JP2001197147A - データ通信制御装置、データ通信制御方法、記憶媒体および端末装置 - Google Patents

データ通信制御装置、データ通信制御方法、記憶媒体および端末装置

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JP2001197147A
JP2001197147A JP2000008127A JP2000008127A JP2001197147A JP 2001197147 A JP2001197147 A JP 2001197147A JP 2000008127 A JP2000008127 A JP 2000008127A JP 2000008127 A JP2000008127 A JP 2000008127A JP 2001197147 A JP2001197147 A JP 2001197147A
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transmission
communication line
terminal device
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Mamoru Yoshimoto
守 吉本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各端末装置間で低速な通信回線を介して、ア
プリケーションにより生成されたデータおよび音声デー
タをやり取りするときに、通信回線上に不必要なトラフ
ィックを発生させずに、各端末装置間でのデータ通信を
円滑に行うことができるデータ通信制御装置を提供す
る。 【解決手段】 各ビデオゲーム装置1間で通信回線6を
介してゲームデータおよびユーザの音声データをリアル
タイムにやり取り可能なゲームシステムにはデータ通信
制御装置が組み込まれ、その送信データ優先制御部15
は、設定された優先順に従いゲームデータ送信バッファ
13、音声データ送信バッファ14の内の対応するバッ
ファからデータを読み出して送出する。送出されたデー
タは、回線I/F部16により、通信回線6上に送出す
るデータ量が設定されたスループット値を超えないよう
にLAN5に送出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに通信回線で
接続されている各端末装置間で、各端末装置で実行され
るアプリケーションにより生成されたデータとそれぞれ
の端末装置を操作するユーザの音声データとをリアルタ
イムにやり取するためのデータ通信制御装置、データ通
信制御方法、記憶媒体および端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオゲーム装置などの分野にお
いては、例えば複数のビデオゲーム装置をそれぞれ異な
る場所に設置するとともに、互いに通信回線で接続し、
各ビデオゲーム装置間で対戦を行うゲームシステムが登
場している。このようなゲームシステムでは、それぞれ
のビデオゲーム装置間でデータをやり取りする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】画像情報や音声データ
をリアルタイムにやり取する場合に適したプロトコルと
しては、RTPが知られている。しかし、RTPにはメ
ディアデータ間の同期を取るためのデータが付加される
から、必然的に通信回線上に送出されるデータ量が増
し、RTPを低速な通信回線に適用することは難しい。
例えば低速の通信回線にRTPを適用した場合、データ
量の増加により音声データに対しゲームのデータの遅延
が生じる。また、メディアデータ間の同期を取る必要が
ないアプリケーションソフト(ゲームソフト)の場合に
は、通信回線上に不必要なトラフィックが発生し、また
ビデオゲーム装置でRTPの処理による余分な負荷が生
じる。
【0004】そこで、低速な通信回線においては、RT
Pを使用せず、各メディアのデータを生成した順に送信
することが考えられるが、この場合、音声データが先に
到達するようなケースが発生する。また、バーストデー
タが発生し、これにより優先されるべきパケットが破棄
されてしまう危険性がある。その結果、ビデオゲーム装
置間でデータ通信を円滑に行うことが妨げられる可能性
がある。
【0005】本発明の目的は、各端末装置間で低速な通
信回線を介して、アプリケーションにより生成されたデ
ータおよび音声データをやり取りするときに、通信回線
上に不必要なトラフィックを発生させずに、各端末装置
間でのデータ通信を円滑に行うことができるデータ通信
制御装置、データ通信制御方法および記憶媒体を提供す
ることにある。
【0006】また、本発明の目的は、アプリケーション
により生成されたデータに加えてユーザの音声データの
リアルタイムなやり取りを可能にし、この音声データの
やり取りにより臨場感を増すことができる端末装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
互いに通信回線で接続されている各端末装置間で、各端
