JP2001197884A - 腐朽菌及びその廃菌床を含む有害物質除去剤 - Google Patents

腐朽菌及びその廃菌床を含む有害物質除去剤

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広範囲の有害物質除去剤を提供する。 【解決手段】 食用又は薬用腐朽菌、特に霊芝、及び有
害物質除去能を有する食用又は薬用菌の廃菌床を含む有
害物質除去剤、並びに有害物質除去能を有する食用又は
薬用菌の廃菌床を破砕して得られる有害物質除去用廃菌
床及びそれを10℃以下で保存する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有害物質除去剤、
食用又は薬用菌の廃菌床を加工して得られる有害物質除
去用廃菌床及びその保存方法に関する。
【0002】
【従来の技術】白色腐朽菌について、その有害化学物質
分解の機構が非常によく研究されている菌種としてPhan
erochaete chrysosporiumがある。この菌種において、
ダイオキシン、PCB、DTT等の難分解性有害化学物質が分
解可能であることが示されており、さらに、土壌中にお
いて高濃度のペンタクロロフェノールを分解することが
報告されている。白色腐朽菌は、木質を分解し栄養とし
ており、木質を主に構成するリグニンを分解する能力を
有している。リグニンは非常に難分解性化学物質であ
り、このリグニン分解機構が白色腐朽菌の難分解性有害
化学物質分解能力を担っていると考えられている。さら
に、食用菌においても土壌中ではないが難分解性有害化
学物質を分解する菌種が存在することが報告されてい
る。Phanerochaete chrysosporiumに関しては多くの研
究結果が報告されており、リグニン分解機構が詳細に研
究されている。この機構は、主に菌体外に放出されるペ
ルオキシダーゼによるものと考えられている。(Appl.E
nviron.Microbiol.,Vol.65,No.7,2977〜2986ページ(19
99)、Folia Microbiol.(Praha),Vol.43,No.1,79〜8
4ページ(1998)、Appl.Environ.Microbiol.,Vol.59,N
o.3,756〜762ページ(1993))このように、白色腐朽菌
はダイオキシン類等の有害化学物質分解能力を有してい
ることが知られているが、食用又は薬用腐朽菌、特にヒ
ダナシタケ科腐朽菌、例えば霊芝についての有害化学物
質分解能力は知られていない。また、この廃菌床の有害
化学物質分解能力は知られていない。
【0003】微生物を利用した土壌中の難分解性有害化
学物質を除去する技術の一つに、バイオレメディエーシ
ョンという手法がある。土壌中に含まれる有機塩素化合
物、例えばトリクロロエチレン、等の有害化学物質を、
土壌中in-situ、原位置で処理する技術が開発されてい
るが、まだ試験的に実施されている段階である。非常に
多くの企業が、微生物を利用したコンポスト(混合肥
料)を生産しており、無農薬野菜の生産等で、この微生
物混合物であるコンポストが利用されている。これらの
コンポストは土壌改良の効果があるとされており、これ
らコンポストの有害物質除去能について言及されている
ものが一部あるものの、具体的に土壌中残留農薬除去を
確認した具体的な例は報告されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】有害物質の1つである
農薬、アトラジンは、近年問題となっている環境ホルモ
ンであるものの、現在も農薬として使用されている。環
境浄化のために、有害物質含有廃水処理、汚染土壌の浄
化、土壌からの農薬等の有害物質の除去が必要とされ、
このような問題となる有害物質、特に土壌中の難分解性
有害物質の除去剤、除去方法の開発が求められている。
しかしながら、土壌中の難分解性有害物質除去は、まだ
試験的に行われている段階である。また、除去対象とす
る化学物質、処理方法、処理する原位置の環境により有
害物質の除去のされ方が大きく異なり、現状の技術で除
去不可能な難分解性有害物質も多い。本発明は、広範囲
の有害物質の除去に有効な有害物質除去剤、それに用い
