JP2001208450A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JP2001208450A
JP2001208450A JP2000019635A JP2000019635A JP2001208450A JP 2001208450 A JP2001208450 A JP 2001208450A JP 2000019635 A JP2000019635 A JP 2000019635A JP 2000019635 A JP2000019635 A JP 2000019635A JP 2001208450 A JP2001208450 A JP 2001208450A
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receiver tank
heat exchanger
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pair
block
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Hitohisa Eto
仁久 江藤
Kunihiko Nishishita
邦彦 西下
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Zexel Valeo Climate Control Corp
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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B39/00Evaporators; Condensers
    • F25B39/04Condensers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 レシーバタンクの組み付け性を向上させると
共に、冷媒漏れを確実に防止する。 【解決手段】 第1の放熱部の最下流側と連通する第1
の連通孔と前記第2の放熱部の最上流側と連通する第2
の連通孔を有する取付ブロック9を一方のヘッダパイプ
(2又は3)に設けると共に、この取付ブロックに、前
記ヘッダパイプの軸方向に前記第1の連通孔及び前記第
2の連通孔と連通するブロック側連結部を設け、またレ
シーバタンク8のヘッダに前記ヘッダパイプの軸方向に
設けられたレシーバタンク側装着部を設け、これらの一
方を前記ヘッダパイプの軸方向に突出する突出部とし、
他方を装着孔とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、車両用空調装置
に用いられ、冷媒を凝縮又は冷却するコンデンサ部(第
1の放熱部)と、凝縮された冷媒をさらに過冷却するた
めの過冷却部(第2の放熱部)とからなり、前記第1の
放熱部と前記第2の放熱部の間にレシーバタンクを具備
する熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平10−2637号公報は、水平方
向に間隔をあけて設けられた左右一対のヘッダパイプ
と、それぞれが水平方向に亙って配設され、それぞれの
両端開口を上記各ヘッダパイプ内に通じさせた複数本の
伝熱管と、上下に隣り合う伝熱管同士の間に設けられた
フィンとを備えたコンデンサと、上記一対のヘッダパイ
プのうちの一方のヘッダパイプに支持され、この一方の
ヘッダパイプの下流側に溜まった液体冷媒を導入及び貯
溜自在なリキッドタンクと、リキッドタンクより流出す
る液体冷媒を過冷却するサブコンデンサを備えるリキッ
ドタンク付きコンデンサを開示する。
【0003】この引例のリキッドタンクは、円筒状のケ
ースと、このケースの上端開口に着脱自在で、装着時に
この開口の気密及び液密を保持する蓋体と、前記ケース
の下端開口部に、この開口の気密及び液密に塞いだ状態
で固定された接続ブロックとを具備する。この接続ブロ
ックの内部には、第1の冷媒通路及び第2の冷媒通路が
設けられ、これらの冷媒通路は、一端側の水平部分と他
端側の垂直部分とからなる。また、一方のヘッダパイプ
の下部外側面には、取付ブロックがろう付け等により固
定されており、この取付ブロックには前記コンデンサの
最下流側と連通する出口ポート及び前記サブコンデンサ
の最上流側と連通する入口ポートが形成され、前記取付
