JP2001188794A - 音声入力辞書装置及び音声入力辞書制御プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

音声入力辞書装置及び音声入力辞書制御プログラムを記憶した記憶媒体

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JP2001188794A
JP2001188794A JP37461699A JP37461699A JP2001188794A JP 2001188794 A JP2001188794 A JP 2001188794A JP 37461699 A JP37461699 A JP 37461699A JP 37461699 A JP37461699 A JP 37461699A JP 2001188794 A JP2001188794 A JP 2001188794A
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JP37461699A
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Takashi Koshiro
孝 湖城
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】音声で入力したデータを辞書により検索するた
めの音声入力辞書装置であって、キーボード操作に不慣
れなユーザであっても、音声入力のみによりきわめて容
易に辞書引きすること。 【解決手段】音声入力部を介して、例えば「かわがはん
らんする」「の」「はんらん」と、ユーザが話し言葉で
音声入力すると、「かわがはんらんする」は文字認識さ
れて表示部18に表示され、続いて「の」は音声コマン
ドデータメモリに記憶されている[対象単語スタート]
の音声コマンドであると判断されて対象単語フラグがセ
ットされ、続いて「はんらん」は文字認識されると共に
前記対象単語フラグがセットされていることで対象単語
データとして抽出されて対象単語データメモリに記憶さ
れ、所定時間経過による文末判断に応じて前記対象単語
「はんらん」の漢字及び意味内容が辞書データメモリか
ら検索されて表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声で入力したデ
ータを辞書により検索するための音声入力辞書装置及び
音声入力辞書制御プログラムを記憶した記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、漢字やその意味が分からない単
語は辞書を引くことにより調べることができるが、紙の
本からなる辞書は、特に年輩者にとっては小さな字で読
み難いため、入力文字や検索内容が大きく表示されるよ
うにした電子辞書が多様されている。
【0003】しかしながら、このような電子辞書におい
て、検索対象となる単語を入力するには、1文字ずつの
キー操作によって行う必要があるため、キーボードに不
慣れなユーザにとっては不向きである。
【0004】一方、パーソナルコンピュータには、音声
入力機能付きの機種が多数製品化されており、このよう
な音声入力機能付きのパソコンにCD−ROMなどに記
録された辞書ソフトを読み込ませることで、音声入力に
より辞書検索を行うこともできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記音
声入力機能付きのパーソナルコンピュータを利用して音
声入力により辞書検索を行うことができるとしても、キ
ーボードは勿論、パーソナルコンピュータそれ自体に不
慣れなユーザにとっては利用が困難な問題がある。
【0006】本発明は、前記のような問題に鑑みなされ
たもので、キーボード操作に不慣れなユーザであって
も、音声入力のみによりきわめて容易に辞書引きするこ
とが可能になる音声入力辞書装置及び音声入力辞書制御
プログラムを記憶した記憶媒体を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
音声入力辞書装置は、辞書データを記憶する辞書記憶手
段と、音声を入力する音声入力手段と、この音声入力手
段により入力された音声データを認識する音声認識手段
と、検索対象のデータを特定するための音声コマンドを
記憶する音声コマンド記憶手段と、前記音声認識手段に
より認識された音声データから前記音声コマンド記憶手
段に記憶されている音声コマンドに基づき検索対象のデ
