JP2001195526A - 取引情報通知方法および資金決済システム - Google Patents

取引情報通知方法および資金決済システム

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JP2001195526A
JP2001195526A JP2000003892A JP2000003892A JP2001195526A JP 2001195526 A JP2001195526 A JP 2001195526A JP 2000003892 A JP2000003892 A JP 2000003892A JP 2000003892 A JP2000003892 A JP 2000003892A JP 2001195526 A JP2001195526 A JP 2001195526A
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JP2000003892A
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Yuuya Seshimo
裕矢 瀬下
Koichi Nishimura
高一 西村
Yoshihiro Nakamura
義裕 中村
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客は自分の口座の資金の移動をリアルタイ
ムに確認できるようにして、不正に資金の移動が行われ
てもその発見を即座に行えるようにする。 【解決手段】 何らかの方法で決済金融機関1の資金が
移動した場合に、決済金融機関1の通知システム1aが
該当口座の顧客に対して決済取引の実行内容を、顧客の
所有するページャー5や携帯電話6等の情報通信機器に
対して、取引発生毎や一定取引回数毎や一定金額移動毎
等の適宜のタイミングで通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、資金決済システム
に関し、さらに詳しくは、顧客毎に資金の口座を管理す
る資金管理装置と、この資金管理装置の管理する資金を
移動して決済を行う資金決済装置とが互いに通信網を介
して接続する資金決済システムに関し、特に、デビット
カード決済、クレジットカード決済、電子マネーの資金
ロードなどによって顧客の口座の資金が移動したとき
に、顧客がその確認をするのに有用である。
【0002】
【従来の技術】従来の資金決済システムでは、顧客は、
自分の口座の資金が移動した場合には、その確認は通帳
を金融機関窓口に持参し、記帳処理を行って確認する
か、または、後日一括まとめて取引明細として金融機関
から送付される未記帳表などで確認していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の資
金決済システムでは、顧客は自分の口座の資金の移動を
リアルタイムに確認できない場合があり、この場合、不
正に資金の移動が行われてもその発見が遅れてしまう問
題がある。例えば、デビットカード決済利用時のように
頻繁に資金が移動するために、その都度、確認できない
場合や、悪意を持った第三者が、偽造カード等で資金移
動を行ったために、本人が即座に知るのは事実上不可能
であるような場合には、不正に移動された資金に対する
保証は誰にも取れず、結局、カード所有者が負担せざる
を得ない状況に陥ってしまう問題がある。例えば、クレ
ジットカード等の偽造カードが利用された場合に、その
利用状況が顧客に即座に通知されれば、その利用を解除
することが即座に可能となり、不正利用の防止に繋がる
効果がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、契約顧客の資
金を管理するホストコンピュータが、資金の移動を伴う
取引を実行した場合に、該当顧客に対してその取引の実
行内容を通知する通知業務を行い、その通知によって、
顧客が不正取引等の有無を確認できるようにしたことを
特徴とする取引情報通知方法を提供する。
【0005】この場合には、ホストコンピュータは金融
機関の契約顧客の口座の資金及び決済取引の実行を管理
し、その口座に対する決済取引を実行して、その口座か
ら資金が移動した場合に、該当口座の顧客に対して決済
取引の実行内容を通知する通知業務を行い、その実行内
容によって、顧客が不正取引等の有無を確認できるよう
にしてもよい。また、ホストコンピュータは信用取引会
社の契約顧客の信用取引の内容の資金を管理し、信用取
