各家庭の室内,ベラン
ダ,玄関先,庭の他、路端、公園、公共の施設などにお
いて鑑賞植物を栽培することが出来るプランタ−であっ
て、単体としての使用のみならず、多数個を好みの形状
に、しかも安定した状態で積み重ねて花壇や花壇塀を形
成することができるのであり、しかも積み重ねと個々の
プランタ−単位に分解することが容易に行なえるだけで
なく、外観上の見栄えが良く、個々のプランタ−単位に
したときの持ち運びが容易で、安価にて製造できる、極
めて優れたものであるなどの効果を奏するのである。
【0085】又、本発明に係る鑑賞植物栽培用プランタ
−においては、各家庭の室内,ベランダ,玄関先,庭の
他、路端、公園、公共の施設などの場所に、プランタ−
から溢れ出るように葉が生い茂り、花が咲き誇る豪華な
プランタ−単体による花壇を設置することができるよう
になったのである。しかもこのプランタ−を多数個用意
して、それぞれを好みの形状にしかも安定した状態で積
み重ねて、さらに豪華な花壇を形成することができ、又
その分解及び移動も容易に行なえることができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施例による鑑賞植物栽
培用プランタ−を斜め上方から見た状態を示す斜視図で
ある。
【図2】図2は、同じくその斜め下方から見た状態を示
す斜視図である。
【図3】図3は、同じくその正面斜め上から見た状態を
示す斜視図である。
【図4】図4は、同じくその平面図である。
【図5】図5は、第1の方法によりプランタ−を上下2
段に積む方法を示す斜視図である。
【図6】図6は、同じくその正面断面図である。
【図7】図7は、同じくその使用状態を示す斜視図であ
る。
【図8】図8は、同じくその側面断面図である。
【図9】図9は、第2の方法によりプランタ−を多段に
積む方法を示す斜視図である。
【図10】図10は、同じくその正面断面図である。
【図11】図11は、第3の方法によりプランタ−を多
段に積む方法を示す斜視図である。
【図12】図12は、同じくその正面断面図である。
【図13】図13は、第4の方法によりプランタ−を多
段に積む方法を示す斜視図である。
【図14】図14は、同じくその正面断面図である。
【図15】図15は、第5の方法によりプランタ−を多
段に積む方法を示す斜視図である。
【図16】図16は、同じくその正面断面図である。
【図17】図17は、第2の方法の積み方により形成し
た植物を植える前の花壇を示す斜視図である。
【図18】図18は、同じくその使用状態を示す斜視図
である。
【図19】図19は、第3の積み方により形成した植物
を植え付ける前の花壇を示す斜視図である。
【図20】図20は、同じくその使用状態を示す斜視図
である。
【図21】図21は、第2の積み方により形成した植物
を植え付ける前の住宅の花壇塀を示す斜視図である。
【図22】図22は、同じく使用状態を示す斜視図であ
る。
【図23】図23は、第2実施例に係る桶形の鑑賞植物
栽培用プランタ−を斜め上から見た状態を示す斜視図で
ある。
【図24】図24は、同じくその斜め下から見た状態を
示す斜視図である。
【図25】図25は、同じくその積み重ねた状態におけ
る使用状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 第1実施例による鑑賞植物栽培用プランタ−
(プランタ−) 1A (下段の)プランタ− 1B (上段の)プランタ− 2B 側壁部 2F 側壁部 2L 側壁部 2R 側壁部 3 底部 4 上部開口 5 スリット 6 突起 7 補強材 8 開孔 20 第2実施例による鑑賞植物栽培用プランタ−
(プランタ−) M 水苔等 P 植物

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部及び側壁部を有し前記底部に排水手
    段を有しその内部に植物栽培用の土を入れる容器形状の
    鑑賞植物栽培用プランタ−において、 前記側壁部には植物を外方に向けて植え込んだり、植物
    が外方に向けて生え出るための切欠部又は開孔部或いは
    これら双方が1箇所又は複数箇所形成されており、しか
    も安定且つ係止された状態で複数段に積み重ね自在に形
    成されていることを特徴とする鑑賞植物栽培用プランタ
    −。
  2. 【請求項2】 全体形状が角箱形状、樽形状、楕円形
    状、樋形状又は桶形状である請求項1に記載の鑑賞植物
    栽培用プランタ−。
  3. 【請求項3】 プランタ−どうしを直上方に積み重ねた
    り、左右の位置をずらして積み重ねたり、各段毎に横9
    0度に向きを変えて積み重ねることができるように構成
    されており、しかもこれら何れの積み重ねにおいても、
    底板の下面に形成されている突起が下側のプランタ−の
    開口縁に係止して上段のプランタ−の横ズレや捩れが防
    がれるように構成されている請求項1又は2に記載の鑑
    賞植物栽培用プランタ−。
  4. 【請求項4】 プランタ−どうしを上方に積み重ねた状
    態において、上段のプランタ−の下縁部が下方のプラン
    タ−の上部開口縁内に突入するように形成されている請
    求項1ないし3のいずれか1項に記載の鑑賞植物栽培用
    プランタ−。
  5. 【請求項5】 底部に排水手段を有し、しかもこの排水
    手段は、各プランタ−を、横方向に位置をずらして積み
    重ねたり、各段毎に向きを変えて積み重ねた状態であっ
    ても、下段のプランタ−の直上に位置する箇所に形成さ
    れている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の鑑賞
    植物栽培用プランタ−。
  6. 【請求項6】 プランタ−の底部に、積み重ねたプラン
    タ−を固定するアンカーボルトが挿通する開孔が形成さ
    れている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の鑑賞
    植物栽培用プランタ−。
  7. 【請求項7】 多数個のプランタ−を幅広く積み上げて
    花壇及び花壇塀の造作を自在に形成し得るように構成し
    てなる請求項1ないし6のいずれか1項に記載の鑑賞植
    物栽培用プランタ−。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1項に記載
    の鑑賞植物栽培用プランタ−が、木、コンクリート、プ
    ラスチックス、繊維強化プラスチックスス(FRP)、
    ステンレス及びアルミニウムなどの金属材料又は陶器、
    或いはこれらのうちのいずれかの素材に加えて金属補強
    材で補強されたり、防水処理が施されたもので形成され
    ている鑑賞植物栽培用プランタ−。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8646205B2 (en) 2009-01-15 2014-02-11 Heung-Yeul Cho Fabricated cultivation box and fabricated landscape architecture system
JP2017042068A (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 三甲株式会社 プランター

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8646205B2 (en) 2009-01-15 2014-02-11 Heung-Yeul Cho Fabricated cultivation box and fabricated landscape architecture system
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