JP2001197537A - 移動通信システムにおける接続基地局セクタ制御方法および移動局装置 - Google Patents

移動通信システムにおける接続基地局セクタ制御方法および移動局装置

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JP2001197537A JP2000000511A JP2000000511A JP2001197537A JP 2001197537 A JP2001197537 A JP 2001197537A JP 2000000511 A JP2000000511 A JP 2000000511A JP 2000000511 A JP2000000511 A JP 2000000511A JP 2001197537 A JP2001197537 A JP 2001197537A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動通信システムにおにおける接続基地局セ
クタ制御方法および移動局装置に関し、周辺基地局セク
タ情報の最適化を行う困難を伴うことなく移動局が最良
な基地局およびセクタと接続できること。 【解決手段】 移動局40は基地局Aから送信されると
まり木チャネルの報知情報から周辺基地局セクタ情報4
4を得る。当該情報はカテゴリ1に属する基地局とカテ
ゴリ2に属する基地局を分類・記載している。カテゴリ
1には次接続基地局として最も有力な基地局B,C,
D,E,F,Gが記載され、カテゴリ2には移動局40
が接続する可能性のある基地局H,I,J,K,L,
M,N,O,P,Q,R,Sが記載されている。移動局
40は、より優先順位の高いカテゴリに登録されている
基地局およびセクタを優先的に探索し、移動局の接続基
地局および接続セクタを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は接続基地局セクタ制
御方法および移動局装置に関し、特に、複数の基地局と
当該基地局と通信を行う移動局より構成される移動通信
システムにおいて、移動局が自ら接続する基地局および
セクタを探索し得られた基地局およびセクタと接続を行
う際の接続基地局セクタ制御方法、および当該制御方法
が適用される移動局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在普及している携帯電話のような移動
通信システムでは、サービスエリア全体をセルとよばれ
る比較的小さな無線ゾーンに分割してサービスを行って
いる。図1はこのような移動通信システムを概略的に例
示しており、分割された無線ゾーン(セルa〜d)をカ
バーする複数の基地局(基地局1〜4)と、基地局1〜
4との間に無線チャネルを設定して通信を行う複数の移
動局5〜8より構成されている。
【0003】一般に基地局から所定の送信電力で送信さ
れた電波は、空間伝搬中に受ける伝搬損失によって、伝
搬するにしたがってその電力を減衰しながら受信点に到
達する。電波が受ける当該減衰量は、送信点と受信点間
の距離が遠くなるほど大きくなるという性質を持ってい
る。このため、基本的に、移動局に対して遠くの基地局
から送信されるとまり木チャネルは弱い受信強度で、近
くの基地局から送信されるとまり木チャネルは強い受信
強度で受信される。伝搬損失の大きさは、現実には上記
距離だけに因らず、地形や建造物などの状況に因っても
変動する。この伝搬損失変動のために、移動局の移動に
伴って各基地局からのとまり木チャネルの受信電力は大
きく変動することがある。
【0004】基地局からの送信信号をより高品質で受信
するために、移動局は各基地局からのとまり木チャネル
を常に監視し、監視結果にしたがって最良の基地局を選
択することが重要となる。とまり木チャネルを監視する
際には、移動通信システム上で運用されている全チャネ
ルについて常に探索して監視することは効率的でない。
【0005】そこで従来の移動通信システムにおいて用
いられている制御では、各基地局から送信されていると
まり木チャネルを用いて在圏基地局から移動局に周辺基
地局セクタ情報を報知し、移動局では報知された基地局
からのとまり木チャネルのみを対象として探索および監
視を行うようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の移動
通信システムにおける手法では、とまり木チャネルから