ータを特定する対象データ特定手段と、この対象データ
特定手段により特定された検索対象のデータを前記辞書
記憶手段に記憶された辞書データから検索する辞書検索
手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】このような音声入力辞書装置では、音声入
力手段により入力され音声認識手段により認識された音
声データから、音声コマンド記憶手段に記憶されている
音声コマンドに基づき検索対象のデータが特定され、こ
の特定された検索対象のデータが辞書記憶手段に記憶さ
れた辞書データから検索されることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0010】図1は本発明の実施の形態に係る音声入力
辞書装置の電子回路の構成を示すブロック図である。
【0011】この音声入力辞書装置10は、コンピュー
タである制御部(CPU)11を備えている。
【0012】この制御部(CPU)11は、ハードディ
スクやフラュシュメモリ(EEPROM)などを使用し
てなるメモリ12に予め記憶された音声入力辞書制御プ
ログラム12a、音声認識処理プログラム12b、ある
いはフロッピディスクなどの外部記憶媒体13から磁気
ディスク装置などの記憶媒体読み取り部を介して記憶装
置14に書き込まれた音声入力辞書装置の制御プログラ
ム、あるいは外部の通信ネットワークNに接続されたコ
ンピュータ端末から通信部15を介して取り込まれ前記
記憶装置14に記憶された音声入力辞書装置の制御プロ
グラムに従って、回路各部の動作を制御するものであ
る。
【0013】これら音声入力辞書制御プログラム12a
や音声認識処理プログラム12bなどの音声入力辞書装
置用の制御プログラムは、音声入力部16からの音声入
力信号やキー入力部17からのキー入力信号に応じて起
動される。
【0014】この制御部(CPU)11には、前記メモ
リ12、記憶装置14、通信部15、音声入力部16、
キー入力部17が接続される他に、表示部18が接続さ
れる。
【0015】前記メモリ12には、音声入力辞書制御プ
ログラム12a、音声認識処理プログラム12bなどの
この音声入力辞書装置10に搭載された音声入力による
辞書検索機能を司るソフトウエアが予め記憶されると共
に、辞書データメモリ12c、入力音声バッファ12
d、音声コマンドデータメモリ12e、表示音声データ
メモリ12f、対象単語フラグメモリ12g、対象単語
データメモリ12h、検索結果メモリ12i、及び各種
の音声入力辞書検索機能の動作によって一時的に保存が
必要なデータを記憶するためのワークエリア12jが確
保される。
【0016】辞書データメモリ12cには、国語辞書,
英和辞書,和英辞書などの種々の辞書データが予め記憶
される。
【0017】入力音声バッファ12dには、前記音声入
力部16のマイクロフォンを介して入力された音声デー
タがデジタルデータに変換されて記憶される。
【0018】図2は前記音声入力辞書装置の音声コマン
ドデータメモリに記憶される音声コマンドデータを示す
図である。
【0019】音声コマンドデータメモリ12eには、前
記音声入力辞書検索機能において用いられる各種コマン
ドとなる音声データが、予め提供される初期データ、及
び任意に入力される登録データとして記憶される。
【0020】表示音声データメモリ12fには、前記入
力音声バッファ12dに記憶された音声データが文字認
識されて表示部18に表示すべき文字データが記憶され
る。
【0021】対象単語フラグメモリ12gには、音声入
力部16から前記音声コマンドデータメモリ12eに記
憶された「対象単語スタート」に相当する音声コマンド
が入力された際に、これに続いて入力される音声データ
の認識文字列が検索対象となる単語であることを示すた
めのフラグがセットされる。
【0022】対象単語データメモリ12hには、前記対
象単語フラグメモリ12gに対象単語フラグがセットさ
れた状態で、その直後に音声入力されて認識された文字
列が、検索対象となる単語として記憶される。
【0023】検索結果メモリ12iには、前記対象単語
データメモリ12hに記憶された検索対象の単語に対応
して前記辞書データメモリ12cに記憶されている辞書
データから検索された辞書内容が記憶される。
【0024】なお、前記音声入力部16は、マイクロフ
ォンを有し、このマイクロフォンから入力されて増幅さ
れたアナログ音声信号をデジタルデータに変換する機能
