JP2001202363A - ハイパーメディア表現装置 - Google Patents
ハイパーメディア表現装置Info
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 10
- 230000010365 information processing Effects 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 25
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000006870 function Effects 0.000 description 4
- FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N benzyl N-[2-hydroxy-4-(3-oxomorpholin-4-yl)phenyl]carbamate Chemical compound OC1=C(NC(=O)OCC2=CC=CC=C2)C=CC(=C1)N1CCOCC1=O FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
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- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Document Processing Apparatus (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 マークアップ言語のハイパーメディア文書の
プレゼンテーションにおいて、プログラミング言語によ
るアプリケーションに頼ることなく、メディアデータの
入出力機器を簡単にかつ統一的な記述で制御し、表現力
や臨場感を向上させることを目的とする。 【解決手段】 ハイパーメディア文書内のメディアデー
タに関する記述に、入出力機器種別を記述する情報を付
加し、ハイパーメディア表現装置はメディアデータと入
出力機器種別情報と関連付けメディアデータを表現す
る。
プレゼンテーションにおいて、プログラミング言語によ
るアプリケーションに頼ることなく、メディアデータの
入出力機器を簡単にかつ統一的な記述で制御し、表現力
や臨場感を向上させることを目的とする。 【解決手段】 ハイパーメディア文書内のメディアデー
タに関する記述に、入出力機器種別を記述する情報を付
加し、ハイパーメディア表現装置はメディアデータと入
出力機器種別情報と関連付けメディアデータを表現す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マークアップ言語
で書かれたハイパーメディア文書でメディアデータを組
み合わせてプレゼンテーションを行うハイパーメディア
表現装置に関するものである。
で書かれたハイパーメディア文書でメディアデータを組
み合わせてプレゼンテーションを行うハイパーメディア
表現装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、計算端末装置上で、文字や画像、
音声、映像等のメディアデータを組み合わせるハイパー
メディア文書のプレゼンテーションを行うアプリケーシ
ョンが普及している。ここでマークアップ言語によるハ
イパーメディア文書とは、文書構造を構成するメディア
要素によりメディアデータが表現される振る舞いを記述
し、それらの要素に実際のメディアデータをリンクして
つまり有機的に関連付けて表現し、ハイパーリンクによ
り逐次表現していくことを可能にする構造化文書データ
である。コンピュータ上では、従来論文や数値データの
検索といったテキストの表現から、画像や音声、映像等
の様々なメディアデータを扱えるようになっている。
音声、映像等のメディアデータを組み合わせるハイパー
メディア文書のプレゼンテーションを行うアプリケーシ
ョンが普及している。ここでマークアップ言語によるハ
イパーメディア文書とは、文書構造を構成するメディア
要素によりメディアデータが表現される振る舞いを記述
し、それらの要素に実際のメディアデータをリンクして
つまり有機的に関連付けて表現し、ハイパーリンクによ
り逐次表現していくことを可能にする構造化文書データ
である。コンピュータ上では、従来論文や数値データの
検索といったテキストの表現から、画像や音声、映像等
の様々なメディアデータを扱えるようになっている。
【0003】一方、携帯電話端末や情報家電端末におい
ても、マークアップ言語による簡単なハイパーメディア
を表現する処理ができるようになり、どこでも手軽に利
用できるようになってきた。
ても、マークアップ言語による簡単なハイパーメディア
を表現する処理ができるようになり、どこでも手軽に利
用できるようになってきた。
【0004】WWW(World Wide Web)に
おいては、HTML(HyperText Marku
p Language)やSMIL(Synchron
ized Multimedia Integratio
n Language)といったマークアップ言語で記
述されたハイパーメディア文書が利用されている。これ
らの言語を利用してハイパーメディア文書を記述した場
合、異なる端末間でも、例えばSMIL仕様に準拠したブラ
ウザソフトウェアを搭載することにより、プレゼンテー
ションできるという利点がある。
おいては、HTML(HyperText Marku
p Language)やSMIL(Synchron
ized Multimedia Integratio
n Language)といったマークアップ言語で記
述されたハイパーメディア文書が利用されている。これ
らの言語を利用してハイパーメディア文書を記述した場
合、異なる端末間でも、例えばSMIL仕様に準拠したブラ
ウザソフトウェアを搭載することにより、プレゼンテー
ションできるという利点がある。
【0005】プレゼンテーションを行うマークアップ現
で書かれたハイパーメディア文書には、文字や画像、音
声、映像等といったメディアデータの表現位置や見え
方、時間、振る舞いが記述される。この記述では、実際
のメディアデータをハイパーメディア文書内に含める記
述も、メディアデータや他の文書を逐次取り込んでいく
ハイパーリンクという仕組みで参照される記述も可能で
ある。このメディアデータを取り込む記述では、表現さ
れるメディアデータは一般的にファイル名で指定された
り、データそのものが直接記述されたりする。
で書かれたハイパーメディア文書には、文字や画像、音
声、映像等といったメディアデータの表現位置や見え
方、時間、振る舞いが記述される。この記述では、実際
のメディアデータをハイパーメディア文書内に含める記
述も、メディアデータや他の文書を逐次取り込んでいく