る廃菌床及びその保存方法を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、1.食用又は
薬用腐朽菌を含む有害物質除去剤、2.有害物質除去能
を有する食用又は薬用菌の破砕廃菌床を含む有害物質除
去剤、3.霊芝又はその廃菌床を含む有害物質除去剤、
4.有害物質が、農薬又は環境ホルモンである前記1、
2又は3記載の有害物質除去剤、5.有害物質除去能を
有する食用又は薬用菌の廃菌床を破砕して得られる有害
物質除去用廃菌床、6.破砕した、有害物質除去能を有
する食用又は薬用菌の廃菌床を10℃以下で保存する、
有害物質除去用廃菌床の保存方法に関する。
【0006】本発明により、環境浄化に有用な有害物質
の除去剤、それに用いる食用又は薬用腐朽菌、特に霊芝
又はマイタケ、及びその廃菌床、有害物質除去用廃菌床
及びその保存方法が提供される。また、本発明の廃菌床
の処理により、低コストで簡便な廃菌床の加工が可能で
あり、大量の廃菌床を処理することができる。さらに、
本発明の廃菌床の保存方法により、加工した廃菌床を、
その能力を保持した状態でカビ類により汚染されること
なく保存することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。本発明の有害物質除去剤に用いることができる食
用又は薬用腐朽菌としては、ヒダナシタケ類腐朽菌、さ
らに詳細にサルノコシカケ科又はマンネンタケ科腐朽菌
を挙げることができる。特にサルノコシカケ科白色腐朽
菌、より具体的には、霊芝(Ganoderuma Lucidum)を挙
げることができる。マイタケも有害物質除去能を有し、
有害物質除去剤として用いることができる。有害物質を
含有する溶液、粉体、土壌中で、このキノコを培養する
ことにより、有害物質を除去することができる。植える
菌糸の量、培養期間は、対象となる有害物質、それを含
有している媒体等によって適宜設定することができる。
培養期間は、7日、15日、30日等種々選択すること
ができる。また、発生したキノコ菌体を細断したものを
有害物質含有溶液等に添加することにより、有害物質を
除去することもできる。有害物質除去剤に用いる廃菌床
は、有害物質除去能を有する食用又は薬用菌のものであ
ればよい。有害物質除去能を有する腐朽菌の廃菌床を用
いることができる。具体的には、白色腐朽菌であり食用
菌である、椎茸、ヒラタケ、ヒイロタケ、ブナシメジ、
マイタケ、霊芝等キノコ産業で使用されている種々のも
のを挙げることができる。特に、ヒダナシタケ類食用
菌、より具体的には、サルノコシカケ科食用菌或いはマ
ンネンタケ科食用又は薬用菌、さらに具体的には、霊
芝、又はマイタケの廃菌床を例示することができる。
【0008】廃菌床は、次のようにして得ることができ
る。菌体を培養するための菌床を調製する。気密性シー
ト、例えばビニールシート、ポリエチレンシートのよう
な合成樹脂シートを素材とする袋体に木屑、例えば鋸屑
を充填する。市販の菌床用袋を用いることもできる。栽
培容器である袋体は、その形状や大きさを自由に設定す
ることができ、袋体に充填する鋸屑の量を統一すること
により、栽培容器の大きさや形状を一定のものとするこ
とができるので、多数の栽培容器を効率よく配置するこ
とができる。鋸屑としては、ブナ、ナラ、コナラ、クヌ
ギのものを用いることができる。カシ、トチ、ウメ、サ
クラ等の広葉樹の鋸屑を使用することもできる。鋸屑に
は、米糠、大豆カス、水、コーンブラン、砂糖、フスマ
等を添加することができる。例えば、ブナ、ナラの鋸屑
に水、米糠、フスマ、コーンブラン及び水を加えたものを
菌床の組成とすることができる。
【0009】菌床を滅菌処理し、植菌した後、キノコを
発生させる。培養条件は、培養対象である菌体が有害物
質分解能力を有するのに適した、温度及び湿度条件を設
定し、さらに、日光の照射程度及び時間、酸素の供給条
件(外気の遮断)等を適宜選択する。発生した菌体を収
穫した後に、廃菌床が得られる。廃菌床を破砕すること
により、有害物質除去用破砕廃菌床が得られる。破砕
は、破砕装置により行なうが、袋栽培に用いられた菌床
を破砕するのに使用される破砕用機械を用いることがで
きる。この処理方法では、大量の廃菌床を処理すること
が可能である。廃菌床は、従来焼却する等して廃棄され
