JP2001197105A - パケットデータ網においてルーティング情報を交換するための方法および装置 - Google Patents

パケットデータ網においてルーティング情報を交換するための方法および装置

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JP2001197105A JP2000366453A JP2000366453A JP2001197105A JP 2001197105 A JP2001197105 A JP 2001197105A JP 2000366453 A JP2000366453 A JP 2000366453A JP 2000366453 A JP2000366453 A JP 2000366453A JP 2001197105 A JP2001197105 A JP 2001197105A
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Timothy G Griffin
ジー.グリフィン ティモシー
Gordon Thomas Wilfong
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    • H04L45/02Topology update or discovery
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】パケットデータ網においてルーティング情報を
交換するための方法および装置の提供。 【解決手段】第一のルータの複数のピアルータグループ
内の一つのピアルータから受信されるあるルーティング
メッセージを選択するスッテップであって、このメッセ
ージが、前記ピアルータから宛先までの経路とその経路
に関する履歴を含み、この経路履歴が前記一つのピアル
ータがその経路を採択することを許した零又は複数の経
路変更事象のシーケンスを示すステップと、第一のルー
タから前記宛先への新経路を、前記宛先への格納された
経路の集合と前記ルーティングメッセージ内の経路から
決定するステップと、前記決定された新経路と関連する
新経路履歴を動的に計算するステップと、決定された新
経路とそれと関連する新経路履歴を前記複数のピアルー
タの一つ又は複数に送信するステップとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【関連する特許出願】本出願は、1999年12月1日付けで
出願された合衆国仮特許出願第60/168281号の利益を請
求するものである。
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明はパケットベースのデ
ータ網に関する。より詳細には、本発明は、パケット網
内のルータ間でのルーティング情報の交換に関する。
【0003】
【従来の技術】パケットベースのデータ網、例えば、イ
ンターネットにおいては、ルータは、互いに“話す(ta
lk)”ことで、ルーティング情報を交換する。より詳細
には、ルータは、それが特定の宛先に至るために取る経
路を、その各ピアルータに伝え、こうして、各ルータ
は、そのピアルータがパケットを特定の宛先に送るため
に取る経路を知る。様々なルーティングプロトコルは、
ルータ上でランし、このような情報をルータ間で交換す
るために用いられる。ルーティングプロトコルは、IGP
(Interior Gateway Protocol:インテリアゲートウェ
イプロトコル)と、EGP(Exterior Gateway Protocol:
エクステリアゲートウェイプロトコル)に大別される。
IGPは、ある管理領域(ドメイン)内、例えば、企業バ
ックボーン内あるいは一つの会社によって所有される網
内におけるルーティングのために用いられ、どのように
ルーティングが行なわれるかについての統一された管理
コントロールをもつ。通常、このようなルーティング
は、ある管理領域内の2点間のルーティングにおける目
標が、最小コストのルートを見つけることにあるという
意味でメトリックベースである。ここで、コストは、例
えば、距離や、ルータ間のリンクに割当てることができ
る他のパラメータであり得る。IGPの範疇に入るよく知
られているルーティングプロトコルの例には、RIP(Rou
ting Information Protoco1:ルーティング情報プロト
コル)、OSPF(Open Shortest Path First:オープンシ
ョーテストパスファースト)プロトコル、ISュIS(Inter
mediate Systemto Inermediate System(中間システム
間)プロトコルなどがある。これらIGP(インテリアゲ
ートウェイプロトコル)の好ましい性質は、これらが、
その網の構成と一貫する網内では、内では、常に安定な
ルーティングを達成することが保障されることである。
これら異なるルーティングプロトコル間の差はルータ間
でやりとりされるメッセージの性質にある。IGPは単一
の組織によって所有あるいは制御される網内で用いられ
るために、その網内のルータの所有者の間には敵性は存
在しない。敵性が存在する場合は、ある網内の特定のル
ータが別の所有者によって所有されるルータからのトラ
ヒックを受理するか否かがこれによって影響を受けるこ
とがある。
【0004】EGP(エクステリアゲートウェイプロトコ
ル)は、自律管理領域の間でルーティング情報を交換す
るために用いられる。こうして、例えば、自律AT&T網を
自律Sprint網にリンクする境界もしくはエッジルータ
は、IGPではなく、EGPを介して通信することが必要とな
る。ルーティングがメトリックベースにて行なわれる単
一の自律システムの場合とは異なり、複数の自律システ
ム間のルーティングは、ポリシーベースとする必要があ
る。実際、各自律システムは、使用料金を払わない他者
による使用から自身を保護することを望む。こうして、
ある自律システムは、競争者のシステムからの呼が自身
のシステム内をルーティング(経由)することを、その
ルーティングが“最短経路(shortest path)”である
にもかかわらず、競争者の顧客が自身の資源を使用する
ことを望まないために制限することがある。こうして、
EGPは、メトリックベースのIGPとは異なり、自律システ
ムは指定される宛先への最良経路に関しては常に同意す
るとは限らないためにポリシーベースとされる。結果と
して、EGPは、ある管理領域が残りの世界とどのように
相互作用することを希望するかのポリシーの表現を伴う
ために一層複雑なものとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】BGP(Border Gateway P
rotocol:境界ゲートウェイプロトコル)は、現在イン
ターネット上で採用されている唯一の領域間(インタド
メイン)ルーティングプロトコルである(例えば、Y.Re
khter and T.Li,“A border gateway protocol",RFC 17
71[BGP version 4],1995;J.W.Stewart,BGP4,InterュDom
ain Routing in the Internet,AddisonュWesley,1998;お
よびB.Halabi,Internet Routing Architectures,Cisco
Press,1997を参照されたい)。BGPは、各自律システム
が、自身のルーティングポリシーを独立的に公式化する
ことを許すとともに、これらポリシーが距離メトリック
をポリシーの側面を優先させて無効にすることを許す。
ただし、様々な自律システムのルーティングポリシーが
互いに衝突し、ルーティングポリシーの不一致の結果と
して、例えば、安定なルーティング計画を見つけること
ができないなど、幾つかの問題が引き起こすことがあ
る。例えば、ある一つのルータの所で変更が発生する
と、そのピアとの間で情報が交換され、その結果とし
て、第二のルータがそのルーティングを変更し、そのピ
アルータと情報を交換するという過程を繰り返した後、
巡り巡って第一のルータが再びそのルーティングを変更
を余儀なくされ、このために、第二、第三...のルータ
が再びルーティングの変更を余儀なくされることがあ
る。このようなプロトコルは発散するといわれ、ルート
が永久的に発振することとなる。こうして、BGPを用い
た場合、自律システム間のエッジルータが、情報の交換
をいつまでも続け、いつまでも安定なルーティング計画
について合意できなくなることがある。このような状況
