JP2001197107A - アドレス管理装置及びアドレス管理方法 - Google Patents
アドレス管理装置及びアドレス管理方法Info
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- H04L61/00—Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Communication Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ネットワークを介してデータリンク層アドレ
スを設定することを可能とし、かつ複数ネットワーク機
器に同一データリンク層アドレスが重複して設定されて
いる場合においても、ネットワーク層アドレスを設定す
ることを可能にするアドレス管理装置及びアドレス管理
方法を提供する。 【解決手段】 データリンク層アドレス保持手段Ｂ１０
１、データリンク層アドレス検索手段Ｂ１０２、データ
リンク層アドレス更新処理Ｂ１０３、対応ネットワーク
層アドレス検索処理Ｂ１０６、データリンク層アドレス
割当指示処理Ｂ１０４、データリンク層アドレス割当指
示検出処理Ｂ１０５、データリンク層アドレス変更処理
Ｂ５０２、を備えたアドレス管理装置とした。
スを設定することを可能とし、かつ複数ネットワーク機
器に同一データリンク層アドレスが重複して設定されて
いる場合においても、ネットワーク層アドレスを設定す
ることを可能にするアドレス管理装置及びアドレス管理
方法を提供する。 【解決手段】 データリンク層アドレス保持手段Ｂ１０
１、データリンク層アドレス検索手段Ｂ１０２、データ
リンク層アドレス更新処理Ｂ１０３、対応ネットワーク
層アドレス検索処理Ｂ１０６、データリンク層アドレス
割当指示処理Ｂ１０４、データリンク層アドレス割当指
示検出処理Ｂ１０５、データリンク層アドレス変更処理
Ｂ５０２、を備えたアドレス管理装置とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信時に一意なア
ドレスを必要とするネットワーク機器のアドレスを管理
するアドレス管理装置及びアドレス管理方法に関する。
ドレスを必要とするネットワーク機器のアドレスを管理
するアドレス管理装置及びアドレス管理方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＩＳＯ（International Organazation f
or Standardization：国際標準化機構）で標準化が進め
られているＯＳＩ（Open Systems Interconnection：開
放型システム間相互接続）では、ネットワーク間の相互
接続性を検証するためにネットワークを階層化したＯＳ
Ｉ基本参照モデルを定めている。
or Standardization：国際標準化機構）で標準化が進め
られているＯＳＩ（Open Systems Interconnection：開
放型システム間相互接続）では、ネットワーク間の相互
接続性を検証するためにネットワークを階層化したＯＳ
Ｉ基本参照モデルを定めている。
【０００３】近年、急速に普及しているインターネット
は、ＴＣＰ／ＩＰプロトコルを用いて構築されている
が、このＴＣＰ／ＩＰプロトコルは、ＯＳＩ基本参照モ
デルのネットワーク層とトランスポート層に対応するも
のである。また、ＴＣＰ／ＩＰの下位層の一つにＩＥＥ
Ｅ８０２．３があるが、このＩＥＥＥ８０２．３とは、
ＯＳＩ基本参照モデルのデータリンク層に対応するもの
である。
は、ＴＣＰ／ＩＰプロトコルを用いて構築されている
が、このＴＣＰ／ＩＰプロトコルは、ＯＳＩ基本参照モ
デルのネットワーク層とトランスポート層に対応するも
のである。また、ＴＣＰ／ＩＰの下位層の一つにＩＥＥ
Ｅ８０２．３があるが、このＩＥＥＥ８０２．３とは、
ＯＳＩ基本参照モデルのデータリンク層に対応するもの
である。
【０００４】ＯＳＩ基本参照モデルにおけるネットワー
ク層では、複数のＬＡＮを相互に接続したネットワーク
内にあるネットワーク機器を一意に識別するために、ネ
ットワーク機器ごとにネットワーク層アドレスを割り当
てる必要がある。これは、同一ネットワーク層アドレス
が、異なる複数のネットワーク機器に設定されている場
合、ネットワーク層での通信が正しく行えない、という
問題が生じるからである。
ク層では、複数のＬＡＮを相互に接続したネットワーク
内にあるネットワーク機器を一意に識別するために、ネ
ットワーク機器ごとにネットワーク層アドレスを割り当
てる必要がある。これは、同一ネットワーク層アドレス
が、異なる複数のネットワーク機器に設定されている場
合、ネットワーク層での通信が正しく行えない、という
問題が生じるからである。
【０００５】ネットワーク層アドレスの管理方法として
は、ネットワークの管理者が割当て可能な複数のネット
ワーク層アドレスとその使用状態を管理し、ネットワー
ク端末敷設時に割り当て作業を行う方法と、予め割当可
能な複数のネットワーク層アドレスをＴＣＰ／ＩＰプロ
トコルの１つであるＤＨＣＰ（Dynamic Host Configrat
ion Protocol, RFC2131）を用いて自動割当を行う方法
と、がある。
は、ネットワークの管理者が割当て可能な複数のネット
ワーク層アドレスとその使用状態を管理し、ネットワー
ク端末敷設時に割り当て作業を行う方法と、予め割当可
能な複数のネットワーク層アドレスをＴＣＰ／ＩＰプロ
トコルの１つであるＤＨＣＰ（Dynamic Host Configrat
ion Protocol, RFC2131）を用いて自動割当を行う方法
と、がある。
【０００６】一方、データリンク層においても、ネット
ワーク機器が接続されたＬＡＮ内でネットワーク機器を
一意に識別するために、ネットワーク機器ごとにデータ
リンク層アドレスを割り当てる必要がある。これは、同
一データリンク層アドレスが同一ＬＡＮ内の複数のネッ
トワーク機器に重複して設定されている場合、データリ
ンク層での通信が正しく行えないからである。
ワーク機器が接続されたＬＡＮ内でネットワーク機器を
一意に識別するために、ネットワーク機器ごとにデータ
リンク層アドレスを割り当てる必要がある。これは、同
一データリンク層アドレスが同一ＬＡＮ内の複数のネッ
トワーク機器に重複して設定されている場合、データリ
ンク層での通信が正しく行えないからである。
【０００７】データリンク層アドレスの管理方法として
は、ネットワーク機器製造業者間で他のネットワーク機
器とデータリンク層アドレスが重複しないよう一定の規
則を定め、ネットワーク機器製造業者はこの規則に従っ
てデータリンク層アドレスをネットワーク機器に予め設
定する方法がある。
は、ネットワーク機器製造業者間で他のネットワーク機
器とデータリンク層アドレスが重複しないよう一定の規
則を定め、ネットワーク機器製造業者はこの規則に従っ
てデータリンク層アドレスをネットワーク機器に予め設
定する方法がある。
【０００８】しかしながら、一般にネットワーク機器に
設定されたデータリンク層アドレスは、利用者から変更
可能であるため、他のネットワーク機器と同一のデータ
リンク層アドレス設定することが可能である。また、デ
ータリンク層アドレスの総数は有限であるため、ネット
ワーク機器の数が増大した場合、全ネットワーク機器に
異なるデータリンク層アドレスを設定することが不可能
となる。また、ネットワーク層プロトコルの通信は下位
層であるデータリンク層プロトコルに依存しているた
め、データリンク層アドレスをネットワーク層プロトコ
ルを用いて変更することは容易でない。
設定されたデータリンク層アドレスは、利用者から変更
可能であるため、他のネットワーク機器と同一のデータ
リンク層アドレス設定することが可能である。また、デ
ータリンク層アドレスの総数は有限であるため、ネット
ワーク機器の数が増大した場合、全ネットワーク機器に
異なるデータリンク層アドレスを設定することが不可能
となる。また、ネットワーク層プロトコルの通信は下位
層であるデータリンク層プロトコルに依存しているた
め、データリンク層アドレスをネットワーク層プロトコ
ルを用いて変更することは容易でない。
【０００９】この為、従来は、対象ネットワーク機器に
対して直接データリンク層アドレスを変更する作業をア
ドレス管理者が行う必要があった。そこで、データリン
ク層アドレス及びネットワーク層アドレスの設定を行う
方法として、ネットワーク機能を使用可能でない状態で
データリンク層アドレス及びネットワーク層アドレスの
設定する方法、及び１つのネットワーク層アドレスを特
定のデータリンク層アドレスに割り当てる方法、の２つ
の方法が提案されている。以下、これら２つの方法につ
いて、図面を参照しつつ簡単に説明する。
対して直接データリンク層アドレスを変更する作業をア
ドレス管理者が行う必要があった。そこで、データリン
ク層アドレス及びネットワーク層アドレスの設定を行う
方法として、ネットワーク機能を使用可能でない状態で
データリンク層アドレス及びネットワーク層アドレスの
設定する方法、及び１つのネットワーク層アドレスを特
定のデータリンク層アドレスに割り当てる方法、の２つ
の方法が提案されている。以下、これら２つの方法につ
いて、図面を参照しつつ簡単に説明する。
【００１０】はじめに、上述した第１の方法である、ネ
ットワーク機能を使用可能でない状態でデータリンク層
アドレスを設定する場合の方法について、図面を参照し
つつ説明する。図５は第１の従来の技術の構成の一例を
示すブロック図である。図５において、Ｂ５００はデー
タリンク層アドレスを設定する装置であり、Ｂ５０１は
ネットワーク管理者からのデータリンク層アドレスの入
力を処理するデータリンク層アドレス入力処理、Ｂ５０
２は指定されたデータリンク層アドレスをネットワーク
機器に設定するデータリンク層アドレス設定処理であ
る。データリンク層アドレス入力処理Ｂ５０１に入力さ
れたデータリンク層アドレスは、データリンク層アドレ
ス設定処理Ｂ５０２に入力され、データリンク層アドレ
ス設定処理Ｂ５０２は入力されたデータリンク層アドレ
スでネットワーク機器のデータリンク層アドレスを変更
する。
ットワーク機能を使用可能でない状態でデータリンク層
アドレスを設定する場合の方法について、図面を参照し
つつ説明する。図５は第１の従来の技術の構成の一例を
示すブロック図である。図５において、Ｂ５００はデー
タリンク層アドレスを設定する装置であり、Ｂ５０１は
ネットワーク管理者からのデータリンク層アドレスの入
力を処理するデータリンク層アドレス入力処理、Ｂ５０
２は指定されたデータリンク層アドレスをネットワーク
機器に設定するデータリンク層アドレス設定処理であ
る。データリンク層アドレス入力処理Ｂ５０１に入力さ
れたデータリンク層アドレスは、データリンク層アドレ
ス設定処理Ｂ５０２に入力され、データリンク層アドレ
ス設定処理Ｂ５０２は入力されたデータリンク層アドレ
スでネットワーク機器のデータリンク層アドレスを変更
する。
【００１１】次に、上述の第２の従来の方法である、１
つのネットワーク層アドレスを特定のデータリンク層ア
ドレスに割り当てる方法について、図面を参照しつつ説
明する。この方法は、換言すれば、ネットワーク機器に
ネットワーク層アドレスを複数の端末に重複することな
く設定する方法である。
つのネットワーク層アドレスを特定のデータリンク層ア
ドレスに割り当てる方法について、図面を参照しつつ説
明する。この方法は、換言すれば、ネットワーク機器に
ネットワーク層アドレスを複数の端末に重複することな
く設定する方法である。
【００１２】図６は第２の従来の技術の構成の一例を示
すブロック図である。図６において、Ｂ６００はネット
ワーク層アドレスを管理するアドレス管理装置、Ｂ６０
１はネットワーク層アドレスとデータリンク層アドレス
の対応関係をネットワーク層アドレステーブルに保持す
るネットワーク層アドレス保持手段、Ｂ６０２はネット
ワーク層アドレステーブルよりデータリンク層アドレス
と対応していない未使用のネットワーク層アドレスを検
索するネットワーク層アドレス検索処理、Ｂ６０３は指
定されたネットワーク層アドレスと対応関係にあるデー
タリンク層アドレスの対応関係を更新するネットワーク
層アドレス更新処理、Ｂ６０４はネットワーク層アドレ
スの割当を指示するネットワーク層アドレス割当指示を
送信するネットワーク層アドレス割当指示処理、Ｂ６０
５はネットワーク層アドレスの割当を指示するネットワ
ーク層アドレス割当指示を検出するネットワーク層アド
レス割当指示検出処理、Ｂ６０６は入力されたネットワ
ーク層アドレスをネットワーク機器に設定するネットワ
ーク層アドレス設定処理、Ｂ６０７はネットワーク層ア
ドレス割当要求するネットワーク層アドレス割当要求指
示を送信するネットワーク層アドレス割当要求処理、Ｂ
６０８はネットワーク層アドレス割当要求を検出するネ
ットワーク層アドレス割当要求検出処理、Ｂ６０９はネ
ットワーク層アドレステーブルより指定されたデータリ
ンク層アドレスに対応するネットワーク層アドレスを検
索する対応データリンク層アドレス検索処理、である。
すブロック図である。図６において、Ｂ６００はネット
ワーク層アドレスを管理するアドレス管理装置、Ｂ６０
１はネットワーク層アドレスとデータリンク層アドレス
の対応関係をネットワーク層アドレステーブルに保持す
るネットワーク層アドレス保持手段、Ｂ６０２はネット
ワーク層アドレステーブルよりデータリンク層アドレス
と対応していない未使用のネットワーク層アドレスを検
索するネットワーク層アドレス検索処理、Ｂ６０３は指
定されたネットワーク層アドレスと対応関係にあるデー
タリンク層アドレスの対応関係を更新するネットワーク
層アドレス更新処理、Ｂ６０４はネットワーク層アドレ
スの割当を指示するネットワーク層アドレス割当指示を
送信するネットワーク層アドレス割当指示処理、Ｂ６０
５はネットワーク層アドレスの割当を指示するネットワ
ーク層アドレス割当指示を検出するネットワーク層アド
レス割当指示検出処理、Ｂ６０６は入力されたネットワ
ーク層アドレスをネットワーク機器に設定するネットワ
ーク層アドレス設定処理、Ｂ６０７はネットワーク層ア
ドレス割当要求するネットワーク層アドレス割当要求指
示を送信するネットワーク層アドレス割当要求処理、Ｂ
６０８はネットワーク層アドレス割当要求を検出するネ
ットワーク層アドレス割当要求検出処理、Ｂ６０９はネ
ットワーク層アドレステーブルより指定されたデータリ
ンク層アドレスに対応するネットワーク層アドレスを検
索する対応データリンク層アドレス検索処理、である。
【００１３】図１５（Ａ）に、ネットワーク層アドレス
割当要求の構成を示す。ネットワーク層アドレス割当要
求Ｄ１５００は、送信先データリンク層アドレスを格納
する領域である送信先データリンク層アドレスフィール
ドＤ１００１と、送信元データリンク層アドレスを格納
する領域である送信元データリンク層アドレスフィール
ドＤ１００２と、から構成される。
割当要求の構成を示す。ネットワーク層アドレス割当要
求Ｄ１５００は、送信先データリンク層アドレスを格納
する領域である送信先データリンク層アドレスフィール
ドＤ１００１と、送信元データリンク層アドレスを格納
する領域である送信元データリンク層アドレスフィール
ドＤ１００２と、から構成される。
【００１４】図１５（Ｂ）に、ネットワーク層アドレス
テーブルの構成を示す。ネットワーク層アドレステーブ
ルＤ１５０３は、対応するデータリンク層アドレスとネ
ットワーク層アドレスの、データリンク層アドレスをデ
ータリンク層アドレスフィールドＤ１５０５に、ネット
ワーク層アドレスをネットワーク層アドレスフィールド
Ｄ１５０６に、格納できるネットワーク層アドレス対応
リストＤ１５０４を、複数個格納できる。
テーブルの構成を示す。ネットワーク層アドレステーブ
ルＤ１５０３は、対応するデータリンク層アドレスとネ
ットワーク層アドレスの、データリンク層アドレスをデ
ータリンク層アドレスフィールドＤ１５０５に、ネット
ワーク層アドレスをネットワーク層アドレスフィールド
Ｄ１５０６に、格納できるネットワーク層アドレス対応
リストＤ１５０４を、複数個格納できる。
【００１５】図１５（Ｃ）に、ネットワーク層アドレス
割当指示の構成を示す。データリンク層アドレス割当指
示Ｄ１５０７は、送信先データリンク層アドレスを格納
する送信先データリンク層アドレスフィールドＤ１００
１と、送信元データリンク層アドレスを格納する送信元
データリンク層アドレスフィールドＤ１００２と、送信
先ネットワーク層アドレスを格納する送信先ネットワー
ク層アドレスフィールドＤ１００３、送信元ネットワー
ク層アドレスを格納する送信元ネットワーク層アドレス
フィールドＤ１００４と、割当が指示されたネットワー
ク層アドレスを格納する割当ネットワーク層アドレスフ
ィールドＤ１５０８と、から構成される。
割当指示の構成を示す。データリンク層アドレス割当指
示Ｄ１５０７は、送信先データリンク層アドレスを格納
する送信先データリンク層アドレスフィールドＤ１００
１と、送信元データリンク層アドレスを格納する送信元
データリンク層アドレスフィールドＤ１００２と、送信
先ネットワーク層アドレスを格納する送信先ネットワー
ク層アドレスフィールドＤ１００３、送信元ネットワー
ク層アドレスを格納する送信元ネットワーク層アドレス
フィールドＤ１００４と、割当が指示されたネットワー
ク層アドレスを格納する割当ネットワーク層アドレスフ
ィールドＤ１５０８と、から構成される。
【００１６】図２１は第２の従来の方法のアドレス管理
装置全体の処理動作を示すフローチャートである。ネッ
トワーク層アドレス割当要求を処理Ｂ６０７は、ネット
ワーク層アドレス割当要求Ｄ１５００の送信元データリ
ンク層アドレスフィールドＤ１００２には自ネットワー
ク機器のデータリンク層アドレスを、送信先データリン
ク層アドレスフィールドＤ１００１には接続しているＬ
ＡＮに接続される他の全ネットワーク機器を表すデータ
リンク層ブロードキャストアドレスを設定し、送信す
る。
装置全体の処理動作を示すフローチャートである。ネッ
トワーク層アドレス割当要求を処理Ｂ６０７は、ネット
ワーク層アドレス割当要求Ｄ１５００の送信元データリ
ンク層アドレスフィールドＤ１００２には自ネットワー
ク機器のデータリンク層アドレスを、送信先データリン
ク層アドレスフィールドＤ１００１には接続しているＬ
ＡＮに接続される他の全ネットワーク機器を表すデータ
リンク層ブロードキャストアドレスを設定し、送信す
る。
【００１７】ネットワーク層アドレス割当要求検出処理
Ｂ６０８は、ネットワーク層アドレス割当要求の検出を
行う（Ｓ２１０１）。ＬＡＮ内でネットワーク層アドレ
ス割当要求検出処理を備えた全ネットワーク機器は、ネ
ットワーク層アドレス割当要求を検出した場合、ネット
ワーク層アドレス割当要求Ｄ１５００内の送信元データ
リンク層アドレスフィールドから抽出したデータリンク
層アドレスをネットワーク層アドレス割当指示Ｄ１５０
７内の送信先データリンク層アドレスフィールドＤ１０
０１に設定する（Ｓ２１０２）。
Ｂ６０８は、ネットワーク層アドレス割当要求の検出を
行う（Ｓ２１０１）。ＬＡＮ内でネットワーク層アドレ
ス割当要求検出処理を備えた全ネットワーク機器は、ネ
ットワーク層アドレス割当要求を検出した場合、ネット
ワーク層アドレス割当要求Ｄ１５００内の送信元データ
リンク層アドレスフィールドから抽出したデータリンク
層アドレスをネットワーク層アドレス割当指示Ｄ１５０
７内の送信先データリンク層アドレスフィールドＤ１０
０１に設定する（Ｓ２１０２）。
【００１８】対応データリンク層アドレス検索処理Ｂ６
０９は、ネットワーク層アドレス割当要求の送信元のデ
ータリンク層アドレスに対応するネットワーク層アドレ
スがネットワーク層アドレステーブルより検索された場
合（Ｓ２１０３、Ｓ２１０４）これを割当ネットワーク
層アドレスＤ１５０８に設定する（Ｓ２１１０）。
０９は、ネットワーク層アドレス割当要求の送信元のデ
ータリンク層アドレスに対応するネットワーク層アドレ
スがネットワーク層アドレステーブルより検索された場
合（Ｓ２１０３、Ｓ２１０４）これを割当ネットワーク
層アドレスＤ１５０８に設定する（Ｓ２１１０）。
【００１９】ネットワーク層アドレス検索処理Ｂ６０２
は、未使用のネットワーク層アドレスを検索する（Ｓ２
１０５）。未使用のネットワーク層アドレスが検索され
なかった場合は、処理を終了し、未使用のネットワーク
層アドレスが検索された場合は（Ｓ２１０６）、ネット
ワーク層アドレス割当指示処理Ｂ６０４は、検索された
未使用ネットワーク層アドレスを、ネットワーク層アド
レス割当指示Ｄ１５０７内の割当ネットワーク層アドレ
スフィールドＤ１５０８に設定する（Ｓ２１０７）。
は、未使用のネットワーク層アドレスを検索する（Ｓ２
１０５）。未使用のネットワーク層アドレスが検索され
なかった場合は、処理を終了し、未使用のネットワーク
層アドレスが検索された場合は（Ｓ２１０６）、ネット
ワーク層アドレス割当指示処理Ｂ６０４は、検索された
未使用ネットワーク層アドレスを、ネットワーク層アド
レス割当指示Ｄ１５０７内の割当ネットワーク層アドレ
スフィールドＤ１５０８に設定する（Ｓ２１０７）。
【００２０】ネットワーク層アドレス割当指示処理Ｂ６
０４は、ネットワーク層アドレス割当指示Ｄ１５０７内
の、送信元データリンク層アドレスフィールドＤ１００
２にデータリンクアドレスを、送信元ネットワークアド
レスフィールドＤ１００４にネットワークアドレスを、
それぞれ設定し、送信する。
０４は、ネットワーク層アドレス割当指示Ｄ１５０７内
の、送信元データリンク層アドレスフィールドＤ１００
２にデータリンクアドレスを、送信元ネットワークアド
レスフィールドＤ１００４にネットワークアドレスを、
それぞれ設定し、送信する。
【００２１】ネットワーク層アドレス割当指示検出処理
Ｂ６０５、ネットワーク層アドレス設定処理Ｂ６０６
は、検出したネットワーク層アドレス割当指示Ｄ１５０
７内の割当ネットワーク層アドレスフィールドＤ１５０
８を抽出し、ネットワーク層アドレスを設定する（Ｓ２
１０８）。ネットワーク層アドレス更新処理Ｂ６０３
は、ネットワーク層アドレス割当指示の送信先のデータ
リンク層アドレスと割当を指示したネットワーク層アド
レスの対応関係を、ネットワーク層アドレス保持手段Ｂ
６０１内のネットワーク層アドレステーブルに登録する
（Ｓ２１０９）。
Ｂ６０５、ネットワーク層アドレス設定処理Ｂ６０６
は、検出したネットワーク層アドレス割当指示Ｄ１５０
７内の割当ネットワーク層アドレスフィールドＤ１５０
８を抽出し、ネットワーク層アドレスを設定する（Ｓ２
１０８）。ネットワーク層アドレス更新処理Ｂ６０３
は、ネットワーク層アドレス割当指示の送信先のデータ
リンク層アドレスと割当を指示したネットワーク層アド
レスの対応関係を、ネットワーク層アドレス保持手段Ｂ
６０１内のネットワーク層アドレステーブルに登録する
（Ｓ２１０９）。
【００２２】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した第１
の従来の方法では、ネットワークからのデータを取得す
る手段を持たないため、ネットワークを介したデータリ
ンク層アドレスの設定は不可能であり、問題であった。
つまりこの方法であれば、データリンク層アドレスの設
定を行うためには、一旦ネットワークを停止しなければ
ならない、という点が問題であった。
の従来の方法では、ネットワークからのデータを取得す
る手段を持たないため、ネットワークを介したデータリ
ンク層アドレスの設定は不可能であり、問題であった。
つまりこの方法であれば、データリンク層アドレスの設
定を行うためには、一旦ネットワークを停止しなければ
ならない、という点が問題であった。
【００２３】また、上記の第２の従来の技術では、ネッ
トワーク層アドレス割当指示の送信先の判定にデータリ
ンク層アドレスを用いているため、データリンク層アド
レスが重複して複数のネットワーク機器に設定されてい
る場合、データリンク層アドレスが重複している複数機
器を識別出来ない為、複数のネットワーク機器に対して
同一のネットワーク層アドレスを重複して設定する可能
性があり、問題であった。
トワーク層アドレス割当指示の送信先の判定にデータリ
ンク層アドレスを用いているため、データリンク層アド
レスが重複して複数のネットワーク機器に設定されてい
る場合、データリンク層アドレスが重複している複数機
器を識別出来ない為、複数のネットワーク機器に対して
同一のネットワーク層アドレスを重複して設定する可能
性があり、問題であった。
【００２４】そこで、本発明はこのような状況に鑑みて
なされたものであり、その目的は、ネットワークを介し
てデータリンク層アドレスを設定することを可能とし、
かつ複数ネットワーク機器に同一データリンク層アドレ
スが重複して設定されている場合においても、ネットワ
ーク層アドレスを設定することを可能にするアドレス管
理装置及びアドレス管理方法を提供することである。
なされたものであり、その目的は、ネットワークを介し
てデータリンク層アドレスを設定することを可能とし、
かつ複数ネットワーク機器に同一データリンク層アドレ
スが重複して設定されている場合においても、ネットワ
ーク層アドレスを設定することを可能にするアドレス管
理装置及びアドレス管理方法を提供することである。
【００２５】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明の請求項１に記載のアドレス管理装置では、
ネットワークに接続された端末のネットワーク層アドレ
スとデータリンク層アドレスを管理するアドレス管理装
置であって、データリンク層アドレスとネットワーク層
アドレスの対応関係（データリンク層アドレステーブ
