JP2001186424A - テレビジョン装置の画像再生を改善するための方法および装置 - Google Patents
テレビジョン装置の画像再生を改善するための方法および装置Info
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- H04N17/00—Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details
- H04N17/04—Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details for receivers
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- H04N5/00—Details of television systems
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 テレビジョン装置における周波数応答の相違
の減少 【解決手段】 ビデオ周波数応答が、相応するアンテナ
信号がテレビジョン装置のアンテナ入力側に供給された
とき、テレビジョン装置の各チャネルについて測定さ
れ、前記場合において、所定の基準値からの偏差が生じ
た際には、ビデオ周波数応答補正が関連チャネルの相応
する周波数離調により実行され、前記補正は、関連チャ
ネルに対する周波数データを上書きすることにより記憶
されるか、または、相応する補正値を装置の関連チャネ
ルの周波数データに付加することにより記憶されること
を特徴とするテレビジョン装置の画像再生を改善するた
めの方法
の減少 【解決手段】 ビデオ周波数応答が、相応するアンテナ
信号がテレビジョン装置のアンテナ入力側に供給された
とき、テレビジョン装置の各チャネルについて測定さ
れ、前記場合において、所定の基準値からの偏差が生じ
た際には、ビデオ周波数応答補正が関連チャネルの相応
する周波数離調により実行され、前記補正は、関連チャ
ネルに対する周波数データを上書きすることにより記憶
されるか、または、相応する補正値を装置の関連チャネ
ルの周波数データに付加することにより記憶されること
を特徴とするテレビジョン装置の画像再生を改善するた
めの方法
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チューナ同調を使
用してビデオ周波数応答を操作することによりテレビジ
ョン装置の画像再生を改善する方法に関する。
用してビデオ周波数応答を操作することによりテレビジ
ョン装置の画像再生を改善する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】公知のように、RF(無線周波数)/I
F(中間周波数)領域における同調回路および帯域フィ
ルタは、テレビジョン装置のビデオ周波数応答に重大な
影響を与える。前記ビデオ周波数応答、またはその経過
は、一方で画像観察者に対し画像精鮮鋭度印象を決定
し、他方で、接続されたテキストデコーダとデスクラン
ブラの機能的信頼性に直接影響を与える。
F(中間周波数)領域における同調回路および帯域フィ
ルタは、テレビジョン装置のビデオ周波数応答に重大な
影響を与える。前記ビデオ周波数応答、またはその経過
は、一方で画像観察者に対し画像精鮮鋭度印象を決定
し、他方で、接続されたテキストデコーダとデスクラン
ブラの機能的信頼性に直接影響を与える。
【0003】許容誤差によるばらつきのため、同じ型の
テレビジョン装置であっても、ビデオ周波数応答に関し
て相違が生じることがあり得る。このばらつきは、EM
Cや音声トラップ等の選択手段、チューナ帯域フィルタ
のチルト特性、および現在のテレビジョン装置でIF領
域での選択手段として使用される表面弾性波フィルタに
生じる。
テレビジョン装置であっても、ビデオ周波数応答に関し
