JP2001186193A - Ip通信インタフェース装置、回線交換機及びip通信ネットワークシステム - Google Patents
Ip通信インタフェース装置、回線交換機及びip通信ネットワークシステムInfo
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 電話網とネット網間で音声及びデータ通信を
実現するインタフェース装置を提供する。 【解決手段】 第1、第2の接続手段と;回線交換網か
ら第1接続手段に入力されるBチャネル情報の第1メデ
ィア対応情報を符号しLANから第2接続手段に入力さ
れる第2メディア対応情報を分解したパケット分解メデ
ィア対応情報を復号化しこれを第1メディア対応情報と
して第1接続手段に送信する第1処理手段と;第1処理
手段で符号化されたメディア対応情報をパケット組立す
るとともに第2メディア対応情報を分解しパケット分解
メディア対応情報として第1処理手段に送信する第2処
理手段と;第2処理手段で組立られたパケット組立メデ
ィア対応情報にヘッダ情報を付加した第2メディア対応
情報を生成し第2接続手段を通してLANに送出させる
第2メディア対応情報に付加されたヘッダ情報を除去し
第2処理手段に送信する第3処理手段を備える。
実現するインタフェース装置を提供する。 【解決手段】 第1、第2の接続手段と;回線交換網か
ら第1接続手段に入力されるBチャネル情報の第1メデ
ィア対応情報を符号しLANから第2接続手段に入力さ
れる第2メディア対応情報を分解したパケット分解メデ
ィア対応情報を復号化しこれを第1メディア対応情報と
して第1接続手段に送信する第1処理手段と;第1処理
手段で符号化されたメディア対応情報をパケット組立す
るとともに第2メディア対応情報を分解しパケット分解
メディア対応情報として第1処理手段に送信する第2処
理手段と;第2処理手段で組立られたパケット組立メデ
ィア対応情報にヘッダ情報を付加した第2メディア対応
情報を生成し第2接続手段を通してLANに送出させる
第2メディア対応情報に付加されたヘッダ情報を除去し
第2処理手段に送信する第3処理手段を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電話網などの回線交
換網とインターネット網またはイントラネット網などの
IP(インターネットプロトコル)パケット交換網とを
統合することにより、設備及び運用などのコストを削減
できる複合交換網システム(IP通信ネットワークシス
テム)に関し、特にこのIP通信ネットワークシステム
の構築を容易にするためのIP通信インタフェース装置
及び回線交換機に関する。
換網とインターネット網またはイントラネット網などの
IP(インターネットプロトコル)パケット交換網とを
統合することにより、設備及び運用などのコストを削減
できる複合交換網システム(IP通信ネットワークシス
テム)に関し、特にこのIP通信ネットワークシステム
の構築を容易にするためのIP通信インタフェース装置
及び回線交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ローカルエリアネットワーク(L
AN)の広帯域化等をはじめとするネットワーク技術の
進歩と、パーソナルコンピュータ(PC)の多機能化及
びPCに適用するCPUの高速化等をはじめとするPC
技術の進歩とにともない、複数のLAN上のPC間で音
声情報を高速に通信することが実用的にも可能になって
きた。
AN)の広帯域化等をはじめとするネットワーク技術の
進歩と、パーソナルコンピュータ(PC)の多機能化及
びPCに適用するCPUの高速化等をはじめとするPC
技術の進歩とにともない、複数のLAN上のPC間で音
声情報を高速に通信することが実用的にも可能になって
きた。
【0003】これらの技術進歩により、従来の電話によ
る音声の通信を専用線、LAN及びワイドエリアネット
ワーク(WAN)などから構成されるインターネット網
(この明細書では、特に限定していないときは、イント
ラネット網を含む)上のPC間で実行するアプリケーシ
ョンソフトウェアと、このソフトウェアを組み込んだハ
ードウェアシステムとが急速に市場に投入されている。
このシステムは、「インターネットテレフォニー」と称
される。
る音声の通信を専用線、LAN及びワイドエリアネット
ワーク(WAN)などから構成されるインターネット網
(この明細書では、特に限定していないときは、イント
ラネット網を含む)上のPC間で実行するアプリケーシ
ョンソフトウェアと、このソフトウェアを組み込んだハ
ードウェアシステムとが急速に市場に投入されている。
このシステムは、「インターネットテレフォニー」と称
される。
【0004】インターネットテレフォニーと称されるI
P通信ネットワークシステムにおいては、音声通信とデ
ータ通信とを統合するために、VoIP(Voice over I
nternet Protocol)技術を使用する。このVoIP技術
はインターネットで使用されているネットワーク層のプ
ロトコル、つまりIPを持つネットワーク(IPネット
ワーク)上で、音声を短い時間(例えば、20msec
程度)毎にフレームとし、IPヘッダを付けてパケット
として送受信するものである。
P通信ネットワークシステムにおいては、音声通信とデ
ータ通信とを統合するために、VoIP(Voice over I
nternet Protocol)技術を使用する。このVoIP技術
はインターネットで使用されているネットワーク層のプ
ロトコル、つまりIPを持つネットワーク(IPネット
ワーク)上で、音声を短い時間(例えば、20msec
程度)毎にフレームとし、IPヘッダを付けてパケット
として送受信するものである。
【0005】また、電話網とインターネット網との間で
通信プロトコル変換を行うゲートウェイ機能を有し、電
話網とインターネット網との相互間での通信を実現する
インタフェース装置の開発が推進されている。
通信プロトコル変換を行うゲートウェイ機能を有し、電
話網とインターネット網との相互間での通信を実現する
インタフェース装置の開発が推進されている。
【0006】一般に、従来の電話網による電話通話(音
声通信)に比較して、インターネット網を経由した電話
通話の方が低コストに運用できることから、IP通信ネ
ットワークシステムとサービスは、急速に普及しつつあ
る。
声通信)に比較して、インターネット網を経由した電話
通話の方が低コストに運用できることから、IP通信ネ
ットワークシステムとサービスは、急速に普及しつつあ
る。
【0007】しかし、このIP通信ネットワークシステ
ムでの伝送(転送)標準は未だ確立されていない。現状
あるのはインターネット網内のサービスを定義したIT
U−T勧告H.450.2(H.323)と従来の電話
網のサービスのみである。
ムでの伝送(転送)標準は未だ確立されていない。現状
あるのはインターネット網内のサービスを定義したIT
U−T勧告H.450.2(H.323)と従来の電話
網のサービスのみである。
【0008】このような通信インフラの多様化・拡大に
伴い、ユーザは目的に応じて最適な通信インフラを使い
分けている状況がある。この状況の中、インターネット
網を企業内の通信ネットワークシステムに取り込み、デ
ータ通信だけでなく音声通信にも活用し、より経済的な
企業内通信ネットワークシステムを構築することが必要
不可欠になっている。
伴い、ユーザは目的に応じて最適な通信インフラを使い
分けている状況がある。この状況の中、インターネット
網を企業内の通信ネットワークシステムに取り込み、デ
ータ通信だけでなく音声通信にも活用し、より経済的な
企業内通信ネットワークシステムを構築することが必要
不可欠になっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、電話網(回線交換網)とインターネット網(I
Pパケット交換網)との間で通信プロトコル変換を行う
ゲートウェイ機能を有し、電話網とインターネット網と
の相互間での音声通信及びデータ通信などの各種通信を
実現するIP通信インタフェース装置を提供することに
ある。
課題は、電話網(回線交換網)とインターネット網(I
Pパケット交換網)との間で通信プロトコル変換を行う
ゲートウェイ機能を有し、電話網とインターネット網と
の相互間での音声通信及びデータ通信などの各種通信を
実現するIP通信インタフェース装置を提供することに
ある。
【0010】また、本発明の課題は、電話網とインター
ネット網との相互間での各種通信を実現するために既存
の電話網、特に企業内電話網に容易に導入することが可
能なIP通信インタフェース装置を提供することにあ
る。
ネット網との相互間での各種通信を実現するために既存
の電話網、特に企業内電話網に容易に導入することが可
能なIP通信インタフェース装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のIP通信インタフェース装置は、回線交換
網とIPパケット交換網に接続されるLANとの間に配
置することを可能にする第1及び第2の接続手段と;前
記回線交換網から前記第1の接続手段に入力されるBチ
ャネル情報としての第1のメディア対応情報を符号化す
るとともに、前記LANから前記第2の接続手段に入力
される第2のメディア対応情報をパケット分解したパケ
ット分解メディア対応情報を復号化し、復号化メディア
対応情報を前記第1のメディア対応情報として前記回線
交換網に送出するために前記第1の接続手段に送信する
第1の処理手段と;前記第1の処理手段で符号化された
符号化メディア対応情報をパケット組立するとともに、
前記第2のメディア対応情報をパケット分解し、前記パ
ケット分解メディア対応情報として前記第1の処理手段
に送信する第2の処理手段と;前記第2の処理手段でパ
ケット組立されたパケット組立メディア対応情報に予め
定められたヘッダ情報を付加した前記第2のメディア対
応情報を生成し、前記第2の接続手段を通して前記LA
Nに送出させるとともに、前記第2の接続手段に入力さ
れた前記第2のメディア対応情報に付加されている前記
ヘッダ情報を除去し、前記第2の処理手段に送信する第
3の処理手段とを備える。
に、本発明のIP通信インタフェース装置は、回線交換
網とIPパケット交換網に接続されるLANとの間に配
置することを可能にする第1及び第2の接続手段と;前
記回線交換網から前記第1の接続手段に入力されるBチ
ャネル情報としての第1のメディア対応情報を符号化す
るとともに、前記LANから前記第2の接続手段に入力
される第2のメディア対応情報をパケット分解したパケ
ット分解メディア対応情報を復号化し、復号化メディア
対応情報を前記第1のメディア対応情報として前記回線
交換網に送出するために前記第1の接続手段に送信する
第1の処理手段と;前記第1の処理手段で符号化された
符号化メディア対応情報をパケット組立するとともに、
前記第2のメディア対応情報をパケット分解し、前記パ
ケット分解メディア対応情報として前記第1の処理手段
に送信する第2の処理手段と;前記第2の処理手段でパ
ケット組立されたパケット組立メディア対応情報に予め
定められたヘッダ情報を付加した前記第2のメディア対
応情報を生成し、前記第2の接続手段を通して前記LA
Nに送出させるとともに、前記第2の接続手段に入力さ
れた前記第2のメディア対応情報に付加されている前記
ヘッダ情報を除去し、前記第2の処理手段に送信する第
3の処理手段とを備える。
【0012】この構成において、前記第1及び第2のメ
ディア対応情報は、音声通信機能を有する音声端末から
送信される音声情報、ファクシミリ通信機能を有するフ
ァクシミリ端末から送信されるファクシミリ情報、及び
データ通信機能を有するデータ端末から送信されるデー
タ情報を含む。
ディア対応情報は、音声通信機能を有する音声端末から
送信される音声情報、ファクシミリ通信機能を有するフ
ァクシミリ端末から送信されるファクシミリ情報、及び
データ通信機能を有するデータ端末から送信されるデー
タ情報を含む。
【0013】また、前記第1の処理手段及び第2の処理
手段は、前記第1及び第2のメディア対応情報に相当す
る音声情報、ファクシミリ情報、及びデータ情報毎にそ
れぞれ機能分割され;機能分割された前記第1の処理手
段を前記第3の処理手段からの指令により選択する選択
手段を更に備える。
手段は、前記第1及び第2のメディア対応情報に相当す
る音声情報、ファクシミリ情報、及びデータ情報毎にそ
れぞれ機能分割され;機能分割された前記第1の処理手
段を前記第3の処理手段からの指令により選択する選択
手段を更に備える。
【0014】前記第2の処理手段は、前記第1のメディ
ア対応情報が前記音声情報または前記ファクシミリ情報
であるときは、リアルタイムな伝送を可能にするための
RTPヘッダを付加した前記パケット組立メディア対応
情報を生成する。
ア対応情報が前記音声情報または前記ファクシミリ情報
であるときは、リアルタイムな伝送を可能にするための
RTPヘッダを付加した前記パケット組立メディア対応
情報を生成する。
【0015】前記第2の処理手段は、前記第2のメディ
ア対応情報が前記音声情報または前記ファクシミリ情報
であるときは、リアルタイムな伝送を可能にするために
付加されている前記RTPヘッダを除去した前記パケッ
ト分解メディア対応情報を生成する。
ア対応情報が前記音声情報または前記ファクシミリ情報
であるときは、リアルタイムな伝送を可能にするために
付加されている前記RTPヘッダを除去した前記パケッ
ト分解メディア対応情報を生成する。
【0016】前記第3の処理手段は、前記第2の処理手
段で生成された前記パケット組立メディア対応情報が前
記音声情報または前記ファクシミリ情報であるときは、
前記ヘッダ情報としてUDPヘッダ及びIPヘッダを付
加し、前記パケット組立メディア対応情報が前記データ
情報であるときは、前記ヘッダ情報としてTCPヘッダ
及びIPヘッダを付加する。
段で生成された前記パケット組立メディア対応情報が前
記音声情報または前記ファクシミリ情報であるときは、
前記ヘッダ情報としてUDPヘッダ及びIPヘッダを付
加し、前記パケット組立メディア対応情報が前記データ
情報であるときは、前記ヘッダ情報としてTCPヘッダ
及びIPヘッダを付加する。
【0017】前記第3の処理手段は、前記第2のメディ
ア対応情報が前記音声情報または前記ファクシミリ情報
であるときは、前記ヘッダ情報として付加されている前
記UDPヘッダ及び前記IPヘッダを除去し、前記第2
のメディア対応情報が前記データ情報であるときは、前
記ヘッダ情報として付加されている前記TCPヘッダ及
び前記IPヘッダを除去する。
ア対応情報が前記音声情報または前記ファクシミリ情報
であるときは、前記ヘッダ情報として付加されている前
