JP2001187001A - 液体処理装置 - Google Patents

液体処理装置

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JP2001187001A
JP2001187001A JP37367599A JP37367599A JP2001187001A JP 2001187001 A JP2001187001 A JP 2001187001A JP 37367599 A JP37367599 A JP 37367599A JP 37367599 A JP37367599 A JP 37367599A JP 2001187001 A JP2001187001 A JP 2001187001A
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water
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Makoto Iwabuchi
信 岩渕
Shiro Haruta
紫郎 治田
Masakatsu Yuya
正克 油谷
Yuji Kato
雄二 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 傘に付着した水を簡単に素早く自動的に拭き
取る。 【解決手段】 各液体吸引ユニット12は、それぞれ、
柔軟な水吸収性材料を含む接触子と、接触子の一部に密
着した吸い口と、この吸い口と前記真空吸引機との間を
つなぐフレキシブルチューブ11とを備える。各液体吸
引ユニット12は、フレキシブルチューブ11を介して
真空吸引機に連結されて、傘10の上方にすだれ状に吊
り下げられている。 【効果】 傘10を持った人が下を通過すると液体吸引
ーユニット12が傘上面に接触して水を吸い取る。柔軟
な水吸収性材料により拭き残しがない。故に、多量のポ
リエチレン袋のゴミを出さずにすむ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、こぼれたり溢れだ
したり無用な箇所に付着した水などの液体を吸い取って
排除することのできる液体処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水やその他の液体を床やテーブル等にこ
ぼしてそれを拭き取る作業は、一般家庭で日常的に行わ
れている。家庭生活のみならず、あらゆる場面で、様々
な液体をこぼし、あるいは容器から溢れさせて、それを
排除したり回収する必要が生じることは少なくない。水
やその他の液体が付着したことによる被害の拡大を防止
するために、量の多少にかかわらずそれらを速やかに排
除しなければならないことも多い。
【0003】こうした場合に、通常の雑巾やモップだけ
でなく、例えば対象が水ならば吸水性能の高い不織布等
を用いることで、拭き取り作業を効率化し、水の付着し
た部分の効果的な清掃をすることができる。また、多量
の水や液体がこぼれた場合には、ポンプ等を用いて汲み
取るような方法も採用される。
【0004】雨傘に多量に付着した水を除去する場合に
は、搾ったり、真空掃除機のようなポンプで吸引するよ
うな、様々な装置が開発されている(特開平5−440
64号公報、特開平8−308622号公報、特開平6
−249576号公報、特開平6−213565号公
報、特開平8−61847号公報、特開平8−1473
8号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には、次のような解決すべき課題があっ
た。給水性能の高い不織布を用いて水を拭き取るような
場合には、その不織布が十分乾いた状態にあることが必
要である。多量の水を吸い取ると、その不織布はそれ以
上の水を吸い取る能力が低下する。そのままその不織布
を使用し続けると、もともと濡れていない場所にまで水
を付着させてしまうこともある。従って、拭き取り作業
の際には、十分な量の不織布を用意し、雑巾と併用した
り、バケツ等を用意して、ときどき不織布を絞るといっ
た作業を必要とする。
【0006】しかしながら、例えば病院等で床にこぼれ
た汚物を拭き取るような作業では、こうした手作業は衛
生面で問題があり、作業環境上も問題が多い。清掃に使
用した大量の雑巾や不織布の廃棄処理上の問題も大き
い。また、急いで大量の水を拭き取る必要があるような