ハイパーリンクという仕組みで参照される記述も可能で
ある。このメディアデータを取り込む記述では、表現さ
れるメディアデータは一般的にファイル名で指定された
り、データそのものが直接記述されたりする。
【0006】図3に従来のマークアップ言語で書かれた
ハイパーメディア文書の記述例とその表現例を示す。マ
ークアップ言語でのハイパーメディア文書は、メディア
データを指し示すメディア要素と、メディアデータを有
機的に結合して表現するために必要な属性情報や関連情
報から構成される。文書にテキストのデータや表現した
い画像のファイル名をメディア要素31、32に記述し
ておくと、プレゼンテーションでは文書の表現記述どお
りに、テキストとリンク先の実際の画像が表示される。
こういった言語でハイパーメディア文書を記述すると、
ユーザが簡単にハイパーメディア文書を編集でき、ま
た、プレゼンテーションを行うアプリケーションや表現
装置として高価で特殊な専用端末を用いる必要がなく、
汎用コンピュータを用いて手軽にハイパーメディア文書
のプレゼンテーションができる。
ハイパーメディア文書の記述例とその表現例を示す。マ
ークアップ言語でのハイパーメディア文書は、メディア
データを指し示すメディア要素と、メディアデータを有
機的に結合して表現するために必要な属性情報や関連情
報から構成される。文書にテキストのデータや表現した
い画像のファイル名をメディア要素31、32に記述し
ておくと、プレゼンテーションでは文書の表現記述どお
りに、テキストとリンク先の実際の画像が表示される。
こういった言語でハイパーメディア文書を記述すると、
ユーザが簡単にハイパーメディア文書を編集でき、ま
た、プレゼンテーションを行うアプリケーションや表現
装置として高価で特殊な専用端末を用いる必要がなく、
汎用コンピュータを用いて手軽にハイパーメディア文書
のプレゼンテーションができる。
【0007】図9と図10は従来のハイパーメディア文
書をプレゼンテーションする装置の構成と処理の流れを
示す。従来のハイパーメディア文書の処理は、ハイパー
メディア文書解析手段11と出力表現リンク手段12に
よって行われる。ハイパーメディア文書解析手段11は
マークアップ言語で書かれたハイパーメディア文書をハ
イパーメディア蓄積装置から取得する(処理1)。そし
て、ハイパーメディア文書の字句・構文解析を行い、メ
ディア要素や関連する属性情報を切り出し、メディアデ
ータとその表現の仕方を記述する情報であるメディア情
報を取り出す(処理2)。出力表現リンク手段12は、
メディア情報に記述されるメディアデータを取得し(処
理3)、メディア情報に記述される表現位置に関連付け
て出力情報を生成し(処理4)、ハイパーメディア表現
を行う(プレゼンテーション)(処理5)。
書をプレゼンテーションする装置の構成と処理の流れを
示す。従来のハイパーメディア文書の処理は、ハイパー
メディア文書解析手段11と出力表現リンク手段12に
よって行われる。ハイパーメディア文書解析手段11は
マークアップ言語で書かれたハイパーメディア文書をハ
イパーメディア蓄積装置から取得する(処理1)。そし
て、ハイパーメディア文書の字句・構文解析を行い、メ
ディア要素や関連する属性情報を切り出し、メディアデ
ータとその表現の仕方を記述する情報であるメディア情
報を取り出す(処理2)。出力表現リンク手段12は、
メディア情報に記述されるメディアデータを取得し(処
理3)、メディア情報に記述される表現位置に関連付け
て出力情報を生成し(処理4)、ハイパーメディア表現
を行う(プレゼンテーション)(処理5)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】例えば、カメラを利用
してリアルタイムに取り込んだ画像を使ってプレゼンテ
ーションを行う、マークアップ言語で書かれたハイパー
メディア文書について考える。従来のハイパーメディア
表現装置でこれを実現するには、メディア要素に記述さ
れるメディアデータのファイル名を、カメラという入力
機器からのデータに関連付ける特別な仕組みが必要であ
る。例えば、図3のハイパーメディア文書例において、
画像のハイパーメディア要素32での画像ファイル名を
指定する記述では、リアルタイムに入力機器を制御する
ということを意味しない。画像のカメラを制御する外部
アプリケーションをハイパーメディア要素に関連付ける
記述をJavaやScriptなどのプログラミング言語でおこな
うなど、マークアップ言語での記述以外に特別な仕組み
が必要であった。このようなカメラの画像を表現する処
理を外部アプリケーションが管理する方法は、ハイパー
メディア文書の記述が複雑で、携帯電話端末等には異な
る解析処理を要するといった処理装置の負担が大きく、
記憶装置を多く要するなど、ハイパーメディア文書の表
現に制限が出てくる。同様に、例えばメディアデータを
表現する出力機器を指定して制御したい場合も、ハイパ
ーメディア文書が関与して表現を行う出力機器を指定す
る仕組みはなかった。
してリアルタイムに取り込んだ画像を使ってプレゼンテ
ーションを行う、マークアップ言語で書かれたハイパー
メディア文書について考える。従来のハイパーメディア
表現装置でこれを実現するには、メディア要素に記述さ
れるメディアデータのファイル名を、カメラという入力
機器からのデータに関連付ける特別な仕組みが必要であ
る。例えば、図3のハイパーメディア文書例において、
画像のハイパーメディア要素32での画像ファイル名を
指定する記述では、リアルタイムに入力機器を制御する
ということを意味しない。画像のカメラを制御する外部
アプリケーションをハイパーメディア要素に関連付ける
記述をJavaやScriptなどのプログラミング言語でおこな
うなど、マークアップ言語での記述以外に特別な仕組み
が必要であった。このようなカメラの画像を表現する処
理を外部アプリケーションが管理する方法は、ハイパー
メディア文書の記述が複雑で、携帯電話端末等には異な
る解析処理を要するといった処理装置の負担が大きく、
記憶装置を多く要するなど、ハイパーメディア文書の表
現に制限が出てくる。同様に、例えばメディアデータを
表現する出力機器を指定して制御したい場合も、ハイパ
ーメディア文書が関与して表現を行う出力機器を指定す
る仕組みはなかった。
【0009】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、マークアップ言語によるハイパ
ーメディアの表現において、表現文書や表現データの作
者や発表者が簡易に統一的に入出力機器を制御し、表現
力や臨場感を向上させる装置を提供することを目的とす
る。
ためになされたもので、マークアップ言語によるハイパ
ーメディアの表現において、表現文書や表現データの作
者や発表者が簡易に統一的に入出力機器を制御し、表現
