JP2001194473A - 電子時計 - Google Patents
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- JP2001194473A JP2001194473A JP2000001173A JP2000001173A JP2001194473A JP 2001194473 A JP2001194473 A JP 2001194473A JP 2000001173 A JP2000001173 A JP 2000001173A JP 2000001173 A JP2000001173 A JP 2000001173A JP 2001194473 A JP2001194473 A JP 2001194473A
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Abstract
時計のシステムでは充電時と駆動時の切り分けがあいま
いのため、充電と駆動が互いに効率よく行われてなかっ
た。 【解決手段】 ソーラセルと充電型電池を備えた電子時
計において、充電と時刻表示を効率良く切り分ける。電
圧に応じて充電と時刻表示を効率良く切り分けきるよう
になっている。
Description
素子や、ユーザーの動的エネルギーを電気料に変換する
発電装置などの外部環境のエネルギー採取型電源により
駆動される電子時計の構造に関する。
れ、その高精度の時刻表示および好携帯性ファッショ性
があるため現在まで普及している。
は通常は電池であるが、手間と費用がかかる電池取り替
えなしで何年間動き続けるかは課題の1つである。その
ため最近では、太陽電池を採用した製品やユーザーの動
的エネルギーを電気エネルギーに変換する発電装置を採
用した製品が販売されている。
用した電子時計のシステムブロック図である。電子時計
は、モーター系603と、システムIC系602と、電
源系601との3つの系から形成されいる。
と、輪列等から形成させるモーター駆動系を示す。シス
テムIC系602は、時計を駆動するための発振分周
と、負荷補償および電源経路を切り替えるためのMOS
−FETであるスイッチA613およびスイッチB61
4等を備える集積回路系である。
デンサであるCSコンデンサ609と充電型電池である
MT電池608および4段ソーラセル607から構成さ
れている。
MT電池608のマイナス電位するためのスイッチであ
り、スイッチB614はMT電池608への充電を行う
ためのスイッチである。さらに、ツェナーダイオード6
10は、電圧が2.6VになるとオンするMT電池60
8への過充電防止のために備えられたダイオードであ
る。
低電圧側電源625への電流逆流防止のために備えられ
ており、ダイオード615はソーラセル607からMT
電池608への電流逆流防止のために備えられている。
の電圧が1.20Vになったことをを測定する回路であ
り、CS電圧測定回路617はCSコンデンサ609の
電圧が1.30Vになったことをを測定する回路であ
る。
示のためのあらゆる機能を備えた総合的な電子回路を示
す。また、高電位電源626は電子時計全体の基準電源
を示し、すべての系の高電位側は高電位電源626に接
続されている。
部の電圧変動模式図を示す。図中、縦軸は電圧を示し横
軸は任意の時間を示す。高光量領域716は比較的多量
の光が照射されたときの状態を示し、低光量領域718
は比較的少量光が照射されたときの状態を示し、中光量
領域717は高光量領域716と抵抗量領域718の中
間的な量の光が照射されたときの状態を示す。
の電圧である4段セル電圧708は高光量領域716で
はツェナーダイオード710で規定される2.6V迄上
り、中光量領域717においては1.7Vから1.6V
付近で上下しており、低光量領域718ではゼロVまで
急激に下がる。
るMT電圧711は高光量領域716および中光量領域7
17では4段ソーラセル607に時分割で充電され1.
