JP2001190887A - 電気洗濯機 - Google Patents
電気洗濯機Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インバータ装置により駆動される電動機を備
えた洗濯機において、前記電動機に位置検知手段を配設
せず、長い信号線や電磁ノイズに係わる課題を解決して
安定に動作する洗濯機を提供する。 【解決手段】 インバータ回路3に接続された電動機4
は、永久磁石4dを備えた回転子と電機子巻線4a〜4
cを備えた固定子とで構成され、電圧検知手段16は、
前記回転子の回転により各電機子巻線に発生する逆起電
力を検知することにより前記回転子と前記固定子との相
対的な位置を検知して制御手段6に出力する。制御手段
6は、電圧検知手段16の情報に基づきスイッチング手
段3a〜3fをオンオフ制御して回転速度が所定の回転
速度設定値になるように制御し、起動制御においては、
前記回転速度設定値を徐々に増加するように設定して制
御することにより、同期はずれの発生や過大な電流を防
止しながら起動する。
えた洗濯機において、前記電動機に位置検知手段を配設
せず、長い信号線や電磁ノイズに係わる課題を解決して
安定に動作する洗濯機を提供する。 【解決手段】 インバータ回路3に接続された電動機4
は、永久磁石4dを備えた回転子と電機子巻線4a〜4
cを備えた固定子とで構成され、電圧検知手段16は、
前記回転子の回転により各電機子巻線に発生する逆起電
力を検知することにより前記回転子と前記固定子との相
対的な位置を検知して制御手段6に出力する。制御手段
6は、電圧検知手段16の情報に基づきスイッチング手
段3a〜3fをオンオフ制御して回転速度が所定の回転
速度設定値になるように制御し、起動制御においては、
前記回転速度設定値を徐々に増加するように設定して制
御することにより、同期はずれの発生や過大な電流を防
止しながら起動する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インバータ装置の
出力に接続した電動機により駆動される電気洗濯機に関
する。
出力に接続した電動機により駆動される電気洗濯機に関
する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の電気洗濯機について図面を
参照しながら説明する。図14は、従来の電気洗濯機が
備えるインバータ装置の構成を示すブロック図である。
図14において、交流電源1は整流回路2に接続し、整
流回路2はインバータ回路3に直流電源を供給し、イン
バータ回路3の出力端子は電動機4に接続している。整
流回路2は、ダイオードブリッジ2aと平滑用の二つの
コンデンサ2bおよびコンデンサ2cの直列回路とによ
る倍電圧整流回路の構成となっている。インバータ回路
3は、高電位側のスイッチング手段3a〜スイッチング
手段3cと、低電位側のスイッチング手段3d〜スイッ
チング手段3fとにより3相6石の構成としている。ス
イッチング手段3a〜スイッチング手段3fは、高周波
スイッチングと大電流容量とに対応可能なIGBTと逆
接続ダイオードとの並列回路で構成されている。
参照しながら説明する。図14は、従来の電気洗濯機が
備えるインバータ装置の構成を示すブロック図である。
図14において、交流電源1は整流回路2に接続し、整
流回路2はインバータ回路3に直流電源を供給し、イン
バータ回路3の出力端子は電動機4に接続している。整
流回路2は、ダイオードブリッジ2aと平滑用の二つの
コンデンサ2bおよびコンデンサ2cの直列回路とによ
る倍電圧整流回路の構成となっている。インバータ回路
3は、高電位側のスイッチング手段3a〜スイッチング
手段3cと、低電位側のスイッチング手段3d〜スイッ
チング手段3fとにより3相6石の構成としている。ス
イッチング手段3a〜スイッチング手段3fは、高周波
スイッチングと大電流容量とに対応可能なIGBTと逆
接続ダイオードとの並列回路で構成されている。
【0003】電動機4は、永久磁石4dを備えた回転子
と、3個の電機子巻線4a〜電機子巻線4cにより構成
される3相巻線を備えた固定子とにより構成されてい
る。位置検知手段5は、永久磁石4dと前記固定子との
相対的な位置を検知するものであり、3個のホールIC
5a、ホールIC5b、およびホールIC5cで構成さ
れている。ホールIC5a〜ホールIC5cは永久磁石
4dの界磁方向を検知して制御手段6にハイまたはロー
の信号を出力する。
と、3個の電機子巻線4a〜電機子巻線4cにより構成
される3相巻線を備えた固定子とにより構成されてい
る。位置検知手段5は、永久磁石4dと前記固定子との
相対的な位置を検知するものであり、3個のホールIC
5a、ホールIC5b、およびホールIC5cで構成さ
れている。ホールIC5a〜ホールIC5cは永久磁石
4dの界磁方向を検知して制御手段6にハイまたはロー
の信号を出力する。
【0004】制御手段6は、マイクロコンピュータや論
理回路で構成されており、位置検知手段5の出力信号の
論理の組み合わせと回転方向とに応じてスイッチング手
段を3a〜スイッチング手段3fのオンオフを制御し、
3相電力を電動機4に供給するように駆動回路7にオン
オフ信号を出力し、駆動回路7がスイッチング手段3a
〜スイッチング手段3fを構成するIGBTをオンオフ
する。
理回路で構成されており、位置検知手段5の出力信号の
論理の組み合わせと回転方向とに応じてスイッチング手
段を3a〜スイッチング手段3fのオンオフを制御し、
3相電力を電動機4に供給するように駆動回路7にオン
オフ信号を出力し、駆動回路7がスイッチング手段3a
〜スイッチング手段3fを構成するIGBTをオンオフ
する。
【0005】駆動回路7は、たとえばNPNトランジス
タとPNPトランジスタとによるプッシュプル回路の構
成になっており、オンの場合は前記IGBTのゲート端
子に15Vの電源を供給し、オフの場合は前記ゲート端
子の電圧を0Vにする。
タとPNPトランジスタとによるプッシュプル回路の構
成になっており、オンの場合は前記IGBTのゲート端
子に15Vの電源を供給し、オフの場合は前記ゲート端
子の電圧を0Vにする。
【0006】図15は、図14に示したインバータ装置
を備えた電気洗濯機の構成を示す側断面図である。図1
5において、水受け槽8は、内底部に撹拌翼9を回転自
在に備えた洗濯兼脱水槽10を回転自在に設け、サスペ
ンション11により洗濯機本体12に吊り下げている。
減速機構13は、水受け槽8の底部に設けられ、撹拌翼
9および洗濯兼脱水槽10に動力を伝達するもので、減
速機構13の下部に電動機4を設けている。電動機4に
は3個のホールIC5a〜ホールIC5cで構成された
位置検知手段5がその上部に配設されている。給水弁1
4は、洗濯兼脱水槽10内に給水し、排水弁15は、洗
濯兼脱水槽10内の洗濯水などを排水する。
を備えた電気洗濯機の構成を示す側断面図である。図1
5において、水受け槽8は、内底部に撹拌翼9を回転自
在に備えた洗濯兼脱水槽10を回転自在に設け、サスペ
ンション11により洗濯機本体12に吊り下げている。
減速機構13は、水受け槽8の底部に設けられ、撹拌翼
9および洗濯兼脱水槽10に動力を伝達するもので、減
速機構13の下部に電動機4を設けている。電動機4に
は3個のホールIC5a〜ホールIC5cで構成された
位置検知手段5がその上部に配設されている。給水弁1
4は、洗濯兼脱水槽10内に給水し、排水弁15は、洗
濯兼脱水槽10内の洗濯水などを排水する。
【0007】制御手段6は、図14に示した構成を備え
ており、その出力に電動機4を接続している。制御手段
6は、位置検知手段5の出力論理に応じてスイッチング
手段3a〜スイッチング手段3fをオンオフ制御し、電
動機4を回転駆動する。なお、制御手段6は給水弁1
4、および排水弁15も制御している。
ており、その出力に電動機4を接続している。制御手段
6は、位置検知手段5の出力論理に応じてスイッチング
手段3a〜スイッチング手段3fをオンオフ制御し、電
動機4を回転駆動する。なお、制御手段6は給水弁1
4、および排水弁15も制御している。
【0008】ここで、減速機構13は遊星ギアを備え、
撹拌翼9を回転駆動するときには、太陽歯車を電動機4
の軸によって駆動し、遊星ギアの回転を撹拌翼9に伝達
する構成により、1/6に減速するとともに電動機4の
出力トルクを6倍に変換する。脱水などで洗濯兼脱水槽
10を回転駆動する行程においては、とくに図示してい
ないが、クラッチ機構により減速機構13を電動機4の
出力軸から切り離し、洗濯兼脱水槽10を減速なしで電
動機4で直接駆動する。
撹拌翼9を回転駆動するときには、太陽歯車を電動機4
の軸によって駆動し、遊星ギアの回転を撹拌翼9に伝達
する構成により、1/6に減速するとともに電動機4の
出力トルクを6倍に変換する。脱水などで洗濯兼脱水槽
10を回転駆動する行程においては、とくに図示してい
ないが、クラッチ機構により減速機構13を電動機4の
出力軸から切り離し、洗濯兼脱水槽10を減速なしで電
動機4で直接駆動する。
【0009】以上のように、回転子に永久磁石4dを備
えた電動機4をインバータ装置で駆動する電気洗濯機で
は、前記回転子に設けた永久磁石4dの磁極を検知する
ホール素子またはホールICで構成された位置検知手段
5を設け、位置検知手段5の出力信号により回転子と固
定子との相対的な位置を検知し、インバータ装置を構成
するスイッチング手段3a〜スイッチング手段3fをオ
ンオフ制御し、電動機4を回転駆動して洗濯脱水を行う
ものであった。
えた電動機4をインバータ装置で駆動する電気洗濯機で
は、前記回転子に設けた永久磁石4dの磁極を検知する
ホール素子またはホールICで構成された位置検知手段
5を設け、位置検知手段5の出力信号により回転子と固
定子との相対的な位置を検知し、インバータ装置を構成
するスイッチング手段3a〜スイッチング手段3fをオ
ンオフ制御し、電動機4を回転駆動して洗濯脱水を行う
ものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
洗濯機では、複数個のホールICまたはホール素子で構
成された位置検知手段を電動機に配設しているので、前
記位置検知手段を駆動するための電源を必要とするとと
もに、前記位置検知手段の出力信号を制御手段に通信す
るための配線を必要とし、前記電動機が電気洗濯機の下
部に設けられているために配線が長くなると言う問題が
あった。
洗濯機では、複数個のホールICまたはホール素子で構
成された位置検知手段を電動機に配設しているので、前
記位置検知手段を駆動するための電源を必要とするとと
もに、前記位置検知手段の出力信号を制御手段に通信す
るための配線を必要とし、前記電動機が電気洗濯機の下
部に設けられているために配線が長くなると言う問題が
あった。
【0011】また、前記電動機には前記位置検知手段を
配設するためのある程度の空間を必要とするので、その
分、前記電動機の高さが高くなり、とくに前記電動機を
薄型にしたときの影響が大きいと言う問題があった。
配設するためのある程度の空間を必要とするので、その
分、前記電動機の高さが高くなり、とくに前記電動機を
薄型にしたときの影響が大きいと言う問題があった。
【0012】また、前記位置検知手段が前記制御手段に
出力信号を送信する配線に前記電動機からの電磁ノイズ
が乗り、インバータ装置の誤動作などが発生する事態を
防止するためにノイズ対策が必要であると言う問題があ
った。
出力信号を送信する配線に前記電動機からの電磁ノイズ
が乗り、インバータ装置の誤動作などが発生する事態を
防止するためにノイズ対策が必要であると言う問題があ
った。
【0013】また、水はねなどにより、前記位置検知手
段および配線を接続するコネクタに水が入らないように
防水処理をすることによりコストが大きくなると言う問
題があった。
段および配線を接続するコネクタに水が入らないように
防水処理をすることによりコストが大きくなると言う問
題があった。
【0014】本発明は上記の課題を解決するものであ
り、ホールICなどで構成された位置検知手段を電動機
に配設することなく、かつ安定な動作で駆動される前記
電動機を備えた電気洗濯機を提供すること目的とする。
り、ホールICなどで構成された位置検知手段を電動機
に配設することなく、かつ安定な動作で駆動される前記
電動機を備えた電気洗濯機を提供すること目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる本発明
は、回転子に永久磁石、固定子に電機子巻線を備えた電
動機と、前記電動機に接続したインバータ回路と、前記
回転子の回転駆動中に前記電機子巻線に発生する逆起電
力を検知する電圧検知手段と、前記電動機の回転速度を
検知する速度検知手段と、前記インバータ回路を構成す
る複数のスイッチング手段のオン期間における通電比を
制御する通電比制御手段と、前記スイッチング手段のオ
ンオフおよび全体の動作を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記電圧検知手段の出力に基づき前記
電動機を回転方向に応じて回転速度が所定の回転速度設
定値になるように前記スイッチング手段をオンオフ制御
して駆動し、前記電動機の起動時には、前記回転速度設
定値を徐々に増加させて起動するようにした電気洗濯機
である。
は、回転子に永久磁石、固定子に電機子巻線を備えた電
動機と、前記電動機に接続したインバータ回路と、前記
回転子の回転駆動中に前記電機子巻線に発生する逆起電
力を検知する電圧検知手段と、前記電動機の回転速度を
検知する速度検知手段と、前記インバータ回路を構成す
る複数のスイッチング手段のオン期間における通電比を
制御する通電比制御手段と、前記スイッチング手段のオ
ンオフおよび全体の動作を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記電圧検知手段の出力に基づき前記
電動機を回転方向に応じて回転速度が所定の回転速度設
定値になるように前記スイッチング手段をオンオフ制御
して駆動し、前記電動機の起動時には、前記回転速度設
定値を徐々に増加させて起動するようにした電気洗濯機
である。
【0016】本発明により、前記電動機にホールICな
どで構成された位置検知手段を備えることなく、前記電
動機の回転子と固定子との相対的な位置を検知できると
ともに、前記電動機の起動時において、前記電圧検知手
段より信号が出力されていなくても前記電動機を駆動す
ることができる。また、前記電動機の起動時の同期はず
れを起こし難くすることができるので、性能の安定した
電気洗濯機を実現することができる。
どで構成された位置検知手段を備えることなく、前記電
動機の回転子と固定子との相対的な位置を検知できると
ともに、前記電動機の起動時において、前記電圧検知手
段より信号が出力されていなくても前記電動機を駆動す
ることができる。また、前記電動機の起動時の同期はず
れを起こし難くすることができるので、性能の安定した