力や臨場感を向上させる装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、マークアップ言語のハイパーメディア文書
内のメディアデータに、表現される手段を提供する入出
力機器を記述する情報を付加する。入出力機器を記述す
る情報は、必ずしもメディアデータをファイル名で表す
ことはなく、一般的なまたは固有の入出力機器名を含
む。
するために、マークアップ言語のハイパーメディア文書
内のメディアデータに、表現される手段を提供する入出
力機器を記述する情報を付加する。入出力機器を記述す
る情報は、必ずしもメディアデータをファイル名で表す
ことはなく、一般的なまたは固有の入出力機器名を含
む。
【0011】本発明に係るハイパーメディア表現装置
は、マークアップ言語のハイパーメディア文書を解析
し、表現するメディアデータに関連付けられた入力機器
からデータを受け付けて、ハイパーメディア表現を行
う。
は、マークアップ言語のハイパーメディア文書を解析
し、表現するメディアデータに関連付けられた入力機器
からデータを受け付けて、ハイパーメディア表現を行
う。
【0012】また、本発明に係るハイパーメディア表現
装置は、マークアップ言語のハイパーメディア文書を解
析し、表現するメディアデータに関連付けられた出力機
器よりそのデータを出力しながら、ハイパーメディア表
現を行う。
装置は、マークアップ言語のハイパーメディア文書を解
析し、表現するメディアデータに関連付けられた出力機
器よりそのデータを出力しながら、ハイパーメディア表
現を行う。
【0013】また、本発明の表現装置において、メディ
アデータが表現される時の時間や同期を管理可能なハイ
パーメディア文書を用いることにより、機器が動作する
時間を指定したり、機器間の動作を同期させて表現す
る。
アデータが表現される時の時間や同期を管理可能なハイ
パーメディア文書を用いることにより、機器が動作する
時間を指定したり、機器間の動作を同期させて表現す
る。
【0014】さらに、入出力機器の記述に加えて、機器
種別を選択できる情報を付加する。
種別を選択できる情報を付加する。
【0015】本発明の表現装置において、接続されてい
る機器によってメディアデータを選択して表現する。
る機器によってメディアデータを選択して表現する。
【0016】また、本発明の表現装置において、ユーザ
の好みの機器によってメディアデータを選択して表現す
る。
の好みの機器によってメディアデータを選択して表現す
る。
【0017】また、本発明の表現装置において、通信手
段によって文書の再生表現を伝送して表現を繰り返す、
または、再生表現を蓄積する。
段によって文書の再生表現を伝送して表現を繰り返す、
または、再生表現を蓄積する。
【0018】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明は、マー
クアップ言語で書かれたハイパーメディア文書内のメデ
ィア要素に、例えばキーボード、カメラ、マイク、ボタ
ン、リモコンや照明といった、表現するメディアデータ
に関連付けて入力機器種別を記述する入力機器種別情報
をマークアップ言語の記述で与える。
クアップ言語で書かれたハイパーメディア文書内のメデ
ィア要素に、例えばキーボード、カメラ、マイク、ボタ
ン、リモコンや照明といった、表現するメディアデータ
に関連付けて入力機器種別を記述する入力機器種別情報
をマークアップ言語の記述で与える。
【0019】図1は本発明による一実施の形態における
ハイパーメディア表現装置の構成101を示したもので
ある。同図において、11は文字や音声、画像、映像等
のメディアデータを扱うハイパーメディア文書を字句・
構文解析する手段である。12は文書を解析した情報を
もとにメディアデータを表現位置にリンクさせて、表現
を出力する出力表現リンク手段である。13はハイパー
メディア文書内に記述されているメディアデータに関連
付けられた入力機器種別を、装置が持つ機器を対応また
は類推する変換テーブルをもとに、特定する入力機器種
別特定手段である。14は文書解析した情報をもとに、
入力機器を制御し、データを受け付ける手段である。1
5は入力機器制御手段からの入力データを処理する入力
情報処理手段である。
ハイパーメディア表現装置の構成101を示したもので
ある。同図において、11は文字や音声、画像、映像等
のメディアデータを扱うハイパーメディア文書を字句・
構文解析する手段である。12は文書を解析した情報を
もとにメディアデータを表現位置にリンクさせて、表現
を出力する出力表現リンク手段である。13はハイパー
メディア文書内に記述されているメディアデータに関連
付けられた入力機器種別を、装置が持つ機器を対応また
は類推する変換テーブルをもとに、特定する入力機器種
別特定手段である。14は文書解析した情報をもとに、
入力機器を制御し、データを受け付ける手段である。1
5は入力機器制御手段からの入力データを処理する入力
情報処理手段である。
【0020】以上のように構成されたハイパーメディア
表現装置101について、その構成を図1と処理の流れ
を示す図12を用いて、その動作を述べる。従来のハイ
パーメディア装置の構成(図9)と処理の流れ(図1
0)で前述した通り、ハイパーメディア文書解析手段1
1はマークアップ言語で書かれたハイパーメディア文書
を取得し(処理1)、文書の字句構文解析よりメディア
データのメディア情報を取り出す(処理2)。出力表現
リンク手段12は、メディアデータを取得し(処理
3)、メディア情報に記述される表現位置にリンクして
出力情報を生成し(処理4)、プレゼンテーションを行
う(処理5)。入力機器種別特定手段13は、メディア
情報に入力機器種別情報が含まれていれば(処理6)、
装置がもつ表現可能な機器への対応または類推の変換テ
ーブルをもとに、その入力機器種別を判断して特定する
(処理7)。入力機器制御手段14は特定された入力機
器より入力データを、ハイパーメディア表現時にメディ
ア情報に記述されるとおりに受け付けるよう、入力機器
を制御する(処理8)。そして、入力情報処理手段15
は、制御される入力機器が受け付けるデータをメディア
データとして、出力表現リンク手段12に渡す(処理
9)。
表現装置101について、その構成を図1と処理の流れ
を示す図12を用いて、その動作を述べる。従来のハイ
パーメディア装置の構成(図9)と処理の流れ(図1
0)で前述した通り、ハイパーメディア文書解析手段1
1はマークアップ言語で書かれたハイパーメディア文書
を取得し(処理1)、文書の字句構文解析よりメディア
データのメディア情報を取り出す(処理2)。出力表現
リンク手段12は、メディアデータを取得し(処理
3)、メディア情報に記述される表現位置にリンクして
出力情報を生成し(処理4)、プレゼンテーションを行
う(処理5)。入力機器種別特定手段13は、メディア
情報に入力機器種別情報が含まれていれば(処理6)、
