JP2001211284A - 設定情報入力方法及び設定情報入力装置 - Google Patents

設定情報入力方法及び設定情報入力装置

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JP2001211284A
JP2001211284A JP2000016231A JP2000016231A JP2001211284A JP 2001211284 A JP2001211284 A JP 2001211284A JP 2000016231 A JP2000016231 A JP 2000016231A JP 2000016231 A JP2000016231 A JP 2000016231A JP 2001211284 A JP2001211284 A JP 2001211284A
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Ryosuke Fujii
亮介 藤井
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設定の入力作業は一般的に複雑であり、広く
設定項目全体と設定対象の動作に関する知識を要求する
ものであった。このため、高機能な電子制御製品は設定
項目が多くなることから高機能な電子制御製品であれば
あるほど使いづらくなるという課題があった。 【解決手段】 光学読み取り手段の読み取り能力に応じ
て図形、文字、若しくは記号を配置した設定情報入力形
式を取得し、この設定情報入力形式を、光学読み取り手
段の読み取り能力に適するように印刷して設定情報記入
用紙を作成し、設定情報入力作業者が設定情報を加筆し
た設定情報記入用紙を、光学読み取り手段で読み取り、
この設定情報記入用紙と設定情報入力形式とを照合して
設定情報を抽出し、抽出した設定情報で電子機器の設定
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はビデオ録画予約機
能など複雑な設定作業を日常的に要求する電子機器の設
定情報入力方法及び設定情報入力装置に係り、特に設定
入力者が入力作業の意味の連想を損なうことなく、入力
作業の複雑さを軽減することができる設定情報入力方法
及び設定情報入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の設定情報入力方法及び設定情報入
力装置としては、特開平9−69996号公報、特開平
8−307729号公報、特開平7−298369号公
報、及び、特開平5−258390号公報などに開示さ
れたものがある。特開平9−69996号公報では、V
TRの録画予約に係る設定を行うことができるファクシ
ミリ装置に関するもので、設定情報入力作業者がGコー
ドなどの設定情報を入力し、この設定情報をVTRの存
在する場所に設置されているファクシミリ装置に送信
し、VTRの録画予約を行うものである。特開平8−3
07729号公報では、上記と同様にTVやVTRの設
定を行うリモコン装置に関するもので、Gコードを全て
のフォントで読み取ることができ、この文字認識に使用
する辞書データの容量を増大させないために圧縮する方
法を開示している。また、特開平7−298369号公
報は、特開平8−307729号公報と同様にGコード
などの文字コードで設定を行うリモコン装置に関するも
ので、特開平5−258390号公報は、手書き入力装
置に設定情報入力作業者が手書きで入力することでVT
Rの録画設定を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の設定情報入力方
法及び設定情報入力装置は以上のように構成されている
ので、設定の入力作業は一般的に複雑であり、広く設定
項目全体と設定対象の動作に関する知識を要求するもの
であった。このため、高機能な電子制御製品は設定項目
が多くなることから高機能な電子制御製品であればある
ほど使いづらくなるという課題があった。
【0004】具体的に説明すると、例えば従来のビデオ
録画予約は比較的複雑な設定を使用者に要求していた。
その複雑さは2通りに分類でき、初期動画画面からの設
定画面導出、録画予約画面導出、録画予約日付設定、録
画開始時刻設定、録画終了時刻設定、録画予約対象チャ
ンネル設定、録画予約画質・速度設定といった各録画動
作の全てに渡って動作指示を入力しなければならない第
1の複雑さと、この第1の複雑さを解消するために利用
される録画予約コード入力によって、かえって新たに発
生した意味の連想が困難な録画予約コードを正確に入力
しなければならないという第2の複雑さを生じていた。
【0005】これを解決するために録画予約コードを読
み取る方式もあるが、この方式では上記した録画予約コ
ードを入力する方式と同じく、読み取られて設定される
録画予約コードについて、入力作業者は意味を連想する
ことが困難であり、誤入力に対する対策が必要となって
いた。また、この録画予約コードを読み取る方式及び上
記録画予約コードを入力する方式では、録画予約コード
は印刷物として供給されるので、これによって供給され
ない入力作業者が独自に録画予約を行う場合には対応で
きないという課題もあった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、VTRなどのAV機器の録画予
約、若しくは電子機器の制御装部の設定情報を、紙面に
一覧できるように展開して設定情報の入力作業者に提示
し、個々の入力作業の意味の連想を損なうことなく、入
力作業の複雑さを軽減することができる設定情報入力方
法及び設定情報入力装置を得ることを目的とする。
【0007】また、この発明は広い面積に高解像度をも
つ印刷領域若しくは表示領域を提供できる紙面に設定項
目を印刷して、設定情報の入力作業者に提示し、入力作
業者が上記設定項目に対して設定を書き込み、この入力
作業者が書き込んだ紙面を光学読み取り手段に読み取ら
せて設定情報として入力することによって、全設定項目
を概観しながら入力することを可能とし、複数の設定項
目を必要に応じて渡り歩く複雑さを軽減し、かつ、入力
作業の意味を連想しやすい入力を可能とする設定情報入
力方法及び設定情報入力装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る設定情報
入力方法は、光学読み取り手段の読み取り能力に応じて
図形、文字、若しくは記号を配置した設定情報入力形式
が提供される設定情報入力形式提供ステップと、この設
定情報入力形式提供ステップで提供された設定情報入力
形式を、光学読み取り手段の読み取り能力に適するよう
に印刷して、設定情報入力作業者が設定項目に対して設
定情報を加筆する設定情報記入用紙を作成する印刷ステ
ップと、設定情報入力作業者が設定情報記入用紙に設定
情報を加筆する設定情報加筆ステップと、設定情報加筆
ステップで得られた設定情報を加筆した設定情報記入用
紙を、光学読み取り手段で読み取る光学読み取りステッ
プと、この光学読み取りステップで読み取った設定情報
記入用紙と、設定情報入力形式提供ステップで提供され
た設定情報入力形式とを照合して設定情報を抽出する設
定情報抽出ステップと、設定情報抽出ステップで抽出し
た設定情報で電子機器の設定を行う設定ステップとを備
えるものである。
【0009】この発明に係る設定情報入力方法は、設定
情報入力形式提供ステップで複数の設定情報入力形式及
び/若しくは編集可能な状態の設定情報入力形式を提供
可能とし、複数の設定情報入力形式から選択して、若し
くは編集可能な状態の設定情報入力形式を編集して所望
の設定情報入力形式を決定する設定情報入力形式決定ス
テップを備えるものである。
【0010】この発明に係る設定情報入力方法は、設定
情報抽出ステップで抽出した設定情報を設定情報入力形
式と合成して入力確認画像を生成する入力確認画像生成
ステップと、入力確認画像生成ステップで生成した入力
確認画像を参照して設定内容を確認し、確認内容が受容
可であれば設定ステップへ進み、受容不可であれば設定
情報加筆ステップへ戻る確認ステップとを備えるもので
ある。
【0011】この発明に係る設定情報入力方法は、設定
情報入力形式決定ステップにて、ジョグダイヤルを使用
して設定情報入力形式提供ステップで提供された全ての
設定情報入力形式の一次元的な配列から設定情報入力形
式を選択して、若しくは、選択した上で編集して所望の
設定情報入力形式を決定するものである。
【0012】この発明に係る設定情報入力方法は、設定
情報入力形式決定ステップにて、ジョグダイヤルによる
選択操作に適するように一次元的に配列した各設定情報
入力形式を識別する識別名称を確認しながら、ジョグダ
イヤルを使用して所望の設定情報入力形式を決定するも
のである。
【0013】この発明に係る設定情報入力方法は、設定
情報入力形式決定ステップにて、ジョグダイヤルによる
選択操作に適するように一次元的に配列した各設定情報
入力形式の全ての設定項目、若しくは、配列における各
設定情報入力形式の順序に関連する項目/数量、若しく
は、各設定情報入力形式の全体イメージを確認しなが
ら、ジョグダイヤルを使用して所望の設定情報入力形式
を決定するものである。
【0014】この発明に係る設定情報入力方法は、設定
情報入力形式提供ステップにて、無線若しくは有線接続
された設定対象の電子機器から設定情報入力形式が提供
され、設定ステップにて、無線若しくは有線接続された
複数の設定対象の電子機器の各々に適宜切り換えて設定
を行うものである。
【0015】この発明に係る設定情報入力装置は、光学
読み取り手段と、光学読み取り手段の読み取り能力に応
じて、図形、文字、若しくは記号を配置した設定情報入
力形式を提供する設定情報入力形式提供手段と、この設
定情報入力形式提供手段から提供された設定情報入力形
式を、光学読み取り手段の読み取り能力に適するように
印刷して、設定情報入力作業者が設定項目に対して設定
情報を加筆する設定情報記入用紙を作成する印刷手段
と、光学読み取り手段が読み取った設定情報記入用紙
と、設定情報入力形式提供手段から提供される設定情報
入力形式とを照合して設定情報を抽出し設定対象の電子
機器の設定を行う設定情報抽出手段とを備えるものであ
る。
【0016】この発明に係る設定情報入力装置は、設定
情報入力形式提供手段が複数の設定情報入力形式及び/
若しくは編集可能な状態の設定情報入力形式を提供し、
複数の設定情報入力形式から選択して、若しくは編集可
