JP2001207703A - 自動販売機等の複合錠装置 - Google Patents

自動販売機等の複合錠装置

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JP2001207703A
JP2001207703A JP2000015358A JP2000015358A JP2001207703A JP 2001207703 A JP2001207703 A JP 2001207703A JP 2000015358 A JP2000015358 A JP 2000015358A JP 2000015358 A JP2000015358 A JP 2000015358A JP 2001207703 A JP2001207703 A JP 2001207703A
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 開錠するときは、単一の鍵で特定の順序に従
って順次開錠しないと、完全に2つの錠機構は開かず、
閉じるときは主錠を閉じれば、2つの錠機構は一斉にリ
セットできる、自動販売機等の複合錠装置を提供する。 【解決手段】 主錠機構100と副錠機構200を備え
ており、主錠機構100によってデッドボルトと連結す
るスライド部材100を往復可能に設け、スライド部材
100を閉状態に固定及び解除する規制機構300を設
けてある。規制機構300は副錠機構200によって解
除でき、主錠機構100によってスライド部材を復帰す
ると、これと連動してリセットされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は自動販売機などを
暴力的な破壊から保護する複合錠装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】 監視の不充分な街頭や店頭設置の自動
販売機等では、近年ますます悪質化する破錠対策のた
め、特開平5−263559号公報に開示されたよう
に、ポップアウト型扉用ロックハンドル装置の施錠軸に
固着した止金板を筺体側の受金部に係合させるロック機
構に加えて、該止め金板に連動装備したスライド受金部
に係合させるロック機構を付加使用することが提案され
ている。
【0003】しかしながらこのように合計3箇所でロッ
クするように構成しても、ポップアウト型ロックハンド
ル装置の施錠軸を回すことによって、3箇所が同時に駆
動される機構のため、防犯性を更に向上させるために、
ポップアウト型ロックハンドル装置などよりなる主錠機
構に隣接させて副錠機構を設置し、副錠機構に前記スラ
イド板の動きを規制する規制機構を連動させることが提
案されている。このような構成においては、副錠機構に
よってスライド板の拘束を解除しなければ、主錠機構の
施錠軸を回しても、スライド板を上下動させることがで
きない。主錠機構と副錠機構を併用するときには、商品
の補給や金銭収納に当たる担当の使用操作上及び管理の
利便性の要請から、主錠機構と副錠機構の鍵は共通にす
ることが求められている。
【0004】しかしながら,従来提案されている副錠機
構と規制機構の組み合わせでは、鍵で副錠機構の施錠軸
を回しても規制機構を解除しても、スライド板の重量負
荷や摩擦抵抗によってスライド板が解錠可能状態に的確
にリセットされないことがあった。その場合には、主錠
機構に鍵を挿入して主錠機構の施錠軸を回しても、スラ
イド板を施錠位置に上下動させることができず、扉はア
ンロック状態になってしまうことによなる。そのため、
担当者は鍵を主錠機構から抜き取って副錠機構に挿入
し、鍵を回してスライド板のリセットに再度トライする
か、手を規制機構部分に差し入れて直接リセット操作す
る必要があり、作動不具合における復帰操作の煩雑性が
著しかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は、主錠機構
に鍵を挿入して、スライド板を元の位置つまり、施錠状
態に戻せば、副錠機構も、自動的にリセットされて、規
制機構によって、スライド板がロックされるようにし、
主、副錠機構を備え、防犯性を維持し、施錠時の操作性
を向上させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 前記の課題を解決する
ために請求項1の発明の複合錠装置では、自動販売機等
の扉1に主錠機構100と副錠機構200を設置し、扉
1を固定枠体2に対して錠止するためのスライド部材1