て相違が生じることがあり得る。このばらつきは、EM
Cや音声トラップ等の選択手段、チューナ帯域フィルタ
のチルト特性、および現在のテレビジョン装置でIF領
域での選択手段として使用される表面弾性波フィルタに
生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、した
がって、テレビジョン装置における上記周波数応答の相
違を減少させることである。
がって、テレビジョン装置における上記周波数応答の相
違を減少させることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によ
り、テレビジョン装置の各チャネルごとに、相応するア
ンテナ信号がテレビジョン装置のアンテナ入力側に供給
されるとき、前記ビデオ周波数応答を測定し、所定の基
準値からの偏差が生じた際には、ビデオ周波数応答補正
を当該チャネルの相応の周波数離調により実行し、前記
ビデオ周波数応答補正は、当該チャネルに対する周波数
データを上書きするか、または、相応する補正値を装置
の当該チャネルの周波数データに加算することにより実
行し、前記補正をテレビジョン装置に記憶することによ
り解決される。
り、テレビジョン装置の各チャネルごとに、相応するア
ンテナ信号がテレビジョン装置のアンテナ入力側に供給
されるとき、前記ビデオ周波数応答を測定し、所定の基
準値からの偏差が生じた際には、ビデオ周波数応答補正
を当該チャネルの相応の周波数離調により実行し、前記
ビデオ周波数応答補正は、当該チャネルに対する周波数
データを上書きするか、または、相応する補正値を装置
の当該チャネルの周波数データに加算することにより実
行し、前記補正をテレビジョン装置に記憶することによ
り解決される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、チューナ同調部を使用
して、RF/IF領域でビデオ周波数応答に影響を与え
る許容誤差によるばらつきを補償するという考えに基づ
いている。この補償は、とりわけ同じ型のテレビジョン
装置において、ビデオ周波数応答に関して一様な品質を
可能とするために行われる。
して、RF/IF領域でビデオ周波数応答に影響を与え
る許容誤差によるばらつきを補償するという考えに基づ
いている。この補償は、とりわけ同じ型のテレビジョン
装置において、ビデオ周波数応答に関して一様な品質を
可能とするために行われる。
【0007】本発明の利点は、すでにテレビジョン装置
の製造時に、それぞれのテレビジョン装置の各テレビジ
ョンチャネルについて、所望の周波数応答に対する相応
のチューナ同調を簡単に検出し、記憶できることであ
る。このことはとりわけ後で顧客側で、例えば自動送信
機プログラミングを使用することにより実行すべき装置
側のプログラム位置割当てに対して有利である。
の製造時に、それぞれのテレビジョン装置の各テレビジ
ョンチャネルについて、所望の周波数応答に対する相応
のチューナ同調を簡単に検出し、記憶できることであ
る。このことはとりわけ後で顧客側で、例えば自動送信
機プログラミングを使用することにより実行すべき装置
側のプログラム位置割当てに対して有利である。
【0008】このようなチューナ同調は、この場合基本
的にはチューナ発振器の周波数離調を生じさせるもので
あるが、しかし、すべての人にとって馴染みがあるとい
う訳ではない。公知のように、そのようなチューナ発振
器の周波数離調は、チューナ伝送曲線を画像IF伝送曲
線に対して多少ともわずかにシフトさせる。しかしそれ
は、全体伝送曲線のナイキストスロープでの画像搬送波
の重大なシフトを引き起こす。言い換えると、伝送曲線
の「高周波数スロープ」における信号成分が相応してシ
フトされ、それにより高周波数ビデオ信号成分が増大ま
たは減少される。しかし一般的には、チューナのチャネ
ル微同調が使用される可能性はほとんどない。なぜな
ら、現在のテレビジョン装置は、受信できるテレビジョ
