JP2001188880A - 識別タグ及びタグ識別システム - Google Patents
識別タグ及びタグ識別システムInfo
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- JP2001188880A JP2001188880A JP2000347625A JP2000347625A JP2001188880A JP 2001188880 A JP2001188880 A JP 2001188880A JP 2000347625 A JP2000347625 A JP 2000347625A JP 2000347625 A JP2000347625 A JP 2000347625A JP 2001188880 A JP2001188880 A JP 2001188880A
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- tag
- laser
- tags
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K19/00—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
- G06K19/06—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
- G06K19/06009—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code with optically detectable marking
- G06K19/06046—Constructional details
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハンドヘルドコンピュータを使用して遠距離
から容易に読み取ることができる、あるいは非イメージ
ング室内走査システムを使用して自動的にタグ付き物体
の位置を決定できるタグシステムを提供する。 【解決手段】 本発明に係る外部起動型電子タグ54の
ためのレーザー位置突止め・追跡システム10は、室内
のタグ付き物体50,52又は54の位置を正確に突き
止め、かつ識別することができる。本システムは、レー
ザービームを走査する少なくとも1個のレーザベースス
テーション20を備え、入射レーザビームに応答してデ
ータ信号を出す複数のタグの識別と空間的位置決めをサ
ポートする。本システム10は、レーザベースステーシ
ョン20から入力を受け取り、位置の状態記録とタグの
情報内容を保存する。位置は1個またはそれ以上のレー
ザベースステーションに対するタグの角位置によって随
意に決定できる。タグは、受動形(内部電源をもたな
い)、または能動形(データ同時通信要素へ電力を供給
する内部電源をもつ)である。
から容易に読み取ることができる、あるいは非イメージ
ング室内走査システムを使用して自動的にタグ付き物体
の位置を決定できるタグシステムを提供する。 【解決手段】 本発明に係る外部起動型電子タグ54の
ためのレーザー位置突止め・追跡システム10は、室内
のタグ付き物体50,52又は54の位置を正確に突き
止め、かつ識別することができる。本システムは、レー
ザービームを走査する少なくとも1個のレーザベースス
テーション20を備え、入射レーザビームに応答してデ
ータ信号を出す複数のタグの識別と空間的位置決めをサ
ポートする。本システム10は、レーザベースステーシ
ョン20から入力を受け取り、位置の状態記録とタグの
情報内容を保存する。位置は1個またはそれ以上のレー
ザベースステーションに対するタグの角位置によって随
意に決定できる。タグは、受動形(内部電源をもたな
い)、または能動形(データ同時通信要素へ電力を供給
する内部電源をもつ)である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ走査システムに
おいて使用するのに適したパターン付き再帰反射タグに
関する。より詳細には、本発明は、固定レーザ可読領域
と動的変化可能なレーザ可読領域の両方をもつ多層タグ
に関する。
おいて使用するのに適したパターン付き再帰反射タグに
関する。より詳細には、本発明は、固定レーザ可読領域
と動的変化可能なレーザ可読領域の両方をもつ多層タグ
に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】識別、セキュリティお
よび組織化の面で支援のため物にタグを付けることは、
ビジネスにおいて広く採用されている。受動形タグシス
テムは、通常のバーコードタグ、マイクロ波で検出でき
るタグ、またはコンピュータで読取り可能な英数字がマ
ークされたタグを含んでいる。しかし、全てのこれらの
タグシステムは、一般に、タグ読取り装置とタグが近接
していること(一般に1メートル未満)が必要である。
1〜5メートルの範囲のタグを識別する必要がある用途
の場合は、内蔵電源を備えた能動形タグを使用して、無
線パルスまたは赤外線パルスを同時通信することができ
る。しかし、そのような能動形デバイスは、高価で、一
般に電力コストが高く、かつ高価なバッテリまたは光起
電力電源装置を必要とするので、数百または数千のタグ
を必要とする用途には適さない。
よび組織化の面で支援のため物にタグを付けることは、
ビジネスにおいて広く採用されている。受動形タグシス
テムは、通常のバーコードタグ、マイクロ波で検出でき
るタグ、またはコンピュータで読取り可能な英数字がマ
ークされたタグを含んでいる。しかし、全てのこれらの
タグシステムは、一般に、タグ読取り装置とタグが近接
していること(一般に1メートル未満)が必要である。
1〜5メートルの範囲のタグを識別する必要がある用途
の場合は、内蔵電源を備えた能動形タグを使用して、無
線パルスまたは赤外線パルスを同時通信することができ
る。しかし、そのような能動形デバイスは、高価で、一
般に電力コストが高く、かつ高価なバッテリまたは光起
電力電源装置を必要とするので、数百または数千のタグ
を必要とする用途には適さない。
【0003】さらに、従来の受動形(たとえば、光学的
に読取り可能なバーコード)タグまたは能動形(たとえ
ば、赤外線放射)タグは、部屋サイズの区域においてそ
の正確な位置を決定することが困難な場合がある。要望
されているものは、ハンドヘルドコンピュータまたはパ
ームサイズコンピュータのような増補ポータブルコンピ
ュータデバイスを使用して遠距離から容易に読み取るこ
とができる、あるいは非イメージング室内走査システム
を使用して自動的に位置を決定することができる(ユー
ザの助けなしに)タグシステムである。そのようなタグ
システムは、近くのコンピュータ間の局所通信をサポー
トすることができ、より一般的には、タグからのデータ
信号と関係のあるワイヤレスネットワーク通信またはイ
ンターネットワーク通信をサポートすることができる。
適当なポータブルコンピュータを着装したユーザは、た
とえば、局所タグから識別情報を受信することができる
し、位置状態やタグ付き物体についての識別情報や、タ
グについての前の状態変化の記録を記憶するネットワー
ク接続の更新可能データベースと連絡することができ
る。
に読取り可能なバーコード)タグまたは能動形(たとえ
ば、赤外線放射)タグは、部屋サイズの区域においてそ
の正確な位置を決定することが困難な場合がある。要望
されているものは、ハンドヘルドコンピュータまたはパ
ームサイズコンピュータのような増補ポータブルコンピ
ュータデバイスを使用して遠距離から容易に読み取るこ
とができる、あるいは非イメージング室内走査システム
を使用して自動的に位置を決定することができる(ユー
ザの助けなしに)タグシステムである。そのようなタグ
システムは、近くのコンピュータ間の局所通信をサポー
トすることができ、より一般的には、タグからのデータ
信号と関係のあるワイヤレスネットワーク通信またはイ
ンターネットワーク通信をサポートすることができる。
適当なポータブルコンピュータを着装したユーザは、た
とえば、局所タグから識別情報を受信することができる
し、位置状態やタグ付き物体についての識別情報や、タ
グについての前の状態変化の記録を記憶するネットワー
ク接続の更新可能データベースと連絡することができ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、好ましい実施
例において、外部起動型電子タグのためのレーザ位置突
止め追跡システムを提供する。そのような非イメージン
グシステムは、閉空間(たとえば、部屋または事務所)
内のタグ付き物体の位置を正確に突き止め、かつ識別す
ることができる。本システムは、レーザビームを走査す
る少なくとも1個のレーザベースステーションを備え、
入射レーザビームに応答してデータ信号を出す複数のタ
グの識別と空間的位置決めをサポートする。タグ追跡シ
ステムは、レーザベースステーションから入力を受け取
り、位置の状態記録とタグの情報内容を保存する。位置
は1個またはそれ以上のレーザベースステーションに対
するタグの角位置によって随意に決定することができ
る。タグは、受動形(内部電源をもたない)、または能
動形(データ同時通信要素へ電力を供給する内部電源を
もつ)である。
