JP2001201554A - 測位システム用受信装置および測位方法 - Google Patents

測位システム用受信装置および測位方法

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JP2001201554A
JP2001201554A JP2000014072A JP2000014072A JP2001201554A JP 2001201554 A JP2001201554 A JP 2001201554A JP 2000014072 A JP2000014072 A JP 2000014072A JP 2000014072 A JP2000014072 A JP 2000014072A JP 2001201554 A JP2001201554 A JP 2001201554A
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JP
Japan
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satellite
radio wave
frequency
cut
power
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Application number
JP2000014072A
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English (en)
Inventor
Satoshi Konnai
聡 近内
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衛星からの電波が遮断された状態で電源を切
断した場合に、次に電源を立ち上げたときに、PRNコ
ードの周波数走査範囲が広がった状態から走査を開始す
るため、中心周波数に戻るまでに時間がかかり、受信す
るまでの時間が長くかかる。 【解決手段】 アンテナ11に入力した複数の衛星から
の電波を受信して、高周波部12で中間周波数信号に変
換し、検波部14で検波し、検波されたデータを用いて
CPU15が移動体の位置および方位を検出する。受信
電波確認手段20は、衛星からの電波が遮断された状態
で装置の電源が切断されたかどうかを、次に電源を立ち
上げたときに確認し、切断されていた場合には、CPU
15はPRNコードの周波数走査範囲を経過時間毎に徐
々に広げて衛星からの電波を受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GPS衛星等から
の電波を受信し、移動体の位置や方位等を算出する測位
システムのおける受信装置および測位方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のGPS受信装置の構成を示
しており、アンテナ1と、高周波部2と、基準発振器3
と、検波部4と、CPU5と、インターフェイス部6
と、ROM7と、RAM8と、バッテリー9とを備えて
いる。
【0003】次に上記従来例の動作について説明する。
GPS受信機では、アンテナ1に入った複数のGPS衛
星からの電波は、基準発振器3を用いて高周波部2で中
間周波数信号に変換される。中間周波数信号は、検波部
4で検波され、検波されたデータを用いて、ROM7内
に収められたソフトウェアで動作するCPU5で位置・
方位等を算出する。RAM8は、測位計算に使用するた
めのワークエリアと、電源が切られた状態でもバッテリ
ー9により軌道情報等を保持するバックアップエリアと
を有する。CPU5で測位計算した結果は、インターフ
ェイス部6を通して外部に出力される。
【0004】次に従来例におけるCPU5の信号検出動
作について図5と図6を用いて説明する。まず、ステッ
プaでPRNコードの中心周波数として基準発振器3の
中心周波数に軌道情報を元に予測される各衛星ごとドッ
プラーシフト周波数を加算した値を設定する。この周波
数でステップbのPRN位相走査を行い、信号が検出さ
れない場合は、決められた周波数ステップでステップc
のPRN周波数変更を行う。周波数走査範囲はあらかじ
め設定されており、図6に示すように、(1) から(17)の
ように順番に設定された範囲を走査し終わるとまた中心
周波数に戻り、信号が検出されるまでこのステップbと
ステップcの動作を繰り返す。信号が検出されるとステ
ップdのPRN位相同期制御を行い、ステップeのデー
タ受信を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のGPS受信装置においては、衛星からの電波が遮断
された環境で電源を立ち上げたときに、遮断されている
ということを認識できないため、PRNコードの周波数
走査範囲が広がった状態で装置が停止していることがあ
る。このため、電源を立ち上げて衛星からの電波を受信
できる環境になったときに、受信できる確率の高いPR
Nコードの中心周波数から大きく外れてしまい、中心周
波数に戻るまでに時間がかかり、受信するまでの時間が
長くかかるという問題を有していた。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であり、衛星からの電波が遮断された状態で電源を切断
した場合でも、衛星からのデータを短時間で受信するこ
とのできる優れたGPS受信機を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の測位システム用
受信装置は、アンテナに入力した複数の衛星からの電波
を受信してそれぞれ中間周波数信号に変換する周波数変
換手段と、前記変換された中間周波数信号を検波する検
波手段と、前記検波されたデータを用いて移動体の位置
および方位を検出する演算手段と、前記衛星からの電波
が遮断された状態で装置の電源が切断されたかどうか
を、次に電源を立ち上げたときに確認する受信電波確認
手段とを備え、前記衛星からの電波が遮断された状態で
装置の電源が切断されたと判断されたときは、PRNコ
ードの周波数走査範囲を時間経過毎に徐々に広げる構成
を有している。この構成により、衛星からの電波が遮断
された状態で電源を切断した場合でも、衛星からのデー
タを短時間で受信でき、また、受信できる確率の高い中
心周波数付近の走査回数を多くすることにより、受信で
きる環境になったときに速やかに衛星からのデータを受
信できることとなる。
【0008】また、本発明の測位方法は、アンテナに入
力した複数の衛星からの電波を、予め定めた単位時間毎
にPRNコードの中心周波数からそのプラス側およびマ
イナス側に走査して信号検出することにより移動体の位
置および方位を取得し、前記衛星からの電波が遮断され
た状態で装置の電源が切断されたかどうかを、次に電源
を立ち上げたときに確認し、前記衛星からの電波が遮断
された状態で装置の電源が遮断されたときは、次の電源
立ち上げ時に前記PRNコードの周波数走査範囲を経過