3V程度までになり、低光量領域ではモータ系103と
システムIC系602の電源として放電するために少し
ずつ下がる。
08が1.20Vを越えたのでモータ系603とシステ
ムIC系602の電源として4段ソーラセル607から
MT電池608に切り替わるポイントである。
C系602の電源である電源電圧の経路を示す。高光量
領域716および中光量領域717においてはMT電池
608の容量が無いので、スイッチA613をオフ、ス
イッチB614を所定の周期にてオン−オフを繰り返す
ことによって充電しながら時刻表示を行う。したがっ
て、電源電圧は4段セル電圧708に沿ってゼロVから
2.6Vまでの変動電圧となる。
1.20Vを越えるのと同時にスイッチA613および
スイッチB614をオンする。上記操作によって低電位
側電源625をMT電池608とする。したがって、電
源電圧はMT電圧710に沿った電圧となる
充電型電池を用いた上記型電子時計のシステムでは充電
時と駆動時の切り分けがあいまいのため、充電と駆動が
互いに効率よく行われてなかった。
決するために、システムの形態および状態に応じて充電
と駆動が高効率で行えるシステムを備えた電子時計を提
案することを目的とする。
に、本発明は時刻表示を行うための機能を備えた時刻表
示装置と外部環境の変化に応じて摂取電力が変化する電
源である電力変動型電源とを備え該時刻表示装置と該充
電型電池と該電力変動型電源との接続経路の形態を制御
する電源経路制御装置を備えた電子時計において、該電
力変動型電源は該電源経路制御装置に制御されずに該電
源経路制御装置を初期駆動できる電源である初期電源と
該電源経路制御装置に制御されて該電子時計全体の電源
となりえる本電源から構成され、該初期電源は該本電源
の一部分であり、該初期電源は該本電源と独立した電源
であり、該電子時計全体の駆動エネルギーを蓄えるため
の容量素子を備え該電源経路装置により本電源によって
電子時計全体を駆動し該本電源は該充電型電池は該充電
型電池への充電は行わない状態をとり、該電子時計の駆
動電力を蓄えるための容量素子を備え該電源経路装置に
より本電源により該充電型電池への充電を行い電子時計
全体は該容量素子により駆動される状態をとり、該電子
時計の駆動エネルギーを蓄えるための容量素子を備え該
電源経路装置により該電子時計全体の電圧が所定の電圧
である基準電圧を基準に請求項2の状態と請求項3の状
態に分かれ、該電子時計の駆動エネルギーを蓄えるため
の容量素子を備え該電源経路装置により該充電型電池に
よって電子時計全体を駆動し該本電源は該充電型電池は
該充電型電池への充電を行う状態をとり、該電子時計の
駆動エネルギーを蓄えるための容量素子を備え該電源経
路装置により該基準電圧を基準に請求項7の状態と請求
項4の状態とに分かれ、該電子時計全体を駆動する電源
として所定の基準電圧を越すために第1に該初期電源を
使用し第2に該本電源を使用し第3に該充電型電源を使
用し、該初期電源は該電源経路制御装置をするための必
要最低限の電源電圧である初期電圧以上の電圧を発生
し、外部環境が同じ時には該本電源は該初期電源より高
い電圧を発生し、該電位変動型電源は太陽電池素子であ
り、該初期電源に対する太陽電池素子は2個直列に接続
された構成であり、該初期電源に対する太陽電池素子は
1個で構成であり、該本電源部分の太陽電池素子は4個
直列に接続された構成であり、該本電源部分の太陽電池
素子は4個直列に接続された構成であり、該初期電源部
分に対する太陽電池素子は2個直列に接続された構成で
あり本電源部分の太陽電池素子は3個直列に接続された
構成であり、該電位変動型電源は熱発電素子であり、該
電位変動型電源は動的エネルギーを電気エネルギーに変
換する発電装置であり、該初期電源と該本電源は異なっ
た形式の電位変動型電源であることとする。
帯電子時計における太陽電池の役割は、充電型電池への
充電と時刻表示のための駆動の2つの役割を持つ。図6
に示すような従来技術のシステムにおいては、上述した
2つの役割が完全には分離しておらず最適化されていな
かった。
すような充電時と駆動時を明確に分離できるシステムと
した。この発明の電子時計システムにおいては、クイッ
クスタートを2段ソーラセル104によってシステムI
Cをまず起動した後、2段ソーラセル104と直列に接
続された2段ソーラセル105から構成される4段ソー
ラセル107によってモータ駆動される。
4とスイッチA113をオフして、スイッチC112を
オンすることにより、4段ソーラセル107は低電位電
源線125の電源となり、CSコンデンサ109に充電
