JP2001185304A - 同軸コネクタ及びこの同軸コネクタを備えた電子機器 - Google Patents

同軸コネクタ及びこの同軸コネクタを備えた電子機器

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JP2001185304A
JP2001185304A JP37464299A JP37464299A JP2001185304A JP 2001185304 A JP2001185304 A JP 2001185304A JP 37464299 A JP37464299 A JP 37464299A JP 37464299 A JP37464299 A JP 37464299A JP 2001185304 A JP2001185304 A JP 2001185304A
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JP
Japan
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coaxial connector
diameter portion
insulator
housing
coaxial
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JP37464299A
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English (en)
Inventor
Toshitaka Kuriyama
利隆 栗山
Yoshihiro Osaki
吉大 大崎
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、絶縁体の位置決め、組み立て
性及びシールド性の向上を図るようにした同軸コネクタ
及びこの同軸コネクタを備えた電子機器を得る。 【解決手段】 導電性金属材からなるハウジング12を
内蔵したケーブルプラグAと、該プラグAを受け入れる
レセプタクルとからなる同軸コネクタ。ハウジング12
は同軸ケーブル15の絶縁皮膜42を挿入する小径部1
2bと中心端子14を備えた絶縁体13を保持する大径
部12aとを有し、該小径部12bと大径部12aはプ
レス加工によって丸め成形されている。段付き開口部の
一部には内側に折り曲げた突片12eが形成され、該突
片12eによって絶縁体13を位置決めしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同軸コネクタ、特
に、高周波電子機器等に使用される同軸コネクタ及びこ
の同軸コネクタを備えた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】この種の同軸コネクタとしては、
従来より、例えば、特開平8−83649号公報記載の
ものが知られている。この同軸コネクタは、雄側コネク
タ(ケーブルプラグ)と雌側コネクタ(レセプタクル)
とを嵌合させて雄側端子と雌側端子を接触させるように
している。
【0003】前記ケーブルプラグには導電性金属材から
なるハウジングが、同軸ケーブルのシールド線の接続用
として内蔵されている。このハウジングはケーブルの絶
縁皮膜を挿入する小径部と中心端子を備えた絶縁体を保
持する大径部とが一体的にプレス加工によって丸め成形
されている。
【0004】しかしながら、従来のハウジングは、小径
部と大径部との継ぎ目部において、プレス成形品独特の
開口部を有し、開口部から前記絶縁体が外部に露出して
しまうという不具合を有していた。これでは、絶縁体の
位置決めができず、組み立てが困難であり、シールド性
を劣化させる。
【0005】前記公報記載の同軸コネクタでは、別途遮
蔽板を用意し、開口部に取り付けるようにしていた。し
かし、遮蔽板を設けることは部品点数が増加し、好まし
い解決方法ではない。
【0006】そこで、本発明の目的は、簡単な構成で、
絶縁体の位置決め、組み立て性及びシールド性の向上を
図るようにした同軸コネクタ及びこの同軸コネクタを備
えた電子機器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段と作用】以上の目的を達成
するため、本発明は、導電性材からなるハウジングを内
蔵したケーブルプラグと該ケーブルプラグを受け入れる
レセプタクルとから構成した同軸コネクタにおいて、前
記ハウジングは、同軸ケーブルの絶縁皮膜を挿入する小
径部と中心端子を備えた絶縁体を保持する大径部とを有
し、該小径部と大径部はプレス加工によって丸め成形さ
れ、小径部と大径部との間に形成された段付き開口部の
少なくとも一部に内側に折り曲げた突片を有し、前記絶
