JP2001184221A - リアルタイムosおよびタスク実行制御方法 - Google Patents

リアルタイムosおよびタスク実行制御方法

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JP2001184221A
JP2001184221A JP36553899A JP36553899A JP2001184221A JP 2001184221 A JP2001184221 A JP 2001184221A JP 36553899 A JP36553899 A JP 36553899A JP 36553899 A JP36553899 A JP 36553899A JP 2001184221 A JP2001184221 A JP 2001184221A
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Akira Kawaguchi
晃 川口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 要求仕様をより正確に、機械的に複数のタス
クの連携動作に反映させると共に、連携動作が要求仕様
を正確に実現しているかを容易に検証する。 【解決手段】 タスク連携モデル変換部(103)は、タス
ク実行構造の設計で得られるタスク実行パラメータに基
づき作成したタスク間連携モデル(102)を、リアルタイ
ムOSが理解できる内部表現に変換し、タスク間連携モ
デル格納部(104)は、これを格納する。タスク制御タイ
ミングマーカー(109)は、ユーザプログラム(123) のタ
スク毎の実装コード(124)に埋め込まれる。タスク制御
システムコール発行(110)は、タスク制御タイミングマ
ーカー(109)をリアルタイムOS(101)に入力する。タス
ク制御内容抽出部(108)は、タスク制御タイミングマー
カー(109)の情報に基づいて、タスク間連携モデル(105)
からタスク制御の内容を抽出し、タスク実行制御部(12
1)に対してタスク制御要求(112)を発行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リアルタイムOS
に関する。
【0002】
【従来の技術】リアルタイムOSとは、実時間処理用O
Sをいい、制御,通信,周辺装置等の組み込みOSが主
な用途となる。そして、マン・マシン・インタフェース
よりは実行速度が重視される。このような機器組込みリ
アルタイムOSを用いたソフトウェアの開発も、一般の
ソフトウェアの開発と同様に、図6に示すように、ま
ず、要求仕様(301)の作成およびシステム分析(302)
から成る分析フェーズにおいて、そのシステムの要求を
分析し、システムの振る舞いを明確にする。次の設計フ
ェーズでは、分析フェーズで明確化されたシステムの振
る舞いをいかに実現するかを設計するが、リアルタイム
OSを用いたソフトウェアでは、タスク実行構造の設計
(304)、すなわち、タスクマッピングや関連するタス
ク間の動作の連携の設計を行う。そして、その結果か
ら、タスク制御タイミング(タスク内部の状態遷移,周
期起動タスクの起動周期,イベント起動タスクの起動イ
ベントなど)と、そのタイミングでのアクション(タスク
生成,削除,起動,停止など)、さらに、個々のタスク
の実行優先度、実行時の多重度などのタスク実行パラメ
ータ(305)を決定する。
【0003】最後の実装フェーズでは、設計フェーズの
結果をタスク毎の実装コード(124)に反映する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たフローチャートに従って開発された従来のリアルタイ
ムOSの第1の問題点は、タスク実行構造の設計(30
4)で設計された、ソフトウェアを構成する複数のタス
クの実行構造が、タスク毎の実装コード(124)に分散
されて規定されるので、各タスクの動作の連携を把握す
ることが難しく、全体としてのソフトウェアの動作が要
求仕様(301)と合致しているかを検証することが難し
いということである。
【0005】また、第2の問題点は、ソフトウェアの要
求仕様(301)の作成と、要求仕様の実現に必要なタス
ク毎の実装コード(124)との間の意味的なギャップが
大きいということである。この意味的なギャップのた
め、要求仕様作成者が直接、タスク毎の実装コード(12
4)を理解することが難しく、タスク毎の実装コード(1
24)が正確に要求仕様(301)を実現しているかを検証