ブロックと前記レシーバタンクの接続ブロックとはねじ
止めによって固定される。
【0004】
【発明が解決しようする課題】しかしながら、上記引例
では、接続ブロックと取付ブロックの接合面がフラット
であることから、接合面からの冷媒漏れの問題が生じ
る。また、取付ブロックをヘッダパイプに炉中にて一体
ろう付けする場合、ろう材が取付ブロックの表面に流れ
て取付ブロックの取付面の平滑性が損なわれるという不
具合が生じ、さらに取付面の接合性が低下するという問
題が生じる。
【0005】また、この接合面からの冷媒漏れを防止す
るために、接続ブロック及び取付ブロックの一方の接続
部分を凸形状とし、他方を凹形状として接合するように
した場合、凸形状の接続部分を凹形状の接続部分に押し
込む必要があることから、レシーバタンクをコンデンサ
及びサブコンデンサ側に押し込むこととなるため、チュ
ーブがヘッダタンク内に食い込んだり変形したりすると
いう不具合が生じる。
【0006】このため、この発明はレシーバタンクの組
み付け性を向上させると共に、冷媒漏れを確実に防止で
きる熱交換器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】よって、この発明は、所
定の間隔を空けて設けられる一対のヘッダパイプと、該
一対のヘッダパイプ間を連通する複数のチューブと、該
複数のチューブ間に配された放熱用フィンからなり、前
記複数のチューブの内隣設する所定数のチューブからな
る第1の放熱部と、残りのチューブからなる第2の放熱
部とを有し、第1の放熱部と前記第2の放熱部の間には
前記ヘッダパイプに略平行にレシーバタンクが設けられ
る熱交換器において、前記第1の放熱部の最下流部分及
び前記第2の放熱部の最上流部分が位置する一方のヘッ
ダパイプの側面に一体にろう付けされる取付ブロック
は、一端が前記第1の放熱部の最下流部分と連通する第
1の連通孔と、一端が前記第2の放熱部の最上流部分と
連通する第2の連通孔と、前記ヘッダパイプの軸方向に
略平行して延出し、一方が前記第1の連通孔と連通し、
他方が前記第2の連通孔と連通する一対のブロック側連
結部とを有し、前記レシーバタンクは、少なくとも円筒
状のケースと、該円筒状のケースの一方を閉塞するヘッ
ドとを有し、該ヘッドには、前記ブロック側連結部と係
合する一対のレシーバタンク側連結部が略平行に形成さ
れると共に、一方のレシーバタンク側連結部には、前記
第1の連通孔と連通可能な第1のヘッダ貫通孔が設けら
れ、且つ他方のレシーバタンク側連結部には前記第2の
連通孔と連通可能第2のヘッダ貫通孔が設けられ、前記
一対のブロック側連結部及び前記一対のレシーバタンク
側連結部の一方は前記ヘッダパイプの軸方向に突出する
一対の突出部を有し、他方は一対の突出部に対応する一
対の装着孔を有することにある。
【0008】したがって、この発明によれば、第1の放
熱部の最下流側と連通する第1の連通孔と前記第2の放
熱部の最上流側と連通する第2の連通孔を有する取付ブ
ロックを一方のヘッダパイプに設けると共に、この取付
ブロックに、前記ヘッダパイプの軸方向に前記第1の連
通孔及び前記第2の連通孔と連通するブロック側連結部
を設け、またレシーバタンクのヘッダに前記ヘッダパイ
プの軸方向に設けられたレシーバタンク側装着部を設
け、これらの一方を前記ヘッダパイプの軸方向に突出す
る突出部とし、他方を装着孔とするようにしたので、レ
シーバタンクを前記取付ブロックに対して前記ヘッダパ
イプの軸方向に押し込むことによって装着可能であるた
め、レシーバタンクの組み付け性を向上させることがで
きる。
【0009】この場合、前記一方は前記ブロック側連結
部であり、前記他方は前記レシーバタンク側連結部であ
っても良く、また前記一方はレシーバタンク側連結部で
あり、前記他方は前記ブロック側連結部であっても良い
ものである。
【0010】さらに、前記レシーバタンクは、該レシー
バタンクの略中央を軸方向に延出して冷媒をレシーバタ
ンク上部へ供給する冷媒導引パイプを有し、該冷媒導引
パイプは前記第1のヘッダ貫通孔と連通することが望ま
しい。
【0011】さらに、前記レシーバタンクは、該レシー
バタンクの他方の端部に形成された細首部を有し、該細
首部はブラケットにて前記一方のヘッダパイプに固定さ
れることが望ましい。また、前記細首部の内部には、前
記レシーバタンク内部と連通する通路が形成されると共
