JP2001204857A - メタルウッド用ゴルフクラブヘッド - Google Patents

メタルウッド用ゴルフクラブヘッド

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JP2001204857A
JP2001204857A JP2000015846A JP2000015846A JP2001204857A JP 2001204857 A JP2001204857 A JP 2001204857A JP 2000015846 A JP2000015846 A JP 2000015846A JP 2000015846 A JP2000015846 A JP 2000015846A JP 2001204857 A JP2001204857 A JP 2001204857A
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JP
Japan
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ball
head
golf club
club head
metal wood
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JP2000015846A
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Inventor
Shuichi Noguchi
修一 野口
Yoshihiro Fujikawa
良宏 藤川
Yasuyuki Ota
泰之 大田
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Mizuno Corp
Original Assignee
Mizuno Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、優れた飛距離特性を発揮するフェ
アウエイ用のメタルウッド用ゴルフクラブヘッドを提供
する。 【解決手段】 本発明に係るメタルウッド用ゴルフクラ
ブヘッドは、中空部を有するメタルウッド用ゴルフクラ
ブヘッドであって、フェース面の面積が26(cm2
以下であり、ボールの入射速度:48.8(m/s)、
ボールの反射速度:v(m/s)、ヘッド質量:M
(g)、ボール質量:m(g)、ヘッドの反発係数:ε
としたとき、フェース面の反発最高点にボールを衝突さ
せた場合、ε={(v/48.8)×(M+m)+m}/M
≧0.800の関係を満たすことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れた飛距離特性
を発揮するフェアウエイ用のメタルウッドゴルフクラブ
ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フェアウエイ用のメタルウッドゴ
ルフクラブヘッドの設計においては、フェアウェイショ
ットではティーアップできないため、スイートスポット
で打球できるようにするためにはフェース高さを低くせ
ざるを得ず、それに伴い、フェース面積、ヘッドの体積
がドライバーに比較して小さく設計されている。しか
し、ヘッド体積を小さくしフェース面積を小さく設計す
ることには限界があり、最高反発点と打球点とが一致せ
ず、満足な飛距離が得られれていないのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、フェ
ース面の高さが低く設計されるフェアウェイウッドに用
いられるメタルウッド用ゴルフクラブヘッドであって、
飛距離特性に優れたヘッドを提供することを目的とす
る。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、中空部を有するメタルウッド用ゴルフク
ラブヘッドにおいて、フェース面の面積が26(c
2)以下であり、ボールの入射速度:48.8(m/
s)、ボールの反射速度:v(m/s)、ヘッド質量:
M(g)、ボール質量:m(g)、ヘッドの反発係数:
εとしたとき、フェース面の反発最高点にボールを衝突
させた場合、 ε={(v/48.8)×(M+m)+m}/M≧0.80
0 の関係を満たすことを特徴とするメタルウッド用ゴルフ
クラブヘッドである。
【0004】
【発明の実施の形態】本発明に係るメタルウッド用ゴル
フクラブヘッドは、中空部を有するメタルウッドゴルフ
クラブヘッドであって、ヘッド本体に用いられる金属素
材としては、SUS630等のステンレス鋼、α型チタ
ン、β型チタンあるいはαβ型チタン、または各種チタ
ン合金、アルミニュウム合金など従来から用いられてい
る金属素材から適宜選択される。
【0005】該メタルウッド用ゴルフクラブヘッドは、
