JP2001205114A - 研削摩擦精穀装置 - Google Patents

研削摩擦精穀装置

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JP2001205114A
JP2001205114A JP2000017562A JP2000017562A JP2001205114A JP 2001205114 A JP2001205114 A JP 2001205114A JP 2000017562 A JP2000017562 A JP 2000017562A JP 2000017562 A JP2000017562 A JP 2000017562A JP 2001205114 A JP2001205114 A JP 2001205114A
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milling
roll
friction
shaft
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JP2000017562A
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English (en)
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Soichi Yamamoto
惣一 山本
Akiyoshi Matsuyama
晃悦 松山
Kenji Yuki
賢二 結城
Toshihiro Takeda
俊広 武田
Kotaro Kubota
興太郎 久保田
Yasuyuki Hidaka
靖之 日高
Tomohiko Ichikawa
友彦 市川
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Bio Oriented Technology Research Advancement Institution
Sasaki Co Ltd
Yamamoto and Co Ltd
Yamamoto Co Ltd
Original Assignee
Bio Oriented Technology Research Advancement Institution
Sasaki Co Ltd
Yamamoto and Co Ltd
Yamamoto Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で安価な研削摩擦精穀装置を得る。 【解決手段】 研削摩擦精穀装置10では、研削精穀ロ
ール40を嵌着した第1回転軸38及び摩擦精穀ロール
56を嵌着した第2回転軸22にモータの駆動軸を係合
し、モータによって第1回転軸38の回転数を第2回転
軸22の回転数より大きくして第1回転軸38及び第2
回転軸22を回転させる。このため、研削精穀ロール4
0の回転数が摩擦精穀ロール56の回転数よりも大きく
なり、研削精穀ロール40の周速度を摩擦精穀ロール5
6の周速度より大きくできる。したがって、研削精穀ロ
ール40の直径を摩擦精穀ロール56の直径に比し大き
くする必要がなく、研削摩擦精穀装置10を小型化する
ことができる。さらに、モータは1つでよいため、研削
摩擦精穀装置10を安価にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研削精穀ロール及
び摩擦精穀ロールを備えた研削摩擦精穀装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の研削摩擦精穀装置は、例えば特開
平5−237402号公報に記載の如く、上位に研削精
穀部を備えている。この研削精穀部には筒状の研削精穀
筒が設けられており、研削精穀筒内には円筒状の研削精
穀ロールが設けられている。研削精穀ロールの外周面に
は砥粒を備えており、研削精穀ロールと研削精穀筒との
間に研削精穀室が形成されている。また、研削精穀ロー
ルは、第1モータに連結されている。
【0003】研削精穀部の下方には、摩擦精穀部が設け
られている。摩擦精穀部には筒状の摩擦精穀筒が設けら
れており、摩擦精穀筒内には略円筒状の摩擦精穀ロール
が設けられている。摩擦精穀ロールは研削精穀ロールと
同一軸上に配置にされる(摩擦精穀ロールと研削精穀ロ
ールとは別々に回転できる)と共に外周面に軸方向に沿
って互いに平行な平行突条が複数形成されており、摩擦
精穀ロールと摩擦精穀筒との間に摩擦精穀室が形成され
ている。また、摩擦精穀ロールは、第2モータに連結さ
れている。
【0004】この研削摩擦精穀装置の研削精穀部では、
第1モータによって研削精穀ロールを回転させることに