することが難しくなる。
【0006】さらに、第3の問題点は、要求仕様(30
1)が正確に実装に反映されるか否かは、ソフトウェア
実装者のスキルやテクニックに依存しているため、誤り
の原因になることが多いということである。
【0007】本発明の目的は、上記の問題点を解消し、
リアルタイムOSを用いたソフトウェアにおいて、ある
処理を実現する複数のタスク間の動作の連携内容をより
理解し易くし、タスクの連携で実現されるソフトウェア
の動作が要求仕様と合致しているかを検証し易くするこ
とができるタスク実行制御機能を備えるリアルタイムO
Sおよびタスク実行制御方法を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、リアルタイムOSを
用いたソフトウェアにおいて、ソフトウェアの要求仕様
をできるだけ実装のスキルやテクニックに頼らず機械的
にタスクの動作として実現することができるタスク実行
制御機能を備えるリアルタイムOSおよびタスク実行制
御方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の本発明リアルタイ
ムOSは、各タスク間で相互に行われるタスクの生成,
削除,起動,停止を含むタスク間連携動作と、タスク優
先度を含む個々のタスクの属性とを規定するタスク間連
携モデルとを入力として、各タスクの実行を制御する機
能を備えたことを特徴とする。
【0010】第2の本発明リアルタイムOSはタスク制
御を実行するタスク実行制御部と、タスク実行構造の設
計で得られるタスク実行パラメータに基づき作成したタ
スク間連携モデルを、該リアルタイムOSが理解できる
内部表現に変換するタスク連携モデル変換部と、該内部
表現に変換されたタスク間連携モデルを格納するタスク
間連携モデル格納部と、ユーザプログラムの個々のタス
クの実行コードに埋め込まれタスク制御のタイミングを
規定するとともに、そのタイミングにおける前記タスク
間連携モデルで規定されるタスク制御の内容へのポイン
タともなるタスク制御タイミングマーカーの情報に基づ
いて、前記タスク間連携モデル格納部に格納されたタス
ク間連携モデルからタスク制御の内容を抽出し、前記タ
スク実行制御部に対してタスク制御要求を発行するタス
ク制御内容抽出部とを備えたことを特徴とする。
【0011】本発明のタスク実行制御方法はユーザプロ
グラムの個々のタスクへタスク制御タイミングマーカー
を埋め込んでおく手順と、タスク実行構造の設計で得ら
れるタスク実行パラメータに基づき作成したタスク間連
携モデルを、リアルタイムOSが理解できる内部表現に
変換して格納する手順と、ユーザプログラムの個々のタ
スクが、前記タスク制御タイミングマーカーが埋め込ま
れたタイミングでタスク制御システムコールを発行する
手順と、タスク制御システムコールの発行によって該タ
スク制御タイミングマーカーが入力されると、前記格納
されたタスク間連携モデルから自動的に必要なタスク制
御内容を抽出し、タスク制御要求を出力する手順と、該
タスク制御要求に基づきリアルタイムにタスク制御を実
行する手順とを有することを特徴とする。
【0012】より具体的には、本発明では、図1に示す
ように、ユーザプログラム(123)のタスク毎の実装コ
ード(124)が、タスク制御タイミングマーカー(109)
が埋め込まれたタイミングでタスク制御システムコール
(110)を発行すると、タスク制御タイミングマーカー
(109)がタスク実行制御機能付きリアルタイムOS(1
01)に入力され、タスク制御内容抽出部(108)がタス
ク間連携モデル(102)から必要なタスク制御内容を自
動的に抽出し、タスク実行制御部(121)にタスク制御
要求(112)を出力する。したがって、ソフトウェア実
装者は、従来のように、タスク毎の実装コード(124)
にタスク制御内容の全てを分散して規定する必要がな
く、制御元タスク内での制御タイミングのみをタスク毎
の実装コード(124)に規定して、タスク制御タイミン
グマーカー(109)を埋め込めば、他の動作の連携内容
(制御対象タスクと優先度などの属性、制御の具体的内
容など)は、タスク間連携モデル(102)に一括して規定
することが可能になる。このタスク間連携モデル(10
2)を理解することにより、従来、全てのタスクの実装
コードを理解しないと把握することが難しかったソフト
ウェア全体の動作をより容易に把握することが可能にな
る。
【0013】また、従来、全てが実装コードで規定され
ていたタスク実行構造の大部分を要求仕様作成者にとっ