縁体を前記突片によって位置決めしたことを特徴とす
る。
【0008】以上の構成からなる本発明において、絶縁
体はハウジングの段付き開口部に設けた突片で位置決め
され、組み立てが容易になる。また、開口部は突片でシ
ールドされ、別途遮蔽板を設ける必要がなくなる。
【0009】本発明に係る同軸コネクタは、同軸ケーブ
ルのシールド線を前記ハウジングの小径部の外周部から
段付き開口部まで延長し、かつ、前記突片に沿って外方
に広げることが好ましい。シールド性がより向上するこ
とになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る同軸コネクタ
及びこの同軸コネクタを備えた電子機器の実施形態につ
いて添付図面を参照して説明する。
【0011】(第1実施形態、図1〜図4参照)第1実
施形態としての同軸コネクタは、ケーブルプラグA(図
1、図2参照)とレセプタクルB(図4参照)とからな
る。
【0012】ケーブルプラグAは、樹脂ケース1に、同
軸ケーブル15の一端部、端子ユニットを構成している
ハウジング12、中心端子14を備えた絶縁体13を収
容したものである。樹脂ケース1は、一方の端面1aが
開口し、他方の端面1bに同軸ケーブル15の一端部が
挿入されている。
【0013】同軸ケーブル15は、芯線41と、該芯線
41の外周面を被覆している絶縁皮膜42と、該絶縁皮
膜42を介して芯線41の外周部を覆っているシールド
線43と、保護材44とからなる。芯線41は先端が中
心端子14の基部14aに突入し、中心端子14と電気
的に接続されている。
【0014】金属製ハウジング12の中央大径部12a
には、筒状の絶縁体13が保持されており、この絶縁体
13に挿通されている中心端子14の先端部14bは、
ハウジング12の嵌合部12cの軸心部に位置してい
る。ハウジング12の小径部12bと同軸ケーブル15
の端部はスリーブ16によって圧着され、堅固に接合さ
れると共に、同軸ケーブル15のシールド線43とハウ
ジング12とが電気的に接続されている。
【0015】一方、レセプタクルBは、図4に示すよう
に、嵌合凹部2aを有する樹脂ケース2に、端子ユニッ
トを構成しているグランド端子22、絶縁体23及び中
心端子24を取り付けたものである。
【0016】グランド端子22は、樹脂ケース2の後部
表面の形状に合わせて折り曲げられ、中央部に嵌合凹部
2a内に突出する摺接部22aが設けられている。摺接
部22aの内側には筒状の絶縁体23が挿入され、この
絶縁体23に管状の中心端子24が保持されている。中
心端子24の一方の側は樹脂ケース2の後面に沿って延
在し、その端部は外方に折り曲げられて外部接続部24
bとされる。
【0017】ケーブルプラグAとレセプタクルBとの結
合は、ケーブルプラグAをレセプタクルBの嵌合凹部2
aに挿入することにより行われる。このとき、樹脂ケー
ス1の両側面に形成したロック用突起19(図1参照)
が樹脂ケース2に形成した穴(図示せず)に嵌合する。
また、両者の電気的接続は従来周知であり、その説明は
省略する。
【0018】ところで、本第1実施形態において、前記
ハウジング12はプレス加工によって丸め成形され、同
軸ケーブル15の絶縁皮膜42に圧着する小径部12b
と絶縁体13を圧着保持する大径部12aとの間に形成
された段付き開口部12d(図3参照)の一部には内側
に折り曲げた突片12eが形成されている。そして、絶
縁体13は突片12eによって位置決めされている。
【0019】即ち、絶縁体13はハウジング12の段付
き開口部12dに設けた突片12eで位置決めされ、組
み立てが容易になり、開口部12dは突片12eでシー
ルドされることになり、別途遮蔽板を設ける必要がなく
なる。
【0020】(第2実施形態、図5参照)本発明の第2
実施形態である同軸コネクタは、図5に示すように、同
軸ケーブル15のシールド線43の先端部43aを、ハ
ウジング12の小径部12bの外周部から段付き開口部
12dまで延長し、かつ、突片12eに沿って外方に広
げ、該突片12eに圧着させたものである。
【0021】なお、図5では樹脂ケースを省略したケー
ブルプラグAを図示しており、該プラグAの他の構成は
図2に示した第1実施形態と同じである。また、レセプ
タクルも図4に示したものと同じ構成を有する。従っ
て、それらの説明は省略する。
【0022】(第3実施形態、図6参照)本第3実施形
態は、本発明に係る電子機器として、ITS(高度道路
交通システム)に利用される車載情報装置を例にして説
明する。
【0023】図6は車載情報装置の概略構成を示し、6
0は送受信用のアンテナ部、61はユニット部である。
62は同軸ケーブルで、アンテナ部60とユニット部6
