JP2001186499A - 動画像配信システム - Google Patents

動画像配信システム

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JP2001186499A
JP2001186499A JP37135199A JP37135199A JP2001186499A JP 2001186499 A JP2001186499 A JP 2001186499A JP 37135199 A JP37135199 A JP 37135199A JP 37135199 A JP37135199 A JP 37135199A JP 2001186499 A JP2001186499 A JP 2001186499A
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relay
moving image
reservation
audio
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JP37135199A
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English (en)
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Masatake Takahashi
真毅 高橋
Shingo Nagataki
真吾 長滝
Tadashi Uchiumi
端 内海
Masahiro Shioi
正宏 塩井
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツ中継サーバにおける中継チャネル
の利用効率の向上と、コンテンツ送信クライアントが、
常時ネットワークに接続していない場合の、コンテンツ
送信クライアントとコンテンツ中継サーバ間の通信方法
を確立し、動画像・音声コンテンツの視聴を希望するユ
ーザに対する利用し易くする。 【解決手段】 コンテンツ中継サーバ300aが、ユー
ザから動画像・音声コンテンツの配信予約を入力された
とき、予約管理部340が、予約内容である動画像・音
声コンテンツを提供するコンテンツ送信クライアント4
00とその提供日時のデータから、既にスケジュールデ
ータベース330に格納されている予約データから中継
に用いる中継チャネル350をチャネルセレクタ310
により選択する。チャネルセレクタ310は、チャネル
制御部320により制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LAN、インター
ネット等のネットワークを介したリアルタイムの動画像
配信システムに関する。
【0002】
【従来技術】インターネットの普及に伴い、動画像や音
楽等のマルチメディアデータを扱ったネットワーク上で
のサービス提供が盛んになっている。LAN、インター
ネット等のネットワークを介したリアルタイムの動画像
配信システムの従来技術としては、米リアルネットワー
クス社のリアルシステムが公知である。
【0003】図11は、リアルシステムの概略構成を示
すブロック図である。図11において、200はコンテ
ンツ送信クライアント、300dはコンテンツ中継サー
バ、400はコンテンツ受信クライアントである。これ
らの機器200〜400が、ネットワーク100に接続
している。ネットワーク100を介して通信を行う場
合、通信路は複数の機器で共有しているため、送信する
データには、通信先を特定するネットワークアドレスが
付加されている。ネットワークアドレスは、該ネットワ
ークに接続する全ての機器それぞれに固有の値が割り当
てられているため、該ネットワークアドレスを使用する
ことで、通信先を特定し、通信を行うことができる。
【0004】次に各機器200〜400の機能を説明す
る。コンテンツ送信クライアント200は、動画像・音
声コンテンツを作成、送信することで、作成した動画像
・音声コンテンツの提供を行う。コンテンツ中継サーバ
300dは、コンテンツ受信クライアント400に対
し、動画像・音声コンテンツを配信する複数の中継チャ
ネル350と、コンテンツ送信クライアント200から
提供された動画像・音声コンテンツを所定の中継チャネ
ル350へ転送する複数のチャネルセレクタ380で構
成される。
【0005】コンテンツ中継サーバ300dは、コンテ
ンツ送信クライアント200の提供する動画像・音声コ
ンテンツを受信し、コンテンツ送信クライアント200
に指定された所定の中継チャネル350へ転送する。コ
ンテンツ受信クライアント400は、所望の動画像・音
声コンテンツの中継が行われているコンテンツ中継サー
バ300dの中継チャネル350を選択し、所望の動画
像・音声コンテンツを受信、再生することができる。該
システムにおける動画像・音声コンテンツの配信は、全
てコンテンツ中継サーバ300dを介して行われる。
【0006】次に、該動画像配信システムの中核を成す
コンテンツ中継サーバ300dについて、さらに説明す
る。コンテンツ中継サーバ300dでは、動画像・音声
コンテンツの提供を行うユーザ毎に、専用のチャネルセ
レクタ380及び複数の中継チャネル350が割り当て
られている。図11の例では、ユーザAに対しチャネル
セレクタ380−Aと中継チャネル350−A、ユーザ
Bに対しチャネルセレクタ380−Bと中継チャネル3
50−Bが割り当てられている。
【0007】チャネルを割り当てる理由を図12を参照
して説明する。図12(a)のコンテンツサーバ300
eは、ユーザ毎に割り当てていない。そのため、図12
(a)に示すように、動画像・音声コンテンツ提供ユー
ザ(ユーザA、ユーザB)が、動画・音声コンテンツを
チャネル(CH−N)で配信することをコンテンツ中継
サーバ300eに要求すると、ユーザA,Bは、お互い
の動画像・音声コンテンツ配信を知らないため、同時に
同じチャネル(CH−N)で配信を行うことをコンテン
ツ中継サーバ300eに要求する可能性がある。このよ
うな場合、コンテンツ中継サーバ300では、少なくと
も一方の動画像・音声コンテンツの配信しかできない。
そこで、図12(b)に示すように、図11に示したコ
ンテンツ中継サーバ300dでは、予め各ユーザ毎に、
