JP2001192226A - ガラス板の強化方法および装置 - Google Patents

ガラス板の強化方法および装置

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JP2001192226A
JP2001192226A JP37494899A JP37494899A JP2001192226A JP 2001192226 A JP2001192226 A JP 2001192226A JP 37494899 A JP37494899 A JP 37494899A JP 37494899 A JP37494899 A JP 37494899A JP 2001192226 A JP2001192226 A JP 2001192226A
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cooling
air
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cooling fins
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Mitsuhiro Takayama
充広 高山
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Central Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】寸法が異なるガラス板であっても、該サイズに
合わせてエアーを噴出するノズルの開閉範囲を可変にで
き、しかもコンパクトである。 【解決手段】加熱軟化させ、所定形状に湾曲させたガラ
ス板の両面に冷却エアを吹き付けてガラス板を強化する
方法において、ガラス板を挟んで互いに向かい合わせて
配置した上下2つのエアチャンバーに連通した複数枚の
中空板状の冷却フィンを等間隔に並べて互いに向き合う
方向に立設し、該冷却フィンの各先端に一定ピッチで一
列に設けたノズル孔と、該ノズル孔と同一ピッチに設け
た貫通孔を有するスライド材を各冷却フィンの先端ノズ
ル下部にスライド自在に設けて、前記スライド材で前記
ノズル孔を遮断し、噴出が必要な冷却フィンのノズル孔
と貫通孔とを一致させるようにエアーの噴出が不要な冷
却フィンについて前記スライド材を移動させるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱し所定形状に
湾曲させたガラス板を急冷強化させる方法と装置の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両等の窓ガラスなどに使用
されるガラス板は強化して使用されることが多く、一般
的にはこの様な窓ガラスを成形する方法としては、曲率
を有した耐火物上を搬送しながら曲げるガスハース法
や、ガラス板を吊り具により支持して軟化点温度付近ま
で加熱後プレス型で成形するプレス法、或いは加熱炉内
で軟化させたガラス板をジェットエアーによって浮上さ
せ、曲げ型に押しつけて曲げ成形するクイックサグベン
ド法と呼ばれている方法等が知られている。
【0003】上記各種方法の内、クイックサグベンド法
は自動車等の車両の後部窓ガラスやサイド窓ガラスを製
造する場合に通常良く用いられるが、クイックサグベン
ド法によって成形された軟化ガラス板は、ガラス板の湾
曲周端縁形状に合わせた支持枠上に載置し、図6に示す
ような、ガラス板を挟んで互いに向かい合わせて配置し
た上下一対のエアチャンバーに連通した複数枚の中空板
状の冷却フィンを等間隔に並べて互いに向き合う方向に
立設し、該冷却フィンの各先端に一定ピッチで一列に設
けたノズル孔より冷却エアーをガラス板の両面に同時に
噴出させて、ガラス板を強化する冷却装置によって、急
冷強化処理するものである。
【0004】特に、後部窓ガラスのように曲げ深さの深
いガラス板については、寸法が異なってもガラス板の湾
