JP2001197112A - 情報伝送装置及びそれに用いる経路更新方法 - Google Patents

情報伝送装置及びそれに用いる経路更新方法

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JP2001197112A
JP2001197112A JP2000003109A JP2000003109A JP2001197112A JP 2001197112 A JP2001197112 A JP 2001197112A JP 2000003109 A JP2000003109 A JP 2000003109A JP 2000003109 A JP2000003109 A JP 2000003109A JP 2001197112 A JP2001197112 A JP 2001197112A
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Takahiro Yoshida
享弘 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 障害による経路更新をルーティングプロトコ
ルの再計算よりも速く行うことが可能な情報伝送装置を
提供する。 【解決手段】 経路登録処理部21は経路制御部1から
供給された経路情報を第一経路表51に登録し、宛先ネ
ットワークアドレス及びネットマスクに対応するパケッ
ト出力ネットワークインタフェースが第一経路表51で
登録したものとは異なる経路情報を第二経路表52に登
録する。経路登録処理部21は回線制御装置3よりネッ
トワークインタフェース−1〜4−3の障害情報が送ら
れてきた時、第一経路表51で使用できなくなった経路
情報を第二経路表52の経路情報に置き換える。経路検
索処理部22は回線制御装置3より送られてきたパケッ
トの宛先アドレスから第一経路表51を検索し、検索し
た経路情報に基づいてパケットを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報伝送装置及びそ
れに用いる経路更新方法に関し、特にIP(Inter
net Protocol:インタネットプロトコル)
での経路制御に用いられる経路表による経路更新に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、IPでの経路制御においては、経
路表を用いることで経路制御が行われている。その経路
表には宛先ネットワーク、宛先ネットワークのネットマ
スク、宛先ネットワークへ到達するための中継システ
ム、その中継システムへパケットを送出するインタフェ
ースが記載されている。
【0003】パケットが到達すると、IPではパケット
の宛先アドレスから当てはまる宛先ネットワークを経路
表から検索し、経路表からそのパケットを送るべき中継
システム数、送出すべきインタフェースを決定する。そ
のパケットは決定されたインタフェースから決定された
中継システムへと送出される。
【0004】この経路表を動的に作成するのがルーティ
ングプロトコルである。ルーティングプロトコルでは宛
先ネットワークへの経路を中継システム数、ネットワー
クの伝送性能を加味して最適と考えられる経路を計算す
る。ルーティングプロトコルではその計算結果を基に、
宛先ネットワークに対する中継システム、パケット送出
インタフェースを決定し、それを経路表に反映させてい
る。
【0005】ルーティングプロトコルはネットワーク上
で隣接する中継システムと常に交信を行い、中継システ
ム、ネットワーク、インタフェースの状態をそれぞれ監
視している。
【0006】この監視において、ネットワーク障害、イ
ンタフェース障害、中継システムの障害等によってネッ
トワーク構成に変更があった場合、ルーティングプロト
コルは経路の再計算を行って、現状のネットワークに合
った経路表を作成し直している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術では、経路表に登録されている宛先ネットワ
ークの経路情報数が非常に多い時、この経路の再計算、
経路表の書換え作業に時間がかかり、またある一定のタ
イミングを見てから新経路を登録する等リアルタイム的
ではないという問題がある。
【0008】そこで,本発明の目的は上記の問題点を解
消し、システム単独で障害検出が可能なネットワークイ
ンタフェース障害において、障害による経路更新をルー
ティングプロトコルの再計算よりも速く行うことができ