能な状態の設定情報入力形式を編集して所望の設定情報
入力形式を決定する設定情報入力形式決定手段を備える
ものである。
【0017】この発明に係る設定情報入力装置は、設定
情報抽出手段が抽出した設定情報を設定情報入力形式と
合成して入力確認画像を生成する入力確認画像生成手段
を備えるものである。
【0018】この発明に係る設定情報入力装置は、設定
情報入力形式提供手段から提供された全ての設定情報入
力形式を、選択操作に適するように一次元的な配列とし
て設定するジョグダイヤルを備え、設定情報入力形式決
定手段はジョグダイヤルにおける設定情報入力形式の一
次元的な配列から所望の設定情報入力形式を決定するも
のである。
【0019】この発明に係る設定情報入力装置は、設定
情報入力形式決定手段がジョグダイヤルにて所望の設定
情報入力形式を決定する際に、一次元的に配列した各設
定情報入力形式を識別する識別名称を表示する識別名称
表示手段とを備えるものである。
【0020】この発明に係る設定情報入力装置は、設定
情報入力形式決定手段がジョグダイヤルにて所望の設定
情報入力形式を決定する際に、一次元的に配列した各設
定情報入力形式の全ての設定項目、若しくは、配列にお
ける各設定情報入力形式の順序に関連する項目/数量、
若しくは、各設定情報入力形式の全体イメージを表示す
る高速画像表示手段とを備えるものである。
【0021】この発明に係る設定情報入力装置は、光学
読み取り手段及び印刷手段がファクシミリ装置における
光学読み取り手段及び印刷手段の機能も兼ね備え、ファ
クシミリ装置としても機能するものである。
【0022】この発明に係る設定情報入力装置は、ジョ
グダイヤルが設定情報入力形式提供手段から提供された
全ての設定情報入力形式を、設定項目の難易度及び設定
項目数に応じた順序で選択操作に適するように一次元的
に並べた配列として設定するものである。
【0023】この発明に係る設定情報入力装置は、設定
情報記入用紙の大きさが少なくとも一方向に可変である
ものである。
【0024】この発明に係る設定情報入力装置は、複数
の設定対象の電子機器と結合する結合手段を備え、設定
情報入力形式提供手段は複数の設定対象の電子機器内に
設けられ、設定情報抽出手段は、結合手段を適宜切り換
えて各電子機器の設定を行うものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による設
定情報入力装置を示す構成図である。図において、1は
光学読み取り手段4の解像度などの読み取り能力に応じ
て、図形、文字、若しくは記号を配置した設定情報入力
形式を保持し、設定情報入力作業者が所望する設定情報
入力形式を提供する設定情報入力形式提供手段である。
この設定情報入力形式提供手段1は、例えば録画機能付
録画装置内外のメモリなどの記憶手段や、有線若しくは
無線接続した他のコンピュータの記憶手段であってもよ
い。2は設定情報入力形式提供手段1から提供された設
定情報入力形式を、光学読み取り手段4の解像度などの
読み取り能力に適するように印刷して、設定情報入力作
業者が設定項目に対して設定情報を加筆する設定情報記
入用紙3を作成する印刷手段である。この印刷手段は通
常のプリンタであってもよく、後述するようにファクシ
ミリ装置内の印刷手段であってもよい。
【0026】3は設定情報記入用紙で、光学読み取り手
段4の解像度などの読み取り能力に応じて、図形、文
字、若しくは記号を配置した設定情報入力形式を、印刷
手段2が光学読み取り手段4の解像度などの読み取り能
力に適するように印刷することで得られる。4は設定情
報を加筆した設定情報記入用紙3を読み取る光学読み取
り手段で、家庭用の低解像度のスキャナでよく、あるい
は後述するようにファクシミリ装置内の光学読み取り手
段であってもよい。5は設定情報抽出手段で、光学読み
取り手段4が読み取った設定情報記入用紙3と、設定情
報入力形式提供手段1から提供される設定情報入力形式
とを照合して設定情報を抽出し設定対象の電子機器6の
設定を行う。6は設定対象の電子機器、61は設定対象
の電子機器6の制御部である。
【0027】次に動作について説明する。図2は実施の
形態1による設定入力装置の動作を示すフロー図であ
り、図2に沿って説明を行う。先ず、現在使用している
光学読み取り手段4の解像度などの読み取り能力に応じ
た設定情報入力形式を、設定情報入力形式提供手段1か
ら取得する(ステップST1、設定情報入力形式提供ス
テップ)。ここで、設定情報入力形式提供手段1として
は、上述した以外にパソコン、ワープロなどの図面作成
手段であってもよい。これにより、ステップST1にお
いて、設定情報入力作業者は設定情報入力形式提供手段
1から所望の設定情報入力形式を得ることができる。
【0028】また、上述したように光学読み取り手段4
の解像度などの読み取り能力に応じた設定情報入力形式
とは、具体的には例えばVTRの録画予約において設定
情報入力形式を録画予約日付、録画開始時刻、録画終了
時刻、録画予約対象チャンネルなどの設定項目に対する
設定情報を黒く塗り潰してマークするマークシート形式
とした場合、黒く塗り潰すための各設定項目に対応する
枠を、光学読み取り手段4の低解像度に合わせて適当な
大きさにすることで、現在使用している光学読み取り手
段4が低解像度であっても対応することができるように
したものを意味する。この現在使用している光学読み取
り手段4の読み取り能力は、設定情報入力作業者が設定
情報入力形式の選択や編集の度に設定情報入力形式提供
手段1に設定してもよいが、本願発明の設定情報入力装
置の設置段階に予め設定するようにしてもよい。
【0029】さらに、光学読み取り手段4が高解像度で
あったり、文字認識手段を備えていたり、手書き文字認
識手段を備えていたりする場合には、設定情報入力作業
者が容易に理解できるように詳細な設定項目やそれらを
コンパクトにまとめた設定項目に対応する設定情報入力
形式を設定情報入力形式提供手段1が提供するようにし
てもよく、これにより設定情報入力作業者は設定情報入
力形式を印刷して得られる設定情報記入用紙3に対して
より自由度のある方法で設定情報を記入することができ
る。
【0030】ここで、設定情報入力形式提供手段1にお
いて設定情報入力形式を光学読み取り手段4の読み取り
能力で分類して保持してもよく、このようにすること
で、設定情報入力作業者は現在使用している光学読み取
り手段4の読み取り能力に応じた設定情報入力形式を容
易に取得することができる。
【0031】次に設定情報入力形式提供手段1から取得
した設定情報入力形式を、印刷手段2によって紙面上へ
現在使用している光学読み取り手段4の解像度などの読
み取り能力に適するように印刷して、設定情報記入用紙
3を作成する(ステップST2、印刷ステップ)。ここ
で、このステップST2で作成する設定情報記入用紙3
について説明する。
【0032】図3は実施の形態1による設定入力装置に
使用する設定情報記入用紙を示す図、図4は実施の形態
1による設定入力装置に使用する設定情報記入用紙の他
の例を示す図である。図3及び図4の例では、VTRの
録画予約設定に対応する設定情報記入用紙3を示してい
る。図において、31はVTRの録画予約の録画を行う
チャンネルを記入する録画予約チャンネル設定欄、32
はVTRの録画予約の録画開始時刻を記入する録画開始
時刻設定欄、33はVTRの録画予約の録画終了時刻を
記入する録画終了時刻設定欄、34は設定情報入力形式
特定IDであり、設定対象の電子機器6(この場合はV
TR)を特定し、バーコードなどの光学読み取り手段4
が読み取ることができる光学パターンからなる。
【0033】図3に示す設定情報記入用紙3は、例えば
録画予約チャンネル設定欄31において全てのチャンネ
ル番号に対応できるように三桁の数字まで設定できるよ
うにし、録画開始時刻設定欄32においては全ての時間
帯で時分まで詳細に設定できるようにしている。図3に
示す設定情報記入用紙3に対応する設定情報入力形式を
全ての設定項目を単に羅列した全設定項目羅列型の設定
情報入力形式と呼ぶこととする。この全設定項目羅列型
の設定情報入力形式による設定情報記入用紙3を使用す
ることで、設定情報入力作業者は全ての設定項目につい
て設定することができる。これに対して、通常は設定を
行わないような設定項目も存在する(例えば、一般的に
録画開始時刻設定欄32で設定する時刻などを分単位で
詳細に行うことは少ない)ことから、一般的に使用する
典型的な設定項目のみを表示するようにした方が設定情
報入力作業者にとって便利である場合がある。このよう
に典型的な設定項目を羅列した設定情報記入用紙3を示
すのが図4である。図4において、録画予約チャンネル
設定欄31は設定情報入力作業者が通常録画設定を行う
チャンネル番号のみが記載され、録画開始時刻設定欄3
2、録画終了時刻設定欄33においても分単位では通常
テレビ番組などの放映が開始/終了する時間のみが設定
できるようになっている。このような典型的な設定項目
のみを羅列したものを、典型的設定項目羅列型の設定情
報入力形式と呼ぶこととする。
【0034】上記のような典型的設定項目羅列型の設定
情報入力形式は、全設定項目羅列型の設定情報入力形式
とともに設定情報入力形式提供手段1に保持するように
してもよく、全設定項目羅列型の設定情報入力形式から
設定項目を抽出して典型的設定項目羅列型の設定情報入
力形式を生成するようにしてもよい。
【0035】上記のようにして設定情報入力形式が印刷
された設定情報記入用紙3に対して、設定情報入力作業
者が該当領域を塗り潰すなどの加筆によって設定情報入
力を行う(ステップST3、設定情報加筆ステップ)。
この設定情報入力作業者の加筆による設定情報の入力
は、光学読み取り手段4が高解像度であったり、文字認
識手段を備えていたり、手書き文字認識手段を備えてい
たりする場合においては、文字入力や手書き文字入力に
よってもよい。
【0036】次にステップST3で設定情報が加筆入力
された設定情報記入用紙3を、光学読み取り手段4に読
み取らせる。光学読み取り手段4はこの設定情報記入用
紙3上に施された塗り潰しなどを含む設定情報記入用紙
3の紙面情報を読み込み、設定情報抽出手段5へ出力す
る(ステップST4、光学読み取りステップ)。
【0037】設定情報抽出手段5は設定情報入力形式提
供手段1から入力された設定情報記入用紙3に対応する
設定情報入力形式と、光学読み取り手段4から入力され
た設定情報記入用紙3の紙面情報とを照合して設定情報