01を主錠機構100の施錠軸に連動させて扉1内面に
装備し、該スライド部材101の動きを拘束する規制機
構300を前記副錠機構200に連動させている。前記
規制機構300においては、扉1の背面側に固定した固
定ベース10と、これに前記スライド部材101と直角
方向に摺動して、その先端21が前記スライド部材10
と係合離反し、このスライド部材101を固定及び移動
可能とするロック板20が設けてあり、前記ロック板2
0は常時スライド部材101と掛合する方向にバネで付
勢してあり、前記副錠機構200のロータと一体に回動
するカム板201によって、前記ロック板20をスライ
ド板101より後退し,前記ロック板20の先端21が
スライド板101と離反可能としてある。前記ロック板
20の両側には、これに添って第1、第2チエックレバ
ー30、31が平行に設けて、それぞれ中間部が、第1
枢軸32、第2枢軸33によって前記固定ベース10に
枢着してあり、前記第1、第2チエックレバー30、3
1の第1、第2後端34、35はロック板20の側面に
常時圧接すべき方向にバネによって付勢してあり、前記
ロック板20が後端位置のとき、前記第1、第2後端3
4、35は前記ロック板20に設けた第1、第2停止段
部22、23と択一的に係止して前記ロック板20を後
退位置に係止するようになっている。前記第1チエック
レバー30の第1後端34と第1係止段部22の係止位
置は、第2チエックレバー31の第2後端35と第2係
止段部23の係止位置より、若干スライド部材101寄
りに位置させてあり、前記ロック板20の先端21がス
ライド部材101の第1上向き掛合部102の上面と掛
合したときは第1、第2チエックレバー30、31はと
もにロック板20との係止が外れ、ロック板20と平行
状態となって、第1チエックレバー30の第1先端36
は、スライド部材101の下向き掛合部103の下面に
掛合し、第2チエックレバー31の先端35は、スライ
ド部材101の第2の上向き掛合部104よりも上位に
離れて位置させてある。また、ロック板20が前記後退
位置においては、前記主錠機構100の作動と共に上昇
する前記スライド部材101に設けた第2の上向き掛合
部104によって、第2チェックレバー31がロック板
20から外れ、同時に第1チエックレバー30がロック
板20と掛合する一方、スライド板101が下降して、
元位置に戻りロック板20、第1、第2チエックレバー
30、31が元位置に復帰する構成としてある。
【0007】請求項2の発明の複合錠装置では、請求項
1の発明の上記構成に加えて、前記ロック板20を常時
係合位置に付勢するバネと、一対のチエックレバー3
0、31の後端をロック板20側に引き寄せるバネを、
共通の一対のバネで構成している。
【0008】請求項3の発明の複合錠装置では、請求項
1または請求項2の発明の上記構成に加えて、前記固定
ベース10とロック板10は、2箇所に設けた長孔とこ
の中に摺合するピンとによって所定ストローク進退可能
としてある。
【0009】
【発明の実施の形態】 請求項1記載の発明の実施の形
態であって、その代表的なものは図示の通りであり、既
に発明を解決しようとする手段のところで説明した部分
は重ねての説明を省略する。まず、図2に示すように、
前記スライド部材101は主錠機構100のロータ(図
示しない)と一体の回動レバー105の一部106と掛
合し、これを扉1に対して上下動させるものである。前
記スライド部材101は、扉1の内面に上下方向に設け
たC字型材よりなる作動棒107と共に上下方向に摺動
自在に取付けてあり、スライド部材101が下限位置に
おいて、これと連動する単一乃至複数個のデットボルト
(図示してない)が進退して、前記固定枠体2と掛合し
て、扉1は完全に閉止状態となるものである。また、ス
ライド部材101を上限位置まで移動させたとき、前記
デットボルトは固定枠体2から完全に抜け、扉1は自由
に開閉できる状態となる。
【0010】前記固定ベース10は平面において、つま
り図2において、丈夫な鋼材を片仮名のコ字形状に屈曲
成形してあり、この固定ベース10の2枚の平行なベー
ス板11、12の間に前記ロック板20、第1、第2チ
エックレバー30、31及びこれらを所望の方向に付勢
させるバネなどの作動部材を装備してあり、扉1を開け
て商品の補充や料金を回収する時などに紊りに商品や手
が前記作動部材にあたらないにように保護している。前
記固定ベース10の扉1の内面から離反した他方のベー
ス板12には、前記ロック板20が所定ストローク間摺