複数の専用チャネルを割り当て、各ユーザがその中から
実際に使用する中継チャネル350を選択できるように
する。こうして、ユーザがその中から実際に使用する中
継チャネル350を選択できるようにすることで、複数
のユーザが、複数のコンテンツ送信クライアント200
を用いて同時に動画像・音声コンテンツを配信すること
を可能としている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の動画像
配信システムでは、動画像・音声コンテンツの提供を行
うユーザ毎に複数の専用中継チャネル350を割り当て
るため、各コンテンツ提供ユーザが、常時動画像・音声
コンテンツの提供を行わない場合には、中継チャネル3
50の利用状態は、図13(a)に示すように、利用し
ていない視聴不可部分が多く存在してしまう。そのた
め、複数のユーザが中継チャネル350を共有する場合
(同図(b))に比べ、中継チャネル350の使用効率
が悪いという問題がある。さらに、コンテンツ提供ユー
ザが増加すれば、比例して必要な中継チャネル350も
増加し、動画像・音声コンテンツの視聴を希望するユー
ザにとっては、動画像・音声コンテンツが多くの中継チ
ャネル350に分散し、所望の動画像・音声コンテンツ
を探すのが、非常に煩雑であるという問題もある。
【0009】また、インターネット等のネットワーク上
での通信は、ネットワークに接続された各機器個別に割
当てられたネットワークアドレスで、通信相手を指定す
ることが必要である。しかしながら、例えば公衆電話回
線網等からのダイヤルアップ接続によって、ネットワー
クに随時接続を行う場合には、ネットワークに接続する
毎に割当てられるネットワークアドレスが異なる。ゆえ
に、例えばコンテンツ送信クライアント200が随時接
続によって、ネットワーク接続を行う場合には、コンテ
ンツ中継サーバ300dが、コンテンツ送信クライアン
ト200に割当てられたネットワークアドレスを特定で
きないため、コンテンツ中継時における、コンテンツ中
継サーバ300dからの通信が成立しないという問題も
ある。
【0010】本発明は、上記課題を鑑みてなされたもの
であり、コンテンツ中継サーバにおける中継チャネルの
利用効率の向上と、コンテンツ送信クライアントが、常
時ネットワークに接続していない場合の、コンテンツ送
信クライアントとコンテンツ中継サーバ間の通信方法の
確立、動画像・音声コンテンツの視聴を希望するユーザ
に対する利用し易い動画像配信システムの提供を目的と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、動画像又
は音声の少なくとも1つを含む動画像・音声コンテンツ
の作成、及び提供を行う1つ以上のコンテンツ送信クラ
イアントと、動画像・音声コンテンツの再生を行う1つ
以上のコンテンツ受信クライアントと、前記コンテンツ
送信クライアントの提供する動画像・音声コンテンツを
中継し、該動画像・音声コンテンツを複数の前記コンテ
ンツ受信クライアントへ配信するコンテンツ中継サーバ
とを備え、ネットワークを介して相互に通信することで
動画像・音声コンテンツの配信を行う動画像配信システ
ムである。前記コンテンツ中継サーバは、動画像・音声
コンテンツを前記コンテンツ受信クライアントへ中継す
るための1つ以上の中継チャネルと、前記コンテンツ送
信クライアントが提供する動画像・音声コンテンツを所
定の前記中継チャネルヘ転送するためのチャネル選択手
段と、動画像・音声コンテンツを提供するコンテンツ送
信クライアントと提供日時と中継に用いる中継チャネル
に関する予約データを格納するスケジュールデータベー
スと、動画像・音声コンテンツを提供するコンテンツ送
信クライアントとその提供日時の予約を受け付け、既に
前記スケジュールデータベースに格納されている予約デ
ータから中継に用いる中継チャネルを選択して新規中継
予約データの格納を行う予約管理手段と、前記スケジュ
ールデータベースの予約データを基に、所定の日時に所
定の中継チャネルを選択するように前記チャネル選択手
段を制御するチャネル制御手段と、を備えることを特徴
とする。
【0012】第2の発明は、ネットワークアドレスが割
り当てられた第1の通信ポートと第2の通信ポートを有
して、該通信ポート間でデータ転送するデータ転送装置
を備え、前記コンテンツ送信クライアントがネットワー
クを介して前記第1の通信ポートに接続され、前記コン
テンツ中継サーバがネットワークを介して前記第2の通
信ポートに接続され、前記データ転送装置の第1及び第
2の通信ポートのネットワークアドレスを指定すること
によって前記コンテンツ送信クライアントと前記コンテ
ンツ中継サーバとが通信を行うことを特徴とする。
【0013】第3の発明は、ネットワークアドレスを保
有するアドレス保有部と、該ネットワークアドレスを選
択するアドレス選択部とを有するダイヤルアップサーバ
を備え、該ダイヤルアップサーバは、前記コンテンツ送
信クライアントと前記コンテンツ中継サーバとにネット
ワークを介して接続され、予め指定された所定のネット
ワークアドレスを、前記アドレス保有部の中から前記ア
ドレス選択部が選択しコンテンツ送信クライアントに割
り当てることを特徴とする。
【0014】第4の発明は、前記コンテンツ中継サーバ
における予約管理手段が、ユーザからの中継予約要求を
受け、前記スケジュールデータベースの内容を基に、当
該中継予約要求を満足する中継チャネルの空き状況を含
むスケジュールデータを検索するスケジュール検索手段
と、前記スケジュール検索手段の結果に基づいて、前記
コンテンツ送信クライアント側からの中継予約要求の可
否を判定する予約判定手段と、ユーザからの中継予約要
求をスケジュール検索手段に送り、中継の可否を含む中
継に関するデータをユーザに返信するとともに、予約可
能である場合には、前記スケジュールデータベースに予
約を登録する予約入出力手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0015】第5の発明は、前記コンテンツ送信クライ
アントが、ユーザ認証データを含む中継開始に必要なデ
ータを入力もしくは保持する手段と、前記コンテンツ中
継サーバと通信を制御する通信制御手段とを備え、前記