引の実行内容を通知する通知業務を行い、その実行内容
によって、顧客が不正取引等の有無を確認できるように
してもよい。
【0006】なお、該当顧客に対して実行内容を通知す
る通知業務を一取引毎に行い、顧客が不正取引等の有無
を一取引毎に確認できるようにしたり、取引回数を予め
設定しておき、取引の度に取引回数を計数し、計数した
取引回数が予め設定した取引回数になった時に実行内容
を通知する通知業務を行い、顧客が不正取引等の有無を
一定の取引回数毎に確認できるようにしたり、また、所
定金額を予め設定しておき、取引の度に累計金額を計数
し、累計金額が所定金額になった時に実行内容を通知す
る通知業務を行い、顧客が不正取引等の有無を所定金額
毎に確認できるようにするのが好ましい。
【0007】さらに、通知業務は、情報通信機器の通信
先を予め登録しておき、その情報通信機器に対して実行
内容を通知したり、その実行内容を印刷し、その実行内
容を印刷した印刷物を顧客に送付させるようにすればよ
い。一方、本発明の取引情報通知方法は、顧客毎に資金
の口座を管理する資金管理装置と、この資金管理装置の
管理する資金を移動して決済を行う資金決済装置とが互
いに通信網を介して接続する資金決済システムにおい
て、決済を伴う取引があった場合に、該当する顧客に対
して取引の実行内容を通知するようにしたことを構成上
の特徴とすることにより提供できる。
【0008】特に、一取引毎に、通知するようにした
り、取引回数を予め設定しておき、決済の度に取引回数
を計数し、計数した取引回数が設定してある取引回数に
なった時に、通知するようにしたり、所定金額を予め設
定しておき、取引の度に累計金額を計数し、累計金額が
所定金額になった時に、通知するのが好ましく、該当顧
客の情報通信機器に通知したり、取引情報を印刷し、顧
客に送付させるようにして通知することができる。
【0009】ところで、資金決済システムでは、資金管
理装置は決済金融機関のホストコンピュータとして実現
し、資金決済装置は、例えば、カード会社のホストコン
ピュータや実店舗に設置されるカード取扱装置や仮想店
舗のサーバとして実現することができる。なお、前記情
報通信機器としては、例えば、ページャー、携帯電話、
iモード(NTTドコモ社の商品名)による携帯情報通
信端末、ファクシミリ(FAX)、電子メールによる通
信のパソコン等がある。
【0010】また、前記実行内容としては、取引が行わ
れた事実、移動した資金の金額や取引の日時等があり、
通知する際には、それらの少なくとも1つを通知するよ
うにすればよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態の資金決済システムを説明する。なお、この
資金決済システムは、金融機関のホストコンピュータの
管理する口座から決済取引によって資金の移動が発生し
た場合に、該当口座の顧客に対して決済取引の実行内容
を通知する通知業務を行い、その実行内容によって、顧
客が不正取引等の有無を確認できるようにした取引情報
通知方法を実現するシステムであり、これによりこの発
明が限定されるものではない。
【0012】図1は、本発明の資金決済システムの概念
図である。この資金決済システムでは、顧客毎に資金の
口座を管理する資金管理装置を備える決済金融機関1
と、この決済金融機関1が管理する資金を移動して決済
を行う資金決済装置を備えるカード会社とが互いに通信
網を介して接続してある。そして、顧客Xが、キャッシ
ュカード等のカードを利用して実店舗3や仮想店舗4で
買い物をした場合には、実店舗3や仮想店舗4からカー
ド会社2に通知され、クレジットカードによる決済を要
求し、カード会社2は決済金融機関1からクレジットカ
ードの利用額分の資金を移動させる。また、顧客Xがデ
ビットカードを使用して買い物をした場合や電子マネー
の資金ロードを行った場合には、例えば、実店舗3やI
Cカード(特に、電子マネーの場合)に決済金融機関1
から資金が移動する。
【0013】以上のように、何らかの方法で決済金融機
関1の資金が移動した場合には、本発明では、決済金融
機関1の通知システム1aが該当口座の顧客に対して決
済情報を通知するようにした。この通知先の情報通信機
器としては、顧客の所有するページャー5や携帯電話6
等がある。その他には、電子メールを利用した通知(パ
ソコン、携帯電話を含む携帯情報端末等)やファクシミ
リ(FAX)による通知や郵送による通知がある。ま
た、この通知のタイミングは、取引発生毎や一定取引回