する。
すように、スイッチC112をオフしてスイッチB11
4をオンすることにより、ソーラセル103は充電型電
池であるMT電池108に充電することのみに使われ
る。この間の指針の運針は、CSコンデンサ109内に
保持された電荷によって駆動される。
よりも下がると、図5(a)に示すように、スイッチB
114をオフしてスイッチC112をオンすることによ
り、4段ソーラセル103はCSコンデンサ108に充
電することのみに使われる。
109とMT電池108への充電を行うことによって、
必要以上のモータ駆動エネルギーを摂取しないと同時
に、その余ったエネルギーを充電にふりむけることがで
きる。
すように、スイッチC112をオフして、スイッチAと
スイッチB114とをオンすることによって、4段ソー
ラセル107の代わりにMT電池108が低電位電源線
125の電源となる。ふたたび高光量が照射されて所定
の電圧になったときは、図5(a)、および図5(b)
の状態に戻る。
り高効率の充電と時刻表示が行えるので、時計の連続動
作時間を延ばすことができる。
1)以下、図面を用いて本発明の電子時計における最適
な実施形態を説明する。図1は本発明の実施形態による
電子時計システム構成を示す図面である。システムは、
モーター系103と、システムIC系102および電源
系101の3つの系から形成されいる。モーター系10
3はモーター、ヨーク、コイル等から形成させるモータ
ー駆動系を示す。システムIC系102は時計を駆動す
るための発振、分周負荷補償および電源切り替え機能等
をもつ集積回路系である。
ウムイオン充電型電池からなるMT電池108と、指針
の運針が停止した状態からのスタート(クイックスター
ト)用コンデンサであるCSコンデンサ109とから構
成されている。
から低電圧側電源625への電流逆流防止のために備え
られており、ダイオード115は、4段ソーラセル10
7からMT電池608への電流逆流防止のために備えら
れている。
の基準である高電位電源線126を基準に4つのソーラ
セルが直列に接続された電源であり、光の当たり具合に
よってゼロVから3V程度までの電圧を生じる。4段ソ
ーラセル107は、2段ソーラセル104と2段ソーラ
セル106とから構成されている。
ード111のカソードに接続されており、2段ソーラセ
ル106のカソードはダイオード115のカソードに接
続されている。2段ソーラセル104はクイックスター
ト時のシステムIC系102を最初に駆動するための電
源となる。
位電源線126と接続され、他方の端子は低電に電源1
25に接続されている。MT電池108の一方の端子は
高電位電源線126と接続され、他方の端子はダイオー
ド111のカソードに接続されている。
ード110は4段ソーラセル107によるMT電池10
8への過充電防止のための2.6Vツェナーダイオード
である。MT電圧測定回路116はMT電池108の電
圧検出回路であり1.20Vを検出するように設定して
ある。CS電圧測定回路117はCSコンデンサの電圧
検出回路であり1.50V、1.30V、1.10Vお
よび1.00Vを検出するように設定してある。
MT電池108を必要に応じて導通させるための回路で
あり、MOSトランジスタ素子で形成されている。スイ
ッチB114は4段ソーラセル107でMT電池108
を充電させるための回路であり、MOSトランジスタ素
子で形成されている。
段ソーラセル107のカソードを導通させるためのスイ
ッチング回路であり、MOSトランジスタ素子で形成さ
れている。スイッチA、スイッチB114およびスイッ
チC112のオン,オフはいずれもロジック回路122
によって制御される。
電源電圧として0.4Vの安定した電源電圧を供給する
ための回路である。発信分周回路120は、システムI
C系102を駆動するための源信となる水晶を発振させ
る回路と発生したクロックパルスを分周する回路であ
り、0.4Vで駆動される。レベルシフタ回路A121
は、0.4V系信号を0.7V系信号にする回路であ
る。
電源電圧として0.7Vの安定した電源電圧を供給する
ための回路である。ロジック回路122は、運針を精度
良く確実に行い、スイッチA113、スイッチB114
およびスイッチC112を制御するための回路である。
ロジック回路122は、0.7Vで駆動される。レベル
シフタB123は、0.7V信系号を低電位電源の電位
で決まる電圧系にするレベルシフタである。
め、出力インピーダンスの低いMOSトランジスタ素子
で形成される。
電圧範囲の説明:図2〕図2は本発明による電子時計の