曲形状の類似したもの毎に、冷却装置の上下一対のエア
チャンバーに連通した複数枚の冷却フィンの先端からな
るノズル面形状が、ガラス板の湾曲形状に合わせた湾曲
面形状としたものを使用していた。
【0005】しかし、サイド窓ガラス等の曲げ深さの浅
いガラス板については、前記上下一対のエアチャンバー
に連通した複数枚の冷却フィンの先端からなるノズル面
形状をフラット面形状として、該フラット面の範囲内で
あれば、ガラス板の寸法の大小、形状の変化にかかわら
ず、同一のものを使用していた。
【0006】しかしながら、上記曲げ深さの深いもので
ガラス板の寸法が異なっているものや、曲げ深さの浅い
ガラス板について、クエンチと呼ばれる冷却装置を共用
する場合、サイズの小さなガラス板を製造するときに、
ガラス板からはみ出したエアの噴出の不要なエリアに対
しても、ノズルからエアが噴出され、エアが無駄とな
り、エネルギーロスとなっている。
【0007】このため、ガラス板の寸法に応じて、エア
ーの噴出の必要な部分のノズルからのみエアーを噴出さ
せるようにした試みが考えられている。
【0008】例えば、特開昭62−270430号公報
には、互いに向かい合わせて配置された2つのブローボ
ックスを有し、それぞれのブローボックスが多数のブロ
ーノズルを有する、ガラス製の窓ガラスを熱的に強化す
るための装置において、異なる寸法のガラス製窓ガラス
を処理するために配列されたブローノズルによって占め
られているブローボックスの範囲内にある選択されたブ
ローノズルまたはブローノズル群への空気の供給を、強
化されるべきガラス製窓ガラスの形状及び寸法に従っ
て、ブローノズルによって占められている範囲の少なく
とも辺縁領域において遮断することができるガラスの強
化装置が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記図6に示された方
法において、クエンチと呼ばれる冷却装置を共用する場
合、サイズの小さなガラス板を製造するときに、ガラス
板からはみ出したエアの噴出の不要なエリアに対して
も、ノズルからエアが噴出され、エアが無駄となり、エ
ネルギーロスとなる問題があることは前述したとおりで
ある。
【0010】また、特開昭62−270430号公報に
示す方法は、ブロアーエアの噴き出し範囲をガラス形状
に合わせるため、図7に示されるように、シールロッド
がクエンチより大きく突起する場合があり、大きなスペ
ースが必要とされ、現実的仁困難である。
【0011】また、全開の時シールロッド取り外して別
に保管しておく必要があり、段取りに手間が掛かるだけ
でなく、取り外したシールロッドの管理も大変であると
いう不都合があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点の
解決を図る、すなわちクイックサグベンド法による車両
用窓ガラスの製造時に、寸法が異なるガラス板であって
も、クエンチが共用できる面形状や浅曲げのガラス板を
製造する場合において、ガラス板のサイズに合わせてブ
ロアーエアーを噴出するノズルの範囲を可変とし、ノズ
ルの噴出路を遮断する部材がクエンチより大きく突出し
てしまうことがないようにしたことを目的とするもので
ある。
【0013】すなわち、本発明は、加熱軟化させ、所定
形状に湾曲させたガラス板の両面に冷却エアを吹き付け
てガラス板を強化する方法において、ガラス板を挟んで
互いに向かい合わせて配置した上下2つのエアチャンバ
ーに連通した複数枚の中空板状の冷却フィンを等間隔に
並べて互いに向き合う方向に立設し、該冷却フィンの各
先端に一定ピッチで一列に設けたノズル孔と、該ノズル
孔と同一ピッチに設けた貫通孔を有するスライド材を各
冷却フィンの先端ノズル下部にスライド自在に設けて、
前記スライド材で前記ノズル孔を遮断し、噴出が必要な
冷却フィンのノズル孔と貫通孔とを一致させるようにエ
アーの噴出が不要な冷却フィンについて前記スライド材
を移動させるようにしたガラス板の冷却方法である。