1を電気的に接続する。63は同軸コネクタ、64は同
軸コネクタ63やIC部品等を実装する制御基板、65
はデータ表示部である。
【0024】同軸コネクタ63として、前記ケーブルプ
ラグAとレセプタクルBを用いることにより、信頼性の
高い車載情報装置を実現することができる。
【0025】ITSにはETC(自動料金収受システ
ム)やVICS(渋滞情報システム)等が含まれてお
り、有料道路の料金や渋滞状況等の情報はアンテナ部6
0によって受信される。受信された情報は、同軸ケーブ
ル62及び同軸コネクタ63を介してユニット部61に
伝送され、データ表示部65に表示される。
【0026】(他の実施形態)なお、本発明に係る同軸
コネクタ及びこの同軸コネクタを備えた電子機器は前記
実施形態に限定するものではなく、その要旨の範囲内で
種々に変更可能であることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ハウジングの段付き開口部に突片を形成し、
該突片にて絶縁体を位置決めするようにしたため、組み
立て性及びシールド性が向上し、かつ、従来必要とされ
ていた遮蔽板が不要となる。この結果、信頼性の高い電
子機器を得ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である同軸コネクタを構
成するケーブルプラグを示す側面図。
【図2】前記ケーブルプラグの断面図。
【図3】前記ケーブルプラグに内蔵されているハウジン
グの断面図。
【図4】前記同軸コネクタを構成するレセプタクルの断
面図。
【図5】本発明の第2実施形態である同軸コネクタを構
成するケーブルプラグを示す断面図。
【図6】本発明に係る電子機器の一実施形態を示す概略
構成図。
【符号の説明】
A…ケーブルプラグ B…レセプタクル 12…ハウジング 12a…大径部 12b…小径部 12d…段付き開口部 12e…突片 13…絶縁体 14…中心端子 15…同軸ケーブル 42…絶縁皮膜 43…シールド線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性材からなるハウジングを内蔵した
    ケーブルプラグと、該ケーブルプラグを受け入れるレセ
    プタクルとから構成した同軸コネクタにおいて、 前記ハウジングは、同軸ケーブルの絶縁皮膜を挿入する
    小径部と中心端子を備えた絶縁体を保持する大径部とを
    有し、該小径部と大径部はプレス加工によって丸め成形
    され、小径部と大径部との間に形成された段付き開口部
    の少なくとも一部に内側に折り曲げた突片を有し、 前記絶縁体は前記突片によって位置決めされているこ
    と、 を特徴とする同軸コネクタ。
  2. 【請求項2】 同軸ケーブルのシールド線を前記ハウジ
    ングの小径部の外周部から段付き開口部まで延長し、か
    つ、前記突片に沿って外方に広げたことを特徴とする請
    求項1記載の同軸コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の同軸コネク
    タを備えたことを特徴とする電子機器。
JP37464299A 1999-12-28 1999-12-28 同軸コネクタ及びこの同軸コネクタを備えた電子機器 Pending JP2001185304A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006269143A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Yazaki Corp 同軸ケーブルの端末処理構造、同軸ケーブル用シールド端子、及び加締め装置
JP2011009010A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Nec Network & Sensor Systems Ltd 同軸コネクタを備えた高周波装置

Cited By (3)

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JP4535913B2 (ja) * 2005-03-23 2010-09-01 矢崎総業株式会社 同軸ケーブルの端末処理構造、同軸ケーブル用シールド端子、及び加締め装置
JP2011009010A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Nec Network & Sensor Systems Ltd 同軸コネクタを備えた高周波装置

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