は、実際、グローバルインターネットにカタストロフィ
ックな影響を及ぼし、トラヒックのルーティングに支障
をきたすとともに、場合によっては、ルータからルータ
に転送されるルーティング情報の量の多さのためにイン
ターネット上に“グリッドロック(gridlock)”を発生
させかねない。グリッドロックは、網をのろのろ状態に
低速化し、最悪の場合は、インターネットを“メルトダ
ウン(meltdown)”させる結果となる。さらに、網上の
自律システムは、それがローカル情報しか利用できない
ために、ルーティング問題の原因を決定する能力をもた
ない。さらに、仮に原因を突き止めることができたとし
ても、どの自律システムも様々な自律システムの間のル
ーティングポリシーの不一致に起因する発振を修正する
能力はもたない。
【0006】
【課題を解決するための手段】従来の技術と関連するこ
れら問題が本発明のルーティングプロトコルによって解
決される。ここでは、SPVP(Simple Path Vector Proto
col:シンプルパスベクトルプロトコル)と呼ばれるこ
の新たなルーティングプロトコルは、BGP(境界ゲート
ウェイプロトコル)を、新たな属性をエッジルータによ
って異なる自律システム内のそのピアに送られるルーテ
ィングメッセージに付け加えることで、拡張する。この
追加の属性は、経路履歴であり、各エッジルータの所で
ある特定の宛先へのルーティング経路が変更されたとき
動的に計算される。こうして、この経路属性が、ルータ
によってそのピアルータに、送信ルータのその宛先への
経路とともに送信される。ポリシーの衝突に起因するプ
ロトコルの発振は、その履歴の中にサイクルを含む経路
を生成する。ピアルータから受信される履歴属性を含む
ルーティングメッセージが処理される際に、エッジルー
タの所で動的に計算される経路履歴を観察することで、
新に計算された履歴内のサイクルが識別され、その受信
エッジルータと関連する自律システムの所でのポリシー
の衝突が識別される。本発明のもう一面によると、この
プロトコルは、その履歴がサイクルを含む経路を、宛先
への許された経路から自動的に削除する。
【0007】
【発明の実施の形態】従来の技術によるBGP(境界ゲー
トウェイププロトコル)の底辺に横たわる問題は、ここ
で安定経路問題(Stable Paths Problem、SPP)として
定義される問題である。安定経路問題(SPP)は、ベク
トルプロトコル、例えばBGPのルーティングポリシーに
対する単純なセマンティクスを与える一方で、多くの必
須でない細部から自由にとどまる。非形式的には、安定
経路問題(SPP)は、オリジンと呼ばれる他と区別され
た節点をもつ無向グラフから成る。他の全ての節点は、
オリジンへの許された経路の集合をもつ。各節点は、さ
らに、許された経路に関するランギング関数をもち、こ
れはその経路の好ましさの順位(優先順位)を示す。安
定経路問題(SPP)に対する解決は、各節点の割当てら
れた経路がその隣接節点の所で割当てられている任意の
経路に延びる最も高いランクの経路となるように、許さ
れた経路を各節点に割当てることから成る。このような
解決は、大域的な最大を表すものではなく、各節点に単
に局所的な最大が割当てられる平衡点を表す。
【0008】これら概念は、数学的には、以下のように
定式化される。単純な無向連結グラフG=(V,E)によっ
て、エッジEにて連結された節点のネットワークV={0,1,
2,....n}が表される。任意の節点uに対して、ピアpeers
(u)={w|{u,w}∈E}は、節点uに対するピアの集合を表
す。オリジンと呼ばれる節点0は、それが全ての他の節
点がそれに向けて経路を設定することを試みる特別な節
点であるものと想定される。
【0009】単純な無向連結グラフG内の経路は、εと
呼ばれる空の経路、あるいは一連の節点(vk vk-1...v1
v0)のいずれかから成り、各i(ここでk≧i>0)に対し
て、{vi,vi-1}は、E内のエッジである。全ての空でない
経路P=(vk vk-1...v1 v0)は、第一の節点vkから最後の
節点v0に向かう方向をもつものと想定される。e={u,v}
はE内のエッジであるものと想定する。PとQが空でない
経路であり、Q内の第一の節点はP内の最後の節点である
場合、PQは、これら経路を連結して形成される経路を表
す。これは、εP=Pε=Pであるという約束の下で、任意
の経路Pに対して延長することができる。例えば、(4 3
2)(2 1 0)は、経路(4 3 2 1 0)を表し、ε(2 1 0)
は、経路(2 1 0)を表す。これは、Pが節点vから始まる
経路であり、{u,v}がE内のエッジであるとき最も一般的
に用いられる記法である。この場合(uv)Pは、節点uから
開始し、エッジ{u,v}をよぎり、その後、節点vから経路
Pに向かう経路を表す。
【0010】各v∈Vュ{0}に対して、集合Avは、節点vか
らオリジン(節点0)への許された経路を表す。P=(v vk
...v1 0)が集合Av内に存在する場合、節点vkは、経路P
に対する次のホップであると呼ばれる。A={Av|v∈Vュ
{0}}を全ての許された経路の集合であるものとする。
【0011】各v∈Vュ{0}に対して、Av上で定義される非
負整数値のランキング関数λvが存在し、この関数は、
節点vがその許された経路をどのようにランクするかを
表す。P1,P2∈Avかつλv(P1)<λv(P2)である場合、P
2は、P1より好ましい(優位である)といわれる。Λ=
v|v∈Vュ{0}}であるものとする。
【0012】安定経路問題S=(G,A,Λ)の1つのインス
タンスは、各非零節点における許された経路および各非
零節点に対するランキング関数をもつグラフから成り、
これは、ΛおよびAに関して以下の制約をもつ: 1)(空の経路が許される)ε∈Av; 2)(空の経路は最低にランクされる)λv(ε)=0; 3)(厳格性)λv(P1)=λv(P2)である場合、P1=P2、も
しくはP1=(v u)P1'かつP2=(v u)P2'であるようなuが存
在する(経路P1とP2は同一の次のホップを持つ); 4)(単純性)経路P∈Avは単純な経路である(反復節
点はもたない)。
【0013】S=(G,A,Λ)を安定経路問題の一つのインス
タンスであるものとする。節点uが与えられたとき、Wは
許された経路Auの部分集合であり、W内の各経路は別個
な次のホップをもつものとする。すると、W内の極大経
路、すなわちmax(u,W)は、以下のように定義される:
【数1】
【0014】経路は、各節点u∈Vを経路π(u)∈Auに写
像する関数πに基づいて割当てられる。経路π(u)は空
の経路であってもよいことに注意する。経路選択choice
s(u,π)の集合は、全てのP∈Auであるものと定義され、
P=(u 0)かつ{u,0}∈Eであるか、もしくは、幾つかの{u,
v}∈Eに対しては、P=(u v)π(v)である。経路割当てπ
は、節点uにおいて:
【数2】 である場合に安定である。経路割当てπは、それが各節
点uにおいて安定である場合は、安定である。経路割当
ては、ベクトル(P1,P2,...,Pn)として書くことがで、こ
こで、π(u)=Puである。
【0015】安定経路問題S=(G,A,Λ)は、Sに対する安
定経路が存在する場合に解をもつ。安定経路割当ては、
Sに対する解であると呼ばれる。このような割当てが存
在しない場合は、Sは解をもたない。
【0016】図1は、5つの節点から成るネットワーク
に対する安定経路問題を示す。ここで、宛先節点は節点
0である。各非零節点に対するランキング関数が各節点
の隣に垂直なリストによって示される。つまり、最も高
いランクをもつ経路が最初にリストされ、リストの下に
向って、より低いランクをもつ経路がリストされてい
る。空の経路は各リストから削除されている。図2に
は、経路割当て ((1 3 0),(2 0),(3 0),(4 3 0)) が示される。これは、他のどの経路割当ても安定でない
ために、この問題に対する一意な解である。例えば、経
路割当て π=((1 0),(2 0) (3 0) (4 3 0)) は、これは節点1と2について安定でないために安定でな
い。このことは、 choices(1,π)={(1 0),(1 3 0)} choices(2,π)={(2 0),(2 1 0)} に注目したとき、max(1,choices(1,π))=(1 3 0)≠π
(1)であり、max(1,choices(2,π))=(2 1 0)≠π(2)であ
ることからわかる。
