JP2001201301A - ブレード突出長の大きな巻尺組立体 - Google Patents

ブレード突出長の大きな巻尺組立体

Info

Publication number
JP2001201301A
JP2001201301A JP2000269377A JP2000269377A JP2001201301A JP 2001201301 A JP2001201301 A JP 2001201301A JP 2000269377 A JP2000269377 A JP 2000269377A JP 2000269377 A JP2000269377 A JP 2000269377A JP 2001201301 A JP2001201301 A JP 2001201301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
assembly
housing assembly
tape measure
inches
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000269377A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4671482B2 (ja
Inventor
John C Murray
シー、マーレイ ジョン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
STANELY WORKS
Original Assignee
STANELY WORKS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by STANELY WORKS filed Critical STANELY WORKS
Publication of JP2001201301A publication Critical patent/JP2001201301A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4671482B2 publication Critical patent/JP4671482B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B3/00Measuring instruments characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B3/10Measuring tapes
    • G01B3/1003Measuring tapes characterised by structure or material; characterised by layout or indicia
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B3/00Measuring instruments characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B3/10Measuring tapes
    • G01B3/1005Means for controlling winding or unwinding of tapes
    • G01B3/102Means for damping
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B3/00Measuring instruments characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B3/10Measuring tapes
    • G01B3/1005Means for controlling winding or unwinding of tapes
    • G01B3/1007Means for locking
    • G01B2003/1015Means for locking engaging the tape in a direction transversal to the tape itself
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B3/00Measuring instruments characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B3/10Measuring tapes
    • G01B3/1005Means for controlling winding or unwinding of tapes
    • G01B2003/1033Means for activating the locking, braking or releasing of the tape, e.g. buttons
    • G01B2003/1038Means for activating the locking, braking or releasing of the tape, e.g. buttons by translatory motion operation
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B3/00Measuring instruments characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B3/10Measuring tapes
    • G01B3/1041Measuring tapes characterised by casings
    • G01B2003/1053Tape exit slots, e.g. shape or exit direction
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B3/00Measuring instruments characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B3/10Measuring tapes
    • G01B3/1005Means for controlling winding or unwinding of tapes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Tape Measures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 実突出長に対する水平直線突出長の比が大き
く、大きな突出長を与えることのできる引き込み可能な
巻尺組立体を提供する。 【解決手段】 巻尺組立体が、ハウジング組立体12
と、該ハウジング組立体の内部に回転可能に取付けられ
たリール14とを含む。一端をリールに連結された金属
リボンで形成された細長いブレード16を平坦な横断面
形状で渦巻きコイル状にリールに巻きつける方向へリー
ルを回転させるために、金属リボン製コイルばね32が
ハウジング組立体とリールとの間に配置される。また、
ブレードをハウジング組立体の開口から外方へ伸長した
位置に保持するため、ブレード保持組立体124が手操
作できるように構成、配置される。ブレードは、アーチ
状の突出長の97%よりも大きい水平方向直線突出長を
有し、約3.20mのブレードに沿う測定長につきアー
チ状に突出できる十分なブレード幅、厚さ、凹凸湾曲高
さを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広義の概念で言え
ば、テープ巻尺組立体に係わり、特にばね駆動式テープ
巻尺組立体に関するものである。
【0002】
【従来の技術、および発明が解決しようとする課題】ば
ね駆動式巻尺組立体は、長年にわたり市販品を入手でき
る。市販の巻尺が有することのできる最も望ましい特徴
の1つは、比較的長いブレード(条帯)突出長である。
現在まで、実際問題として、大半のブレード突出長が、
2.1m(7フィート)を超えることは少なく、最長で
も約2.8m(9フィート)である。一般に、突出長
は、巻尺組立体のブレードが自重で座屈を生じることな
く、自己支持状態において伸長できる長さで測定され
る。突出長の重要な特徴は、ブレードが最大自己支持伸
長長さ状態にあるときに生じる垂直方向の曲がりに関連
する。これは、ブレード自由端が水平面に触れたとき
の、該水平面からハウジングまでの高さによって表現さ
れるのが普通である。水平面上のハウジングの垂直方向
高さ、ブレードの自由端が水平面に接する位置、および
水平面に対するハウジング位置の垂直投影によって、直
角三角形の3点がほぼ定まる。三角形の斜辺はハウジン
グから伸長するブレードの実際の長さの近似値を表し、
三角形の水平底辺がブレードの直線的な水平方向の伸長
長さを表す。実際の伸長長さに対する水平直線伸長長さ
の比をできるだけ1に近づけることが望ましいと、一般
に認識されている。実際の突出長に対する水平直線突出
長の比が大きく、大きな突出長を与える巻尺組立体の提
供が常に必要とされている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、上述で
説明した必要性を満たすことである。本発明の原理によ
れば、この目的は、ハウジング組立体と、そのハウジン
グ組立体の内部に回転可能に取付けられたリールとを含
む巻尺組立体を提供することによって達成される。金属
リボンで形成された細長いブレードが、リールに取付け
られる。ブレードの一端はリールに連結される。ブレー
ドは、リールに対して接線方向の位置から、ハウジング
組立体の間隔開口を貫通して外部に伸長するように、ハ
ウジング組立体に対して構成され配置される。細長いブ
レードがハウジング組立体の開口から外方へ伸長してい
るとき、そのブレードをリールのまわりに巻きつける方
向へ、ハウジング組立体内でリールを回転させるため
に、金属リボンで形成されたコイルばねがハウジング組
立体とリールとの間に構成され配置される。ブレード
は、伸長しているときは「通常状態」の凹凸横断面形状
を有し、またリールのまわりに巻きつけられたときは平
坦な横断面形状を有し、これにより巻つけられたブレー
ドは接触する渦巻きコイル形状としてリールのまわりに
配置される。ハウジング組立体の開口から外方へ伸長し
た所定位置にブレードを保持するために、また保持位置
からブレードを解放するために、手操作されるブレード
保持組立体が設けられる。ブレードは、アーチ状の突出
長の97%よりも大きい水平方向の直線突出長を有し、
約3.35m(11フィート)のブレードに沿う測定長
だけアーチ状にブレードを突出できるようにする十分な
ブレード幅、厚さ、および凹凸形状の湾曲高さを有す
る。
【0004】平坦形状における細長いブレードの幅は
2.79cm〜3.81cm(1.10〜1.5イン
チ)の範囲内であり、凹凸形状における細長いブレード
の高さは6.35〜10.2mm(0.25〜0.40
インチ)の範囲内であり、また前記いずれの形状であっ
ても細長いブレードの厚さは1.14〜0.16mm
(0.0045〜0.0063インチ)の範囲であるの
が好ましい。
【0005】ブレード突出長を増大するうえで、伸長状
態のブレードの幾何学的横断面形状も重要である。細長
いブレードの凹凸横断面形状は、所定の曲率半径を有す
るアーチ中央部と、それぞれ同じ曲率半径を有する一体
のアーチ端部(すなわち、一方の一体アーチ端部の曲率
半径は、他方の一体アーチ端部の曲率半径に等しい)と
を含むことが好ましく、また中央部の曲率半径は8.8
9〜15.2mm(0.35〜0.60インチ)の範囲
の寸法で、各端部の曲率半径は寸法2.54〜12.7
cm(1.0〜5.0インチ)の範囲であることが好ま
しい。
【0006】本発明の目的は、大きなブレード突出長を