記UDPヘッダ及び前記IPヘッダを除去し、前記第2
のメディア対応情報が前記データ情報であるときは、前
記ヘッダ情報として付加されている前記TCPヘッダ及
び前記IPヘッダを除去する。
【0018】前記第3の処理手段は、Dチャネル情報と
しての呼制御信号を特定プロトコルのメッセージに基づ
いて識別し、TCPヘッダ及びIPヘッダの付加及び除
去処理を施すだけでペネトレートに送受信する。
しての呼制御信号を特定プロトコルのメッセージに基づ
いて識別し、TCPヘッダ及びIPヘッダの付加及び除
去処理を施すだけでペネトレートに送受信する。
【0019】前記第1及び第2の接続手段と前記第1、
第2及び第3の処理手段とをパッケージカードに配置し
て構成することができる。本発明の回線交換機は、音声
通信機能を有する音声端末、ファクシミリ通信機能を有
するファクシミリ端末、及びデータ通信機能を有するデ
ータ端末の少なくとも1つを収容し、メディア対応情報
を伝送する時分割多重伝送路を有するハイウェイスイッ
チと;前記ハイウェイスイッチに直接的に接続された第
1の接続手段と;IPパケット交換網に接続されるLA
N回線を収容する第2の接続手段と;前記第1の接続手
段に入力されるBチャネル情報としての第1のメディア
対応情報を符号化するとともに、前記第2の接続手段に
入力される第2のメディア対応情報をパケット分解した
パケット分解メディア対応情報を復号化し、復号化メデ
ィア対応情報を前記第1のメディア対応情報として前記
ハイウェイスイッチに送出するために前記第1の接続手
段に送信する第1の処理手段と;前記第1の処理手段で
符号化された符号化メディア対応情報をパケット組立す
るとともに、前記第2のメディア対応情報をパケット分
解し、前記パケット分解メディア対応情報として前記第
1の処理手段に送信する第2の処理手段と;前記第2の
処理手段でパケット組立されたパケット組立メディア対
応情報に予め定められたヘッダ情報を付加した前記第2
のメディア対応情報を生成し、前記第2の接続手段を通
して前記LAN回線に送出させるとともに、前記第2の
接続手段に入力された前記第2のメディア対応情報に付
加されている前記ヘッダ情報を除去し、前記第2の処理
手段に送信する第3の処理手段とを備える。
第2及び第3の処理手段とをパッケージカードに配置し
て構成することができる。本発明の回線交換機は、音声
通信機能を有する音声端末、ファクシミリ通信機能を有
するファクシミリ端末、及びデータ通信機能を有するデ
ータ端末の少なくとも1つを収容し、メディア対応情報
を伝送する時分割多重伝送路を有するハイウェイスイッ
チと;前記ハイウェイスイッチに直接的に接続された第
1の接続手段と;IPパケット交換網に接続されるLA
N回線を収容する第2の接続手段と;前記第1の接続手
段に入力されるBチャネル情報としての第1のメディア
対応情報を符号化するとともに、前記第2の接続手段に
入力される第2のメディア対応情報をパケット分解した
パケット分解メディア対応情報を復号化し、復号化メデ
ィア対応情報を前記第1のメディア対応情報として前記
ハイウェイスイッチに送出するために前記第1の接続手
段に送信する第1の処理手段と;前記第1の処理手段で
符号化された符号化メディア対応情報をパケット組立す
るとともに、前記第2のメディア対応情報をパケット分
解し、前記パケット分解メディア対応情報として前記第
1の処理手段に送信する第2の処理手段と;前記第2の
処理手段でパケット組立されたパケット組立メディア対
応情報に予め定められたヘッダ情報を付加した前記第2
のメディア対応情報を生成し、前記第2の接続手段を通
して前記LAN回線に送出させるとともに、前記第2の
接続手段に入力された前記第2のメディア対応情報に付
加されている前記ヘッダ情報を除去し、前記第2の処理
手段に送信する第3の処理手段とを備える。
【0020】本発明のIP通信ネットワークシステム
は、音声通信機能を有する音声端末、ファクシミリ通信
機能を有するファクシミリ端末、及びデータ通信機能を
有するデータ端末の少なくとも1つを収容し、メディア
対応情報を伝送する時分割多重伝送路を有するハイウェ
イスイッチと;前記ハイウェイスイッチに直接的に接続
された第1の接続手段と;IPパケット交換網に接続さ
れるLAN回線を収容する第2の接続手段と;前記第1
の接続手段に入力されるBチャネル情報としての第1の
メディア対応情報を符号化するとともに、前記第2の接
続手段に入力される第2のメディア対応情報をパケット
分解したパケット分解メディア対応情報を復号化し、復
号化メディア対応情報を前記第1のメディア対応情報と
して前記ハイウェイスイッチに送出するために前記第1
の接続手段に送信する第1の処理手段と;前記第1の処
理手段で符号化された符号化メディア対応情報をパケッ
ト組立するとともに、前記第2のメディア対応情報をパ
ケット分解し、前記パケット分解メディア対応情報とし
て前記第1の処理手段に送信する第2の処理手段と;前
記第2の処理手段でパケット組立されたパケット組立メ
ディア対応情報に予め定められたヘッダ情報を付加した
前記第2のメディア対応情報を生成し、前記第2の接続
手段を通して前記LAN回線に送出させるとともに、前
記第2の接続手段に入力された前記第2のメディア対応
情報に付加されている前記ヘッダ情報を除去し、前記第
2の処理手段に送信する第3の処理手段と;から構成さ
れる回線交換機を含む。
は、音声通信機能を有する音声端末、ファクシミリ通信
機能を有するファクシミリ端末、及びデータ通信機能を
有するデータ端末の少なくとも1つを収容し、メディア
対応情報を伝送する時分割多重伝送路を有するハイウェ
イスイッチと;前記ハイウェイスイッチに直接的に接続
された第1の接続手段と;IPパケット交換網に接続さ
れるLAN回線を収容する第2の接続手段と;前記第1
の接続手段に入力されるBチャネル情報としての第1の
メディア対応情報を符号化するとともに、前記第2の接
続手段に入力される第2のメディア対応情報をパケット
分解したパケット分解メディア対応情報を復号化し、復
号化メディア対応情報を前記第1のメディア対応情報と
して前記ハイウェイスイッチに送出するために前記第1
の接続手段に送信する第1の処理手段と;前記第1の処
理手段で符号化された符号化メディア対応情報をパケッ
ト組立するとともに、前記第2のメディア対応情報をパ
ケット分解し、前記パケット分解メディア対応情報とし
て前記第1の処理手段に送信する第2の処理手段と;前
記第2の処理手段でパケット組立されたパケット組立メ
ディア対応情報に予め定められたヘッダ情報を付加した
前記第2のメディア対応情報を生成し、前記第2の接続
手段を通して前記LAN回線に送出させるとともに、前
記第2の接続手段に入力された前記第2のメディア対応
情報に付加されている前記ヘッダ情報を除去し、前記第
2の処理手段に送信する第3の処理手段と;から構成さ
れる回線交換機を含む。
【0021】また、本発明のIP通信ネットワークシス
テムは、回線交換網とIPパケット交換網に接続される
LANとの間に配置することを可能にする第1及び第2
の接続手段と;前記回線交換網から前記第1の接続手段
に入力されるBチャネル情報としての第1のメディア対
応情報を符号化するとともに、前記LANから前記第2
の接続手段に入力される第2のメディア対応情報をパケ
ット分解したパケット分解メディア対応情報を復号化
し、復号化メディア対応情報を前記第1のメディア対応
情報として前記回線交換網に送出するために前記第1の
接続手段に送信する第1の処理手段と;前記第1の処理
手段で符号化された符号化メディア対応情報をパケット
組立するとともに、前記第2のメディア対応情報をパケ
ット分解し、前記パケット分解メディア対応情報として
前記第1の処理手段に送信する第2の処理手段と;前記
第2の処理手段でパケット組立されたパケット組立メデ
ィア対応情報に予め定められたヘッダ情報を付加した前
記第2のメディア対応情報を生成し、前記第2の接続手
段を通して前記LANに送出させるとともに、前記第2
の接続手段に入力された前記第2のメディア対応情報に
付加されている前記ヘッダ情報を除去し、前記第2の処
理手段に送信する第3の処理手段と;から構成されるI
P通信インタフェース装置を含む。
テムは、回線交換網とIPパケット交換網に接続される
LANとの間に配置することを可能にする第1及び第2
の接続手段と;前記回線交換網から前記第1の接続手段
に入力されるBチャネル情報としての第1のメディア対
応情報を符号化するとともに、前記LANから前記第2
の接続手段に入力される第2のメディア対応情報をパケ
ット分解したパケット分解メディア対応情報を復号化
し、復号化メディア対応情報を前記第1のメディア対応
情報として前記回線交換網に送出するために前記第1の
接続手段に送信する第1の処理手段と;前記第1の処理
手段で符号化された符号化メディア対応情報をパケット
組立するとともに、前記第2のメディア対応情報をパケ
ット分解し、前記パケット分解メディア対応情報として
前記第1の処理手段に送信する第2の処理手段と;前記
第2の処理手段でパケット組立されたパケット組立メデ
ィア対応情報に予め定められたヘッダ情報を付加した前
記第2のメディア対応情報を生成し、前記第2の接続手
段を通して前記LANに送出させるとともに、前記第2
の接続手段に入力された前記第2のメディア対応情報に
付加されている前記ヘッダ情報を除去し、前記第2の処
理手段に送信する第3の処理手段と;から構成されるI
P通信インタフェース装置を含む。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。 〔IP通信ネットワークシステムの構成〕本発明の一実
施の形態におけるIP通信ネットワークシステムの構成
を示す図1を参照すると、回線交換網(Switched Circu
it Network)としての電話網を構成する構内交換機(P
BX)1,2は複数の通信端末装置(以下、単に端末と
称することもある)3,4をそれぞれ収容する。これら
の端末3,4は音声通信機能を有する電話端末、ファク
シミリ通信機能を有するファクシミリ(FAX)端末、
またはデータ通信機能を有するパーソナルコンピュータ
(PC)などのデータ端末である。なお、PBX1,2
は一般のPBXに相当する主装置であってもよい。ま
た、PBX1,2はISDN中継線を通して公衆交換網
に接続されるが、ここでは図示を省略している。
て図面を参照して説明する。 〔IP通信ネットワークシステムの構成〕本発明の一実
施の形態におけるIP通信ネットワークシステムの構成
を示す図1を参照すると、回線交換網(Switched Circu
it Network)としての電話網を構成する構内交換機(P
BX)1,2は複数の通信端末装置(以下、単に端末と
称することもある)3,4をそれぞれ収容する。これら
の端末3,4は音声通信機能を有する電話端末、ファク
シミリ通信機能を有するファクシミリ(FAX)端末、
またはデータ通信機能を有するパーソナルコンピュータ
(PC)などのデータ端末である。なお、PBX1,2
は一般のPBXに相当する主装置であってもよい。ま
た、PBX1,2はISDN中継線を通して公衆交換網
に接続されるが、ここでは図示を省略している。
【0023】IP通信インタフェース装置5,6はPB
X1,2をローカルエリアネットワーク(LAN)7,
8にそれぞれ接続する。IP通信インタフェース装置
5,6については、後に詳述するが、パッケージカード
化されてPBX1,2と同一筐体内に設けることができ
る。IP通信インタフェース装置5,6には、それぞれ
固有のIPアドレスが割り当てられている。
X1,2をローカルエリアネットワーク(LAN)7,
8にそれぞれ接続する。IP通信インタフェース装置
5,6については、後に詳述するが、パッケージカード
化されてPBX1,2と同一筐体内に設けることができ
る。IP通信インタフェース装置5,6には、それぞれ
固有のIPアドレスが割り当てられている。
【0024】LAN7,8には、IP通信インタフェー
ス装置5,6の他に、データ通信機能を有するPCなど
のデータ端末(図示省略)及び中継装置としてのルータ
9,10がそれぞれ接続されている。LAN7,8はI
EEE802.3LANのうちの安価で簡単に構築でき
る10BASE−T(幹線伝送速度10Mbps、ベー
スバンド変調方式、伝送媒体・ツィストペアケーブル)
または100BASE−TXなどのスター型の網形態を
採るもので構成するが、バス型などの他の網形態で構成
してもよい。
ス装置5,6の他に、データ通信機能を有するPCなど
のデータ端末(図示省略)及び中継装置としてのルータ
9,10がそれぞれ接続されている。LAN7,8はI
EEE802.3LANのうちの安価で簡単に構築でき
る10BASE−T(幹線伝送速度10Mbps、ベー
スバンド変調方式、伝送媒体・ツィストペアケーブル)
または100BASE−TXなどのスター型の網形態を
採るもので構成するが、バス型などの他の網形態で構成
してもよい。
【0025】IPパケット交換網(IPネットワーク)
としてのインターネット網11はルータ9,10に接続
される。このインターネット網11は、IPパケット交
換網が会社内などの内部網であるときは厳密にはイント
ラネット網と称されるが、ここでは特に区別しない。ま
た、インターネット網11は専用線、ISDN、LAN
及びWANなどから構成される。このような構成にてI
P通信ネットワークシステムが構築できる。
としてのインターネット網11はルータ9,10に接続
される。このインターネット網11は、IPパケット交
換網が会社内などの内部網であるときは厳密にはイント
ラネット網と称されるが、ここでは特に区別しない。ま
た、インターネット網11は専用線、ISDN、LAN
及びWANなどから構成される。このような構成にてI
P通信ネットワークシステムが構築できる。
【0026】〔構内交換機及びIP通信インタフェース
装置の第1の構成例及び動作〕 (構内交換機)図1に示すIP通信ネットワークシステ
ムにおけるPBX1,2としての第1のPBX20は、
図2に示すように、音声端末(加入者)制御部21と、
ハイウェイスイッチ22と、トランク制御部23と、中
央制御部24とを備える。
装置の第1の構成例及び動作〕 (構内交換機)図1に示すIP通信ネットワークシステ
ムにおけるPBX1,2としての第1のPBX20は、
図2に示すように、音声端末(加入者)制御部21と、
ハイウェイスイッチ22と、トランク制御部23と、中
央制御部24とを備える。
【0027】音声端末制御部21は通信端末装置3,4
として音声通信機能を有する音声端末(電話機)31を
加入者回線を通して収容するとともに、ハイウェイスイ
ッチ22に接続されている。音声端末制御部21は、音
声端末31に関する発呼・応答・切断検出の制御、ダイ