ル）を保持する、データリンク層アドレス保持手段と、
前記データリンク層アドレステーブルから、未使用のデ
ータリンク層アドレスを検索する、データリンク層アド
レス検索手段と、前記データリンク層アドレステーブル
から、指定されたデータリンク層アドレスに対応するネ
ットワーク層アドレスを検索する、対応ネットワーク層
アドレス検索手段と、前記対応ネットワーク層アドレス
検索手段で検索したネットワーク層アドレスで特定され
る端末宛てに、少なくとも前記データリンク層アドレス
検索手段で検索した未使用のデータリンク層アドレスを
情報として含むデータリンク層アドレス割当指示を送信
する、データリンク層アドレス割当指示手段と、
め、本発明の請求項１に記載のアドレス管理装置では、
ネットワークに接続された端末のネットワーク層アドレ
スとデータリンク層アドレスを管理するアドレス管理装
置であって、データリンク層アドレスとネットワーク層
アドレスの対応関係（データリンク層アドレステーブ
ル）を保持する、データリンク層アドレス保持手段と、
前記データリンク層アドレステーブルから、未使用のデ
ータリンク層アドレスを検索する、データリンク層アド
レス検索手段と、前記データリンク層アドレステーブル
から、指定されたデータリンク層アドレスに対応するネ
ットワーク層アドレスを検索する、対応ネットワーク層
アドレス検索手段と、前記対応ネットワーク層アドレス
検索手段で検索したネットワーク層アドレスで特定され
る端末宛てに、少なくとも前記データリンク層アドレス
検索手段で検索した未使用のデータリンク層アドレスを
情報として含むデータリンク層アドレス割当指示を送信
する、データリンク層アドレス割当指示手段と、
【００２６】前記データリンク層アドレス割当指示の情
報に応じ、前記データリンク層アドレステーブルのデー
タリンク層アドレスとネットワーク層アドレスの対応関
係を更新する、データリンク層アドレス更新手段と、前
記対応ネットワーク層アドレス検索手段で検索したネッ
トワーク層アドレスで特定される端末において、前記デ
ータリンク層アドレス割当指示を検出し、データリンク
層アドレス割当指示からデータリンク層アドレスを取得
する、データリンク層アドレス割当指示検出手段と、前
記データリンク層アドレス割当指示検出手段で取得した
データリンク層アドレスを自端末に設定する、データリ
ンク層アドレス設定手段と、を備えたこと、を特徴とす
る。
報に応じ、前記データリンク層アドレステーブルのデー
タリンク層アドレスとネットワーク層アドレスの対応関
係を更新する、データリンク層アドレス更新手段と、前
記対応ネットワーク層アドレス検索手段で検索したネッ
トワーク層アドレスで特定される端末において、前記デ
ータリンク層アドレス割当指示を検出し、データリンク
層アドレス割当指示からデータリンク層アドレスを取得
する、データリンク層アドレス割当指示検出手段と、前
記データリンク層アドレス割当指示検出手段で取得した
データリンク層アドレスを自端末に設定する、データリ
ンク層アドレス設定手段と、を備えたこと、を特徴とす
る。
【００２７】本発明の請求項２に記載のアドレス管理装
置では、請求項１に記載のアドレス管理装置であって、
前記アドレス管理装置が、ネットワーク層アドレスとデ
ータリンク層アドレスの対応関係（ネットワーク層アド
レステーブル）を保持するネットワーク層アドレス保持
手段と、前記ネットワーク層アドレステーブルから、未
使用のネットワーク層アドレスを検索する、ネットワー
ク層アドレス検索手段と、前記ネットワーク層アドレス
テーブルから、指定されたデータリンク層アドレスに対
応するネットワーク層アドレスを検索する、対応データ
リンク層アドレス検索手段と、ネットワーク層アドレス
を設定する必要がある端末が送信した、少なくともデー
タリンク層アドレスの情報を含むネットワーク層アドレ
ス割当要求を検出する、ネットワーク層アドレス割当要
求検出手段と、前記対応データリンク層アドレス検索手
段で検索したネットワーク層アドレスが存在しない場
合、ネットワーク層アドレスを設定する必要がある端末
宛てに、少なくとも前記ネットワーク層アドレス検索手
段で検索した未使用のネットワーク層アドレスを情報と
して含むネットワーク層アドレス割当指示をする、アド
レス割当指示手段と、前記ネットワーク層アドレス割当
指示、もしくは前記データリンク層アドレス割当指示に
応じて、前記ネットワーク層アドレステーブルのネット
ワーク層アドレスと、データリンク層アドレスの対応関
係を更新する、ネットワーク層アドレス更新手段と、前
記ネットワーク層アドレス割当指示、もしくは前記デー
タリンク層アドレス割当指示の情報に応じ、前記データ
リンク層アドレステーブルのデータリンク層アドレスと
ネットワーク層アドレスの対応関係を更新する、前記デ
ータリンク層アドレス更新手段と、ネットワーク層アド
レスを設定する必要がある端末において、前記ネットワ
ーク層アドレス割当要求を送信する、ネットワーク層ア
ドレス割当要求手段と、前記ネットワーク層アドレス割
当指示を検出し、ネットワーク層アドレス割当指示から
ネットワーク層アドレスを抽出する、ネットワーク層ア
ドレス割当指示検出手段と、ネットワーク層アドレス割
当指示検出手段で抽出したネットワーク層アドレスを自
端末に設定する、ネットワーク層アドレス設定手段と、
を備えており、前記対応ネットワーク層アドレス検出手
段が、前記データリンク層アドレステーブルから、前記
ネットワーク層アドレス割当要求の情報中のデータリン
ク層アドレスに対応するネットワーク層アドレスを検索
し、前記データリンク層アドレス割当指示手段が、前記
対応ネットワーク層アドレス検索手段で検索したネット
ワーク層アドレスがデータリンク層アドレステーブルに
存在する場合、そのネットワーク層アドレスを有する端
末宛てに、少なくとも前記データリンク層アドレス検索
手段で検索した未使用のデータリンク層を情報として含
むデータリンク層アドレス割当指示を送信すること、を
特徴とする。
置では、請求項１に記載のアドレス管理装置であって、
前記アドレス管理装置が、ネットワーク層アドレスとデ
ータリンク層アドレスの対応関係（ネットワーク層アド
レステーブル）を保持するネットワーク層アドレス保持
手段と、前記ネットワーク層アドレステーブルから、未
使用のネットワーク層アドレスを検索する、ネットワー
ク層アドレス検索手段と、前記ネットワーク層アドレス
テーブルから、指定されたデータリンク層アドレスに対
応するネットワーク層アドレスを検索する、対応データ
リンク層アドレス検索手段と、ネットワーク層アドレス
を設定する必要がある端末が送信した、少なくともデー
タリンク層アドレスの情報を含むネットワーク層アドレ
ス割当要求を検出する、ネットワーク層アドレス割当要
求検出手段と、前記対応データリンク層アドレス検索手
段で検索したネットワーク層アドレスが存在しない場
合、ネットワーク層アドレスを設定する必要がある端末
宛てに、少なくとも前記ネットワーク層アドレス検索手
段で検索した未使用のネットワーク層アドレスを情報と
して含むネットワーク層アドレス割当指示をする、アド
レス割当指示手段と、前記ネットワーク層アドレス割当
指示、もしくは前記データリンク層アドレス割当指示に
応じて、前記ネットワーク層アドレステーブルのネット
ワーク層アドレスと、データリンク層アドレスの対応関
係を更新する、ネットワーク層アドレス更新手段と、前
記ネットワーク層アドレス割当指示、もしくは前記デー
タリンク層アドレス割当指示の情報に応じ、前記データ
リンク層アドレステーブルのデータリンク層アドレスと
ネットワーク層アドレスの対応関係を更新する、前記デ
ータリンク層アドレス更新手段と、ネットワーク層アド
レスを設定する必要がある端末において、前記ネットワ
ーク層アドレス割当要求を送信する、ネットワーク層ア
ドレス割当要求手段と、前記ネットワーク層アドレス割
当指示を検出し、ネットワーク層アドレス割当指示から
ネットワーク層アドレスを抽出する、ネットワーク層ア
ドレス割当指示検出手段と、ネットワーク層アドレス割
当指示検出手段で抽出したネットワーク層アドレスを自
端末に設定する、ネットワーク層アドレス設定手段と、
を備えており、前記対応ネットワーク層アドレス検出手
段が、前記データリンク層アドレステーブルから、前記
ネットワーク層アドレス割当要求の情報中のデータリン
ク層アドレスに対応するネットワーク層アドレスを検索
し、前記データリンク層アドレス割当指示手段が、前記
対応ネットワーク層アドレス検索手段で検索したネット
ワーク層アドレスがデータリンク層アドレステーブルに
存在する場合、そのネットワーク層アドレスを有する端
末宛てに、少なくとも前記データリンク層アドレス検索
手段で検索した未使用のデータリンク層を情報として含
むデータリンク層アドレス割当指示を送信すること、を
特徴とする。
【００２８】本発明の請求項３に記載のアドレス管理装
置では、請求項２に記載のアドレス管理装置において、
自端末において、他端末宛てに送信されたネットワーク
層アドレス割当要求を検出し、検出した前記ネットワー
ク層アドレス割当要求の情報中の送信元データリンク層
アドレスを抽出し、抽出したデータリンク層アドレスが
自端末のデータリンク層アドレスと同じであった場合、
自端末のネットワーク層アドレス割当要求の送信を遅延
させるネットワーク層アドレス割当要求遅延手段を備え
たこと、を特徴とする。
置では、請求項２に記載のアドレス管理装置において、
自端末において、他端末宛てに送信されたネットワーク
層アドレス割当要求を検出し、検出した前記ネットワー
ク層アドレス割当要求の情報中の送信元データリンク層
アドレスを抽出し、抽出したデータリンク層アドレスが
自端末のデータリンク層アドレスと同じであった場合、
自端末のネットワーク層アドレス割当要求の送信を遅延
させるネットワーク層アドレス割当要求遅延手段を備え
たこと、を特徴とする。
【００２９】本発明の請求項４に記載のアドレス管理装
置では、請求項１又は請求項２に記載のアドレス管理装
置において、前記データリンク層アドレス更新手段が、
接続されたネットワーク上の送信パケットの、送信元の
データリンク層アドレスとネットワーク層アドレス、及
び送信先のデータリンク層アドレスとネットワーク層ア
ドレスの対応関係を検出するアドレス検出手段と、前記
アドレス検出手段で検出した送信元のデータリンク層ア
ドレスとネットワーク層アドレス、及び送信先のデータ
リンク層アドレスとネットワーク層アドレスとの関係に
従い、前記データリンク層アドレステーブルのデータリ
ンク層アドレスと、ネットワーク層アドレスの対応関係
を更新し、前記ネットワーク層アドレステーブル更新手
段が、前記アドレス検出手段で検出した送信元のデータ
リンク層アドレスとネットワーク層アドレス、及び送信
先のデータリンク層アドレスとネットワーク層アドレス
との関係に従い、前記ネットワーク層アドレステーブル
のデータリンク層アドレスとネットワーク層アドレスの
対応関係を更新すること、を特徴とする。
置では、請求項１又は請求項２に記載のアドレス管理装
置において、前記データリンク層アドレス更新手段が、
接続されたネットワーク上の送信パケットの、送信元の
データリンク層アドレスとネットワーク層アドレス、及
び送信先のデータリンク層アドレスとネットワーク層ア
ドレスの対応関係を検出するアドレス検出手段と、前記
アドレス検出手段で検出した送信元のデータリンク層ア
ドレスとネットワーク層アドレス、及び送信先のデータ
リンク層アドレスとネットワーク層アドレスとの関係に
従い、前記データリンク層アドレステーブルのデータリ
ンク層アドレスと、ネットワーク層アドレスの対応関係
を更新し、前記ネットワーク層アドレステーブル更新手
段が、前記アドレス検出手段で検出した送信元のデータ
リンク層アドレスとネットワーク層アドレス、及び送信
先のデータリンク層アドレスとネットワーク層アドレス
との関係に従い、前記ネットワーク層アドレステーブル
のデータリンク層アドレスとネットワーク層アドレスの
対応関係を更新すること、を特徴とする。
【００３０】本発明の請求項５に記載のアドレス管理方
法では、ネットワークに接続された端末のネットワーク
層アドレスとデータリンク層アドレスを管理するアドレ
ス管理方法であって、データリンク層アドレスとネット
ワーク層アドレスの対応関係（データリンク層アドレス
テーブル）を保持する、データリンク層アドレス保持手
段と、前記データリンク層アドレステーブルから、未使
用のデータリンク層アドレスを検索する、データリンク
層アドレス検索手段と、前記データリンク層アドレステ
ーブルから、指定されたデータリンク層アドレスに対応
するネットワーク層アドレスを検索する、対応ネットワ
ーク層アドレス検索手段と、前記対応ネットワーク層ア
ドレス検索手段で検索したネットワーク層アドレスで特
定される端末宛てに、少なくとも前記データリンク層ア
ドレス検索手段で検索した未使用のデータリンク層アド
レスを情報として含むデータリンク層アドレス割当指示
を送信する、データリンク層アドレス割当指示手段と、
前記データリンク層アドレス割当指示の情報に応じ、前
記データリンク層アドレステーブルのデータリンク層ア
ドレスとネットワーク層アドレスの対応関係を更新す
る、データリンク層アドレス更新手段と、前記対応ネッ
トワーク層アドレス検索手段で検索したネットワーク層
アドレスで特定される端末において、前記データリンク
層アドレス割当指示を検出し、データリンク層アドレス
割当指示からデータリンク層アドレスを取得する、デー
タリンク層アドレス割当指示検出手段と、前記データリ
ンク層アドレス割当指示検出手段で取得したデータリン
ク層アドレスを自端末に設定する、データリンク層アド
レス設定手段と、を備えたこと、を特徴とする。
法では、ネットワークに接続された端末のネットワーク
層アドレスとデータリンク層アドレスを管理するアドレ
ス管理方法であって、データリンク層アドレスとネット
ワーク層アドレスの対応関係（データリンク層アドレス
テーブル）を保持する、データリンク層アドレス保持手
段と、前記データリンク層アドレステーブルから、未使
用のデータリンク層アドレスを検索する、データリンク
層アドレス検索手段と、前記データリンク層アドレステ
ーブルから、指定されたデータリンク層アドレスに対応
するネットワーク層アドレスを検索する、対応ネットワ
ーク層アドレス検索手段と、前記対応ネットワーク層ア
ドレス検索手段で検索したネットワーク層アドレスで特
定される端末宛てに、少なくとも前記データリンク層ア
ドレス検索手段で検索した未使用のデータリンク層アド
レスを情報として含むデータリンク層アドレス割当指示
を送信する、データリンク層アドレス割当指示手段と、
前記データリンク層アドレス割当指示の情報に応じ、前
記データリンク層アドレステーブルのデータリンク層ア
ドレスとネットワーク層アドレスの対応関係を更新す
る、データリンク層アドレス更新手段と、前記対応ネッ
トワーク層アドレス検索手段で検索したネットワーク層
アドレスで特定される端末において、前記データリンク
層アドレス割当指示を検出し、データリンク層アドレス
割当指示からデータリンク層アドレスを取得する、デー
タリンク層アドレス割当指示検出手段と、前記データリ
ンク層アドレス割当指示検出手段で取得したデータリン
ク層アドレスを自端末に設定する、データリンク層アド
レス設定手段と、を備えたこと、を特徴とする。
【００３１】本発明の請求項６に記載のアドレス管理方
法では、請求項５に記載のアドレス管理方法であって、
前記アドレス管理方法が、ネットワーク層アドレスとデ
ータリンク層アドレスの対応関係（ネットワーク層アド
レステーブル）を保持するネットワーク層アドレス保持
手段と、前記ネットワーク層アドレステーブルから、未
使用のネットワーク層アドレスを検索する、ネットワー
ク層アドレス検索手段と、前記ネットワーク層アドレス
テーブルから、指定されたデータリンク層アドレスに対
応するネットワーク層アドレスを検索する、対応データ
リンク層アドレス検索手段と、ネットワーク層アドレス
を設定する必要がある端末が送信した、少なくともデー
タリンク層アドレスの情報を含むネットワーク層アドレ
ス割当要求を検出する、ネットワーク層アドレス割当要
求検出手段と、前記対応データリンク層アドレス検索手
段で検索したネットワーク層アドレスが存在しない場
合、ネットワーク層アドレスを設定する必要がある端末
宛てに、少なくとも前記ネットワーク層アドレス検索手
段で検索した未使用のネットワーク層アドレスを情報と
して含むネットワーク層アドレス割当指示をする、アド
レス割当指示手段と、前記ネットワーク層アドレス割当
指示、もしくは前記データリンク層アドレス割当指示に
応じて、前記ネットワーク層アドレステーブルのネット
ワーク層アドレスと、データリンク層アドレスの対応関
係を更新する、ネットワーク層アドレス更新手段と、前
記ネットワーク層アドレス割当指示、もしくは前記デー
タリンク層アドレス割当指示の情報に応じ、前記データ
リンク層アドレステーブルのデータリンク層アドレスと
ネットワーク層アドレスの対応関係を更新する、前記デ
ータリンク層アドレス更新手段と、ネットワーク層アド
レスを設定する必要がある端末において、前記ネットワ
ーク層アドレス割当要求を送信する、ネットワーク層ア
ドレス割当要求手段と、前記ネットワーク層アドレス割
当指示を検出し、ネットワーク層アドレス割当指示から
ネットワーク層アドレスを抽出する、ネットワーク層ア
ドレス割当指示検出手段と、ネットワーク層アドレス割
当指示検出手段で抽出したネットワーク層アドレスを自
端末に設定する、ネットワーク層アドレス設定手段と、
を備えており、前記対応ネットワーク層アドレス検出手
段が、前記データリンク層アドレステーブルから、前記
ネットワーク層アドレス割当要求の情報中のデータリン
ク層アドレスに対応するネットワーク層アドレスを検索
し、前記データリンク層アドレス割当指示手段が、前記
対応ネットワーク層アドレス検索手段で検索したネット
ワーク層アドレスがデータリンク層アドレステーブルに
存在する場合、そのネットワーク層アドレスを有する端
末宛てに、少なくとも前記データリンク層アドレス検索
手段で検索した未使用のデータリンク層を情報として含
むデータリンク層アドレス割当指示を送信すること、を
特徴とする。
法では、請求項５に記載のアドレス管理方法であって、
前記アドレス管理方法が、ネットワーク層アドレスとデ
ータリンク層アドレスの対応関係（ネットワーク層アド
レステーブル）を保持するネットワーク層アドレス保持
手段と、前記ネットワーク層アドレステーブルから、未
使用のネットワーク層アドレスを検索する、ネットワー
ク層アドレス検索手段と、前記ネットワーク層アドレス
テーブルから、指定されたデータリンク層アドレスに対
応するネットワーク層アドレスを検索する、対応データ
リンク層アドレス検索手段と、ネットワーク層アドレス
を設定する必要がある端末が送信した、少なくともデー
タリンク層アドレスの情報を含むネットワーク層アドレ
ス割当要求を検出する、ネットワーク層アドレス割当要
求検出手段と、前記対応データリンク層アドレス検索手
段で検索したネットワーク層アドレスが存在しない場
合、ネットワーク層アドレスを設定する必要がある端末
宛てに、少なくとも前記ネットワーク層アドレス検索手
段で検索した未使用のネットワーク層アドレスを情報と
して含むネットワーク層アドレス割当指示をする、アド
レス割当指示手段と、前記ネットワーク層アドレス割当
指示、もしくは前記データリンク層アドレス割当指示に
応じて、前記ネットワーク層アドレステーブルのネット
ワーク層アドレスと、データリンク層アドレスの対応関
係を更新する、ネットワーク層アドレス更新手段と、前
記ネットワーク層アドレス割当指示、もしくは前記デー
タリンク層アドレス割当指示の情報に応じ、前記データ
リンク層アドレステーブルのデータリンク層アドレスと
ネットワーク層アドレスの対応関係を更新する、前記デ
ータリンク層アドレス更新手段と、ネットワーク層アド
レスを設定する必要がある端末において、前記ネットワ
ーク層アドレス割当要求を送信する、ネットワーク層ア
ドレス割当要求手段と、前記ネットワーク層アドレス割
当指示を検出し、ネットワーク層アドレス割当指示から
ネットワーク層アドレスを抽出する、ネットワーク層ア
ドレス割当指示検出手段と、ネットワーク層アドレス割
当指示検出手段で抽出したネットワーク層アドレスを自
端末に設定する、ネットワーク層アドレス設定手段と、
を備えており、前記対応ネットワーク層アドレス検出手
段が、前記データリンク層アドレステーブルから、前記
ネットワーク層アドレス割当要求の情報中のデータリン
ク層アドレスに対応するネットワーク層アドレスを検索
し、前記データリンク層アドレス割当指示手段が、前記
対応ネットワーク層アドレス検索手段で検索したネット
ワーク層アドレスがデータリンク層アドレステーブルに
存在する場合、そのネットワーク層アドレスを有する端
末宛てに、少なくとも前記データリンク層アドレス検索
手段で検索した未使用のデータリンク層を情報として含
むデータリンク層アドレス割当指示を送信すること、を
特徴とする。
【００３２】本発明の請求項７に記載のアドレス管理方
法では、請求項６に記載のアドレス管理方法において、
自端末において、他端末宛てに送信されたネットワーク
層アドレス割当要求を検出し、検出した前記ネットワー
ク層アドレス割当要求の情報中の送信元データリンク層
アドレスを抽出し、抽出したデータリンク層アドレスが
自端末のデータリンク層アドレスと同じであった場合、
自端末のネットワーク層アドレス割当要求の送信を遅延
させるネットワーク層アドレス割当要求遅延手段を備え
たこと、特徴とする。
法では、請求項６に記載のアドレス管理方法において、
自端末において、他端末宛てに送信されたネットワーク
層アドレス割当要求を検出し、検出した前記ネットワー
ク層アドレス割当要求の情報中の送信元データリンク層
アドレスを抽出し、抽出したデータリンク層アドレスが
自端末のデータリンク層アドレスと同じであった場合、
自端末のネットワーク層アドレス割当要求の送信を遅延
させるネットワーク層アドレス割当要求遅延手段を備え
たこと、特徴とする。
【００３３】本発明の請求項８に記載のアドレス管理方
法では、請求項５又は請求項６に記載のアドレス管理方
法において、前記データリンク層アドレス更新手段が、
接続されたネットワーク上の送信パケットの、送信元の
データリンク層アドレスとネットワーク層アドレス、及
び送信先のデータリンク層アドレスとネットワーク層ア
ドレスの対応関係を検出するアドレス検出手段と、前記
アドレス検出手段で検出した送信元のデータリンク層ア
ドレスとネットワーク層アドレス、及び送信先のデータ
リンク層アドレスとネットワーク層アドレスとの関係に
従い、前記データリンク層アドレステーブルのデータリ
ンク層アドレスと、ネットワーク層アドレスの対応関係
を更新し、前記ネットワーク層アドレステーブル更新手
段が、前記アドレス検出手段で検出した送信元のデータ
リンク層アドレスとネットワーク層アドレス、及び送信
先のデータリンク層アドレスとネットワーク層アドレス
との関係に従い、前記ネットワーク層アドレステーブル
のデータリンク層アドレスとネットワーク層アドレスの
対応関係を更新すること、を特徴とする。
法では、請求項５又は請求項６に記載のアドレス管理方
法において、前記データリンク層アドレス更新手段が、
接続されたネットワーク上の送信パケットの、送信元の
データリンク層アドレスとネットワーク層アドレス、及
び送信先のデータリンク層アドレスとネットワーク層ア
ドレスの対応関係を検出するアドレス検出手段と、前記
アドレス検出手段で検出した送信元のデータリンク層ア
ドレスとネットワーク層アドレス、及び送信先のデータ
リンク層アドレスとネットワーク層アドレスとの関係に
従い、前記データリンク層アドレステーブルのデータリ
ンク層アドレスと、ネットワーク層アドレスの対応関係
を更新し、前記ネットワーク層アドレステーブル更新手
段が、前記アドレス検出手段で検出した送信元のデータ
リンク層アドレスとネットワーク層アドレス、及び送信
先のデータリンク層アドレスとネットワーク層アドレス
との関係に従い、前記ネットワーク層アドレステーブル
のデータリンク層アドレスとネットワーク層アドレスの
対応関係を更新すること、を特徴とする。
【００３４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。尚、ここで示す実施の
形態はあくまでも一例であって、必すしもこの実施の形
態に限定されるものではない。
て図面を参照しながら説明する。尚、ここで示す実施の
形態はあくまでも一例であって、必すしもこの実施の形
態に限定されるものではない。
【００３５】（実施の形態１）まず、本発明に係るアド
レス管理装置を第１の実施の形態として、図面を参照し
つつ説明する。図７は、本実施の形態に係わるアドレス
管理装置の構成を表すハードウェア構成図である。な
お、本実施の形態では、サーバ／クライアント方式を用
いており、アドレス管理装置は、１つのサーバと複数の
クライアントから構成される。また、図７では、１つの
サーバと１つのクライアントのみを記述している。
レス管理装置を第１の実施の形態として、図面を参照し
つつ説明する。図７は、本実施の形態に係わるアドレス
管理装置の構成を表すハードウェア構成図である。な
お、本実施の形態では、サーバ／クライアント方式を用
いており、アドレス管理装置は、１つのサーバと複数の
クライアントから構成される。また、図７では、１つの
サーバと１つのクライアントのみを記述している。
【００３６】アドレス管理装置ｈ１０００は、データリ
ンク層アドレスを変更を指示するサーバｈ１００１と、
データリンク層アドレスが変更されるクライアントｈ２
００１と、サーバｈ１００１とクライアントｈ２００１