電気洗濯機を実現することができる。
【0017】請求項2に係わる本発明は、通電比制御手
段は、電動機の起動時には、徐々に増加して設定される
回転速度設定値に対応して通電比設定値を設定するよう
にした請求項1に係わる電気洗濯機である。
段は、電動機の起動時には、徐々に増加して設定される
回転速度設定値に対応して通電比設定値を設定するよう
にした請求項1に係わる電気洗濯機である。
【0018】本発明により、インバータ回路の出力周波
数が低いときに電機子巻線に流れる電流を抑えることが
でき、スイッチング手段などのインバータ回路を構成す
る電子部品の定格を低くでき、また、前記電機子巻線の
発熱を防止することができる。また、起動時に前記電機
子巻線に流れる電流が大きくなることにより発生する騒
音を低減することもできる。
数が低いときに電機子巻線に流れる電流を抑えることが
でき、スイッチング手段などのインバータ回路を構成す
る電子部品の定格を低くでき、また、前記電機子巻線の
発熱を防止することができる。また、起動時に前記電機
子巻線に流れる電流が大きくなることにより発生する騒
音を低減することもできる。
【0019】請求項3に係わる本発明は、電機子巻線に
流れる電流に相当する電流を検知する電流検知手段を備
え、通電比制御手段は、電動機の起動時には、回転速度
設定値に対応して設定する通電比設定値を、前記電流検
知手段により検知した電流値と制御手段が設定している
電流設定値との偏差に対応する所定の変化量により加減
するようにした請求項2に係わる電気洗濯機である。
流れる電流に相当する電流を検知する電流検知手段を備
え、通電比制御手段は、電動機の起動時には、回転速度
設定値に対応して設定する通電比設定値を、前記電流検
知手段により検知した電流値と制御手段が設定している
電流設定値との偏差に対応する所定の変化量により加減
するようにした請求項2に係わる電気洗濯機である。
【0020】本発明により、インバータ回路の出力周波
数に応じて、同期はずれしない程度の電流を常に流すこ
とで、同期はずれを防止することができる。また、たと
えば、洗濯物の量が多いために同期はずれが起こって
も、電機子巻線には回転子の永久磁石による逆起電力が
発生しないために前記電機子巻線に大電流が流れる事態
を防止することができる。
数に応じて、同期はずれしない程度の電流を常に流すこ
とで、同期はずれを防止することができる。また、たと
えば、洗濯物の量が多いために同期はずれが起こって
も、電機子巻線には回転子の永久磁石による逆起電力が
発生しないために前記電機子巻線に大電流が流れる事態
を防止することができる。
【0021】請求項4に係わる本発明は、制御手段は、
電動機の起動時には、まず所定のスイッチング手段を所
定期間オンとし、前記所定期間を経過した後に回転速度
設定値を徐々に増加させて設定するようにした請求項1
ないし請求項3のいずれかに係わる電気洗濯機である。
電動機の起動時には、まず所定のスイッチング手段を所
定期間オンとし、前記所定期間を経過した後に回転速度
設定値を徐々に増加させて設定するようにした請求項1
ないし請求項3のいずれかに係わる電気洗濯機である。
【0022】本発明により、起動時において回転子を構
成する永久磁石の位置を所定の位置に固定でき、その位
置を基準に回転磁界を発生させて起動するので、起動時
の同期はずれを防止できるとともに、前記電動機が逆方
向に回転することも防止することができる。
成する永久磁石の位置を所定の位置に固定でき、その位
置を基準に回転磁界を発生させて起動するので、起動時
の同期はずれを防止できるとともに、前記電動機が逆方
向に回転することも防止することができる。
【0023】請求項5に係わる本発明は、制御手段が電
動機の起動時にまず所定のスイッチング手段を所定期間
オンとするとき、通電比制御手段は、前記所定期間にお
ける通電比設定値を前記電動機の過電流および騒音を考
慮して設定するようにした請求項4に係わる電気洗濯機
である。
動機の起動時にまず所定のスイッチング手段を所定期間
オンとするとき、通電比制御手段は、前記所定期間にお
ける通電比設定値を前記電動機の過電流および騒音を考
慮して設定するようにした請求項4に係わる電気洗濯機
である。
【0024】本発明により、電機子巻線に流れる電流を
抑えることができ、前記電機子巻線に流れる電流が大き
くなることにより発生する騒音を低減することができ
る。
抑えることができ、前記電機子巻線に流れる電流が大き
くなることにより発生する騒音を低減することができ
る。
【0025】請求項6に係わる本発明は、制御手段は、
電動機の起動時に徐々に増加して設定する回転速度設定
値を、経過時間に比例して増加する回転速度設定値とす
るようにした請求項1ないし請求項5のいずれかに係わ
る電気洗濯機である。
電動機の起動時に徐々に増加して設定する回転速度設定
値を、経過時間に比例して増加する回転速度設定値とす
るようにした請求項1ないし請求項5のいずれかに係わ
る電気洗濯機である。
【0026】本発明により、比較的簡単な制御で、かつ
同期はずれを起こして停止しないように起動することが
できる。
同期はずれを起こして停止しないように起動することが
できる。
【0027】請求項7に係わる本発明は、制御手段は、
電動機の起動時に徐々に増加して設定する回転速度設定
値を、経過時間の二乗に比例して増加する回転速度設定
値とするようにした請求項1ないし請求項5のいずれか
に係わる電気洗濯機である。
電動機の起動時に徐々に増加して設定する回転速度設定
値を、経過時間の二乗に比例して増加する回転速度設定
値とするようにした請求項1ないし請求項5のいずれか
に係わる電気洗濯機である。
【0028】本発明により、起動開始時の立ち上がり時
点ではさらに低速で回転させることにより、同期はずれ
を確実に防止して起動できるとともに、所定の回転速度
設定値に達するまでの時間を短くすることができる。
点ではさらに低速で回転させることにより、同期はずれ
を確実に防止して起動できるとともに、所定の回転速度
設定値に達するまでの時間を短くすることができる。
【0029】請求項8に係わる本発明は、制御手段は、
電動機の起動時に徐々に増加して設定する回転速度設定
値を、所定期間は経過時間の二乗に比例して増加する回
転速度設定値とし、前記所定期間の経過後はその後の経
過時間に比例して増加する回転速度設定値とするように
した請求項1ないし請求項5のいずれかに係わる電気洗
濯機である。
電動機の起動時に徐々に増加して設定する回転速度設定
値を、所定期間は経過時間の二乗に比例して増加する回
転速度設定値とし、前記所定期間の経過後はその後の経
過時間に比例して増加する回転速度設定値とするように
した請求項1ないし請求項5のいずれかに係わる電気洗
濯機である。
【0030】本発明により、簡単な制御により、起動開
始時の立ち上がり時点では非常に低速で回転駆動するこ
とにより同期はずれを防止するとともに、その後の速度
増加中は速やかに増速して同期はずれによる動作停止を
防止することができる。
始時の立ち上がり時点では非常に低速で回転駆動するこ
とにより同期はずれを防止するとともに、その後の速度
増加中は速やかに増速して同期はずれによる動作停止を
防止することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】請求項1に係わる本発明におい
て、電圧検知手段は、電機子巻線の各端子における電圧
を検知し、電動機が回転しているときは、回転子を構成
する永久磁石の回転により固定子の電機子巻線に発生す
る逆起電力に基づいて、前記回転子と固定子との相対的
な位置を検知する。この電圧検知手段は、インバータ装
置の中に配設することができ、従来例に説明したホール
ICなどによる位置検知手段を電動機に配設する必要が
なく、したがって、位置検知の信号を制御手段に伝達す
るための長い配線や、それに乗る電磁ノイズに関する課
題を解決するとともに、電動機全体を小さくできるの
で、電気洗濯機を小さくすることも可能とする。
て、電圧検知手段は、電機子巻線の各端子における電圧
を検知し、電動機が回転しているときは、回転子を構成
する永久磁石の回転により固定子の電機子巻線に発生す
る逆起電力に基づいて、前記回転子と固定子との相対的
な位置を検知する。この電圧検知手段は、インバータ装
置の中に配設することができ、従来例に説明したホール
ICなどによる位置検知手段を電動機に配設する必要が
なく、したがって、位置検知の信号を制御手段に伝達す
るための長い配線や、それに乗る電磁ノイズに関する課
題を解決するとともに、電動機全体を小さくできるの
で、電気洗濯機を小さくすることも可能とする。
【0032】実施例では、電機子巻線の端子電圧を入力
して積分する積分回路を電機子巻線ごとに設け、2個の
積分回路の合成電圧と残りの1個の積分回路の出力とを
コンパレータで比較する構成を3組設け、前記各コンパ
レータの出力の組み合せにより回転子と固定子との相対
的な位置を検知するとする。ただし、これに限定するも
のではない。
して積分する積分回路を電機子巻線ごとに設け、2個の
積分回路の合成電圧と残りの1個の積分回路の出力とを
コンパレータで比較する構成を3組設け、前記各コンパ
レータの出力の組み合せにより回転子と固定子との相対
的な位置を検知するとする。ただし、これに限定するも
のではない。
【0033】また、制御手段は、インバータ装置におけ
るインバータ回路を構成する複数のスイッチング手段を
オンオフ制御することにより、電動機の回転速度が所定
の回転速度設定値になるように制御するが、起動時に
は、回転速度設定値が徐々に増加するように設定する。
これにより、起動の立ち上げ時の回転速度を小さくして
同期はずれを防止しながら所定の回転速度まで上げてい
くように作用する。
るインバータ回路を構成する複数のスイッチング手段を
オンオフ制御することにより、電動機の回転速度が所定
の回転速度設定値になるように制御するが、起動時に
は、回転速度設定値が徐々に増加するように設定する。
これにより、起動の立ち上げ時の回転速度を小さくして
同期はずれを防止しながら所定の回転速度まで上げてい
くように作用する。
【0034】請求項2に係わる本発明において、通電比
制御手段は、起動時に徐々に増加して設定される回転速
度設定値に対応して通電比設定値を設定する。すなわ
ち、小さい回転速度設定値には小さい導通比設定値、大
きい回転速度設定値には大きい導通比設定値を設定す
る。したがって、起動時における低回転のときの過大な
電流を抑制するように作用し、電機子巻線の発熱やイン
バータ回路の過負荷を軽減するとともに、起動時の騒音
も低減する。実施例では、回転速度設定値N1 に対して
は通電比設定値D1 、回転速度設定値N2 に対しては通
電比設定値D2 、・・とする。ただし、これに限定され
るものではない。
制御手段は、起動時に徐々に増加して設定される回転速
度設定値に対応して通電比設定値を設定する。すなわ
ち、小さい回転速度設定値には小さい導通比設定値、大
きい回転速度設定値には大きい導通比設定値を設定す
る。したがって、起動時における低回転のときの過大な
電流を抑制するように作用し、電機子巻線の発熱やイン
バータ回路の過負荷を軽減するとともに、起動時の騒音
も低減する。実施例では、回転速度設定値N1 に対して
は通電比設定値D1 、回転速度設定値N2 に対しては通
電比設定値D2 、・・とする。ただし、これに限定され
るものではない。
【0035】請求項3に係わる本発明において、通電比
制御手段は、起動時に徐々に増加して設定される回転速
度設定値に対応して通電比設定値を設定するとき、制御
手段が設定している電流設定値と実際の電流値との偏差
に対応して通電比設定値を加減することにより電機子巻
線への電流の変動を抑圧する。実施例では、前記偏差に
段階的に対応させた通電比変化量設定値d1、d2、・・
を、そのときの通電比設定値に加減算するとするが、こ
れに限定されるものではない。
制御手段は、起動時に徐々に増加して設定される回転速
度設定値に対応して通電比設定値を設定するとき、制御
手段が設定している電流設定値と実際の電流値との偏差
に対応して通電比設定値を加減することにより電機子巻
線への電流の変動を抑圧する。実施例では、前記偏差に
段階的に対応させた通電比変化量設定値d1、d2、・・
を、そのときの通電比設定値に加減算するとするが、こ
れに限定されるものではない。
【0036】請求項4に係わる本発明において、制御手
段は、起動時にまず所定のスイッチング手段を所定期間
オンとし、回転子の永久磁石が所定の位置に固定される
ようにする。その位置から所定の回転方向の回転磁界を
与えることにより同期はずれを生じることなく容易に起
動することができる。実施例では、時刻t1 〜時刻t2
の前記所定期間において、高電位側のスイッチング手段
3aと低電位側のスイッチング手段3eとをオンとして
電機子巻線4aと電機子巻線4bとに通電し、その磁界
により回転子の永久磁石4dが固定されるとする。な
お、前記所定期間に先立つ時刻t0 〜時刻t1 では低電
位側のスイッチング手段3eのみをオンとして、ブート
ストラップ方式による駆動回路の電源を確保するように
している。ただし、これに限定されるものではない。
段は、起動時にまず所定のスイッチング手段を所定期間
オンとし、回転子の永久磁石が所定の位置に固定される
ようにする。その位置から所定の回転方向の回転磁界を
与えることにより同期はずれを生じることなく容易に起
動することができる。実施例では、時刻t1 〜時刻t2
の前記所定期間において、高電位側のスイッチング手段
3aと低電位側のスイッチング手段3eとをオンとして
電機子巻線4aと電機子巻線4bとに通電し、その磁界
により回転子の永久磁石4dが固定されるとする。な
お、前記所定期間に先立つ時刻t0 〜時刻t1 では低電
位側のスイッチング手段3eのみをオンとして、ブート
ストラップ方式による駆動回路の電源を確保するように
している。ただし、これに限定されるものではない。
【0037】請求項5に係わる本発明において、通電比
制御手段は、制御手段により起動時にまず所定のスイッ
チング手段が所定期間オンとされる間の通電比を制御し
て、電動機の立ち上がり時における電流が過大にならな
いように通電比設定値を設定する。これにより、起動時
における電機子巻線やインバータ回路の過電流を防止す
るとともに、前記過電流に伴う騒音の発生を防止する。
実施例では、時刻t1〜時刻t2 の前記所定期間におい
て、高電位側のスイッチング手段3aと低電位側のスイ
ッチング手段3eとをオンとして電機子巻線4aと電機
子巻線4bとに通電し、その磁界により回転子の永久磁
石4dが固定される。この期間において、通電比制御手
段は、通電比設定値をゼロからD1 まで漸増し、前記D
1 を維持したのちゼロまで漸減させて設定するとする。
なお、前記所定期間に先立つ時刻t0 〜時刻t1 では低
電位側のスイッチング手段3eのみを大きい通電比設定
値でオンとして、ブートストラップ方式による駆動回路
の電源を安定に確保するようにしている。ただし、これ