ヤル受信の制御、及び呼出信号の制御などと、音声端末
31が着信側になった場合の着信関連制御とを行う。
として音声通信機能を有する音声端末(電話機)31を
加入者回線を通して収容するとともに、ハイウェイスイ
ッチ22に接続されている。音声端末制御部21は、音
声端末31に関する発呼・応答・切断検出の制御、ダイ
ヤル受信の制御、及び呼出信号の制御などと、音声端末
31が着信側になった場合の着信関連制御とを行う。
【0028】ハイウェイスイッチ22は「nB+D」
(n=1〜31)チャネルの時分割多重伝送路(ハイウ
ェイ:HW)から構成され、例えば、2Mbps(64
Kbps×32タイムスロットTS)の容量を有する。
トランク制御部23は公衆交換網に接続されるBRI
(Basic Rate Interface:伝送速度192Kbpsの基
本インタフェース)またはPRI(Primary Rate Inter
face:伝送速度1.544/2.048Mbpsの一次
群速度インタフェース)のISDN中継線を収容し、B
チャネルの音声情報(Bch情報)及びDチャネルの制
御情報(Dch情報)の送受信を行う。また、このトラ
ンク制御部23はハイウェイスイッチ22に直接的に接
続されている。
(n=1〜31)チャネルの時分割多重伝送路(ハイウ
ェイ:HW)から構成され、例えば、2Mbps(64
Kbps×32タイムスロットTS)の容量を有する。
トランク制御部23は公衆交換網に接続されるBRI
(Basic Rate Interface:伝送速度192Kbpsの基
本インタフェース)またはPRI(Primary Rate Inter
face:伝送速度1.544/2.048Mbpsの一次
群速度インタフェース)のISDN中継線を収容し、B
チャネルの音声情報(Bch情報)及びDチャネルの制
御情報(Dch情報)の送受信を行う。また、このトラ
ンク制御部23はハイウェイスイッチ22に直接的に接
続されている。
【0029】中央制御部24は音声端末制御部21,ハ
イウェイスイッチ22,及びトランク制御部23をそれ
ぞれ制御して回線交換を行う。また、中央制御部24は
保守運用インタフェース部(図示省略)を通して局デー
タの設定、解除、及び出力を行う。
イウェイスイッチ22,及びトランク制御部23をそれ
ぞれ制御して回線交換を行う。また、中央制御部24は
保守運用インタフェース部(図示省略)を通して局デー
タの設定、解除、及び出力を行う。
【0030】(IP通信インタフェース装置)次に、図
1に示すIP通信ネットワークシステムにおけるIP通
信インタフェース装置5,6としての第1のIP通信イ
ンタフェース装置40は、図2に示すように、制御部5
0と、コーディック部60とを備える。制御部50及び
コーディック部60はそれぞれ個別のパッケージカード
または一枚のパッケージカードで構成され、上記PBX
20と同一筐体にIP通信インタフェース装置40とし
て収納される。制御部50及びコーディック部60を一
枚のパッケージカードに実装して、IP通信インタフェ
ース装置40を構成した配置図を図3に示す。
1に示すIP通信ネットワークシステムにおけるIP通
信インタフェース装置5,6としての第1のIP通信イ
ンタフェース装置40は、図2に示すように、制御部5
0と、コーディック部60とを備える。制御部50及び
コーディック部60はそれぞれ個別のパッケージカード
または一枚のパッケージカードで構成され、上記PBX
20と同一筐体にIP通信インタフェース装置40とし
て収納される。制御部50及びコーディック部60を一
枚のパッケージカードに実装して、IP通信インタフェ
ース装置40を構成した配置図を図3に示す。
【0031】制御部50はハイウェイスイッチインタフ
ェース部(以下、HW−IFと称することもある)51
と、LANインタフェース部(以下、LAN−IFと称
することもある)52と、CPU(Central Processor
Unit)内配置の信号処理部53と、内部バス54とから
構成されている。この制御部50はLAN回線を介して
インターネット回線とのメディアに応じたパケット、こ
の例では音声パケットの送受信を行う。また、制御部5
0はPBX20のハイウェイスイッチ22及びLAN
7,8と接続され、コーディック部60を制御して、メ
ディアに応じた、この例では音声情報のパケット組立及
びパケット分解を行わせる。
ェース部(以下、HW−IFと称することもある)51
と、LANインタフェース部(以下、LAN−IFと称
することもある)52と、CPU(Central Processor
Unit)内配置の信号処理部53と、内部バス54とから
構成されている。この制御部50はLAN回線を介して
インターネット回線とのメディアに応じたパケット、こ
の例では音声パケットの送受信を行う。また、制御部5
0はPBX20のハイウェイスイッチ22及びLAN
7,8と接続され、コーディック部60を制御して、メ
ディアに応じた、この例では音声情報のパケット組立及
びパケット分解を行わせる。
【0032】HW−IF51はハイウェイスイッチ22
のハイウェイに直接結合され、このハイウェイ(例え
ば、伝送速度2Mbps)から64Kbpsの回線情報
を取り出したり、64Kbpsの回線情報をハイウェイ
スイッチ22のハイウェイに挿入する。LAN−IF5
2はLAN7,8に接続され、LANの形態、この例で
は10BASE−Tまたは100BASE−TXのLA
N回線の電気・物理インタフェースの制御を行う。信号
処理部53はPBX20の回線交換網側のコネクション
型通信とインターネット網側のコネクションレス型通信
との呼の確立及び終了の呼制御信号の処理を行う。
のハイウェイに直接結合され、このハイウェイ(例え
ば、伝送速度2Mbps)から64Kbpsの回線情報
を取り出したり、64Kbpsの回線情報をハイウェイ
スイッチ22のハイウェイに挿入する。LAN−IF5
2はLAN7,8に接続され、LANの形態、この例で
は10BASE−Tまたは100BASE−TXのLA
N回線の電気・物理インタフェースの制御を行う。信号
処理部53はPBX20の回線交換網側のコネクション
型通信とインターネット網側のコネクションレス型通信
との呼の確立及び終了の呼制御信号の処理を行う。
【0033】また、上記制御部50に接続されたコーデ
ィック部60はドロッパ・インサータ(以下、TS−C
NTLと称することもある)61と、デュアルポートメ
モリ(以下、DPRAMと称することもある)62と、
ディジタル信号プロセッサ(DSP)から構成され符号
化・復号化機能を有する第1の処理部63と、CPU内
に配置されてパケット組立・パケット分解機能を有する
第2の処理部64と、内部バス65とから構成されてい
る。このコーディック部60はメディアに応じた、この
例では音声情報のパケット組立及びパケット分解を行
う。
ィック部60はドロッパ・インサータ(以下、TS−C
NTLと称することもある)61と、デュアルポートメ
モリ(以下、DPRAMと称することもある)62と、
ディジタル信号プロセッサ(DSP)から構成され符号
化・復号化機能を有する第1の処理部63と、CPU内
に配置されてパケット組立・パケット分解機能を有する
第2の処理部64と、内部バス65とから構成されてい
る。このコーディック部60はメディアに応じた、この
例では音声情報のパケット組立及びパケット分解を行
う。
【0034】TS−CNTL61は制御部50とコーデ
ィック部60との間の内部伝送路の64Kbpsのタイ
ムスロットからの情報の取り出し、同タイムスロットへ
の情報の挿入を行う。DPRAM62は制御部50の信
号処理部53とコーディック部60の第2の処理部64
との内部通信を可能にする。
ィック部60との間の内部伝送路の64Kbpsのタイ
ムスロットからの情報の取り出し、同タイムスロットへ
の情報の挿入を行う。DPRAM62は制御部50の信
号処理部53とコーディック部60の第2の処理部64
との内部通信を可能にする。
【0035】第1の処理部63はTS−CNTL61に
おいてタイムスロットから取り出された音声情報の連続
信号をインターネット回線への音声パケットの離散信号
に符号化処理する。また、第1の処理部63はインター
ネット回線からの音声パケットを音声情報の連続信号に
復号化処理し、TS−CNTL61における所定タイム
スロットへの挿入を可能にする。
おいてタイムスロットから取り出された音声情報の連続
信号をインターネット回線への音声パケットの離散信号
に符号化処理する。また、第1の処理部63はインター
ネット回線からの音声パケットを音声情報の連続信号に
復号化処理し、TS−CNTL61における所定タイム
スロットへの挿入を可能にする。
【0036】第2の処理部64は第1の処理部63を制
御し、リアルタイムな伝送を可能にするためのRTP
(Real Time Transport Protocol)の付加などを含むパ
ケット組立及びRTPの除去などを含むパケット分解処
理を行う。なお、コーディック部60はIP通信インタ
フェース装置40からLAN7,8への出力チャネル数
の増大に応じて、増設することができる。
御し、リアルタイムな伝送を可能にするためのRTP
(Real Time Transport Protocol)の付加などを含むパ
ケット組立及びRTPの除去などを含むパケット分解処
理を行う。なお、コーディック部60はIP通信インタ
フェース装置40からLAN7,8への出力チャネル数
の増大に応じて、増設することができる。
【0037】上述したIP通信インタフェース装置40
は、HW−IF51を通してハイウェイスイッチ22の
ハイウェイに直接結合されているので、PBX20から
はISDN中継線に収容した「トランク装置」として扱
うことができる。
は、HW−IF51を通してハイウェイスイッチ22の
ハイウェイに直接結合されているので、PBX20から
はISDN中継線に収容した「トランク装置」として扱
うことができる。
【0038】(動作)上述した構成を採る第1のIP通
信インタフェース装置40において、音声情報(Bch
情報)は、PBX20のハイウェイスイッチ22から制
御部50のHW−IF51を経由して、コーディック部
60のTS−CNTL61に入力される。
信インタフェース装置40において、音声情報(Bch
情報)は、PBX20のハイウェイスイッチ22から制
御部50のHW−IF51を経由して、コーディック部
60のTS−CNTL61に入力される。
【0039】TS−CNTL61に入力された音声情報
は、第1の処理部63において、符号化されるととも
に、ITU−T G.729 Annex A/Bに準
拠して音声圧縮及び無音圧縮が施される。圧縮処理の施
された符号化音声情報は、第1の処理部63から内部バ
ス65を通して第2の処理部64に送信される。第2の
処理部64は符号化音声情報にRTPを付加して、音声
パケットを構成する。この音声パケットはDPRAM6
2及び内部バス54を通して制御部50の信号処理部5
3に転送される。
は、第1の処理部63において、符号化されるととも
に、ITU−T G.729 Annex A/Bに準
拠して音声圧縮及び無音圧縮が施される。圧縮処理の施
された符号化音声情報は、第1の処理部63から内部バ
ス65を通して第2の処理部64に送信される。第2の
処理部64は符号化音声情報にRTPを付加して、音声
パケットを構成する。この音声パケットはDPRAM6
2及び内部バス54を通して制御部50の信号処理部5
3に転送される。
【0040】信号処理部53はコーディック部60から
受信した音声パケットにUDP(User Datagram Protoc
ol)ヘッダ及びIP(Internet Protocol)ヘッダを付加
した音声パケットを構成し、LAN−IF52を通して
LAN7,8に接続されているLAN回線に送出する。
LAN回線及びインタネット回線上の音声パケットのフ
レーム構成を図4(A)に示す。
受信した音声パケットにUDP(User Datagram Protoc
ol)ヘッダ及びIP(Internet Protocol)ヘッダを付加
した音声パケットを構成し、LAN−IF52を通して
LAN7,8に接続されているLAN回線に送出する。
LAN回線及びインタネット回線上の音声パケットのフ
レーム構成を図4(A)に示す。
【0041】また、TTC標準JT−Q.931メッセ
ージに対応する呼制御信号などの制御情報(Dch情
報)は、PBX20のハイウェイスイッチ22から制御
部50のHW−IF51及び内部バス54を経由して、
信号処理部53に入力される。
ージに対応する呼制御信号などの制御情報(Dch情
報)は、PBX20のハイウェイスイッチ22から制御
部50のHW−IF51及び内部バス54を経由して、
信号処理部53に入力される。
【0042】信号処理部53は受信した制御情報にTC
P(Transmission Control Protocol)ヘッダ及びIP
ヘッダを付加して、図4(D)に示すフレーム構成の制
御情報パケットを形成する。この制御情報パケットはL
AN−IF52を通してLAN7,8に接続されている
LAN回線に送出される。
P(Transmission Control Protocol)ヘッダ及びIP
ヘッダを付加して、図4(D)に示すフレーム構成の制
御情報パケットを形成する。この制御情報パケットはL
AN−IF52を通してLAN7,8に接続されている
LAN回線に送出される。
【0043】一方、LAN回線からIP通信インタフェ
ース装置40に音声パケットが入力された場合は、上記
と逆の処理手順を経て、パケット分解及び復号化が行わ
れ、Bchの音声情報として、PBX20のハイウェイ
スイッチ22に送信される。
ース装置40に音声パケットが入力された場合は、上記
と逆の処理手順を経て、パケット分解及び復号化が行わ
れ、Bchの音声情報として、PBX20のハイウェイ
スイッチ22に送信される。
【0044】また、LAN回線からIP通信インタフェ
ース装置40に制御情報パケットが入力された場合は、
上記と逆の処理手順を経て、パケット分解が行われ、D
chの制御情報として、PBX20のハイウェイスイッ
チ22に送信される。つまり、制御情報については、I
P通信インタフェース装置40はPBX20とLAN
7,8との間でトランスペアレントな送受信を行ってい
る。
ース装置40に制御情報パケットが入力された場合は、
上記と逆の処理手順を経て、パケット分解が行われ、D
chの制御情報として、PBX20のハイウェイスイッ
チ22に送信される。つまり、制御情報については、I
P通信インタフェース装置40はPBX20とLAN
7,8との間でトランスペアレントな送受信を行ってい
る。
【0045】〔構内交換機及びIP通信インタフェース
装置の第2の構成例及び動作〕 (構内交換機)図1に示すIP通信ネットワークシステ