場合には、大勢の人間の手が必要になる。
【0007】一方、ポンプを用いて漏水等の処理を行う
作業は、漏水が多量に集中的に溜っている場所では効率
がよい。しかしながら、テーブルや床に広範囲にこぼれ
た水等を、ポンプのホースの先端を当てて吸い取るのは
容易でない。従って、かなり大量にこぼれた場合でも、
雑巾等に頼らざるを得ないことも多い。
【0008】また、雨の日に傘を持ってデパート等へ入
る場合には、傘の雫で床が濡れるのを防止するために、
ポリエチレンのカバーを被せることが一般的になってい
る。しかしながら、これには大量のポリエチレン袋が使
用されるため、資源の無駄であるとともに、廃棄物処理
上の問題もある。傘に付着した水を上記のような不織布
で吸い取ることも可能であるが、デパートの買い物客に
そうした作業を要求するのは現実的でない。
【0009】このために、傘の水を吸引したり除去した
りする装置も開発されている。これにより、資源の無駄
が回避される。しかしながら、いずれの装置も、装置が
比較的高価で大型化すること、操作が容易でなく、多数
の人が通過する場所に設置した場合に手軽に利用できな
いという問題がある。即ち、1本の傘の水を取るための
時間が長いと、それを利用するために多数の人の列がで
きてしまう。また、装置が大型では、建物の入り口に何
台も設置することができず、しかも、通路の幅を狭めて
しまうという問題がある。さらに、傘の水を取る場合
に、傘に加わる外力が大きいと、傘を破損したり汚した
りする恐れがもある。その一方で、接触力が弱いと水の
拭き取りが不十分になるという問題もある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。
【0011】〈構成1〉柔軟な液体吸収性材料を含む接
触子と、この接触子が吸収した液体を吸引して排出する
吸引装置とを備えたことを特徴とする液体処理装置。
【0012】〈説明〉柔軟性を要求するのは、対象物の
表面を傷つけず多少の凹凸があっても吸収すべき液体に
よく接触するからである。従って、接触子の形状は任意
である。また、少なくとも対象物に接触する部分が柔軟
ならよい。柔軟な液体吸収性材料は、対象物の上に付着
した液体を吸収しながら拭き取る役割を持つ。従って、
吸引装置の力のみで液体を吸引するようなパイプや多孔
質材料は液体吸収性材料に該当しない。いったん吸引し
た液体は、吸引装置を停止しても、そのつま保持し続け
るような吸収力を持つものが望ましい。特に、吸収した
液体を保持する能力の高い液体吸収性材料は、液体を吸
収した後対象物上に拭き後を残さない。また、多量の液
体を吸収した後でいわゆる「タレ」が生じないという効
果がある。液体吸収性材料は、その体積に応じた液体吸
収力を持つ。一定以上の液体を吸収すると、その後液体
吸収機能は急激に低下する。吸引装置を設けたのは、液
体吸収性材料から吸収した液体を吸引して排出し、液体
吸収性材料の液体吸収力を継続的に維持する機能を持
つ。この液体吸引方法やその手段は任意でよい。
【0013】〈構成2〉構成1に記載の液体処理装置に
おいて、吸引装置は、接触子の一部に密着した吸い口
と、この吸い口を通じて上記液体を吸引する真空吸引機
を備えたことを特徴とする液体処理装置。 〈説明〉吸い口は、吸引装置が液体吸収性材料から液体
を吸引する液体の出口である。これにより、接触子の内
部を流れる液体の流路が特定される。効率よく液体吸収
性材料から液体を排出するためである。吸い口は接触子
の一カ所のみならず複数箇所に密着していてよい。吸い
口の数は任意である。接触子が大型なら複数箇所に吸い
口を設けるとよい。吸い口は、接触子の一部を包囲する
ものや、接触子の内部に先端を埋め込んだもの等、任意
の構造が採用できる。
【0014】〈構成3〉構成1に記載の液体処理装置に
おいて、吸引装置は、接触子の一部に密着した吸い口と
真空吸引機の間をつなぐフレキシブルチューブを備えた
ことを特徴とする液体処理装置。 〈説明〉吸い口と真空吸引機の間をフレキシブルチュー
ブでつないだのは、接触子を対象物上で自由に動かすこ
とができるようにするためである。フレキシブルチュー
ブの形状や数、太さや長さは任意でよい。フレキシブル
チューブは、必ずしも全体がフレキシブルでなくてもよ
い。少なくとも一部がフレキシブルであれば、目的を達
成するからである。例えば一部のみが自在継ぎ手のよう
な構造であっても構わない。
