JP2001208637A - 検査装置 - Google Patents
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- JP2001208637A JP2001208637A JP2000016118A JP2000016118A JP2001208637A JP 2001208637 A JP2001208637 A JP 2001208637A JP 2000016118 A JP2000016118 A JP 2000016118A JP 2000016118 A JP2000016118 A JP 2000016118A JP 2001208637 A JP2001208637 A JP 2001208637A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 即応性がよく、急な生産計画の変更にも対応
でき、空気漏れのない検査装置の構造を提供する。 【解決手段】 圧力源2と、バルブ5と、バルブ5の開
閉を制御する制御部8とを備え、被検査体7に流体圧力
を印加する検査装置において、圧力源2からの圧力を蓄
圧できるタンク1を備え、バルブ5はタンク1から被検
査体へ7の流量を制御できるようにする。また、恒温室
の中に前述の検査装置を構成し、恒温室は、その両側端
部にシャッターを備えると共に、被検査体7を搬送する
搬送装置10が設けられ、夫々の前記シャッター9a、
9bが開口すると共に、搬送装置10が駆動し、被検査
体7を恒温室内に搬送して、シャッター9a、9bが閉
口し、被検査体7の検査が終了した後、夫々のシャッタ
ー9a、9bが開口すると共に、搬送装置10が駆動し
て、被検査体7を恒温室外に搬送させる。
でき、空気漏れのない検査装置の構造を提供する。 【解決手段】 圧力源2と、バルブ5と、バルブ5の開
閉を制御する制御部8とを備え、被検査体7に流体圧力
を印加する検査装置において、圧力源2からの圧力を蓄
圧できるタンク1を備え、バルブ5はタンク1から被検
査体へ7の流量を制御できるようにする。また、恒温室
の中に前述の検査装置を構成し、恒温室は、その両側端
部にシャッターを備えると共に、被検査体7を搬送する
搬送装置10が設けられ、夫々の前記シャッター9a、
9bが開口すると共に、搬送装置10が駆動し、被検査
体7を恒温室内に搬送して、シャッター9a、9bが閉
口し、被検査体7の検査が終了した後、夫々のシャッタ
ー9a、9bが開口すると共に、搬送装置10が駆動し
て、被検査体7を恒温室外に搬送させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力センサの検査
装置に関するものである。
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、圧力センサの温度特性を調べるた
めに、任意の温度に調節できる恒温室に圧力センサを入
れて、一つ一つの圧力センサに電極を接続して、空気圧
力を印加して検査する方法が知られている。図4は、従
来の温度特性検査装置の一例を示す構成図で、2は一定
の空気圧力を供給するコンプレッサー等の圧力源、3は
圧力源2からの圧力を制御する圧力コントローラ、4は
圧力を計測するためのインジケータである。また、5は
空気の流量を制御するための電磁バルブ、6は圧力セン
サへ圧力を印加する圧力導入部、7は被検査対象である
圧力センサ、8はCPUを内臓した制御部である。
めに、任意の温度に調節できる恒温室に圧力センサを入
れて、一つ一つの圧力センサに電極を接続して、空気圧
力を印加して検査する方法が知られている。図4は、従
来の温度特性検査装置の一例を示す構成図で、2は一定
の空気圧力を供給するコンプレッサー等の圧力源、3は
圧力源2からの圧力を制御する圧力コントローラ、4は
圧力を計測するためのインジケータである。また、5は
空気の流量を制御するための電磁バルブ、6は圧力セン
サへ圧力を印加する圧力導入部、7は被検査対象である
圧力センサ、8はCPUを内臓した制御部である。
【0003】圧力源2、圧力コントローラ3、電磁バル
ブ5、圧力インジケータ4、圧力導入部6の各部は、順
番に空気圧力を伝達するチューブを介して接続され、制
御部8は、圧力コントローラ3と、GB−IB(IEE
E488)回線を介して接続されると共に、D/Aボー
ドを内臓し、そのD/Aボードと信号線とを介して電磁
バルブ5と接続されている。また、圧力コントローラ3
と圧力インジケータ4とは、信号線を介して接続され、
圧力インジケータ4の指示値が圧力コントローラ3に送
信されるようになっている。
ブ5、圧力インジケータ4、圧力導入部6の各部は、順
番に空気圧力を伝達するチューブを介して接続され、制
御部8は、圧力コントローラ3と、GB−IB(IEE
E488)回線を介して接続されると共に、D/Aボー
ドを内臓し、そのD/Aボードと信号線とを介して電磁
バルブ5と接続されている。また、圧力コントローラ3
と圧力インジケータ4とは、信号線を介して接続され、
圧力インジケータ4の指示値が圧力コントローラ3に送
信されるようになっている。
【0004】以下に該温度特性検査装置の動作について
説明する。圧力センサ7を、密閉され任意の温度に調節
できる恒温室の中に設置すると共に、全ての圧力センサ
7に電極を接続して、圧力の測定ができる状態にする。
そして、圧力源2を始動させて、空気圧力を圧力コント
ローラ3に供給し、圧力コントローラ3では、その空気
圧力を制御して、圧力センサ7の検査条件として設定さ