より、研削精穀室内で穀粒の表面が研削精穀ロールの砥
粒により研削される。研削精穀室内で研削精穀が終了し
た穀粒は、摩擦精穀室内へ搬送される。摩擦精穀部で
は、第2モータによって摩擦精穀ロールを回転させるこ
とにより、摩擦精穀室内で穀粒が摩擦精穀ロールの平行
突条により攪拌され、穀粒相互間に作用する摩擦力によ
って穀粒表面の糠層が引き裂かれるようにして取り除か
れる。このように、研削精穀ロールで精穀の荒仕上げを
行いかつ摩擦精穀ロールで精穀の仕上げを行うことがで
きるため、摩擦精穀ロールのみで精穀する場合に比し精
穀処理能力を向上させて精穀能率を高めることができ
る。
【0005】しかしながら、このような研削摩擦精穀装
置では、研削精穀ロールの周速度を摩擦精穀ロールの周
速度より大きくする必要がある(例えば、摩擦精穀ロー
ルの周速度を300m/min以下とすると共に研削精
穀ロールの周速度を600m/min以上とする必要が
ある)。このため、上述の如く研削精穀ロールと摩擦精
穀ロールとが別々に回転できるようにすると共に研削精
穀ロールに第1モータを連結しかつ摩擦精穀ロールに第
2モータを連結する構成にされているが、これでは、モ
ータが2つ必要となって、装置が高価となるという問題
がある。
【0006】一方、装置を安価にするためにモータを1
つにし、かつ、研削精穀ロールと摩擦精穀ロールとを同
一軸上に一体に連結させてこれらをこの1つのモータで
回転駆動させる構成とする場合には、研削精穀ロールの
周速度を摩擦精穀ロールの周速度より大きくするため
に、研削精穀ロールの直径を摩擦精穀ロールの直径に比
し大きくしなければならず(両ロールの回転数が同一で
あるため)、これでは、装置が大型化する(あるいは構
造上の無理が生じる)という問題が生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、小型で安価な研削摩擦精穀装置を得ることが目的
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の研削摩
擦精穀装置は、軸状とされた研削精穀ロールと、前記研
削精穀ロールに一体に設けられ回転されることで前記研
削精穀ロールを回転させる第1回転軸と、筒状とされ前
記研削精穀ロールが内部に配置された研削精穀筒と、研
削精穀ロールの外周面及び前記研削精穀筒の内周面の少
なくとも一方に設けられた砥粒と、を有し、前記研削精
穀ロールと前記研削精穀筒との間に研削精穀室が形成さ
れた研削精穀部と、軸状とされると共に前記研削精穀ロ
ールと同一軸芯上に配置された摩擦精穀ロールと、前記
摩擦精穀ロールに一体に設けられると共に前記第1回転
軸の外側に配置され回転されることで前記摩擦精穀ロー
ルを前記研削精穀ロールと独立して回転させる第2回転
軸と、筒状とされ前記摩擦精穀ロールが内部に配置され
た摩擦精穀筒と、前記摩擦精穀ロールの外周面に軸方向
に沿って設けられた複数の突条と、を有し、前記摩擦精
穀ロールと前記摩擦精穀筒との間に前記研削精穀室の下
流側に位置する摩擦精穀室が形成された摩擦精穀部と、
前記第1回転軸及び第2回転軸に係合された駆動軸を有
し、前記駆動軸を回転させることで前記第1回転軸の回
転数を前記第2回転軸の回転数より大きくして前記第1
回転軸及び第2回転軸を回転させる駆動手段と、を備え
ている。
【0009】請求項1に記載の研削摩擦精穀装置では、
駆動手段によって第1回転軸及び第2回転軸を回転させ
ることにより同一軸芯上に配置された研削精穀ロールと
摩擦精穀ロールとを回転駆動させると、研削精穀室内で
穀粒の表面を砥粒により研削する。さらに、研削精穀室
から摩擦精穀室内へ搬送された穀粒を摩擦精穀ロールの
突条により攪拌し、穀粒相互間に作用する摩擦力によっ
て穀粒表面の糠層を引き裂くようにして取り除く。これ
により、研削精穀ロールまたは研削精穀筒で精穀の荒仕
上げを行いかつ摩擦精穀ロールで精穀の仕上げを行うこ
とができるため、摩擦精穀ロールのみで精穀する場合に
比し精穀処理能力を向上させて精穀能率を高めることが
できる。
【0010】ここで、駆動手段は第1回転軸及び第2回
転軸に係合された駆動軸を有しており、この駆動軸が回
転されることで、第1回転軸の回転数が第2回転軸の回
転数より大きくされて第1回転軸及び第2回転軸が回転
される。このため、研削精穀ロールの回転数が摩擦精穀
ロールの回転数よりも大きくなり、これにより、研削精
穀ロールの直径が摩擦精穀ロールの直径と同程度であっ
ても、研削精穀ロールの周速度を摩擦精穀ロールの周速
度より大きくすることができる。
【0011】したがって、研削精穀ロールの直径を摩擦
精穀ロールの直径に比し大きくする必要がなく、研削摩
擦精穀装置を小型化することができる。
【0012】さらに、駆動手段は1つでよいため、研削