を備えている。
【0025】また、キー入力部17は、各種の文字,数
字,記号を入力するためのキー群の他、辞書検索の処理
をキー操作によって指示するための「対象単語スタート
キー」や「文末キー」「次候補キー」「前候補キー」な
どを備えている。
【0026】次に、前記構成による音声入力辞書装置の
動作について説明する。
【0027】図3は前記音声入力辞書装置において音声
入力により辞書の検索を行うための音声辞書処理を示す
フローチャートである。
【0028】まず、この音声入力辞書装置10の電源が
投入されることで、メモリ12に記憶されている音声入
力辞書制御プログラム12aが起動されると、検索対象
単語を含む文字列の入力及び表示待ちの状態となり(ス
テップS1)、これに伴い、キー入力部17からのキー
操作信号が入力されたか否か、音声入力部16からの音
声信号が入力されたか否かの判断待機状態となる(ステ
ップS2→S3)。
【0029】ここで、所定時間(例えば2秒)以上、前
記キー操作信号及び音声信号の何れの信号も入力されな
い場合には、メモリ12ないの対象単語データメモリ1
2hにおいて検索対象となる単語のデータが記憶されて
いるか否か判断され(ステップS4→S5)、検索対象
単語が記憶されてないと判断された場合には、再び前記
キー入力又は音声入力の待機状態に戻る(ステップS5
→S1〜S4)。
【0030】図4は前記音声入力辞書装置の音声辞書処
理に伴う音声入力による辞書検索表示状態を示す図であ
る。
【0031】例えば「はんらん」という単語の漢字や意
味を辞書で検索したい場合に、前記キー入力及び音声入
力の待機状態において(ステップS1〜S5)、図4
(A)に示すように、音声入力部16から「かわがはん
らんする」と音声信号が入力されると、この入力された
「かわがはんらんする」の音声データはメモリ12ない
の入力音声バッファ12dに記憶され、音声コマンドデ
ータメモリ12e(図2参照)に記憶されている何れか
の音声コマンドに一致する音声データであるか否か判断
される(ステップS3→S6)。
【0032】前記入力された音声データ「かわがはんら
んする」は、音声コマンドデータメモリ12eに記憶さ
れている何れの音声コマンドでもないと判断されるの
で、音声認識処理プログラム12bにより文字認識され
た後(ステップS6→S7)、対象単語フラグメモリ1
2gに対象単語フラグがセットされているか否か判断さ
れる(ステップS8)。
【0033】この場合、前記対象単語フラグメモリ12
gに対し対象単語フラグは未だセットされていないの
で、前記音声データから認識された文字列「かわがはん
らんする」は、表示音声データメモリ12fに記憶さ
れ、図4(A)に示すように、表示部18に表示される
(ステップS8→S9)。
【0034】前記音声入力「かわがはんらんする」につ
づいて、図4(B)に示すように、「の」「はんらん」
と音声信号が入力されると、まず、「の」が入力された
際に、当該入力音声「の」が前記音声コマンドデータメ
モリ12eに記憶されている[対象単語スタート]の音
声コマンドであると判断され(ステップS3→S6→S
10)、対象単語データメモリ12hに記憶されている
現在の検索対象単語がクリアされると共に、対象単語フ
ラグメモリ12gにフラグがセットされる(ステップS
11→S12,S13)。
【0035】そして、前記「はんらん」が音声入力され
た際には、音声コマンドではないと判断されて文字認識
された後(ステップS3→S6→S7)、対象単語フラ
グがセットされていると判断され、当該認識された文字
列「はんらん」が対象単語データメモリ12hに記憶さ
れる(ステップS8→S14)。
【0036】こうして「かわがはんらんする」「の」
「はんらん」と順次音声入力されて、認識文字列「かわ
がはんらんする」が表示部18に表示されると共に、
「はんらん」が対象単語データメモリ12hに記憶され
た状態で、キー入力及び音声入力の成されない状態が所
定時間経過したと判断されると、対象単語データありと
判断されるので(ステップS2〜S4→S5)、当該対
象単語データメモリ12hに記憶されている検索対象単
語「はんらん」の漢字及び意味からなる辞書内容が、辞
書データメモリ12cに記憶されている辞書データから
検索されて検索結果メモリ12iに記憶され、図4
(B)に示すように、その検索された単語「氾濫」の部
分を強調させて表示部18に表示される(ステップS1
5,S16)。
【0037】このように、「はんらん」という単語の漢