る情報伝送装置及びそれに用いる経路更新方法を提供す
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による情報伝送シ
ステムは、インタネットプロトコルで経路制御に使用さ
れる経路表を含む情報伝送装置であって、同じ宛先ネッ
トワークでかつ少なくとも出力先のネットワークインタ
フェースが異なる経路情報を前記経路表に複数登録する
手段と、前記ネットワークインタフェースの障害発生に
よって前記経路情報が使用不可となった時に当該経路情
報と同じ宛先ネットワークでかつ前記ネットワークイン
タフェースが異なる経路情報を前記経路表から検索して
採用する手段とを備えている。
【0010】本発明による経路更新方法は、インタネッ
トプロトコルで経路制御に使用される経路表を含む情報
伝送装置の経路更新方法であって、同じ宛先ネットワー
クでかつ少なくとも出力先のネットワークインタフェー
スが異なる経路情報を前記経路表に複数登録するステッ
プと、前記ネットワークインタフェースの障害発生によ
って前記経路情報が使用不可となった時に当該経路情報
と同じ宛先ネットワークでかつ前記ネットワークインタ
フェースが異なる経路情報を前記経路表から検索して採
用するステップとを備えている。
【0011】すなわち、本発明の情報伝送装置は、イン
タネットプロトコルで経路制御に使用される経路表にお
いて、同じ宛先ネットワークの経路情報を複数登録する
ことができるようにする。そして、ネットワークインタ
フェース障害で、ある経路情報が使用できなくなった時
に、その宛先ネットワークに登録されている別の経路情
報を採用する。
【0012】これによって、障害時の経路切替えが、ル
ーティングプロトコルよりも速やかに行うことが可能と
なり、パケット転送を中断することなく運用することが
可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による
情報伝送装置の構成を示すブロック図である。図1にお
いて、本発明の一実施例による情報伝送装置は経路制御
部1と、IP(Internet Protocol:
インタネットプロトコル)処理部2と、回線制御装置3
と、ネットワークインタフェース4−1〜4−3とから
構成されている。
【0014】経路制御部1はパケット送信に最適な経路
を計算し、IP処理部2に経路情報を供給する。IP処
理部2はインタネットプロトコルを処理する。回線制御
装置3はネットワークパケットを処理する。ネットワー
クインタフェース4−1〜4−3はそれぞれ図示せぬネ
ットワークに接続し、パケットの送受信を行う。
【0015】IP処理部2は経路情報を記録する経路記
憶部5と、経路登録処理部21と、経路検索処理部22
とから構成されている。経路記憶部5は第一経路表51
と、第二経路表52とを備えている。
【0016】図2は図1の第一経路表51の構成例を示
す図である。図2において、第一経路表51には宛先ネ
ットワークアドレス「192.163.10.0」と、
ネットマスク「255.255.255.0」と、これ
らに対応する中継システムのIPアドレス「192.1
68.1.252」と、パケット出力ネットワークイン
タフェース「192.168.1.200」とからなる
経路情報が登録されている。
【0017】第二経路表52は第一経路表51と同様の
形式の経路情報を登録しているが、宛先ネットワークア
ドレス及びネットマスクに対応するパケット出力ネット
ワークインタフェースとして、第一経路表51で登録さ
れているものとは異なる経路情報を登録している。
【0018】経路登録処理部21は経路制御部1から供
給された経路情報を第一経路表51に登録する。次に、
経路登録処理部21は宛先ネットワークアドレス及びネ
ットマスクに対応するパケット出力ネットワークインタ
フェースが第一経路表51で登録したものとは異なる経
路情報を第二経路表52に登録する。
【0019】また、経路登録処理部21は回線制御装置
3よりネットワークインタフェース−1〜4−3の障害
情報が送られてきた時、第一経路表51で使用できなく
なった経路情報を第二経路表52の経路情報に置き換え
る。
【0020】経路検索処理部22は回線制御装置3より
送られてきたパケットの宛先アドレスから第一経路表5
1を検索し、検索した経路情報に基づいてパケットを送
信する。
【0021】図3は本発明の一実施例による経路情報の
登録処理を示すフローチャートであり、図4は本発明の
一実施例によるインタフェース障害が発生した時の処理