てより理解しやすいタスク間連携モデル(102)で規定
できるため、要求仕様(図3の301)とタスク実行構造
の設計(304)との意味的なギャップを小さくすること
が可能になり、要求仕様作成者による実行構造の検証を
容易にすることができる。
【0014】さらに、ユーザプログラム(123)のタス
ク毎の実装コード(124)へのタスク制御タイミングマ
ーカー(109)の埋め込みと、タスク間連携モデル(10
2)の作成を行えば、実際のタスク制御実行(122)はタ
スク実行制御機能付きリアルタイムOS(101)が自動
的に行うので、要求仕様(図3の301)の正確な実現を
行うにあたってソフトウェア実装者のスキルやテクニッ
クへの依存度をより小さくすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の一実施の形態を示す。この
タスク実行制御機能付きリアルタイムOS(101)は、
一般的なリアルタイムOS(120)に加えて、図3に示
すタスク実行構造の設計で得られるタスク実行パラメー
タ(305)に基づき作成したタスク間連携モデル(102)
を、タスク実行制御機能付きリアルタイムOS(101)
が理解できる内部表現に変換するタスク連携モデル変換
部(103)と、内部表現に変換されたタスク間連携モデ
ル(105)を格納するタスク間連携モデル格納部(104)
と、ユーザプログラム(123) のタスク毎の実装コード
(124)に埋め込まれたタスク制御タイミングマーカー
(109)をタスク実行制御機能付きリアルタイムOS(1
01)に入力するためにユーザプログラム(123)のタス
ク毎の実装コード(124)が発行するタスク制御システ
ムコール(110)と、タスク制御システムコール発行(1
11)によってのタスク実行制御機能付きリアルタイムO
S(101)に入力されるタスク制御タイミングマーカー
(109)の情報に基づいて、内部表現に変換されたタス
ク間連携モデル(105)からタスク制御の内容を抽出
し、一般的なリアルタイムOS(120)に含まれるタス
ク実行制御部(121)にタスク制御要求(112)を発行す
るタスク制御内容抽出部(108)とを備える。タスク制
御タイミングマーカー(109)は、タスク制御のタイミ
ングを規定すると共に、そのタイミングでのタスク制御
の内容(制御対象タスクやタスク生成など具体的な制御
内容)を規定しているタスク間連携モデル(102)へのポ
インタとなる。
【0017】本実施の形態では、内部表現に変換された
タスク間連携モデル(105)は、タスク制御タイミング
マーカー(109)毎に、その属性(所属するタスク,制御
対象タスク,具体的な制御内容:アクション)を表形式
で規定したタスク制御タイミングマーカー属性一覧表
(106)と、モデル内の各タスクの属性(優先度,多重
度,タイムスライスなど)を表形式で規定したタスク属
性一覧表(107)とからなる。
【0018】タスク間連携モデル(102)は、図2に示
すように、ある処理を実現するユーザプログラム(12
3)のタスク毎の実装コード(124)に埋めこまれタスク
制御タイミングを規定するタスク制御タイミングマーカ
ー(109)と、そのタイミングで起動されるタスク制御
の具体的な内容(タスクの生成,削除,起動,停止など)
と、制御対象タスクと、各タスクの優先度,実行多重度
などの属性とを一括してモデル化したものである。そし
て、内部表現に変換されたタスク間連携モデル(105)
は、図1に示すとおりになる。
【0019】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。
【0020】まず、タスク実行制御機能付きリアルタイ
ムOS(101)の動作に必要なソフトウェア設計の流れ
を図3を用いて説明する。ソフトウェア設計者は要求仕
様(301),システム分析(302)の結果を基に、適切な
処理単位に分割し(303)、処理単位を実現するための
タスク実行構造の設計(タスクマッピング、関連するタ
スク間の動作の連携等)(304)を行ない、タスク実行パラ
メータ(305)を決定する。この過程で得られる要求仕
様の知識(311),システムの振る舞いの知識(312),
処理単位の情報(313),タスクマッピングの情報(31
4)およびタスク実行パラメータ(305)を用いてタスク
間連携モデル(102)を作成する。一方、ソフトウェア
実装者は、タスク実行パラメータ(305)に基づき、処
理を実現するための個々のタスクの実装を行い、必要な