字や意味を辞書で検索したい場合に、ユーザが話し言葉
のように、「かわがはんらんする」「の」「はんらん」
と音声入力することで、[対象単語スタート]の音声コ
マンド「の」に応じて検索対象単語「はんらん」が抽出
され、その漢字「氾濫」及び意味内容が辞書検索されて
表示されるようになる。
【0038】また、前記同様に、例えば「こうせい」と
いう単語の漢字や意味を辞書で検索したい場合に、前記
キー入力及び音声入力の待機状態において(ステップS
1〜S5)、図4(C)に示すように、音声入力部16
から「かたろぐのこうせいをおこなった」「の」「こう
せい」と音声信号が入力されると、まず始めに入力され
た「かたろぐのこうせいをおこなった」の音声データ
が、音声コマンドデータメモリ12e(図2参照)に記
憶されている何れかの音声コマンドに一致する音声デー
タであるか否か判断される(ステップS3→S6)。
【0039】前記入力された音声データ「かたろぐのこ
うせいをおこなった」は、音声コマンドデータメモリ1
2eに記憶されている何れの音声コマンドでもないと判
断されるので、音声認識処理プログラム12bにより文
字認識された後(ステップS6→S7)、対象単語フラ
グメモリ12gに対象単語フラグがセットされているか
否か判断される(ステップS8)。
【0040】この場合、前記対象単語フラグメモリ12
gに対し対象単語フラグは未だセットされていないの
で、前記音声データから認識された文字列「かたろぐの
こうせいをおこなった」は、表示音声データメモリ12
fに記憶され、図4(C)に示すように、表示部18に
表示される(ステップS8→S9)。
【0041】つづいて、前記音声信号「の」が入力され
た際には、当該入力音声「の」が前記音声コマンドデー
タメモリ12eに記憶されている[対象単語スタート]
の音声コマンドであると判断され(ステップS3→S6
→S10)、対象単語データメモリ12hに記憶されて
いる現在の検索対象単語がクリアされると共に、対象単
語フラグメモリ12gにフラグがセットされる(ステッ
プS11→S12,S13)。
【0042】そして、前記「こうせい」が音声入力され
た際には、音声コマンドではないと判断されて文字認識
された後(ステップS3→S6→S7)、対象単語フラ
グがセットされていると判断され、当該認識された文字
列「こうせい」が対象単語データメモリ12hに記憶さ
れる(ステップS8→S14)。
【0043】こうして「かたろぐのこうせいをおこなっ
た」「の」「こうせい」と順次音声入力されて、認識文
字列「かたろぐのこうせいをおこなった」が表示部18
に表示されると共に、「こうせい」が対象単語データメ
モリ12hに記憶された状態で、キー入力及び音声入力
の成されない状態が所定時間経過したと判断されると、
対象単語データありと判断されるので(ステップS2〜
S4→S5)、当該対象単語データメモリ12hに記憶
されている検索対象単語「こうせい」の漢字及び意味か
らなる辞書内容が、辞書データメモリ12cに記憶され
ている辞書データから検索されて検索結果メモリ12i
に記憶され、図4(C)に示すように、その検索された
単語「構成」の部分を強調させて表示部18に表示され
る(ステップS15,S16)。
【0044】ここで、前記対象単語データメモリ12h
に記憶されている「こうせい」から辞書検索された「構
成」とは別の候補を検索したい場合に、図4(D)に示
すように、「つぎ」と音声入力すると、音声コマンドデ
ータメモリ12e(図2参照)に記憶されている[次候
補]の音声コマンドであると判断されると共に、候補単
語「構成」の表示中であると判断されるので、前記対象
単語データメモリ12hに記憶されている検索対象単語
「こうせい」に基づき、その次候補の漢字「校正」及び
意味内容が辞書データメモリ12cから検索され、検索
結果メモリ12iに記憶され表示部18に表示される
(ステップS3→S6,S10,S17→S18→S1
9)。
【0045】さらに、前記対象単語データメモリ12h
に記憶されている「こうせい」から次候補検索された
「校正」から再び前回の検索候補「構成」を検索したい
場合に、図4(E)に示すように、「まえ」と音声入力
すると、音声コマンドデータメモリ12e(図2参照)
に記憶されている[前候補]の音声コマンドであると判
断されると共に、候補単語「校正」の表示中であると判
断されるので、前記対象単語データメモリ12hに記憶
されている検索対象単語「こうせい」に基づき、その前
