JP2001197455A - タイムコード情報伝送方法およびタイムコード情報伝送装置 - Google Patents

タイムコード情報伝送方法およびタイムコード情報伝送装置

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JP2001197455A
JP2001197455A JP2000003278A JP2000003278A JP2001197455A JP 2001197455 A JP2001197455 A JP 2001197455A JP 2000003278 A JP2000003278 A JP 2000003278A JP 2000003278 A JP2000003278 A JP 2000003278A JP 2001197455 A JP2001197455 A JP 2001197455A
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video signal
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binary
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JP2000003278A
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Shigeru Awamoto
繁 粟本
Shiro Kato
士郎 加藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送装置やVTR等で伝送および記録再生さ
れる映像信号に対応するタイムコードが、インターレー
ス信号形式に対応するものなのかプログレッシブ信号形
式に対応するものなのかを、制御系からの情報では判定
できないといった課題があった。 【解決手段】 タイムコードに対応する映像信号がイン
ターレース信号形式の場合は、伝送するタイムコードの
データ内のフレーム番号を表すデータを2進化10進コ
ード表現とし、プログレッシブ信号形式の場合は、2進
化10進コード表現で使用されない2進コード表現を少
なくとも1つは有する表現とし、タイムコード内のフレ
ーム番号の表現形式より、対象となる映像信号がインタ
ーレース信号形式に対応するものなのか、プログレッシ
ブ信号形式に対応するものなのかを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、VTRなどの映像
信号を扱う機器で使用するタイムコード情報の伝送方法
およびタイムコードが付加された映像信号の記録再生や
伝送を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターレース映像信号よりも垂
直時空間方向の解像度が高く高画質が得られ、コンピュ
ータとの親和性も良いプログレッシブ映像信号が注目さ
れてきている。図5に1秒あたり30画面を有する30
フレーム/秒(60フィールド/秒)インターレース映
像信号と、1秒間に60フレームを有する60フレーム
/秒プログレッシブ映像信号の概略を示す。図に示すよ
うにインターレース映像信号は2フィールドで1フレー
ムを構成している。
【0003】インターレース映像信号とプログレッシブ
映像信号とでは、その信号形態の差により取り扱い方が
異なるため、受信機器側では、機器入力映像信号がイン
ターレース方式なのかプログレッシブ方式なのかをあら
かじめ知っておく必要がある。例えば、映像信号を記録
再生するVTRを考えると、インターレース映像信号ま
たはプログレッシブ映像信号を記録可能な第1のVTR
から映像信号データを出力し、それをインターレース映
像信号とプログレッシブ映像信号両方を記録可能な第2
のVTRで編集する場合、出力した映像信号データがイ
ンターレース映像信号である場合、通常は1/30秒の
フレーム単位での編集であるが、さらに1/60秒のフ
ィールド単位での編集も可能であり、その場合は映像信
号の水平走査線の画面上での位置関係より、第1フィー
ルドの後には第1フィールドを接続することはできず、
かならず第2フィールドでなければならない。一方、プ
ログレッシブ映像信号の場合は、1/60秒単位の周期
がフレームの単位すなわち編集単位となり、接続位置に
制限は無くなる。VTRの再生側自身についても磁気テ
ープから信号を受け取るという意味で同様である。例え
ばインターレース映像信号とプログレッシブ映像信号両
方を記録再生可能なディジタルVTRにおいて、再生映
像データに同期信号等を付加して元のアナログ映像信号
に戻す際、再生映像データがインターレース方式なのか
プログレッシブ方式なのかにより、付加する同期信号波
形や再生映像信号配置位置が異なる。
【0004】また、映像の伝送または再生途中で映像信
号の1/30秒単位のフレームスチル画像を出力しよう
とした場合、インターレース映像信号の場合は、画像内
容の動きの激しさや解像度等を考慮して、第1フィール
ドのみもしくは第2フィールドのみで垂直方向にライン
補間してフレーム画像を作成して出力するかまたは第1
と第2の両フィールドを用いてフレーム画像を構成して
出力するかの3通りの方法を取りうるが、プログレッシ
ブ映像信号の場合は、1/30秒間に得られる2つのフ
レームのどちらかをそのまま出力すればよい。
【0005】しかしながら現状では、伝送装置やVTR
等の記録再生装置は、プログレッシブ映像信号専用では
なく、30フレーム(PALは25フレーム)制御系で
動作する従来のインターレース映像信号用のものを流用
しており、タイムコードもインターレースの場合と同じ
ものをそのまま用いている。
【0006】タイムコードは映像信号等の記録された磁
気テープの電子編集を行う目的で、磁気テープ上の位置