例において、外部起動型電子タグのためのレーザ位置突
止め追跡システムを提供する。そのような非イメージン
グシステムは、閉空間(たとえば、部屋または事務所)
内のタグ付き物体の位置を正確に突き止め、かつ識別す
ることができる。本システムは、レーザビームを走査す
る少なくとも1個のレーザベースステーションを備え、
入射レーザビームに応答してデータ信号を出す複数のタ
グの識別と空間的位置決めをサポートする。タグ追跡シ
ステムは、レーザベースステーションから入力を受け取
り、位置の状態記録とタグの情報内容を保存する。位置
は1個またはそれ以上のレーザベースステーションに対
するタグの角位置によって随意に決定することができ
る。タグは、受動形(内部電源をもたない)、または能
動形(データ同時通信要素へ電力を供給する内部電源を
もつ)である。
【0005】外部光起動型の低電力能動形電子タグは、
本発明のタグ追跡システムと共同して使用するのに特に
有用である。そのような低電力電子タグとタグ追跡シス
テムは、外部から有向光パルスでトリガーされる識別回
路をもつ赤外線タグまたは無線周波数タグを使用でき
る。そのようなタグは、一般に、内部電源(たとえば、
バッテリ)、マイクロコントローラで制御され内部電源
から電力が供給される同時通信要素、および入射レーザ
ビームで起動され前記データ同時通信要素によるデータ
同時通信をトリガーするレーザビームトリガー回路を有
する。データ同時通信は、光信号、赤外線信号、無線信
号、または音響信号であってもよい。好ましいデータ同
時通信規格は、コネクションレスIrDAプロトコルパ
ルス変調赤外線データ信号を基礎にしている。上記の信
号は、携帯コンピュータ、ラップトップコンピュータ、
あるいはパームトップコンピュータと一緒に使用される
通常の赤外線トランシーバーによって検出できる。タグ
は、たとえばパームトップコンピュータに取り付けられ
た低電力レーザで容易に起動させれるので、ユーザは遠
距離からタグの起動を指示することができる。代わり
に、自動レーザ走査システムを使用して、連続的かつ自
動的にタグ位置を追跡することができる。
本発明のタグ追跡システムと共同して使用するのに特に
有用である。そのような低電力電子タグとタグ追跡シス
テムは、外部から有向光パルスでトリガーされる識別回
路をもつ赤外線タグまたは無線周波数タグを使用でき
る。そのようなタグは、一般に、内部電源(たとえば、
バッテリ)、マイクロコントローラで制御され内部電源
から電力が供給される同時通信要素、および入射レーザ
ビームで起動され前記データ同時通信要素によるデータ
同時通信をトリガーするレーザビームトリガー回路を有
する。データ同時通信は、光信号、赤外線信号、無線信
号、または音響信号であってもよい。好ましいデータ同
時通信規格は、コネクションレスIrDAプロトコルパ
ルス変調赤外線データ信号を基礎にしている。上記の信
号は、携帯コンピュータ、ラップトップコンピュータ、
あるいはパームトップコンピュータと一緒に使用される
通常の赤外線トランシーバーによって検出できる。タグ
は、たとえばパームトップコンピュータに取り付けられ
た低電力レーザで容易に起動させれるので、ユーザは遠
距離からタグの起動を指示することができる。代わり
に、自動レーザ走査システムを使用して、連続的かつ自
動的にタグ位置を追跡することができる。
【0006】本発明の好ましい別の実施例は、レーザ走
査システムにおいて使用できるパターン付き再帰反射タ
グを提供する。そのようなパターン付き再帰反射タグ
は、一般に多層であり、固定レーザ可読領域と動的変化
可能レーザ可読領域をもつことができる。一般に、タグ
識別システムは、入射光ビームを反射する再帰反射基層
と、再帰反射基層の再帰反射率を選択的に減少させるパ
ターン付きインディシア(patterned indicia)をもつタ
グを含んでいるであろう。コンピュータに接続された携
帯(ハンドヘルド)または固定レーザビームベースステ
ーションは、タグを読み取り、読み取ったタグを情報
(コンピュータ制御のためのデータまたはコマンドを含
む)に関連づけることができる。
査システムにおいて使用できるパターン付き再帰反射タ
グを提供する。そのようなパターン付き再帰反射タグ
は、一般に多層であり、固定レーザ可読領域と動的変化
可能レーザ可読領域をもつことができる。一般に、タグ
識別システムは、入射光ビームを反射する再帰反射基層
と、再帰反射基層の再帰反射率を選択的に減少させるパ
ターン付きインディシア(patterned indicia)をもつタ
グを含んでいるであろう。コンピュータに接続された携
帯(ハンドヘルド)または固定レーザビームベースステ
ーションは、タグを読み取り、読み取ったタグを情報
(コンピュータ制御のためのデータまたはコマンドを含
む)に関連づけることができる。
【0007】好ましい実施例において、タグのパターン
付きインディシアは再帰反射基層の部分を選択的に無効
にすることによって形成される。代案として、表面に印
刷する方法、表面に塗装する方法、または他の適当な方
法で再帰反射基層の部分を選択的に覆い隠すことによっ
て、パターン付きインディシアを形成することができ
る。多層タグの実施例においては、再帰反射基層を覆っ
ている印刷可能な実質上透明な被覆層を印刷に用いるこ
とができる。受動形タグにある種の能動要素を追加する
さらに別の実施例の場合は、電気的に変調可能な領域
(例えば、LCD、エレクトロクロミック物質、または
他の通常の低電力で電気的に不透明化できる物質)を使
用して、再帰反射基層の部分を選択的に覆い隠すことが
できる。一般に、不透明化された、すなわち覆い隠され
た領域は通常のバーコードを模した一連のストライプと
してパターンが付けられるが、もちろん他のコード化パ
ターンを使用することができる。
付きインディシアは再帰反射基層の部分を選択的に無効
にすることによって形成される。代案として、表面に印
刷する方法、表面に塗装する方法、または他の適当な方
法で再帰反射基層の部分を選択的に覆い隠すことによっ
て、パターン付きインディシアを形成することができ
る。多層タグの実施例においては、再帰反射基層を覆っ
ている印刷可能な実質上透明な被覆層を印刷に用いるこ
とができる。受動形タグにある種の能動要素を追加する
さらに別の実施例の場合は、電気的に変調可能な領域
(例えば、LCD、エレクトロクロミック物質、または
他の通常の低電力で電気的に不透明化できる物質)を使
用して、再帰反射基層の部分を選択的に覆い隠すことが
できる。一般に、不透明化された、すなわち覆い隠され
た領域は通常のバーコードを模した一連のストライプと
してパターンが付けられるが、もちろん他のコード化パ
ターンを使用することができる。
【0008】上に述べた受動形タグ、能動形タグ、また
はそれらを組み合わせたタグを使用する本発明の更に別
の実施例は、光反射タグ間または光放射タグ間の関係を
追跡することによって、非イメージングスキャナ(たと
えば、レーザ走査システム)を使用する仮想制御システ
ムに配慮する。都合の良いことに、上記の非イメージン
グシステムは、光反射タグまたは光放射タグ位置間の相
互関係に基づいて仮想制御を識別することができる。一
般に、ユーザ操作型仮想制御システムは、レーザベース
ステーションを使用して部屋の隅から隅までレーザビー
ムを走査し、入射したレーザビームに応答して複数のタ
グが生成したデータ信号を検出することが必要である。
複数のタグの位置変化を追跡することによって、タグの
位置関係を認識することができるし、複数のタグの少な
くとも1個のタグのユーザが定義した位置変化に応じて
制御信号を与えることができる。タグ位置の変化は、
(たとえば、1個のレーザベースステーションを用い
て)相対的に決定できるし、あるいは絶対的3次元の位
置変化は(例えば、2個またはそれ以上のレーザベース
ステーション、または無線信号に応答するアンテナグリ
ッドアレーなどの他の位置検出機構を用いて)決定する
ことができる。最も好ましい実施例においては、受動形
再帰反射器が使用されている。
はそれらを組み合わせたタグを使用する本発明の更に別
の実施例は、光反射タグ間または光放射タグ間の関係を
追跡することによって、非イメージングスキャナ(たと
えば、レーザ走査システム)を使用する仮想制御システ
ムに配慮する。都合の良いことに、上記の非イメージン
グシステムは、光反射タグまたは光放射タグ位置間の相
互関係に基づいて仮想制御を識別することができる。一
般に、ユーザ操作型仮想制御システムは、レーザベース
ステーションを使用して部屋の隅から隅までレーザビー
ムを走査し、入射したレーザビームに応答して複数のタ
グが生成したデータ信号を検出することが必要である。
複数のタグの位置変化を追跡することによって、タグの
位置関係を認識することができるし、複数のタグの少な
くとも1個のタグのユーザが定義した位置変化に応じて
制御信号を与えることができる。タグ位置の変化は、
(たとえば、1個のレーザベースステーションを用い
て)相対的に決定できるし、あるいは絶対的3次元の位
置変化は(例えば、2個またはそれ以上のレーザベース
ステーション、または無線信号に応答するアンテナグリ
ッドアレーなどの他の位置検出機構を用いて)決定する
ことができる。最も好ましい実施例においては、受動形
再帰反射器が使用されている。