候補の漢字「構成」及び意味内容が辞書データメモリ1
2cから再検索され、検索結果メモリ12iに記憶され
表示部18に表示される(ステップS3→S6,S1
0,S20→S21→S22)。
【0046】次に、前記音声辞書検索に伴う[対象単語
スタート][次候補][前候補]などに対応する音声コ
マンドをユーザが任意に設定登録する場合の動作につい
て説明する。
【0047】図5は前記音声入力辞書装置の音声辞書処
理に伴う音声入力によるコマンド登録及び辞書検索表示
状態を示す図である。
【0048】例えば「かたろぐのこうせいをおこなっ
た」「における」「こうせい」「はどのじかなあ」とい
う話し言葉の音声入力によって「こうせい」という単語
の漢字や意味を辞書で検索したい場合に、前記キー入力
及び音声入力の待機状態において(ステップS1〜S
5)、図5(A)に示すように、「かたろぐのこうせい
をおこなった」の音声信号、[対象単語スタートキー]
のキー入力と同時の「における」の音声入力信号、「こ
うせい」の音声信号、[文末キー]のキー入力と同時の
「はどのじかなあ」の音声入力信号が順次入力される
と、まず始めに入力された「かたろぐのこうせいをおこ
なった」の音声データが、音声コマンドデータメモリ1
2eに記憶されている何れの音声コマンドでもないと判
断されるので、音声認識処理プログラム12bにより文
字認識された後(ステップS1〜S6→S7)、対象単
語フラグメモリ12gに対象単語フラグがセットされて
いるか否か判断される(ステップS8)。
【0049】この場合、前記対象単語フラグメモリ12
gに対し対象単語フラグは未だセットされていないの
で、前記音声データから認識された文字列「かたろぐの
こうせいをおこなった」は、表示音声データメモリ12
fに記憶され、表示部18に表示される(ステップS8
→S9)。
【0050】つづいて、前記[対象単語スタートキー]
のキー入力と同時の「における」の音声信号が入力され
た際には、コマンドキーである[対象単語スタートキ
ー]の入力中に音声信号が入力されたと判断されるの
で、当該入力音声「における」が[対象単語スタート]
の音声コマンドとして音声コマンドデータメモリ12e
(図2参照)に記憶される(ステップS2→S23→S
24→S25)。
【0051】そして、前記[対象単語スタート]のコマ
ンドであると判断され、対象単語データメモリ12hに
記憶されている現在の検索対象単語がクリアされると共
に、対象単語フラグメモリ12gにフラグがセットされ
る(ステップS11→S12,S13)。
【0052】つづいて、前記「こうせい」が音声入力さ
れた際には、音声コマンドではないと判断されて文字認
識された後(ステップS3→S6→S7)、対象単語フ
ラグがセットされていると判断され、当該認識された文
字列「こうせい」が対象単語データメモリ12hに記憶
される(ステップS8→S14)。
【0053】そして、前記[文末キー]のキー入力と同
時の「はどのじかなあ」の音声信号が入力された際に
は、コマンドキーである[文末キー]の入力中に音声信
号が入力されたと判断されるので、当該入力音声「はど
のじかなあ」が[文末]の音声コマンドとして音声コマ
ンドデータメモリ12e(図2参照)に記憶される(ス
テップS2→S23→S24→S25)。
【0054】すると、前記[文末]のコマンドであると
判断されると共に、対象単語データありと判断されるの
で(ステップS26→S5)、前記対象単語データメモ
リ12hに記憶された検索対象単語「こうせい」の漢字
及び意味からなる辞書内容が、辞書データメモリ12c
に記憶されている辞書データから検索されて検索結果メ
モリ12iに記憶され、図5(A)に示すように、その
検索された単語「構成」の部分を強調させて表示部18
に表示される(ステップS5→S15,S16)。
【0055】ここで、前記対象単語データメモリ12h
に記憶されている「こうせい」から辞書検索された「構
成」とは別の候補を検索したい場合に、図5(B)に示
すように、[次候補キー]のキー入力と同時に「ではな
くて」と音声入力すると、コマンドキーである[次候補
キー]の入力中に音声信号が入力されたと判断されるの
で、当該入力音声「ではなくて」が[次候補]の音声コ
マンドとして音声コマンドデータメモリ12e(図2参
照)に記憶される(ステップS2→S23→S24→S
25)。
【0056】すると、前記[次候補]のコマンドである
と判断されると共に、候補単語「構成」の表示中である