情報を表すものであり、SMPTE(Society of Motio
n Picture and Television Engineers)において規格と
してまとめられ(SMPTE12M−1995 Televis
ion, Audio and Film --- Time and Control Code、以
降SMPTEフォーマットタイムコードと表記)、タイ
ムコードを映像信号の垂直帰線期間(Vブランキング)
に挿入して伝送するVITC (Vertical Interval Time
Code)も規格化されている。
【0007】この技術は、映像信号やオーディオ信号の
記録、伝送時に、その記録位置を示したり、編集を行う
ために広く使用されている。
【0008】図6にSMPTEフォーマットタイムコー
ドの構造を示す。図6はNTSC映像信号に代表される
30フレーム/秒(60フィールド/秒)からなるイン
ターレース映像信号に対応するタイムコードを示し、V
TRに記録する場合を考えると、磁気テープ上での記録
位置を示す時、分、秒、フレーム番号の値を2進化10
進コード(BCDコード)で表現して設定する。ここ
で、NTSCは正確には(30/1.001)フレーム
/秒であるが、以降便宜上30フレーム/秒と表記す
る。図6に示すようにフレーム番号は10の位(0〜
2)を表す2ビット(図中ビット番号8,9)と1の位
(0〜9)を表す4ビット(図中ビット番号0〜3)の
計6ビットで構成され、時間方向に連続する映像信号フ
レームに対して、NTSCの場合は0から29までのフ
レームが表現できる。すなわち、フレーム単位のカウン
ト番号が付与される。実際は前記フレーム番号の10の
位が0〜3まで表現できるので、最大39までのフレー
ム番号が表現できる。2進化10進コード表現は、10
進数の各桁を各々4ビットの2進数で表現し、何桁かを
つなげて1つの10進数字(数値ではない)を表す方法
である。例えば、12は10の位の1、1の位の2をそ
れぞれ2進数で表現してつなげられ、00010010
として表現されるので、この場合は、ビット番号8,9
にそれぞれ0、1、ビット番号0〜4にそれぞれ0、
0、1、0と設定される。図7は図6に示すSMPTE
フォーマットタイムコードにおける64ビットのデータ
部に、8ビット毎に同期ビットを付加し、さらに誤り検
出符号であるCRCコードを付加して変調を行った合計
90ビットのデータを示し、各フィールドの隣接しない
2つのVブランキングに挿入して記録する。図7にタイ
ムコードの伝送例としてVITC規格を示す。図7に示
すようにフレーム番号は、フレーム番号の10の位(0
〜2)を表す2ビット(図中ビット番号12,13)と
フレーム番号の1の位(0〜9)を表す4ビット(図中
ビット番号2〜5)の計6ビットで構成され、SMPT
Eフォーマットタイムコード同様、最大39までのフレ
ーム番号が表現できる。
【0009】放送業務用ディジタルVTRに関する規格
であるSMPTE 314M−1999規格(SMPTE 314
M-1999 Television - Data Structure for DV-Based A
udio, Data and Compressed Video - 25 and 50 Mb/s 3
4.00)に示されるディジタルVTRでは、全ての水平期
間(ラインデータ)を記録するのではなく、Vブランキ
ング期間のデータは記録されないので、上記タイムコー
ドの各情報はSMPTE 314M−1999規格に記
載されているPackと呼ばれる記録単位の中に格納さ
れ、映像データ等と一緒に記録できるように取り決めら
れている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
タイムコードは、表現可能なフレーム番号は39までで
あり、60フレーム/秒のプログレッシブ映像信号のフ
レーム番号は表現できない。
【0011】従って、伝送されてきた映像信号を受信し
たり、映像信号の記録された磁気テープを再生や編集を
行おうとしたとき、制御系からの情報では、その映像信
号がインターレースなのかプログレッシブなのかが判別
できず、最適な制御や処理が行えないという課題が生じ
る。
【0012】本発明は、従来のタイムコードと互換性を
維持しつつ対象映像信号の情報形式に応じたタイムコー
ド表現ができ、対象映像信号がインターレース形式であ
るか、プログレッシブ形式であるかをタイムコードによ
り判定できるタイムコード情報伝送方法およびタイムコ
ード情報伝送装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のタイムコード情報伝送方法は、映像信号の情
報形式に応じてタイムコード内のフレーム番号を表現す
ることができるようにしたものである。
【0014】この方法によって、本発明のタイムコード
情報伝送方法は、従来のタイムコードと互換性を維持し
つつ、インターレース映像信号形式およびプログレッシ
ブ映像信号形式に応じたタイムコード表現ができる。
【0015】また、本発明のタイムコード情報伝送装置
は、入力された映像信号がインターレース映像信号形式
であるかプログレッシブ映像信号形式であるかによりタ
イムコード内のフレーム番号の表現方法を切り替えるタ
イムコード変換器と受信したタイムコードのフレーム番
号の表現方法から受信したタイムコードに対応する映像
信号がインターレース映像信号形式であるかプログレッ
シブ映像信号形式であるかを判定して判定情報を出力す
るタイムコード判定器を有している。
【0016】この構成によって、本発明のタイムコード
情報伝送方法は、従来のタイムコードと互換性を維持し
つつ入力された映像信号の情報形式に応じたタイムコー
ド表現ができ、受信した映像信号がインターレース形式