摩擦精穀装置を安価にすることができる。
【0013】請求項2に記載の研削摩擦精穀装置は、請
求項1に記載の研削摩擦精穀装置において、前記駆動手
段は、前記第1回転軸に設けられ、前記駆動軸に係合さ
れた第1プーリと、前記第1プーリより直径が大きくさ
れて前記第2回転軸に設けられ、前記駆動軸に係合され
た第2プーリと、を有し、前記駆動軸を回転させること
で前記第1プーリ及び第2プーリを回転させて前記第1
回転軸及び第2回転軸を回転させる、ことを特徴として
いる。
【0014】請求項2に記載の研削摩擦精穀装置では、
駆動手段が駆動軸を回転させることで、第1プーリ及び
第2プーリが回転されて、第1回転軸及び第2回転軸が
回転される。
【0015】ここで、第1回転軸に設けられた第1プー
リの直径が第2回転軸に設けられた第2プーリの直径よ
り小さくされているため、第1プーリの回転数を第2プ
ーリの回転数より大きくして、第1回転軸の回転数を第
2回転軸の回転数より大きくすることができる。このた
め、容易に研削精穀ロールの回転数を摩擦精穀ロールの
回転数よりも大きくすることができる。
【0016】請求項3に記載の研削摩擦精穀装置は、請
求項1または請求項2に記載の研削摩擦精穀装置におい
て、前記駆動手段は、前記駆動軸に設けられ、前記第1
回転軸に係合された第3プーリと、前記第3プーリより
直径が小さくされて前記駆動軸に設けられ、前記第2回
転軸に係合された第4プーリと、を有し、前記駆動軸を
回転させて前記第3プーリ及び第4プーリを回転させる
ことで前記第1回転軸及び第2回転軸を回転させる、こ
とを特徴としている。
【0017】請求項3に記載の研削摩擦精穀装置では、
駆動手段が駆動軸を回転させて第3プーリ及び第4プー
リを回転させることで、第1回転軸及び第2回転軸が回
転される。
【0018】ここで、第1回転軸に係合された第3プー
リの直径が第2回転軸に係合された第4プーリの直径よ
り大きくされているため、第1回転軸の回転数を第2回
転軸の回転数より大きくすることができる(第3プーリ
の回転数と第4プーリの回転数とが同一であるため)。
このため、容易に研削精穀ロールの回転数を摩擦精穀ロ
ールの回転数よりも大きくすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の実施の形態に
係る研削摩擦精穀装置10の内部構造が一部破断した正
面図にて示されている。
【0020】研削摩擦精穀装置10はケース12を備え
ており、ケース12内には上から順に上仕切枠14、下
仕切枠18及び横仕切台20が架設されている。ケース
12上壁と上仕切枠14との間には研削精穀部2及び送
穀部4が設けられ、さらに、上仕切枠14と下仕切枠1
8との間には摩擦精穀部6が設けられている。
【0021】ケース12内部には第1回転軸38が立設
されており、第1回転軸38は、横仕切台20に固定さ
れた縦固定筒26に後述する第2回転軸22及び軸受を
介して回転自在に軸支されている。第1回転軸38の下
端は横仕切台20より突出しており、この第1回転軸3
8の下端には、駆動手段を構成する第1プーリ28が固
定されている。
【0022】さらに、ケース12内部には中空の第2回
転軸22が立設されており、第2回転軸22は、第1回
転軸38を内側に配置し、かつ、第1回転軸38と同一
軸芯上に位置した状態で軸受を介して縦固定筒26に回
転自在に軸支されている。第2回転軸22の下端は横仕
切台20より突出しており、この第2回転軸22の下端
には、駆動手段を構成する第2プーリ46が固定されて
いる。ここで、第2プーリ46の直径は、第1プーリ2
8の直径より大きくされている。
【0023】第1プーリ28及び第2プーリ46は、駆
動手段を構成するモータ(図示省略)に連結されてい
る。このモータは駆動軸(図示省略)を備えており、こ
の駆動軸には第3プーリ及び第4プーリ(図示省略)が
固定されている。第3プーリは第1プーリ28に第1ベ
ルト(図示省略)を介して係合されると共に、第4プー
リは第2プーリ46に第2ベルト(図示省略)を介して
係合されている。このため、モータの駆動軸が回転され
ると、第3プーリ、第1ベルト及び第1プーリ28を介
して第1回転軸38が回転されると共に、第4プーリ、
第2ベルト及び第2プーリ46を介して第2回転軸22
が回転される。ここで、第3プーリの直径は、第4プー
リの直径より大きくされている。なお、第1ベルトと第
2ベルトとが同一の長さになるように、第1プーリ2
8、第2プーリ46、第3プーリ、及び第4プーリのそ
れぞれの直径の比率が調整されている。
【0024】第2回転軸22下部の周面には吹込穴22
Aが複数形成されており、吹込穴22Aに対応して縦固