に、該通路には、圧力センサ又は可溶栓等が装着可能で
あることが望ましい。尚、圧力センサ又は可溶栓以外に
は、圧力スイッチ、圧力弁を設けることができるもので
ある。
【0012】さらにまた、前記取付ブロックは、前記ブ
ロック側連結部が形成されて前記レシーバタンクが装着
固定される装着部と、前記ヘッダパイプとろう付け固定
される接合部とからなり、前記接合部は前記装着部及び
前記ヘッダパイプよりも狭い幅に形成されることが望ま
しい。また、前記接合部と前記装着部の間には、前記装
着部が高くなる段差が形成されることが望ましい。これ
によって、炉中ろう付け時に生じる取付ブロックへのろ
う上がり、フラックス上がりを防止することができるの
で、取付面の荒れを防止することができるものである。
【0013】さらに、この発明は、前記一対の突出部、
該一対の突出部に対応する前記一対の装着孔、及び前記
ヘッドと前記取付ブロックとを固定するために形成され
たねじ穴の各々は、ヘッドの中心に対して所定間隔ずれ
且つ点対称とならない位置に形成されることにある。こ
れによって、レシーバタンクの誤組付けを防止できるも
のである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面により説明する。
【0015】図1に示す熱交換器1は、所定の間隔を空
けて設けられる一対のヘッダパイプ2,3と、該一対の
ヘッダパイプ2,3間を連通する複数のチューブ4と、
該複数のチューブ4間に配された放熱用フィン5からな
る熱交換部10を有し、この熱交換部10は、前記複数
のチューブ4の内隣設する所定数のチューブ5からなる
第1の放熱部(コンデンサ部)6と、残りのチューブ4
からなる第2の放熱部(サブコンデンサ部)7とによっ
て構成される。また、前記コンデンサ部6と前記サブコ
ンデンサ部7の間には、レシーバタンク8が設けられ
る。
【0016】前記熱交換部10は、図2に示すように、
所定の間隔を空けて略平行に配される一対のヘッダパイ
プ2,3を有する。このヘッダパイプ2,3の各々は、
略円筒状に形成されたケース部11と、その両端を閉塞
する上下のキャップ部12,13とによって形成され、
それぞれのヘッダパイプ2,3には、仕切壁14によっ
て画成されたそれぞれ3つずつの第1〜第6の内部空間
15a〜15fが画成される。尚、冷媒入口16は第1
の内部空間15aに開口し、冷媒出口17は第6の内部
空間15fに開口する。また、図1中、18は冷媒入口
パイプであり、20は冷媒出口パイプであり、20,2
1はパイプ固定用ブラケットである。
【0017】また、前記コンデンサ部6は、第1のパス
A、第2のパスB及び第3のパスCを構成する所定数の
チューブ4からなり、前記サブコンデンサ部7は、第4
のパスDを構成する残りのチューブ4からなる。そし
て、前記第1の内部空間15aは第1のパスAの上流側
と連通し、第2の内部空間15bは第1のパスAの下流
側及び第2のパスBの上流側と連通し、第3の内部空間
15cは第2のパスBの下流側及び第3のパスCの上流
側と連通し、第4の内部空間15dは第3のパスCの下
流側と連通する。また、第4のパスDは第5の内部空間
15eと第6の内部空間15fとの間を連通する。
【0018】前記一方のヘッダパイプ2であって、前記
第4の内部空間15dと前記第5の内部空間15eとの
間に位置する外表面には、前記レシーバタンク8が装着
固定される取付ブロック9が炉中ろう付けにて一体に装
着される。この取付ブロック9は、図3(a),
(b),(c)に示すもので、前記ヘッダパイプ2にろ
う付け固定される接合部31と前記レシーバタンク8が
装着固定される装着部32とからなり、前記接合部31
の接合曲面46には、前記コンデンサ部6の最下流側に
位置する前記第4の内部空間15dと連通する第1の開
口部33と、前記サブコンデンサ部7の上流側に位置す
る前記第5の内部空間15eと連通する第2の開口部3
4とが形成される。また、前記第1及び第2の開口部3
3,34から、第1及び第2の横孔35,36が前記接
合部31から前記装着部32にかけて形成される。
【0019】また、前記装着部32の装着面47には、
前記ヘッダパイプ2,3の軸方向に略平行に突出する第
1及び第2の突出部39,40が形成される。また、こ
れら第1及び第2の突出部39,40の外周面には、O
リング装着溝41,42が形成される。さらに、前記第
1及び第2の突出部39,40には、それぞれを軸方向