ンチャネルへの自動チューナ同調を行う放送局サーチ部
を常に少なくとも1つは有するからである。前記チュー
ナに対しては、PLL(位相同期ループ)に基づいた同
調システムおよび記憶されたチャネル周波数テーブルが
設けられている。
的にはチューナ発振器の周波数離調を生じさせるもので
あるが、しかし、すべての人にとって馴染みがあるとい
う訳ではない。公知のように、そのようなチューナ発振
器の周波数離調は、チューナ伝送曲線を画像IF伝送曲
線に対して多少ともわずかにシフトさせる。しかしそれ
は、全体伝送曲線のナイキストスロープでの画像搬送波
の重大なシフトを引き起こす。言い換えると、伝送曲線
の「高周波数スロープ」における信号成分が相応してシ
フトされ、それにより高周波数ビデオ信号成分が増大ま
たは減少される。しかし一般的には、チューナのチャネ
ル微同調が使用される可能性はほとんどない。なぜな
ら、現在のテレビジョン装置は、受信できるテレビジョ
ンチャネルへの自動チューナ同調を行う放送局サーチ部
を常に少なくとも1つは有するからである。前記チュー
ナに対しては、PLL(位相同期ループ)に基づいた同
調システムおよび記憶されたチャネル周波数テーブルが
設けられている。
【0009】ビデオ周波数応答の評価のための基準とし
て有利には、2Tパルスまたはマルチバーストとして相
応に高いビデオ周波数を有するよう構成された測定信号
を利用することができる。この測定信号は、チューナに
供給すべき放送局信号の各々の画像搬送波により変調さ
れる。ビデオ周波数応答は、例えば測定信号の測定され
た振幅と基準振幅(相応するマルチバースト周波数また
は2T振幅のための装置を開発する過程で「基準」とし
て定義された振幅に対応する)との比較を利用して評価
することができる。
て有利には、2Tパルスまたはマルチバーストとして相
応に高いビデオ周波数を有するよう構成された測定信号
を利用することができる。この測定信号は、チューナに
供給すべき放送局信号の各々の画像搬送波により変調さ
れる。ビデオ周波数応答は、例えば測定信号の測定され
た振幅と基準振幅(相応するマルチバースト周波数また
は2T振幅のための装置を開発する過程で「基準」とし
て定義された振幅に対応する)との比較を利用して評価
することができる。
【0010】偏差が生じた際に、所望のビデオ周波数応
答を得るため、本発明により、偏差に相応する補正がチ
ューナの微同調により実行される。この補正値は偏差の
方向に依存して加算または減算され、いずれにしろチャ
ネル微同調のためにプログラム位置ごとに存在するレジ
スタに記憶される。この場合、ここで指摘しなければな
らないのは、IF許容偏差のみを補償することが目的で
あるならば、ただ1つの補正値をすべてのチャネルに対
して使用できるということである。しかし、チャネルに
依存するチューナ偏差を補償することが目的であるなら
ば、それぞれの補正値が各チャネルごとか、または少な
くとも「許容誤差の危機にさらされている」チャネルに
対して提供される。
答を得るため、本発明により、偏差に相応する補正がチ
ューナの微同調により実行される。この補正値は偏差の
方向に依存して加算または減算され、いずれにしろチャ
ネル微同調のためにプログラム位置ごとに存在するレジ
スタに記憶される。この場合、ここで指摘しなければな
らないのは、IF許容偏差のみを補償することが目的で
あるならば、ただ1つの補正値をすべてのチャネルに対
して使用できるということである。しかし、チャネルに
依存するチューナ偏差を補償することが目的であるなら
ば、それぞれの補正値が各チャネルごとか、または少な
くとも「許容誤差の危機にさらされている」チャネルに
対して提供される。
【0011】本発明はこの場合、表面弾性波フィルタが
一般に現在のテレビジョン装置のIF領域における選択
手段として使用されているという事実に基づいている。
公知のように、表面弾性波フィルタは許容誤差による比