を接続するネットワークパスｈ３００１と、から構成さ
れる。
ンク層アドレスを変更を指示するサーバｈ１００１と、
データリンク層アドレスが変更されるクライアントｈ２
００１と、サーバｈ１００１とクライアントｈ２００１
を接続するネットワークパスｈ３００１と、から構成さ
れる。
【００３７】ｈ１００２はサーバ内部バス、ｈ１００３
はネットワークパスｈ３００１に接続されたサーバ通信
制御部、ｈ１００４はサーバメモリー、ｈ１００５はサ
ーバＣＰＵ、ｈ１００９はネットワーク管理者からの入
力を受けつけるキーボード、ｈ１０１０はネットワーク
管理者への出力用のディスプレイ、ｈ１００６はサーバ
ファイル装置である。また、サーバファイル装置ｈ１０
０６は、この発明でサーバが実行するサーバ制御プログ
ラムｈ１００７と、データリンク層アドレステーブルｈ
１００８と、を保持している。
はネットワークパスｈ３００１に接続されたサーバ通信
制御部、ｈ１００４はサーバメモリー、ｈ１００５はサ
ーバＣＰＵ、ｈ１００９はネットワーク管理者からの入
力を受けつけるキーボード、ｈ１０１０はネットワーク
管理者への出力用のディスプレイ、ｈ１００６はサーバ
ファイル装置である。また、サーバファイル装置ｈ１０
０６は、この発明でサーバが実行するサーバ制御プログ
ラムｈ１００７と、データリンク層アドレステーブルｈ
１００８と、を保持している。
【００３８】ｈ２００２はクライアント内部バス、ｈ２
００３はクライアント通信制御部、ｈ２００４はクライ
アントメモリー、ｈ２００５はクライアントＣＰＵ、ｈ
２００６はクライアントファイル装置である。
００３はクライアント通信制御部、ｈ２００４はクライ
アントメモリー、ｈ２００５はクライアントＣＰＵ、ｈ
２００６はクライアントファイル装置である。
【００３９】また、クライアントファイル装置ｈ２００
６は、この発明でクライアントが実行するクライアント
制御プログラムｈ２００７と、クライアント自身のデー
タリンク層アドレスであるクライアントデータリンク層
アドレスｈ２００８と、クライアント自身のネットワー
ク層アドレスであるクライアントネットワーク層アドレ
スｈ２００９と、を保持している。
６は、この発明でクライアントが実行するクライアント
制御プログラムｈ２００７と、クライアント自身のデー
タリンク層アドレスであるクライアントデータリンク層
アドレスｈ２００８と、クライアント自身のネットワー
ク層アドレスであるクライアントネットワーク層アドレ
スｈ２００９と、を保持している。
【００４０】図１は、本実施の形態に係わるアドレス管
理装置の構成を示すブロック図である。Ｂ１０１は、デ
ータリンク層アドレスとネットワーク層アドレスの対応
関係をデータリンク層アドレステーブルに記録するデー
タリンク層アドレス保持手段、Ｂ１０２は、前記データ
リンク層アドレステーブル内より未使用のデータリンク
層アドレスを検索するデータリンク層アドレス検索手
段、Ｂ１０３は、前記データリンク層アドレステーブル
内の、データリンク層アドレスとネットワーク層アドレ
スの対応関係を更新するデータリンク層アドレス更新処
理、Ｂ１０６は、前記データリンク層アドレステーブル
内より、指定されたデータリンク層アドレスに対応する
ネットワーク層アドレスを検索する対応ネットワーク層
アドレス検索処理、Ｂ１０４は、前記データリンク層ア
ドレス検索処理を用いて検索されたネットワーク層アド
レスと対応していない未使用のデータリンク層アドレス
を検索し、前記対応ネットワーク層アドレス検索処理を
用いて、指定されたデータリンク層アドレスに対応する
ネットワーク層アドレスを検索し、対応ネットワーク層
アドレスで特定される端末に対して、検索された未使用
のデータリンク層アドレスの割当を指示するデータリン
ク層アドレス割当指示を送信するデータリンク層アドレ
ス割当指示処理、Ｂ１０５は、前記データリンク層アド
レス割当指示を検出し、データリンク層アドレス割当指
示内より、割当が指示されたデータリンク層アドレスを
抽出するデータリンク層アドレス割当指示検出処理、Ｂ
５０２は、指定されたデータリンク層アドレスを端末に
設定するデータリンク層アドレス変更処理である。
理装置の構成を示すブロック図である。Ｂ１０１は、デ
ータリンク層アドレスとネットワーク層アドレスの対応
関係をデータリンク層アドレステーブルに記録するデー
タリンク層アドレス保持手段、Ｂ１０２は、前記データ
リンク層アドレステーブル内より未使用のデータリンク
層アドレスを検索するデータリンク層アドレス検索手
段、Ｂ１０３は、前記データリンク層アドレステーブル
内の、データリンク層アドレスとネットワーク層アドレ
スの対応関係を更新するデータリンク層アドレス更新処
理、Ｂ１０６は、前記データリンク層アドレステーブル
内より、指定されたデータリンク層アドレスに対応する
ネットワーク層アドレスを検索する対応ネットワーク層
アドレス検索処理、Ｂ１０４は、前記データリンク層ア
ドレス検索処理を用いて検索されたネットワーク層アド
レスと対応していない未使用のデータリンク層アドレス
を検索し、前記対応ネットワーク層アドレス検索処理を
用いて、指定されたデータリンク層アドレスに対応する
ネットワーク層アドレスを検索し、対応ネットワーク層
アドレスで特定される端末に対して、検索された未使用
のデータリンク層アドレスの割当を指示するデータリン
ク層アドレス割当指示を送信するデータリンク層アドレ
ス割当指示処理、Ｂ１０５は、前記データリンク層アド
レス割当指示を検出し、データリンク層アドレス割当指
示内より、割当が指示されたデータリンク層アドレスを
抽出するデータリンク層アドレス割当指示検出処理、Ｂ
５０２は、指定されたデータリンク層アドレスを端末に
設定するデータリンク層アドレス変更処理である。
【００４１】図１０（Ａ）に、データリンク層アドレス
割当指示の構成を示す。データリンク層アドレス割当指
示Ｄ１０００は、送信先データリンク層アドレスを格納
する送信先データリンク層アドレスフィールドＤ１００
１と、送信元データリンク層アドレスを格納する送信元
データリンク層アドレスフィールドＤ１００２と、送信
先ネットワーク層アドレスを格納する送信先ネットワー
ク層アドレスフィールドＤ１００３、送信元ネットワー
ク層アドレスを格納する送信元ネットワーク層アドレス
フィールドＤ１００４と、割当が指示されたデータリン
ク層アドレスを格納する割当データリンク層アドレスフ
ィールドＤ１００５と、から構成される。
割当指示の構成を示す。データリンク層アドレス割当指
示Ｄ１０００は、送信先データリンク層アドレスを格納
する送信先データリンク層アドレスフィールドＤ１００
１と、送信元データリンク層アドレスを格納する送信元
データリンク層アドレスフィールドＤ１００２と、送信
先ネットワーク層アドレスを格納する送信先ネットワー
ク層アドレスフィールドＤ１００３、送信元ネットワー
ク層アドレスを格納する送信元ネットワーク層アドレス
フィールドＤ１００４と、割当が指示されたデータリン
ク層アドレスを格納する割当データリンク層アドレスフ
ィールドＤ１００５と、から構成される。
【００４２】図１０（Ｂ）に、データリンク層アドレス
テーブルの構成を示す。データリンク層アドレステーブ
ルＤ１００６は、対応するデータリンク層アドレスとネ
ットワーク層アドレスの、データリンク層アドレスをデ
ータリンク層アドレスフィールドＤ１００８に、ネット
ワーク層アドレスをネットワーク層アドレスフィールド
Ｄ１００９に、格納できるデータリンク層アドレス対応
リストＤ１００７を、複数個格納できる。
テーブルの構成を示す。データリンク層アドレステーブ
ルＤ１００６は、対応するデータリンク層アドレスとネ
ットワーク層アドレスの、データリンク層アドレスをデ
ータリンク層アドレスフィールドＤ１００８に、ネット
ワーク層アドレスをネットワーク層アドレスフィールド
Ｄ１００９に、格納できるデータリンク層アドレス対応
リストＤ１００７を、複数個格納できる。
【００４３】図８は、このアドレス管理装置全体の処理
動作を示すフローチャートであり、図９は、図８に記載
した処理の詳細な処理動作を示すフローチャートであ
る。データリンク層アドレス割当指示処理Ｂ１０４は、
入力されたデータリンク層アドレスをデータリンク層ア
ドレス割当指示Ｄ１０００の送信先データリンク層アド
レスＤ１００１に設定する（Ｓ８０１）。データリンク
層アドレス検索処理Ｂ１０２を用いて、データリンク層
アドレス記録保持手段Ｂ１０１に保持されているデータ
リンク層アドレステーブルよりネットワーク層アドレス
と対応つけられていない未使用データリンク層アドレス
を検索する（Ｓ８０２）。未使用データリンク層アドレ
スが検索されなかった場合、処理結果を異常終了とし
（Ｓ８１２）、処理を終了する。未使用データリンク層
アドレスが検索された場合、Ｓ８０４の処理に進む。検
索された未使用データリンク層アドレスを、データリン
ク層アドレス割当指示Ｄ１０００内の割当データリンク
層アドレスＤ１００５に設定する（Ｓ８０４）。対応ネ
ットワーク層アドレス検索処理Ｂ１０６を用いて、デー
タリンク層アドレス保持手段Ｂ１０１に保持されている
データリンク層アドレステーブルより入力されたデータ
リンク層アドレスに対応するネットワーク層アドレスを
検索する（Ｓ８０５）。対応するネットワーク層アドレ
スが検索されなかった場合、処理結果を異常終了とし
（Ｓ８１２）、処理を終了する。対応するネットワーク
層アドレスが検索された場合、Ｓ８０７の処理に進む。
検索された対応ネットワーク層アドレスを、データリン
ク層アドレス割当指示Ｄ１０００の送信先ネットワーク
層アドレスＤ１００３に設定し（Ｓ８０７）、データリ
ンク層アドレス割当指示Ｄ１０００内の、送信元データ
リンク層アドレスフィールドＤ１００２にサーバ自身の
データリンクアドレスを、送信元ネットワーク層アドレ
スフィールドＤ１００４にサーバ自身のネットワークア
ドレスを、それぞれ設定し、データリンク層アドレス割
当指示を送信する（Ｓ８０７）。
動作を示すフローチャートであり、図９は、図８に記載
した処理の詳細な処理動作を示すフローチャートであ
る。データリンク層アドレス割当指示処理Ｂ１０４は、
入力されたデータリンク層アドレスをデータリンク層ア
ドレス割当指示Ｄ１０００の送信先データリンク層アド
レスＤ１００１に設定する（Ｓ８０１）。データリンク
層アドレス検索処理Ｂ１０２を用いて、データリンク層
アドレス記録保持手段Ｂ１０１に保持されているデータ
リンク層アドレステーブルよりネットワーク層アドレス
と対応つけられていない未使用データリンク層アドレス
を検索する（Ｓ８０２）。未使用データリンク層アドレ
スが検索されなかった場合、処理結果を異常終了とし
（Ｓ８１２）、処理を終了する。未使用データリンク層
アドレスが検索された場合、Ｓ８０４の処理に進む。検
索された未使用データリンク層アドレスを、データリン
ク層アドレス割当指示Ｄ１０００内の割当データリンク
層アドレスＤ１００５に設定する（Ｓ８０４）。対応ネ
ットワーク層アドレス検索処理Ｂ１０６を用いて、デー
タリンク層アドレス保持手段Ｂ１０１に保持されている
データリンク層アドレステーブルより入力されたデータ
リンク層アドレスに対応するネットワーク層アドレスを
検索する（Ｓ８０５）。対応するネットワーク層アドレ
スが検索されなかった場合、処理結果を異常終了とし
（Ｓ８１２）、処理を終了する。対応するネットワーク
層アドレスが検索された場合、Ｓ８０７の処理に進む。
検索された対応ネットワーク層アドレスを、データリン
ク層アドレス割当指示Ｄ１０００の送信先ネットワーク
層アドレスＤ１００３に設定し（Ｓ８０７）、データリ
ンク層アドレス割当指示Ｄ１０００内の、送信元データ
リンク層アドレスフィールドＤ１００２にサーバ自身の
データリンクアドレスを、送信元ネットワーク層アドレ
スフィールドＤ１００４にサーバ自身のネットワークア
ドレスを、それぞれ設定し、データリンク層アドレス割
当指示を送信する（Ｓ８０７）。
【００４４】次に図８に示したデータリンク層アドレス
変更処理Ｓ８０９であるクライアントの処理について、
図９を参照しつつ述べる。データリンク層アドレス割当
指示検出処理Ｂ１０５は、データリンク層アドレス割当
指示を検出しなかった場合、処理を終了し、データリン
ク層アドレス割当指示を検出した場合、Ｓ９０２の処理
に進む（Ｓ９０１）。検出したデータリンク層アドレス
割当指示Ｄ１０００より、送信先データリンク層アドレ
スＤ１００１を抽出し、自データリンク層アドレスと一
致しなかった場合、処理を終了し、自データリンク層ア
ドレスと一致した場合、Ｓ９０３の処理に進む（Ｓ９０
２）。検出したデータリンク層アドレス割当指示より、
送信先ネットワーク層アドレスを読み出し、自ネットワ
ーク層アドレスと一致しなかった場合、処理を終了し、
自ネットワーク層アドレスと一致した場合、Ｓ９０４の
処理に進む（Ｓ９０３）。検出したデータリンク層アド
レス割当指示Ｄ１０００より、割当データリンク層アド
レスＤ１００５を読み出し、自データリンク層アドレス
として設定する（Ｓ９０４）。
変更処理Ｓ８０９であるクライアントの処理について、
図９を参照しつつ述べる。データリンク層アドレス割当
指示検出処理Ｂ１０５は、データリンク層アドレス割当
指示を検出しなかった場合、処理を終了し、データリン
ク層アドレス割当指示を検出した場合、Ｓ９０２の処理
に進む（Ｓ９０１）。検出したデータリンク層アドレス
割当指示Ｄ１０００より、送信先データリンク層アドレ
スＤ１００１を抽出し、自データリンク層アドレスと一
致しなかった場合、処理を終了し、自データリンク層ア
ドレスと一致した場合、Ｓ９０３の処理に進む（Ｓ９０
２）。検出したデータリンク層アドレス割当指示より、
送信先ネットワーク層アドレスを読み出し、自ネットワ
ーク層アドレスと一致しなかった場合、処理を終了し、
自ネットワーク層アドレスと一致した場合、Ｓ９０４の
処理に進む（Ｓ９０３）。検出したデータリンク層アド
レス割当指示Ｄ１０００より、割当データリンク層アド
レスＤ１００５を読み出し、自データリンク層アドレス
として設定する（Ｓ９０４）。
【００４５】再び、サーバの処理について述べる。デー
タリンク層アドレス割当指示送信確認後、データリンク
層アドレス割当指示部Ｂ１０４は、データリンク層アド
レス更新処理Ｂ１０３を用いて、データリンク層アドレ
ス保持手段Ｂ１０１に保持されているデータリンク層ア
ドレステーブルからデータリンク層アドレス割当指示Ｄ
１０００内に設定した送信先データリンク層アドレスと
送信先ネットワーク層アドレスの対応関係を削除し、デ
ータリンク層アドレス割当指示Ｄ１０００内に設定した
割当データリンク層アドレスと送信先ネットワーク層ア
ドレスの対応関係を登録する（Ｓ８１０）。データリン
ク層アドレス割当指示処理Ｂ１０４は、処理結果として
正常終了し（Ｓ８１１）、データリンク層アドレス割当
処理を終了する。
タリンク層アドレス割当指示送信確認後、データリンク
層アドレス割当指示部Ｂ１０４は、データリンク層アド
レス更新処理Ｂ１０３を用いて、データリンク層アドレ
ス保持手段Ｂ１０１に保持されているデータリンク層ア
ドレステーブルからデータリンク層アドレス割当指示Ｄ
１０００内に設定した送信先データリンク層アドレスと
送信先ネットワーク層アドレスの対応関係を削除し、デ
ータリンク層アドレス割当指示Ｄ１０００内に設定した
割当データリンク層アドレスと送信先ネットワーク層ア
ドレスの対応関係を登録する（Ｓ８１０）。データリン
ク層アドレス割当指示処理Ｂ１０４は、処理結果として
正常終了し（Ｓ８１１）、データリンク層アドレス割当
処理を終了する。
【００４６】以下、図１１を参照しながら、上記処理を
説明する。以下の処理を行う前後のアドレス管理内の状
態を図１１に示す。図１１（ａ１）は、以下に説明する
処理前のサーバ１のアドレス設定状態を、図１１（ｂ
１）は、以下に説明する処理前のクライアント１のアド
レス設定状態を、図１１（ｄ１）は、以下に説明する処
理前のサーバ１上のデータリンク層アドレステーブルの
登録状態を、示す。なお、便宜上、データリンク層アド
レステーブルはデータリンク層アドレスは昇順に整列さ
れており、データリンク層アドレス検索処理Ｂ１０２
は、ネットワーク層アドレスが対応していないデータリ
ンク層アドレスのうち最も若番を検索する。
説明する。以下の処理を行う前後のアドレス管理内の状
態を図１１に示す。図１１（ａ１）は、以下に説明する
処理前のサーバ１のアドレス設定状態を、図１１（ｂ
１）は、以下に説明する処理前のクライアント１のアド
レス設定状態を、図１１（ｄ１）は、以下に説明する処
理前のサーバ１上のデータリンク層アドレステーブルの
登録状態を、示す。なお、便宜上、データリンク層アド
レステーブルはデータリンク層アドレスは昇順に整列さ
れており、データリンク層アドレス検索処理Ｂ１０２
は、ネットワーク層アドレスが対応していないデータリ
ンク層アドレスのうち最も若番を検索する。
【００４７】アドレス管理者または他プログラム等よ
り、データリンク層アドレスの変更対象としてデータリ
ンク層アドレスＤＡ２が指定されたとする。サーバ上の
データリンク層アドレス割当指示処理Ｂ１０４は、前記
データリンク層アドレス検索処理Ｂ１０２を用いて、ネ
ットワーク層アドレスと対応していない未使用のデータ
リンク層アドレスを検索した結果、データリンク層アド
レスＤＡ３を得る。
り、データリンク層アドレスの変更対象としてデータリ
ンク層アドレスＤＡ２が指定されたとする。サーバ上の
データリンク層アドレス割当指示処理Ｂ１０４は、前記
データリンク層アドレス検索処理Ｂ１０２を用いて、ネ
ットワーク層アドレスと対応していない未使用のデータ
リンク層アドレスを検索した結果、データリンク層アド
レスＤＡ３を得る。
【００４８】サーバ上のデータリンク層アドレス割当指
示処理Ｂ１０４は、前記対応ネットワーク層アドレス検
索処理Ｂ１０６を用いて、指定されたデータリンク層ア
ドレスＤＡ２に対応するネットワーク層アドレスを検索
した結果、ネットワーク層アドレスＮＡ２を得る。サー
バ上のデータリンク層アドレス割当指示処理Ｂ１０４
は、指定されたデータリンク層アドレスＤＡ２に対応す
るネットワーク層アドレスＮＡ２で指定される端末に対
して、検索された未使用のデータリンク層アドレスＤＡ
３の割当を指示するデータリンク層アドレス割当指示を
送信する。
示処理Ｂ１０４は、前記対応ネットワーク層アドレス検
索処理Ｂ１０６を用いて、指定されたデータリンク層ア
ドレスＤＡ２に対応するネットワーク層アドレスを検索
した結果、ネットワーク層アドレスＮＡ２を得る。サー
バ上のデータリンク層アドレス割当指示処理Ｂ１０４
は、指定されたデータリンク層アドレスＤＡ２に対応す
るネットワーク層アドレスＮＡ２で指定される端末に対
して、検索された未使用のデータリンク層アドレスＤＡ
３の割当を指示するデータリンク層アドレス割当指示を
送信する。
【００４９】クライアント１上のデータリンク層アドレ
ス割当検出処理Ｂ１０５は、データリンク層アドレス割
当を検出し、データリンク層アドレス割当指示内より、
割当が指示されたデータリンク層アドレスＤＡ３を抽出
し、クライアント１上のデータリンク層アドレス設定処
理Ｂ５０２を用いて、割当が指示されたデータリンク層
アドレスを端末に設定する。
ス割当検出処理Ｂ１０５は、データリンク層アドレス割
当を検出し、データリンク層アドレス割当指示内より、
割当が指示されたデータリンク層アドレスＤＡ３を抽出
し、クライアント１上のデータリンク層アドレス設定処
理Ｂ５０２を用いて、割当が指示されたデータリンク層
アドレスを端末に設定する。
【００５０】サーバ上のデータリンク層アドレス割当指
示処理Ｂ１０４は、データリンク層アドレス割当指示で
割当を指示する前の、クライアント１のデータリンク層
アドレスとネットワーク層アドレスの対応関係（ＤＡ
２，ＮＡ２）を、データリンク層アドレス更新処理Ｂ１
０２を用いて、データリンク層アドレステーブル内より
削除し、データリンク層アドレス割当指示で割当を指示
したデータリンク層アドレスとネットワーク層アドレス
の対応関係（ＤＡ３，ＮＡ２）を、データリンク層アド
レス更新処理Ｂ１０２を用いて、データリンク層アドレ
ステーブルに登録する。
示処理Ｂ１０４は、データリンク層アドレス割当指示で
割当を指示する前の、クライアント１のデータリンク層
アドレスとネットワーク層アドレスの対応関係（ＤＡ
２，ＮＡ２）を、データリンク層アドレス更新処理Ｂ１
０２を用いて、データリンク層アドレステーブル内より
削除し、データリンク層アドレス割当指示で割当を指示
したデータリンク層アドレスとネットワーク層アドレス
の対応関係（ＤＡ３，ＮＡ２）を、データリンク層アド
レス更新処理Ｂ１０２を用いて、データリンク層アドレ
ステーブルに登録する。
【００５１】図１１（ａ２）に、以上説明した処理後の
サーバ１のアドレス設定状態を、図１１（ｂ２）に、以
上説明した処理後のクライアント１のアドレス設定状態
を、図１１（ｄ２）に、以上説明した処理後のサーバ１
上のデータリンク層アドレステーブルの登録状態を、示
す。
サーバ１のアドレス設定状態を、図１１（ｂ２）に、以
上説明した処理後のクライアント１のアドレス設定状態
を、図１１（ｄ２）に、以上説明した処理後のサーバ１
上のデータリンク層アドレステーブルの登録状態を、示
す。
【００５２】本実施の形態におけるアドレス管理装置は
以上のように動作するので、データリンク層アドレスと
ネットワーク層アドレス間の一対一対応関係を維持した
まま、ネットワークを介して、データリンク層アドレス
の変更を可能とする。また、本実施の形態はアドレス管
理装置に関するものであるが、必ずしもこのような構成
に限定されることなく、このような動作を実現可能な方
法を構築する事も可能である。
以上のように動作するので、データリンク層アドレスと
ネットワーク層アドレス間の一対一対応関係を維持した
まま、ネットワークを介して、データリンク層アドレス
の変更を可能とする。また、本実施の形態はアドレス管
理装置に関するものであるが、必ずしもこのような構成
に限定されることなく、このような動作を実現可能な方
法を構築する事も可能である。
【００５３】なお、本実施の形態では、ＯＳＩ参照機能
モデルの２層であるデータリンク層と３層であるネット
ワーク層を例として説明したが、下位層アドレスと上位
層アドレス間で一対一の対応関係が維持されなければな
らないＯＳＩの他の階層間に関しても同様の効果が得ら
れる。
モデルの２層であるデータリンク層と３層であるネット
ワーク層を例として説明したが、下位層アドレスと上位
層アドレス間で一対一の対応関係が維持されなければな
らないＯＳＩの他の階層間に関しても同様の効果が得ら
れる。
【００５４】（実施の形態２）次に、上述の第１の実施
の形態に係るアドレス管理装置のハードウェア構成にお
いて、ネットワーク層アドレスと対応するデータリンク
層アドレスを記録するネットワーク層アドレステーブル
ｈ１０１１を、ファイル装置ｈ１００６に加えたアドレ
ス管理装置を、第２の実施の形態として、図面を参照し
つつ説明する。図１２は、本実施の形態に係わるアドレ
ス管理装置のハードウェア構成図である。また図２は、
本実施の形態に係るアドレス管理装置の構成を示すブロ
ック図である。
の形態に係るアドレス管理装置のハードウェア構成にお
いて、ネットワーク層アドレスと対応するデータリンク
層アドレスを記録するネットワーク層アドレステーブル
ｈ１０１１を、ファイル装置ｈ１００６に加えたアドレ
ス管理装置を、第２の実施の形態として、図面を参照し
つつ説明する。図１２は、本実施の形態に係わるアドレ
ス管理装置のハードウェア構成図である。また図２は、
本実施の形態に係るアドレス管理装置の構成を示すブロ
ック図である。
【００５５】図２において、本実施の形態に係るアドレ
ス管理装置Ｂ２００は、データリンク層アドレス保持手
段Ｂ１０１と、データリンク層アドレス検索処理Ｂ１０
２と、データリンク層アドレス更新処理Ｂ１０３と、デ
ータリンク層アドレス割当指示処理Ｂ１０４と、データ
リンク層アドレス割当指示検出処理Ｂ１０５と、対応ネ
ットワーク層アドレス検索処理Ｂ１０６と、データリン
ク層アドレス変更処理Ｂ５０２と、ネットワーク層アド
レス保持手段Ｂ６０１と、ネットワーク層アドレス検索
処理Ｂ６０２と、ネットワーク層アドレス更新処理Ｂ６
０３と、ネットワーク層アドレス割当指示検出処理Ｂ６
０５と、ネットワーク層アドレス割当設定処理Ｂ６０６
と、ネットワーク層アドレス割当要求処理Ｂ６０７と、
ネットワーク層アドレス割当要求検出処理Ｂ６０８と、
対応データリンク層アドレス検索処理Ｂ６０９と、アド
レス割当指示処理Ｂ２０１と、を備える。
ス管理装置Ｂ２００は、データリンク層アドレス保持手
段Ｂ１０１と、データリンク層アドレス検索処理Ｂ１０
２と、データリンク層アドレス更新処理Ｂ１０３と、デ
ータリンク層アドレス割当指示処理Ｂ１０４と、データ
リンク層アドレス割当指示検出処理Ｂ１０５と、対応ネ
ットワーク層アドレス検索処理Ｂ１０６と、データリン
ク層アドレス変更処理Ｂ５０２と、ネットワーク層アド
レス保持手段Ｂ６０１と、ネットワーク層アドレス検索
処理Ｂ６０２と、ネットワーク層アドレス更新処理Ｂ６
０３と、ネットワーク層アドレス割当指示検出処理Ｂ６
０５と、ネットワーク層アドレス割当設定処理Ｂ６０６
と、ネットワーク層アドレス割当要求処理Ｂ６０７と、
ネットワーク層アドレス割当要求検出処理Ｂ６０８と、
対応データリンク層アドレス検索処理Ｂ６０９と、アド
レス割当指示処理Ｂ２０１と、を備える。
【００５６】尚、本実施の形態に係るデータリンク層ア
ドレス設定処理Ｂ５０２と、ネットワーク層アドレス保
持手段Ｂ６０１と、ネットワーク層アドレス検索処理Ｂ
６０２と、ネットワーク層アドレス更新処理Ｂ６０３
と、ネットワーク層アドレス割当指示検出処理Ｂ６０５