通信制御手段が、コンテンツ中継開始時に前記データを
前記コンテンツ中継サーバへ送信することを特徴とす
る。
【0016】第6の発明は、前記コンテンツ中継サーバ
における前記スケジュールデータベースが、動画像・音
声コンテンツの中継スケジュールに関する情報に加え、
動画像・音声コンテンツの内容に関わる情報を管理し、
前記コンテンツ中継サーバは、前記コンテンツ受信クラ
イアントからのコンテンツ検索要求を受け付け、該検索
要求を満たす動画像・音声コンテンツを検索し、当該動
画像・音声コンテンツの中継チャネル及び、当該動画像
・音声コンテンツの内容に関する情報を当該コンテンツ
受信クライアントへ返信するコンテンツ検索手段を更に
備えることを特徴とする。
【0017】第7の発明は、前記コンテンツ中継サーバ
が、動画像・音声コンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積
手段を備え、動画像・音声コンテンツのリアルタイム中
継に加え、前記コンテンツ蓄積手段に蓄えられた動画像
・音声コンテンツを前記コンテンツ受信クライアントへ
中継することを特徴とする。
【0018】第8の発明は、前記コンテンツ中継サーバ
における前記チャネル制御手段が、前記スケジュールデ
ータベースの内容を基に中継予定の動画像・音声コンテ
ンツの供給が無い、あるいは供給が途中で中断されたと
判断した場合、コンテンツ供給に障害が生じたことをコ
ンテンツ受信サーバに通知することを特徴とする請求項
7記載の動画像配信システム。
【0019】第9の発明は、前記コンテンツ中継サーバ
における前記チャネル制御手段が、前記スケジュールデ
ータベースの内容を基に中継予定の動画像・音声コンテ
ンツの供給が無い、あるいは供給が途中で中断されたと
判断した場合、中継予定の動画像・音声コンテンツに代
わって、前記コンテンツ蓄積手段に蓄積されている代替
動画像・音声コンテンツを前記コンテンツ受信クライア
ントへ中継することを特徴とする。
【0020】第10の発明は、前記コンテンツ中継サー
バにおける前記チャネル制御手段が、前記スケジュール
データベースの内容を基に、中継スケジュールに空きが
あると判断した場合、前記コンテンツ蓄積手段に蓄積さ
れた動画像・音声コンテンツを前記コンテンツ受信クラ
イアントヘ中継することを特徴とする。
【0021】本発明の動画像配信システムにおいて、コ
ンテンツ中継サーバが、ユーザから動画像・音声コンテ
ンツの配信予約を入力されたとき、予約管理手段が、予
約内容である動画像・音声コンテンツを提供するコンテ
ンツ送信クライアントとその提供日時のデータから、既
にスケジュールデータベースに格納されている予約デー
タから中継に用いる中継チャネルを選択する。そして、
新規中継予約データの格納を行う予約管理手段動画像・
音声コンテンツを提供するコンテンツ送信クライアント
と提供日時と中継に用いる中継チャネルとに関する予約
データをスケジュールデータベース格納する。チャネル
制御手段が、スケジュールデータベースの予約データを
基に、所定の日時に所定の中継チャネルを選択するよう
に前記チャネル選択手段を制御する。こうして、コンテ
ンツ中継サーバにより動画像・音声コンテンツの中継ス
ケジュールを管理して、中継チャネルを選択するので、
少ない中継チャネルを効率よく使用することができ、受
信側も容易に所望のコンテンツを探すことができる。
【0022】また本発明においては、データ転送装置や
ダイヤルアップサーバを、コンテンツ送信クライアント
とコンテンツ中継サーバとの間にネットワークを介して
配置して、コンテンツ送信クライアントが特定のネット
ワークアドレスを持たない場合にも対応可能としてい
る。
【0023】さらに、ユーザが容易にコンテンツを検索
できるように、コンテンツ検索手段を設けたり、障害等
が生じたときに予備のコンテンツを配信できるようにコ
ンテンツ蓄積手段を設けたりしている。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0025】<第1の実施形態>本発明に係る動画像配
信システムの第1の実施形態について説明する。図1
は、本実施形態における動画像配信システムを示すブロ
ック図である。図1において、200−1〜200−N
はコンテンツ送信クライアント、300aはコンテンツ
中継サーバ、400−1〜400−Kはコンテンツ受信
クライアントである。これらの機器200,300a,
400は、ネットワーク100−1、100−2に接続
している。
【0026】コンテンツ送信クライアント200−1〜
200−NのうちユーザAが使用するのは、200−1
〜200−Mであり、ユーザBが使用するのは200−
(M+1)〜200−Nである。このコンテンツ送信ク
ライアント200−1〜200−Nは、ネットワーク1
00−1を介してコンテンツ中継サーバ300aに接続
されている。
【0027】コンテンツ中継サーバ300aにおいて、
350−1〜350−Nは動画像・音声コンテンツをコ
ンテンツ受信クライアント400−1〜400−Kに配
信する中継チャネル、310は所定の中継チャネル35
0へ動画像・音声コンテンツを転送する統合チャネルセ
レクタ(チャネル選択手段)、320は統合チャネルセ
レクタ310の動作を制御するチャネル制御部、330
は該コンテンツ中継サーバ300aの中継スケジュール
に関する情報を管理するスケジュールデータベース、3
40は中継予約を外部から受け付ける予約管理部であ
る。
【0028】また、図2はコンテンツ中継サーバ300
aにおける予約管理部340の詳細図である。図2にお
いて、341はスケジュールデータベースに接続し、中
継予約要求の条件に適合した中継スケジュールの情報を
検索するスケジュール検索部、342はスケジュール検
索部341の検索結果を基に、中継予約の可否の判定、
スケジュールデータベースヘの予約登録を行う予約判定
部、343は中継予約の入力及び予約確認を行う予約入
出力部である。
【0029】次に、本発明のコンテンツ中継サーバ30
0aの動作について説明する。まず初めに、コンテンツ
提供を行う予定のユーザ、あるいはユーザの中継予約要
求を受付けたコンテンツ中継サーバ300aの管理者等