に貫通する第1及び第2の縦孔37,38が形成され、
それぞれに前記第1及び第2の横孔35,36と連通す
る。
【0020】さらにまた、前記取付ブロック9の前記接
合部31と前記装着部32の間には、前記装着部32の
装着面47が前記接合部31の上面よりも高くなるよう
に段差45が形成され、さらに前記接合部31の幅は、
前記装着部32及びヘッダパイプ2,3の幅よりも狭く
なるように形成されている。これによって、取付ブロッ
ク9を前記熱交換部10と炉中にて一体ろう付けする場
合に生じるろう上がりやフラックス上がりから装着部3
2の装着面47を守ることができるので、レシーバタン
ク8の装着性を向上させることができる。
【0021】レシーバタンク8は、図4で示すように、
略円筒状のケース51と、この略円筒状のケースの一端
(下端)面を閉塞するヘッド52と、このヘッド52の
略中央から前記ケース51の軸方向に延出する冷媒導引
パイプ53と、この冷媒導引パイプ53の上端を保持す
る端子部54と、前記ケース51の内部空間81内に位
置し、前記冷媒導引パイプ53によって支持される分離
乾燥部55とによって構成される。
【0022】前記ケース51は、上端部分が絞られた細
首部60を有し、この細首部60がブラケット80にて
前記ヘッダパイプ2に固定されることでヘッダパイプ2
の上端部分が保持されるようになっているものである。
また、この細首部60内には、前記ケース51内の内部
空間81と連通する通路61が形成されており、圧力検
出センサ62が設けられるものである。尚、前記通路6
1には、圧力検出センサ62に代えて、圧力スイッチ、
可溶栓、所定の圧力で破損するバーストディスク等を設
けても良いものである。
【0023】前記端子部54は、前記冷媒導引パイプ5
3の上端を保持すると共に、径方向に複数の冷媒吐出孔
54a,54bが形成されており、前記冷媒導引パイプ
53を上昇した冷媒が、前記内部空間81の上部空間8
1a内に吐出されるようになっている。
【0024】前記分離乾燥部55は、前記冷媒導引パイ
プ53の途中に設けられたフランジ部59に係止される
と共に、乾燥剤58と、この乾燥剤58を上下から保持
する保持部56,57とによって構成される。前記保持
部56,57は、複数の孔(図示しない)が形成された
アルミニプレート56a,57aと、このアルミプレー
ト56a,57aの内側に配されるフェルト部材からな
るフィルタ部56b,57bから構成されるものであ
る。これによって上部空間81aに吐出された冷媒は、
さらに分離乾燥部55を通過することで、冷媒から気相
成分が除去され、液相成分のみが下部空間81bに滴下
して溜まる。
【0025】前記ヘッド52は、図5(a),(b),
(c)に示されるように、その下面が前記取付ブロック
32の装着面47と当接する装着面76となっており、
この装着面76には、前記突出部39,40が挿着され
る第1及び第2の挿着孔71,72が前記ヘッダパイプ
2,3の軸方向に略平行に形成される。また、ヘッド5
2の内部空間81側の側面には、前記冷媒導引パイプ5
3の下端が装着されるパイプ装着部73が形成され、ま
たこのパイプ装着部73から径方向に前記第1の装着孔
71側に向けて山部74が延出形成される。そして、前
記第1の装着孔71は、この第1の装着孔71から軸方
向に延出する第1の縦孔71a及び前記山部74を貫通
して径方向に形成された横貫通孔71bを介して、前記
パイプ装着部73を軸方向に貫通する第2の縦孔71c
と連通し、前記冷媒導引パイプ53と連通するものであ
る。尚、71dは、前記冷媒導引パイプ53の装着孔で
ある。また、前記第2の装着孔72は、軸方向に延出す
る吐出側縦孔72aを介して前記内部空間81の下部空
間81bと連通する。
【0026】前記第1及び第2の突出部39,40、こ
れらの第1及び第2の突出部39,40に対応する第1
及び第2の装着孔71,72及び前記ヘッド52と前記
取付ブロック32とを固定するために形成された固定用
ねじ穴75の各々は、例えば図5(c)に示すように、
前記ヘッド52の中心Xに対して所定の間隔αずれて且
つ点対称とならない位置に形成され、レシーバタンク8
の誤組付けが防止されるようになっている。
【0027】これによって、前記レシーバタンク8を前
記取付ブロック9に取り付ける場合、前記取付ブロック
9に対して前記ヘッダパイプ2,3の軸方向に押し込む
ようにして、前記第1及び第2の装着孔71,72内