時間毎に徐々に広げて前記衛星からの信号を受信するこ
とを特徴とするものであり、衛星からの電波が遮断され
た状態で電源を切断した場合でも、受信できる確率の高
い中心周波数付近の走査回数を多くすることにより、受
信できる環境になったときに速やかに衛星からのデータ
を受信できることとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図3を用いて説明する。図1に示すよう
に、本実施の形態のGPS受信機は、アンテナ11と、
高周波部12と、基準発振器13と、検波部14と、C
PU15と、インターフェイス部16と、ROM17
と、RAM18と、バッテリー19と、受信電波確認手
段20とを備えている。受信電波確認手段20は、ソフ
トウエアでもハードウエアでも実現することができる。
【0010】本実施の形態においても、GPS受信機で
は、アンテナ1に入った複数のGPS衛星からの電波
は、基準発振器13を用いて高周波部12で中間周波数
信号に変換され、変換された中間周波数信号は、検波部
14で検波され、検波されたデータを用いて、ROM1
7内に収められたソフトウェアで動作するCPU15で
位置・方位等を算出する。RAM18は、測位計算に使
用するためのワークエリアと電源が切られた状態でも軌
道情報等を保持するバックアップエリアを有する。CP
U15で測位計算した結果は、インターフェイス部16
を通して外部に出力される。
【0011】次に、本実施の形態の受信時におけるCP
U15の動作について図2のフロー図を用いて説明す
る。まず、ステップ1でPRNコードの中心周波数とし
て基準発振器13の中心周波数に軌道情報を元に予測さ
れる各衛星ごとのドップラーシフト周波数を加算した値
を設定する。次にステップ2で、受診電波確認手段20
が、未受信フラグであるか否かを確認する。フラグがセ
ット“1”になっていれば遮断環境であると判断し、ス
テップ3に進み、遮断環境用のPRN周波数走査範囲を
設定する。フラグがリセット“0”になっていれば、ス
テップ4で通常の周波数走査を設定する。次に中心周波
数でステップ5のPRN位相走査を行い、信号が検出さ
れない場合は、ステップ6で未受信フラグをセット
“1”にし、決められた周波数ステップでステップ7の
PRN周波数変更を行う。周波数走査は、ステップ3あ
るいはステップ4で設定された範囲を走査し終わるとま
た中心周波数に戻り、信号が検出されるまでこのステッ
プ5、6、7の動作を繰り返す。信号が検出されると、
ステップ8で未受信フラグをリセット“0”にし、ステ
ップ9で、PRN位相同期制御を行い、ステップ10の
データ受信を開始する。周波数走査範囲は、例えば通常
は従来例と同様に図6のように設定し、遮断環境である
と判断した場合には、図2の順番に示すように時間経過
毎に走査範囲も時間も徐々に広げていくように設定して
ある。
【0012】このように、本実施の形態によれば、周波
数走査範囲を、通常は大きく広げ、電波遮断時には、徐
々に広げることにより、受信できる確率の高い中心周波
数付近の走査回数を多くして、受信できる環境になった
ときに速やかに衛星からのデータを受信することができ
るGPS受信機を提供することができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明は、電源を切った
ときに衛星からの電波が遮断されていたかどうかを、次
に電源を立ち上げたときに確認し、電波遮断時には、電
源立ち上げ時のPRNコードの周波数走査範囲を徐々に
広げて受信するようにしたので、衛星からの電波が遮断
された環境から電源を立ち上げた時でも、短時間でデー
タを受信することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるGPS受信装置の
概略ブロック図
【図2】本発明の実施の形態における動作説明のための
フロー図
【図3】本発明の実施の形態におけるPRN周波数走査
範囲を示す特性図
【図4】従来例におけるGPS受信装置の概略ブロック
【図5】従来例における動作説明のためのフロー図
【図6】従来例におけるPRN周波数走査範囲を示す特
性図
【符号の説明】
11 アンテナ 12 高周波部 13 基準発振器 14 検波部 15 CPU 16 インターフェイス部 17 ROM 18 RAM 19 バッテリー 20 受信電波確認手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナに入力した複数の衛星からの電
    波を受信してそれぞれ中間周波数信号に変換する周波数
    変換手段と、前記変換された中間周波数信号を検波する
    検波手段と、前記検波されたデータを用いて移動体の位
    置および方位を検出する演算手段と、前記衛星からの電
    波が遮断された状態で装置の電源が切断されたかどうか
    を、次に電源を立ち上げたときに確認する受信電波確認
    手段とを備え、前記衛星からの電波が遮断された状態で
    装置の電源が切断されたと判断されたときは、PRNコ
    ードの周波数走査範囲を経過時間毎に徐々に広げること
    を特徴とする測位システム用受信装置。
  2. 【請求項2】 アンテナに入力した複数の衛星からの電
    波を、予め定めた単位時間毎にPRNコードの中心周波
    数からそのプラス側およびマイナス側に走査して信号を
    検出することにより自己の位置および方位を取得し、前
    記衛星からの電波が遮断された状態で装置の電源が切断
    されたかどうかを、次に電源を立ち上げたときに確認
    し、前記衛星からの電波が遮断された状態で装置の電源
    が遮断されたときは、次の電源立ち上げ時に前記PRN
    コードの周波数走査範囲を経過時間毎に徐々に広げて前
    記衛星からの信号を受信することを特徴とする測位方
    法。
JP2000014072A 2000-01-19 2000-01-19 測位システム用受信装置および測位方法 Pending JP2001201554A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030080828A (ko) * 2002-04-11 2003-10-17 주식회사 청람디지탈 위성안테나용 전원차단 대응시스템 및 방법
WO2005040722A1 (ja) * 2003-10-23 2005-05-06 Navitime Japan Co., Ltd. ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、ナビゲーションプログラム
JP2006250681A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Clarion Co Ltd Gpsレシーバにおけるサーチ周波数の設定方法、gpsレシーバ、及び、車載器

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