に限定されるものではない。
制御手段は、制御手段により起動時にまず所定のスイッ
チング手段が所定期間オンとされる間の通電比を制御し
て、電動機の立ち上がり時における電流が過大にならな
いように通電比設定値を設定する。これにより、起動時
における電機子巻線やインバータ回路の過電流を防止す
るとともに、前記過電流に伴う騒音の発生を防止する。
実施例では、時刻t1〜時刻t2 の前記所定期間におい
て、高電位側のスイッチング手段3aと低電位側のスイ
ッチング手段3eとをオンとして電機子巻線4aと電機
子巻線4bとに通電し、その磁界により回転子の永久磁
石4dが固定される。この期間において、通電比制御手
段は、通電比設定値をゼロからD1 まで漸増し、前記D
1 を維持したのちゼロまで漸減させて設定するとする。
なお、前記所定期間に先立つ時刻t0 〜時刻t1 では低
電位側のスイッチング手段3eのみを大きい通電比設定
値でオンとして、ブートストラップ方式による駆動回路
の電源を安定に確保するようにしている。ただし、これ
に限定されるものではない。
【0038】請求項6に係わる本発明において、起動時
に徐々に増加して設定される回転速度設定値は、経過時
間に比例して増加する回転速度設定値として設定され
る。実施例では、所定の回転加速度設定値Aと経過時間
△tとの積をマイクロコンピュータにより演算するとす
る。ただし、これに限定されるものではない。上記演算
は簡単であり、低速なマイクロコンピュータでも負担に
ならない。また、演算テーブルを利用する場合でも小さ
い容量で済む。
に徐々に増加して設定される回転速度設定値は、経過時
間に比例して増加する回転速度設定値として設定され
る。実施例では、所定の回転加速度設定値Aと経過時間
△tとの積をマイクロコンピュータにより演算するとす
る。ただし、これに限定されるものではない。上記演算
は簡単であり、低速なマイクロコンピュータでも負担に
ならない。また、演算テーブルを利用する場合でも小さ
い容量で済む。
【0039】請求項7に係わる本発明において、起動時
に徐々に増加して設定される回転速度設定値は、経過時
間の二乗に比例して増加する回転加速度設定値として設
定される。この回転速度設定値を設定することにより、
起動時の最初の立ち上がりにおける回転速度設定値が小
さく、したがって、小さい回転速度で起動して同期はず
れの発生をしにくくする。また、経過時間とともに回転
速度設定値が急増し、したがって、その後の立ち上げを
速くする。実施例では、経過時間に比例する所定の回転
加速度設定値△Aと経過時間△tとの積できまる回転加
速度Aと前記経過時間△tとの積、すなわち△Aを経過
時間△tにより2回積分する演算を行うとする。ただ
し、これに限定されるものではない。
に徐々に増加して設定される回転速度設定値は、経過時
間の二乗に比例して増加する回転加速度設定値として設
定される。この回転速度設定値を設定することにより、
起動時の最初の立ち上がりにおける回転速度設定値が小
さく、したがって、小さい回転速度で起動して同期はず
れの発生をしにくくする。また、経過時間とともに回転
速度設定値が急増し、したがって、その後の立ち上げを
速くする。実施例では、経過時間に比例する所定の回転
加速度設定値△Aと経過時間△tとの積できまる回転加
速度Aと前記経過時間△tとの積、すなわち△Aを経過
時間△tにより2回積分する演算を行うとする。ただ
し、これに限定されるものではない。
【0040】請求項8に係わる本発明において、起動時
に徐々に増加して設定される回転速度設定値は、最初の
所定期間では経過時間の二乗に比例し、続く期間では、
その後の経過時間に比例する回転速度設定値として決定
される。これらの演算は、請求項6ないし請求項7に係
わる演算と同様に、回転加速度設定値と経過時間とに基
づく演算となる。これによる回転速度設定値は、起動時
の最初の立ち上がりにおける回転速度設定値が小さく、
したがって、小さい回転速度で起動して同期はずれの発
生をしにくくする。また、それに続く立ち上げを速くは
するが急峻なものとせず、同期はずれの可能性も小さく
できる。
に徐々に増加して設定される回転速度設定値は、最初の
所定期間では経過時間の二乗に比例し、続く期間では、
その後の経過時間に比例する回転速度設定値として決定
される。これらの演算は、請求項6ないし請求項7に係
わる演算と同様に、回転加速度設定値と経過時間とに基
づく演算となる。これによる回転速度設定値は、起動時
の最初の立ち上がりにおける回転速度設定値が小さく、
したがって、小さい回転速度で起動して同期はずれの発
生をしにくくする。また、それに続く立ち上げを速くは
するが急峻なものとせず、同期はずれの可能性も小さく
できる。
【0041】以下、本発明の実施例について説明する。
【0042】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の電気洗濯機の実
施例1について図面を参照しながら説明する。本実施例
は請求項1に係わる。
施例1について図面を参照しながら説明する。本実施例
は請求項1に係わる。
【0043】図1は、本実施例の電気洗濯機における電
動機を駆動するインバータ装置の構成を示すブロック図
である。なお、従来例と同じ構成要素には同一番号を付
与している。本実施例が従来例と異なる点は、ホールI
Cなどで構成される位置検知手段を前記電動機に配設し
ない構成としたことにある。
動機を駆動するインバータ装置の構成を示すブロック図
である。なお、従来例と同じ構成要素には同一番号を付
与している。本実施例が従来例と異なる点は、ホールI
Cなどで構成される位置検知手段を前記電動機に配設し
ない構成としたことにある。
【0044】図1において、1は交流電源であり、整流
回路2が接続されている。整流回路2は、ダイオードブ
リッジ2aと、平滑用のコンデンサ2bとコンデンサ2
cとの直列回路とにより構成されており、交流電源1の
倍電圧の直流電源をインバータ回路3に供給する。した
がって、交流電源1の実効電圧が100Vのときは、約
280Vの直流電源を出力する。
回路2が接続されている。整流回路2は、ダイオードブ
リッジ2aと、平滑用のコンデンサ2bとコンデンサ2
cとの直列回路とにより構成されており、交流電源1の
倍電圧の直流電源をインバータ回路3に供給する。した
がって、交流電源1の実効電圧が100Vのときは、約
280Vの直流電源を出力する。
【0045】インバータ回路3は、3個の高電位側のス
イッチング手段3a〜スイッチング手段3cと、3個の
低電位側のスイッチング手段3d〜スイッチング手段3
fとにより3相6石の構成になっており、電動機4に3
相全波の交流電源を供給する。スイッチング手段3a〜
3fは高周波スイッチングと大電流容量とに対応可能な
IGBTと逆接続ダイオードとの並列回路で構成されて
いる。なお、スイッチング手段3a〜スイッチング手段
3fはIGBTなどに限定されるものではなく、たとえ
ばトライアックと逆接続ダイオードとの並列回路などで
あってもよい。
イッチング手段3a〜スイッチング手段3cと、3個の
低電位側のスイッチング手段3d〜スイッチング手段3
fとにより3相6石の構成になっており、電動機4に3
相全波の交流電源を供給する。スイッチング手段3a〜
3fは高周波スイッチングと大電流容量とに対応可能な
IGBTと逆接続ダイオードとの並列回路で構成されて
いる。なお、スイッチング手段3a〜スイッチング手段
3fはIGBTなどに限定されるものではなく、たとえ
ばトライアックと逆接続ダイオードとの並列回路などで
あってもよい。
【0046】電動機4は、永久磁石4dを備えた回転子
と電機子巻線4a〜電機子巻線4cを備えた固定子とで
構成され、電機子巻線4a〜電機子巻線4cは、3相の
スター結線の構成になっている。なお、電動機4は上記
構成に限定されるものではなく、アウターロータの構成
であってもよい。また、8極12スロットの構成にして
いるが、これについてもとくに限定されるものではな
い。
と電機子巻線4a〜電機子巻線4cを備えた固定子とで
構成され、電機子巻線4a〜電機子巻線4cは、3相の
スター結線の構成になっている。なお、電動機4は上記
構成に限定されるものではなく、アウターロータの構成
であってもよい。また、8極12スロットの構成にして
いるが、これについてもとくに限定されるものではな
い。
【0047】電圧検知手段16は、電動機4の各端子電
圧を検知するものであり、本実施例では各端子ごとに設
けられた積分回路16a、積分回路16b、および積分
回路16cと、コンパレータ16d、コンパレータ16
e、およびコンパレータ16fとで構成されている。積
分回路16a〜積分回路16cは、それぞれ少なくとも
2個の抵抗とコンデンサとで構成され、コンパレータ1
6d〜コンパレータ16fは、積分回路16a〜積分回
路16cの内の2個の出力電圧の合成電圧と残りの1個
の積分回路の出力電圧とを比較し、その結果に応じてハ
イまたはローの信号を出力する。なお、電圧検知手段1
6は上記構成に限定されるものではなく、たとえば、積
分回路16a〜積分回路16cの出力にDCカット用の
コンデンサを接続してもよい。また、電機子巻線4a〜
電機子巻線4cで構成された3相巻線の中性点の電圧を
検知し、この中性点の電圧と電動機4の端子電圧とを比
較する相電圧の零電圧検知などの方法を用いてもよい。
圧を検知するものであり、本実施例では各端子ごとに設
けられた積分回路16a、積分回路16b、および積分
回路16cと、コンパレータ16d、コンパレータ16
e、およびコンパレータ16fとで構成されている。積
分回路16a〜積分回路16cは、それぞれ少なくとも
2個の抵抗とコンデンサとで構成され、コンパレータ1
6d〜コンパレータ16fは、積分回路16a〜積分回
路16cの内の2個の出力電圧の合成電圧と残りの1個
の積分回路の出力電圧とを比較し、その結果に応じてハ
イまたはローの信号を出力する。なお、電圧検知手段1
6は上記構成に限定されるものではなく、たとえば、積
分回路16a〜積分回路16cの出力にDCカット用の
コンデンサを接続してもよい。また、電機子巻線4a〜
電機子巻線4cで構成された3相巻線の中性点の電圧を
検知し、この中性点の電圧と電動機4の端子電圧とを比
較する相電圧の零電圧検知などの方法を用いてもよい。
【0048】要するに、前記回転子が回転することによ
り電機子巻線4a〜電機子巻線4cに鎖交する磁束が変
化し、これにより電機子巻線4a〜電機子巻線4cに逆
起電力が発生するが、電圧検知手段16はこの逆起電力
を検知して、前記固定子と前記回転子の永久磁石4dと
の相対的な位置を示す信号を出力する構成であればよ
い。
り電機子巻線4a〜電機子巻線4cに鎖交する磁束が変
化し、これにより電機子巻線4a〜電機子巻線4cに逆
起電力が発生するが、電圧検知手段16はこの逆起電力
を検知して、前記固定子と前記回転子の永久磁石4dと
の相対的な位置を示す信号を出力する構成であればよ
い。
【0049】制御手段6は、マイクロコンピュータや複
数個の論理回路で構成され、電圧検知手段16が出力す
る3個の論理信号の組み合わせに応じて、スイッチング
手段3a〜スイッチング手段3fのオンオフ信号を駆動
回路7に出力する。本実施例では、電圧検知手段16の
出力信号の組み合わせと、スイッチング手段3a〜スイ
ッチング手段3fのオンオフ状態との関係があらかじめ
前記マイクロコンピュータ内のメモリにテーブルとして
記憶されており、電圧検知手段16の出力信号が切り替
えられるごとに、それに対応したスイッチング手段3a
〜スイッチング手段3fのオンオフ信号を駆動回路7に
出力する。本実施例では、電動機4の回転方向に正逆が
あり、電圧検知手段16においては回転方向ごとに出力
される論理の順番が変化する。したがって、回転方向ご
とに前記テーブルを設ける必要がある。なお、上記テー
ブルの構成は一例であり、これに限定されるものではな
い。
数個の論理回路で構成され、電圧検知手段16が出力す
る3個の論理信号の組み合わせに応じて、スイッチング
手段3a〜スイッチング手段3fのオンオフ信号を駆動
回路7に出力する。本実施例では、電圧検知手段16の
出力信号の組み合わせと、スイッチング手段3a〜スイ
ッチング手段3fのオンオフ状態との関係があらかじめ
前記マイクロコンピュータ内のメモリにテーブルとして
記憶されており、電圧検知手段16の出力信号が切り替
えられるごとに、それに対応したスイッチング手段3a
〜スイッチング手段3fのオンオフ信号を駆動回路7に
出力する。本実施例では、電動機4の回転方向に正逆が
あり、電圧検知手段16においては回転方向ごとに出力
される論理の順番が変化する。したがって、回転方向ご
とに前記テーブルを設ける必要がある。なお、上記テー
ブルの構成は一例であり、これに限定されるものではな
い。
【0050】速度検知手段17は、電圧検知手段16に
おけるコンパレータ16fの出力信号の周期をマイクロ
コンピュータ内のカウンタにより測定して電動機4の回
転速度を検知している。コンパレータ16fの出力信号
の周波数は電機子巻線4a〜4cに発生する逆起電力の
周波数と同じである。すなわち、電動機4の回転速度に
比例した周波数となる。
おけるコンパレータ16fの出力信号の周期をマイクロ
コンピュータ内のカウンタにより測定して電動機4の回
転速度を検知している。コンパレータ16fの出力信号
の周波数は電機子巻線4a〜4cに発生する逆起電力の
周波数と同じである。すなわち、電動機4の回転速度に
比例した周波数となる。
【0051】通電比制御手段18は、制御手段6を構成
しているマイクロコンピュータ内に設けらており、速度
検知手段17が検知した電動機4の回転速度が回転速度
設定値になるようにスイッチング手段3a〜スイッチン
グ手段3fのオン期間における通電比を設定する。な
お、通電比の設定方法は、回転速度設定値と速度検知手
段17により検知した回転速度との偏差と、前記偏差の
積分値との2値により設定されるPI制御を行っている
が、とくにこれに限定されるものではない。
しているマイクロコンピュータ内に設けらており、速度
検知手段17が検知した電動機4の回転速度が回転速度
設定値になるようにスイッチング手段3a〜スイッチン
グ手段3fのオン期間における通電比を設定する。な
お、通電比の設定方法は、回転速度設定値と速度検知手
段17により検知した回転速度との偏差と、前記偏差の
積分値との2値により設定されるPI制御を行っている
が、とくにこれに限定されるものではない。
【0052】制御手段6は、スイッチング手段3a〜ス
イッチング手段3fのオンオフ状態を設定するととも
に、通電比制御手段18により設定される通電比により
オン期間において約16kHzのオンオフ信号を駆動回
路7に出力する。なお、本実施例は一例であり、通電比
制御手段18の代わりに整流回路2の出力に昇降圧回路
を接続して設け、前記昇降圧回路により電動機4への印
加電圧を制御して回転速度を制御するようにしてもよい
し、それ以外の方法であってもよい。
イッチング手段3fのオンオフ状態を設定するととも