数毎や一定金額移動毎等の適宜のタイミングで行う。
【0014】次に、本発明の資金決済システムに必要な
ハードウェア並びにサービスの登録処理、取引発生毎の
通知処理、一定取引回数毎の通知処理及び一定金額移動
毎の通知処理の流れを説明する。なお、図1を適宜参照
する。図2に、本発明の資金決済システムのブロック図
を示す。この資金決済システムでは、金融機関のホスト
コンピュータ100と、カード会社のホストコンピュー
タ200と、実店舗に設置されるカード取扱装置300
と、仮想店舗サーバ400と、顧客が所有する情報通信
機器500とが電話回線やインターネット等の通信網6
00に接続してある。
【0015】前記ホストコンピュータ100には、全体
の処理を司る中央処理部10と、この中央処理部10が
実行するプログラム等を記憶する記憶部11と、通信網
600を介して他との通信を制御する通信制御部12
と、顧客の口座を管理する顧客情報データベース13と
を備えている。なお、本発明では、顧客情報データベー
ス13には、顧客の所有する情報通信機器500の連絡
先の電話番号やアドレス、及び、取引発生毎や一定取引
回数毎や一定金額移動毎の通知タイミングが格納され
る。特に、一定取引回数毎や一定金額移動毎の場合に
は、顧客毎移動情報ファイルとして、現在までの取引回
数や累計金額、取引回数が一定の回数を越えたときに通
知するために予め設定しておく通知回数や累計金額が一
定の回数や金額を越えたときに通知するために予め設定
しておく通知金額を記憶する。なお、これらの登録は、
顧客と決済金融機関1との間での契約時に行う。また、
郵送の場合には、住所を登録しておき、適宜印刷して顧
客に郵送させるようにする。また、記憶部11には、顧
客情報データベース13の顧客の口座から資金が移動し
た場合に、顧客情報データベース13から該当の連絡先
等を呼び出して、その旨を通知するプログラムを記憶し
ておく。なお、前記通知システム1aは、上述のよう
に、顧客情報データベース13と記憶部11とに記憶し
たプログラムや顧客情報等を中央処理部10が実行する
ことにより実現できる。
【0016】前記ホストコンピュータ200には、全体
の処理を司る中央処理部20と、この中央処理部20が
実行するプログラム等を記憶する記憶部21と、通信網
600を介して他との通信を制御する通信制御部22
と、顧客のクレジット利用状況等の顧客情報を管理する
顧客情報データベース23とを備えている。前記カード
取扱端末装置300には、全体の処理を司る中央処理部
30と、この中央処理部30が実行するプログラム等を
記憶する記憶部31と、通信網600を介して他との通
信を制御する通信制御部32と、クレジットカードの磁
気ストライプを読み取るカードリーダ33と、利用履歴
を印刷したレシートを発行するレシート発行部34とを
備えている。
【0017】前記仮想店舗サーバ400には、全体の処
理を司る中央処理部40と、この中央処理部40が実行
するプログラム等を記憶する記憶部41と、通信網60
0を介して他との通信を制御する通信制御部42と、仮
想店舗で取り扱う商品情報等を管理する商品情報データ
ベース43とを備えている。前記情報通信機器500に
は、全体の処理を司る中央処理部50と、この中央処理
部50が実行するプログラム等を記憶する記憶部51
と、通信網600を介して他との通信を制御する通信制
御部52と、各種情報を表示する表示部53と、音声出
力する音声出力部54とを備えている。なお、ページャ
ーや携帯電話等の場合には、それぞれの通信方式に基づ
いた図示しない無線システムを介して通信されるが、そ
の説明は省略する。
【0018】図3に、本発明のサービス利用者の登録処
理のフローチャートを示す。 Sa1:決済金融機関1では、担当者が、本サービス利
用希望者に対して申込書に所定項目を記入させる。この
所定項目は、通知を希望する自口座番号、通知手段(ペ
ージャー、TEL、iモード、E−Mail、FAXな
ど)及び通知タイミング(第1の実施の形態として取引
発生時)を必須の項目とする。
【0019】Sa2:決済金融機関1では、担当者が、
申込書を基に、ホストコンピュータ100の顧客情報デ
ータベース13に所定項目を設定する。 Sa3:決済金融機関1では、ホストコンピュータ10
0の顧客情報データベース13に所定項目が設定される
と、本発明の通知処理を開始する。図4に、本発明の取
引発生毎の通知処理のフローチャートを示す。
【0020】Sb1:顧客Xが、実店舗3や仮想店舗4
で商品を購入したり、サービスの提供を受ける。このと