【0009】本発明の或る実施例においては、電磁誘導
起動型電子タグを使用して、タグを起動させたり、位置
を突き止めることができる。そのような無線周波数タグ
は有向電磁パルス(例えば、マイクロレーダまたは狭ビ
ームマイクロ波ソースから)または光パルス(レーザま
たは赤外線)によって外部からトリガーされる。空間的
追跡は、別個の電磁追跡システム、または前に述べたレ
ーザ走査システムを必要とすることがある。
起動型電子タグを使用して、タグを起動させたり、位置
を突き止めることができる。そのような無線周波数タグ
は有向電磁パルス(例えば、マイクロレーダまたは狭ビ
ームマイクロ波ソースから)または光パルス(レーザま
たは赤外線)によって外部からトリガーされる。空間的
追跡は、別個の電磁追跡システム、または前に述べたレ
ーザ走査システムを必要とすることがある。
【0010】電子タグと共同して使用するのに適した電
磁追跡システムの好ましい一実施例は、電子タグの起動
および位置突止めのため埋込み可能なアンテナアレーを
有している。これらの電子タグは、アンテナグリッドア
レーを通して送られた有向電磁パルスによって、あるい
は外部光線または電磁ソースによって、随意に外部から
トリガーできる。空間的位置はアンテナグリッドアレー
の助けを借りて決定される。
磁追跡システムの好ましい一実施例は、電子タグの起動
および位置突止めのため埋込み可能なアンテナアレーを
有している。これらの電子タグは、アンテナグリッドア
レーを通して送られた有向電磁パルスによって、あるい
は外部光線または電磁ソースによって、随意に外部から
トリガーできる。空間的位置はアンテナグリッドアレー
の助けを借りて決定される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に示すように、室内に配置さ
れたタグを識別し追跡するシステム10は、普通の受動
形タグ、普通の能動形タグ、又はトリガー可能なタグの
空間的位置を突き止めるためのさまざまな機構を含むこ
とができる。コストが安いので、データを保存する半導
体メモリ、処理論理およびデータを同時通信するための
小型IRダイオード/アンテナがすべて、丈夫なエポシ
キ、熱可塑性プラスチック、または他の適当なプラスチ
ック容器に埋め込まれた赤外線又は無線周波数(RF)
電子タグを使用することが好ましい。電子タグは、リー
ドオンリーメモリ(ROM)、電子的にプログラム可能
なまたは消去可能なメモリ(EPROMおよびEEPR
OM)、またはフラッシュメモリを含むことができる。
電子タグは長時間持続小形電池、光起電力電源、サーマ
ル変換器、外部から加えられる電磁エネルギーに依存す
る誘導電力変換器、あるいは他の適当な電源によって電
力を供給することができる。或る実施例においては、電
子タグの起動を確認するため、電子タグはユーザフィー
ドバックを与えることもできる。ユーザフィードバック
は、視覚的(たとえば、LED状態ランプを明滅または
オンにする、テキストベースとするディスプレイ表示ま
たはアイコンのディスプレイ表示)、聴覚的(たとえ
ば、可聴ブザー音またはビープ音)、触覚的(たとえ
ば、ボタンが隆起する、または認識可能な構造の回
転)、またはそれらの組合せであってもよい。
れたタグを識別し追跡するシステム10は、普通の受動
形タグ、普通の能動形タグ、又はトリガー可能なタグの
空間的位置を突き止めるためのさまざまな機構を含むこ
とができる。コストが安いので、データを保存する半導
体メモリ、処理論理およびデータを同時通信するための
小型IRダイオード/アンテナがすべて、丈夫なエポシ
キ、熱可塑性プラスチック、または他の適当なプラスチ
ック容器に埋め込まれた赤外線又は無線周波数(RF)
電子タグを使用することが好ましい。電子タグは、リー
ドオンリーメモリ(ROM)、電子的にプログラム可能
なまたは消去可能なメモリ(EPROMおよびEEPR
OM)、またはフラッシュメモリを含むことができる。
電子タグは長時間持続小形電池、光起電力電源、サーマ
ル変換器、外部から加えられる電磁エネルギーに依存す
る誘導電力変換器、あるいは他の適当な電源によって電
力を供給することができる。或る実施例においては、電
子タグの起動を確認するため、電子タグはユーザフィー
ドバックを与えることもできる。ユーザフィードバック
は、視覚的(たとえば、LED状態ランプを明滅または
オンにする、テキストベースとするディスプレイ表示ま
たはアイコンのディスプレイ表示)、聴覚的(たとえ
ば、可聴ブザー音またはビープ音)、触覚的(たとえ
ば、ボタンが隆起する、または認識可能な構造の回
転)、またはそれらの組合せであってもよい。
【0012】タグは部屋の中のどこにでも配置すること
ができる。タグ付き物体を保持できる部屋の適当な表面
としては、通常の壁、天井、床、ピンボード、書込み可
能な黒板またはポーセレインボード、机の作業面、テー
ブルの上面、または壁掛けなどがあるが、それらに限定
されない。たとえば、机の作業面、机の作業面に近い
壁、あるいは机の引出しに恒久的に、または一時的に置
かれたタグも検出することができる。別の実施例におい
ては、物体に取り付けられたタグ付きピンまたはクリッ
プを保持することが可能な単一壁面取付け型ピンボード
を使用することができる。後者の実施例は角度情報のみ
を用いてタグ同士を空間的に区別できるので、単一ベー
スステーションと共同して使用するのに特に有用であ
る。セキュリティ監視に特に適した或る実施例において
は、タグを物体に埋め込むか、または他のやり方ではっ
きり目に見えなくすることができる。
ができる。タグ付き物体を保持できる部屋の適当な表面
としては、通常の壁、天井、床、ピンボード、書込み可
能な黒板またはポーセレインボード、机の作業面、テー
ブルの上面、または壁掛けなどがあるが、それらに限定
されない。たとえば、机の作業面、机の作業面に近い
壁、あるいは机の引出しに恒久的に、または一時的に置
かれたタグも検出することができる。別の実施例におい
ては、物体に取り付けられたタグ付きピンまたはクリッ
プを保持することが可能な単一壁面取付け型ピンボード
を使用することができる。後者の実施例は角度情報のみ
を用いてタグ同士を空間的に区別できるので、単一ベー
スステーションと共同して使用するのに特に有用であ
る。セキュリティ監視に特に適した或る実施例において
は、タグを物体に埋め込むか、または他のやり方ではっ
きり目に見えなくすることができる。
【0013】前述のタグを起動させ、識別し、その位置
を空間的に突き止めるために、さまざまな装置と検出方
式を単独または相互に共同して使用することができる。
例えば、図1は、レーザモジュール26、マイクロ波モ
ジュール28(レーダまたは他のビームレンジングまた
は非レンジングエレクトロマグネチックスを含む)、ま
たは音響モジュール27(超音波、または他のビームレ
ンジングまたは非レンジング音響圧力波を含む)を使用
して、部屋の広い範囲の走査を随意にサポートする走査
ユニット20(ベースステーション)を示す。各モジュ
ールは、部屋を物理的に走査するように設置したジンバ
ル22でもよいし、可動ミラー、拡散格子、位相アレー
技術、または部屋の隅々まで既知の角度で(適当な座標
系に対して)狭幅ビームを走査する他の従来の機構を含
む、適当な走査機構でもよい。理解されるように、複数
の走査ユニットを使用して部屋を完全にカバーすること
ができる。さらに、非レンジングビームを使用している
場合は、複数の走査ユニットによる走査領域の重複によ
って、3次元の位置決めが可能である。たとえば、独自
のレーザビーム反射タグ付き文書へ投射されるように走
査ユニット20と24から向けられたレーザビームから
の角位置情報を整理することによって、システム10は
室内のタグの位置を空間的に突き止めることができる。
この分野の専門家は理解されるように、或る用途につい
ては、タグ付き物体を空間的に区分するのに、単一走査
ユニットからの角度情報のみで済むことがある(たとえ
ば、1つの壁面だけを走査する時、あるいはアレーの複
数の部分が複数のビームを異なる角度で向けることがで
きる位相アレーアンテナを使用して、近くにあるマイク
ロ波タグについて限定された三角測量を行う時)。より
一般的な用途については、情報を共有するため、すなわ
ち共通のコンピュータシステムと通信するため統合され
た複数の走査モジュールが好ましい。
を空間的に突き止めるために、さまざまな装置と検出方
式を単独または相互に共同して使用することができる。
例えば、図1は、レーザモジュール26、マイクロ波モ
ジュール28(レーダまたは他のビームレンジングまた
は非レンジングエレクトロマグネチックスを含む)、ま
たは音響モジュール27(超音波、または他のビームレ
ンジングまたは非レンジング音響圧力波を含む)を使用
して、部屋の広い範囲の走査を随意にサポートする走査
ユニット20(ベースステーション)を示す。各モジュ
ールは、部屋を物理的に走査するように設置したジンバ
ル22でもよいし、可動ミラー、拡散格子、位相アレー
技術、または部屋の隅々まで既知の角度で(適当な座標
系に対して)狭幅ビームを走査する他の従来の機構を含
む、適当な走査機構でもよい。理解されるように、複数
の走査ユニットを使用して部屋を完全にカバーすること
ができる。さらに、非レンジングビームを使用している