と判断されるので、前記対象単語データメモリ12hに
記憶されている検索対象単語「こうせい」に基づき、そ
の次候補の漢字「校正」及び意味内容が辞書データメモ
リ12cから検索され、検索結果メモリ12iに記憶さ
れ表示部18に表示される(ステップS17→S18→
S19)。
【0057】さらに、前記対象単語データメモリ12h
に記憶されている「こうせい」から次候補検索された
「校正」から再び前回の検索候補「構成」を検索したい
場合に、図5(C)に示すように、[前候補キー]のキ
ー入力と同時に「さっきの」と音声入力すると、コマン
ドキーである[前候補キー]の入力中に音声信号が入力
されたと判断されるので、当該入力音声「さっきの」が
[前候補]の音声コマンドとして音声コマンドデータメ
モリ12e(図2参照)に記憶される(ステップ2→S
23→S24→S25)。
【0058】すると、前記[前候補]のコマンドである
と判断されると共に、候補単語「校正」の表示中である
と判断されるので、前記対象単語データメモリ12hに
記憶されている検索対象単語「こうせい」に基づき、そ
の前候補の漢字「構成」及び意味内容が辞書データメモ
リ12cから再検索され、検索結果メモリ12iに記憶
され表示部18に表示される(ステップS20→S21
→S22)。
【0059】これにより、音声入力した所望の単語の辞
書検索表示と共に、話し言葉に合わせて辞書検索を行う
ための各コマンドに対応させて、所望の音声コマンドを
設定登録することができる。
【0060】次に、前記音声コマンドデータメモリ12
eに対し新たに設定登録した音声コマンドデータを利用
した話し言葉により、音声入力による辞書検索表示を行
う場合の動作について説明する。
【0061】図6は前記音声入力辞書装置の音声辞書処
理に伴う任意登録音声コマンドを利用した辞書検索表示
状態を示す図である。
【0062】例えば「はんらん」という単語の漢字や意
味を辞書で検索したい場合に、前記キー入力及び音声入
力の待機状態において(ステップS1〜S5)、図6に
示すように、音声入力部16から「ぐんたいがはんらん
する」「における」「はんらん」「はどのじかなあ」と
音声信号が入力されると、まず始めに入力された「ぐん
たいがはんらんする」の音声データが、音声コマンドデ
ータメモリ12e(図2参照)に記憶されている何れか
の音声コマンドに一致する音声データであるか否か判断
される(ステップS3→S6)。
【0063】前記入力された音声データ「ぐんたいがは
んらんする」は、音声コマンドデータメモリ12eに記
憶されている何れの音声コマンドでもないと判断される
ので、音声認識処理プログラム12bにより文字認識さ
れた後(ステップS6→S7)、対象単語フラグメモリ
12gに対象単語フラグがセットされているか否か判断
される(ステップS8)。
【0064】この場合、前記対象単語フラグメモリ12
gに対し対象単語フラグは未だセットされていないの
で、前記音声データから認識された文字列「ぐんたいが
はんらんする」は、表示音声データメモリ12fに記憶
され表示部18に表示される(ステップS8→S9)。
【0065】つづいて、前記音声信号「における」が入
力された際には、当該入力音声「における」が前記音声
コマンドデータメモリ12eに任意登録されて記憶され
ている[対象単語スタート]の音声コマンドであると判
断され(ステップS3→S6→S10)、対象単語デー
タメモリ12hに記憶されている現在の検索対象単語が
クリアされると共に、対象単語フラグメモリ12gにフ
ラグがセットされる(ステップS11→S12,S1
3)。
【0066】そして、前記「はんらん」が音声入力され
た際には、音声コマンドではないと判断されて文字認識
された後(ステップS3→S6→S7)、対象単語フラ
グがセットされていると判断され、当該認識された文字
列「はんらん」が対象単語データメモリ12hに記憶さ
れる(ステップS8→S14)。
【0067】つづいて、前記「はどのじかなあ」の音声
信号が入力された際には、当該入力音声「はどのじかな
あ」が前記音声コマンドデータメモリ12eに任意登録
されて記憶されている[文末]の音声コマンドであると
判断されると共に(ステップS3→S6→S10)、対
象単語データありと判断されるので(ステップS26→
S5)、前記対象単語データメモリ12hに記憶された
検索対象単語「はんらん」の漢字及び意味からなる辞書
内容が、辞書データメモリ12cに記憶されている辞書
データから検索されて検索結果メモリ12iに記憶さ