に、前記取付ブロック9の第1及び第2の突出部39,
40の各々を挿着させ、レシーバタンク8の下部をボル
ト82によって固定すると共に、前記細首部60をブラ
ケット80にて固定してレシーバタンク8の上部を固定
して熱交換部10への装着を終了するものである。
【0028】以上の構成により、冷媒入口18から第1
の内部空間15aに流入した気相冷媒は、コンデンサ部
6として、第2及び第3の内部空間15b,15cを介
して第1のパスA、第2のパスB及び第3のパスCを流
れる間に放熱して凝縮し第4の内部空間15dに至る。
そして、第4の内部空間15dから取付ブロック9を介
してレシーバタンク8内に流入し、レシーバタンク8内
で気液分離された後、冷媒は、取付ブロック9を介して
第5の内部空間15eからサブコンデンサ部7としての
第4のパスDを通過して過冷却され、第6の内部空間1
5fを介して冷媒出口17から冷媒吐出パイプ19を介
して次なる行程のエバポレータに送出されるものであ
る。
【0029】図6で示す第2の実施の形態は、上述した
実施の形態に対して、第1及び第2の突出部39,40
をレシーバタンク8’の装着面76’に形成して第1及
び第2の突出部39’、40’とし、これに対応して取
付ブロック9側に第1及び第2の装着孔71’、72’
を形成するようにしたものである。尚、第1の実施の形
態に係る第1の縦孔71a及び第2の縦孔72aは、前
記第1及び第2の突出部71’、72’に形成される第
1の縦孔71a’及び第2の縦孔72a’となる。ま
た、図6に係る第2の実施の形態において、第1の実施
の形態と同様の個所又は同様の効果を奏する個所には同
様の符号を付してその説明を省略する。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
コンデンサ部の最下流側と連通する第1の連通孔と前記
サブコンデンサ部の最上流側と連通する第2の連通孔を
有する取付ブロックを一方のヘッダパイプに設けると共
に、この取付ブロックに、前記ヘッダパイプの軸方向に
前記第1の連通孔及び前記第2の連通孔と連通するブロ
ック側連結部を設け、またレシーバタンクのヘッダに前
記ヘッダパイプの軸方向に設けられたレシーバタンク側
装着部を設け、これらの一方を前記ヘッダパイプの軸方
向に突出する突出部とし、他方を装着孔とするようにし
たので、レシーバタンクを前記取付ブロックに対して前
記ヘッダパイプの軸方向に押し込むことによって装着可
能であるため、レシーバタンクの組み付け性を向上させ
ることができる。
【0031】また、段差を設けて取付ブロックの装着部
を取付部よりも一段高く形成すると共に、取付部の幅を
装着部及びヘッダパイプよりも狭く形成したことによっ
て、炉中での一体ろう付け時に生じるろう上がりやフラ
ックス上がりを防止できるので、取付ブロックとレシー
バタンクとの装着性を良好に保つことができるので、取
付作業を容易に且つ確実に行うことができるものであ
る。
【0032】さらに、一対の突出部、一対の装着孔、及
びヘッドと取付ブロックとを固定するために形成された
ねじ穴の各々を、ヘッドの中心に対して所定間隔ずれて
点対称とならない位置に形成するようにしたので、誤組
付けを防止できるために、組み付け作業性をさらに向上
させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に係る熱交換器の正面図
である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態に係る熱交換器の
熱交換部の正面図である。
【図3】(a)は第1の実施の形態に係る取付ブロック
の平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図4】第1の実施の形態に係るレシーバタンクの断面
図である。
【図5】(a)は第1の実施の形態に係るレシーバタン
クのヘッドの平面図、(b)はそのA−A断面図、
(c)は、底面図である。
【図6】第2の実施の形態に係るレシーバタンクと取付
ブロックの説明図である。
【符号の説明】 1 熱交換器 2,3 ヘッダパイプ 4 チューブ 5 フィン 6 コンデンサ部 7 サブコンデンサ部 8 レシーバタンク 9 取付ブロック

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隔を空けて設けられる一対のヘ