れた圧力となるように、空気圧力を制御するようになっ
ている。
説明する。圧力センサ7を、密閉され任意の温度に調節
できる恒温室の中に設置すると共に、全ての圧力センサ
7に電極を接続して、圧力の測定ができる状態にする。
そして、圧力源2を始動させて、空気圧力を圧力コント
ローラ3に供給し、圧力コントローラ3では、その空気
圧力を制御して、圧力センサ7の検査条件として設定さ
れた圧力となるように、空気圧力を制御するようになっ
ている。
【0005】制御部8では、内臓されたD/Aボード
と、信号線とを介して電磁バルブ5の開閉を制御するよ
うになっており、制御部8より電磁バルブ5に指令を出
し電磁バルブ5を開くと、圧力コントローラ3で所望の
圧力に制御された空気圧力が、電磁バルブ5と圧力イン
ジケータ4とを介して圧力導入部6へ伝達され、圧力導
入部6より圧力センサ7に空気圧力が印加されるように
なっている。
と、信号線とを介して電磁バルブ5の開閉を制御するよ
うになっており、制御部8より電磁バルブ5に指令を出
し電磁バルブ5を開くと、圧力コントローラ3で所望の
圧力に制御された空気圧力が、電磁バルブ5と圧力イン
ジケータ4とを介して圧力導入部6へ伝達され、圧力導
入部6より圧力センサ7に空気圧力が印加されるように
なっている。
【0006】ここで、圧力インジケータ4は、圧力セン
サ7への印加圧力値を計測するようになっており、その
計測値は信号線を介して圧力コントローラ3に送信され
ると共に、圧力コントローラ3と制御部8とを接続する
GB−IB回線を介して制御部8へ送信され、制御部8
ではその計測値を読取って、圧力コントローラ3の設定
を変更することによって、圧力センサ7の検査者が設定
した所望の圧力となるようにフィードバック制御を行う
ことができるようになっている。
サ7への印加圧力値を計測するようになっており、その
計測値は信号線を介して圧力コントローラ3に送信され
ると共に、圧力コントローラ3と制御部8とを接続する
GB−IB回線を介して制御部8へ送信され、制御部8
ではその計測値を読取って、圧力コントローラ3の設定
を変更することによって、圧力センサ7の検査者が設定
した所望の圧力となるようにフィードバック制御を行う
ことができるようになっている。
【0007】次に、圧力センサ7と圧力導入部6の構造
について、夫々図4、図5に基づいて説明する。図5
は、圧力導入部の構造を示す断面図であり、複数個ある
中の一つを図示した図である。圧力センサ7は、図4に
示すように、略矩形板状のベース部7aを具備してお
り、その下端部には、略円柱の突起状の感圧部7bが突
設されている。
について、夫々図4、図5に基づいて説明する。図5
は、圧力導入部の構造を示す断面図であり、複数個ある
中の一つを図示した図である。圧力センサ7は、図4に
示すように、略矩形板状のベース部7aを具備してお
り、その下端部には、略円柱の突起状の感圧部7bが突
設されている。
【0008】略矩形箱状の圧力導入部6は、平面視略矩
形箱状のベース部6aとカバー部6bとを備え、ベース
部6aの長手方向には、その上面から下面に貫通する、
複数の平面視略円形状のセンサ導入孔6aaが穿設さ
れ、センサ導入孔6aaの上面側近傍には、Oリング1
4を嵌合させるOリング収納部6abが形成されると共
に、そのOリング収納部6abの下端部とセンサ導入孔
6aaとの境界には、縦断面視略台形状の切り欠き6a
cが設けられている。
形箱状のベース部6aとカバー部6bとを備え、ベース
部6aの長手方向には、その上面から下面に貫通する、
複数の平面視略円形状のセンサ導入孔6aaが穿設さ
れ、センサ導入孔6aaの上面側近傍には、Oリング1
4を嵌合させるOリング収納部6abが形成されると共
に、そのOリング収納部6abの下端部とセンサ導入孔
6aaとの境界には、縦断面視略台形状の切り欠き6a
cが設けられている。
【0009】一方、略矩形平板状のカバー部6bは、ベ
ース部6aのセンサ導入孔6aaの穿設位置に対応し
て、複数個のセンサ導入孔6baが穿設されている。セ
ンサ導入孔6baは、その上面に圧力センサ7の感圧部
を、センサ導入孔6aa、6baに挿入しやすいように
面取り6bbが施されると共に、Oリング収納部6ab
の上端部とセンサ導入孔6baとの境界には、縦断面視
略台形状の切り欠き6bcが設けられている。そして、
Oリング14をOリング収納部6abに収納して、ベー
ス部6aの上面とカバー部6bの下面とを当接させて、
螺子等(図示せず)で係合させるようになっている。
ース部6aのセンサ導入孔6aaの穿設位置に対応し
て、複数個のセンサ導入孔6baが穿設されている。セ
ンサ導入孔6baは、その上面に圧力センサ7の感圧部
を、センサ導入孔6aa、6baに挿入しやすいように
面取り6bbが施されると共に、Oリング収納部6ab
の上端部とセンサ導入孔6baとの境界には、縦断面視
略台形状の切り欠き6bcが設けられている。そして、
Oリング14をOリング収納部6abに収納して、ベー
ス部6aの上面とカバー部6bの下面とを当接させて、
螺子等(図示せず)で係合させるようになっている。
【0010】尚、圧力コントローラ3、圧力インジケー
タ4には、一例として、夫々ドラックジャパン株式会社
のDPI520、DPI145が用いられ、電磁バルブ
5としては、SMC株式会社のVX210V015DZ
等が用いられる。
タ4には、一例として、夫々ドラックジャパン株式会社
のDPI520、DPI145が用いられ、電磁バルブ
5としては、SMC株式会社のVX210V015DZ