と、ネットワーク層アドレス割当設定処理Ｂ６０６と、
ネットワーク層アドレス割当要求処理Ｂ６０７と、ネッ
トワーク層アドレス割当要求検出処理Ｂ６０８と、対応
データリンク層アドレス検索処理Ｂ６０９と、は、先に
第２の従来の技術において説明した、データリンク層ア
ドレス設定処理Ｂ５０２と、ネットワーク層アドレス保
持手段Ｂ６０１と、ネットワーク層アドレス検索処理Ｂ
６０２とネットワーク層アドレス更新処理Ｂ６０３と、
ネットワーク層アドレス割当指示検出処理Ｂ６０５と、
ネットワーク層アドレス割当設定処理Ｂ６０６と、ネッ
トワーク層アドレス割当要求処理Ｂ６０７と、ネットワ
ーク層アドレス割当要求検出処理Ｂ６０８と、対応デー
タリンク層アドレス検索処理Ｂ６０９と、と同様な構成
であるため、以下の当該構成についてはその説明を一部
省略する。
ドレス設定処理Ｂ５０２と、ネットワーク層アドレス保
持手段Ｂ６０１と、ネットワーク層アドレス検索処理Ｂ
６０２と、ネットワーク層アドレス更新処理Ｂ６０３
と、ネットワーク層アドレス割当指示検出処理Ｂ６０５
と、ネットワーク層アドレス割当設定処理Ｂ６０６と、
ネットワーク層アドレス割当要求処理Ｂ６０７と、ネッ
トワーク層アドレス割当要求検出処理Ｂ６０８と、対応
データリンク層アドレス検索処理Ｂ６０９と、は、先に
第２の従来の技術において説明した、データリンク層ア
ドレス設定処理Ｂ５０２と、ネットワーク層アドレス保
持手段Ｂ６０１と、ネットワーク層アドレス検索処理Ｂ
６０２とネットワーク層アドレス更新処理Ｂ６０３と、
ネットワーク層アドレス割当指示検出処理Ｂ６０５と、
ネットワーク層アドレス割当設定処理Ｂ６０６と、ネッ
トワーク層アドレス割当要求処理Ｂ６０７と、ネットワ
ーク層アドレス割当要求検出処理Ｂ６０８と、対応デー
タリンク層アドレス検索処理Ｂ６０９と、と同様な構成
であるため、以下の当該構成についてはその説明を一部
省略する。
【００５７】図１５（Ａ）に、ネットワーク層アドレス
割当要求の構成を示す。ネットワーク層アドレス割当要
求Ｄ１５００は、送信先データリンク層アドレスを格納
する領域である送信先データリンク層アドレスフィール
ドＤ１００１と、送信元データリンク層アドレスを格納
する領域である送信元データリンク層アドレスフィール
ドＤ１００２と、から構成される。
割当要求の構成を示す。ネットワーク層アドレス割当要
求Ｄ１５００は、送信先データリンク層アドレスを格納
する領域である送信先データリンク層アドレスフィール
ドＤ１００１と、送信元データリンク層アドレスを格納
する領域である送信元データリンク層アドレスフィール
ドＤ１００２と、から構成される。
【００５８】図１５（Ｂ）に、ネットワーク層アドレス
テーブルの構成を示す。ネットワーク層アドレステーブ
ルＤ１５０３は、対応するデータリンク層アドレスとネ
ットワーク層アドレスの、データリンク層アドレスをデ
ータリンク層アドレスフィールドＤ１５０５に、ネット
ワーク層アドレスをネットワーク層アドレスフィールド
Ｄ１５０６に、格納できるデータリンク層アドレス対応
リストＤ１５０４を、複数個格納できる。
テーブルの構成を示す。ネットワーク層アドレステーブ
ルＤ１５０３は、対応するデータリンク層アドレスとネ
ットワーク層アドレスの、データリンク層アドレスをデ
ータリンク層アドレスフィールドＤ１５０５に、ネット
ワーク層アドレスをネットワーク層アドレスフィールド
Ｄ１５０６に、格納できるデータリンク層アドレス対応
リストＤ１５０４を、複数個格納できる。
【００５９】図１５（Ｃ）に、ネットワーク層アドレス
割当指示の構成を示す。データリンク層アドレス割当指
示Ｄ１５０７は、送信先データリンク層アドレスを格納
する送信先データリンク層アドレスフィールドＤ１００
１と、送信元データリンク層アドレスを格納する送信元
データリンク層アドレスフィールドＤ１００２と、送信
先ネットワーク層アドレスを格納する送信先ネットワー
ク層アドレスフィールドＤ１００３、送信元ネットワー
ク層アドレスを格納する送信元ネットワーク層アドレス
フィールドＤ１００４と、割当が指示されたネットワー
ク層アドレスを格納する割当ネットワーク層アドレスフ
ィールドＤ１５０８と、から構成される。
割当指示の構成を示す。データリンク層アドレス割当指
示Ｄ１５０７は、送信先データリンク層アドレスを格納
する送信先データリンク層アドレスフィールドＤ１００
１と、送信元データリンク層アドレスを格納する送信元
データリンク層アドレスフィールドＤ１００２と、送信
先ネットワーク層アドレスを格納する送信先ネットワー
ク層アドレスフィールドＤ１００３、送信元ネットワー
ク層アドレスを格納する送信元ネットワーク層アドレス
フィールドＤ１００４と、割当が指示されたネットワー
ク層アドレスを格納する割当ネットワーク層アドレスフ
ィールドＤ１５０８と、から構成される。
【００６０】図１３は、このアドレス管理装置全体の処
理動作を示すフローチャートであり、図１４は、図１３
に記載した処理の詳細な処理動作を示すフローチャート
である。クライアント上のネットワーク層アドレス割当
要求処理Ｂ６０７から、ネットワーク層アドレス割当要
求が送信される（Ｓ１４０３）。サーバ上では、ネット
ワーク層アドレス割当要求検出処理Ｂ６０８は、クライ
アントからのネットワーク層アドレス割当要求検出を検
出し、送信元データリンク層アドレスを抽出し、アドレ
ス割当指示処理Ｂ２０１に出力する（Ｓ１３０１）。
理動作を示すフローチャートであり、図１４は、図１３
に記載した処理の詳細な処理動作を示すフローチャート
である。クライアント上のネットワーク層アドレス割当
要求処理Ｂ６０７から、ネットワーク層アドレス割当要
求が送信される（Ｓ１４０３）。サーバ上では、ネット
ワーク層アドレス割当要求検出処理Ｂ６０８は、クライ
アントからのネットワーク層アドレス割当要求検出を検
出し、送信元データリンク層アドレスを抽出し、アドレ
ス割当指示処理Ｂ２０１に出力する（Ｓ１３０１）。
【００６１】アドレス割当指示処理Ｂ２０１は、Ｂ２０
１から入力されたデータリンク層アドレスを、ネットワ
ーク層アドレス割当指示Ｄ１５０７内の送信先データリ
ンク層アドレスフィールドＤ１００１に設定し（Ｓ１３
０２）、検索処理Ｂ６０２を用いて、ネットワーク層ア
ドレス保持手段Ｂ６０１に保持されているネットワーク
層アドレステーブルより、データリンク層アドレスと対
応つけられていない未使用ネットワーク層アドレスを検
索する（Ｓ１３０３）。未使用ネットワーク層アドレス
が検索されなかった場合、処理を終了する。未使用ネッ
トワーク層アドレスが検索された場合、Ｓ１３０４の処
理に進む。
１から入力されたデータリンク層アドレスを、ネットワ
ーク層アドレス割当指示Ｄ１５０７内の送信先データリ
ンク層アドレスフィールドＤ１００１に設定し（Ｓ１３
０２）、検索処理Ｂ６０２を用いて、ネットワーク層ア
ドレス保持手段Ｂ６０１に保持されているネットワーク
層アドレステーブルより、データリンク層アドレスと対
応つけられていない未使用ネットワーク層アドレスを検
索する（Ｓ１３０３）。未使用ネットワーク層アドレス
が検索されなかった場合、処理を終了する。未使用ネッ
トワーク層アドレスが検索された場合、Ｓ１３０４の処
理に進む。
【００６２】ネットワーク層アドレス割当指示Ｄ１５０
７内の割当ネットワーク層アドレスフィールドＤ１００
８に、Ｓ１３０３で検索された未使用ネットワーク層ア
ドレス設定し（Ｓ１３０４）、対応データリンク層アド
レス検索処理Ｂ６０９を用いて、ネットワーク層アドレ
ス処理Ｂ６０１に保持されているネットワーク層アドレ
ステーブルより、検出されたネットワーク層アドレス割
当要求の送信元データリンク層アドレスに対応するネッ
トワーク層アドレスを検索する（Ｓ１３０５）。対応す
るネットワーク層アドレスが検索された場合、Ｓ８００
の処理に進む。対応するネットワーク層アドレスが検索
されなかった場合、データリンク層アドレス割当処理Ｓ
１３０８の処理に進む。
７内の割当ネットワーク層アドレスフィールドＤ１００
８に、Ｓ１３０３で検索された未使用ネットワーク層ア
ドレス設定し（Ｓ１３０４）、対応データリンク層アド
レス検索処理Ｂ６０９を用いて、ネットワーク層アドレ
ス処理Ｂ６０１に保持されているネットワーク層アドレ
ステーブルより、検出されたネットワーク層アドレス割
当要求の送信元データリンク層アドレスに対応するネッ
トワーク層アドレスを検索する（Ｓ１３０５）。対応す
るネットワーク層アドレスが検索された場合、Ｓ８００
の処理に進む。対応するネットワーク層アドレスが検索
されなかった場合、データリンク層アドレス割当処理Ｓ
１３０８の処理に進む。
【００６３】データリンク層アドレス割当処理Ｓ８００
の処理結果が、正常終了でない場合、処理を終了し、正
常終了の場合、割当データリンク層アドレスを取得し
（Ｓ１３１０）、Ｓ１３０８の処理に進む。この時点で
データリンク層アドレスが重複しているクライアントは
ないので、ネットワーク層アドレス割当要求を送信して
きたデータリンク層アドレス宛てに、Ｓ１３０３で検索
された未使用のネットワーク層アドレスの割当を指示す
るネットワーク層アドレス割当指示を送信する（Ｓ１３
０８）。
の処理結果が、正常終了でない場合、処理を終了し、正
常終了の場合、割当データリンク層アドレスを取得し
（Ｓ１３１０）、Ｓ１３０８の処理に進む。この時点で
データリンク層アドレスが重複しているクライアントは
ないので、ネットワーク層アドレス割当要求を送信して
きたデータリンク層アドレス宛てに、Ｓ１３０３で検索
された未使用のネットワーク層アドレスの割当を指示す
るネットワーク層アドレス割当指示を送信する（Ｓ１３
０８）。
【００６４】以下、再びクライアントの処理の説明に戻
る。ネットワーク層アドレス割当指示検出処理Ｂ６０５
は、ネットワーク層アドレス割当指示を検出し、自クラ
イアント宛ての場合は、ネットワーク層アドレス設定処
理Ｂ６０６を用いて、ネットワーク層アドレスを設定す
る（Ｓ１４０２、Ｓ１４０３、Ｓ１４０４）。
る。ネットワーク層アドレス割当指示検出処理Ｂ６０５
は、ネットワーク層アドレス割当指示を検出し、自クラ
イアント宛ての場合は、ネットワーク層アドレス設定処
理Ｂ６０６を用いて、ネットワーク層アドレスを設定す
る（Ｓ１４０２、Ｓ１４０３、Ｓ１４０４）。
【００６５】サーバ上では、ネットワーク層アドレス割
当指示を送信後、データリンク層アドレス割当指示を送
信したクライアントと、ネットワーク層アドレス割当指
示を送信したクライアントに関して、ネットワーク層ア
ドレス更新処理Ｂ６０３を用いて更新し、データリンク
層アドレス割当指示を送信した場合は、データリンク層
アドレス割当指示を送信したクライアントに関して、デ
ータリンク層アドレス更新処理Ｂ１０３を用いて更新す
る（Ｓ１３０９）。
当指示を送信後、データリンク層アドレス割当指示を送
信したクライアントと、ネットワーク層アドレス割当指
示を送信したクライアントに関して、ネットワーク層ア
ドレス更新処理Ｂ６０３を用いて更新し、データリンク
層アドレス割当指示を送信した場合は、データリンク層
アドレス割当指示を送信したクライアントに関して、デ
ータリンク層アドレス更新処理Ｂ１０３を用いて更新す
る（Ｓ１３０９）。
【００６６】図１６を参照して、上記処理を説明する。
まず、以下の説明する処理前と処理中と処理後のアドレ
ス管理装置の状態を図１６に示す。図１６（ａ１）は、
以下に説明する処理前のサーバ１のアドレス設定状態
を、図１６（ｂ１）は、以下に説明する処理前のクライ
アント１のアドレス設定状態を、図１６（ｃ１）は、以
下に説明する処理前のクライアント１のアドレス設定状
態を、図１６（ｄ１）は、以下に説明する処理前のサー
バ１上のデータリンク層アドレステーブルの登録状態
を、図１６（ｅ１）は、以下に説明する処理前のサーバ
１上のネットワーク層アドレステーブルの登録状態を、
示す。尚、便宜上ネットワーク層アドレステーブルは、
データリンク層アドレスと同様に、ネットワーク層アド
レスで昇順に整列されており、検索時は若番より検索さ
れることとする。
まず、以下の説明する処理前と処理中と処理後のアドレ
ス管理装置の状態を図１６に示す。図１６（ａ１）は、
以下に説明する処理前のサーバ１のアドレス設定状態
を、図１６（ｂ１）は、以下に説明する処理前のクライ
アント１のアドレス設定状態を、図１６（ｃ１）は、以
下に説明する処理前のクライアント１のアドレス設定状
態を、図１６（ｄ１）は、以下に説明する処理前のサー
バ１上のデータリンク層アドレステーブルの登録状態
を、図１６（ｅ１）は、以下に説明する処理前のサーバ
１上のネットワーク層アドレステーブルの登録状態を、
示す。尚、便宜上ネットワーク層アドレステーブルは、
データリンク層アドレスと同様に、ネットワーク層アド
レスで昇順に整列されており、検索時は若番より検索さ
れることとする。
【００６７】図１６は、以下に説明する各処理の前後に
おけるサーバ、クライアント１、クライアント２、サー
バ上のデータリンク層アドレステーブル、ネットワーク
層アドレステーブルの状態である。データリンク層アド
レスＤＡ２のクライアント２より、ネットワーク層アド
レス割当要求を送信されると、サーバ上のネットワーク
層アドレス割当要求検出処理Ｂ６０８は、ネットワーク
層アドレス割当要求を検出し、送信元データリンク層ア
ドレスＤＡ２を抽出する。抽出されたデータリンク層ア
ドレスＤＡ２は、ネットワーク層アドレス割当指示Ｄ１
５０７の送信先データリンク層アドレスフィールドＤ１
００１に設定される。
おけるサーバ、クライアント１、クライアント２、サー
バ上のデータリンク層アドレステーブル、ネットワーク
層アドレステーブルの状態である。データリンク層アド
レスＤＡ２のクライアント２より、ネットワーク層アド
レス割当要求を送信されると、サーバ上のネットワーク
層アドレス割当要求検出処理Ｂ６０８は、ネットワーク
層アドレス割当要求を検出し、送信元データリンク層ア
ドレスＤＡ２を抽出する。抽出されたデータリンク層ア
ドレスＤＡ２は、ネットワーク層アドレス割当指示Ｄ１
５０７の送信先データリンク層アドレスフィールドＤ１
００１に設定される。
【００６８】第１に、アドレス割当指示処理Ｂ２０１
は、ネットワーク層アドレス検索処理Ｂ６０２を用い
て、データリンク層アドレスと対応していない未使用の
ネットワーク層アドレスを検索する。
は、ネットワーク層アドレス検索処理Ｂ６０２を用い
て、データリンク層アドレスと対応していない未使用の
ネットワーク層アドレスを検索する。
【００６９】以後、図１６（ｅ１）より、ＤＡ２に割当
を指示するネットワーク層アドレスとしてＮＡ３が検索
された場合を例に挙げて説明する。検索された未使用ネ
ットワーク層アドレスＮＡ３を、ネットワーク層アドレ
ス割当指示Ｄ１５０７内の割当ネットワーク層アドレス
フィールドＤ１５０８に設定する。さらに、アドレス割
当指示処理Ｂ２０１は、対応データリンク層アドレス検
索処理Ｂ６０９を用いて、ネットワーク層アドレス割当
要求の送信元データリンク層アドレスＤＡ２に、対応す
るネットワーク層アドレスを検索する。
を指示するネットワーク層アドレスとしてＮＡ３が検索
された場合を例に挙げて説明する。検索された未使用ネ
ットワーク層アドレスＮＡ３を、ネットワーク層アドレ
ス割当指示Ｄ１５０７内の割当ネットワーク層アドレス
フィールドＤ１５０８に設定する。さらに、アドレス割
当指示処理Ｂ２０１は、対応データリンク層アドレス検
索処理Ｂ６０９を用いて、ネットワーク層アドレス割当
要求の送信元データリンク層アドレスＤＡ２に、対応す
るネットワーク層アドレスを検索する。
【００７０】以後、図１６（ｅ１）より、割当を指示す
る未使用ネットワーク層アドレスとしてＮＡ２が検索さ
れた場合を例に挙げて説明する。ネットワーク層アドレ
ス割当要求の送信元のデータリンク層アドレスＤＡ２に
対応するネットワーク層アドレスが検出された場合、ア
ドレス割当処理Ｂ２０１は、データリンク層アドレス割
当指示部Ｂ１０４に、データリンク層アドレスＤＡ２を
入力する。データリンク層アドレス割当指示処理Ｂ１０
４は、入力されたデータリンク層アドレスを使用してい
るクライアントに対して、ＤＡ２と異なる未使用データ
リンク層アドレスの設定を指示することで、データリン
ク層アドレスＤＡ２を未使用にする。
る未使用ネットワーク層アドレスとしてＮＡ２が検索さ
れた場合を例に挙げて説明する。ネットワーク層アドレ
ス割当要求の送信元のデータリンク層アドレスＤＡ２に
対応するネットワーク層アドレスが検出された場合、ア
ドレス割当処理Ｂ２０１は、データリンク層アドレス割
当指示部Ｂ１０４に、データリンク層アドレスＤＡ２を
入力する。データリンク層アドレス割当指示処理Ｂ１０
４は、入力されたデータリンク層アドレスを使用してい
るクライアントに対して、ＤＡ２と異なる未使用データ
リンク層アドレスの設定を指示することで、データリン
ク層アドレスＤＡ２を未使用にする。
【００７１】以後、図１６（ｄ１）より、データリンク
層アドレスＤＡ２を使用していたクライアント１に対し
て割り当てられるデータリンク層アドレスとしてＤＡ３
が検索された場合を例に挙げて説明する。サーバからの
データリンク層アドレス割当指示を受けて、クライアン
ト１は、本発明の実施の形態１と同様にして、データリ
ンク層アドレスを重複して設定されているＤＡ２からＤ
Ａ３へ変更される。
層アドレスＤＡ２を使用していたクライアント１に対し
て割り当てられるデータリンク層アドレスとしてＤＡ３
が検索された場合を例に挙げて説明する。サーバからの
データリンク層アドレス割当指示を受けて、クライアン
ト１は、本発明の実施の形態１と同様にして、データリ
ンク層アドレスを重複して設定されているＤＡ２からＤ
Ａ３へ変更される。
【００７２】この時点での、アドレス管理装置内の状態
を図１６に示す。図１６（ａ２）に、この時点でのサー
バ１のアドレス設定状態を、図１６（ｂ２）に、この時
点でのクライアント１のアドレス設定状態を、図１６
（ｃ２）に、この時点でのクライアント１のアドレス設
定状態を、図１６（ｄ２）に、この時点でのサーバ１上
のデータリンク層アドレステーブルの登録状態を、図１
６（ｅ２）に、この時点でのサーバ１上のネットワーク
層アドレステーブルの登録状態を、示す。
を図１６に示す。図１６（ａ２）に、この時点でのサー
バ１のアドレス設定状態を、図１６（ｂ２）に、この時
点でのクライアント１のアドレス設定状態を、図１６
（ｃ２）に、この時点でのクライアント１のアドレス設
定状態を、図１６（ｄ２）に、この時点でのサーバ１上
のデータリンク層アドレステーブルの登録状態を、図１
６（ｅ２）に、この時点でのサーバ１上のネットワーク
層アドレステーブルの登録状態を、示す。
【００７３】第２に、アドレス割当指示処理Ｂ２０１
は、ネットワーク層アドレス割当指示Ｄ１５０７内の送
信元データリンク層アドレスフィールドＤ１００２と送
信元ネットワーク層アドレスフィールドＤ１００４にサ
ーバ自身のデータリンク層アドレスおよびネットワーク
層アドレスを設定し送信する。
は、ネットワーク層アドレス割当指示Ｄ１５０７内の送
信元データリンク層アドレスフィールドＤ１００２と送
信元ネットワーク層アドレスフィールドＤ１００４にサ
ーバ自身のデータリンク層アドレスおよびネットワーク
層アドレスを設定し送信する。
【００７４】クライアント２は、サーバからのネットワ
ーク層アドレス割当指示Ｄ１５０７を受信し、ネットワ
ーク層アドレス割当指示Ｄ１５０７内の送信先データリ
ンク層アドレスフィールドＤ１００１が、クライアント
２のデータリンク層アドレスと一致することを確認し、
割当ネットワーク層アドレスフィールドＤ１５０８より
ＮＡ３を抽出し、クライアント２のネットワーク層アド
レスに設定する。最後に、以上の処理で変更されたデー
タリンク層アドレスとネットワーク層アドレスの対応関
係を、データリンク層アドレス更新処理Ｂ１０３および
ネットワーク層アドレス更新処理Ｂ６０３を用いて、デ
ータリンク層アドレステーブルおよびネットワーク層ア
ドレステーブル間で矛盾を生じないように更新する。
ーク層アドレス割当指示Ｄ１５０７を受信し、ネットワ
ーク層アドレス割当指示Ｄ１５０７内の送信先データリ
ンク層アドレスフィールドＤ１００１が、クライアント
２のデータリンク層アドレスと一致することを確認し、
割当ネットワーク層アドレスフィールドＤ１５０８より
ＮＡ３を抽出し、クライアント２のネットワーク層アド
レスに設定する。最後に、以上の処理で変更されたデー
タリンク層アドレスとネットワーク層アドレスの対応関
係を、データリンク層アドレス更新処理Ｂ１０３および
ネットワーク層アドレス更新処理Ｂ６０３を用いて、デ
ータリンク層アドレステーブルおよびネットワーク層ア
ドレステーブル間で矛盾を生じないように更新する。
【００７５】以上の説明した処理後のアドレス管理装置
の状態を図１６に示す。図１６（ａ３）に、以上説明し
た処理後のサーバ１のアドレス設定状態を、図１６（ｂ
３）に、以上説明した処理後のクライアント１のアドレ
ス設定状態を、図１６（ｃ３）に、以上説明した処理後
のクライアント１のアドレス設定状態を、図１６（ｄ
３）に、以上説明した処理後のサーバ１上のデータリン
ク層アドレステーブルの登録状態を、図１６（ｅ３）
に、以上説明した処理後のサーバ１上のネットワーク層
アドレステーブルの登録状態を、示す。
の状態を図１６に示す。図１６（ａ３）に、以上説明し
た処理後のサーバ１のアドレス設定状態を、図１６（ｂ
３）に、以上説明した処理後のクライアント１のアドレ
ス設定状態を、図１６（ｃ３）に、以上説明した処理後
のクライアント１のアドレス設定状態を、図１６（ｄ
３）に、以上説明した処理後のサーバ１上のデータリン
ク層アドレステーブルの登録状態を、図１６（ｅ３）
に、以上説明した処理後のサーバ１上のネットワーク層
アドレステーブルの登録状態を、示す。
【００７６】本実施の形態におけるアドレス管理装置は
以上のように動作するので、データリンク層アドレスが
重複して設定されていて、かつネットワーク層アドレス
が対応つけられているクライアントに対して未使用のデ
ータリンク層アドレスを自動的に割り当て、かつ、デー
タリンク層アドレスが重複して設定されていて、かつネ
ットワーク層アドレスの割当要求を送信するクライアン
トに対して新しいネットワーク層アドレスを自動的に割
り当てることが可能となる。また、本実施の形態はアド
レス管理装置に関するものであるが、必ずしもこのよう
な構成に限定されることなく、このような動作を実現可
能な方法を構築する事も可能である。
以上のように動作するので、データリンク層アドレスが
重複して設定されていて、かつネットワーク層アドレス
が対応つけられているクライアントに対して未使用のデ
ータリンク層アドレスを自動的に割り当て、かつ、デー
タリンク層アドレスが重複して設定されていて、かつネ
ットワーク層アドレスの割当要求を送信するクライアン
トに対して新しいネットワーク層アドレスを自動的に割
り当てることが可能となる。また、本実施の形態はアド
レス管理装置に関するものであるが、必ずしもこのよう
な構成に限定されることなく、このような動作を実現可
能な方法を構築する事も可能である。
【００７７】（実施の形態３）次に、上述した第２の実
施の形態に係るアドレス管理装置において、さらにネッ
トワーク層アドレス割当要求遅延処理手段を有したアド
レス管理装置を、第３の実施の形態として、図面を参照
しつつ説明する。図３は、本実施の形態に係るアドレス
管理装置の構成を示すブロック図である。Ｂ３０１は、
接続されたネットワーク上のネットワーク層アドレス割
当要求を検出し、検出したネットワーク層アドレス割当
要求の送信元データリンク層アドレスを抽出し、抽出し
たデータリンク層アドレスが自端末のデータリンク層ア
ドレスと同一であった場合、自端末のネットワーク層ア
ドレス割当要求の送信を遅延させるネットワーク層アド
レス割当要求遅延処理である。
施の形態に係るアドレス管理装置において、さらにネッ
トワーク層アドレス割当要求遅延処理手段を有したアド
レス管理装置を、第３の実施の形態として、図面を参照
しつつ説明する。図３は、本実施の形態に係るアドレス
管理装置の構成を示すブロック図である。Ｂ３０１は、
接続されたネットワーク上のネットワーク層アドレス割
当要求を検出し、検出したネットワーク層アドレス割当
要求の送信元データリンク層アドレスを抽出し、抽出し
たデータリンク層アドレスが自端末のデータリンク層ア
ドレスと同一であった場合、自端末のネットワーク層ア
ドレス割当要求の送信を遅延させるネットワーク層アド
レス割当要求遅延処理である。
【００７８】図１７は、本実施の形態に係るアドレス管
理装置のネットワーク層アドレス割当要求遅延処理に係
わる部分の詳細なフローチャートである。ネットワーク
層アドレス送信要求を送信するにあたって、ネットワー
ク上の通信からネットワーク層アドレス割当要求または
ネットワーク層アドレス割当指示を検出を行う（Ｓ１７
０１）。ネットワーク層アドレス割当要求またはネット
ワーク層アドレス割当が検出されなかった場合、Ｓ９０
０の処理に進む。
理装置のネットワーク層アドレス割当要求遅延処理に係
わる部分の詳細なフローチャートである。ネットワーク
層アドレス送信要求を送信するにあたって、ネットワー
ク上の通信からネットワーク層アドレス割当要求または
ネットワーク層アドレス割当指示を検出を行う（Ｓ１７
０１）。ネットワーク層アドレス割当要求またはネット
ワーク層アドレス割当が検出されなかった場合、Ｓ９０
０の処理に進む。
【００７９】ネットワーク層アドレス割当要求またはネ
ットワーク層アドレス割当指示を検出した場合、検出し
た通信が、ネットワーク層アドレス割当要求Ｄ１５００
ならば、送信元データリンク層アドレスフィールドＤ１
００２を、検出した通信が、ネットワーク層アドレス割