末装置で実行されるアプリケーションにより生成された
データとそれぞれの端末装置を操作するユーザの音声デ
ータとをリアルタイムにやり取するためのデータ通信制
御装置であって、前記アプリケーションにより生成され
たデータと前記ユーザの音声データとのそれぞれに対す
る送信優先順位および前記通信回線に対するスループッ
トを設定する設定手段と、前記アプリケーションにより
生成されたデータを入力して保持する送信データ保持手
段と、前記ユーザの音声データを入力して保持する送信
音声データ保持手段と、前記設定された送信優先順位に
従って前記送信データ保持手段に保持されたデータと前
記送信音声データ保持手段に保持された音声データとを
送出する優先送信手段と、前記送出されたデータと音声
データとを前記設定されたスループット以下になるよう
に前記通信回線に送出する通信回線インタフェースとを
備えることを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のデ
ータ通信制御装置において、前記送信優先順位は、前記
端末装置が実行するアプリケーションプログラムに応じ
て設定されることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のデータ通信制御装置において、前記端末装置は、
ビデオゲーム装置であることを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、互いに通信回線で
接続されている各端末装置間で、各端末装置で実行され
るアプリケーションにより生成されたデータとそれぞれ
の端末装置を操作するユーザの音声データとをリアルタ
イムにやり取するためのデータ通信制御方法であって、
前記アプリケーションにより生成されたデータと前記ユ
ーザの音声データとのそれぞれに対する送信優先順位お
よび前記通信回線に対するスループットを設定する工程
と、前記アプリケーションにより生成されたデータを送
信データ保持手段に入力して保持する工程と、前記ユー
ザの音声データを送信音声データ保持手段に入力して保
持する工程と、前記設定された送信優先順位に従って前
記送信データ保持手段に保持されたデータと前記送信音
声データ保持手段に保持された音声データとをそれぞれ
送出する工程と、前記送出されたデータと音声データと
を前記設定されたスループット以下になるように前記通
信回線に送出する工程とを有することを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項3記載のデ
ータ通信制御方法において、前記送信優先順位は、前記
端末装置が実行するアプリケーションプログラムに応じ
て設定されることを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項4または5
記載のデータ通信制御方法において、前記端末装置は、
ビデオゲーム装置であることを特徴とする。
【0013】請求項7記載の発明は、互いに通信回線で
接続されている各端末装置間で、各端末装置で実行され
るアプリケーションにより生成されたデータとそれぞれ
の端末装置を操作するユーザの音声データとをリアルタ
イムにやり取するデータ通信制御を行うためのプログラ
ムを格納した記憶媒体であって、前記プログラムは、前
記アプリケーションにより生成されたデータと前記ユー
ザの音声データとのそれぞれに対する送信優先順位およ
び前記通信回線に対するスループットを設定する設定モ
ジュールと、前記アプリケーションにより生成されたデ
ータを送信データ保持手段に入力して保持する送信デー
タ保持モジュールと、前記ユーザの音声データを送信音
声データ保持手段に入力して保持する送信音声保持モジ
ュールと、前記設定された送信優先順位に従って前記送
信データ保持手段に保持されたデータと前記送信音声デ
ータ保持手段に保持された音声データとをそれぞれ送出
するように制御する優先送信制御モジュールと、前記送
出されたデータと音声データとを前記設定されたスルー
プット以下になるように前記通信回線に送出するデータ
送信制御を行う通信回線制御モジュールとを有すること
を特徴とする。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項7記載の記
憶媒体において、前記送信優先順位は、前記端末装置が
実行するアプリケーションプログラムに応じて設定され
ることを特徴とする。
【0015】請求項9記載の発明は、請求項7または8
記載の記憶媒体において、前記端末装置は、ビデオゲー
ム装置であることを特徴とする。
【0016】請求項10記載の発明は、互いに通信回線
で接続され、それぞれのユーザが操作する各端末装置間
で、各端末装置で実行されるアプリケーションにより生
成されたデータをリアルタイムにやり取するための端末
装置において、前記アプリケーションにより生成された
データを入力して保持する送信データ保持手段と、前記
ユーザの音声データを入力して保持する送信音声データ
保持手段と、前記送信データ保持手段に保持されたデー
タと前記送信音声データ保持手段に保持された音声デー