有し、測定範囲の広いテープ組立体を提供することであ
る。本発明のさらに具体的な観点によれば、他の目的
は、これまで説明した改良された突出長の特徴に対して
以下の追加の特徴のいずれかの組合わせを付与するため
に、前記発明原理にしたがって構成されたブレードを有
する引き込み可能な巻尺組立体を提供することである。
すなわち、 1.ブレードの比較的短い自由端部がその凹面に接着さ
れたプラスチック材料から成る透明フィルムを有する巻
尺組立体。 2.ばねの金属リボンがブレードの金属リボンの幅の9
5%〜120%の幅を有する巻尺組立体。 3.ブレードがその自由端に端部フック部材を有し、端
部フック部材は端部から一般に直角に曲げられたU形フ
ック部を有する凹凸取付け部を含めて所定の厚さの金属
シートで形成されており、端部フック部材はブレードの
自由端に取付けられるが、その取付け部分はブレードの
自由端における凹面に対して範囲を制限されて滑動でき
る係合状態に固定されて、物差しをU形フック部の外面
から外方へ、またはU形フック部の内面から内方へ測定
できるように成し、U形フック部はブレードの自由端に
おける凸面から横方向へ延在する湾曲部と、ブレードの
自由端の横方向で隔てられた角隅部を越えて延在する間
隔を置いた脚部とを含む巻尺組立体。 4.ハウジング組立体は一対の協働するハウジング部材
を含み、各ハウジング部材は端壁を有し、前記端壁はそ
の周縁から延在して自由縁で終わる周壁を有しており、
該ハウジング部材は、該周壁に隣接する間隔を置いた位
置で一方のハウジング部材を貫通して延びて他方のハウ
ジング部材に螺合される複数のボルトによって、また隣
接する端壁の中央内面との相互に係合する非円形の凹凸
式連結手段を各端に有する固定されたリール・スピンド
ル(軸部材)によって、ハウジング部材の自由縁を相互
に係合させて互いに固定されており、スピンドルの各端
は内部にねじを形成され、隣接する端壁の中央穴と、該
中央穴およびねじの形成された内面との間の凹凸式連結
手段とを貫通して延びるボルトを螺合関係で受容する巻
尺組立体。 5.ハウジング組立体は、ブレードの凸面に隣接してそ
の開口の一部を形成する付設部材を含み、該付設部材が
接線方向へ延びる横方向で間隔を置いた複数の隆起条を
有し、該隆起条がリールから接線方向にハウジング組立
体の開口へ延びるブレードの凸面に係合する面を形成す
る巻尺組立体。 6.ハウジング組立体はその開口に隣接した端部位置に
外面部分を有する底壁を含み、手指によるグリップ性を
向上させる形状を与えるために、この外面部分はそこか
ら反対端へ向かって延びる外面部分よりも下方へ突出す
る。 7.ハウジングの開口は、その位置でハウジング組立体
の底端面の下方へ延びるフック部分の長さに少なくとも
大体等しい長さだけ、ブレードの高さ寸法を超える高さ
寸法を有する。
【0007】本発明の広い観点で、既に説明したブレー
ド横断面の幾何形状、および/または先に説明したブレ
ード寸法を有するようにブレードを構成することによ
り、周知の巻尺組立体に、改良したブレード突出長を与
えることが目的である。
【0008】本発明の前述の目的、特徴、利点およびそ
の他の目的、特徴および利点は、以下の詳細な説明、添
付図面および特許請求の範囲から明らかになるだろう。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、全体を符号10で
示され、また本発明の原理にしたがって構成した巻尺組
立体の外観を示す。巻尺組立体10は、ハウジング組立
体12と、該ハウジング組立体12内に回転可能に配設
されたリール14とを含む(図4〜図6の横断面図に最
もよく示されている)。リール14は、ハウジング組立
体12内に固定されたリール・スピンドル15によって
ハウジング組立体12内に取付けられている(図4〜図
6)。細長い巻尺テープであるブレード16がリール1
4に装荷されている。
【0010】ブレード16は、好ましい金属が鋼である
金属リボンで形成され、ブレードの凹形上面に、長さお
よび距離を測定するための目盛り線および数字(図示せ
ず)が印刷されている。ブレード16の長手方向の一端
18はリール14に連結され、ブレード16の第2の長
手方向の自由端20はリール14から概略外方へ伸長し
ている。ブレード16は、リール14に対して接線方向
の位置から、ハウジング組立体12に設けた開口22を
通って概略外方へ伸長するように構成され、ハウジング
組立体12内に対して配設されている(例えば、図4参
照)。
【0011】リール14は、好適にはモールド成形プラ
スチック製であり、その中央の円筒壁部28にスロット
または開口24,26が形成されている。ブレードの一
端18はフック形状部(鉤状部分)30で終わってお
り、このフック形状部はブレード16の端部18をリー
ル14に連結するために、開口24の位置でリール14
の壁部28の縁にフック係合する(図4、図5)。
【0012】ブレード16がハウジング組立体の開口2
2から外方へ引き出されている間、細長いブレード16
をリールのまわりに巻きつける方向でハウジング組立体
12に対してリール14を回転させるような、ハウジン
グ組立体12とリール14の間の構成と配置をコイルば
ね32が有する。コイルばね32は、全体としてリール
14の中央壁部28内に収容されている(図4〜図
6)。コイルばね32の長手方向の一端35は、開口2
6を形成するリール14の壁部28の縁にフック係合
し、ブレード16の第2の長手方向の端部37は、スピ
ンドル15にフック係合している。スピンドル15は、
以下で詳細に考察されている態様で、ハウジング組立体
12に堅く取付けられている。ばね32は、平坦で薄い
金属リボンであり、好ましい金属は鋼である。
【0013】ブレード16は完全後退位置と、ハウジン
グ組立体12の外方の完全伸長位置との間で全体として
動くことができる。ブレード16の完全後退位置は図4
に示され、ブレードの完全伸長位置は図5に示されてい
る(断片的な図面で)。図4と図5の比較から、ブレー
ドがリール14から巻き戻されると、剛構造で固定され
ているスピンドル15のまわりにコイルばね32が巻き
つけられる。スピンドルのまわりのばねの巻きつけは、
ばねにエネルギーを蓄積し、伸長したブレードが解放さ
れると、ばね力によってリール14のまわりにブレード
16が再巻きつけされる。
【0014】ブレード16は、金属シート製リボンで形
成され、製造時に、アーチ形または凹凸状の横断面形状
である通常形状すなわち記憶形状を有するように成形さ
れる。ブレード16の一部分がリール14のまわりに巻
きつけられると、その部分は平坦な横断面形状(図6、
図8)を有し、コイル状になされた巻きつけブレード層
は、接触状態の渦巻きコイル形状をなす巻回ブレードと
なる。引き出されたブレード16の代表的な横断面形状
が図7に示されている。したがって、図4、図5の比較
から(さらには、図7、図8の比較から)、ブレード1
6がリール14のまわりに巻きつけられたときは、図8
の平坦な横断面を有し、また、対象物を測長するために
ブレード16がハウジング組立体12から引き出された
ときは、図7に示される凹凸横断面形状に戻ることが判
る。したがって、コイルばね32は、開口22から外方
へ通常の凹凸横断面形状で伸長している細長いブレード
16を、平坦な横断面形状で接触状態の渦巻きコイル形
状でリール14に巻きつける方向へ、スピンドルの周囲
でハウジング組立体12に対してリール14を回転させ
るために、ハウジング組立体12とリール14との間に
構成、配置される。凹凸横断面形状は、引き出されたブ
レードに剛性を与え、長手方向で実質上真直状態にブレ
ードを維持する。
【0015】支持されない状態でのブレード16の突出
は、一般に、ブレードの凹凸横断面形状によって与えら
れる。以下に詳述するように、ブレード16は、アーチ
状突出長の97%よりも大きな水平直線突出長を有する
少なくとも3.2m(10.5フィート)のブレードに
沿う測定長相当分だけ、アーチ状にブレード16を突出
させることのできる凹凸湾曲体としての幅、厚さおよび
高さを有する。
【0016】一般に、当業者は、ブレードの突出長が多
くの要因に依存するということを理解するだろう。その
要因には、限定するわけではないが、ブレード幅(すな
わち、ブレードが平坦状態にある時に測定されるブレー
ドの横幅(例、図8のF参照))、凹凸輪郭のブレード
高さ(図7のH参照)、ブレード厚さ(図7のT参
照)、および、この輪郭以外の通常の凹凸状態にある時
のブレードの横断面幾何学形状が含まれる。好ましく
は、ブレード12は、平坦状態で広い範囲の寸法である
幅約2.79cm〜約3.81cm(約1.10〜約
1.5インチ)、凹凸形状で広い範囲の寸法である高さ
約6.35〜約10.2mm(約0.25〜約0.40
インチ)、およびいずれの形状であっても広い範囲の寸
法である厚さ約0.114〜約0.16mm(約0.0
045〜約0.0063インチ)を有する。さらに好ま
しくは、ブレード12は、平坦形状で狭い範囲の寸法で
ある幅約3.17cm〜約3.53cm(約1.25〜
約1.39インチ)、凹凸形状で狭い範囲の寸法である
高さ約7.62〜約8.89mm(約0.30〜約0.
35インチ)、およびいずれの形状であっても狭い範囲
の寸法である厚さ約0.127〜約0.142mm(約
0.005〜約0.0056インチ)を有する。最も好
ましくは、ブレード16の幅は約3.17(約1.25
インチ)、ブレード高さHは約8.13mm(約0.3
2インチ)、ブレード厚さTは約0.13mm(約0.
0051インチ)である。これらの原則によって形成さ
れたブレードは、最大約3.96m(約13フィート)
までのブレード突出長を有する。さらに具体的には、幅
F、高さH、および厚さTに関して前記最も広い範囲の
寸法を有するブレード形状では、少なくとも3.2m
(10.5フィート)〜約3.96m(約13フィー
ト)の好適な広い範囲のブレード突出長を有することが
できる。幅F、高さH、および厚さTに関して前記さら
に好ましい狭い範囲の寸法を有するブレード形状では、
少なくとも3.2m(10.5フィート)〜約3.8m
(約12.5フィート)の範囲のブレード突出長を有す
ることができる。また、幅F、高さH、および厚さTに
関して前記最も好ましい範囲の寸法を有するブレード形
状では、約3.35m(11フィート)のブレード突出
長を有する。
【0017】ブレード16の凹凸横断面は、突出長性能
を増大する独特の幾何学形状(図7参照)を有する。ブ
レード16の凹凸横断面形状は、アーチ中央部36と、
一体のアーチ端部38とを含む。各アーチ端部38は同
じ曲率半径を有する(図7に2つのアーチ端部38のう
ちの一方がR1を付した線で示される)。アーチ中央部
36はR2で示す曲率半径を有する(図7)。2つのア
ーチ端部38の曲率半径R1はアーチ中央部36の曲率
半径R2よりも大きい。半径R2を有する中央部は、図
7で、Xを付された角度範囲に亘って伸長している。角
度Xは約84゜であるのが好ましい。
【0018】好ましくは、アーチ中央部36は広い範囲
の寸法である約7.62〜約15.3mm(約0.30
〜約0.60インチ)の曲率半径R2を有し、各アーチ
端部38の曲率半径R1は広い範囲の寸法約2.54〜
約12.7cm(約1.0〜約5.0インチ)である。
さらに好ましくは、アーチ中央部36は狭い範囲の寸法
である約10.16〜約12.7mm(約0.40〜約
0.50インチ)の曲率半径R2を有し、各アーチ端部
38の曲率半径R1は狭い範囲の寸法約5.08〜約1
0.2cm(約2.0〜約4.0インチ)である。最も
好ましくは、アーチ中央部36は約11.7mm(約
0.46インチ)の曲率半径R1を有し、各端部の曲率
半径R1は約7.62cm(約3.0インチ)である。
【0019】従来技術のテープ・ブレードの横方向横断
面は、ブレードが引き伸ばされたとき、一定した湾曲
(すなわち、一定した曲率半径)であるか、またはブレ
ード中央で一定した湾曲を有し、横断面の各横方向端部
に真直(すなわち、平坦)な部分を有している。このよ
