JP2001199203A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JP2001199203A
JP2001199203A JP2000011926A JP2000011926A JP2001199203A JP 2001199203 A JP2001199203 A JP 2001199203A JP 2000011926 A JP2000011926 A JP 2000011926A JP 2000011926 A JP2000011926 A JP 2000011926A JP 2001199203 A JP2001199203 A JP 2001199203A
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Kazuo Hayashi
一夫 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏摩耗を低減すると共に及び操縦安定性感を
向上する。 【解決手段】 カーカス12が一対のビードコア14に
跨るように配置され、クラウン部18を貫通するように
カーカス12が埋設される。クラウン部18に、ベルト
層20及びトレッド22が順次重ねられつつ配置され
る。このベルト層20は、最内層とされるスチールコー
ドにより構成された第1ベルト20Aと、中間層とされ
る同じくスチールコードにより構成された第2ベルト2
0Bと、最外層とされる同じくスチールコードにより構
成された第3ベルト20Cと、を有した3層構造とされ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スポーツ走行での
偏摩耗及び操縦安定性感を改良した空気入りタイヤに係
り、特に偏平率55%以下のサーキット等でのスポーツ
走行にも供されることのある高性能ラジアルタイヤに好
適なものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、乗用車用に装着される空気入り
タイヤの一種としてラジアルタイヤが知られている。図
4に示すように、このラジアルタイヤのカーカス112
の外周側にはスチールベルトが配置されているが、従来
のラジアルタイヤのスチールベルト114は2層であっ
た。さらに、トレッドに排水溝が無くタイヤの接地面全
体が一つのブロックとされるサーキット専用のスリック
タイヤと異なって、この図に示す一般に公道走行用とし
て市販されているタイヤのトレッド116は排水溝11
8を有し、トレッドパターンを構成する複数のブロック
120がこの排水溝118によりそれぞれ小さく形成さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような排
水溝118をトレッド116に有したタイヤを装着した
車両により、サーキット等でスポーツ走行を行った場
合、ハイスピードコーナリング時においてトレッド11
6の内でも強度の低い排水溝118の部分で、局所的な
曲がりであるバックリングが発生する。この結果、路面
に対して大きな角度を有してブロック120が接するこ
とになるので、ブロック120の摩耗が局所的に進んで
ブロック120に偏摩耗が生じることがあった。
【0004】さらに、路面に対して大きな角度を有して
ブロック120が接することにより、トレッド116を
構成するトレッドゴムの持つ路面との接地の際の摩擦力
であるグリップを十分に引き出すことが出来ず舵角が大
きくなり過ぎると共に、時には振動が生じてドライバー
に不評な場合もあって、操縦安定性感が低かった。本発
明は上記事実を考慮し、偏摩耗を低減し得ると共に及び
操縦安定性感を向上し得る空気入りタイヤを提供するこ
とが目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の空気入
りタイヤは、一対のビードコアに跨るカーカスが貫通し
たクラウン部に、ベルト層及びトレッドを順次重ねた空
気入りタイヤにおいて、このベルト層が3層のスチール
ベルト層による3層構造とされたことを特徴とする。
【0006】請求項1に係る空気入りタイヤの作用を以
下に説明する。この空気入りタイヤは、一対のビードコ
アに跨るカーカスが貫通したクラウン部に、ベルト層及