移動局に報知されている周辺基地局セクタ情報に後述の
最適化を行って、これにより移動局がより適切に、かつ
スムーズに接続基地局の変更を行う必要がある。
【0007】ところで、受信強度が地形地物から受ける
影響は多大なために、各基地局がカバーする現実的なエ
リアの大きさや形状は、必ずしもシステム設計者が意図
した大きさや形状とはならない。すなわち、各基地局の
エリアが入り組んでしまったり、ある基地局エリア内に
他局のエリアがスポット的に形成されたり、不規則なエ
リア形状となることがある。
【0008】そこで、入り組んだりスポット配置された
これらの局も考慮して周辺基地局セクタ情報を作成し、
当該情報を報知することが考えられる。しかし、このよ
うな不規則な形状のエリアを移動局が横切って移動する
場合に、当該移動局の移動速度がある程度速いと接続基
地局が頻繁に切り替わることになり、これによって移動
通信システムに掛かる負荷が増大する。
【0009】一方、接続基地局の切替え頻度を少なくし
て負荷増大を防ぐために、不規則形状のエリアの基地局
を周辺基地局セクタ情報から削除することも考えられ
る。当該情報削除を行った場合、移動局がある程度遅い
速度で移動すると、情報を削除された基地局のエリアに
当該移動局が在圏する時間率が増大する。この在圏時間
増大は、現在接続中の基地局との通信品質劣化時間の増
大と、最悪の場合は通信の強制切断をもたらす。
【0010】このように、周辺基地局セクタ情報の最適
化を行うためには、移動局の移動速度も考慮する必要が
あり、一般には困難な作業となる。
【0011】そこで本発明はこのような問題点に鑑みて
なされたものであって、その目的は、複数の基地局と、
これと相互に通信を行う移動局とで構成される移動通信
システムにおいて、周辺基地局セクタ情報の最適化を行
う困難を伴うことなく移動局が最良な基地局およびセク
タと接続を行うことのできる接続基地局セクタ制御方法
および移動局装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1の発明は、移動局と前記移動局と相互に通
信を行う複数の基地局より構成された移動通信システム
における接続基地局セクタ制御方法において、前記複数
の基地局を複数カテゴリに分類する周辺基地局セクタ情
報を含んだとまり木チャネルを前記移動局に送信する第
1ステップと、前記周辺基地局セクタ情報にしたがって
前記複数の基地局を探索し、前記移動局が次に接続する
接続基地局または接続セクタを自動的に決定するように
前記移動局の接続切替を制御する第2ステップとを含む
ことを特徴とする接続基地局セクタ制御方法を提供す
る。
【0013】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
接続基地局セクタ制御方法において、前記カテゴリは前
記接続基地局および接続セクタの優先順位にしたがって
分類されており、前記第2ステップは、高優先順位の前
記接続基地局または接続セクタから探索する探索ステッ
プを含むことを特徴とする接続基地局セクタ制御方法を
提供する。
【0014】また、請求項3の発明は、請求項2記載の
接続基地局セクタ制御方法において、前記探索ステップ
において前記移動局が接続可能な基地局セクタを見つけ
たときに、前記優先順位毎に重み付けされた所定時間内
の前記基地局セクタの受信品質を前記移動局により監視
するステップと、前記監視ステップで得られた受信品質
を判定し、当該受信品質が常に所望の品質を満たすとき
に次に接続する基地局セクタへの接続切替を行うステッ
プとを行うことを特徴とする接続基地局セクタ制御方法
を提供する。
【0015】また、請求項4の発明は、請求項2記載の
接続基地局セクタ制御方法において、前記探索ステップ
に続いて、前記優先順位にしたがってダイバーシチ・ハ
ンドオーバ閾値を設定するステップをさらに含み、前記
探索ステップにおいて前記移動局が接続可能な基地局セ
クタを見つけたときに、前記設定されたダイバーシチ・
ハンドオーバ閾値に基づいて、現在接続中の基地局セク
タから次に接続する基地局セクタへの接続切替タイミン
グを決定するステップを行うことを特徴とする接続基地
局セクタ制御方法を提供する。
【0016】また、請求項5の発明は、請求項2記載の
接続基地局セクタ制御方法において、前記探索ステップ
に続いて、前記優先順位にしたがってダイバーシチ・ハ
ンドオーバ閾値を設定するステップをさらに含み、前記