較的大きなばらつきを有する。そのようなばらつきは、
いわゆる許容誤差によるチューナチルトと同様に、ビデ
オ周波数応答に影響を与える。このチューナチルトは、
公知のように、同時に動作または同調可能な比較的広帯
域の選択手段により生じる。なおこの広帯域の選択手段
はチューナの周波数領域に含まれる。また前記チューナ
チルトは経験からして、とりわけ、受信できる周波数帯
域の端および/または中央で生じる。
一般に現在のテレビジョン装置のIF領域における選択
手段として使用されているという事実に基づいている。
公知のように、表面弾性波フィルタは許容誤差による比
較的大きなばらつきを有する。そのようなばらつきは、
いわゆる許容誤差によるチューナチルトと同様に、ビデ
オ周波数応答に影響を与える。このチューナチルトは、
公知のように、同時に動作または同調可能な比較的広帯
域の選択手段により生じる。なおこの広帯域の選択手段
はチューナの周波数領域に含まれる。また前記チューナ
チルトは経験からして、とりわけ、受信できる周波数帯
域の端および/または中央で生じる。
【0012】結果として、本発明は付加的に、テレビジ
ョン装置の信号受信域に生じ、ビデオ周波数応答に影響
するすべての許容誤差を補償できるという利点を有す
る。さらに、すでに指摘したように、補正値が表面弾性
波フィルタばらつきのみにより制約される場合には、こ
の1つの補正値がすべてのチャネルに対して使用可能で
ある。本発明の別の有利な実施例は以下の説明において
示される。
ョン装置の信号受信域に生じ、ビデオ周波数応答に影響
するすべての許容誤差を補償できるという利点を有す
る。さらに、すでに指摘したように、補正値が表面弾性
波フィルタばらつきのみにより制約される場合には、こ
の1つの補正値がすべてのチャネルに対して使用可能で
ある。本発明の別の有利な実施例は以下の説明において
示される。
【0013】本発明を実施例の図を参照してより詳細に
説明する。
説明する。
【0014】
【実施例】図1aから1cは、それ自体公知のダイアグ
ラム図で、画像搬送波BTと色副搬送波FTのそれぞれ
の位置とともにチューナ伝送曲線1と画像IF伝送曲線
2を示す。前記画像搬送波BTと色副搬送波FTは、例
えば、それぞれ38.9Hzと34.47Hzで、いわ
ゆる画像IF平面にCCIR規格に準拠するヨーロッパ
のテレビジョン規格Bにしたがって示される。完全を期
すため、これに関連して次のことを述べておく。すなわ
ち、いわゆるRF平面内では、テレビジョンチャネルの
画像搬送波と色副搬送波のそれぞれの周波数と、同じ規
格の隣接テレビジョンチャネルの搬送波周波数との間に
は、規格にしたがった周波数間隔がある。この場合、ダ
イアグラムの縦座標の各々は正規化されたゲインvの大
きさを表し、ダイアグラムの横座標の各々は周波数の大
きさを表す。
ラム図で、画像搬送波BTと色副搬送波FTのそれぞれ
の位置とともにチューナ伝送曲線1と画像IF伝送曲線
2を示す。前記画像搬送波BTと色副搬送波FTは、例
えば、それぞれ38.9Hzと34.47Hzで、いわ
ゆる画像IF平面にCCIR規格に準拠するヨーロッパ
のテレビジョン規格Bにしたがって示される。完全を期
すため、これに関連して次のことを述べておく。すなわ
ち、いわゆるRF平面内では、テレビジョンチャネルの
画像搬送波と色副搬送波のそれぞれの周波数と、同じ規
格の隣接テレビジョンチャネルの搬送波周波数との間に
は、規格にしたがった周波数間隔がある。この場合、ダ
イアグラムの縦座標の各々は正規化されたゲインvの大
きさを表し、ダイアグラムの横座標の各々は周波数の大
きさを表す。
【0015】図1aは、チューナ伝送曲線1に対する画
像IF曲線2の位置を示す。この画像IF曲線は、所望
のビデオ周波数応答の例として使用されるよう意図され
たものである。この場合、画像搬送波BTおよび色副搬
送波FTの振幅は最大振幅100%に対して50%であ