ムにおけるPBX1,2としての第2のPBX20は、
図5に示すように、ファクシミリ(FAX)端末制御部
25と、ハイウェイスイッチ22と、トランク制御部2
3と、中央制御部24とを備える。
装置の第2の構成例及び動作〕 (構内交換機)図1に示すIP通信ネットワークシステ
ムにおけるPBX1,2としての第2のPBX20は、
図5に示すように、ファクシミリ(FAX)端末制御部
25と、ハイウェイスイッチ22と、トランク制御部2
3と、中央制御部24とを備える。
【0046】FAX端末制御部25は通信端末装置3,
4としてファクシミリ通信機能を有するファクシミリ
(FAX)端末32をFAX回線を通して収容するとと
もに、ハイウェイスイッチ22に接続されている。FA
X端末制御部25はFAX端末32に関する送信・受信
・切断制御を行う。
4としてファクシミリ通信機能を有するファクシミリ
(FAX)端末32をFAX回線を通して収容するとと
もに、ハイウェイスイッチ22に接続されている。FA
X端末制御部25はFAX端末32に関する送信・受信
・切断制御を行う。
【0047】ハイウェイスイッチ22は「nB+D」
(n=1〜31)チャネルの時分割多重伝送路(ハイウ
ェイ:HW)から構成され、例えば、2Mbps(64
Kbps×32タイムスロットTS)の容量を有する。
トランク制御部23は公衆交換網に接続されるBRIま
たはPRIのISDN中継線を収容し、BチャネルのF
AX情報(Bch情報)及びDチャネルの制御情報(D
ch情報)の送受信を行う。また、このトランク制御部
23はハイウェイスイッチ22に直接的に接続されてい
る。
(n=1〜31)チャネルの時分割多重伝送路(ハイウ
ェイ:HW)から構成され、例えば、2Mbps(64
Kbps×32タイムスロットTS)の容量を有する。
トランク制御部23は公衆交換網に接続されるBRIま
たはPRIのISDN中継線を収容し、BチャネルのF
AX情報(Bch情報)及びDチャネルの制御情報(D
ch情報)の送受信を行う。また、このトランク制御部
23はハイウェイスイッチ22に直接的に接続されてい
る。
【0048】中央制御部24はFAX端末制御部25,
ハイウェイスイッチ22,及びトランク制御部23をそ
れぞれ制御して回線交換を行う。また、中央制御部24
は保守運用インタフェース部(図示省略)を通して局デ
ータの設定、解除、及び出力を行う。
ハイウェイスイッチ22,及びトランク制御部23をそ
れぞれ制御して回線交換を行う。また、中央制御部24
は保守運用インタフェース部(図示省略)を通して局デ
ータの設定、解除、及び出力を行う。
【0049】(IP通信インタフェース装置)次に、図
1に示すIP通信ネットワークシステムにおけるIP通
信インタフェース装置5,6としての第2のIP通信イ
ンタフェース装置40は、図5に示すように、制御部5
0と、コーディック部70とを備える。制御部50及び
コーディック部70はそれぞれ個別のパッケージカード
または一枚のパッケージカードで構成され、上記PBX
20と同一筐体にIP通信インタフェース装置40とし
て収納される。制御部50及びコーディック部70を一
枚のパッケージカードに実装して、IP通信インタフェ
ース装置40を構成した配置は図3と同一である。
1に示すIP通信ネットワークシステムにおけるIP通
信インタフェース装置5,6としての第2のIP通信イ
ンタフェース装置40は、図5に示すように、制御部5
0と、コーディック部70とを備える。制御部50及び
コーディック部70はそれぞれ個別のパッケージカード
または一枚のパッケージカードで構成され、上記PBX
20と同一筐体にIP通信インタフェース装置40とし
て収納される。制御部50及びコーディック部70を一
枚のパッケージカードに実装して、IP通信インタフェ
ース装置40を構成した配置は図3と同一である。
【0050】制御部50はハイウェイスイッチインタフ
ェース部(HW−IF)51と、LANインタフェース
部(LAN−IF)52と、CPU内配置の信号処理部
53と、内部バス54とから構成されている。この制御
部50はLAN回線を介してインターネット回線とのメ
ディアに応じたパケット、この例ではFAXパケットの
送受信を行う。また、制御部50はPBX20のハイウ
ェイスイッチ22及びLAN7,8と接続され、コーデ
ィック部70を制御して、メディアに応じた、この例で
はFAX情報のパケット組立及びパケット分解を行わせ
る。
ェース部(HW−IF)51と、LANインタフェース
部(LAN−IF)52と、CPU内配置の信号処理部
53と、内部バス54とから構成されている。この制御
部50はLAN回線を介してインターネット回線とのメ
ディアに応じたパケット、この例ではFAXパケットの
送受信を行う。また、制御部50はPBX20のハイウ
ェイスイッチ22及びLAN7,8と接続され、コーデ
ィック部70を制御して、メディアに応じた、この例で
はFAX情報のパケット組立及びパケット分解を行わせ
る。
【0051】HW−IF51はハイウェイスイッチ22
のハイウェイに直接結合され、このハイウェイ(例え
ば、伝送速度2Mbps)から64Kbpsの回線情報
を取り出したり、64Kbpsの回線情報をハイウェイ
スイッチ22のハイウェイに挿入する。LAN−IF5
2はLAN7,8に接続され、LANの形態、この例で
は10BASE−Tまたは100BASE−TXのLA
N回線の電気・物理インタフェースの制御を行う。信号
処理部53はPBX20の回線交換網側のコネクション
型通信とインターネット網側のコネクションレス型通信
との呼の確立及び終了の呼制御信号の処理を行う。
のハイウェイに直接結合され、このハイウェイ(例え
ば、伝送速度2Mbps)から64Kbpsの回線情報
を取り出したり、64Kbpsの回線情報をハイウェイ
スイッチ22のハイウェイに挿入する。LAN−IF5
2はLAN7,8に接続され、LANの形態、この例で
は10BASE−Tまたは100BASE−TXのLA
N回線の電気・物理インタフェースの制御を行う。信号
処理部53はPBX20の回線交換網側のコネクション
型通信とインターネット網側のコネクションレス型通信
との呼の確立及び終了の呼制御信号の処理を行う。
【0052】また、上記制御部50に接続されたコーデ
ィック部70はドロッパ・インサータ(TS−CNT
L)71と、デュアルポートメモリ(DPRAM)72
と、ディジタル信号プロセッサ(DSP)から構成され
符号化・復号化機能を有する第1の処理部73と、CP
U内に配置されてパケット組立・パケット分解機能を有
する第2の処理部74と、内部バス75とから構成され
ている。このコーディック部70はメディアに応じた、
この例ではFAX情報のパケット組立及びパケット分解
を行う。
ィック部70はドロッパ・インサータ(TS−CNT
L)71と、デュアルポートメモリ(DPRAM)72
と、ディジタル信号プロセッサ(DSP)から構成され
符号化・復号化機能を有する第1の処理部73と、CP
U内に配置されてパケット組立・パケット分解機能を有
する第2の処理部74と、内部バス75とから構成され
ている。このコーディック部70はメディアに応じた、
この例ではFAX情報のパケット組立及びパケット分解
を行う。
【0053】TS−CNTL71は制御部50とコーデ
ィック部70との間の内部伝送路の64Kbpsのタイ
ムスロットからの情報の取り出し、同タイムスロットへ
の情報の挿入を行う。DPRAM72は制御部50の信
号処理部53とコーディック部70の第2の処理部74
との内部通信を可能にする。
ィック部70との間の内部伝送路の64Kbpsのタイ
ムスロットからの情報の取り出し、同タイムスロットへ
の情報の挿入を行う。DPRAM72は制御部50の信
号処理部53とコーディック部70の第2の処理部74
との内部通信を可能にする。
【0054】第1の処理部73はTS−CNTL71に
おいてタイムスロットから取り出されたFAX情報の連
続信号をインターネット回線へのFAXパケットの離散
信号に符号化処理する。また、第1の処理部73はイン
ターネット回線からのFAXパケットをFAX情報の連
続信号に復号化処理し、TS−CNTL71における所
定タイムスロットへの挿入を可能にする。
おいてタイムスロットから取り出されたFAX情報の連
続信号をインターネット回線へのFAXパケットの離散
信号に符号化処理する。また、第1の処理部73はイン
ターネット回線からのFAXパケットをFAX情報の連
続信号に復号化処理し、TS−CNTL71における所
定タイムスロットへの挿入を可能にする。
【0055】第2の処理部74は第1の処理部73を制
御し、リアルタイムな伝送を可能にするためのRTPの
付加などを含むパケット組立及びRTPの除去などを含
むパケット分解処理を行う。なお、コーディック部70
はIP通信インタフェース装置40からLAN7,8へ
の出力チャネル数の増大に応じて、増設することができ
る。
御し、リアルタイムな伝送を可能にするためのRTPの
付加などを含むパケット組立及びRTPの除去などを含
むパケット分解処理を行う。なお、コーディック部70
はIP通信インタフェース装置40からLAN7,8へ
の出力チャネル数の増大に応じて、増設することができ
る。
【0056】上述した第2のIP通信インタフェース装
置40は、HW−IF51を通してハイウェイスイッチ
22のハイウェイに直接結合されているので、PBX2
0からはISDN中継線に収容した「トランク装置」と
して扱うことができる。
置40は、HW−IF51を通してハイウェイスイッチ
22のハイウェイに直接結合されているので、PBX2
0からはISDN中継線に収容した「トランク装置」と
して扱うことができる。
【0057】(動作)上述した構成を採る第2のIP通
信インタフェース装置40において、伝送速度G3のF
AX情報(Bch情報)は、PBX20のハイウェイス
イッチ22から制御部50のHW−IF51を経由し
て、コーディック部70のTS−CNTL71に入力さ
れる。
信インタフェース装置40において、伝送速度G3のF
AX情報(Bch情報)は、PBX20のハイウェイス
イッチ22から制御部50のHW−IF51を経由し
て、コーディック部70のTS−CNTL71に入力さ
れる。
【0058】TS−CNTL71に入力されたFAX情
報は、FAX端末間信号を自動検出した第1の処理部7
3において、FRF.11のFax Relay方式に
従って符号化される。符号化FAX情報は、第1の処理
部73から内部バス75を通して第2の処理部74に送
信される。第2の処理部74は符号化FAX情報にRT
Pを付加して、FAXパケットを構成する。このFAX
パケットはDPRAM72及び内部バス54を通して制
御部50の信号処理部53に転送される。
報は、FAX端末間信号を自動検出した第1の処理部7
3において、FRF.11のFax Relay方式に
従って符号化される。符号化FAX情報は、第1の処理
部73から内部バス75を通して第2の処理部74に送
信される。第2の処理部74は符号化FAX情報にRT
Pを付加して、FAXパケットを構成する。このFAX
パケットはDPRAM72及び内部バス54を通して制
御部50の信号処理部53に転送される。
【0059】信号処理部53はコーディック部70から
受信したFAXパケットにUDPヘッダ及びIPヘッダ
を付加したFAXパケットを構成し、LAN−IF52
を通してLAN7,8に接続されているLAN回線に送
出する。LAN回線及びインタネット回線上のFAXパ
ケットのフレーム構成を図4(B)に示す。
受信したFAXパケットにUDPヘッダ及びIPヘッダ
を付加したFAXパケットを構成し、LAN−IF52
を通してLAN7,8に接続されているLAN回線に送
出する。LAN回線及びインタネット回線上のFAXパ
ケットのフレーム構成を図4(B)に示す。
【0060】一方、LAN回線からIP通信インタフェ
ース装置40にFAXパケットが入力された場合は、上
記と逆の処理手順を経て、パケット分解及び復号化が行
われ、BchのFAX情報として、PBX20のハイウ
ェイスイッチ22に送信される。
ース装置40にFAXパケットが入力された場合は、上
記と逆の処理手順を経て、パケット分解及び復号化が行
われ、BchのFAX情報として、PBX20のハイウ
ェイスイッチ22に送信される。
【0061】なお、このIP通信インタフェース装置4
0におけるTTC標準JT−Q.931メッセージに対
応する呼制御信号などの制御情報(Dch情報)の送受
信処理は、上述した第1のIP通信インタフェース装置
40と同一である。
0におけるTTC標準JT−Q.931メッセージに対
応する呼制御信号などの制御情報(Dch情報)の送受
信処理は、上述した第1のIP通信インタフェース装置
40と同一である。
【0062】〔構内交換機及びIP通信インタフェース
装置の第3の構成例及び動作〕 (構内交換機)図1に示すIP通信ネットワークシステ
ムにおけるPBX1,2としての第3のPBX20は、
図6に示すように、データ端末制御部26と、ハイウェ
イスイッチ22と、トランク制御部23と、中央制御部
24とを備える。
装置の第3の構成例及び動作〕 (構内交換機)図1に示すIP通信ネットワークシステ
ムにおけるPBX1,2としての第3のPBX20は、
図6に示すように、データ端末制御部26と、ハイウェ
イスイッチ22と、トランク制御部23と、中央制御部
24とを備える。
【0063】データ端末制御部26は通信端末装置3,
4としてデータ通信機能を有するPCなどのデータ端末
33をデータ回線を通して収容するとともに、ハイウェ
イスイッチ22に接続されている。データ端末制御部2
6はデータ端末33に関する送信・受信制御を行う。
4としてデータ通信機能を有するPCなどのデータ端末
33をデータ回線を通して収容するとともに、ハイウェ
イスイッチ22に接続されている。データ端末制御部2
6はデータ端末33に関する送信・受信制御を行う。
【0064】ハイウェイスイッチ22は「nB+D」
(n=1〜31)チャネルの時分割多重伝送路(ハイウ
ェイ:HW)から構成され、例えば、2Mbps(64
Kbps×32タイムスロットTS)の容量を有する。
トランク制御部23は公衆交換網に接続されるBRIま
たはPRIのISDN中継線を収容し、Bチャネルの6
4Kbps非制限ディジタルデータ(Bch情報)及び
Dチャネルの制御情報(Dch情報)の送受信を行う。
また、このトランク制御部23はハイウェイスイッチ2
2に直接的に接続されている。
(n=1〜31)チャネルの時分割多重伝送路(ハイウ
ェイ:HW)から構成され、例えば、2Mbps(64
Kbps×32タイムスロットTS)の容量を有する。
トランク制御部23は公衆交換網に接続されるBRIま