であるか、プログレッシブ形式であるかをタイムコード
により判定できる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第1の発明は、タイムコ
ード情報を伝送する方法であって、前記タイムコードに
対応する信号は少なくとも2種類の信号形式を有し、前
記タイムコード情報内のフレーム番号を表すデータを前
記信号形式毎に異なるコード表現で表現し、前記コード
表現が2進化10進コード表現と、前記2進化10進コ
ード表現で使用されない2進コード表現を少なくとも1
つは有する表現とすることを特徴とするタイムコード情
報伝送方法であり、この方法によって、従来のタイムコ
ードと互換性を維持しつつ、インターレース映像信号形
式およびプログレッシブ映像信号形式に応じたタイムコ
ード表現ができる。
【0018】本発明の第2の発明は、入力されたタイム
コード情報に対して、前記タイムコード情報に対応する
映像信号がインターレース映像信号形式の場合は、伝送
するタイムコード情報内のフレーム番号を表すデータを
2進化10進コード表現に変換し、前記映像信号がプロ
グレッシブ映像信号形式の場合は、前記データを前記2
進化10進コード表現で使用されない2進コード表現を
少なくとも1つは有する表現に変換するタイムコード変
換器と、前記タイムコード変換器より出力されるデータ
を送信のための形式にして出力するタイムコード送信器
と、前記タイムコード送信器より出力されたデータを受
信して前記タイムコード変換器より出力されるデデータ
と同じデータ形式にして出力するタイムコード受信器
と、前記タイムコード受信器より出力されたデータ内の
フレーム番号を表すデータの形式から、前記タイムコー
ド受信器より出力されたデータが対応している映像信号
が、インターレース映像信号形式であるかプログレッシ
ブ映像信号形式であるかを判定して判定情報を出力する
タイムコード判定器と、前記判定情報に応じて前記タイ
ムコード受信器より出力されたデータを復号しフレーム
番号を出力するタイムコード復号器とを有することを特
徴とするタイムコード情報伝送装置であり、この構成に
よって、従来のタイムコードと互換性を維持しつつ入力
された映像信号の情報形式に応じたタイムコード表現が
でき、受信した映像信号がインターレース形式である
か、プログレッシブ形式であるかをタイムコードにより
判定できる。
【0019】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図7を用いて説明する。 (実施の形態1)本実施の形態においては、映像信号の
信号形式が、インターレース映像信号形式に対応したフ
レーム周期1/30秒のものと、プログレッシブ映像信
号形式に対応したフレーム周期1/60秒のものの2種
類あり、各信号形式に対応したタイムコードも2種類あ
る場合について説明する。
【0020】ここで、NTSC放送方式映像信号の場
合、正確にはフレーム周期1.001/30秒である
が、本実施の形態の説明では、便宜上1/30秒と表記
する。プログレッシブ映像信号のフレーム周期について
も同様、便宜上フレーム周期1/60秒と表記する。
【0021】またタイムコードは、図6に示されたSM
PTEフォーマットタイムコードをベースとし、フレー
ム番号は上位の2ビットと下位の4ビットの計6ビット
で構成されているものとする。
【0022】図1は本発明のタイムコード情報伝送方法
の一実施の形態の動作の流れを示すフローチャートであ
る。図1(a)はエンコード手順を示したものであり、
100はエンコードの継続/停止を決定するステップ、
101は伝送すべきタイムコード情報の取得ステップ、
102はタイムコード内の必要なデータを読み取るデー
タ読み取りステップ、103はタイムコードのエンコー
ド形式を選択するステップ、104は入力されたタイム
コードをSMPTEフォーマットタイムコードの2進化
10進表現にエンコードして出力するステップ、105
は入力されたタイムコードを非2進化10進表現にエン
コードして拡張タイムコードとして出力するステップ、
106はエンコードされたタイムコードを伝送するタイ
ムコード伝送ステップである。図1(b)はデコード手
順を示したものであり、110はデコードの継続/停止
を決定するステップ、111はタイムコード情報を受信
するタイムコードデータ受信ステップ、112は受信さ
れたタイムコードのエンコード形式判定ステップ、11
3はSMPTEフォーマットタイムコードをデコードす
るステップ、114は非2進化10進表現にエンコード
したタイムコードである拡張タイムコードをデコードす
るステップ、115はデコードしたタイムコードを出力
するタイムコード情報出力ステップである。
【0023】以下、図1のフローチャートに従って、本
発明のタイムコード情報伝送方法について説明する。
【0024】図1(a)のエンコードのフローチャート
において、エンコード開始の指示があったとき、伝送す
べきタイムコード情報の取得ステップ101はタイムコ
ード情報を取得する。次に、データ読み取りステップ1
02は取得したタイムコード情報からフレーム番号情報
や時分秒情報等の必要なデータを読み取り、タイムコー
ドのエンコード形式選択ステップ103に入力する。
【0025】タイムコードのエンコード形式選択ステッ
プ103は、入力されフレーム番号情報等のタイムコー
ド情報が、インターレース映像信号形式に対応したフレ
ーム周期1/30秒(フィールド周期1/60秒)のも
のであるか、プログレッシブ映像信号形式に対応したフ
レーム周期1/60秒のものであるかによりエンコード
形式を選択する。インターレース映像信号形式に対応し
たものである場合は、入力データをSMPTEフォーマ
ットタイムコードの2進化10進表現にエンコードして
出力するステップ104に出力し、プログレッシブ映像