等が用いられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の温度
特性検査装置で用いられる圧力コントローラ3は、所望
の圧力値になるまでの立ち上がり時間が長く、即応性が
悪いため、圧力センサ7を検査するのに、多大な時間を
必要とするという問題点があった。例えば、上述のドラ
ックジャパン株式会社のDPI520にあっては、安定
した空気圧力が供給できるようになるまで、約37秒程
かかっており、1日に5万個の圧力センサ7しか検査す
ることができなかった。
特性検査装置で用いられる圧力コントローラ3は、所望
の圧力値になるまでの立ち上がり時間が長く、即応性が
悪いため、圧力センサ7を検査するのに、多大な時間を
必要とするという問題点があった。例えば、上述のドラ
ックジャパン株式会社のDPI520にあっては、安定
した空気圧力が供給できるようになるまで、約37秒程
かかっており、1日に5万個の圧力センサ7しか検査す
ることができなかった。
【0012】また、密閉した恒温室の中に、検査対象で
ある圧力センサ7を設置するという構成を採っているた
め、一度、検査を始めてしまうと検査が終了するまで、
圧力センサ7の追加ができない。例えば、当初は千個の
圧力センサ7だけを検査するつもりでいたが、生産計画
の変更のため、2千個の圧力センサ7を検査する必要性
が生じた場合、一度に2千個の圧力センサ7を検査する
ことができるにも係らず、最初の千個の検査が終了する
まで、残りの千個の検査を行うことができないという問
題点があった。
ある圧力センサ7を設置するという構成を採っているた
め、一度、検査を始めてしまうと検査が終了するまで、
圧力センサ7の追加ができない。例えば、当初は千個の
圧力センサ7だけを検査するつもりでいたが、生産計画
の変更のため、2千個の圧力センサ7を検査する必要性
が生じた場合、一度に2千個の圧力センサ7を検査する
ことができるにも係らず、最初の千個の検査が終了する
まで、残りの千個の検査を行うことができないという問
題点があった。
【0013】さらに、検査温度が複数設定されている場
合、従来の温度特性検査装置では、複数の検査温度での
検査を、一つの恒温室に圧力センサを入れたまま、恒温
室の設定温度を変えて順に行っているため、ある検査温
度に設定されている状態から、別の検査温度に変更する
場合には、恒温室に具備されたヒーター又は冷却器を作
動させてから、目標の検査温度に達するまで多大な時間
を必要としており、目的の温度に達するまでの無駄な時
間が生じるという問題点があった。
合、従来の温度特性検査装置では、複数の検査温度での
検査を、一つの恒温室に圧力センサを入れたまま、恒温
室の設定温度を変えて順に行っているため、ある検査温
度に設定されている状態から、別の検査温度に変更する
場合には、恒温室に具備されたヒーター又は冷却器を作
動させてから、目標の検査温度に達するまで多大な時間
を必要としており、目的の温度に達するまでの無駄な時
間が生じるという問題点があった。
【0014】また、従来の温度特性検査装置の圧力導入
部6にあっては、Oリング14が嵌合しやすいように、
縦断面視略台形状の切り欠き6ac、6bcが設けられ
ているが、Oリング収納部6abとセンサ導入孔6aa
との境界が鋭角であるために、その鋭角部と圧力センサ
7の感圧部7bとが接触を重ねるうちに該鋭角部が摩耗
して、Oリング14と感圧部7bとが強く接触するよう
になり、その結果、Oリング14が脆化して、空気漏れ
が起こるという問題点があった。
部6にあっては、Oリング14が嵌合しやすいように、
縦断面視略台形状の切り欠き6ac、6bcが設けられ
ているが、Oリング収納部6abとセンサ導入孔6aa
との境界が鋭角であるために、その鋭角部と圧力センサ
7の感圧部7bとが接触を重ねるうちに該鋭角部が摩耗
して、Oリング14と感圧部7bとが強く接触するよう
になり、その結果、Oリング14が脆化して、空気漏れ
が起こるという問題点があった。
【0015】本発明は、上記の問題点に鑑みて成された
ものであり、その目的とするところは、即応性がよく、
急な生産計画の変更にも対応できると共に、空気漏れの
ない圧力センサの検査装置の構造を提供することにあ
る。
ものであり、その目的とするところは、即応性がよく、
急な生産計画の変更にも対応できると共に、空気漏れの
ない圧力センサの検査装置の構造を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にあ
っては、流体に圧力を印加する圧力源と、前記流体の流
量を変化させるバルブと、前記バルブの開閉を制御する
制御部とを具備し、被検査体に前記流体による圧力を印
加する検査装置において、前記圧力源からの圧力を蓄圧
できるタンクを備え、前記バルブは前記タンクから前記
被検査体への流量を制御できるように構成する。
っては、流体に圧力を印加する圧力源と、前記流体の流
量を変化させるバルブと、前記バルブの開閉を制御する
制御部とを具備し、被検査体に前記流体による圧力を印
加する検査装置において、前記圧力源からの圧力を蓄圧
できるタンクを備え、前記バルブは前記タンクから前記
被検査体への流量を制御できるように構成する。
【0017】請求項2記載の発明にあっては、流体に圧
力を印加する圧力源と、前記流体の流量を変化させるバ
ルブと、前記バルブの開閉を制御する制御部とを具備
し、任意の温度に調節できる恒温室の中で、被検査体に
前記流体による圧力を印加する検査装置において、前記
恒温室は、その両側端部にシャッターを具備すると共
