JP2001185420A - 半導体デバイス用インダクタ - Google Patents

半導体デバイス用インダクタ

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JP2001185420A
JP2001185420A JP2000311493A JP2000311493A JP2001185420A JP 2001185420 A JP2001185420 A JP 2001185420A JP 2000311493 A JP2000311493 A JP 2000311493A JP 2000311493 A JP2000311493 A JP 2000311493A JP 2001185420 A JP2001185420 A JP 2001185420A
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inductor
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Jerome Tsu-Rong Chu
ツーロン チュ ジェロム
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Lucent Technologies Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 半導体デバイス内に必要とされる面積を減ら
した、高Qの側面方向のインダクタを形成する方法を提
供する。 【解決手段】 直列に接続された複数のループを有し、
複数のループは、半導体デバイスの横軸方向に沿って形
成される。さらに、ループは下部レグと上部レグと一対
のサイドレグとを有する。上部レグは第1面に沿って平
行であり、下部レグは第2面に沿って平行であり、第2
面は第1面とは平行で、かつ離れている。また、第1面
と第2面は横方向軸に平行であり、サイドレグは第1面
と第2面に直交する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体デバイスの製
造方法に関し、特に、半導体デバイスの上を横方向にの
びるインダクタに関する。
【0002】
【従来の技術】高Qのインダクタは、多くの通信用の半
導体デバイスの上に見いだすことのできる共通の特徴物
である。半導体デバイス内にインダクタを形成する最も
一般的な方法は、回路の上部層の上に金属製の厚い(3
μm以上)の層を堆積することである。この上部層は、
高Qのインダクタを形成するために、特殊な基板と共
に、螺旋状のパターンで形成される。この方法は、10
個のインダクタを形成するためには、300μm×30
0μm以上の面積が通常必要とされるために好ましくな
い。
【0003】この領域は電磁干渉のために他の回路用に
用いることはできない。さらにまた、フォトレジスト層
と銅を使用するこれらの高Qのインダクタを形成する現
在の処理技術は、複数のマスクレベルと、複数の露光ス
テップを必要とする。このような処理技術は、空気ギャ
ップを有するインダクタを形成することになりこれは現
在の処理技術とは相容れないものである。
【0004】非導電性の基板あるいは高い抵抗率を有す
る基板のいずれかの上に、横方向にのびる高Qのインダ
クタを形成する試みは、以前からなされていた。しかし
現在のチップデザインは、ラッチアップ保護用に、高い
導電性の基板を必要としている。シリコン基板上に、高
Qのインダクタを形成する現在の方法は、AlCu内に
平面上の螺旋形状したインダクタであるが、この技術
は、上部レベルの銅の金属化とは相容れないものであ
る。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】本発明の目的は、半導体デバイス内に必要
とされる面積を減らした、高Qの側面方向のインダクタ
を提供することである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の方法は、銅の食刻プロセ
スを用いて高Qの横方向にのびるインダクタを提供する
ことである。
【0007】本発明の他の目的は、1回のマスクステッ
プしか必要としないような高Qの横方向にのびるインダ
クタを提供することである。
【0008】本発明のさらに別の目的は、容易に入手可
能な解析ツールを用いて、容易にモデル化できる、高Q
を有する横方向にのびるインダクタを提供することであ
る。
【0009】本発明のさらに別の目的は、CMOSとコ
ンパチブルな高Qの横方向にのびる高いインダクタを提