当指示Ｄ１５０７ならば、送信先データリンク層アドレ
スフィールドＤ１００２を抽出する（Ｓ１７０２）。
ットワーク層アドレス割当指示を検出した場合、検出し
た通信が、ネットワーク層アドレス割当要求Ｄ１５００
ならば、送信元データリンク層アドレスフィールドＤ１
００２を、検出した通信が、ネットワーク層アドレス割
当指示Ｄ１５０７ならば、送信先データリンク層アドレ
スフィールドＤ１００２を抽出する（Ｓ１７０２）。
【００８０】抽出したデータリンク層アドレスが自デー
タリンク層アドレスと一致しない場合、Ｓ９００の処理
に進む。抽出したデータリンク層アドレスが自データリ
ンク層アドレスと一致する場合、予め指定した条件の遅
延処理を実行する（Ｓ１７０３）。ネットワーク層アド
レス割当要求を送信した端末に対するネットワーク層ア
ドレス割当処理は、上述の第２の実施の形態と同様であ
るので省略する。
タリンク層アドレスと一致しない場合、Ｓ９００の処理
に進む。抽出したデータリンク層アドレスが自データリ
ンク層アドレスと一致する場合、予め指定した条件の遅
延処理を実行する（Ｓ１７０３）。ネットワーク層アド
レス割当要求を送信した端末に対するネットワーク層ア
ドレス割当処理は、上述の第２の実施の形態と同様であ
るので省略する。
【００８１】以下、図３、図１７、１８を用いて実施の
形態４の処理を説明する。図１８（ａ１）は、以下に説
明する処理前のサーバ１のアドレス状態を、図１８（ｂ
１）は、以下に説明する処理前のクライアント１のアド
レス状態を、図１８（ｃ１）は、以下に説明する処理前
のクライアント２のアドレス状態を、図１８（ｄ１）
は、以下に説明する処理前のサーバ１上のデータリンク
層アドレステーブルの状態を、図１８（ｅ１）は、以下
に説明する処理前のサーバ１上のネットワーク層アドレ
ステーブルの状態を、示す。
形態４の処理を説明する。図１８（ａ１）は、以下に説
明する処理前のサーバ１のアドレス状態を、図１８（ｂ
１）は、以下に説明する処理前のクライアント１のアド
レス状態を、図１８（ｃ１）は、以下に説明する処理前
のクライアント２のアドレス状態を、図１８（ｄ１）
は、以下に説明する処理前のサーバ１上のデータリンク
層アドレステーブルの状態を、図１８（ｅ１）は、以下
に説明する処理前のサーバ１上のネットワーク層アドレ
ステーブルの状態を、示す。
【００８２】図１８（ｂ１）と図１８（ｃ１）に示すよ
うに、クライアント１とクライアント２は同一のデータ
リンク層アドレスＤＡ１が設定され、かつネットワーク
層アドレスは未設定状態（ＮＵＬＬはネットワーク層ア
ドレスの未設定状態であることを示す）であり、いづれ
のクライアントもネットワーク層アドレス割当要求を送
信可能である場合を、例に挙げて説明する。
うに、クライアント１とクライアント２は同一のデータ
リンク層アドレスＤＡ１が設定され、かつネットワーク
層アドレスは未設定状態（ＮＵＬＬはネットワーク層ア
ドレスの未設定状態であることを示す）であり、いづれ
のクライアントもネットワーク層アドレス割当要求を送
信可能である場合を、例に挙げて説明する。
【００８３】先にクライアント１が、ネットワーク層ア
ドレス割当要求を送信した場合、クライアント２はクラ
イアント１が送信したネットワーク層アドレス割当要求
を受信し、クライアント１とサーバ間でネットワーク層
アドレス割当に関する処理が終了するまでの間、ネット
ワーク層アドレス割当要求を送信しない。
ドレス割当要求を送信した場合、クライアント２はクラ
イアント１が送信したネットワーク層アドレス割当要求
を受信し、クライアント１とサーバ間でネットワーク層
アドレス割当に関する処理が終了するまでの間、ネット
ワーク層アドレス割当要求を送信しない。
【００８４】以下、クライアント１のネットワーク層ア
ドレス割当処理が終了した時点の状態を図１８に示す。
図１８（ａ２）は、この時点でのサーバ１のアドレス状
態を、図１８（ｂ２）は、この時点でのクライアント１
のアドレス状態を、図１８（ｃ２）は、この時点でのク
ライアント２のアドレス状態を、図１８（ｄ２）は、こ
の時点でのサーバ１上のデータリンク層アドレステーブ
ルの状態を、図１８（ｅ２）は、この時点でのサーバ１
上のネットワーク層アドレステーブルの状態を、示す。
さらにクライアント２からのネットワーク層アドレスの
割当処理の中でクライアント１に対するデータリンク層
アドレス割当処理後の状態を図１８に示す。
ドレス割当処理が終了した時点の状態を図１８に示す。
図１８（ａ２）は、この時点でのサーバ１のアドレス状
態を、図１８（ｂ２）は、この時点でのクライアント１
のアドレス状態を、図１８（ｃ２）は、この時点でのク
ライアント２のアドレス状態を、図１８（ｄ２）は、こ
の時点でのサーバ１上のデータリンク層アドレステーブ
ルの状態を、図１８（ｅ２）は、この時点でのサーバ１
上のネットワーク層アドレステーブルの状態を、示す。
さらにクライアント２からのネットワーク層アドレスの
割当処理の中でクライアント１に対するデータリンク層
アドレス割当処理後の状態を図１８に示す。
【００８５】図１８（ａ３）は、この時点でのサーバ１
のアドレス状態を、図１８（ｂ３）は、この時点でのク
ライアント１のアドレス状態を、図１８（ｃ３）は、こ
の時点でのクライアント２のアドレス状態を、図１８
（ｄ３）は、この時点でのサーバ１上のデータリンク層
アドレステーブルの状態を、図１８（ｅ３）は、この時
点でのサーバ１上のネットワーク層アドレステーブルの
状態を、示す。さらにクライアント２に対してネットワ
ーク層アドレスの割当処理が終了した時点の状態を図１
８に示す。
のアドレス状態を、図１８（ｂ３）は、この時点でのク
ライアント１のアドレス状態を、図１８（ｃ３）は、こ
の時点でのクライアント２のアドレス状態を、図１８
（ｄ３）は、この時点でのサーバ１上のデータリンク層
アドレステーブルの状態を、図１８（ｅ３）は、この時
点でのサーバ１上のネットワーク層アドレステーブルの
状態を、示す。さらにクライアント２に対してネットワ
ーク層アドレスの割当処理が終了した時点の状態を図１
８に示す。
【００８６】図１８（ａ４）に、以上説明した処理後の
サーバ１のアドレス状態を、図１８（ｂ４）に、以上説
明した処理後のクライアント１のアドレス状態を、図１
８（ｃ４）に、以上説明した処理後のクライアント２の
アドレス状態を、図１８（ｄ４）に、以上説明した処理
後のサーバ１上のデータリンク層アドレステーブルの状
態を、図１８（ｅ４）に、以上説明した処理後のサーバ
１上のネットワーク層アドレステーブルの状態を、示
す。
サーバ１のアドレス状態を、図１８（ｂ４）に、以上説
明した処理後のクライアント１のアドレス状態を、図１
８（ｃ４）に、以上説明した処理後のクライアント２の
アドレス状態を、図１８（ｄ４）に、以上説明した処理
後のサーバ１上のデータリンク層アドレステーブルの状
態を、図１８（ｅ４）に、以上説明した処理後のサーバ
１上のネットワーク層アドレステーブルの状態を、示
す。
【００８７】本実施の形態におけるアドレス管理装置は
以上のように動作するので、複数の端末に、同一のデー
タリンク層アドレスが重複して設定されている場合にお
いても、各端末にネットワーク層アドレスの割当が可能
である。また、本実施の形態はアドレス管理装置に関す
るものであるが、必ずしもこのような構成に限定される
ことなく、このような動作を実現可能な方法を構築する
事も可能である。
以上のように動作するので、複数の端末に、同一のデー
タリンク層アドレスが重複して設定されている場合にお
いても、各端末にネットワーク層アドレスの割当が可能
である。また、本実施の形態はアドレス管理装置に関す
るものであるが、必ずしもこのような構成に限定される
ことなく、このような動作を実現可能な方法を構築する
事も可能である。
【００８８】なお、本実施例ではデータリンク層アドレ
スが重複している端末数が２台の場合について説明した
が、３台以上の場合でも、データリンク層アドレスが重
複して設定されている各端末に対して順次、ネットワー
ク層アドレスの割当とデータリンク層アドレスの割当を
行うことにより、ネットワーク層アドレスを割り当てる
ことが可能である。
スが重複している端末数が２台の場合について説明した
が、３台以上の場合でも、データリンク層アドレスが重
複して設定されている各端末に対して順次、ネットワー
ク層アドレスの割当とデータリンク層アドレスの割当を
行うことにより、ネットワーク層アドレスを割り当てる
ことが可能である。
【００８９】（実施の形態４）次に、第３の実施の形態
に係るアドレス管理装置において、さらにアドレス検出
装置を加えたものを、本実施の形態に係るアドレス管理
装置として、図面を参照しつつ説明する。図４は、本発
明の実施の形態４のに係わるアドレス管理装置の構成を
示すブロック図である。Ｂ４０１は、接続されたネット
ワーク上の通信を検出し、検出した通信の送信元および
送信先のデータリンク層アドレスとネットワーク層アド
レスの対応関係を抽出し、抽出されたデータリンク層ア
ドレスとネットワーク層アドレスの対応関係を、データ
リンク層アドレス記録手段Ｂ１０１が保持するデータリ
ンク層アドレステーブルを、データリンク層アドレス更
新処理Ｂ１０３を用いて更新し、ネットワーク層アドレ
ス保持手段Ｂ６０１が保持するネットワーク層アドレス
テーブルを、ネットワーク層アドレス更新処理Ｂ６０３
を用いて更新するアドレス検出処理である。
に係るアドレス管理装置において、さらにアドレス検出
装置を加えたものを、本実施の形態に係るアドレス管理
装置として、図面を参照しつつ説明する。図４は、本発
明の実施の形態４のに係わるアドレス管理装置の構成を
示すブロック図である。Ｂ４０１は、接続されたネット
ワーク上の通信を検出し、検出した通信の送信元および
送信先のデータリンク層アドレスとネットワーク層アド
レスの対応関係を抽出し、抽出されたデータリンク層ア
ドレスとネットワーク層アドレスの対応関係を、データ
リンク層アドレス記録手段Ｂ１０１が保持するデータリ
ンク層アドレステーブルを、データリンク層アドレス更
新処理Ｂ１０３を用いて更新し、ネットワーク層アドレ
ス保持手段Ｂ６０１が保持するネットワーク層アドレス
テーブルを、ネットワーク層アドレス更新処理Ｂ６０３
を用いて更新するアドレス検出処理である。
【００９０】図１９は、本実施の形態に係るアドレス管
理装置のネットワーク層アドレス割当要求遅延処理に係
わる部分の詳細なフローチャートである。アドレス検出
処理Ｂ４０１は、ネットワーク上の通信を検出しない場
合、Ｓ１９０１の処理に戻る。ネットワーク上の通信を
検出した場合、Ｓ１９０２の処理に進む。通信の種別
が、ネットワーク層アドレス割当要求の場合、図１７の
ネットワーク層アドレス割当要求処理Ｓ１３００に進
む。通信の種別が、ネットワーク層アドレス割当要求以
外の場合、Ｓ１９０３の処理に進む。
理装置のネットワーク層アドレス割当要求遅延処理に係
わる部分の詳細なフローチャートである。アドレス検出
処理Ｂ４０１は、ネットワーク上の通信を検出しない場
合、Ｓ１９０１の処理に戻る。ネットワーク上の通信を
検出した場合、Ｓ１９０２の処理に進む。通信の種別
が、ネットワーク層アドレス割当要求の場合、図１７の
ネットワーク層アドレス割当要求処理Ｓ１３００に進
む。通信の種別が、ネットワーク層アドレス割当要求以
外の場合、Ｓ１９０３の処理に進む。
【００９１】検出した通信より、送信先および受信先の
データリンク層アドレスおよびネットワーク層アドレス
を抽出する（Ｓ１９０３）。送信先および受信先のデー
タリンク層アドレスとネットワーク層アドレスについ
て、以下の処理Ｓ８０７、Ｓ１５０７を順に繰り返す
（Ｓ１９０４）。Ｓ８０７、Ｓ１５０７は前記の実施の
形態１と実施の形態２で説明済みであるので説明を省略
する。Ｓ１９０４が終了後、アドレス検出処理を繰り返
す。
データリンク層アドレスおよびネットワーク層アドレス
を抽出する（Ｓ１９０３）。送信先および受信先のデー
タリンク層アドレスとネットワーク層アドレスについ
て、以下の処理Ｓ８０７、Ｓ１５０７を順に繰り返す
（Ｓ１９０４）。Ｓ８０７、Ｓ１５０７は前記の実施の
形態１と実施の形態２で説明済みであるので説明を省略
する。Ｓ１９０４が終了後、アドレス検出処理を繰り返
す。
【００９２】以下、図４、図２０を用いて実施の形態４
の処理を説明する。まず、以下の処理を行う前のアドレ
ス管理装置の状態を図２０に示す。
の処理を説明する。まず、以下の処理を行う前のアドレ
ス管理装置の状態を図２０に示す。
【００９３】図２０（ａ１）は、以下に説明する処理前
のサーバ１のアドレス状態を、図２０（ｂ１）は、以下
に説明する処理前のクライアント１のアドレス状態を、
図２０（ｃ１）は、以下に説明する処理前のクライアン
ト２のアドレス状態を、図２０（ｄ１）は、以下に説明
する処理前のサーバ１上のデータリンク層アドレステー
ブルの状態を、図２０（ｅ１）は、以下に説明する処理
前のサーバ１上のネットワーク層アドレステーブルの状
態を、示す。
のサーバ１のアドレス状態を、図２０（ｂ１）は、以下
に説明する処理前のクライアント１のアドレス状態を、
図２０（ｃ１）は、以下に説明する処理前のクライアン
ト２のアドレス状態を、図２０（ｄ１）は、以下に説明
する処理前のサーバ１上のデータリンク層アドレステー
ブルの状態を、図２０（ｅ１）は、以下に説明する処理
前のサーバ１上のネットワーク層アドレステーブルの状
態を、示す。
【００９４】クライアント１ならびにクライアント２
が、順次サーバと通信を行った場合を例に挙げて本発明
のアドレス管理装置の処理を説明する。クライアント１
がサーバ１と通信を行った場合、クライアント１はデー
タリンク層アドレスもネットワーク層アドレスともに、
データリンク層アドレステーブル、ネットワーク層アド
レステーブルに登録される。
が、順次サーバと通信を行った場合を例に挙げて本発明
のアドレス管理装置の処理を説明する。クライアント１
がサーバ１と通信を行った場合、クライアント１はデー
タリンク層アドレスもネットワーク層アドレスともに、
データリンク層アドレステーブル、ネットワーク層アド
レステーブルに登録される。
【００９５】図２０に、この時点でのアドレス管理装置
の状態を示す。図２０（ａ２）に、この時点でのサーバ
１のアドレス状態を、図２０（ｂ２）に、この時点での
クライアント１のアドレス状態を、図２０（ｃ２）に、
この時点でのクライアント２のアドレス状態を、図２０
（ｄ２）に、この時点でのサーバ１上のデータリンク層
アドレステーブルの状態を、図２０（ｅ２）に、この時
点でのサーバ１上のネットワーク層アドレステーブルの
状態を、示す。
の状態を示す。図２０（ａ２）に、この時点でのサーバ
１のアドレス状態を、図２０（ｂ２）に、この時点での
クライアント１のアドレス状態を、図２０（ｃ２）に、
この時点でのクライアント２のアドレス状態を、図２０
（ｄ２）に、この時点でのサーバ１上のデータリンク層
アドレステーブルの状態を、図２０（ｅ２）に、この時
点でのサーバ１上のネットワーク層アドレステーブルの
状態を、示す。
【００９６】さらに、クライアント２がサーバと通信を
行うと、データリンク層アドレスＤＡ２とネットワーク
層アドレスＮＡ３の対応関係が検出され、データリンク
層アドレスおよびネットワーク層アドレステーブルに保
持されているデータリンク層アドレスＤＡ２とネットワ
ーク層アドレスＮＡ２の対応関係と、データリンク層ア
ドレスＤＡ３とネットワーク層アドレスＮＡ３と対応関
係と、を削除し、データリンク層アドレスＤＡ２とネッ
トワーク層アドレスＮＡ３と対応関係を登録する処理が
行われる。
行うと、データリンク層アドレスＤＡ２とネットワーク
層アドレスＮＡ３の対応関係が検出され、データリンク
層アドレスおよびネットワーク層アドレステーブルに保
持されているデータリンク層アドレスＤＡ２とネットワ
ーク層アドレスＮＡ２の対応関係と、データリンク層ア
ドレスＤＡ３とネットワーク層アドレスＮＡ３と対応関
係と、を削除し、データリンク層アドレスＤＡ２とネッ
トワーク層アドレスＮＡ３と対応関係を登録する処理が
行われる。
【００９７】図２０に、以上の処理後のアドレス管理装
置の状態を示す。図２０（ａ３）に、以上説明した処理
後のサーバ１のアドレス状態を、図２０（ｂ３）に、以
上説明した処理後のクライアント１のアドレス状態を、
図２０（ｃ３）に、以上説明した処理後のクライアント
２のアドレス状態を、図２０（ｄ３）に、以上説明した
処理後のサーバ１上のデータリンク層アドレステーブル
の状態を、図２０（ｅ３）に、以上説明した処理後のサ
ーバ１上のネットワーク層アドレステーブルの状態を、
示す。
置の状態を示す。図２０（ａ３）に、以上説明した処理
後のサーバ１のアドレス状態を、図２０（ｂ３）に、以
上説明した処理後のクライアント１のアドレス状態を、
図２０（ｃ３）に、以上説明した処理後のクライアント
２のアドレス状態を、図２０（ｄ３）に、以上説明した
処理後のサーバ１上のデータリンク層アドレステーブル
の状態を、図２０（ｅ３）に、以上説明した処理後のサ
ーバ１上のネットワーク層アドレステーブルの状態を、
示す。
【００９８】本実施の形態におけるアドレス管理装置は
以上のように動作するので、本発明のアドレス管理装置
以外でアドレスが設定および変更された場合において
も、データリンク層アドレスならびにネットワーク層ア
ドレスの重複して割り当てることなく、ネットワーク層
アドレスの割当を可能とする。また、本実施の形態はア
ドレス管理装置に関するものであるが、必ずしもこのよ
うな構成に限定されることなく、このような動作を実現
可能な方法を構築する事も可能である。
以上のように動作するので、本発明のアドレス管理装置
以外でアドレスが設定および変更された場合において
も、データリンク層アドレスならびにネットワーク層ア
ドレスの重複して割り当てることなく、ネットワーク層
アドレスの割当を可能とする。また、本実施の形態はア
ドレス管理装置に関するものであるが、必ずしもこのよ
うな構成に限定されることなく、このような動作を実現
可能な方法を構築する事も可能である。
【００９９】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項１に記載
のアドレス管理装置であれば、データリンク層アドレス
とネットワーク層アドレス間の一対一対応関係を維持し
たまま、ネットワークを介して、データリンク層アドレ
スの変更を可能とする。また、本発明の請求項５に記載
のアドレス管理方法であっても、同様の効果を得られ
る。
のアドレス管理装置であれば、データリンク層アドレス
とネットワーク層アドレス間の一対一対応関係を維持し
たまま、ネットワークを介して、データリンク層アドレ
スの変更を可能とする。また、本発明の請求項５に記載
のアドレス管理方法であっても、同様の効果を得られ
る。
【０１００】本発明の請求項２に記載のアドレス管理装
置では、データリンク層アドレスが重複して設定されて
いて、かつネットワーク層アドレスが対応つけられてい
るクライアントに対して未使用のデータリンク層アドレ
スを自動的に割り当て、かつ、データリンク層アドレス
が重複して設定されていて、かつネットワーク層アドレ
スの割当要求を送信するクライアントに対して新しいネ
ットワーク層アドレスを自動的に割り当てることが可能
となる。また本発明の請求項６に記載のアドレス管理方
法であっても、同様の効果を得られる。
置では、データリンク層アドレスが重複して設定されて
いて、かつネットワーク層アドレスが対応つけられてい
るクライアントに対して未使用のデータリンク層アドレ
スを自動的に割り当て、かつ、データリンク層アドレス
が重複して設定されていて、かつネットワーク層アドレ
スの割当要求を送信するクライアントに対して新しいネ
ットワーク層アドレスを自動的に割り当てることが可能
となる。また本発明の請求項６に記載のアドレス管理方
法であっても、同様の効果を得られる。
【０１０１】本発明の請求項３に記載のアドレス管理装
置では、複数の端末に、同一のデータリンク層アドレス
が重複して設定されている場合においても、各端末にネ
ットワーク層アドレスの割当が可能である。また本発明
の請求項７に記載のアドレス管理方法であっても、同様
の効果を得られる。
置では、複数の端末に、同一のデータリンク層アドレス
が重複して設定されている場合においても、各端末にネ
ットワーク層アドレスの割当が可能である。また本発明
の請求項７に記載のアドレス管理方法であっても、同様
の効果を得られる。
【０１０２】本発明の請求項４に記載のアドレス管理装
置は、本発明のアドレス管理装置以外でアドレスが設定
および変更された場合においても、データリンク層アド
レスならびにネットワーク層アドレスの重複して割り当
てることなく、ネットワーク層アドレスの割当を可能と
する。また本発明の請求項８に記載のアドレス管理方法
であっても、同様の効果を得られる。
置は、本発明のアドレス管理装置以外でアドレスが設定
および変更された場合においても、データリンク層アド
レスならびにネットワーク層アドレスの重複して割り当
てることなく、ネットワーク層アドレスの割当を可能と
する。また本発明の請求項８に記載のアドレス管理方法
であっても、同様の効果を得られる。
【図１】第１の実施の形態に係るアドレス管理装置の構
成図である。
成図である。
【図２】第２の実施の形態に係るアドレス管理装置の構
成図である。
成図である。
【図３】第３の実施の形態に係るアドレス管理装置の構
成図である。
成図である。
【図４】第４の実施の形態に係るアドレス管理装置の構
成図である。
成図である。
【図５】従来の方法に係るデータリンク層アドレス管理
装置の構成図である。
装置の構成図である。
【図６】従来の方法に係るネットワーク層アドレス管理
装置の構成図である。
装置の構成図である。
【図７】第１の実施の形態に係るアドレス管理装置のハ
ードウェア構成図である。
ードウェア構成図である。
【図８】第１の実施の形態に係るアドレス管理方法のフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図９】第１の実施の形態に係るアドレス管理方法のフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図１０】第１の実施の形態に係るデータリンク層アド
レス割当指示の構成及びデータリンク層アドレステーブ
ルの構成を示した図である。
レス割当指示の構成及びデータリンク層アドレステーブ
ルの構成を示した図である。
【図１１】第１の実施の形態に係る処理前後のサーバの
アドレス状態、クライアント１のアドレス状態、及びデ
ータリンク層アドレステーブルの状態を示した図であ
る。
アドレス状態、クライアント１のアドレス状態、及びデ
ータリンク層アドレステーブルの状態を示した図であ
る。
【図１２】第２の実施の形態に係るアドレス管理装置の
ハードウェア構成図である。
ハードウェア構成図である。
【図１３】第２の実施の形態に係るアドレス管理方法の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図１４】第２の実施の形態に係るアドレス管理方法の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図１５】第２の実施の形態に係るネットワーク層アド
レス割当要求、ネットワーク層アドレステーブル、及び
ネットワーク層アドレス割当指示の構成を示した図であ
る。
レス割当要求、ネットワーク層アドレステーブル、及び
ネットワーク層アドレス割当指示の構成を示した図であ
る。
【図１６】第２の実施の形態に係る処理前・処理中・処
理後のサーバのアドレス状態、クライアント１のアドレ
ス状態、クライアント２のアドレス状態、データリンク
層アドレステーブルの状態、ネットワーク層アドレステ
ーブルの状態、を示した図である。
理後のサーバのアドレス状態、クライアント１のアドレ
ス状態、クライアント２のアドレス状態、データリンク
層アドレステーブルの状態、ネットワーク層アドレステ
ーブルの状態、を示した図である。
【図１７】第３の実施の形態に係るアドレス管理方法の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図１８】第３の実施の形態に係る処理前・処理中（そ
の１／その２）・処理後のサーバのアドレス状態、クラ
イアント１のアドレス状態、クライアント２のアドレス
状態、データリンク層アドレステーブルの状態、ネット
ワーク層アドレステーブルの状態、を示した図である。
の１／その２）・処理後のサーバのアドレス状態、クラ
イアント１のアドレス状態、クライアント２のアドレス
状態、データリンク層アドレステーブルの状態、ネット
ワーク層アドレステーブルの状態、を示した図である。
【図１９】第４の実施の形態に係るアドレス管理方法の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図２０】第４の実施の形態に係る処理前・処理中・処
理後のサーバのアドレス状態、クライアント１のアドレ
ス状態、クライアント２のアドレス状態、データリンク
層アドレステーブルの状態、ネットワーク層アドレステ
ーブルの状態、を示した図である。
理後のサーバのアドレス状態、クライアント１のアドレ
ス状態、クライアント２のアドレス状態、データリンク
層アドレステーブルの状態、ネットワーク層アドレステ
ーブルの状態、を示した図である。
【図２１】第２の従来の方法におけるアドレス管理方法
のフローチャートである。
のフローチャートである。