【0015】〈構成4〉構成1に記載の液体処理装置に
おいて、接触子の液体吸収性材料は、液体に接触する側
の端部が吸い口の口径より広い、末広がり構造とされて
いることを特徴とする液体処理装置。 〈説明〉液体吸収性材料は、体積が大きく対象物と接触
する面積が大きいほど液体を対象物上から除去する機能
が高まる。吸い口は、液体吸引力が高ければそれほど大
きくなくて良い。また、多数の吸い口を持つ吸引装置の
場合、各吸い口の面積が大きいと各吸い口毎の吸引力は
弱まる。吸引装置への負荷も大きくなる。そこで、吸い
口は小さく液体吸収性材料は大きくする構造にした。
【0016】〈構成5〉構成1に記載の液体処理装置に
おいて、接触子は、柔軟な液体吸収性材料と多孔質材料
とを積層して成ることを特徴とする液体処理装置。 〈説明〉液体吸収能力の高い液体吸収性材料は高価なも
のが多いので、多孔質材料と組み合わせて、全体として
コストダウンを図ることができる。また、多孔質材料に
より液体の通路を確保して、液体を吸い口に向かって流
れ易くする。多孔質材料のみでは吸収した液体の「タ
レ」が発生するが、液体吸収性材料があると、「タレ」
が防止される。
【0017】〈構成6〉柔軟な水吸収性材料を含む接触
子と、接触子の一部に密着した吸い口と、この吸い口と
真空吸引機との間をつなぐ少なくとも一部がフレキシブ
ルなチューブとを備えた、複数の液体吸引ユニットとを
備え、各液体吸引ユニットの各接触子は、チューブによ
りすだれ状に吊り下げられて、液体に接触する部分に配
置されることを特徴とする液体処理装置。 〈説明〉接触子を複数すだれ状に吊り下げたのは、傘を
持ったまま下を通過すると傘の水が除去されるようにす
るためである。また、傘に無用な外力を加えて傘を破損
しないためである。傘には、接触子の重さをはるかに越
えるような大きな外力は加わらない。接触子を支持する
チューブ等の一部の重量は加わっても、傘を損傷するほ
どにはならない。さらに、装置の主要部を頭上に置くこ
とで、傘を持った人の通路を狭くしないようにできる。
また、すだれ状にしたのは、各接触子が独立して柔軟に
傘の上面に接触して自由な方向に向いて、水を良く吸収
するように機能させるためである。各接触子は、傘を持
ったまま下を通行するとその動きに追従して適当に向き
を変える。
【0018】〈構成7〉構成6に記載の液体処理装置に
おいて、複数の液体吸引ユニットは、傘の上面に付着し
た雨水を吸引する装置を構成し、各接触子は、傘の上面
が形成する曲面に沿って並ぶように配置されていること
を特徴とする液体処理装置。 〈説明〉傘の上面は複雑な曲面を形成するから、複数の
接触子がその下を通過する傘の上面全体に偏り無く接触
するように設計することが望ましい。液体吸引ユニット
はこのために長いものや短いものが組み合わせて使用さ
れる。液体吸引ユニットのサイズは同一で、これらを吊
り下げる機構が適当に傾斜していてもよい。
【0019】〈構成8〉構成6に記載の液体処理装置に
おいて、各液体吸引ユニットを吊り下げるチューブは、
互いに水平方向の間隔が所定の間隔に保持されるよう
に、紐状体で連結されることを特徴とする液体処理装
置。 〈説明〉傘を持った人が複数の接触子の下を通過すると
き、接触子には複雑な力が加わる。接触子が水平方向に
激しく揺れると、傘の上面に拭き残りが発生する。接触
子の間隔が離れると拭き残りが生じる。紐状体で連結し
たのは、接触子の水平方向の位置を有る範囲に規制する
ためである。故に紐状体は、チェーンでも鎖でも、テー
プ状のものでもよい。また柔軟性のあるものが望まし
い。各接触子の傘の上面に沿った動きを妨げないためで
ある。
【0020】〈構成9〉構成6に記載の液体処理装置に
おいて、各液体吸引ユニットには、それぞれ錘を取り付
けたことを特徴とする液体処理装置。 〈説明〉各接触子は傘の移動に伴って傘の曲面になじん
で傘上をトレースするような動きをすることが望まし
い。錘は、接触子のトレース動作に合わせた姿勢を制御
する機能を持つ。また、接触子が傘の上面に適当な圧力
で接触するように作用する。故に、錘は接触子のどの部
分に取り付けても良くその重さは実験的に選定すればよ
い。
【0021】〈構成10〉構成6に記載の液体処理装置
において、吊り下げられた接触子群の直下に傘を通過さ
せる通路を設け、この通路には、傘の石突きを受け入れ
て案内するガイドを備えたことを特徴とする液体処理装