動自在に装備してあり、図示においては、ベース板12
に長孔13、14が2箇所に設けてあり、ロック板20
にはこの長孔13、14に挿入され、この中で移動可能
なピン24、25が植設してある。これら長孔13、1
4とピン24、25の関係は相対的なものであるから、
図3ないし図6に示すようにそれぞれ反対の部材に設け
てもよい。要は直線的にロック板20が固定ベース10
に対してスライドできれば、他の構造でもよい。
【0011】前記固定ベース10のベース板12には前
記第1チエックレバー30を第1枢軸32によって枢着
し、第2チェックレバー31を第2枢軸33によって枢
着してあり、各チエックレバーの後端は、それぞれロッ
ク板20の第1係止段部22及び第2係止段部23と面
一に形成してある。前記第1チエックレバー30及び第
2チェックレバー31はそれぞれ枢軸32、33より先
端側において、クランク形状にプレス成形で折り曲げ
て、これらの第1先端36及び第2先端37は、前記ロ
ック板の先端21面とは、平行で凡その厚みの2〜3倍
異なる平面に位置させてある(図3ないし第6図のB参
照)。
【0012】副錠機構200のカム板201の先端は、
ロック板20の後端25の起立部26に当接して、これ
を後退させるようにしてあるが、カム板201と掛合す
るピンをロック板20に植設しておいても、本発明の実
施の範囲に含まれる。
【0013】ロック板20の後端25の起立部26と前
記第1、第2チェックレバー30、31は、2箇の引張
バネ39によって相互に牽引されており、ロック板20
においては、スライド部材101方向に、また、第1、
第2チェックレバー30、31に対しては、ロック板2
0に密着するように二つの働きを同時にさせてある(請
求項2記載の実施の形態)。これらの付勢装置は、勿論
それぞれ独立のバネ(バネ形式は図示のコイルバネの
外、板バネ、トーションバネなど形式に問わない)で付
勢させても、この発明の実施の形態ではあるが、図示の
ものが簡便である。
【0014】前述のロック板20の先端21と第1チエ
ックレバー30の第1先端36、第2チエックレバー3
1との第2先端37と、前記スライド部材101の関係
は、スライド部材101の側縁108から先ず深い切込
み109によって形成した下向き掛合部103が形成し
てあり、ロック時に前記第2チエックレバー31の上面
と当接するものであり、これよりも下方には、浅い切込
み110によって、第1の上向き掛合部102が形成し
てあり、ロック時にスライド板20の下面と当接してい
る。また、前記浅い切込み109の終端が第2の上向き
掛合部104であり、スライド部材101の上昇により
第2のチェックレバー31のロック板20の係止作用を
解除する役目をなすようにしてある(図3ないし図6の
それぞれB参照)。
【0015】
【発明の作用】 請求項1記載の発明は、前述の通り構
成しており、主錠機構100及び副錠機構200と共に
施錠されているときは、図1及び図3A、Bの状態とな
っている。つまり、スライド板101は下限位置にあ
り、主錠機構100の回動レバー105は下限位置でロ
ックされ、かつ、ロック板20は前進位置であり、その
下縁は第1上向き掛合部102と掛合して、スライド板
101の上昇を阻止している。また、第1チエックレバ
ー30の先端36は下向き掛合部103に当接し、か
つ、第2チエックレバー31と共にこれらの第1後端3
4、第2後端35は共にロック板20の第1係止段部2
2,及び第2係止段部23より外れ、これよりロック板
20の後端よりの側面に添い,第1チエックレバー30
と第2チエックレバー31は平行な状態となっている。
【0016】次に扉1を開けるときには、主錠機構10
0及び副錠機構200に共通な単一の鍵を用い、先ず副
錠機構200の鍵孔203に挿入し、これによりそのロ
ータを回動させると(図において時計方向)、ロータと
一体のカム板201が共に時計方向に回動し、ロック板
20の起立部26に当たり、ロック板20を後退させる
と、第2チエックレバー31の第2の後端35が、バネ
の復元力によって時計方向に回り、ロック板20の第2
係止段部23に係合し、ロック板20は後退位置で係止
される。このとき、ロック板20の先端21はスライド
部材101の運動軌跡外まで後退した状態となる(図4
符合A図参照)。
【0017】この状態で、前記鍵を一旦副錠機構200
の鍵孔203から抜き取り、その鍵を主錠機構100鍵
孔105に挿入し、その鍵によって回動レバー105を
作動させて、スライド部材101を上昇させる。このと