    ッダパイプと、該一対のヘッダパイプ間を連通する複数
    のチューブと、該複数のチューブ間に配された放熱用フ
    ィンからなり、前記複数のチューブの内隣設する所定数
    のチューブからなる第1の放熱部と、残りのチューブか
    らなる第2の放熱部とを有し、第1の放熱部と前記第2
    の放熱部の間には前記ヘッダパイプに略平行にレシーバ
    タンクが設けられる熱交換器において、 前記第1の放熱部の最下流部分及び前記第2の放熱部の
    最上流部分が位置する一方のヘッダパイプの側面に一体
    にろう付けされる取付ブロックは、一端が前記第1の放
    熱部の最下流部分と連通する第1の連通孔と、一端が前
    記第2の放熱部の最上流部分と連通する第2の連通孔
    と、前記ヘッダパイプの軸方向に略平行して延出し、一
    方が前記第1の連通孔と連通し、他方が前記第2の連通
    孔と連通する一対のブロック側連結部とを有し、 前記レシーバタンクは、少なくとも円筒状のケースと、
    該円筒状のケースの一方を閉塞するヘッドとを有し、該
    ヘッドには、前記ブロック側連結部と係合する一対のレ
    シーバタンク側連結部が略平行に形成されると共に、一
    方のレシーバタンク側連結部には、前記第1の連通孔と
    連通可能な第1のヘッダ貫通孔が設けられ、且つ他方の
    レシーバタンク側連結部には前記第2の連通孔と連通可
    能第2のヘッダ貫通孔が設けられ、 前記一対のブロック側連結部及び前記一対のレシーバタ
    ンク側連結部の一方は前記ヘッダパイプの軸方向に突出
    する一対の突出部を有し、他方は一対の突出部に対応す
    る一対の装着孔を有することを特徴とする熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記一方は前記ブロック側連結部であ
    り、前記他方は前記レシーバタンク側連結部であること
    特徴とする請求項1記載の熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記一方はレシーバタンク側連結部であ
    り、前記他方は前記ブロック側連結部であること特徴と
    する請求項1記載の熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記レシーバタンクは、該レシーバタン
    クの略中央を軸方向に延出して冷媒をレシーバタンク上
    部へ供給する冷媒導引パイプを有し、該冷媒導引パイプ
    は前記第1のヘッダ貫通孔と連通することを特徴とする
    請求項1,2又は3記載の熱交換器。
  5. 【請求項5】 前記レシーバタンクは、該レシーバタン
    クの他方の端部に形成された細首部を有し、該細首部は
    ブラケットにて前記一方のヘッダパイプに固定されるこ
    とを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の熱交換
    器。
  6. 【請求項6】 前記細首部の内部には、前記レシーバタ
    ンク内部と連通する通路が形成されると共に、該通路に
    は、圧力センサ又は可溶栓等が装着可能であることを特
    徴とする請求項5記載の熱交換器。
  7. 【請求項7】 前記取付ブロックは、前記ブロック側連
    結部が形成されて前記レシーバタンクが装着固定される
    装着部と、前記ヘッダパイプとろう付け固定される接合
    部とからなり、 前記接合部は前記装着部及び前記ヘッダパイプよりも狭
    い幅に形成されることを特徴とする請求項1〜6のいず
    れか一つの記載の熱交換器。
  8. 【請求項8】 前記接合部と前記装着部の間には、前記
    装着部が高くなる段差が形成されることを特徴とする請
    求項7記載の熱交換器。
  9. 【請求項9】 前記一対の突出部、該一対の突出部に対
    応する前記一対の装着孔、及び前記ヘッドと前記取付ブ
    ロックとを固定するために形成されたねじ穴の各々は、
    ヘッドの中心に対して所定間隔ずれ且つ点対称とならな
    い位置に形成されることを特徴とする請求項1〜8のい
    ずれかに記載の熱交換器。
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