フェアウェイウッド用であるため、そのフェース面の面
積は、26cm2以下であり、25〜20cm2であるこ
とが好ましい。また、フェース面高さは33mm以上3
9mm以下であり、ロフト角は12°以上20°以下で
あり、更にはヘッド体積が200ml以下であることが
好ましい。
【0006】本発明に係るメタルウッドゴルフクラブヘ
ッドは、最高反発点における反発係数εが0.800以
上であることを特徴とする。ここで、最高反発点とは、
ゴルフクラブヘッドのフェース面上において、最も反発
性の高い点であって、この点でゴルフボールを打球する
とき最も飛距離を伸ばすことができる。最高反発点は、
フェース面の形状、材質などにより決定される点であ
り、実打試験等により決定される。
【0007】また、反発係数εとは、ゴルフボールに対
するヘッド本体の反発係数であり、ゴルフボールを4
8.8(m/s)の速度でヘッドのフェース面に、衝突
させたときの入射速度と反射速度を測定することにより
算出される。すなわち、ボールの入射速度:48.8
(m/s)、ボールの反射速度:v(m/s)、ヘッド
質量:M(g)、ボール質量:m(g)、ヘッドの反発
係数:εとしたとき、反発係数εは次式で表される。 ε={(v/48.8)×(M+m)+m}/M
【0008】本発明において、最高反発点における反発
係数εを0.800以上にするためには、ヘッド本体の
重心を低くすることにより実現される。すなわち、ソー
ルプレートをヘッド本体に比較して比重の大きい素材で
形成したり、ソール部に質量体を固着すること等の手段
を用いる。この際、本発明に係るメタルウッド用ゴルフ
クラブヘッドをフェアウェイウッドクラブとして適用す
るためには、フェース面高さが33mm以上39mm以
下、ロフト角が12°以上20°以下、及びヘッド体積
が200ml以下であることが望ましい。
【0009】
【実施例】以下、図面を引用して本願発明の実施例を説
明する。図1は、本発明に係るメタルウッド用ゴルフク
ラブヘッドのクラウン部をはずしたときに、クラウン側
から見たときのヘッド本体の内部構造を示す。図1に示
すように、本実施例において、ヘッドの重心位置を下げ
て最高反発点の反発係数を向上させるために、ヘッド本
体1のソール部上面のフェース側から約15mmの位置
に60gの質量体2を取付ける。該質量体2は、2種類
の金属部材を一体成型したものであり、ソール部3と同
一または同質金属からなる板状部材4と、ヘッド本体1
より比重の大きい金属からなる重り部材5からなる。具
体的には、ヘッド本体1、ソール部3及び板状部材4
は、それぞれチタン合金からなり、重り部材5はチタン
合金よりも比重の大きいステンレスからなる。
【0010】図2にフェース部6をはずしたときにフェ
ース側から見た内部構造図を示す。図2に示すように、
質量体2を構成する板状部材4は、ソール部3の曲率半
径よりも大きい曲率半径を持った形状になっている。そ
のため、重り部材5をビス8等所定の方法で該板状部材
4に固着され、該板状部材4をソール部3に溶接固定す
ることができ、しかも、ソール部3の上面に板状部材4
の裏面全面を直接溶接するのではなく、トウ・ヒール両
側の端部のみに溶接部7を設け、溶接することによって
質量体2がソール部上で橋架け状態になるように取付け
る。そうすることにより、打球した際に生ずるソール部
3のたわみを損失することなく反発性を維持することが
でき、また、平板状の板状部材を用いた場合よりも前記
重り部材5をより低い位置に固定することができる。
【0011】図3に、本発明に係るメタルウッド用ゴル
フクラブヘッドのフェース部6のスイートスポット位置
Sに、ボールを衝突させたときの打球痕8を示す。図4
に、通常のメタルウッド用ゴルフクラブヘッドのスイー
トスポット位置にボールを衝突させたときの打球痕を示
す。なお、ボールのスピードが48.8m/sであると
き、フェース部6に残るボールの打球痕8の半径は約2
6mmである。図3と図4を比較するとわかるように、
図4に示す通常のメタルウッド用ゴルフクラブヘッドに
おいては、スイートスポット位置S′が高く、スイート
スポット位置付近にある最高反発点も相当高い位置にあ
り、該最高反発点で打球しようとするため打球痕はフェ
ース部6をはみ出しているのがわかる。このような状態
では、フェース部6とボールの接触時にフェース部6、
ヘッド本体1及びソール部3に発生する撓みによる反発
力が有効に生かすことができない。また、従来のスイー
トスポット位置S′がフェース部6のほぼ中心を外れて
トップエッジよりに偏移しているため、スイートスポッ
ト付近にある最高反発点の反発係数もかなり低く、ε′
=0.780程度である。
【0012】一方、図3に示す本発明に係るメタルウッ