き、ロック板20は既に後退していてスライド部材10
1の上昇を阻げるものでないから、スライド部材101
は容易に上昇し、下向き掛合部103は第1チェックレ
バー30の先端36から上方に離反し、その後端36は
バネに牽引されて、ロック板20の第1係止段部22に
係合可能状態となるが、第2係止段部23との位置が若
干ずれて形成してあるため、まだ完全にこれらは掛合し
ていない。
【0018】更にスライド部材101を上昇させると、
第2の上向段部104が第2チェツクレバー31の第2
先端37に当たり、これを図において反時計方向にバネ
力に抗して回動させ、この第2後端35が第2係止段部
23から外すが、直ちに第1チェックレバー30はロッ
ク板20の第1係止段部22と係合し、ロック板20の
復帰を阻止する。このとき,第2チェックレバー31の
第2後端37は第2係止段部23よりロック板20の後
端側位置となり、ロック板20と第2チェックレバー3
1は平行となる。
【0019】従ってこの状態で、スライド部材101が
完全に上限位置まで移動すれば、扉1と固定枠体2を閉
めているデットボルトは解除され、扉1は開閉可能状態
となっており、スライド部材101を上昇位置に何らか
の別の手段例えば重力で係止させておけば、扉1の開閉
可能状態は維持される。
【0020】次に扉1に施錠するに当たり、主錠機構1
00の鍵孔に鍵を挿入し、前記スライド部材101を下
降させると、前述のデットボルトは固定枠体2と結合す
ると共に下向き掛合部103が第1チェックレバー30
の第1先端36に当たり、その第1後端34が第1係止
手段部22から外れ、ロック板20はバネ力により元位
置に戻り、スライド部材101と掛合して、すべてがリ
セットされた状態となる。
【0021】鍵は開けるとき主錠機構100に先に挿入
しても、スライド部材101は規制機構300によっ
て、固定されているから、開くことはできない。請求項
3記載の実施の形態においては、固定ベース10とロッ
ク板20とは2箇所において、長孔とピンとによってス
ライド可能に設けたものであるから、ロック板20は安
定して、スライドする作用をなす。
【0022】前述の下向き掛合部及び下向き掛合部はそ
れぞれスライド部材101の側縁108から切込んで、
段形状に形成したが、スライド部材101の中間にスリ
ットを設けて、この上端又は下端を前記掛合部としても
よいし、スライド部材101の側面より突出させた突起
で掛合部を形成しても、この発明の実施の形態の範囲で
ある。
【0023】
【発明の効果】 請求項1記載の発明においては,単一
の鍵によって副錠機構200と主錠機構100を順次開
けることができ、かつ、この手順のときにのみ扉1を開
けられるため、不法な開扉をより困難にするし、自動販
売機などにおいては,料金回収や商品の補充などに当
り、鍵は一つでよく、また閉じるときは、主錠機構10
0のみを閉じればよく、取扱い操作が簡単である。ま
た、副錠機構200を解除した状態で安定しているか
ら、これより鍵を抜いて主錠機構100に鍵を挿入する
までの間に、規制機構300が偶発的にリセットされる
おそれはない。
【0024】請求項2記載の発明においては、バネ部が
少なくなっているので、より機構が簡素化する。請求項
3においては、ロック板20のスライドが簡単な構造で
安定し、殆ど故障を起こさない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る自動販売機等の複合
錠装置の正面図であり、一部を破断して示してある。
【図2】 図1の2−2線横断平面図である。
【図3】 ロック状態における要部概略説明図であり、
Aは正面図を示し、Bは右側面図を示している。
【図4】 ロック板とスライド部材の係止を解除した状
態の要部概略説明図であり、Aは正面図を示し、Bは右
側面図を示している。
【図5】 副錠機構から抜いた鍵を主錠機構に入れて、
スライド部材を上昇させた状態の要部概略説明図であ
り、Aは正面図を示し、Bは右側面図Bを示している。
【図6】 鍵を主錠機構に挿入してスライド板を下降さ
せ、リセット直前の状態における要部概略説明図であ
り、Aは正面図を示し、Bは右側端面図を示している。
【符号の説明】