定筒26には吹込筒30が取り付けられている。吹込筒
30はブロワ(図示省略)に連結されており、第2回転
軸22下部の周面と縦固定筒26の内壁との間に吹込室
32が形成されている。また、第2回転軸22の周面に
は噴風口22Bが後記摩擦精穀ロール56に対応して複
数形成されており、ブロワにより送風されて、吹込筒3
0及び吹込室32を介して吹込穴22Aから第1回転軸
38と第2回転軸22との隙間に吹き込まれた空気が噴
風口22Bから噴出される。
【0025】ケース12内の上部には、筒状の固定筒2
4が設けられている。固定筒24の下端は上仕切枠14
に固定されると共に、固定筒24の内部には第1回転軸
38及び第2回転軸22が配置されている。固定筒24
の上端には供給ホッパー36の末端が固定されており、
固定筒24内と供給ホッパー36内とは連通している。
これにより、米や麦の穀粒が供給ホッパー36に供給さ
れると、固定筒24内にこの穀粒が供給される。供給ホ
ッパー36内には送穀管16の端部が挿入されており、
送穀管16を介して穀粒が搬送されて、供給ホッパー3
6に穀粒が供給される。
【0026】固定筒24の内周面の上側には円筒状の研
削精穀筒34が固定されている。図2に詳細に示す如
く、研削精穀筒34の内周面全体には、砥粒34Aを備
えている。砥粒34Aは炭化珪素等(超硬質粒)からな
り、尖った刃先部分が露出した状態で結合剤34Bによ
って研削精穀筒34の内周面に固着されている。
【0027】研削精穀筒34内には略円筒状の研削精穀
ロール40が設けられており、研削精穀筒34と研削精
穀ロール40との間に研削精穀室42が形成されてい
る。研削精穀ロール40は第1回転軸38の上部に一体
に嵌着されており、研削精穀ロール40は第1回転軸3
8と一体に回転する。
【0028】研削精穀ロール40の外周面には、螺旋状
の螺旋突条40Aが一条形成されている。螺旋突条40
Aは、所謂ボールネジ状であって、研削精穀ロール40
をその軸線を通過する平面で切断した場合、切断面の端
縁が略サインカーブ状または円弧状をなすように球面状
に形成されている。これにより、研削精穀ロール40が
回転すると、螺旋突条40Aによって研削精穀室42内
の穀粒に軸方向下側への搬送力が付与される。このた
め、研削精穀ロール40の周囲で穀粒がブロッキング
(穀粒が詰まってしまうこと)を起こす危険性を低くす
ることができる。
【0029】また、第2回転軸22上端には、円筒状の
送穀ロール44が一体に嵌着されている。送穀ロール4
4は研削精穀ロール40下方に配置されると共に、送穀
ロール44の外周面には螺旋状の送穀螺旋44Aが形成
されている。送穀ロール44の周囲は上記固定筒24の
下側で包囲されており、送穀ロール44と固定筒24下
側との間に送穀室48が形成されている。第2回転軸2
2を回転させると送穀ロール44が一体に回転し、送穀
螺旋44Aによって送穀室48内の穀粒を下方へ搬送す
る。
【0030】第2回転軸22には送穀ロール44下方に
おいて略円筒状の摩擦精穀ロール56が一体に嵌着され
ており、これにより、摩擦精穀ロール56は、研削精穀
ロール40と同一軸芯上に配置されると共に第2回転軸
22と一体に回転する。摩擦精穀ロール56の外周面に
は突条としての平行突条56Aが複数箇所(本実施の形
態では3箇所)に形成されており、平行突条56Aは摩
擦精穀ロール56の軸方向に沿って互いに平行とされて
いる。また、摩擦精穀ロール56の直径は研削精穀ロー
ル40の直径と同程度とされると共に、摩擦精穀ロール
56の周面には噴風孔56Bが複数形成されている。
【0031】図3に詳細に示す如く、摩擦精穀ロール5
6の周囲には略6角形(変形12角形)の筒状に形成さ
れた摩擦精穀筒58が設けられている。摩擦精穀筒58
と摩擦精穀ロール56との間には摩擦精穀室60が形成
されており、摩擦精穀室60は上記送穀室48を介して
上記研削精穀室42の下方(下流)側に連通している。
摩擦精穀筒58は上仕切枠14と下仕切枠18の間に配
置されると共に、摩擦精穀筒58の周面には多数の摩擦
除糠孔58Aが形成されている。摩擦精穀筒58は軸方
向に沿って2つに分割可能とされており、摩擦精穀筒5
8の周囲は、右精穀筒枠62Aと左精穀筒枠62Bとで
構成される精穀筒枠62によって外側から押さえ付けら
れている。右精穀筒枠62A及び左精穀筒枠62Bの一
端は1組の縦支軸64A、64Bによってそれぞれ軸着
されると共に、右精穀筒枠62A及び左精穀筒枠62B
の他端は固定ボルト66で締め付けられており、このた
め、精穀筒枠62を開くことにより摩擦精穀筒58を交
換できる。
【0032】精穀筒枠62の外側には筒状の外郭筒68
が設けられている。外郭筒68の側壁には糠排出管70
が固定されており、外郭筒68の内側には摩擦除糠室7