探索ステップにおいて前記移動局が接続可能な基地局セ
クタを見つけたときに、前記優先順位毎に重み付けされ
た所定時間内の前記基地局セクタの受信品質を前記移動
局により監視するステップと、前記監視ステップで得ら
れた受信品質を判定し、当該判定結果と前記設定された
ダイバーシチ・ハンドオーバ閾値に基づいて、現在接続
中の基地局セクタから次に接続する基地局セクタへの接
続切替タイミングを決定して接続切替を行うステップと
を行うことを特徴とする接続基地局セクタ制御方法を提
供する。
【0017】また、請求項6の発明は、移動通信システ
ムにおいて複数の基地局と相互に通信を行い、当該通信
にしたがって接続基地局または接続セクタを決定する移
動局装置において、前記複数の基地局を複数カテゴリに
分類する周辺基地局セクタ情報を含んだとまり木チャネ
ルを前記複数の基地局から受信する受信手段と、前記周
辺基地局セクタ情報にしたがって前記複数の基地局を探
索し、次に接続する接続基地局または接続セクタを自動
的に決定するように接続切替を制御する制御手段とを備
えることを特徴とする移動局装置を提供する。
【0018】また、請求項7の発明は、請求項6記載の
移動局装置において、前記カテゴリは前記接続基地局お
よび接続セクタの優先順位にしたがって分類されてお
り、前記制御手段は、高優先順位の前記接続基地局また
は接続セクタから探索する探索手段を備えることを特徴
とする移動局装置を提供する。
【0019】また、請求項8の発明は、請求項7記載の
移動局装置において、前記探索手段によって接続可能な
基地局セクタを見つけたときに、前記優先順位毎に重み
付けされた所定時間内の前記基地局セクタの受信品質を
監視し、監視して得られた受信品質を判定し、当該受信
品質が常に所望の品質を満たすときに次に接続する基地
局セクタへの接続切替を行うことを特徴とする移動局装
置を提供する。
【0020】また、請求項9の発明は、請求項7記載の
移動局装置において、前記優先順位にしたがってダイバ
ーシチ・ハンドオーバ閾値を設定する設定手段をさらに
備え、前記探索手段によって接続可能な基地局セクタを
見つけたときに、前記設定手段により設定されたダイバ
ーシチ・ハンドオーバ閾値に基づいて、現在接続中の基
地局セクタから次に接続する基地局セクタへの接続切替
タイミングを決定することを特徴とする移動局装置を提
供する。
【0021】また、請求項10の発明は、請求項7記載
の移動局装置において、前記優先順位にしたがってダイ
バーシチ・ハンドオーバ閾値を設定する設定手段をさら
に備え、前記探索手段によって接続可能な基地局セクタ
を見つけたときに、前記優先順位毎に重み付けされた所
定時間内の前記基地局セクタの受信品質を監視し、監視
して得られた受信品質を判定し、当該判定結果と前記設
定手段により設定されたダイバーシチ・ハンドオーバ閾
値に基づいて、現在接続中の基地局セクタから次に接続
する基地局セクタへの接続切替タイミングを決定して接
続切替を行うことを特徴とする移動局装置を提供する。
【0022】
【発明の実施の形態】まず始めに、図2を参照して、本
発明の基本的な技術思想についての概念的説明を行う。
【0023】図2において、図2(a)は各基地局(セ
クタ)と移動局の位置関係を説明する説明図、図2
(b)は基地局1からの距離(横軸)と受信強度(縦
軸)の関係を示す特性図であり、各基地局と移動局は、
図1に示した従来例と同様の移動通信システムに適用さ
れる。
【0024】図2(a)において、移動局20は出発点
において先ず基地局1と接続しており、矢印方向に移動
するものとする。移動局20は基地局1から受信すると
まり木チャネルにより報知されている情報を基に次の接
続先を探索し、各基地局1,2,3…から送信されると
まり木チャネルの受信品質を監視する。
【0025】移動にしたがって移動局20に基地局1,
2,3から到来する電波の受信強度は例えば図2(b)
に示した特性図の通りである。当該特性図において、領
域1は基地局1から送信されているとまり木チャネル
(送信波)の受信強度が最も高い領域、領域3は基地局
3から送信されているとまり木チャネルの受信強度が最
も高い領域、領域2は基地局2から送信されているとま
り木チャネルの受信強度が最も高い領域である。基地局
1から遠ざかるにしたがって、最強受信強度基地局は基
地局1,基地局3,基地局2の順に変化する。
【0026】このような受信強度分布中を移動局20が