る。画像搬送波BTからの周波数間隔により、色副搬送
波FTはビデオ周波数応答の評価、とりわけ高ビデオ周
波数に対するビデオ周波数応答の評価に使用できる。し
かし、色副搬送波FTと画像搬送波BTは、高ビデオ周
波数成分が優先的に選択されるならば、異なった振幅を
有することができる。
像IF曲線2の位置を示す。この画像IF曲線は、所望
のビデオ周波数応答の例として使用されるよう意図され
たものである。この場合、画像搬送波BTおよび色副搬
送波FTの振幅は最大振幅100%に対して50%であ
る。画像搬送波BTからの周波数間隔により、色副搬送
波FTはビデオ周波数応答の評価、とりわけ高ビデオ周
波数に対するビデオ周波数応答の評価に使用できる。し
かし、色副搬送波FTと画像搬送波BTは、高ビデオ周
波数成分が優先的に選択されるならば、異なった振幅を
有することができる。
【0016】チューナ伝送曲線1にいわゆるチルトがな
いか、または図1aに示されるように、画像搬送波BT
と色副搬送波FTがチューナ伝送曲線1に対して同じ振
幅を有すると仮定すると、画像搬送波BTの色副搬送波
FTに対する振幅比は全体IF伝送曲線(図示せず)に
対して不変に留まる。この全体IF伝送曲線は、チュー
ナ伝送曲線1と画像IF伝送曲線2との相互作用により
形成される。
いか、または図1aに示されるように、画像搬送波BT
と色副搬送波FTがチューナ伝送曲線1に対して同じ振
幅を有すると仮定すると、画像搬送波BTの色副搬送波
FTに対する振幅比は全体IF伝送曲線(図示せず)に
対して不変に留まる。この全体IF伝送曲線は、チュー
ナ伝送曲線1と画像IF伝送曲線2との相互作用により
形成される。
【0017】図1bは、チューナ伝送曲線1に対する画
像IF伝送曲線2の異なった位置を示す。この画像IF
曲線は、表面弾性波フィルタ(図示せず)の許容誤差に
よるばらつきに起因する画像IF曲線の位置の例として
使用されるよう意図されたものである。そのような場
合、本発明により、画像搬送波BTの色副搬送波FTに
対する振幅比が所望のビデオ周波数に関して、チューナ
同調により生成され、このチューナ同調が、伝送曲線1
と2相互の相応する相対的シフトをもたらす。
像IF伝送曲線2の異なった位置を示す。この画像IF
曲線は、表面弾性波フィルタ(図示せず)の許容誤差に
よるばらつきに起因する画像IF曲線の位置の例として
使用されるよう意図されたものである。そのような場
合、本発明により、画像搬送波BTの色副搬送波FTに
対する振幅比が所望のビデオ周波数に関して、チューナ
同調により生成され、このチューナ同調が、伝送曲線1
と2相互の相応する相対的シフトをもたらす。
【0018】図1cは、図1aのチューナ伝送曲線1に
対する画像IF曲線2の位置を示す。しかし図1aとは
違い、伝送曲線1にはこの場合、最大許容チルトが示さ
れている。チルトならびに図1aに示される最大許容谷
部分は、ここではdB(デシベル)で表されている。2
つの伝送曲線1と2の相互作用の結果、チルトは、ビデ
オ周波数応答への相応する影響とともに画像搬送波BT
の色副搬送波FTに対する相応して異なった振幅比をも
たらす。本発明によれば、この場合にも、チルトの影響
をチューナ同調を使用して、伝送曲線1と2相互の相応
する相対的シフトにより補償することができる。そし
て、画像搬送波BTの色副搬送波FTに対する振幅比が
所望のビデオ周波数に関して生成される。
対する画像IF曲線2の位置を示す。しかし図1aとは
違い、伝送曲線1にはこの場合、最大許容チルトが示さ
れている。チルトならびに図1aに示される最大許容谷
部分は、ここではdB(デシベル)で表されている。2
つの伝送曲線1と2の相互作用の結果、チルトは、ビデ
オ周波数応答への相応する影響とともに画像搬送波BT
の色副搬送波FTに対する相応して異なった振幅比をも
たらす。本発明によれば、この場合にも、チルトの影響
をチューナ同調を使用して、伝送曲線1と2相互の相応