2が形成されている。なお、糠排出管70は、ブロワ
(図示省略)に連結されている。摩擦精穀筒58を交換
する際には、外郭筒68一端側に設けられた固定ボルト
73を緩めて外郭筒68を左右に分解することにより、
外郭筒68が開かれる。また、外郭筒68の一端側(固
定ボルト73で締め付けられている側)に対向するケー
ス12の側壁にはカバー74が設けられており、カバー
74はネジ76によってケース12を開閉自在としてい
る。このため、ネジ76を緩めてカバー74を開くこと
によってケース12内に摩擦精穀筒58を脱着可能とさ
れている。
【0033】第2回転軸22には摩擦精穀ロール56下
側において円筒状のスリーブ78が軸受を介して回転自
在(第2回転軸22に対して非回転可能)に軸支されて
おり、スリーブ78の外周(摩擦精穀室60下端部の穀
粒排出口60A)には精穀抵抗弁80が設けられてい
る。精穀抵抗弁80は、スリーブ78の外周に被さって
上下摺動自在とされると共に、中間部が漏斗状に広がっ
ている。精穀抵抗弁80の下部には抵抗弁リンク枠82
の一端が回動自在に支持されており、抵抗弁リンク枠8
2の略中央部は下仕切枠18に対し回動自在に支持され
ている。抵抗弁リンク枠82の他端は精穀抵抗調節ばね
84を介して精穀抵抗調節モータ86に連結されてお
り、この精穀抵抗調節モータ86を操作することによ
り、精穀抵抗調節ばね84及び抵抗弁リンク枠82を介
して精穀抵抗弁80に付与する抵抗(圧力)が調整さ
れ、研削精穀室42及び摩擦精穀室60内の穀粒に所定
の圧力が付与される。
【0034】第2回転軸22には精穀抵抗弁80の下方
において漏斗状の排出盤88が嵌着されており、排出盤
88は第2回転軸22と一体に回転する。排出盤88
は、上記縦固定筒26と一体に形成された鍔状の支持台
90内に配置されている。支持台90には排出樋92が
固定されており、精穀が終了して摩擦精穀室60から支
持台90内に落下した穀粒が、回転する排出盤88によ
って排出樋92からケース12外に排出される。
【0035】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0036】以上の構成の研削摩擦精穀装置10では、
モータの駆動軸を回転させることで、第3プーリ、第1
ベルト及び第1プーリ28を介して第1回転軸38を回
転させると共に、第4プーリ、第2ベルト及び第2プー
リ46を介して第2回転軸22を回転させる。これによ
り、同一軸芯上に配置された研削精穀ロール40、送穀
ロール44、摩擦精穀ロール56及び排出盤88を回転
駆動させる。また、米や麦の穀粒を送穀管16を介して
供給ホッパー(図示省略)に供給すると、研削精穀室4
2内にこの穀粒が供給される。
【0037】研削精穀室42内では、この穀粒に研削精
穀ロール40の螺旋突条40Aにより軸方向下側への搬
送力を付与しつつ、この穀粒の表面を研削精穀筒34内
周面の砥粒34Aにより研削する。
【0038】研削精穀室42で研削精穀が終了した穀粒
は、回転する研削精穀ロール40の螺旋突条40Aの穀
粒搬送力及び自由落下により送穀室48内に搬送され、
回転する送穀ロール44の送穀螺旋44Aによって摩擦
精穀室60内へ搬送される。
【0039】摩擦精穀室60内へ搬送された穀粒は摩擦
精穀ロール56の平行突条56Aにより攪拌され、穀粒
相互間に作用する摩擦力によって穀粒表面の糠層が引き
裂かれるようにして取り除かれる。
【0040】また、精穀抵抗調節モータ86を操作する
ことにより、精穀抵抗調節ばね84及び抵抗弁リンク枠
82を介して精穀抵抗弁80に付与する抵抗(圧力)が
調整され、研削精穀室42及び摩擦精穀室60内の穀粒
に所定の圧力が付与される。
【0041】摩擦精穀室60で摩擦精穀が終了した穀粒
は、支持台90内に落下し、回転する排出盤88によっ
て排出樋92からケース12外に排出される。
【0042】以上のように、研削精穀筒34で精穀の荒
仕上げを行いかつ摩擦精穀ロール56で精穀の仕上げを
行うことができるため、摩擦精穀ロールのみで精穀する
場合に比し精穀処理能力を向上させて精穀能率を高める
ことができる。
【0043】なお、ブロワ(図示省略)により送風され
た空気は、吹込筒30及び吹込室32を介して吹込穴2
2Aから第1回転軸38と第2回転軸22との隙間に吹
き込まれ、噴風口22Bを介して噴風孔56Bから摩擦
精穀室60に噴出される。摩擦精穀室60に噴出された
空気は、ブロワ(図示省略)により吸気されて、摩擦除
糠孔58A及び摩擦除糠室72を介して、糠排出管70
から排出される。これにより、研削精穀室42及び摩擦
精穀室60において精穀処理され取り除かれた穀粒表面
の糠層(糠粉)が、摩擦精穀室60、摩擦除糠孔58A