ていたものであり、このような処理により有害物質除去
用に再利用可能となる。
【0010】次に、このようにして得られた破砕廃菌床
は、10℃以下で保存することにより、保存中のその有
害物質分解能の低下を抑えて、カビ類の繁殖をさせるこ
となく保存することができる。保存温度は、好ましく
は、5℃以下、より好ましくは4℃以下である。保存温
度は、10〜0℃、好ましくは5〜0℃、より好ましく
は4〜0℃に設定することができる。本発明により得ら
れる廃菌床は、広範囲の有害物質分解能力を有してお
り、本発明の保存方法によって、その能力を低下を抑え
て、カビ類の繁殖を防いだ状態で長期にわたり保存する
ことができる。
【0011】本発明による除去対象となる有害物質は、
広範囲のものを包含する。有害物質としては、焼却灰や
排水に含まれる有害物質、汚染土壌中の有害物質等があ
る。特に残留が問題となる難分解性の有害物質が分解可
能であり、農薬、環境ホルモン等を除去することができ
る。有害化学物質として、クロロベンゼン類、クロロフ
ェノール類の芳香族有機塩素化合物及びトリクロロエチ
レン等の有機塩素化合物、γ−BHC等の有機塩素系農
薬、フェナントレン等の多環芳香族化合物及びベンゼ
ン、トルエン、フェナントレン等の非塩素系芳香族化合
物を挙げることができる。具体的には、ダイオキシン、
PCB、DTT等、さらに、土壌中のペンタクロロフェ
ノール、トリクロロエチレン、アトラジンをあげること
ができる。
【0012】本発明の有害物質除去剤を用いて、特に、
アトラジンのような土壌中の残留農薬をin-situで除去
することができる。本発明の有害物質除去剤及びそれを
用いる有害物質除去方法によれば、特に、土壌中の難分
解性有害物質を原位置で有効に分解することができ、そ
れらを有効に除去することができる。また、有害物質の
除去用途においては、一般的な有機汚濁成分である窒
素、リンを除去できる微生物と一緒に用いることができ
る。
【0013】
【実施例】例1.食用腐朽菌(霊芝)の農薬分解能力試
験例 食用腐朽菌として、白色腐朽菌である、霊芝(Ganoderu
ma Lucidum)を用いた。シャーレ中のPDA寒天培地表
面にアトラジン溶液(市販除草剤ゲザプリム<SUP>TM</S
UP>フロアブル、アトラジン40%)を100μl塗布し、塗
布した表面で霊芝を培養した。培養期間は29日間、培
養温度は室温で行った。培地表面にアトラジン溶液を塗
布して、塗布した表面で霊芝を培養しなかったものをコ
ントロールとした。アトラジンの測定は、実験を行った
寒天培地を破砕し、ジクロロメタン50mlを加え7日間
震盪することでアトラジンを抽出し、さらに、濃縮及び
溶媒除去を行った。この抽出したアトラジンを緩衝液に
溶解し、抗体を利用したアトラジン検査キットであるEn
viroGard<SUP>TM</SUP> Triazin Plate Kit(STRATE
GIC DIAGNOSTICS INC.)により残留アトラジン量を測
定した。
【0014】PDA寒天培地上での霊芝によるアトラジ
ンの分解能を評価した結果を図1に示す。図1に示され
るように、霊芝を培養した培地中のアトラジン量が減少
しており、霊芝には農薬であるアトラジンの分解能があ
ることを確認することができた。
【0015】例2.廃菌床の調製 鋸屑に、水、米糠、コーンブランを加えてビニールシー
ト素材の袋体に詰めた。滅菌処理した後、霊芝の菌糸を
植えて菌糸が増えた後、キノコを発生させた。発生した
キノコを菌床から収穫して除くことにより、廃菌床が得
られた。廃菌床の破砕処理に、破砕機械(モリ製作所
製)を使用した。作業手順としては、まず、破砕装置を
ビニールシートで覆い廃菌床の破砕物が飛散しないよう
にし、その後、破砕装置の投入口から廃菌床を入れて破
砕を行った。破砕前の廃菌床の固まりを非常に細かい破
片に破砕することができた。
【0016】例3.廃菌床の保存試験 前記例2で調製した廃菌床を常温及び、4℃で保存しそ
の性状を観察した。廃菌床は、常温で保存した場合、数
日以内に他のカビ類が繁殖してしまい保存が困難であっ
た。これに対して、4℃で保存した場合、長期間(2ヶ
月)にわたって、カビ類が繁殖することなく保存するこ
とが可能であった。そして、その有害物質除去能におい
て、ほとんど低下がみられない。