タとを前記通信回線に送出する通信回線インタフェース
とを備えることを特徴とする。
【0017】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の端末装置において、表示手段と音声出力手段とを備え
ることを特徴とする。
【0018】請求項12記載の発明は、請求項10記載
の端末装置において、前記アプリケーションを実行させ
るための操作指示手段を備えることを特徴とする。
【0019】請求項13記載の発明は、互いに通信回線
で接続され、それぞれのユーザが操作する各端末装置間
で、各端末装置で実行されるアプリケーションにより生
成されたデータをリアルタイムにやり取するための端末
装置において、前記通信回線に送出された前記データと
前記ユーザの音声データとを受信する通信回線インタフ
ェースと、前記受信したデータに含まれる映像情報と前
記受信した音声データとを分離してそれぞれ出力する出
力手段とを備えることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0021】図1は本発明の実施の一形態に係るデータ
通信制御装置が組み込まれたゲームシステムの構成を示
すブロック図である。
【0022】本実施の形態のゲームシステムは、図1に
示すように、複数のビデオゲーム装置1を互いに通信回
線6を介して接続し、各ビデオゲーム装置1間でゲーム
データおよびユーザの音声データをリアルタイムにやり
取りすることによって対戦ゲームを行うことが可能であ
る。ここで、例えば対戦者(ユーザ)Aが使用するビデ
オゲーム装置1の周辺構成においては、コントローラ2
はユーザがゲーム開始、終了などのゲーム進行に関する
操作を行うための複数の操作ボタン(図示せず)を有す
る。モニタ3は、ビデオゲーム装置1から出力されたゲ
ーム場面を構成する画像を表示するとともに、その音声
を出力する。また、ビデオゲーム装置1は、他の装置を
収容するLAN(Local Area Network)5に接続され、
このLAN5は、ルータ4を介して通信回線6に接続さ
れている。対戦者(ユーザ)Bが使用するビデオゲーム
装置1の周辺構成は、ユーザA側の構成に同じであり、
その説明はここでは省略する。
【0023】各ビデオゲーム装置1は、例えばCD−R
OMなどの記憶媒体からゲームソフトを読み取って実行
することにより、また必要に応じて対戦相手から取り込
んだゲームデータ(画像データおよび音声データを含
む)に基づきゲームデータ(画像データおよび音声デー
タを含む)を生成し、このゲームデータをモニタ3に出
力する。また、各ビデオゲーム装置1は、対戦相手から
送出されたゲームデータを取り込み、この対戦相手から
のゲームデータをモニタ3に出力する。さらに、各ビデ
オゲーム装置1は、ユーザの音声を例えばマイクロフォ
ンを介して入力し、この入力したユーザの音声を音声デ
ータに変換して送出する機能を有する。
【0024】このように、各ビデオゲーム装置1は、ゲ
ームデータおよびユーザの音声データを送出することが
でき、各ゲーム装置1間でゲームデータおよびユーザの
音声データをやり取することにより、さらに臨場感にあ
ふれた対戦ゲームを行うことができる。
【0025】このように構成されたビデオゲームシステ
ムには、各ビデオゲーム装置1におけるゲームデータと
ユーザの音声データとの送信に関する制御を行うデータ
通信制御装置が組み込まれている。このデータ通信制御
装置の構成について図2を参照しながら説明する。図2
は図1のゲームシステムに組み込まれているデータ通信
制御装置の構成を示すブロック図である。
【0026】このデータ通信制御装置は、図2に示すよ
うに、生成されたゲームデータを送信するためのビデオ
ゲームデータ送信部11と、入力したユーザの音声デー
タを送信するための音声データ送信部12とを有する。
ビデオゲームデータ送信部11から送信されたゲームデ
ータは、ゲームデータ送信バッファ13にバッファリン
グされた後に送信データ優先制御部15に入力される。
音声データ送信部12から送信された音声データは、音
声データ送信バッファ14にバッファリングされた後に
送信データ優先制御部15に入力される。ここで、ゲー
ムデータ送信バッファ13、音声データ送信バッファ1
4の各バッファにおけるバッファリング値は、可変設定
可能である。
【0027】送信データ優先制御部15は、ゲームデー
タ送信バッファ13、音声データ送信バッファ14の各
バッファの状態を監視し、実行されているゲームソフト
の内容に従い設定された優先順に従い優先するデータを
対応するバッファから読み出して送出する。送出された
データは回線I/F部16に入力され、回線I/F部1
6は、入力されたデータをLAN5に送出する。ここ
で、回線I/F部16は、LAN5およびルータ4を介
して通信回線6上に送出するデータ量が設定されたスル
ープット値を超えないようにデータの送信制御を行う。
【0028】上記優先順位および通信回線6に対するス
ループット値の設定は、テレビゲーム装置1により生成
されるユーザインタフェース画面上で行われるように構