する相対的シフトにより補償することができる。そし
て、画像搬送波BTの色副搬送波FTに対する振幅比が
所望のビデオ周波数に関して生成される。
【0019】以下の図2に関する説明からわかるよう
に、本発明により有利には、相応の高周波数を有する2
Tパルスまたはマルチバースト信号の振幅が、所望のビ
デオ周波数応答の指標として、画像搬送波BTの色副搬
送波FTに対する振幅比の代わりに測定される。そのよ
うなビデオ信号の振幅は、例えば図2に示されるテレビ
ジョン装置4のCVBF出力側で簡単に測定できる。
に、本発明により有利には、相応の高周波数を有する2
Tパルスまたはマルチバースト信号の振幅が、所望のビ
デオ周波数応答の指標として、画像搬送波BTの色副搬
送波FTに対する振幅比の代わりに測定される。そのよ
うなビデオ信号の振幅は、例えば図2に示されるテレビ
ジョン装置4のCVBF出力側で簡単に測定できる。
【0020】図2には、測定および調整装置3が示され
ており、この装置はテレビジョン装置4とともに、とり
わけテレビジョン装置製造のための自動テスト装置を形
成する。この目的のために、測定および調整装置3は、
有利にはI2Cバスとして構成されたデータおよび制御
ライン5を介して、同様にアンテナライン6を介してテ
レビジョン装置4に接続される。
ており、この装置はテレビジョン装置4とともに、とり
わけテレビジョン装置製造のための自動テスト装置を形
成する。この目的のために、測定および調整装置3は、
有利にはI2Cバスとして構成されたデータおよび制御
ライン5を介して、同様にアンテナライン6を介してテ
レビジョン装置4に接続される。
【0021】測定および調整装置3は実質的に、プログ
ラム可能な制御および調整ユニット7と、制御および調
整ユニット7によりチャネル周波数に同調させることが
できるテレビジョン送信機8とを有する。
ラム可能な制御および調整ユニット7と、制御および調
整ユニット7によりチャネル周波数に同調させることが
できるテレビジョン送信機8とを有する。
【0022】テレビジョン装置4はチューナ同調装置
(図示せず)、例えば、I2Cバスを介して制御可能
な、シーメンス社のディジタル同調装置TUA 601
0XS(TV混合発振式PLL)形式のチューナ同調装
置を有する。このチューナ同調装置は、データおよび制
御ライン5を介して測定および調整装置3により制御可
能である。
(図示せず)、例えば、I2Cバスを介して制御可能
な、シーメンス社のディジタル同調装置TUA 601
0XS(TV混合発振式PLL)形式のチューナ同調装
置を有する。このチューナ同調装置は、データおよび制
御ライン5を介して測定および調整装置3により制御可
能である。
【0023】そのようなチューナ同調装置の制御によ
り、テレビジョン装置の機能が、プログラム位置の割当
てと(例えば、所定の画像コンテンツを有する)テレビ
ジョンチャネルの受信に関して、実質的に自動的に検査
される。前記チューナ同調装置はテレビジョン装置4の
アンテナ入力側への相応する信号送出部に接続される。
この場合本発明は、ビデオ周波数応答を各テレビジョン
チャネルについて検査し、必要であれば、測定および調
整装置3により補正する。この補正は、例えば関連チャ
ネルの周波数データを上書きしたり、または相応する補
正値を記憶することにより行われ、補正値は偏差の方向
にしたがい、関連チャネルの周波数データに加算される
かまたは減算される。
り、テレビジョン装置の機能が、プログラム位置の割当
てと(例えば、所定の画像コンテンツを有する)テレビ
ジョンチャネルの受信に関して、実質的に自動的に検査
される。前記チューナ同調装置はテレビジョン装置4の
アンテナ入力側への相応する信号送出部に接続される。
この場合本発明は、ビデオ周波数応答を各テレビジョン
チャネルについて検査し、必要であれば、測定および調
整装置3により補正する。この補正は、例えば関連チャ