箇所にタスク制御タイミングマーカー(109)を埋め込
んでいく。
【0021】本例では、図3に示すとおり必要なタイミ
ングでタスク制御システムコール(110)を発行するよ
うに個々のタスクのコーディングを行う。このタスク制
御システムコール(110)は、第1引数にタスク制御タ
イミングマーカー名(306),第2引数に制御対象タス
クのタスク識別子(307)をとる。ただし、タスク識別
子(307)は必要な場合のみのオプションである。この
ように、タスク間連携モデル(102)、および適宜、タ
スク制御タイミングマーカー(109)を埋めこんだタス
ク毎の実装コード(124)を作成してソフトウェア開発
が終了する。
【0022】次に、タスク実行制御機能付きリアルタイ
ムOS(101)の動作について図4を用いて説明する。
【0023】タスク実行制御機能付きリアルタイムOS
(101)は、OS立ち上がり時の初期設定(図4のステ
ップ402)で、あらかじめ作成されているタスク間連携
モデル(102)を読み込み、タスク連携モデル変換部(1
03)によってリアルタイムOS(101)が理解可能な内
部形式のタスク間連携モデル(105)に変換して、タス
ク間連携モデル格納部(104)に格納する。本例の場合
は、図5に示すようにタスク制御タイミングマーカー属
性一覧表(106)およびタスク属性一覧表(107)への変
換を行う。
【0024】次に、本発明のタスク実行制御機能付きリ
アルタイムOS(101)が動作開始した後は、ユーザプ
ログラム(123)からタスク制御システムコール(110)
が発行されるのを待ち(ステップ403)、発行されれば
タスク制御システムコール処理(404)を行う(ステッ
プ404)。ここでは、タスク制御内容抽出部(108)がタ
スク制御システムコール(110)の引数として入力され
るタスク制御タイミングマーカー(109)を用いて、内
部表現に変換されたタスク間連携モデル(105)から、
必要なタスク制御内容(対象タスクとその属性、具体的
な制御内容など)を抽出し、タスク制御要求(112)とし
てタスク実行制御部(121)へ出力する。タスク実行制
御部(121)は、この要求に基づきタスク制御を実行す
る(122)。
【0025】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、ある処理を実現
するソフトウェアを構成する複数のタスクの動作の連携
内容を把握することが容易になり、その結果として、全
体としてのソフトウェアの動作が要求仕様(301)と合
致しているかを検証することが容易になるということで
ある。その理由は、ソフトウェア実装者は、従来のよう
に、タスク毎の実装コード(124)にタスク制御内容の
全てを分散して規定する必要がなく、制御元タスク内で
の制御タイミングのみをタスク毎の実装コード(124)
に規定しタスク制御タイミングマーカー(109)を埋め
込めば、他のタスクの動作の連携内容(制御対象タスク
と優先度などの属性、制御の具体的内容など)は、タス
ク間連携モデル(102)に一括して規定することが可能
になるからである。
【0026】また、第2の効果は、要求仕様301とソフ
トウェアのタスクの動作の連携を実現するタスク実行構
造の設計(304)による実行構造の実装の意味的なギャ
ップを小さくすることが可能になり、要求仕様作成者に
よる実行構造の検証を容易にすることができる。その理
由は、従来、全てが実装コードで規定されていたタスク
実行構造の大部分を要求仕様作成者にとってより理解し
やすいタスク間連携モデル(102)で規定できるためで
ある。
【0027】さらに、第3の効果は、要求仕様の正確な
実現を行うにあたってソフトウェア実装者のスキルやテ
クニックへの依存度をより小さくすることができること
である。その理由は、ユーザプログラム(123)のタス
ク毎の実装コード(124)へのタスク制御タイミングマ
ーカー(109)の埋め込みと、タスク間連携モデル(10
2)の作成を行えば、実際のタスク実行制御(122)は本
発明のタスク実行制御機能付きリアルタイムOS(10
1)が自動的に行うことができるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のタスク実行制御機能付きリアルタイ
ムOSの構成図。
【図2】 タスク間の動作の連携モデル例を示す図。
【図3】 本発明のタスク実行制御機能付きリアルタイ
ムOS用ソフトウェア開発のフローチャート。
【図4】 本発明のタスク実行制御機能付きリアルタイ