に、前記被検査体を搬送する搬送装置を設け、夫々の前
記シャッターが開口すると共に、前記搬送装置を駆動さ
せ、前記被検査体を前記恒温室内に搬送させて、前記シ
ャッターを閉口させ、前記被検査体の検査が終了した
後、夫々の前記シャッターが開口すると共に、前記搬送
装置が駆動させて、前記被検査体を前記恒温室外に搬送
させる。
力を印加する圧力源と、前記流体の流量を変化させるバ
ルブと、前記バルブの開閉を制御する制御部とを具備
し、任意の温度に調節できる恒温室の中で、被検査体に
前記流体による圧力を印加する検査装置において、前記
恒温室は、その両側端部にシャッターを具備すると共
に、前記被検査体を搬送する搬送装置を設け、夫々の前
記シャッターが開口すると共に、前記搬送装置を駆動さ
せ、前記被検査体を前記恒温室内に搬送させて、前記シ
ャッターを閉口させ、前記被検査体の検査が終了した
後、夫々の前記シャッターが開口すると共に、前記搬送
装置が駆動させて、前記被検査体を前記恒温室外に搬送
させる。
【0018】請求項3記載の発明にあっては、流体に圧
力を印加する圧力源と、前記流体の流量を変化させるバ
ルブと、前記バルブの開閉を制御する制御部とを具備
し、任意の温度に調節できる恒温室の中で、被検査体に
前記流体による圧力を印加する検査装置において、前記
恒温室は、その両側端部にシャッターを具備すると共
に、前記被検査体を搬送する複数の搬送装置を設け、第
1の前記シャッターが開口させると共に、第1の前記搬
送装置が駆動させ、前記被検査体を前記恒温室内に搬送
させて、第1の前記シャッターを閉口させ、前記被検査
体の検査が終了した後、第2の前記シャッターが開口さ
せると共に、第2搬送装置が駆動させて、前記被検査体
を前記恒温室外に搬送させる。
力を印加する圧力源と、前記流体の流量を変化させるバ
ルブと、前記バルブの開閉を制御する制御部とを具備
し、任意の温度に調節できる恒温室の中で、被検査体に
前記流体による圧力を印加する検査装置において、前記
恒温室は、その両側端部にシャッターを具備すると共
に、前記被検査体を搬送する複数の搬送装置を設け、第
1の前記シャッターが開口させると共に、第1の前記搬
送装置が駆動させ、前記被検査体を前記恒温室内に搬送
させて、第1の前記シャッターを閉口させ、前記被検査
体の検査が終了した後、第2の前記シャッターが開口さ
せると共に、第2搬送装置が駆動させて、前記被検査体
を前記恒温室外に搬送させる。
【0019】請求項4記載の発明にあっては、請求項2
又は請求項3記載の発明の構成に加え、設定温度の異な
る前記恒温室が複数個設けられると共に、前記恒温室
は、他の前記恒温室と隣接する部分に設置される前記シ
ャッターを、他の恒温室の前記シャッターと共有するよ
うに構成され、前記被検査体は、前記恒温室内を次々に
移動できるように構成する。
又は請求項3記載の発明の構成に加え、設定温度の異な
る前記恒温室が複数個設けられると共に、前記恒温室
は、他の前記恒温室と隣接する部分に設置される前記シ
ャッターを、他の恒温室の前記シャッターと共有するよ
うに構成され、前記被検査体は、前記恒温室内を次々に
移動できるように構成する。
【0020】請求項5記載の発明にあっては、流体に圧
力を印加する圧力源と、前記流体の流量を変化させるバ
ルブと、前記バルブの開閉を制御する制御部と、前記バ
ルブから流出する流体による圧力を、被検査体に印加す
る圧力導入部とを具備し、前記被検査体は、突起状の感
圧部を具備する一方、前記圧力導入部は、前記感圧部が
挿入されるセンサ導入孔が穿設されると共に、その上端
部近傍に、Oリングが嵌合される、前記センサ導入孔の
径よりも大きな径のOリング収納部を設け、前記センサ
導入孔と前記Oリング収納部との境界のエッジ部にRを
設ける。
力を印加する圧力源と、前記流体の流量を変化させるバ
ルブと、前記バルブの開閉を制御する制御部と、前記バ
ルブから流出する流体による圧力を、被検査体に印加す
る圧力導入部とを具備し、前記被検査体は、突起状の感
圧部を具備する一方、前記圧力導入部は、前記感圧部が
挿入されるセンサ導入孔が穿設されると共に、その上端
部近傍に、Oリングが嵌合される、前記センサ導入孔の
径よりも大きな径のOリング収納部を設け、前記センサ
導入孔と前記Oリング収納部との境界のエッジ部にRを
設ける。
【0021】
【発明の実施の形態】本実施形態の温度特性検査装置に
ついて、図1乃至図3に基づいて詳細に説明する。図1
は、本実施形態に係る温度特性検査装置を示す構成図で
ある。本実施形態の温度特性検査装置は、従来の温度特
性検査装置の構成に対し、空気圧力を蓄圧できるエアタ
ンク1を具備し、圧力源2、圧力コントローラ3、圧力
インジケータ4、エアタンク1、電磁バルブ5、圧力導
入部6の各部は、順番に、空気圧力を伝達するチューブ
を介して接続されている。
ついて、図1乃至図3に基づいて詳細に説明する。図1
は、本実施形態に係る温度特性検査装置を示す構成図で
ある。本実施形態の温度特性検査装置は、従来の温度特
性検査装置の構成に対し、空気圧力を蓄圧できるエアタ
ンク1を具備し、圧力源2、圧力コントローラ3、圧力
インジケータ4、エアタンク1、電磁バルブ5、圧力導
入部6の各部は、順番に、空気圧力を伝達するチューブ
を介して接続されている。
【0022】エアタンク1は、一例として、SMC株式
会社のVBAT05等が用いられ、電磁バルブ5乃至圧
力導入部6までのチューブ容量の、千倍の容量を蓄圧す
ることができるようになっており、制御部8からの指令
によって、電磁バルブ5を開くことによって、その内部