【0017】図1のネットワークの修正が図3に示され
る。このネットワークは、節点3からの好ましい経路で
ある一つの追加の許された経路をもつが、ただし、経路
割当てのこの解は発散する。この構成では、節点3に対
して一つの許された経路(3 42 0)が追加されているが、
ただし、これは、図1のネットワークと同一の一意な解
をもつ。ただし、後に説明するように、この仕様の分散
評価は発散することがある。図3の節点4における経路
のランキング順位を変更することで、図4のネットワー
クが生成される。この仕様は解を持たず、この分散評価
は常に発散する。このネットワークでは、節点4におけ
るオリジンへの好ましい許された経路の順番が入れ替わ
っており、この構成は解をもたず、常に発散する。
【0018】以下では、安定経路問題(SPP)を分散方
式にて解くための3つのSPVP(Simple Path Vector Pro
tocol:シンプルパスベクトルプロトコル)を示す。第
一のSPVP1は、従来の技術によるBGP(境界ゲートウェイ
ププロトコル)の抽象バージョンであり、本発明以前の
従来の技術の状況を表す。このプロトコルは、安定経路
問題(SPP)が解をもたないときは常に発散する。これ
は、解が存在する安定経路問題(SPP)に対しても発散
することがある。次に、従来の技術によるSPVP1プロト
コルが、本発明に従って、経路履歴と呼ばれる動的に計
算される属性を、隣接節点に送信されるルーティングメ
ッセージに追加することで修正される。このプロトコル
は、本発明によると、SPVP2と呼ばれる。SPVP2は安全で
はない。ただし、ポリシーの衝突に起因するポリシーの
発振は、その履歴が“事象サイクル(event cycles)”
をもつ経路を生成する。これら事象サイクルは、ポリシ
ーの衝突を伴うネットワークの節点を識別する。本発明
のもう一つの実施例であるSPVP 2に対する拡張、すなわ
ち、SPVP3は、サイクルを含む履歴をもつ経路を自動的
に抑止するという点で安全である。
【0019】SPVP1プロトコルは、従来の技術において
提出されている評価の単純なモデム、例えば、本発明の
発明者による“An analysis of BGP convergent proter
ties",SIGCOMM'99,1999;およびB.Halabiによる上述のIn
ternet Routing Architecturesとは異なる。ここでは、
ピア間の通信のためにメッセージの信頼できるFIFOキュ
ーを採用するメッセージ処理の枠組みが採用される。一
方、本発明のSPVP2およびSPVP3における履歴の使用は、
メッセージの順序を保存し、メッセージの無損失を確保
するメッセージキューを採用する。これは、TCPとこの
抽象物を実現するためにメッセージキューを使用する従
来の技術によるBGP(境界ゲートウェイププロトコル)
の実現と一貫するものである。
【0020】SPVP1においては、ピア間で交換されるメ
ッセージは経路のみである。節点uが経路P∈Auを採択し
たとき、節点uは、これを各ピアw∈peers(u)に、採択さ
れた経路Pを各ピアwに送ることで通知する。各節点uの
所には2つのデータ構造が存在する。経路rib(u)は、節
点uのオリジンへの現在の経路を表す。各ピアw∈peers
(u)に対して、ribュin(u←w)は、各ピアwから送信された
最も最近に処理された経路を節点uの所に格納する。節
点uにおける利用可能な経路選択の集合は、
【数3】 として定義され、節点uにおける最良な可能な経路は
【数4】 として定義される。この経路は、そのピアからメッセー
ジが受信されるものと仮定して、節点uに対して可能な
最も高いランクの経路を表す。
【0021】各節点uにおいて実行するプロセスspvp
1[u]は以下の通りである:
【数5】 記法とセマンティクスは、M.G.GoudaによってElements
of Network Protocol Design,John Wiley & Sons,Inc.,
1998において用いられているそれと類似する。任意のピ
アw∈peers(u)からの未処理のメッセージが存在する場
合、ガード、すなわちreceive P from wが起動され、メ
ッセージが入り通信リンクから取られ、矢印(→)の右
のプログラムに従って処理される。このプログラムは、
一つのアトミック(原子)ステップにて実行され、通信
チャネルは信頼でき、メッセージの順序を保存するもの
と想定される。このプロトコルは、ribュin(u←w)が常に
ピアwからの最も最近処理されたメッセージを含むこと
と、rib(u)が常に節点uが採択できる経路と一貫する最
も高いランクの経路であることを保障する。
【0022】システムのネットワーク状態は、値rib
(u)、ribュin(u←w)、および全ての通信リンクの状態の
集まりである。明らかなように、任意のネットワーク状
態は、暗に(インプリシットに)、経路割当てπ(u)=ri
b(u)を定義する。ネットワーク状態は、全ての通信リン
クが空であるときは安定である。任意の安定な状態と関
連する経路割当ては常に安定な経路割当てであり、従っ
て、安定経路問題Sに対する解であることを示すことが
できる。ただし、この定理の逆は、SPVPは安全でないこ
とを示す。つまり、安定経路問題Sが解をもたない場合
は、SPVPは安定な状態に収束できない。
【0023】図4のネットワークを、SPVP1を用いて考
慮した場合、下に示すテーブル1内の経路割当てと関連
するネットワーク状態のシーケンスを構成することがで
きる。
【0024】
【表1】
【0025】テーブル1において、下線付きの経路は、
それが前の経路割当てから変更されたことを示す。こう
して、ステップ0において、各節点からオリジンに向か
う経路は、初期状態にある。つまり、:節点1からオリ
ジンへの経路は直接経路(1 0)であり、その第二の好ま
しい選択であり、節点2からオリジンへの経路も直接経
路(2 0)でり、その第二番の好ましい選択である。さら
に、節点3から節点4を介して節点2に向かった後にオリ
ジンに向かう経路(3 4 2 0)も存在し、これは、第一の
最も好ましい選択であり、さらに、節点4から節点2を介
してオリジンに向かう経路(4 2 0)も存在し、これも第
一の最も好ましい選択である。ステップ1において、節
点2が目覚め、節点1がオリジンに直接に向かうことを
知る。こうして、これは、その経路を、第一の好ましい
経路である(2 1 0)に変更する。ステップ2において、節
点4が目覚め、節点2がもはや直接にオリジンに向かわな
いことを知る。従って、これは、経路(4 2 0)を用いる
ことも、節点3は直接にオリジンに向かわないために、
その第二の選択(4 3 0)を用いることもできない。こう
して、節点4には、空の経路εが割当てられる。仮に、
パケットが直接にオリジン向けて伝送された場合、この
パケットは、節点0にルーティングできないために投げ
出される。ステップ3において、節点3が発火される。節
点4は、もはやそのトラヒックを節点0に転送してないた
めに、節点3は、その経路を、第二の選択である直接経
路(3 0)に変更する。ステップ4において、節点4が発火
される。節点3は現在オリジンに直接に向かうために、
節点4は、その空の状態から抜け出すことができ、その
経路を、その第二の選択である経路(4 3 0)に変更す
る。ステップ5において、節点1が発火される。節点3
は、直接にオリジンに向かうために、節点1は、その経
路を、その第一の選択(1 3 0)に変更することができ
る。ステップ6において、節点2が発火される。節点1は
もはやオリジンに直接に向かわないために、節点2は、
その経路を第二の選択(2 0)に変更する必要がある。ス
テップ7において、節点4が発火される。節点2は現在オ
リジンに直接に向かうために、節点4は、その経路を、
その第一に好ましい経路(4 2 0)に変更することができ
る。ステップ8において、節点3が発火される。節点3は
現在節点2を介してオリジンに向かうために、節点3は、
その経路を、その第一の選択(3 4 2 0)に変更する。ス
テップ9において、節点1が発火される。節点3はもはや
オリジンに直接に向かわないために、節点1はその経路
をその第二の選択(1 0)に変更しなければならない。気
付くように、我々は、現在、我々がステップ0にて開始
したのと同一の経路割当てに戻っている。これは、発振
の1ラウンドを表す。
【0026】解が存在する場合でも、SPVP1は収束を保
障されるないことに注意する。このような状態のシーケ