基地局1の直近から基地局2に向かって移動する場合、
従来の移動通信システムでは先ず基地局1から基地局3
へ、続いて基地局3から基地局2へと接続局を切り替え
ることになる。しかしながら、このような移動時に移動
局20の移動速度が速く基地局3と接続する時間率が短
い場合は、途中で基地局3と接続すること無く基地局1
から直接基地局2へ接続を切り替えた方がシステムに与
える負荷が少ない。一方、移動局20の移動速度が遅く
基地局3と接続する時間率が長い場合には、基地局3を
考慮して接続を切り替えた方が、通信品質劣化や強制切
断のない良好な受信を行うことができる。
【0027】本発明は、移動局20が受信する複数とま
り木チャネル中の各周辺基地局セクタ情報にしたがっ
て、移動局20の移動速度が速い場合には基地局1→基
地局2の接続切り替えを、移動局20の移動速度が遅い
場合には基地局1→基地局3→基地局2の接続切り替え
判断を自動的に行える構成としたものである。
【0028】例えば、基地局1のとまり木チャネルによ
り報知されている周辺基地局セクタ情報は2つのカテゴ
リに分類されており、カテゴリ1には基地局2が、カテ
ゴリ2には基地局3が記述される。ここで、カテゴリ2
はカテゴリ1より優先順位を低く設定する。すなわち、
カテゴリ2に分類される基地局3はカテゴリ1に分類さ
れる基地局2よりも受信品質の監視時間が長く、またダ
イバーシチ・ハンドオーバ閾値も高い。
【0029】移動局20の移動速度が速い場合、基地局
3からのとまり木チャネルの受信品質がその監視時間内
で常に良好となる確率は、移動局20の移動速度が速い
ほど低くなる。かつ、ダイバーシチ・ハンドオーバ閾値
は高めに設定されている。したがって、高速移動時には
移動局20が基地局3と接続する確率が低くなる。
【0030】一方、移動局20の移動速度が遅い場合、
基地局3からのとまり木チャネルの受信品質がその監視
時間内で常に良好となる確率は、移動局20の移動速度
が遅いほど高くなる。受信品質が良好となる確率上昇と
ともに、監視時間内にその受信品質が常にダイバーシチ
・ハンドオーバ閾値を超える確率も高くなる。したがっ
て、低速移動時には移動局20が基地局3と接続する確
率が高くなる。次に、図3乃至図5を参照して本発明に
係る一実施形態について詳細に説明する。
【0031】図3は本発明に係る一実施形態の移動局装
置の要部構成を示すブロック図であり、移動局装置の構
成のうち本発明に関係する要部についてのみ概念的に示
している。図3に示す移動局装置は、図1に示した移動
通信システムにおける移動局に用いられる。
【0032】移動局送受信装置30は、図示しない各基
地局(セクタ)から送出される無線変調されたユーザ情
報や制御信号を受信して復調したり、ユーザ信号や制御
信号を符号化/変調して送出する。周波数分割多元接続
(Frequency Division Multi
ple Access;FDMA)、時分割多元接続
(Time Division Multiple A
ccess;TDMA)、符号分割多元接続(Code
Division Muitiple Acces
s;CDMA)などの通信方式により変復調方式は異な
るが、移動局送受信装置30の無線区間の変復調方式の
違いは本発明の効果に何ら影響を与えない。移動局送受
信装置30はアンテナ31およびユーザ・インターフェ
ース32にそれぞれ接続されており、各基地局からのと
まり木チャネルを受信する。
【0033】共通制御回路33は、本移動局装置の全般
的な制御を司る。共通制御回路33は、バス38を介し
てとまり木チャネル品質測定制御回路34、セルサーチ
制御回路35、接続基地局セクタ制御回路36、および
メモリ37と相互に接続されている。とまり木チャネル
品質測定制御回路34は移動局送受信装置30に対して
とまり木チャネルの品質測定を指令し、また、移動局送
受信装置30から測定結果を取得する。
【0034】セルサーチ制御回路35は、移動局送受信
装置30に対してセルサーチの実行を指令し、また、移
動局送受信装置30からセルサーチ実行結果を取得す
る。接続基地局セクタ制御回路36は、セルサーチ制御
回路35が取得したとまり木チャネルの品質測定結果に
基づいて、接続を開始するか否か判断する。メモリ37
には各種データを記憶することができ、在圏エリア基地
局から報知された周辺基地局セクタ情報を記憶してお
く。
【0035】図4は本発明に係る一実施形態において移