駆動を規定するための項目別電圧範囲のプロファイルを
示す。図中、横軸は部分を示し縦軸は各部分の電圧範囲
を示す。SC電圧範囲211はソーラセルの電圧変化の
可能性を示し、4段ソーラセル107の電圧範囲である
4段セル電圧範囲201と2段ソーラセル104の電圧
範囲である2段セル電圧範囲202に分けて示してあ
る。
く光が照射されない場合のゼロVから4段のソーラセル
素子から構成されることよりツェナーダイオード110
で規制される2.6Vまで変化する可能性がある。2段
ソーラセル電圧範囲202はまったく光の当たらない場
合のゼロVから2段のソーラセル素子から構成されるこ
とより1.6V付近まで変化する可能性がある。
よび2段ソーラセル104を電源として駆動するSC電
源電圧範囲204とMT電池108と共に電源とするM
T電圧範囲203を示す。
ちクイックスタート時でない場合の1.50Vを基準と
して、スイッチC112をオン、オフすることによって
1.50Vから1.30Vまで変動する。ただし、2段
ソーラセル104が1.60Vまで上昇する可能性があ
るので最高値は1.60Vとなる。
基準としてスイッチC112をオフし、スイッチA11
3とスイッチB114をオンすることによって1.50
VからゼロVまで変動する。ただし、クイックスタート
時はSC電源電圧範囲204がゼロVから1.60Vま
で変動する。
示す。モータ駆動能力のないゼロVから1.00Vは運
針を停止電圧範囲207となり、MT電池108の残量
がなく光量もない状態であると認められる1.00V〜
1.10Vでは2秒運針電圧範囲206となり、1.1
0Vから1.60Vまでは通常運針電圧範囲205とな
る。
圧範囲204がゼロVから1.60Vまで2秒運針す
る。
MT電池104への充電の電圧範囲を示し、ダイオード
115のVthで決まる0.3V程度からツェナーダイ
オード110で決まる2.6Vまでの充電電圧範囲20
8となる。
範囲を示し、発振電圧範囲209は0.4V程度、ロジ
ック電圧範囲210は0.7V程度、モータ電圧範囲は
運針を開始する1.00Vから1.60Vの範囲で、そ
れぞれ駆動する。
3〕図3はプロファイルに従ったフローチャートを示
す。フローチャートはクイックスタートルーチン317
と、運針停止ルーチン318と、電源切り替えルーチン
319と、運針形態ルーチン320との4つのルーチン
から構成され、さらにクイックスタート状態321とク
イックスタートルーチン317以外のルーチンである定
常状態ルーチン322とに分けることができる。
止した状態において光が照射されることによって比較的
早いうちに運針を開始しながら、MT電池108を所定
の電位になるまで充電するまでの状態を意味する。
321によってMT電池108を所定の電位になるまで
充電してから、MT電池108の容量がなくなって運針
停止になるまでの通常の安定した運針期間を示す。
する。図3中、クイックスタートルーチン317は、操
作302による運針停止状態から操作306によって、
MT電圧測定回路116によって測定されたMT電池1
08の電圧(MT電圧)が、1.20V以上になるまで
のルーチンを意味する。
によってスイッチC112をオン、スイッチA113と
スイッチB114をオフにする。
S電圧測定回路117によってCSコンデンサ109の
電圧(CS電圧)を測定する。その結果、電圧が1.0
0V未満なら運針を停止し、1.60V未満なら操作3
00によって2秒運針を行いながら操作302の状態を
保持し、1.60V以上であれば操作305によりスイ
ッチB114をオン、スイッチA113とスイッチC1
12をオフにする。
たエネルギーは、操作302によってCSコンデンサ1
09に充電され、操作305によってMT電池108の
充電される。
定回路116によって測定される。その測定の結果、電
圧が1.20V未満であれば操作307により2秒運針
し、1.20V以上であれば定常状態322の最初の操
作である操作308で示される運針停止ルーチン318
に進む。
7によって測定した結果のCS電圧が1.00V未満な
らば指針の運針を停止し、1.00V以上なら操作30
9から操作313からなる電源切り替えルーチン321
に進む。
4段ソーラセル107を電源とする場合の操作である。
操作309によりCS電圧が1.50V以下なら操作3
10によりスイッチC112をオンさせてスイッチB1
14をオフして4段ソーラセル107によってCSコン
デンサ109に充電し、操作316により通常運針す
る。
り高い場合は、操作310によりスイッチC112をオ
フさせてスイッチB114をオンして4段ソーラセル1