れ、図6に示すように、その検索された単語「反乱」の
部分を強調させて表示部18に表示される(ステップS
5→S15,S16)。
【0068】なお、前記図3における音声辞書処理のス
テップS15,S16において行われる対象単語データ
に対応する辞書内容の検索処理では、音声入力されて初
期表示された対象単語を含む入力文字列の全体(例えば
「かわがはんらんする」や「かたろぐのこうせいをおこ
なった」)を、辞書データが各単語と共に有する使用文
例などから一致検索するよう構成し、これにより検索さ
れた対象単語の漢字及び意味内容を検索結果として表示
することで、同音異義語として多数存在する単語の中か
ら適切な単語を優先的に検索することもできる。
【0069】したがって、前記構成の音声入力辞書装置
によれば、音声入力部16を介して、例えば「かわがは
んらんする」「の」「はんらん」と、ユーザが話し言葉
で音声入力すると、「かわがはんらんする」は文字認識
されて表示部18に表示され、続いて「の」は音声コマ
ンドデータメモリ12eに記憶されている[対象単語ス
タート]の音声コマンドであると判断されて対象単語フ
ラグがセットされ、続いて「はんらん」は文字認識され
ると共に前記対象単語フラグがセットされていることで
対象単語データとして抽出されて対象単語データメモリ
12hに記憶され、所定時間経過による文末判断に応じ
て前記対象単語「はんらん」の漢字及び意味内容が辞書
データメモリ12cから検索されて表示されるので、ユ
ーザは全くキー操作を必要とすることなく、話し言葉的
な音声入力によって所望の単語を容易に辞書検索するこ
とができる。
【0070】また、前記構成の音声入力辞書装置によれ
ば、検索対象単語のスタートを示す対象単語スタートコ
マンドや次候補,前候補,文末コマンドに対応する音声
コマンドデータを、ユーザ任意の音声データとして設定
登録できるので、検索対象単語にユーザ自身が使いやす
い各種の言葉を合わせて、自然な口調の音声入力によ
り、全く周囲に気兼ねすることなく所望の単語を容易に
辞書検索することができる。
【0071】なお、前記実施形態において記載した手
法、すなわち、図3のフローチャートに示す音声入力辞
書装置10における音声辞書処理やこれに伴う音声認識
処理等の各手法は、コンピュータに実行させることがで
きるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、
RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、
ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DV
D等)、半導体メモリ等の外部記憶媒体13に格納して
配布することができる。そして、コンピュータは、この
外部記憶媒体13に記憶されたプログラムを記憶媒体読
み取り部によって記憶装置14に読み込み、この読み込
んだプログラムによって動作が制御されることにより、
前記実施形態において説明した音声入力による辞書検索
機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行す
ることができる。
【0072】また、前記各手法を実現するためのプログ
ラムのデータは、プログラムコードの形態としてネット
ワーク上を伝送させることができ、このネットワークに
接続されたコンピュータ端末の通信部15によって前記
のプログラムデータを取り込み、前述した各種の音声入
力辞書検索機能を実現することもできる。
【0073】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る音声入力辞
書装置によれば、音声入力手段により入力され音声認識
手段により認識された音声データから、音声コマンド記
憶手段に記憶されている音声コマンドに基づき検索対象
のデータが特定され、この特定された検索対象のデータ
が辞書記憶手段に記憶された辞書データから検索される
ようになる。
【0074】よって、キーボード操作に不慣れなユーザ
であっても、音声入力のみによりきわめて容易に辞書引
きすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る音声入力辞書装置の
電子回路の構成を示すブロック図。
【図2】前記音声入力辞書装置の音声コマンドデータメ
モリに記憶される音声コマンドデータを示す図。
【図3】前記音声入力辞書装置において音声入力により