及び摩擦除糠室72を介して、糠排出管70から排出さ
れる。
【0044】ここで、モータは第1回転軸38及び第2
回転軸22に係合された駆動軸を有しており、この駆動
軸が回転されることで、第1回転軸38の回転数が第2
回転軸22の回転数より大幅に大きくされて第1回転軸
38及び第2回転軸22が回転される。すなわち、第1
回転軸38に設けられた第1プーリ28の直径が第2回
転軸22に設けられた第2プーリ46の直径より小さく
されると共に、第1回転軸38に係合された駆動軸の第
3プーリの直径が第2回転軸22に係合された駆動軸の
第4プーリの直径より大きくされているため、第1プー
リ28の回転数を第2プーリ46の回転数より大幅に大
きくして、第1回転軸38の回転数を第2回転軸22の
回転数より大幅に大きくすることができる。このため、
研削精穀ロール40の回転数が摩擦精穀ロール56の回
転数よりも大幅に大きくなり、これにより、研削精穀ロ
ール40の直径が摩擦精穀ロール56の直径と同程度で
あっても、研削精穀ロール40の周速度を摩擦精穀ロー
ル56の周速度より大幅に大きくすることができる。
【0045】したがって、研削精穀ロール40の直径を
摩擦精穀ロール56の直径に比し大きくする必要がな
く、研削摩擦精穀装置10を小型化することができる。
【0046】さらに、モータは1つでよいため、研削摩
擦精穀装置10を安価にすることができる。
【0047】また、上述の如く第1プーリ28の直径を
第2プーリ46の直径より小さくすると共に、第3プー
リの直径を第4プーリの直径より大きくすることで、第
1回転軸38の回転数を第2回転軸22の回転数より大
幅に大きくすることができるため、容易に研削精穀ロー
ル40の周速度を摩擦精穀ロール56の周速度より大幅
に大きくすることができる。
【0048】なお、本実施の形態では、研削精穀ロール
40の螺旋突条40Aの穀粒搬送力により摩擦精穀室6
0内の穀粒に圧力を付与できるため、送穀室48は必ず
しも必要なく、送穀室48(送穀ロール44(送穀螺旋
44A含む)及び固定筒24の下側)を設けない構成と
してもよい。これにより、研削摩擦精穀装置を一層安価
にできると共に一層小型化できる。
【0049】また、本実施の形態では、研削精穀筒34
の内周面全体に砥粒34Aを設けた構成としたが、研削
精穀筒の内周面の一部に砥粒を設けた構成としてもよい
し、研削精穀筒全体を砥粒と結合剤とで固結した構成と
してもよい。 (変形例)図4には、本実施の形態の変形例に係る研削
摩擦精穀装置100の内部構造が一部破断した正面図に
て示されている。
【0050】本変形例に係る研削摩擦精穀装置100で
は、ケース12上壁と上仕切枠14との間に送穀部10
2及び研削精穀部104が設けられている。
【0051】ケース12内の上部には、筒状の固定筒1
06が設けられている。固定筒106の上端はケース1
2上壁に固定されると共に固定筒106の下端は上仕切
枠14に固定されており、固定筒106の内部には第1
回転軸38が配置されている。ケース12の上壁には、
固定筒106に対応して供給ホッパー36の末端が固定
されている。固定筒106内と供給ホッパー36内とは
連通しており、米や麦の穀粒が供給ホッパー36に供給
されると固定筒106内にこの穀粒が供給される。供給
ホッパー36内には送穀管16の端部が挿入されてお
り、送穀管16を介して穀粒が搬送されて、供給ホッパ
ー36に穀粒が供給される。
【0052】第1回転軸38上端には円筒状の送穀ロー
ル44が一体に嵌着されており、送穀ロール44の外周
面には螺旋状の送穀螺旋44Aが形成されている。送穀
ロール44の周囲は上記固定筒106の上側で包囲され
ており、送穀ロール44と固定筒106上側との間に送
穀室48が形成されている。第1回転軸38を回転させ
ると送穀ロール44が一体に回転し、送穀螺旋44Aに
よって送穀室48内の穀粒を下方へ搬送する。
【0053】固定筒106の下側には円筒状の研削精穀
筒108が形成されており、研削精穀筒108の周面に
は多数の研削除糠孔108Aが形成されている。
【0054】研削精穀筒108内には略円筒状の研削精
穀ロール110が設けられており、研削精穀筒108と
研削精穀ロール110との間に研削精穀室112が形成
されている。研削精穀ロール110の直径は、摩擦精穀
ロール56の直径と同程度とされている。
【0055】図2に詳細に示す研削精穀筒34の内周面
と同様に、研削精穀ロール110の外周面全体には、砥
粒110Aを備えている。砥粒110Aは炭化珪素等
(超硬質粒)からなり、尖った刃先部分が露出した状態
で結合剤110Bによって研削精穀ロール110の外周
面に固着されている。
【0056】また、固定筒106の周囲は研削外郭筒1