【0014】また、本発明は、加熱軟化させ、所定形状
に湾曲させたガラス板の両面に冷却エアを吹き付けてガ
ラス板を強化する装置において、ガラス板を挟んで互い
に向かい合わせて配置した上下一対のエアチャンバー
と、該各エアチャンバーに連通、かつ互いに向き合う方
向に等間隔に立設して並べた複数枚の中空板状の冷却フ
ィンと、該冷却フィンのそれぞれの先 端にガラス板面
にエアを噴出し、一列に一定ピッチで配した複数のノズ
ル孔と、各冷却フィンの先端ノズル孔の下部に当接し前
記一定ピッチで配設したノズル孔と等ピッチの貫通孔を
有したスライド自在なスライド材を配置したガラス板の
冷却装置である。
【0015】あるいはまた、本発明は、前記スライド材
の冷却フィンへの固定手段として、スライド材に設けた
ノズル開用とノズル閉用の2つのロック用溝と、該ロッ
ク用溝にスプリングによって常時押圧及び嵌合させるロ
ック用ピンからなる固定手段を設けた上述のガラス板の
冷却装置。
【0016】あるいはまた、本発明は、前記冷却フィン
に設けたスライド材をガラス板の対向する2辺近傍のみ
に設けるようにした上述のガラス板の冷却装置である。
【0017】
【発明の実施の形態】リング状の支持枠上に載置した略
水平姿勢のガラス板1の上部側と下部側に、互いに向か
い合うように上下一対のエアチャンバー3が配置されて
おり、該各エアチャンバー3のそれぞれの対向面よりガ
ラス板1面に向いた方向に複数枚の中空板状の冷却フィ
ン4、4、・・を等間隔に立設し、該冷却フィン4、
4、・・の中空部は前記エアチャンバー3に連通するよ
うにした。
【0018】また、ガラス板1の上下両面のそれぞれに
設けた複数の冷却フィン4、4、・・の各先端には、ガ
ラス板1の各面にエアを噴出させる複数のノズル孔6、
6、・・を有するノズル5、5、・・が一列に一定ピッ
チで配設されている。
【0019】該ノズル孔6、6、・・を先端に有した冷
却フィン4のノズル5、5、・・の下部には、冷却フィ
ンの端部より水平長手方向に平行に貫通したスライド材
挿入孔8を設け、該スライド材挿入孔8内に前記スライ
ド材10をスライド自在に挿入できるようにしたもので
ある。前記スライド材10は、一定ピッチに設けた冷却
フィン4に配設したノズル孔6、6、・・と等ピッチの
貫通孔11、11、・・を有しており、スライド材挿入
孔8内をスライド自在である。
【0020】各冷却フィン4の先端に設けた複数のノズ
ル孔6、6、・・よりエアブローをさせたい時は、冷却
フィン4毎にスライド材10に設けた一定ピッチの貫通
孔11、11、・・と、冷却フィン4に設けた一定ピッ
チのノズル孔6、6、・・の位置を一致させ、各一対の
チャンバー3より送られたエアが、冷却フィン4、4、
・・内を通過し、スライド材10の各貫通孔11、1
1、・・を経て、ノズル孔6、6、・・より噴射される
ことになる。
【0021】各冷却フィン4の先端に設けた複数のノズ
ル孔6、6、・・よりエアブローをさせたくない時は、
スライド材10に設けた貫通孔11、11、・・のピッ
チの1/2に相当する長さだけスライド材10を移動さ
せると、スライド材10に設けた各貫通孔11、11、
・・間の孔の空いていない部分が冷却フィン4に設けた
ノズル孔6、6、・・を遮断し、各一対のチャンバー3
より送られたエアは、冷却フィン4、4、・・内を通過
後、スライド材10の孔の空いていない部分によって遮
断され、ノズル孔6、6、・・よりエアが噴射されるこ
とがない。
【0022】前記スライド材10にはその長手方向の端
部に取っ手14が設けられていて、スライド材挿入孔8
での該取っ手14のスライドによって冷却フィン4の各
ノズル孔6、6、・・の開閉を容易とすることができ
る。
【0023】また、前記スライド材10の取っ手14の
近傍の下部にはロック用溝12、12’が設けられてお
り、一方、冷却フィン4の端部でスライド材挿入孔8の
近傍に取付部材15が設けられ、該取付部材15にはロ
ック用ピン13を常時上方に押圧させている図示しない