を抽出する(ステップST5、設定情報抽出ステッ
プ)。
【0038】ここで、ステップST4及びステップST
5における動作を図4に示す設定情報記入用紙3を例に
して詳細に説明する。先ず、加筆入力された設定情報記
入用紙3を光学読み取り手段4によって図4中の左上か
ら読み取ってゆく。このとき、光学読み取り手段4によ
って読み取られた紙面情報は設定情報抽出手段5に順次
入力される。設定情報抽出手段5は、例えば図4中の左
上に位置する設定欄が録画開始時刻を設定する録画開始
時刻設定欄32であり、午前、午後を示す枠の位置が録
画開始時刻設定における午前、午後をそれぞれ示すとい
うような設定情報記入用紙3における設定項目の配置
を、既に設定情報入力形式提供手段1から入力されてい
る設定情報入力形式に基づいて判別している。この判別
は光学読み取り手段4にて読み取り可能な各設定項目に
対応するマークなどによって行ってもよい。これによ
り、設定情報抽出手段5は、例えば録画開始時刻設定欄
32の午前、午後を示す枠の大きさに相当する黒ピクセ
ル(設定情報記入用紙3に対応する画像情報である紙面
情報において、設定情報を加筆することによって黒色を
有する画素)の塊が、午前を示す枠の位置若しくは午後
を示す枠の位置にあるかを示す紙面情報を光学読み取り
手段4から受け取り、これと既に設定情報入力形式提供
手段1から入力されている設定情報入力形式とを照合し
て録画開始時刻設定欄32における午前、午後の設定に
相当する設定情報を抽出することができる。
【0039】設定情報抽出手段5は、上記のようにして
抽出された設定情報を、設定対象の電子機器6の制御部
61へ出力し設定を行う(ステップST6、設定ステッ
プ)。
【0040】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、光学読み取り手段4の読み取り能力に応じて図形、
文字、若しくは記号を配置した設定情報入力形式を、設
定情報入力形式提供手段1から取得し、この設定情報入
力形式を、印刷手段2が光学読み取り手段4の読み取り
能力に適するように印刷して、設定情報入力作業者が設
定項目に対して設定情報を加筆する設定情報記入用紙3
を作成し、設定情報入力作業者が設定情報記入用紙3に
設定情報を加筆して、この設定情報を加筆した設定情報
記入用紙3を、光学読み取り手段4で読み取り、設定情
報抽出手段5がこの読み取った設定情報記入用紙3と、
設定情報入力形式提供手段1から取得した設定情報入力
形式とを照合して設定情報を抽出し、抽出した設定情報
で電子機器6の設定を行うので、設定情報入力作業者は
複雑な設定情報でも設定情報記入用紙3上でまとまりを
もたせて、熟考しながら設定作業を実行できる。
【0041】また、設定作業は一般的にその作業結果の
正誤がすぐにわからないものが多いが、設定作業中も設
定情報記入用紙3上で熟考することができ、設定作業完
了後も設定内容が設定情報記入用紙3上に残っているの
で、設定内容について再検討することもでき、設定内容
について他の人に尋ねることも容易であることから、誤
った設定入力を低減することができる。
【0042】さらに、設定情報記入用紙3を光学読み取
りするので、設定作業完了後、設定対象の電子機器6や
本願発明の設定情報入力装置の電源が切断されている、
あるいは別動作実行中など内部の情報を読み出すことが
できない場合や、あるいは、意図した動作とは異なる動
作結果が得られたことが判明した場合に、もとの入力情
報について設定情報記入用紙3を参照することで確認す
ることができる。
【0043】さらに、設定情報記入用紙3を、再び光学
読み取り手段4に読み取らせることで同じ設定を何度も
行うことができ、同じ設定作業を繰り返すようなことが
なく、作業工程の低減を図ることもできる。これによ
り、同じ設定作業を繰り返すことにより生じる設定ミス
の発生を防止することができる。
【0044】なお、上記実施の形態では、設定対象の電
子機器6としてVTRについて示したが、本願発明はこ
れに限らず、パソコン、ワープロなどのOA機器の個人
環境再設定、テレビ、ラジカセ、ステレオなどのAV機
器の設定、エアコン、冷蔵庫、調理器具、洗濯機、自動
車、FA機器などのあらゆる設定に適用できることは言
うまでもない。以下に、本願発明を適用することができ
る設定項目の例を幾つか挙げる。
【0045】エアコンについては時刻、温度、湿度、外
気導入、空気清浄に関する設定や、部屋内の温度分布、
家屋内各部屋、住人の帰宅時刻との連動といった設定項
目が考えられる。
【0046】冷蔵庫については、庫内温度分布、運転電
力効率監視、冷蔵物経過時間管理などが考えられる。
【0047】調理器具に関しては、作業スケジュール管
理、モータの回転数制御、加熱温度並びに時間の制御、
導入レシピの読み替えなどの設定が考えられる。
【0048】洗濯機に関しては、既に昨今の洗濯機に導
入されているVTRに匹敵するほど複雑な設定が対象と
なる。全自動、脱水のみ、すすぎのみ、漬け置き、水流
調整、仕上がり時間管理などが含まれる。
【0049】自動車については、燃費と乗り心地のバラ
ンスの嗜好に関する設定の他、特にカーナビなどについ
ては多くの設定項目が存在する。
【0050】特に、テレビなどの放送受信は、デジタル
化が進むことでチャンネル数が増えると同時にEPG
(電子番組案内)の供給が始まると見られており、番組視
聴予約、タイムシフトの設定に有用である。
【0051】なお、上記実施の形態1では、設定情報入
力形式提供手段1から固定的に設定された設定情報入力
形式が提供される例について示したが、この設定情報入
力形式提供手段1がROMなどである場合には出荷時、
販売時、保守作業時に設定情報入力形式の内容を変更で
きるようにしてもよい。
【0052】また、設定情報入力形式がネットワーク経
由で提供される場合には、ネットワークで接続された設
定情報入力形式提供手段1が設定情報入力形式を変更す
れば上記実施の形態1における設定情報入力形式も変更
されると考えてよい。
【0053】さらに、設定情報入力形式提供手段1が別
途用意するパソコン、ワープロなどの図面作成手段を有
する場合には、パソコン、ワープロなどの図面作成手段
を別途用意する手間が必要となるが、設定情報の加筆入
力における自由度が高い設定情報入力形式の提供が可能
となり、さらに、設定情報入力形式を得た後は別途用意
したパソコン、ワープロなどの図形作成手段を保持しな
くても別途フロッピーディスクやメモリーカードなどの
記憶手段によって設定情報入力形式提供手段1を再構成
することで簡素な構成で手軽に運用できる。また、設定
情報記入用紙3を得た後は印刷手段を省略して設定情報
記入用紙3への書き込み変更のみによって設定情報入力
作業を実行することもできる。
【0054】実施の形態2.上記実施の形態1では、図
3に示すような全設定項目羅列型の設定情報入力形式や
図4に示すような典型的設定項目羅列型の設定情報入力
形式を、設定情報入力形式提供手段から取得するもので
あったが、この実施の形態2は全設定項目羅列型の設定
情報入力形式や典型的設定項目羅列型の設定情報入力形
式、或いは、編集可能の状態で設定情報入力形式提供手
段に保持されている設定情報入力形式といった複数の設
定情報入力形式から選択、及び/若しくは編集を行って
所望の設定情報入力形式を決定する設定情報入力形式決
定手段を備えるものである。
【0055】図5はこの発明の実施の形態2による設定
情報入力装置を示す構成図である。図において、1aは
複数の設定情報入力形式及び/若しくは編集可能な状態
の設定情報入力形式を取得可能な状態で保持する設定情
報入力形式提供手段、11は設定情報入力形式提供手段
1aから所望の設定情報入力形式を決定する設定情報入
力形式決定手段である。また、現在使用している光学読
み取り手段4の読み取り能力は、設定情報入力作業者が
設定情報入力形式の選択や編集の度に設定情報入力形式
提供手段1a若しくは設定情報入力形式決定手段11に
設定してもよいが、本願発明の設定情報入力装置の設置
段階に予め設定するようにしてもよい。これは以下の実
施の形態においても同様である。なお、図1と同一の構
成要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0056】次に動作について説明する。図6は実施の
形態2による設定情報入力装置の動作を示すフロー図で
あり、この図6に沿って説明を行う。先ず、この実施の
形態2による設定情報入力形式提供手段1aは、現在使
用している光学読み取り手段4の読み取り能力に応じて
図形、文字、及び記号を配置した複数の設定情報入力形
式、及び/若しくは、現在使用している光学読み取り手
段4の読み取り能力に応じて図形、文字、及び記号を配
置した設定情報入力形式を編集可能な状態で保持してい
る。設定情報入力形式決定手段11は、この設定情報入
力形式提供手段1aの複数の設定情報入力形式から選択
するか、若しくは編集可能な状態で保持される設定情報
入力形式を編集することで、所望の設定情報入力形式を
決定する(ステップST1−1、設定情報入力形式決定
ステップ、設定情報入力形式提供ステップ)。
【0057】ここで、設定情報入力形式決定手段11に
よる所望の設定情報入力形式の決定動作について以下に
幾つかのパターンを示す。 (1)設定情報入力形式提供手段1aが全設定項目羅列
型の設定情報入力形式や典型的設定項目羅列型の設定情
報入力形式を複数種類保持し、設定情報入力形式決定手
段11は上記複数の設定情報入力形式から所望の設定情
報入力形式を選択する。 (2)設定情報入力形式提供手段1aが全設定項目羅列
型の設定情報入力形式や典型的設定項目羅列型の設定情
報入力形式を複数種類保持し、設定情報入力形式決定手
段11は上記複数の設定情報入力形式から所望の設定情
報入力形式を選択し、不要な設定項目を削除するなどの
編集を行って、所望の設定情報入力形式を決定する。 (3)設定情報入力形式提供手段1aをインターネット
のようなネットワークを経由して接続された設定対象の
電子機器の製造会社(メーカ)のコンピュータとし、設
定情報入力形式決定手段11は上記電子機器の製造会社
(メーカ)のコンピュータにアクセスして、設定情報入
力形式を取得する。このとき、取得した設定情報入力形
式をそのまま印刷手段2で印刷して設定情報記入用紙3
としてよいが、(2)のように編集して所望の設定情報
入力形式を決定してもよい。 (4)設定情報入力形式決定手段11が独自の設定情報