き、実店舗3では、クレジットカードやデビットカード
や電子マネー(ICカード)をカード取扱装置300で
読み取って、カード会社2を介したり、または直接に決
済金融機関1との間で決済取引を行うことになる。ま
た、仮想店舗4では、仮想店舗サーバ400が、図示し
ない顧客のパソコン等からクレジットカードの番号等を
受け取り、カード会社2を介して決済金融機関1との間
で決済取引を行うことになる。
【0021】Sb2:デビットカードや電子マネー(I
Cカード)による決済の場合は、カード番号、暗証番号
などのカード情報と金額等の決済情報が、利用時に直接
に決済金融機関1のホストコンピュータ100に通知さ
れる。また、クレジットカードによる決済の場合には、
カード会社2のホストコンピュータ200では、顧客が
予めカード会社2との間で契約したクレジット決済指定
日時まで、顧客情報データベース23に保存しておき、
そのクレジット決済指定日時に決済情報を決済金融機関
1のホストコンピュータ100に通知する。
【0022】Sb3:決済金融機関1では、ホストコン
ピュータ100が、デビットカードで決済された場合に
は、上記Sb2で送信されたカード情報より口座を確定
し、送信された決済情報の金額が残高範囲内であるか否
か確認の後、購入代金の引き落としを即座に行う。また
は、クレジットカードで決済される場合には、上記Sb
2で送信されたカード情報より口座を確定し、送信され
た決済情報の金額が残高範囲内であるか否か確認の後、
購入代金の引き落としをクレジット決済指定日時に行
う。
【0023】Sb4:決済金融機関1では、ホストコン
ピュータ100の中央処理部10がが、通知システム1
aを立ち上げ、引き落とし等がが行われた旨を資金移動
情報として、設定されている通知方法に基づいた処理を
行う。 Sb5:ホストコンピュータ100の中央処理部10
は、通知システム1aによって、資金移動情報を基に顧
客を確定し、設定されたページャー5等の情報通信機器
500へ資金移動情報を取引発生毎に転送する。
【0024】Sb6:顧客Xは、ページャー5等の情報
通信機器500を介して自口座の資金が移動したことを
確認する。以上の取引発生毎の通知処理によると、デビ
ットカードによる決済やクレジットカードによる決済な
どによる取引発生毎に、自口座の資金が移動する度に、
ページャーなどの情報通信機器500に通知するように
したため、顧客は決済が行われる度に確認することが可
能になる。したがって、万一、自分で利用実績がないに
も関わらず移動通知が届いた場合には、犯罪による移動
として即座に金融機関に確認等を行うことが可能にな
る。
【0025】図5に、本発明の一定取引回数毎の通知処
理のフローチャートを示す。 Sc1:顧客Xが、実店舗3や仮想店舗4で商品を購入
したり、サービスの提供を受ける。このとき、実店舗3
では、クレジットカードやデビットカードや電子マネー
(ICカード)をカード取扱装置300で読み取って、
カード会社2を介したり、または直接に決済金融機関1
との間で決済取引を行うことになる。また、仮想店舗4
では、仮想店舗サーバ400が、図示しない顧客のパソ
コン等からクレジットカードの番号等を受け取り、カー
ド会社2を介して決済金融機関1との間で決済取引を行
うことになる。
【0026】Sc2:デビットカードや電子マネー(I
Cカード)による決済の場合は、カード番号、暗証番号
などのカード情報と金額等の決済情報が、利用時に直接
に決済金融機関1のホストコンピュータ100に通知さ
れる。また、クレジットカードによる決済の場合には、
カード会社2のホストコンピュータ200では、顧客が
予めカード会社2との間で契約したクレジット決済指定
日時まで、顧客情報データベース23に保存しておき、
そのクレジット決済指定日時に決済情報を決済金融機関
1のホストコンピュータ100に通知する。
【0027】Sc3:決済金融機関1では、ホストコン
ピュータ100が、デビットカードで決済された場合に
は、上記Sb2で送信されたカード情報より口座を確定
し、送信された決済情報の金額が残高範囲内であるか否
か確認の後、購入代金の引き落としを即座に行う。また
は、クレジットカードで決済される場合には、上記Sb
2で送信されたカード情報より口座を確定し、送信され
た決済情報の金額が残高範囲内であるか否か確認の後、
購入代金の引き落としをクレジット決済指定日時に行
う。
【0028】Sc4:決済金融機関1では、ホストコン
ピュータ100の中央処理部10がが、通知システム1