びトレッドを順次重ねた構成とされ、このベルト層が3
層のスチールベルト層による3層構造とされている。
【0007】つまり、タイヤの接地面内でのバックリン
グを少しでも抑制するために、スチールベルトの枚数を
従来の2枚から3枚に増やした。これによりタイヤの接
地面の曲げ剛性が高まり、排水溝の部分でのトレッドの
局所的な曲がりを減じて、ブロックが路面に対して接す
る角度が小さくなる。この為、ブロックの局所的摩耗が
抑制されてブロックの偏摩耗が低減される。また、ブロ
ックが路面に対して接する角度を小さくすることで、ト
レッドゴムが持つ路面との間のグリップを十分に引き出
し、高速でのコーナリングの際に必要な舵角が適正なも
のとされると共に、振動が低減されて、操縦安定性感が
改善される。
【0008】請求項2に係る空気入りタイヤの作用を以
下に説明する。本請求項では請求項1と同様に作用する
が、さらに、3層のスチールベルト層が、最内層とされ
る第1ベルトと、中間層とされる第2ベルトと、最外層
とされる第3ベルトとで構成され、これら3層のスチー
ルベルト層の幅寸法の関係が、第1ベルトの幅寸法>第
2ベルトの幅寸法>第3ベルトの幅寸法とされる構成を
有している。従って、従来より使用されているスチール
ベルトを1層追加して3層とし、これらスチールベルト
層の幅寸法をショルダ部の形状に合わせて外層ほど小さ
くしただけなので、空気入りタイヤを構成する部材の種
類が実質的に増えない。この為、構成部材の品種の管理
が煩雑にならないと共に、構成部材のコストが不必要に
増えず、結果として空気入りタイヤの製造コストが不必
要に増大しない。
【0009】請求項3に係る空気入りタイヤの作用を以
下に説明する。本請求項では請求項1及び請求項2と同
様に作用するが、さらに、3層のスチールベルト層が、
最内層とされる第1ベルトと、中間層とされる第2ベル
トと、最外層とされる第3ベルトとで構成され、第2ベ
ルトの幅寸法と第3ベルトの幅寸法との間の差が6mm
より大きく18mmより小さい値とされる構成を有して
いる。従って、スチールベルト層の幅寸法をショルダ部
の形状に合わせた適正な寸法で外層ほど小さくしたの
で、偏摩耗が一層低減されると共に操縦安定性感が一層
向上することになった。
【0010】請求項4に係る空気入りタイヤの作用を以
下に説明する。本請求項では請求項1から請求項3と同
様に作用するが、さらに、3層のスチールベルト層が、
最内層とされる第1ベルトと、中間層とされる第2ベル
トと、最外層とされる第3ベルトとで構成され、第1ベ
ルト及び第3ベルトを構成するコードの向きがクラウン
部の中心線に対して相互に同一の向きに傾き、第2ベル
トを構成するコードの向きが、クラウン部の中心線に対
して第1ベルト及び第3ベルトのコードの向きと逆方向
に傾いている構成を有している。従って、第1ベルト及
び第3ベルトのコードの向きと中間層とされる第2ベル
トのコードの向きとが、クラウン部の中心線に対して相
互に逆向きに傾いてこれらが交差しているので、タイヤ
の接地面の曲げ剛性の方向性が少なくなる。これに伴っ
てこの部分の曲げ剛性が一層高まり、ブロックが路面に
対して接する角度がより小さくなる。
【0011】請求項5に係る空気入りタイヤの作用を以
下に説明する。本請求項では請求項4と同様に作用する
が、さらに、3層のスチールベルト層をそれぞれ構成す
るコードのクラウン部の中心線に対する傾き角度が、相
互に同一の角度とされる構成を有している。従って、タ
イヤの接地面の曲げ剛性の方向性がより少なくなり、ブ
ロックが路面に対して接する角度がより一層小さくな
る。
【0012】請求項6に係る空気入りタイヤの作用を以
下に説明する。本請求項では請求項4及び請求項5と同
様に作用するが、さらに、3層のスチールベルト層をそ
れぞれ構成するコードとクラウン部の周方向に対して直
交する軸との間の角度が、56°から74°の範囲の角
度とされる構成を有している。従って、スチールベルト
層の強度を最も生かせる角度範囲になるように、コード
の傾き角度を設定することで、タイヤの接地面の曲げ剛
性がさらに高まり、ブロックが路面に対して接する角度
がより小さくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態に係る空気
入りタイヤを図1から図3に示し、これらの図に基づき