動作を示すフローチャートであり、図5は本発明の一実
施例による経路情報の検索処理を示すフローチャートで
ある。これら図1〜図5を参照して本発明の一実施例に
よる情報伝送装置の動作について説明する。
【0022】尚、図3〜図5に示す処理動作は経路登録
処理部21と回線制御装置3と経路検索処理部22とが
それぞれ図示せぬ制御メモリのプログラムを実行するこ
とで実現され、制御メモリとしてはROM(リードオン
リメモリ)やIC(集積回路)メモリ等が使用可能であ
る。
【0023】経路登録処理部21には経路制御部1で計
算された経路情報が供給される。スタティックルートの
経路情報も経路制御部1から経路登録処理部21に供給
される。経路制御部1では経路表を動的に作成するルー
ティングプロトコルが動作しており、同じ宛先ネットワ
ークアドレス及びネットマスクに対応してパケット出力
インタフェースの異なった経路情報を供給することがで
きる場合もあるが、それら全ての経路情報が経路登録処
理部21に供給される。
【0024】経路登録処理部21では経路制御部1から
供給された経路情報で同じ宛先ネットワークアドレス及
びネットマスクの経路情報が第一経路表51に登録され
ているかどうかを調べる(図3ステップS1,S2)。
経路登録処理部21はその経路情報が第一経路表51に
登録されていなければ、その経路情報を第一経路表51
に登録し(図3ステップS3)、処理を終了する。
【0025】また、経路登録処理部21は同じ宛先ネッ
トワークアドレス及びネットマスクの経路情報が登録さ
れている場合、その経路情報と経路制御部1から供給さ
れた経路情報とを入替えて第一経路表51に登録する
(図3ステップS4)。
【0026】その後、経路登録処理部21は入替えられ
た経路情報と供給された経路情報とのパケット出力イン
タフェースが異なっているかどうかを調べる(図3ステ
ップS5,S6)。経路登録処理部21は出力ネットワ
ークインタフェースが同じである場合、入替えられた経
路情報を破棄し(図3ステップS7)、処理を終了す
る。
【0027】経路登録処理部21はパケット出力ネット
ワークインタフェースが異なっている場合、入替えられ
た経路情報と同じ宛先ネットワークアドレス及びネット
マスクの経路情報が登録されているかどうかを第二経路
表52で調べる(図3ステップS8,S9)。
【0028】経路登録処理部21は入替えられた経路情
報と同じ宛先ネットワークアドレス及びネットマスクの
経路情報が登録されていない場合、第二経路表52にそ
の経路情報を登録し(図3ステップS10)、処理を終
了する。
【0029】また、経路登録処理部21は入替えられた
経路情報と同じ宛先ネットワークアドレス及びネットマ
スクの経路情報が登録されている場合、第二経路表52
でその経路情報と検索された経路情報とを入替え、第二
経路表52にあった経路情報を破棄し(図3ステップS
11,S12)、処理を終了する。上記の手順によっ
て、第一経路表51と第二経路表52とにおいては、パ
ケット出力インタフェースが異なる経路情報が登録され
ることになる。
【0030】次に、インタフェース障害が起きた時の動
作について説明する。回線制御装置3はネットワークイ
ンタフェース4−1〜4−3の動作状態を監視してお
り、ネットワークインタフェース4−1〜4−3のいず
れかに障害が発生すると、障害が発生したネットワーク
インタフェース4−1〜4−3を経路登録処理部21に
通知する(図4ステップS21)。
【0031】経路登録処理部21は障害が発生したネッ
トワークインタフェース4−1〜4−3を使用する経路
情報が登録されているかどうかを第一経路表51から調
べる(図4ステップS22)。経路登録処理部21は経
路情報が登録されている場合、その経路情報を削除する
(図4ステップS24)。
【0032】その後、経路登録処理部21は第二経路表
52からその情報と同じ宛先ネットワークアドレス及び
ネットマスクで、異なるネットワークインタフェース4
−1〜4−3を使用する経路情報が第二経路表52に登
録されているかどうかを調べ(図4ステップS25,S
26)、経路情報が登録されている場合、その経路情報
を第一経路表51に移動する(図4ステップS27)。
【0033】次に、経路登録処理部21は上記の第一経
路表51と同様に、第二経路表52から障害が発生した
ネットワークインタフェース4−1〜4−3を使用する
経路情報が登録されているかどうかを検索し(図4ステ
ップS28,S29)、経路情報が登録されている場
合、その経路情報を削除し(図4ステップS30)、処