aを立ち上げ、引き落とし等がが行われた旨を資金移動
情報として、設定されている通知方法に基づいた処理を
開始する。 Sc5:ホストコンピュータ100の中央処理部10
は、通知システム1aによって、資金移動情報を基に顧
客を確定し、該当する顧客の顧客移動情報ファイルから
前回までの取引回数を呼び出し、予め設定した通知回数
に到達しているか否かのチェックを行う。設定された通
知回数に未到達の場合には処理をSc6に移し、到達し
ている場合には処理をSc7に移す。
【0029】Sc6:ホストコンピュータ100の中央
処理部10は、通知システム1aによって、該当する顧
客の顧客移動情報ファイルの通知回数をイクンリメント
して次回の決済に移る。 Sc7:ホストコンピュータ100の中央処理部10
は、通知システム1aによって、確定した顧客の所有す
るページャー5等の情報通信機器500へ資金移動情報
を一定取引回数毎に転送する。この際、通知回数のカウ
ントをクリアする。
【0030】Sc8:顧客Xは、ページャー5等の情報
通信機器500を介して自口座の資金が移動したことを
確認する。以上の一定取引回数毎の通知処理によると、
設定された移動回数毎に通知してもらうことになり、ラ
ンニングコストが低減できるとともに、サービス受給に
関わる費用の低減も期待できるため、取引発生毎の通知
処理に比べて顧客に対するサービス料金を安価に提供す
ることが可能になる。
【0031】図6に、本発明の一定金額移動毎の通知処
理のフローチャートを示す。なお、例えば、未通知金額
合計5万円以上と設定されている場合を想定する。 Sd1:顧客Xが、実店舗3や仮想店舗4で商品を購入
したり、サービスの提供を受ける。このとき、実店舗3
では、クレジットカードやデビットカードや電子マネー
(ICカード)をカード取扱装置300で読み取って、
カード会社2を介したり、または直接に決済金融機関1
との間で決済取引を行うことになる。また、仮想店舗4
では、仮想店舗サーバ400が、図示しない顧客のパソ
コン等からクレジットカードの番号等を受け取り、カー
ド会社2を介して決済金融機関1との間で決済取引を行
うことになる。
【0032】Sd2:デビットカードや電子マネー(I
Cカード)による決済の場合は、カード番号、暗証番号
などのカード情報と金額等の決済情報が、利用時に直接
に決済金融機関1のホストコンピュータ100に通知さ
れる。また、クレジットカードによる決済の場合には、
カード会社2のホストコンピュータ200では、顧客が
予めカード会社2との間で契約したクレジット決済指定
日時まで、顧客情報データベース23に保存しておき、
そのクレジット決済指定日時に決済情報を決済金融機関
1のホストコンピュータ100に通知する。
【0033】Sd3:決済金融機関1では、ホストコン
ピュータ100が、デビットカードで決済された場合に
は、上記Sb2で送信されたカード情報より口座を確定
し、送信された決済情報の金額が残高範囲内であるか否
か確認の後、購入代金の引き落としを即座に行う。また
は、クレジットカードで決済される場合には、上記Sb
2で送信されたカード情報より口座を確定し、送信され
た決済情報の金額が残高範囲内であるか否か確認の後、
購入代金の引き落としをクレジット決済指定日時に行
う。
【0034】Sd4:決済金融機関1では、ホストコン
ピュータ100の中央処理部10がが、通知システム1
aを立ち上げ、引き落とし等がが行われた旨を資金移動
情報として、設定されている通知方法に基づいた処理を
開始する。 Sd5:ホストコンピュータ100の中央処理部10
は、通知システム1aによって、資金移動情報を基に顧
客を確定し、該当する顧客の顧客移動情報ファイルから
前回までの累計金額を呼び出し、予め設定した通知金額
に到達しているか否かのチェックを行う。設定された通
知金額に未到達の場合には処理をSd6に移し、到達し
ている場合には処理をSd7に移す。
【0035】Sd6:ホストコンピュータ100の中央
処理部10は、通知システム1aによって、該当する顧
客の顧客移動情報ファイルの累計金額を更新して次回の
決済に移る。 Sd7:ホストコンピュータ100の中央処理部10
は、通知システム1aによって、確定した顧客の所有す
るページャー5等の情報通信機器500へ資金移動情報
を一定金額移動金額毎に転送する。この際、通知金額の
カウントをクリアする。
【0036】Sd8:顧客Xは、ページャー5等の情報
通信機器500を介して自口座の資金が移動したことを