ド用ゴルフクラブヘッドにおいては、スイートスポット
位置Sが低く下がっているため、スイートスポット位置
付近にある最高反発点がフェース部6のほぼ中心に一致
していることがわかる。打球痕8もフェース部6の中心
に位置していることから、フェース部6とボールの接触
時にフェース部6、ヘッド本体1及びソール部3に発生
する撓みによる反発力が有効に生かされているといえ
る。また、スイートスポット位置Sがフェース部6のほ
ぼ中心に位置しており、スイートスポット付近にある最
高反発点の反発係数も高い値し示し、ε=0.807程
度である。
【0013】次に図5に各種ヘッドにおけるボール入射
速度を変えたときの反発係数の値を示す。図5から分る
ように、ボール入射速度と反発係数の関係は一次式で近
似でき、ボールの入射速度が速くなるほど反発係数が小
さくなることがわかる。また、図中の各直線はそれぞれ
フェアウエイ用ウッド1、フェアウェイウッド2、本発
明を適用したフェアウェイウッド、基準ライン、ドライ
バーヘッド1、ドライバーヘッド2である。ここで、基
準ラインとは、 ε=−0.00290v+0.94118 の一次式で表され、ボール入射速度が48.8(m/
s)のときに、反発係数が0.800となる線である。
次に、各直線について説明する。ドライバーヘッド1,
2のボール入射速度が48.8(m/s)のときの反発
係数は、それぞれ0.804と0.823であって、そ
れぞれ前記基準ラインを上回っている。一方、従来のフ
ェアウエイ用ウッド1、2のボール入射速度が48.8
(m/s)のときの反発係数は、それぞれ0.778と
0.789であって、それぞれ前記基準ラインのを下回
る。つまり、ドライバーウッドはフェース面積が大きく
設計できるため、大きな反発係数を得ることは容易であ
る一方、本発明のフェアウエイ用ウッドにおいても、ボ
ール入射速度が48.8(m/s)のときの反発係数は
0.807となり、優れた反発特性のヘッドであること
がわかる。上記のように構成されたフェアウエイ用ゴル
フクラブヘッドは、フェース部の反発最高点における反
発係数が0.800以上であるため、フェース部に発生
する撓みを最大限に反発に生かしており、非常に優れた
反発係数を得ることができるものである。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、特に
フェアウエイ用のメタルウッドゴルフクラブヘッドにお
いて、非常に優れた反発係数を得ることができ、優れた
飛距離特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るメタルウッド用ゴルフク
ラブヘッドのクラウン側から見た内部構造を示す図であ
る。
【図2】図2は、本発明に係るメタルウッド用ゴルフク
ラブヘッドのフェース側から見た内部構造を示す図であ
る。。
【図3】図3は、本発明に係るメタルウッド用ゴルフク
ラブヘッドのフェース部のスイートスポット位置に、ボ
ールを衝突させたときの打球痕を示す。
【図4】図3は、従来のメタルウッド用ゴルフクラブヘ
ッドのフェース部のスイートスポット位置に、ボールを
衝突させたときの打球痕を示す。
【図5】図5は、各種ヘッドにおけるボール入射速度を
変えたときの反発係数の値を示すグラフである。
【符号の説明】
1 ヘッド本体 2 質量体 3 ソール部 4 板状部材 5 重り部材 6 フェース部 7 溶接部 8 ビス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空部を有するメタルウッド用ゴルフク
    ラブヘッドにおいて、フェース面の面積が26(c
    2)以下であり、ボールの入射速度:48.8(m/
    s)、ボールの反射速度:v(m/s)、ヘッド質量:
    M(g)、ボール質量:m(g)、ヘッドの反発係数:
    εとしたとき、フェース面の反発最高点にボールを衝突
    させた場合、 ε={(v/48.8)×(M+m)+m}/M≧0.80
    0 の関係を満たすことを特徴とするメタルウッド用ゴルフ
    クラブヘッド。
JP2000015846A 2000-01-25 2000-01-25 メタルウッド用ゴルフクラブヘッド Pending JP2001204857A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8678949B2 (en) 2011-10-19 2014-03-25 Bridgestone Sports Co., Ltd Golf club head and manufacturing method for the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040212