場合は、複数の走査ユニットによる走査領域の重複によ
って、3次元の位置決めが可能である。たとえば、独自
のレーザビーム反射タグ付き文書へ投射されるように走
査ユニット20と24から向けられたレーザビームから
の角位置情報を整理することによって、システム10は
室内のタグの位置を空間的に突き止めることができる。
この分野の専門家は理解されるように、或る用途につい
ては、タグ付き物体を空間的に区分するのに、単一走査
ユニットからの角度情報のみで済むことがある(たとえ
ば、1つの壁面だけを走査する時、あるいはアレーの複
数の部分が複数のビームを異なる角度で向けることがで
きる位相アレーアンテナを使用して、近くにあるマイク
ロ波タグについて限定された三角測量を行う時)。より
一般的な用途については、情報を共有するため、すなわ
ち共通のコンピュータシステムと通信するため統合され
た複数の走査モジュールが好ましい。
【0014】或る実施例においては、しっかり固定され
た走査ユニットによって可能である高精度(センチメー
トル程度の位置突止め)は必要でない。簡単に空間的に
位置を突き止められたタグの起動または相対的な位置決
めが必要なすべてであることがある。そのようなケース
では、1個またはそれ以上の光ビームモジュール、電磁
ビームモジュール、または音響ビームモジュールを随意
に搭載した携帯ハンドヘルドコンピュータ12を使用す
ることができる。たとえば、超音波信号発生装置、また
は無線検出器/指向性アンテナ17を使用して、ユーザ
が走査できるビームを投射し、独自のI.D.をもつタグを
トリガーする、タグを読み取る、タグを起動させる、あ
るいはタグと対話することができる。ビームとタグの種
類しだいで、コンピュータ12に搭載された種々の検出
器16(光、赤外線、無線、音波)を使用して、タグの
同一性を確認したり、相対的または低精度の空間的位置
突止めを行うことができる。
た走査ユニットによって可能である高精度(センチメー
トル程度の位置突止め)は必要でない。簡単に空間的に
位置を突き止められたタグの起動または相対的な位置決
めが必要なすべてであることがある。そのようなケース
では、1個またはそれ以上の光ビームモジュール、電磁
ビームモジュール、または音響ビームモジュールを随意
に搭載した携帯ハンドヘルドコンピュータ12を使用す
ることができる。たとえば、超音波信号発生装置、また
は無線検出器/指向性アンテナ17を使用して、ユーザ
が走査できるビームを投射し、独自のI.D.をもつタグを
トリガーする、タグを読み取る、タグを起動させる、あ
るいはタグと対話することができる。ビームとタグの種
類しだいで、コンピュータ12に搭載された種々の検出
器16(光、赤外線、無線、音波)を使用して、タグの
同一性を確認したり、相対的または低精度の空間的位置
突止めを行うことができる。
【0015】本発明のさらに別の実施例においては、ビ
ーム角の明確な決定なしに、空間的位置突止めを行うこ
とができる。たとえば、入射したレーザビーム、電磁ビ
ーム、音響ビームに反応するタグ54は無線データ信号
を出すことができる。この無線データ信号は、壁板、黒
板、または他の適当な材料の中にタグに隣接して配置さ
れた埋設アンテナ格子40で検出することができる。直
交する線42(X軸)と線43(Y軸)に接続された信
号受信機を使用して、最大信号強度に基づいたx−y位
置座標を用いて、同時通信タグの位置を決定することが
できる。タグの同一性は、通常のワイヤレスプロトコル
を使用して、適当な識別用パルス変調、振幅変調、また
は周波数変調データ識別装置の同時通信によって決定さ
れる。
ーム角の明確な決定なしに、空間的位置突止めを行うこ
とができる。たとえば、入射したレーザビーム、電磁ビ
ーム、音響ビームに反応するタグ54は無線データ信号
を出すことができる。この無線データ信号は、壁板、黒
板、または他の適当な材料の中にタグに隣接して配置さ
れた埋設アンテナ格子40で検出することができる。直
交する線42(X軸)と線43(Y軸)に接続された信
号受信機を使用して、最大信号強度に基づいたx−y位
置座標を用いて、同時通信タグの位置を決定することが
できる。タグの同一性は、通常のワイヤレスプロトコル
を使用して、適当な識別用パルス変調、振幅変調、また
は周波数変調データ識別装置の同時通信によって決定さ
れる。
【0016】動作中に使用した空間位置検出機構または
特定のプロトコルがなんであれ、システム10は、一般
に、レーザベースステーションや無線受信機から入力を
受け取るソフトウェアベース型タグ追跡システムをサポ
ートする(光信号、赤外線信号、無線信号、または音波
信号ばかりでなく、通常のシリアルポート、パラレルポ
ート、UBSポート、その他の入力ポートを通じて受け
取った信号を受け取る入力モジュール30を随意にサポ
ートする)ネットワーク接続コンピュータ30を備えて
いる。タグ追跡システムは、タグの位置の状態記録と情
報内容を保存する。
特定のプロトコルがなんであれ、システム10は、一般
に、レーザベースステーションや無線受信機から入力を
受け取るソフトウェアベース型タグ追跡システムをサポ
ートする(光信号、赤外線信号、無線信号、または音波
信号ばかりでなく、通常のシリアルポート、パラレルポ
ート、UBSポート、その他の入力ポートを通じて受け
取った信号を受け取る入力モジュール30を随意にサポ
ートする)ネットワーク接続コンピュータ30を備えて
いる。タグ追跡システムは、タグの位置の状態記録と情
報内容を保存する。
【0017】動作中、図1に示すように、追加、除去、
取替え、再整理、または積重ねによる文書または人工物
の容易な取扱いを可能にするため、文書50または5
2、または物体54にタグを付けることができる。たと
えば、チームのプロジェクトスケジュールは、壁に取り
付けたピンボードにピンで留めた時刻表形式で配列され
た職務分担カードによって表すことができるであろう。
従業員がプロジェクトを離れたり、スケジュールがずれ
たり、その他の問題が生じたとき、上記の職務分担カー
ドを容易に変更することができる、すなわち表示した時
刻表に対し物理的に動かすことができる。タグ付き物体
は文書のことが多いが、それらの物体は、代わりに、磁
石、ピン、接着剤、摩擦力または他の通常な取付け機構
によって取付け可能な物理的なアイコン、その他の物理
的な人工物であってもよい。複数のタグ付き部品の少な
くとも一部の情報内容は、タグから情報(それは電子文
書のアドレスでもよいし、文書の情報自体でもよい)を
転送したり/読み取ることによって直接に確認すること
もできるし、またはコンピュータベース型追跡システム
によって維持される位置をベースとする関係によって確
認することができる。
取替え、再整理、または積重ねによる文書または人工物
の容易な取扱いを可能にするため、文書50または5
2、または物体54にタグを付けることができる。たと
えば、チームのプロジェクトスケジュールは、壁に取り
付けたピンボードにピンで留めた時刻表形式で配列され
た職務分担カードによって表すことができるであろう。
従業員がプロジェクトを離れたり、スケジュールがずれ
たり、その他の問題が生じたとき、上記の職務分担カー
ドを容易に変更することができる、すなわち表示した時
刻表に対し物理的に動かすことができる。タグ付き物体
は文書のことが多いが、それらの物体は、代わりに、磁
石、ピン、接着剤、摩擦力または他の通常な取付け機構
によって取付け可能な物理的なアイコン、その他の物理
的な人工物であってもよい。複数のタグ付き部品の少な
くとも一部の情報内容は、タグから情報(それは電子文
書のアドレスでもよいし、文書の情報自体でもよい)を
転送したり/読み取ることによって直接に確認すること
もできるし、またはコンピュータベース型追跡システム
によって維持される位置をベースとする関係によって確
認することができる。
【0018】都合の良いことに、適当な識別装置、位置
突止め装置、ユーザ入力装置、およびユーザ出力装置と
共同してシステム10を使用し、物理的媒体に印刷さ
れ、壁面などに取外し可能に取り付けられた文書のテキ
ストまたは図形の同一性を確認し、それらをネットワー
ク接続コンピュータでアクセス可能な電子文書に関連づ
けることができる。その他の一般的な用途として、絶対
座標における、あるいはベースステーションまたは他の
タグ付き文書に対する(たとえば、角度の相違)タグ付
き文書または他の物理的人工物の位置を感知することが
含まれる。より進歩した追跡システムを使用して、シス
テム10のユーザが行った検出された動作に基づいて有
用な操作(たとえば、タグ付き文書の位置の変化に基づ
いてデータベースを修正することを含む)を実行するこ
とができる。
突止め装置、ユーザ入力装置、およびユーザ出力装置と
共同してシステム10を使用し、物理的媒体に印刷さ
れ、壁面などに取外し可能に取り付けられた文書のテキ
ストまたは図形の同一性を確認し、それらをネットワー
ク接続コンピュータでアクセス可能な電子文書に関連づ
けることができる。その他の一般的な用途として、絶対
座標における、あるいはベースステーションまたは他の
タグ付き文書に対する(たとえば、角度の相違)タグ付
き文書または他の物理的人工物の位置を感知することが
含まれる。より進歩した追跡システムを使用して、シス
テム10のユーザが行った検出された動作に基づいて有