ンスは、図3のネットワークに対しても構成することが
でき、これも発振をもつ。図4のネットワークではこの
発振から出ることができないが、図3のネットワーク
は、任意の時間量だけ発振した後に解に収束する。換言
すれば、図3のネットワークは、永続的な発振と遷移発
振の両方を生成することがある。
【0027】テーブル1において、節点2がステップ6に
おいて経路(2 0)を採択するに至った事象のシーケンス
は以下のように説明することができる。節点uがrib(u)=
Poldからrib(u)=Pnewに遷移するものと想定する。我々
は、節点uが経路Pnewを経路Poldより低くランクした場
合は、節点uはPoldから下がったという。同様に、我々
は、節点uが経路Poldを経路Pnewより低くランクした場
合は、節点uは、経路Pnewに上がったという。ステップ6
における節点2の経路(2 0)は、以下のように説明するこ
とができる。つまり、節点2が経路(2 0)を採択したの
は、(ステップ1において)節点2が経路(2 1 0)に上が
ったため、(ステップ2において)節点4が経路(4 2 0)
から下がり、このため、(ステップ3において)節点3が
経路(3 4 2 0)から下がり、このため、(ステップ5に
おいて)節点1が経路(1 3 0)に上がり、このため、
(ステップ6において)節点2が経路(2 1 0)から下がっ
た結果であると説明することができる。こうして、経路
(2 1 0)から2つ下がり、経路(2 1 0)に向かって2つ上
がる循環が存在することがわかる。
【0028】経路変更事象は、ペアe=(s,P)にて定義す
ることができる。ここで、s∈{+,ュ}は、eの符号を表
し、Pは経路を表す。eが経路変更事象を表すものとする
と、符号(e)は、eの符号を表す。PoldとPnewは、節点u
において許された経路であるものと想定する。すると、
事象(+,Pnew)は、節点uがPnewに上がったこと(つま
り、新たな経路としてよりランクの高い経路を採択した
こと)を意味し、事象(ュ,P old)は節点uがPoldから下が
ったこと(つまり、新な経路としてよりランクの低い経
路を採択したこと)を意味する。経路履歴hは、空の履
歴◇であることも、あるいはシーケンスh=ekek-1...e1
であることもある。ここで、各eiは、経路変更事象を表
す。直観的に、事象ei+1は、事象eiの後に起こり、最も
最近の事象は、ekである。この経路履歴は、ei=(si,P)
かつej=(s2,P)であるようなi,j(ここでk≧j>i≧1)が
存在する場合、サイクルを含む。表記を簡単化するため
に、経路変更事象、例えば、(ュ1,(3 4 2 0))は、より単
純な形式(ュ 3 4 2 0)にて書かれる。
【0029】この記法を用いると、節点2における経路
(2 0)の説明は、以下のように記述し直すことができ
る: (ュ 2 1 0) (+ 1 3 0) (ュ 3 4 2 0) (ュ4 2 0) (+ 2 1 0
) この履歴は、サイクルを含むことに注意する。
【0030】次に、従来の技術によるSPVP1が本発明に
よるSPVP2に拡張されるが、このプロトコルは、このよ
うな履歴を分散方式にて動的に計算する。メッセージm
は、ペア(P,h)から成り、ここで、Pは経路を表し、hは
履歴を表す。この意図は、履歴hが、経路Pが採択される
ことに至った経路変更事象のシーケンスを記述するよう
にすることにある。任意のメッセージm=(P,h)に対し
て、経路path(m)=P、および履歴history(m)=hを定義す
る。すると、節点uにおける選択の集合choices(u)は、
以下のように再定義することができる:
【数6】 同様に、ネットワーク状態と関連する経路割当ては、π
=path(rib(u))と再定義することができる。
【0031】節点uにおいてSPVP2を実現するプロセスsp
vp2[u]は、以下の通りとなる:
【数7】 このプロセスは、節点uにおいて最良な経路がPoldからP
newに変更される度に、P newに対する新たな経路履歴を
計算するために補助関数hist(u)を使用する。この関数
がテーブル2に定義されている。
【0032】
【表2】 節点uがPnew=(u w)P2に上がった場合(すなわち、新た
な経路としてよりランクの高い経路を採択した場合)
は、節点uにおけるこの経路の履歴は、(+,Pnew)hとな
る。ここで、hは、ピアwから受信されるP2の履歴を表
し、ピアwがなぜP2を採択したかを説明し、P2は、ピアw
からその宛先への新たな経路の特定のサブ経路を表し、
Pnewは、そのサブ経路の節点uからその宛先への延長を
表す。節点uがPo ld=(u w)P1から下がった場合(すなわ
ち、新たな経路としてよりランクの低い経路を採択した
場合)は、節点uにおける新たな経路の履歴は、(ュ,
Pold)hとなる。ここで、hは、ピアwからの最も最近の経
路の履歴を表し、ピアwがなぜP1を放棄したかを説明
し、P1は、ピアwからその宛先への古い経路の特定のサ
ブ経路を表し、Poldは、節点uからその宛先へのそのサ
ブ経路の延長を表す。最後に、節点uが経路を同一ラン
クの一つに変更した場合は、これら両方の経路は同一の
ピアwからのものであるはずである(これは、上述のラ
ンキング関数において課せられた厳格性条件による)。
この場合、節点uは、経路変更事象(s,Q)を生成する。
ここで、符号sはピアwから受信された最も最近のメッセ
ージから取られる。経路Qは、以下の意味においてこの
符号と一貫するものとして選択される。つまり、s=ュで
ある場合、ピアwは下がっており、このため、節点uはピ
アwに合わせて(同意し)、事象(ュ,Pold)を生成する。
s=+である場合は、ピアwは上がっており、このため、節
点uはピアwに合わせて、事象(+,Pnew)を生成する。こ
れは、単に、新たな経路のランクの順位が等しい場合を
扱う多くのやり方の一つにすぎない。
【0033】テーブル3は、図4のネットワークに対す
るテーブル1において上で示したシーケンスに対応する
SPVP2に対する動的トレースを表す。
【0034】
【表3】
【0035】best(u)の列は、その節点uに対して最良な
経路として選択された経路を示す。ステップ6におい
て、節点2は、ちょうど上で説明されたような履歴をも
つ。もう一つの例として、ステップ4において、rib(4)=
((430),h)(ここで、h=(+ 4 3 0)(ュ 3 4 2 0)(ュ 4 2 0)
(+ 2 1 0))が示されているが、この履歴は、節点2が経
路(2 1 0)に上がったため、節点4が経路(4 2 0)から下
がり、このため、節点3が経路(3 4 2 0)から下がり、こ
のため、節点4が経路(4 3 0)にあがったものと読むこ
とができる。
【0036】ステップ9において、各節点は、その履歴
内にサイクルを含む。図4のネットワークは解をもたな
いため、これら履歴は、評価を継続した場合、際限なく
成長することとなる。これら履歴がない場合は、各節点
はそのオリジンへの経路の発振を見ることとなるが、た
だし、各節点はこれをポリシーベースの発振として識別
することはできないことに注意する。
【0037】SPVP2を使用した場合、経路履歴内のサイ
クルの存在を、節点に対してポリシーベースの発振が発
生した事実を警告するために用いることができる。SPVP
3は、この情報を用いて選択された経路を抑圧し、結果
的にこれらを許された経路の集合から削除することでSP
VP2を安全なプロトコルに拡張する。この削除の過程
は、プロトコルが発振しなくなるまで継続される。結果
としての解は元の安定経路問題に対する解ではなく、サ
ブ問題に対する解となる。
【0038】幾つかのアプローチが可能である。一例と
してのアプローチにおいては、各節点に追加のデータ構
造B(u)が付け加えられる。このデータ構造B(u)は不良経
路の集合を含む。次に、補助関数best(u)の定義が、そ
れが(不良経路の)集合B(u)内の経路を決して考慮しな
いように修正される。選択choicesB(u)を:
【数8】 および
【数9】 と定義する。すると、SPVP2は、節点uが経路Pnew=bestB
(u)に対してサイクルを含む履歴を構成した場合、経路P
newを集合B(u)に加え、この修正された集合B(u)を用い
て、Pn ew=bestB(u)を再計算するように修正される。P
new≠Poldでない場合は、節点uは、Poldから下がったは
ず(よりランク順位の低い経路を採択したはず)であ
る。この場合、新たな経路の履歴は、結果としての履歴
がサイクルを含まないことを保障するために、(ュ,Pold)