入力形式を作成する。この場合、設定情報入力形式決定
手段11は設定情報入力形式提供手段1aから設定対象
の電子機器6の設定項目に対応する光学読み取り手段4
が読み取り可能なマークなどを取得し、これに適宜編集
して設定情報入力形式を作成する。ここで、複数の設定
情報入力形式の構成要素を個別に操作して新規に読み取
り用図形、文字もしくは記号及びそれらの配置である別
個の設定情報入力形式を生成できるように、設定情報入
力形式決定手段11はパソコンやワープロなどの図表作
成手段を有する。また、パソコンやワープロなどを使用
して設定情報入力形式決定手段11が、電気通信回線で
接続された他のコンピュータ若しくはCD−ROMなど
一般流通記録媒体からもたらされるJAVAなどを設定
情報入力形式の作成に利用できるようにしてもよい。
【0058】設定情報入力形式決定手段11によって決
定された所望の設定情報入力形式を、印刷手段2によっ
て紙面上へ現在使用している光学読み取り手段4の解像
度などの読み取り能力に適するように印刷して設定情報
記入用紙3を作成する(ステップST2、印刷ステッ
プ)。後のステップST3からステップST6までの処
理は上記実施の形態1と同様であるので重複する説明を
省略する。
【0059】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、設定情報入力形式提供手段1aが複数の設定情報入
力形式及び/若しくは編集可能な状態の設定情報入力形
式を提供可能に保持し、設定情報入力形式決定手段11
が複数の設定情報入力形式から選択して、若しくは編集
可能な状態の設定情報入力形式を編集して所望の設定情
報入力形式を決定するので、複数の設定情報入力形式か
ら日常的に選択若しくは編集して作成した設定情報入力
形式を電子機器6の設定情報入力に用いることができ
る。
【0060】また、印刷手段2によって作成された設定
情報記入用紙3を紛失した場合には、新規に印刷でき、
低い頻度の設定のために設定情報記入用紙3を保管して
おく必要をなくすことができる。
【0061】さらに、設定情報入力形式提供手段1aか
ら設定対象の電子機器6の制御部61の設定項目に対応
する複数種類の設定情報入力形式を、当該機器を購入し
た使用者がその嗜好によって設定情報入力形式を選択す
ることが可能になる。
【0062】さらに、設定対象の電子機器6を製造した
事業体がインターネットや他の一般的な無線放送などの
伝送手段を用いて設定情報入力形式を提供若しくは追加
することで設定情報入力形式の選択肢を増加させること
ができる。
【0063】実施の形態3.この実施の形態3では、光
学読み取り手段から得られた設定情報記入用紙の紙面情
報に設定情報が適正に記入されていなかった場合などに
その原因を確認するために、設定情報を設定情報入力形
式とを合成して得られる入力確認画像、若しくは設定情
報記入用紙の紙面情報を表示する入力確認画面生成手段
を備えるものである。
【0064】図7はこの発明の実施の形態3による設定
情報入力装置を示す構成図である。図において、51は
設定情報抽出手段5によって抽出された設定情報を設定
情報入力形式と合成して生成した入力確認画像、若しく
は、設定情報記入用紙3の紙面情報を表示する入力確認
画像生成手段である。また、この入力確認画像生成手段
51は設定対象の電子機器6が有する表示手段であって
もよく、他の機器の表示手段を利用してもよい。なお、
図1と同一構成要素には同一符号を付して重複する説明
を省略する。
【0065】次に動作について説明する。図8は実施の
形態3による設定情報入力装置の動作を示すフロー図で
あり、この図8に沿って説明を行う。ステップST1か
らステップST5までは上記実施の形態1と同様である
ので重複する説明を省略し、この実施の形態3の特徴的
な動作を示すステップST5−1、ステップST5−2
について述べる。ステップST5で設定情報抽出手段5
が抽出した設定情報と、この設定情報抽出手段5が設定
情報入力形式提供手段1から入力された設定情報入力形
式とを入力確認画像生成手段51が取得し、上記設定情
報と上記設定情報入力形式とを合成して入力確認画像を
生成し表示を行う。または、場合によっては以前に光学
読み取り手段4で読み取った設定情報記入用紙3の紙面
情報を入力確認画像生成手段51が表示する。ここまで
が、ステップST5−1であり、入力確認画像生成ステ
ップに相当する。
【0066】ステップST5−1で表示される入力確認
画像を確認し、確認内容が受容可であればステップST
6に進み、電子機器6の設定を行う。また、受容不可で
あればステップST3に戻り、設定情報入力作業者が設
定情報記入用紙3に再び加筆による設定情報の入力を行
う。ここまでの動作がステップST5−2であり、これ
が確認ステップに相当する。ここで、ステップST5−
1で以前に光学読み取り手段4で読み取った設定情報記
入用紙3の紙面情報を入力確認画像生成手段51が表示
し、ステップST5−2において光学読み取り手段4の
読み取りを確認するようにしてもよい。このようにする
ことで、例えば設定情報記入用紙3に正しく設定情報が
記入されなかった場合においても、設定情報記入用紙3
の紙面情報を表示することで設定情報が正しく記入され
ていないことが表示されるので、所望の設定と設定情報
記入用紙3に記入した設定情報との効果の食い違いに関
して、原因を特定しやすくなる。
【0067】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、設定情報を設定情報入力形式と合成して入力確認画
像を生成し、この入力確認画像を参照して設定内容を確
認し、確認内容が受容可であれば電子機器6の設定を行
い、受容不可であれば設定情報記入用紙3に再び設定情
報を記入し直すので、所望の設定と設定情報記入用紙3
に誤って記入された設定情報との効果の食い違いに関し
て、その原因の特定を容易にすることができる。
【0068】実施の形態4.この実施の形態4では、設
定情報入力形式決定手段がジョグダイヤルを使用して設
定情報入力形式を選択し、所望の設定情報入力形式を決
定するものである。
【0069】図9はこの発明の実施の形態4による設定
情報入力装置を示す構成図である。図において、11a
は設定情報入力形式決定手段であって、ジョグダイヤル
111を操作することで設定情報入力形式識別名称表示
手段112に表示される設定情報入力形式の識別名称を
確認しながら、所望の設定情報入力形式の決定を行う。
111は設定情報入力形式提供手段1aから取得した全
ての設定情報入力形式を選択操作に適するように一次元
的な配列として設定するジョグダイヤルである。このよ
うにジョグダイヤル111による選択操作に適するよう
に、全ての設定情報入力形式は一次元的に配列させてい
る。これを具体的に説明すると、例えば全設定項目を設
定の難易度で順序付けし、同程度の難易度をもつ設定項
目は設定項目名称の辞書配列順によって順序付けして、
この順序で設定項目数の少ない設定情報入力形式から設
定項目数の多い設定情報入力形式へ並んだ配列を作成す
る。これにより、必要最小限の設定項目を含む設定情報
入力形式から些末な設定項目まで全て含む設定情報入力
形式を一次元的に並べることができる。112はジョグ
ダイヤル111の操作時に設定情報入力形式の識別名称
を表示する設定情報入力形式識別名称表示手段である。
なお、図5と同一構成要素には同一符号を付して重複す
る説明を省略する。
【0070】次に動作について説明する。図10は実施
の形態4による設定情報入力装置の動作を示すフロー図
であり、この図10に沿って説明を行う。先ず、ジョグ
ダイヤル111を一段階順方向に送ることによって設定
項目が上述した順序に従って一項目づつ増加して複雑若
しくは煩雑な設定情報入力形式へ遷移し、ジョグダイヤ
ル111を一段階逆方向に送ることによって設定項目が
上述した順序に従って一項目づつ減少して簡素若しくは
低自由度の設定情報入力形式へ遷移させることができ
る。このとき、ジョグダイヤル111を順方向もしくは
逆方向に送ることによって選択候補の設定情報入力形式
が変わり、選択候補の設定情報入力形式を識別するため
の設定情報入力形式の識別名称を設定情報入力形式識別
名称表示手段112に表示する。この設定情報入力形式
識別名称表示手段112が表示する識別名称を確認しな
がら設定情報入力形式決定手段11aが設定情報入力形
式を選択する、若しくは選択した設定情報入力形式を編
集して所望の設定情報入力形式を決定する(ステップS
T1−2、設定情報入力形式決定ステップ)。このあと
のステップST2からステップST6までの動作は、上
記実施の形態1と同様であるので重複する説明を省略す
る。
【0071】また、設定情報入力形式の識別名称は、設
定項目の項目数や設定情報入力形式につけた番号のみで
もよいし、新規に導入した設定項目の名称でもよいし、
これらと共に標準、簡単などの設定の難易度を表示して
もよい。
【0072】設定情報入力形式識別名称表示手段112
はドットマトリックス液晶表示でもよい。
【0073】以上のように、この実施の形態4では、ジ
ョグダイヤル111を使用して設定情報入力形式提供手
段1aから取得した全ての設定情報入力形式の一次元的
な配列から設定情報入力形式を選択して、若しくは、選
択した上で編集して所望の設定情報入力形式を決定する
ので、多数の設定情報入力形式が提供される場合におい
ても、所望の設定情報入力形式の決定を容易にすること
ができる。
【0074】また、この実施の形態4によれば、ジョグ
ダイヤル111の選択操作に適するように一次元的に配
列した各設定情報入力形式を識別する識別名称を確認し
ながら、ジョグダイヤル111を使用して所望の設定情
報入力形式を決定するので、上記と同様の効果を奏する
ことができる。
【0075】さらに、この実施の形態4によれば、ジョ
グダイヤル111が設定情報入力形式提供手段1aから
提供された全ての設定情報入力形式を、設定項目の難易
度及び設定項目数に応じた順序で一次元的に並べた配列
として設定するので、上記と同様の効果を奏すると共
に、設定情報入力作業者の能力に応じた設定情報入力形
式の選択を容易にすることができる。
【0076】実施の形態5.上記実施の形態4では、ジ
ョグダイヤルの操作とともに設定情報入力形式の識別名
称のみを表示するような構成としたが、この実施の形態
5は設定情報入力形式の全ての設定項目、若しくは、配
列における各設定情報入力形式の順序に関連する項目/