たはPRIのISDN中継線を収容し、Bチャネルの6
4Kbps非制限ディジタルデータ(Bch情報)及び
Dチャネルの制御情報(Dch情報)の送受信を行う。
また、このトランク制御部23はハイウェイスイッチ2
2に直接的に接続されている。
【0065】中央制御部24はデータ端末制御部26,
ハイウェイスイッチ22,及びトランク制御部23をそ
れぞれ制御して回線交換を行う。また、中央制御部24
は保守運用インタフェース部(図示省略)を通して局デ
ータの設定、解除、及び出力を行う。
ハイウェイスイッチ22,及びトランク制御部23をそ
れぞれ制御して回線交換を行う。また、中央制御部24
は保守運用インタフェース部(図示省略)を通して局デ
ータの設定、解除、及び出力を行う。
【0066】(IP通信インタフェース装置)次に、図
1に示すIP通信ネットワークシステムにおけるIP通
信インタフェース装置5,6としての第3のIP通信イ
ンタフェース装置40は、図6に示すように、制御部5
0と、コーディック部80とを備える。制御部50及び
コーディック部80はそれぞれ個別のパッケージカード
または一枚のパッケージカードで構成され、上記PBX
20と同一筐体にIP通信インタフェース装置40とし
て収納される。制御部50及びコーディック部80を一
枚のパッケージカードに実装して、IP通信インタフェ
ース装置40を構成した配置は図3と同一である。
1に示すIP通信ネットワークシステムにおけるIP通
信インタフェース装置5,6としての第3のIP通信イ
ンタフェース装置40は、図6に示すように、制御部5
0と、コーディック部80とを備える。制御部50及び
コーディック部80はそれぞれ個別のパッケージカード
または一枚のパッケージカードで構成され、上記PBX
20と同一筐体にIP通信インタフェース装置40とし
て収納される。制御部50及びコーディック部80を一
枚のパッケージカードに実装して、IP通信インタフェ
ース装置40を構成した配置は図3と同一である。
【0067】制御部50はハイウェイスイッチインタフ
ェース部(HW−IF)51と、LANインタフェース
部(LAN−IF)52と、CPU内配置の信号処理部
53と、内部バス54とから構成されている。この制御
部50はLAN回線を介してインターネット回線とのメ
ディアに応じたパケット、この例ではデータパケットの
送受信を行う。また、制御部50はPBX20のハイウ
ェイスイッチ22及びLAN7,8と接続され、コーデ
ィック部80を制御して、メディアに応じた、この例で
はデータのパケット組立及びパケット分解を行わせる。
ェース部(HW−IF)51と、LANインタフェース
部(LAN−IF)52と、CPU内配置の信号処理部
53と、内部バス54とから構成されている。この制御
部50はLAN回線を介してインターネット回線とのメ
ディアに応じたパケット、この例ではデータパケットの
送受信を行う。また、制御部50はPBX20のハイウ
ェイスイッチ22及びLAN7,8と接続され、コーデ
ィック部80を制御して、メディアに応じた、この例で
はデータのパケット組立及びパケット分解を行わせる。
【0068】HW−IF51はハイウェイスイッチ22
のハイウェイに直接結合され、このハイウェイ(例え
ば、伝送速度2Mbps)から64Kbpsの回線情報
を取り出したり、64Kbpsの回線情報をハイウェイ
スイッチ22のハイウェイに挿入する。LAN−IF5
2はLAN7,8に接続され、LANの形態、この例で
は10BASE−Tまたは100BASE−TXのLA
N回線の電気・物理インタフェースの制御を行う。信号
処理部53はPBX20の回線交換網側のコネクション
型通信とインターネット網側のコネクションレス型通信
との呼の確立及び終了の呼制御信号の処理を行う。
のハイウェイに直接結合され、このハイウェイ(例え
ば、伝送速度2Mbps)から64Kbpsの回線情報
を取り出したり、64Kbpsの回線情報をハイウェイ
スイッチ22のハイウェイに挿入する。LAN−IF5
2はLAN7,8に接続され、LANの形態、この例で
は10BASE−Tまたは100BASE−TXのLA
N回線の電気・物理インタフェースの制御を行う。信号
処理部53はPBX20の回線交換網側のコネクション
型通信とインターネット網側のコネクションレス型通信
との呼の確立及び終了の呼制御信号の処理を行う。
【0069】また、上記制御部50に接続されたコーデ
ィック部80はドロッパ・インサータ(TS−CNT
L)81と、デュアルポートメモリ(DPRAM)82
と、ディジタル信号プロセッサ(DSP)から構成され
符号化・復号化機能を有する第1の処理部83と、CP
U内に配置されてパケット組立・パケット分解機能を有
する第2の処理部84と、内部バス85とから構成され
ている。このコーディック部80はメディアに応じた、
この例ではデータのパケット組立及びパケット分解を行
う。
ィック部80はドロッパ・インサータ(TS−CNT
L)81と、デュアルポートメモリ(DPRAM)82
と、ディジタル信号プロセッサ(DSP)から構成され
符号化・復号化機能を有する第1の処理部83と、CP
U内に配置されてパケット組立・パケット分解機能を有
する第2の処理部84と、内部バス85とから構成され
ている。このコーディック部80はメディアに応じた、
この例ではデータのパケット組立及びパケット分解を行
う。
【0070】TS−CNTL81は制御部50とコーデ
ィック部80との間の内部伝送路の64Kbpsのタイ
ムスロットからの情報の取り出し、同タイムスロットへ
の情報の挿入を行う。DPRAM82は制御部50の信
号処理部53とコーディック部80の後述する第2の処
理部84との内部通信を可能にする。
ィック部80との間の内部伝送路の64Kbpsのタイ
ムスロットからの情報の取り出し、同タイムスロットへ
の情報の挿入を行う。DPRAM82は制御部50の信
号処理部53とコーディック部80の後述する第2の処
理部84との内部通信を可能にする。
【0071】第1の処理部83はTS−CNTL81に
おいてタイムスロットから取り出されたデータの連続信
号をインターネット回線へのデータパケットの離散信号
に符号化処理する。また、第1の処理部83はインター
ネット回線からのデータパケットをデータの連続信号に
復号化処理し、TS−CNTL81における所定タイム
スロットへの挿入を可能にする。なお、データについて
は、第1の処理部83でのデータ圧縮・伸張を行わない
で、スルーさせるだけの処理を採用することもできる。
おいてタイムスロットから取り出されたデータの連続信
号をインターネット回線へのデータパケットの離散信号
に符号化処理する。また、第1の処理部83はインター
ネット回線からのデータパケットをデータの連続信号に
復号化処理し、TS−CNTL81における所定タイム
スロットへの挿入を可能にする。なお、データについて
は、第1の処理部83でのデータ圧縮・伸張を行わない
で、スルーさせるだけの処理を採用することもできる。
【0072】第2の処理部84は第1の処理部83を制
御し、パケット組立及びパケット分解処理を行う。な
お、コーディック部80はIP通信インタフェース装置
40からLAN7,8への出力チャネル数の増大に応じ
て、増設することができる。
御し、パケット組立及びパケット分解処理を行う。な
お、コーディック部80はIP通信インタフェース装置
40からLAN7,8への出力チャネル数の増大に応じ
て、増設することができる。
【0073】上述した第3のIP通信インタフェース装
置40は、HW−IF51を通してハイウェイスイッチ
22のハイウェイに直接結合されているので、PBX2
0からはISDN中継線に収容した「トランク装置」と
して扱うことができる。
置40は、HW−IF51を通してハイウェイスイッチ
22のハイウェイに直接結合されているので、PBX2
0からはISDN中継線に収容した「トランク装置」と
して扱うことができる。
【0074】(動作)上述した構成を採る第3のIP通
信インタフェース装置40において、伝送速度G3のF
AX情報以外の64Kbps非制限ディジタルデータ
(Bch情報)は、PBX20のハイウェイスイッチ2
2から制御部50のHW−IF51を経由して、コーデ
ィック部80のTS−CNTL81に入力される。
信インタフェース装置40において、伝送速度G3のF
AX情報以外の64Kbps非制限ディジタルデータ
(Bch情報)は、PBX20のハイウェイスイッチ2
2から制御部50のHW−IF51を経由して、コーデ
ィック部80のTS−CNTL81に入力される。
【0075】TS−CNTL81に入力されたデータ
は、第1の処理部83において、必要に応じて符号化さ
れる。符号化データは、第1の処理部83から内部バス
85を通して第2の処理部84に送信される。第2の処
理部84は符号化データに基づいて、データパケットを
構成する。このデータパケットはDPRAM82及び内
部バス54を通して制御部50の信号処理部53に転送
される。
は、第1の処理部83において、必要に応じて符号化さ
れる。符号化データは、第1の処理部83から内部バス
85を通して第2の処理部84に送信される。第2の処
理部84は符号化データに基づいて、データパケットを
構成する。このデータパケットはDPRAM82及び内
部バス54を通して制御部50の信号処理部53に転送
される。
【0076】信号処理部53はコーディック部80から
受信したデータパケットにTCPヘッダ及びIPヘッダ
を付加したデータパケットを構成し、LAN−IF52
を通してLAN7,8に接続されているLAN回線に送
出する。LAN回線及びインタネット回線上のデータパ
ケットのフレーム構成を図4(C)に示す。
受信したデータパケットにTCPヘッダ及びIPヘッダ
を付加したデータパケットを構成し、LAN−IF52
を通してLAN7,8に接続されているLAN回線に送
出する。LAN回線及びインタネット回線上のデータパ
ケットのフレーム構成を図4(C)に示す。
【0077】一方、LAN回線からIP通信インタフェ
ース装置40にデータパケットが入力された場合は、上
記と逆の処理手順を経て、パケット分解及び復号化が行
われ、Bchのデータとして、PBX20のハイウェイ
スイッチ22に送信される。
ース装置40にデータパケットが入力された場合は、上
記と逆の処理手順を経て、パケット分解及び復号化が行
われ、Bchのデータとして、PBX20のハイウェイ
スイッチ22に送信される。
【0078】なお、このIP通信インタフェース装置4
0におけるTTC標準JT−Q.931メッセージに対
応する呼制御信号などの制御情報(Dch情報)の送受
信処理は、上述した第1のIP通信インタフェース装置
40と同一である。
0におけるTTC標準JT−Q.931メッセージに対
応する呼制御信号などの制御情報(Dch情報)の送受
信処理は、上述した第1のIP通信インタフェース装置
40と同一である。
【0079】〔構内交換機及びIP通信インタフェース
装置の第4の構成例及び動作〕 (構内交換機)図1に示すIP通信ネットワークシステ
ムにおけるPBX1,2としての第4のPBX20は、
図7に示すように、音声端末(加入者)制御部21、フ
ァクシミリ(FAX)端末制御部25と、データ端末制
御部26と、ハイウェイスイッチ22と、トランク制御
部23と、中央制御部24とを備える。
装置の第4の構成例及び動作〕 (構内交換機)図1に示すIP通信ネットワークシステ
ムにおけるPBX1,2としての第4のPBX20は、
図7に示すように、音声端末(加入者)制御部21、フ
ァクシミリ(FAX)端末制御部25と、データ端末制
御部26と、ハイウェイスイッチ22と、トランク制御
部23と、中央制御部24とを備える。
【0080】音声端末制御部21は通信端末装置3,4
として音声通信機能を有する音声端末(電話機)31を
加入者回線を通して収容するとともに、ハイウェイスイ
ッチ22に接続されている。音声端末制御部21は、音
声端末31に関する発呼・応答・切断検出の制御、ダイ
ヤル受信の制御、及び呼出信号の制御などと、音声端末
31が着信側になった場合の着信関連制御とを行う。
として音声通信機能を有する音声端末(電話機)31を
加入者回線を通して収容するとともに、ハイウェイスイ
ッチ22に接続されている。音声端末制御部21は、音
声端末31に関する発呼・応答・切断検出の制御、ダイ
ヤル受信の制御、及び呼出信号の制御などと、音声端末
31が着信側になった場合の着信関連制御とを行う。
【0081】FAX端末制御部25は通信端末装置3,
4としてファクシミリ通信機能を有するファクシミリ
(FAX)端末32をFAX回線を通して収容するとと
もに、ハイウェイスイッチ22に接続されている。FA
X端末制御部25はFAX端末32に関する送信・受信
・切断制御を行う。
4としてファクシミリ通信機能を有するファクシミリ
(FAX)端末32をFAX回線を通して収容するとと
もに、ハイウェイスイッチ22に接続されている。FA
X端末制御部25はFAX端末32に関する送信・受信
・切断制御を行う。
【0082】データ端末制御部26は通信端末装置3,
4としてデータ通信機能を有するPCなどのデータ端末
33をデータ回線を通して収容するとともに、ハイウェ
イスイッチ22に接続されている。データ端末制御部2
6はデータ端末33に関する送信・受信・切断制御を行
う。
4としてデータ通信機能を有するPCなどのデータ端末
33をデータ回線を通して収容するとともに、ハイウェ
イスイッチ22に接続されている。データ端末制御部2
6はデータ端末33に関する送信・受信・切断制御を行
う。
【0083】ハイウェイスイッチ22は「nB+D」
(n=1〜31)チャネルの時分割多重伝送路(ハイウ
ェイ:HW)から構成され、例えば、2Mbps(64
Kbps×32タイムスロットTS)の容量を有する。
トランク制御部23は公衆交換網に接続されるBRIま
たはPRIのISDN中継線を収容し、それぞれBチャ
ネルの音声情報、FAX情報またはデータ(Bch情
報)とDチャネルの制御情報(Dch情報)との送受信
を行う。また、このトランク制御部23はハイウェイス
イッチ22に直接的に接続されている。
(n=1〜31)チャネルの時分割多重伝送路(ハイウ
ェイ:HW)から構成され、例えば、2Mbps(64
Kbps×32タイムスロットTS)の容量を有する。
トランク制御部23は公衆交換網に接続されるBRIま
たはPRIのISDN中継線を収容し、それぞれBチャ
ネルの音声情報、FAX情報またはデータ(Bch情
報)とDチャネルの制御情報(Dch情報)との送受信
を行う。また、このトランク制御部23はハイウェイス
イッチ22に直接的に接続されている。
【0084】中央制御部24は音声端末制御部21,F
AX端末制御部25,データ端末制御部26,ハイウェ
イスイッチ22,及びトランク制御部23をそれぞれ制