1 扉 2 固定枠体 10 固定ベース 11 ベース板 12 ベース板 20 ロック板 21 ロック板の先端 22 ロック板の第1係止段部 23 ロック板の第2係止段部 26 ロック板の起立部 30 第1チェックレバー 31 第2チエックレバー 32 第1枢軸 33 第2枢軸 34 第1後端 35 第2後端 36 第1先端 37 第2先端部 100 主錠機構 101 スライド部材 102 第1の上向段部 103 第1の下向段部 104 第2の下向段部 105 回動レバー 106 回動レバーの先端 108 側縁 109 深い切込み 110 浅い切込み 200 副錠機構 201 カム板 300 規制機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機等の扉1に主錠機構100と
    副錠機構200を設置し、扉1を固定枠体2に対して錠
    止するためのスライド部材101を主錠機構100の施
    錠軸に連動させて扉1内面に装備し、該スライド部材1
    01の動きを拘束する規制機構300を副錠機構200
    に連動させた自動販売機等の複合錠装置であって、前記
    扉1の背面側に固定した固定ベース10と、これにスラ
    イド部材101と直角方向に摺動して、その先端21が
    前記スライド部材10と係合離反し、スライド部材10
    1を固定及び移動可能とするロック板20が設けてあ
    り、ロック板20は常時スライド部材101と掛合する
    方向にバネで付勢してあり、前記副錠機構200のロー
    タと一体に回動するカム板201によって、ロック板2
    0をスライド板101より後退し、ロック板20の先端
    21がスライド板101と離反可能としてあり、前記ロ
    ック板20の両側には、これに添って第1、第2チエッ
    クレバー30、31を平行に設けて、それぞれ中間部を
    第1枢軸32、第2枢軸33によって前記固定ベース1
    0に枢着してあり、前記第1、第2チエックレバー3
    0、31の第1、第2後端34、35は、ロック板20
    の側面に常時圧接すべき方向にバネによって付勢してあ
    り、ロック板20が後端位置のとき、第1、第2後端3
    4、35はロック板20に設けた第1、第2停止段部2
    2、23と択一的に係止してロック板20を後退位置に
    係止するものであり、前記第1チエックレバー30の第
    1後端34と第1係止段部22の係止位置は、第2チエ
    ックレバー31の第2後端35と第2係止段部23の係
    止位置より、若干スライド部材101寄りに位置させて
    あり、前記ロック板20の先端21がスライド部材10
    1の第1上向き掛合部102の上面と掛合したときは、
    第1、第2チエックレバー30、31はともにロック板
    20との係止が外れ、ロック板20と平行状態となっ
    て、第1チエックレバー30の第1先端36は、スライ
    ド部材101の下向き掛合部103の下面に掛合し、第
    2チエックレバー31の先端35は、スライド部材10
    1の第2の上向き掛合部104よりも上位に離れて位置
    させてあり、ロック板20が前記後退位置においては,
    前記主錠機構100の作動と共に上昇する前記スライド
    部材101に設けた第2の上向き掛合部104によっ
    て、第2チェックレバー31がロック板20から外れ、
    同時に第1チエックレバー30がロック板20と掛合す
    る一方、スライド板101が下降して、元位置に戻りロ
    ック板20、第1、第2チエックレバー30、31が元
    位置に復帰するようにした自動販売機等の複合錠装置。
  2. 【請求項2】 前記ロック板20を常時係合位置に付勢
    するバネと、一対のチエックレバー30、31の後端を
    ロック板20側に引き寄せるバネは共通の一対のバネで
    構成していることを特徴とする請求項1に記載の複合錠
    装置。
  3. 【請求項3】 前記固定ベース10とロック板10は、
    2箇所に設けた長孔とこの中に摺合するピンとによっ
    て,所定ストローク進退可能としてあることを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の複合錠装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112878805A (zh) * 2021-01-21 2021-06-01 中国人民解放军陆军军医大学第一附属医院 一种具有互锁功能的门锁结构

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