置。 〈説明〉傘の上面に接触子が偏り無く接触するには、傘
を決められた通路に沿って移動させることが望ましい。
ガイドは、傘を持つ人が傘を最適位置に保持できるよう
にするためのものである。故に、石突きの先を受け入れ
る樋状のもの、石突きの左右を挟んで進む方向を制限す
る平行な棒や板状のもの、石突きを一カ所に固定して、
傘を石突きを中心に回転させることを可能にした皿状の
者等、各種の形状のガイドが採用できる。
【0022】〈構成11〉構成6に記載の液体処理装置
において、吸い口と真空吸引機とチューブのいずれか
に、水の逆流を抑えるトラップを備えたことを特徴とす
る水吸引処理装置。 〈説明〉各液体吸引ユニットの接触子をすだれ状に吊り
下げると、チューブ内部に吸引した水が接触子方向に逆
流して「タレ」を生じるおそれがある。そこで、吸い口
と真空吸引機とチューブのいずれか適当な場所に任意の
数だけトラップを設ける。このトラップは弁のようなも
のであればその形状は任意である。
【0023】〈構成12〉上記いずれの場合において
も、液体吸収性材料は吸水膨潤性材料であることが好ま
しい。水を吸収してしっかりと保持し、「タレ」を効果
的に防止できるからである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的に実現する
ための実施の形態を順に説明する。 〈具体例1〉雑巾のような従来の液体拭き取り用器具に
代わる、非常に液体吸い取り能力の高い装置を紹介す
る。この例では、水等の液体を吸い取るために、ポンプ
等による吸引力を利用する。電動式の真空ポンプや掃除
機でもよいが、この例では電気等が不要なものを示す。
また、水等を吸引する吸い口の部分には、効率よく対象
物に付着した水等を拭き取る機能を付与するために、吸
水性の材料を配置する。
【0025】吸い上げられる水に接触する吸水性の材料
としては、スポンジのような多孔質材料であって、ポン
プの吸引力を妨げない気道が確保されているものを使用
する。さらに、吸水性能が高く、水等を吸い上げると膨
潤して体積が膨張する吸水膨潤性材料を組み合わせる。
また、吸引した水等を吸水性多孔質材料や吸水膨潤性材
料中に滞留させないようにポンプの吸引力を利用する。
吸引した水等は、下流に設けた貯留部に溜める。
【0026】これにより、吸水性多孔質材料や吸水膨潤
性材料による水等の拭き取り力を持続させたまま、連続
的に多量の水等を吸い取り、拭き取ることが可能にな
る。しかも、水等を吸い取ったり拭き取ったりする場所
の形状や水等の量の多少を問題としない。また、流動性
のある、水や油や汚物等、あらゆるものの清掃が可能と
なる。従って、きわめて多用途の液体処理に利用するこ
とができる。
【0027】図1は、具体例1の液体処理装置で、
(a)は側面図、(b)は底面図、(c)と(d)は使
用状態での装置の側面図である。水等を吸引するための
ポンプ1には、ポリエチレン製の蛇腹を採用した。吸い
口2の部分には、吸水性多孔質材料3によるシートと吸
水膨潤性材料4によるシートとが重なり合うように配置
されている。さらに、吸水性多孔質材料3によるシート
と吸水膨潤性材料4によるシートの端面はいずれも、吸
い口2の拭き取り面側に開放されている。
【0028】吸水性多孔質材料3には、スポンジシート
を使用した。吸水膨潤性材料4には、雑巾やおしめ等に
広く利用されている高分子材料による市販のシートを使
用した。図の(b)に示すように、吸水性多孔質材料3
の一端は、拭き取り面側に、他端はポンプ側に開放され
ているので、ポンプ1の吸引力が比較的抵抗無く拭き取
り面側に及ぶ。一方、吸水膨潤性材料4も、一端が拭き
取り面側に開放されているので、水等を対象物上から効
果的に吸い取る。
【0029】しかも、吸水膨潤性材料4に吸い取られた
水等はこれに重ね合わされた吸水性多孔質材料3を通じ
て速やかにポンプ側に吸引されるので、吸水膨潤性材料
4の吸水効果が持続する。実験によれば、吸水性多孔質
材料3のみを吸い口に配置したときには、吸い上げた水
が引力によって拭き取り面側に逆流し、ある程度以上の
水を吸い上げることが容易でなかった。
【0030】一方、吸水膨潤性材料4のみを吸い口に配
置すれば、吸水膨潤性材料4が水を吸い込んで膨潤し、
吸い口内部で膨らむため、いったん吸い込んだ水は拭き
取り面側に逆流しない。従って、これで、十分に液体の
清掃等に利用できる。しかしながら、吸水膨潤性材料4