Ｂ１００ 第１の実施の形態に係るアドレス管理装置 Ｂ１０１ データリンク層アドレス保持手段 Ｂ１０２ データリンク層アドレス検索処理 Ｂ１０３ データリンク層アドレス更新処理 Ｂ１０４ データリンク層アドレス割当指示処理 Ｂ１０５ データリンク層アドレス割当指示検出処理 Ｂ１０６ 対応ネットワーク層アドレス検索処理 Ｂ２００ 第２の実施の形態に係るアドレス管理装置 Ｂ２０１ アドレス割当指示処理 Ｂ３００ 第３の実施の形態に係るアドレス管理装置 Ｂ３０１ ネットワーク層アドレス割当要求遅延処理 Ｂ４００ 第４の実施の形態に係るアドレス管理装置 Ｂ４０１ アドレス検出処理 Ｂ５００ 第１の従来の方法に係るアドレス管理装置 Ｂ５０１ データリンク層アドレス入力処理 Ｂ５０１ データリンク層アドレス設定処理 Ｂ６００ 第２の従来の方法に係るアドレス管理装置 Ｂ６０１ ネットワーク層アドレス保持手段 Ｂ６０２ ネットワーク層アドレス検索処理 Ｂ６０３ ネットワーク層アドレス更新処理 Ｂ６０４ ネットワーク層アドレス割当指示処理 Ｂ６０５ ネットワーク層アドレス割当指示検出処理 Ｂ６０６ ネットワーク層アドレス設定処理 Ｂ６０７ ネットワーク層アドレス割当要求処理 Ｂ６０８ ネットワーク層アドレス割当要求検出処理 Ｂ６０６ 対応データリンク層アドレス検索処理 ｈ１００１ サーバ ｈ１００２ サーバ内部バス ｈ１００３ サーバ通信制御装置 ｈ１００４ サーバメモリ ｈ１００５ サーバＣＰＵ ｈ１００６ サーバファイル装置 ｈ１００７ サーバ制御プログラム ｈ１００８ データリンク層アドレステーブル ｈ１００９ キーボード ｈ１０１０ ディスプレイ ｈ１０１１ ネットワーク層アドレステーブル ｈ２００１ クライアント ｈ１００２ クライアント内部バス ｈ１００３ クライアント通信制御装置 ｈ１００４ クライアントメモリ ｈ１００５ クライアントＣＰＵ ｈ１００６ クライアントファイル装置 ｈ１００７ クライアント制御プログラム ｈ１００８ データリンク層アドレス ｈ１００９ ネットワーク層アドレス ｈ３００１ ネットワークパス Ｄ１０００ データリンク層アドレス割当指示 Ｄ１００１ 送信先データリンク層アドレスフィールド Ｄ１００２ 送信元データリンク層アドレスフィールド Ｄ１００３ 送信先ネットワーク層アドレスフィールド Ｄ１００４ 送信元ネットワーク層アドレスフィールド Ｄ１００５ 割当データリンク層アドレスフィールド Ｄ１００６ データリンク層アドレステーブル Ｄ１００７ データリンク層アドレス対応リスト Ｄ１００８ データリンク層アドレスフィールド Ｄ１００９ ネットワーク層アドレスフィールド Ｄ１５００ ネットワーク層アドレス割当要求 Ｄ１５０３ ネットワーク層アドレステーブル Ｄ１５０４ ネットワーク層アドレス対応リスト Ｄ１５０５ データリンク層アドレスフィールド Ｄ１５０６ ネットワーク層アドレスフィールド Ｄ１５０７ ネットワーク層アドレス割当指示 Ｄ１５０８ 割当ネットワーク層アドレスフィールド
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１３年１月１９日（２００１．１．１
９）
９）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００９
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００９】この為、従来は、対象ネットワーク機器に
対して直接データリンク層アドレスを変更する作業をア
ドレス管理者が行う必要があった。そこで、データリン
ク層アドレス及びネットワーク層アドレスの設定を行う
方法として、ネットワーク機能を使用可能でない状態で
データリンク層アドレス及びネットワーク層アドレスを
設定する方法、及び１つのネットワーク層アドレスを特
定のデータリンク層アドレスに割り当てる方法、の２つ
の方法が提案されている。以下、これら２つの方法につ
いて、図面を参照しつつ簡単に説明する。
対して直接データリンク層アドレスを変更する作業をア
ドレス管理者が行う必要があった。そこで、データリン
ク層アドレス及びネットワーク層アドレスの設定を行う
方法として、ネットワーク機能を使用可能でない状態で
データリンク層アドレス及びネットワーク層アドレスを
設定する方法、及び１つのネットワーク層アドレスを特
定のデータリンク層アドレスに割り当てる方法、の２つ
の方法が提案されている。以下、これら２つの方法につ
いて、図面を参照しつつ簡単に説明する。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１２
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１２】図６は第２の従来の技術の構成の一例を示
すブロック図である。図６において、Ｂ６００はネット
ワーク層アドレスを管理するアドレス管理装置、Ｂ６０
１はネットワーク層アドレスとデータリンク層アドレス
の対応関係をネットワーク層アドレステーブルに保持す
るネットワーク層アドレス保持手段、Ｂ６０２はネット
ワーク層アドレステーブルよりデータリンク層アドレス
と対応していない未使用のネットワーク層アドレスを検
索するネットワーク層アドレス検索処理、Ｂ６０３は指
定されたネットワーク層アドレスと対応関係にあるデー
タリンク層アドレスの対応関係を更新するネットワーク
層アドレス更新処理、Ｂ６０４はネットワーク層アドレ
スの割当を指示するネットワーク層アドレス割当指示を
送信するネットワーク層アドレス割当指示処理、Ｂ６０
５はネットワーク層アドレスの割当を指示するネットワ
ーク層アドレス割当指示を検出するネットワーク層アド
レス割当指示検出処理、Ｂ６０６は入力されたネットワ
ーク層アドレスをネットワーク機器に設定するネットワ
ーク層アドレス設定処理、Ｂ６０７はネットワーク層ア
ドレス割当を要求するネットワーク層アドレス割当要求
指示を送信するネットワーク層アドレス割当要求処理、
Ｂ６０８はネットワーク層アドレス割当要求を検出する
ネットワーク層アドレス割当要求検出処理、Ｂ６０９は
ネットワーク層アドレステーブルより指定されたデータ
リンク層アドレスに対応するネットワーク層アドレスを
検索する対応データリンク層アドレス検索処理、であ
る。
すブロック図である。図６において、Ｂ６００はネット
ワーク層アドレスを管理するアドレス管理装置、Ｂ６０
１はネットワーク層アドレスとデータリンク層アドレス
の対応関係をネットワーク層アドレステーブルに保持す
るネットワーク層アドレス保持手段、Ｂ６０２はネット
ワーク層アドレステーブルよりデータリンク層アドレス
と対応していない未使用のネットワーク層アドレスを検
索するネットワーク層アドレス検索処理、Ｂ６０３は指
定されたネットワーク層アドレスと対応関係にあるデー
タリンク層アドレスの対応関係を更新するネットワーク
層アドレス更新処理、Ｂ６０４はネットワーク層アドレ
スの割当を指示するネットワーク層アドレス割当指示を
送信するネットワーク層アドレス割当指示処理、Ｂ６０
５はネットワーク層アドレスの割当を指示するネットワ
ーク層アドレス割当指示を検出するネットワーク層アド
レス割当指示検出処理、Ｂ６０６は入力されたネットワ
ーク層アドレスをネットワーク機器に設定するネットワ
ーク層アドレス設定処理、Ｂ６０７はネットワーク層ア
ドレス割当を要求するネットワーク層アドレス割当要求
指示を送信するネットワーク層アドレス割当要求処理、
Ｂ６０８はネットワーク層アドレス割当要求を検出する
ネットワーク層アドレス割当要求検出処理、Ｂ６０９は
ネットワーク層アドレステーブルより指定されたデータ
リンク層アドレスに対応するネットワーク層アドレスを
検索する対応データリンク層アドレス検索処理、であ
る。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１５
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１５】図１５（Ｃ）に、ネットワーク層アドレス
割当指示の構成を示す。ネットワーク層アドレス割当指
示Ｄ１５０７は、送信先データリンク層アドレスを格納
する送信先データリンク層アドレスフィールドＤ１００
１と、送信元データリンク層アドレスを格納する送信元
データリンク層アドレスフィールドＤ１００２と、送信
先ネットワーク層アドレスを格納する送信先ネットワー
ク層アドレスフィールドＤ１００３と、送信元ネットワ
ーク層アドレスを格納する送信元ネットワーク層アドレ
スフィールドＤ１００４と、割当が指示されたネットワ
ーク層アドレスを格納する割当ネットワーク層アドレス
フィールドＤ１５０８と、から構成される。
割当指示の構成を示す。ネットワーク層アドレス割当指
示Ｄ１５０７は、送信先データリンク層アドレスを格納
する送信先データリンク層アドレスフィールドＤ１００
１と、送信元データリンク層アドレスを格納する送信元
データリンク層アドレスフィールドＤ１００２と、送信
先ネットワーク層アドレスを格納する送信先ネットワー
ク層アドレスフィールドＤ１００３と、送信元ネットワ
ーク層アドレスを格納する送信元ネットワーク層アドレ
スフィールドＤ１００４と、割当が指示されたネットワ
ーク層アドレスを格納する割当ネットワーク層アドレス
フィールドＤ１５０８と、から構成される。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１６
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１６】図２１は第２の従来の方法のアドレス管理
装置全体の処理動作を示すフローチャートである。ネッ
トワーク層アドレス割当要求処理Ｂ６０７は、ネットワ
ーク層アドレス割当要求Ｄ１５００の送信元データリン
ク層アドレスフィールドＤ１００２には自ネットワーク
機器のデータリンク層アドレスを、送信先データリンク
層アドレスフィールドＤ１００１には接続しているＬＡ
Ｎに接続される他の全ネットワーク機器を表すデータリ
ンク層ブロードキャストアドレスを設定し、送信する。
装置全体の処理動作を示すフローチャートである。ネッ
トワーク層アドレス割当要求処理Ｂ６０７は、ネットワ
ーク層アドレス割当要求Ｄ１５００の送信元データリン
ク層アドレスフィールドＤ１００２には自ネットワーク
機器のデータリンク層アドレスを、送信先データリンク
層アドレスフィールドＤ１００１には接続しているＬＡ
Ｎに接続される他の全ネットワーク機器を表すデータリ
ンク層ブロードキャストアドレスを設定し、送信する。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２３
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２３】また、上記の第２の従来の技術では、ネッ
トワーク層アドレス割当指示の送信先の判定にデータリ
ンク層アドレスを用いているため、データリンク層アド
レスが重複して複数のネットワーク機器に設定されてい
る場合、データリンク層アドレスが重複している複数の
機器を互いに識別出来ない為、複数のネットワーク機器
に対して同一のネットワーク層アドレスを重複して設定
する可能性があり、問題であった。
トワーク層アドレス割当指示の送信先の判定にデータリ
ンク層アドレスを用いているため、データリンク層アド
レスが重複して複数のネットワーク機器に設定されてい
る場合、データリンク層アドレスが重複している複数の
機器を互いに識別出来ない為、複数のネットワーク機器
に対して同一のネットワーク層アドレスを重複して設定
する可能性があり、問題であった。
【手続補正６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３４
【補正方法】変更
【補正内容】
【００３４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。尚、ここで示す実施の
形態はあくまでも一例であって、必ずしもこの実施の形
態に限定されるものではない。
て図面を参照しながら説明する。尚、ここで示す実施の
形態はあくまでも一例であって、必ずしもこの実施の形
態に限定されるものではない。
【手続補正７】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３６
【補正方法】変更
【補正内容】
【００３６】アドレス管理装置ｈ１０００は、データリ
ンク層アドレスを変更を指示するサーバｈ１００１と、
データリンク層アドレスが変更されるクライアントｈ２
００１と、サーバｈ１００１とクライアントｈ２００１
を接続するネットワークバスｈ３００１と、から構成さ
れる。
ンク層アドレスを変更を指示するサーバｈ１００１と、
データリンク層アドレスが変更されるクライアントｈ２
００１と、サーバｈ１００１とクライアントｈ２００１
を接続するネットワークバスｈ３００１と、から構成さ
れる。
【手続補正８】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３７
【補正方法】変更
【補正内容】
【００３７】ｈ１００２はサーバ内部バス、ｈ１００３
はネットワークバスｈ３００１に接続されたサーバ通信
制御装置、ｈ１００４はサーバメモリー、ｈ１００５は
サーバＣＰＵ、ｈ１００９はネットワーク管理者からの
入力を受けつけるキーボード、ｈ１０１０はネットワー
ク管理者への出力用のディスプレイ、ｈ１００６はサー
バファイル装置である。また、サーバファイル装置ｈ１
００６は、この発明でサーバが実行するサーバ制御プロ
グラムｈ１００７と、データリンク層アドレステーブル
ｈ１００８と、を保持している。
はネットワークバスｈ３００１に接続されたサーバ通信
制御装置、ｈ１００４はサーバメモリー、ｈ１００５は
サーバＣＰＵ、ｈ１００９はネットワーク管理者からの
入力を受けつけるキーボード、ｈ１０１０はネットワー
ク管理者への出力用のディスプレイ、ｈ１００６はサー
バファイル装置である。また、サーバファイル装置ｈ１
００６は、この発明でサーバが実行するサーバ制御プロ
グラムｈ１００７と、データリンク層アドレステーブル
ｈ１００８と、を保持している。
【手続補正９】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３８
【補正方法】変更
【補正内容】
【００３８】ｈ２００２はクライアント内部バス、ｈ２
００３はクライアント通信制御装置、ｈ２００４はクラ
イアントメモリ、ｈ２００５はクライアントＣＰＵ、ｈ
２００６はクライアントファイル装置である。
００３はクライアント通信制御装置、ｈ２００４はクラ
イアントメモリ、ｈ２００５はクライアントＣＰＵ、ｈ
２００６はクライアントファイル装置である。
【手続補正１０】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００４０
【補正方法】変更
【補正内容】
【００４０】図１は、本実施の形態に係わるアドレス管
理装置の構成を示すブロック図である。Ｂ１０１は、デ
ータリンク層アドレスとネットワーク層アドレスとの対
応関係をデータリンク層アドレステーブルに記録するデ
ータリンク層アドレス保持手段、Ｂ１０２は、前記デー
タリンク層アドレステーブル内より未使用のデータリン
ク層アドレスを検索するデータリンク層アドレス検索処
理、Ｂ１０３は、前記データリンク層アドレステーブル
内の、データリンク層アドレスとネットワーク層アドレ
スとの対応関係を更新するデータリンク層アドレス更新
処理、Ｂ１０６は、前記データリンク層アドレステーブ
ル内より、指定されたデータリンク層アドレスに対応す
るネットワーク層アドレスを検索する対応ネットワーク
層アドレス検索処理、Ｂ１０４は、前記データリンク層
アドレス検索処理を用いて検索されたネットワーク層ア
ドレスと対応していない未使用のデータリンク層アドレ
スを検索し、前記対応ネットワーク層アドレス検索処理
を用いて、指定されたデータリンク層アドレスに対応す
るネットワーク層アドレスを検索し、対応ネットワーク
層アドレスで特定される端末に対して、検索された未使
用のデータリンク層アドレスの割当を指示するデータリ
ンク層アドレス割当指示を送信するデータリンク層アド
レス割当指示処理、Ｂ１０５は、前記データリンク層ア
ドレス割当指示を検出し、データリンク層アドレス割当
指示内より、割当が指示されたデータリンク層アドレス
を抽出するデータリンク層アドレス割当指示検出処理、
Ｂ５０２は、指定されたデータリンク層アドレスを端末
に設定するデータリンク層アドレス設定処理である。
理装置の構成を示すブロック図である。Ｂ１０１は、デ
ータリンク層アドレスとネットワーク層アドレスとの対
応関係をデータリンク層アドレステーブルに記録するデ
ータリンク層アドレス保持手段、Ｂ１０２は、前記デー
タリンク層アドレステーブル内より未使用のデータリン
ク層アドレスを検索するデータリンク層アドレス検索処
理、Ｂ１０３は、前記データリンク層アドレステーブル
内の、データリンク層アドレスとネットワーク層アドレ
スとの対応関係を更新するデータリンク層アドレス更新
処理、Ｂ１０６は、前記データリンク層アドレステーブ
ル内より、指定されたデータリンク層アドレスに対応す
るネットワーク層アドレスを検索する対応ネットワーク
層アドレス検索処理、Ｂ１０４は、前記データリンク層
アドレス検索処理を用いて検索されたネットワーク層ア
ドレスと対応していない未使用のデータリンク層アドレ
スを検索し、前記対応ネットワーク層アドレス検索処理
を用いて、指定されたデータリンク層アドレスに対応す
るネットワーク層アドレスを検索し、対応ネットワーク
層アドレスで特定される端末に対して、検索された未使
用のデータリンク層アドレスの割当を指示するデータリ
ンク層アドレス割当指示を送信するデータリンク層アド
レス割当指示処理、Ｂ１０５は、前記データリンク層ア
ドレス割当指示を検出し、データリンク層アドレス割当
指示内より、割当が指示されたデータリンク層アドレス
を抽出するデータリンク層アドレス割当指示検出処理、
Ｂ５０２は、指定されたデータリンク層アドレスを端末
に設定するデータリンク層アドレス設定処理である。
【手続補正１１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００４１
【補正方法】変更
【補正内容】
【００４１】図１０（Ａ）に、データリンク層アドレス
割当指示の構成を示す。データリンク層アドレス割当指
示Ｄ１０００は、送信先データリンク層アドレスを格納
する送信先データリンク層アドレスフィールドＤ１００
１と、送信元データリンク層アドレスを格納する送信元
データリンク層アドレスフィールドＤ１００２と、送信
先ネットワーク層アドレスを格納する送信先ネットワー
ク層アドレスフィールドＤ１００３と、送信元ネットワ
ーク層アドレスを格納する送信元ネットワーク層アドレ
スフィールドＤ１００４と、割当が指示されたデータリ
ンク層アドレスを格納する割当データリンク層アドレス
フィールドＤ１００５と、から構成される。
割当指示の構成を示す。データリンク層アドレス割当指
示Ｄ１０００は、送信先データリンク層アドレスを格納
する送信先データリンク層アドレスフィールドＤ１００
１と、送信元データリンク層アドレスを格納する送信元
データリンク層アドレスフィールドＤ１００２と、送信
先ネットワーク層アドレスを格納する送信先ネットワー
ク層アドレスフィールドＤ１００３と、送信元ネットワ
ーク層アドレスを格納する送信元ネットワーク層アドレ
スフィールドＤ１００４と、割当が指示されたデータリ
ンク層アドレスを格納する割当データリンク層アドレス
フィールドＤ１００５と、から構成される。
【手続補正１２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００４３
【補正方法】変更
【補正内容】
【００４３】図８は、このアドレス管理装置全体の処理
動作を示すフローチャートであり、図９は、図８に記載
した処理の詳細な処理動作を示すフローチャートであ
る。データリンク層アドレス割当指示処理Ｂ１０４は、
入力されたデータリンク層アドレスをデータリンク層ア
ドレス割当指示Ｄ１０００の送信先データリンク層アド
レスフィールドＤ１００１に設定する（Ｓ８０１）。デ
ータリンク層アドレス検索処理Ｂ１０２を用いて、デー
タリンク層アドレス記録保持手段Ｂ１０１に保持されて
いるデータリンク層アドレステーブルよりネットワーク
層アドレスと対応づけられていない未使用データリンク
層アドレスを検索する（Ｓ８０２）。未使用データリン
ク層アドレスが検索されなかった場合、処理結果を異常
終了とし（Ｓ８１２）、処理を終了する。未使用データ
リンク層アドレスが検索された場合、Ｓ８０４の処理に
進む。検索された未使用データリンク層アドレスを、デ
ータリンク層アドレス割当指示Ｄ１０００内の割当デー
タリンク層アドレスフィールドＤ１００５に設定する
（Ｓ８０４）。対応ネットワーク層アドレス検索処理Ｂ
１０６を用いて、データリンク層アドレス保持手段Ｂ１
０１に保持されているデータリンク層アドレステーブル
より入力されたデータリンク層アドレスに対応するネッ
トワーク層アドレスを検索する（Ｓ８０５）。対応する
ネットワーク層アドレスが検索されなかった場合、処理
結果を異常終了とし（Ｓ８１２）、処理を終了する。対
応するネットワーク層アドレスが検索された場合、Ｓ８
０７の処理に進む。検索された対応ネットワーク層アド
レスを、データリンク層アドレス割当指示Ｄ１０００の
送信先ネットワーク層アドレスフィールドＤ１００３に
設定し（Ｓ８０７）、データリンク層アドレス割当指示
Ｄ１０００内の、送信元データリンク層アドレスフィー
ルドＤ１００２にサーバ自身のデータリンクアドレス
を、送信元ネットワーク層アドレスフィールドＤ１００
４にサーバ自身のネットワークアドレスを、それぞれ設
定し、データリンク層アドレス割当指示を送信する（Ｓ
８０８）。
動作を示すフローチャートであり、図９は、図８に記載
した処理の詳細な処理動作を示すフローチャートであ
る。データリンク層アドレス割当指示処理Ｂ１０４は、
入力されたデータリンク層アドレスをデータリンク層ア
ドレス割当指示Ｄ１０００の送信先データリンク層アド
レスフィールドＤ１００１に設定する（Ｓ８０１）。デ
ータリンク層アドレス検索処理Ｂ１０２を用いて、デー
タリンク層アドレス記録保持手段Ｂ１０１に保持されて
いるデータリンク層アドレステーブルよりネットワーク
層アドレスと対応づけられていない未使用データリンク
層アドレスを検索する（Ｓ８０２）。未使用データリン
ク層アドレスが検索されなかった場合、処理結果を異常
終了とし（Ｓ８１２）、処理を終了する。未使用データ
リンク層アドレスが検索された場合、Ｓ８０４の処理に
進む。検索された未使用データリンク層アドレスを、デ
ータリンク層アドレス割当指示Ｄ１０００内の割当デー
タリンク層アドレスフィールドＤ１００５に設定する
（Ｓ８０４）。対応ネットワーク層アドレス検索処理Ｂ
１０６を用いて、データリンク層アドレス保持手段Ｂ１
０１に保持されているデータリンク層アドレステーブル
より入力されたデータリンク層アドレスに対応するネッ
トワーク層アドレスを検索する（Ｓ８０５）。対応する
ネットワーク層アドレスが検索されなかった場合、処理
結果を異常終了とし（Ｓ８１２）、処理を終了する。対
応するネットワーク層アドレスが検索された場合、Ｓ８
０７の処理に進む。検索された対応ネットワーク層アド
レスを、データリンク層アドレス割当指示Ｄ１０００の
送信先ネットワーク層アドレスフィールドＤ１００３に
設定し（Ｓ８０７）、データリンク層アドレス割当指示
Ｄ１０００内の、送信元データリンク層アドレスフィー
ルドＤ１００２にサーバ自身のデータリンクアドレス
を、送信元ネットワーク層アドレスフィールドＤ１００
４にサーバ自身のネットワークアドレスを、それぞれ設
定し、データリンク層アドレス割当指示を送信する（Ｓ
８０８）。
【手続補正１３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００４４
【補正方法】変更
【補正内容】
【００４４】次に図８に示したデータリンク層アドレス
変更処理Ｓ８０９であるクライアントの処理について、
図９を参照しつつ述べる。データリンク層アドレス割当
指示検出処理Ｂ１０５は、データリンク層アドレス割当
指示を検出しなかった場合、処理を終了し、データリン
ク層アドレス割当指示を検出した場合、Ｓ９０２の処理
に進む（Ｓ９０１）。検出したデータリンク層アドレス
割当指示Ｄ１０００より、送信先データリンク層アドレ
スフィールドＤ１００１を抽出し、自データリンク層ア
ドレスと一致しなかった場合、処理を終了し、自データ
リンク層アドレスと一致した場合、Ｓ９０３の処理に進
む（Ｓ９０２）。検出したデータリンク層アドレス割当
指示より、送信先ネットワーク層アドレスを読み出し、
自ネットワーク層アドレスと一致しなかった場合、処理
を終了し、自ネットワーク層アドレスと一致した場合、
Ｓ９０４の処理に進む（Ｓ９０３）。検出したデータリ
ンク層アドレス割当指示Ｄ１０００より、割当データリ
ンク層アドレスフィールドＤ１００５を読み出し、自デ
ータリンク層アドレスとして設定する（Ｓ９０４）。
変更処理Ｓ８０９であるクライアントの処理について、
図９を参照しつつ述べる。データリンク層アドレス割当
指示検出処理Ｂ１０５は、データリンク層アドレス割当
指示を検出しなかった場合、処理を終了し、データリン
ク層アドレス割当指示を検出した場合、Ｓ９０２の処理
に進む（Ｓ９０１）。検出したデータリンク層アドレス
割当指示Ｄ１０００より、送信先データリンク層アドレ
スフィールドＤ１００１を抽出し、自データリンク層ア
ドレスと一致しなかった場合、処理を終了し、自データ
リンク層アドレスと一致した場合、Ｓ９０３の処理に進
む（Ｓ９０２）。検出したデータリンク層アドレス割当
指示より、送信先ネットワーク層アドレスを読み出し、
自ネットワーク層アドレスと一致しなかった場合、処理