に切り取られる。プロセスSPVP3の詳細な記述は以下の
通りである:
【0039】
【数10】
【0040】上述のテーブル3に示した図4のネットワ
ークの評価に対しては、結果として、以下の経路割当て
に収束することとなる: ((1 3 0),ε,(3 0),(4 3 0))
【0041】ステップ5からステップ6への遷移において
は、節点2は、最初、以下のように経路(2 0)の履歴内に
サイクルを生成する: (ュ2 1 0)(+ 1 3 0)(ュ 3 4 2 0)(ュ4 2 0)(+ 2 1 0) このため、節点2は、経路(2 0)を不良経路の集合B(2)に
加える。接点2は、次に、空の経路を採択し、この結果
として安定な状態となる。これは、図4のネットワーク
から、許された経路の集合から経路(2 0)を削除するこ
とで得られる安定経路問題に対する解とちょうど同一と
なる。
【0042】上述のように、節点は、おのおのが複数の
エッジルータを含む自律システムを表す。この自律シス
テム内の各エッジルータは、他の自律システム内のエッ
ジルータ、並びに自身のシステムの内部ルータと通信す
る。複数の内部ルータに加えて、各自律システムはその
内部網に接続された他のコンピュータを含む。上述の用
語は、IPの世界に適用するものであるが、本発明のプロ
トコルは、他のパケットベースのデータ網、例えばATM
およびフレームリレーにも適用できるものである。
【0043】図5は、本発明のプロトコルをランするエ
ッジルータ501のブロック図である。以下では、主と
して、ピアルータからルーティングメッセージを受信
し、これら受信されたメッセージに関して本発明に従っ
て作用し、ルーティングメッセージをピアルータに転送
することと関連する側面および要素のみについて説明
し、ルータの主要な機能、すなわち、受信されたパケッ
トを、パケットがその宛先に向かって進む際に、宛先に
対する格納されたルーティング(テーブル)に従って次
のホップに転送する機能については、これらは本発明の
部分を構成せず、また、当業者においては明白であるた
めに以下では特に説明しない。ルータ501は、RAM5
02を含む。RAM502は、サブメモリ領域503−1
〜503−Nを含み、これらの各サブメモリ領域は、ル
ータ501のN個のピアルータの一つから入力504−
1〜504−Nの一つの上に次々と受信されるルーティ
ングメッセージに対するキューを形成する。各メッセー
ジは、ある特定の宛先に対して、そのピアルータがその
宛先にパケットを送信するために使用する現在の経路を
示す。加えて上述の本発明によると、このメッセージ
は、さらに、その経路と関連する上述の履歴属性を含
み、これは、そのピアルータがいかにして、そのピアル
ータおよび他のルータの所で発生した一連の符号付き経
路変更事象を介して、その特定の経路選択に至ったかを
示す。各ルーティングメッセージがピアルータからルー
タ501の所に到着する度に、このメッセージは、サブ
メモリ領域503の一つの適当なキュー内に格納され、
その後、ルータのプロセッサ505によってプロトコル
に従って処理される。上述のSPVP3プロトコルの疑似コ
ードを実現するコードが、RAM502のメモリ領域50
6内に格納され、プロセッサ505によって実行され
る。RAM502は、さらに、メモリ領域507を含み、
この中には、各宛先に対して、このルータからその宛先
までの経路のリストが、このルータが好ましいとする順
番にて格納される。ルーティングテーブルがRAM502
のメモリエリア508内に格納されるが、これは、各宛
先に対して、その宛先への入りパケットがそのルータに
よって向けられる特定の経路、並びにそのルータ(経
路)と関連する履歴属性を示す。ルータは、こうして、
その宛先に向けられた入りパケットを一つの適当な出力
ポート510−1〜510−N、すなわち、そのパケッ
トが次にそれに向けられるべきピアルータに接続された
出力ポートに送る。さらに、ルーティング情報ベース
(rib)がRAM502のメモリ領域511に格納される
が、これは、各宛先に対して、各ピアルータがその宛先
への経路としてどれを選択したか、並びに選択された経
路と関連する履歴を示す。メモリ領域512は、上述の
不良経路の集合B(u)を含む。ルータは、その宛先への最
も好ましい許された経路を選択する際に、これら不良経
路は宛先への経路の考慮から除外する。上述のように、
この集合B(u)内の経路は、その経路が選択された場合、
それと関連する履歴がサイクルを含むこととなるような
経路から成る。別の方法として、別個のメモリ領域を用
いる代わりに、それらの履歴内にサイクルを与える経路
は、選択肢としての許された経路のリストを優先順に含
むメモリエリア507から削除することもできる。
【0044】以下では、ルータ、例えば図5のルータ5
01の、全て本発明による、ピアルータからルーティン
グメッセージを受信し、そのルーティングメッセージを
処理し、そのルーティングメッセージをそのピアに向け
て出力する際の機能を図6〜7の流れ図との関連で説明
する。ステップ601において、プロセッサ505が覚
醒し、宛先およびピアルータを選択し、そのピアルータ
の入力キュー(503−1〜503−N)を調べるため
に選択する。ステップ602において、プロセッサは、
選択されたピアルータのキュー内に、その宛先に対する
ルーティングメッセージが存在するか決定する。ステッ
プ603において、そのピアキュー内のその宛先に対す
る最も古いルーティングメッセージが選択され、そのル
ーティングメッセージからの情報(経路とその経路と関
連する履歴)が、その特定のピアによって参照(インデ
ックス)されるルーティング情報ベース511内に入れ
られる。ステップ604において、その宛先に対するル
ーティング情報ベース内の全ての項目が、たったいま古
い項目と入れ替えられたばかりの新たな項目も含めて調
べられる。各項目内の経路は、ピアがその宛先に至るた
めに取る経路を表す。仮に現在のルータがその宛先への
ルーティング情報ベース内の各経路を取るものとして、
その宛先への全ての可能な経路(ルート)決定される。
ただし、これら各経路は、このルータの許された経路の
格納されているランク順のリスト507に従う許された
経路であることに注意する。ステップ604において、
先に不良経路として決定され、不良経路のメモリエリア
512内に格納されている経路は除く、これら許された
経路のみの中から、ルーティング情報ベース内の最も高
いランクの経路が選択される。ステップ605におい
て、その最も高いランクの許された経路(Pnew)がその
ルータがその宛先に対してそのルーティングテーブル内
に既にもっていた古い経路(Pold)と異なるか否か決定
される。異ならない場合は、ステップ606において、
プロセッサは、眠りに戻り、開始点に戻り、ステップ6
01において再び目覚めるのを待つ。新たな経路Pnew
古い経路Poldと異なる場合は、ステップ607におい
て、新たな経路に対する履歴が、古い経路のランク順位
が新たな許された経路のランク順位より低いか、高い
か、あるいは等しいかの関数として計算される。この履
歴は上述のテーブル2に従って計算される。ステップ6
08において、たったいま計算した履歴内にサイクルが
存在するか否か決定される。存在する場合は、ステップ
609において、その新たな経路は、その宛先への不良
経路のリストに追加され、メモリ領域512内に格納さ
れる。ステップ610において、いま除去されたばかり
の経路は除く、ルーティング情報ベース内に残った最も
高いランクの許された経路が決定される。判定ステップ
611において、この新に計算された経路が元の経路P
oldと異なるか否か決定される。異なる場合は、ステッ
プ612において、その新たな経路の履歴が(ュPold)に
設定される。次に、ステップ613において、新に計算
された経路P newが、元の経路Poldと等しいか否か決定さ
れる。ステップ611において新に計算された経路が元
の経路Poldと異ならなかった場合も、直ちにステップ6
13に進み、これと同一の決定が行なわれる。さらに、
ステップ608において、ステップ607において計算
された履歴内にサイクルが見つからなかった場合も、プ
ロトコルはステップ613に直接に進み、新たな経路P
newが元の経路Poldと等しいか否かを決定する。ステッ
プ613において、新たな経路Pnewが、これに3つの可
能な入力フロー経路(入力キュー503−1〜503−
N)のいずれかからの元の経路Poldと等しいと決定され
た場合は、ルーティングテーブルは新たな経路にて更新