が、予約入出力部343から中継予約の入力を行う。こ
こで、予約入出力部343への入力は、コンテンツ中継
サーバ300aに設けられた端末からでもよいし、ネッ
トワーク100を介した遠隔地から行ってもよい。
【0030】予約入出力部343で入力された中継予約
について、スケジュール検索部341が、適合するスケ
ジュールに関する情報を、スケジュールデータベース3
30から検索し、検索結果を予約判定部342が判定す
る。すなわち、予約入力出力部343に入力された中継
予約内容は、コンテンツ提供クライアント200のネッ
トワークアドレスとコンテンツの提供希望日時に関する
ものである。予約判定部342は、ユーザの希望日時に
おける中継チャネル350に空きがある場合には、ユー
ザの中継予約をスケジュールデータベース330に追加
すべく、予約可能である旨と割り当てチャネルを予約入
出力部343に出力する。予約入出力部343は、ユー
ザに予約可能である旨を通知し、ユーザがOKであれ
ば、スケジュールデータベース330に予約を登録す
る。もし、中継チャネル350に空きがなかった場合
は、予約判定部342は予約不可能である旨を予約入出
力部343を介してユーザに通知する。ユーザは別の日
時を検討する。
【0031】ここで、中継予約を行ったユーザに対して
割り当てられる中継チャネル350は、従来の中継サー
バのように、ユーザが指定した中継チャネルを割り当て
るようにしても良いし、予約判定部342が最適な中継
チャネルを動的に割り当てるようにしても良い。さら
に、予約管理部340は、動画像・音声コンテンツを提
供するユーザを識別するためのユーザ認証用パスワード
を中継予約毎、ユーザに割り当てても良い。中継予約別
に異なるユーザ認証用パスワードを割り当てることで、
一人のユーザが同時に複数の動画像・音声コンテンツ配
信を行う場合にも対応できる。また、ユーザ認証用パス
ワードに代えて、コンテンツ送信クライアント200の
ネットワークアドレスをスケジュールデータベースに登
録しておくことで、中継時のユーザ認証に用いてもよ
い。
【0032】次にコンテンツ提供ユーザは、予め中継を
予約した日時にコンテンツ送信クライアント200を用
いてコンテンツ中継サーバ300aに対し動画像・音声
コンテンツを送信する。動画像・音声コンテンツの送信
前に、コンテンツ送信クライアント200は、コンテン
ツ中継サーバ300aに対しユーザ認証用パスワードを
送信し中継の許可を受ける。ユーザ認証用パスワードを
受信したコンテンツ中継サーバ300aは、チャネル制
御部320が、スケジュールデータベース330を検索
することで、中継予約を確認する。予約が確認された場
合、チャネル制御部320は、所定の中継チャネル35
0へ動画像・音声コンテンツを転送できるよう、統合チ
ャネルセレクタ310の制御を行い、所定の中継チャネ
ル350で動画像・音声コンテンツの中継を行う。
【0033】ここでは、コンテンツ送信クライアント2
00からコンテンツ中継サーバ300aに対して通信を
開始することで、動画像・音声コンテンツの配信を開始
する場合について説明したが、逆に、予約された日時
に、予約スケジュールに従い、コンテンツ中継サーバ3
00aから当該コンテンツ送信クライアント200に通
信を開始することで、動画像・音声コンテンツの配信を
行ってもよい。この場合、通信先コンテンツ送信クライ
アント200のネットワークアドレスで、コンテンツ提
供ユーザは特定できるため、ユーザ認証を省略すること
も可能である。
【0034】従来技術の動画像配信システムでは、図3
(a)に示すように、コンテンツ提供ユーザA,B(コ
ンテンツ送信クライアント200−A,200−B)毎
に専用チャネルが割り当てられ、仮に利用されていない
中継チャネルが存在しても、他のユーザが使用すること
ができなかった。そのため、図13(a)に示すよう
な、チャネル利用効率の悪い中継しか行うことができな
かった。しかし、本実施形態の動画像配信システムで
は、図3(b)に示すように、コンテンツ中継サーバ3
00aが、予め中継予約を受け付け、中継スケジュール
管理により適切なチャネル割当てを行うことで、図13
(b)と同様に、中継チャネルの効率良い利用が可能と
なる。
【0035】<第2の実施形態>ネットワークを介した
通信では、通信相手に割当てられたネットワークアドレ
スを用いて、通信相手を特定することが必要である。そ
のため、例えばコンテンツ送信クライアント200が公
衆電話回線等からのダイヤルアップ接続でネットワーク
100−1に随時接続を行っていない場合、ネットワー
ク100−1ヘの接続毎にコンテンツ送信クライアント
200に割当てられるネットワークアドレスが異なる。
そのため、コンテンツ中継サーバ300aはコンテンツ
送信クライアント200のネットワークアドレスを特定
できず、コンテンツ送信クライアント200に対して通
信を行うことができない。このようにコンテンツ送信ク
ライアント200とコンテンツ中継サーバ300aが直
接通信不可能な場合について、第2の実施形態として図
面を参照しながら説明する。
【0036】図4は、本実施形態における動画画像配信
システムを示すブロック図である。図4において、この
動画像配信システムは、コンテンツ送信クライアント2
00とコンテンツ中継サーバ300aの間に、データ転
送装置500を配置する構成である。また、データ転送
装置500は、それぞれ異なるネットワークアドレス
(ADD−T1,ADD−T2)が割当てられた複数の
通信ポートがそれぞれネットワーク100−1、100
−3に接続しており、予め定められた通信ポート間でデ
ータ転送を行う。また図4において、コンテンツ送信ク
ライアント200とデータ転送装置500間のネットワ
ーク100−3と、データ転送装置500とコンテンツ
中継サーバ300a間のネットワーク100−1を別に
表現したが、これら2つのネットワークは同一のネット
ワークでもかまわない。
【0037】本システムにおいて、コンテンツ中継サー
バー300aとコンテンツ受信クライアント400間の
構成については、先に述べた動画像配信システムと同じ
構成のため省略する。本実施形態の動画像配信システム
では、コンテンツ送信クライアント200とコンテンツ
中継サーバ300a間の通信が、データ転送装置500