うな基本的な横断面を有するように構成されたブレード
は、ブレード突出時における安定性に欠け、本発明にし
たがって形成された横断面を有するブレードよりも座屈
を生じる傾向が非常に大きい。
【0020】図9は、在来の3つの巻尺組立体の構造お
よび突出長性能(表の最初の6列に示され、括弧を付さ
れている)を、本発明の原理にしたがって構成した巻尺
組立体10の好ましい実施例(表の最後の5列に示され
ている)と比較して示している。図9の第1欄が示すよ
うに、代表的な在来の巻尺組立体は2.54cm(1イ
ンチ)幅を超えていない(ブレードが平坦になったコイ
ル状態で測定した)。第2欄は、2.54cm(1イン
チ)幅のブレードに関する在来ブレードの厚さが0.1
14〜0.142mm(0.0045〜0.0056イ
ンチ)の範囲にあり、製造されたブレードが図9の第3
欄に示されるように約2.1m〜約2.74m(約7フ
ィート〜約9フィート)の突出長を有することを示す。
【0021】図9に示される本発明の原理によって構成
された巻尺組立体の実施例は、3.175mm(1.2
50インチ)(平坦状態)のブレード幅と、0.130
mm(0.0051インチ)のブレード厚さとを有す
る。図9に示されたブレードは、伸長状態で、前述した
とおり図8に示す凹凸横断面を有することが好ましい。
【0022】図9の最後の5つの欄は在来の3つの巻尺
組立体の突出特性を、本発明の原理にしたがって構成さ
れた巻尺組立体10と比較する。与えられた巻尺組立体
のブレード突出特性は、ブレード表面に沿って測定した
アーチ形状の(すなわち、実際の)突出長を、ブレード
の直線突出長と比較することで、最もよく理解される。
これらの2つの特性は、しばしばアーチ形状の突出長に
対する直線突出長のパーセントとして表される。図10
はアーチ形状突出長および直線突出長の意味を説明する
模式図である。
【0023】アーチ形状突出長は図10にアーチ状の線
Cで表され、これはブレードの伸長部分の全長の測定値
である。直線突出長は、図10にBで示されており、巻
尺組立体10の下の仮想水平面上に投影された伸長ブレ
ードの投影像の直線長さの測定値である。線Aは、ハウ
ジング組立体12を水平面に対して角度Dだけ傾けた姿
勢にしたとき、アーチ状に伸長するブレードの自由端が
水平面に接触するために必要な水平面上方のハウジング
組立体10の高さを示す。したがって、一般に、角度D
は、伸長したテープの所定長さに関する最大突出長を得
るために必要な巻尺ハウジング組立体の(水平面に対す
る)回転角度を表す。
【0024】図9に与えられた従来技術と本発明との比
較は、2.54cm(1インチ)幅のブレードで達成で
きる従来技術の最大アーチ状突出長が約2.74m(約
9フィート)であったことを示す。しかしながら、従来
技術の2.54cm(1インチ)幅のブレードに代表的
に使用されている約5.33mm(0.21インチ)の
比較的(本発明に対して)浅い横断面のブレード高さH
(図9には示していない)により、また従来技術ブレー
ドの金属の厚さが比較的厚いことにより、直線突出長B
は約2.36m(約93インチ)であった。この結果、
アーチ状突出長に対する直線突出長の比率は約86%と
なる。図9の第4〜第6列に示された従来技術の第3実
施例は、2.13m(7フィート)(アーチ状突出長に
対する直線突出長が96%)の突出長に関して比較的小
さい曲がりを示すが、この実施例はさらに61cm(2
フィート)ほどブレードを伸長させると非常に大きい角
度で曲がるということが認識できる。約2.74m(約
9フィート)の突出長での2.54cm(1インチ)幅
のブレードのアーチ状のこの大きな曲がりは、在来の巻
尺組立体を用いて一人で長い距離を測定する仕事を困難
にする。図9に示されるように、本発明によれば、アー
チ状突出長に対する直線突出長の比率を大体99%〜9
8%の範囲に維持しながら2.13m〜約3.32m
(7フィート〜約11フィート)のアーチ状突出長を達
成できる巻尺組立体が提供される。これは、巻尺組立体
の使用者にとって、長い距離の測定作業を極めて容易に
する。ブレード幅を大きくすることにより、アーチ状突
出長に対する直線突出長の比率が同等である場合の突出
長の増大を達成できる。それは、例えば本発明の範囲内
で、3.81cm(1.5インチ)以上のブレード幅に
することである。
【0025】当業者は、好適例組立体10の3.14c
m(1.25インチ)幅ブレードは、ブレード全体の湾
曲を大きくせずに、ブレード16の凹表面の状態および
凹表面に印刷された文字の読み取りが困難になるまで、
ブレード高さHを増大できることを理解できるだろう。
この構造は、読み取りも容易な比較的高い高さHを有す
るブレードをもたらす。(対照的に、5.33cm
(0.21インチ)を超える伸長ブレードの湾曲高さを
有する2.54cm(1インチ)幅のブレードは、読み
取りが非常に困難になり、したがって商品にならない)
本発明のブレードの幅を増大させることは、ブレード上
の印刷を大きくでき、したがって読み取り易いブレード
とすることで測定を容易にする。好ましい3.14cm
(1.25インチ)幅(平坦状態での幅F)のブレード
は、凹凸横断面形状(図7)における高さHが、前記の
とおり、約8.12mm(約0.32インチ)で、湾曲
すなわちアーチ状の幅Wは2.59cm(約1.018
インチ)である。この伸長ブレードの比較的広い幅W
は、ブレード16からの測定値の読み取りも容易にす
る。
【0026】したがって巻尺組立体10のブレードは、
約3.35m(約11フィート)の突出長を達成し、同
時に従来技術に対してアーチ状突出長に対する直線的長
さの比率を改善する。この突出長は、ハウジング底面が
水平面Sに対して約45゜の角度になされるときに達成
され(図9の最右欄に示される)、これは図9に示され
る在来の巻尺組立体の3つの具体例と比較できる。
【0027】当業者は、巻尺組立体10が10.1m
(33フイート)の長さのブレードを備えるとき、ブレ
ード16が外方へ向けて完全伸長位置へ動けるようにす
るために、コイルばね32を有しなければならないこと
が判るであろう。ハウジング組立体12が容易に使用者
の片手に適合できるように十分小さく、十分小型化され
るように巻尺組立体10を構成するのが望ましいことも
判るだろう。巻尺組立体10は、広幅ブレードを有する
ため、ハウジング組立体12の幅も同様に広くなる。ハ
ウジング組立体12の高さおよび長さ(ハウジング組立
体12の「フットプリント」とも呼ばれる)ができるだ
け小さくなるように、巻尺組立体10を構成することが
望ましい。ばね32およびブレード16はいずれも本発
明の幾つかの例では非常に長くなるので(例えば、約1
0.1m(33フイート)の長さまで)、ばね32は完
全に引き出されたブレードを引き込むために十分大きい
力を与え、さらに使用者の手の中に容易に収まる寸法の
フットプリント(占有スペース)を有するハウジング組
立体12内に収まるように、ばね32を注意深く構成し
なければならない。
【0028】コイルばねは金属(代表例は鋼)のコイル
状リボンで構成される。ばねによって与えられるばね力
は、ばね幅およびばね厚さにほぼ直接に比例する。しか
しながら、厚いばねはハウジング組立体12の高さおよ
び長さを大きくする。本発明の原理にしたがって構成さ
れた巻尺組立体の最も望ましい構造は、在来のばねに比
べて比較的薄く比較的幅の広いコイルばねを有する。好
ましくは、巻尺組立体10のばね32は、ブレード幅
(平坦状のブレードに関して前記広い範囲の所定のブレ
ード幅に関する)の約95%〜約120%の幅を有す
る。さらに好ましくは、ばねは、ブレードの金属リボン
幅の約100%〜約110%の幅を有し、最も好ましく
はブレード幅の100%(すなわち、等しい)である
(図9に示されるように)。ばね幅は比較的大きく影響
するので、ばねは、ブレード16と同等以下の厚さに作
ることができる。ブレード厚さに対してばね厚さを小さ
くすると(従来技術に比べて)、手の中に容易に握れる
ハウジング組立体12を形成するために、ハウジング組
立体12が最小のフットプリントを有するように、ハウ
ジング組立体12を構成することが可能になる。
【0029】従来技術における2.54cm(1イン
チ)幅のブレードに使用される代表的なばねは、通常、
2.03mm(0.8インチ)〜22.6mm(0.8
9インチ)の範囲のブレード幅よりも小さい幅を有す
る。図9は、図中に記載した2.54cm(1インチ)
幅のブレードの3つの実施例のすべてのばね幅として
2.22cm(0.875インチ)の代表的な値を示
す。従来技術のばね厚さは、約0.130mm〜約0.
152mm(約0.0051インチ〜約0.0060イ
ンチ)の範囲にある。一般に、従来技術のばね厚さはブ
レード厚さよりも約0.0076〜0.0152mm
(約0.0003〜0.0006インチ)ほど厚い。し
たがって、従来技術の構造は、ブレードよりも厚く、か
なり幅狭のばねを使用する。この従来技術の構造を本発
明に使用できるが、従来技術の比較的厚いばねによれば
平均的な使用者の手の中に都合よく収まるには大きすぎ
るハウジング組立体のフットプリントとなるので、望ま
しくないことが認識できる。したがって、ハウジング組
立体のフットプリントが片手で好ましく把持できるよう
に小さく作られるようになすブレード16を使用できる
新規なばね構造が必要となる。
【0030】したがって、比較的広い幅のばねは、ばね
厚さを比較的薄く保持できるようにし、このことはハウ
ジング組立体のフットプリントを十分に小さくしてほと
んどの使用者の片手に容易に把持できるようにすること
が理解できる。さらに具体的に言えば、特に、ばね幅が
ブレード幅にほぼ等しいとき、本発明のばね32はブレ
ード16よりも0%〜10%ほど薄いことが好ましい。
他の例として、ばね32がブレード16の幅の120%
幅に作られると、ばね32はブレードよりも好ましくは
0%〜25%ほど薄くなる。実際の測定に関して、この
ことは代表的なばねの厚さはブレード厚さよりも0.0
127mm(0.0005インチ)まで薄くなることを
意味する。さらに、本発明のばねはブレード幅に対して
広く作られるので、ばねの全長は同様な測定ブレード1
6の長さに関して従来技術のばねの長さよりも短く作る
ことができる。例えば、代表的な2.54cm(1イン
チ)幅で、長さが7.62m(25フィート)の従来技
術のブレードは、約6.09m(240インチ)の長さ
のばねを有し、7.62m(25フィート)のブレード
を有する巻尺組立体10のために本発明にしたがって構
成された幅の広いばね32の長さは、約5.84m(2
30インチ)である。
【0031】ブレード16のばね幅を増大することで、
ばねの厚さを減少し、長さを減少できる一方、ハウジン
グ組立体のフットプリントを望ましくないほどに大きく
せずに、ブレードを引き込むために十分なばね力を与え
ることができる。巻尺組立体10の構造における他の構
造上の細目を考えた後、特定のブレード長さのための特
定のハウジング組立体12の高さの例を以下に考える。
【0032】ブレード16、コイルばねおよび他の協働
部材を収容するためにハウジング組立体12の内部空間
の使用を最小限にするので、使用者の手の中に容易且つ
好ましく収まるようにハウジング組立体12がさらに構
成される。ハウジング組立体12の内部構造およびその
内部に取付けられるブレード16の詳細が図4〜図6、
図11に示されている。ハウジング組立体12およびリ
ール14はモールド成形したプラスチックで構成される
ことが好ましい。図6から最もよく判るように、ハウジ
ング組立体12は一対の協働するモールド成形したプラ
スチック製ハウジング部材40,42を含む。ハウジン
グ部材40,42の各々は端壁44,46をそれぞれ含
み、端壁はそれぞれ周縁から延在して自由縁で終わる周
壁48,50をそれぞれ有する。一対の協働するハウジ
ング部材40,42は協働関係状態となるように互いに
軸線方向へ移動でき、ハウジング組立体を形成する(こ
