JP3005965U - 滴り止め付き傘 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】傘の先端部に滴り防止部１，２，３を設け、雨
水による床などの濡れを防止する。また、防止部の付い
ててないものは滴り防止用キットを取付ける。 【構成】傘の先端部４に水受け部１取水口２貯水部３を
設ける。また、傘の先端部に、取付け口、水受け部、水
吸収部、を備えたワンタッチ取付け式のキットを取付け
る

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は雨の日、傘から滴り落ちる雨水で家屋やビルなどの床をぬらすこと を防止するための傘に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より、傘全体を包むビニール等の長細い袋を利用していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。 （イ）いちいち傘をビニール等の袋などに入れるのに手数がかかった。 （ロ）袋は使い捨てで無駄であった。 本考案はこれらの欠点を除くためになされたのである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

（請求項１）傘の先端部（４）に水受け部（１）、取水口（２）、貯水 部（３）を設けたことを特徴とした傘である。 （請求項２）傘の先端部（４）に（図３）のように、取付け部（５）水 受け部（６）水吸収部（７）を備えたキットを取付ける。

【０００５】

【作用】

（請求項１）傘をつぼめ、先端部（４）を下にしたときに傘の水が下の 方に伝い流れ、水受け部（２）でその水を受け、内側に設 けてある取水口（２）より貯水部（３）に入り溜まるよう になっている。 （請求項２）図１の（１）（２）（３）を設けていない傘は図３のワン タッチ式の滴り防止用キットを取付けることができる。

【０００６】

【実施例】

（請求項１）傘の先端部（４）に水受け部 （１）、取水口 （２）、 貯水部（３）を設けており（１）で受けた水を（２）を通 して（３）に入れ、（３）で溜めておくようにした。また 、（１）を回せば（２）は閉じられ、倒れたときに水が外 に出るようなことはない。 （請求項２）ゴムなど弾力性のあるもので作ってある取付け部（５）を 傘の先端部（４）にはめこむ。取付け部分に密着している ため水受け部（６）の内側に水が溜まるようにしたのもで ある。またスポンジや水吸収繊維を内蔵した水吸収部（７ ）を設け、倒したときに溜めた水が外に流れ出さないよう にしたものである。そして、（６）の部分全体を外側から 強く絞るようにすれば、吸収した水を外にだせ再び使える ようになる。

【０００７】

【考案の効果】

いちいち傘をビニールなどの袋に入れる手間が省け、傘をつぼめ先端部 （４）を下にするだけで雨水は貯水部（３）に溜まる。家屋やビルなど で床が雨水で濡れることが少なくなる。また、傘を使用する時、（４） を上にすれば、（３）に溜まった水は外に流れ出す。また（請求項２） のキットは水吸収部（７）が水でいっぱいになった時は、そこを絞れば 再び使用することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図（請求項１）

【図２】本考案の断面図（請求項１）

【図３】本考案の斜視図（請求項２）

【図４】本考案の使用状態を示す図（請求項２）

【符号の説明】

１ 水受け部 ２ 取水口 ３ 貯水部 ４ 先端部 ５ 取付け部 ６ 水受け部 ７ 水吸収部

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】傘の先端部（４）に滴り防止部（１）
   （２）（３）を設けた傘
2. 【請求項２】取付け部（５）水受け部（６）水吸取部
   （７）を備えたワンタッチ取付け式の滴り防止用のキッ
   ト（図３）