を介して行われる点が、従来技術または第1の実施形態
の動画像配信システムと異なる。
【0038】次に本動画像配信システムを用いて、動画
像・音声コンテンツの配信を開始する場合のコンテンツ
送信クライアント200とコンテンツ中継サーバ300
a間の通信について、図5を参照しながら説明する。図
5におけるデータ転送装置500では、図4で説明した
データ転送装置500と同様、ネットワークアドレス
(ADD−T1,ADD−T2)がそれぞれ割当てられ
た2つの通信ポートを備え、この2つの通信ポート間で
のデータ転送を行う。
【0039】まず、コンテンツ中継サーバ300の予約
管理部340により、中継予約時に、動画像音声コンテ
ンツ提供元として、コンテンツ送信クライアント200
のネットワークアドレスの代わりにデータ転送装置50
0の通信ポート2のネットワークアドレス(ADD−T
2)がスケジュールデータベース330に予約登録され
ている。
【0040】図5に示すように、動画像・音声コンテン
ツの配信を開始する場合、まずコンテンツ送信クライア
ント200が、ネットワークアドレスを指定してデータ
転送装置500の通信ポート1に接続し、コンテンツ中
継サーバ300からのコンテンツ送信要求を待つ(S1
01)。
【0041】コンテンツ中継サーバ300aは、ネット
ワークアドレス(ADD−T2)を指定して、予め予約
された中継開始時刻にデータ転送装置500の通信ポー
ト2へアクセスし、コンテンツ送信要求を送信する(S
102)。データ転送装置500は、通信ポート2で受
信したコンテンツ中継サーバ300aからのコンテンツ
送信要求を通信ポート1に転送する。通信ポート1に
は、予めコンテンツ送信クライアント200が接続して
いるので、通信ポート2→1へ転送されたコンテンツ送
信要求は、コンテンツ送信クライアント200へ送信さ
れる(S103)。
【0042】コンテンツ送信要求を受信したコンテンツ
送信クライアント200は、データ転送装置500の通
信ポート1に対し動画像・音声コンテンツを送信する
(S104)。ただし、コンテンツ中継サーバ300a
が、中継開始するためにユーザ認証を必要とする場合
は、コンテンツ送信クライアント200は、動画像・音
声コンテンツを送信する前に必要なデータを一旦送信す
る。
【0043】データ転送装置500は、通信ポート1で
受信した動画像・音声コンテンツを通信ポート2へ送信
することで、通信ポート2に接続しているコンテンツ中
継サーバ300aへ動画像・音声コンテンツが送信さ
れ、中継が開始される(S105)。
【0044】以上説明したように、本実施形態の動画像
配信システムでは、コンテンツ送信クライアント200
のネットワークアドレスが不明で、コンテンツ中継サー
バ300aから直接通信が行えない場合でも、データ転
送装置500の各通信ポートがネットワークアドレスを
有しており、コンテンツ送信クライアント200がその
通信ポートに対してコンテンツの配信を指定することに
より、動画像・音声コンテンツの配信を行うことができ
る。
【0045】<第3の実施形態>次に第2の実施形態の
別形態を第3の実施形態として図面を参照しながら説明
する。図6は、本実施形態における動画像配信システム
を示すブロック図である。図6において、コンテンツ送
信クライアント200とコンテンツ中継サーバ300の
間にダイヤルアップサーバ600を配置する。コンテン
ツ送信クライアント200とダイヤルアップサーバ60
0間はネットワーク100−4、ダイヤルアップサーバ
600とコンテンツ中継サーバ300a間はネットワー
ク100−1を介して接続される。ここで、ネットワー
ク100−4は、ダイヤルアップ接続のための公衆電話
回線等の回線交換網である。
【0046】本実施形態の動画像配信システムでは、コ
ンテンツ送信クライアント200が回線交換方式のネッ
トワーク100−4から、ダイヤルアップサーバ600
を介してコンテンツ中継サーバ300の存在するネット
ワーク100−1に接続する点が第2の実施形態の動画
像配信システムの構成と異なる。また、本実施形態にお
けるダイヤルアップサーバ600は、ネットワークアド
レスの予約を行える点が従来のダイヤルアップサーバと
異なる。
【0047】以下、本実施形態の動画像配信システムの
詳細について具体例を挙げて説明する。本実施形態の動
画像配信システムでは、ユーザAからのコンテンツ中継
予約要求をコンテンツ中継サーバ300aが受付けた場
合、ダイヤルアップサーバ600に対し、ユーザAのコ
ンテンツ送信クライアント200がコンテンツ配信時に
使用するネットワークアドレスの予約指示をする。ユー
ザAが使用するネットワークアドレスの予約指定は、ア
ドレス保有部620が保有するネットワークアドレスの
中から、ダイヤルアップサーバ600が行ってもよい
し、コンテンツ中継サーバ300が行ってもよい。図6
においては、コンテンツ中継サーバ300がダイヤルア
ップサーバ600のアドレスセレクタ610に対してネ
ットワークアドレスの予約指定を行う。また、ユーザA
の当該ネットワークアドレスの割当ては、ユーザAの次
回接続時に限定してもよいし、一定期間内の接続時に限
定してもよい。
【0048】コンテンツ中継サーバ300は、当該ネッ
トワークアドレス予約でユーザAに割当てられたネット
ワークアドレス(ADD−C)をコンテンツ提供元とし
て、コンテンツ中継サーバ300のスケジュールデータ
ベース330に登録する。ユーザAが動画像・音声コン
テンツの配信を行う際には、まずコンテンツ送信クライ
アント200を用いて、ダイヤルアップサーバ600に
接続する。ダイヤルアップサーバ600はユーザ認証を
行い、接続元がユーザAであることを確認すると、アド
レスセレクタ610が、予め予約されたアドレス保有部
620のネットワークアドレス(ADD−C)をユーザ
Aに割当てる。当該動画像・音声コンテンツ中継開始時
刻になるとコンテンツ中継サーバ300が、ネットワー
クアドレス(ADD−C)を割り当てられたコンテンツ
送信クライアント200に対しコンテンツ送信要求を行
い、コンテンツ送信クライアント200がこれを受け
て、動画像・音声コンテンツの送信を開始する。
【0049】以上説明したように、コンテンツ送信クラ
イアント200が、動画像・音声コンテンツ配信開始時