信号形式に対応したものである場合は、入力データを非
2進化10進表現にエンコードして拡張タイムコードと
して出力するステップ105に出力する。
【0026】SMPTEフォーマットタイムコードの2
進化10進表現にエンコードして出力するステップ10
4は、SMPTEフォーマットに則り、入力されたフレ
ーム番号や時分秒等のタイムコード情報を、10の位を
表す上位2ビットと1の位を表す下位4ビットの2進化
10進表現にエンコードして出力する。図3(a)にS
MPTEフォーマットタイムコードの2進化10進表現
にエンコードして出力するステップ104より出力され
たフレーム番号情報を示す。図に示すように0〜29の
フレーム番号情報は、2進化10進コード(BCDコー
ド)にエンコードされる。フレーム番号情報は10の
位、1の位それぞれを4桁の2進表現とし、10の位は
4桁の2進数の下位2ビットをフレーム番号の上位2ビ
ットに、1の位は4桁の2進数をフレーム番号の下位4
ビットにそのまま設定される。例えば、フレーム番号が
11の場合は、10進表現で10の位は1、1の位が1
であることから、フレーム番号の上位2ビット、下位4
ビットは、各々2進表現にエンコードして、01
(1)、0001(1)と設定される。
【0027】一方、非2進化10進表現にエンコードし
て拡張タイムコードとして出力するステップ105は、
入力されたフレーム番号や時分秒等のタイムコード情報
の内フレーム番号情報について、前記2進化10進コー
ド表現で使用されない2進コード表現を少なくとも1つ
は有するコードを用いた表現にエンコードする。図3
(b)に非2進化10進表現にエンコードして拡張タイ
ムコードとして出力するステップ105より出力された
フレーム番号情報を示す。図に示すように0〜59のフ
レーム番号情報は、SMPTEフォーマットタイムコー
ドでのフレーム番号を表す上位2ビットと下位4ビット
とをあわせて6ビットとした単純2進コード表現とし、
16進表現で00から3Bまで順にインクリメントして
フレーム番号を表現する形式にされ、SMPTEフォー
マットタイムコードでのフレーム番号を表す上位2ビッ
ト、下位2ビットに単純新コード表現したフレーム番号
の上位2ビット、下位4ビットが各々設定される。例え
ば、フレーム番号が11の場合、11を6ビットの2進
表現001011にエンコードし、下位4ビットのみ1
6進で表記して、上位2ビットに00(0)、下位4ビ
ットに1011(B)と設定される。フレーム番号以外
の情報については、SMPTEフォーマットに則ったエ
ンコードでよい。
【0028】タイムコード伝送ステップ106はステッ
プ104もしくは105より入力されたデータを所定の
形式、例えばVITC形式で映像信号のVブランキング
期間に挿入して、外部に伝送する。図7にタイムコード
伝送ステップ106より出力されたVITC形式のタイ
ムコード情報を示す。
【0029】その後エンコードの継続/停止を決定する
ステップ100に戻り、エンコード停止の指示があるま
で上記の一連のステップを繰り返す。
【0030】図1(b)のデコードのフローチャートに
おいて、デコード開始の指示があったとき、タイムコー
ドデータ受信ステップ111は、図1(a)のタイムコ
ード伝送ステップにより伝送されたタイムコードのデー
タを受信し、伝送に必要な情報を取り除いて、エンコー
ド形式判定ステップ112に入力する。図7にタイムコ
ードデータ受信ステップが入力したデータ、図6に出力
したデータを示す。図6に示すように、図7に示すデー
タにおいて8ビット毎に挿入されている同期ビットや誤
り訂正符号CRCコードが取り除かれている。
【0031】エンコード形式判定ステップ112は、入
力された時系列的に受信されるタイムコード情報の中の
フレーム番号を表す部分を逐次検査し、フレーム番号を
表す合計6ビットの内の下位4ビットが0から9まで周
期的に増加していれば、従来のインターレース映像信号
形式に対応したフレーム周期1/30秒のSMPTEフ
ォーマットタイムコードであると判定し、入力タイムコ
ード情報をSMPTEフォーマットタイムコードのデコ
ードステップ113に出力する。
【0032】一方SMPTEフォーマットタイムコード
のフレーム番号を表すコードには存在しないコード、す
なわち具体的にはフレーム番号を表す合計6ビットの内
の下位4ビットに16進表現でコードA〜Fを検出、ま
たは上位2ビットにコード3を検出した場合は、プログ
レッシブ映像信号形式に対応したフレーム周期1/60
秒のタイムコードであると判定して、入力タイムコード
情報を、拡張タイムコードのデコードステップ114に
送出する。
【0033】SMPTEフォーマットタイムコードのデ
コードステップ113は、入力されたタイムコード情報
をSMPTEフォーマットに則ってデコードを行い、フ
レーム番号等の必要なタイムコード情報を得る。SMP
TEフォーマットタイムコードのデコードステップ11
3は、図6に示すように6ビットで設定されているフレ
ーム番号を上位2ビットに設定されている値、下位4ビ
ットに設定されている値を10進表現に変換し、各々1
0進表現の10の位、1の位とした10進数にデコード
する。
【0034】例えば、フレーム番号の上位2ビットが0
1(1)、下位4ビットが0001(1)と設定されて
いる場合は、上位2ビットを10の位、下位4ビットを
1の位とした11をフレーム番号として出力する。
【0035】拡張タイムコードのデコードステップ11
4では、入力されたタイムコード情報を、非2進化10
進表現にエンコードして拡張タイムコードとして出力す
るステップ105で行ったエンコードと逆の手順でデコ
ードを行い、フレーム番号等の必要なタイムコード情報
を得る。拡張タイムコードのデコードステップ114
は、図6に示すように6ビットで設定されているフレー