に蓄えられた空気が放出され、圧力導入部6を介して、
圧力センサ7に空気圧力を印加することができるように
なっている。
会社のVBAT05等が用いられ、電磁バルブ5乃至圧
力導入部6までのチューブ容量の、千倍の容量を蓄圧す
ることができるようになっており、制御部8からの指令
によって、電磁バルブ5を開くことによって、その内部
に蓄えられた空気が放出され、圧力導入部6を介して、
圧力センサ7に空気圧力を印加することができるように
なっている。
【0023】ここで、圧力インジケータ4は、圧力セン
サ7への印加圧力ではなく、エアタンク1への印加圧力
値を計測するようになっており、その計測値は信号線を
介して圧力コントローラ3に送信されると共に、圧力コ
ントローラ3と制御部8とを接続するGB−IB回線を
介して制御部8へ送信され、制御部8ではその計測値を
読取って、圧力コントローラ3の設定を変更することに
よって、圧力センサ7の検査者が設定した所望の圧力と
なるようにフィードバック制御を行うことができるよう
になっている。
サ7への印加圧力ではなく、エアタンク1への印加圧力
値を計測するようになっており、その計測値は信号線を
介して圧力コントローラ3に送信されると共に、圧力コ
ントローラ3と制御部8とを接続するGB−IB回線を
介して制御部8へ送信され、制御部8ではその計測値を
読取って、圧力コントローラ3の設定を変更することに
よって、圧力センサ7の検査者が設定した所望の圧力と
なるようにフィードバック制御を行うことができるよう
になっている。
【0024】このように構成し、エアタンク1内の空気
圧力を予め高めておくことによって、所望の圧力値にな
るまでの立ち上がり時間を短縮することができ、即応性
の向上を図ることができる。例えば、上述のドラックジ
ャパン株式会社のDPI520を用いた場合にあって
は、安定した空気圧力が供給できるようになるまでの時
間が、約37秒から約12秒に短縮することが可能とな
る。
圧力を予め高めておくことによって、所望の圧力値にな
るまでの立ち上がり時間を短縮することができ、即応性
の向上を図ることができる。例えば、上述のドラックジ
ャパン株式会社のDPI520を用いた場合にあって
は、安定した空気圧力が供給できるようになるまでの時
間が、約37秒から約12秒に短縮することが可能とな
る。
【0025】次に、本実施形態の温度特性検査装置で用
いる恒温室について、図2に基づいて詳細に述べる。図
2は、本実施形態の温度特性検査装置で用いられる、密
閉された恒温室を示す模式図であり、シャッター以外の
密閉するための壁等の構造を省略した図である。図中央
に示す複数の矩形平板が連っているものは、ベルトコン
ベア10であって、その表面には、圧力センサ7の感圧
部7bを嵌合させるための嵌合孔10aが複数個穿設さ
れているが、図2においては、一部を省略している。
いる恒温室について、図2に基づいて詳細に述べる。図
2は、本実施形態の温度特性検査装置で用いられる、密
閉された恒温室を示す模式図であり、シャッター以外の
密閉するための壁等の構造を省略した図である。図中央
に示す複数の矩形平板が連っているものは、ベルトコン
ベア10であって、その表面には、圧力センサ7の感圧
部7bを嵌合させるための嵌合孔10aが複数個穿設さ
れているが、図2においては、一部を省略している。
【0026】また、ベルトコンベア10は、原動機付き
のローラ等(図示せず)で検査者の所望の速度で送られ
るようになっていると共に、嵌合孔10aに圧力センサ
7の感圧部7bを嵌合させて、複数の圧力センサ7がベ
ルトコンベア10上に配置されるようになっている。9
a、9bは、1組のシャッターであって、ベルトコンベ
ア10を上下から挟み、シャッター9aを介して恒温室
Aと隣接する空間Bとが区切られ、シャッター9bを介
して恒温室Aと隣接する空間Cとが区切られるようにな
ている。
のローラ等(図示せず)で検査者の所望の速度で送られ
るようになっていると共に、嵌合孔10aに圧力センサ
7の感圧部7bを嵌合させて、複数の圧力センサ7がベ
ルトコンベア10上に配置されるようになっている。9
a、9bは、1組のシャッターであって、ベルトコンベ
ア10を上下から挟み、シャッター9aを介して恒温室
Aと隣接する空間Bとが区切られ、シャッター9bを介
して恒温室Aと隣接する空間Cとが区切られるようにな
ている。
【0027】ベルトコンベア10の上方及び下方に複数
個設置されたファン11は、シロッコファン等のファン
であって、上方に配置されたファン11の下端部及び、
下方に配置されたファン11の上端部には、ヒーターや
冷却器が具備され(図示せず)、恒温室A内の温度を自
在に調節できると共に、圧力センサ7に向けて、送風を
行っているため、圧力センサ7の表面が逸早く、所望の
温度になるようになっている。
個設置されたファン11は、シロッコファン等のファン
であって、上方に配置されたファン11の下端部及び、
下方に配置されたファン11の上端部には、ヒーターや
冷却器が具備され(図示せず)、恒温室A内の温度を自
在に調節できると共に、圧力センサ7に向けて、送風を
行っているため、圧力センサ7の表面が逸早く、所望の
温度になるようになっている。
【0028】シャッター9b近傍のベルトコンベア10
の両側端部には、略棒状の支柱12が夫々2本設置され
ており、ベルトコンベア10の下端部には、支柱12を
介して複数の圧力導入孔6aa、6baを備えた圧力導
入部6が配置され、圧力導入部6は、サーボ機構等で上
下方向に移動可能に構成されている。ベルトコンベア1
0上に配置されている圧力センサ7の上端部には、圧力