にネットワーク100−1へ接続した場合のネットワー
クアドレスが保証されるため、コンテンツ中継サーバ3
00は、中継予約時に登録したネットワークアドレスを
用いてコンテンツ送信クライアント200に通信を行う
ことができる。
【0050】<第4の実施形態>次に本発明の第4の実
施形態について図7を参照しながら説明する。図7は、
本実施形態のコンテンツ送信クライアントの構成を示す
ブロック図である。コンテンツ送信クライアント200
において、210は入力映像をデジタル動画像データに
変換する撮像装置、220は動画像データを圧縮符号化
し、動画像・音声コンテンツを生成する符号化部、23
0はユーザ認証用データを含む中継開始時に必要なデー
タを保持するデータ保持部、240は動画像・音声コン
テンツ送信、中継予約要求、中継開始要求などのコンテ
ンツ中継サーバ300aとの通信を制御する通信制御部
である。さらに中継開始に必要なデータや中継予約等の
データ入力を行うデータ入力装置を備えた構成としても
よい。
【0051】本実施形態におけるコンテンツ送信クライ
アント200では、ユーザ認証用パスワード等のデータ
を保持するデータ保持部230を備えることで、予約時
にコンテンツ中継サーバ300aから返信されるユーザ
認証用パスワード等のデータをデータ保持部230に保
存する。中継開始時に通信制御部240が、予めコンテ
ンツ中継サーバ300aに当該データを送信すること
で、コンテンツ提供ユーザのパスワード入力等の入力繰
作を省略することが可能となり、コンテンツ提供ユーザ
は、動画像・音声コンテンツの作成に集中することがで
きる。なお、データ保持部230へのデータの登録は、
コンテンツ中継サーバ300aから受信したデータを直
接保存する方法、データ入力装置から入力する方法、あ
るいは着脱可能な記録メディアにデータを記録してコン
テンツ送信クライアント200に挿入する方法などがあ
る。
【0052】<第5の実施形態>次に本発明の第5の実
施形態について説明する。図8は、本実施形態における
コンテンツ中継サーバ300bの構成を示すブロック図
である。本実施形態のコンテンツ中継サーバ300bで
は、第1の実施形態のコンテンツ中継サーバ300aの
構成に加え、コンテンツ検索部360を備える点が異な
る。また、スケジュールデータベース330は、図9に
示すように、中継管理のために必要なデータ331に加
え、コンテンツの内容に関する情報332として、コン
テンツタイトルや、コンテンツ概要の情報を合わせて管
理する点が異なる。コンテンツの内容に関する情報は、
中継予約時に、動画像・音声コンテンツ提供ユーザが入
力する。
【0053】コンテンツ検索部360は、動画像・音声
コンテンツの視聴を希望するユーザから検索要求が行わ
れた場合、ユーザの希望に適合した動画像・音声コンテ
ンツをスケジュールデータベース330の保有するデー
タ全てから検索し、検索結果の動画像・音声コンテンツ
タイトルを、中継チャネル350に返信する。動画像・
音声コンテンツの視聴を希望するユーザは、検索結果か
ら、視聴を希望する動画像・音声コンテンツ(中継チャ
ネル)を選択し、コンテンツ受信クライアント200を
用いて、希望の動画像・音声コンテンツの配信を受け
る。
【0054】ここでは、スケジュールデータベース33
0が保有するデータ全てを対象に、検索を行う場合を説
明したが、コンテンツ提供ユーザが中継予約時に、当該
コンテンツの内容に関する情報を外部に開示可能とする
か否かを選択できるようにし、可能なデータのみ検索を
行えるようにしても良い。
【0055】以上説明したように、本実施形態の動画像
配信システムでは、動画像・音声コンテンツの視聴を希
望するユーザが、容易に希望の動画像・音声コンテンツ
を視聴することができる。さらに、コンテンツに関する
情報を、中継予約時のチャネル割当てに利用すること
で、例えば、動画像・音声コンテンツのジャンル別の中
継チャネル編成も可能になる。
【0056】<第6の実施形態>最後に本発明の第6の
実施形態について説明する。図10は本実施形態におけ
るコンテンツ中継サーバ300cの構成を示すブロック
図である。本実施形態のコンテンツ中継サーバ300c
では、第1の実施形態のコンテンツ中継サーバ300a
の構成に加え、コンテンツ蓄積部370を備える点が異
なる。
【0057】コンテンツ中継サーバ300cが、中継コ
ンテンツをコンテンツ蓄積部370に蓄積することで、
リアルタイムコンテンツ配信に加え、中継済みコンテン
ツの再中継、動画像・音声コンテンツのオンデマンド中
継を行うことが可能になる。また、コンテンツ蓄積部3
70に予め動画像・音声コンテンツを用意しておくこと
で、コンテンツ送信クライアント200又はネットワー
クに障害が発生し、動画像・音声コンテンツの提供が正
常に行われない場合、動画像・音声コンテンツの視聴を
希望するユーザに対し、障害が発生した旨を通知する動
画像・音声コンテンツを提供できる。これによってユー
ザは、何か障害が起こったことを、直ちに知ることがで
き、何が原因なのかを探る作業を行うことがない。ま
た、障害が発生した場合、ユーザの希望を確認して、コ
ンテンツ蓄積部370に蓄積された動画・音声の代替コ
ンテンツを提供でき、完全にユーザへの配信を停止する
ことは防げる。さらに、中継スケジュールの空きを利用
して、蓄積コンテンツの中継を行うことも可能であり、
より効率的にコンテンツ配信を行うことができる。
【0058】
【発明の効果】第1及び第2の発明の動画像配信システ
ムによれば、コンテンツ中継サーバにより動画像・音声
コンテンツの中継スケジュールを管理して、中継チャネ
ルを選択するので、少ない中継チャネルを効率よく使用
することができ、受信側も容易に所望のコンテンツを探
すことができる。
【0059】第3の発明の動画像配信システムによれ
ば、コンテンツ送信クライアントのネットワークアドレ
スが不明でコンテンツ中継サーバが直接通信不可能な場
合においても、ネットワークアドレスを持つ通信ポート
を備えたデータ転送装置を介してコンテンツ送信クライ
アントから動画像・音声コンテンツの中継スケジュール
に合わせてコンテンツ中継サーバに配信を行うことがで
きる。
【0060】第4の発明の動画像配信システムによれ