こで、「軸線方向」とは、スピンドルが定めるリールの
回転軸線の方向を意味する)。
【0033】ハウジング部材40,42が、完成巻尺組
立体10として互いに固定されるとき、自由縁52,5
4が図6に示すように一体化される。周壁48,50に
隣接して間隔を隔てた位置で、軸線方向に配向された複
数のボルト58が一方のハウジング部材42を貫通して
伸長し、他方のハウジング部材40に螺合する。ハウジ
ング部材40,42は、固定されたリール・スピンドル
15にボルト68が螺合されることによっても、互いに
固定される。軸線方向に延在するスピンドル15はハウ
ジング組立体12の中央部で固定される。特に、固定さ
れたスピンドル15は、各端部においてハウジング組立
体12の端壁44,46のそれぞれの中央内面領域6
2,64と相互に係合する非円形の凹凸連結手段(図6
に示され、以下に説明される)を有する。スピンドル1
5の各端はボルト68を螺合して受止めるために内ねじ
を形成されている。ボルト68は、ハウジング組立体の
それぞれ隣接する端壁44,46に形成されている中央
穴70,72を貫通して伸長し、スピンドル15の各端
に形成されている内ねじ73と螺合する。ボルト68
は、その各々がそれぞれの中央穴70および内ねじ73
の内部に配置されたとき、全体を符号75で示された凹
凸連結手段を貫通して伸長する。金属クリップ77はボ
ルト68によりハウジング組立体の片側に固定される。
【0034】固定されたスピンドル15はモールド成形
されたプラスチックまたはナイロンで構成されることが
好ましい。スピンドル15の端部と端壁44,46との
間の凹凸連結手段75の構造が図6に示されている。各
凹凸連結手段75は同じである。特に、非円形横断面の
外形を有する突起74は端壁44,46に一体形成さ
れ、スピンドル15の各端部に形成された補完的な非円
形横断面の内形を有する凹部76に受入れられる。スピ
ンドル15の端部が組立てられた巻尺組立体10の突起
74に取付けられると、非円形横断面の内形および外形
が協働してスピンドル15のハウジング組立体12に対
する回転を防止する。スピンドル15の各端はリール1
4の反対両側に形成された円形横断面の穴79を貫通し
て伸長している。リール14の穴79を貫通して伸長す
る、スピンドル15の部分は、円形横断面の外形を有す
る。スピンドル15のフランジ81穴79を取巻くリー
ル14の環状溝83に係合し、スピンドル上でのリール
の回転をガイドする。したがって、リール14はハウジ
ング組立体12に対してその両方向の回転ができるよう
にスピンドル15上に回転可能に取付けられる。図4、
図6に最もよく見られるように、スピンドル15はばね
32の一方の長手方向端部37を受入れるために内部に
スロットを形成され、これによりばねの一端を固定す
る。
【0035】モールド成形されたプラスチック・リール
14は2つのリール部材78,80(図6)を含む。リ
ール部材78は一体の壁部28を含み、そのまわりにブ
レード12が巻きつけられる。リール部材80は実質上
ディスク形状である。各リール部材78は穴79のまわ
りに形成されたそれぞれ外方へ延在する円筒壁部88,
90を含む。壁部82の環状縁部84はリール部材80
に形成された環状溝86に受入れられ、リール14を一
緒に保持する作用をなす。リールの壁部88,90とハ
ウジング組立体12の端壁44,46との接触係合は、
組立てられた巻尺組立体の溝86内に縁部84を維持す
る。
【0036】ハウジング部材40,42は、接触する自
由縁52,54に沿って、舌部および溝構造(図6)の
部分を含み、組立てられた巻尺組立体10のモールド・
ハウジング部材40,42の固定を補助する。特に、ハ
ウジング組立体12の頂部では、縁部54に形成された
壁部94が縁部52の一部に沿って形成された溝94に
受入れられ、また縁部52に形成された一体の壁部93
はハウジング部材44の壁部50の下側に隣接する関係
で配置される。ハウジング組立体12の底部では、縁部
54の長さに沿って形成された壁部95が、ハウジング
部材40の壁部48の一部に形成された凹部97内に受
入れられる。
【0037】側面から見ると、ハウジング組立体12は
全体を符号96,98で示される2つの角隅部(例え
ば、図4参照)のみを有する。一方の角隅部96はハウ
ジング組立体の開口22に隣接し、他方の角隅部98は
ハウジング組立体12の反対側の底端にある。2つのボ
ルト58がハウジング組立体12の2つの角隅部96,
98内にそれぞれ位置されるだけである。したがって、
ハウジング組立体12は3箇所(例えば、図4の側面図
で見た観点から)、すなわちハウジング組立体12の底
部の反対両側の角隅部96,98、およびハウジング組
立体12の中央(ボルト68)、だけに螺合固定具を使
用して、互いに固定されることが認識できる。このよう
なスピンドル15の反対両端部にボルト68を使用する
ことで、ハウジング組立体12の周縁頂部の1箇所また
は複数箇所にボルトを使用せずに、ハウジング組立体1
2を互いに固定できる。
【0038】ボルトの配置は、例えば使用者の手の中に
容易に収まるようにするためにハウジング組立体12の
フットプリントの寸法を小さくし、本発明の原理にした
がって構成した10.1m(33フィート)の長さのブ
レード用のハウジング組立体12が最大3.96m(1
3フィート)までのブレード突出長を有し得るように作
用する。特に、最大約10.1m(約33フィート)の
ブレード長に対してハウジング組立体の高さ(および長
さ)が9.27cm(3.65インチ)の高さを実質的
に超えず、最大約9.14m(約30フィート)のブレ
ード長に対してハウジング組立体の高さ(および長さ)
が8.76cm(3.45インチ)の高さを実質的に超
えず、また最大約8mのブレード長に対してハウジング
組立体の高さ(および長さ)が8.26cm(3.25
インチ)の高さを実質的に超えないという、本明細書で
教示した原理にしたがって構成したテープ組立体の提供
は、本発明の範囲に含まれる。
【0039】図3〜図4から最もよく理解できるよう
に、ハウジング組立体12はその上部周縁にボルトを必
要としないので、ハウジング組立体12の頂部108は
リールの外形に全体的に適合する比較的アーチ状の外形
(例えば、図2)を有するように形成でき、これにより
ハウジング組立体12のフットプリントを極小化し、ハ
ウジング組立体の上部の角隅部をなくし、また使用者の
手のひらで受止めるために快適な湾曲上面を形成でき
る。このハウジング組立体12のアーチ形状の上面はま
た、組立体10を落とした場合のハウジング組立体12
の衝撃抵抗を増す。
【0040】ハウジング組立体12の周縁部には、ハウ
ジング組立体と使用者の手との間の摩擦係合を大きくす
るために、また使用者の手に比較的柔らかくて気持ちの
良い面を形成するために、ハウジング組立体12のグリ
ップ部分のまわりにゴム状被覆110が付与される。
【0041】ハウジング組立体12は、その開口22に
隣接した端部位置に外面部分107を有する底壁109
(図4〜図5)を含み、この外面部分はそこから底壁1
09の反対端部113へ向かって延在する外面部分10
8よりも下方へ突出して、使用者の手に対してする把持
性を改善する、全体を符号119で示される形状を形成
する。さらに具体的に言えば、底壁109(図3〜図
4)はハウジング組立体の開口22に隣接する前端部1
07、および底壁109の反対端部の後端部113を有
し、その間の底壁109の部分108は全体的に凹んで
使用者の把持する手に対する把持性を向上させる形状を
与える。ハウジング組立体12の底部のこの凹み部分、
すなわち把持部分119は、表装モールド成形されるゴ
ムまたはゴムに似たポリマー材で完全に覆われることが
好ましい。したがって、ハウジング組立体12は使用者
の片手で容易に保持できるように構成され、これにより
使用者の指が把持性改善部分119に係合し、また使用
者の掌および親指がハウジング組立体の頂部に対して上
から被さる関係にあることが、認識できる。
【0042】ハウジング組立体は、ブレード16の凸面
に隣接してハウジング組立体開口22の一部を形成する
付設部材118(図11)を含む。付設部材118は横
方向に延在する横断部材115と、横断部材115の反
対両側から上方へ延在する2つの直立腕状部分117を
有する実質上U形構造とを有する。横断部材115はハ
ウジング開口の下縁を形成し、横断部材115の底面1
70は底壁109の隣接する表面部分107と同一面を
なし、付設部材118の底面部分170は開口22に隣
接したハウジング組立体12の底面の一部を形成する。
付設部材118は一体モールド成形されたプラスチック
構造であるのが好ましい。付設部材118は、それぞれ
のハウジング部材40,42に形成された適当寸法の対
向凹部121,123(図11)内に保持され、これら
の凹部はハウジング部材40,42が互いに固定された
ときに開口22の反対両側に位置される。付設部材11
8の横断部材115は複数の接線方向に延在する横方向
に間隔を隔てた隆起条120を有し、隆起はハウジング
組立体の開口22のリール14から接線方向に延在する
ブレード16の凸面に係合して支持するために開口22
の底部に沿う面125を形成する。したがって、隆起条
120はブレード16の凸面と滑り係合して、ハウジン
グ組立体12とブレード16との間の低摩擦係合を形成
する。
【0043】全体を符号124で示す保持組立体は、ハ
ウジング組立体の開口22から外方へ引き出された適当
位置でブレード16を保持するために、また保持された
位置からブレード16を解放するために、手動操作され
るように構成、配置される。保持組立体124の構造お
よび動作は、図4〜図5を対比することで最もよく認識
される。保持組立体124は、通常の非動作位置(図
4)と保持位置(図5)との間を両方向に移動できるよ
うにハウジング組立体12に取付けられた保持部材12
6を含む。保持部材126はアーチ状部材であり、前記
2つの位置の間のアーチ状移動路に沿って移動できるこ
とが認識できる。保持部材126は内側自由端部128
を有し、保持部材126が保持位置にされたとき、この
内側自由端部はブレード16の接線方向に延在する部分
と楔係合するように移動し、ブレードに係合してハウジ
ング組立体12の内側保持構造130(図5)に押し当
ててブレードを保持することができる。自由端部128
は、以下に詳細に説明する中央凹部129(例えば、図
2)を含む。保持部材126は外側の親指係合部分13
2を有し、この親指係合部分は保持部材126をその通
常の非動作位置および動作位置から選択的に移動させる
ために、指で移動できる形状になされている。親指係合
部分132は図1〜図2によく示される。
【0044】保持部材126は適当な耐久性の可撓性プ
ラスチックで形成された一体構造であるのが好ましい。
親指係合部分132は一体の外方へ延在する首部分13
4によって細長いアーチ状の可撓性本体部分133に連
結され、この本体部は内側の自由端部128で終ってい
る。外側へ延びる部分134は、ハウジング部材40,
42によりハウジング組立体12の前面に形成されたス
ロット136内に保持されガイドされる。保持部材12
6の下部の動きは、それぞれのハウジング部材40,4
2に一体形成された一対のタブ131(一方のタブだけ
が図示されている)によってガイドされる。保持部材1
26に一体のロック構造138は、ハウジング組立体1
2に一体に形成された保持構造140(図5)と係合し
て、保持部材126をブレード16と楔係合した保持位
置に解除可能にロックする。
【0045】さらに具体的に言えば、ブレード16を所
定の伸長位置にロック(錠止)するために、使用者は
(コイルばね32のばね力に対抗してハウジング組立体
12の外方へブレード16を保持しながら)、親指係合
部分132をハウジング組立体12に対して下方へ滑動
させてロック構造138を保持構造140の傾斜面14
2上で滑動させ、また自由端部128をブレード16に