装置がもつ表現可能な機器への対応または類推の変換テ
ーブルをもとに、その入力機器種別を判断して特定する
(処理7)。入力機器制御手段14は特定された入力機
器より入力データを、ハイパーメディア表現時にメディ
ア情報に記述されるとおりに受け付けるよう、入力機器
を制御する(処理8)。そして、入力情報処理手段15
は、制御される入力機器が受け付けるデータをメディア
データとして、出力表現リンク手段12に渡す(処理
9)。
【0021】以上のように、入力データもメディアデー
タとしてリンクされ、ハイパーメディア文書が実際に表
現される。
タとしてリンクされ、ハイパーメディア文書が実際に表
現される。
【0022】図4に本実施の形態によるハイパーメディ
ア文書の記述例を示す。この図4のハイパーメディア文
書を構成するメディア要素41には、機器種別にキーボ
ードが指定されている。ハイパーメディア装置は文書が
表現される時に、キーボードや文字列を受け付ける機器
により表現者からの入力文字列を取り込み、その入力文
字データまたはその入力によって処理されたデータをメ
ディア要素41にリンクして表現する。また、メディア
要素42に、機器種別としてカメラと記述している。ハ
イパーメディア装置は文書が表現される時に、カメラ等
を起動して画像を撮影し、その画像をメディア要素42
にリンクして表現する。メディア要素42には「src」
属性にファイル名が指定されているが、この例では撮影
画像がこの「src」属性のファイル名に保存されること
も可能である。図11に機器対応変換テーブルの例を示
しておく。
ア文書の記述例を示す。この図4のハイパーメディア文
書を構成するメディア要素41には、機器種別にキーボ
ードが指定されている。ハイパーメディア装置は文書が
表現される時に、キーボードや文字列を受け付ける機器
により表現者からの入力文字列を取り込み、その入力文
字データまたはその入力によって処理されたデータをメ
ディア要素41にリンクして表現する。また、メディア
要素42に、機器種別としてカメラと記述している。ハ
イパーメディア装置は文書が表現される時に、カメラ等
を起動して画像を撮影し、その画像をメディア要素42
にリンクして表現する。メディア要素42には「src」
属性にファイル名が指定されているが、この例では撮影
画像がこの「src」属性のファイル名に保存されること
も可能である。図11に機器対応変換テーブルの例を示
しておく。
【0023】以上の説明において、ハイパーメディア文
書内の要素や属性の指定の仕方や名前の記述は例であ
る。例えばカメラの場合は機器固有名や一般名であって
もよい。入力機器種別の一般名には、数字キー、リモコ
ン、キーボード、単一ボタン、電話キー、ストップウォ
ッチ、マウス、カメラ、マイクロフォン、電話受話器、
バーコードリーダ、イメージスキャナー、コントロール
パッド、ラジオ放送、ビデオカメラ、TV放送等が挙げ
られる。光センサや温度センサ、振動センサといった感
知装置を入力としてデータを取り込むこともできる。例
では、明確に機器種別属性とファイル名属性を分けて説
明したが、機器種別情報の記述方法は図4の41、42
や図7の72,73の形態も含む。
書内の要素や属性の指定の仕方や名前の記述は例であ
る。例えばカメラの場合は機器固有名や一般名であって
もよい。入力機器種別の一般名には、数字キー、リモコ
ン、キーボード、単一ボタン、電話キー、ストップウォ
ッチ、マウス、カメラ、マイクロフォン、電話受話器、
バーコードリーダ、イメージスキャナー、コントロール
パッド、ラジオ放送、ビデオカメラ、TV放送等が挙げ
られる。光センサや温度センサ、振動センサといった感
知装置を入力としてデータを取り込むこともできる。例
では、明確に機器種別属性とファイル名属性を分けて説
明したが、機器種別情報の記述方法は図4の41、42
や図7の72,73の形態も含む。
【0024】入力データを出力表現データへ処理する際
には、例えば声を入力して、もしメディア要素の出力表
現がテキストであれば音声認識等を行って文字を出力表
現する、といった変換処理も可能である。
には、例えば声を入力して、もしメディア要素の出力表
現がテキストであれば音声認識等を行って文字を出力表
現する、といった変換処理も可能である。
【0025】ハイパーメディア表現装置で入力表現処理
を行ったハイパーメディア文書やメディアデータをハイ
パーメディア蓄積装置に格納することにより、一つのハ
イパーメディア文書からたとえば毎日更新する日記を積
み重ねていくことができる。これにより、複数の文書を
記憶する装置を削減したり、外部からデータを表現する
要求がなくても、定期的に機器を制御してメディアデー
タを更新することで、送受信する通信回数を削減するこ
とができる。
を行ったハイパーメディア文書やメディアデータをハイ
パーメディア蓄積装置に格納することにより、一つのハ
イパーメディア文書からたとえば毎日更新する日記を積
み重ねていくことができる。これにより、複数の文書を
記憶する装置を削減したり、外部からデータを表現する
要求がなくても、定期的に機器を制御してメディアデー
タを更新することで、送受信する通信回数を削減するこ
とができる。
【0026】本実施の形態により、プレゼンテーション
中に入力機器を通して、文字や音声、画像、映像等のメ
ディアデータを、入力通りにまたは指示として処理し
て、臨場感あふれる豊かな表現を可能にする。HTML
やSMILといった広く普及したマークアップ言語で記
述することにより、装置の形態、種別によらず、簡単に
入力機器を制御する共通記述のための基盤ができる。
中に入力機器を通して、文字や音声、画像、映像等のメ
ディアデータを、入力通りにまたは指示として処理し
て、臨場感あふれる豊かな表現を可能にする。HTML
やSMILといった広く普及したマークアップ言語で記
述することにより、装置の形態、種別によらず、簡単に
入力機器を制御する共通記述のための基盤ができる。
【0027】(実施の形態2)本発明は、マークアップ
言語で書かれたハイパーメディア文書内のハイパーメデ
ィア要素に、例えばディスプレイ、スピーカー、ビデ
オ、照明や振動モータといった、表現するメディアデー
タに関連付けて出力機器を記述する情報をマークアップ
言語の記述で与える。
言語で書かれたハイパーメディア文書内のハイパーメデ
ィア要素に、例えばディスプレイ、スピーカー、ビデ
オ、照明や振動モータといった、表現するメディアデー
タに関連付けて出力機器を記述する情報をマークアップ
言語の記述で与える。
【0028】図2は本発明による一実施の形態における
ハイパーメディア表現装置の構成201を示したもので
ある。同図において、11は文字や音声、画像、映像等
のメディアデータを扱うハイパーメディア文書を字句・
構文解析する手段である。12は文書を解析した情報を
もとにメディアデータを表現位置にリンクさせて、表現
を出力する出力表現リンク手段である。23はハイパー