動局が取得する周辺基地局セクタ情報を概念的に示す説
明図である。
【0036】図4において、移動局40は図3に示した
構成要素を含んだ構成となっている。移動局40は基地
局Aのエリアに在圏しており、基地局Aから送信される
とまり木チャネルの報知情報から周辺基地局セクタ情報
44を得る。当該情報にはカテゴリ1に属する基地局と
カテゴリ2に属する基地局が分類されて記載されてい
る。
【0037】カテゴリ1には次接続基地局(セクタ)と
して最も有力な基地局(セクタ)が、具体的には在圏エ
リア(基地局A)とそれぞれ隣接する基地局B,C,
D,E,F,Gが記載されている。またカテゴリ2に
は、カテゴリ1以外の基地局で移動局40が接続する可
能性のある基地局が、具体的にはカテゴリ1に属するエ
リア(基地局B,C,D,E,F,G)のいずれかとそ
れぞれ隣接する基地局H,I,J,K,L,M,N,
O,P,Q,R,Sが記載されている。さらに、カテゴ
リ1,2のどちらにも属さない、最低優先順位の基地局
をその他のカテゴリとする(図示せず)。
【0038】次に、移動局40がセルサーチを行って接
続基地局を決定するまでの処理の流れについて図5のフ
ローチャートを参照して説明する。この処理は、周辺基
地局セクタ情報を用いた接続切替制御を行うものであ
る。
【0039】先ず、移動局40は共通制御回路33の制
御下で前述移動局送受信装置30,セルサーチ回路35
によりセルサーチを開始して、これによって受信可能な
とまり木チャネルを探索する(ステップS50)。探索
の結果、在圏エリアの通信基地局A以外のとまり木チャ
ネルを受信すると(ステップS51)、当該チャネルを
送信している基地局(セクタ)を判定対象基地局に決定
し、当該各基地局が何れのカテゴリに属しているかをメ
モリ37に記憶されている周辺基地局セクタ情報(基地
局Aから報知された情報)44にしたがって検索する
(ステップS52)。
【0040】続いて、当該各基地局が属しているカテゴ
リより受信品質監視時間Tを決定する(ステップS5
3)。カテゴリ1についてはT1、カテゴリ2について
はT2、その他カテゴリについてはT3とする。さら
に、ダイバーシチ・ハンドオーバ閾値(DHO閾値)L
を決定(するステップS54)。カテゴリ1については
L1、カテゴリ2についてはL2、その他カテゴリにつ
いてはL3とする。上記両ステップで、カテゴリの優先
順位順にT1<T2<T3、L1<L2<L3と設定し
ておく。
【0041】移動局40は上記各ステップで決定したパ
ラメータを用い、ステップS55以下の手順によって、
受信とまり木チャネルを送信している基地局と接続する
か否かの判定を行う。監視を開始して監視時間tをリセ
ットし(ステップS55)、決定した受信品質監視時間
Tだけ前述移動局送受信装置30,とまり木チャネル品
質測定制御回路34によって受信品質を測定(ステップ
S56,S57)すると、監視を終了する(ステップS
58)。ここで測定する受信品質としては、前述した受
信強度の他にSIRが挙げられる。
【0042】続いて受信品質(受信強度またはSIR)
が良好かの判断(ステップS59)と、DHO閾値によ
って接続切替OKと判定できるかの判断(ステップS6
0)を行う。
【0043】接続基地局セクタ制御回路36によって接
続可能と判定されるのは、ステップS59において監視
時間T内で受信品質が常に良好と判断され、続くステッ
プS60におけるDHO閾値による判定で接続可能と判
定された場合である。受信品質が良好でない場合はステ
ップS50に戻り、移動局40は再びセルサーチを行っ
て受信可能なとまり木チャネルの探索を繰り返す。ま
た、受信品質が良好であっても、DHO閾値Lによる判
定が接続不可の場合ステップS50に戻り、移動局40
は再びセルサーチを行って受信可能なとまり木チャネル
の探索を繰り返す。
【0044】上記の処理によって接続可能と判定される
と、ダイバーシチ・ハンドオーバ閾値に基づいて、現在
接続中の基地局セクタから次に接続する基地局への接続
切替タイミングを決定し、当該基地局への接続を開始す
る(ステップS61)。
【0045】上記の処理において、T1<T2<T3、
L1<L2<L3と設定されているため、受信したとま
り木チャネルがカテゴリ1の基地局であるならば監視時
間Tが短く、またDHO閾値が低いことから、ステップ
S59,60の判定により当該基地局と接続が開始され
る確率が高い。一方、カテゴリ1、2以外の基地局から