説明する。図1は、本実施の形態に係る空気入りタイヤ
10の例として225/45R17サイズの乗用車用タ
イヤを示し、この空気入りタイヤ10の骨格を構成する
トロイド状ラジアルカーカスであるカーカス12が、ポ
リエステルコードをこの空気入りタイヤ10の赤道面P
Lに対してほぼ直交する方向にそれぞれ配列した2層の
部材(図示せず)により、形成されている。
【0014】このカーカス12の両端部近傍には、それ
ぞれリング状にスチールワイヤーが巻かれて束ねられた
一対のビードコア14が配置されており、これら一対の
ビードコア14にそれぞれカーカス12の両端部が巻き
付けられている。さらに、このビードコア14の上部の
カーカス12間の隙間には、硬質ゴム製で先細り形状に
形成されたビードフィラー16がそれぞれ埋設されてい
る。以上より、カーカス12が一対のビードコア14に
跨るように配置されることになり、この空気入りタイヤ
10の頂部となるクラウン部18を貫通するようにこの
カーカス12がクラウン部18内に埋設されている。
【0015】そして、図1から図3に示すように、この
クラウン部18には、複数枚のベルト層20及びトレッ
ド22が順次重ねられつつ配置されている。つまり、こ
のベルト層20は、最内層とされるスチールコードによ
り構成された第1ベルト20Aと、中間層とされる同じ
くスチールコードにより構成された第2ベルト20B
と、最外層とされる同じくスチールコードにより構成さ
れた第3ベルト20Cと、を有した3層構造とされてい
る。
【0016】さらに、ベルトを構成するコードがクラウ
ン部18の中心線を含む赤道面PLに対して相互に同一
の向きに傾いて、第1ベルト20A及び第3ベルト20
Cが配置されており、この赤道面PLに対して第1ベル
ト20A及び第3ベルト20Cのコードの向きと逆方向
にコードが傾いて、第2ベルト20Bが配置されてい
る。また、これら3層のスチールベルト層のコードの傾
き角度は、赤道面PLに対して相互に同一の角度とされ
ている。尚、クラウン部18の周方向(赤道面PLの延
びる方向)に対して直交する軸Vを基準とした場合、こ
れらコードと軸Vとの間の角度θは、それぞれ56°か
ら74°の範囲の角度とされている。そして、このベル
ト層20の上部に、ゴム材によるトレッドゴムで形成さ
れて路面に接地するトレッド22が配置されていて、こ
のトレッド22上に排水溝22Bで区画された陸部であ
るブロック22Aが形成されている。
【0017】一方、ビードコア14とクラウン部18と
の間を繋ぐ部分である空気入りタイヤ10のサイドウォ
ール24にもカーカス12が配置されており、このカー
カス12より内側の空気入りタイヤ10の最内層をイン
ナーライナー26が形成している。また、サイドウォー
ル24とクラウン部18との間にはショルダ部28がそ
れぞれ位置しており、この一対のショルダ部28の近傍
に、支持部材30により固定されつつ、ベルト層20の
端部がそれぞれ配置されている。
【0018】但し、これら3層のスチールベルト層の幅
寸法の関係は、第1ベルト20Aの幅寸法をAとし、第
2ベルト20Bの幅寸法をBとし、第3ベルト20Cの
幅寸法をCとしたときに、 幅寸法A>幅寸法B>幅寸法C とされていて、第2ベルト20Bの幅寸法Bと第3ベル
ト20Cの幅寸法Cとの間の差が、6mmより大きく1
8mmより小さい値とされている。
【0019】次に、本実施の形態に係る空気入りタイヤ
10の作用を以下に説明する。この空気入りタイヤ10
は、一対のビードコア14に跨るカーカス12が貫通し
たクラウン部18に、ベルト層20及びトレッド22を
順次重ねた構成とされ、このベルト層20が3層のスチ
ールベルト層による3層構造とされている。
【0020】つまり、タイヤの接地面内でのバックリン
グを少しでも抑制するために、スチールベルトの枚数を
従来の2枚から3枚に増やした。これによりタイヤの接
地面の曲げ剛性が高まり、排水溝22Bの部分でのトレ
ッド22の局所的な曲がりを減じて、ブロック22Aが
路面に対して接する角度が小さくなる。この為、ブロッ
ク22Aの局所的摩耗が抑制されてブロック22Aの偏
摩耗が低減される。また、ブロック22Aが路面に対し
て接する角度を小さくすることで、トレッドゴムが持つ
路面との間のグリップを十分に引き出し、高速でのコー