ムOSの動作のフローチャート。
【図5】 タスク間の動作の連携モデルの内部表現への
変換例を示す図。
【図6】 従来のリアルタイムOS用ソフトウェア開発
のフローチャート。
【符号の説明】
101 タスク実行制御機能付きリアルタイムOS 102 タスク間連携モデル 103 タスク連携モデル変換部 104 タスク間連携モデル格納部 105 タスク間連携モデル 106 タスク制御タイミングマーカー属性一覧表 107 タスク属性一覧表 108 タスク制御内容抽出部 109 タスク制御タイミングマーカー 110 タスク制御システムコール 111 タスク制御システムコール発行 112 タスク制御要求 120 一般的なリアルタイムOS 121 タスク実行制御部 122 タスク制御実行 123 ユーザプログラム 124 タスク毎の実装コード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各タスクに存在するタスクの生成,削
    除,起動,停止を含むタスク間連携と、個々のタスク優
    先度を含む属性とを規定するタスク間連携モデルとを入
    力として、各タスクの実行を制御する機能を備えたこと
    を特徴とするリアルタイムOS。
  2. 【請求項2】 タスク制御を実行するタスク実行制御部
    と、 タスク実行構造の設計で得られるタスク実行パラメータ
    に基づき作成したタスク間連携モデルを、本リアルタイ
    ムOSが理解できる内部表現に変換するタスク連携モデ
    ル変換部と、 該内部表現に変換されたタスク間連携モデルを格納する
    タスク間連携モデル格納部と、 ユーザプログラムの個々のタスクの実行コードに埋め込
    まれタスク制御のタイミングを規定するとともに前記タ
    スク間連携モデルで規定されるタイミングにおけるタス
    ク制御の内容へのポインタとなるタスク制御タイミング
    マーカーの情報に基づいて、前記タスク間連携モデル格
    納部に格納されたタスク間連携モデルからタスク制御の
    内容を抽出し、前記タスク実行制御部に対してタスク制
    御要求を発行するタスク制御内容抽出部とを備えたこと
    を特徴とするリアルタイムOS。
  3. 【請求項3】 前記タスク間連携モデルは、ユーザプロ
    グラムの個々のタスクの実装コードに埋めこまれ、タス
    ク制御タイミングを規定する前記タスク制御タイミング
    マーカーと、該タスク制御タイミングマーカーによって
    起動されるタスクの生成,削除,起動,停止を含むタス
    ク制御の具体的な内容と、制御対象タスクと、各タスク
    の優先度および実行多重度を含む属性とを一纏めにモデ
    ル化したものであることを特徴とする請求項1または2
    記載のリアルタイムOS。
  4. 【請求項4】 前記タスク間連携モデルは、ソフトウェ
    ア要求仕様の知識、システム分析におけるシステムの振
    る舞いの知識、前記ソフトウェア要求仕様とシステム分
    析の結果に基づいて切り出された処理単位の情報、該処
    理単位を実現するためのタスク実行構造設計によるタス
    クマッピンググ情報およびタスク実行構造設計に基づき
    決定されたタスク実行パラメータを用いて作成され、 また、前記タスク制御タイミングマーカーは、前記タス
    ク実行パラメータに基づき、タスク実装時に必要な箇所
    に埋め込まれことを特徴とする請求項1ないし3のいず
    れかに記載のリアルタイムOS。
  5. 【請求項5】 ユーザプログラムの個々のタスクへタス
    ク制御タイミングマーカーを埋め込んでおく手順と、 タスク実行構造の設計で得られるタスク実行パラメータ
    に基づき作成したタスク間連携モデルを、リアルタイム
    OSが理解できる内部表現に変換して格納する手順と、 ユーザプログラムの個々のタスクが、前記タスク制御タ
    イミングマーカーが埋め込まれたタイミングでタスク制
    御システムコールを発行する手順と、 該タスク制御タイミングマーカーが入力されると、前記
    格納されたタスク間連携モデルから自動的に必要なタス
    ク制御内容を抽出し、タスク制御要求を出力する手順
    と、 該タスク制御要求に基づきリアルタイムにタスク制御を
    実行する手順とを有することを特徴とするタスク実行制
    御方法。
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