メディア文書内に記述されている、メディアデータに関
連付けられた出力機器種別を特定する出力機器種別特定
手段である。24は文書解析した情報をもとに、出力機
器を制御し、データを表現する出力機器制御手段であ
る。
ハイパーメディア表現装置の構成201を示したもので
ある。同図において、11は文字や音声、画像、映像等
のメディアデータを扱うハイパーメディア文書を字句・
構文解析する手段である。12は文書を解析した情報を
もとにメディアデータを表現位置にリンクさせて、表現
を出力する出力表現リンク手段である。23はハイパー
メディア文書内に記述されている、メディアデータに関
連付けられた出力機器種別を特定する出力機器種別特定
手段である。24は文書解析した情報をもとに、出力機
器を制御し、データを表現する出力機器制御手段であ
る。
【0029】以上のように構成されたハイパーメディア
表現装置201について、装置の構成の図2と処理の流
れを示す図13を用いて、その動作を述べる。ハイパー
メディア文書と従来のハイパーメディア表現装置の処理
については、実施の形態1で述べた通りである。出力機
器種別特定手段23は、メディア情報に出力機器種別情
報が含まれていれば(処理10)、装置がもつ表現可能
な機器への対応または類推の変換テーブルをもとに、そ
の出力機器種別を判断して特定する(処理11)。出力
機器制御手段24は、出力表現リンク手段12でメディ
ア要素に関連付けられたメディアデータを特定された出
力機器を用いて表現するよう、出力機器を制御する。よ
ってこのメディア要素は、特定された出力機器により表
現される(処理12)。
表現装置201について、装置の構成の図2と処理の流
れを示す図13を用いて、その動作を述べる。ハイパー
メディア文書と従来のハイパーメディア表現装置の処理
については、実施の形態1で述べた通りである。出力機
器種別特定手段23は、メディア情報に出力機器種別情
報が含まれていれば(処理10)、装置がもつ表現可能
な機器への対応または類推の変換テーブルをもとに、そ
の出力機器種別を判断して特定する(処理11)。出力
機器制御手段24は、出力表現リンク手段12でメディ
ア要素に関連付けられたメディアデータを特定された出
力機器を用いて表現するよう、出力機器を制御する。よ
ってこのメディア要素は、特定された出力機器により表
現される(処理12)。
【0030】図5に本実施の形態によるハイパーメディ
ア文書の記述例と装置の表現例を示す。この図5のハイ
パーメディア文書を構成するメディア要素51には、出
力機器種別に標準画面が指定されている。このメディア
要素が表現される出力機器を装置に標準のものに特定す
る記述のため、メディアデータは装置の標準画面に出力
される。メディア要素52には、出力機器種別に装着画
面が指定されており、装置に装着されている画面があれ
ば、そのメディア要素を装着画面に出力する。
ア文書の記述例と装置の表現例を示す。この図5のハイ
パーメディア文書を構成するメディア要素51には、出
力機器種別に標準画面が指定されている。このメディア
要素が表現される出力機器を装置に標準のものに特定す
る記述のため、メディアデータは装置の標準画面に出力
される。メディア要素52には、出力機器種別に装着画
面が指定されており、装置に装着されている画面があれ
ば、そのメディア要素を装着画面に出力する。
【0031】図7も本実施の形態によるハイパーメディ
ア文書の記述例と装置の表現例を示す。メディア要素7
1は従来の表現で、画像を画面に出力する。このメディ
ア用度にあわせて、メディア要素72、73は出力機器
情報を含んでおり、メディア要素72よって装置の振動
モータにより振動し、メディア要素73により点灯キー
が点滅することにより、装置に特有の表現方法で表現効
果を豊かにする。部屋の照明を点灯や消灯させること
で、ホームシアターの臨場感を増すこともできる。
ア文書の記述例と装置の表現例を示す。メディア要素7
1は従来の表現で、画像を画面に出力する。このメディ
ア用度にあわせて、メディア要素72、73は出力機器
情報を含んでおり、メディア要素72よって装置の振動
モータにより振動し、メディア要素73により点灯キー
が点滅することにより、装置に特有の表現方法で表現効
果を豊かにする。部屋の照明を点灯や消灯させること
で、ホームシアターの臨場感を増すこともできる。
【0032】以上の説明において、ハイパーメディア文
書内の要素や属性の指定の仕方や名前の記述は例であ
る。例えばディスプレイの場合は機器固有名や一般名で
あってもよい。出力機器種別の一般名には、ディスプレ
イ、LCD、電話送話器、スピーカー、サブスピーカ
ー、照明、点滅ランプ、バックライト、振動モータ等が
挙げられる。
書内の要素や属性の指定の仕方や名前の記述は例であ
る。例えばディスプレイの場合は機器固有名や一般名で
あってもよい。出力機器種別の一般名には、ディスプレ
イ、LCD、電話送話器、スピーカー、サブスピーカ
ー、照明、点滅ランプ、バックライト、振動モータ等が
挙げられる。
【0033】入力されたメディアデータを出力表現デー
タへ処理する際には、例えばメディア要素の出力情報が
テキストで、入力されたメディアデータが音声データで
あれば音声認識等を行って文字を出力表現する、といっ
た変換処理も可能である。
タへ処理する際には、例えばメディア要素の出力情報が
テキストで、入力されたメディアデータが音声データで
あれば音声認識等を行って文字を出力表現する、といっ
た変換処理も可能である。
【0034】本実施の形態により、プレゼンテーション
中に出力機器種別を指定しながら、マークアップ言語の
ハイパーメディア文書内に記述された文字や音声、画
像、映像等のメディアデータを表現することを可能にす
る。HTMLやSMILといった良く普及した表現言語
で記述することにより、装置の形態、種別によらず、簡
単に出力機器を制御する共通記述のための基盤ができ
る。携帯端末のような装置においても、マークアップ言
語の枠組みで機器制御を記述することにより、文書解析
処理能力を少なくして、その装置にあった表現を可能に
する。
中に出力機器種別を指定しながら、マークアップ言語の
ハイパーメディア文書内に記述された文字や音声、画
像、映像等のメディアデータを表現することを可能にす
る。HTMLやSMILといった良く普及した表現言語
で記述することにより、装置の形態、種別によらず、簡
単に出力機器を制御する共通記述のための基盤ができ
る。携帯端末のような装置においても、マークアップ言
語の枠組みで機器制御を記述することにより、文書解析
処理能力を少なくして、その装置にあった表現を可能に
する。
【0035】(実施の形態3)SMILのような、一つ
以上のメディアの表現される時間や、メディア間の表現
される同期や順序関係を管理できるマークアップ言語の
ハイパーメディア文書に実施の形態1または2を適用す