数量、若しくは、設定情報入力形式の全体イメージを表
示する高速画像表示手段を設けたものである。
【0077】図11はこの発明の実施の形態5による設
定情報入力装置を示す構成図である。図において、11
3はジョグダイヤル111の操作とともに設定情報入力
形式の全ての設定項目、若しくは、配列における各設定
情報入力形式の順序に関連する項目/数量、若しくは、
設定情報入力形式の全体イメージを表示する高速画像表
示手段である。なお、図9と同一構成要素には同一符号
を付して重複する説明を省略する。
【0078】次に動作について説明する。図12は実施
の形態5による設定情報入力装置の動作を示すフロー図
であり、この図12に沿って説明する。上記実施の形態
4と同様な順序で設定情報入力形式を一次元的に配列し
たものとすると、ジョグダイヤル111を一段階順方向
に送ることによって設定項目が一項目づつ増加した複雑
もしくは煩雑な設定情報入力形式へ遷移し、ジョグダイ
ヤル111を一段階逆方向に送ることによって設定項目
が一項目づつ減少させた簡素もしくは低自由度の設定情
報入力形式へ遷移させることができる。このとき、ジョ
グダイヤル111の操作に伴って、高速画像表示手段1
13に選択中の設定情報入力形式の全該当設定項目を表
示するか、若しくは、ジョグダイヤル111における一
次元的配列における各設定情報入力形式の順序に関連す
る項目/数量に対応する特徴的設定項目/特徴量、若し
くは、設定情報入力形式の概略イメージや縮小プレビュ
ーイメージなどの設定情報入力形式の全体イメージを表
示する。この高速画像表示手段113の表示内容を確認
しながら設定情報入力形式決定手段11aが設定情報入
力形式を選択する、若しくは選択した設定情報入力形式
を編集して所望の設定情報入力形式を決定する(ステッ
プST1−3、設定情報入力形式決定ステップ)。この
あとのステップST2からステップST6までの動作
は、上記実施の形態1と同様であるので重複する説明を
省略する。
【0079】この特徴的設定項目及び特徴量について具
体的に説明する。ジョグダイアル111において、一次
元的に並べられた各設定情報入力形式を選択する場合に
設定したい設定項目を掲載している設定情報入力形式が
どれであるかを示す名称を特徴的設定項目と定義する。
【0080】この特徴的設定項目を実現する一つの方法
は、全設定項目がn項目あるとして、n項目全てを羅列
した設定情報入力形式から最も頻繁に設定操作が行われ
ると思われるものの一つだけを掲載する設定情報入力形
式までのn通りの設定情報入力形式を用意して、ジョグ
ダイアル111でブラウズするようにする。全部でk項
目を含む設定情報入力形式と全部でk+1項目を含む設
定情報入力形式を比較するとあらゆる有意のkについて
常に1つの設定項目が追加分として特徴的であり、これ
を特徴的設定項目とする。
【0081】このほか、階層構造を意識した配置とする
例も考えられる。この場合、関連する設定項目を近くに
配置したり、あまり設定を実行する機会のない設定項目
をまとめた形の配列がある。
【0082】特徴量とは全設定情報入力形式の内のどの
辺りかを示す数値的な指針であり、表示画面を適宜スラ
イドさせて表示するスライドバーでもよいし、数値表示
でも、円グラフでもよい。
【0083】ここで、実際の各設定項目に対する設定作
業は設定情報入力形式から印刷手段2によって作成した
設定情報記入用紙3によって行うのであるから、この高
速画像表示手段113で設定作業ができないような表示
であっても構わない。
【0084】高速画像表示手段113は、設定対象の電
子機器6が有する高速表示装置であってもよいし、独自
に用意した表示装置であってもよい。
【0085】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、設定情報入力形式決定手段11aがジョグダイヤル
111にて所望の設定情報入力形式を決定する際に、高
速画像表示手段113が一次元的に配列した各設定情報
入力形式の全ての設定項目、若しくは、配列における各
設定情報入力形式の順序に関連する項目/数量、若しく
は、設定情報入力形式の全体イメージを表示するので、
多数の設定情報入力形式が提供されていても、所望の設
定項目を含むことを確認しながら、設定情報入力形式を
選択することができる。これにより、設定情報入力作業
者の所望する設定情報入力形式を的確にかつ容易に決定
することができる。
【0086】実施の形態6.この実施の形態6では、上
記実施の形態1乃至5に示した設定情報入力装置にファ
クシミリ装置としての機能も持たせたものである。
【0087】図13はこの発明の実施の形態6による設
定情報入力装置を示す構成図である。図において、1b
は設定情報入力形式提供手段であって、光学読み取り手
段4aの解像度などの読み取り能力に応じて、図形、文
字、若しくは記号を配置した設定情報入力形式を保持
し、設定情報入力作業者が所望する設定情報入力形式を
提供する。また、結合手段62を介して、外部から設定
情報入力形式提供手段1bは設定情報入力形式を適宜追
加することもできる。2aは本願発明の設定情報記入用
紙3を作成する機能と、ファクシミリにおける受信情報
の読み出しを行う機能とを兼ねた印刷手段、4aは本願
発明の設定情報記入用紙3の紙面情報を読み取る機能
と、ファクシミリにおける送信情報の読み取りを行う機
能とを兼ねた光学読み取り手段である。62は本願発明
の設定情報入力装置70と設定対象の電子機器6とを接
続する結合手段で、電波、赤外線による無線伝送であっ
てもよいし、家庭内LANやIEEE1394のような
高速通信経路であってもよいし、電力供給線経由の通信
経路であってもよい。70は本願発明のファクシミリ装
置の機能を備えた設定情報入力装置である。なお、図1
と同一構成要素については同一符号を付して重複する説
明を省略する。
【0088】次に動作について説明する。図14は実施
の形態6による設定情報入力装置の動作を示すフロー図
であり、この図14に沿って説明する。先ず、現在使用
している光学読み取り手段4aの解像度などの読み取り
能力に応じた設定情報入力形式を、設定情報入力形式提
供手段1bから取得する(ステップST1、設定情報入
力形式提供ステップ)。ここで、設定情報入力形式提供
手段1bは、例えば録画装置内外のメモリなどの記憶手
段やインターネットなどの通信経路などを含む結合手段
62を介して接続された他の装置の記憶手段、或いはパ
ソコン、ワープロなどの図面作成手段から設定情報入力
形式を適宜追加することもできる。
【0089】次に、ファクシミリにおける受信情報の読
み出しを行う機能とを兼ねた印刷手段2aが設定情報入
力形式提供手段1bから取得した設定情報入力形式を、
紙面上へ現在使用している光学読み取り手段4aの解像
度などの読み取り能力に適するように印刷して、設定情
報記入用紙3を作成する(ステップST2−1、印刷ス
テップ)。ここで、設定情報入力形式及び設定情報記入
用紙3は上記実施の形態で示したものと同様とする。
【0090】設定情報入力作業者が設定情報記入用紙3
に設定情報を加筆によって記入する(ステップST3、
設定情報加筆ステップ)。設定情報が加筆入力された設
定情報記入用紙3を、ファクシミリにおける送信情報の
読み取りを行う機能とを兼ねた光学読み取り手段4aに
読み取らせ、設定情報記入用紙3の紙面情報は設定情報
抽出手段5に出力される(ステップST4−1、光学読
み取りステップ)。設定情報抽出手段5は設定情報入力
形式提供手段1bから入力された設定情報記入用紙3に
対応する設定情報入力形式と、光学読み取り手段4aか
ら入力された設定情報記入用紙3の紙面情報とを照合し
て設定情報を抽出する(ステップST5、設定情報抽出
ステップ)。
【0091】設定情報抽出手段5によって抽出された設
定情報は結合手段62を介して設定対象の電子機器6の
制御部61に伝送され、これにより設定が行われる(ス
テップST6−1、設定ステップ)。
【0092】ここで、実施の形態6による設定情報入力
装置70の具体的な構成について説明すると、設定対象
の電子機器6としてのVTRと、実施の形態6による設
定情報入力装置70とを、例えば結合手段62として宅
内ネットワークを介して接続する。設定情報入力装置7
0で読み取られた設定情報記入用紙3の紙面情報を、設
定情報入力装置70の設定情報抽出手段5に相当するホ
ームサーバ(宅内制御計算機)に転送して紙面解析を行
い、ホームサーバで予約設定情報を抽出する。この予約
情報に従って、ホームサーバがVTRに対して予約動作
を行う。上記以外にホームサーバ(設定情報抽出手段
5)からVTR(設定対象の電子機器6)に対して情報
を伝達する方法としては、例えば赤外線リモコンがある
ので、ホームサーバに出力手段として赤外線発信装置を
設けることによりVTRの予約録画の情報を伝達するこ
とができる。
【0093】また、設定情報記入用紙3としては、ファ
クシミリ装置で用いるロール紙であってよい。これによ
り、設定情報記入用紙3を作成するための新たな機構を
設けることなく、設定情報入力形式に基づいてファクシ
ミリの受信情報を印刷する機能を兼ねる印刷手段2aに
より設定情報記入用紙3を作成することができる。
【0094】さらに、ファクシミリ装置で用いるロール
紙を例とする少なくとも一方向に大きさが可変であるよ
うな用紙を設定情報記入用紙3に使用することで、任意
に拡大方向に展開して一覧できるような設定情報入力形
式を採用することができる。
【0095】以上のように、本願発明の設定情報入力装
置にファクシミリ装置の機能を持たせることで、ファク
シミリ装置の機能を利用して遠隔地にある本願発明の設
定情報入力装置に設定情報記入用紙3を送信することで
設定情報記入用紙3の共有化を図ることができる。これ
により、例えば編集して所望の設定情報入力形式を決定
する際、設定情報入力作業者が編集を行えるほどの知識
を有していない場合、編集を行える知識を有している編
集作業者が所望の設定情報入力形式を作成し、これを設
定情報入力作業者に送信することで、より使い勝手の良
いシステムを構成することができる。
【0096】また、ファクシミリ装置の光学読み取り手
段や印刷手段を併用することができるので、新たに設け
なければならない構成を低減することができて、設置空
間の省スペース化やコスト的にも有利となる。
【0097】図15はこの発明の実施の形態6による設
定情報入力装置の変形例1を示す構成図である。図にお
いて、1aは設定情報入力形式提供手段であって、結合