対するロック位置へ移動させる。可撓性プラスチック製
のロック構造138は保持構造140の上を通過すると
き、僅かながら外方へ弾性的に曲がる。自由端部128
がブレード16に接触した後、ロック方向(下方)へ親
指係合部分132を動かし続けると、ブレード16に対
して可撓性本体部133の自由端部128が楔係合し
て、コイルばね32のばね力に対向して所定位置にブレ
ード16を保持し、またロック構造138を保持構造1
40のロック面141と接触係合状態になるように移動
させる。保持部材は自由端部128がブレード16に対
して楔係合するときに僅かに撓む。ロック構造138と
ロック面141との間の接触係合が、保持部材126を
保持位置にロックする。ブレード16は、楔係合した本
体部分133から働く下方向の力によって、本体部分1
33の自由端部128と内側の保持構造130との間で
伸長位置に保持されることが図5から理解される。内側
保持構造130(詳細部を見ることはできない)は、長
手方向で間隔を置いた横断方向に延びる一連のリブであ
り、ブレード16の凸面を支持するために構成され配置
される。図5の視点から見たとき(すなわち、横方向の
視線)、複数リブの上面(図面では見ることができな
い)は協働して、全体として下方へ傾斜したブレード1
6用の支持部(開口22へ向かう方向)を形成し、また
前方から見たとき(すなわち、長手方向の視線で)、内
側保持構造130の各リブの上面(図面では見ることが
できない)はブレードの凸面を受止めて支持するために
凹状配列として横断方向で間隔を置いている。
【0046】ブレード16を解放するために、使用者は
親指係合部分132を引き上げ、これがプラスチック製
保持部材126上のロック構造138を弾性的に外方
へ、ロック面141を越えて移動させ、保持部材126
をブレード16との係合から解除する。保持部材126
はその常態のアーチ形状に弾性的に復元する。保持部材
126の自由端部128の凹部129は2つの横断方向
で間隔を置いた歯147を形成し、この歯はブレード1
6をロック位置に保持するためにそのブレードの凹面に
合致する寸法になされた、間隔を置いたアーチ状の側面
144を有することが、図2から判る。
【0047】測定を行うときの、保持部材126の使用
は任意である。測定時に、使用者は、代表的には片手で
ハウジング組立体12を保持し、他方の手でブレード1
6をハウジング組立体12から引き出す。ブレード16
の十分な長さがハウジング組立体12から引き出された
とき、使用者は保持部材126を使用してハウジング組
立体12に対してブレード16をロックして、使用者が
そのブレード12を解放したときにハウジング組立体1
2内へブレード16が後退(ばね32のばね力による)
しないようにすることができる。測定が終わったとき、
使用者は前記方法で自由端部128をブレード16との
楔係合から外すように動かすことで、保持部材126を
ブレード16との保持係合から簡単に解放すればよい。
測定時に保持部材126を使用しない場合、測定中に、
使用者は他方の手でブレード16を簡単に保持できる。
あるいは、これに代えて測定中、ばね32のばね力に対
抗して制御された安定した方法でブレード16をハウジ
ング組立体12の外で保持するために、被測定物にフッ
ク部材34を引っ掛けておくことができる。
【0048】測定が終わってブレード12を解放する
と、ばね32が、ブレード12をリール14のまわりに
巻きつけるブレード巻きつけ方向に、リール14をハウ
ジング組立体12に対して回転させる。ブレード16の
比較的短い自由端部は、ブレードがハウジング組立体1
2の外側にある間、およびばね32のばね力によってハ
ウジング組立体12内にブレード12が引き戻される
間、ブレード12を保護するためにその凹面(図11)
に接着されたプラスチック材料の透明フィルム158を
有する。フィルムはポリウレタンで作られ、アクリル接
着剤でブレードに接着するのが好ましい。フィルムを形
成するために、マイラー(登録商標)およびナイロン
(登録商標)を使用することも考えられている。フィル
ムは約0.152mm〜約0.356mm(約0.00
6インチ〜約0.014インチ)の範囲の厚さ寸法を有
することが好ましい。このフィルムを周知の巻尺組立体
のブレードに付すことは、本発明の範囲に含まれる。
【0049】フック部材34が取付けられるブレード部
分を含めて、ブレード16の自由端部20の先端側の数
センチメートル(約5.08cm〜約30.5cm(約
2インチ〜約12インチ)の広い範囲が好ましい)にわ
たって、自己接着フィルム158をブレード上に配置す
ることが好ましく、フィルムはブレード16の自由端2
0までの全てをフック部材34の下側に設けるのが好ま
しい。ブレード16の自由端20から26.7cm(1
0.5インチ)未満の長さにわたってフィルム158を
取付けることがさらに好ましく、フィルム158で覆わ
れるブレード16の自由端からの長さが約15.2cm
(約6インチ)であることが特に好ましい。通常、ブレ
ード16が完全引き込み状態にあるときに、コイルブレ
ードの渦巻き部分が互いに重なる関係にあるブレード1
6の概略位置にフィルム被覆部分の端があることが望ま
しい。代表的に巻尺組立体では、外径で約7.37cm
(約2.9インチ)の代表的なリール寸法がその構造に
使用されたとき、テープ・ブレードはほぼ24.13c
m(9.5インチ)の位置で重なり始める。フィルム1
58を設ける理由は、物差しブレード16の破損の大部
分が、亀裂または破断によりブレード16の自由端の最
初の15.2cm(6インチ)の範囲内で生じるからで
ある。ブレードがコイルばねのばね力でリールのまわり
に巻き取られるとき、ブレードの自由端の開口22への
進入時に「むち打ち」傾向を示して、ブレード16の最
後の数cm(インチ)がハウジング組立体12に打ちつ
けられることにより、亀裂や破断が生じる。これは経時
によってブレード16の自由端の亀裂または破断の進展
を生じる。保護フィルム158はこれらの亀裂や破断、
およびブレード16のむち打ちに伴うブレード16のそ
の他の損傷を防止する。
【0050】ブレード16の自由端は使用者によりしば
しば操作され、この取扱いが経時によってブレード16
の凹面上の数字および記号を磨滅させて読み取り困難に
する。フィルム158はブレードの自由端の数字および
記号を覆い、磨滅による損傷を防ぐ。
【0051】フック部材34の構造およびブレード16
の自由端20上へ配置する方法は、図1〜図4、図11
に最もよく示されている。端部フック部材34は所定厚
さの金属シートで形成することが好ましく、凹凸取付け
部150(図11)を含み、その端部から概ね直角に曲
げられたU形フック部152を有する。フック部材34
は、ブレード16の自由端20の凹面と限定的滑動係合
状態で、また凹面に重ねられた状態で取付けられた取付
け部150によって、ブレード16の自由端20上に取
着されている。
【0052】さらに具体的に言えば、フック部材34と
ブレード16との間で限られた長手方向の相対移動が可
能となるなように、滑動可能にフック部材34をブレー
ド16に対して取付けるため、取付け部150は大きい
穴167(図4)と、穴167を通って延在する複数の
リベット169とを備えている(すなわち、各穴167
の直径は、組合わされるリベット169の直径よりもフ
ックの望ましい移動量にほぼ等しい長さだけ大きい)。
この限られた滑動係合は、U形フック部の外面161か
ら外方へ、またはU形フック部152の内面163から
内方へ向かってブレード16が測定するようにできる。
換言すれば、フック部材34の滑動により、いずれかの
面161または163を被測定物と接触状態にして、ア
ーチ状の測定が行えるようにする。外面161または内
面163のいずれかを被測定物と接触係合させて行う測
定が正確な測定値を与えるように、保持部材34はブレ
ード16に対して長手方向へフック部152の厚さ(こ
の厚さは外面161から内面163まで測定される)に
ほぼ等しい距離を滑動する。
【0053】U形フック部152は、ブレード16の自
由端の凸面から下方かつ横方向に延びる湾曲部160
と、ブレードの自由端の横方向で間隔を置いた両角隅部
171を越えて延びる間隔を置いた両脚部162とを含
む。フック部材34のフック部152の湾曲部160
は、ブレード16の伸長を容易にし、また測定中に被測
定物に対してブレードを一時的に固定するために、被測
定物にフック掛けできる下側係止構造を形成する。図1
1から判るように、脚部162はブレード16の長手方
向に延びる縁を越えて延び、物体すなわち被測定物にブ
レードをフック掛けするために使用できる側部係止面を
ブレード16の各側面に形成する。脚部162で形成さ
れる側部係止構造は、測定時にブレード16の自由端を
固定するように機能できる。脚部162で形成されるこ
の側部係止構造はまた、ブレード16が被測定物の表面
に対して傾いた位置で容易かつ安定して保持できるよう
にして、ブレード16の長手方向に延びる縁を被測定物
に対して保持できるようにする。さらに具体的に言え
ば、通常、ブレード16は凹凸横断面形状を有するの
で、ブレード16の凸面が被測定物に接触したとき、通
常、長手方向縁は表面から離隔する。フック部材34の
脚部162は被測定物の縁にフック掛けできる側部係止
部分を形成し、ブレード16の凸面が被測定物に接触し
たとき、使用者がブレードの長手方向縁を被測定物に極
く接近または直接接触させて安定状態で保持できるよう
にし、測定値の読み取りを容易にする。これは、測定を
行う上で有用である。何故なら、断面の湾曲高さHは約
8.13mm(約0.32インチ)であり、ブレードの
湾曲高さが比較的大きいからである。
【0054】脚部162の上部は一般にブレード16
(図11)の凹面よりも上方かつ外側に延びてブレード
16の凹面よりも上で被測定物にフックするための構造
を形成し、ブレード16の伸長を容易化し、また測定値
を読み取る間、ブレード16の自由端を保持する。例え
ば、ブレード16の凸面が被測定物に対面し、また測定
値を読み取るべき箇所にてブレード16の両側長手方向
縁が被測定物の表面に接触するように被測定物にブレー
ド16を接触させて位置決めできる。ブレード16がこ
の姿勢になっているとき、フック部材34の脚部162
の上方伸長部は、ブレード16の自由端20を被測定物
に当てて保持するために使用できる。
【0055】ブレード16が完全後退位置にあるとき、
フック部材34のフック部152は巻尺組立体10の前
面に審美的に嬉しそうな「顔」の外観性を与えること
も、図1〜図2から判る。ブレード16の自由端20の
横断方向に間隔を置いた角隅部171はブレード16の
両側長手方向縁から内側に斜めになされており(図
4)、フック部材34の脚部162はブレード16の自
由端20の両縁の斜めの角隅部171を越えて伸長す
る。各角隅部171は、ブレード16の自由端から約
2.38mm(約3/32インチ)の距離の位置を起点
として、両縁から内側に斜めになされている。
【0056】フック部材34がハウジングの開口22
(図11)に位置するときに、ハウジング開口22にお
けるハウジング組立体12の底端面170よりもフック
部材34のフック部152が下方へ延びる長さに少なく
ともほぼ等しい長さだけ、フック部材の取付け部150
およびブレード16の自由端との連結箇所の高さ寸法よ
りも大きい高さ寸法をハウジング開口22が有すること
が好ましい。この開口22の高さは、ブレード16が完
全に引き込まれて、開口22に対して上方へフック部材
34を動かすような方向の衝撃がフック部材34に加わ
ったときに(落とした場合等)、フック部材34に生じ
る可能性のある損傷を防止するために与えられる。
【0057】ハウジング開口22の構造の詳細は、図
4、図11から判る。角隅部96で軸線方向に延在する
固定具58は、衝撃時にフック部材を保護するため、開
口22が十分な高さを有するように、ハウジング組立体
12内で、上方へ十分な間隔を置かなければならない。
