JP2001209834A - 押しボタン式電子投票装置 - Google Patents

押しボタン式電子投票装置

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JP2001209834A
JP2001209834A JP2000052505A JP2000052505A JP2001209834A JP 2001209834 A JP2001209834 A JP 2001209834A JP 2000052505 A JP2000052505 A JP 2000052505A JP 2000052505 A JP2000052505 A JP 2000052505A JP 2001209834 A JP2001209834 A JP 2001209834A
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Yukio Ishiyama
幸男 石山
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 公職選挙において、従来の「自書式」投票を
電子化し、開票・集計に要した莫大な時間と経費を軽減
するために、操作がし易く、信頼性が抜群で、コストパ
ホーマンスの良い押しボタン式電子投票装置を提供す
る。 【解決手段】 全て押しボタンにより投票を行う操作部
17と、ガイダンスや候補者名を表示する表示部から構
成される。投票のための押しボタンを装備した操作部と
候補者の氏名とその候補者固有の番号の一覧表を表示し
たり、操作手順を案内するためのガイダンスを表示する
表示部とを分離し、大きく見易くすると共に、投票者が
当該候補者を確認して投票する事が出来る事。又、「白
票」ボタン24を設け、投票率の向上を計った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公職選挙の電子化に関
する。
【0002】
【従来の技術】明治時代に法制化された「選挙法第46
条」による「自書式」投票が、現在でも実施されてお
り、開票と集計に莫大な費用と時間を要した。欧米の一
部の国では既に電子化投票が実施されており、投票時間
が8時まで延長になったこともあり、特に、選挙毎に大
きな負担をしいられてきた地方自治体からは、1日でも
早い電子化の声が挙がってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な背
景を基に、どの様にして、安全で、安価で、使い易い電
子化方式にするかが課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、米国の一部の
州やブラジル等で実施されている押しボタン式投票機
を、より使い易く、より安全に改良を加えたもので、一
つは、見易くするために表示部と操作部を分離し、表示
部を大きくすると共に、もっと見易くするために部分的
に拡大する事により、課題を解決するものである。
【0005】
【作用】通常、例えば米国等で実用化している押しボタ
ン式投票機は、液晶によるガイダンスや投票結果を確認
する機能など無く、不満足な点がある。候補者に背番号
を付け、その番号をテンキーで押すだけであるが、本シ
ステムでは、LCD表示器に、操作の手順や、候補者の
番号と名前を表示し、投票者本人が候補者を確認して投
票する事が出来るようにした。その場合、候補者の名前
と番号の一覧表がブースの全面に印刷したものを貼り付
けると、ダブル選挙の場合など、ブース内が可成り煩雑
になるので、表示器を独立し大きくすることで、見易く
し、且つ、拡大機能を付け、より見易くしたものであ
る。他に、「白票」ボタンを設けることによって、これ
までの棄権者が、政治に無関心な為なのか、投票したい
候補者がいないためなのかが区別が付き、後者の場合
は、ある割合に達したら、その選挙は無効とすることも
可能である。(勿論選挙法の改正が必要である)
【0006】
【実施例】本発明の実施例について図面により説明す
る。(図1)は、本発明の投票所内部を表したもので、
投票者の流れや、投票に必要な機材を配置してある。
(図1)において、投票者は先ず、2.受付にて台帳と
照合が終わると、3.磁気カードライターでデータを書
き込んだ磁気カードが渡される。これを持って4.ブー
スの前に立つと、本発明の電子投票装置の7.操作部が
机上に8.表示部が全面の壁に取り付けてあり、音声と
LCDによるガイダンス従って操作すると、投票は完了
する。投票が完了すると磁気カードが初期化されて戻っ
てくるので、これを5.回収箱に入れて帰る。これを
3.磁気カードライターに戻し何回も使用する。各ブー
スからのデータは10.サーバに入り9.パソコンに蓄
積される投票終了後に12.電話により暗証番号にてセ
ンター(市町村選管)へ伝送される。電源は、11.バ
ッテリーにより供給される。勿論予備も用意する。従っ
て、投票時間中は、外部とは全く遮断されている。いわ
ゆる、スタンドアロンとなるため、ハッカーや雷などの
心配はない。6.は、立会人の席である。又、パソコン
のデータはフロッピーにバックアップを取っておく。出
来れば、1時間毎に上書きするか、新しくセーブすると
良い。回線が故障した場合は、最終データのフロッピー
をセンターに運搬する。
【0007】(図2)〜(図5)は本発明の主要部を示
す実施例である。先ず、(図4)、(図5)は、本発明