ム番号を2進数とみなして、10進数にデコードする。
【0036】例えば、フレーム番号の上位2ビットが0
0(0)、下位ビットが1011(B)を表している場
合は上位2ビットと下位4ビットを足した6ビットの2
進数で表現し(この場合は001011)、これを10
進コードにデコードした11を、フレーム番号として出
力する。
【0037】タイムコード情報出力ステップ115はス
テップ113もしくは114にてデコードされたタイム
コード情報を所定の形式およびタイミングで外部に出力
する。その後デコードの継続/停止を決定するステップ
110に戻り、デコード停止の指示があるまで上記の一
連のステップを繰り返す。
【0038】以上説明したタイムコード情報伝送方法に
よれば、タイムコード内、もしくはその他のデータ内
に、タイムコードがインターレース信号形式に対応した
ものかプログレッシブ信号形式に対応したものであるか
を示すビットを新たに付加する必要なく両者の判定が可
能となり、しかも従来のフォーマットのタイムコードに
対する互換性が維持できる。なお、ステップ105での
エンコード方法について、図3(b)に示す単純2ビッ
トでのフレーム番号割り当てではなく、別のコード体系
を適用することにより、早いタイミングでステップ11
2におけるエンコード形式判定が行える。例えばフレー
ム番号を表す6ビットの内の下位4ビットをグレイコー
ド形式とすると、0から9の値は(表1)に示すように
エンコードされる。
【0039】
【表1】
【0040】(表1)に示すように、下位4ビットをグ
レイコード形式にすることにより、エンコード形式判定
ステップ112において、図3(b)のコード体系0,
1,2,3・・という1ずつ増える順序ではなく、(表
1)に示す0、1、3・・という順序を検出した時点
で、タイムコードの表現形式が異なっていることを検出
できるため、確率的に早いタイミングでエンコード形式
判定が行える。その他のコード体系を適用する場合でも
同様である。
【0041】(実施の形態2)図2は、本発明のタイム
コード情報伝送装置の一実施の形態のブロック図を示し
ており、300はタイムコード情報を入力するタイムコ
ード情報入力端子、301はフレーム周期の値を入力す
るフレーム周期設定値入力端子、302は入力されたフ
レーム周期に応じて入力されたタイムコード情報を変換
するタイムコード変換器、303はタイムコード変換器
302より出力されたタイムコード情報を送信するタイ
ムコード送信器、304はタイムコードを受信するタイ
ムコード受信器、305はタイムコード受信器304よ
り出力されたタイムコード情報より映像信号の情報形式
を判定するタイムコード判定器、306はタイムコード
判定器305より出力された判定情報を出力する判定情
報出力端子、307はタイムコード判定器305より出
力された判定情報に応じてタイムコード情報を復号する
タイムコード復号器、308はタイムコード復号器30
7が出力したタイムコード情報を出力するタイムコード
情報出力端子である。以上のように構成されたタイムコ
ード情報伝送装置について、以下、その動作を述べる。
【0042】なお、本実施例においてタイムコード情報
入力端子300への入力タイムコード情報が、インター
レース映像信号形式に対応した1/30秒フレーム周期
の場合と、プログレッシブ映像信号形式に対応した1/
60秒フレーム周期の2通りの場合である例について説
明する。
【0043】タイムコード情報入力端子300から入力
されたタイムコード情報は、タイムコード変換器302
に入力される。同時にフレーム周期設定値入力端子30
1から、前記入力タイムコード情報のフレーム周期が、
1/30秒フレーム周期であるか1/60秒フレーム周
期であるかを示す値が入力される。
【0044】タイムコード変換器302は、前記入力タ
イムコード情報のフレーム周期が、1/30秒フレーム
周期であることを、フレーム周期設定値入力端子301
からの入力が示している場合、図1(a)のSMPTE
フォーマットタイムコードの2進化10進表現にエンコ
ードして出力するステップ104の説明で述べたよう
に、SMPTEフォーマットに則り、入力された前記タ
イムコード情報内のフレーム番号や時分秒等の所定の情
報を、10の位を表す上位2ビットと1の位を表す下位
4ビットの2進化10進表現にエンコードして出力す
る。
【0045】このときフレーム番号情報は、図3(a)
に示されるような2進化10進コード(BCDコード)
に変換される。例えば、フレーム番号が18である場
合、上位2ビットには10の位を表す1(01)、下位
4ビットには1の位を表す8(1000)がそれぞれ設
定される。
【0046】一方、前記入力タイムコード情報のフレー
ム周期が、1/60秒フレーム周期であることを、フレ
ーム周期設定値入力端子301からの入力が示している
場合、タイムコード変換器302は、図1(a)の非2
進化10進表現にエンコードして拡張タイムコードとし
て出力するステップ105の説明で述べたように、入力
されたフレーム番号や時分秒等のタイムコード情報のう
ちのフレーム番号情報について、前記2進化10進コー
ド表現で使用されない2進コード表現を少なくとも1つ
は有するコードを用いた表現にエンコードする。具体的
には例えば、図3(b)に示すようなSMPTEフォー
マットタイムコードでのフレーム番号を表す上位2ビッ
トと下位4ビットとをあわせて6ビットとした単純2進
表現で表し、0から59(16進表現で00から3B)
まで順にインクリメントしてフレーム番号を表現する形
式にし、SMPTEフォーマットタイムコードでのフレ
ーム番号を表すビット位置に設定する。例えば、フレー
ム番号18の場合、18を6ビットの単純2進表現で表
し(010010)、上位2ビットに01(1)、下位