は比較的高価である。そこで、この例ではその使用量を
少なくした。さらに、多量の水を速やかに吸い上げよう
とした場合に、図1の例のように構成すると、吸水性多
孔質材料3により気道を確保して、比較的小さな吸引力
により水等を速やかに吸い上げることができる。また吸
い上げた水のタレは吸水膨潤性材料4の膨らみによって
防止できる。これで非常に実用性の高い装置が完成し
た。
【0031】使用方法は、まず、図1(c)に示すよう
に、ポンプ1を圧縮してから、テーブル7上にこぼれた
水8の上に吸い口を乗せる。このとき、吸水膨潤性材料
4は可能な限り水8を吸収して膨らむ。これでも全部の
水を吸い取ることができないとき、ポンプ1を抑えてい
た手を離すと、ポンプ1が上方に伸びて、容器5の内部
を負圧にする。水は吸水性多孔質材料3を伝って上方に
吸い上げられる。吸水膨潤性材料4が吸収した水も上方
に引き上げられる。こうして、残りの水がテーブル7の
上から容器5の内部に吸い上げられる。水を上方に吸引
すると、吸水膨潤性材料4はさらに下方の水を吸収し続
ける。吸水膨潤性材料4が吸い口2の内部で膨張して吸
い口内部を適度に加圧し、吸水性多孔質材料3を伝って
流れ落ちようとする水を吸い取るから、水の逆流がなく
なる。
【0032】この後で、蓋6をとって、容器5の内部に
吸い上げた水をすてればよい。もちろん、水だけではな
く、例えば食卓にこぼれた醤油等の調味料や、その他様
々な液体の拭き取りに広く利用できる。特に、比較的大
量にこぼれた水等を拭き取る場合に、雑巾では水のこぼ
れた場所とバケツの間を何度も往復し、汚れが周辺まで
広がることもあったが、この装置では速やかに一挙に水
の拭き取りが可能になる。なお、上記の容器5は、ジャ
バラ式のポンプ1との組み合わせとして最適な構造であ
るが、掃除機等の吸引装置を使用するなら、この部分は
長いフレキシブルチューブであればよい。
【0033】〈傘の水取り〉
【0034】上記の具体例の原理を応用して、傘の水除
去のための装置が実現できる。雨による暴露とか飛沫、
霧、露、結露等物に対する水の付着には様々の条件があ
る。その中で自然現象や予測出来る付着の場合、その事
によって起き得る種々の状態を防ぐ為に被服、撥水膜、
傘やテントなどを利用して起こりそうな不都合な状態に
対応して使い分けて居る。その中で軽便なものに傘があ
る。雨水に対して有効且つ軽便な傘も使用の途次の携帯
の時は付着して時間と共に滴る水は不愉快なもので携帯
の場所によっては種々のトラブルも起こる。
【0035】その対策として、屋内に雨滴等の水の侵入
を好まない場所(デパート、集会場等)では濡れた傘を
携帯する時はこれを被覆する袋を用意している所が多
い。結果として出入りする人の数に従ってかなりの量の
袋が消費され準備も後始末、脱着等省エネ、省資源の時
流に逆らって居り、又そのコストも馬鹿にならない。人
の集散する場所としては他に交通機関等があり現状では
そのような雨滴に対策するものがない。
【0036】上記の方法で、例えば暖簾のようにばらば
らに液体吸引ユニットとを吊り下げることにより、傘の
表面に接触子を軽く触れる感じで水を拭う事が出来る。
一方、雑巾とか適宜に畳んだタオルでテーブルの上の水
を拭き取ったり、衣服に付いた雨水をタオル等で拭く、
又は軽く叩くようにして吸い取る事は誰しも経験してい
る事だが、そのような布ぎれに水が十分に浸み込んでも
うこれ以上水を含めない飽和の状態となった時、更に水
を取り去る必要があるとすれば布の水を絞り出して使う
事となる。近ごろは水を抜くのにローラーで圧し絞る、
遠心の脱水装置を使う等そのような布類が単体の時は容
易に目的を達する事が出来る。更に乾燥したければ風、
温風を使うとか回転するドラムと温風で効率良く水気を
取り除ける。が、布類が装置又は器具の一部となってい
ると水の取り去りは簡単な事とならない。そこで一枚の
布のような形のものに連続的に拭い取りの作用を持たせ
る事を考える。
【0037】以上で物に付着した水を吸い取り、更にそ
の水を抜き取る基本的な考え方を終えるが傘に付着して
いる水の除去では硬質の支持体である骨とそれに絡んで
展張される布類の皮膜が互いに助け合って必要な強度を
保っているもので乱暴な扱いは骨が折れるとか皮膜が破
れたりする。そこに付いた水を取り去るとして柔らかな
優しい接触か内側から強固に支持する確かなものがない
限り表面からの強い力の接触は禁物となる。加えて大ま