る。本実施の形態により、表現者が機器の動作を、汎用
的な記述で作成した文書のスケジュールに基づいて、簡
単に制御、管理することができる。
以上のメディアの表現される時間や、メディア間の表現
される同期や順序関係を管理できるマークアップ言語の
ハイパーメディア文書に実施の形態1または2を適用す
る。本実施の形態により、表現者が機器の動作を、汎用
的な記述で作成した文書のスケジュールに基づいて、簡
単に制御、管理することができる。
【0036】図1や図2のハイパーメディア表現装置にお
いて、メディアデータの時間に関する情報を取得し、入
力情報を取り込む時間や、出力表現リンク手段からの出
力表現の時間を、時間情報に基づき管理するように機器
を制御することで実施される。
いて、メディアデータの時間に関する情報を取得し、入
力情報を取り込む時間や、出力表現リンク手段からの出
力表現の時間を、時間情報に基づき管理するように機器
を制御することで実施される。
【0037】本実施の形態により、入出力機器を一度に
数多くは扱えない装置であっても、複数のデータを連続
的に入出力を行うように機器を制御して、データ処理の
負荷を少なくすることが可能である。
数多くは扱えない装置であっても、複数のデータを連続
的に入出力を行うように機器を制御して、データ処理の
負荷を少なくすることが可能である。
【0038】(実施の形態4)以上の実施の形態は、装
置が表現に必要な機器を備えたハイパーメディア表現装
置での例であるが、携帯端末等では表現可能な接続機器
種別が限られていたり、機器を取り替えたりすることが
ある。よって、指定した機器種別に該当するものがない
場合が起こりうる。
置が表現に必要な機器を備えたハイパーメディア表現装
置での例であるが、携帯端末等では表現可能な接続機器
種別が限られていたり、機器を取り替えたりすることが
ある。よって、指定した機器種別に該当するものがない
場合が起こりうる。
【0039】そこで、実施の形態1または実施の形態2
でのメディアデータを表現する入出力機器種別の記述に
加えて、ハイパーメディア文書に、機器の種別を選択す
る情報を付加する。例を挙げると、入力機器種別とし
て、音声を集めるマイクを音声メディアデータに、文字
を入力するキーをテキストメディアデータに記述してお
く。この場合、実施の形態1の装置は、例えばマイクが
接続されていないためキー入力機器を選択してテキスト
データを表現する。この例においては、ハイパーメディ
ア文書にマイクとキーのどちらかを選択する構文が記述
されていても、記述されていなくても、装置はそれらの
機器種別の選択を行う。
でのメディアデータを表現する入出力機器種別の記述に
加えて、ハイパーメディア文書に、機器の種別を選択す
る情報を付加する。例を挙げると、入力機器種別とし
て、音声を集めるマイクを音声メディアデータに、文字
を入力するキーをテキストメディアデータに記述してお
く。この場合、実施の形態1の装置は、例えばマイクが
接続されていないためキー入力機器を選択してテキスト
データを表現する。この例においては、ハイパーメディ
ア文書にマイクとキーのどちらかを選択する構文が記述
されていても、記述されていなくても、装置はそれらの
機器種別の選択を行う。
【0040】ハイパーメディア表現装置の一実施の形態
1での処理の流れを示す図12、13を用いて、本実施
の形態におけるハイパーメディア表現装置の動作を述べ
る。メディア要素の解析情報から、入出力機器種別の情
報とともに(処理6、10)、機器種別を選択する記述
を取り出す。どのような入出力機器種別が装置に接続さ
れていて使用できるかの機器情報を管理しておき、この
情報と文書の内容からどのメディア要素を表現するかを
選択して入出力機器種別を特定する(処理7、12)。
この機器種別の選択する構文が文書に記述されていなく
ても、機器情報をもとに入出力機器種別を選択すること
もある。
1での処理の流れを示す図12、13を用いて、本実施
の形態におけるハイパーメディア表現装置の動作を述べ
る。メディア要素の解析情報から、入出力機器種別の情
報とともに(処理6、10)、機器種別を選択する記述
を取り出す。どのような入出力機器種別が装置に接続さ
れていて使用できるかの機器情報を管理しておき、この
情報と文書の内容からどのメディア要素を表現するかを
選択して入出力機器種別を特定する(処理7、12)。
この機器種別の選択する構文が文書に記述されていなく
ても、機器情報をもとに入出力機器種別を選択すること
もある。
【0041】図6に本実施の形態によるハイパーメディ
ア文書の記述例と装置の表現例を示す。この図6のハイ
パーメディア文書を構成するメディア要素61には、出
力機器種別に標準画面が指定され、またメディア要素6
2には、出力機器種別に装着画面が指定されている。こ
の文法によると、装置に装着されている画面があるの
で、メディア要素62を装着画面に出力し、メディア要
素61は出力されない。
ア文書の記述例と装置の表現例を示す。この図6のハイ
パーメディア文書を構成するメディア要素61には、出
力機器種別に標準画面が指定され、またメディア要素6
2には、出力機器種別に装着画面が指定されている。こ
の文法によると、装置に装着されている画面があるの
で、メディア要素62を装着画面に出力し、メディア要
素61は出力されない。
【0042】本実施の形態により、接続機器が限られて
いる処理能力の低い装置でも機能に応じて機器を選択し
て表現できる。また、接続機器が多く処理能力の高い装
置では、装置の機能を生かした最適な機器種別の構成で
の表現を可能とする。
いる処理能力の低い装置でも機能に応じて機器を選択し
て表現できる。また、接続機器が多く処理能力の高い装
置では、装置の機能を生かした最適な機器種別の構成で
の表現を可能とする。
【0043】(実施の形態5)表現に用いる複数の入出
力機器種別に関して、装置のユーザの好みに応じて優先
したい入出力機器種別の優先度情報をハイパーメディア
表現装置に登録する。これは前記実施の形態4におい
て、どの入出力機器の種別を選択するかという判断材料
に、装置のユーザが好む表現になるようにという点を加
えるものである。
力機器種別に関して、装置のユーザの好みに応じて優先
したい入出力機器種別の優先度情報をハイパーメディア
表現装置に登録する。これは前記実施の形態4におい
て、どの入出力機器の種別を選択するかという判断材料
に、装置のユーザが好む表現になるようにという点を加
えるものである。
【0044】本実施の形態におけるハイパーメディア表
現装置の動作を述べる。実施の形態4での動作におい
て、機器種別を特定する際に用いられる機器情報に、ど
んな入出力機器種別を優先して装置のユーザが使用した
いかを記述しておき、機器情報と文書の内容からどのメ
ディアデータを表現するかを選択して入出力機器を特定
する(処理6、10)。この入出力機器種別優先度情報