14によって包囲されており、研削外郭筒114の側壁
には研削排出管116が固定されている。研削排出管1
16は糠排出管70に連通されており、研削外郭筒11
4の内側には研削除糠室118が形成されている。
【0057】なお、他の構成は上記実施の形態と同様で
ある。
【0058】次に、本変形例の作用を説明する。
【0059】以上の構成の研削摩擦精穀装置100で
は、上記実施の形態と同様にモータによって第1回転軸
38及び第2回転軸22を回転させることで、研削精穀
ロール110、送穀ロール44、摩擦精穀ロール56及
び排出盤88を回転駆動させる。また、米や麦の穀粒を
送穀管16を介して供給ホッパー(図示省略)に供給す
ると、送穀室48内にこの穀粒が供給される。
【0060】送穀室48内に供給された穀粒は、回転す
る送穀ロール44の送穀螺旋44Aによって研削精穀室
112内へ搬送される。
【0061】研削精穀室112内では、この穀粒の表面
を研削精穀ロール110外周面の砥粒110Aにより研
削する。研削精穀室112内の穀物には回転する送穀ロ
ール44の送穀螺旋44Aによって軸方向下側への搬送
力が付与されるため、研削精穀ロール110の周囲で穀
粒がブロッキング(穀粒が詰まってしまうこと)を起こ
す危険性が低くされている。
【0062】研削精穀室112で研削精穀が終了した穀
粒は、回転する送穀ロール44の送穀螺旋44Aの穀粒
搬送力及び自由落下により摩擦精穀室60内に搬送され
る。
【0063】摩擦精穀室60内へ搬送された穀粒は摩擦
精穀ロール56の平行突条56Aにより攪拌され、穀粒
相互間に作用する摩擦力によって穀粒表面の糠層が引き
裂かれるようにして取り除かれる。
【0064】また、精穀抵抗調節モータ86を操作する
ことにより、精穀抵抗調節ばね84及び抵抗弁リンク枠
82を介して精穀抵抗弁80に付与する抵抗(圧力)が
調整され、研削精穀室112及び摩擦精穀室60内の穀
粒に所定の圧力が付与される。
【0065】摩擦精穀室60で摩擦精穀が終了した穀粒
は、支持台90内に落下し、回転する排出盤88によっ
て排出樋92からケース12外に排出される。
【0066】以上のように、研削精穀ロール110で精
穀の荒仕上げを行いかつ摩擦精穀ロール56で精穀の仕
上げを行うことができるため、摩擦精穀ロールのみで精
穀する場合に比し精穀処理能力を向上させて精穀能率を
高めることができる。
【0067】なお、ブロワ(図示省略)により送風され
た空気は、吹込筒30及び吹込室32を介して吹込穴2
2Aから第1回転軸38と第2回転軸22との隙間に吹
き込まれ、噴風口22Bを介して噴風孔56Bから摩擦
精穀室60に噴出される。摩擦精穀室60に噴出された
空気は、ブロワ(図示省略)により吸気されて、研削精
穀室112、研削除糠孔108A、研削除糠室118及
び研削排出管116を介して、または、摩擦除糠孔58
A及び摩擦除糠室72を介して、糠排出管70から排出
される。これにより、精穀処理され取り除かれた穀粒表
面の糠層(糠粉)が、研削精穀室112、研削除糠孔1
08A、研削除糠室118及び研削排出管116を介し
て、または、摩擦精穀室60、摩擦除糠孔58A及び摩
擦除糠室72を介して、糠排出管70から排出される。
【0068】本変形例でも上記実施の形態と同様の効果
を得ることができる。
【0069】なお、上記変形例では、研削精穀ロール1
10の外周面全体に砥粒110Aを設けた構成とした
が、研削精穀ロールの外周面の一部に砥粒を設けた構成
としてもよいし、研削精穀ロール全体を砥粒と結合剤と
で固結した構成としてもよい。
【0070】
【発明の効果】請求項1に記載の研削摩擦精穀装置で
は、駆動手段によって第1回転軸の回転数が第2回転軸
の回転数より大きくされて第1回転軸及び第2回転軸が
回転される。これにより、研削精穀ロールの直径が摩擦
精穀ロールの直径と同程度であっても、研削精穀ロール
の周速度を摩擦精穀ロールの周速度より大きくすること
ができる。したがって、研削精穀ロールの直径を摩擦精
穀ロールの直径に比し大きくする必要がなく、研削摩擦
精穀装置を小型化することができる。さらに、駆動手段
は1つでよいため、研削摩擦精穀装置を安価にすること
ができる。
【0071】請求項2に記載の研削摩擦精穀装置では、
第1回転軸に設けられた第1プーリの直径が第2回転軸
に設けられた第2プーリの直径より小さくされているた
め、第1プーリの回転数を第2プーリの回転数より大き
くして、第1回転軸の回転数を第2回転軸の回転数より
大きくすることができる。このため、容易に研削精穀ロ
ールの回転数を摩擦精穀ロールの回転数よりも大きくす
ることができる。
【0072】請求項3に記載の研削摩擦精穀装置では、
第1回転軸に係合された第3プーリの直径が第2回転軸