ば、コンテンツ送信クライアントが断続的にネットワー
クに接続し、コンテンツ送信クライアントのネットワー
クアドレスがその都度変化つする場合でも、コンテンツ
送信クライアントに所定のネットワークアドレスレスを
割り当てることのできるダイヤルアップサーバを有して
しるので、コンテンツ送信クライアントからコンテンツ
中継サーバに動画像・音声コンテンツの配信を行うこと
ができる。
【0061】第5の発明の動画像配信システムによれ
ば、コンテンツ送信クライアントがユーザ認証データを
含む中継開始に必要なデータを入力もしくは保持して、
コンテンツ中継開始時に前記データを前記コンテンツ中
継サーバへ送信するので、中継開始時のパスワード入力
等の認証処理を容易に行うことができる。
【0062】第6の発明の動画像配信システムによれ
ば、スケジュールデータベースが、動画像・音声コンテ
ンツの内容に関わる情報を管理し、動画像・音声コンテ
ンツを検索して情報を当該コンテンツ受信クライアント
へ返信するので、ユーザが所望の動画像・音声コンテン
ツを容易に検索し、視聴することができる。
【0063】第7の発明の動画像配信システムによれ
ば、動画像・音声コンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積
手段を備え、動画像・音声コンテンツを前記コンテンツ
受信クライアントへ中継するので、動画像・音声コンテ
ンツの生放送だけでなく、動画像・音声コンテンツの再
放送及び、オンデマンド放送を行うことができる。
【0064】第8の発明の動画像配信システムによれ
ば、コンテンツ中継サーバがコンテンツ送信クライアン
トまたはネットワークに障害が発生し、動画像・音声コ
ンテンツの提供が正常に行われない場合、当該コンテン
ツの視聴を希望するユーザに、障害の通知がされるの
で、ユーザは何が起こったかすぐに分かり、無駄な作業
を行わなくてよい。
【0065】第9の発明の動画像配信システムによれ
ば、コンテンツ中継サーバがコンテンツ送信クライアン
トまたはネットワークに障害が発生し、動画像・音声コ
ンテンツの提供が正常に行われない場合、コンテンツ蓄
積手段に蓄積されている代替動画像・音声コンテンツを
前記コンテンツ受信クライアントへ中継するので、コン
テンツ配信を完全に停止することがない。
【0066】第10の発明の動画像配信システムによれ
ば、中継スケジュールの空きを利用した動画像・音声コ
ンテンツの配信を行うことができるので、空きを無くし
て、より効率的にコンテンツ配信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における動画像配信システムを
示すブロック図である。
【図2】コンテンツ中継サーバにおける予約管理部を示
すブロック図である。
【図3】従来技術と第1の実施形態との中継方式の違い
を示す説明図である。
【図4】第2の実施形態における動画像配信システムを
示すブロック図である。
【図5】第2の実施形態における中継までの流れを示す
説明図である。
【図6】第3の実施形態における動画像配信システムの
構成を示すブロック図である。
【図7】第4の実施形態におけるコンテンツ送信クライ
アントの構成を示すブロック図である。
【図8】第5の実施形態におけるコンテンツ中継サーバ
の構成を示すブロック図である。
【図9】第5の実施形態におけるスケジュールデータベ
ースに格納されるデータの説明図である。
【図10】第6の実施形態におけるコンテンツ中継サー
バの構成を示すブロック図である。
【図11】従来技術の動画像配信システムの構成を示す
ブロック図である。
【図12】従来技術における中継方式を示す説明図であ
る。
【図13】従来の中継形態の例を示す説明図である。
【符号の説明】
100 ネットワーク 200 コンテンツ送信クライアント 210 撮像装置 220 符号化部 230 データ保持部 240 通信制御部 300 コンテンツ中継サーバ 310 統合チャネルセレクタ 320 チャネル制御部 330 スケジュールデータベース 340 予約管理部 341 スケジュール検索部 342 予約判定部 343 予約入出力部 350 中継チャネル 360 コンテンツ検索部 370 コンテンツ蓄積部 380 チャネルセレクタ 400 コンテンツ受信クライアント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内海 端 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 塩井 正宏 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5C064 BA01 BB07 BC11 BC16 BC20 BD02 BD07 BD08

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像又は音声の少なくとも1つを含む
    動画像・音声コンテンツの作成、及び提供を行う1つ以
    上のコンテンツ送信クライアントと、動画像・音声コン
    テンツの再生を行う1つ以上のコンテンツ受信クライア
    ントと、前記コンテンツ送信クライアントの提供する動
    画像・音声コンテンツを中継し、該動画像・音声コンテ
    ンツを複数の前記コンテンツ受信クライアントへ配信す
    るコンテンツ中継サーバとを備え、ネットワークを介し
    て相互に通信することで動画像・音声コンテンツの配信
    を行う動画像配信システムであって、 前記コンテンツ中継サーバは、 動画像・音声コンテンツを前記コンテンツ受信クライア
    ントへ中継するための1つ以上の中継チャネルと、 前記コンテンツ送信クライアントが提供する動画像・音
    声コンテンツを所定の前記中継チャネルヘ転送するため
    のチャネル選択手段と、 動画像・音声コンテンツを提供するコンテンツ送信クラ
    イアントと提供日時と中継に用いる中継チャネルに関す
    る予約データを格納するスケジュールデータベースと、 動画像・音声コンテンツを提供するコンテンツ送信クラ
    イアントとその提供日時の予約を受け付け、既に前記ス
    ケジュールデータベースに格納されている予約データか