ナリングの際に必要な舵角が適正なものとされると共
に、振動が低減されて、操縦安定性感が改善される。
【0021】一方、本実施の形態では、3層のスチール
ベルト層が、最内層とされる第1ベルト20Aと、中間
層とされる第2ベルト20Bと、最外層とされる第3ベ
ルト20Cとで構成され、これら3層のスチールベルト
層の幅寸法の関係が、第1ベルト20Aの幅寸法A>第
2ベルト20Bの幅寸法B>第3ベルト20Cの幅寸法
Cとされているだけなく、第2ベルト20Bの幅寸法B
と第3ベルト20Cの幅寸法Cとの間の差が6mmより
大きく18mmより小さい値とされている。
【0022】従って、従来より使用されているスチール
ベルトを1層追加して3層とし、これらスチールベルト
層の幅寸法をショルダ部28の形状に合わせた適正な寸
法であって、外層ほど小さくしただけなので、空気入り
タイヤ10を構成する部材の種類が実質的に増えない。
この為、構成部材の品種の管理が煩雑にならないと共
に、構成部材のコストが不必要に増えず、結果として空
気入りタイヤ10の製造コストが不必要に増大しないだ
けでなく、偏摩耗が一層低減されると共に操縦安定性感
が一層向上することになった。
【0023】さらに、本実施の形態では、図3に示すよ
うに、第1ベルト20A及び第3ベルト20Cを構成す
るコードの向きが赤道面PLに対して相互に同一の向き
に傾くと共に、第2ベルト20Bを構成するコードの向
きが、赤道面PLに対して第1ベルト20A及び第3ベ
ルト20Cのコードの向きと逆方向に傾いている。そし
て、3層のベルト層20をそれぞれ構成するコードの赤
道面PLに対する傾き角度は、相互に同一の角度とされ
ていて、これらコードと軸Vとの間の角度θは、それぞ
れ56°から74°の範囲の角度とされている。
【0024】従って、第1ベルト20A及び第3ベルト
20Cのコードの向きと中間層とされる第2ベルト20
Bのコードの向きとが、赤道面PLに対して相互に逆向
きに傾いてこれらが交差しているので、タイヤの接地面
の曲げ剛性の方向性が少なくなる。これに伴ってこの部
分の曲げ剛性が一層高まり、ブロック22Aが路面に対
して接する角度がより小さくなる。他方、コードの赤道
面PLに対する傾き角度が、相互に同一の角度とされた
ので、タイヤの接地面の曲げ剛性の方向性がより少なく
なり、また、スチールベルト層の強度を最も生かせる角
度範囲になるように、コードの傾き角度を設定すること
で、タイヤの接地面の曲げ剛性がさらに高まり、ブロッ
ク22Aが路面に対して接する角度がより小さくなる。
【0025】次に、本発明が適用された空気入りタイヤ
10の効果を確かめるべく、本発明の実施の形態と従来
の空気入りタイヤとに関し、実車での走行をそれぞれ行
った。そして、摩耗量及び感応試験の結果を表1に表す
と共に、以下に説明する。尚ここで、比較として図4に
示す従来の空気入りタイヤ(2層のスチールベルト11
4を有する)用いてこれを「従来例」と表し、本実施の
形態の空気入りタイヤ10を「実施例」と表した。
【0026】
【表1】
【0027】ここで摩耗量Sの値は、図1及び図4に示
すように、空気入りタイヤの中央部に配置されたブロッ
クの端部で測定し、また、トラクション、アンダーステ
ア、オーバステア等の実車での感応試験は、10点満点
の評価点で結果を表す。尚、感応試験は点数が高い程、
良好な操縦安定性感であることを示す。この結果、摩耗
量Sは従来例の5mmに対して実施例が3.5mmと少
なく、また、感応試験は従来例の6.5点に対して実施
例が7.5点と高く、ともに実施例が優れていることが
理解できる。
【0028】尚、表1のデータに関する試験条件は以下
の通りであった。 タイヤサイズ:225/45R17 リム幅:7.5J−17 タイヤ内圧:220kPa 走行試験条件:中型セダンにタイヤを装着してのサーキ
ット走行(全長2Kmのサーキットを平均時速約100
Km/hで20周走行)
【0029】尚、本発明の実施の形態において、偏平率
55%以下のラジアルタイヤであるサイズが225/4
5R17のタイヤを用いて説明したが、偏平率が55%
を越えるタイヤサイズのものにも適用しても良い。さら
に、本発明の実施の形態において、図3において、第1
ベルト20A及び第3ベルト20Cのコードが右上側か
ら左下側に延びるように配置されると共に、第2ベルト