成されている。ここで、上記優先順位は、上述したよう
に、ゲームソフトの内容に応じて設定されるものであ
り、例えば、ゲームデータとユーザの音声データとを同
期させる必要がないようゲームソフトに関しては、ゲー
ムデータを優先して送出するような優先順位が設定され
る。
【0029】次に、上記データ通信制御部の動作につい
て説明する。
【0030】まず、ビデオゲームデータ送信部11から
生成されたゲームデータが送信され、このゲームデータ
は、ゲームデータ送信バッファ13にバッファリングさ
れた後に送信データ優先制御部15に入力される。音声
データ送信部12からは、入力されたユーザの音声デー
タが送信され、この音声データは、音声データ送信バッ
ファ14にバッファリングされた後に送信データ優先制
御部15に入力される。
【0031】送信データ優先制御部15は、ゲームデー
タ送信バッファ13、音声データ送信バッファ14の各
バッファの状態を監視し、設定された優先順に従い優先
するデータを対応するバッファから読み出して送出す
る。送出されたデータは回線I/F部16に入力され、
回線I/F部16は、LAN5およびルータ4を介して
通信回線6上に送出するデータ量が設定されたスループ
ット値を超えないように入力されたデータをLAN5に
送出する。
【0032】このように、本実施の形態では、設定され
た優先順位に従ってゲームデータ送信バッファ13、音
声データ送信バッファ14の内の対応するバッファから
データを読み出して送出し、この送出されたデータを、
LAN5およびルータ4を介して通信回線6上に送出す
るデータ量が設定されたスループット値を超えないよう
にLAN5に送出するから、各ビデオゲーム装置1間で
低速な通信回線を介して、ゲームソフトにより生成され
たデータおよび音声データをやり取りするときに、通信
回線上に不必要なトラフィックを発生させずに、各ビデ
オゲーム装置1間でのデータ通信を円滑に行うことがで
きる。
【0033】なお、本実施の形態においては、LAN5
に接続可能なビデオゲーム装置におけるデータ通信制御
装置を示したが、このデータ通信制御装置を、モデムを
介して通信回線に接続されるビデオゲーム装置に適用す
ることが可能であることはいうまでもない。
【0034】また、本実施の形態では、テレビゲーム装
置を例に説明したが、ゲームソフトを実行可能なパソコ
ン(パーソナルコンピュータ)を用いて対戦ゲームを行
うことが可能ゲームシステムを構築することも可能であ
る。
【0035】さらに、上記データ通信制御装置による制
御は、CPUなどにより実行されるプログラムにより構
成することも可能である。この場合、このプログラムを
記憶媒体(ROM、DVD−ROM、CD−ROM、メ
モリカードなど)に格納して供給するように構成するこ
とも可能である。この場合、CPUが記憶媒体からこの
プログラムを読み取り、実行することによって、本発明
の目的が達成されるので、そのプログラムを格納した記
憶媒体は、本発明を構成することになる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ通
信制御装置によれば、アプリケーションにより生成され
たデータとユーザの音声データとのそれぞれに対する送
信優先順位および通信回線に対するスループットを設定
する設定手段と、アプリケーションにより生成されたデ
ータを入力して保持する送信データ保持手段と、ユーザ
の音声データを入力して保持する送信音声データ保持手
段と、設定された送信優先順位に従って送信データ保持
手段に保持されたデータと送信音声データ保持手段に保
持された音声データとをそれぞれ送出する優先送信手段
と、送出されたデータと音声データとを設定されたスル
ープット以下になるように通信回線に送出する通信回線
インタフェースとを備えるから、各端末装置間で低速な
通信回線を介して、アプリケーションにより生成された
データおよび音声データをやり取りするときに、通信回
線上に不必要なトラフィックを発生させずに、各端末装
置間でのデータ通信を円滑に行うことができる。
【0037】また、送信優先順位を、端末装置が実行す
るアプリケーションプログラムに応じて設定するように
構成することができる。
【0038】さらに、端末装置は、ビデオゲーム装置で
ある。
【0039】本発明のデータ通信制御方法によれば、ア
プリケーションにより生成されたデータとユーザの音声
データとのそれぞれに対する送信優先順位および通信回
線に対するスループットを設定する工程と、アプリケー
ションにより生成されたデータを送信データ保持手段に
入力して保持する工程と、ユーザの音声データを送信音
声データ保持手段に入力して保持する工程と、設定され
た送信優先順位に従って送信データ保持手段に保持され
たデータと送信音声データ保持手段に保持された音声デ
ータとをそれぞれ送出する工程と、送出されたデータと
音声データとを設定されたスループット以下になるよう
に通信回線に送出する工程とを有するから、各端末装置
間で低速な通信回線を介して、アプリケーションにより
生成されたデータおよび音声データをやり取りするとき