は、文書内に記載してもよいし、あらかじめ装置の記憶
装置に蓄積しておいてもよい。
現装置の動作を述べる。実施の形態4での動作におい
て、機器種別を特定する際に用いられる機器情報に、ど
んな入出力機器種別を優先して装置のユーザが使用した
いかを記述しておき、機器情報と文書の内容からどのメ
ディアデータを表現するかを選択して入出力機器を特定
する(処理6、10)。この入出力機器種別優先度情報
は、文書内に記載してもよいし、あらかじめ装置の記憶
装置に蓄積しておいてもよい。
【0045】本実施の形態により、例えば目の不自由な
人にはマイクやスピーカーという音声入出力機器を優先
的に選択して、表現を行う事ができる。
人にはマイクやスピーカーという音声入出力機器を優先
的に選択して、表現を行う事ができる。
【0046】(実施の形態6)本発明の一実施の形態と
して、上述のハイパーメディア表現装置に、ネットワー
ク通信網からハイパーメディア文書を受信する手段を備
える。有線、無線を問わず、ハイパーメディア文書を蓄
積する機器やハイパーメディア文書を表現する装置が接
続されたネットワークが存在する。通信を通じてハイパ
ーメディア文書が送受信されながら表現される例の図8
で示すように、受信手段を備えたハイパーメディア表現
装置は、ネットワーク通信網よりマークアップ言語で書
かれたハイパーメディア文書を取得し、入出力機器を制
御しながらハイパーメディア表現を行う。
して、上述のハイパーメディア表現装置に、ネットワー
ク通信網からハイパーメディア文書を受信する手段を備
える。有線、無線を問わず、ハイパーメディア文書を蓄
積する機器やハイパーメディア文書を表現する装置が接
続されたネットワークが存在する。通信を通じてハイパ
ーメディア文書が送受信されながら表現される例の図8
で示すように、受信手段を備えたハイパーメディア表現
装置は、ネットワーク通信網よりマークアップ言語で書
かれたハイパーメディア文書を取得し、入出力機器を制
御しながらハイパーメディア表現を行う。
【0047】ハイパーメディア装置が表現を入力してメ
ディアデータを変更していくことにより、入力を繰り返
す度に表現を広げることも可能である。例えば、作成さ
れたばかりのハイパーメディア文書を受信して入力表現
を行うことで、リアルタイムに入出力機器を制御するこ
とが可能となる。
ディアデータを変更していくことにより、入力を繰り返
す度に表現を広げることも可能である。例えば、作成さ
れたばかりのハイパーメディア文書を受信して入力表現
を行うことで、リアルタイムに入出力機器を制御するこ
とが可能となる。
【0048】本実施の形態により、一つのハイパーメデ
ィア文書をもとにして、異なるハイパーメディア装置に
よって異なる表現を行うことができ、ネットワーク内の
記憶装置を削減できる。また、ネットワークを通じて遠
隔地にある機器にも適用できる。受信した文書の表現内
容を加工して送信することにより、ネットワークへハイ
パーメディア文書を二次配信することも可能である。
ィア文書をもとにして、異なるハイパーメディア装置に
よって異なる表現を行うことができ、ネットワーク内の
記憶装置を削減できる。また、ネットワークを通じて遠
隔地にある機器にも適用できる。受信した文書の表現内
容を加工して送信することにより、ネットワークへハイ
パーメディア文書を二次配信することも可能である。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、マークア
ップ言語で書かれたハイパーメディア文書のプレゼンテ
ーションにおいて、プログラミング言語によるアプリケ
ーションに頼ることなく、メディアデータを表現する入
出力機器種別を簡単にかつ統一的な記述で制御すること
を可能とし、表現力を豊かにして臨場感を高めるという
有利な効果が得られる。
ップ言語で書かれたハイパーメディア文書のプレゼンテ
ーションにおいて、プログラミング言語によるアプリケ
ーションに頼ることなく、メディアデータを表現する入
出力機器種別を簡単にかつ統一的な記述で制御すること
を可能とし、表現力を豊かにして臨場感を高めるという
有利な効果が得られる。
【0050】これらの発明によれば、装置の形態や種別
によらず、マークアップ言語でのハイパーメディア文書
によって、簡単に入出力機器を制御する共通記述ための
基盤ができる。
によらず、マークアップ言語でのハイパーメディア文書
によって、簡単に入出力機器を制御する共通記述ための
基盤ができる。
【0051】また、入出力機器を一度に数多くは扱えな
い装置であっても、複数のデータを連続的に入出力を制
御して負荷を少なくすることが可能である。
い装置であっても、複数のデータを連続的に入出力を制
御して負荷を少なくすることが可能である。
【0052】また、接続機器が限られている処理能力の
低い装置でも、機能に応じて機器を選択して表現でき
る。また、接続機器が多く処理能力の高い装置では、装
置の機能を生かした最適な機器種別の構成での表現を可
能とする。
低い装置でも、機能に応じて機器を選択して表現でき
る。また、接続機器が多く処理能力の高い装置では、装
置の機能を生かした最適な機器種別の構成での表現を可
能とする。
【0053】また、例えば目の不自由な人はマイクとい
う音声出力機器を優先的に選択して、表現を行う事がで
きる。
う音声出力機器を優先的に選択して、表現を行う事がで
きる。
【0054】また、一つのハイパーメディア文書をもと
にして、異なるハイパーメディア装置によって異なる表
現を行うことができ、記憶装置を削減できる。また、ネ
ットワークを通じて遠隔地にある機器にも適用できる。
表現内容をネットワークで2次配信することも可能であ
る。
にして、異なるハイパーメディア装置によって異なる表
現を行うことができ、記憶装置を削減できる。また、ネ
ットワークを通じて遠隔地にある機器にも適用できる。
表現内容をネットワークで2次配信することも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】入力機器を制御するハイパーメディア表現装置
の構成図
の構成図
【図2】出力機器を制御するハイパーメディア表現装置
の構成図
の構成図
【図3】従来のハイパーメディアの文書例とその表現例
の説明図
の説明図
【図4】入力機器を制御するハイパーメディア文書例と
その表現例の説明図
その表現例の説明図
【図5】出力機器を制御するハイパーメディア文書例と
その表現例の説明図
その表現例の説明図
【図6】出力機器を選択するハイパーメディア文書例と
その表現例の説明図
その表現例の説明図
【図7】さまざまな出力機器を制御するハイパーメディ
ア文書例とその表現例の説明図
ア文書例とその表現例の説明図
【図8】通信を通じてハイパーメディア文書が送受信さ
れながら表現される例の説明図
れながら表現される例の説明図
【図9】従来のハイパーメディア表現装置の構成図