御して回線交換を行う。また、中央制御部24は保守運
用インタフェース部(図示省略)を通して局データの設
定、解除、及び出力を行う。
AX端末制御部25,データ端末制御部26,ハイウェ
イスイッチ22,及びトランク制御部23をそれぞれ制
御して回線交換を行う。また、中央制御部24は保守運
用インタフェース部(図示省略)を通して局データの設
定、解除、及び出力を行う。
【0085】(IP通信インタフェース装置)次に、図
1に示すIP通信ネットワークシステムにおけるIP通
信インタフェース装置5,6としての第4のIP通信イ
ンタフェース装置40は、図7に示すように、制御部5
0と、コーディック部90とを備える。制御部50及び
コーディック部90はそれぞれ個別のパッケージカード
または一枚のパッケージカードで構成され、上記PBX
20と同一筐体にIP通信インタフェース装置40とし
て収納される。制御部50及びコーディック部90を一
枚のパッケージカードに実装して、IP通信インタフェ
ース装置40を構成した配置は図3と同一である。
1に示すIP通信ネットワークシステムにおけるIP通
信インタフェース装置5,6としての第4のIP通信イ
ンタフェース装置40は、図7に示すように、制御部5
0と、コーディック部90とを備える。制御部50及び
コーディック部90はそれぞれ個別のパッケージカード
または一枚のパッケージカードで構成され、上記PBX
20と同一筐体にIP通信インタフェース装置40とし
て収納される。制御部50及びコーディック部90を一
枚のパッケージカードに実装して、IP通信インタフェ
ース装置40を構成した配置は図3と同一である。
【0086】制御部50はハイウェイスイッチインタフ
ェース部(HW−IF)51と、LANインタフェース
部(LAN−IF)52と、CPU内配置の信号処理部
53と、内部バス54とから構成されている。この制御
部50はLAN回線を介してインターネット回線とのメ
ディアに応じたパケット、つまり音声パケット、FAX
パケットまたはデータパケットの送受信を行う。また、
制御部50はPBX20のハイウェイスイッチ22及び
LAN7,8と接続され、コーディック部90を制御し
て、上記メディアに応じた情報のパケット組立及びパケ
ット分解を行わせる。
ェース部(HW−IF)51と、LANインタフェース
部(LAN−IF)52と、CPU内配置の信号処理部
53と、内部バス54とから構成されている。この制御
部50はLAN回線を介してインターネット回線とのメ
ディアに応じたパケット、つまり音声パケット、FAX
パケットまたはデータパケットの送受信を行う。また、
制御部50はPBX20のハイウェイスイッチ22及び
LAN7,8と接続され、コーディック部90を制御し
て、上記メディアに応じた情報のパケット組立及びパケ
ット分解を行わせる。
【0087】HW−IF51はハイウェイスイッチ22
のハイウェイに直接結合され、このハイウェイ(例え
ば、伝送速度2Mbps)から64Kbpsの回線情報
を取り出したり、64Kbpsの回線情報をハイウェイ
スイッチ22のハイウェイに挿入する。LAN−IF5
2はLAN7,8に接続され、LANの形態、この例で
は10BASE−Tまたは100BASE−TXのLA
N回線の電気・物理インタフェースの制御を行う。信号
処理部53はPBX20の回線交換網側のコネクション
型通信とインターネット網側のコネクションレス型通信
との呼の確立及び終了の呼制御信号の処理を行う。
のハイウェイに直接結合され、このハイウェイ(例え
ば、伝送速度2Mbps)から64Kbpsの回線情報
を取り出したり、64Kbpsの回線情報をハイウェイ
スイッチ22のハイウェイに挿入する。LAN−IF5
2はLAN7,8に接続され、LANの形態、この例で
は10BASE−Tまたは100BASE−TXのLA
N回線の電気・物理インタフェースの制御を行う。信号
処理部53はPBX20の回線交換網側のコネクション
型通信とインターネット網側のコネクションレス型通信
との呼の確立及び終了の呼制御信号の処理を行う。
【0088】また、上記制御部50に接続されたコーデ
ィック部90はドロッパ・インサータ(TS−CNT
L)91と、デュアルポートメモリ(DPRAM)92
と、ディジタル信号プロセッサ(DSP)から構成され
符号化・復号化機能をそれぞれ有する第1の音声処理部
931,第1のFAX処理部932及び第1のデータ処
理部933と、CPU内に配置されてパケット組立・パ
ケット分解機能をそれぞれ有する第2の音声処理部94
1,第2のFAX処理部942及び第2のデータ処理部
943と、内部バス95と、セレクタ96とから構成さ
れている。このコーディック部90は上記メディアに応
じた情報のパケット組立及びパケット分解を行う。
ィック部90はドロッパ・インサータ(TS−CNT
L)91と、デュアルポートメモリ(DPRAM)92
と、ディジタル信号プロセッサ(DSP)から構成され
符号化・復号化機能をそれぞれ有する第1の音声処理部
931,第1のFAX処理部932及び第1のデータ処
理部933と、CPU内に配置されてパケット組立・パ
ケット分解機能をそれぞれ有する第2の音声処理部94
1,第2のFAX処理部942及び第2のデータ処理部
943と、内部バス95と、セレクタ96とから構成さ
れている。このコーディック部90は上記メディアに応
じた情報のパケット組立及びパケット分解を行う。
【0089】TS−CNTL91は制御部50とコーデ
ィック部90との間の内部伝送路の64Kbpsのタイ
ムスロットからの情報の取り出し、同タイムスロットへ
の情報の挿入を行う。DPRAM92は制御部50の信
号処理部53とコーディック部90の各第2の処理部9
41,942,943との内部通信を可能にする。
ィック部90との間の内部伝送路の64Kbpsのタイ
ムスロットからの情報の取り出し、同タイムスロットへ
の情報の挿入を行う。DPRAM92は制御部50の信
号処理部53とコーディック部90の各第2の処理部9
41,942,943との内部通信を可能にする。
【0090】第1の音声処理部931はTS−CNTL
91においてタイムスロットから取り出された音声情報
の連続信号をインターネット回線への音声パケットの離
散信号に符号化処理する。また、第1の音声処理部93
1はインターネット回線からの音声パケットを音声情報
の連続信号に復号化処理し、TS−CNTL91におけ
る所定タイムスロットへの挿入を可能にする。
91においてタイムスロットから取り出された音声情報
の連続信号をインターネット回線への音声パケットの離
散信号に符号化処理する。また、第1の音声処理部93
1はインターネット回線からの音声パケットを音声情報
の連続信号に復号化処理し、TS−CNTL91におけ
る所定タイムスロットへの挿入を可能にする。
【0091】第1のFAX処理部932はTS−CNT
L91においてタイムスロットから取り出されたFAX
情報の連続信号をインターネット回線へのFAXパケッ
トの離散信号に符号化処理する。また、第1のFAX処
理部932はインターネット回線からのFAXパケット
をFAX情報の連続信号に復号化処理し、TS−CNT
L91における所定タイムスロットへの挿入を可能にす
る。
L91においてタイムスロットから取り出されたFAX
情報の連続信号をインターネット回線へのFAXパケッ
トの離散信号に符号化処理する。また、第1のFAX処
理部932はインターネット回線からのFAXパケット
をFAX情報の連続信号に復号化処理し、TS−CNT
L91における所定タイムスロットへの挿入を可能にす
る。
【0092】第1のデータ処理部933はTS−CNT
L91においてタイムスロットから取り出されたデータ
の連続信号をインターネット回線へのデータパケットの
離散信号に符号化処理する。また、第1のデータ処理部
933はインターネット回線からのデータパケットをデ
ータの連続信号に復号化処理し、TS−CNTL91に
おける所定タイムスロットへの挿入を可能にする。な
お、データについては、第1のデータ処理部933での
符号化・復号化を行わないで、スルーさせるだけの処理
を採用することもできる。
L91においてタイムスロットから取り出されたデータ
の連続信号をインターネット回線へのデータパケットの
離散信号に符号化処理する。また、第1のデータ処理部
933はインターネット回線からのデータパケットをデ
ータの連続信号に復号化処理し、TS−CNTL91に
おける所定タイムスロットへの挿入を可能にする。な
お、データについては、第1のデータ処理部933での
符号化・復号化を行わないで、スルーさせるだけの処理
を採用することもできる。
【0093】第2の音声処理部941及び第2のFAX
処理部942は対応の第1の音声処理部931及び第1
のFAX処理部932をそれぞれ制御し、リアルタイム
な伝送を可能にするためのRTPの付加などを含むパケ
ット組立及びRTPの除去などを含むパケット分解処理
を行う。
処理部942は対応の第1の音声処理部931及び第1
のFAX処理部932をそれぞれ制御し、リアルタイム
な伝送を可能にするためのRTPの付加などを含むパケ
ット組立及びRTPの除去などを含むパケット分解処理
を行う。
【0094】第2のデータ処理部943は第1のデータ
処理部933を制御し、パケット組立及びパケット分解
処理を行う。セレクタ96は信号処理部53からの切替
信号を受信し、この切替信号の内容、つまり指定メディ
アに応じて第1の音声処理部931,第1のFAX処理
部932,または第1のデータ処理部933を選択す
る。なお、コーディック部90はIP通信インタフェー
ス装置40からLAN7,8への出力チャネル数の増大
に応じて、増設することができる。
処理部933を制御し、パケット組立及びパケット分解
処理を行う。セレクタ96は信号処理部53からの切替
信号を受信し、この切替信号の内容、つまり指定メディ
アに応じて第1の音声処理部931,第1のFAX処理
部932,または第1のデータ処理部933を選択す
る。なお、コーディック部90はIP通信インタフェー
ス装置40からLAN7,8への出力チャネル数の増大
に応じて、増設することができる。
【0095】上述した第4のIP通信インタフェース装
置40は、HW−IF51を通してハイウェイスイッチ
22のハイウェイに直接結合されているので、PBX2
0からはISDN中継線に収容した「トランク装置」と
して扱うことができる。
置40は、HW−IF51を通してハイウェイスイッチ
22のハイウェイに直接結合されているので、PBX2
0からはISDN中継線に収容した「トランク装置」と
して扱うことができる。
【0096】(動作)上述した構成を採る第4のIP通
信インタフェース装置40において、それぞれBch情
報である音声情報、伝送速度G3のFAX情報、または
64Kbpsの非制限ディジタルデータは、PBX20
のハイウェイスイッチ22から制御部50のHW−IF
51を経由して、コーディック部90のTS−CNTL
91に入力される。
信インタフェース装置40において、それぞれBch情
報である音声情報、伝送速度G3のFAX情報、または
64Kbpsの非制限ディジタルデータは、PBX20
のハイウェイスイッチ22から制御部50のHW−IF
51を経由して、コーディック部90のTS−CNTL
91に入力される。
【0097】制御部50の信号処理部53は、PBX2
0のハイウェイスイッチ22からHW−IF51を経由
して入力された音声情報、FAX情報またはデータに応
じたメディア情報を識別し、セレクタ96に切替信号を
送信する。
0のハイウェイスイッチ22からHW−IF51を経由
して入力された音声情報、FAX情報またはデータに応
じたメディア情報を識別し、セレクタ96に切替信号を
送信する。
【0098】セレクタ96は信号処理部53からの切替
信号を受信し、この切替信号の内容、つまり指定メディ
アに応じて第1の音声処理部931,第1のFAX処理
部932,または第1のデータ処理部933を選択す
る。
信号を受信し、この切替信号の内容、つまり指定メディ
アに応じて第1の音声処理部931,第1のFAX処理
部932,または第1のデータ処理部933を選択す
る。
【0099】一層詳細に述べると、制御部50の信号処
理部53は、メディア情報としての伝達能力情報要素が
非制限ディジタルのDch信号を検出したときは、セレ
クタ96にHW−IF51及びTS−CNTL91を通
して切替信号を送信する。信号処理部53からの切替信
号を受信したセレクタ96は、指定メディアに応じて第
1のデータ処理部933を選択する。また、制御部50
の信号処理部53は、メディア情報としての伝達能力情
報要素が非制限ディジタルのDch信号を検出しないと
きは、セレクタ96に同様の経路で切替信号を送信して
第1の音声処理部931を選択させる。この処理は、I
P通信インタフェース装置40が発信側及び着信側に関
わらず同一である。
理部53は、メディア情報としての伝達能力情報要素が
非制限ディジタルのDch信号を検出したときは、セレ
クタ96にHW−IF51及びTS−CNTL91を通
して切替信号を送信する。信号処理部53からの切替信
号を受信したセレクタ96は、指定メディアに応じて第
1のデータ処理部933を選択する。また、制御部50
の信号処理部53は、メディア情報としての伝達能力情
報要素が非制限ディジタルのDch信号を検出しないと
きは、セレクタ96に同様の経路で切替信号を送信して
第1の音声処理部931を選択させる。この処理は、I
P通信インタフェース装置40が発信側及び着信側に関
わらず同一である。
【0100】PBX20収容のFAX端末32からのN
SF(Non StandardFacilitie
s:非標準機能識別信号)またはDIS(Digita
lIdentification Signal)を信
号処理部53が検出したときは、着信側のFAX端末3
2であることを識別し、セレクタ96に上記経路で切替
信号を送信して第1のFAX処理部932を選択させ
る。このとき信号処理部53は「切換」Dch信号をL
AN回線を通して対向する発信側のIP通信インタフェ
ース装置40に送信する。
SF(Non StandardFacilitie
s:非標準機能識別信号)またはDIS(Digita
lIdentification Signal)を信
号処理部53が検出したときは、着信側のFAX端末3
2であることを識別し、セレクタ96に上記経路で切替
信号を送信して第1のFAX処理部932を選択させ
る。このとき信号処理部53は「切換」Dch信号をL
AN回線を通して対向する発信側のIP通信インタフェ
ース装置40に送信する。
【0101】また、信号処理部53はFAX手順の正常
終了、FAX切換後のタイムアウト、またはDCN信号
(ディスコネクト信号)を検出したときには、セレクタ