理を終了する。
【0034】続いて、ネットワークインタフェース4−
1〜4−3から回線制御装置3を経由してパケットが経
路検索処理部22に送られてくる場合の動作について説
明する。経路検索処理部22ではパケットの宛先IPア
ドレスに対する経路情報を第一経路表51から検索する
(図5ステップS41,S42)。
【0035】経路検索処理部22はそのパケットに対す
る経路情報が登録されており、パケットの宛先IPアド
レスがユニキャストアドレスである場合、その経路情報
に記録されているパケット出力インタフェースがそのパ
ケットを受信したネットワークインタフェース4−1〜
4−3と異なっているかどうかを調べる(図5ステップ
S43,S44)。経路検索処理部22は受信したネッ
トワークインタフェース4−1〜4−3と異なっている
場合、検索処理を終了する。
【0036】経路検索処理部22は受信したネットワー
クインタフェース4−1〜4−3と同じである場合、一
つのユニキャストパケットの送受信で同一ネットワーク
インタフェースを使用することはないため、検索した経
路情報に対して何らかの障害が発生したと判断し、その
経路情報を削除する(図5ステップS45)。
【0037】また、経路検索処理部22は第二経路表5
2を検索し(図5ステップS46,S47)、経路情報
が検索された場合、その経路情報を第一経路表51に移
動し(図5ステップS48)、その経路情報を検索結果
として処理を終了する。
【0038】このように、ネットワークインタフェース
4−1〜4−3に障害が起きた時、従来の方法ではルー
ティングプロトコルが経路情報を再計算し、経路表に新
しい経路情報を登録しているので、再計算の時間がかか
ってしまうが、本実施例では予め用意してある経路情報
を置き換えるだけで済むので、短時間で経路変更を行う
ことができる。よって、ルーティングプロトコルによる
経路変更を行わないことによって、ネットワークインタ
フェース4−1〜4−3の障害による経路変更を速くす
ることができる。
【0039】図6は本発明の他の実施例による情報伝送
装置の構成を示すブロック図である。図6において、本
発明の他の実施例による情報伝送装置は経路記憶部5の
代りに経路表61及びインタフェース状態管理部62を
含む経路記憶部6を有する以外は図1に示す本発明の一
実施例と同様の構成となっており、同一構成要素には同
一符号を付してある。また、同一構成要素の動作は本発
明の一実施例と同様である。
【0040】図7は図6の経路表61の構成例を示す図
である。図7において、経路表61は経路情報8a〜8
cからなる第一経路情報7と、経路情報8d〜8gと、
インタフェース管理リンク9a〜9cとから構成されて
いる。
【0041】経路表61には経路検索処理部22で検索
される経路情報が第一経路表51と同様に、第一経路情
報7として登録されている。経路情報8a〜8gは宛先
ネットワークアドレス及びネットマスクが同一で、パケ
ット出力インタフェースが異なるものをリンクする(図
7において破線で示す)。
【0042】例えば、経路情報8a,8d,8eは宛先
ネットワークアドレス及びネットマスクが同一で、パケ
ット出力インタフェースが異なる。また、経路情報8
b,8fは宛先ネットワークアドレス及びネットマスク
が同一で、パケット出力インタフェースが異なる。さら
に、経路情報8c,8gは宛先ネットワークアドレス及
びネットマスクが同一で、パケット出力インタフェース
が異なる。
【0043】インタフェース管理リンク9aはパケット
出力ネットワークインタフェースが同じである経路情報
8d,8gをリンクし、インタフェース管理リンク9b
はパケット出力ネットワークインタフェースが同じであ
る経路情報8e,8f,8cをリンクし、インタフェー
ス管理リンク9cはパケット出力ネットワークインタフ
ェースが同じである経路情報8a,8bをリンクする
(図7において点線で示す)。インタフェース状態管理
部62はインタフェース管理リンク9a〜9cの経路情
報を管理する。
【0044】本発明の他の実施例による経路情報の登録
処理を示すフローチャートであり、図9は本発明の他の
実施例によるインタフェース障害が発生した時の処理動
作を示すフローチャートである。これら図6〜図9を参
照して本発明の他の実施例による情報伝送装置の動作に
ついて説明する。尚、図8及び図9に示す処理動作は経
路登録処理部21及び回線制御装置3がそれぞれ図示せ
ぬ制御メモリのプログラムを実行することで実現され、
制御メモリとしてはROMやICメモリ等が使用可能で