に、通電比制御手段18により設定される通電比により
オン期間において約16kHzのオンオフ信号を駆動回
路7に出力する。なお、本実施例は一例であり、通電比
制御手段18の代わりに整流回路2の出力に昇降圧回路
を接続して設け、前記昇降圧回路により電動機4への印
加電圧を制御して回転速度を制御するようにしてもよい
し、それ以外の方法であってもよい。
【0053】電流検知手段19は、電流検知抵抗19a
と、第1のピークホールド回路19bと、増幅回路19
cと、第2のピークホールド回路19dとで構成されて
いる。電流検知抵抗19aはインバータ回路3の入力電
流のピーク値を検知する。インバータ回路3の入力電流
のピーク値を検知すると言うことは、電機子巻線4a〜
電機子巻線4cのすべてに流れる電流のピーク値を検知
することであり、したがって、たとえば3個のカレント
トランスを用いて電機子巻線4a〜電機子巻線4cのそ
れぞれに流れる電流を検知するよりも簡単な構成で確実
に電機子巻線4a〜電機子巻線4cに流れる電流を検知
することができる。第1のピークホールド回路19bは
電流検知抵抗19aが出力する16kHzの電圧波形を
ピークホールドして増幅回路19cに出力する。
と、第1のピークホールド回路19bと、増幅回路19
cと、第2のピークホールド回路19dとで構成されて
いる。電流検知抵抗19aはインバータ回路3の入力電
流のピーク値を検知する。インバータ回路3の入力電流
のピーク値を検知すると言うことは、電機子巻線4a〜
電機子巻線4cのすべてに流れる電流のピーク値を検知
することであり、したがって、たとえば3個のカレント
トランスを用いて電機子巻線4a〜電機子巻線4cのそ
れぞれに流れる電流を検知するよりも簡単な構成で確実
に電機子巻線4a〜電機子巻線4cに流れる電流を検知
することができる。第1のピークホールド回路19bは
電流検知抵抗19aが出力する16kHzの電圧波形を
ピークホールドして増幅回路19cに出力する。
【0054】このときの電圧波形は、電流検知抵抗19
aが出力する電圧波形の包絡線に近い波形となる。増幅
回路19cは、オペアンプOP1により第1のピークホ
ールド回路19bの出力を反転増幅し、第2のピークホ
ールド回路19dに出力する。第2のピークホールド回
路19dは、増幅回路19cのピーク値を保持し、直流
電圧に変換して通電比制御手段18に出力する。通電比
制御手段18は、電流検知手段19の出力値を、あらか
じめ前記マイクロコンピュータ内に設けておいた電流設
定値と比較してスイッチング手段3a〜スイッチング手
段3fの通電比を設定する。電流検知手段19の出力電
圧Vinは電流検知抵抗19aに流れる電流の大きさに
ほぼ比例する。すなわち、電流が増えるほど出力電圧V
inは大きくなる。なお、電流検知手段19の構成は上
記に限定されるものではなく、高速のオペアンプを用い
て、第1のピークホールド回路19bを用いない構成に
してもよいし、直接、電流検知抵抗19aの出力を検知
してもよい。
aが出力する電圧波形の包絡線に近い波形となる。増幅
回路19cは、オペアンプOP1により第1のピークホ
ールド回路19bの出力を反転増幅し、第2のピークホ
ールド回路19dに出力する。第2のピークホールド回
路19dは、増幅回路19cのピーク値を保持し、直流
電圧に変換して通電比制御手段18に出力する。通電比
制御手段18は、電流検知手段19の出力値を、あらか
じめ前記マイクロコンピュータ内に設けておいた電流設
定値と比較してスイッチング手段3a〜スイッチング手
段3fの通電比を設定する。電流検知手段19の出力電
圧Vinは電流検知抵抗19aに流れる電流の大きさに
ほぼ比例する。すなわち、電流が増えるほど出力電圧V
inは大きくなる。なお、電流検知手段19の構成は上
記に限定されるものではなく、高速のオペアンプを用い
て、第1のピークホールド回路19bを用いない構成に
してもよいし、直接、電流検知抵抗19aの出力を検知
してもよい。
【0055】なお、本実施例においては、制御手段6や
通電比制御手段18などを構成しているマイクロコンピ
ュータには8ビット並列処理ができるものを使用し、か
つ内部のROM(リード・オンリー・メモリ)には、イ
ンバータ回路3の制御の他に、本実施例の電気洗濯機と
して動作するのに必要な洗濯や脱水などの動作に係わる
シーケンスがプログラムされている。
通電比制御手段18などを構成しているマイクロコンピ
ュータには8ビット並列処理ができるものを使用し、か
つ内部のROM(リード・オンリー・メモリ)には、イ
ンバータ回路3の制御の他に、本実施例の電気洗濯機と
して動作するのに必要な洗濯や脱水などの動作に係わる
シーケンスがプログラムされている。
【0056】また、駆動回路7は、本実施例では、NP
NトランジスタとPNPトランジスタとによるプッシュ
プル回路で構成されており、オンの場合はスイッチング
手段3a〜スイッチング手段3fを構成するIGBTの
ゲート端子に15Vの電源を供給し、オフの場合は前記
ゲート端子の電圧を0Vにする。なお、本実施例ではと
くに図示していないが、駆動回路7において、高電位側
の駆動回路の電源供給方式として、少なくともブートス
トラップコンデンサと高耐圧ダイオードとからなるブー
トストラップ方式を採用しているが、駆動回路7の構成
はこれに限定されるものではなく、専用のICや電気的
に絶縁されたICなどを用いたり、駆動回路専用の電源
を絶縁トランスなどで構成してもよい。
NトランジスタとPNPトランジスタとによるプッシュ
プル回路で構成されており、オンの場合はスイッチング
手段3a〜スイッチング手段3fを構成するIGBTの
ゲート端子に15Vの電源を供給し、オフの場合は前記
ゲート端子の電圧を0Vにする。なお、本実施例ではと
くに図示していないが、駆動回路7において、高電位側
の駆動回路の電源供給方式として、少なくともブートス
トラップコンデンサと高耐圧ダイオードとからなるブー
トストラップ方式を採用しているが、駆動回路7の構成
はこれに限定されるものではなく、専用のICや電気的
に絶縁されたICなどを用いたり、駆動回路専用の電源
を絶縁トランスなどで構成してもよい。
【0057】また、インバータ回路3と駆動回路7とを
1個のモジュールにパッケージングしたインテリジェン
トパワーモジュールを採用して実装面積の小型化を実現
できるが、とくにインテリジェントパワーモジュールに
限定されるものではない。
1個のモジュールにパッケージングしたインテリジェン
トパワーモジュールを採用して実装面積の小型化を実現
できるが、とくにインテリジェントパワーモジュールに
限定されるものではない。
【0058】以上のように本実施例の構成によれば、電
圧検知手段16を設けることにより、電動機4の回転子
と固定子との相対的な位置を検知することができ、電動
機4にホールICやホール素子などで構成される位置検
知手段5を設ける必要がなくなる。
圧検知手段16を設けることにより、電動機4の回転子
と固定子との相対的な位置を検知することができ、電動
機4にホールICやホール素子などで構成される位置検
知手段5を設ける必要がなくなる。
【0059】図2は、本実施例の電気洗濯機のシステム
構成を示す側断面図である。なお、従来例と同じ構成要
素には同一番号を付与している。図2に示したように、
水受け槽8は、内底部に撹拌翼9を回転自在に設けた洗
濯兼脱水槽10を回転自在に設け、サスペンション11
により洗濯機本体12に吊り下げている。減速機構13
は、水受け槽8の底部に設け、撹拌翼9および洗濯兼脱
水槽10に動力を伝達するもので、この減速機構13の
下部に電動機4を設けている。
構成を示す側断面図である。なお、従来例と同じ構成要
素には同一番号を付与している。図2に示したように、
水受け槽8は、内底部に撹拌翼9を回転自在に設けた洗
濯兼脱水槽10を回転自在に設け、サスペンション11
により洗濯機本体12に吊り下げている。減速機構13
は、水受け槽8の底部に設け、撹拌翼9および洗濯兼脱
水槽10に動力を伝達するもので、この減速機構13の
下部に電動機4を設けている。
【0060】給水弁14は、洗濯兼脱水槽10内に給水
するものであり、排水弁15は洗濯兼脱水槽10内の洗
濯水などを排水する。制御手段6は、図1に示したもの
と同様の構成のものを基板上に実装したものであり、図
1に示した回路構成の他に給水弁14および排水弁15
の駆動回路や、使用者が操作するための操作表示部など
で構成されている。
するものであり、排水弁15は洗濯兼脱水槽10内の洗
濯水などを排水する。制御手段6は、図1に示したもの
と同様の構成のものを基板上に実装したものであり、図
1に示した回路構成の他に給水弁14および排水弁15
の駆動回路や、使用者が操作するための操作表示部など
で構成されている。
【0061】減速機構13は、遊星ギアを備え、撹拌翼
9を回転駆動するときには、太陽歯車を電動機4の出力
軸で駆動し、遊星ギアの回転を撹拌翼9に伝達する構成
により1/6に減速するとともに、電動機4の出力トル
クを6倍に変換する。また、脱水などで洗濯兼脱水槽1
0を回転駆動するときには、とくに、図示してないが、
クラッチ機構により減速機構13を電動機4の出力軸か
ら切り離し、洗濯兼脱水槽10を電動機4で直接に駆動
する。なお、とくに上記構成に限定されるものではな
く、たとえばベルトにより電動機4の動力を減速機構1
3に伝える構成や、減速機構13を設けずに電動機4の
動力を直接、撹拌翼9に伝えるダイレクトドライブの構
成であってもよい。
9を回転駆動するときには、太陽歯車を電動機4の出力
軸で駆動し、遊星ギアの回転を撹拌翼9に伝達する構成
により1/6に減速するとともに、電動機4の出力トル
クを6倍に変換する。また、脱水などで洗濯兼脱水槽1
0を回転駆動するときには、とくに、図示してないが、
クラッチ機構により減速機構13を電動機4の出力軸か
ら切り離し、洗濯兼脱水槽10を電動機4で直接に駆動
する。なお、とくに上記構成に限定されるものではな
く、たとえばベルトにより電動機4の動力を減速機構1
3に伝える構成や、減速機構13を設けずに電動機4の
動力を直接、撹拌翼9に伝えるダイレクトドライブの構
成であってもよい。
【0062】以上のように本実施例における電動機4
は、従来例に説明したようなホールICまたはホール素
子などで構成された位置検知手段を備えず、したがっ
て、前記位置検知手段と制御手段6とを配線で接続する
必要がなくなるので、配線コストなどがなくなり、低コ
スト化することができる。また、前記配線に電動機4か
らの電磁ノイズなどが乗らなくなるので、耐ノイズ性が
高く、信頼性の高い電気洗濯機を実現することができ
る。また、位置検知手段のための設置個所を設ける必要
がなくなり、電動機4を薄型にできるので、電気洗濯機
の高さを低くすることができる。
は、従来例に説明したようなホールICまたはホール素
子などで構成された位置検知手段を備えず、したがっ
て、前記位置検知手段と制御手段6とを配線で接続する
必要がなくなるので、配線コストなどがなくなり、低コ
スト化することができる。また、前記配線に電動機4か
らの電磁ノイズなどが乗らなくなるので、耐ノイズ性が
高く、信頼性の高い電気洗濯機を実現することができ
る。また、位置検知手段のための設置個所を設ける必要
がなくなり、電動機4を薄型にできるので、電気洗濯機
の高さを低くすることができる。
【0063】図3は、本実施例における電動機4の制御
動作の一例を示すフローチャートである。ステップ1
で、電動機4の運転開始がなされると、ステップ2で電
動機4の起動制御サブルーチンを実行する。その後、ス
テップ3で速度検知手段17により電動機4の回転速度
が回転速度設定値Ns に達していることが確認される
と、ステップ4で電圧検知手段16の出力論理に応じ
て、スイッチング手段3a〜スイッチング手段3fをオ
ンオフ制御する。また、速度検知手段17により回転速
度が確認されない場合はステップ5で電動機4が同期は
ずれの状態になっていると判定し、インバータ回路3を
構成するスイッチング手段3a〜スイッチング手段3f
をすべてオフにする。
動作の一例を示すフローチャートである。ステップ1
で、電動機4の運転開始がなされると、ステップ2で電
動機4の起動制御サブルーチンを実行する。その後、ス
テップ3で速度検知手段17により電動機4の回転速度
が回転速度設定値Ns に達していることが確認される
と、ステップ4で電圧検知手段16の出力論理に応じ
て、スイッチング手段3a〜スイッチング手段3fをオ
ンオフ制御する。また、速度検知手段17により回転速
度が確認されない場合はステップ5で電動機4が同期は
ずれの状態になっていると判定し、インバータ回路3を
構成するスイッチング手段3a〜スイッチング手段3f
をすべてオフにする。
【0064】図4は、ステップ2の起動制御サブルーチ
ンにおいて、電動機4の回転速度が回転速度設定値Ns
のときのスイッチング手段3a〜スイッチング手段3f
のオンオフ動作を示すタイミングチャートである。図3
において、(a)はスイッチング手段3aのオンオフ動
作を示す。(b)ないし(f)についても同様である。
図3に示したように、制御手段6からの信号によってス
イッチング手段3a〜スイッチング手段3fはそれぞれ
一周期の3分の1の期間にオンとなり、これによりスイ
ッチング手段3a〜スイッチング手段3fのそれぞれに
対応する電機子巻線4a〜電機子巻線4cに通電される
ので、スイッチング手段3a〜スイッチング手段3fの
周波数の回転磁界を発生する。
ンにおいて、電動機4の回転速度が回転速度設定値Ns
のときのスイッチング手段3a〜スイッチング手段3f
のオンオフ動作を示すタイミングチャートである。図3
において、(a)はスイッチング手段3aのオンオフ動
作を示す。(b)ないし(f)についても同様である。
図3に示したように、制御手段6からの信号によってス
イッチング手段3a〜スイッチング手段3fはそれぞれ
一周期の3分の1の期間にオンとなり、これによりスイ
ッチング手段3a〜スイッチング手段3fのそれぞれに
対応する電機子巻線4a〜電機子巻線4cに通電される
ので、スイッチング手段3a〜スイッチング手段3fの
周波数の回転磁界を発生する。
【0065】なお、制御手段6にはあらかじめタイマが
設けられており、前記タイマにより所定時間経過ごとに
順次にスイッチング手段3a〜スイッチング手段3fを
時刻t1 〜時刻t6 のタイミングでオンオフ制御するよ
うにしている。ただし、これは一例であり、マイクロコ
ンピュータ内のタイマを用いずに、たとえば外部にEP
ROMなどを設け、その論理出力を用いてスイッチング
手段3a〜スイッチング手段3fをオンオフ制御しても
よい。
設けられており、前記タイマにより所定時間経過ごとに
順次にスイッチング手段3a〜スイッチング手段3fを
時刻t1 〜時刻t6 のタイミングでオンオフ制御するよ
うにしている。ただし、これは一例であり、マイクロコ
ンピュータ内のタイマを用いずに、たとえば外部にEP
ROMなどを設け、その論理出力を用いてスイッチング
手段3a〜スイッチング手段3fをオンオフ制御しても