96に切替信号を送信して第1のFAX処理部932に
換えて第1の音声処理部931を選択させ、「切換」D
ch信号をLAN回線を通して対向する発信側のIP通
信インタフェース装置40に送信する。
終了、FAX切換後のタイムアウト、またはDCN信号
(ディスコネクト信号)を検出したときには、セレクタ
96に切替信号を送信して第1のFAX処理部932に
換えて第1の音声処理部931を選択させ、「切換」D
ch信号をLAN回線を通して対向する発信側のIP通
信インタフェース装置40に送信する。
【0102】対向のIP通信インタフェース装置40か
ら送信された「切換」Dch信号をLAN回線を通して
受信したとき、信号処理部53はセレクタ96に切替信
号を送信して第1のFAX処理部932を選択させる。
ら送信された「切換」Dch信号をLAN回線を通して
受信したとき、信号処理部53はセレクタ96に切替信
号を送信して第1のFAX処理部932を選択させる。
【0103】TS−CNTL91に入力された音声情報
は、セレクタ96を通して第1の音声処理部931にお
いて、符号化されるとともに、ITU−T G.729
Annex A/Bに準拠して音声圧縮及び無音圧縮
が施される。圧縮処理の施された符号化音声情報は、第
1の音声処理部931から内部バス95を通して第2の
音声処理部941に送信される。第2の音声処理部94
1は符号化音声情報にRTPを付加して、音声パケット
を構成する。この音声パケットはDPRAM92及び内
部バス54を通して制御部50の信号処理部53に転送
される。
は、セレクタ96を通して第1の音声処理部931にお
いて、符号化されるとともに、ITU−T G.729
Annex A/Bに準拠して音声圧縮及び無音圧縮
が施される。圧縮処理の施された符号化音声情報は、第
1の音声処理部931から内部バス95を通して第2の
音声処理部941に送信される。第2の音声処理部94
1は符号化音声情報にRTPを付加して、音声パケット
を構成する。この音声パケットはDPRAM92及び内
部バス54を通して制御部50の信号処理部53に転送
される。
【0104】信号処理部53はコーディック部90から
受信した音声パケットにUDPヘッダ及びIPヘッダを
付加した音声パケットを構成し、LAN−IF52を通
してLAN7,8に接続されているLAN回線に送出す
る。LAN回線及びインタネット回線上の音声パケット
のフレーム構成は図4(A)に示すとおりである。
受信した音声パケットにUDPヘッダ及びIPヘッダを
付加した音声パケットを構成し、LAN−IF52を通
してLAN7,8に接続されているLAN回線に送出す
る。LAN回線及びインタネット回線上の音声パケット
のフレーム構成は図4(A)に示すとおりである。
【0105】一方、LAN回線からIP通信インタフェ
ース装置40に音声パケットが入力された場合は、上記
と逆の処理手順を経て、パケット分解及び復号化が行わ
れ、Bchの音声情報として、PBX20のハイウェイ
スイッチ22に送信される。
ース装置40に音声パケットが入力された場合は、上記
と逆の処理手順を経て、パケット分解及び復号化が行わ
れ、Bchの音声情報として、PBX20のハイウェイ
スイッチ22に送信される。
【0106】TS−CNTL91に入力されたFAX情
報は、セレクタ96を通してFAX端末間信号を自動検
出した第1のFAX処理部932において、FRF.1
1のFax Relay方式に従って符号化される。符
号化FAX情報は、第1のFAX処理部932から内部
バス95を通して第2のFAX処理部942に送信され
る。第2のFAX処理部942は符号化FAX情報にR
TPを付加して、FAXパケットを構成する。このFA
XパケットはDPRAM92及び内部バス54を通して
制御部50の信号処理部53に転送される。
報は、セレクタ96を通してFAX端末間信号を自動検
出した第1のFAX処理部932において、FRF.1
1のFax Relay方式に従って符号化される。符
号化FAX情報は、第1のFAX処理部932から内部
バス95を通して第2のFAX処理部942に送信され
る。第2のFAX処理部942は符号化FAX情報にR
TPを付加して、FAXパケットを構成する。このFA
XパケットはDPRAM92及び内部バス54を通して
制御部50の信号処理部53に転送される。
【0107】信号処理部53はコーディック部90から
受信したFAXパケットにUDPヘッダ及びIPヘッダ
を付加したFAXパケットを構成し、LAN−IF52
を通してLAN7,8に接続されているLAN回線に送
出する。LAN回線及びインタネット回線上のFAXパ
ケットのフレーム構成は図4(B)に示すとおりであ
る。
受信したFAXパケットにUDPヘッダ及びIPヘッダ
を付加したFAXパケットを構成し、LAN−IF52
を通してLAN7,8に接続されているLAN回線に送
出する。LAN回線及びインタネット回線上のFAXパ
ケットのフレーム構成は図4(B)に示すとおりであ
る。
【0108】一方、LAN回線からIP通信インタフェ
ース装置40にFAXパケットが入力された場合は、上
記と逆の処理手順を経て、パケット分解及び復号化が行
われ、BchのFAX情報として、PBX20のハイウ
ェイスイッチ22に送信される。
ース装置40にFAXパケットが入力された場合は、上
記と逆の処理手順を経て、パケット分解及び復号化が行
われ、BchのFAX情報として、PBX20のハイウ
ェイスイッチ22に送信される。
【0109】TS−CNTL91に入力されたデータ
は、セレクタ96を通して第1のデータ処理部933に
おいて、必要に応じて符号化される。符号化データは、
第1のデータ処理部933から内部バス95を通して第
2のデータ処理部943に送信される。第2のデータ処
理部943は符号化データに基づいて、データパケット
を構成する。このデータパケットはDPRAM92及び
内部バス54を通して制御部50の信号処理部53に転
送される。
は、セレクタ96を通して第1のデータ処理部933に
おいて、必要に応じて符号化される。符号化データは、
第1のデータ処理部933から内部バス95を通して第
2のデータ処理部943に送信される。第2のデータ処
理部943は符号化データに基づいて、データパケット
を構成する。このデータパケットはDPRAM92及び
内部バス54を通して制御部50の信号処理部53に転
送される。
【0110】信号処理部53はコーディック部90から
受信したデータパケットにTCPヘッダ及びIPヘッダ
を付加したデータパケットを構成し、LAN−IF52
を通してLAN7,8に接続されているLAN回線に送
出する。LAN回線及びインタネット回線上のデータパ
ケットのフレーム構成は図4(C)に示すとおりであ
る。
受信したデータパケットにTCPヘッダ及びIPヘッダ
を付加したデータパケットを構成し、LAN−IF52
を通してLAN7,8に接続されているLAN回線に送
出する。LAN回線及びインタネット回線上のデータパ
ケットのフレーム構成は図4(C)に示すとおりであ
る。
【0111】一方、LAN回線からIP通信インタフェ
ース装置40にデータパケットが入力された場合は、上
記と逆の処理手順を経て、パケット分解及び復号化が行
われ、Bchのデータとして、PBX20のハイウェイ
スイッチ22に送信される。
ース装置40にデータパケットが入力された場合は、上
記と逆の処理手順を経て、パケット分解及び復号化が行
われ、Bchのデータとして、PBX20のハイウェイ
スイッチ22に送信される。
【0112】なお、このIP通信インタフェース装置4
0におけるTTC標準JT−Q.931メッセージに対
応する呼制御信号などの制御情報(Dch情報)の送受
信処理は、上述した第1のIP通信インタフェース装置
40と同一である。
0におけるTTC標準JT−Q.931メッセージに対
応する呼制御信号などの制御情報(Dch情報)の送受
信処理は、上述した第1のIP通信インタフェース装置
40と同一である。
【0113】上述した第4のIP通信インタフェース装
置40の機能について更に詳述する。なお、以下に説明
する機能は上記第1,第2及び第3のIP通信インタフ
ェース装置40についても同一である。
置40の機能について更に詳述する。なお、以下に説明
する機能は上記第1,第2及び第3のIP通信インタフ
ェース装置40についても同一である。
【0114】制御部50の信号処理部53は、PBX2
0からのDchの制御情報としての呼制御信号(Q.9
31メッセージ)の着番号情報要素から相手番号、つま
り事業所番号及び内線番号を抽出し、事業所番号から接
続先(宛先)IPアドレスを決定してアドレスマッピン
グを行い、決定したIPアドレスをIPヘッダに設定
し、LAN−IF52を通してLAN回線に音声パケッ
ト、FAXパケット、またはデータパケットを送信す
る。一方、制御部50の信号処理部53は、LAN−I
F52を通してLAN回線から音声パケット、FAXパ
ケット、またはデータパケットを受信したときは、呼制
御信号の着番号情報要素のみを抽出し、つまり発信処理
とは異なりアドレスマッピングを行うことなく、着信処
理を行う。
0からのDchの制御情報としての呼制御信号(Q.9
31メッセージ)の着番号情報要素から相手番号、つま
り事業所番号及び内線番号を抽出し、事業所番号から接
続先(宛先)IPアドレスを決定してアドレスマッピン
グを行い、決定したIPアドレスをIPヘッダに設定
し、LAN−IF52を通してLAN回線に音声パケッ
ト、FAXパケット、またはデータパケットを送信す
る。一方、制御部50の信号処理部53は、LAN−I
F52を通してLAN回線から音声パケット、FAXパ
ケット、またはデータパケットを受信したときは、呼制
御信号の着番号情報要素のみを抽出し、つまり発信処理
とは異なりアドレスマッピングを行うことなく、着信処
理を行う。
【0115】また、音声パケットの優先制御が可能なル
ータ9,10を配置したインターネット網11に対して
は、制御部50の信号処理部53はIPヘッダのTOS
(Type of Service)フィールドを使用して、ルータ
9,10に優先度の指示を行い、音声パケットの伝送遅
延を抑制する。
ータ9,10を配置したインターネット網11に対して
は、制御部50の信号処理部53はIPヘッダのTOS
(Type of Service)フィールドを使用して、ルータ
9,10に優先度の指示を行い、音声パケットの伝送遅
延を抑制する。
【0116】コーディック部90の第2の音声処理部9
43において、蓄積済音声パケット情報の範囲内で再生
の順序を入れ替える。即ち、第2の音声処理部943
は、到着した音声情報の送信順序が蓄積済音声パケット
情報の送信順序より若い場合は、送信順序の若い順に音
声情報を復号再生させる。
43において、蓄積済音声パケット情報の範囲内で再生
の順序を入れ替える。即ち、第2の音声処理部943
は、到着した音声情報の送信順序が蓄積済音声パケット
情報の送信順序より若い場合は、送信順序の若い順に音
声情報を復号再生させる。
【0117】PBX20からインチャネルバンドで受信
したPB(Push Button)信号をコーディック部90で
一旦受信して符号化し、制御部50の信号処理部53で
呼制御信号(Q.931メッセージ)に変換してLAN
回線に送信する。インターネット回線を通してLAN回
線から制御情報でPB信号が入力された場合、制御部5
0はコーディック部90の第1の音声処理部931でア
ナログPB信号に変換させる。復号化PB信号は第1の
音声処理部931からTS−CNTL91及びHW−I
F51を通してPBX20に送信される。
したPB(Push Button)信号をコーディック部90で
一旦受信して符号化し、制御部50の信号処理部53で
呼制御信号(Q.931メッセージ)に変換してLAN
回線に送信する。インターネット回線を通してLAN回
線から制御情報でPB信号が入力された場合、制御部5
0はコーディック部90の第1の音声処理部931でア
ナログPB信号に変換させる。復号化PB信号は第1の
音声処理部931からTS−CNTL91及びHW−I
F51を通してPBX20に送信される。
【0118】信号処理部53を配置した制御部50のC
PUのソフトウェア及び第2の処理部941,942,
943を配置したコーディック部90のCPUのソフト
ウェアは、TCP/IP(10BASE−Tまたは10
0BASE−TX)のLANポートを介して外部からダ
ウンロード可能である。
PUのソフトウェア及び第2の処理部941,942,
943を配置したコーディック部90のCPUのソフト
ウェアは、TCP/IP(10BASE−Tまたは10
0BASE−TX)のLANポートを介して外部からダ
ウンロード可能である。
【0119】さらに、TCP/IP(10BASE−T
または100BASE−TX)のLANポートを介して
外部から統計情報、障害情報及びトレース情報が取得可
能である。つまり、IP通信インタフェース装置40に
おいては、運用状態の把握及び回線有効活用の実現のた
めに、送受信パケット数及び回線使用率などの各種統計
情報を収集し、蓄積する。また、運用中に発生した障害
情報を収集し、ログとして蓄積する。送受信データをモ
ニタするために、呼制御信号などのDch情報をトレー
ス情報として収集、蓄積する。
または100BASE−TX)のLANポートを介して
外部から統計情報、障害情報及びトレース情報が取得可
能である。つまり、IP通信インタフェース装置40に
おいては、運用状態の把握及び回線有効活用の実現のた
めに、送受信パケット数及び回線使用率などの各種統計
情報を収集し、蓄積する。また、運用中に発生した障害
情報を収集し、ログとして蓄積する。送受信データをモ
ニタするために、呼制御信号などのDch情報をトレー
ス情報として収集、蓄積する。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電話網(回線交換網)とインターネット網(IPパケッ
ト交換網)との間で通信プロトコル変換を行うゲートウ
ェイ機能を有し、電話網とインターネット網との相互間
での音声通信及びデータ通信などの各種通信を実現する
IP通信インタフェース装置を提供することができる。
電話網(回線交換網)とインターネット網(IPパケッ
ト交換網)との間で通信プロトコル変換を行うゲートウ
ェイ機能を有し、電話網とインターネット網との相互間
での音声通信及びデータ通信などの各種通信を実現する
IP通信インタフェース装置を提供することができる。
【0121】また、本発明によれば、電話網とインター
ネット網との相互間での各種通信を実現するために既存
の電話網、特に企業内電話網に容易に導入することが可
能なIP通信インタフェース装置を提供することができ
る。
ネット網との相互間での各種通信を実現するために既存