20Bのコードが左上側から右下側に延びるようにが配
置されているが、この逆に第1ベルト20A及び第3ベ
ルト20Cのコードを左上側から右下側に延びるように
配置すると共に、第2ベルト20Bのコードを右上側か
ら左下側に延びるように配置しても良い。
【0030】
【発明の効果】本発明の空気入りタイヤは上記構成とし
たので、偏摩耗を低減できると共に及び操縦安定性感を
向上できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る空気入りタイヤを
示す断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る空気入りタイヤの
要部を示す拡大断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る空気入りタイヤの
トレッド等のゴムの部材を削除した状態の平面図であ
る。
【図4】従来技術に係る空気入りタイヤを示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10 空気入りタイヤ 12 カーカス 14 ビードコア 18 クラウン部 20 ベルト層 20A 第1ベルト 20B 第2ベルト 20C 第3ベルト

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のビードコアに跨るカーカスが貫通
    したクラウン部に、ベルト層及びトレッドを順次重ねた
    空気入りタイヤにおいて、 このベルト層が3層のスチールベルト層による3層構造
    とされたことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】 前記3層のスチールベルト層が、最内層
    とされる第1ベルトと、中間層とされる第2ベルトと、
    最外層とされる第3ベルトとで構成され、 これら3層のスチールベルト層の幅寸法の関係が、 第1ベルトの幅寸法>第2ベルトの幅寸法>第3ベルト
    の幅寸法とされたことを特徴とする請求項1に記載の空
    気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】 前記3層のスチールベルト層が、最内層
    とされる第1ベルトと、中間層とされる第2ベルトと、
    最外層とされる第3ベルトとで構成され、 第2ベルトの幅寸法と第3ベルトの幅寸法との間の差が
    6mmより大きく18mmより小さい値とされたことを
    特徴とする請求項1或いは請求項2記載の空気入りタイ
    ヤ。
  4. 【請求項4】 前記3層のスチールベルト層が、最内層
    とされる第1ベルトと、中間層とされる第2ベルトと、
    最外層とされる第3ベルトとで構成され、 第1ベルト及び第3ベルトを構成するコードの向きがク
    ラウン部の中心線に対して相互に同一の向きに傾き、第
    2ベルトを構成するコードの向きが、クラウン部の中心
    線に対して第1ベルト及び第3ベルトのコードの向きと
    逆方向に傾いたことを特徴とする請求項1から請求項3
    の何れかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 【請求項5】 前記3層のスチールベルト層をそれぞれ
    構成するコードのクラウン部の中心線に対する傾き角度
    が、相互に同一の角度とされたことを特徴とする請求項
    4記載の空気入りタイヤ。
  6. 【請求項6】 前記3層のスチールベルト層をそれぞれ
    構成するコードとクラウン部の周方向に対して直交する
    軸との間の角度が、56°から74°の範囲の角度とさ
    れたことを特徴とする請求項4或いは請求項5記載の空
    気入りタイヤ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104755281A (zh) * 2012-10-24 2015-07-01 米其林企业总公司 演变的胎面
CN105829136A (zh) * 2013-12-13 2016-08-03 米其林企业总公司 演变的轮胎胎面

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