供することである。
【0010】本発明の目的は、シリコン基板と適合性を
有する高Qの横方向にのびるインダクタを提供すること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、本発明の
インダクタにより解決できる。本発明のインダクタは請
求項1に記載した特徴を有する。すなわち、直列に接続
された複数のループを有し、複数のループは、半導体デ
バイスの横軸方向に沿って形成されることを特徴とす
る。本発明はさらに請求項2に記載した特徴を有する。
すなわち、ループは、下部レグと上部レグと一対のサイ
ドレグとを有する。本発明はさらに請求項5に記載した
特徴を有する。すなわち、上部レグは、第1面に沿って
平行である。本発明はさらに請求項6に記載した特徴を
有する。すなわち、下部レグは、第2面に沿って平行で
あり、第2面は、第1面とは平行で、かつ離れている。
本発明はさらに請求項7に記載した特徴を有する。すな
わち、第1面と第2面は、横方向軸に平行である。本発
明はさらに請求項8に記載した特徴を有する。すなわ
ち、サイドレグは、第1面と第2面に直交する。
【0012】本発明はさらに請求項10に記載した特徴
を有する。すなわち、上部レグとサイドレグは、銅から
形成される。上記の上部レグとサイドレグが、銅、窒化
タンタル、他の銅合金から形成される場合には、本発明
は請求項9に記載した特徴を有する。すなわち、バリア
層をさらに有し、バリア層は、上部レグと、上部レグに
隣接する基板層の間に形成され、バリア層は、サイドレ
グと下部レグと基板層の間に形成される。
【0013】本発明による、半導体デバイス用の横方向
インダクタ図1に示す。同図においてインダクタ10
は、半導体デバイスの横方向軸に沿って直列に接続され
たループ12を有する。インダクタ10に対するループ
12の数は、最低でも1回、好ましくは2回で、その最
大数には制限はない。各ループ12は、下部レグ14と
上部レグ16と一対の第1サイドレグ18aと第2サイ
ドレグ18bとを有する。隣接する第1ループ12aと
第2ループ12bの間に、第1ループ12aの第2サイ
ドレグ18bが第2ループ12bの下部レグ14に接続
されている。
【0014】しかし、あるループの端部とそれに隣接す
るループのスタート点は、あるループの第2レグと隣接
するループの底部との間にある必要はない。あるループ
の端部と隣接するループの開始点とは、ループに沿った
いかなる場所にあってもよい。
【0015】インダクタ10の下部レグ14は、互いに
いかなる角度の方向を向いていてもよいが、インダクタ
10の下部レグ14は、並列にかつ共通面に沿って互い
に平行にのびるのが好ましい。下部レグ14を互いに平
行にかつ共通面に沿って配置することにより製造が容易
となる。下部レグ14の長さはそれぞれ異なってもよい
が、各下部レグ14は、製造を容易にするために同じ長
さが好ましい。
【0016】各下部レグ14は、第1先端部20とそれ
に対向する第2先端部22とを有する。下部レグ14に
は最小または最大の長さで限定されることはない。さら
にまた下部レグ14は、特定の断面を有するよう限定さ
れるものではない。しかし下部レグ14の断面が増加す
ると、インダクタ10の抵抗は減少し、インダクタが増
加する。
【0017】下部レグ14は、隣接する下部レグ14の
間の距離に対し制限を与えることはないが、下部レグ1
4の間の距離は、第1ループ12a、第2ループ12b
の間の距離を決定する。第1ループ12aと第2ループ
12bが近くなると、高いQとインダクタンスを有する
インダクタ10が得られる。
【0018】第1サイドレグ18a、第2サイドレグ1
8bはそれぞれ、隣接し接続された第1ループ12a、
第2ループ12bの間に形成される。第1サイドレグ1
8aは、第1ループ12aの下部レグ14の第1先端部
20からのび、第2サイドレグ18bは、第2ループ1
2bの下部レグ14の第2先端部22からのびる。第1
サイドレグ18a、第2サイドレグ18bはそれぞれ、
下部レグ14からいかなる方向にのびてもよいが、第1
サイドレグ18a、第2サイドレグ18bは、下部レグ
14に直交する方向にのびるのがよい。第1サイドレグ
18a、第2サイドレグ18bが下部レグ14に対し直
交させることにより製造が容易となり、インダクタンス
とクイシン(quiescence)のインダクタの良好な特性を
提供できる。
【0019】サイドレグ18は、特定の長さに限定され
ないが、サイドレグ18は下部レグ14とほぼ同一の長
さが好ましい。四角形のループを形成することにより、