4ビットに0010(2)を設定する。フレーム番号以
外の情報については、SMPTEフォーマットに則った
エンコードでよい。
【0047】上記2進化10進/非2進化10進表現形
式の変更は、フレーム番号を作り出すカウンターのプリ
セット値やリセット値を変更したり、ROM等による変
換テーブルを用いたりすることで容易に実現できる。
【0048】タイムコード送信器303は、例えばタイ
ムコードを映像信号とともにVTRに記録する場合、タ
イムコード変換器302から入力されたデータを図7に
示されるVITC形式に変換し、映像信号の所定のVブ
ランキング期間に挿入し、映像信号と共にVTR記録形
式のデータとしたうえで出力し、磁気テープ上に記録す
る。図7にタイムコード送信器303より出力されたタ
イムコード情報を示す。
【0049】VTRが民生用ディジタルVTRや放送業
務用ディジタルVTRである場合は、タイムコード送信
器303は、タイムコード変換器302からのエンコー
ドデータ内の所定のデータをSMPTE 314M−1
999規格に記載されているPackと呼ばれる記録単
位の中に格納して出力し、Packデータは映像データ
等と一緒に磁気テープ上に記録される。
【0050】再生時すなわち受信側において、前記磁気
テープを再生して得られる再生映像信号中のVITCデ
ータ(もしくはPackデータ)は、タイムコード受信
器304に入力され、タイムコード送信器303入力と
同じ形式のタイムコード情報にもどして出力される。図
7にタイムコード受信器304に入力されたタイムコー
ド情報、図6にタイムコード受信器304より出力され
たタイムコード情報を示す。図に示すように、図7のタ
イムコード情報より、伝送に必要な同期ビット、誤り訂
正符号CRCコードが取り除かれている。
【0051】タイムコード判定器305は、タイムコー
ド受信器304より出力されたタイムコード情報の中の
フレーム番号を表すビットを連続的に検査し、再生時系
列に従って図3(a)のように1の位を表す下位4ビッ
トが0から9まで周期的に増加していれば、タイムコー
ド情報はインターレース映像信号形式に対応した1/3
0秒フレーム周期のタイムコードであり、図3(b)の
ように下位4ビットにコードA〜F、または上位2ビッ
トにコード3が検出されれば、タイムコード情報はプロ
グレッシブ映像信号形式に対応した1/60秒フレーム
周期のタイムコードであると判定し、判定情報を判定情
報出力端子306、タイムコード復号器307に出力す
る。
【0052】上記コードA〜Fの検出は、多ビット入力
ANDゲートとインバータゲート等を用いた簡単な回路
で構成可能である。
【0053】タイムコード復号器307は、タイムコー
ド判定器305からの判定情報に基づき、タイムコード
受信器304より出力されたタイムコード情報を、タイ
ムコード入力端子300に入力されたタイムコード情報
と同じ形式に復号してタイムコード情報出力端子308
に出力する。
【0054】タイムコード復号器307は、タイムコー
ド判定器305からの判定情報が1/30秒フレーム周
期のタイムコードであることを示している場合は、タイ
ムコード情報の中のフレーム番号を表す6ビットのデー
タを、上位2ビット下位4ビットの2進化10進コード
として復号し、タイムコード判定器305からの判定情
報が1/60秒フレーム周期のタイムコードであること
を示している場合は、タイムコード情報の中のフレーム
番号を表す6ビットのデータを、単純2進コードとして
復号する。例えば、フレーム番号の上位2ビットが01
(1)、下位4ビットが1000(8)を表している場
合に、判定情報が1/30秒フレーム周期のタイムコー
ドである場合は上位2ビットを10の位、下位4ビット
を1の位とした18にデコードし、1/60秒フレーム
周期のタイムコードである場合は、上位2ビットと下位
4ビットを足した6ビットの2進コードで表現した01
1000を10進コード24にデコードする。
【0055】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、簡単な回路で現行のタイムコードがインターレース
信号形式に対応したものであるかプログレッシブ形式に
対応したものであるかを判定できる機能を持たせること
が可能であり、判定のための新たなビットの追加、タイ
ムコードに対応する映像信号に追加の処理等を施す必要
がない。
【0056】なお、本実施の形態では映像信号とともに
VTRへのタイムコードの記録再生を行う場合を例にと
って説明したが、その他のメディアに記録したり、ケー
ブルや電波を使って伝送を行う場合にも適用できる。
【0057】また、タイムコード変換器302でのフレ
ーム番号のエンコード方法については、図1の本発明の
タイムコード伝送方法の一実施の形態のフローチャート
の説明の所で述べたように、図2(b)以外のコード体
系でもよい。
【0058】本実施の形態では、タイムコード情報をN
TSC放送方式のインターレース映像信号形式に対応す
るフレーム周期1/30秒(フィールド周期1/60
秒)の場合とプログレッシブ映像信号形式に対応するフ
レーム周期1/60秒の場合の2通りの場合について説
明したが、PAL放送方式映像信号におけるフレーム周
期1/25秒(フィールド周期1/50秒)とフレーム
周期1/50秒のタイムコード情報の場合であっても同
様である。さらに、HD映像信号やその他の形式の映像
信号に対応するタイムコード情報であっても同様であ
る。
【0059】また、フレーム周期1/30秒(フィール
ド周期1/60秒)のインターレース映像信号とフレー
ム周期1/30秒のプログレッシブ信号といった、フレ
ーム数としては両者が同じ場合には、例えば図4(a)
に示すような2進化10進コードで表されるフレーム番
号の1の位を表す下位4ビットに少なくとも1つ非2進