に、通信回線上に不必要なトラフィックを発生させず
に、各端末装置間でのデータ通信を円滑に行うことがで
きる。
【0040】また、送信優先順位を、端末装置が実行す
るアプリケーションプログラムに応じて設定するように
構成することができる。
【0041】さらに、端末装置は、ビデオゲーム装置で
ある。
【0042】本発明の記憶媒体によれば、プログラム
は、アプリケーションにより生成されたデータとユーザ
の音声データとのそれぞれに対する送信優先順位および
通信回線に対するスループットを設定する設定モジュー
ルと、アプリケーションにより生成されたデータを送信
データ保持手段に入力して保持する送信データ保持モジ
ュールと、ユーザの音声データを送信音声データ保持手
段に入力して保持する送信音声保持モジュールと、設定
された送信優先順位に従って送信データ保持手段に保持
されたデータと送信音声データ保持手段に保持された音
声データとをそれぞれ送出するように制御する優先送信
制御モジュールと、送出されたデータと音声データとを
設定されたスループット以下になるように通信回線に送
出するデータ送信制御を行う通信回線制御モジュールと
を有するから、各端末装置間で低速な通信回線を介し
て、アプリケーションにより生成されたデータおよび音
声データをやり取りするときに、通信回線上に不必要な
トラフィックを発生させずに、各端末装置間でのデータ
通信を円滑に行うことができる。
【0043】また、送信優先順位を、端末装置が実行す
るアプリケーションプログラムに応じて設定するように
構成することができる。
【0044】さらに、端末装置は、ビデオゲーム装置で
ある。
【0045】本発明の端末装置によれば、アプリケーシ
ョンにより生成されたデータを入力して保持する送信デ
ータ保持手段と、ユーザの音声データを入力して保持す
る送信音声データ保持手段と、送信データ保持手段に保
持されたデータと送信音声データ保持手段に保持された
音声データとを通信回線に送出する通信回線インタフェ
ースとを備えるから、アプリケーションにより生成され
たデータに加えてユーザの音声データのリアルタイムな
やり取りを可能にし、この音声データのやり取りにより
臨場感を増すことができる。
【0046】表示手段と音声出力手段とを備えるように
構成することができる。
【0047】アプリケーションを実行させるための操作
指示手段を備えるように構成することができる。
【0048】本発明の端末装置によれば、通信回線に送
出されたデータとユーザの音声データとを受信する通信
回線インタフェースと、受信したデータに含まれる映像
情報と受信した音声データとを分離してそれぞれ出力す
る出力手段とを備えるから、アプリケーションにより生
成されたデータに加えてユーザの音声データのリアルタ
イムなやり取りを可能にし、この音声データのやり取り
により臨場感を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るデータ通信制御装
置が組み込まれたゲームシステムの構成を示すブロック
図である。
【図2】図1のゲームシステムに組み込まれているデー
タ通信制御装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ビデオゲーム装置 2 コントローラ 3 モニタ 4 ルータ 5 LAN 6 通信回線 11 ビデオゲームデータ送信部 12 音声データ送信部 13 ゲームデータ送信バッファ 14 音声データ送信部 15 送信データ優先制御部 16 回線I/F部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに通信回線で接続されている各端末
    装置間で、各端末装置で実行されるアプリケーションに
    より生成されたデータとそれぞれの端末装置を操作する
    ユーザの音声データとをリアルタイムにやり取するため
    のデータ通信制御装置であって、前記アプリケーション
    により生成されたデータと前記ユーザの音声データとの
    それぞれに対する送信優先順位および前記通信回線に対
    するスループットを設定する設定手段と、前記アプリケ
    ーションにより生成されたデータを入力して保持する送
    信データ保持手段と、前記ユーザの音声データを入力し
    て保持する送信音声データ保持手段と、前記設定された
    送信優先順位に従って前記送信データ保持手段に保持さ
    れたデータと前記送信音声データ保持手段に保持された
    音声データとを送出する優先送信手段と、前記送出され
    たデータと音声データとを前記設定されたスループット
    以下になるように前記通信回線に送出する通信回線イン
    タフェースとを備えることを特徴とするデータ通信制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記送信優先順位は、前記端末装置が実
    行するアプリケーションプログラムに応じて設定される
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ通信制御装置。