07によってMT電池108を充電する。
8を電源とする場合の操作である。操作312によりC
S電圧が1.30V以下であるならば操作310によ
り、スイッチC112をオフさせてスイッチB114お
よびスイッチAをオンしてMT電池108によってCS
コンデンサ109に充電する。
316による運針形態ルーチンに進む。操作314によ
りCS電圧が1.10V以下なら操作315により2秒
運針し、1.10V以上なら操作316により通常運針
する。
により、定常状態322における運針と電源は操作され
る。
の動作状態を説明するためにMT電圧が1.20Vまで
上昇するまでのクイックスタート状態401からMT電
圧411が1.20V以上になった後の定常状態402
に移行するまでの各部の電圧変動を示す。
間を示す。高光量領域416は比較的多量の光が照射さ
れた状態を示し、低光量領域418は比較的少量の光が
照射された状態を示し、中光量領域417は高光量領域
416と抵抗量領域418の中間的な量の光が照射され
た状態を示す。
7の電圧である4段セル電圧408は、高光量領域41
6ではツェナーダイオード110で規定される2.6V
迄上り、中光量領域417では1.7Vから1.6V付
近で上下しており、低光量領域ではゼロVまで急激に下
がる。
4の電圧である2段セル電圧409は、高光量領域では
1.6V程度まで上がり、中光量領域417では0.7
Vから0.8V付近で上下しており、低光量領域ではゼ
ロVまで急激に下がる。
あるMT電圧411は、高光量領域416および中光量
領域417では、4段ソーラセル107に余裕に応じて
時分割で充電され1.3V程度までになり、低光量領域
ではモータ系103とシステムIC系102の電源とし
て放電するために少しずつ下がる。
とシステムIC系102の電源電圧420を示す。高光
量領域416では2段ソーラセル104および4段ソー
ラセル107によって電源電圧420は1.60Vまで
上昇し、上昇しきったフル充電領域404では2段ソー
ラセル104のみを電源として、4段ソーラセル107
でMT電池108を充電する。
1.50V以下になったところで4段ソーラセル107
によるMT電池108への充電をやめて、電源として使
うようスイッチングされ、1.50V以上になったとこ
ろで4段ソーラセル107はMT電池108への充電専
用として使うようスイッチングされる。
って電源電圧420は1.50V付近で安定する。な
お、4段ソーラセル107が充電を行っている間は電源
としてCSコンデンサ109に蓄積された電荷を電源と
している。
S電圧が1.30V以下になったところでMT電池10
8を電源として使うようスイッチングされ、1.30V
より上になったところでMT電池108を電源とするこ
とをやめるようスイッチングされる。
圧420は、1.30V付近で安定する。なお、4段ソ
ーラセル107が充電を行っている間は電源としてCS
109に蓄積された電荷を電源としている。また、4段
ソーラセル107が1.50Vを越えると電源電圧は中
光量領域あるいは高光量領域の動作に戻る。
充電電池への合理的な充電が行えることとなる。
簡略のため4段ソーラセルの1部としたが、もちろん別
系列として専用の2段ソーラセルを備えても同様であ
る。今回はシステムIC系102の起動電源として2段
のソーラセルを用いる実施形態で説明したが、条件によ
っては1段や3段等段数を変更することは可能である。
とMT型充電池を備えた電子時計の場合について説明し
たが、熱発電や動的発電等の電位変動型電源と充電型電
池を用いた電子時計についても同様である。さらに、本
発明においては指針で時刻表示するアナログ型電子時計
について説明したが、もちろんデジタル式電子時計等の
時刻表示手段を採用した電子時計についても同じよう
に、以上説明した実施形態は適用可能である。
では電圧変化をモニタして行った実施形態で説明した
が、光量測定等の外部環境をモニタする方法やモータ系
やシステムIC系の消費電流をモニタする方法などによ
っても行なうことができる。
の電子時計によれば、外部環境をエネルギー源とする電
位変動型の電源と充電型電池を備えた電子時計におい
て、充電と時刻表示を効率良く切り分けた長寿命の電子
時計を作製できる。
すシステムブロック図である。
プロファイル図である。
フローチャートである。
の相関模式図である。
ステムブロック図である。
図である。
式図である。
セル 107:4段ソーラセル 108:MT電池 109:CSコンデンサ 113:スイッチ
A 114:スイッチC 115:スイッチB 208:モータ電圧範囲 317:クイック