ある。
【0045】図1に示された本発明の一実施例では経路
制御部1から供給された経路情報で中継システム及びパ
ケット出力インタフェースが異なるが、その他が同じ経
路情報が第一経路表51に登録されていた場合、第一経
路表51に登録されてい経路情報を第二経路表52に移
し、供給された経路情報を第一経路表51に登録してい
る。
【0046】これに対し、本発明の他の実施例では、上
記と同様の経路情報が供給された場合、経路登録処理部
21が第一経路情報7として経路表61に登録されてい
た経路情報と供給された経路情報とを入替え、供給され
た経路情報についで入替えられた経路情報をリンクにつ
ないでいる(図8ステップS51〜S54)。その後、
インタフェース状態管理部62が新しい経路情報のパケ
ット出力インタフェースに対応するインタフェース管理
リンク9a〜9cにその経路情報をつないでいる(図8
ステップS55)。
【0047】次に、経路登録処理部21は経路情報のリ
ンクをたどり、供給された経路情報のパケット出力イン
タフェースと同じパケット出力インタフェースのものが
あるかどうか調べる(図8ステップS56,S57)。
経路登録処理部21は同じパケット出力インタフェース
のものが存在する場合、その経路情報を経路情報のリン
クとインタフェース管理リンクとから削除する(図8ス
テップS58)。
【0048】経路探索について、図1に示す本発明の一
実施例による経路検索では、経路検索処理部22が第一
経路表51を検索するが、本実施例では経路検索処理部
22が経路表61の第一経路情報7から経路検索を行
う。
【0049】ネットワークインタフェース4−1〜4−
3の障害を回線制御装置3が経路登録処理部21に通知
した時、図1に示す本発明の一実施例では経路登録処理
部21が第一経路表51で障害の起きているネットワー
クインタフェース4−1〜4−3と同一のパケット処理
ネットワークインタフェースを持つ経路情報を第二経路
情報52と入替える。
【0050】これに対し、本実施例では経路登録処理部
21がインタフェース状態管理部62にそのネットワー
クインタフェース4−1〜4−3を通知し(図9ステッ
プS61)、インタフェース状態管理部62が障害の起
きたネットワークインタフェース4−1〜4−3に対応
するインタフェース管理リンク9a〜9cに従って、そ
のリンクにつながっている経路情報8a〜8gを取り除
き、経路情報8a〜8gのリンクをつなぎなおす(図9
ステップS62〜S65)。
【0051】第一経路情報7にある経路情報8a〜8c
が取り除かれた場合、それらの経路情報8a〜8cにリ
ンクがつながっていた経路情報8d,8f,8gを第一
経路情報7に入れる。
【0052】経路検索処理部22が経路情報の異常を検
出した時、本実施例では検索した第一経路情報7にある
経路情報8a〜8cを取り除き,それらの経路情報8a
〜8cにリンクがつながっている経路情報8d,8f,
8gを第一経路情報7に入れ、その経路情報を検索結果
とする。これによって、本実施例では上記の本発明の一
実施例と同様の効果が得られる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
ンタネットプロトコルで経路制御に使用される経路表を
含む情報伝送装置において、同じ宛先ネットワークでか
つ少なくとも出力先のネットワークインタフェースが異
なる経路情報を経路表に複数登録し、ネットワークイン
タフェースの障害発生によって経路情報が使用不可とな
った時に当該経路情報と同じ宛先ネットワークでかつネ
ットワークインタフェースが異なる経路情報を経路表か
ら検索して採用することによって、システム単独で障害
検出が可能なネットワークインタフェース障害におい
て、障害による経路更新をルーティングプロトコルの再
計算よりも速く行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による情報伝送装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の第一経路表の構成例を示す図である。
【図3】本発明の一実施例による経路情報の登録処理を
示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例によるインタフェース障害が
発生した時の処理動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例による経路情報の検索処理を
示すフローチャートである。