  3. 【請求項3】 前記端末装置は、ビデオゲーム装置であ
    ることを特徴とする請求項1または2記載のデータ通信
    制御装置。
  4. 【請求項4】 互いに通信回線で接続されている各端末
    装置間で、各端末装置で実行されるアプリケーションに
    より生成されたデータとそれぞれの端末装置を操作する
    ユーザの音声データとをリアルタイムにやり取するため
    のデータ通信制御方法であって、前記アプリケーション
    により生成されたデータと前記ユーザの音声データとの
    それぞれに対する送信優先順位および前記通信回線に対
    するスループットを設定する工程と、前記アプリケーシ
    ョンにより生成されたデータを送信データ保持手段に入
    力して保持する工程と、前記ユーザの音声データを送信
    音声データ保持手段に入力して保持する工程と、前記設
    定された送信優先順位に従って前記送信データ保持手段
    に保持されたデータと前記送信音声データ保持手段に保
    持された音声データとをそれぞれ送出する工程と、前記
    送出されたデータと音声データとを前記設定されたスル
    ープット以下になるように前記通信回線に送出する工程
    とを有することを特徴とするデータ通信制御方法。
  5. 【請求項5】 前記送信優先順位は、前記端末装置が実
    行するアプリケーションプログラムに応じて設定される
    ことを特徴とする請求項3記載のデータ通信制御方法。
  6. 【請求項6】 前記端末装置は、ビデオゲーム装置であ
    ることを特徴とする請求項4または5記載のデータ通信
    制御方法。
  7. 【請求項7】 互いに通信回線で接続されている各端末
    装置間で、各端末装置で実行されるアプリケーションに
    より生成されたデータとそれぞれの端末装置を操作する
    ユーザの音声データとをリアルタイムにやり取するデー
    タ通信制御を行うためのプログラムを格納した記憶媒体
    であって、前記プログラムは、前記アプリケーションに
    より生成されたデータと前記ユーザの音声データとのそ
    れぞれに対する送信優先順位および前記通信回線に対す
    るスループットを設定する設定モジュールと、前記アプ
    リケーションにより生成されたデータを送信データ保持
    手段に入力して保持する送信データ保持モジュールと、
    前記ユーザの音声データを送信音声データ保持手段に入
    力して保持する送信音声保持モジュールと、前記設定さ
    れた送信優先順位に従って前記送信データ保持手段に保
    持されたデータと前記送信音声データ保持手段に保持さ
    れた音声データとを送出するように制御する優先送信制
    御モジュールと、前記送出されたデータと音声データと
    を前記設定されたスループット以下になるように前記通
    信回線に送出するデータ送信制御を行う通信回線制御モ
    ジュールとを有することを特徴とする記憶媒体。
  8. 【請求項8】 前記送信優先順位は、前記端末装置が実
    行するアプリケーションプログラムに応じて設定される
    ことを特徴とする請求項7記載の記憶媒体。
  9. 【請求項9】 前記端末装置は、ビデオゲーム装置であ
    ることを特徴とする請求項7または8記載の記憶媒体。
  10. 【請求項10】 互いに通信回線で接続され、それぞれ
    のユーザが操作する各端末装置間で、各端末装置で実行
    されるアプリケーションにより生成されたデータをリア
    ルタイムにやり取するための端末装置において、前記ア
    プリケーションにより生成されたデータを入力して保持
    する送信データ保持手段と、前記ユーザの音声データを
    入力して保持する送信音声データ保持手段と、前記送信
    データ保持手段に保持されたデータと前記送信音声デー
    タ保持手段に保持された音声データとを前記通信回線に
    送出する通信回線インタフェースとを備えることを特徴
    とする端末装置。
  11. 【請求項11】 表示手段と音声出力手段とを備えるこ
    とを特徴とする請求項10記載の端末装置。
  12. 【請求項12】 前記アプリケーションを実行させるた
    めの操作指示手段を備えることを特徴とする請求項10
    記載の端末装置。
  13. 【請求項13】 互いに通信回線で接続され、それぞれ
    のユーザが操作する各端末装置間で、各端末装置で実行
    されるアプリケーションにより生成されたデータをリア
    ルタイムにやり取するための端末装置において、前記通
    信回線に送出された前記データと前記ユーザの音声デー
    タとを受信する通信回線インタフェースと、前記受信し
    たデータに含まれる映像情報と前記受信した音声データ
    とを分離してそれぞれ出力する出力手段とを備えること
    を特徴とする端末装置。
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