手段62を介して光学読み取り手段4aの読み取り能力
に応じて図形、文字、及び記号を配置した設定情報入力
形式を提供する。11bは設定情報入力形式決定手段で
あって、結合手段62を介して設定情報入力形式提供手
段1aから設定情報入力形式を取得し、取得した設定情
報入力形式から選択する、若しくは設定情報入力形式を
編集して所望の設定情報入力形式を決定する。70aは
ファクシミリ装置としての機能と、上記実施の形態2で
示した設定情報入力装置の機能とを有する設定情報入力
装置である。なお、図14と同一構成要素には同一符号
を付して重複する説明を省略する。
【0098】次に動作について説明すると、上記図14
に示す設定情報入力装置と同様に動作する。特徴として
は上記実施の形態2に示したように設定情報入力形式決
定手段11bによって設定情報入力形式提供手段1aか
ら提供される設定情報入力形式から選択するか、若しく
は編集可能な状態で保持される設定情報入力形式を編集
することで、所望の設定情報入力形式を決定することが
できる。これにより、上記実施の形態の効果と共に上記
実施の形態2の効果も奏することができる。
【0099】図16はこの発明の実施の形態6による設
定情報入力装置の変形例2を示す構成図である。図にお
いて、51は設定情報抽出手段5によって抽出された設
定情報を設定情報入力形式と合成して生成した入力確認
画像、若しくは、設定情報記入用紙3の紙面情報を表示
する入力確認画像生成手段である。70bはファクシミ
リ装置としての機能と、上記実施の形態3で示した設定
情報入力装置の機能とを有する設定情報入力装置であ
る。なお、図15と同一構成要素には同一符号を付して
重複する説明を省略する。
【0100】次に動作について説明すると、上記図14
に示す設定情報入力装置と同様に動作する。特徴として
は上記実施の形態3に示したように、入力確認画面生成
手段51によって、光学読み取り手段4aから得られた
設定情報記入用紙3の紙面情報に設定情報が適正に記入
されていなかった場合などにその原因を確認するため
に、設定情報を設定情報入力形式とを合成して得られる
入力確認画像、若しくは設定情報記入用紙3の紙面情報
を表示することができる。これにより、上記実施の形態
の効果と共に上記実施の形態3の効果も奏することがで
きる。
【0101】図17はこの発明の実施の形態6による設
定情報入力装置の変形例3を示す構成図である。図にお
いて、111は結合手段62を介して設定情報入力形式
提供手段1aから取得した全ての設定情報入力形式の一
次元的な配列から設定情報入力形式を選択することがで
きるジョグダイヤルである。112はジョグダイヤル1
11の操作時に設定情報入力形式の識別名称を表示する
設定情報入力形式識別名称表示手段である。70cはフ
ァクシミリ装置としての機能と、上記実施の形態4で示
した設定情報入力装置の機能とを有する設定情報入力装
置である。なお、図16と同一構成要素には同一符号を
付して重複する説明を省略する。
【0102】次に動作について説明すると、上記図14
に示す設定情報入力装置と同様に動作する。特徴として
は上記実施の形態4に示したように、ジョグダイヤル1
11の操作において設定情報入力形式識別名称表示手段
112が表示する選択中の設定情報入力形式の識別名称
を確認しながら、結合手段62を介して設定情報入力形
式提供手段1aから取得した全ての設定情報入力形式の
一次元的な配列から設定情報入力形式を選択して、若し
くは、選択した上で編集して所望の設定情報入力形式を
決定することができる。これにより、上記実施の形態の
効果と共に上記実施の形態4の効果も奏することができ
る。
【0103】図18はこの発明の実施の形態6による設
定情報入力装置の変形例4を示す構成図である。図にお
いて、113はジョグダイヤル111の操作とともに設
定情報入力形式の全ての設定項目、若しくは、配列にお
ける各設定情報入力形式の順序に関連する項目/数量、
若しくは、各設定情報入力形式の全体イメージを表示す
る高速画像表示手段である。70dはファクシミリ装置
としての機能と、上記実施の形態5で示した設定情報入
力装置の機能とを有する設定情報入力装置である。な
お、図17と同一構成要素には同一符号を付して重複す
る説明を省略する。
【0104】次に動作について説明すると、上記図14
に示す設定情報入力装置と同様に動作する。特徴として
は上記実施の形態5に示したように、ジョグダイヤル1
11の操作において高速画像表示手段113が選択中の
設定情報入力形式の全該当設定項目、若しくは、ジョグ
ダイヤル111における一次元的配列における各設定情
報入力形式の順序に関連する項目/数量に対応する特徴
的設定項目/特徴量、若しくは、概略イメージや縮小プ
レビューイメージなどの設定情報入力形式の全体イメー
ジを確認しながら、結合手段62を介して設定情報入力
形式提供手段1aから取得した全ての設定情報入力形式
の一次元的な配列から設定情報入力形式を決定すること
ができる。これにより、上記実施の形態の効果と共に上
記実施の形態5の効果も奏することができる。
【0105】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、光学読み取り手段4a及び印刷手段2aがファクシ
ミリ装置における光学読み取り手段及び印刷手段の機能
も兼ね備え、ファクシミリ装置としても機能するので、
ファクシミリ装置の機能を利用して、若しくは、結合手
段62を介して遠隔地にある本願発明の設定情報入力装
置に設定情報記入用紙3を送信することで設定情報記入
用紙3の共有化を図ることができる。また、ファクシミ
リ装置の光学読み取り手段や印刷手段を併用することが
できるので、新たに設けなければならない構成を低減す
ることができ、設置空間の省スペース化やコスト的にも
有利となる。
【0106】また、この実施の形態6によれば、設定情
報記入用紙3の大きさが少なくとも一方向に可変とする
ので、ファクシミリ装置で用いるロール紙を使用するこ
とができ、設定情報記入用紙3を作成するための新たな
機構を設けることなく、設定情報入力形式に基づいてフ
ァクシミリの受信情報を印刷する機能を兼ねる印刷手段
2aにより設定情報記入用紙3を作成することができ
る。
【0107】さらに、任意に拡大方向に展開して一覧で
きるような設定情報入力形式を採用することができる。
【0108】実施の形態7.この実施の形態7では、複
数の設定対象の電子機器の各々に対して設定を行うこと
ができるものである。
【0109】図19はこの発明の実施の形態7による設
定情報入力装置を示す構成図である。図において、1c
1〜1cnは設定対象の電子機器601〜60nが有す
る設定情報入力形式提供手段であり、設定対象の電子機
器601〜60nの記憶手段を使用してもよい。601
〜60nは設定対象の電子機器で、上記実施の形態1で
掲げた、ビデオ、テレビ、家電製品などを想定してい
る。611〜61nは設定対象の電子機器601〜60
nの制御部、62aは実施の形態7の設定情報入力装置
と制御部611〜61nとを結合する結合手段で、具体
的には電波、赤外線などの無線通信路であったり、IE
EE1394 その他の切替可能な有線通信路であって
もよい。なお、図1と同一構成要素には同一符号を付し
て重複する説明を省略する。
【0110】次に動作について説明する。図20は実施
の形態7による設定情報入力装置の動作を示すフロー図
であり、この図20に沿って説明する。先ず、電子機器
601〜60nのうち設定を行いたい電子機器を指定
し、この所望の電子機器を特定する情報を有し、現在使
用している光学読み取り手段4の解像度などの読み取り
能力に応じた設定情報入力形式を、結合手段62aを介
して設定情報入力形式提供手段1c1〜1cnから取得
する(ステップST1−4、設定情報入力形式提供ステ
ップ)。ここで、上記以外に電子機器601〜60nの
各々を特定する情報を、設定情報抽出手段5若しくは設
定情報入力形式提供手段1c1〜1cnに保持してお
き、設定情報入力形式提供手段1c1〜1cnから上記
実施の形態に示したような編集可能な状態で設定情報入
力形式を取得し、これを編集して作成した設定情報入力
形式に、設定情報抽出手段5若しくは設定情報入力形式
提供手段1c1〜1cnから取得した上記電子機器を特
定する情報を付加して所望の設定情報入力形式を決定す
るようにしてもよい。
【0111】ステップST2からステップST5までの
動作は、上記実施の形態1と同様であるので重複する説
明を省略する。設定情報抽出手段5は、ステップST5
において設定情報記入用紙3に加筆入力された設定情報
を抽出し、結合手段62aを介して設定対象の電子機器
601〜60nの制御部611〜61nへ出力し設定を
行う(ステップST6−2、設定ステップ)。このあ
と、設定情報入力作業者が他の電子機器の設定を行いた
い場合は、結合手段62aを上記電子機器に切り換えて
上記ステップST1−4からの動作を繰り返して設定を
行う。
【0112】また、上記の他に電子機器601〜60n
の設定情報入力形式提供手段1c1〜1cnから設定情
報入力形式を決定するのではなく、電子機器601〜6
0nを製作した電子機器メーカーなどから所望の電子機
器を特定する情報を有する設定情報入力形式を取得する
ようにしてもよい。
【0113】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、複数の設定対象の電子機器601〜60nと結合す
る結合手段62aを備え、設定情報入力形式提供手段1
c1〜1cnは複数の設定対象の電子機器601〜60
n内に設けられ、設定情報抽出手段5は、結合手段62
aを適宜切り換えて各電子機器601〜60nの設定を
行うので、結合手段62aを介して常に共通の設定情報
入力方式及び設定情報入力装置を適用することができ、
各電子機器601〜60nに設定情報入力手段を備える
必要をなくし、コスト的に有利である。また、設定情報
入力装置を設置するための空間的負担も軽減される。
【0114】なお、本願発明の設定情報入力装置は光学
読み取り手段4や印刷手段2といった一般的に比較的設
置のための空間的負担が大きいが、その大きさゆえに人
間側の負担の少ない、高度なユーザインタフェースを実
装することも可能となる。即ち、例えば小さなリモコン
に機能を凝縮するとそれだけで使いづらいユーザインタ
フェースとなるが取り扱う情報量の多さに応じて両手の
平サイズ、事務机の上面のサイズなどを適宜使用できる
ようにしておくとこれだけでユーザインタフェースの改
善になる。本願発明はこの大きいことによる利便性を具
体化したものでもある。
【0115】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、光学
読み取り手段の読み取り能力に応じて図形、文字、若し
くは記号を配置した設定情報入力形式を取得し、この設
定情報入力形式を、光学読み取り手段の読み取り能力に
適するように印刷して、設定情報入力作業者が設定項目
に対して設定情報を加筆する設定情報記入用紙を作成
し、設定情報入力作業者が設定情報記入用紙に設定情報
を加筆して、この設定情報を加筆した設定情報記入用紙
を、光学読み取り手段で読み取り、この光学読み取り手
段で読み取った設定情報記入用紙と設定情報入力形式と
を設定情報抽出手段が照合して設定情報を抽出し、抽出
した設定情報で電子機器の設定を行うので、設定情報入
力作業者が複雑な設定情報でも設定情報記入用紙上でま
とまりをもたせて、熟考しながら設定作業を実行するこ
とができるという効果がある。
【0116】また、設定作業は一般的にその作業結果の
正誤がすぐにわからないものが多いが、設定作業中も設
定情報記入用紙上で熟考することができ、設定作業完了
後も設定内容が設定情報記入用紙上に残っているので、
設定内容について再検討することもでき、設定内容につ
いて他の人に尋ねることも容易であることから、誤った
設定入力を低減することができるという効果もある。
【0117】さらに、設定情報記入用紙を光学読み取り
するので、設定作業完了後、設定対象の電子機器や本願
発明の設定情報入力装置の電源が切断されている、ある
いは別動作実行中など内部の情報を読み出すことができ
ない場合や、あるいは、意図した動作とは異なる動作結
果が得られたことが判明した場合に、もとの入力情報に
ついて設定情報記入用紙を参照することで確認すること
ができるという効果がある。
【0118】さらに、設定情報記入用紙を、再び光学読
み取り手段に読み取らせることで同じ設定を何度も行う
ことができ、同じ設定作業を繰り返すようなことがな
く、作業工程の低減を図ることもできる。これにより、
同じ設定作業を繰り返すことにより生じる設定ミスの発
生を防止することができるという効果もある。
【0119】さらに、光学読み取り手段の読み取り能力
に応じて、例えば低解像度の光学読み取り手段の場合で
も録画予約日付、録画開始時刻、録画終了時刻、録画予
約対象チャンネルのみを、例えば黒く塗り潰す等のよう
にマークすることで、録画予約情報の各項目全てを設定
情報入力作業者が一覧しながらまた各設定項目の意味に
対する連想を損なうことなく、かつ、もれなく設定情報
入力作業者に促すことができるという効果がある。
【0120】この発明によれば、設定情報入力形式提供
手段が複数の設定情報入力形式及び/若しくは編集可能
な状態の設定情報入力形式を提供可能とし、設定情報入
力形式決定手段によって、複数の設定情報入力形式から
選択して、若しくは編集可能な状態の設定情報入力形式
を編集して所望の設定情報入力形式を決定するので、複
数の設定情報入力形式から日常的に選択若しくは編集し
て作成した設定情報入力形式を電子機器の設定情報入力
に用いることができるという効果がある。
【0121】また、印刷手段によって作成された設定情
報記入用紙を紛失した場合には、新規に印刷でき、低い
頻度の設定のために設定情報記入用紙を保管しておく必
要をなくすことができるという効果がある。
【0122】さらに、設定情報入力形式提供手段から設
定対象の電子機器の制御部の設定項目に対応する複数種
類の設定情報入力形式を、当該機器を購入した使用者が
その嗜好によって設定情報入力形式を選択することがで
きるという効果がある。
【0123】さらに、設定対象の電子機器を製造した事
業体がインターネットや他の一般的な無線放送などの伝
送手段を用いて設定情報入力形式を提供若しくは追加す
ることで設定情報入力形式の選択肢を増加させることが
できるという効果がある。
【0124】この発明によれば、入力確認画像生成が設
定情報入力形式決定手段の抽出した設定情報を設定情報
入力形式と合成して入力確認画像を生成し、この入力確
認画像を参照して設定内容を確認し、確認内容が受容可
であれば電子機器の設定を行い、受容不可であれば設定
情報記入用紙へ再び設定情報を加筆するので、所望の設
定と設定情報記入用紙に誤って記入された設定情報との
効果の食い違いに関して、その原因の特定を容易にする
ことができるという効果がある。
【0125】この発明によれば、ジョグダイヤルを使用
して取得した全ての設定情報入力形式の一次元的な配列
から設定情報入力形式を選択して若しくは編集して所望
の設定情報入力形式を決定するので、多数の設定情報入
力形式が提供される場合においても、所望の設定情報入
力形式の決定を容易にすることができるという効果があ
る。
【0126】この発明によれば、ジョグダイヤルによる
選択操作に適するように一次元的に配列した各設定情報
入力形式を識別する識別名称を確認しながら、ジョグダ
イヤルを使用して所望の設定情報入力形式を決定するの
で、上記段落0125と同様の効果を奏する。
【0127】この発明によれば、ジョグダイヤルが設定
情報入力形式提供手段から提供された全ての設定情報入
力形式を、設定項目の難易度及び設定項目数に応じた順
序で一次元的に並べた配列として設定するので、上記段
落0125及び上記段落0126と同様の効果を奏する
と共に、設定情報入力作業者の能力に応じた設定情報入
力形式の選択を容易にすることができるという効果があ
る。
【0128】この発明によれば、ジョグダイヤルによる
選択操作に適するように一次元的に配列した各設定情報
入力形式の全ての設定項目、若しくは、配列における各
設定情報入力形式の順序に関連する項目/数量、若しく
は、各設定情報入力形式の全体イメージを確認しなが
ら、ジョグダイヤルを使用して所望の設定情報入力形式
を決定するので、多数の設定情報入力形式が提供されて
いても、所望の設定項目を含むことを確認しながら、設
定情報入力形式を選択することができるという効果があ
る。これにより、設定情報入力作業者の所望する設定情
報入力形式を的確にかつ容易に決定することができると
いう効果がある。
【0129】この発明によれば、光学読み取り手段及び
印刷手段がファクシミリ装置における光学読み取り手段
及び印刷手段の機能も兼ね備え、ファクシミリ装置とし
ても機能するので、ファクシミリ装置の機能を利用し
て、若しくは、結合手段を介して遠隔地に設定情報記入
用紙を送信することで設定情報記入用紙の共有化を図る
ことができる。これにより、例えば編集して所望の設定
情報入力形式を決定する際、設定情報入力作業者が編集
を行えるほどの知識を有していない場合、編集を行える
知識を有している編集作業者が所望の設定情報入力形式
を作成し、これを設定情報入力作業者に送信すること
で、より使い勝手の良いシステムを構成することができ
る効果がある。
【0130】また、ファクシミリ装置の光学読み取り手
段や印刷手段を併用することができるので、新たに設け
なければならない構成を低減することができ、設置空間
の省スペース化やコスト的にも有利となる。
【0131】この発明によれば、設定情報記入用紙の大
きさが少なくとも一方向に可変とするので、さらに、任
意に拡大方向に展開して一覧できるような設定情報入力
形式を採用することができるという効果がある。
【0132】また、上記段落0129の構成に適用する
ことで、ファクシミリ装置で用いるロール紙を使用する
ことができ、設定情報記入用紙を作成するための新たな
機構を設けることなく、設定情報入力形式に基づいてフ
ァクシミリの受信情報を印刷する機能を兼ねる印刷手段
により設定情報記入用紙を作成することができる。
【0133】この発明によれば、複数の設定対象の電子
機器と結合する結合手段を備え、設定情報入力形式提供
手段は複数の設定対象の電子機器内に設けられ、設定情
報抽出手段は、結合手段を適宜切り換えて各電子機器の
設定を行うので、結合手段を介して常に共通の設定情報
入力方式及び設定情報入力装置を適用することができ、
各電子機器に設定情報入力手段を備える必要をなくし、
コスト的に有利である。また、設定情報入力装置を設置
するための空間的負担も軽減することができるという効
果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による設定情報入力
装置を示す構成図である。
【図2】 実施の形態1による設定入力装置の動作を示
すフロー図である。
【図3】 実施の形態1による設定入力装置に使用する
設定情報記入用紙を示す図である。
【図4】 実施の形態1による設定入力装置に使用する
設定情報記入用紙の他の例を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による設定情報入力
装置を示す構成図である。
【図6】 実施の形態2による設定情報入力装置の動作
を示すフロー図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による設定情報入力
装置を示す構成図である。
【図8】 実施の形態3による設定情報入力装置の動作
を示すフロー図である。
【図9】 この発明の実施の形態4による設定情報入力
装置を示す構成図である。
【図10】 実施の形態4による設定情報入力装置の動
作を示すフロー図である。
【図11】 この発明の実施の形態5による設定情報入
力装置を示す構成図である。
【図12】 実施の形態5による設定情報入力装置の動
作を示すフロー図である。
【図13】 この発明の実施の形態6による設定情報入
力装置を示す構成図である。
【図14】 実施の形態6による設定情報入力装置の動
作を示すフロー図である。
【図15】 この発明の実施の形態6による設定情報入
力装置の変形例1を示す構成図である。
【図16】 この発明の実施の形態6による設定情報入
力装置の変形例2を示す構成図である。
【図17】 この発明の実施の形態6による設定情報入
力装置の変形例3を示す構成図である。
【図18】 この発明の実施の形態6による設定情報入
力装置の変形例4を示す構成図である。
【図19】 この発明の実施の形態7による設定情報入
力装置を示す構成図である。
【図20】 実施の形態7による設定情報入力装置の動
作を示すフロー図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c1〜1cn 設定情報入力形式提