の電話網、特に企業内電話網に容易に導入することが可
能なIP通信インタフェース装置を提供することができ
る。
【0122】この結果、本発明によれば、経済的な回線
交換機及びIP通信ネットワークシステムを構築するこ
とが容易になる。
交換機及びIP通信ネットワークシステムを構築するこ
とが容易になる。
【図1】 本発明の一実施の形態のIP通信ネットワー
クシステムの構成を示すブロック図。
クシステムの構成を示すブロック図。
【図2】 構内交換機及びIP通信インタフェース装置
の第1の構成例及び動作を説明するためのブロック図。
の第1の構成例及び動作を説明するためのブロック図。
【図3】 パッケージカード化されたIP通信インタフ
ェース装置における制御部及びコーディック部の配置状
態を示す図。
ェース装置における制御部及びコーディック部の配置状
態を示す図。
【図4】 IP通信インタフェース装置とLAN回線
(インターネット回線)との間で送受信される各種パケ
ットのフレーム構成を説明するための図。
(インターネット回線)との間で送受信される各種パケ
ットのフレーム構成を説明するための図。
【図5】 構内交換機及びIP通信インタフェース装置
の第2の構成例及び動作を説明するためのブロック図。
の第2の構成例及び動作を説明するためのブロック図。
【図6】 構内交換機及びIP通信インタフェース装置
の第3の構成例及び動作を説明するためのブロック図。
の第3の構成例及び動作を説明するためのブロック図。
【図7】 構内交換機及びIP通信インタフェース装置
の第4の構成例及び動作を説明するためのブロック図。
の第4の構成例及び動作を説明するためのブロック図。
1,2,20 構内交換機(PBX) 3,4 通信端末装置 5,6,40 IP通信インタフェース装置 7,8 LAN 9,10 ルータ 11 インターネット網 31 音声端末 32 FAX端末 33 データ端末 50 制御部 60,70,80,90 コーディック部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/00 H04L 11/00 310C 5K101 11/06 11/20 A H04N 1/00 102A 1/32 (72)発明者 上原 毅 東京都新宿区西新宿六丁目12番1号富士通 アイ・ネットワークシステムズ株式会社内 (72)発明者 高橋 泰司 東京都新宿区西新宿六丁目12番1号富士通 アイ・ネットワークシステムズ株式会社内 (72)発明者 今橋 亮 東京都新宿区西新宿六丁目12番1号富士通 アイ・ネットワークシステムズ株式会社内 Fターム(参考) 5C062 AA02 AA12 AA23 AA29 AA34 AA35 AB38 AC38 AE02 AE11 5C075 AB03 AB90 FF90 5K030 HA01 HA08 HB01 HB18 HB21 HC02 HC14 HD03 HD08 JA05 JA08 JT05 LB16 5K033 CB02 CB08 CC01 DA06 DB18 5K051 AA03 AA05 BB01 BB02 BB03 CC02 DD01 DD13 GG02 JJ01 JJ09 5K101 KK01 KK02 LL02 LL05 SS01 SS06 SS07 SS08
Claims (20)
- 【請求項1】 回線交換網とIPパケット交換網に接続
されるLANとの間に配置することを可能にする第1及
び第2の接続手段と;前記回線交換網から前記第1の接
続手段に入力されるBチャネル情報としての第1のメデ
ィア対応情報を符号化するとともに、前記LANから前
記第2の接続手段に入力される第2のメディア対応情報
をパケット分解したパケット分解メディア対応情報を復
号化し、復号化メディア対応情報を前記第1のメディア
対応情報として前記回線交換網に送出するために前記第
1の接続手段に送信する第1の処理手段と;前記第1の
処理手段で符号化された符号化メディア対応情報をパケ
ット組立するとともに、前記第2のメディア対応情報を
パケット分解し、前記パケット分解メディア対応情報と
して前記第1の処理手段に送信する第2の処理手段と;
前記第2の処理手段でパケット組立されたパケット組立
メディア対応情報に予め定められたヘッダ情報を付加し
た前記第2のメディア対応情報を生成し、前記第2の接
続手段を通して前記LANに送出させるとともに、前記
第2の接続手段に入力された前記第2のメディア対応情
報に付加されている前記ヘッダ情報を除去し、前記第2
の処理手段に送信する第3の処理手段と;を備えるIP
通信インタフェース装置。 - 【請求項2】 前記第1及び第2のメディア対応情報
は、音声通信機能を有する音声端末から送信される音声
情報、ファクシミリ通信機能を有するファクシミリ端末
から送信されるファクシミリ情報、及びデータ通信機能
を有するデータ端末から送信されるデータ情報を含む請
求項1記載のIP通信インタフェース装置。 - 【請求項3】 前記第1の処理手段及び第2の処理手段
は、前記第1及び第2のメディア対応情報に相当する音
声情報、ファクシミリ情報、及びデータ情報毎にそれぞ
れ機能分割され;機能分割された前記第1の処理手段を
前記第3の処理手段からの指令により選択する選択手段
を更に備える請求項2記載のIP通信インタフェース装
置。 - 【請求項4】 前記第2の処理手段は、前記第1のメデ
ィア対応情報が前記音声情報または前記ファクシミリ情
報であるときは、リアルタイムな伝送を可能にするため
のRTPヘッダを付加した前記パケット組立メディア対
応情報を生成する請求項2記載のIP通信インタフェー
ス装置。 - 【請求項5】 前記第2の処理手段は、前記第2のメデ
ィア対応情報が前記音声情報または前記ファクシミリ情
報であるときは、リアルタイムな伝送を可能にするため
に付加されている前記RTPヘッダを除去した前記パケ
ット分解メディア対応情報を生成する請求項4記載のI
P通信インタフェース装置。 - 【請求項6】 前記第3の処理手段は、前記第2の処理
手段で生成された前記パケット組立メディア対応情報が
前記音声情報または前記ファクシミリ情報であるとき
は、前記ヘッダ情報としてUDPヘッダ及びIPヘッダ
を付加し、前記パケット組立メディア対応情報が前記デ
ータ情報であるときは、前記ヘッダ情報としてTCPヘ
ッダ及びIPヘッダを付加する請求項2記載のIP通信
インタフェース装置。 - 【請求項7】 前記第3の処理手段は、前記第2のメデ
ィア対応情報が前記音声情報または前記ファクシミリ情
報であるときは、前記ヘッダ情報として付加されている
前記UDPヘッダ及び前記IPヘッダを除去し、前記第
2のメディア対応情報が前記データ情報であるときは、
前記ヘッダ情報として付加されている前記TCPヘッダ
及び前記IPヘッダを除去する請求項6記載のIP通信
インタフェース装置。 - 【請求項8】 前記第3の処理手段は、Dチャネル情報
としての呼制御信号を特定プロトコルのメッセージに基
づいて識別し、TCPヘッダ及びIPヘッダの付加及び
除去処理を施すだけでペネトレートに送受信する請求項
1記載のIP通信インタフェース装置。 - 【請求項9】 前記第1及び第2の接続手段と前記第
1、第2及び第3の処理手段とをパッケージカードに配
置して構成した請求項1記載のIP通信インタフェース
装置。 - 【請求項10】 音声通信機能を有する音声端末、ファ
クシミリ通信機能を有するファクシミリ端末、及びデー
タ通信機能を有するデータ端末の少なくとも1つを収容
し、メディア対応情報を伝送する時分割多重伝送路を有
するハイウェイスイッチと;前記ハイウェイスイッチに
直接的に接続された第1の接続手段と;IPパケット交
換網に接続されるLAN回線を収容する第2の接続手段
と;前記第1の接続手段に入力されるBチャネル情報と
しての第1のメディア対応情報を符号化するとともに、
前記第2の接続手段に入力される第2のメディア対応情
報をパケット分解したパケット分解メディア対応情報を
復号化し、復号化メディア対応情報を前記第1のメディ
ア対応情報として前記ハイウェイスイッチに送出するた
めに前記第1の接続手段に送信する第1の処理手段と;
前記第1の処理手段で符号化された符号化メディア対応
情報をパケット組立するとともに、前記第2のメディア
対応情報をパケット分解し、前記パケット分解メディア
対応情報として前記第1の処理手段に送信する第2の処
理手段と;前記第2の処理手段でパケット組立されたパ
ケット組立メディア対応情報に予め定められたヘッダ情
報を付加した前記第2のメディア対応情報を生成し、前
記第2の接続手段を通して前記LAN回線に送出させる
とともに、前記第2の接続手段に入力された前記第2の
メディア対応情報に付加されている前記ヘッダ情報を除
去し、前記第2の処理手段に送信する第3の処理手段
と;を備える回線交換機。 - 【請求項11】 前記第1及び第2のメディア対応情報
は、音声通信機能を有する音声端末から送信される音声
情報、ファクシミリ通信機能を有するファクシミリ端末
から送信されるファクシミリ情報、及びデータ通信機能
を有するデータ端末から送信されるデータ情報を含む請
求項10記載の回線交換機。 - 【請求項12】 前記第1の処理手段及び第2の処理手
段は、前記第1及び第2のメディア対応情報に相当する
音声情報、ファクシミリ情報、及びデータ情報毎にそれ
ぞれ機能分割され;機能分割された前記第1の処理手段
を前記第3の処理手段からの指令により選択する選択手
段を更に備える請求項11記載の回線交換機。 - 【請求項13】 前記第2の処理手段は、前記第1のメ
ディア対応情報が前記音声情報または前記ファクシミリ
情報であるときは、リアルタイムな伝送を可能にするた
めのRTPヘッダを付加した前記パケット組立メディア
対応情報を生成する請求項11記載の回線交換機。 - 【請求項14】 前記第2の処理手段は、前記第2のメ
ディア対応情報が前記音声情報または前記ファクシミリ
情報であるときは、リアルタイムな伝送を可能にするた
めに付加されている前記RTPヘッダを除去した前記パ
ケット分解メディア対応情報を生成する請求項13記載
の回線交換機。 - 【請求項15】 前記第3の処理手段は、前記第2の処
理手段で生成された前記パケット組立メディア対応情報
が前記音声情報または前記ファクシミリ情報であるとき
は、前記ヘッダ情報としてUDPヘッダ及びIPヘッダ
を付加し、前記パケット組立メディア対応情報が前記デ
ータ情報であるときは、前記ヘッダ情報としてTCPヘ
ッダ及びIPヘッダを付加する請求項11記載の回線交
換機。 - 【請求項16】 前記第3の処理手段は、前記第2のメ
ディア対応情報が前記音声情報または前記ファクシミリ
情報であるときは、前記ヘッダ情報として付加されてい
る前記UDPヘッダ及び前記IPヘッダを除去し、前記
第2のメディア対応情報が前記データ情報であるとき
は、前記ヘッダ情報として付加されている前記TCPヘ
ッダ及び前記IPヘッダを除去する請求項15記載の回
線交換機。 - 【請求項17】 前記第3の処理手段は、Dチャネル情
報としての呼制御信号を特定プロトコルのメッセージに
基づいて識別し、TCPヘッダ及びIPヘッダの付加及
び除去処理を施すだけでペネトレートに送受信する請求
項10記載の回線交換機。 - 【請求項18】 前記第1及び第2の接続手段と前記第
1、第2及び第3の処理手段とをパッケージカードに配
置して構成した請求項10記載の回線交換機。 - 【請求項19】 音声通信機能を有する音声端末、ファ
クシミリ通信機能を有するファクシミリ端末、及びデー
タ通信機能を有するデータ端末の少なくとも1つを収容
し、メディア対応情報を伝送する時分割多重伝送路を有
するハイウェイスイッチと;前記ハイウェイスイッチに
直接的に接続された第1の接続手段と;IPパケット交
換網に接続されるLAN回線を収容する第2の接続手段
と;前記第1の接続手段に入力されるBチャネル情報と
しての第1のメディア対応情報を符号化するとともに、
前記第2の接続手段に入力される第2のメディア対応情
報をパケット分解したパケット分解メディア対応情報を
復号化し、復号化メディア対応情報を前記第1のメディ
ア対応情報として前記ハイウェイスイッチに送出するた
めに前記第1の接続手段に送信する第1の処理手段と;
前記第1の処理手段で符号化された符号化メディア対応
情報をパケット組立するとともに、前記第2のメディア
対応情報をパケット分解し、前記パケット分解メディア
対応情報として前記第1の処理手段に送信する第2の処
理手段と;前記第2の処理手段でパケット組立されたパ
ケット組立メディア対応情報に予め定められたヘッダ情
報を付加した前記第2のメディア対応情報を生成し、前
記第2の接続手段を通して前記LAN回線に送出させる
とともに、前記第2の接続手段に入力された前記第2の
メディア対応情報に付加されている前記ヘッダ情報を除
去し、前記第2の処理手段に送信する第3の処理手段
と;から構成される回線交換機を含むIP通信ネットワ
ークシステム。 - 【請求項20】 回線交換網とIPパケット交換網に接
続されるLANとの間に配置することを可能にする第1
及び第2の接続手段と;前記回線交換網から前記第1の
接続手段に入力されるBチャネル情報としての第1のメ
ディア対応情報を符号化するとともに、前記LANから
前記第2の接続手段に入力される第2のメディア対応情
報をパケット分解したパケット分解メディア対応情報を
復号化し、復号化メディア対応情報を前記第1のメディ
ア対応情報として前記回線交換網に送出するために前記
第1の接続手段に送信する第1の処理手段と;前記第1
の処理手段で符号化された符号化メディア対応情報をパ
ケット組立するとともに、前記第2のメディア対応情報
をパケット分解し、前記パケット分解メディア対応情報
として前記第1の処理手段に送信する第2の処理手段
と;前記第2の処理手段でパケット組立されたパケット
組立メディア対応情報に予め定められたヘッダ情報を付
加した前記第2のメディア対応情報を生成し、前記第2
の接続手段を通して前記LANに送出させるとともに、
前記第2の接続手段に入力された前記第2のメディア対
応情報に付加されている前記ヘッダ情報を除去し、前記
第2の処理手段に送信する第3の処理手段と;から構成
されるIP通信インタフェース装置を含むIP通信ネッ
トワークシステム。
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JP36756799A Withdrawn JP2001186193A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | Ip通信インタフェース装置、回線交換機及びip通信ネットワークシステム |
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