よい。
【0066】つぎに、前記起動制御サブルーチンにおけ
る電動機4の動作について図面を参照しながら説明す
る。図5は、前記起動制御サブルーチンにおける回転速
度設定値を示すタイムチャートである。なお、本実施例
においては、前記タイムチャートはマイクロコンピュー
タ内に記憶されており、電動機4の回転速度が前記タイ
ムチャートで与えられる回転速度設定値になるようにイ
ンバータ回路3を制御する。制御手段6は、制御のステ
ップが前記起動制御サブルーチンに移行すると、時刻t
1 において回転速度設定値N1(rpm)に対応する周
波数でスイッチング手段3a〜スイッチング手段3fの
オンオフ信号を出力し、駆動回路7によりスイッチング
手段3a〜スイッチング手段3fを駆動する。本実施例
においては、回転子の永久磁石4dを8極の構成にして
いるので、スイッチング手段3a〜スイッチング手段3
fの周波数f1 は次式で求められる。
る電動機4の動作について図面を参照しながら説明す
る。図5は、前記起動制御サブルーチンにおける回転速
度設定値を示すタイムチャートである。なお、本実施例
においては、前記タイムチャートはマイクロコンピュー
タ内に記憶されており、電動機4の回転速度が前記タイ
ムチャートで与えられる回転速度設定値になるようにイ
ンバータ回路3を制御する。制御手段6は、制御のステ
ップが前記起動制御サブルーチンに移行すると、時刻t
1 において回転速度設定値N1(rpm)に対応する周
波数でスイッチング手段3a〜スイッチング手段3fの
オンオフ信号を出力し、駆動回路7によりスイッチング
手段3a〜スイッチング手段3fを駆動する。本実施例
においては、回転子の永久磁石4dを8極の構成にして
いるので、スイッチング手段3a〜スイッチング手段3
fの周波数f1 は次式で求められる。
【0067】f1=4・N1/60なお、一つのスイッチ
ング手段のオン期間は、図4に示したように、本実施例
ではインバータ回路3の出力周期の3分の1になるとと
もに、スイッチング手段3a〜スイッチング手段3fの
オンオフタイミングは、出力周期の6分の1ごとに高電
位側のスイッチング手段3a〜スイッチング手段3c
と、低電位側のスイッチング手段3d〜スイッチング手
段3fとが交互に到来する。
ング手段のオン期間は、図4に示したように、本実施例
ではインバータ回路3の出力周期の3分の1になるとと
もに、スイッチング手段3a〜スイッチング手段3fの
オンオフタイミングは、出力周期の6分の1ごとに高電
位側のスイッチング手段3a〜スイッチング手段3c
と、低電位側のスイッチング手段3d〜スイッチング手
段3fとが交互に到来する。
【0068】その後、時間が経過して時刻t2 になると
制御手段6は、回転速度設定値N2(rpm)に対応す
る周波数でスイッチング手段3a〜スイッチング手段3
fをオンオフ制御する。さらに、時刻ts になると制御
手段6は、回転速度設定値Ns (rpm)に対応する周
波数でスイッチング手段3a〜スイッチング手段3fを
オンオフ制御する。
制御手段6は、回転速度設定値N2(rpm)に対応す
る周波数でスイッチング手段3a〜スイッチング手段3
fをオンオフ制御する。さらに、時刻ts になると制御
手段6は、回転速度設定値Ns (rpm)に対応する周
波数でスイッチング手段3a〜スイッチング手段3fを
オンオフ制御する。
【0069】以上のように本実施例によれば、電動機4
にホールICなどで構成される位置検知手段を設ける必
要がなくなるので、電気洗濯機の制御手段6と前記位置
検知手段とを接続する配線が不要になり、低コスト化、
耐ノイズ性の向上を実現することができる。また、不要
となった前記位置検知手段の高さ分だけ電動機4の高さ
を低くすることができ、電気洗濯機の小型化や大容量化
を実現することができる。また、制御手段6によりイン
バータ回路3の出力周波数、言い替えれば電動機4の回
転速度設定値を起動時から徐々に増加させることによ
り、電動機4の起動時に急峻な回転速度の変化がなく、
電動機4の立ち上げ時にトルクを必要とする場合におい
ても電機子巻線を通電する期間が長くなるので確実に起
動することができ、同期はずれを防止することができ
る。なお、定常運転に達した後は、電機子巻線に発生す
る逆起電力を電圧検知手段16を用いて検知し、所定の
回転速度設定値、たとえば回転速度設定値Ns で運転す
ることになる。
にホールICなどで構成される位置検知手段を設ける必
要がなくなるので、電気洗濯機の制御手段6と前記位置
検知手段とを接続する配線が不要になり、低コスト化、
耐ノイズ性の向上を実現することができる。また、不要
となった前記位置検知手段の高さ分だけ電動機4の高さ
を低くすることができ、電気洗濯機の小型化や大容量化
を実現することができる。また、制御手段6によりイン
バータ回路3の出力周波数、言い替えれば電動機4の回
転速度設定値を起動時から徐々に増加させることによ
り、電動機4の起動時に急峻な回転速度の変化がなく、
電動機4の立ち上げ時にトルクを必要とする場合におい
ても電機子巻線を通電する期間が長くなるので確実に起
動することができ、同期はずれを防止することができ
る。なお、定常運転に達した後は、電機子巻線に発生す
る逆起電力を電圧検知手段16を用いて検知し、所定の
回転速度設定値、たとえば回転速度設定値Ns で運転す
ることになる。
【0070】(実施例2)以下、本発明の電気洗濯機の
実施例2について図面を参照しながら説明する。本実施
例は請求項2に係わる。
実施例2について図面を参照しながら説明する。本実施
例は請求項2に係わる。
【0071】なお、本実施例の構成は図1〜図2に示し
た構成と同様である。本実施例が実施例1と異なる点
は、通電比制御手段18は、各スイッチング手段のオン
期間における通電比設定値を回転速度設定値に対応して
設定するようにしたことにある。
た構成と同様である。本実施例が実施例1と異なる点
は、通電比制御手段18は、各スイッチング手段のオン
期間における通電比設定値を回転速度設定値に対応して
設定するようにしたことにある。
【0072】図6は、本実施例の起動制御サブルーチン
における回転速度設定値と通電比設定値とを示すタイム
チャートである。図6において、(a)は電動機4の回
転速度設定値を示し、図5に示したものと同様である。
(b)は通電比制御手段18が設定する通電比設定値を
示す。図6に示したように、電動機4の回転速度が回転
速度設定値N1(rpm)のときに通電比制御手段18
が設定する通電比設定値は通電比設定値D1(%)に、
回転速度設定値N2(rpm)のときには通電比設定値
D2(%)に、回転速度設定値Ns(rpm)のときには
通電比設定値Ds(%)になるようにしてあり、これら
の設定値は、あらかじめ通電比制御手段18を構成する
マイクロコンピュータのメモリ内に記憶している。な
お、各回転速度に対応する通電比は、少なくとも、電機
子巻線4a〜電機子巻線4cに印加される電圧が電機子
巻線4a〜電機子巻線4cに生じる逆起電力よりも大き
くなるように設定しておく必要がある。また、この通電
比の回転速度に対する割合を、電動機4の回転中に電機
子巻線4a〜電機子巻線4cに発生する逆起電力の割合
とほぼ同等にすることで、常にほぼ一定の電流を電機子
巻線4a〜電機子巻線4cに供給することができる。
における回転速度設定値と通電比設定値とを示すタイム
チャートである。図6において、(a)は電動機4の回
転速度設定値を示し、図5に示したものと同様である。
(b)は通電比制御手段18が設定する通電比設定値を
示す。図6に示したように、電動機4の回転速度が回転
速度設定値N1(rpm)のときに通電比制御手段18
が設定する通電比設定値は通電比設定値D1(%)に、
回転速度設定値N2(rpm)のときには通電比設定値
D2(%)に、回転速度設定値Ns(rpm)のときには
通電比設定値Ds(%)になるようにしてあり、これら
の設定値は、あらかじめ通電比制御手段18を構成する
マイクロコンピュータのメモリ内に記憶している。な
お、各回転速度に対応する通電比は、少なくとも、電機
子巻線4a〜電機子巻線4cに印加される電圧が電機子
巻線4a〜電機子巻線4cに生じる逆起電力よりも大き
くなるように設定しておく必要がある。また、この通電
比の回転速度に対する割合を、電動機4の回転中に電機
子巻線4a〜電機子巻線4cに発生する逆起電力の割合
とほぼ同等にすることで、常にほぼ一定の電流を電機子
巻線4a〜電機子巻線4cに供給することができる。
【0073】以上のように本実施例によれば、通電比設
定値を回転速度設定値に対応して設定するようにしたこ
とにより、電動機4にはほぼ一定の電流を流すことがで
き、低速時に各電機子巻線に流れる電流が問題になるこ
とを防止でき、各電機子巻線の発熱やスイッチング手段
の故障を防止したり、騒音低減を実現することができ
る。
定値を回転速度設定値に対応して設定するようにしたこ
とにより、電動機4にはほぼ一定の電流を流すことがで
き、低速時に各電機子巻線に流れる電流が問題になるこ
とを防止でき、各電機子巻線の発熱やスイッチング手段
の故障を防止したり、騒音低減を実現することができ
る。
【0074】(実施例3)以下、本発明の電気洗濯機の
実施例3について図面を参照しながら説明する。本実施
例は請求項3に係わる。
実施例3について図面を参照しながら説明する。本実施
例は請求項3に係わる。
【0075】本実施例の構成は図1および図2に示した
構成と同様である。本実施例が実施例2と異なる点は、
通電比制御手段18は、回転速度設定値に対応して設定
する通電比設定値を、制御手段6による電流設定値と検
知した電流値との偏差に基づいて変えるようにしたこと
にある。
構成と同様である。本実施例が実施例2と異なる点は、
通電比制御手段18は、回転速度設定値に対応して設定
する通電比設定値を、制御手段6による電流設定値と検
知した電流値との偏差に基づいて変えるようにしたこと
にある。
【0076】図7は、本実施例の起動制御サブルーチン
において、電流検知手段19が検知した電流値と制御手
段6が設定している電流設定値との偏差と、通電比制御
手段18が設定する通電比変化量設定値との関係を示す
タイムチャートである。また、図8は、本実施例の起動
制御サブルーチンにおける回転速度設定値、通電比設定
値、および電流設定値を示すタイムチャートである。
において、電流検知手段19が検知した電流値と制御手
段6が設定している電流設定値との偏差と、通電比制御
手段18が設定する通電比変化量設定値との関係を示す
タイムチャートである。また、図8は、本実施例の起動
制御サブルーチンにおける回転速度設定値、通電比設定
値、および電流設定値を示すタイムチャートである。
【0077】図8において、(a)は電動機4の回転速
度設定値、(b)は通電比制御手段18が設定する通電
比設定値、(c)は制御手段6が設定する電流設定値を
示す。なお、(a)と(b)に示したタイムチャートは
図6に示したものと同様である。
度設定値、(b)は通電比制御手段18が設定する通電
比設定値、(c)は制御手段6が設定する電流設定値を
示す。なお、(a)と(b)に示したタイムチャートは
図6に示したものと同様である。
【0078】上記構成における動作について説明する。
制御手段6は、起動制御サブルーチンが開始すると、時
刻t1 において電動機4の回転速度が回転速度設定値N
1(rpm)になるように図8(c)に示した電流設定
値I1 を設定してインバータ回路3を制御する。また、
通電比制御手段18は、スイッチング手段3a〜スイッ
チング手段3fの通電比設定値D1 を設定するとともに
図8(c)に示した電流設定値I1 を入力する。制御手
段6は、まず、この通電比設定値D1 でオン期間中の高
電位側のスイッチング手段3a〜スイッチング手段3c
を約16kHzでオンオフ制御する。
制御手段6は、起動制御サブルーチンが開始すると、時
刻t1 において電動機4の回転速度が回転速度設定値N
1(rpm)になるように図8(c)に示した電流設定
値I1 を設定してインバータ回路3を制御する。また、
通電比制御手段18は、スイッチング手段3a〜スイッ
チング手段3fの通電比設定値D1 を設定するとともに
図8(c)に示した電流設定値I1 を入力する。制御手
段6は、まず、この通電比設定値D1 でオン期間中の高
電位側のスイッチング手段3a〜スイッチング手段3c
を約16kHzでオンオフ制御する。
【0079】なお、本実施例では高電位側のスイッチン
グ手段3a〜スイッチング手段3cの駆動回路7の電源
をブートストラップコンデンサと高耐圧ダイオードとで
構成されるブートストラップ方式により供給しているた
め、起動直後の低速時においても確実に駆動回路7の電
源を確保するために高電位側のスイッチング手段3a〜
スイッチング手段3cをオンオフ制御しているが、とく
にこれに限定されるものではなく、他の方式であれば低
電位側のスイッチング手段3d〜スイッチング手段3f
をオンオフ制御してもよいし、前記ブートストラップ方
式の場合でも前記ブートストラップコンデンサの容量を
十分に大きくすれば別に構わない。
グ手段3a〜スイッチング手段3cの駆動回路7の電源
をブートストラップコンデンサと高耐圧ダイオードとで
構成されるブートストラップ方式により供給しているた
め、起動直後の低速時においても確実に駆動回路7の電
源を確保するために高電位側のスイッチング手段3a〜
スイッチング手段3cをオンオフ制御しているが、とく
にこれに限定されるものではなく、他の方式であれば低
電位側のスイッチング手段3d〜スイッチング手段3f
をオンオフ制御してもよいし、前記ブートストラップ方
式の場合でも前記ブートストラップコンデンサの容量を
十分に大きくすれば別に構わない。
【0080】時刻t1 においてスイッチング手段3a〜
スイッチング手段3fをオンオフし始めると、電機子巻
線4a〜電機子巻線4cに電流が流れ、電機子巻線4a
〜電機子巻線4cを備えた固定子に回転磁界が発生し、
永久磁石4dの界磁と作用して永久磁石4dを備えた回
転子が回転する。このとき、通電比制御手段18はスイ
ッチング手段3a〜スイッチング手段3fの切り替わり
ごとに電流検知手段19が検知した電流値と前記電流設
定値I1 との偏差を計算し、前記偏差に対応した通電比
変化量設定値d1 を通電比設定値D1 に加算する。な
お、図7に示したように、通電比変化量設定値には正負
があるので、時刻t1 から時刻t2 の期間におけるスイ
ッチング手段3a〜スイッチング手段3cの通電比は通
電比設定値D1 を基準にある範囲内で変化する。回転速
度が回転速度設定値N2 となる時刻t2 以降についても
同様の制御を行う。
スイッチング手段3fをオンオフし始めると、電機子巻
線4a〜電機子巻線4cに電流が流れ、電機子巻線4a
〜電機子巻線4cを備えた固定子に回転磁界が発生し、
永久磁石4dの界磁と作用して永久磁石4dを備えた回
転子が回転する。このとき、通電比制御手段18はスイ
ッチング手段3a〜スイッチング手段3fの切り替わり
ごとに電流検知手段19が検知した電流値と前記電流設