確認する。以上の一定取引金額移動毎の通知処理による
と、高額の資金移動の確認のみが可能になるとともに、
サービス受給に関わる費用の低減も期待できるため、取
引発生毎の通知処理に比べて顧客に対するサービス料金
を安価に提供することが可能になる。また、高額の移動
が1度でも発生したときにも通知されるので、特に、カ
ードの不正利用によるような場合に有効に対処すること
が可能になる。
【0037】なお、上記実施の形態では、決済取引が金
融機関のホストコンピュータ100で実行された場合に
通知業務を行う場合を説明したが、これに限らず、例え
ば、カード会社のホストコンピュータ200で信用取引
が実行された場合に、そのときの信用取引の実行内容を
顧客側に通知するようにしてもよい。この場合は、カー
ド会社側に通知システムを備えておけばよく。通知タイ
ミングや通知先は、上記実施の形態と同様に行えばよい
ため、説明を省略する。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、契
約顧客の資金を管理するホストコンピュータが、資金の
移動を伴う取引を実行した場合に、該当顧客に対してそ
の取引の実行内容を通知する通知業務を行い、その通知
によって、顧客が不正取引等の有無を確認できるように
なる。このため、顧客は、例えば、自分の口座から決済
取引を伴う資金の移動があった場合に、その資金の移動
をリアルタイムに確認できるようになるため、不正に資
金の移動が行われてもその発見が早期に行えるようにな
る効果が得られる。例えば、デビットカード決済利用時
のように頻繁に資金が移動しても、その都度、確認でき
る効果が期待できる。また、悪意を持った第三者が偽造
カード等で資金移動を行っても、本人が即座に知ること
が可能になるため、顧客はその対応を即座に取ることが
できるようになり、カード所有者が負担せざるを得ない
状況に陥ってしまうのを防ぐことが可能になる。例え
ば、クレジットカード等の偽造カードが利用された場合
に、その利用状況が顧客に即座に通知されるようにすれ
ば、その利用を解除することが即座に可能となり、不正
利用の防止に繋がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の資金決済システムの概念図
【図2】本発明の資金決済システムのブロック構成図
【図3】本発明のサービス利用者の登録処理のフローチ
ャート
【図4】本発明の取引発生毎の通知処理のフローチャー
【図5】本発明の一定取引回数毎の通知処理のフローチ
ャート
【図6】本発明の一定金額移動毎の通知処理のフローチ
ャート
【符号の説明】
1 決済金融機関 2 カード会社 3 実店舗 4 仮想店舗 5 通知メディア 100 ホストコンピュータ(金融機関) 10 中央処理部 11 記憶部 12 通信制御部 13 顧客情報データベース 200 ホストコンピュータ(カード会社) 20 中央処理部 21 記憶部 22 通信制御部 23 顧客情報データベース 300 カード取扱端末装置(実店舗) 30 中央処理部 31 記憶部 32 通信制御部 33 カードリーダ 34 レシート発行部 400 仮想店舗サーバ 40 中央処理部 41 記憶部 42 通信制御部 43 商品データベース 500 情報通信装置 50 中央処理部 51 記憶部 52 通信制御部 53 表示部 54 音声出力部 600 通信網
フロントページの続き (72)発明者 中村 義裕 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 Fターム(参考) 5B055 BB10 BB12 CB09 EE02 EE04 EE12 EE13 LL05 LL07 PA00

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 契約顧客の資金を管理するホストコンピ
    ュータが、資金の移動を伴う取引を実行した場合に、該
    当顧客に対してその取引の実行内容を通知する通知業務
    を行い、その通知によって、顧客が不正取引等の有無を
    確認できるようにしたことを特徴とする取引情報通知方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、ホストコンピュータ
    は金融機関の契約顧客の口座の資金及び決済取引の実行
    を管理し、その口座に対する決済取引を実行して、その
    口座から資金が移動した場合に、該当口座の顧客に対し