辞書の検索を行うための音声辞書処理を示すフローチャ
ート。
【図4】前記音声入力辞書装置の音声辞書処理に伴う音
声入力による辞書検索表示状態を示す図。
【図5】前記音声入力辞書装置の音声辞書処理に伴う音
声入力によるコマンド登録及び辞書検索表示状態を示す
図。
【図6】前記音声入力辞書装置の音声辞書処理に伴う任
意登録音声コマンドを利用した辞書検索表示状態を示す
図。
【符号の説明】
10 …音声入力辞書装置 11 …制御部(CPU) 12 …メモリ 12a…音声入力辞書制御プログラム 12b…音声認識処理プログラム 12c…辞書データメモリ 12d…入力音声バッファ 12e…音声コマンドデータメモリ 12f…表示音声データメモリ 12g…対象単語フラグメモリ 12h…対象単語データメモリ 12i…検索結果メモリ 12j…ワークエリア 13 …外部記憶媒体 14 …記憶装置(記憶媒体読み取り部) 15 …通信部 16 …音声入力部 17 …キー入力部 18 …表示部 N …通信ネットワーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 辞書データを記憶する辞書記憶手段と、 音声を入力する音声入力手段と、 この音声入力手段により入力された音声データを認識す
    る音声認識手段と、 検索対象のデータを特定するための音声コマンドを記憶
    する音声コマンド記憶手段と、 前記音声認識手段により認識された音声データから前記
    音声コマンド記憶手段に記憶されている音声コマンドに
    基づき検索対象のデータを特定する対象データ特定手段
    と、 この対象データ特定手段により特定された検索対象のデ
    ータを前記辞書記憶手段に記憶された辞書データから検
    索する辞書検索手段と、を備えたことを特徴とする音声
    入力辞書装置。
  2. 【請求項2】 前記音声コマンド記憶手段は、 前記音声入力手段により入力され前記音声認識手段によ
    り認識された任意の音声データを検索対象のデータを特
    定するための音声コマンドとして記憶する任意コマンド
    登録手段を備えている、ことを特徴とする請求項1に記
    載の音声入力辞書装置。
  3. 【請求項3】 前記辞書検索手段は、 対象データ特定手段により特定された検索対象のデータ
    を、当該検索対象のデータを含む前記音声入力手段によ
    り入力され前記音声認識手段により認識された音声デー
    タの全体に基づき、前記辞書記憶手段に記憶された辞書
    データから検索する辞書検索手段である、ことを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の音声入力辞書装置。
  4. 【請求項4】 コンピュータを制御して音声で入力した
    データを辞書により検索するための音声入力辞書制御プ
    ログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記コンピュータを、 辞書データをメモリに記憶する辞書記憶手段、 音声を入力する音声入力手段、 この音声入力手段により入力された音声データを認識す
    る音声認識手段、 検索対象のデータを特定するための音声コマンドをメモ
    リに記憶する音声コマンド記憶手段、 前記音声認識手段により認識された音声データから前記
    音声コマンド記憶手段によりメモリに記憶された音声コ
    マンドに基づき検索対象のデータを特定する対象データ
    特定手段、 この対象データ特定手段により特定された検索対象のデ
    ータを前記辞書記憶手段によりメモリに記憶された辞書
    データから検索する辞書検索手段、として機能させるよ
    うにしたコンピュータ読み込み可能な音声入力辞書制御
    プログラムを記憶した記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005267399A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Nec Personal Products Co Ltd 音声辞書検索システム及び音声辞書検索プログラム
CN103079871A (zh) * 2010-09-07 2013-05-01 丰田自动车株式会社 车辆用驱动装置的控制装置

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