する必要はなく、プロセッサは、ステップ606におい
て眠りに戻る。ただし、ステップ613において新たな
経路Pnewが元の経路Poldと等しくないことが決定された
場合は、ステップ614において、ルータとその特定の
宛先との間の経路に対するルーティングテーブルの項目
が、新たな経路Pnewとそれと関連する新たな履歴hnew
て更新される。次に、ステップ615において、特定の
宛先に対して、このルータがそれ以降取る経路およびそ
の経路と関連する履歴を示すルーティングメッセージが
各ピアルータに送信される。いったんこれらルーティン
グメッセージが送信されると、プロセッサは、ステップ
606において眠りに入る。その後、プロセッサは、ス
テップ601において再び覚醒し、同一もしくは異なる
入力キューの所の同一もしくは異なる宛先に対するピア
ルータからの未処理のルーティングメッセージから一つ
のルーティングメッセージを再び選択する。
【0045】上の説明は単に本発明の原理を解説するも
のである。従って、当業者においては、上では明示され
なかったが、本発明の原理を具現し、本発明の精神およ
び範囲に入る様々な構成を考案できるものである。さら
に、ここで示された全ての実施例および条件的な言語
は、もっぱら、本発明の原理および本発明者によって当
分野における進歩のために捧げられた概念の理解を助け
るための解説的目的に用いられたもので、本発明の範囲
を具体的に挙げられた実施例や条件に制限することを意
図するものではない。さらに、本発明の原理、特徴、お
よび実施例、並びにこれらの具体例を列挙する全ての記
述は、これらの構造的および機能的両方の同等物を包含
するものと解されるべきである。さらに、これら同等物
は、現在知られている同等物並びに将来開発されるであ
ろう同等物の両方、つまり、機能とは関係なく、同一の
機能を遂行するために開発されたあらゆる要素を包含す
るものである。
【0046】こうして、例えば、ルータのブロック図
は、本発明の原理を具現する一例としての回路の概念図
を表すために使用され、同様に、流れ図および疑似コー
ドは、コンピュータにて読み出し可能な媒体内に表現す
ることができ、コンピュータもしくはプロセッサにて実
行することができる様々なプロセスを表すために用いら
れたものである。
【0047】図面内に含まれる“プロセッサ”としてラ
ベルされる機能ブロックを含む様々な要素は、専用のハ
ードウエアを用いて実現することも、ソフトウエアを実
行する能力をもつハードウエアを適当なソフトウエアと
の関連で用いることで実現することもできる。プロセッ
サによって実現される場合でも、これら機能は、単一の
専用のプロセッサを用いて実現することも、複数の個々
のプロセッサを用いて実現することもでき、これらプロ
セッサの幾つかを共有することもできる。さらに、“プ
ロセッサ”なる用語が明示的に使用されている場合で
も、これはソフトウエアを実行する能力をもつハードウ
エアを排他的に意味するものではなく、暗黙のうちに、
これら制限されるものではないが、デジタル信号プロセ
ッサ(DSP)ハードウエア、ソフトウエアを格納するた
めの読出専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ
(RAM)および不揮発性メモリなども意味し、さらに、
従来のおよび/あるいはカスタムハードウエアも意味す
るものである。
【0048】最後に、クレイムにおいて、指定される機
能を遂行するための手段として表現されている任意の手
段は、その機能を遂行するためのあらゆるやり方を包含
することを意図し、例えば、これには、a)指定される
機能を遂行する回路要素の組合せ、あるいはb)機能を
遂行するための任意の形式の、従って、ファームウエ
ア、マイクロコードその他を含むソフトウエアおよびそ
のソフトウエアを実行するための適当な回路も含まれる
ものである。これらクレイムによって定義される発明
は、様々な列挙される手段によって提供される機能が、
クレームが要求するやり方で結合され一体化されるとい
う事実の中にあり、従って、出願人は、これら機能を提
供することができるあらゆる手段をここで示されたそれ
と同等であるものとみなすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】各々が自律システムを表す一群の相互接続され
た節点から成るネットワークと各節点からの節点0の所
のオリジンへの許された経路を示す図である。
【図2】図1のネットワークの安定な経路割当てを示す
図である。
【図3】図1と類似する一群の相互接続された節点から
成るネットワークを示す図である。
【図4】図3のネットワークの修正を示す図である。
【図5】本発明のプロトコルに従って機能するルータの
ブロック図である。
【図6】一体となって、ある特定のルータにおける本発
明のプロトコルのステップを解説する流れ図である。
【図7】一体となって、ある特定のルータにおける本発
明のプロトコルのステップを解説する流れ図である。
【符号の説明】
501 エッジルータ 502 RAM 503 キュー 504 ピアルータからの入力 505 プロセッサ 506 プロトコル 507 好ましい経路 508 ルーティングテーブル 510 出力ポート 511 ルーティング情報ベース 512 不良経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゴードン トーマス ウィルフォング アメリカ合衆国 07933 ニュージャーシ ィ,ジレット,ホーム ストリート 23

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一のルータにおいて用いる方法であっ
    て、 処理のために、第一のルータの複数のピアルータのグル
    ープの内の一つのピアルータから受信されるあるルーテ
    ィングメッセージを選択するステップであって、このル
    ーティングメッセージが前記ピアルータから宛先までの
    経路およびその経路と関連する経路履歴を含み、この経
    路履歴が前記一つのピアルータがその経路を採択するこ
    とを許した零あるいは複数の経路変更事象のシーケンス
    を示すようなステップと、 第一のルータから前記宛先への新たな経路を、前記宛先
    への格納された経路の集合および前記ルーティングメッ
    セージ内の経路から決定するステップと;前記決定され
    た新たな経路と関連する新たな経路履歴を動的に計算す
    るステップと;前記決定された新たな経路およびそれと
    関連する新たな経路履歴を前記複数のピアルータの一つ
    あるいは複数に送信するステップとを含むことを特徴と
    する方法。
  2. 【請求項2】 前記新たな経路を決定するステップが、
    前記新たな経路として、第一のルータから前記宛先への
    最も高いランクの許された経路を、許された経路のラン
    ク付けされた集合から選択するステップ、および前記新
    たな経路が前記第一のルータから前記宛先への古い経路
    と異なるか否かを決定するステップから成ることを特徴
    とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記新たな経路が前記古い経路と異なる
    と決定された場合、前記新たな経路の履歴を、前記新た
    な経路のランク順位が前記古い経路のランク順位より低
    いか、高いか、あるいは等しいかの関数として動的に計
    算するステップを含むことを特徴とする請求項2記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 前記古い経路のランク順位が前記新たな
    経路のランク順位より低い場合は、前記新たな経路の履
    歴は、符号付きの新たな経路と経路履歴の組合せとして
    構成され、前記符号は、前記新たな経路が前記古い経路
    より高いランクをもつことを示し、前記経路履歴は、前
    記一つのピアルータを前記新たな経路の特定のサブ経路
    を採択するように導いた事象のシーケンスを示すことを
    特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記古い経路のランク順位が前記新たな
    経路のランク順位より高い場合は、前記新たな経路の履
    歴は、符号付きの古い経路と経路履歴の組合せとして構
    成され、前記符号は、前記新たな経路が前記古い経路よ