用な操作(たとえば、タグ付き文書の位置の変化に基づ
いてデータベースを修正することを含む)を実行するこ
とができる。
【0019】図2は、図1に示したようなシステム10
と共同して使用するのに適した1つの適当な低電力光ベ
ース型トリガー回路を示す。図2に示すように、Philip
s 社のBRY39またはBRY62 表面実装パッケー
ジを基礎にした回路60は、データ同時通信用のIR要
素64をサポートする。データはマイクロコントローラ
66に記憶されており、回路60はデータを同時通信す
るため光をLDR62に当てることによってトリガーさ
れ、そのLDR62はシリコン制御スイッチをトリガー
する。データは、ユーザの携帯コンピュータ、または他
の適当な赤外線受信機/検出装置によって受信および処
理するため通常のIrDA規格を使用して同時通信すること
ができる。
と共同して使用するのに適した1つの適当な低電力光ベ
ース型トリガー回路を示す。図2に示すように、Philip
s 社のBRY39またはBRY62 表面実装パッケー
ジを基礎にした回路60は、データ同時通信用のIR要
素64をサポートする。データはマイクロコントローラ
66に記憶されており、回路60はデータを同時通信す
るため光をLDR62に当てることによってトリガーさ
れ、そのLDR62はシリコン制御スイッチをトリガー
する。データは、ユーザの携帯コンピュータ、または他
の適当な赤外線受信機/検出装置によって受信および処
理するため通常のIrDA規格を使用して同時通信すること
ができる。
【0020】動作中、強力光源(たとえばユーザが向け
たレーザ)、または自動走査可能レーザ(たとえば図1
について説明したもの)を使用して、回路60に質問す
る。ハンドヘルド赤色レーザは、特定のタグにねらいを
つけることができるユーザ視認可能なドットを生成し
て、低電力トリガー回路60をサポートすることができ
るので、特に好ましい。ハンドヘルドレーザはコンパク
トで、電池寿命が長く、また多方面に利用できる。通常
のハンドヘルドレーザは、適度な強さとサイズをもつ目
標ドットをユーザから50フィートほど遠くに容易に投
射できるので、本発明に係るデバイスをポイントし、ト
リガーするには理想的である。
たレーザ)、または自動走査可能レーザ(たとえば図1
について説明したもの)を使用して、回路60に質問す
る。ハンドヘルド赤色レーザは、特定のタグにねらいを
つけることができるユーザ視認可能なドットを生成し
て、低電力トリガー回路60をサポートすることができ
るので、特に好ましい。ハンドヘルドレーザはコンパク
トで、電池寿命が長く、また多方面に利用できる。通常
のハンドヘルドレーザは、適度な強さとサイズをもつ目
標ドットをユーザから50フィートほど遠くに容易に投
射できるので、本発明に係るデバイスをポイントし、ト
リガーするには理想的である。
【0021】ユーザ(または、自動コンピュータ制御型
走査レーザ)がビームをLDR60に向けた後、LDR
の抵抗が急激に臨界しきい値以下に下がってシリコン制
御スイッチをトリガーする。一般に、LDRはその表面
に当る光に基づいてその抵抗を変化させる。LDRの最
大抵抗は暗い部屋で10MΩ、明るい部屋で10kΩの
オーダーである。部屋の照明状態を調節するために、抵
抗値を制御する抵抗器すなわちプリセットが直列に置か
れている。これにより、ユーザは抵抗値を選択的に調節
して通常の周囲照明より明るい状態を人工的に作り出
し、シリコン制御スイッチをオンに切り替えることがで
きる。このシリコン制御スイッチの出力はリセット信号
をマイクロコントローラ66へ与えるため使用される。
シリコン制御スイッチおよびマイクロコントローラは、
一般にクイエッセント状態で引き出される電流が10マ
イクロアンペア未満なので、回路用電池の寿命が延び、
かつ多数の電池電源型デバイスのサポートが容易にな
る。
走査レーザ)がビームをLDR60に向けた後、LDR
の抵抗が急激に臨界しきい値以下に下がってシリコン制
御スイッチをトリガーする。一般に、LDRはその表面
に当る光に基づいてその抵抗を変化させる。LDRの最
大抵抗は暗い部屋で10MΩ、明るい部屋で10kΩの
オーダーである。部屋の照明状態を調節するために、抵
抗値を制御する抵抗器すなわちプリセットが直列に置か
れている。これにより、ユーザは抵抗値を選択的に調節
して通常の周囲照明より明るい状態を人工的に作り出
し、シリコン制御スイッチをオンに切り替えることがで
きる。このシリコン制御スイッチの出力はリセット信号
をマイクロコントローラ66へ与えるため使用される。
シリコン制御スイッチおよびマイクロコントローラは、
一般にクイエッセント状態で引き出される電流が10マ
イクロアンペア未満なので、回路用電池の寿命が延び、
かつ多数の電池電源型デバイスのサポートが容易にな
る。
【0022】図3に、本発明に従って使用できる代替ト
リガー方式と同時通信出力方式を略図で示す。図3に示
すように、タグシステム70は、光/赤外線入力部8
0、無線周波数、電磁波、またはビーム状マイクロ波入
力部82、または可聴音/ビーム状超音波入力部84を
含む、種々のトリガー機構72によって随意にトリガー
することができる。同時通信/出力機構76は、同様
に、可視光線/赤外線出力部90、無線周波数、電磁、
またはマイクロ波出力部92、または音響/超音波出力
部94を有することができる。同時通信データはマイク
ロコントローラ/データ記憶素子86からのパルス列に
よって確認される。
リガー方式と同時通信出力方式を略図で示す。図3に示
すように、タグシステム70は、光/赤外線入力部8
0、無線周波数、電磁波、またはビーム状マイクロ波入
力部82、または可聴音/ビーム状超音波入力部84を
含む、種々のトリガー機構72によって随意にトリガー
することができる。同時通信/出力機構76は、同様
に、可視光線/赤外線出力部90、無線周波数、電磁、
またはマイクロ波出力部92、または音響/超音波出力
部94を有することができる。同時通信データはマイク
ロコントローラ/データ記憶素子86からのパルス列に
よって確認される。
【0023】低電力動作を考慮して、マイクロコントロ
ーラ/データ記憶素子86と同時通信/出力機構76を
通常のクイエッセント低電力状態(電池の寿命を延ば
す)から目覚めさせるために、トリガー回路74が使用
される。好ましい実施例においては、トリガー回路74
は、Maxim 社(米国)のMAX837、 MAX931 または同等品
を使用して、トリガー入力電圧レベル(たとえば、光レ
ベル)と論理スイッチングしきい値になる固定規準電圧
を比較する。供給電圧は、2.5V〜11Vにすること
ができる。供給電流は、11Vにおいて数マイクロアン
ペアである。
ーラ/データ記憶素子86と同時通信/出力機構76を
通常のクイエッセント低電力状態(電池の寿命を延ば
す)から目覚めさせるために、トリガー回路74が使用
される。好ましい実施例においては、トリガー回路74
は、Maxim 社(米国)のMAX837、 MAX931 または同等品
を使用して、トリガー入力電圧レベル(たとえば、光レ
ベル)と論理スイッチングしきい値になる固定規準電圧
を比較する。供給電圧は、2.5V〜11Vにすること
ができる。供給電流は、11Vにおいて数マイクロアン
ペアである。
【0024】図4は、タグの位置を突き止める、または
タグをトリガーするため自動走査を必要とする本発明の
諸実施例のための好ましいレーザ光トリガー型タグシス
テム100を示す。システム10は、受動形再帰反射タ
グと共同して使用するのに特に適しており、レーザ10
1(一般に近赤外線であるが,視認可能なレーザ波長を
使用できる)とビームスプリッタ103を備えている。
一般に、レーザ出力は数mVのオーダーであり、ビーム
スプリッタ103の信号損失は3デシベルのオーダーで
ある。或る実施例においては、ビームスプリッタの代わ
りに、低損失光サーキュレータを使用することができ
る。
タグをトリガーするため自動走査を必要とする本発明の
諸実施例のための好ましいレーザ光トリガー型タグシス
テム100を示す。システム10は、受動形再帰反射タ
グと共同して使用するのに特に適しており、レーザ10
1(一般に近赤外線であるが,視認可能なレーザ波長を
使用できる)とビームスプリッタ103を備えている。
一般に、レーザ出力は数mVのオーダーであり、ビーム
スプリッタ103の信号損失は3デシベルのオーダーで
ある。或る実施例においては、ビームスプリッタの代わ
りに、低損失光サーキュレータを使用することができ
る。
【0025】動作中、レーザ101は出ビームを発生
し、ビーム経路102に沿ってビームスプリッタ103
に向ける。ビームスプリッタ103はビームの半分をビ
ーム経路106へ偏向させ、残りの半分を通過させてビ
ーム経路104に沿って光吸収器105へ送り込む。ビ
ーム経路106に沿って進むビームは可動走査ミラー1
07に当って反射される。走査ミラー107はモータ1
08と回転機構109によって回転され、ビームを2次
元または3次元掃引パターンで部屋の隅々に掃引する。
反射されたビームはビーム経路111に沿って進み再帰
反射タグ110に当り、再びビーム経路111および1
06に沿ってビームスプリッタ103へ戻る。戻ってき
たビームの一部分はビームスプリッタ103を通過して