定値I1 との偏差を計算し、前記偏差に対応した通電比
変化量設定値d1 を通電比設定値D1 に加算する。な
お、図7に示したように、通電比変化量設定値には正負
があるので、時刻t1 から時刻t2 の期間におけるスイ
ッチング手段3a〜スイッチング手段3cの通電比は通
電比設定値D1 を基準にある範囲内で変化する。回転速
度が回転速度設定値N2 となる時刻t2 以降についても
同様の制御を行う。
【0081】以上のように本実施例によれば、通電比制
御手段18は、電流検知手段19が検知した電流値と制
御手段6が設定している電流設定値との偏差に対応して
通電比設定値を変えて設定することにより、交流電源1
の電圧のばらつきなどにより整流回路2が出力する直流
電圧が変動しても、電機子巻線4a〜電機子巻線4cに
流れる電流をある程度一定に制御することが可能にな
り、電動機4の同期はずれを防止したり、電機子巻線4
a〜電機子巻線4cやインバータ回路3に過電流が流れ
る事態を防止することができるようになる。
御手段18は、電流検知手段19が検知した電流値と制
御手段6が設定している電流設定値との偏差に対応して
通電比設定値を変えて設定することにより、交流電源1
の電圧のばらつきなどにより整流回路2が出力する直流
電圧が変動しても、電機子巻線4a〜電機子巻線4cに
流れる電流をある程度一定に制御することが可能にな
り、電動機4の同期はずれを防止したり、電機子巻線4
a〜電機子巻線4cやインバータ回路3に過電流が流れ
る事態を防止することができるようになる。
【0082】(実施例4)以下、本発明の電気洗濯機の
実施例4について図面を参照しながら説明する。本実施
例は請求項4に係わる。なお、本実施例の構成は図1お
よび図2に示した構成と同様である。本実施例が実施例
1ないし実施例3と異なる点は、電動機4の起動時にお
いて、まずスイッチング手段を所定期間通電したのち、
実施例1ないし実施例3に示したオンオフ制御に移行す
るようにしたことにある。
実施例4について図面を参照しながら説明する。本実施
例は請求項4に係わる。なお、本実施例の構成は図1お
よび図2に示した構成と同様である。本実施例が実施例
1ないし実施例3と異なる点は、電動機4の起動時にお
いて、まずスイッチング手段を所定期間通電したのち、
実施例1ないし実施例3に示したオンオフ制御に移行す
るようにしたことにある。
【0083】図9は、本実施例における電動機4の起動
直後のスイッチング手段3a〜スイッチング手段3fの
オンオフ動作を示すタイミングチャートである。図9に
おいて、(a)はスイッチング手段3aのオンオフ動
作、(b)はスイッチング手段3bのオンオフ動作、
(c)はスイッチング手段3cのオンオフ動作、(d)
はスイッチング手段3dのオンオフ動作、(e)はスイ
ッチング手段3eのオンオフ動作、(f)はスイッチン
グ手段3fのオンオフ動作を示している。
直後のスイッチング手段3a〜スイッチング手段3fの
オンオフ動作を示すタイミングチャートである。図9に
おいて、(a)はスイッチング手段3aのオンオフ動
作、(b)はスイッチング手段3bのオンオフ動作、
(c)はスイッチング手段3cのオンオフ動作、(d)
はスイッチング手段3dのオンオフ動作、(e)はスイ
ッチング手段3eのオンオフ動作、(f)はスイッチン
グ手段3fのオンオフ動作を示している。
【0084】図9において、起動制御サブルーチンが開
始すると、時刻t1 からスイッチング手段3aとスイッ
チング手段3eとを所定期間だけオンとし、電機子巻線
4aと電機子巻線4bとを通電する。その後、前記所定
期間を経過すると、時刻t2から図5に示したタイムチ
ャートに基づく回転速度設定値になるように、スイッチ
ング手段3a〜スイッチング手段3fをオンオフ制御す
る。これにより、電動機4を構成する固定子に回転磁界
が発生し、永久磁石4dの界磁と作用して電動機4が回
転を開始する。
始すると、時刻t1 からスイッチング手段3aとスイッ
チング手段3eとを所定期間だけオンとし、電機子巻線
4aと電機子巻線4bとを通電する。その後、前記所定
期間を経過すると、時刻t2から図5に示したタイムチ
ャートに基づく回転速度設定値になるように、スイッチ
ング手段3a〜スイッチング手段3fをオンオフ制御す
る。これにより、電動機4を構成する固定子に回転磁界
が発生し、永久磁石4dの界磁と作用して電動機4が回
転を開始する。
【0085】以上のように本実施例によれば、電動機4
の起動時には所定のスイッチング手段を一定期間はオン
とすることで、所定の電機子巻線が通電され、この電機
子巻線が発生する磁界により回転子の永久磁石4dが吸
引され、永久磁石4dと固定子との相対的な位置を確実
に固定することができる。したがって、永久磁石4dの
位置がわかるので、その後は回転方向が反転しないよう
に通電する電機子巻線を決定することができ、電動機を
確実に立ち上げることができる。
の起動時には所定のスイッチング手段を一定期間はオン
とすることで、所定の電機子巻線が通電され、この電機
子巻線が発生する磁界により回転子の永久磁石4dが吸
引され、永久磁石4dと固定子との相対的な位置を確実
に固定することができる。したがって、永久磁石4dの
位置がわかるので、その後は回転方向が反転しないよう
に通電する電機子巻線を決定することができ、電動機を
確実に立ち上げることができる。
【0086】(実施例5)以下、本発明の電気洗濯機の
実施例5について図面を参照しながら説明する。本実施
例は請求項5に係わる。なお、本実施例の構成は図1お
よび図2に示した構成と同様である。本実施例が実施例
4と異なる点は、電動機4の起動時に、まず所定のスイ
ッチング手段を所定期間オンとするとき、通電比制御手
段18は、前記所定期間では通電比設定値をゼロから所
定値まで漸増したのちゼロまで漸減して設定するように
したことにある。
実施例5について図面を参照しながら説明する。本実施
例は請求項5に係わる。なお、本実施例の構成は図1お
よび図2に示した構成と同様である。本実施例が実施例
4と異なる点は、電動機4の起動時に、まず所定のスイ
ッチング手段を所定期間オンとするとき、通電比制御手
段18は、前記所定期間では通電比設定値をゼロから所
定値まで漸増したのちゼロまで漸減して設定するように
したことにある。
【0087】図10は、本実施例における電動機4の起
動制御の動作、および通電比設定値を示すタイミングチ
ャートである。図10において、(a)はスイッチング
手段3aのオンオフ動作、(b)はスイッチング手段3
bのオンオフ動作、(c)はスイッチング手段3cのオ
ンオフ動作、(d)はスイッチング手段3dのオンオフ
動作、(e)はスイッチング手段3eのオンオフ動作、
(f)はスイッチング手段3fのオンオフ動作を示す。
また、(g)は通電比制御手段18が設定するスイッチ
ング手段3a〜スイッチング手段3fの通電比設定値を
示す。
動制御の動作、および通電比設定値を示すタイミングチ
ャートである。図10において、(a)はスイッチング
手段3aのオンオフ動作、(b)はスイッチング手段3
bのオンオフ動作、(c)はスイッチング手段3cのオ
ンオフ動作、(d)はスイッチング手段3dのオンオフ
動作、(e)はスイッチング手段3eのオンオフ動作、
(f)はスイッチング手段3fのオンオフ動作を示す。
また、(g)は通電比制御手段18が設定するスイッチ
ング手段3a〜スイッチング手段3fの通電比設定値を
示す。
【0088】図10において、起動制御サブルーチンが
開始すると、時刻t0 において低電位側のスイッチング
手段3eを通電比設定値D3 でオンオフ制御する。これ
により、ブートストラップ方式の場合、高電位側のスイ
ッチング手段3a〜スイッチング手段3cの駆動回路7
の電源を確保することができる。つぎに、時刻t1 にお
いて、スイッチング手段3aもオンとし、電機子巻線4
aおよび電機子巻線4bを通電する。このときの通電比
設定値は、図10(g)に示したように、徐々に通電比
設定値D1 まで上げ、一定期間は通電比設定値D1 を維
持した後、徐々に0になるように制御されている。その
後、時刻t2 から所定の回転速度設定値になるようにス
イッチング手段3a〜スイッチング手段3fを順次に通
電比設定値D2 でオンオフ制御していく。
開始すると、時刻t0 において低電位側のスイッチング
手段3eを通電比設定値D3 でオンオフ制御する。これ
により、ブートストラップ方式の場合、高電位側のスイ
ッチング手段3a〜スイッチング手段3cの駆動回路7
の電源を確保することができる。つぎに、時刻t1 にお
いて、スイッチング手段3aもオンとし、電機子巻線4
aおよび電機子巻線4bを通電する。このときの通電比
設定値は、図10(g)に示したように、徐々に通電比
設定値D1 まで上げ、一定期間は通電比設定値D1 を維
持した後、徐々に0になるように制御されている。その
後、時刻t2 から所定の回転速度設定値になるようにス
イッチング手段3a〜スイッチング手段3fを順次に通
電比設定値D2 でオンオフ制御していく。
【0089】以上のように本実施例によれば、所定のス
イッチング手段を所定期間オンとするときの通電比設定
値を漸増したのち漸減して設定することにより、起動制
御開始直後の最も低速時においても電機子巻線4a〜電
機子巻線4c、またはインバータ回路3に過電流が流れ
る事態を防止できるとともに、所定のスイッチング手段
3aとスイッチング手段3eの通電比を徐々にあげるこ
とにより、電機子巻線4aと電機子巻線4bに流れる電
流の変化を滑らかにすることができるので、回転子と固
定子との間に瞬間的に吸引力が加わることを防止でき、
この瞬間的な吸引力により生じる減速機構などを含めた
機械音を低減することができる。
イッチング手段を所定期間オンとするときの通電比設定
値を漸増したのち漸減して設定することにより、起動制
御開始直後の最も低速時においても電機子巻線4a〜電
機子巻線4c、またはインバータ回路3に過電流が流れ
る事態を防止できるとともに、所定のスイッチング手段
3aとスイッチング手段3eの通電比を徐々にあげるこ
とにより、電機子巻線4aと電機子巻線4bに流れる電
流の変化を滑らかにすることができるので、回転子と固
定子との間に瞬間的に吸引力が加わることを防止でき、
この瞬間的な吸引力により生じる減速機構などを含めた
機械音を低減することができる。
【0090】(実施例6)以下、本発明の電気洗濯機の
実施例6について図面を参照しながら説明する。本実施
例は請求項6に係わる。なお、本実施例の構成は図1お
よび図2に示した構成と同様である。本実施例が実施例
1ないし実施例5と異なる点は、制御手段6は、電動機
4の起動時に徐々に増加して設定する回転速度設定値
を、一定の回転加速度設定値と経過時間とに基づいて設
定するようにしたことにある。
実施例6について図面を参照しながら説明する。本実施
例は請求項6に係わる。なお、本実施例の構成は図1お
よび図2に示した構成と同様である。本実施例が実施例
1ないし実施例5と異なる点は、制御手段6は、電動機
4の起動時に徐々に増加して設定する回転速度設定値
を、一定の回転加速度設定値と経過時間とに基づいて設
定するようにしたことにある。
【0091】図11は、本実施例における起動制御サブ
ルーチンの回転速度設定値と回転加速度設定値とを示す
タイムチャートである。図11において、(a)は電動
機4の回転速度設定値を示す。(a)に示したように、
時刻t1 〜t2 までは時間に比例して回転速度設定値が
回転速度設定値N1 まで上昇していくように設定され
る。また、(b)は電動機4の回転加速度設定値を示
す。(b)に示したように、時刻t1 〜時刻t2 の期間
は回転加速度設定値が一定の回転加速度設定値A1にな
るように設定される。このとき、上記回転速度設定値は
この回転加速度設定値に基づいて設定される。
ルーチンの回転速度設定値と回転加速度設定値とを示す
タイムチャートである。図11において、(a)は電動
機4の回転速度設定値を示す。(a)に示したように、
時刻t1 〜t2 までは時間に比例して回転速度設定値が
回転速度設定値N1 まで上昇していくように設定され
る。また、(b)は電動機4の回転加速度設定値を示
す。(b)に示したように、時刻t1 〜時刻t2 の期間
は回転加速度設定値が一定の回転加速度設定値A1にな
るように設定される。このとき、上記回転速度設定値は
この回転加速度設定値に基づいて設定される。
【0092】上記構成における動作について説明する。
時刻t1 において起動を開始すると、制御手段6は、時
刻t1 からの経過時間△tと回転加速度設定値A1 とに
より決まる回転速度設定値N=A1・△tによりインバ
ータ回路3の出力周波数を制御する。これにより、簡単
な一次関数の式で起動時からの電動機4の回転速度を徐
々に増加するように設定できるので、制御手段6を構成
するマイクロコンピュータの処理性能が悪くても、短時
間で回転速度を設定できる。したがって、余分なメモリ
を要することなく電動機4を確実に起動することができ
る。
時刻t1 において起動を開始すると、制御手段6は、時
刻t1 からの経過時間△tと回転加速度設定値A1 とに
より決まる回転速度設定値N=A1・△tによりインバ
ータ回路3の出力周波数を制御する。これにより、簡単
な一次関数の式で起動時からの電動機4の回転速度を徐
々に増加するように設定できるので、制御手段6を構成
するマイクロコンピュータの処理性能が悪くても、短時
間で回転速度を設定できる。したがって、余分なメモリ
を要することなく電動機4を確実に起動することができ
る。
【0093】なお、これは一例であり、十分にメモリを
備えたマイクロコンピュータであれば、そのメモリ内に
時刻t1 〜時刻t2 の期間のスイッチング手段3a〜ス
イッチング手段3fのオンオフ動作のテーブルを記憶し
ておいてもよく、また、外部メモリを用いてもよい。こ
の場合、前記マイクロコンピュータはクロック入力ごと
に所定のアドレス内のデータを読み取ればよいだけなの
で、前述した一次関数を用いる場合よりも処理速度を遅
いマイクロコンピュータで電動機4の同期はずれを低減
することができる。
備えたマイクロコンピュータであれば、そのメモリ内に
時刻t1 〜時刻t2 の期間のスイッチング手段3a〜ス
イッチング手段3fのオンオフ動作のテーブルを記憶し
ておいてもよく、また、外部メモリを用いてもよい。こ
の場合、前記マイクロコンピュータはクロック入力ごと
に所定のアドレス内のデータを読み取ればよいだけなの
で、前述した一次関数を用いる場合よりも処理速度を遅
いマイクロコンピュータで電動機4の同期はずれを低減
することができる。
【0094】以上のように本実施例によれば、起動時に
おける電動機4の回転速度設定値を一定の回転加速度設
定値と経過時間との積で演算して設定するようにしたこ
とにより、制御手段6における制御処理の負担を軽減す
ることができる。
おける電動機4の回転速度設定値を一定の回転加速度設
定値と経過時間との積で演算して設定するようにしたこ
とにより、制御手段6における制御処理の負担を軽減す