その特性が容易にモデル化できるような構造体を与える
ことができる。
【0020】上部レグ16は、隣接し接続された第1ル
ープ12a、第2ループ12bの第1サイドレグ18a
と第2サイドレグ18bの間にのびる。インダクタ10
の上部レグ16は互いにいかなる角度の方向を向いてい
てもよいが、インダクタ10の上部レグ16は互いに平
行で、かつ共通面に沿ってのびるのが好ましい。上部レ
グ16を互いに平行にし、共通面に沿って配置すること
により製造が容易となる。上部レグ16の長さは、互い
に異なってもよいが、上部レグ16が同じ長さを有する
ことにより製造が容易となる。
【0021】一実施例においては上部レグ16は、平行
かつ共通面に沿ってのび、下部レグ14もまた平行かつ
共通面に沿ってのびる。このような実施例においては、
上部レグ16は、下部レグ14に対しいかなる方向に向
いてもよい、しかし、さらに好ましい実施例の場合に
は、上部レグ16を含む面は、下部レグ14を含む面に
平行、かつ離れているのがよい。このような方向が好ま
しいのは、このような構造体は容易にモデル化できるか
らである。また構造の処理も容易に制御できるからであ
る。
【0022】インダクタ10は通常、半導体デバイス内
の他の特徴物に接続されている。インダクタ10とこの
他の特徴物との間のいかなる接続手段は、本発明と共に
使用可能である。また本発明は接続の場所には限定され
ない。例えば接続は、上部レグ16、下部レグ14、あ
るいは第1サイドレグ18a、第2サイドレグ18bの
いずれの場所でも行うことができる。
【0023】本発明の第2実施例において、図1に示さ
れた横方向インダクタを半導体デバイス内に製造する方
法を説明する。図2において、下部レグ14を誘電体性
の基板30の上に最初に形成する。誘電体性の基板30
の種類は、当業者に公知であり、本発明は特定の誘電体
性の基板30に限定されるものではない。
【0024】下部レグ14は、例えばAl合金、Cu、
W、ドープした多結晶シリコン、窒化タングステン等の
導電材料から形成される。下部レグ14を基板上に形成
する半導体の製造方法の多くのプロセスは公知であり、
本発明は特定のプロセスに限定されるものではない。こ
のようなプロセスの一例は、電気メッキ、堆積、光リソ
グラフパターン化によるエッチバック、食刻プロセス等
が含まれる。しかし、下部レグ14を形成する現在のと
ころ好ましい方法は、堆積し、その後、光リソグラフパ
ターンプロセスでもってエッチバックすることである。
このプロセスは、半導体の製造に通常使われるものであ
り、最小の特徴サイズで容易にその特性を制御できる。
【0025】図3に示すように、下部レグ14が形成さ
れた後、負荷基板層32を基板30の上に形成する。基
板30は、様々な材料、例えば窒化シリコン、酸化シリ
コン、五酸化タンタル等の公知材料製である。現在のと
ころ好ましい基板は、酸化シリコンで形成したものであ
る。基板の厚さは、半導体デバイスの設計基準により変
化する。しかし基板の通常の厚さは、8000Å〜10
000Åである。この範囲は単なる一実施例である。
【0026】基板30を形成する方法は、プラズマ強化
基層製堆積(plasma enhanced chemical vapor deposit
ion :PECVD)と、高密度プラズマ堆積(high-den
sityplasma deposition:HDP)と、有機金属CVD
(metalorganic CVD:MOCVD)と、分子ビームエキ
タキシ(molecular beam epitaxy:MBE)と、物理相
堆積(physical vapor deposition :PVD)と、スパ
ッタリング堆積と、基層堆積(chemical vapor deposit
ion:CVD)を含む。HDPを用いた酸化シリコンを
堆積するのが好ましいが、その理由は、このプロセス
は、CVDプロセスに比較して動作温度が低いためであ
る。また、HDPにより形成された酸化シリコンは、C
VDによる酸化シリコンに比較してギャップをより完全
に充填する特性を示す。
【0027】別報として基板は、ホウ素リンシリケイト
ガラス(borophosphosilicate glass:BPSG)、リ
ンシリケイトガラス(phosphosilicate glass:PS
G)から形成したガラスおよび/または、ボロンをドー
プしたテトラエチルオルソシリケイト(tetraethyl ort
hosilicate:TEOS)、スピンオンガラス、あるいは
他の低誘電率のフィルム(ポリマ、微細孔ガラス、水
素、silsesquioxaneを含む)から形成される。