PINダイオード114と増幅器115に達し、戻って
きたビームが検出される。もし戻ってきたビームが認識
可能なデータパターンを有していれば、さらに処理を実
行して、位置と、物体の追跡と識別を確認することがで
きる。
し、ビーム経路102に沿ってビームスプリッタ103
に向ける。ビームスプリッタ103はビームの半分をビ
ーム経路106へ偏向させ、残りの半分を通過させてビ
ーム経路104に沿って光吸収器105へ送り込む。ビ
ーム経路106に沿って進むビームは可動走査ミラー1
07に当って反射される。走査ミラー107はモータ1
08と回転機構109によって回転され、ビームを2次
元または3次元掃引パターンで部屋の隅々に掃引する。
反射されたビームはビーム経路111に沿って進み再帰
反射タグ110に当り、再びビーム経路111および1
06に沿ってビームスプリッタ103へ戻る。戻ってき
たビームの一部分はビームスプリッタ103を通過して
PINダイオード114と増幅器115に達し、戻って
きたビームが検出される。もし戻ってきたビームが認識
可能なデータパターンを有していれば、さらに処理を実
行して、位置と、物体の追跡と識別を確認することがで
きる。
【0026】図5に、図4のシステムと共同して使用す
るのに特に適した本発明の一実施例を示す。受動形タグ
120は高ゲイン再帰反射材料122から作られてい
る。適当な再帰反射タグ材料としては、可撓性弾性基層
上に支持された銀めっきガラス半球の単層として作られ
た“Reflexite”(3M Corporations(米国)の商標名)
があるが、それに限定されない。代わりに、3M Corpora
tionsの“Special Effects Projection Screen 7610”
を使用することができる。それらの材料は高い再帰反射
率を有し、入射光線は、ほんの少し発散し、入射通路に
沿って戻される。たとえば、上記の“7610”材料は、1
度未満の半パワー誘導角と、通常のホワイト拡散器より
1600倍も大きいオン−アクシス応答を有している。
るのに特に適した本発明の一実施例を示す。受動形タグ
120は高ゲイン再帰反射材料122から作られてい
る。適当な再帰反射タグ材料としては、可撓性弾性基層
上に支持された銀めっきガラス半球の単層として作られ
た“Reflexite”(3M Corporations(米国)の商標名)
があるが、それに限定されない。代わりに、3M Corpora
tionsの“Special Effects Projection Screen 7610”
を使用することができる。それらの材料は高い再帰反射
率を有し、入射光線は、ほんの少し発散し、入射通路に
沿って戻される。たとえば、上記の“7610”材料は、1
度未満の半パワー誘導角と、通常のホワイト拡散器より
1600倍も大きいオン−アクシス応答を有している。
【0027】図5に示すように、受動形タグ120の再
帰反射材料122に平行溝124が刻まれているが、銀
めっきガラス半球、コーナー反射器、またはその他の適
当な高再帰反射材料は除かれている。これにより、最小
反射溝124で隔てられた高再帰反射ランド126がも
たらされている。もし通常のバーコード印刷パターンを
模すように刻みを付ければ、溝124は黒色ストライプ
に対応し、他方ランド126は離間した白色間隔ストラ
イプに対応する。図4について検討したようなシステム
を使用すれば、レーザビームが受動形タグ120を横切
って掃引するので、バーコード状のデータ信号を容易に
読み取ることができる。
帰反射材料122に平行溝124が刻まれているが、銀
めっきガラス半球、コーナー反射器、またはその他の適
当な高再帰反射材料は除かれている。これにより、最小
反射溝124で隔てられた高再帰反射ランド126がも
たらされている。もし通常のバーコード印刷パターンを
模すように刻みを付ければ、溝124は黒色ストライプ
に対応し、他方ランド126は離間した白色間隔ストラ
イプに対応する。図4について検討したようなシステム
を使用すれば、レーザビームが受動形タグ120を横切
って掃引するので、バーコード状のデータ信号を容易に
読み取ることができる。
【0028】独自の識別タグの印刷を簡単化するため
に、インクプリンタ、レーザプリンタ、その他の適当な
プリンタを用いた通常のバーコード印刷をサポートする
タグシステムは都合が良い。図6に示すように、印刷可
能な透明被覆層133と、再帰反射基層132(図5に
ついて説明したものと同じようなもの)をもつ多層タグ
130を使用することができる。通常の印刷装置を使用
して透明被覆層133を横切る黒色ストライプ134を
印刷し、再帰反射基層132を選択的に暗くすることに
よって、通常のバーコード印刷(または、他の任意の適
当な識別方式)を模することができる。同様に、図4に
ついて検討したようなシステムを使用すれば、レーザビ
ームが受動形タグ120を横切って掃引して、黒色スト
ライプ134からの最小信号によって隔てられたランド
区域136から再帰反射された光信号のパターンで、デ
ータを読み取るので、バーコード状のデータ信号を容易
に読み取ることができる。
に、インクプリンタ、レーザプリンタ、その他の適当な
プリンタを用いた通常のバーコード印刷をサポートする
タグシステムは都合が良い。図6に示すように、印刷可
能な透明被覆層133と、再帰反射基層132(図5に
ついて説明したものと同じようなもの)をもつ多層タグ
130を使用することができる。通常の印刷装置を使用
して透明被覆層133を横切る黒色ストライプ134を
印刷し、再帰反射基層132を選択的に暗くすることに
よって、通常のバーコード印刷(または、他の任意の適
当な識別方式)を模することができる。同様に、図4に
ついて検討したようなシステムを使用すれば、レーザビ
ームが受動形タグ120を横切って掃引して、黒色スト
ライプ134からの最小信号によって隔てられたランド
区域136から再帰反射された光信号のパターンで、デ
ータを読み取るので、バーコード状のデータ信号を容易
に読み取ることができる。
【0029】図7に、受動要素と能動要素の両方を有す
るタグシステムを示す。図7に示すように、印刷可能な
透明被覆層143と再帰反射基層142(図5および図
6について説明したものと同じようなもの)をもつ多層
タグ140を使用することができる。通常の印刷装置を
使用して、透明被覆層143を横切って黒色ストライプ
145を印刷し、再帰反射基層142を選択的に暗くす
ることによって、通常のバーコード印刷(または、他の
適当な識別方式)を模することができる。図4について
検討したようなシステムを使用すれば、レーザビームが
受動形タグ140を横切って掃引し、黒色ストライプ1
45からの最小信号によって隔てられたランド区域14
6から逆反射された光信号のパターンで、データを読み
取るので、バーコード状のデータ信号を容易に読み取る
ことができる。さらに、変わりやすい情報(たとえば、
運送宛先、タグ付き開箱内の物体の量、等)を、アクテ
ィブLCD層144の助けを借りて読み取ることができ
る。LCDコントローラ149を使用して、アクティブ
LCD層144内に暗領域147を形成し、透明ストラ
イプ148を通して見ることができる下の再帰反射基層
142を暗くできる。上記タグは、都合が良いことに、
事前に印刷した識別用情報を使用することができる同時
に、低コスト低電力タグに局所または物体の特定の情報
を追加することができる。LCDコントローラ149は
小形電池または光起電力電源によって電力を供給でき
る。
るタグシステムを示す。図7に示すように、印刷可能な
透明被覆層143と再帰反射基層142(図5および図
6について説明したものと同じようなもの)をもつ多層
タグ140を使用することができる。通常の印刷装置を
使用して、透明被覆層143を横切って黒色ストライプ
145を印刷し、再帰反射基層142を選択的に暗くす
ることによって、通常のバーコード印刷(または、他の
適当な識別方式)を模することができる。図4について
検討したようなシステムを使用すれば、レーザビームが
受動形タグ140を横切って掃引し、黒色ストライプ1
45からの最小信号によって隔てられたランド区域14
6から逆反射された光信号のパターンで、データを読み
取るので、バーコード状のデータ信号を容易に読み取る
ことができる。さらに、変わりやすい情報(たとえば、
運送宛先、タグ付き開箱内の物体の量、等)を、アクテ
ィブLCD層144の助けを借りて読み取ることができ
る。LCDコントローラ149を使用して、アクティブ
LCD層144内に暗領域147を形成し、透明ストラ
イプ148を通して見ることができる下の再帰反射基層
142を暗くできる。上記タグは、都合が良いことに、
事前に印刷した識別用情報を使用することができる同時
に、低コスト低電力タグに局所または物体の特定の情報
を追加することができる。LCDコントローラ149は
小形電池または光起電力電源によって電力を供給でき
る。
【0030】物体識別子としての直接の使用のほかに、
能動形または受動形タグは、それらの検出された相対位
置または絶対位置に基づいて仮想制御システムの一部と
して使用することができる。たとえば、図8に示すよう
に、再帰反射タグ152、154、および156から仮
想スライダ制御システム150を構成することができ
