JP2001198857A - 手持ち式工具及びその補助具 - Google Patents

手持ち式工具及びその補助具

Info

Publication number
JP2001198857A
JP2001198857A JP2000003688A JP2000003688A JP2001198857A JP 2001198857 A JP2001198857 A JP 2001198857A JP 2000003688 A JP2000003688 A JP 2000003688A JP 2000003688 A JP2000003688 A JP 2000003688A JP 2001198857 A JP2001198857 A JP 2001198857A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hand
tool
hook
loop fastener
glove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000003688A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Imai
昌宏 今井
Akihiro Ogawa
晃弘 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teikoku Sen I Co Ltd
Original Assignee
Teikoku Sen I Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teikoku Sen I Co Ltd filed Critical Teikoku Sen I Co Ltd
Priority to JP2000003688A priority Critical patent/JP2001198857A/ja
Publication of JP2001198857A publication Critical patent/JP2001198857A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Portable Power Tools In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者への負担を大幅に軽減することを可能
にした手持ち式工具及びその補助具を提供する。 【解決手段】 手持ち式工具の一例であるチェーンソー
の把持部3に被覆材11を取り付け、この被覆材11に
面ファスナーの一方の係合面12を設けると共に、手袋
13に面ファスナーの他方の係合面14を設け、これら
係合面12,14を互いに係合させながら手袋13を介
して把持部3を掌握する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手持ち式工具及び
その掌握を補助する補助具に関し、更に詳しくは、作業
者への負担の軽減を図った手持ち式工具及びその補助具
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、チェーンソーを用いて伐採作業
を行う場合、作業者はチェーンソーを手で持ちながら操
作する必要がある。しかしながら、チェーンソーは重量
物であるため、これを手で持ちながら操作することは作
業者にとって極めて大きな負担になっていた。また、カ
マのように軽量な工具を用いた作業であっても、これを
手で握りながら長時間にわたって使用する場合には作業
者に多大な疲労を与えていた。
【0003】このように手持ち式の工具は、手に持って
扱うが故に構成の大小に拘らず作業者への負担が極めて
大きく、その結果として、作業効率を低下させたり、退
いては事故の原因になっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、作業
者への負担を大幅に軽減することを可能にした手持ち式
工具及びその補助具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の手持ち式工具は、把持部を有する手持ち式工
具において、前記把持部に面ファスナーの一方の係合面
を設けると共に、手袋に前記面ファスナーの他方の係合
面を設け、これら係合面を互いに係合させながら前記手
袋を介して前記把持部を掌握するようにしたことを特徴
とするものである。
【0006】また、上記目的を達成するための本発明の
手持ち式工具の補助具は、手持ち式工具の把持部に取り
付けられる被覆材に面ファスナーの一方の係合面を設け
ると共に、手袋に前記面ファスナーの他方の係合面を設
けたことを特徴とするものである。
【0007】このように手持ち式工具の把持部に面ファ
スナーの一方の係合面を設ける一方で、手袋に面ファス
ナーの他方の係合面を設け、これら係合面を互いに係合
させながら前記手袋を介して前記把持部を掌握するよう
にしたので、面ファスナーの係合力に基づいて手持ち式
工具の掌握を補助することができ、作業者への負担を大
幅に軽減することができる。
【0008】本発明において、手持ち式工具の把持部に
は面ファスナーの一方の係合面を製品の一部として予め
設けておいても良く、或いは係合面を設けた被覆材を必
要に応じて既存の工具の把持部に取り付けるようにして
も良い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について添付
の図面を参照して具体的に説明する。
【0010】図1は本発明の手持ち式工具としてチェー
ンソーを例示するものである。図において、1はチェー
ンソー本体、2,3は把持部、4はハンドブレーキ、5
はガイドプレート、6はガイドプレートの縁部に沿って
回転する刃付きチェーンである。チェーンソー本体1の
後部に位置する把持部2には始動スイッチ7が設けられ
ている。一方、チェーンソー本体1の上部に位置する把
持部3はチェーンソー本体1の幅方向に延長するパイプ
材から構成されている。この把持部3には、図2に示す
ように、長手方向に沿って被覆材11が巻き付けられて