送信されているとまり木チャネルを受信した際には監視
時間Tが長く、またDHO閾値が高いことから、ステッ
プS59,60の判定により当該基地局と接続を開始す
る確率は低くなる。
【0046】なお、これらの確率は移動局の移動速度と
監視時間との関係により異なるが、各カテゴリについて
相対的には同様のことが言える。
【0047】したがって本実施形態に係る移動通信シス
テムにおける接続基地局セクタ制御方法および移動局装
置によれば、とまり木チャネルから報知される周辺基地
局セクタ情報を上記の通りに利用して接続切替を制御す
ることで、従来必要とされた困難な周辺基地局セクタ情
報の最適化を行うことなく移動局に最良な基地局および
セクタとの接続を実現することができる。
【0048】
【発明の効果】以上、説明したように本発明方法および
装置によれば、移動局と当該移動局と相互に通信を行う
複数の基地局より構成された移動通信システムにおい
て、複数の基地局を複数カテゴリに分類する周辺基地局
セクタ情報を含んだとまり木チャネルを移動局に送信
し、この周辺基地局セクタ情報にしたがって複数の基地
局を探索し、移動局が次に接続する接続基地局または接
続セクタを自動的に決定するように接続切替を制御し、
この周辺基地局セクタ情報を優先順位にしたがい複数の
カテゴリに分類しておくことで、周辺基地局セクタ情報
の最適化を行うことなく移動局に最良な基地局およびセ
クタとの接続を容易に実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な従来の移動通信システムの
概略構成を示す説明図である。
【図2】本発明の基本的な技術思想について概念的に説
明する説明図および特性図である。
【図3】本発明に係る一実施形態の移動局装置の要部構
成を示すブロック図である。
【図4】本発明に係る一実施形態において移動局が取得
する周辺基地局セクタ情報を概念的に示す説明図であ
る。
【図5】本発明に係る一実施形態による周辺基地局セク
タ情報を用いた接続切替制御処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
30 移動局送受信装置 31 アンテナ 32 ユーザ・インターフェース 33 共通制御回路 34 とまり木チャネル品質測定制御回路 35 セルサーチ制御回路 36 接続基地局セクタ制御回路 37 メモリ 38 バス 40 移動局 44 周辺基地局セクタ情報 A〜S 基地局

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動局と前記移動局と相互に通信を行う
    複数の基地局より構成された移動通信システムにおける
    接続基地局セクタ制御方法において、 前記複数の基地局を複数カテゴリに分類する周辺基地局
    セクタ情報を含んだとまり木チャネルを前記移動局に送
    信する第1ステップと、 前記周辺基地局セクタ情報にしたがって前記複数の基地
    局を探索し、前記移動局が次に接続する接続基地局また
    は接続セクタを自動的に決定するように前記移動局の接
    続切替を制御する第2ステップとを含むことを特徴とす
    る接続基地局セクタ制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の接続基地局セクタ制御方
    法において、 前記カテゴリは前記接続基地局および接続セクタの優先
    順位にしたがって分類されており、 前記第2ステップは、高優先順位の前記接続基地局また
    は接続セクタから探索する探索ステップを含むことを特
    徴とする接続基地局セクタ制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の接続基地局セクタ制御方
    法において、 前記探索ステップにおいて前記移動局が接続可能な基地
    局セクタを見つけたときに、 前記優先順位毎に重み付けされた所定時間内の前記基地
    局セクタの受信品質を前記移動局により監視するステッ
    プと、 前記監視ステップで得られた受信品質を判定し、当該受
    信品質が常に所望の品質を満たすときに次に接続する基
    地局セクタへの接続切替を行うステップとを行うことを
    特徴とする接続基地局セクタ制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の接続基地局セクタ制御方