    て決済取引の実行内容を通知する通知業務を行い、その
    実行内容によって、顧客が不正取引等の有無を確認でき
    るようにしたことを特徴とする取引情報通知方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、ホストコンピュータ
    は信用取引会社の契約顧客の信用取引の内容の資金を管
    理し、信用取引の実行内容を通知する通知業務を行い、
    その実行内容によって、顧客が不正取引等の有無を確認
    できるようにしたことを特徴とする取引情報通知方法。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2又は請求項3におい
    て、該当顧客に対して実行内容を通知する通知業務を一
    取引毎に行い、顧客が不正取引等の有無を一取引毎に確
    認できるようにしたことを特徴とする取引情報通知方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2又は請求項3におい
    て、取引回数を予め設定しておき、取引の度に取引回数
    を計数し、計数した取引回数が予め設定した取引回数に
    なった時に実行内容を通知する通知業務を行い、顧客が
    不正取引等の有無を一定の取引回数毎に確認できるよう
    にしたことを特徴とする取引情報通知方法。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項2又は請求項3におい
    て、所定金額を予め設定しておき、取引の度に累計金額
    を計数し、累計金額が所定金額になった時に実行内容を
    通知する通知業務を行い、顧客が不正取引等の有無を所
    定金額毎に確認できるようにしたことを特徴とする取引
    情報通知方法。
  7. 【請求項7】 請求項1、請求項2又は請求項3におい
    て、通知業務は、情報通信機器の通信先を予め登録して
    おき、その情報通信機器に対して実行内容を通知するこ
    とで行うことを特徴とする取引情報通知方法。
  8. 【請求項8】 請求項1、請求項2又は請求項3におい
    て、通知業務は、その実行内容を印刷し、その実行内容
    を印刷した印刷物を顧客に送付させることにより行うこ
    とを特徴とする取引情報通知方法。
  9. 【請求項9】 顧客毎に資金の口座を管理する資金管理
    装置と、この資金管理装置の管理する資金を移動して決
    済を行う資金決済装置とが互いに通信網を介して接続す
    る資金決済システムにおいて、決済を伴う取引があった
    場合に、該当する顧客に対して取引の実行内容を通知す
    るようにしたことを特徴とする資金決済システム。
  10. 【請求項10】 請求項9において、一取引毎に、通知
    するようにしたことを特徴とする資金決済システム。
  11. 【請求項11】 請求項9において、取引回数を予め設
    定しておき、決済の度に取引回数を計数し、計数した取
    引回数が設定してある取引回数になった時に、通知する
    ようにしたことを特徴とする資金決済システム。
  12. 【請求項12】 請求項9において、所定金額を予め設
    定しておき、取引の度に累計金額を計数し、累計金額が
    所定金額になった時に、通知するようにしたことを特徴
    とする資金決済システム。
  13. 【請求項13】 請求項9において、該当顧客の情報通
    信機器に通知するようにしたことを特徴とする資金決済
    システム。
  14. 【請求項14】 請求項9において、取引情報を印刷
    し、顧客に送付させるようにしたことを特徴とする資金
    決済システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003044707A1 (fr) * 2001-11-21 2003-05-30 James Jay Skinner Systeme de notification de transactions de comptes
WO2004003808A1 (ja) * 2002-06-26 2004-01-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 決済情報通知サービスサーバ及び決済情報通知方法

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