JP2001195268A - サービスレベルによる資源割当方式 - Google Patents

サービスレベルによる資源割当方式

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JP2001195268A
JP2001195268A JP2000000489A JP2000000489A JP2001195268A JP 2001195268 A JP2001195268 A JP 2001195268A JP 2000000489 A JP2000000489 A JP 2000000489A JP 2000000489 A JP2000000489 A JP 2000000489A JP 2001195268 A JP2001195268 A JP 2001195268A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】APサービスレベルおよびユーザサービスレベ
ルに基づいてAPに割り当てる各資源の資源量を決定し
て、APの実行を制御する。 【解決手段】APサービスレベル付与手段10は、AP
にAPサービスレベルを付与して実行を要求する。資源
量決定手段11は、APサービスレベル管理テーブル2
0およびユーザサービスレベル管理テーブル21を参照
してAPに割り当てる各資源の資源量を決定する。資源
割当手段12は、APに各資源の資源量を割り当て、A
P実行手段13はAPの実行を行う。資源解放手段14
は、APに割り当てられていた各資源の資源量を解放す
る。AP実行待ち合わせ手段15は、APに割り当てる
べき各資源の資源量が不足する場合にAPを実行待ち合
わせ中とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサービスレベルによ
る資源割当方式に関し、特にコンピュータシステムにお
いてサービスレベルを用いてアプリケーションプログラ
ムへの資源の割り当てを管理するサービスレベルによる
資源割当方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の資源管理システムの一例が、特開
平11-66018号公報に記載されている。この資源
管理システムは、アプリケーションプログラムごとのエ
ージェントと、アプリケーションプログラムが使用する
資源を管理するリソースマネージャとを含んで構成され
ており、エージェントがアプリケーションプログラムの
実行に必要な資源についてユーザが要求するサービス品
質(QOS:Quality Of Service)
レベルで需要関数を求め、リソースマネージャが需要関
数に基づいて資源の輻輳度を求め、再びエージェントが
輻輳度から次の要求を決定するというサイクルを繰り返
し実行するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の技術には、次のような問題点があった。
【0004】第1の問題点は、サービスレベルが一定し
ていないということである。その理由は、資源の輻輳度
によりアプリケーションプログラムに割り当てられる資
源量が変化するためである。
【0005】第2の問題点は、資源管理を行うためにア
プリケーションプログラムを変更しなければならないと
いうことである。その理由は、実行するアプリケーショ
ンプログラムごとに固有のエージェントを必要とするた
めである。
【0006】本発明の目的は、コンピュータシステムで
あらかじめ定義されたサービスレベルに従い、アプリケ
ーションプログラム(以下、APと略記する)への各資源
の資源量の割り当てを制御するサービスレベルによる資
源割当方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のサービスレベル
による資源割当方式は、APにAPサービスレベルを付
与して実行を要求するAPサービスレベル付与手段と、
前記APサービスレベル付与手段により実行要求対象の
APに付与されたAPサービスレベルに基づいて実行要
求対象のAPに割り当てる各資源の資源量を決定する資
源量決定手段と、前記資源量決定手段により決定された
各資源の資源量の空きがあるかどうかを判定し、各資源
の資源量の空きあれば各資源の資源量を実行要求対象の
APに割り当てる資源割当手段と、前記資源割当手段に
より割り当てられた各資源の資源量でAPを実行するA
P実行手段と、APの実行終了時にAPに割り当てられ
ていた各資源の資源量を解放する資源解放手段と、前記
資源量決定手段により決定された各資源の資源量の空き
がない場合に実行要求対象のAPを実行待ち合わせ中と
するAP実行待ち合わせ手段とを有することを特徴とす
る。
【0008】また、本発明のサービスレベルによる資源
割当方式は、APにAPサービスレベルを付与して実行
を要求するAPサービスレベル付与手段と、前記APサ
ービスレベル付与手段により実行要求対象のAPに付与
されたAPサービスレベルおよびAPの実行を要求した
ユーザのユーザサービスレベルに基づいて実行要求対象
のAPに割り当てる各資源の資源量を決定する資源量決
定手段と、前記資源量決定手段により決定された各資源
の資源量の空きがあるかどうかを判定し、各資源の資源
量の空きがあれば各資源の資源量を実行要求対象のAP
に割り当てる資源割当手段と、前記資源割当手段により
割り当てられた各資源の資源量で実行要求対象のAPを
実行するAP実行手段と、APの実行終了時にAPに割
り当てられていた各資源の資源量を解放する資源解放手
段と、前記資源量決定手段により決定された各資源の資
源量の空きがない場合に実行要求対象のAPを実行待ち
合わせ中とするAP実行待ち合わせ手段とを有すること
を特徴とする。
【0009】さらに、本発明のサービスレベルによる資
源割当方式は、コンピュータシステムで実行されるAP
ごとのAPサービスレベル単位での最大資源割当量を管
理するAPサービスレベル管理テーブルと、ユーザサー
ビスレベル単位での資源割当率を管理するユーザサービ
スレベル管理テーブルと、資源ごとに資源使用量を管理
する資源使用量管理テーブルと、APにAPサービスレ
ベルを付与して実行を要求するAPサービスレベル付与
手段と、前記APサービスレベル付与手段により実行要
求対象のAPに付与されたAPサービスレベルおよびA
Pの実行を要求したユーザのユーザサービスレベルに基
づいて前記APサービスレベル管理テーブルおよび前記
ユーザサービスレベル管理テーブルを参照して実行要求
対象のAPに割り当てる各資源の資源量を決定する資源
量決定手段と、前記資源量決定手段により決定された各
資源の資源量の空きがあるかどうかを前記資源使用量管
理テーブルを参照して判定し、各資源の資源量の空きが
あれば各資源の資源量を実行要求対象のAPに割り当
て、割り当てた各資源の資源量を前記資源使用量管理テ
ーブルの各資源の資源使用量に反映させる資源割当手段
と、前記資源割当手段により割り当てられた各資源の資
源量でAPを実行するAP実行手段と、APの実行終了
時にAPに割り当てられていた各資源の資源量を解放
し、解放された各資源の資源量を前記資源使用量管理テ
ーブルの各資源の資源使用量に反映させる資源解放手段
と、前記資源量決定手段により決定された各資源の資源
量の空きがない場合に実行要求対象のAPを実行待ち合
わせ中とするAP実行待ち合わせ手段とを有することを
特徴とする。
【0010】一方、本発明の記録媒体は、コンピュータ
を、APにAPサービスレベルを付与して実行を要求す
るAPサービスレベル付与手段,前記APサービスレベ
ル付与手段により実行要求対象のAPに付与されたAP
サービスレベルに基づいて実行要求対象のAPに割り当
てる各資源の資源量を決定する資源量決定手段,前記資
源量決定手段により決定された各資源の資源量の空きが
あるかどうかを判定し、各資源の資源量の空きあれば各
資源の資源量を実行要求対象のAPに割り当てる資源割
当手段,前記資源割当手段により割り当てられた各資源
の資源量でAPを実行するAP実行手段,APの実行終
了時にAPに割り当てられていた各資源の資源量を解放
する資源解放手段,および前記資源量決定手段により決
定された各資源の資源量の空きがない場合に実行要求対
象のAPを実行待ち合わせ中とするAP実行待ち合わせ
手段とAPにAPサービスレベルを付与して実行を要求
するAPサービスレベル付与手段として機能させるため
のプログラムを記録する。
【0011】また、本発明の記録媒体は、コンピュータ
を、APにAPサービスレベルを付与して実行を要求す
るAPサービスレベル付与手段,前記APサービスレベ
ル付与手段により実行要求対象のAPに付与されたAP
サービスレベルおよびAPの実行を要求したユーザのユ
ーザサービスレベルに基づいて実行要求対象のAPに割
り当てる各資源の資源量を決定する資源量決定手段,前
記資源量決定手段により決定された各資源の資源量の空
きがあるかどうかを判定し、各資源の資源量の空きがあ
れば各資源の資源量を実行要求対象のAPに割り当てる
資源割当手段,前記資源割当手段により割り当てられた
各資源の資源量で実行要求対象のAPを実行するAP実
行手段,APの実行終了時にAPに割り当てられていた
各資源の資源量を解放する資源解放手段,および前記資
源量決定手段により決定された各資源の資源量の空きが
ない場合に実行要求対象のAPを実行待ち合わせ中とす
るAP実行待ち合わせ手段として機能させるためのプロ
グラムを記録する。
【0012】さらに、本発明の記録媒体は、コンピュー
タを、コンピュータシステムで実行されるAPごとのA
Pサービスレベル単位での最大資源割当量を管理するA
Pサービスレベル管理手段,ユーザサービスレベル単位
での資源割当率を管理するユーザサービスレベル管理手
段,資源ごとに資源使用量を管理する資源使用量管理手
段,APにAPサービスレベルを付与して実行を要求す
るAPサービスレベル付与手段,前記APサービスレベ
ル付与手段により実行要求対象のAPに付与されたAP
サービスレベルおよびAPの実行を要求したユーザのユ
ーザサービスレベルに基づいて前記APサービスレベル
管理手段および前記ユーザサービスレベル管理手段を参
照して実行要求対象のAPに割り当てる各資源の資源量
を決定する資源量決定手段,前記資源量決定手段により
決定された各資源の資源量の空きがあるかどうかを前記
資源使用量管理手段を参照して判定し、各資源の資源量
の空きがあれば各資源の資源量を実行要求対象のAPに
割り当て、割り当てた各資源の資源量を前記資源使用量
管理手段の各資源の資源使用量に反映させる資源割当手
段,前記資源割当手段により割り当てられた各資源の資
源量でAPを実行するAP実行手段,APの実行終了時
にAPに割り当てられていた各資源の資源量を解放し、
解放された各資源の資源量を前記資源使用量管理手段の
各資源の資源使用量に反映させる資源解放手段,および
前記資源量決定手段により決定された各資源の資源量の
空きがない場合に実行要求対象のAPを実行待ち合わせ
中とするAP実行待ち合わせ手段として機能させるため
のプログラムを記録する。
【0013】本発明のサービスレベルによる資源割当方
式では、APサービスレベル付与手段が、実行要求対象
のAPに対し、コンピュータシステムで定義されたサー
ビスレベル(以下、APサービスレベルという)を付与
し、APの実行を要求する。資源量決定手段は、付与さ
れたAPサービスレベルに基づいてAPサービスレベル
管理テーブルを参照しAPに割り当てられる各資源の資
源量を決定する。また、資源量決定手段は、APを実行
要求したユーザのサービスレベル(以下、ユーザサービ
スレベルという)に基づいてユーザサービスレベル管理
テーブルを参照し資源割当率を決定する。さらに、資源
量決定手段は、APサービスレベルに基づいて決定され
た最大資源割当量と、ユーザサービスレベルに基づいて
決定された資源割当率との積によって実行要求対象のA
Pに割り当てられる各資源の資源量を決定する。資源割
当手段は、資源量決定手段により決定された各資源の資
源量を実行要求対象のAPに割り当てる。決定された各
資源の資源量の割り当てが行えない場合には、AP実行
待ち合わせ手段は、APの実行待ち合わせを行う。その
場合、実行要求対象のAPより低いAPサービスレベル
のAPが実行中であれば、当該APの実行を中断して各
資源の資源量を解放させ、実行要求対象のAPに優先的
に割り当てて実行させる。このようにして、サービスレ
ベルによる資源管理を可能にする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
サービスレベルによる資源管理方式が適用されたコンピ
ュータシステム1の構成を示すブロック図である。この
コンピュータシステム1は、プログラム制御により動作
するものであり、APサービスレベル付与手段10と、
資源量決定手段11と、資源割当手段12と、AP実行
手段13と、資源解放手段14と、AP実行待ち合わせ
手段15と、APサービスレベル管理テーブル20と、
ユーザサービスレベル管理テーブル21と、資源使用量
管理テーブル22とを含んで構成されている。
【0016】APサービスレベル付与手段10は、AP
にAPサービスレベルを付与して実行を要求する。
【0017】資源量決定手段11は、APサービスレベ
ル付与手段10により実行要求対象のAPに付与された
APサービスレベルおよびAPの実行を要求したユーザ
のユーザサービスレベルに基づいてAPサービスレベル
管理テーブル20およびユーザサービスレベル管理テー
ブル21を参照して実行要求対象のAPに割り当てる各
資源の資源量を決定する。
【0018】資源割当手段12は、資源量決定手段11
により決定された各資源の資源量を資源使用量管理テー
ブル22を参照して実行要求対象のAPに割り当て、割
り当てられた各資源の資源量を資源使用量管理テーブル
22に反映する。詳しくは、割り当てられた各資源の資
源量を各資源ごとの資源使用量に加算する。
【0019】AP実行手段13は、資源割当手段12に
より割り当てられた各資源の資源量で実行要求対象のA
Pを実行する。
【0020】資源解放手段14は、APに割り当てられ
ていた資源を解放するとともに、解放された各資源の資
源量を資源使用量管理テーブル22の資源使用量に反映
する。詳しくは、解放された各資源の資源量を各資源ご
との資源使用量から減算する。
【0021】AP実行待ち合わせ手段15は、資源割当
手段12により各資源の資源量を実行要求対象のAPに
割り当てることができない場合、実行要求対象のAPの
実行待ち合わせを行う。この場合、実行要求対象のAP
より低いAPサービスレベルのAPがすでに実行中であ
れば、そのAPの実行を中断して各資源を解放させ、解
放された各資源を実行要求対象のAPに優先的に割り当
てて実行させる。
【0022】APサービスレベル管理テーブル20は、
コンピュータシステム1で実行されるAPごとにAPサ
ービスレベル単位で最大資源割当量を設定し管理するテ
ーブルである。詳しくは、図4中に例示するように、A
Pサービスレベル管理テーブル20には、各APごとに
APサービスレベル(ここでは、H(High),M
(Middle)およびL(Low)の3レベル)が設
定され、さらにAPサービスレベル単位にCPU使用
率,メモリサイズおよびI/O(Input/Outp
ut)バンド幅の各資源の最大資源割当量が設定されて
いる。
【0023】ユーザサービスレベル管理テーブル21
は、コンピュータシステム1でAPを実行を要求するユ
ーザのユーザサービスレベルごとに資源割当率を設定し
管理するテーブルである。詳しくは、図4中に例示する
ように、ユーザサービスレベル管理テーブル21には、
各ユーザがユーザサービスレベル(ここでは、H,Mお
よびLの3レベル)に区分され、各ユーザサービスレベ
ルごとに資源割当率が設定されている。
【0024】資源使用量管理テーブル22は、コンピュ
ータシステム1で実行されるAPが使用する資源ごと
に、APの実行開始および実行終了のタイミングで、資
源使用量(使用されている資源の総量をいう)が設定さ
れ管理されるテーブルである。詳しくは、図4中に例示
するように、資源使用量管理テーブル22には、CPU
使用率,メモリサイズおよびI/Oバンド幅からなる最
大資源量(システム総資源量)と、CPU使用率,メモ
リサイズおよびI/Oバンド幅からなる資源使用量とが
格納されている。
【0025】図2を参照すると、第1の実施の形態に係
るサービスレベルによる資源割当方式の処理は、APサ
ービスレベル付与・AP実行要求ステップS1と、最大
資源割当量決定ステップS2と、資源割当率決定ステッ
プS3と、各資源の資源量決定ステップS4と、各資源
の資源量空き有無判定ステップS5と、AP実行開始ス
テップS6と、AP実行終了判定ステップS7と、使用
資源解放ステップS8と、AP実行待ち合わせ手段呼び
出しステップS9とからなる。
【0026】図3を参照すると、AP実行待ち合わせ手
段呼び出しステップS9のより詳しい処理は、低APサ
ービスレベルAP実行中判定ステップS11と、低AP
サービスレベルAP実行待ち合わせ中設定ステップS1
2と、各資源の資源量空き発生判定ステップS13と、
AP実行開始ステップS14と、AP実行終了ステップ
S15と、使用資源解放ステップS16と、実行待ち合
わせ中AP有無判定ステップS17と、AP実行待ち合
わせ中設定ステップS18とからなる。
【0027】次に、このように構成された第1の実施の
形態に係るサービスレベルによる資源割当方式の動作に
ついて説明する。
【0028】まず、ユーザは、APサービスレベル付与
手段10により、APにAPサービスレベルを付与して
実行を要求する(ステップS1)。
【0029】すると、資源量決定手段11は、実行要求
対象のAPのAP名およびAPサービスレベルをキーと
してAPサービスレベル管理テーブル20を検索し、C
PU使用率,メモリサイズおよびI/Oバンド幅の各資
源の最大資源割当量を決定する(ステップS2)。たと
えば、AP1がAPサービスレベルHで実行要求された
場合には、図4中のAPサービスレベル管理テーブル2
0に示すように、CPU使用率が20%、メモリサイズ
が10M(メガバイト)、I/Oバンド幅が0.5M/
s(メガビット/秒)と決定される。
【0030】次に、資源量決定手段11は、APの実行
を要求したユーザのユーザ名をキーとしてユーザサービ
スレベル管理テーブル21を検索し、ユーザサービスレ
ベルに対応する資源割当率を決定する(ステップS
3)。たとえば、図4中のユーザサービスレベル管理テ
ーブル21に示すように、usr1から実行要求した場
合には、資源割当率が100%と決定される。
【0031】続いて、資源量決定手段11は、決定され
た各資源の最大資源割当量と資源割当率との積を計算
し、実行要求対象のAPに割り当てる各資源の資源量を
決定する(ステップS4)。たとえば、図4(a)に示
すように、usr1によってAP1がAPサービスレベ
ルHで実行要求された場合には、CPU使用率20%,
メモリサイズ10M,およびI/Oバンド幅0.5M/
sと資源割当率100%との積により、AP1に割り当
てられる各資源の資源量が、CPU使用率20%、メモ
リサイズ10M、I/Oバンド幅0.5M/sに決定さ
れる。
【0032】次に、資源割当手段12は、資源量決定手
段11により決定された各資源の資源量の空きが存在す
るかどうかを資源使用量管理テーブル22を参照して判
定する(ステップS5)。詳しくは、資源割当手段12
は、実行要求対象のAPに割り当てる各資源の資源量
が、資源使用量管理テーブル22の各資源の(最大資源
量−資源使用量)より小さいか否かに基づいて実行要求
対象のAPに各資源の資源量を割当可能かどうかを判定
する。たとえば、図4中に示すように、CPU使用率の
(最大資源量−資源使用量)が20(=100−8
0)、メモリサイズの(最大資源量−資源使用量)が8
7(=128−41)M、I/Oバンド幅の(最大資源
量−資源使用量)が8(=10−2)M/sであれば、
図4(a)に示すように決定されたCPU使用率20%、
メモリサイズ10M、I/Oバンド幅0.5M/sの各
資源の資源量については空きがあると判定される。
【0033】各資源の資源量の空きがあれば、資源割当
手段12は、各資源の資源量を実行要求対象のAPに割
り当てて、資源使用量管理テーブル22の資源使用量を
更新(具体的には、割り当てる各資源の資源量を資源使
用量管理テーブル22の各資源の資源使用量にそれぞれ
加算)する。
【0034】AP実行手段13は、資源割当手段12に
より各資源の資源量を割り当てられた実行要求対象のA
Pの実行を開始する(ステップS6)。
【0035】APの実行が終了すると(ステップS
7)、資源解放手段14は、APに割り当てられていた
各資源の資源量を解放し、資源使用量管理テーブル22
の各資源の資源使用量を更新(具体的には、解放された
各資源の資源量を資源使用量管理テーブル22の各資源
の資源使用量からそれぞれ減算)する(ステップS
8)。
【0036】なお、図4(b)に示すように、usr2か
ら同じAP1がAPサービスレベルMで実行要求された
場合には、各資源の資源量は、CPU使用率が10.5
%、メモリサイズが4.2M、I/Oバンド幅が0.2
1M/sに決定される。このため、APサービスレベル
およびユーザサービスレベルに応じて、同じAP1でも
割り当てられる各資源の資源量に差が生じることにな
る。
【0037】一方、ステップS5で各資源の資源量の空
きがない場合には、資源割当手段12は、AP実行待ち
合わ手段15を呼び出す(ステップS9)。
【0038】すると、AP実行待ち合わせ手段15は、
実行要求対象のAPに付与されたAPサービスレベルよ
りも低いAPサービスレベルのAPが実行中かどうかを
判定する(ステップS11)。
【0039】より低いAPサービスレベルのAPが実行
中である場合には、AP実行待ち合わせ手段15は、当
該APの実行を中断させて実行待ち合わせ中とし、当該
APに割り当てられていた各資源の資源量を資源解放手
段14により解放させる(ステップS12)。この際、資
源使用量管理テーブル22の各資源の資源使用量が更新
される。
【0040】次に、AP実行待ち合わせ手段15は、資
源割当手段12により、実行要求対象のAPに割り当て
るべき各資源の資源量の空きが発生したかどうかを資源
使用量管理テーブル22を参照して判定する(ステップ
S13)。
【0041】実行要求対象のAPに割り当てるべき各資
源の資源量の空きが不足している場合には、AP実行待
ち合わせ手段15は、ステップS11に制御を戻して、
実行要求対象のAPより低いAPサービスレベルのAP
が実行中である限り、ステップS11〜S13の処理を
繰り返す。
【0042】そして、ステップS13で実行要求対象の
APに割り当てるべき各資源の資源量の空きが発生する
と、AP実行待ち合わせ手段15は、AP実行手段13
により、各資源の資源量を割り当てて実行要求対象のA
Pの実行を開始する(ステップS14)。
【0043】APの実行が終了すると(ステップS1
5)、AP実行待ち合わせ手段15は、資源解放手段1
4により、APの実行時に割り当てられていた各資源の
資源量を解放し、資源使用量管理テーブル22の該当す
る資源使用量を更新する(ステップS16)。
【0044】次に、AP実行待ち合わせ手段15は、実
行待ち合わせ中のAPが存在するかどうかを判定し(ス
テップS17)、実行待ち合わせ中のAPが存在する場
合には、実行待ち合わせ中のAPの中で最も高いAPサ
ービスレベルのAPを新たな実行要求対象のAPとして
選択してステップS13に制御を戻し、ステップS11
〜S17を繰り返す。
【0045】そして、AP実行待ち合わせ手段15は、
ステップS13で各資源の資源量の空きが発生しておら
ず、ステップS11でより低いAPサービスレベルのA
Pが実行中でない場合に、実行要求対象のAPを実行待
ち合わせ中とする(ステップS18)。
【0046】ここで、図5に例示するように、usr1
によって6つのAP1が異なるAPサービスレベルを付
与されて実行されている状態で、さらに新規にusr1
がAP1をAPサービスレベルHで実行要求した場合を
考える。なお、簡略化のために、実行されるAPはAP
1のみ、実行要求するユーザはusr1のみと仮定す
る。
【0047】この場合は、図5中の資源使用量管理テー
ブル22に示すように、CPU使用率の資源量の空きが
10(=100−90)%のみであり、割り当てるべき
CPU使用率の資源量の20(20×1.00)%が確
保できないため、AP実行待ち合わせ手段15は、実行
中のより低いAPサービスレベルのAP1の実行を中断
して実行待ち合わせ中とし、当該AP1に割り当てられ
ていた各資源の資源量を解放させ、実行要求対象のAP
1に優先的に割り当てて実行させる。
【0048】詳しくは、AP実行待ち合わせ手段15
は、まず最も低いAPサービスレベルLで実行中のAP
1を実行待ち合わせ中とし、当該AP1に割り当てられ
ていた各資源の資源量を解放させる(ステップS1
2)。その結果、CPU使用率の資源量の空きは15%
となるが、割り当てるべきCPU使用率の資源量は20
%であり、まだ不足しているため(ステップS13でノ
ー)、さらに最も低いAPサービスレベルMで実行中の
AP1を実行待ち合わせ中とし、当該AP1に割り当て
られていた各資源の資源量を解放させる(ステップS1
2)。これにより、CPU使用率の資源量の空きは30
%となり、実行要求対象のAP1に割り当てられるべき
各資源の資源量の空きが発生するので(ステップS13
でイエス)、実行要求対象のAP1に各資源の資源量が
割り当てられて実行が開始される(ステップS14)。
【0049】AP1の実行(ステップ15)が終了後、
AP実行待ち合わせ手段15は、AP1の実行時に割り
当てられていた各資源の資源量を解放し(ステップS1
6)、実行待ち合わせ中のAP1の中からより高いAP
サービスレベルMのAP1を選択する(ステップS17
でイエス)。これにより、APサービスレベルMのAP
1が実行を再開され(ステップS14)、このAP1の
実行終了後(ステップS15)、同様にして実行待ち合
わせ中のAP1の中からAPサービスレベルLのAP1
が実行を再開される(ステップS14)。
【0050】なお、上記実施の形態では、割当制御の対
象となる資源がCPU使用率,メモリサイズおよびI/
Oバンド幅である場合を例にとって説明したが、その他
の資源に対しても本発明のサービスレベルによる資源割
当方式が同様に適用できることはいうまでもない。
【0051】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0052】図6は、本発明の第2の実施の形態に係る
サービスレベルによる資源管理方式が適用されたコンピ
ュータシステム1’を示すブロック図である。このコン
ピュータシステム1’は、図1に示したコンピュータシ
ステム1に、APサービスレベル付与手段10,資源量
決定手段11,資源割当手段12,AP実行手段13,
資源解放手段14,およびAP実行待ち合わせ手段15
を実現する資源管理プログラムを記録した記録媒体10
0を備えるようにしたものである。この記録媒体100
は、磁気ディスク,半導体メモリ,その他の記録媒体で
あってよい。したがって、対応する手段等には、同一符
号を付してその詳しい説明は省略する。
【0053】このような第2の実施の形態に係るサービ
スレベルによる資源管理方式では、記録媒体100から
資源管理プログラムがコンピュータシステム1’に読み
込まれ、APサービスレベル付与手段10,資源量決定
手段11,資源割当手段12,AP実行手段13,資源
解放手段14,およびAP実行待ち合わせ手段15とし
て動作する。これら各手段の詳しい動作は、第1の実施
の形態に係るサービスレベルによる資源管理方式の場合
と全く同様になるので、その詳しい説明を割愛する。
【0054】
【発明の効果】第1の効果は、APサービスレベルおよ
びユーザサービスレベルに基づきAPをきめ細かく実行
制御できることにある。その理由は、APサービスレベ
ルに基づきAPへの最大資源割当量を決定し、さらにユ
ーザサービスレベルに基づき資源割当率を決定して、両
者の積によりAPに割り当てる各資源の資源量を決定す
るためである。
【0055】第2の効果は、実行中のAPに割り当てら
れる各資源の資源量を一定に維持できることにある。そ
の理由は、APの実行要求時に割り当てる各資源の資源
量を決定し、さらにより高いAPサービスレベルのAP
の実行要求が発生した場合には、より低いAPサービス
レベルのAPの実行を中断して実行待ち合わせ中とし、
解放された各資源の資源量をより高いAPサービスレベ
ルのAPに割り当てて優先的に実行させるためである。
【0056】第3の効果は、APに資源管理を行うため
の変更を加えることなく制御が可能となることである。
その理由は、APサービスレベル管理テーブルを設け、
各APごとにAPサブレベル単位に各資源の資源量を設
定することにより、APサービスレベル管理テーブルを
検索することで実行要求対象のAPに割り当てる各資源
の資源量を決定するようにしたからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るサービスレベ
ルによる資源管理方式が適用されたコンピュータシステ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態に係るサービスレベルによる
資源割当方式の処理を示すフローチャートである。
【図3】図2中のAP実行待ち合わせ手段の呼び出しス
テップのより詳細な処理を示すフローチャートである。
【図4】第1の実施の形態に係るサービスレベルによる
資源割当方式の具体例を示す図である。
【図5】第1の実施の形態に係るサービスレベルによる
資源割当方式の他の具体例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るサービスレベ
ルによる資源管理方式が適用されたコンピュータシステ
ムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,1’ コンピュータシステム 10 APサービスレベル付与手段 11 資源量決定手段 12 資源割当手段 13 AP実行手段 14 資源解放手段 15 AP実行待ち合わせ手段 20 APサービスレベル管理テーブル 21 ユーザサービスレベル管理テーブル 22 資源使用量管理テーブル 100 記録媒体

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】APにAPサービスレベルを付与して実行
    を要求するAPサービスレベル付与手段と、前記APサ
    ービスレベル付与手段により実行要求対象のAPに付与
    されたAPサービスレベルに基づいて実行要求対象のA
    Pに割り当てる各資源の資源量を決定する資源量決定手
    段と、前記資源量決定手段により決定された各資源の資
    源量の空きがあるかどうかを判定し、各資源の資源量の
    空きあれば各資源の資源量を実行要求対象のAPに割り
    当てる資源割当手段と、前記資源割当手段により割り当
    てられた各資源の資源量でAPを実行するAP実行手段
    と、APの実行終了時にAPに割り当てられていた各資
    源の資源量を解放する資源解放手段と、前記資源量決定
    手段により決定された各資源の資源量の空きがない場合
    に実行要求対象のAPを実行待ち合わせ中とするAP実
    行待ち合わせ手段とを有することを特徴とするサービス
    レベルによる資源割当方式。
  2. 【請求項2】APにAPサービスレベルを付与して実行
    を要求するAPサービスレベル付与手段と、前記APサ
    ービスレベル付与手段により実行要求対象のAPに付与
    されたAPサービスレベルおよびAPの実行を要求した
    ユーザのユーザサービスレベルに基づいて実行要求対象
    のAPに割り当てる各資源の資源量を決定する資源量決
    定手段と、前記資源量決定手段により決定された各資源
    の資源量の空きがあるかどうかを判定し、各資源の資源
    量の空きがあれば各資源の資源量を実行要求対象のAP
    に割り当てる資源割当手段と、前記資源割当手段により
    割り当てられた各資源の資源量で実行要求対象のAPを
    実行するAP実行手段と、APの実行終了時にAPに割
    り当てられていた各資源の資源量を解放する資源解放手
    段と、前記資源量決定手段により決定された各資源の資
    源量の空きがない場合に実行要求対象のAPを実行待ち
    合わせ中とするAP実行待ち合わせ手段とを有すること
    を特徴とするサービスレベルによる資源割当方式。
  3. 【請求項3】コンピュータシステムで実行されるAPご
    とのAPサービスレベル単位での最大資源割当量を管理
    するAPサービスレベル管理テーブルと、ユーザサービ
    スレベル単位での資源割当率を管理するユーザサービス
    レベル管理テーブルと、資源ごとに資源使用量を管理す
    る資源使用量管理テーブルと、APにAPサービスレベ
    ルを付与して実行を要求するAPサービスレベル付与手
    段と、前記APサービスレベル付与手段により実行要求
    対象のAPに付与されたAPサービスレベルおよびAP
    の実行を要求したユーザのユーザサービスレベルに基づ
    いて前記APサービスレベル管理テーブルおよび前記ユ
    ーザサービスレベル管理テーブルを参照して実行要求対
    象のAPに割り当てる各資源の資源量を決定する資源量
    決定手段と、前記資源量決定手段により決定された各資
    源の資源量の空きがあるかどうかを前記資源使用量管理
    テーブルを参照して判定し、各資源の資源量の空きがあ
    れば各資源の資源量を実行要求対象のAPに割り当て、
    割り当てた各資源の資源量を前記資源使用量管理テーブ
    ルの各資源の資源使用量に反映させる資源割当手段と、
    前記資源割当手段により割り当てられた各資源の資源量
    でAPを実行するAP実行手段と、APの実行終了時に
    APに割り当てられていた各資源の資源量を解放し、解
    放された各資源の資源量を前記資源使用量管理テーブル
    の各資源の資源使用量に反映させる資源解放手段と、前
    記資源量決定手段により決定された各資源の資源量の空
    きがない場合に実行要求対象のAPを実行待ち合わせ中
    とするAP実行待ち合わせ手段とを有することを特徴と
    するサービスレベルによる資源割当方式。
  4. 【請求項4】前記AP実行待ち合わせ手段が、前記資源
    量決定手段により決定された各資源の資源量の空きがな
    い場合に、実行要求対象のAPより低いAPサービスレ
    ベルのAPが実行中であれば、当該APの実行を中断し
    て割り当てられている各資源の資源量を解放させ、解放
    された各資源の資源量を実行要求対象のAPに優先的に
    割り当てて実行させる請求項1,2または3記載のサー
    ビスレベルによる資源割当方式。
  5. 【請求項5】前記資源量決定手段が、実行要求対象のA
    Pの各資源の資源量を、APサービスレベルに基づいて
    決定された最大資源割当量と、ユーザサービスレベルに
    基づいて決定された資源割当率との積によって決定する
    請求項2または請求項3記載のサービスレベルによる資
    源割当方式。
  6. 【請求項6】前記APサービスレベル管理テーブルが、
    AP名,APサービスレベル,CPU使用率,メモリサ
    イズおよびI/Oバンド幅からなる情報を格納する請求
    項3記載のサービスレベルによる資源割当方式。
  7. 【請求項7】前記ユーザサービスレベル管理テーブル
    が、ユーザサービスレベル,ユーザ名および資源割当率
    からなる情報を格納する請求項3記載のサービスレベル
    による資源割当方式。
  8. 【請求項8】前記資源使用量管理テーブルが、CPU使
    用率,メモリサイズおよびI/Oバンド幅からなる最大
    資源量と、CPU使用率,メモリサイズおよびI/Oバ
    ンド幅からなる資源使用量とを格納する請求項3記載の
    サービスレベルによる資源割当方式。
  9. 【請求項9】コンピュータを、APにAPサービスレベ
    ルを付与して実行を要求するAPサービスレベル付与手
    段,前記APサービスレベル付与手段により実行要求対
    象のAPに付与されたAPサービスレベルに基づいて実
    行要求対象のAPに割り当てる各資源の資源量を決定す
    る資源量決定手段,前記資源量決定手段により決定され
    た各資源の資源量の空きがあるかどうかを判定し、各資
    源の資源量の空きあれば各資源の資源量を実行要求対象
    のAPに割り当てる資源割当手段,前記資源割当手段に
    より割り当てられた各資源の資源量でAPを実行するA
    P実行手段,APの実行終了時にAPに割り当てられて
    いた各資源の資源量を解放する資源解放手段,および前
    記資源量決定手段により決定された各資源の資源量の空
    きがない場合に実行要求対象のAPを実行待ち合わせ中
    とするAP実行待ち合わせ手段とAPにAPサービスレ
    ベルを付与して実行を要求するAPサービスレベル付与
    手段として機能させるためのプログラムを記録した記録
    媒体。
  10. 【請求項10】コンピュータを、APにAPサービスレ
    ベルを付与して実行を要求するAPサービスレベル付与
    手段,前記APサービスレベル付与手段により実行要求
    対象のAPに付与されたAPサービスレベルおよびAP
    の実行を要求したユーザのユーザサービスレベルに基づ
    いて実行要求対象のAPに割り当てる各資源の資源量を
    決定する資源量決定手段,前記資源量決定手段により決
    定された各資源の資源量の空きがあるかどうかを判定
    し、各資源の資源量の空きがあれば各資源の資源量を実
    行要求対象のAPに割り当てる資源割当手段,前記資源
    割当手段により割り当てられた各資源の資源量で実行要
    求対象のAPを実行するAP実行手段,APの実行終了
    時にAPに割り当てられていた各資源の資源量を解放す
    る資源解放手段,および前記資源量決定手段により決定
    された各資源の資源量の空きがない場合に実行要求対象
    のAPを実行待ち合わせ中とするAP実行待ち合わせ手
    段として機能させるためのプログラムを記録した記録媒
    体。
  11. 【請求項11】コンピュータを、コンピュータシステム
    で実行されるAPごとのAPサービスレベル単位での最
    大資源割当量を管理するAPサービスレベル管理手段,
    ユーザサービスレベル単位での資源割当率を管理するユ
    ーザサービスレベル管理手段,資源ごとに資源使用量を
    管理する資源使用量管理手段,APにAPサービスレベ
    ルを付与して実行を要求するAPサービスレベル付与手
    段,前記APサービスレベル付与手段により実行要求対
    象のAPに付与されたAPサービスレベルおよびAPの
    実行を要求したユーザのユーザサービスレベルに基づい
    て前記APサービスレベル管理手段および前記ユーザサ
    ービスレベル管理手段を参照して実行要求対象のAPに
    割り当てる各資源の資源量を決定する資源量決定手段,
    前記資源量決定手段により決定された各資源の資源量の
    空きがあるかどうかを前記資源使用量管理手段を参照し
    て判定し、各資源の資源量の空きがあれば各資源の資源
    量を実行要求対象のAPに割り当て、割り当てた各資源
    の資源量を前記資源使用量管理手段の各資源の資源使用
    量に反映させる資源割当手段,前記資源割当手段により
    割り当てられた各資源の資源量でAPを実行するAP実
    行手段,APの実行終了時にAPに割り当てられていた
    各資源の資源量を解放し、解放された各資源の資源量を
    前記資源使用量管理手段の各資源の資源使用量に反映さ
    せる資源解放手段,および前記資源量決定手段により決
    定された各資源の資源量の空きがない場合に実行要求対
    象のAPを実行待ち合わせ中とするAP実行待ち合わせ
    手段として機能させるためのプログラムを記録した記録
    媒体。
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