ネルの周波数データを上書きしたり、または相応する補
正値を記憶することにより行われ、補正値は偏差の方向
にしたがい、関連チャネルの周波数データに加算される
かまたは減算される。
【0024】色副搬送波信号9のバースト振幅は有利に
は、オプションとして選択されたビデオ周波数応答の調
整とともに評価の基準として使用される。このバースト
振幅は、最も単純なケースでは、例えばテレビジョン装
置4のCVBS信号出力側に接続されるオシログラフ1
0を使用して測定できる。
は、オプションとして選択されたビデオ周波数応答の調
整とともに評価の基準として使用される。このバースト
振幅は、最も単純なケースでは、例えばテレビジョン装
置4のCVBS信号出力側に接続されるオシログラフ1
0を使用して測定できる。
【0025】別の実施例のため、本発明により、制御ル
ープとして設計された装置も得られる。この制御ループ
では、有利にはテレビジョン装置4のCVBS信号出力
側で測定され、ビデオ周波数応答の評価に適した信号が
制御される変量として使用される。
ープとして設計された装置も得られる。この制御ループ
では、有利にはテレビジョン装置4のCVBS信号出力
側で測定され、ビデオ周波数応答の評価に適した信号が
制御される変量として使用される。
【図1】図1aから1cは、テレビジョン装置の伝送曲
線を示す。
線を示す。
【図2】図2は、テレビジョン装置に接続される測定お
よび調整装置を示す。
よび調整装置を示す。
1 チューナ伝送曲線 2 画像IF曲線 3 測定および調整装置 4 テレビジョン装置 5 データおよび制御ライン 6 アンテナライン 7 制御および調整ユニット 8 テレビジョン送信機 9 色副搬送波信号 10 オシログラフ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルムート ゾーヴィヒ ドイツ連邦共和国 フイリンゲン−シユヴ エニンゲン オーダーシユトラーセ 85 (72)発明者 ラインハルト ザウター ドイツ連邦共和国 フイリンゲン−シユヴ エンニンゲン フンメルビュールシユトラ ーセ 15
Claims (5)
- 【請求項1】 チューナ同調を使用してビデオ周波数応
答を操作することによりテレビジョン装置の画像再生を
改善する方法において、 テレビジョン装置(4)の各チャネルごとに、相応する
アンテナ信号がテレビジョン装置(4)のアンテナ入力
側に供給されるとき、前記ビデオ周波数応答を測定し、 所定の基準値からの偏差が生じた際には、ビデオ周波数
応答補正を当該チャネルの相応の周波数離調により実行
し、 前記ビデオ周波数応答補正は、当該チャネルに対する周
波数データを上書きするか、または、相応する補正値を
装置(4)の当該チャネルの周波数データに加算するこ
とにより実行し、 前記補正をテレビジョン装置に記憶することを特徴とす
るテレビジョン装置の画像再生を改善するための方法。 - 【請求項2】 ビデオ周波数応答の評価のための基準と
して、2Tパルス信号、またはマルチバースト信号等の
ビデオ信号振幅を評価する請求項1記載のテレビジョン
装置の画像再生を改善するための方法。 - 【請求項3】 ビデオ周波数応答の測定および補正を装
置製造時に実行する請求項1または2記載のテレビジョ
ン装置の画像再生を改善するための方法。 - 【請求項4】 許容誤差によって装置(4)の無線周波
数/中間周波数領域で作用するばらつきに基づいて、装
置(4)の各チャネル毎にビデオ周波数応答の補正が行
われることを特徴とするテレビジョン装置。 - 【請求項5】 テレビジョン装置には、ビデオ周波数応
答補正のための付加的な記憶手段が設けられており、 前記記憶手段には、関連チャネルに対するビデオ周波数
応答補正値が記憶される、 請求項1記載の方法を実行するためのチューナ同調装
置。
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