角隅部96における固定具58の位置は、角隅部96の
寸法によって制約される。特に、非動作とブレード保持
位置との間のアーチ状の保持部材126が追従するアー
チ状の移動路はハウジング組立体の底部角隅部96の内
側範囲を規定し、またハウジング組立体12の前面の下
部前面壁部200は底部角隅部96の前側範囲を概ね規
定する。したがって、図4により、保持部材126およ
び前面壁部200が協働して、ハウジングの開口22が
前述したような高さを有することができるように固定具
58をハウジング組立体12に対して上方へ位置させる
ように、テープ組立体10を構成しなければならないこ
とが判る。従来技術のハウジング開口の高さは、一般
に、ハウジング開口の上方の固定具の位置によって制約
される。従来技術のハウジング組立体の構造は、前述の
衝撃損傷からフック部材を保護する十分に大きい高さ寸
法を有する開口を形成するために、固定具を十分な間隔
で上方へ設けることを妨げていた。本発明では、ハウジ
ング組立体の前面中央部分204と実質上同じ高さにな
るようにハウジング組立体の下側の前面壁部200を構
成することでこの問題を解消する。下部前面壁200を
中央壁部204と実質上同じ高さになるように位置づけ
ることで、ハウジング組立体の開口22が、衝撃時にフ
ック部材を保護するために十分な前記高さを有し得るよ
うに、軸線方向に延在する組みつけられた固定具58を
十分な距離だけ上方へ動かすことができる。特に、増大
したハウジングの開口高さは、フック部材34の取付け
部150がハウジング組立体12の下向き面のどこかに
衝突する前に、底縁177が開口22に隣接したハウジ
ング組立体12の底面170と同じ高さになる位置に向
かう上方への動きを許容する。
【0058】テープ組立体10の代表例では、保持部材
126の内側自由端部128は、フック部材34が開口
22に位置するときに、フック部材34の取付け部15
0よりも概略上位にあることが図4から判る。保持部材
126の自由端部128に凹部129が設けられ、衝撃
によってフック部材34が開口22内で上方へ動く場
合、保持部材126の自由端部128が、開口22内で
のフック部材34の上方への動きを妨げず、これにより
底縁177が外部のハウジング組立体の底面170と同
じ高さになる位置まで上方へ動くことができる。さらに
具体的に言えば、中央凹部129は、フック部材の取付
け部150の幅を作動上受入れる幅を有する。したがっ
て、衝撃によってフック部材34がハウジングの開口2
2内を上方へ強制されるとき、取付け部150が凹部1
29内に向かって上方へ動き、これにより開口22に隣
接するハウジング組立体の底面170と同じ高さになる
ように、フック部材34の底縁177が十分に上方へ移
動できる。凹部129を設けていなければ、保持部材1
26の自由端部128が取付け部150の上方移動を制
限することになり、フック部材34のフック部152に
対する衝撃がフック部材34を保持部材126に当てて
曲げてしまう。凹部129は、少なくとも底縁177が
ハウジング組立体12の底端の底面170と同じ高さに
なるように十分に移動できるように、フック部材34を
ハウジング組立体の開口22内でさらに上方移動できる
ようにすることで、フック部材34に対するこの種の損
傷を排除する。
【0059】開口22は、取付け部150の上縁が開口
22の頂部構造に衝突するまでフック部材34が開口2
2内を上方へ移動できるように構成される。さらに具体
的に言えば、フック部152に隣接する取付け部150
の横方向縁が上向き面206を与え、この面はハウジン
グの開口22を形成する1以上の下向き面208と係合
して、開口22内でのフック部材34の上方への移動を
制限することが図4、図11から判る。ブレード16の
側部の長手方向に延びる縁210は、フック部材の取付
け部150の上向き面206を越えて上方且つ外方へ伸
長するが、縁210は開口22内でのフック部材34の
上方への動きを制限しない。これは、フック部材34が
衝撃を受けて開口22内を上方へ動くとき、ブレード1
6の縁210が下向きの開口面208と係合し、またフ
ック部材34の取付け部150が上向きの面206と係
合する前に、外方へ弾性的に撓むからである。換言すれ
ば、示されるテープ組立体10の代表例では、ブレード
16の凹凸横断面の湾曲高さは、縁210が通常、フッ
ク部材34の取付け部150の上向き面206よりも上
位にあるようになされる。開口20においてフック部材
34が衝撃によりハウジング組立体の開口22に対して
上方へ動くとき、ブレード16の縁210が開口22の
上部に先ず衝突し、ブレードの縁210を両側外方へ撓
ませ、フック部材34の取付け部150がハウジングの
開口22における下方へ向いた面208へ向かって移動
し、衝突できる十分な程度で、ブレード16を僅かに平
坦状にする。取付け部の上向き面206が開口22の下
向き面208に接触すると、フック部材34はハウジン
グの開口内での上方移動の上側限界位置に達する。しか
しながらこの上側限界位置に通常は達しない。何故な
ら、フック部材34の上方へ向いた面206がハウジン
グ組立体12の下向き面208に衝突する前に、フック
部材34の底縁177がハウジング組立体12の底部の
底面170との同じ高さ位置まで上方へ移動するように
テープ組立体10は構成され配置されているからであ
る。フック部材34の底縁177がハウジング組立体の
底面170と同じ高さになるとき、フック部材34はさ
らなる衝撃を保護され、これによりフック部材34に対
する損傷を防止する。
【0060】コイル状にされたブレード16は巻き解れ
て、凹凸横断面で真直に(長手方向に)延在した状態に
復元する傾向を有することは理解できる。この傾向は完
全に引込んだブレード16の自由端20にハウジング組
立体の開口22に対して下向きの力を与え、この力が完
全に引き込まれたブレード16の伸長部分を開口22に
おけるハウジング組立体内面の底部に押し当てて保持
し、これにより完全に引き込まれたブレード16のフッ
ク部材34の部分を通常状態としてハウジング組立体1
2の外部の底面170よりも低く保持する。かくして、
フック部材34の一部が通常状態として底面170より
も下位にあって、使用者がフック部材34を被測定物の
ような構造物に容易にフック掛けできるようなテープ組
立体となる。
【0061】前記図示された巻尺組立体10の具体例は
単なる例示であり、制限的なものであることを意図して
いないことが当業者は理解するであろう。いずれかの周
知の巻尺組立体に本発明のいずれかの、またはすべての
特徴を組み入れることは、本発明の範囲に含まれる。例
えば、プラスチック材料の透明フィルムはいずれの周知
のテープ巻尺組立体に対しても適用できる。同様に、本
発明の原理にしたがって構成された端部フック部材はい
ずれの周知の巻尺組立体にも適用できる。
【0062】モールド成形されたプラスチック構造、ハ
ウジングの形状、比較的少ないボルトの使用、ハウジン
グ組立体の上部におけるボルトの省略、スピンドルの取
付け法、ブレードの自由端のフック部材の下方へ延在す
る部分の寸法に対するハウジング組立体の開口の高さ寸
法、およびハウジング組立体の底面の指係合部分の構造
を含むハウジング組立体の特徴は、在来巻尺組立体に対
して個別に、または組合わせて使用できる。
【0063】同様に、ブレード横断面の幾何形状、およ
びブレードおよびコイルの寸法および構造は、在来巻尺
組立体に使用できる。
【0064】接線方向に延在する横方向で間隔を置いた
隆起条の構造を含めて、付設部分の構造は周知の巻尺組
立体にも使用できる。別体の付設部分の隆起条を有する
巻尺組立体を構成することも好ましいが、隆起条がハウ
ジング組立体のハウジング部材に一体に形成された巻尺
組立体を提供することもできる。前記特徴のいずれか
を、単独で、またはいずれかの適当な組合わせで、ばね
付勢された引き込み可能なブレードを有する巻尺組立体
に、またこれとは別に、ブレードが手で引出される巻尺
組立体に使用することもできる。
【0065】本明細書で与えられる技術を広い範囲の寸
法を有する巻尺を構成するために適用することは本発明
の範囲内に含まれること、また本発明を本明細書で与え
られた実施例、または特定の測定値または測定値の範囲
に制限することを意図しないことを、当業者は認識でき
る。例えば、突出長を増大した2.54cm(1イン
チ)幅(すなわち、平坦状態での幅)のテープ・ブレー
ドを含む引き込み可能な巻尺組立体を構成することは、
本発明の範囲内に含まれることが理解できる。巻尺組立
体に本明細書で列挙した特徴を個別に、またはいずれか
の組合わせで備えることが考えられるので、2.54c
m(1インチ)幅のブレードを有する広範の巻尺組立体
が構成できることは理解できる。さらに具体的に言え
ば、2.54cm(1インチ)幅のブレードを有する巻
尺組立体は、例えばブレードの横断面幾何形状、小さな
フットプリントのハウジング、フック部材、保護フィル
ム、ハウジングの開口高さおよびフック部材の寸法、お
よび/または横方向に延在するリブを有する付設部材
を、すべて上述したようにいずれかの組合わせで含むこ
とができる。
【0066】したがって、本発明の目的は、完全および
効果的に達成されたことが理解される。しかしながら、
前述の特定の実施例は本発明の機能的および構造的な原
理を説明するために示され、記載されたのであり、その
原理から逸脱せずに変形できることが実現されるであろ
う。したがって、本発明の特許請求の範囲に包含される
改良をすべて含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理にしたがって構成された巻尺組立
体の斜視図を示す。
【図2】巻尺組立体の前立面図を示す。
【図3】巻尺組立体の側立面図を示す。
【図4】完全に引込んだ状態でブレードを示す図2の線
4−4を通る巻尺組立体の横断面図を示す。
【図5】完全に伸長した状態でブレードを示す以外は図
4に類似の図である。
【図6】図3の線6−6を通る横断面図である。
【図7】伸長されたブレードの一部を通る横方向の横断
面図である。
【図8】ブレードが平坦状態であるときのブレードの一
部を通る横方向の横断面図である。
【図9】本発明の原理によって構成された巻尺組立体の
実施例と従来技術のテープ巻尺組立体の複数の実施例の
構造および突出長の特徴の比較を示す表である。
【図10】ブレードの直線的な突出長、アーチ状の突出
長、およびハウジング組立体の回転角度を示すために、
ハウジング組立体から伸長されたテープ・ブレードを示
す概略図である。
【図11】図4の線11−11を通る巻尺組立体の断片
的な横断面図である。
【符号の説明】
10 巻尺組立体 12 ハウジング組立体 14 リール 15 スピンドル 16 ブレード 18 端部 20 自由端 22 開口 24,26 スロットまたは開口 28 壁部 30 フック形状部 32 コイルばね 35,37 長手方向端部 36 アーチ中央部 38 アーチ端部 40,42 ハウジング部材 44,46 端壁 48,50 周壁 52,54 自由縁 62,64 中央内面領域 68 ボルト 70,72 中央穴 73 内ねじ 75 凹凸連結手段 78,80 リール部材 79 穴 81 フランジ 82 壁部 83 環状溝 84 環状縁部 86 環状溝 88,90 壁部 96 角隅部 107 外面部 108 頂部 109 底部 113 後端部 115 横断部材 117 直立アーム 118 付設部材 120 隆起 124 保持組立体 126 保持部材 128 自由端部 129 凹部 130 保持構造 131 タブ 132 親指係合部分 133 本体部分 134 首部分 136 スロット 138 ロック構造 140 保持構造 141 ロック面 150 取付け部 152 フック部 158 フィルム 160 湾曲部 161,163 外面 162 脚部 167 穴 169 リベット 170 底端面 177 底縁 200 前面壁部 204 前面壁部 206,208 面 210 側部縁