【0017】例4.廃菌床の農薬分解能力試験 前記例2で調製した廃菌床を用いてその農薬分解能力を
確認した。破砕した廃菌床を農薬であるアトラジンを含
む水溶液中にまぜその農薬分解能力の確認を行った。廃
菌床破砕物10g又は滅菌処理した廃菌床破砕物10gを
30mlのアトラジン溶液[蒸留水30ml+アトラジン溶
液(市販除草剤ゲザプリム<SUP>TM</SUP>フロアブル、
アトラジン40%)100μl]中にまぜ、45日間、室
温で放置し、溶液中のアトラジン濃度を前記抗体利用ア
トラジン検査キットにより測定した。その結果を図2に
示す。図2から明らかなように滅菌処理した廃菌床破砕
物に比較して、廃菌床破砕物では溶液中のアトラジン濃
度が減少していた。このことから、廃菌床破砕物は農薬
分解能を有していることを確認できた。
【0018】例5.廃菌床の土壌中農薬除去試験 前記例2により調製した廃菌床を用いて、実際の土壌で
の農薬除去の実験を行い廃菌床の農薬除去能を確認し
た。実験は、18m<SUP>2</SUP>の休耕田の敷地を4区
分し、廃菌床を投入した土壌と、廃菌床を入れないコン
トロールの土壌にわけ、またそれぞれに農薬であるアト
ラジンを散布した[ゲザプリム<SUP>TM</SUP>フロアブ
ル(アトラジン60%)を500倍希釈してそれを10
Rにつき200ml噴霧した]区分と、散布していない
区分にわけ、農薬の分解能力を49日間試験した。アト
ラジンの土壌中への残留量の測定は、以下の方法で行っ
た。まず、その区分の土壌100gを100mlのジクロ
ロメタンに加え7日間震盪することでアトラジンを抽出
し、濃縮、溶媒除去を行った。この抽出したアトラジン
を緩衝液に溶解し、前記抗体利用アトラジン検査キット
によりアトラジン濃度を測定した。測定の結果を図3に
示す。アトラジンを散布していない土壌でもアトラジン
を検出したが、これは散布した際に飛散したものか、も
しくは散布後に土壌が飛散したものか、施行した土壌に
もともと残留していたものと考えられる。(図3A)測
定した残留アトラジン量は廃菌床破砕物を土壌に投入し
た区画ではコントロールの区画に比べ減少していた。ま
たアトラジンを散布した区分ではより顕著に、土壌中の
アトラジン量がコントロールにくらべ1/10程度に減
少していた。(図3 B)このことから、廃菌床破砕物
により、土壌中のアトラジンを分解することができたこ
とを確認した。
【0019】
【発明の効果】以上、説明したように本発明により、環
境浄化に有用な広範囲の有害物質を除去できる有害物質
除去剤が提供され、有害物質除去用破砕廃菌床及びその
保存方法が提供される。また、廃菌床の破砕方法によ
り、低コストで簡便な廃菌床の加工が可能で、大量の廃
菌床を処理することができ、効率よく有害物質除去用廃
菌床を得ることができる。さらに、本発明の廃菌床の保
存方法により、加工した廃菌床を、その能力を保持した
状態でカビ類により汚染されることなく長期に保存する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】霊芝を用いたPDA培地中でのアトラジン分解
試験結果である。
【図2】霊芝の廃菌床を用いたアトラジン分解試験結果
である。
【図3】土壌中での霊芝の廃菌床を用いたアトラジン分
解試験結果である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食用又は薬用腐朽菌を含む有害物質除去
    剤。
  2. 【請求項2】 有害物質除去能を有する食用又は薬用菌
    の破砕廃菌床を含む有害物質除去剤。
  3. 【請求項3】 霊芝又はマイタケ或いはその廃菌床を含
    む有害物質除去剤。
  4. 【請求項4】 有害物質が、農薬又は環境ホルモンであ
    る請求項1、2又は3記載の有害物質除去剤。
  5. 【請求項5】 有害物質除去能を有する食用又は薬用菌
    の廃菌床を破砕して得られる有害物質除去用廃菌床。
  6. 【請求項6】 破砕した、有害物質除去能を有する食用
    又は薬用腐朽菌の廃菌床を10℃以下で保存する、有害
    物質除去用廃菌床の保存方法。
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