センサ7の電極から出力信号を取り出すための、略平板
状のコンタクト機構部13が支柱12を介して配置され
ており、サーボ機構等を用いて上下方向に直動可能とな
るように設置されている。
の両側端部には、略棒状の支柱12が夫々2本設置され
ており、ベルトコンベア10の下端部には、支柱12を
介して複数の圧力導入孔6aa、6baを備えた圧力導
入部6が配置され、圧力導入部6は、サーボ機構等で上
下方向に移動可能に構成されている。ベルトコンベア1
0上に配置されている圧力センサ7の上端部には、圧力
センサ7の電極から出力信号を取り出すための、略平板
状のコンタクト機構部13が支柱12を介して配置され
ており、サーボ機構等を用いて上下方向に直動可能とな
るように設置されている。
【0029】また、コンタクト機構部13の上端部に
は、計測用の信号線13aが延設されると共に、コンタ
クト機構部13の下端部には、信号線13aと接続さ
れ、複数の圧力センサ7に接触するための電極(図示せ
ず)が設置されており、信号線13aとその電極とを介
して、圧力センサ7にテストのための電気信号を印加す
ることができる。
は、計測用の信号線13aが延設されると共に、コンタ
クト機構部13の下端部には、信号線13aと接続さ
れ、複数の圧力センサ7に接触するための電極(図示せ
ず)が設置されており、信号線13aとその電極とを介
して、圧力センサ7にテストのための電気信号を印加す
ることができる。
【0030】このように構成することによって、例え
ば、当初は千個の圧力センサ7だけを検査するつもりで
いたが、生産計画の変更のため、2千個の圧力センサ7
を検査する必要性が生じた場合、従来の検査装置では、
最初の千個の検査が終了するまで、圧力センサ7の追加
をすることができなかったが、本実施形態の検査装置に
あっては、待たなくても残りの千個の圧力センサ7を、
検査装置内に次々と投入することができるので生産性が
向上する。
ば、当初は千個の圧力センサ7だけを検査するつもりで
いたが、生産計画の変更のため、2千個の圧力センサ7
を検査する必要性が生じた場合、従来の検査装置では、
最初の千個の検査が終了するまで、圧力センサ7の追加
をすることができなかったが、本実施形態の検査装置に
あっては、待たなくても残りの千個の圧力センサ7を、
検査装置内に次々と投入することができるので生産性が
向上する。
【0031】また、恒温室を複数個近接させて設置し、
個々の恒温室を目標の温度に保持しておいて、夫々の恒
温室内に被検査体(圧力センサ)を移動させれば、従来
の検査装置のように、一つの恒温室で複数の温度を調節
することがなく、無駄な時間が生じることがない。この
ように構成し、かつエアタンク1を具備して、安定した
空気圧力が供給できるようになるまでの時間を短縮する
ことによって、1日に10万個の圧力センサ7を検査す
ることが可能となる。
個々の恒温室を目標の温度に保持しておいて、夫々の恒
温室内に被検査体(圧力センサ)を移動させれば、従来
の検査装置のように、一つの恒温室で複数の温度を調節
することがなく、無駄な時間が生じることがない。この
ように構成し、かつエアタンク1を具備して、安定した
空気圧力が供給できるようになるまでの時間を短縮する
ことによって、1日に10万個の圧力センサ7を検査す
ることが可能となる。
【0032】次に、本実施形態の圧力導入部の構成につ
いて、図3に基づいて詳細に述べる。図3は、本実施形
態に係る圧力導入部の構成を示す断面図であり、複数個
ある中の一つを図示した図である。本実施形態の圧力導
入部6は、従来の圧力導入部の構成に対し、Oリング収
納部6abとセンサ導入孔6aa、6baとの境界に設
けられた切り欠き6ac、6bcに、Rを設けた構成と
なっている。これにより、Oリング収納部6abとセン
サ導入孔6aa、6baとの境界が鈍角となるために、
その鈍角部と圧力センサ7の感圧部7bとが接触を重ね
ても、従来の圧力導入部の構成である鋭角部のように、
極度に摩耗することがなく、摩耗を最小限に抑えること
ができる。
いて、図3に基づいて詳細に述べる。図3は、本実施形
態に係る圧力導入部の構成を示す断面図であり、複数個
ある中の一つを図示した図である。本実施形態の圧力導
入部6は、従来の圧力導入部の構成に対し、Oリング収
納部6abとセンサ導入孔6aa、6baとの境界に設
けられた切り欠き6ac、6bcに、Rを設けた構成と
なっている。これにより、Oリング収納部6abとセン
サ導入孔6aa、6baとの境界が鈍角となるために、
その鈍角部と圧力センサ7の感圧部7bとが接触を重ね
ても、従来の圧力導入部の構成である鋭角部のように、
極度に摩耗することがなく、摩耗を最小限に抑えること
ができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明にあ
っては、所望の圧力値になるまでの立ち上がり時間を早
くできる。すなわち、即応性の向上を図ることができる
ため、被検査体(圧力センサ)を検査するのに必要な時
間を、短縮できるという効果を奏する。
っては、所望の圧力値になるまでの立ち上がり時間を早
くできる。すなわち、即応性の向上を図ることができる
ため、被検査体(圧力センサ)を検査するのに必要な時
間を、短縮できるという効果を奏する。
【0034】請求項2又は請求項3記載の発明にあって
は、恒温室に、その内部と外部とを区切るシャッターを
具備するという構成を採っているので、従来の検査装置
のように、一度、検査を始めてしまうと検査が終了する
まで、被検査体(圧力センサ)の追加ができないという