【図6】本発明の他の実施例による情報伝送装置の構成
を示すブロック図である。
【図7】図6の経路表の構成例を示す図である。
【図8】本発明の他の実施例による経路情報の登録処理
を示すフローチャートである。
【図9】本発明の他の実施例によるインタフェース障害
が発生した時の処理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 経路制御部 2 IP処理部 3 回線制御装置 4−1〜4−3 ネットワークインタフェース 5,6 経路記憶部 7 第一経路情報 8a〜8g 経路情報 9a〜9c インタフェース管理リンク 21 経路登録処理部 22 経路検索処理部 51 第一経路表 52 第二経路表 61 経路表 62 インタフェース状態管理部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インタネットプロトコルで経路制御に使
    用される経路表を含む情報伝送装置であって、同じ宛先
    ネットワークでかつ少なくとも出力先のネットワークイ
    ンタフェースが異なる経路情報を前記経路表に複数登録
    する手段と、前記ネットワークインタフェースの障害発
    生によって前記経路情報が使用不可となった時に当該経
    路情報と同じ宛先ネットワークでかつ前記ネットワーク
    インタフェースが異なる経路情報を前記経路表から検索
    して採用する手段とを有することを特徴とする情報伝送
    装置。
  2. 【請求項2】 前記経路表は、前記経路情報が登録され
    る第1の経路表と、前記第1の経路表の経路情報と同じ
    宛先ネットワークでかつ少なくとも前記ネットワークイ
    ンタフェースが異なる経路情報が登録される第2の経路
    表とを含むことを特徴とする請求項1記載の情報伝送装
    置。
  3. 【請求項3】 前記経路表は、前記経路情報が複数登録
    される経路情報群を含み、前記経路情報群の経路情報と
    同じ宛先ネットワークでかつ少なくとも前記ネットワー
    クインタフェースが異なる経路情報を前記経路情報群の
    経路情報にリンクでつなぎ、それらの経路情報を前記ネ
    ットワークインタフェース毎に管理リンクでつなぐよう
    構成したことを特徴とする請求項1記載の情報伝送装
    置。
  4. 【請求項4】 前記経路情報は、前記経路表を動的に作
    成するルーティングプロトコルによって計算されたもの
    であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれ
    か記載の情報伝送装置。
  5. 【請求項5】 インタネットプロトコルで経路制御に使
    用される経路表を含む情報伝送装置の経路更新方法であ
    って、同じ宛先ネットワークでかつ少なくとも出力先の
    ネットワークインタフェースが異なる経路情報を前記経
    路表に複数登録するステップと、前記ネットワークイン
    タフェースの障害発生によって前記経路情報が使用不可
    となった時に当該経路情報と同じ宛先ネットワークでか
    つ前記ネットワークインタフェースが異なる経路情報を
    前記経路表から検索して採用するステップとを有するこ
    とを特徴とする経路更新方法。
  6. 【請求項6】 前記経路表は、前記経路情報が登録され
    る第1の経路表と、前記第1の経路表の経路情報と同じ
    宛先ネットワークでかつ少なくとも前記ネットワークイ
    ンタフェースが異なる経路情報が登録される第2の経路
    表とからなることを特徴とする請求項5記載の経路更新
    方法。
  7. 【請求項7】 前記経路表は、前記経路情報が複数登録
    される経路情報群を含み、前記経路情報群の経路情報と
    同じ宛先ネットワークでかつ少なくとも前記ネットワー
    クインタフェースが異なる経路情報を前記経路情報群の
    経路情報にリンクでつなぎ、それらの経路情報を前記ネ
    ットワークインタフェース毎に管理リンクでつなぐよう
    にしたことを特徴とする請求項5記載の経路更新方法。
  8. 【請求項8】 前記経路情報は、前記経路表を動的に作
    成するルーティングプロトコルによって計算されたもの
    であることを特徴とする請求項5から請求項7のいずれ
    か記載の経路更新方法。
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