化10進コード(図中ではコードF)を用いるだけで、
両者の検出判定が可能となる。さらに、例えば図4
(b)のように非2進化10進コード(図中コードA〜
E)を分散して配置すれば、図4(a)の場合に比べ
て、検出判定時に非2進化10進コード発生確率が高い
ため、判定に要する時間を短縮できる。
【0060】上記の例は、フレーム周期1/24秒(フ
ィールド周期1/48秒)のインターレース映像信号と
フレーム周期1/24秒のプログレッシブ信号の組み合
わせの場合についても同様の効果が得られる。
【0061】フレーム周期1/24秒のプログレッシブ
信号の場合、図4(c)に示すように、フレーム番号の
下位4ビットを全てコードA〜Fで表すコードを用いる
ことで、検出判定時に最初に入力されたフレーム番号を
表すデータの下位4ビットの内容を検査した時点で、フ
レーム周期1/24秒のプログレッシブ信号に対応した
タイムコードであるか、2進化10進コードを割り当て
たそれ以外のタイムコードであるかを判定できる。
【0062】また、本実施の形態では、2種類のタイム
コードの伝送を行う場合について述べたが、それぞれの
タイムコード情報に固有のフレーム番号表現形式(コー
ド体系)を割り当てることで、3種類以上の映像信号形
式に対応するタイムコードの判別が行えるようにするこ
とも可能である。
【0063】また、本実施の形態では、各映像信号形式
に対応するタイムコード情報それぞれに対してタイムコ
ード内のフレーム番号表現を変更する場合について説明
したが、放送業務用ディジタルVTR等においては、映
像信号内容と時間的に1対1に対応するオーディオ情報
や、その他の付加情報(映像信号の撮影場所や撮影内容
テキスト情報等々)が、映像信号の1フレーム期間を単
位として磁気テープ上に記録されていることから、それ
らの付加情報についても本発明により、最適な制御や処
理が行える。(例えば1/60秒フレーム周期のプログ
レッシブ映像に対応した付加情報であるのにもかかわら
ず、1/30秒フレーム周期でしか編集できないといっ
たようなことがなくなる。)上記の場合で、付加情報だ
けについて編集等の処理を行う場合でも、同様の作用効
果が得られる。
【0064】さらに、タイムコードの伝送や記録時の形
態が、上記実施の形態で述べたように図7に示すVIT
Cの場合は、ビット番号35のフィールドマークの情報
により、1/30秒フレーム周期のタイムコード体系に
対応するインターレース映像信号において、第1フィー
ルド第2フィールドの判別も可能となることを利用し、
1/60秒フレーム周期のプログレッシブ映像信号に対
するタイムコードを、図4(a)や図4(b)に示され
る1/30秒フレーム周期に対応するタイムコード表現
を用いて、プログレッシブ映像信号の連続2フレームに
1つのタイムコードを割り当て、図2のタイムコード判
定器305においてフィールドマークの内容も併せて検
出を行うことで、連続2フレームの前フレームか後フレ
ームかを決定する方法も考えられる。この場合、図4
(a)のようなフレーム番号表現変更を行う箇所以外
は、従来の技術における装置と全ての部分を共有でき
る。上記方法を用いたとき、例えば映像の伝送または再
生途中で映像信号の1/30秒単位のフレームスチル画
像を出力するような場面において、前記フレーム番号と
前記フィールドマークの組み合わせによって、インター
レース映像信号の場合は、画像内容の動きの激しさや解
像度等を考慮して、第1フィールドのみもしくは第2フ
ィールドのみで垂直方向にライン補間してフレーム画像
を作成して出力するかまたは第1と第2の両フィールド
を用いてフレーム画像を構成して出力するかの3通りの
方法を自由に選択し、プログレッシブ映像信号の場合
は、1/30秒間に得られる2つのフレームの何れか一
方を自由に選択して出力するといったような処理法の選
択が可能となる。
【0065】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、映像信号
の情報形式に対応したタイムコードの種類の判定が、タ
イムコード内、もしくはその他のデータ内に新たな判定
ビットを付加することなく可能となり、受信、再生時に
タイムコードから得られた判定情報をもとに、受信側で
の処理方法を選択したり(VTRの場合は特殊再生時の
出力方法を自動変更したり)、次段に接続された機器の
制御を行うこと等ができるという顕著な効果が得られ、
ディジタルTV放送時代を迎え、同一TVチャンネルで
インターレース放送とプログレッシブ放送とが混在して
放送される場面もあり、その有用性は大きい。
【0066】また、従来の装置に対する変更は、タイム
コード内のフレーム番号をインクリメントして行くカウ
ンターの設定を変更する程度と僅かであり、容易に実施
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のタイムコード情報伝送
方法のフローチャート
【図2】同実施の形態2のタイムコード情報伝送装置の
ブロックを示す図
【図3】同タイムコード中のフレーム表現を示す図
【図4】同タイムコード中のフレーム表現を示す図
【図5】30フレーム/秒(60フィールド/秒)イン
ターレース映像信号と、60フレーム/秒プログレッシ
ブ映像信号の概略図
【図6】従来のタイムコードの構造図
【図7】タイムコードの伝送方法例を示す図
【符号の説明】
100 エンコードの継続/停止を決定するステップ 101 伝送すべきタイムコード情報の取得ステップ 102 データ読みとりステップ 103 タイムコードのエンコード形式選択ステップ 104 SMPTEフォーマットタイムコードの2進化
10進表現にエンコードして出力するステップ 105 非2進化10進表現にエンコードして拡張タイ