    法において、 前記探索ステップに続いて、前記優先順位にしたがって
    ダイバーシチ・ハンドオーバ閾値を設定するステップを
    さらに含み、 前記探索ステップにおいて前記移動局が接続可能な基地
    局セクタを見つけたときに、 前記設定されたダイバーシチ・ハンドオーバ閾値に基づ
    いて、現在接続中の基地局セクタから次に接続する基地
    局セクタへの接続切替タイミングを決定するステップを
    行うことを特徴とする接続基地局セクタ制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の接続基地局セクタ制御方
    法において、 前記探索ステップに続いて、前記優先順位にしたがって
    ダイバーシチ・ハンドオーバ閾値を設定するステップを
    さらに含み、 前記探索ステップにおいて前記移動局が接続可能な基地
    局セクタを見つけたときに、 前記優先順位毎に重み付けされた所定時間内の前記基地
    局セクタの受信品質を前記移動局により監視するステッ
    プと、 前記監視ステップで得られた受信品質を判定し、当該判
    定結果と前記設定されたダイバーシチ・ハンドオーバ閾
    値に基づいて、現在接続中の基地局セクタから次に接続
    する基地局セクタへの接続切替タイミングを決定して接
    続切替を行うステップとを行うことを特徴とする接続基
    地局セクタ制御方法。
  6. 【請求項6】 移動通信システムにおいて複数の基地局
    と相互に通信を行い、当該通信にしたがって接続基地局
    または接続セクタを決定する移動局装置において、 前記複数の基地局を複数カテゴリに分類する周辺基地局
    セクタ情報を含んだとまり木チャネルを前記複数の基地
    局から受信する受信手段と、 前記周辺基地局セクタ情報にしたがって前記複数の基地
    局を探索し、次に接続する接続基地局または接続セクタ
    を自動的に決定するように接続切替を制御する制御手段
    とを備えることを特徴とする移動局装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の移動局装置において、 前記カテゴリは前記接続基地局および接続セクタの優先
    順位にしたがって分類されており、 前記制御手段は、高優先順位の前記接続基地局または接
    続セクタから探索する探索手段を備えることを特徴とす
    る移動局装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の移動局装置において、 前記探索手段によって接続可能な基地局セクタを見つけ
    たときに、前記優先順位毎に重み付けされた所定時間内
    の前記基地局セクタの受信品質を監視し、監視して得ら
    れた受信品質を判定し、当該受信品質が常に所望の品質
    を満たすときに次に接続する基地局セクタへの接続切替
    を行うことを特徴とする移動局装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の移動局装置において、 前記優先順位にしたがってダイバーシチ・ハンドオーバ
    閾値を設定する設定手段をさらに備え、 前記探索手段によって接続可能な基地局セクタを見つけ
    たときに、前記設定手段により設定されたダイバーシチ
    ・ハンドオーバ閾値に基づいて、現在接続中の基地局セ
    クタから次に接続する基地局セクタへの接続切替タイミ
    ングを決定することを特徴とする移動局装置。
  10. 【請求項10】 請求項7記載の移動局装置において、 前記優先順位にしたがってダイバーシチ・ハンドオーバ
    閾値を設定する設定手段をさらに備え、 前記探索手段によって接続可能な基地局セクタを見つけ
    たときに、前記優先順位毎に重み付けされた所定時間内
    の前記基地局セクタの受信品質を監視し、監視して得ら
    れた受信品質を判定し、当該判定結果と前記設定手段に
    より設定されたダイバーシチ・ハンドオーバ閾値に基づ
    いて、現在接続中の基地局セクタから次に接続する基地
    局セクタへの接続切替タイミングを決定して接続切替を
    行うことを特徴とする移動局装置。
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