に係合された第4プーリの直径より大きくされているた
め、第1回転軸の回転数を第2回転軸の回転数より大き
くすることができる。このため、容易に研削精穀ロール
の回転数を摩擦精穀ロールの回転数よりも大きくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る研削摩擦精穀装置の
内部構造を示す一部破断した正面図である。
【図2】研削精穀筒の断面図である。
【図3】図1の3−3線断面図である。
【図4】本実施の形態の変形例に係る研削摩擦精穀装置
の内部構造を示す一部破断した正面図である。
【符号の説明】
10 研削摩擦精穀装置 2 研削精穀部 6 摩擦精穀部 28 第1プーリ 34 研削精穀筒 34A 砥粒 40 研削精穀ロール 40A 螺旋突条 42 研削精穀室 56 摩擦精穀ロール 56A 平行突条(突条) 58 摩擦精穀筒 60 摩擦精穀室 46 第2プーリ 100 研削摩擦精穀装置 104 研削精穀部 108 研削精穀筒 110 研削精穀ロール 110A 砥粒 112 研削精穀室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松山 晃悦 山形県天童市大字老野森404番地 株式会 社山本製作所内 (72)発明者 結城 賢二 山形県天童市大字老野森404番地 株式会 社山本製作所内 (72)発明者 武田 俊広 山形県天童市大字老野森404番地 株式会 社山本製作所内 (72)発明者 久保田 興太郎 埼玉県大宮市日進町1丁目40番地2 (72)発明者 日高 靖之 埼玉県大宮市日進町1丁目40番地2 (72)発明者 市川 友彦 埼玉県大宮市日進町1丁目40番地2 Fターム(参考) 4D043 DE02 DE51 DE56 DH15 DH63 DH68 DH76 HC06 HD02 HD03 JA03 JA09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸状とされた研削精穀ロールと、前記研
    削精穀ロールに一体に設けられ回転されることで前記研
    削精穀ロールを回転させる第1回転軸と、筒状とされ前
    記研削精穀ロールが内部に配置された研削精穀筒と、研
    削精穀ロールの外周面及び前記研削精穀筒の内周面の少
    なくとも一方に設けられた砥粒と、を有し、前記研削精
    穀ロールと前記研削精穀筒との間に研削精穀室が形成さ
    れた研削精穀部と、 軸状とされると共に前記研削精穀ロールと同一軸芯上に
    配置された摩擦精穀ロールと、前記摩擦精穀ロールに一
    体に設けられると共に前記第1回転軸の外側に配置され
    回転されることで前記摩擦精穀ロールを前記研削精穀ロ
    ールと独立して回転させる第2回転軸と、筒状とされ前
    記摩擦精穀ロールが内部に配置された摩擦精穀筒と、前
    記摩擦精穀ロールの外周面に軸方向に沿って設けられた
    複数の突条と、を有し、前記摩擦精穀ロールと前記摩擦
    精穀筒との間に前記研削精穀室の下流側に位置する摩擦
    精穀室が形成された摩擦精穀部と、 前記第1回転軸及び第2回転軸に係合された駆動軸を有
    し、前記駆動軸を回転させることで前記第1回転軸の回
    転数を前記第2回転軸の回転数より大きくして前記第1
    回転軸及び第2回転軸を回転させる駆動手段と、 を備えた研削摩擦精穀装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段は、 前記第1回転軸に設けられ、前記駆動軸に係合された第
    1プーリと、 前記第1プーリより直径が大きくされて前記第2回転軸
    に設けられ、前記駆動軸に係合された第2プーリと、 を有し、前記駆動軸を回転させることで前記第1プーリ
    及び第2プーリを回転させて前記第1回転軸及び第2回
    転軸を回転させる、 ことを特徴とする請求項1記載の研削摩擦精穀装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段は、 前記駆動軸に設けられ、前記第1回転軸に係合された第
    3プーリと、 前記第3プーリより直径が小さくされて前記駆動軸に設
    けられ、前記第2回転軸に係合された第4プーリと、 を有し、前記駆動軸を回転させて前記第3プーリ及び第
    4プーリを回転させることで前記第1回転軸及び第2回
    転軸を回転させる、 ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の研削摩
    擦精穀装置。
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