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング組立体と、 前記ハウジング組立体の内部に回転可能に取付けられた
    リールと、 一端が前記リールに連結された金属リボンで形成され、
    前記リールに対して接線方向の位置から、前記ハウジン
    グ組立体の開口を通って外方へ伸長するように前記ハウ
    ジング組立体に対して構成され配置された細長いブレー
    ドと、 前記ハウジング組立体の前記開口から外部へ通常状態で
    ある凹凸横断面形状で伸長する細長いブレードを平坦な
    横断面形状で前記リール上に渦巻きコイル形態に巻きつ
    ける方向へ、前記リールを前記ハウジング組立体の内部
    で回転させるために、前記ハウジング組立体と前記リー
    ルの間に構成され配置された金属リボンで形成されたコ
    イルばねと、 前記ハウジング組立体の開口から外部へ伸長した所定位
    置にブレードを保持するために、また保持位置からブレ
    ードを解放するために、手操作できるように構成され配
    置されたブレード保持組立体とを含み、 少なくとも3.2m(10.5フィート)の前記ブレー
    ドに沿う測定長だけ前記ブレードをアーチ状に突出でき
    るようにする十分なブレード幅、厚さ、および凹凸の湾
    曲高さを前記ブレードが有し、その水平方向の直線突出
    長がアーチ状突出長の97%より大きい巻尺組立体。
  2. 【請求項2】 前記細長いブレードが、平坦形状で2.
    79cm〜3.81cm(1.10〜1.5インチ)の
    範囲の幅寸法、凹凸形状で6.35〜10.2mm
    (0.25〜0.40インチ)の範囲の高さ寸法、およ
    び前記いずれの形状であっても1.14〜0.16mm
    (0.0045〜0.0063インチ)の範囲の厚さ寸
    法を有する請求項1に記載された巻尺組立体。
  3. 【請求項3】 前記ブレードの凹凸横断面形状が、所定
    の曲率半径を有するアーチ中央部と、それぞれ同じ曲率
    半径を有する一体のアーチ端部とを含み、前記アーチ中
    央部の曲率半径が7.62〜15.3mm(0.30〜
    0.60インチ)の範囲の寸法であり、前記アーチ端部
    の曲率半径が2.54〜12.7cm(1.0〜5.0
    インチ)の範囲の寸法である請求項2に記載された巻尺
    組立体。
  4. 【請求項4】 前記ばねの金属リボンが、平坦形状にお
    ける前記ブレードの金属リボンの幅の95%〜120%
    の幅を有する請求項3に記載された巻尺組立体。
  5. 【請求項5】 前記ばねの金属リボンが、ブレードの金
    属リボンの幅の100%〜110%である請求項4に記
    載された巻尺組立体。
  6. 【請求項6】 前記ハウジング組立体の高さが、9.2
    7cm(3.65インチ)を実質的に超えない請求項4
    に記載された巻尺組立体。
  7. 【請求項7】 前記ハウジング組立体の高さが、8.2
    6cm(3.25インチ)を実質的に超えない請求項6
    に記載された巻尺組立体。
  8. 【請求項8】 前記ばねの金属リボンが、前記ブレード
    の金属リボンの幅の95%〜120%である幅を有する
    請求項2に記載された巻尺組立体。
  9. 【請求項9】 前記ばねの金属リボンがブレードの金属
    リボンの幅の100%〜110%である請求項8に記載
    された巻尺組立体。
  10. 【請求項10】 前記ハウジング組立体の高さが、9.
    27cm(3.65インチ)を実質的に超えない請求項
    2に記載された巻尺組立体。
  11. 【請求項11】 前記ハウジング組立体の高さが、8.
    26cm(3.25インチ)を実質的に超えない請求項
    10に記載された巻尺組立体。
  12. 【請求項12】 前記ブレードの比較的短い自由端部
    が、その凹面に接着されたプラスチック材料から成る透
    明フィルムを有する請求項2に記載された巻尺組立体。
  13. 【請求項13】 前記ブレードがその自由端に端部フッ
    ク部材を有し、該端部フック部材は端部から概ね直角に
    曲げられたU形フック部を有する凹凸取付け部を含めて
    所定厚さの金属シートで形成されており、前記端部フッ
    ク部材は前記ブレードの自由端に取付けられるが、その
    取付け部分は前記ブレードの自由端における凹面に対し
    て範囲を制限されて滑動できる係合状態に固定されて、
    前記物差しを前記U形フック部の外面から外方へ、また
    は前記U形フック部の内面から内方へ測定できるように
    成し、前記U形フック部は前記ブレードの自由端におけ
    る凸面から横方向へ延在する湾曲部と、前記ブレードの
    自由端の横方向で隔てられた角隅部を越えて延びる間隔
    を置いた脚部とを含む請求項12に記載された巻尺組立
    体。
  14. 【請求項14】 前記ハウジング組立体が一対の協働す
    るハウジング部材を含み、各ハウジング部材は端壁を有
    し、前記端壁はその周縁から延在して自由縁で終わる周
    壁を有しており、前記ハウジング部材は、該周壁に隣接
    する間隔を置いた位置で一方のハウジング部材を貫通し
    て延び他方のハウジング部材に螺合される複数のボルト
    によって、また隣接する端壁の中央内面との相互に係合
    する非円形の凹凸式連結手段を各端に有する固定される
    リール・スピンドルによって、ハウジング部材の自由縁
    を相互に係合させて互いに固定されており、前記スピン
    ドルの各端は内部にねじを形成され、隣接する端壁の中
    央穴と、該中央穴およびねじの形成された内面との間の
    凹凸式連結手段とを貫通して延びるボルトを螺合関係で
    受容するように構成された請求項13に記載された巻尺
    組立体。
  15. 【請求項15】 前記ハウジング組立体が前記ブレード
    の凸面に隣接してその開口の一部を形成する付設部材を
    含み、前記付設部材は、接線方向へ延び横方向で互いに
    間隔を置いた複数の隆起条を有し、該隆起条が、前記リ
    ールから前記ハウジング組立体の開口に向かって接線方
    向に延びる前記ブレードの凸面に係合する面を作ってい
    る請求項14に記載された巻尺組立体。
  16. 【請求項16】 通常の非動作位置と保持位置との間で
    反対両方向へアーチ状の動きができるように、前記ハウ
    ジング組立体に取付けられた保持部材を前記保持組立体
    が含み、前記保持部材は、(1)保持部材が前記保持位
    置にあるときは前記ブレードをハウジング組立体の内側
    保持面に対して保持するために、接線方向へ延在するブ
    レードの一部と楔係合するように移動できる内側自由端
    と、(2)前記保持部材から通常の動作から保持位置へ
    前記保持部材を移動させるために指で動かし得るように
    形成された外側の親指係合部とを有しており、前記内側
    自由端は、前記フック部材の前記取付け部の幅を作動上
    受入れることのできる幅を有する中央凹部を有する請求
    項1に記載された巻尺組立体。
  17. 【請求項17】 ハウジング組立体と、 前記ハウジング組立体の内部に回転可能に取付けられた
    リールと、 一端が前記リールに連結された金属リボンで形成され、
    前記リールに対して接線方向の位置から、前記ハウジン
    グ組立体の開口を通って外方へ伸長するように前記ハウ
    ジング組立体に対して構成され配置された細長いブレー
    ドと、 前記ハウジング組立体の前記開口から外部へ通常状態で
    ある凹凸横断面形状で伸長する細長いブレードを平坦な
    横断面形状で前記リール上に接触する渦巻きコイル形態
    で巻きつける方向へ、前記リールを前記ハウジング組立
    体の内部で回転させるために、前記ハウジング組立体と
    前記リールの間に構成され配置された金属リボンで形成
    されたコイルばねと、 前記ハウジング組立体の開口から外部へ伸長した所定位
    置にブレードを保持するために、また保持位置からブレ
    ードを解放するために、手操作できるように構成され配
    置されたブレード保持組立体とを含み、 前記細長いブレードが、平坦形状で2.79cm〜3.
    81cm(1.10〜1.5インチ)の範囲の幅寸法、
    凹凸形状で6.35〜10.2mm(0.25〜0.4
    0インチ)の範囲の高さ寸法、および前記いずれの形状
    であっても1.14〜0.16mm(0.0045〜
    0.0063インチ)の範囲の厚さ寸法を有する巻尺組
    立体。
  18. 【請求項18】 前記ばねの金属リボンが、平坦形状に
    おける前記ブレードの金属リボンの幅の95%〜120
    %の幅を有する請求項17に記載された巻尺組立体。
  19. 【請求項19】 前記ばねの金属リボンの厚さが、ブレ
    ードの金属リボンの厚さよりも0%〜25%だけ薄い請
    求項18に記載された巻尺組立体。
  20. 【請求項20】 ハウジング組立体の高さが、最大約1
    0.1m(33フィート)であるブレード長用として実
    質上9.27cm(3.65インチ)を超えず、ハウジ
    ング組立体の高さが、最大約9.14m(30フィー
    ト)であるブレード長用として実質上8.76cm
    (3.45インチ)を超えず、またハウジング組立体の
    高さが、最大約8mであるブレード長用として実質上
    8.26cm(3.25インチ)を超えない請求項19
    に記載された巻尺組立体。
  21. 【請求項21】 前記ブレードの凹凸横断面形状が、所
    定の曲率半径を有するアーチ中央部と、それぞれ同じ曲
    率半径を有する一体のアーチ端部とを含み、前記中央部
    の曲率半径が寸法7.62〜15.3mm(0.30〜
    0.60インチ)の範囲であり、前記端部の曲率半径寸
    法が2.54〜12.7cm(1.0〜5.0インチ)
    の範囲である請求項20に記載された巻尺組立体。
  22. 【請求項22】 ハウジング組立体と、 前記ハウジング組立体の内部に回転可能に取付けられた
    リールと、 一端が前記リールに連結された金属リボンで形成され、
    前記リールに対して接線方向の位置から、前記ハウジン
    グ組立体の開口を通って外方へ伸長するように前記ハウ
    ジング組立体に対して構成され配置された細長いブレー
    ドと、 前記ハウジング組立体の前記開口から外部へ通常状態で
    ある凹凸横断面形状で伸長する細長いブレードを平坦な
    横断面形状で前記リール上に渦巻きコイル形態に巻きつ
    ける方向へ、前記リールを前記ハウジング組立体の内部
    で回転させるために、前記ハウジング組立体と前記リー
    ルの間に構成され配置された金属リボンで形成されたコ
    イルばねと、 前記ハウジング組立体の開口から外部へ伸長した所定位
    置にブレードを保持するために、また保持位置からブレ
    ードを解放するために、手操作できるように構成され配
    置されたブレード保持組立体とを含み、 前記ブレードの凹凸横断面形状が、所定の曲率半径を有
    するアーチ中央部と、それぞれ同じ曲率半径を有する一
    体のアーチ端部とを含み、前記アーチ中央部の曲率半径
    が寸法7.62〜15.3mm(0.30〜0.60イ
    ンチ)の範囲であり、前記端部の曲率半径が寸法2.5
    4〜12.7cm(1.0〜5.0インチ)の範囲であ
    る巻尺組立体。
  23. 【請求項23】 前記アーチ中央部の曲率半径寸法が1
    0.16〜12.7mm(0.40〜0.50インチ)
    の範囲であり、前記端部の曲率半径が寸法5.08〜1
    0.2cm(2.0〜4.0インチ)の範囲である請求
    項22に記載された巻尺組立体。
  24. 【請求項24】 前記アーチ中央部の曲率半径が約1
    1.7mm(約0.46インチ)であり、前記端部の曲
    率半径が約7.62cm(約3.0インチ)である請求
    項22に記載された巻尺組立体。
  25. 【請求項25】 前記細長いブレードが平坦形状で2.
    79cm〜3.81cm(1.10〜1.5インチ)の
    範囲の幅寸法、凹凸形状で6.35〜10.2mm
    (0.25〜0.40インチ)の範囲の高さ寸法、およ
    び前記いずれの形状であっても1.14〜0.16mm
    (0.0045〜0.0063インチ)の範囲の厚さ寸
    法を有しており、また少なくとも3.2m(10.5フ
    ィート)〜約3.96m(13フィート)のブレードに
    沿う測定する長だけ前記ブレードがアーチ状に突出する
    ように構成されている請求項22に記載された巻尺組立
    体。
  26. 【請求項26】 前記細長いブレードが、平坦形状で
    2.79cm〜3.81cm(1.25〜1.39イン
    チ)の広い範囲の幅寸法、凹凸形状で7.62〜8.8
    9mm(0.30〜0.35インチ)の範囲の高さ寸
    法、および前記いずれの形状であっても0.127〜
    0.142mm(0.005〜0.0056インチ)の
    範囲の厚さ寸法を有する請求項25に記載された巻尺組
    立体。
  27. 【請求項27】 前記細長いブレードが約3.17cm
    (約1.25インチ)の幅、凹凸形状で約8.13mm
    (約0.32インチ)の高さ、および前記いずれの形状
    であっても約0.13mm(約0.0051インチ)の
    厚さを有する請求項26に記載された巻尺組立体。
JP2000269377A 1999-08-04 2000-08-02 ブレード突出長の大きな巻尺組立体 Expired - Fee Related JP4671482B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/366,781 US6324769B1 (en) 1999-08-04 1999-08-04 Rule assembly with increased blade standout
US366781 1999-08-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001201301A true JP2001201301A (ja) 2001-07-27
JP4671482B2 JP4671482B2 (ja) 2011-04-20