供手段、2,2a 印刷手段、3 設定情報記入用紙、
4,4a 光学読み取り手段、5 設定情報抽出手段、
6,601〜60n 設定対象の電子機器、11,11
a,11b 設定情報入力形式決定手段、31 録画予
約チャンネル設定欄、32 録画開始時刻設定欄、33
録画終了時刻設定欄、34 設定情報入力形式特定I
D、51入力確認画像生成手段、61,611〜61n
制御部、62,62a 結合手段、70,70a,7
0b,70c,70d 設定情報入力装置、111 ジ
ョグダイヤル、112 設定情報入力形式識別名称表示
手段、113 高速画像表示手段。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G06F 3/00 601 G06F 3/00 601 Fターム(参考) 5C052 AA01 AA11 AB03 AB04 CC06 DD04 DD10 5C062 AA02 AA11 AA37 AB06 AB17 AB22 AB23 AC04 AC08 AC24 AF06 AF14 BA00 5D102 AC01 GA02 GA36 GA39 GA65 5E501 AA20 BA02 BA05 CB13 DA13 EA34 FA45 5K048 BA03 EB06

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器の設定入力を行う設定情報入力
    方法において、 光学読み取り手段の読み取り能力に応じて図形、文字、
    若しくは記号を配置した設定情報入力形式が提供される
    設定情報入力形式提供ステップと、 この設定情報入力形式提供ステップで提供された上記設
    定情報入力形式を、上記光学読み取り手段の読み取り能
    力に適するように印刷して、上記設定情報入力作業者が
    上記設定項目に対して設定情報を加筆する設定情報記入
    用紙を作成する印刷ステップと、 上記設定情報入力作業者が上記設定情報記入用紙に上記
    設定情報を加筆する設定情報加筆ステップと、 上記設定情報加筆ステップで得られた上記設定情報を加
    筆した上記設定情報記入用紙を、上記光学読み取り手段
    で読み取る光学読み取りステップと、 この光学読み取りステップで読み取った上記設定情報記
    入用紙と、上記設定情報入力形式提供ステップで提供さ
    れた上記設定情報入力形式とを照合して上記設定情報を
    抽出する設定情報抽出ステップと、 上記設定情報抽出ステップで抽出した上記設定情報で上
    記電子機器の設定を行う設定ステップとを備えたことを
    特徴とする設定情報入力方法。
  2. 【請求項2】 設定情報入力形式提供ステップは、複数
    の設定情報入力形式及び/若しくは編集可能な状態の設
    定情報入力形式を提供可能とし、 上記複数の設定情報入力形式から選択して、若しくは上
    記編集可能な状態の設定情報入力形式を編集して所望の
    設定情報入力形式を決定する設定情報入力形式決定ステ
    ップを備えたことを特徴とする請求項1記載の設定情報
    入力方法。
  3. 【請求項3】 設定情報抽出ステップで抽出した設定情
    報を設定情報入力形式と合成して入力確認画像を生成す
    る入力確認画像生成ステップと、 上記入力確認画像生成ステップで生成した入力確認画像
    を参照して設定内容を確認し、確認内容が受容可であれ
    ば設定ステップへ進み、受容不可であれば設定情報加筆
    ステップへ戻る確認ステップとを備えたことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の設定情報入力方法。
  4. 【請求項4】 設定情報入力形式決定ステップにて、ジ
    ョグダイヤルを使用して設定情報入力形式提供ステップ
    で提供された全ての設定情報入力形式の一次元的な配列
    から設定情報入力形式を選択して、若しくは、選択した
    上で編集して所望の設定情報入力形式を決定することを
    特徴とする請求項2記載の設定情報入力方法。
  5. 【請求項5】 設定情報入力形式決定ステップにて、ジ
    ョグダイヤルによる選択操作に適するように一次元的に
    配列した各設定情報入力形式を識別する識別名称を確認
    しながら、上記ジョグダイヤルを使用して所望の設定情
    報入力形式を決定することを特徴とする請求項4記載の
    設定情報入力方法。
  6. 【請求項6】 設定情報入力形式決定ステップにて、ジ
    ョグダイヤルによる選択操作に適するように一次元的に
    配列した各設定情報入力形式の全ての設定項目、若しく
    は、上記配列における上記各設定情報入力形式の順序に
    関連する項目/数量、若しくは、上記各設定情報入力形
    式の全体イメージを確認しながら、上記ジョグダイヤル
    を使用して所望の設定情報入力形式を決定することを特
    徴とする請求項4記載の設定情報入力方法。
  7. 【請求項7】 設定情報入力形式提供ステップにて、無
    線若しくは有線接続された設定対象の電子機器から設定
    情報入力形式が提供され、 設定ステップにて、無線若しくは有線接続された複数の
    設定対象の電子機器の各々に適宜切り換えて設定を行う
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれ
    か1項記載の設定情報入力方法。
  8. 【請求項8】 電子機器の設定入力を行う設定情報入力
    装置において、 光学読み取り手段と、 上記光学読み取り手段の読み取り能力に応じて、図形、
    文字、若しくは記号を配置した設定情報入力形式を提供
    する設定情報入力形式提供手段と、 この設定情報入力形式提供手段から提供された上記設定
    情報入力形式を、上記光学読み取り手段の読み取り能力
    に適するように印刷して、上記設定情報入力作業者が上
    記設定項目に対して設定情報を加筆する設定情報記入用
    紙を作成する印刷手段と、 上記光学読み取り手段が読み取った上記設定情報記入用
    紙と、上記設定情報入力形式提供手段から提供される上
    記設定情報入力形式とを照合して上記設定情報を抽出し
    設定対象の電子機器の設定を行う設定情報抽出手段とを
    備えたことを特徴とする設定情報入力装置。
  9. 【請求項9】 設定情報入力形式提供手段は、複数の設
    定情報入力形式及び/若しくは編集可能な状態の設定情
    報入力形式を提供し、 上記複数の設定情報入力形式から選択して、若しくは上
    記編集可能な状態の設定情報入力形式を編集して所望の
    設定情報入力形式を決定する設定情報入力形式決定手段
    を備えたことを特徴とする請求項8記載の設定情報入力
    装置。
  10. 【請求項10】 設定情報抽出手段が抽出した設定情報
    を設定情報入力形式と合成して入力確認画像を生成する
    入力確認画像生成手段を備えたことを特徴とする請求項
    8又は請求項9記載の設定情報入力装置。
  11. 【請求項11】 設定情報入力形式提供手段から提供さ
    れた全ての設定情報入力形式を、選択操作に適するよう
    に一次元的な配列として設定するジョグダイヤルを備
    え、 設定情報入力形式決定手段は、上記ジョグダイヤルにお
    ける上記設定情報入力形式の一次元的な配列から所望の
    設定情報入力形式を決定することを特徴とする請求項9
    記載の設定情報入力装置。
  12. 【請求項12】 設定情報入力形式決定手段がジョグダ
    イヤルにて所望の設定情報入力形式を決定する際に、一
    次元的に配列した各設定情報入力形式を識別する識別名
    称を表示する識別名称表示手段とを備えたことを特徴と
    する請求項11記載の設定情報入力装置。
  13. 【請求項13】 設定情報入力形式決定手段がジョグダ
    イヤルにて所望の設定情報入力形式を決定する際に、一
    次元的に配列した各設定情報入力形式の全ての設定項
    目、若しくは、上記配列における各設定情報入力形式の
    順序に関連する項目/数量、若しくは、上記各設定情報
    入力形式の全体イメージを表示する高速画像表示手段と
    を備えたことを特徴とする請求項11記載の設定情報入
    力装置。
  14. 【請求項14】 光学読み取り手段及び印刷手段は、フ
    ァクシミリ装置における光学読み取り手段及び印刷手段
    の機能も兼ね備え、ファクシミリ装置としても機能する
    ことを特徴とする請求項8から請求項13のうちのいず
    れか1項記載の設定情報入力装置。
  15. 【請求項15】 ジョグダイヤルは、設定情報入力形式
    提供手段から提供された全ての設定情報入力形式を、設
    定項目の難易度及び設定項目数に応じた順序で選択操作
    に適するように一次元的に並べた配列として設定するこ
    とを特徴とする請求項11から請求項14のうちのいず
    れか1項記載の設定情報入力装置。
  16. 【請求項16】 設定情報記入用紙は、大きさが少なく
    とも一方向に可変であることを特徴とする請求項8から
    請求項15のうちのいずれか1項記載の設定情報入力装
    置。
  17. 【請求項17】 複数の設定対象の電子機器と結合する
    結合手段を備え、設定情報入力形式提供手段は、上記複
    数の設定対象の電子機器内に設けられ、設定情報抽出手
    段は、上記結合手段を適宜切り換えて上記各電子機器の
    設定を行うことを特徴とする請求項8から請求項16項
    のうちのいずれか1項記載の設定情報入力装置。
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Cited By (2)

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WO2006132162A1 (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Sharp Kabushiki Kaisha テレビ機能付きファクシミリ装置
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