を終了し、自ネットワーク層アドレスと一致した場合、
Ｓ９０４の処理に進む（Ｓ９０３）。検出したデータリ
ンク層アドレス割当指示Ｄ１０００より、割当データリ
ンク層アドレスフィールドＤ１００５を読み出し、自デ
ータリンク層アドレスとして設定する（Ｓ９０４）。
【手続補正１４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００４５
【補正方法】変更
【補正内容】
【００４５】再び、サーバの処理について述べる。デー
タリンク層アドレス割当指示送信確認後、データリンク
層アドレス割当指示処理Ｂ１０４は、データリンク層ア
ドレス更新処理Ｂ１０３を用いて、データリンク層アド
レス保持手段Ｂ１０１に保持されているデータリンク層
アドレステーブルからデータリンク層アドレス割当指示
Ｄ１０００内に設定した送信先データリンク層アドレス
と送信先ネットワーク層アドレスとの対応関係を削除
し、データリンク層アドレス割当指示Ｄ１０００内に設
定した割当データリンク層アドレスと送信先ネットワー
ク層アドレスとの対応関係を登録する（Ｓ８１０）。デ
ータリンク層アドレス割当指示処理Ｂ１０４は、処理結
果として正常終了し（Ｓ８１１）、データリンク層アド
レス割当処理を終了する。
タリンク層アドレス割当指示送信確認後、データリンク
層アドレス割当指示処理Ｂ１０４は、データリンク層ア
ドレス更新処理Ｂ１０３を用いて、データリンク層アド
レス保持手段Ｂ１０１に保持されているデータリンク層
アドレステーブルからデータリンク層アドレス割当指示
Ｄ１０００内に設定した送信先データリンク層アドレス
と送信先ネットワーク層アドレスとの対応関係を削除
し、データリンク層アドレス割当指示Ｄ１０００内に設
定した割当データリンク層アドレスと送信先ネットワー
ク層アドレスとの対応関係を登録する（Ｓ８１０）。デ
ータリンク層アドレス割当指示処理Ｂ１０４は、処理結
果として正常終了し（Ｓ８１１）、データリンク層アド
レス割当処理を終了する。
【手続補正１５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００４６
【補正方法】変更
【補正内容】
【００４６】以下、図１１を参照しながら、上記処理を
説明する。以下の処理を行う前後のアドレス管理内の状
態を図１１に示す。図１１（ａ１）は、以下に説明する
処理前のサーバ１のアドレス設定状態を、図１１（ｂ
１）は、以下に説明する処理前のクライアント１のアド
レス設定状態を、図１１（ｄ１）は、以下に説明する処
理前のサーバ１上のデータリンク層アドレステーブルの
登録状態を、示す。なお、便宜上、データリンク層アド
レステーブルはデータリンク層アドレスは昇順に整列さ
れており、データリンク層アドレス検索処理Ｂ１０２
は、ネットワーク層アドレスが対応していないデータリ
ンク層アドレスのうち最も若い番号を検索する。
説明する。以下の処理を行う前後のアドレス管理内の状
態を図１１に示す。図１１（ａ１）は、以下に説明する
処理前のサーバ１のアドレス設定状態を、図１１（ｂ
１）は、以下に説明する処理前のクライアント１のアド
レス設定状態を、図１１（ｄ１）は、以下に説明する処
理前のサーバ１上のデータリンク層アドレステーブルの
登録状態を、示す。なお、便宜上、データリンク層アド
レステーブルはデータリンク層アドレスは昇順に整列さ
れており、データリンク層アドレス検索処理Ｂ１０２
は、ネットワーク層アドレスが対応していないデータリ
ンク層アドレスのうち最も若い番号を検索する。
【手続補正１６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００５０
【補正方法】変更
【補正内容】
【００５０】サーバ上のデータリンク層アドレス割当指
示処理Ｂ１０４は、データリンク層アドレス割当指示で
割当を指示する前の、クライアント１のデータリンク層
アドレスとネットワーク層アドレスの対応関係（ＤＡ
２，ＮＡ２）を、データリンク層アドレス更新処理Ｂ１
０３を用いて、データリンク層アドレステーブル内より
削除し、データリンク層アドレス割当指示で割当を指示
したデータリンク層アドレスとネットワーク層アドレス
の対応関係（ＤＡ３，ＮＡ２）を、データリンク層アド
レス更新処理Ｂ１０３を用いて、データリンク層アドレ
ステーブルに登録する。
示処理Ｂ１０４は、データリンク層アドレス割当指示で
割当を指示する前の、クライアント１のデータリンク層
アドレスとネットワーク層アドレスの対応関係（ＤＡ
２，ＮＡ２）を、データリンク層アドレス更新処理Ｂ１
０３を用いて、データリンク層アドレステーブル内より
削除し、データリンク層アドレス割当指示で割当を指示
したデータリンク層アドレスとネットワーク層アドレス
の対応関係（ＤＡ３，ＮＡ２）を、データリンク層アド
レス更新処理Ｂ１０３を用いて、データリンク層アドレ
ステーブルに登録する。
【手続補正１７】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００５５
【補正方法】変更
【補正内容】
【００５５】図２において、本実施の形態に係るアドレ
ス管理装置Ｂ２００は、データリンク層アドレス保持手
段Ｂ１０１と、データリンク層アドレス検索処理Ｂ１０
２と、データリンク層アドレス更新処理Ｂ１０３と、デ
ータリンク層アドレス割当指示処理Ｂ１０４と、データ
リンク層アドレス割当指示検出処理Ｂ１０５と、対応ネ
ットワーク層アドレス検索処理Ｂ１０６と、データリン
ク層アドレス設定処理Ｂ５０２と、ネットワーク層アド
レス保持手段Ｂ６０１と、ネットワーク層アドレス検索
処理Ｂ６０２と、ネットワーク層アドレス更新処理Ｂ６
０３と、ネットワーク層アドレス割当指示検出処理Ｂ６
０５と、ネットワーク層アドレス割当設定処理Ｂ６０６
と、ネットワーク層アドレス割当要求処理Ｂ６０７と、
ネットワーク層アドレス割当要求検出処理Ｂ６０８と、
対応データリンク層アドレス検索処理Ｂ６０９と、アド
レス割当指示処理Ｂ２０１と、を備える。
ス管理装置Ｂ２００は、データリンク層アドレス保持手
段Ｂ１０１と、データリンク層アドレス検索処理Ｂ１０
２と、データリンク層アドレス更新処理Ｂ１０３と、デ
ータリンク層アドレス割当指示処理Ｂ１０４と、データ
リンク層アドレス割当指示検出処理Ｂ１０５と、対応ネ
ットワーク層アドレス検索処理Ｂ１０６と、データリン
ク層アドレス設定処理Ｂ５０２と、ネットワーク層アド
レス保持手段Ｂ６０１と、ネットワーク層アドレス検索
処理Ｂ６０２と、ネットワーク層アドレス更新処理Ｂ６
０３と、ネットワーク層アドレス割当指示検出処理Ｂ６
０５と、ネットワーク層アドレス割当設定処理Ｂ６０６
と、ネットワーク層アドレス割当要求処理Ｂ６０７と、
ネットワーク層アドレス割当要求検出処理Ｂ６０８と、
対応データリンク層アドレス検索処理Ｂ６０９と、アド
レス割当指示処理Ｂ２０１と、を備える。
【手続補正１８】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００５６
【補正方法】変更
【補正内容】
【００５６】尚、本実施の形態に係るデータリンク層ア
ドレス設定処理Ｂ５０２と、ネットワーク層アドレス保
持手段Ｂ６０１と、ネットワーク層アドレス検索処理Ｂ
６０２と、ネットワーク層アドレス更新処理Ｂ６０３
と、ネットワーク層アドレス割当指示検出処理Ｂ６０５
と、ネットワーク層アドレス設定処理Ｂ６０６と、ネッ
トワーク層アドレス割当要求処理Ｂ６０７と、ネットワ
ーク層アドレス割当要求検出処理Ｂ６０８と、対応デー
タリンク層アドレス検索処理Ｂ６０９と、は、先に第２
の従来の技術において説明した、データリンク層アドレ
ス設定処理Ｂ５０２と、ネットワーク層アドレス保持手
段Ｂ６０１と、ネットワーク層アドレス検索処理Ｂ６０
２とネットワーク層アドレス更新処理Ｂ６０３と、ネッ
トワーク層アドレス割当指示検出処理Ｂ６０５と、ネッ
トワーク層アドレス設定処理Ｂ６０６と、ネットワーク
層アドレス割当要求処理Ｂ６０７と、ネットワーク層ア
ドレス割当要求検出処理Ｂ６０８と、対応データリンク
層アドレス検索処理Ｂ６０９と、と同様な構成であるた
め、以下の当該構成についてはその説明を一部省略す
る。
ドレス設定処理Ｂ５０２と、ネットワーク層アドレス保
持手段Ｂ６０１と、ネットワーク層アドレス検索処理Ｂ
６０２と、ネットワーク層アドレス更新処理Ｂ６０３
と、ネットワーク層アドレス割当指示検出処理Ｂ６０５
と、ネットワーク層アドレス設定処理Ｂ６０６と、ネッ
トワーク層アドレス割当要求処理Ｂ６０７と、ネットワ
ーク層アドレス割当要求検出処理Ｂ６０８と、対応デー
タリンク層アドレス検索処理Ｂ６０９と、は、先に第２
の従来の技術において説明した、データリンク層アドレ
ス設定処理Ｂ５０２と、ネットワーク層アドレス保持手
段Ｂ６０１と、ネットワーク層アドレス検索処理Ｂ６０
２とネットワーク層アドレス更新処理Ｂ６０３と、ネッ
トワーク層アドレス割当指示検出処理Ｂ６０５と、ネッ
トワーク層アドレス設定処理Ｂ６０６と、ネットワーク
層アドレス割当要求処理Ｂ６０７と、ネットワーク層ア
ドレス割当要求検出処理Ｂ６０８と、対応データリンク
層アドレス検索処理Ｂ６０９と、と同様な構成であるた
め、以下の当該構成についてはその説明を一部省略す
る。
【手続補正１９】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００５８
【補正方法】変更
【補正内容】
【００５８】図１５（Ｂ）に、ネットワーク層アドレス
テーブルの構成を示す。ネットワーク層アドレステーブ
ルＤ１５０３は、対応するデータリンク層アドレスとネ
ットワーク層アドレスの、データリンク層アドレスをデ
ータリンク層アドレスフィールドＤ１５０５に、ネット
ワーク層アドレスをネットワーク層アドレスフィールド
Ｄ１５０６に、格納できるネットワーク層アドレス対応
リストＤ１５０４を、複数個格納できる。
テーブルの構成を示す。ネットワーク層アドレステーブ
ルＤ１５０３は、対応するデータリンク層アドレスとネ
ットワーク層アドレスの、データリンク層アドレスをデ
ータリンク層アドレスフィールドＤ１５０５に、ネット
ワーク層アドレスをネットワーク層アドレスフィールド
Ｄ１５０６に、格納できるネットワーク層アドレス対応
リストＤ１５０４を、複数個格納できる。
【手続補正２０】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００５９
【補正方法】変更
【補正内容】
【００５９】図１５（Ｃ）に、ネットワーク層アドレス
割当指示の構成を示す。ネットワーク層アドレス割当指
示Ｄ１５０７は、送信先データリンク層アドレスを格納
する送信先データリンク層アドレスフィールドＤ１００
１と、送信元データリンク層アドレスを格納する送信元
データリンク層アドレスフィールドＤ１００２と、送信
先ネットワーク層アドレスを格納する送信先ネットワー
ク層アドレスフィールドＤ１００３と、送信元ネットワ
ーク層アドレスを格納する送信元ネットワーク層アドレ
スフィールドＤ１００４と、割当が指示されたネットワ
ーク層アドレスを格納する割当ネットワーク層アドレス
フィールドＤ１５０８と、から構成される。
割当指示の構成を示す。ネットワーク層アドレス割当指
示Ｄ１５０７は、送信先データリンク層アドレスを格納
する送信先データリンク層アドレスフィールドＤ１００
１と、送信元データリンク層アドレスを格納する送信元
データリンク層アドレスフィールドＤ１００２と、送信
先ネットワーク層アドレスを格納する送信先ネットワー
ク層アドレスフィールドＤ１００３と、送信元ネットワ
ーク層アドレスを格納する送信元ネットワーク層アドレ
スフィールドＤ１００４と、割当が指示されたネットワ
ーク層アドレスを格納する割当ネットワーク層アドレス
フィールドＤ１５０８と、から構成される。
【手続補正２１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００６２
【補正方法】変更
【補正内容】
【００６２】ネットワーク層アドレス割当指示Ｄ１５０
７内の割当ネットワーク層アドレスフィールドＤ１５０
８に、Ｓ１３０３で検索された未使用ネットワーク層ア
ドレス設定し（Ｓ１３０４）、対応データリンク層アド
レス検索処理Ｂ６０９を用いて、ネットワーク層アドレ
ス保持手段Ｂ６０１に保持されているネットワーク層ア
ドレステーブルより、検出されたネットワーク層アドレ
ス割当要求の送信元データリンク層アドレスに対応する
ネットワーク層アドレスを検索する（Ｓ１３０５）。対
応するネットワーク層アドレスが検索された場合、Ｓ８
００の処理に進む。対応するネットワーク層アドレスが
検索されなかった場合、データリンク層アドレス割当処
理Ｓ１３０８の処理に進む。
７内の割当ネットワーク層アドレスフィールドＤ１５０
８に、Ｓ１３０３で検索された未使用ネットワーク層ア
ドレス設定し（Ｓ１３０４）、対応データリンク層アド
レス検索処理Ｂ６０９を用いて、ネットワーク層アドレ
ス保持手段Ｂ６０１に保持されているネットワーク層ア
ドレステーブルより、検出されたネットワーク層アドレ
ス割当要求の送信元データリンク層アドレスに対応する
ネットワーク層アドレスを検索する（Ｓ１３０５）。対
応するネットワーク層アドレスが検索された場合、Ｓ８
００の処理に進む。対応するネットワーク層アドレスが
検索されなかった場合、データリンク層アドレス割当処
理Ｓ１３０８の処理に進む。
【手続補正２２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００６４
【補正方法】変更
【補正内容】
【００６４】以下、再びクライアントの処理の説明に戻
る。ネットワーク層アドレス割当指示検出処理Ｂ６０５
は、ネットワーク層アドレス割当指示を検出し、自クラ
イアント宛ての場合は、ネットワーク層アドレス設定処
理Ｂ６０６を用いて、ネットワーク層アドレスを設定す
る（Ｓ１４０４、Ｓ１４０５、Ｓ１４０６）。
る。ネットワーク層アドレス割当指示検出処理Ｂ６０５
は、ネットワーク層アドレス割当指示を検出し、自クラ
イアント宛ての場合は、ネットワーク層アドレス設定処
理Ｂ６０６を用いて、ネットワーク層アドレスを設定す
る（Ｓ１４０４、Ｓ１４０５、Ｓ１４０６）。
【手続補正２３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００６６
【補正方法】変更
【補正内容】
【００６６】図１６を参照して、上記処理を説明する。
まず、以下の説明する処理前と処理中と処理後のアドレ
ス管理装置の状態を図１６に示す。図１６（ａ１）は、
以下に説明する処理前のサーバ１のアドレス設定状態
を、図１６（ｂ１）は、以下に説明する処理前のクライ
アント１のアドレス設定状態を、図１６（ｃ１）は、以
下に説明する処理前のクライアント２のアドレス設定状
態を、図１６（ｄ１）は、以下に説明する処理前のサー
バ１上のデータリンク層アドレステーブルの登録状態
を、図１６（ｅ１）は、以下に説明する処理前のサーバ
１上のネットワーク層アドレステーブルの登録状態を、
示す。尚、便宜上ネットワーク層アドレステーブルは、
データリンク層アドレスと同様に、ネットワーク層アド
レスで昇順に整列されており、検索時は若い番号より検
索されることとする。
まず、以下の説明する処理前と処理中と処理後のアドレ
ス管理装置の状態を図１６に示す。図１６（ａ１）は、
以下に説明する処理前のサーバ１のアドレス設定状態
を、図１６（ｂ１）は、以下に説明する処理前のクライ
アント１のアドレス設定状態を、図１６（ｃ１）は、以
下に説明する処理前のクライアント２のアドレス設定状
態を、図１６（ｄ１）は、以下に説明する処理前のサー
バ１上のデータリンク層アドレステーブルの登録状態
を、図１６（ｅ１）は、以下に説明する処理前のサーバ
１上のネットワーク層アドレステーブルの登録状態を、
示す。尚、便宜上ネットワーク層アドレステーブルは、
データリンク層アドレスと同様に、ネットワーク層アド
レスで昇順に整列されており、検索時は若い番号より検
索されることとする。
【手続補正２４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００７０
【補正方法】変更
【補正内容】
【００７０】以後、図１６（ｅ１）より、割当を指示す
る未使用ネットワーク層アドレスとしてＮＡ２が検索さ
れた場合を例に挙げて説明する。ネットワーク層アドレ
ス割当要求の送信元のデータリンク層アドレスＤＡ２に
対応するネットワーク層アドレスが検出された場合、ア
ドレス割当指示処理Ｂ２０１は、データリンク層アドレ
ス割当指示処理Ｂ１０４に、データリンク層アドレスＤ
Ａ２を入力する。データリンク層アドレス割当指示処理
Ｂ１０４は、入力されたデータリンク層アドレスを使用
しているクライアントに対して、ＤＡ２と異なる未使用
データリンク層アドレスの設定を指示することで、デー
タリンク層アドレスＤＡ２を未使用にする。
る未使用ネットワーク層アドレスとしてＮＡ２が検索さ
れた場合を例に挙げて説明する。ネットワーク層アドレ
ス割当要求の送信元のデータリンク層アドレスＤＡ２に
対応するネットワーク層アドレスが検出された場合、ア
ドレス割当指示処理Ｂ２０１は、データリンク層アドレ
ス割当指示処理Ｂ１０４に、データリンク層アドレスＤ
Ａ２を入力する。データリンク層アドレス割当指示処理
Ｂ１０４は、入力されたデータリンク層アドレスを使用
しているクライアントに対して、ＤＡ２と異なる未使用
データリンク層アドレスの設定を指示することで、デー
タリンク層アドレスＤＡ２を未使用にする。
【手続補正２５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００７５
【補正方法】変更
【補正内容】
【００７５】以上で説明した処理後のアドレス管理装置
の状態を図１６に示す。図１６（ａ３）に、以上説明し
た処理後のサーバ１のアドレス設定状態を、図１６（ｂ
３）に、以上説明した処理後のクライアント１のアドレ
ス設定状態を、図１６（ｃ３）に、以上説明した処理後
のクライアント１のアドレス設定状態を、図１６（ｄ
３）に、以上説明した処理後のサーバ１上のデータリン
ク層アドレステーブルの登録状態を、図１６（ｅ３）
に、以上説明した処理後のサーバ１上のネットワーク層
アドレステーブルの登録状態を、示す。
の状態を図１６に示す。図１６（ａ３）に、以上説明し
た処理後のサーバ１のアドレス設定状態を、図１６（ｂ
３）に、以上説明した処理後のクライアント１のアドレ
ス設定状態を、図１６（ｃ３）に、以上説明した処理後
のクライアント１のアドレス設定状態を、図１６（ｄ
３）に、以上説明した処理後のサーバ１上のデータリン
ク層アドレステーブルの登録状態を、図１６（ｅ３）
に、以上説明した処理後のサーバ１上のネットワーク層
アドレステーブルの登録状態を、示す。
【手続補正２６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００７６
【補正方法】変更
【補正内容】
【００７６】本実施の形態におけるアドレス管理装置は
以上のように動作するので、データリンク層アドレスが
重複して設定されていて、かつネットワーク層アドレス
が対応づけられているクライアントに対して未使用のデ
ータリンク層アドレスを自動的に割り当て、かつ、デー
タリンク層アドレスが重複して設定されていて、かつネ
ットワーク層アドレスの割当要求を送信するクライアン
トに対して新しいネットワーク層アドレスを自動的に割
り当てることが可能となる。また、本実施の形態はアド
レス管理装置に関するものであるが、必ずしもこのよう
な構成に限定されることなく、このような動作を実現可
能な方法を構築する事も可能である。
以上のように動作するので、データリンク層アドレスが
重複して設定されていて、かつネットワーク層アドレス
が対応づけられているクライアントに対して未使用のデ
ータリンク層アドレスを自動的に割り当て、かつ、デー
タリンク層アドレスが重複して設定されていて、かつネ
ットワーク層アドレスの割当要求を送信するクライアン
トに対して新しいネットワーク層アドレスを自動的に割
り当てることが可能となる。また、本実施の形態はアド
レス管理装置に関するものであるが、必ずしもこのよう
な構成に限定されることなく、このような動作を実現可
能な方法を構築する事も可能である。
【手続補正２７】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００７９
【補正方法】変更
【補正内容】
【００７９】ネットワーク層アドレス割当要求またはネ
ットワーク層アドレス割当指示を検出した場合、検出し
た通信が、ネットワーク層アドレス割当要求Ｄ１５００
ならば、送信元データリンク層アドレスフィールドＤ１
００２を、検出した通信が、ネットワーク層アドレス割
当指示Ｄ１５０７ならば、送信先データリンク層アドレ
スフィールドＤ１００１を抽出する（Ｓ１７０２）。
ットワーク層アドレス割当指示を検出した場合、検出し
た通信が、ネットワーク層アドレス割当要求Ｄ１５００
ならば、送信元データリンク層アドレスフィールドＤ１
００２を、検出した通信が、ネットワーク層アドレス割
当指示Ｄ１５０７ならば、送信先データリンク層アドレ
スフィールドＤ１００１を抽出する（Ｓ１７０２）。
【手続補正２８】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００８９
【補正方法】変更
【補正内容】
【００８９】（実施の形態４）次に、第３の実施の形態
に係るアドレス管理装置において、さらにアドレス検出
装置を加えたものを、本実施の形態に係るアドレス管理
装置として、図面を参照しつつ説明する。図４は、本発
明の実施の形態４に係わるアドレス管理装置の構成を示
すブロック図である。Ｂ４０１は、接続されたネットワ
ーク上の通信を検出し、検出した通信の送信元および送
信先のデータリンク層アドレスとネットワーク層アドレ
スの対応関係を抽出し、抽出されたデータリンク層アド
レスとネットワーク層アドレスの対応関係を、データリ
ンク層アドレス記録手段Ｂ１０１が保持するデータリン
ク層アドレステーブルを、データリンク層アドレス更新
処理Ｂ１０３を用いて更新し、ネットワーク層アドレス
保持手段Ｂ６０１が保持するネットワーク層アドレステ
ーブルを、ネットワーク層アドレス更新処理Ｂ６０３を
用いて更新するアドレス検出処理である。
に係るアドレス管理装置において、さらにアドレス検出
装置を加えたものを、本実施の形態に係るアドレス管理
装置として、図面を参照しつつ説明する。図４は、本発
明の実施の形態４に係わるアドレス管理装置の構成を示
すブロック図である。Ｂ４０１は、接続されたネットワ
ーク上の通信を検出し、検出した通信の送信元および送
信先のデータリンク層アドレスとネットワーク層アドレ
スの対応関係を抽出し、抽出されたデータリンク層アド
レスとネットワーク層アドレスの対応関係を、データリ
ンク層アドレス記録手段Ｂ１０１が保持するデータリン
ク層アドレステーブルを、データリンク層アドレス更新
処理Ｂ１０３を用いて更新し、ネットワーク層アドレス
保持手段Ｂ６０１が保持するネットワーク層アドレステ
ーブルを、ネットワーク層アドレス更新処理Ｂ６０３を
用いて更新するアドレス検出処理である。
【手続補正２９】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００９０
【補正方法】変更
【補正内容】
【００９０】図１９は、本実施の形態に係るアドレス管
理装置のネットワーク層アドレス割当要求遅延処理に係
わる部分の詳細なフローチャートである。アドレス検出
処理Ｂ４０１は、ネットワーク上の通信を検出しない場
合、Ｓ１９０１の処理に戻る。ネットワーク上の通信を
検出した場合、Ｓ１９０２の処理に進む。通信の種別
が、ネットワーク層アドレス割当要求の場合、図１７の
ネットワーク層アドレス割当要求処理Ｓ１７００に進
む。通信の種別が、ネットワーク層アドレス割当要求以
外の場合、Ｓ１９０３の処理に進む。
理装置のネットワーク層アドレス割当要求遅延処理に係
わる部分の詳細なフローチャートである。アドレス検出
処理Ｂ４０１は、ネットワーク上の通信を検出しない場
合、Ｓ１９０１の処理に戻る。ネットワーク上の通信を
検出した場合、Ｓ１９０２の処理に進む。通信の種別
が、ネットワーク層アドレス割当要求の場合、図１７の
ネットワーク層アドレス割当要求処理Ｓ１７００に進
む。通信の種別が、ネットワーク層アドレス割当要求以
外の場合、Ｓ１９０３の処理に進む。
【手続補正３０】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００９１
【補正方法】変更
【補正内容】
【００９１】検出した通信より、送信先および受信先の
データリンク層アドレスおよびネットワーク層アドレス
を抽出する（Ｓ１９０３）。送信先および受信先のデー
タリンク層アドレスとネットワーク層アドレスについ
て、以下の処理Ｓ８０７、Ｓ１５０７を順に繰り返す
（Ｓ１９０４）。Ｓ８０７、Ｓ１５０７は前記の実施の
形態１と実施の形態２で説明済みであるので説明を省略
する。Ｓ１９０４が終了後（Ｓ１９０５）、アドレス検
出処理を繰り返す。
データリンク層アドレスおよびネットワーク層アドレス
を抽出する（Ｓ１９０３）。送信先および受信先のデー
タリンク層アドレスとネットワーク層アドレスについ
て、以下の処理Ｓ８０７、Ｓ１５０７を順に繰り返す
（Ｓ１９０４）。Ｓ８０７、Ｓ１５０７は前記の実施の
形態１と実施の形態２で説明済みであるので説明を省略
する。Ｓ１９０４が終了後（Ｓ１９０５）、アドレス検
出処理を繰り返す。
【手続補正３１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００９８
【補正方法】変更
【補正内容】