ことがなく、任意の数量の被検査体(圧力センサ)を検
査でき、急な生産計画の変更にも対応できるという効果
を奏する。
は、恒温室に、その内部と外部とを区切るシャッターを
具備するという構成を採っているので、従来の検査装置
のように、一度、検査を始めてしまうと検査が終了する
まで、被検査体(圧力センサ)の追加ができないという
ことがなく、任意の数量の被検査体(圧力センサ)を検
査でき、急な生産計画の変更にも対応できるという効果
を奏する。
【0035】請求項4記載の発明にあっては、個々の恒
温室を目標の温度に保持しておいて、夫々の恒温室内に
被検査体(圧力センサ)を移動させるだけで良いので、
従来の検査装置のように、一つの恒温室の温度を変化さ
せる必要がなく、無駄な時間が生じることがないため、
生産効率が向上するという効果を奏する。
温室を目標の温度に保持しておいて、夫々の恒温室内に
被検査体(圧力センサ)を移動させるだけで良いので、
従来の検査装置のように、一つの恒温室の温度を変化さ
せる必要がなく、無駄な時間が生じることがないため、
生産効率が向上するという効果を奏する。
【0036】請求項5記載の発明にあっては、センサ導
入孔とスペースとの境界に、縦断面視略八の字状の切り
欠きを設けたことによって、Oリングと被検査体(圧力
センサ)の感圧部とが強く接触することがなくなって、
Oリングが脆化を起こすことがないので、空気漏れが起
こることがないという効果を奏する。
入孔とスペースとの境界に、縦断面視略八の字状の切り
欠きを設けたことによって、Oリングと被検査体(圧力
センサ)の感圧部とが強く接触することがなくなって、
Oリングが脆化を起こすことがないので、空気漏れが起
こることがないという効果を奏する。
【図1】本実施形態に係る温度特性検査装置を示す構成
図である。
図である。
【図2】本実施形態の温度特性検査装置で用いられる、
密閉された恒温室を示す模式図であり、シャッター以外
の密閉するための壁等の構造を省略した図である。
密閉された恒温室を示す模式図であり、シャッター以外
の密閉するための壁等の構造を省略した図である。
【図3】本実施形態に係る圧力導入部の構成を示す断面
図であり、複数個ある中の一つを図示した図である。
図であり、複数個ある中の一つを図示した図である。
【図4】従来の温度特性検査装置の一例を示す構成図で
ある。
ある。
【図5】従来の圧力導入部の構造を示す断面図であり、
複数個ある中の一つを図示した図である。
複数個ある中の一つを図示した図である。
1 エアタンク(タンク) 2 圧力源 5 電磁バルブ(バルブ) 6 圧力導入部 6aa センサ導入孔 6ba センサ導入孔 6ab Oリング収納部 6ac 切り欠き 6bc 切り欠き 7 圧力センサ(被検査体) 7b 感圧部 8 制御部 9a シャッター 9b シャッター 14 Oリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 博久 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2F055 AA40 BB20 CC60 DD20 EE40 FF43 GG49 HH01
Claims (5)
- 【請求項1】 流体に圧力を印加する圧力源と、前記流
体の流量を変化させるバルブと、前記バルブの開閉を制
御する制御部とを具備し、被検査体に前記流体による圧
力を印加する検査装置において、前記圧力源からの圧力
を蓄圧できるタンクを備え、前記バルブは前記タンクか
ら前記被検査体への流量を制御できるように構成したこ
とを特徴とする検査装置。 - 【請求項2】 流体に圧力を印加する圧力源と、前記流
体の流量を変化させるバルブと、前記バルブの開閉を制
御する制御部とを具備し、任意の温度に調節できる恒温
室の中で、被検査体に前記流体による圧力を印加する検
査装置において、 前記恒温室は、その両側端部にシャッターを具備すると
共に、前記被検査体を搬送する搬送装置が設けられ、夫
々の前記シャッターが開口すると共に、前記搬送装置が
駆動し、前記被検査体を前記恒温室内に搬送して、前記
シャッターが閉口し、前記被検査体の検査が終了した
後、夫々の前記シャッターが開口すると共に、前記搬送
装置が駆動して、前記被検査体を前記恒温室外に搬送す
ることを特徴とする検査装置。 - 【請求項3】 流体に圧力を印加する圧力源と、前記流
体の流量を変化させるバルブと、前記バルブの開閉を制
御する制御部とを具備し、任意の温度に調節できる恒温
室の中で、被検査体に前記流体による圧力を印加する検
査装置において、 前記恒温室は、その両側端部にシャッターを具備すると
共に、前記被検査体を搬送する複数の搬送装置が設けら
れ、第1の前記シャッターが開口すると共に、第1の前
記搬送装置が駆動し、前記被検査体を前記恒温室内に搬
送して、第1の前記シャッターが閉口し、前記被検査体
の検査が終了した後、第2の前記シャッターが開口する
と共に、第2搬送装置が駆動して、前記被検査体を前記
恒温室外に搬送することを特徴とする検査装置。 - 【請求項4】設定温度の異なる前記恒温室が複数個設け
られると共に、前記恒温室は、他の前記恒温室と隣接す
る部分に設置される前記シャッターを、他の恒温室の前
記シャッターと共有するように構成され、前記被検査体
は、前記恒温室内を次々に移動可能に構成されているこ
とを特徴とする請求項2又は請求項3何れか記載の検査
装置。 - 【請求項5】 流体に圧力を印加する圧力源と、前記流
体の流量を変化させるバルブと、前記バルブの開閉を制