【0028】負荷基板層32の厚さは、下部レグ14と
上部レグ16との間の所望の直交する距離の厚さでなけ
ればならない。負荷基板層32の厚さが、この所望の直
交する距離よりも大きい場合には、負荷基板層32は所
望の距離まで、その後エッチバックして薄くする必要が
ある。
【0029】図4に示すように、第1サイドレグ18
a、第2サイドレグ18b用の貫通孔36が、負荷基板
層32内に形成される。貫通孔を基板内にエッチングで
形成する多くのプロセスは公知であり、本発明は特定の
プロセスに限定されるものではない。このようなプロセ
スの一例は、化学機械研磨、プラズマエッチング、科学
エッチング等がある。
【0030】負荷基板層32内に貫通孔36を形成した
後、負荷基板層32の厚さが下部レグ14と上部レグ1
6の間の所望の直交方向の距離よりも大きい場合には、
負荷基板層32の厚さを低減しなければならない。負荷
基板層32の厚さを低減する様々なプロセスは公知であ
り、本発明は特定のプロセスに限定されるものではな
い。このようなプロセスの例は、化学機械研磨、プラズ
マエッチング、科学エッチング等がある。
【0031】しかしこの厚さを減らす際に、貫通孔36
は、残留材料でもって充填してはならない。図5、6
は、負荷基板層32の厚さを低減する方法を示す。最初
にフォトレジスト38が、貫通孔36を含む厚さを減ら
してはならない領域のすべてをカバーする。フォトレジ
スト38を形成した後、負荷基板層32の厚さを選択的
エッチングプロセスでもって負荷基板層32を異方性エ
ッチングすることにより、所望の厚さまで減らす。異方
性エッチングは、極めて高い方向性を有する。異方性エ
ッチングは、エッチングイオン、周囲ガス、RFパワー
レベル、周波数、結晶方向等のファクタにより高い選択
性を有する。重要なことは、このプロセスは、垂直方向
にのみエッチングするために、ガスプラズマソースを用
いることができる点である。エッチングが完了すると、
フォトレジスト38を除去する。
【0032】負荷基板層32が所望の厚さになった後、
第1サイドレグ18a、第2サイドレグ18bと上部レ
グ16を、貫通孔36の中と負荷基板層32の上部に導
電材料42を堆積することにより形成する。第1サイド
レグ18a、第2サイドレグ18bと上部レグ16は、
いかなる導体、例えば、Al合金、Cu、W、ドープし
た多結晶シリコン、窒化タングステン等から形成でき
る。導電体を貫通孔内と基板層の上に堆積する多くの方
法が公知であるが、本発明は特定の方法に限定されるも
のではない。このようなプロセスの一例は、スパッタリ
ングによる金属スラブ堆積、物理相堆積、基層堆積、直
接電気メッキ等が含まれる。
【0033】本発明の一実施例においては、第1サイド
レグ18a、第2サイドレグ18bと上部レグ16は、
食刻プロセスを用いて銅から形成される。図7、8は、
第1サイドレグ18a、第2サイドレグ18bと上部レ
グ16を形成する好ましいプロセスを示す。銅が使用さ
れる場合には、バリア層40を負荷基板層32と貫通孔
36の露出した表面に形成して、銅が基板30、負荷基
板層32内にマイグレーション(移動)するのを阻止し
なければならない。
【0034】多くの材料が、銅がバリアを介して移動す
るのを阻止するために、銅と基板との間にバリア層とし
て機能できる。本発明は、このような機能を有する特定
の材料に限定されるものではない。しかし、バリア層の
好ましい材料としては、TaとTaNとの組合せであ
る。TaNから形成される場合には、バリア層は、Ta
N化合物内の窒素の特定の含有量に限定されるものでは
ない。バリア層内のTaN化合物内の窒素の含有量を傾
斜させることもできる。
【0035】TaまたはTaN層を基板上に堆積する方
法は公知であり、本発明は特定の堆積方法に限定される
ものではない。例えば、スパッタリング、あるいはCV
Dのようなプロセスが、基板上に材料層を堆積するのに
用いられる。しかしこのような方法は、本発明の仕様に
も用いることができる。
【0036】バリア層40が形成された後、第1サイド
レグ18a、第2サイドレグ18bと上部レグ16とを
形成するために、食刻プロセスを用いて銅を形成する。
食刻プロセスは、電気メッキプロセスを開始するための
シード層を用いることが特徴的である。このシード層が
形成されると、基板を電気メッキ浴内に配置し、薄いフ
ィルムをシード層から形成する。
【0037】図9に示すように、第1サイドレグ18
a、第2サイドレグ18bと上部レグ16用に導電性材
料を形成した後、この材料を除去するステップを実行し
て、過剰な導電性材料を負荷基板層32と上部レグ16