ムコードとして出力するステップ 106 タイムコード伝送ステップ 110 デコードの継続/停止を決定するステップ 111 タイムコードデータ受信ステップ 112 タイムコードのエンコード形式判定ステップ 113 SMPTEフォーマットタイムコードをデコー
ドするステップ 114 非2進化10進表現にエンコードしたタイムコ
ードである拡張タイムコードをデコードするステップ 115 タイムコード情報出力ステップ 302 タイムコード変換器 303 タイムコード送信器 304 タイムコード受信器 305 タイムコード判定器 307 タイムコード復号器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 BA30 DA05 5C052 AA01 CC20 5C053 FA21 GA20 HA40 JA22 5C063 CA40 DA20 DB02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つ以上の信号形式を有する
    映像信号に付加されるタイムコード情報を伝送する方法
    であって、 前記映像信号に付加されているタイムコード情報を取り
    出すステップと、前記タイムコード情報より所定のデー
    タを読み出すステップと、前記映像信号の信号形式毎に
    異なるコード表現を選択するステップと、前記所定のデ
    ータ内のフレーム番号を表すデータを前記コード表現で
    表して置き換えるステップと、前記コード表現に置き換
    えられたデータを含むタイムコード情報を前記映像信号
    に付加して伝送するステップを有し、 映像信号に付加されているタイムコード情報内のフレー
    ム番号のコード表現より前記映像信号の信号形式が判定
    できることを特徴とするタイムコード情報伝送方法。
  2. 【請求項2】 タイムコード情報に対応する信号形式
    が、インターレース映像信号形式と、プログレッシブ映
    像信号形式であることを特徴とする請求項1記載のタイ
    ムコード情報伝送方法。
  3. 【請求項3】 コード表現が2進化10進コード表現
    と、前記2進化10進コード表現で使用されない2進コ
    ード表現を少なくとも1つは有する表現とすることを特
    徴とする請求項1記載のタイムコード情報伝送方法。
  4. 【請求項4】 2進化10進コード表現で使用されない
    2進コード表現を少なくとも1つは有する表現を、単純
    2進コードとすることを特徴とする請求項3記載のタイ
    ムコード情報伝送方法。
  5. 【請求項5】 入力されたタイムコード情報に対して、
    前記タイムコード情報に対応する映像信号がインターレ
    ース映像信号形式の場合は、伝送するタイムコード情報
    内のフレーム番号を表すデータを2進化10進コード表
    現に変換し、前記映像信号がプログレッシブ映像信号形
    式の場合は、前記データを前記2進化10進コード表現
    で使用されない2進コード表現を少なくとも1つは有す
    る表現に変換するタイムコード変換器と、前記タイムコ
    ード変換器より出力されるデータを送信のための形式に
    して出力するタイムコード送信器と、前記タイムコード
    送信器より出力されたデータを受信して前記タイムコー
    ド変換器より出力されるデータと同じデータ形式にして
    出力するタイムコード受信器と、前記タイムコード受信
    器より出力されたデータ内のフレーム番号を表すデータ
    の形式から、前記タイムコード受信器より出力されたデ
    ータが対応している映像信号が、インターレース映像信
    号形式であるかプログレッシブ映像信号形式であるかを
    判定して判定情報を出力するタイムコード判定器と、前
    記判定情報に応じて前記タイムコード受信器より出力さ
    れたデータを復号しフレーム番号を出力するタイムコー
    ド復号器とを有することを特徴とするタイムコード情報
    伝送装置。
  6. 【請求項6】 2進化10進コード表現で使用されない
    2進コード表現を少なくとも1つは有する表現を、単純
    2進コードとすることを特徴とする請求項5記載のタイ
    ムコード情報伝送装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014165681A (ja) * 2013-02-25 2014-09-08 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 符号化方法、タイムコード信号発生装置、動画記録再生装置及び動画編集装置
JP2014165682A (ja) * 2013-02-25 2014-09-08 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 符号化方法、タイムコード信号発生装置、動画記録再生装置及び動画編集装置
JP2014165680A (ja) * 2013-02-25 2014-09-08 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> タイムコード、タイムコード信号発生装置、動画記録再生装置及び動画編集装置

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JP2014165681A (ja) * 2013-02-25 2014-09-08 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 符号化方法、タイムコード信号発生装置、動画記録再生装置及び動画編集装置
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