【図10】従来のハイパーメディア表現装置の処理のフ
ローチャート
ローチャート
【図11】機器対応変換テーブルの例の説明図
【図12】入力機器を制御するハイパーメディア表現装
置の処理のフローチャート
置の処理のフローチャート
【図13】出力機器を制御するハイパーメディア表現装
置の処理のフローチャート
置の処理のフローチャート
101 ハイパーメディア表現装置 11 ハイパーメディア文書解析手段 12 出力表現リンク手段 13 入力機器種別特定手段 14 入力機器制御手段 15 入力情報処理手段 201 ハイパーメディア表現装置 23 出力機器種別特定手段 24 出力機器制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/20 530Z Fターム(参考) 5B009 NA06 RB31 TA11 VC01 5B049 FF06 GG06 5B082 AA00 BA00 EA07 HA06 HA08 5E501 AB03 AC14 AC15 AC16 AC22 CB14 FA13 FA14 FA32 5K101 LL12 NN03 NN06 NN18 NN21 PP03 UU19 UU20
Claims (6)
- 【請求項1】 ハイパーメディア文書を入力して文書構
成要素を解析するハイパーメディア文書解析手段と、 前記ハイパーメディア文書解析手段が解析したメディア
要素に対応するメディアデータの入力機器種別を特定す
る入力機器特定手段と、 前記入力機器特定手段によって特定される入力機器を制
御する入力機器制御手段と、 前記入力手段によって入力された情報を処理する入力情
報処理手段と、 前記入力情報処理手段によって処理された情報データを
前記メディア要素の位置にリンクさせ表現する出力表現
リンク手段とを備え、 前記ハイパーメディア文書はマークアップ言語からな
り、前記入力機器種別特定手段は前記メディア要素と機
器を対応または類推する変換テーブルを有することを特
徴とするハイパーメディア表現装置。 - 【請求項2】 ハイパーメディア文書を入力して文書構
成要素を解析するハイパーメディア文書解析手段と、 前記ハイパーメディア文書解析手段が解析したメディア
要素に対応するメディアデータの出力機器種別を特定す
る出力機器特定手段と、 前記出力機器特定手段によって特定される出力機器を制
御する出力機器制御手段と、 前記出力手段に出力する情報を処理する出力情報処理手
段と、 前記出力情報処理手段によって処理された情報データを
前記メディア要素の位置にリンクさせ表現する出力表現
リンク手段とを備え前記ハイパーメディア文書はマーク
アップ言語からなり、前記出力機器種別特定手段はメデ
ィア要素と機器を対応または類推する変換テーブルを有
することを特徴とするハイパーメディア表現装置。 - 【請求項3】 マークアップ言語で書かれたハイパーメ
ディア文書内のメディア要素に関連付けられた時間情報
を特定する時間情報特定手段と、 前記時間情報特定手段によって得られた時間情報よりメ
ディア要素のメディアデータが表現される時間を管理す
る時間管理手段とをさらに備えた、請求項1または請求
項2に記載のハイパーメディア表現装置。 - 【請求項4】 マークアップ言語で書かれたハイパーメ
ディア文書内のメディア要素に関連付けられた入力また
は出力の機器種別の選択情報を取得する機器選択情報取
得手段と、 装置が利用可能な機器種別の情報を管理する機器情報管
理手段と、 該機器選択情報取得手段から得られた機器選択情報と該
機器情報管理手段から得られた機器情報より機器種別を
特定する機器選択特定手段とをさらに備えた、請求項1
または請求項2に記載のハイパーメディア表現装置。 - 【請求項5】 マークアップ言語で書かれたハイパーメ
ディア文書内のメディア要素に関連付けられた入力また
は出力の機器種別の選択情報を取得する機器選択情報取
得手段と、 機器種別の優先度情報を管理する優先機器情報管理手段
と、 前記機器選択情報取得手段から得られた機器選択情報と
前記優先機器情報管理手段から得られた優先機器情報よ
り機器種別を特定する機器選択特定手段とをさらに備え
た、 請求項1または請求項2に記載のハイパーメディア表現
装置。 - 【請求項6】 マークアップ言語で書かれたハイパーメ
ディア文書を受信する受信手段を有する請求項1または
請求項2に記載のハイパーメディア表現装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000012545A JP2001202363A (ja) | 2000-01-21 | 2000-01-21 | ハイパーメディア表現装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000012545A JP2001202363A (ja) | 2000-01-21 | 2000-01-21 | ハイパーメディア表現装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001202363A true JP2001202363A (ja) | 2001-07-27 |
Family
ID=18540250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000012545A Pending JP2001202363A (ja) | 2000-01-21 | 2000-01-21 | ハイパーメディア表現装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001202363A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002052831A1 (fr) * | 2000-12-22 | 2002-07-04 | Nec Corporation | Systeme de terminal mobile de radiocommunications |
-
2000
- 2000-01-21 JP JP2000012545A patent/JP2001202363A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002052831A1 (fr) * | 2000-12-22 | 2002-07-04 | Nec Corporation | Systeme de terminal mobile de radiocommunications |
US7292878B2 (en) | 2000-12-22 | 2007-11-06 | Nec Corporation | Radio mobile terminal communication system |
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