御する制御部と、前記バルブから流出する流体による圧
力を、被検査体に印加する圧力導入部とを具備し、前記
被検査体は、突起状の感圧部を具備する一方、 前記圧力導入部は、前記感圧部が挿入されるセンサ導入
孔が穿設されると共に、その上端部近傍には、Oリング
が嵌合される、前記センサ導入孔の径よりも大きな径の
Oリング収納部が設けられ、前記センサ導入孔と前記O
リング収納部との境界のエッジ部に、Rを設けたことを
特徴とする検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000016118A JP2001208637A (ja) | 2000-01-25 | 2000-01-25 | 検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000016118A JP2001208637A (ja) | 2000-01-25 | 2000-01-25 | 検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001208637A true JP2001208637A (ja) | 2001-08-03 |
Family
ID=18543317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000016118A Pending JP2001208637A (ja) | 2000-01-25 | 2000-01-25 | 検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001208637A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015224997A (ja) * | 2014-05-29 | 2015-12-14 | 株式会社エイムテック | 圧力計の検査システム及びそれに用いた圧力計の検査方法 |
JP2017067493A (ja) * | 2015-09-28 | 2017-04-06 | 株式会社村田製作所 | 圧力センサ製造装置および圧力センサ製造方法 |
CN107478416A (zh) * | 2017-06-21 | 2017-12-15 | 无锡威奥液压机电设备有限公司 | 一种电磁阀测试系统 |
JP2020094953A (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | 株式会社アドバンテスト | センサ試験装置 |
JP2020094954A (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | 株式会社アドバンテスト | センサ試験システム |
JP2020094952A (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | 株式会社アドバンテスト | センサ試験装置 |
-
2000
- 2000-01-25 JP JP2000016118A patent/JP2001208637A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015224997A (ja) * | 2014-05-29 | 2015-12-14 | 株式会社エイムテック | 圧力計の検査システム及びそれに用いた圧力計の検査方法 |
JP2017067493A (ja) * | 2015-09-28 | 2017-04-06 | 株式会社村田製作所 | 圧力センサ製造装置および圧力センサ製造方法 |
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JP2020094953A (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | 株式会社アドバンテスト | センサ試験装置 |
JP2020094954A (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | 株式会社アドバンテスト | センサ試験システム |
JP2020094952A (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | 株式会社アドバンテスト | センサ試験装置 |
JP7143201B2 (ja) | 2018-12-14 | 2022-09-28 | 株式会社アドバンテスト | センサ試験装置 |
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JP7240869B2 (ja) | 2018-12-14 | 2023-03-16 | 株式会社アドバンテスト | センサ試験システム |
JP7245639B2 (ja) | 2018-12-14 | 2023-03-24 | 株式会社アドバンテスト | センサ試験装置 |
US11614350B2 (en) | 2018-12-14 | 2023-03-28 | Advantest Corporation | Sensor test apparatus |
US11693049B2 (en) | 2018-12-14 | 2023-07-04 | Advantest Corporation | Sensor test apparatus |
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