ることができる。
【0095】(実施例7)以下、本発明の電気洗濯機の
実施例7について図面を参照しながら説明する。本実施
例は請求項7に係わる。なお、本実施例の構成は図1お
よび図2に示した構成と同様である。本実施例が実施例
6と異なる点は、電動機4の起動時において、制御手段
6は、回転加速度設定値を経過時間に比例して設定し、
その回転加速度設定値と前記経過時間とに基づいて回転
速度設定値を設定するようにしたことにある。
実施例7について図面を参照しながら説明する。本実施
例は請求項7に係わる。なお、本実施例の構成は図1お
よび図2に示した構成と同様である。本実施例が実施例
6と異なる点は、電動機4の起動時において、制御手段
6は、回転加速度設定値を経過時間に比例して設定し、
その回転加速度設定値と前記経過時間とに基づいて回転
速度設定値を設定するようにしたことにある。
【0096】図12は、本実施例における電動機4の起
動制御サブルーチンの回転速度設定値と回転加速度設定
値とを示すタイムチャートである。図12において、
(a)は電動機4の回転速度設定値を示し、(b)は電
動機4の回転加速度設定値を示す。(b)に示したよう
に、本実施例では起動開始からの経過時間に比例して回
転加速度設定値を増加させ、この回転加速度設定値に基
づいて回転速度設定値が設定される。したがって、電動
機4の回転速度設定値は経過時間の二乗に比例して増加
する。
動制御サブルーチンの回転速度設定値と回転加速度設定
値とを示すタイムチャートである。図12において、
(a)は電動機4の回転速度設定値を示し、(b)は電
動機4の回転加速度設定値を示す。(b)に示したよう
に、本実施例では起動開始からの経過時間に比例して回
転加速度設定値を増加させ、この回転加速度設定値に基
づいて回転速度設定値が設定される。したがって、電動
機4の回転速度設定値は経過時間の二乗に比例して増加
する。
【0097】上記構成における動作について説明する。
時刻t1 において起動を開始すると、時刻t1 からの経
過時間△tと回転加速度の時間当りの変化量△Aとによ
り回転加速度AがA=△A・△tで設定される。制御手
段6は、この回転加速度Aと経過時間△tとによって求
められる回転速度設定値N=A・△tに応じてインバー
タ回路3の出力周波数を制御する。
時刻t1 において起動を開始すると、時刻t1 からの経
過時間△tと回転加速度の時間当りの変化量△Aとによ
り回転加速度AがA=△A・△tで設定される。制御手
段6は、この回転加速度Aと経過時間△tとによって求
められる回転速度設定値N=A・△tに応じてインバー
タ回路3の出力周波数を制御する。
【0098】以上のように本実施例によれば、電動機4
の起動時には、起動開始からの経過時間の二乗に比例し
た回転速度設定値を設定して電動機4の回転速度を増加
させるようにインバータ回路3の出力周波数を制御する
ことにより、電動機4の起動直後はインバータ回路3の
出力周波数を低周波数にすることで確実に電動機4を起
動し、その後は短時間で回転速度設定値Ns まで回転速
度を増加させることができる。
の起動時には、起動開始からの経過時間の二乗に比例し
た回転速度設定値を設定して電動機4の回転速度を増加
させるようにインバータ回路3の出力周波数を制御する
ことにより、電動機4の起動直後はインバータ回路3の
出力周波数を低周波数にすることで確実に電動機4を起
動し、その後は短時間で回転速度設定値Ns まで回転速
度を増加させることができる。
【0099】(実施例8)以下、本発明の電気洗濯機の
実施例8について図面を参照しながら説明する。本発明
は請求項8に係わる。なお、本実施例の構成は図1およ
び図2に示した構成と同様である。本実施例が実施例6
および実施例7と異なる点は、電動機4の起動時におい
て、制御手段6は、徐々に増加して設定する回転速度設
定値を、起動直後は経過時間の二乗に比例して増加さ
せ、その後、経過時間に比例して増加させて設定するよ
うにしたことにある。
実施例8について図面を参照しながら説明する。本発明
は請求項8に係わる。なお、本実施例の構成は図1およ
び図2に示した構成と同様である。本実施例が実施例6
および実施例7と異なる点は、電動機4の起動時におい
て、制御手段6は、徐々に増加して設定する回転速度設
定値を、起動直後は経過時間の二乗に比例して増加さ
せ、その後、経過時間に比例して増加させて設定するよ
うにしたことにある。
【0100】図13は、本実施例における電動機4の起
動制御サブルーチンの回転速度設定値と回転加速度設定
値とを示すタイムチャートである。(a)は回転速度設
定値、(b)は回転加速度設定値を示す。(b)に示し
たように、起動開始からの所定時間は回転加速度設定値
を経過時間に比例して増加させて設定し、その後は回転
速度設定値Ns に達するまで回転加速度を一定の回転加
速度設定値As に設定して電動機4の回転速度を設定す
る。
動制御サブルーチンの回転速度設定値と回転加速度設定
値とを示すタイムチャートである。(a)は回転速度設
定値、(b)は回転加速度設定値を示す。(b)に示し
たように、起動開始からの所定時間は回転加速度設定値
を経過時間に比例して増加させて設定し、その後は回転
速度設定値Ns に達するまで回転加速度を一定の回転加
速度設定値As に設定して電動機4の回転速度を設定す
る。
【0101】上記構成における動作について説明する。
時刻t1 において起動を開始すると、制御手段6は、時
刻t1 からの経過時間△tと回転加速度設定値の変化量
△Aとにより回転加速度設定値AがA=△A・△tで設
定される。この回転加速度設定値Aと経過時間△tとに
よって求められる回転速度設定値N=A・△tに応じて
インバータ回路3の出力周波数を制御する。その後、時
刻t2 になると、制御手段6は、回転加速度設定値を回
転加速度設定値A1 に設定し、この値とそれ以降の経過
時間とにより電動機4の回転速度設定値を設定し、この
回転速度設定値に応じてインバータ回路3の出力周波数
を制御する。
時刻t1 において起動を開始すると、制御手段6は、時
刻t1 からの経過時間△tと回転加速度設定値の変化量
△Aとにより回転加速度設定値AがA=△A・△tで設
定される。この回転加速度設定値Aと経過時間△tとに
よって求められる回転速度設定値N=A・△tに応じて
インバータ回路3の出力周波数を制御する。その後、時
刻t2 になると、制御手段6は、回転加速度設定値を回
転加速度設定値A1 に設定し、この値とそれ以降の経過
時間とにより電動機4の回転速度設定値を設定し、この
回転速度設定値に応じてインバータ回路3の出力周波数
を制御する。
【0102】以上のように本実施例によれば、起動時か
ら所定時間の間は経過時間の二乗に比例した回転速度設
定値を設定して制御し、続いてその後の経過時間に比例
した回転速度設定値を設定して制御することにより、電
動機4の起動直後はインバータ回路3の出力周波数を低
周波数にして確実に電動機4を起動し、その後の電動機
4の回転速度の増加時も急峻な立ち上げを防止するの
で、回転速度が回転速度設定値N1 になるまでに電動機
4が同期はずれになることを防止できる。とくに、電機
子巻線4a〜電機子巻線4cのインダクタンスが大きい
ような場合は、電動機4の起動直後は加速するためにト
ルクを必要とすることから、わずかな加速で同期はずれ
を起こし易いが、本実施例においては、起動直後は回転
加速度を小さくしているので同期はずれを防止すること
ができる。
ら所定時間の間は経過時間の二乗に比例した回転速度設
定値を設定して制御し、続いてその後の経過時間に比例
した回転速度設定値を設定して制御することにより、電
動機4の起動直後はインバータ回路3の出力周波数を低
周波数にして確実に電動機4を起動し、その後の電動機
4の回転速度の増加時も急峻な立ち上げを防止するの
で、回転速度が回転速度設定値N1 になるまでに電動機
4が同期はずれになることを防止できる。とくに、電機
子巻線4a〜電機子巻線4cのインダクタンスが大きい
ような場合は、電動機4の起動直後は加速するためにト
ルクを必要とすることから、わずかな加速で同期はずれ
を起こし易いが、本実施例においては、起動直後は回転
加速度を小さくしているので同期はずれを防止すること
ができる。
【0103】なお、実施例1ないし実施例8に示した電
動機4および電気洗濯機の構成はあくまで一例であり、
これに限定されるものではない。たとえば、本実施例に
おいては電動機4は8極12スロットの集中巻の構成と
したが、4極6スロットにしてもよく、また、電機子巻
線は分布巻の構成にしてもよい。また、回路構成につい
ても3相6石の構成に限定する必要はなく、3相3石の
構成にして3相半波で電動機4を駆動してもよい。ま
た、制御手段6を構成する部品としてマイクロコンピュ
ータを用いたが、より高速な処理が可能なDSPを用い
ることで、電動機4の同期はずれや騒音をさらに低減で
きる正弦波駆動で電動機4を制御してもよい。
動機4および電気洗濯機の構成はあくまで一例であり、
これに限定されるものではない。たとえば、本実施例に
おいては電動機4は8極12スロットの集中巻の構成と
したが、4極6スロットにしてもよく、また、電機子巻
線は分布巻の構成にしてもよい。また、回路構成につい
ても3相6石の構成に限定する必要はなく、3相3石の
構成にして3相半波で電動機4を駆動してもよい。ま
た、制御手段6を構成する部品としてマイクロコンピュ
ータを用いたが、より高速な処理が可能なDSPを用い
ることで、電動機4の同期はずれや騒音をさらに低減で
きる正弦波駆動で電動機4を制御してもよい。
【0104】
【発明の効果】請求項1に係わる本発明は、回転子に永
久磁石、固定子に電機子巻線を備えた電動機と、前記電
動機に接続したインバータ回路と、前記回転子の回転駆
動中に前記電機子巻線に発生する逆起電力を検知する電
圧検知手段と、前記電動機の回転速度を検知する速度検
知手段と、前記インバータ回路を構成する複数のスイッ
チング手段のオン期間における通電比を制御する通電比
制御手段と、前記スイッチング手段のオンオフおよび全
体の動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段
は、前記電圧検知手段の出力に基づき前記電動機を回転
方向に応じて回転速度が所定の回転速度設定値になるよ
うに前記スイッチング手段をオンオフ制御して駆動し、
前記電動機の起動時には、前記回転速度設定値を徐々に
増加させて起動するようにした電気洗濯機とすることに
より、前記電動機にホールICなどで構成された位置検
知手段を備えることなく、前記電動機の回転子と固定子
との相対的な位置を検知できるとともに、前記電動機の
起動時において、前記電圧検知手段より信号が出力され
ていなくても前記電動機を駆動することができる。ま
た、前記電動機の起動時の同期はずれを起こし難くする
ことができるので、性能の安定した電気洗濯機を実現す
ることができる。
久磁石、固定子に電機子巻線を備えた電動機と、前記電
動機に接続したインバータ回路と、前記回転子の回転駆
動中に前記電機子巻線に発生する逆起電力を検知する電
圧検知手段と、前記電動機の回転速度を検知する速度検
知手段と、前記インバータ回路を構成する複数のスイッ
チング手段のオン期間における通電比を制御する通電比
制御手段と、前記スイッチング手段のオンオフおよび全
体の動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段
は、前記電圧検知手段の出力に基づき前記電動機を回転
方向に応じて回転速度が所定の回転速度設定値になるよ
うに前記スイッチング手段をオンオフ制御して駆動し、
前記電動機の起動時には、前記回転速度設定値を徐々に
増加させて起動するようにした電気洗濯機とすることに
より、前記電動機にホールICなどで構成された位置検
知手段を備えることなく、前記電動機の回転子と固定子
との相対的な位置を検知できるとともに、前記電動機の
起動時において、前記電圧検知手段より信号が出力され
ていなくても前記電動機を駆動することができる。ま
た、前記電動機の起動時の同期はずれを起こし難くする
ことができるので、性能の安定した電気洗濯機を実現す
ることができる。
【0105】請求項2に係わる本発明は、通電比制御手
段は、電動機の起動時には、徐々に増加して設定される
回転速度設定値に対応して通電比設定値を設定するよう
にした請求項1に係わる電気洗濯機とすることにより、
インバータ回路の出力周波数が低いときに電機子巻線に
流れる電流を抑えることができ、スイッチング手段など
のインバータ回路を構成する電子部品の定格を低くで
き、また、前記電機子巻線の発熱を防止することができ
る。また、起動時に前記電機子巻線に流れる電流が大き
くなることにより発生する騒音を低減することもでき
る。
段は、電動機の起動時には、徐々に増加して設定される
回転速度設定値に対応して通電比設定値を設定するよう
にした請求項1に係わる電気洗濯機とすることにより、
インバータ回路の出力周波数が低いときに電機子巻線に
流れる電流を抑えることができ、スイッチング手段など
のインバータ回路を構成する電子部品の定格を低くで
き、また、前記電機子巻線の発熱を防止することができ
る。また、起動時に前記電機子巻線に流れる電流が大き
くなることにより発生する騒音を低減することもでき
る。
【0106】請求項3に係わる本発明は、電機子巻線に
流れる電流に相当する電流を検知する電流検知手段を備
え、通電比制御手段は、電動機の起動時には、回転速度
設定値に対応して設定する通電比設定値を、前記電流検
知手段により検知した電流値と制御手段が設定している
電流設定値との偏差に対応する所定の変化量により加減
するようにした請求項2に係わる電気洗濯機とすること
により、インバータ回路の出力周波数に応じて、同期は
ずれしない程度の電流を常に流すことで、同期はずれを
防止することができる。また、たとえば、洗濯物の量が
多いために同期はずれが起こっても、電機子巻線には回
転子の永久磁石による逆起電力が発生しないために前記
電機子巻線に大電流が流れる事態を防止することができ
る。
流れる電流に相当する電流を検知する電流検知手段を備
え、通電比制御手段は、電動機の起動時には、回転速度
設定値に対応して設定する通電比設定値を、前記電流検
知手段により検知した電流値と制御手段が設定している
電流設定値との偏差に対応する所定の変化量により加減
するようにした請求項2に係わる電気洗濯機とすること
により、インバータ回路の出力周波数に応じて、同期は
ずれしない程度の電流を常に流すことで、同期はずれを
防止することができる。また、たとえば、洗濯物の量が
多いために同期はずれが起こっても、電機子巻線には回
転子の永久磁石による逆起電力が発生しないために前記
電機子巻線に大電流が流れる事態を防止することができ
る。
【0107】請求項4に係わる本発明は、制御手段は、
電動機の起動時には、まず所定のスイッチング手段を所
定期間オンとし、前記所定期間を経過した後に回転速度
設定値を徐々に増加させて設定するようにした請求項1