の操作部を示す。26.磁気カードリーダーにカードを
挿入する事によって本装置は起動する。次に、音声とL
CDによるガイダンスに従って操作する。単独選挙の場
合は、(図2)に示すようにLCD画面に、候補者名と
その番号が表示される。「見にくい場合は[拡大]ボタ
ンを押して下さい」と表示され、28.スピーカからも
音声でガイダンスされる。20.拡大ボタンを押すと約
2倍に拡大される。拡大された場合、21.矢印によ
り、目的の候補者を探し、番号が確認できたら、候補者
の番号を18.テンキーで押すと、その番号と候補者名
が表示される。これを見て、正しければ、「確認」ボタ
ンを押して投票は完了する。すると、磁気カードが出て
くるので、これを5.回収箱に入れて帰る。同日選挙が
2つ以上ある場合は、19.「選挙」ボタンにより切り
替えると次の選挙の候補者と番号の一覧表が出てくるの
で、同様に、番号を押し、確認ボタンを押すことによっ
て完了する。
【0008】もし、番号を押し間違えたら、23.「取
消」ボタンを押すと、磁気カードが戻るので、もう一度
挿入し、やり直す。本発明のもう一つの機能として2
4.「白票」ボタンを設けたことである。これまで、投
票所に行かない人、いわゆる棄権をする人は、(政治に
無関心なのか)(投票したい候補者が居ないためか)
(何か急な用事が出来た為なのか)などが不明であっ
た。有権者に政治に関心を持って貰い、その意思表示を
して貰うために「白票」ボタンを設ける。又、これがあ
れば、住民投票等にも使用できる。15.は13.LC
Dの明るさを可変出来る。聴覚障害者には、13.LC
Dによるガイダンス、視覚障害者には、音声28.スピ
ーカと31.イアホーンによるガイダンスがなされる。
又、25.「呼出」ボタンを設け、操作が判らなくなっ
た時、このボタンを押すと係員が来て教えてくれる。2
7.視覚障害者用切替ボタン。この電子投票装置は、広
報などにより、予め、投票したい候補者の番号を調べて
行けば、その番号を18.テンキーで押して22.確認
ボタンを押すだけなので、極めて簡単に終了する。 3
2.は、滑り止め用マット将来、住民基本台帳法による
ICカードが普及した時は、磁気カードに替えてICカ
ードによる本人確認とシステムの起動に使用する。
【0009】
【発明の効果】本発明は、操作部と表示部を分離する事
により、操作部を大きくでき、候補者と番号の一覧表が
見易すく、重複選挙にも対応し易い。表示文字を拡大す
ることによって、より見易くする事が出来る。「白票」
ボタンを設けることによって、投票率の向上を計ると共
に、無党派層の意志を表示する事がが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の投票所の配置図
【図2】 本発明の実施例の表示部の平面図
【図3】 同上側面図
【図4】 本発明の実施例の操作部の平面図
【図5】 同上側面図
【符号の説明】
1.投票所 2.受付 3.カードラ
イター 4.ブース 5.カード回収箱 6.立会人 9.パソコン 10.サーバ 13.表示部 17.操作部 18.テンキー 26.カード
リーダー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め候補者を特定する番号を定め、投票
    所に置いて、この番号を押すことによって投票を行う押
    しボタン式電子投票において、候補者の番号や、操作手
    順等を表示する表示部と、投票のために操作する操作部
    とを切り離し、投票するブースの中に、操作部は机上
    に、表示部は眼前の壁に取り付け、操作部と表示部とを
    ケーブルで接続したことを特徴とする押しボタン式電子
    投票装置。
  2. 【請求項2】 表示部は、バックライト付きLCD(液
    晶)とし、ガイダンスの他に、候補者名とその背番号の
    一覧表が表示され、その表示される文字の拡大機能を操
    作部に付け、表示文字の位置を上下左右に移動すること
    が出来る事を特徴とした(請求項1)記載の押しボタン
    式電子投票装置。
  3. 【請求項3】 操作部には、投票率向上のための「白
    票」ボタンと、操作が判らなくなった投票者のために
    「呼出」ボタンを装備したことを特徴とした(請求項
    1)記載の押しボタン式電子投票装置。
JP2000052505A 2000-01-24 2000-01-24 押しボタン式電子投票装置 Pending JP2001209834A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8843389B2 (en) 2011-06-24 2014-09-23 Everyone Counts, Inc. Mobilized polling station
US8899480B2 (en) 2011-03-28 2014-12-02 Everyone Counts Inc. Systems and methods for remaking ballots

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US8843389B2 (en) 2011-06-24 2014-09-23 Everyone Counts, Inc. Mobilized polling station

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