かに見る傘の表面が球体の部分のようでも実際は放射状
なる骨で尾根を作り、骨と骨の間で谷を作り、その深さ
もかなりあり、扱い難いものとなっている。実験での小
規模な作業なら拭き取り、吸収がなりたっても傘の皮膜
全面から無理なく水を除くにはそれなりの仕掛けが必要
となる。
【0038】暖簾のように一連に連ねて水に濡れた傘の
表面を軽く撫でるように触れながら水を除く方法とし
て、その表面が球面に近い曲面を持ち、且つ大きさの違
いから曲面の持つアールの差を考えに入れたものとす
る。装置は暖簾状にする長さで一応の最大の傘の直径を
越えるもので一連は暖簾状の垂れ下がりの末端、つまり
吸収体の並びが水平のものと一連はその長さの中心で高
く、両端が傘の曲面に見合って低い垂れ下がりのものを
一組として適宜の間隔で組み合わせれば、これを上部か
ら差しかける、又は鴨居のように設えた下を濡れた傘を
差したまま暖簾の先端に触れるように通り過ぎる事で水
の拭い取りが出来ると考える。この場合の水の取れ具合
はそのまま折り畳んだ傘から水が滴下するとか衣服や物
に触れた時に水を移すのが防げる事を目標とする。降雨
量や雨中での傘を使う時間にもよるが折り畳んだ直後で
は数cc以上の滴下があるもので合成樹脂膜ではそのほ
とんどが、又布の場合にも撥水性が良くなった為に滴下
の量は増えつつあるものと考える。上記の組み合わせは
使う場所の状況に合わせて2組3組を直列に並べて二度
三度と触れさせれば目的の効果がより確実になる。残る
課題としてふき取りが上記の通り出来るか、と暖簾の形
成が柔らかく出来るか、と耐久性がどの程度あるか 〈具体例2〉図2は、傘の水取り機能を持つ液体処理装
置の正面図である。傘10の上方には、フレキシブルな
チューブ11に吊り下げられた液体吸引ユニット12が
多数すだれ状に配置されている。チューブ11の上端
は、バキュームパイプ13の内部に開口している。な
お、この図では、バキュームパイプ13の部分のみ断面
デー図とした。バキュームバイプ13はホース14とフ
イルタ15を介して吸引ポンプ16に接続されている。
ガイド17は、チューブ11の揺れ止め用である。
【0039】図3は、図2に示した装置の側面図であ
る。図のように、液体吸引ユニット12は、傘10の湾
曲になじむように、適当な配列になっている。傘19が
これらの液体吸引ユニット12の下を通過すると、チュ
ーブ11が自由に曲がり、液体吸引ユニット12が傘の
上面をトレースするようになっている。このとき、拭き
残りが無いように、ガイド17が液体吸引ユニット12
の移動量を規制する。上記吸引ポンプ16を動作させ
て、傘10を通過させると、傘の上面に付着した水滴
が、具体例1と同様の要領で拭き取られる。
【0040】図4は、液体吸引ユニット12の主要部斜
視図である。図のフレキシブルなチューブ11は、任意
の長さに選定され、チューブ11の上端がバキュームパ
イプ13の内部に開口している。チューブ11の下端に
は、吸い口22が接続れ、この吸い口22に液体吸収性
材料から成る接触子21の上端が挟み込まれている。吸
い口22は、接触子21を挟んだ部分以外を封止して、
吸引力を維持している。
【0041】図5は、チューブ11とバキュームパイプ
13の具体例を示す縦断面図である。(a)に示すよ
う、チューブ11の適当な部分に逆流防止弁25を取り
付ける。これにより、吸引ポンプ16を停止しても、チ
ューブ11内部の水が逆流して、せっかく水を拭き取っ
た傘を濡らすことがない。(b)の場合、チューブ11
とバキュームパイプ13の接続部に逆流防止弁26を取
り付けている。(c)では、チューブ11をバキューム
パイプ13内部に突き出すように接続し、バキュームパ
イプ13の内部に溜まった水27が落下しないようにし
ている。
【0042】〈具体例3〉図6は、具体例3の装置正面
図である。図7(a)は、図6の装置の上面図、(b)
は液体吸引ユニットの部分の拡大斜視図である。図2と
ほぼ同一の部分には同一の符号を付した。この装置で
は、液体吸引ユニット12をガイド棒31で吊り下げ
る。このガイド棒31は、支持アーム32のほぼ垂直な
貫通孔に通されている。従って、液体吸引ユニット12
は、水平方向の位置は固定されたまま、垂直方向に自由
に移動できる。従って、傘10の上面の曲率に合わせて
その上下方向の位置を適当に調節できる。また、天柱3
3は、傘10の石突きを受け入れる孔を下側にそなえ