【００９８】本実施の形態におけるアドレス管理装置は
以上のように動作するので、本発明のアドレス管理装置
以外でアドレスが設定および変更された場合において
も、データリンク層アドレスならびにネットワーク層ア
ドレスを重複して割り当てることなく、ネットワーク層
アドレスの割当を可能とする。また、本実施の形態はア
ドレス管理装置に関するものであるが、必ずしもこのよ
うな構成に限定されることなく、このような動作を実現
可能な方法を構築する事も可能である。
以上のように動作するので、本発明のアドレス管理装置
以外でアドレスが設定および変更された場合において
も、データリンク層アドレスならびにネットワーク層ア
ドレスを重複して割り当てることなく、ネットワーク層
アドレスの割当を可能とする。また、本実施の形態はア
ドレス管理装置に関するものであるが、必ずしもこのよ
うな構成に限定されることなく、このような動作を実現
可能な方法を構築する事も可能である。
【手続補正３２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００９９
【補正方法】変更
【補正内容】
【００９９】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項１に記載
のアドレス管理装置によれば、データリンク層アドレス
とネットワーク層アドレス間の一対一対応関係を維持し
たまま、ネットワークを介して、データリンク層アドレ
スの変更を可能とする。また、本発明の請求項５に記載
のアドレス管理方法によっても、同様の効果を奏する方
法が得られる。
のアドレス管理装置によれば、データリンク層アドレス
とネットワーク層アドレス間の一対一対応関係を維持し
たまま、ネットワークを介して、データリンク層アドレ
スの変更を可能とする。また、本発明の請求項５に記載
のアドレス管理方法によっても、同様の効果を奏する方
法が得られる。
【手続補正３３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０１００
【補正方法】変更
【補正内容】
【０１００】本発明の請求項２に記載のアドレス管理装
置によれば、データリンク層アドレスが重複して設定さ
れていて、かつネットワーク層アドレスが対応つけられ
ているクライアントに対して未使用のデータリンク層ア
ドレスを自動的に割り当て、かつ、データリンク層アド
レスが重複して設定されていて、かつネットワーク層ア
ドレスの割当要求を送信するクライアントに対して新し
いネットワーク層アドレスを自動的に割り当てることが
可能となる。また本発明の請求項６に記載のアドレス管
理方法によっても、同様の効果を奏する方法が得られ
る。
置によれば、データリンク層アドレスが重複して設定さ
れていて、かつネットワーク層アドレスが対応つけられ
ているクライアントに対して未使用のデータリンク層ア
ドレスを自動的に割り当て、かつ、データリンク層アド
レスが重複して設定されていて、かつネットワーク層ア
ドレスの割当要求を送信するクライアントに対して新し
いネットワーク層アドレスを自動的に割り当てることが
可能となる。また本発明の請求項６に記載のアドレス管
理方法によっても、同様の効果を奏する方法が得られ
る。
【手続補正３４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０１０１
【補正方法】変更
【補正内容】
【０１０１】本発明の請求項３に記載のアドレス管理装
置によれば、複数の端末に、同一のデータリンク層アド
レスが重複して設定されている場合においても、各端末
にネットワーク層アドレスの割当が可能である。また本
発明の請求項７に記載のアドレス管理方法によっても、
同様の効果を奏する方法が得られる。
置によれば、複数の端末に、同一のデータリンク層アド
レスが重複して設定されている場合においても、各端末
にネットワーク層アドレスの割当が可能である。また本
発明の請求項７に記載のアドレス管理方法によっても、
同様の効果を奏する方法が得られる。
【手続補正３５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０１０２
【補正方法】変更
【補正内容】
【０１０２】本発明の請求項４に記載のアドレス管理装
置によれば、本発明のアドレス管理装置以外でアドレス
が設定および変更された場合においても、データリンク
層アドレスならびにネットワーク層アドレスの重複して
割り当てることなく、ネットワーク層アドレスの割当を
可能とする。また本発明の請求項８に記載のアドレス管
理方法によっても、同様の効果を奏する方法が得られ
る。
置によれば、本発明のアドレス管理装置以外でアドレス
が設定および変更された場合においても、データリンク
層アドレスならびにネットワーク層アドレスの重複して
割り当てることなく、ネットワーク層アドレスの割当を
可能とする。また本発明の請求項８に記載のアドレス管
理方法によっても、同様の効果を奏する方法が得られ
る。
【手続補正３６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 Ｂ１００ 第１の実施の形態に係るアドレス管理装置 Ｂ１０１ データリンク層アドレス保持手段 Ｂ１０２ データリンク層アドレス検索処理 Ｂ１０３ データリンク層アドレス更新処理 Ｂ１０４ データリンク層アドレス割当指示処理 Ｂ１０５ データリンク層アドレス割当指示検出処理 Ｂ１０６ 対応ネットワーク層アドレス検索処理 Ｂ２００ 第２の実施の形態に係るアドレス管理装置 Ｂ２０１ アドレス割当指示処理 Ｂ３００ 第３の実施の形態に係るアドレス管理装置 Ｂ３０１ ネットワーク層アドレス割当要求遅延処理 Ｂ４００ 第４の実施の形態に係るアドレス管理装置 Ｂ４０１ アドレス検出処理 Ｂ５００ 第１の従来の方法に係るアドレス管理装置 Ｂ５０１ データリンク層アドレス入力処理 Ｂ５０２ データリンク層アドレス設定処理 Ｂ６００ 第２の従来の方法に係るアドレス管理装置 Ｂ６０１ ネットワーク層アドレス保持手段 Ｂ６０２ ネットワーク層アドレス検索処理 Ｂ６０３ ネットワーク層アドレス更新処理 Ｂ６０４ ネットワーク層アドレス割当指示処理 Ｂ６０５ ネットワーク層アドレス割当指示検出処理 Ｂ６０６ ネットワーク層アドレス設定処理 Ｂ６０７ ネットワーク層アドレス割当要求処理 Ｂ６０８ ネットワーク層アドレス割当要求検出処理 Ｂ６０９ 対応データリンク層アドレス検索処理 ｈ１００１ サーバ ｈ１００２ サーバ内部バス ｈ１００３ サーバ通信制御装置 ｈ１００４ サーバメモリ ｈ１００５ サーバＣＰＵ ｈ１００６ サーバファイル装置 ｈ１００７ サーバ制御プログラム ｈ１００８ データリンク層アドレステーブル ｈ１００９ キーボード ｈ１０１０ ディスプレイ ｈ１０１１ ネットワーク層アドレステーブル ｈ２００１ クライアント ｈ２００２ クライアント内部バス ｈ２００３ クライアント通信制御装置 ｈ２００４ クライアントメモリ ｈ２００５ クライアントＣＰＵ ｈ２００６ クライアントファイル装置 ｈ２００７ クライアント制御プログラム ｈ２００８ データリンク層アドレス ｈ２００９ ネットワーク層アドレス ｈ３００１ ネットワークバス Ｄ１０００ データリンク層アドレス割当指示 Ｄ１００１ 送信先データリンク層アドレスフィールド Ｄ１００２ 送信元データリンク層アドレスフィールド Ｄ１００３ 送信先ネットワーク層アドレスフィールド Ｄ１００４ 送信元ネットワーク層アドレスフィールド Ｄ１００５ 割当データリンク層アドレスフィールド Ｄ１００６ データリンク層アドレステーブル Ｄ１００７ データリンク層アドレス対応リスト Ｄ１００８ データリンク層アドレスフィールド Ｄ１００９ ネットワーク層アドレスフィールド Ｄ１５００ ネットワーク層アドレス割当要求 Ｄ１５０３ ネットワーク層アドレステーブル Ｄ１５０４ ネットワーク層アドレス対応リスト Ｄ１５０５ データリンク層アドレスフィールド Ｄ１５０６ ネットワーク層アドレスフィールド Ｄ１５０７ ネットワーク層アドレス割当指示 Ｄ１５０８ 割当ネットワーク層アドレスフィールド
【手続補正３７】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図１
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【手続補正３８】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図２
【補正方法】変更
【補正内容】
【図２】
【手続補正３９】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図７
【補正方法】変更
【補正内容】
【図７】
【手続補正４０】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図１１
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１１】
【手続補正４１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図１９
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１９】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤邉 一秀 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Ｆターム(参考） 5B089 GA11 GA21 GB09 HA06 HB02 HB19 KB04 KB06 KC15 KH03 MB02 5K030 GA11 HA08 HD09 KA04 LA08 LD17 MD10 5K033 AA09 CB11 DB12 DB14 EC03 9A001 CC07 CC08 DD10
Claims (8)
- 【請求項１】 ネットワークに接続された端末のネット
ワーク層アドレスとデータリンク層アドレスを管理する
アドレス管理装置であって、 データリンク層アドレスとネットワーク層アドレスの対
応関係（データリンク層アドレステーブル）を保持す
る、データリンク層アドレス保持手段と、 前記データリンク層アドレステーブルから、未使用のデ
ータリンク層アドレスを検索する、データリンク層アド
レス検索手段と、 前記データリンク層アドレステーブルから、指定された
データリンク層アドレスに対応するネットワーク層アド
レスを検索する、対応ネットワーク層アドレス検索手段
と、 前記対応ネットワーク層アドレス検索手段で検索したネ
ットワーク層アドレスで特定される端末宛てに、少なく
とも前記データリンク層アドレス検索手段で検索した未
使用のデータリンク層アドレスを情報として含むデータ
リンク層アドレス割当指示を送信する、データリンク層
アドレス割当指示手段と、 前記データリンク層アドレス割当指示の情報に応じ、前
記データリンク層アドレステーブルのデータリンク層ア
ドレスとネットワーク層アドレスの対応関係を更新す
る、データリンク層アドレス更新手段と、 前記対応ネットワーク層アドレス検索手段で検索したネ
ットワーク層アドレスで特定される端末において、前記
データリンク層アドレス割当指示を検出し、データリン
ク層アドレス割当指示からデータリンク層アドレスを取
得する、データリンク層アドレス割当指示検出手段と、 前記データリンク層アドレス割当指示検出手段で取得し
たデータリンク層アドレスを自端末に設定する、データ
リンク層アドレス設定手段と、 を備えたこと、を特徴とするアドレス管理装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載のアドレス管理装置であ
って、 前記アドレス管理装置が、 ネットワーク層アドレスとデータリンク層アドレスの対
応関係（ネットワーク層アドレステーブル）を保持する
ネットワーク層アドレス保持手段と、 前記ネットワーク層アドレステーブルから、未使用のネ
ットワーク層アドレスを検索する、ネットワーク層アド
レス検索手段と、 前記ネットワーク層アドレステーブルから、指定された
データリンク層アドレスに対応するネットワーク層アド
レスを検索する、対応データリンク層アドレス検索手段
と、 ネットワーク層アドレスを設定する必要がある端末が送
信した、少なくともデータリンク層アドレスの情報を含
むネットワーク層アドレス割当要求を検出する、ネット
ワーク層アドレス割当要求検出手段と、 前記対応データリンク層アドレス検索手段で検索したネ
ットワーク層アドレスが存在しない場合、ネットワーク
層アドレスを設定する必要がある端末宛てに、少なくと
も前記ネットワーク層アドレス検索手段で検索した未使
用のネットワーク層アドレスを情報として含むネットワ
ーク層アドレス割当指示をする、アドレス割当指示手段
と、 前記ネットワーク層アドレス割当指示、もしくは前記デ
ータリンク層アドレス割当指示に応じて、前記ネットワ
ーク層アドレステーブルのネットワーク層アドレスと、
データリンク層アドレスの対応関係を更新する、ネット
ワーク層アドレス更新手段と、 前記ネットワーク層アドレス割当指示、もしくは前記デ
ータリンク層アドレス割当指示の情報に応じ、前記デー
タリンク層アドレステーブルのデータリンク層アドレス
とネットワーク層アドレスの対応関係を更新する、前記
データリンク層アドレス更新手段と、 ネットワーク層アドレスを設定する必要がある端末にお
いて、前記ネットワーク層アドレス割当要求を送信す
る、ネットワーク層アドレス割当要求手段と、 前記ネットワーク層アドレス割当指示を検出し、ネット
ワーク層アドレス割当指示からネットワーク層アドレス
を抽出する、ネットワーク層アドレス割当指示検出手段
と、 ネットワーク層アドレス割当指示検出手段で抽出したネ
ットワーク層アドレスを自端末に設定する、ネットワー
ク層アドレス設定手段と、 を備えており、 前記対応ネットワーク層アドレス検出手段が、前記デー
タリンク層アドレステーブルから、前記ネットワーク層
アドレス割当要求の情報中のデータリンク層アドレスに
対応するネットワーク層アドレスを検索し、 前記データリンク層アドレス割当指示手段が、前記対応
ネットワーク層アドレス検索手段で検索したネットワー
ク層アドレスがデータリンク層アドレステーブルに存在
する場合、そのネットワーク層アドレスを有する端末宛
てに、少なくとも前記データリンク層アドレス検索手段
で検索した未使用のデータリンク層を情報として含むデ
ータリンク層アドレス割当指示を送信すること、 を特徴とする、アドレス管理装置。 - 【請求項３】 請求項２に記載のアドレス管理装置にお
いて、 自端末において、 他端末宛てに送信されたネットワーク層アドレス割当要
求を検出し、 検出した前記ネットワーク層アドレス割当要求の情報中
の送信元データリンク層アドレスを抽出し、 抽出したデータリンク層アドレスが自端末のデータリン
ク層アドレスと同じであった場合、 自端末のネットワーク層アドレス割当要求の送信を遅延
させるネットワーク層アドレス割当要求遅延手段を備え
たこと、 を特徴とする、アドレス管理装置。 - 【請求項４】 請求項１又は請求項２に記載のアドレス
管理装置において、 前記データリンク層アドレス更新手段が、 接続されたネットワーク上の送信パケットの、送信元の
データリンク層アドレスとネットワーク層アドレス、及
び送信先のデータリンク層アドレスとネットワーク層ア
ドレスの対応関係を検出するアドレス検出手段と、 前記アドレス検出手段で検出した送信元のデータリンク
層アドレスとネットワーク層アドレス、及び送信先のデ
ータリンク層アドレスとネットワーク層アドレスとの関
係に従い、 前記データリンク層アドレステーブルのデータリンク層
アドレスと、ネットワーク層アドレスの対応関係を更新
し、 前記ネットワーク層アドレステーブル更新手段が、 前記アドレス検出手段で検出した送信元のデータリンク
層アドレスとネットワーク層アドレス、及び送信先のデ
ータリンク層アドレスとネットワーク層アドレスとの関
係に従い、 前記ネットワーク層アドレステーブルのデータリンク層
アドレスとネットワーク層アドレスの対応関係を更新す
ること、 を特徴とするアドレス管理装置。 - 【請求項５】 ネットワークに接続された端末のネット
ワーク層アドレスとデータリンク層アドレスを管理する
アドレス管理方法であって、 データリンク層アドレスとネットワーク層アドレスの対
応関係（データリンク層アドレステーブル）を保持す
る、データリンク層アドレス保持手段と、 前記データリンク層アドレステーブルから、未使用のデ
ータリンク層アドレスを検索する、データリンク層アド
レス検索手段と、 前記データリンク層アドレステーブルから、指定された
データリンク層アドレスに対応するネットワーク層アド
レスを検索する、対応ネットワーク層アドレス検索手段
と、 前記対応ネットワーク層アドレス検索手段で検索したネ
ットワーク層アドレスで特定される端末宛てに、少なく
とも前記データリンク層アドレス検索手段で検索した未
使用のデータリンク層アドレスを情報として含むデータ
リンク層アドレス割当指示を送信する、データリンク層
アドレス割当指示手段と、 前記データリンク層アドレス割当指示の情報に応じ、前
記データリンク層アドレステーブルのデータリンク層ア
ドレスとネットワーク層アドレスの対応関係を更新す
る、データリンク層アドレス更新手段と、 前記対応ネットワーク層アドレス検索手段で検索したネ
ットワーク層アドレスで特定される端末において、前記
データリンク層アドレス割当指示を検出し、データリン
ク層アドレス割当指示からデータリンク層アドレスを取
得する、データリンク層アドレス割当指示検出手段と、 前記データリンク層アドレス割当指示検出手段で取得し
たデータリンク層アドレスを自端末に設定する、データ
リンク層アドレス設定手段と、 を備えたこと、を特徴とするアドレス管理方法。 - 【請求項６】 請求項５に記載のアドレス管理方法であ
って、 前記アドレス管理方法が、 ネットワーク層アドレスとデータリンク層アドレスの対
応関係（ネットワーク層アドレステーブル）を保持する
ネットワーク層アドレス保持手段と、 前記ネットワーク層アドレステーブルから、未使用のネ
ットワーク層アドレスを検索する、ネットワーク層アド
レス検索手段と、 前記ネットワーク層アドレステーブルから、指定された
データリンク層アドレスに対応するネットワーク層アド
レスを検索する、対応データリンク層アドレス検索手段
と、 ネットワーク層アドレスを設定する必要がある端末が送
信した、少なくともデータリンク層アドレスの情報を含
むネットワーク層アドレス割当要求を検出する、ネット
ワーク層アドレス割当要求検出手段と、 前記対応データリンク層アドレス検索手段で検索したネ
ットワーク層アドレスが存在しない場合、ネットワーク
層アドレスを設定する必要がある端末宛てに、少なくと
も前記ネットワーク層アドレス検索手段で検索した未使
用のネットワーク層アドレスを情報として含むネットワ
ーク層アドレス割当指示をする、アドレス割当指示手段
と、 前記ネットワーク層アドレス割当指示、もしくは前記デ
ータリンク層アドレス割当指示に応じて、前記ネットワ
ーク層アドレステーブルのネットワーク層アドレスと、
データリンク層アドレスの対応関係を更新する、ネット
ワーク層アドレス更新手段と、 前記ネットワーク層アドレス割当指示、もしくは前記デ
ータリンク層アドレス割当指示の情報に応じ、前記デー
タリンク層アドレステーブルのデータリンク層アドレス
とネットワーク層アドレスの対応関係を更新する、前記
データリンク層アドレス更新手段と、 ネットワーク層アドレスを設定する必要がある端末にお
いて、前記ネットワーク層アドレス割当要求を送信す
る、ネットワーク層アドレス割当要求手段と、前記ネッ
トワーク層アドレス割当指示を検出し、ネットワーク層
アドレス割当指示からネットワーク層アドレスを抽出す
る、ネットワーク層アドレス割当指示検出手段と、 ネットワーク層アドレス割当指示検出手段で抽出したネ
ットワーク層アドレスを自端末に設定する、ネットワー
ク層アドレス設定手段と、 を備えており、 前記対応ネットワーク層アドレス検出手段が、前記デー
タリンク層アドレステーブルから、前記ネットワーク層
アドレス割当要求の情報中のデータリンク層アドレスに
対応するネットワーク層アドレスを検索し、 前記データリンク層アドレス割当指示手段が、前記対応
ネットワーク層アドレス検索手段で検索したネットワー
ク層アドレスがデータリンク層アドレステーブルに存在
する場合、そのネットワーク層アドレスを有する端末宛
てに、少なくとも前記データリンク層アドレス検索手段
で検索した未使用のデータリンク層を情報として含むデ
ータリンク層アドレス割当指示を送信すること、 を特徴とする、アドレス管理方法。 - 【請求項７】 請求項６に記載のアドレス管理方法にお
いて、 自端末において、 他端末宛てに送信されたネットワーク層アドレス割当要
求を検出し、 検出した前記ネットワーク層アドレス割当要求の情報中
の送信元データリンク層アドレスを抽出し、 抽出したデータリンク層アドレスが自端末のデータリン
ク層アドレスと同じであった場合、 自端末のネットワーク層アドレス割当要求の送信を遅延
させるネットワーク層アドレス割当要求遅延手段を備え
たこと、 を特徴とする、アドレス管理方法。 - 【請求項８】 請求項５又は請求項６に記載のアドレス
管理方法において、前記データリンク層アドレス更新手
段が、 接続されたネットワーク上の送信パケットの、送信元の
データリンク層アドレスとネットワーク層アドレス、及
び送信先のデータリンク層アドレスとネットワーク層ア
ドレスの対応関係を検出するアドレス検出手段と、 前記アドレス検出手段で検出した送信元のデータリンク
層アドレスとネットワーク層アドレス、及び送信先のデ
ータリンク層アドレスとネットワーク層アドレスとの関
係に従い、 前記データリンク層アドレステーブルのデータリンク層
アドレスと、ネットワーク層アドレスの対応関係を更新
し、 前記ネットワーク層アドレステーブル更新手段が、 前記アドレス検出手段で検出した送信元のデータリンク
層アドレスとネットワーク層アドレス、及び送信先のデ
ータリンク層アドレスとネットワーク層アドレスとの関
係に従い、 前記ネットワーク層アドレステーブルのデータリンク層
アドレスとネットワーク層アドレスの対応関係を更新す
ること、 を特徴とするアドレス管理方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000001785A JP2001197107A (ja) | 2000-01-07 | 2000-01-07 | アドレス管理装置及びアドレス管理方法 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000001785A JP2001197107A (ja) | 2000-01-07 | 2000-01-07 | アドレス管理装置及びアドレス管理方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001197107A true JP2001197107A (ja) | 2001-07-19 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000001785A Pending JP2001197107A (ja) | 2000-01-07 | 2000-01-07 | アドレス管理装置及びアドレス管理方法 |
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| EP (1) | EP1115240A3 (ja) |
| JP (1) | JP2001197107A (ja) |
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| US7724703B2 (en) | 2005-10-13 | 2010-05-25 | Belden, Inc. | System and method for wireless network monitoring |
| US7558266B2 (en) * | 2006-05-03 | 2009-07-07 | Trapeze Networks, Inc. | System and method for restricting network access using forwarding databases |
| US8966018B2 (en) | 2006-05-19 | 2015-02-24 | Trapeze Networks, Inc. | Automated network device configuration and network deployment |
| US9258702B2 (en) | 2006-06-09 | 2016-02-09 | Trapeze Networks, Inc. | AP-local dynamic switching |
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|---|---|---|---|---|
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| US5835725A (en) * | 1996-10-21 | 1998-11-10 | Cisco Technology, Inc. | Dynamic address assignment and resolution technique |
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