る。図1と図4について検討したようなタグ位置決め識
別システムを使用して、タグ152と154を制御シス
テム(たとえば、温度コントローラ、光レベルコントロ
ーラ、可聴周波数レベルコントローラ)に関連づけるこ
とができる。「スライダバー」156のその初期位置x
=3からx=7への動きは、非イメージングレーザシス
テムまたは他の適当な追跡システムによって検出され、
要求された温度、光レベル、可聴周波数、または他の指
示された制御量変化に関連づけられる。同様に、ロータ
リ仮想制御システム160は、図9に示すように、タグ
162と回転可能な「ダイヤル」164の相対的方位を
用いるように構成することができる。
能動形または受動形タグは、それらの検出された相対位
置または絶対位置に基づいて仮想制御システムの一部と
して使用することができる。たとえば、図8に示すよう
に、再帰反射タグ152、154、および156から仮
想スライダ制御システム150を構成することができ
る。図1と図4について検討したようなタグ位置決め識
別システムを使用して、タグ152と154を制御シス
テム(たとえば、温度コントローラ、光レベルコントロ
ーラ、可聴周波数レベルコントローラ)に関連づけるこ
とができる。「スライダバー」156のその初期位置x
=3からx=7への動きは、非イメージングレーザシス
テムまたは他の適当な追跡システムによって検出され、
要求された温度、光レベル、可聴周波数、または他の指
示された制御量変化に関連づけられる。同様に、ロータ
リ仮想制御システム160は、図9に示すように、タグ
162と回転可能な「ダイヤル」164の相対的方位を
用いるように構成することができる。
【0031】図8および図9に示すようにタグと共同し
て使用できる上記の仮想制御システムと、図1について
検討した追跡位置決めシステムは、都合の良いことに、
直接ワイヤ接続、高価なディジタルまたはアナログエレ
クトロニクスを必要とせず、適当にタグが付けられた、
またはそれ自身がタグである適当な着色材料または成形
材料で注文設計することができる。この分野の専門家は
理解されるであろうが、タグから読み取られた(感知さ
れた)各識別番号、または感知されたデータ値は、「コ
マンド」としてラベルを付けることができる。特定のデ
ィジタルサービスまたは属性は各コマンドに関連づけら
れる。広く多様な容易に区別できるコマンド(たとえ
ば、識別番号)は単独で強力な仮想ユーザインタフェー
スをコンピュータに提供するが、本発明は多重コマンド
入力に基づいてコンピュータ制御をサポートすることに
よって、コマンドベース型ユーザインタフェースの融通
性をさらに拡張する。1つまたはそれ以上のコマンド
(たとえば、特定の識別番号や感知した状態)の一時的
に同期の組(または重なっている非同期の組)は、タグ
読取り装置で読み取られる。単一コマンドと複数コマン
ドは「センテンス」加入によって次々に拡張できる。
「センテンス」は、1つまたはそれ以上の一時的にばら
ばらのコマンド、すなわちコマンド組として定義され
る。センテンスレベルは、コマンドセンテンスの適切な
選択と、たとえば能動動詞状(active verb-like)コマン
ド(たとえば、“go to”、 “rotate”)、命名名詞状
(naming noun-like)コマンド(たとえば、DOC1. TXT、
“yesterday's viewpoint”、または他のタグに関連づ
けられた文書、物体、またはコマンド)、または結合子
(たとえば、AND)の使用を支配する付随規則とによっ
て入力文法の定義を与える。
て使用できる上記の仮想制御システムと、図1について
検討した追跡位置決めシステムは、都合の良いことに、
直接ワイヤ接続、高価なディジタルまたはアナログエレ
クトロニクスを必要とせず、適当にタグが付けられた、
またはそれ自身がタグである適当な着色材料または成形
材料で注文設計することができる。この分野の専門家は
理解されるであろうが、タグから読み取られた(感知さ
れた)各識別番号、または感知されたデータ値は、「コ
マンド」としてラベルを付けることができる。特定のデ
ィジタルサービスまたは属性は各コマンドに関連づけら
れる。広く多様な容易に区別できるコマンド(たとえ
ば、識別番号)は単独で強力な仮想ユーザインタフェー
スをコンピュータに提供するが、本発明は多重コマンド
入力に基づいてコンピュータ制御をサポートすることに
よって、コマンドベース型ユーザインタフェースの融通
性をさらに拡張する。1つまたはそれ以上のコマンド
(たとえば、特定の識別番号や感知した状態)の一時的
に同期の組(または重なっている非同期の組)は、タグ
読取り装置で読み取られる。単一コマンドと複数コマン
ドは「センテンス」加入によって次々に拡張できる。
「センテンス」は、1つまたはそれ以上の一時的にばら
ばらのコマンド、すなわちコマンド組として定義され
る。センテンスレベルは、コマンドセンテンスの適切な
選択と、たとえば能動動詞状(active verb-like)コマン
ド(たとえば、“go to”、 “rotate”)、命名名詞状
(naming noun-like)コマンド(たとえば、DOC1. TXT、
“yesterday's viewpoint”、または他のタグに関連づ
けられた文書、物体、またはコマンド)、または結合子
(たとえば、AND)の使用を支配する付随規則とによっ
て入力文法の定義を与える。
【図1】埋込み型アンテナアレーを使用する非イメージ
ングレーザ追跡のほかに、電磁追跡およびトリガー操作
をサポートし、ユーザ操作可能な携帯コンピュータ(図
示せず)を使用する電子タグの特殊トリガー操作をサポ
ートするタグ追跡システムを示す斜視図である。
ングレーザ追跡のほかに、電磁追跡およびトリガー操作
をサポートし、ユーザ操作可能な携帯コンピュータ(図
示せず)を使用する電子タグの特殊トリガー操作をサポ
ートするタグ追跡システムを示す斜視図である。
【図2】赤外線タグのための光トリガー回路を示す略図
である。
である。
【図3】本発明に係るタグと共同して使用するのに適し
た種々のトリガー&出力回路を示す略図である。
た種々のトリガー&出力回路を示す略図である。
【図4】非イメージングレーザ走査システムを示す略図
である。
である。
【図5】非イメージング走査レーザシステムと共同して
使用するパターン付き再帰反射タグを示す斜視図であ
る。
使用するパターン付き再帰反射タグを示す斜視図であ
る。
【図6】非イメージング走査レーザシステムと共同して
使用する2層パターン付き再帰反射タグを示す斜視図で
ある。
使用する2層パターン付き再帰反射タグを示す斜視図で
ある。
【図7】非イメージング走査レーザシステムと共同して
使用する容易に認識可能なLCDパターン領域を持つ2
層パターン付き再帰反射タグを示す斜視図である。
使用する容易に認識可能なLCDパターン領域を持つ2
層パターン付き再帰反射タグを示す斜視図である。
【図8】再帰反射タグと非イメージング走査レーザシス
テムを使用する、可能な仮想制御システムを示す略図で
ある。
テムを使用する、可能な仮想制御システムを示す略図で
ある。
【図9】再帰反射タグと非イメージング走査レーザシス
テムを使用する、別の可能な仮想制御システムを示す略
図である。
テムを使用する、別の可能な仮想制御システムを示す略
図である。
10 タグ識別追跡システム 12 携帯ハンドヘルドコンピュータ 14 レーザ 16 検出器 17 超音波信号発生器または無線検出器/指向性アン
テナ 20 走査ユニット(ベースステーション) 22 ジンバル 24 走査ユニット 26 レーザモジュール 27 音響モジュール、 28 マイクロ波モジュール 30 ネットワーク接続コンピュータ 40 埋込み型アンテナ格子 42、43 直交する線 50、52 文書 54 タグ 60 低電力光トリガー回路 62 LDR 64 IR素子 66 マイクロコントローラ 70 タグシステム 72 トリガー機構 74 トリガー回路 76 同時通信/出力機構 80 光/赤外線入力 82 無線周波数、電磁、またはビームマイクロ波入力 84 音響/超音波入力 86 マイクロコントローラ/データ記憶素子 90 光/赤外線出力 92 無線周波数、電磁、またはビームマイクロ波出力 94 音響/超音波出力 100 レーザ光トリガー装置 101 レーザ 102 ビーム経路 103 ビームスプリッタ 104、106 ビーム経路 107 走査ミラー 108 モータ 109 回転機構 110 再帰反射タグ 111 ビーム経路 114 PIN ダイオード 115 増幅器 120 受動形タグ 122 高ゲイン再帰反射材料 124 最小反射溝 126 高反射ランド 130 多層タグ 132 再帰反射基層 133 透明被覆層 134 黒色ストライプ 136 ランド区域 140 多層タグ 142 再帰反射基層 143 印刷可能な透明被覆層 144 アクティブLCD層 145 黒色ストライプ 146 ランド区域 147 暗領域 148 透明ストライプ 149 LCDコントローラ 150 仮想スライダ制御システム 156 再帰反射タグ 160 ロータリ仮想制御システム 162 タグ 164 回転可能なダイヤル