から除去する。一般的な材料の除去を行う半導体の製造
方法の多くのプロセスが公知であるが、本発明は特定の
プロセスに限定されるものではない。過剰な材料を除去
する現在のところ好ましい方法は、化学機械研磨法であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により半導体デバイス内に配置されたイ
ンダクタの斜視図。
【図2】下部レグが基板上に配置された後、線2−2に
沿った図1のインダクタの断面図。
【図3】下部レグが基板上に配置され、さらに追加基板
層が第1基板の上に形成された後の線3−3に沿った図
2のインダクタの断面図。
【図4】サイドレグ用の貫通孔が、追加基板層に形成さ
れた後の図3のインダクタの断面図。
【図5】厚さが減少していない状態の追加基板層の領域
の上に、フォトレジスト層が堆積された後の図4のイン
ダクタの断面図。
【図6】追加基板層の厚さが低減した後の図5のインダ
クタの断面図。
【図7】フォトレジスト層が除去され、バリア層が追加
基板層の上に堆積された後の図6のインダクタの断面
図。
【図8】金属層を堆積した後の図7のインダクタの断面
図。
【図9】余剰の金属を除去した後の図8のインダクタの
断面図。
【符号の説明】
10 インダクタ 12a 第1ループ 12b 第2ループ 14 下部レグ 16 上部レグ 18a 第1サイドレグ 18b 第2サイドレグ 20 第1先端部 22 第2先端部 30 基板 32 付加基板層 36 貫通孔 38 フォトレジスト 40 バリア層 42 導電材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 ジェロム ツーロン チュ アメリカ合衆国、32835 フロリダ、オー ランド、サウス ヒアワッシー #58 1786

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列に接続された複数のループを有し、 前記複数のループは、半導体デバイスの横軸方向に沿っ
    て形成されることを特徴とする半導体デバイス用インダ
    クタ。
  2. 【請求項2】 前記ループは、下部レグと上部レグと一
    対のサイドレグとを有することを特徴とする請求項1記
    載のインダクタ。
  3. 【請求項3】 隣接する第1ループと第2ループの間
    で、前記第1ループの第2サイドレグが、第2ループの
    下部レグに接続されることを特徴とする請求項2記載の
    インダクタ。
  4. 【請求項4】 前記下部レグは、共通面に沿って平行で
    あることを特徴とする請求項2記載のインダクタ。
  5. 【請求項5】 前記上部レグは、第1面に沿って平行で
    あることを特徴とする請求項2記載のインダクタ。
  6. 【請求項6】 前記下部レグは、第2面に沿って平行で
    あり、 前記第2面は、前記第1面とは平行で、かつ離れている
    ことを特徴とする請求項5記載のインダクタ。
  7. 【請求項7】 前記第1面と第2面は、前記横方向軸に
    平行であることを特徴とする請求項6記載のインダク
    タ。
  8. 【請求項8】 前記サイドレグは、前記第1面と第2面
    に直交することを特徴とする請求項6記載のインダク
    タ。
  9. 【請求項9】 バリア層をさらに有し、 前記バリア層は、前記上部レグと、前記上部レグに隣接
    する基板層の間に形成され、 前記バリア層は、前記サイドレグと下部レグと基板層の
    間に形成されることを特徴とする請求項2記載のインダ
    クタ。
  10. 【請求項10】 前記上部レグとサイドレグは、銅から
    形成されることを特徴とする請求項9記載のインダク
    タ。
  11. 【請求項11】 前記バリア層は、窒化タンタルから形
    成されることを特徴とする請求項10記載のインダク
    タ。
  12. 【請求項12】 直列に接続された複数のループを有
    し、 前記複数のループは、半導体デバイスの横軸方向に沿っ
    て形成され、 前記ループは、下部レグと上部レグと一対のサイドレグ
    とを有し、 前記下部レグは、第1面に沿って平行であり、 前記上部レグは、第2面に沿って平行であり、 前記第2面は、前記第1面とは平行で、かつ離れてお
    り、 前記第1面と第2面は、前記横方向軸に平行であり、 前記サイドレグは、前記第1面と第2面に直交する
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