スプリングが設けられており、前記2つのロック用溝1
2、12’のいずれかにロック用ピン13が嵌合するよ
うな配置としている。
【0024】各スライド材10は、ロックピン13がロ
ック用溝12と嵌合している状態で冷却フィン4のノズ
ル孔6、6、・・6とスライド材10の貫通孔11、1
1、・・がそれぞれ一致してノズル孔6、6、・・が開
状態となり、スライド材10を移動させてロックピン1
3がロック用溝12’と嵌合している状態で、冷却フィ
ン4のノズル孔6、6、・・6とスライド材10の貫通
孔11、11、・・の位置がずれて、ノズル孔6、6、
・・が閉状態となる。
【0025】このように、各冷却フィン4毎のスライド
材10を僅かにスライド移動させるだけで、ノズル孔
6、6、・・の開閉ができる。
【0026】図2に示す例は、前記冷却フィン4に設け
たスライド材10をガラス板1の対向する2辺近傍のみ
に設けるようにしたものである。
【0027】ガラス板1が長辺と短辺から成る躯形状の
場合、特に長辺と略平行になるように冷却フィン4を並
べるようにしておき、ガラス板1の長辺に面した冷却装
置2の外側端辺側の冷却フィン4より、最小ガラス板の
長辺近傍間で、ガラス板1からはみ出した部分のノズル
孔6、6、・・が閉となるようにスライド材10を設け
るようにした。
【0028】湾曲したガラス板1の場合、冷却装置2の
2次元に配列されたノズル孔6、6、・・からなる面
は、湾曲形状に合わせた湾曲面を有するので、この場合
のスライド材挿入孔8は湾曲面の最も深いノズル孔6部
分に合わせて水平方向に設ければよく、冷却フィン4内
はチャンバー3からノズル孔6の先端までの内壁がそれ
ぞれ仕切られているので、ノズル孔8が遮断されるよう
に貫通孔の位置を調整した時に、エアーが回り込んでノ
ズル孔8から噴出されることはない。
【0029】以上好適な実施の形態について述べたが、
本発明はこれに限定されるものではなく種々の応用が考
えられるものである。
【0030】続いて以下に、本発明の使用方法を説明す
る。図示しないが、搬送ロールによって加熱曲げ炉内を
搬送しながら軟化点温度に達したフラットなガラス板を
所定位置で停止させ、ガラス板の下方より複数のエアノ
ズルによって高温のジェット流を噴射させて該ガラス板
を浮上させ、浮上した該ガラス板の上方に配置された湾
曲形状の曲げ型(モールド)の下面にガラス板を押しつ
けると共に、前記曲げ型の下面に設けた複数の吸引孔に
よって、ガラス板を曲げ型の下面に吸着させ、前記曲げ
型の下面形状に合わせた湾曲ガラスを成形する。
【0031】このようにして曲げ型の下面に密着させた
ガラス板1を、一定時間経過により所望の形状に曲げる
と、曲げ型に吸着保持されたガラス板1の下部に側方部
よりコールドリングとよばれる湾曲したガラス板1の支
持枠が挿入され、支持枠の挿入直後曲げ型の吸引解除と
下方からの浮上用のジェットエアの停止によって曲げ成
形されたガラス板1を、コールドリング上に落下させ、
コールドリングと共に本発明の冷却装置2である急冷強
化工程に搬送し、複数のノズル孔6、6、・・から噴射
されるブローエアによってガラス板1の表面を上下両面
より急冷して、所望の形状に湾曲した強化ガラスを得
た。
【0032】これらのガラス板1の大きさに合わせて、
周辺の一部範囲のノズル孔6を遮断するようにしたこと
によって急冷強化したガラス板1は、従来の方法と較べ
て品質上遜色無く、一方、ブローエアの噴出消費量は従
来に較べて大幅に削減できるようになり、省エネとする
ことができるようになった。
【0033】
【発明の効果】本発明は、ガラス板の外形寸法の変化に
合わせてガラス板面に噴射するエアブロー用のノズル孔
の開閉範囲を可変にしたので、ガラス寸法が小面積とな
った場合、ノズル孔の開閉用のスライド材を僅かにスラ
イド移動させるだけでエアを噴射させるノズルの開閉を
調節することができる。
【0034】また、冷却フィン単位でノズル孔が全開と