る。この装置では、傘10の石突きを天柱33に入れた
状態で傘10を矢印方向に回転させると、傘10の全面
を液体吸引ユニット12がトレースして水を拭き取る。
【0043】〈具体例4〉図8の(a)は具体例4の装
置の斜視図、(b)はフリーアームの縦断面図である。
図の装置は、フレーム35に支持され、天柱36を備え
る。傘10の石突きを天柱36の孔に入れて回す機構は
具体例3と同様である。フレーム35には、軸棒37が
固定されている。軸棒37には、フリーアーム38を介
して液体吸引ユニット39が支持されている。(b)に
示すように、フリーアーム38の軸受け41に、上記軸
棒37が挿通され、フリーアーム38の根元に接続され
たチューブ40がバキュームパイプ13に接続される。
フリーアーム38の先端には、2枚の液体吸収性材料か
ら成るシート42が取り付けられている。これらを湾曲
させたのは、傘10がどの方向に回転しても、傘の上面
に沿って水をふきとるようにするためである。
【0044】〈具体例5〉図9の(a)は具体例5の装
置の正面図、(b)はその主要部縦断面図である。図1
0は、具体例5の装置の使用状態の側面図である。図2
に示した具体例2とほぼ同一の部分には、同一符号を付
した。この例では、より小型の液体吸引ユニット45を
採用する。そして、傘10の状面の傾斜に沿って適当に
高さを調整するように、多数の液体吸引ユニット45が
吊り下げられている。傘10は、通路に沿って配置され
た石突きガイド46に石突きを引っかけるようにして、
矢印47方向に進む。ここで、高さ方向に散在した液体
吸引ユニット45に接触し、傘10の上面の水が拭き取
られる。
【0045】図11は、具体例5の装置の液体吸引ユニ
ット45の分解斜視図である。図のように、チューブ1
1の先端には、下端を拡大させるようにした液体吸収性
材料から成る接触子47が嵌め込まれる。なお、チュー
ブ11が吸引力でつぶれるのを防止するために、内部に
コイル状の補強材48を嵌め込むようにしてもよい。
【0046】〈具体例6〉図12は、具体例6の装置の
主要部を示し、(a)は側面図、(b)は断面図(c)
は内部に収容した補強材の側面図である。図の装置は、
傘の.面の拭き取りのみならず、家具、ガラス窓、自動
車の屋根、その他様々な場所の液体拭き取りに採用でき
る。図のホルダ51の下面には、液体吸収性材料から成
るシート52が貼りつけてある。そして、ホルダ51の
空間には、シート52が吸引力で座屈するのを防止する
ためのスパイラル状の補強材54が挿入されている。こ
れも、これまでの例と同様にして、水等の液体を良く吸
収して、効率よく拭き取りができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1の液体処理装置で、(a)は側面図、
(b)は底面図、(c)と(d)は使用状態での装置の
側面図である。
【図2】傘の水取り機能を持つ液体処理装置の正面図で
ある。
【図3】図2に示した装置の側面図である。
【図4】液体吸引ユニット12の主要部斜視図である。
【図5】チューブ11とバキュームパイプ13の具体例
を示す縦断面図である。
【図6】具体例3の装置正面図である。
【図7】(a)は、図6の装置の上面図、(b)は液体
吸引ユニットの部分の拡大斜視図である。
【図8】(a)は具体例4の装置の斜視図、(b)はフ
リーアームの縦断面図である。
【図9】(a)は具体例5の装置の正面図、(b)はそ
の主要部縦断面図である。
【図10】具体例5の装置の使用状態の側面図である。
【図11】具体例5の装置の液体吸引ユニット45の分
解斜視図である。
【図12】具体例6の装置の主要部を示し、(a)は側
面図、(b)は断面図(c)は内部に収容した補強材の
側面図である。
【符号の説明】
10 傘 11 フレキシブルなチューブ 12 液体吸引ユニット 13 バキュームパイプ 14 ホース 15 フイルタ 16 吸引ポンプ 17 ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596050355 加藤 雄二 神奈川県相模原市上鶴間1755−23 (72)発明者 岩渕 信 東京都町田市南つくし野4−10−10 (72)発明者 治田 紫郎 狛江市岩戸北4−17−14 (72)発明者 油谷 正克 神奈川県川崎市宮前区東有馬2−35−18 (72)発明者 加藤 雄二 神奈川県相模原市上鶴間1755−23 Fターム(参考) 3B104 XA04 XA05 3B116 AA31 AB52 BB72 BB75 BB77