ないし請求項3のいずれかに係わる電気洗濯機とするこ
とにより、起動時において回転子を構成する永久磁石の
位置を所定の位置に固定でき、その位置を基準に回転磁
界を発生させて起動するので、起動時の同期はずれを防
止できるとともに、前記電動機が逆方向に回転すること
も防止することができる。
電動機の起動時には、まず所定のスイッチング手段を所
定期間オンとし、前記所定期間を経過した後に回転速度
設定値を徐々に増加させて設定するようにした請求項1
ないし請求項3のいずれかに係わる電気洗濯機とするこ
とにより、起動時において回転子を構成する永久磁石の
位置を所定の位置に固定でき、その位置を基準に回転磁
界を発生させて起動するので、起動時の同期はずれを防
止できるとともに、前記電動機が逆方向に回転すること
も防止することができる。
【0108】請求項5に係わる本発明は、制御手段が電
動機の起動時にまず所定のスイッチング手段を所定期間
オンとするとき、通電比制御手段は、前記所定期間にお
ける通電比設定値を前記電動機の過電流および騒音を考
慮して設定するようにした請求項4に係わる電気洗濯機
とすることにより、電機子巻線に流れる電流を抑えるこ
とができ、前記電機子巻線に流れる電流が大きくなるこ
とにより発生する騒音を低減することができる。
動機の起動時にまず所定のスイッチング手段を所定期間
オンとするとき、通電比制御手段は、前記所定期間にお
ける通電比設定値を前記電動機の過電流および騒音を考
慮して設定するようにした請求項4に係わる電気洗濯機
とすることにより、電機子巻線に流れる電流を抑えるこ
とができ、前記電機子巻線に流れる電流が大きくなるこ
とにより発生する騒音を低減することができる。
【0109】請求項6に係わる本発明は、制御手段は、
電動機の起動時に徐々に増加して設定する回転速度設定
値を、経過時間に比例して増加する回転速度設定値とす
るようにした請求項1ないし請求項5のいずれかに係わ
る電気洗濯機とすることにより、比較的簡単な制御で、
かつ同期はずれを起こして停止しないように起動するこ
とができる。
電動機の起動時に徐々に増加して設定する回転速度設定
値を、経過時間に比例して増加する回転速度設定値とす
るようにした請求項1ないし請求項5のいずれかに係わ
る電気洗濯機とすることにより、比較的簡単な制御で、
かつ同期はずれを起こして停止しないように起動するこ
とができる。
【0110】請求項7に係わる本発明は、制御手段は、
電動機の起動時に徐々に増加して設定する回転速度設定
値を、経過時間の二乗に比例して増加する回転速度設定
値とするようにした請求項1ないし請求項5のいずれか
に係わる電気洗濯機とすることにより、起動開始時の立
ち上がり時点ではさらに低速で回転させることにより、
同期はずれを確実に防止して起動できるとともに、所定
の回転速度設定値に達するまでの時間を短くすることが
できる。
電動機の起動時に徐々に増加して設定する回転速度設定
値を、経過時間の二乗に比例して増加する回転速度設定
値とするようにした請求項1ないし請求項5のいずれか
に係わる電気洗濯機とすることにより、起動開始時の立
ち上がり時点ではさらに低速で回転させることにより、
同期はずれを確実に防止して起動できるとともに、所定
の回転速度設定値に達するまでの時間を短くすることが
できる。
【0111】請求項8に係わる本発明は、制御手段は、
電動機の起動時に徐々に増加して設定する回転速度設定
値を、所定期間は経過時間の二乗に比例して増加する回
転速度設定値とし、前記所定期間の経過後はその後の経
過時間に比例して増加する回転速度設定値とするように
した請求項1ないし請求項5のいずれかに係わる電気洗
濯機とすることにより、簡単な制御により、起動開始時
の立ち上がり時点では非常に低速で回転駆動することに
より同期はずれを防止するとともに、その後の速度増加
中は速やかに増速して同期はずれによる動作停止を防止
することができる。
電動機の起動時に徐々に増加して設定する回転速度設定
値を、所定期間は経過時間の二乗に比例して増加する回
転速度設定値とし、前記所定期間の経過後はその後の経
過時間に比例して増加する回転速度設定値とするように
した請求項1ないし請求項5のいずれかに係わる電気洗
濯機とすることにより、簡単な制御により、起動開始時
の立ち上がり時点では非常に低速で回転駆動することに
より同期はずれを防止するとともに、その後の速度増加
中は速やかに増速して同期はずれによる動作停止を防止
することができる。
【図1】本発明の電気洗濯機の実施例1ないし実施例8
におけるインバータ装置の構成を示すブロック図
におけるインバータ装置の構成を示すブロック図
【図2】同実施例の構成を示す側断面図
【図3】同実施例における電動機の制御動作を示すフロ
ーチャート
ーチャート
【図4】本発明の電気洗濯機の実施例1におけるインバ
ータ回路の動作を示すタイミングチャート
ータ回路の動作を示すタイミングチャート
【図5】同実施例の起動制御における回転速度設定値を
示すタイムチャート
示すタイムチャート
【図6】本発明の電気洗濯機の実施例2の起動制御にお
ける回転速度設定値および通電比設定値を示すタイムチ
ャート
ける回転速度設定値および通電比設定値を示すタイムチ
ャート
【図7】本発明の電気洗濯機の実施例3の起動制御にお
ける通電比変化量設定値を示すタイムチャート
ける通電比変化量設定値を示すタイムチャート
【図8】同実施例の起動制御における回転速度設定値、
通電比設定値、および電流設定値を示すタイムチャート
通電比設定値、および電流設定値を示すタイムチャート
【図9】本発明の電気洗濯機の実施例4の起動制御にお
けるインバータ回路の動作を示すタイミングチャート
けるインバータ回路の動作を示すタイミングチャート
【図10】本発明の電気洗濯機の実施例5の起動制御に
おけるインバータ回路の動作、および通電比設定値を示
すタイミングチャート
おけるインバータ回路の動作、および通電比設定値を示
すタイミングチャート
【図11】本発明の電気洗濯機の実施例6の起動制御に
おける回転速度設定値および回転加速度設定値を示すタ
イムチャート
おける回転速度設定値および回転加速度設定値を示すタ
イムチャート
【図12】本発明の電気洗濯機の実施例7の起動制御に
おける回転速度設定値および回転加速度設定値を示すタ
イムチャート
おける回転速度設定値および回転加速度設定値を示すタ
イムチャート
【図13】本発明の電気洗濯機の実施例8の起動制御に
おける回転速度設定値および回転加速度設定値を示すタ
イムチャート
おける回転速度設定値および回転加速度設定値を示すタ
イムチャート
【図14】従来の電気洗濯機におけるインバータ装置の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図15】同電気洗濯機のシステム構成を示す側断面図
1 交流電源 2 整流回路 2a ダイオードブリッジ 2b、2c コンデンサ 3 インバータ回路 3a〜3f スイッチング手段 4 電動機 4a〜4c 電機子巻線 4d 永久磁石 5 位置検知手段 5a〜5c ホールIC 6 制御手段 7 駆動回路 8 水受け槽 9 撹拌翼 10 洗濯兼脱水槽 11 サスペンション 12 洗濯機本体 13 減速機構 14 給水弁 15 排水弁 16 電圧検知手段 16a〜16c 積分回路 16d〜16f コンパレータ 17 速度検知手段 18 通電比制御手段 19 電流検知手段 19a 電流検知抵抗 19b 第1のピークホールド回路 19c 増幅回路 19d 第2のピークホールド回路 A1、As 回転加速度設定値 N1、N2、Ns 回転速度設定値 D1、D2、D3、Ds 通電比設定値 I1、I2、Is 電流設定値 d1、d2 通電比変化量設定値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤濤 知也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小林 保道 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA10 BA03 BB02 BB19 CA06 CB06 KA33 KB08 LA02 LB18 LB23 LC02 LC15 MA01 MA07 MA08 MA09 5H007 AA01 AA06 BB06 CA01 CB05 CC23 DA03 DA05 DB07 DB12 DC02 DC05 DC07 EA02 FA03 GA01 GA02 5H576 AA12 BB04 CC05 DD07 EE10 EE11 FF01 FF02 GG04 GG05 HA04 HB02 JJ03 KK06 LL16 LL22 LL24 LL41
Claims (8)
- 【請求項1】 回転子に永久磁石、固定子に電機子巻線
を備えた電動機と、前記電動機に接続したインバータ回
路と、前記回転子の回転駆動中に前記電機子巻線に発生
する逆起電力を検知する電圧検知手段と、前記電動機の
回転速度を検知する速度検知手段と、前記インバータ回
路を構成する複数のスイッチング手段のオン期間におけ
る通電比を制御する通電比制御手段と、前記スイッチン
グ手段のオンオフおよび全体の動作を制御する制御手段
とを備え、前記制御手段は、前記電圧検知手段の出力に
基づき前記電動機を回転方向に応じて回転速度が所定の
回転速度設定値になるように前記スイッチング手段をオ
ンオフ制御して駆動し、前記電動機の起動時には、前記
回転速度設定値を徐々に増加させて起動するようにした
電気洗濯機。 - 【請求項2】 通電比制御手段は、電動機の起動時に
は、徐々に増加して設定される回転速度設定値に対応し
て通電比設定値を設定するようにした請求項1記載の電
気洗濯機。 - 【請求項3】 電機子巻線に流れる電流に相当する電流
を検知する電流検知手段を備え、通電比制御手段は、電
動機の起動時には、回転速度設定値に対応して設定する
通電比設定値を、前記電流検知手段により検知した電流
値と制御手段が設定している電流設定値との偏差に対応
する所定の変化量により加減するようにした請求項2記
載の電気洗濯機。 - 【請求項4】 制御手段は、電動機の起動時には、まず
所定のスイッチング手段を所定期間オンとし、前記所定
期間を経過した後に回転速度設定値を徐々に増加させて
設定するようにした請求項1ないし請求項3のいずれか
に記載の電気洗濯機。 - 【請求項5】 制御手段が電動機の起動時にまず所定の
スイッチング手段を所定期間オンとするとき、通電比制
御手段は、前記所定期間における通電比設定値を前記電
動機の過電流および騒音を考慮して設定するようにした
請求項4記載の電気洗濯機。 - 【請求項6】 制御手段は、電動機の起動時に徐々に増
加して設定する回転速度設定値を、経過時間に比例して
増加する回転速度設定値とするようにした請求項1ない
し請求項5のいずれかに記載の電気洗濯機。 - 【請求項7】 制御手段は、電動機の起動時に徐々に増
加して設定する回転速度設定値を、経過時間の二乗に比
例して増加する回転速度設定値とするようにした請求項
1ないし請求項5のいずれかに記載の電気洗濯機。 - 【請求項8】 制御手段は、電動機の起動時に徐々に増
加して設定する回転速度設定値を、所定期間は経過時間
の二乗に比例して増加する回転速度設定値とし、前記所
定期間の経過後はその後の経過時間に比例して増加する
回転速度設定値とするようにした請求項1ないし請求項
5のいずれかに記載の電気洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000003275A JP2001190887A (ja) | 2000-01-12 | 2000-01-12 | 電気洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000003275A JP2001190887A (ja) | 2000-01-12 | 2000-01-12 | 電気洗濯機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001190887A true JP2001190887A (ja) | 2001-07-17 |
Family
ID=18532249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000003275A Pending JP2001190887A (ja) | 2000-01-12 | 2000-01-12 | 電気洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001190887A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003111486A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-11 | Kusatsu Electric Co Ltd | 定点停止機能付き電動機 |
| JP2006042413A (ja) * | 2004-07-22 | 2006-02-09 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | インバータ装置 |
| US8519651B2 (en) | 2010-10-11 | 2013-08-27 | Mabe, S.A. De C.V. | Dephasing control |
| JP2017038956A (ja) * | 2016-11-15 | 2017-02-23 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 洗濯機 |
-
2000
- 2000-01-12 JP JP2000003275A patent/JP2001190887A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003111486A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-11 | Kusatsu Electric Co Ltd | 定点停止機能付き電動機 |
| JP2006042413A (ja) * | 2004-07-22 | 2006-02-09 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | インバータ装置 |
| US8519651B2 (en) | 2010-10-11 | 2013-08-27 | Mabe, S.A. De C.V. | Dephasing control |
| JP2017038956A (ja) * | 2016-11-15 | 2017-02-23 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 洗濯機 |
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