テナ 20 走査ユニット(ベースステーション) 22 ジンバル 24 走査ユニット 26 レーザモジュール 27 音響モジュール、 28 マイクロ波モジュール 30 ネットワーク接続コンピュータ 40 埋込み型アンテナ格子 42、43 直交する線 50、52 文書 54 タグ 60 低電力光トリガー回路 62 LDR 64 IR素子 66 マイクロコントローラ 70 タグシステム 72 トリガー機構 74 トリガー回路 76 同時通信/出力機構 80 光/赤外線入力 82 無線周波数、電磁、またはビームマイクロ波入力 84 音響/超音波入力 86 マイクロコントローラ/データ記憶素子 90 光/赤外線出力 92 無線周波数、電磁、またはビームマイクロ波出力 94 音響/超音波出力 100 レーザ光トリガー装置 101 レーザ 102 ビーム経路 103 ビームスプリッタ 104、106 ビーム経路 107 走査ミラー 108 モータ 109 回転機構 110 再帰反射タグ 111 ビーム経路 114 PIN ダイオード 115 増幅器 120 受動形タグ 122 高ゲイン再帰反射材料 124 最小反射溝 126 高反射ランド 130 多層タグ 132 再帰反射基層 133 透明被覆層 134 黒色ストライプ 136 ランド区域 140 多層タグ 142 再帰反射基層 143 印刷可能な透明被覆層 144 アクティブLCD層 145 黒色ストライプ 146 ランド区域 147 暗領域 148 透明ストライプ 149 LCDコントローラ 150 仮想スライダ制御システム 156 再帰反射タグ 160 ロータリ仮想制御システム 162 タグ 164 回転可能なダイヤル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベヴァリー エル ハリソン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94306 パロ アルト カレッジ アベニ ュー 720 (72)発明者 エル ノーア フローレス アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95073 ソクエル ロデオ グルチ ロー ド 2380 (72)発明者 ロイ ウォント アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94024 ロス アルトス モートン アベ ニュー 1541
Claims (2)
- 【請求項1】 入射光ビームを反射する再帰反射基層
と、再帰反射基層の再帰反射率を選択的に減少させるパ
ターン付きインディシアとから成ることを特徴とする識
別タグ。 - 【請求項2】 タグ識別システムであって、 入射光ビームを反射する再帰反射基層と、再帰反射基層
の再帰反射率を選択的に減少させるパターン付きインデ
ィシアとを有するタグと、 コンピュータに接続されていて、タグを読み取り、読み
取ったタグを情報に関連づけるレーザビームベースステ
ーションとから成ることを特徴とするタグ識別システ
ム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US44787599A | 1999-11-23 | 1999-11-23 | |
US09/447875 | 1999-11-23 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001188880A true JP2001188880A (ja) | 2001-07-10 |
Family
ID=23778098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000347625A Withdrawn JP2001188880A (ja) | 1999-11-23 | 2000-11-15 | 識別タグ及びタグ識別システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1103914A1 (ja) |
JP (1) | JP2001188880A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008065567A (ja) * | 2006-09-06 | 2008-03-21 | Gifu Univ | 注釈表示装置およびこれを用いた注釈表示システム |
KR101243432B1 (ko) | 2006-01-17 | 2013-03-13 | 가부시키가이샤 시세이도 | 정보를 기록한 적층 재료, 이를 부착한 물품, 정보 판독방법 및 판독 장치 |
KR101489863B1 (ko) * | 2014-08-28 | 2015-02-05 | 주식회사 이도링크 | 비콘 단말기 및 그를 활용한 모니터링 시스템 |
WO2020044411A1 (ja) * | 2018-08-27 | 2020-03-05 | 光トライオード株式会社 | レーザ光探索システム |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BRPI0613147B1 (pt) | 2005-06-16 | 2017-11-28 | Avery Dennison Corporation | BACKGROUND OF THE INVENTION The present invention relates to a retro-reflective blade structure, a final incorporating product, a method for manufacturing it, a laminate for manufacturing a plurality of the retro-reflective blade structures, a method of manufacturing a transparent layer for the retro-reflective laminate and a method of manufacturing the tool plate THERMOPLASTIC BLADE FOR MANUFACTURING A TRANSPARENT LAYER FOR RETROREFLETIVE LAMINATION |
DE102016101491A1 (de) * | 2016-01-28 | 2017-08-03 | Bundesdruckerei Gmbh | Sicherheits- oder Wertprodukt mit retroreflektivem Sicherheitselement |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4085314A (en) * | 1976-02-09 | 1978-04-18 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Encodable retroreflective sheeting |
US5237164A (en) * | 1989-05-12 | 1993-08-17 | Sony Corporation | Card having retroreflective bar codes and a magnetic stripe |
US5656360A (en) * | 1996-02-16 | 1997-08-12 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Article with holographic and retroreflective features |
-
2000
- 2000-11-15 EP EP00124927A patent/EP1103914A1/en not_active Withdrawn
- 2000-11-15 JP JP2000347625A patent/JP2001188880A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101243432B1 (ko) | 2006-01-17 | 2013-03-13 | 가부시키가이샤 시세이도 | 정보를 기록한 적층 재료, 이를 부착한 물품, 정보 판독방법 및 판독 장치 |
JP2008065567A (ja) * | 2006-09-06 | 2008-03-21 | Gifu Univ | 注釈表示装置およびこれを用いた注釈表示システム |
KR101489863B1 (ko) * | 2014-08-28 | 2015-02-05 | 주식회사 이도링크 | 비콘 단말기 및 그를 활용한 모니터링 시스템 |
WO2020044411A1 (ja) * | 2018-08-27 | 2020-03-05 | 光トライオード株式会社 | レーザ光探索システム |
JPWO2020044411A1 (ja) * | 2018-08-27 | 2021-08-10 | 光トライオード株式会社 | レーザ光探索システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1103914A1 (en) | 2001-05-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080205 |