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟な液体吸収性材料を含む接触子と、 この接触子が吸収した液体を吸引して当該接触子の外部
    へ排出する吸引装置とを備えたことを特徴とする液体処
    理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の液体処理装置におい
    て、 吸引装置は、接触子の一部に密着した吸い口と、この吸
    い口を通じて前記液体を吸引する真空吸引機を備えたこ
    とを特徴とする液体処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の液体処理装置におい
    て、 吸引装置は、接触子の一部に密着した吸い口と真空吸引
    機の間をつなぐフレキシブルチューブを備えたことを特
    徴とする液体処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の液体処理装置におい
    て、 接触子は、液体に接触する側の端部が吸い口の口径より
    広い、末広がり構造とされていることを特徴とする液体
    処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の液体処理装置におい
    て、 接触子は、液体吸収性材料と吸水膨潤性材料とを積層し
    て成ることを特徴とする液体処理装置。
  6. 【請求項6】 真空吸引機と、 柔軟な水吸収性材料を含む接触子と、接触子の一部に密
    着した吸い口と、この吸い口と前記真空吸引機との間を
    つなぐ少なくとも一部がフレキシブルなチューブとを備
    えた、複数の液体吸引ユニットとを備え、 前記各液体吸引ユニットの各接触子は、前記チューブに
    よりすだれ状に吊り下げられて、前記液体に接触する部
    分に配置されることを特徴とする液体処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の液体処理装置におい
    て、 複数の液体吸引ユニットは、 傘の上面に付着した雨水を吸引する装置を構成し、前記
    各接触子は、傘の上面が形成する曲面に沿って並ぶよう
    に配置されていることを特徴とする液体処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の液体処理装置におい
    て、 各液体吸引ユニットを吊り下げるチューブは、 互いに水平方向の間隔が所定の間隔に保持されるよう
    に、紐状体で連結されることを特徴とする液体処理装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の液体処理装置におい
    て、 各液体吸引ユニットには、それぞれ錘を取り付けたこと
    を特徴とする液体処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項6に記載の液体処理装置におい
    て、 吊り下げられた接触子群の直下に傘を通過させる通路を
    設け、この通路には、傘の石突きを受け入れて案内する
    ガイドを備えたことを特徴とする液体処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項6に記載の液体処理装置におい
    て、 吸い口と真空吸引機とチューブのいずれかに、水の逆流
    を抑えるトラップを備えたことを特徴とする水吸引処理
    装置。
  12. 【請求項12】 請求項1から11のうちのいずれか1
    項に記載の液体処理装置において、 液体吸収性材料は吸水膨潤性材料であることを特徴とす
    る液体処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005016564A1 (ja) * 2003-08-18 2005-02-24 Uragami Fukashi 物体表面に吸着する機能を備えた流体を吸引する装置

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