    ら中継に用いる中継チャネルを選択して新規中継予約デ
    ータの格納を行う予約管理手段と、 前記スケジュールデータベースの予約データを基に、所
    定の日時に所定の中継チャネルを選択するように前記チ
    ャネル選択手段を制御するチャネル制御手段と、 を備えることを特徴とする動画像配信システム。
  2. 【請求項2】 ネットワークアドレスが割り当てられた
    第1の通信ポートと第2の通信ポートを有して、該通信
    ポート間でデータ転送するデータ転送装置を備え、 前記コンテンツ送信クライアントがネットワークを介し
    て前記第1の通信ポートに接続され、前記コンテンツ中
    継サーバがネットワークを介して前記第2の通信ポート
    に接続され、 前記データ転送装置の第1及び第2の通信ポートのネッ
    トワークアドレスを指定することによって前記コンテン
    ツ送信クライアントと前記コンテンツ中継サーバとが通
    信を行うことを特徴とする請求項1記載の動画像配信シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 ネットワークアドレスを保有するアドレ
    ス保有部と、該ネットワークアドレスを選択するアドレ
    ス選択部とを有するダイヤルアップサーバを備え、 該ダイヤルアップサーバは、前記コンテンツ送信クライ
    アントと前記コンテンツ中継サーバとにネットワークを
    介して接続され、 予め指定された所定のネットワークアドレスを、前記ア
    ドレス保有部の中から前記アドレス選択部が選択しコン
    テンツ送信クライアントに割り当てることを特徴とする
    請求項1記載の動画像配信システム。
  4. 【請求項4】 前記コンテンツ中継サーバにおける予約
    管理手段は、 ユーザからの中継予約要求を受け、前記スケジュールデ
    ータベースの内容を基に、当該中継予約要求を満足する
    中継チャネルの空き状況を含むスケジュールデータを検
    索するスケジュール検索手段と、 前記スケジュール検索手段の結果に基づいて、前記コン
    テンツ送信クライアント側からの中継予約要求の可否を
    判定する予約判定手段と、 ユーザからの中継予約要求をスケジュール検索手段に送
    り、中継の可否を含む中継に関するデータをユーザに返
    信するとともに、予約可能である場合には、前記スケジ
    ュールデータベースに予約を登録する予約入出力手段
    と、 を備えたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の動
    画像配信システム。
  5. 【請求項5】 前記コンテンツ送信クライアントは、 ユーザ認証データを含む中継開始に必要なデータを入力
    もしくは保持する手段と、 前記コンテンツ中継サーバと通信を制御する通信制御手
    段と、 を備え、 前記通信制御手段が、コンテンツ中継開始時に前記デー
    タを前記コンテンツ中継サーバへ送信することを特徴と
    する請求項1〜4のいずれかに記載の動画像配信システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記コンテンツ中継サーバにおける前記
    スケジュールデータベースは、動画像・音声コンテンツ
    の中継スケジュールに関する情報に加え、動画像・音声
    コンテンツの内容に関わる情報を管理し、 前記コンテンツ中継サーバは、前記コンテンツ受信クラ
    イアントからのコンテンツ検索要求を受け付け、該検索
    要求を満たす動画像・音声コンテンツを検索し、当該動
    画像・音声コンテンツの中継チャネル及び、当該動画像
    ・音声コンテンツの内容に関する情報を当該コンテンツ
    受信クライアントへ返信するコンテンツ検索手段を更に
    備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
    の動画像配信システム。
  7. 【請求項7】 前記コンテンツ中継サーバは、動画像・
    音声コンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積手段を備え、
    動画像・音声コンテンツのリアルタイム中継に加え、前
    記コンテンツ蓄積手段に蓄えられた動画像・音声コンテ
    ンツを前記コンテンツ受信クライアントへ中継すること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の動画像配
    信システム。
  8. 【請求項8】 前記コンテンツ中継サーバにおける前記
    チャネル制御手段が、前記スケジュールデータベースの
    内容を基に中継予定の動画像・音声コンテンツの供給が
    無い、あるいは供給が途中で中断されたと判断した場
    合、コンテンツ供給に障害が生じたことをコンテンツ受
    信サーバに通知することを特徴とする請求項7記載の動
    画像配信システム。
  9. 【請求項9】 前記コンテンツ中継サーバにおける前記
    チャネル制御手段が、前記スケジュールデータベースの
    内容を基に中継予定の動画像・音声コンテンツの供給が
    無い、あるいは供給が途中で中断されたと判断した場
    合、中継予定の動画像・音声コンテンツに代わって、前
    記コンテンツ蓄積手段に蓄積されている代替動画像・音
    声コンテンツを前記コンテンツ受信クライアントへ中継
    することを特徴とする請求項7記載の動画像配信システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記コンテンツ中継サーバにおける前
    記チャネル制御手段が、前記スケジュールデータベース
    の内容を基に、中継スケジュールに空きがあると判断し
    た場合、前記コンテンツ蓄積手段に蓄積された動画像・
    音声コンテンツを前記コンテンツ受信クライアントヘ中
    継することを特徴とする請求項7記載の動画像配信シス
    テム。
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