なっても、開閉用のスライド材を抜き取って別置き保管
する必要もなく、ノズル孔の1/2ピッチ程度のスライ
ド材を移動させるだけで、ノズル孔の開閉が可能であ
り、エアの噴出が不要な範囲のノズルを閉とすること
で、ブローするエアの消費量を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷却装置の下部側装置の斜視図。
【図2】本発明の冷却装置を使用例を説明する平面図。
【図3】本発明の冷却装置の冷却フィンとスライド材の
位置によるノズル孔の開状態と閉状態を説明する縦断面
図。
【図4】本発明の冷却装置の冷却フィンとスライド材の
斜視図。
【図5】本発明の冷却装置の冷却フィンにスライド材を
挿入した状態を示す斜視図。
【図6】従来の冷却装置の斜視図。
【図7】従来の別の冷却装置による使用例を説明する平
面図。
【符号の説明】
1 ガラス板 2 冷却装置(クエンチ) 3 チャンバー 4 冷却フィン 5 ノズル 6 ノズル孔 7 エアー流路 8 スライド材挿入孔 10 スライド材 11 貫通孔 12、12’ ロック用溝 13 ロック用ピン 14 取っ手 15 取付部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱軟化させ、所定形状に湾曲させたガ
    ラス板の両面に冷却エアを吹き付けてガラス板を強化す
    る方法において、ガラス板を挟んで互いに向かい合わせ
    て配置した上下2つのエアチャンバーに連通した複数枚
    の中空板状の冷却フィンを等間隔に並べて互いに向き合
    う方向に立設し、該冷却フィンの各先端に一定ピッチで
    一列に設けたノズル孔と、該ノズル孔と同一ピッチに設
    けた貫通孔を有するスライド材を各冷却フィンの先端ノ
    ズル下部にスライド自在に設けて、前記スライド材で前
    記ノズル孔を遮断し、噴出が必要な冷却フィンのノズル
    孔と貫通孔とを一致させるようにエアーの噴出が不要な
    冷却フィンについて前記スライド材を移動させるように
    したことを特徴とするガラス板の冷却方法。
  2. 【請求項2】 加熱軟化させ、所定形状に湾曲させたガ
    ラス板の両面に冷却エアを吹き付けてガラス板を強化す
    る装置において、ガラス板を挟んで互いに向かい合わせ
    て配置した上下一対のエアチャンバーと、該各エアチャ
    ンバーに連通、かつ互いに向き合う方向に等間隔に立設
    して並べた複数枚の中空板状の冷却フィンと、該冷却フ
    ィンのそれぞれの先 端にガラス板面にエアを噴出し、
    一列に一定ピッチで配した複数のノズル孔と、各冷却フ
    ィンの先端ノズル孔の下部に当接し前記一定ピッチで配
    設したノズル孔と等ピッチの貫通孔を有したスライド自
    在なスライド材を配置したことを特徴とするガラス板の
    冷却装置。
  3. 【請求項3】 前記スライド材の冷却フィンへの固定手
    段として、スライド材に設けたノズル開用とノズル閉用
    の2つのロック用溝と、該ロック用溝にスプリングによ
    って常時押圧及び嵌合させるロック用ピンからなる固定
    手段を設けたことを特徴とする請求項2記載のガラス板
    の冷却装置。
  4. 【請求項4】 前記冷却フィンに設けたスライド材をガ
    ラス板の対向する2辺近傍のみに設けるようにしたこと
    を特徴とする請求項1または請求項2記載のガラス板の
    冷却装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20200019982A (ko) * 2017-07-21 2020-02-25 쌩-고벵 글래스 프랑스 유리판들의 열 프리스트레싱 (thermal prestressing)을 위한 블로어 박스 (blower box)
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