Family

ID=23444469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000269377A Expired - Fee Related JP4671482B2 (ja) 1999-08-04 2000-08-02 ブレード突出長の大きな巻尺組立体

Country Status (5)

Country Link
US (3) US6324769B1 (ja)
EP (2) EP1074813B1 (ja)
JP (1) JP4671482B2 (ja)
DE (1) DE60029279T2 (ja)
TW (1) TW552398B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10928174B2 (en) 2017-03-08 2021-02-23 Stanley Black & Decker, Inc. Ergonomic tape measure
CN114858027A (zh) * 2017-08-24 2022-08-05 米沃奇电动工具公司 具有增加尺带突出的尺带尺片轮廓的卷尺

Families Citing this family (65)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6324769B1 (en) * 1999-08-04 2001-12-04 The Stanley Works Rule assembly with increased blade standout
US6725560B2 (en) * 2000-07-25 2004-04-27 Braden L. Smith Releasable marking attachment for tape measure
US6473986B1 (en) * 2001-09-06 2002-11-05 Fu-Cheng Sun Tape rule blade
US7555831B2 (en) * 2001-11-13 2009-07-07 Cyberoptics Corporation Method of validating component feeder exchanges
US6662463B2 (en) * 2002-03-15 2003-12-16 Shih-Lin Lee Tape rule with a tape of enhanced stiffness
US20040044438A1 (en) * 2002-06-26 2004-03-04 The Stanley Works Point-of-sale tape measure dispenser
US7003895B2 (en) 2002-10-03 2006-02-28 U.S. Tape Company, Inc. Tape measure having a self-powered reel assembly
US6718649B1 (en) * 2003-01-21 2004-04-13 Cooper Brands, Inc. Tape measure housing with post
US6892468B2 (en) * 2003-04-17 2005-05-17 The Stanley Works Retractable rule assembly with improved blade opening
US6907676B2 (en) * 2003-07-31 2005-06-21 Huei-Yen Liao Strengthened blade tape measure
US6959500B2 (en) * 2003-07-31 2005-11-01 Huei-Yen Liao Strengthened blade tape measure
EP1510777A1 (en) * 2003-08-25 2005-03-02 Shin-Lin Lee Tape rule with a tape of enhanced stiffness
US7159331B2 (en) * 2003-12-30 2007-01-09 Cooper Brands, Inc. Tape measure with extended standout
CN101358822A (zh) * 2003-12-30 2009-02-04 库珀品牌公司 具有加长伸出度的卷尺
US7024791B2 (en) * 2004-01-12 2006-04-11 Black & Decker Inc. Tape measure with laser beam
US7163040B2 (en) * 2004-01-13 2007-01-16 Sanford L.P. Correction tape applicator tip with cylindrical projection
US7062862B2 (en) * 2004-02-19 2006-06-20 Wheaton Randall D Retractable rule
US7096596B2 (en) * 2004-09-21 2006-08-29 Alltrade Tools Llc Tape measure device
US7458537B2 (en) 2005-05-31 2008-12-02 Cooper Brands, Inc. Tape measure with post reinforcing collar
WO2007030112A1 (en) * 2005-09-06 2007-03-15 Huei-Yen Liao Strengthened bladed tape measure
US7370432B2 (en) * 2005-09-08 2008-05-13 Dubois R Clark Tape measure with detachable tape
US20070079520A1 (en) * 2005-10-10 2007-04-12 Levine Steven R Tape measure and method of manufacture
US7559154B2 (en) * 2005-10-19 2009-07-14 Irwin Industrial Tool Company Tape measure
DE202006000836U1 (de) * 2006-01-19 2007-05-24 STABILA Messgeräte Gustav Ullrich GmbH Bandmaß
US7377050B2 (en) * 2006-04-03 2008-05-27 Irwin Industrial Tool Company Tape measure
US7395608B2 (en) * 2006-07-13 2008-07-08 Huei-Yen Liao Tape measure
US7992317B1 (en) 2008-01-18 2011-08-09 Michael Scott Cannata Tape measure apparatus
ES2927873T3 (es) 2008-06-06 2022-11-11 Ulthera Inc Sistema y procedimiento para tratamiento cosmético y formación de imágenes
US7987611B2 (en) * 2008-07-29 2011-08-02 Curtis Patrick Taylor Self-extending elongate member and use thereof
DE102008050268A1 (de) * 2008-10-07 2010-04-08 Baier & Schneider Gmbh & Co. Kg Zeichenlineal
US20100314277A1 (en) 2009-06-11 2010-12-16 Stanley Black & Decker, Inc. Tape rule anti-theft device and package
US8117762B2 (en) 2010-01-28 2012-02-21 Stanley Black & Decker, Inc. Tape rule and end hook therefor
US8117763B2 (en) 2010-01-28 2012-02-21 Stanley Black & Decker, Inc. Tape rule and end hook therefor
US8191278B2 (en) * 2010-08-27 2012-06-05 Sander Jr Frank Scott Hinged tape measure
US8793890B2 (en) 2011-04-13 2014-08-05 Stanley Black & Decker, Inc. Tape rule housing
US9080849B2 (en) 2011-07-29 2015-07-14 Milwaukee Electric Tool Corporation Tape measure
CA2784047C (en) 2011-07-29 2015-08-11 Milwaukee Electric Tool Corporation Tape measure
US8863399B2 (en) 2011-08-26 2014-10-21 Milwaukee Electric Tool Corporation Tape measure
US8584373B2 (en) * 2011-09-21 2013-11-19 Stanley Black & Decker, Inc. Tape rule blade with variable thickness coating
US9267778B2 (en) 2012-01-19 2016-02-23 Milwaukee Electric Tool Corporation Tape measure
USD733597S1 (en) 2012-07-30 2015-07-07 Milwaukee Electric Tool Corporation Tape measure
US9207058B2 (en) 2012-09-19 2015-12-08 Stanley Black & Decker, Inc. Measuring tape rule device
US10036620B2 (en) 2014-12-18 2018-07-31 Victor S. Webb Retractable measuring and cutting device
USD785476S1 (en) 2015-12-10 2017-05-02 Milwaukee Electric Tool Corporation Tape measure
USD785475S1 (en) 2015-12-10 2017-05-02 Milwaukee Electric Tool Corporation Tape measure
USD783429S1 (en) 2016-01-07 2017-04-11 Milwaukee Electric Tool Corporation Tape measure
USD787347S1 (en) 2016-01-07 2017-05-23 Milwaukee Electric Tool Corporation Tape measure
USD783430S1 (en) 2016-01-07 2017-04-11 Milwaukee Electric Tool Corporation Tape measure
USD788611S1 (en) 2016-06-01 2017-06-06 Milwaukee Electric Tool Corporation Tape measure
TWI805056B (zh) 2016-09-08 2023-06-11 美商米沃奇電動工具公司 具有強化帶刃及/或降低撕裂鉤架構之捲尺
US9874428B1 (en) 2016-10-05 2018-01-23 Milwaukee Electric Tool Corporation Tape measure with compact retraction system
EP3523600B1 (en) * 2016-10-05 2023-12-06 Milwaukee Electric Tool Corporation Tape measure with compact retraction system
US10836603B2 (en) 2017-03-22 2020-11-17 Milwaukee Electric Tool Corporation Tape measure with epicyclic gear drive for tape retraction
KR101844383B1 (ko) * 2017-04-12 2018-04-04 주식회사코메론 컴팩트 사이즈 줄자
US10870555B2 (en) 2017-05-18 2020-12-22 Stanley Black & Decker, Inc. Tape rule assembly with differential spring-drive systems
US10422616B2 (en) 2017-07-07 2019-09-24 Stanley Black & Decker, Inc. Hybrid spring and electric motor tape rule
WO2019067515A1 (en) * 2017-09-26 2019-04-04 Apex Brands, Inc. IMPROVED OUTPUT MEASURING RIBBON
WO2019067531A1 (en) * 2017-09-26 2019-04-04 Apex Brands, Inc. INCREASED BOMBING MEASURING RIBBON
US10859363B2 (en) * 2017-09-27 2020-12-08 Stanley Black & Decker, Inc. Tape rule assembly with linear optical encoder for sensing human-readable graduations of length
WO2019173514A1 (en) 2018-03-07 2019-09-12 Milwaukee Electric Tool Corporation Tape measure with reinforced tape blade
WO2020014578A1 (en) * 2018-07-12 2020-01-16 Apex Brands Inc. Measuring tape with improved case durability
US11118887B2 (en) 2019-01-14 2021-09-14 Stanley Black & Decker, Inc. Self-retracting tape rule
WO2020159114A1 (ko) * 2019-01-30 2020-08-06 최상호 줄자용 블레이드
CN113767262A (zh) 2019-05-03 2021-12-07 米沃奇电动工具公司 包括端部保护膜的具有尺条的卷尺
USD1014301S1 (en) * 2019-12-17 2024-02-13 STABILA Messgeräte Gustav Ullrich GmbH Tape measure

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55107901A (en) * 1979-02-14 1980-08-19 Sekisui Jushi Co Ltd Manufacturing method of self-standing fiber-reinforced synthetic resin tape measure
JPS5735702A (en) * 1980-08-14 1982-02-26 Sekisui Jushi Co Ltd Self-supporting fiber reinforced synthetic resin tape measure and its manufacture
JPH06258001A (ja) * 1993-03-10 1994-09-16 Sekisui Jushi Co Ltd 自立性繊維補強合成樹脂製巻尺
JPH0791902A (ja) * 1993-09-24 1995-04-07 Sekisui Jushi Co Ltd 巻 尺
JPH0791901A (ja) * 1993-09-24 1995-04-07 Sekisui Jushi Co Ltd 巻 尺

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1730199A (en) * 1926-12-16 1929-10-01 Hiram A Farrand Coiling means for concavo-convex springs
US1964248A (en) * 1932-02-08 1934-06-26 Lufkin Rule Co Method of making concavo-convex tape measures
US2050941A (en) * 1933-10-04 1936-08-11 Hiram A Farrand Inc Rule
US2809142A (en) * 1953-04-01 1957-10-08 Allan R A Beeber Measuring tapes
GB1297631A (ja) * 1969-01-28 1972-11-29
US3716201A (en) * 1970-05-04 1973-02-13 Stanley Works Coilable rule and replacement cartridge therefor
SE413434B (sv) * 1978-01-30 1980-05-27 Bergkvist Lars A Ut- och upprullbart mattband
DE2844020A1 (de) * 1978-10-09 1980-04-17 Ullrich Stabila Messgeraete Rollbandmass
JPS6052361B2 (ja) * 1979-06-15 1985-11-19 三光発条株式会社 直立する巻尺
DE2946706A1 (de) * 1979-11-20 1981-05-27 Christoph 8035 Gauting Rossmann Aufrollbares metallfederband
US4429462A (en) * 1982-09-30 1984-02-07 The Stanley Works Variable stiffness rule blade, rule employing same, and method of making same
US4487379A (en) * 1982-12-07 1984-12-11 The Stanley Works Coilable tape rule with shifting hub, reel assembly therefor, and method of assembling
US4578867A (en) * 1985-01-14 1986-04-01 The Stanley Works Spring coilable top reading rule with improved guide structure for coilable blade
US4976048A (en) * 1988-06-28 1990-12-11 Cooper Industries, Inc. Tape measure lock
US4930227A (en) * 1989-02-21 1990-06-05 The Stanley Works Coilable tape rule with improved end hook
US4972601A (en) * 1989-10-20 1990-11-27 The Stanley Works Coilable tape rule with improved connection between spring and blade
US5210956A (en) * 1992-03-03 1993-05-18 Arrow Fastener Company, Inc. Retractable tape measure
US5806202A (en) * 1996-08-08 1998-09-15 Cooper Industries, Inc. Retractable tape measure with sliding lock
CA2190521C (en) * 1996-11-15 2005-04-05 Rule Lee Improvement for tape measure
US6367161B1 (en) * 1998-08-14 2002-04-09 The Stanley Works Rule assembly with increased standout
US6449866B1 (en) * 1999-08-04 2002-09-17 The Stanley Works Rule assembly with improved blade hook
US6324769B1 (en) * 1999-08-04 2001-12-04 The Stanley Works Rule assembly with increased blade standout
US6249986B1 (en) * 1999-08-04 2001-06-26 The Stanley Works Rule assembly with protective film
US6282808B1 (en) * 1999-08-04 2001-09-04 The Stanley Works Rule assembly with hook bend protection
US6243964B1 (en) * 1999-08-04 2001-06-12 The Stanley Works Rule asssembly with reduced housing size
US6473986B1 (en) * 2001-09-06 2002-11-05 Fu-Cheng Sun Tape rule blade
US6662463B2 (en) * 2002-03-15 2003-12-16 Shih-Lin Lee Tape rule with a tape of enhanced stiffness
US6907676B2 (en) * 2003-07-31 2005-06-21 Huei-Yen Liao Strengthened blade tape measure
US6959500B2 (en) * 2003-07-31 2005-11-01 Huei-Yen Liao Strengthened blade tape measure
US7159331B2 (en) * 2003-12-30 2007-01-09 Cooper Brands, Inc. Tape measure with extended standout
US7062862B2 (en) * 2004-02-19 2006-06-20 Wheaton Randall D Retractable rule
US7096596B2 (en) * 2004-09-21 2006-08-29 Alltrade Tools Llc Tape measure device

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55107901A (en) * 1979-02-14 1980-08-19 Sekisui Jushi Co Ltd Manufacturing method of self-standing fiber-reinforced synthetic resin tape measure
JPS5735702A (en) * 1980-08-14 1982-02-26 Sekisui Jushi Co Ltd Self-supporting fiber reinforced synthetic resin tape measure and its manufacture
JPH06258001A (ja) * 1993-03-10 1994-09-16 Sekisui Jushi Co Ltd 自立性繊維補強合成樹脂製巻尺
JPH0791902A (ja) * 1993-09-24 1995-04-07 Sekisui Jushi Co Ltd 巻 尺
JPH0791901A (ja) * 1993-09-24 1995-04-07 Sekisui Jushi Co Ltd 巻 尺

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10928174B2 (en) 2017-03-08 2021-02-23 Stanley Black & Decker, Inc. Ergonomic tape measure
US11499808B2 (en) 2017-03-08 2022-11-15 Stanley Black & Decker, Inc. Ergonomic tape measure
CN114858027A (zh) * 2017-08-24 2022-08-05 米沃奇电动工具公司 具有增加尺带突出的尺带尺片轮廓的卷尺

Also Published As

Publication number Publication date
EP1074813A3 (en) 2003-04-23
DE60029279T2 (de) 2007-07-05
US6643947B2 (en) 2003-11-11
DE60029279D1 (de) 2006-08-24
TW552398B (en) 2003-09-11
EP1647797B1 (en) 2012-06-20
US6324769B1 (en) 2001-12-04
EP1074813B1 (en) 2006-07-12
US20020078585A1 (en) 2002-06-27
EP1647797A1 (en) 2006-04-19
EP1074813A2 (en) 2001-02-07
JP4671482B2 (ja) 2011-04-20
USRE39719E1 (en) 2007-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001201301A (ja) ブレード突出長の大きな巻尺組立体
JP5307180B2 (ja) 引込み式物差し組立体
JP4648528B2 (ja) 保護フィルム付き物差し組立体
US6449866B1 (en) Rule assembly with improved blade hook
US6282808B1 (en) Rule assembly with hook bend protection
US6804899B2 (en) Rule assembly with protective film
CA2725259C (en) Tape rule and end hook therefor
EP2400258B1 (en) Tape rule and end hook therefor
US5575077A (en) Extendable tape measure
TWI296702B (en) Retractable rule assembly with improved blade opening
CA2243262A1 (en) Concave blade manual return measuring tape

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100528

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100830

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110107

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4671482

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140128

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees