JP2001194989A - 地盤地図作成システムおよび地盤地図作成方法 - Google Patents

地盤地図作成システムおよび地盤地図作成方法

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JP2001194989A JP2000001673A JP2000001673A JP2001194989A JP 2001194989 A JP2001194989 A JP 2001194989A JP 2000001673 A JP2000001673 A JP 2000001673A JP 2000001673 A JP2000001673 A JP 2000001673A JP 2001194989 A JP2001194989 A JP 2001194989A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定データのデータベースへの入力を測定現
場から容易に行え、かつ緯度・経度情報の蓄積を迅速か
つ正確に行える地盤地図作成システムの提供。 【解決手段】 地盤地図作成システム1では、地盤計測
機2の測定データを無線電話網を介して地盤地図作製手
段3の地盤情報データベース31に直接送信可能とし
た。従って、測定データを測定現場からオンラインで入
力でき、入力作業を容易にして作業効率を格段に向上さ
せることができる。また、地盤計測機2のパームトップ
コンピュータ23にGPS機能を搭載した。このため、
緯度・経度の情報を測定データに付して送信でき、緯度
・経度を手入力する手間を省けるうえ、誤った値が入力
されるのを確実に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地盤地図作成シス
テムおよび地盤地図作成方法に係り、例えば、住宅建築
請負業者が建築予定建物の基礎工法を選定するために利
用される。
【0002】
【背景技術】プレハブ住宅製造業者等の住宅建築請負業
者において、建築予定建物の基礎工法の選定(例えば、
5t基礎、3t基礎、地盤補強・改良のいずれの基礎工
事が必要かなど)は、建築予定現場(土地・敷地)での
地盤調査に基づいて行われる。この結果選定された基礎
工法は、色別の図形によって地図(地盤地図)上に表示
される。従って、この地盤地図を確認することで、建築
予定現場の位置および基礎工法が容易に理解できるよう
になっている。このような地盤地図は従来、以下のよう
にして作成される。すなわち、図4に示すように、先
ず、建築予定現場に地盤計測機99を搬入し、地盤情報
を現場作業によって測定し、測定データを蓄積した制御
装置98のみを地盤計測機99本体から切離して設計/
開発部署のある事務所等に持ち帰り、制御装置98から
専用ソフトウェアを用いてパソコン97に測定データを
吸上げ、このデータをフロッピーディスク(FD)96
に出力し、フロッピーディスク96から端末機器95を
介して地盤情報データベース(DB)94に格納し、デ
ータベース94内の測定データを基にした地耐力から基
礎工法を判定し、この基礎工法に応じた色合いの図形を
地図上に表示させ、よって地盤地図を得る。また、フロ
ッピーディスク96内の測定データを端末機器95へ入
力する際には、各測定現場の緯度・経度も入力してお
り、現場の位置を標定可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来で
は、測定現場からの測定データをオフラインで端末機器
から入力し、地盤情報データベース94に蓄積している
ので、測定から蓄積までに時間がかかり、作業性が悪い
という欠点がある。
【0004】本発明の第1目的は、測定データのデータ
ベースへの入力を測定現場から容易に行える地盤地図作
成システムおよび地盤地図作成方法を提供することにあ
る。
【0005】また、従来では、緯度・経度の入力を手入
力で行っているため、手間がかかるうえに入力ミス等が
生じ易く、正確な地盤地図を作成できない場合があっ
た。
【0006】本発明の第2目的は、緯度・経度情報の蓄
積を迅速かつ正確に行える地盤地図作成システムおよび
地盤地図作成方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、後述
する実施形態での符号を用いて説明すれば、地盤測定現
場で地盤を測定する地盤計測機(2)と、この地盤計測
機の測定データに基づいて地盤地図を作成する地盤地図
作成手段(3)とを備え、前記地盤計測機は、測定デー
タを無線電話網を介して前記地盤地図作成手段の地盤情
報データベース(31)に送信可能な地盤地図作成シス
テムである。このような構成の地盤地図作成システムで
は、地盤計測機の測定データを無線電話網を介して地盤
情報データベースに直接送信可能であるから、測定デー
タが測定現場からオンラインで入力されるようになり、
入力作業が容易になる。以上により前記第1目的が達成
される。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載の地盤
地図作成システムにおいて、前記地盤計測機は、前記測
定現場を緯度・経度で標定可能なGPS(衛星航法シス
テム:Global Positioning System )機能を備え、これ
らの緯度・経度と共に前記測定データを送信可能になっ
ている地盤地図作成システムである。このような構成で
は、地盤計測機がGPS機能を備えることにより、緯度
・経度の情報が測定データに付されて送信されるから、
緯度・経度を手入力する手間が省けるうえ、誤った値が
入力される心配がない。以上により、前記第2目的が達
成される。
【0009】請求項3の発明は、請求項2に記載の地盤
地図作成システムにおいて、前記地盤計測機が、地盤を
測定しかつ測定データを出力可能な計測機本体(21)
と、この測定データを入力して前記送信を行う携帯情報
端末(23)とで構成され、この携帯情報端末にGPS
機能が設けられている地盤地図作成システムである。通
常、計測機本体は大がかりな装置であるため、容易に移
動したり設置個所を自由に選択することが難しく、例え
ば、測定しようとする敷地内に古屋が存在する場合な
ど、計測機本体の設置箇所すなわち測定位置が限られる
可能性がある。一方、GPS機能による緯度・経度の情
報は、土地の番地(住所)情報とリンクさせることが可
能であり、緯度・経度から住所ならびにそれに関連する
種々の情報を引き出すことが可能である。この際、GP
S機能が計測機本体内に一体に組み込まれていると、測
定位置が他の隣接した敷地との境界に近い場合などで
は、GPS機能の検出誤差によって隣の敷地にかかる情
報を送信してしまうおそれがあり、誤った住所等の情報
を引き出しかねない。そこで、本発明では、そのような
計測機本体とは別体で、かつ携帯性に優れた携帯情報端
末にGPS機能を設けるので、この携帯情報端末を携帯
して敷地の中央等の緯度・経度の情報を送信することが
可能になり、敷地内における測定位置に係わらず隣接す
る敷地との判別が確実に行える緯度・経度の情報を送信
することができる。
【0010】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3のいずれかに記載の地盤地図作成システムにおいて、
前地盤計測機が前記地盤地図作成手段で作成された地盤
地図を表示するディスプレイを(24)備えている地盤
地図作成システムである。このような構成では、送信し
たばかりの測定データに基づいた地盤地図を現場にいな
がらにして確認可能である。また、既に蓄積されている
測定データを基に測定現場周辺の地盤地図を表示させる
ことで、これから測定しようとする測定現場の地盤を予
め予測することも可能である。
【0011】請求項5の発明は、地盤測定現場におい
て、地盤計測機からの測定データを無線電話網を介して
地盤地図作成手段の地盤情報データベースに送信格納
し、この地盤地図作成手段で前記測定データに基づいて
地盤地図を作成する地盤地図作成方法である。このよう
な方法では、前述した請求項1の発明で説明したしよう
に、前記第1目的が達成される。
【0012】請求項6の発明は、請求項5に記載の地盤
地図作成方法において、前記地盤測定現場からの測定デ
ータの送信時に、当該測定現場を標定する緯度・経度を
共に送信する地盤地図作成方法である。このような方法
では、前述した請求項2の発明で説明したように、前記
第2目的が達成される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1には、本実施形態の地盤地図
作成システム1が示されている。この地盤地図作成シス
テム1は、工業化住宅製造販売者が建物を建築するに際
し、基礎工法選定用の地盤地図を作成するために用いら
れるものであって、地盤測定現場で地盤を測定する地盤
計測機2と、この地盤計測機の測定データに基づく地耐
力から地盤地図を作成する地盤地図作成手段3とを備え
ている。
【0014】地盤計測機2は、例えば、スウェーデン式
サウンディング試験(JIS1221)用の測定データ
が得られるように設けられた計測機本体21と、計測機
本体21にケーブルで接続されて各測定データの出力を
制御する制御装置22と、この制御装置22に同様にケ
ーブル等で接続される携帯情報端末としてのパームトッ
プコンピュータ23とで構成され、このパームトップコ
ンピュータ23は、PHS(Personal Handyphone Syst
em)や携帯電話等の通信装置4を介して無線電話網に接
続可能になっている。
【0015】地盤地図作成手段3は、図2に示すよう
に、地盤計測機2で得られた多数の測定データ31A、
およびこれらの測定データ31Aから判定された地耐力
31Bが格納される地盤情報データベース31と、地耐
力31Bに基づく地盤地図32A(図3)が地域毎に多
数格納される地盤図面データベース32と、プリンター
やプロッター等の印刷装置を備えた端末機器33とを備
え、これらがサーバーやルーター等を介してネットワー
ク接続されている。また、地盤地図作成手段3は、ルー
ター等の図示しない通信コントローラを介して無線電話
網やISDN等のデジタル通信網に接続され、外部にあ
る前記地盤計測機2の通信装置4や別のコンピュータと
通信可能である。
【0016】各データベース31,32側の端末機器お
よび前記端末機器33は、キーボード、マウス、ディス
プレイ等のマン−マシンインターフェイスを備えてお
り、これらのディスプレイには、必要に応じてダウンロ
ードされた地盤情報データベース31内の各種データや
地盤図面データベース32内の地盤地図32Aが表示さ
れるとともに、これらが印刷装置で出力できるようにな
っている。
【0017】ここで、地盤図面データベース32内の地
盤地図32Aは、図3に示すように、地図上の地盤調査
を行った位置に丸形の図形32Bを表示させたものであ
り、図形32Bの色を基礎工法の違いによって異ならせ
ている(図3では、図形32Bの色を異ならせて表示す
ることが作図上困難なため、色の違いが網掛けの濃淡で
表現されている)。なお、このような地盤地図32A
は、台地や、扇状地、低地の一般面、盛土地などのエリ
アに応じて色分けされた土地条件図上に図形32Aを表
示させることが、周囲の地盤の状況がわかるので好まし
いが(ただし、図3では、図形32Bを見易くするため
に、単なる白抜きの地図上に図形32Bを表示させてい
る)、土地条件図上に図形32Bを表示させたものに限
らず、例えば、顧客の居所や敷地の位置を表示する顧客
座標地図、河川や建物を表示する地形地図、市町村の境
界を示す市町村境界線地図、道路を示す道路地図、ある
いは各地域の用途を示す都市計画地図などの上に図形3
2Bを表示させたものや、各地図を必要に応じて重合さ
せ、この上に図形32Bを表示させたものであってもよ
い。
【0018】以下には、地盤計測機2および地盤地図作
成手段3についてさらに詳説するとともに、地盤地図3
2Aの作成方法について述べる。地盤計測機2におい
て、携帯に便利な小型のパームトップコンピュータ23
(図1)は、計測機本体21から制御装置22を介して
受け取った測定データを通信装置4に出力した後、この
通信装置4から無線電話網を介して地盤地図作成手段3
側の通信コントローラに送信可能である。また、パーム
トップコンピュータ23には、人工衛星から発信される
信号で位置を標定するGPS機能が内蔵され、これによ
り、パームトップコンピュータ23の位置が緯度・経度
で正確に標定されるとともに、パームトップコンピュー
タ23から地盤地図作成手段3側への測定データの送信
に併せて緯度・経度の情報も同時に送信されるようにな
っている。パームトップコンピュータ23のGPS機能
としては、人工衛星の信号に意図的に加えられたゆらぎ
を取り除き、単なるGPSよりも高精度に位置を標定で
きる、いわゆるDGPS( Differential Global Posit
ioning System )が採用されている。さらに、パームト
ップコンピュータ23には液晶ディスプレイ24が設け
られ、地盤地図作成手段3側から地盤図面データベース
32内のデータを受信して地盤地図32A等を表示させ
たり、調査指示情報を受信して表示することが可能であ
る。このようなパームトップコンピュータ23として
は、セイコーエプソン株式会社製の商品名「ロカティ
オ」を採用できる。
【0019】一方、地盤地図作成手段3において、パー
ムトップコンピュータ23から送信された測定データお
よび地耐力の情報は、通信コントローラおよびサーバー
を経由して地盤情報データベース31内に前述した測定
データ31Aおよび地耐力31Bとして格納され、ま
た、これらのデータと共に受信した緯度・経度の情報が
図3に示す緯度情報31Cおよび経度情報31Dとして
格納される。さらに、地盤地図作成手段3側の各種サー
バーは、地盤情報データベース31内の地耐力31Bに
基づいて基礎工法を判定するとともに、緯度情報31
C、経度情報31Dに該当する地盤地図32Aを地盤図
面データベース32内から検索し、この地盤地図32A
の前記緯度情報31C、経度情報31Dに対応した位置
(測定位置)に前記基礎工法を示す色の図形32Bを表
示させる。そして、このようなサーバーおよび通信コン
トローラは、更新された最新の地盤地図32Aや、地盤
図面データベース32内の他地域の任意の地盤地図に係
るデータ、あるいは端末機器33側の情報送信端末34
から入力される前述した調査指示情報をパームトップコ
ンピュータ23に出力することも可能である。
【0020】また、地盤地図作成手段3はネットワーク
を介して別のコンピュータと相互に通信可能であり、こ
の別のコンピュータには、緯度・経度とこれらに対応す
る住所とを相互に変換する変換テーブルや、顧客の情報
である、例えば、顧客に提供すべき商品の商品種別、顧
客自身の年齢、職業、年収、家族構成、家族全体の収入
(世帯年収)居住形態、現住所、電話番号、建築予定地
の住所、敷地面積等の様々な顧客データが記憶されい
る。従って、地盤地図作成手段3内のサーバーは、当該
別のコンピュータへアクセスすることにより、自身の地
盤情報データベース31内の緯度情報31C、経度情報
31Dから前記変換テーブルを参照して住所を割り出
し、この住所に該当する顧客データを引き出してパーム
トップコンピュータ23に送信することも可能である。
このような操作はパームトップコンピュータ23や、端
末機器33、または地盤情報データベース31側のサー
バーに設けられた端末機器の所定の操作で行われ、送信
された顧客データがディスプレイ24に表示される。勿
論、このような顧客データを端末機器33あるいは各サ
ーバーに付設のディスプレイ等に表示させることも可能
である。
【0021】本実施形態では、先ず、地盤測定現場に地
盤計測機2を搬入し、計測機本体21による所定の作業
によって地盤の測定を行う。この後、得られた測定デー
タを制御装置22からパームトップコンピュータ23に
出力するとともに、通信装置4を介して設計/開発部署
等がある事務所内の地盤地図作成手段3側に送信する。
この際、パームトップコンピュータ23のGPS機能に
よって得られる測定位置の緯度・経度も測定データと共
に送信する。地盤地図作成手段3側では、受信した測定
データ、これに基づく地耐力、および緯度・経度の情報
を地盤情報データベース31内に自動的に格納する。そ
して、以上のような地盤の測定を建物の建築予定地毎に
行うとともに、その都度測定データを地盤情報データベ
ース31に格納し記憶させる。次いで、パームトップコ
ンピュータ23、あるいは地盤地図作成手段3側の端末
操作を行うことにより、地盤情報データベース31の情
報に基づいて基礎工法を判定させ、判定結果に応じた色
の図形32Bを地盤図面データベース32内の地盤地図
32Aに表示させ、当該地盤地図32Aを完成させる。
【0022】ところで、地盤測定現場である敷地内に古
屋等が存在し、計測する位置が隣接する他の敷地との境
界に近い場合がある。この場合、緯度情報31C、経度
情報31Dと敷地の顧客データ内の住所とがリンクして
いる本実施形態では、境界に近い位置の緯度・経度の情
報をそのままパームトップコンピュータ23から送信す
ると、GPS機能の誤差によっては隣の敷地にかかる情
報を送信してしまうおそれがあり、誤った住所にリンク
しかねない。そこで、このような状況では、パームトッ
プコンピュータ23を制御装置22から切離して敷地の
中央寄りに携帯して移動し、誤差の影響が及ばない位置
での緯度・経度の情報を送信する。
【0023】このような本実施形態によれば、以下のよ
うな効果がある。 (1)地盤地図作成システム1では、地盤計測機2の測
定データを無線電話網を介して地盤地図作成手段3の地
盤情報データベース31に直接送信可能であるから、測
定データを測定現場からオンラインで入力でき、入力作
業を容易にして作業効率を格段に向上させることができ
る。
【0024】(2)地盤計測機2のパームトップコンピ
ュータ23はGPS機能を備えているので、緯度・経度
の情報を測定データに付して送信でき、緯度・経度を手
入力する手間を省けるうえ、誤った値が入力されるのを
確実に防止できる。
【0025】(3)このパームトップコンピュータ23
にはディスプレイ24が設けられ、地盤作成手段3の地
盤図面データベース32のデータを受信して当該データ
ベース32内の地盤地図32Aを表示可能であるから、
測定現場から送信したばかりの測定データに基づいた地
盤地図32Aを現場にいながらにして確認できる。ま
た、既に蓄積されている測定データを基に測定現場周辺
の地盤地図を表示させることで、これから測定しようと
する測定現場の地盤を予め予測することもできる。
【0026】(4)GPS機能は容易に携帯できるパー
ムトップコンピュータ23に設けられているため、この
パームトップコンピュータ23を携帯して測定現場であ
る敷地内を移動すれば、敷地内における実際の測定位置
に係わらず移動先での緯度・経度の情報を送信できる。
このことは、実際の測定位置での緯度・経度の情報を送
信すると、GPS機能の誤差によって誤った顧客データ
にリンクする可能性がある場合に有効である。
【0027】なお、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等
を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、GPS機能やディスプレイ
24がパームトップコンピュータ23に設けられていた
が、これらが計測機本体21や制御装置22と一体に設
けられている場合でも本発明の請求項2や請求項3の発
明に含まれる。また、パームトップコンピュータ23は
通信装置4に接続することで各データの送受信を行える
ように構成されていたが、このような送受信機能をパー
ムトップコンピュータ23内に一体に組み込んでもよ
い。さらに、計測機本体21と制御装置22が一体に設
けられていてもよい。
【0028】また、GPS機能やディスプレイ24は本
発明に必須の構成ではなく、必要に応じて設けられれば
よい。しかし、これらを有することで前述した効果を得
ることができるので望ましい。
【0029】本発明の地盤地図作成システムは、工業化
住宅製造販売者による基礎工法選定用の地盤地図を作成
するためのシステムに限らず、道路工事、河川工事、山
林開発等様々な工事業者の地盤調査用に用いることがで
きる。
【0030】
【発明の効果】以上に述べたように、請求項1および請
求項5の発明によれば、地盤計測機の測定データを無線
電話網を介して地盤情報データベースに直接送信可能で
あるから、測定データを測定現場からオンラインで入力
でき、入力作業を容易にできるという効果がある。
【0031】請求項2および請求項6の発明によれば、
緯度・経度の情報を測定データに付して送信でき、緯度
・経度を手入力する手間を省けるうえ、誤った値が入力
されるのを確実に防止できるという効果がある。
【0032】請求項3の発明によれば、前地盤計測機に
ディスプレイが設けられているので、送信したばかりの
測定データに基づいた地盤地図を現場にいながらにして
確認したり、既に蓄積されている測定データを基に測定
現場周辺の地盤地図を表示させることで、これから測定
しようとする測定現場の地盤を予め予測できるという効
果がある。
【0033】請求項4の発明によればは、携帯性に優れ
た携帯情報端末にGPS機能を設けるので、敷地内にお
ける測定位置に係わらずこの携帯情報端末を携帯して敷
地の任意の位置での緯度・経度の情報を送信できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る地盤地図作成システ
ムを示すブロック図である。
【図2】前記実施形態でのデータベース内の記憶データ
を説明する図である。
【図3】地盤地図を示す図である。
【図4】従来技術を説明する図である。
【符号の説明】
1 地盤地図作成システム 2 地盤計測機 3 地盤地図作成手段 21 計測機本体 23 携帯情報端末であるパームトップコンピュータ 24 ディスプレイ 31 地盤情報データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/40 370Z 9A001 Fターム(参考) 2C032 HB11 HB22 HB25 HC11 HC13 HC27 HD13 2D046 AA00 2F029 AA07 AB07 AC02 AC13 AC14 5B075 PP02 PP03 PQ02 UU13 5K101 KK12 LL12 NN18 9A001 BB01 BB03 BB04 CC04 CC05 CC07 DD13 HH31 JJ11 JJ27 JJ35 JJ78 KK19 KK27 KK31 KK37 KK42 KK53 KK54 LL02 LL05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地盤測定現場で地盤を測定する地盤計測
    機と、この地盤計測機の測定データに基づいて地盤地図
    を作成する地盤地図作成手段とを備え、前記地盤計測機
    は、測定データを無線電話網を介して前記地盤地図作成
    手段の地盤情報データベースに送信可能であることを特
    徴とする地盤地図作成システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の地盤地図作成システム
    において、前記地盤計測機は、前記測定現場を緯度・経
    度で標定可能なGPS機能を備え、これらの緯度・経度
    と共に前記測定データを送信可能であることを特徴とす
    る地盤地図作成システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の地盤地図作成システム
    において、前記地盤計測機は、地盤を測定しかつ測定デ
    ータを出力可能な計測機本体と、この測定データを入力
    して前記送信を行う携帯情報端末とで構成され、この携
    帯情報端末に前記GPS機能が設けられていることを特
    徴とする地盤地図作成システム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の地盤地図作成システムにおいて、前記地盤計測機
    は、前記地盤地図作成手段で作成された地盤地図を表示
    するディスプレイを備えていることを特徴とする地盤地
    図作成システム。
  5. 【請求項5】 地盤測定現場において、地盤計測機から
    の測定データを無線電話網を介して地盤地図作成手段の
    地盤情報データベースに送信格納し、この地盤地図作成
    手段で前記測定データに基づいて地盤地図を作成するこ
    とを特徴とする地盤地図作成方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の地盤地図作成方法にお
    いて、前記地盤測定現場からの測定データの送信時に、
    当該測定現場を標定する緯度・経度を共に送信すること
    を特徴とする地盤地図作成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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