いる。
【0011】上記被覆材11は、図3及び図4に示すよ
うに、把持部に対する取付面の反対側に面ファスナーの
一方の係合面12を備えていると共に、接着又は粘着等
の手段により把持部に対して着脱自在になっている。被
覆材11の材料は特に限定されるものではなく、例えば
布帛、皮革、合成樹脂等から構成することができる。被
覆材11は必ずしも上部に設けた把持部3の全周囲を被
覆する必要はなく、また必要であれば後部に設けた把持
部2に取り付けても良い。
【0012】図5は本発明の手持ち式工具の補助具の一
部を構成する手袋を例示するものである。図5に示すよ
うに、手袋13の掌側には面ファスナーの他方の係合面
14が設けられている。手袋13の係合面14と被覆材
11の係合面12とは互いに係合し、これら係合面1
2,14が面ファスナーを構成している。また、手袋1
3の係合面14は被覆材11の係合面12に対して係合
し易くなるように掌から指先までの範囲で複数箇所に分
散させて配置してある。
【0013】上述した補助具を備えたチェーンソーを使
用する場合、作業者は把持部3を持つ手に手袋13は填
め、面ファスナーの係合面12,14を互いに係合させ
ながら手袋13を介して把持部3を掌握するようにす
る。このように作業者の手とチェーンソーとの間に面フ
ァスナーの係合力を与えることにより、作業者は弱い握
りで作業を行ったり、或いは疲労を感じたときに握りを
緩めて握力を回復させることが可能になり、チェーンソ
ーを用いた作業における負担を大幅に軽減することがで
きる。
【0014】一方、作業を終了又は中断する場合は、把
持部3に設けた面ファスナーの係合面12から手袋13
に設けた係合面14を引き剥がすことで、作業に用いた
チェーンソーを簡単に放すことができる。
【0015】本発明において、面ファスナーの構成は特
に限定されるものではなく、多数の弾性フックを持つ雄
型の係合面と多数のループ状フィラメントを持つ雌型の
係合面とを組み合わせて用いたり、或いは多数の弾性フ
ックと多数のループ状フィラメントを混在させた雌雄型
の係合面を用いることができる。また、工具の把持部に
設ける係合面を多数の弾性フックから構成する一方で、
手袋として軍手のような布製手袋を用いた場合、弾性フ
ックが手袋を構成する繊維に係合するため、手袋の表面
自体を面ファスナーの係合面として機能させることがで
きる。
【0016】上記実施形態では工具がチェーンソーであ
る場合について説明したが、本発明はチェーンソーのほ
か電動草刈機やカマを含む各種の手持ち式工具に適用す
ることができる。なお、手持ち式工具とは少なくとも掌
握すべき把持部を有する工具であるが、この把持部のほ
かに肩ベルト等の適宜の保持手段を備えたものであっも
良い。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の手持ち式工
具によれば、把持部を有する手持ち式工具において、把
持部に面ファスナーの一方の係合面を設けると共に、手
袋に面ファスナーの他方の係合面を設け、これら係合面
を互いに係合させながら手袋を介して把持部を掌握する
ようにしたから、面ファスナーの係合力に基づいて手持
ち式工具の掌握を補助し、作業者への負担を大幅に軽減
することができる。
【0018】また、本発明の手持ち式工具の補助具は、
手持ち式工具の把持部に取り付けられる被覆材に面ファ
スナーの一方の係合面を設けると共に、手袋に前記面フ
ァスナーの他方の係合面を設けたから、既存の手持ち式
工具に対して面ファスナーの係合力を付与することを可
能にし、その係合力に基づいて作業者への負担を大幅に
軽減することができる。
【0019】本発明は各種作業における高齢者対策とし
て極めて有効である。しかも本発明によれば、手持ち式
工具を使用する際の作業効率を向上し、更には手持ち式
工具による不慮の事故を未然に防止することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態からなる手持ち式工具として
チェーンソーを示す側面図である。
【図2】図1に示すチェーンソーの把手部の拡大平面図
である。
【図3】本発明の実施形態からなる手持ち式工具の補助
具の一部を構成する被覆材を示す平面図である。
【図4】図3のX−X矢視断面図である。
【図5】本発明の実施形態からなる手持ち式工具の補助
具の一部を構成する手袋を示す平面図である。
【符号の説明】
1 チェーンソー本体 2,3 把持部 11 被覆材 12 面ファスナーの係合面 13 手袋 14 面ファスナーの係合面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持部を有する手持ち式工具において、
    前記把持部に面ファスナーの一方の係合面を設けると共
    に、手袋に前記面ファスナーの他方の係合面を設け、こ
    れら係合面を互いに係合させながら前記手袋を介して前
    記把持部を掌握するようにした手持ち式工具。
  2. 【請求項2】 手持ち式工具の把持部に取り付けられる
    被覆材に面ファスナーの一方の係合面を設けると共に、
    手袋に前記面ファスナーの他方の係合面を設けた手持ち
    式工具の補助具。
JP2000003688A 2000-01-12 2000-01-12 手持ち式工具及びその補助具 Pending JP2001198857A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000003688A JP2001198857A (ja) 2000-01-12 2000-01-12 手持ち式工具及びその補助具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000003688A JP2001198857A (ja) 2000-01-12 2000-01-12 手持ち式工具及びその補助具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001198857A true JP2001198857A (ja) 2001-07-24

Family

ID=18532592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000003688A Pending JP2001198857A (ja) 2000-01-12 2000-01-12 手持ち式工具及びその補助具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001198857A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49103699U (ja) * 1972-12-25 1974-09-05
JPS49103695U (ja) * 1972-12-25 1974-09-05
JPH0190575U (ja) * 1987-08-12 1989-06-14
JPH0361769U (ja) * 1989-10-17 1991-06-17

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49103699U (ja) * 1972-12-25 1974-09-05
JPS49103695U (ja) * 1972-12-25 1974-09-05
JPH0190575U (ja) * 1987-08-12 1989-06-14
JPH0361769U (ja) * 1989-10-17 1991-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8062101B1 (en) Sanding glove
US9527190B2 (en) High articulation glove with removable work surface attachments
US20090210991A1 (en) Hand specific work glove system
US5010615A (en) Hand-holdable tool having a detachable handle
US20140217136A1 (en) Holster Mechanism
JP2014124725A (ja) 動力工具
US5809853A (en) Protective grip for pliers-type tool
US10743595B2 (en) Finger guard
US6397394B1 (en) Tool gripping assembly
US2481309A (en) Sharpening tool
JP2001198857A (ja) 手持ち式工具及びその補助具
US20110302693A1 (en) Tool Holding Glove
CN212852612U (zh) 一种新型户外施工手套
JP3236811U (ja) 使い捨て手袋
TWI571362B (zh) 多功能工具手套
KR200472300Y1 (ko) 작업용 장갑
JPH09268589A (ja) 辷止めを施したスコップ、シャベル、すき、くわ類
US4529238A (en) Carpet handling tool
KR200476199Y1 (ko) 전동공구
CN210616254U (zh) 一种多功能钳子
WO2017096496A1 (zh) 多功能工具手套
JP2535388Y2 (ja) 動力薬剤散布機等の噴管保持具
JP3074356U (ja) ハンドグリップの構造
JPH0551910U (ja) 作業用手袋
JPH0625276Y2 (ja) 硬質線状体の押込み手作業用プロテクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091027

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091029

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100810