    り低いランクをもつことを示し、前記経路履歴は、前記
    一つのピアルータを前記古い経路の特定のサブ経路を放
    棄するように導いた事象のシーケンスを示すことを特徴
    とする請求項3記載の方法。
  6. 【請求項6】 さらに、新たな経路履歴を動的に計算し
    た後に、前記新たな経路履歴内にサイクルが存在するか
    否かを決定するステップを含むことを特徴とする請求項
    1記載の方法。
  7. 【請求項7】 さらに、前記新たな経路履歴内にサイク
    ルが存在することが決定された場合:前記第一のルータ
    から宛先への別の新たな経路を、前記宛先への格納され
    た経路の集合およびルーティングメッセージ内の、それ
    と関連する履歴がサイクルを含むことを決定された新た
    な経路を除く、経路から決定するステップを含むことを
    特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 さらに、前記別の新たな経路が元の古い
    経路と異なるか否か決定するステップ、および異なる場
    合は、前記別の新たな経路の履歴を、前記元の古い経路
    の履歴の関数として設定するステップを含むことを特徴
    とする請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記一つのピアルータから処理のために
    選択される前記ルーティングメッセージが、前記一つの
    ピアルータからの最も古い未処理の受信されたルーティ
    ングメッセージであることを特徴とする請求項1記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 第一のルータにおいて用いられる方法
    であって、 第一のルータの複数のピアルータの少なくとも一つに第
    一のルータが宛先に至るために取る新たな経路および第
    一のルータがその新たな経路を採択することを許した零
    あるいは複数の経路変更事象を示す新たな経路履歴を含
    むルーティングメッセージを送信するステップを含むこ
    とを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 前記新たな経路履歴が、第一のルータ
    の所で:処理のために、複数のピアルータの一つのから
    受信される前記ピアルータから宛先までの経路および前
    記一つのピアルータがその経路を採択することを許した
    零あるいは複数の経路変更事象のシーケンスを示す関連
    する経路履歴を含むルーティングメッセージを受信する
    ステップと;第一のルータから前記宛先への新たな経路
    を、前記宛先への格納された経路の集合および前記一つ
    のピアルータから受信された選択されたルーティングメ
    ッセージ内の経路から決定するステップと、 前記決定された新たな経路と関連する新たな経路履歴を
    動的に計算するステップを含む方法を用いて、決定され
    ることを特徴とする請求項10の方法。
  12. 【請求項12】 前記新たな経路を決定するステップ
    が、前記新たな経路として、第一のルータから前記宛先
    への最も高いランクの許された経路を、許された経路の
    ランク付けされた集合から選択するステップ、および前
    記新たな経路が第一のルータから前記宛先への古い経路
    と異なるか否かを決定するステップから成ることを特徴
    とする請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記新たな経路が前記古い経路と異な
    ると決定された場合、前記新たな経路の履歴が、前記新
    たな経路のランク順位が前記古い経路のランク順位より
    低いか、高いか、あるいは等しいかの関数として動的に
    計算されることを特徴とする請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記古い経路のランク順位が前記新た
    な経路のランク順位より低い場合は、前記新たな経路の
    履歴は、符号付きの新たな経路と経路履歴の組合せとし
    て構成され、前記符号は、前記新たな経路が前記古い経
    路より高いランクをもつことを示し、前記経路履歴は、
    前記一つのピアルータを前記新たな経路の特定のサブ経
    路を採択するように導いた事象のシーケンスを示すこと
    を特徴とする請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記古い経路のランク順位が前記新た
    な経路のランク順位より高い場合は、前記新たな経路の
    履歴は、符号付きの古い経路と経路履歴の組合せとして
    構成され、前記符号は、前記新たな経路が前記古い経路
    より低いランクをもつことを示し、前記経路履歴は、前
    記一つのピアルータを前記古い経路の特定のサブ経路を
    放棄するように導いた事象のシーケンスを示すことを特
    徴とする請求項13記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記一つのピアルータから処理のため
    に選択される前記ルーティングメッセージが、前記一つ
    のピアルータからの最も古い未処理の受信されたルーテ
    ィングメッセージであることを特徴とする請求項11記
    載の方法。
  17. 【請求項17】 第一のルータにおいて用いられる方法
    であって、この方法が:前記第一のルータの複数のピア
    ルータの一つのピアルータから、前記第一のピアルータ
    がその宛先に至るために取る経路および前記一つのピア
    ルータがその経路を採択することを許した零あるいは複
    数の経路変更事象のシーケンスを示す経路履歴を含むル
    ーティングメッセージを受信するステップを含むことを
    特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 さらに:第一のルータから前記宛先へ
    の新たな経路を、前記宛先への格納された経路の集合お
    よび前記受信されたルーティングメッセージ内の経路か
    ら決定するステップ;前記決定された新たな経路と関連
    する新たな経路履歴を動的に計算するステップ;および
    前記決定された新たな経路およびそれと関連する新たな
    経路履歴を前記複数のピアルータの一つあるいは複数に
    送信するステップを含むことを特徴とする請求項17の
    方法。
  19. 【請求項19】 前記新たな経路を決定するステップ
    が、前記新たな経路として、第一のルータから前記宛先
    への最も高いランクの許された経路を、許された経路の
    ランク付けされた集合から選択するステップ、および前
    記新たな経路が第一のルータから前記宛先への古い経路
    と異なるか否かを決定するステップから成ることを特徴
    とする請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記新たな経路が前記古い経路と異な
    ると決定された場合、前記新たな経路の履歴を、前記新
    たな経路のランク順位が前記古い経路のランク順位より
    低いか、高いか、あるいは等しいかの関数として動的に
    計算するステップを含むことを特徴とする請求項19記
    載の方法。
  21. 【請求項21】 さらに、新たな経路履歴を動的に計算
    した後に、前記新たな経路履歴内にサイクルが存在する
    か否かを決定するステップを含むことを特徴とする請求
    項19記載の方法。
  22. 【請求項22】 さらに、前記新たな経路履歴内にサイ
    クルが存在することが決定された場合:第一のルータか
    ら宛先への別の新たな経路を、前記宛先への格納された
    経路の集合およびルーティングメッセージ内の、それと
    関連する履歴がサイクルを含むことを決定された新たな
    経路を除く、経路から決定するステップを含むことを特
    徴とする請求項21記載の方法。
  23. 【請求項23】 さらに、前記別の新たな経路が元の古
    い経路と異なるか否か決定するステップ、および異なる
    場合は、前記別の新たな経路の履歴を、前記元の古い経
    路の履歴の関数として設定するステップを含むことを特
    徴とする請求項22記載の方法。