スタート状態 318:定常状態 408:4段セル電圧 409:2段セル電圧 411:MT電圧 420:電源電圧
Claims (20)
- 【請求項1】 時刻表示を行うための機能を備えた時刻
表示装置と外部環境の変化に応じて摂取電力が変化する
電源である電力変動型電源とを備え、 前記時刻表示装置と前記充電型電池と前記電力変動型電
源との接続経路の形態を制御する電源経路制御装置を備
えた電子時計において、 前記電力変動型電源は前記電源経路制御装置に制御され
ずに前記電源経路制御装置を初期駆動できる電源である
初期電源と、 前記電源経路制御装置に制御されて前記電子時計全体の
電源となりえる本電源から構成されていることを特徴と
する電子時計。 - 【請求項2】 前記初期電源は前記本電源の一部分であ
ることを特徴とする請求項1記載の電子時計。 - 【請求項3】 前記初期電源は前記本電源と独立した電
源であることを特徴とする請求項1記載の電子時計。 - 【請求項4】 請求項1記載の電子時計において、 前記電子時計全体の駆動エネルギーを蓄えるための容量
素子を備え、 前記電源経路装置により本電源によって電子時計全体を
駆動し、 前記本電源は前記充電型電池は前記充電型電池への充電
は行わない状態をとることを特徴とする電子時計。 - 【請求項5】 請求項1記載の電子時計において、 前記電子時計の駆動電力を蓄えるための容量素子を備
え、 前記電源経路装置により本電源により前記充電型電池へ
の充電を行い電子時計全体は前記容量素子により駆動さ
れる状態をとることを特徴とする電子時計。 - 【請求項6】 請求項1記載の電子時計において、 前記電子時計の駆動エネルギーを蓄えるための容量素子
を備え、 前記電源経路装置により前記電子時計全体の電圧が所定
の電圧である基準電圧を基準に請求項2の状態と請求項
3の状態に分かれることを特徴とする電子時計。 - 【請求項7】 請求項1記載の電子時計において、 前記電子時計の駆動エネルギーを蓄えるための容量素子
を備え、 前記電源経路装置により前記充電型電池によって電子時
計全体を駆動し、 前記本電源は前記充電型電池は前記充電型電池への充電
を行う状態をとることを特徴とする電子時計。 - 【請求項8】 請求項1記載の電子時計において、 前記電子時計の駆動エネルギーを蓄えるための容量素子
を備え、 前記電源経路装置により前記基準電圧を基準に請求項7
の状態と請求項4の状態とに分かれることを特徴とする
電子時計。 - 【請求項9】 請求項1記載の電子時計において、 前記電子時計全体を駆動する電源として所定の基準電圧
を越すために第1に前記初期電源を使用し、 第2に前記本電源を使用し第3に前記充電型電源を使用
することを特徴とする電子時計。 - 【請求項10】 前記初期電源は、 前記電源経路制御装置をするための必要最低限の電源電
圧である初期電圧以上の電圧を発生することが可能であ
ることを特徴とする請求項1記載の電子時計。 - 【請求項11】 外部環境が同じ時には前記本電源は、 前記初期電源より高い電圧を発生することを特徴とする
請求項1記載の電子時計。 - 【請求項12】 前記電位変動型電源は、 太陽電池素子であることを特徴とする請求項1記載の電
子時計。 - 【請求項13】 前記初期電源に対する太陽電池素子
は、 2個直列に接続された構成であることを特徴とする請求
項3記載の電子時計。 - 【請求項14】 初期電源に対する太陽電池素子は、 1個で構成であることを特徴とする請求項3記載の電子
時計。 - 【請求項15】 本電源部分の太陽電池素子は、 4個直列に接続された構成であることを特徴とする請求
項3記載の電子時計。 - 【請求項16】 本電源部分の太陽電池素子は、 4個直列に接続された構成であることを特徴とする請求
項3記載の電子時計。 - 【請求項17】 初期電源部分に対する太陽電池素子
は、2個直列に接続された構成であり本電源部分の太陽
電池素子は3個直列に接続された構成であることを特徴
とする請求項3記載の電子時計。 - 【請求項18】 前記電位変動型電源は、 熱発電素子であることを特徴とする請求項1記載の電子
時計。 - 【請求項19】 前記電位変動型電源は、 動的エネルギーを電気エネルギーに変換する発電装置で
あることを特徴とする請求項1記載の電子時計。 - 【請求項20】 前記初期電源と前記本電源とは、異な
る構造の電位変動型電源であることを特徴とする請求項
1記載の電子時計。
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