  24. 【請求項24】 ルータであって、 処理のために、前記第一のルータの複数のピアルータの
    グループの内の一つのピアルータから受信されるルーテ
    ィングメッセージを選択するための手段であって、前記
    ルーティングメッセージが前記ピアルータから宛先まで
    の経路およびその経路と関連する経路履歴を含み、前記
    経路履歴が前記一つのピアルータがその経路を採択する
    ことを許した零あるいは複数の経路変更事象のシーケン
    スを示すような手段と、 第一のルータから前記宛先への新たな経路を、前記宛先
    への格納された経路の集合および前記ルーティングメッ
    セージ内の経路から決定するための手段と;前記決定さ
    れた新たな経路と関連する新たな経路履歴を動的に計算
    するための手段とを含むことを特徴とするルータ。
  25. 【請求項25】 前記新たな経路を決定するための手段
    が、前記新たな経路として、第一のルータから前記宛先
    への最も高いランクの許された経路を、許された経路の
    ランク付けされた集合から選択するための手段、および
    前記新たな経路が第一のルータから前記宛先への古い経
    路と異なるか否かを決定するための手段を含むことを特
    徴とする請求項24記載のルータ。
  26. 【請求項26】 前記新たな経路が前記古い経路と異な
    ると決定された場合、前記新たな経路履歴を動的に計算
    するための手段が、前記経路履歴を、前記新たな経路の
    ランク順位が前記古い経路のランク順位より低いか、高
    いか、あるいは等しいかの関数として計算することを特
    徴とする請求項25記載のルータ。
  27. 【請求項27】 前記古い経路のランク順位が前記新た
    な経路のランク順位より低い場合は、前記新たな経路の
    履歴は、符号付きの新たな経路と経路履歴の組合せとし
    て構成され、前記符号は、前記新たな経路が前記古い経
    路より高いランクをもつことを示し、前記経路履歴は、
    前記一つのピアルータを前記新たな経路の特定のサブ経
    路を採択するように導いた事象のシーケンスを示すこと
    を特徴とする請求項26記載のルータ。
  28. 【請求項28】 前記古い経路のランク順位が前記新た
    な経路のランク順位より高い場合は、前記新たな経路の
    履歴は、符号付きの古い経路と経路履歴の組合せとして
    構成され、前記符号は、前記新たな経路が前記古い経路
    より低いランクをもつことを示し、前記経路履歴は、前
    記一つのピアルータを前記古い経路の特定のサブ経路を
    放棄するように導いた事象のシーケンスを示すことを特
    徴とする請求項26記載のルータ。
  29. 【請求項29】 さらに、新前記新たな経路履歴内にサ
    イクルが存在するか否かを決定するための手段を含むこ
    とを特徴とする請求項24記載のルータ。
  30. 【請求項30】 前記新たな経路履歴内にサイクルが存
    在することが決定された場合、前記新たな経路を決定す
    るための手段が、前記ルータから宛先への別の新たな経
    路を、前記宛先への格納された経路の集合および前記一
    つのピアルータからルーティングメッセージ内の、それ
    と関連する履歴がサイクルを含むことを決定された新た
    な経路を除く、経路から決定することを特徴とする請求
    項29記載のルータ。
  31. 【請求項31】 前記一つのピアルータから処理のため
    に選択される前記ルーティングメッセージが、前記一つ
    のピアルータからの最も古い未処理の受信されたルーテ
    ィングメッセージであることを特徴とする請求項24記
    載のルータ。
  32. 【請求項32】 複数のピアルータの一群とルーティン
    グ情報を交換するための方法を第一のルータにおいて遂
    行するために実行可能なプログラムのインストラクショ
    ンを明確な形で実装するコンピュータにて読み出し可能
    な媒体であって、前記方法が:処理のために、前記複数
    のピアルータの一つから受信されるルーティングメッセ
    ージを選択するステップであって、前記ルーティングメ
    ッセージが前記ピアルータから宛先までの経路およびそ
    の経路と関連する経路履歴を含み、前記経路履歴が前記
    一つのピアルータがその経路を採択することを許した零
    あるいは複数の経路変更事象のシーケンスを示すような
    ステップと、 第一のルータから前記宛先への新たな経路を、前記宛先
    への格納された経路の集合および前記ルーティングメッ
    セージ内の経路から決定するステップ;前記決定された
    新たな経路と関連する新たな経路履歴を動的に計算する
    ステップと、 前記決定された新たな経路およびそれと関連する新たな
    経路履歴を前記複数のピアルータの一つあるいは複数に
    送信するステップとを含むことを特徴とするコンピュー
    タにて読み出し可能な媒体。
  33. 【請求項33】 前記方法の前記新たな経路を決定する
    ステップが、前記新たな経路として、第一のルータから
    前記宛先への最も高いランクの許された経路を、許され
    た経路のランク付けされた集合から選択するステップ、
    および前記新たな経路が第一のルータから前記宛先への
    古い経路と異なるか否かを決定するステップから成るこ
    とを特徴とする請求項32記載の媒体。
  34. 【請求項34】 前記方法において前記新たな経路が前
    記古い経路と異なると決定された場合、前記新たな経路
    の履歴を、前記新たな経路のランク順位が前記古い経路
    のランク順位より低いか、高いか、あるいは等しいかの
    関数として動的に計算するステップを含むことを特徴と
    する請求項33記載の媒体。
  35. 【請求項35】 前記方法において前記古い経路のラン
    ク順位が前記新たな経路のランク順位より低い場合は、
    前記新たな経路の履歴は、符号付きの新たな経路と経路
    履歴の組合せとして構成され、前記符号は、前記新たな
    経路が前記古い経路より高いランクをもつことを示し、
    前記経路履歴は、前記一つのピアルータを前記新たな経
    路の特定のサブ経路を採択するように導いた事象のシー
    ケンスを示すことを特徴とする請求項34記載の媒体。
  36. 【請求項36】 前記方法において前記古い経路のラン
    ク順位が前記新たな経路のランク順位より高い場合は、
    前記新たな経路の履歴は、符号付きの古い経路と経路履
    歴の組合せとして構成され、前記符号は、前記新たな経
    路が前記古い経路より低いランクをもつことを示し、前
    記経路履歴は、前記一つのピアルータを前記古い経路の
    特定のサブ経路を放棄するように導いた事象のシーケン
    スを示すことを特徴とする請求項34記載の媒体。
  37. 【請求項37】 前記方法がさらに、新たな経路履歴を
    動的に計算した後に、前記新たな経路履歴内にサイクル
    が存在するか否かを決定するステップを含むことを特徴
    とする請求項32記載の媒体。
  38. 【請求項38】 前記方法がさらに、前記新たな経路履
    歴内にサイクルが存在することが決定された場合、第一
    のルータから宛先への別の新たな経路を、前記宛先への
    格納された経路の集合およびルーティングメッセージ内
    の、それと関連する履歴がサイクルを含むことを決定さ
    れた新たな経路を除く、経路から決定するステップを含
    むことを特徴とする請求項37記載の媒体。
  39. 【請求項39】 前記方法がさらに、前記別の新たな経
    路が元の古い経路と異なるか否か決定するステップ、お
    よび異なる場合は、前記別の新たな経路の履歴を、前記
    元の古い経路の履歴の関数として設定するステップを含
    むことを特徴とする請求項38記載の媒体。
  40. 【請求項40】 前記方法において前記一つのピアルー
    タから処理のために選択される前記ルーティングメッセ
    ージが、前記一つのピアルータからの最も古い未処理の
    受信されたルーティングメッセージであることを特徴と
    する請求項32記載の媒体。
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