JP2001183948A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001183948A
JP2001183948A JP2000322711A JP2000322711A JP2001183948A JP 2001183948 A JP2001183948 A JP 2001183948A JP 2000322711 A JP2000322711 A JP 2000322711A JP 2000322711 A JP2000322711 A JP 2000322711A JP 2001183948 A JP2001183948 A JP 2001183948A
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Hisatsugu Tawara
久嗣 田原
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧出力の異常を早期に確実に検出して対処
でき、画像の不良、装置の故障等を極力押えることがで
きる画像形成装置。 【解決手段】 CPU101を備え一連の画像形成動作
の制御を行うDCコントローラ104と、CPU108
を備え装置内の負荷であるハロゲンランプ115,1次
帯電器116,転写帯電器117,現像器118,転写
前帯電器119,分離帯電器120等に供給する電力の
制御を行う複合電源111と、CPU101とCPU1
08間の通信手段とを備え、複合電源111はハロゲン
ランプ115,1次帯電器116,転写帯電器117,
現像器118,転写前帯電器119,分離帯電器120
等への高圧電力の出力値を検出した検出信号とDCコン
トローラ104から入力した制御信号に対応する出力目
標値とを比較して出力の以上検出したときに高圧電力の
出力を停止する制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シーケンス制御を
行うマイクロプロセッサとそれとは別に装置内負荷への
供給電力の制御等を行うマイクロプロセッサとを備えた
複写機,プリンタ等、画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のマイクロプロセッサで複写
機を制御する場合、通信によってデータをやりとりしな
がら制御を行うことが一般的に知られている。
【0003】そして、複写機の高圧電源の制御はある目
標値に対して一定となるようにフィードバック制御を行
って制御する構成が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の装置のシーケンスを制御するマイクロプロ
セッサと低圧及び高圧電源を制御するマイクロプロセッ
サとを備えた複写装置においては、高圧電源のフィード
バック制御を行う回路の異常を検出していなかったため
に高圧出力の異常に伴う画像不良,装置の故障等を引き
起こしてしまうという問題点があり、またこれがどの高
圧出力の異常によるものかを特定できないため迅速なサ
ービス対応に支障をきたしていた。
【0005】更に、高圧電源のフィードバック制御を行
う回路の異常を検出する場合、異常検出回路周辺の信号
に高圧出力のためのノイズが発生し易く、誤検知を引き
起こし易いという問題点があった。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題点を解消す
るために成されたもので、高圧出力の異常を早期に確実
に検出して対処でき、画像の不良、装置の故障等を極力
押えることができる画像形成装置の提供を目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、この発明に係
る画像形成装置は、マイクロプロセッサを備え一連の画
像形成動作の制御を行う第1の制御手段と、マイクロプ
ロセッサを備え装置内の負荷に供給する電力の制御を行
う第2の制御手段と、前記第1の制御手段と第2の制御
手段間の通信手段とを備え、第2の制御手段は負荷への
高圧電力の出力値を検出した検出信号と第1の制御手段
から入力した制御信号に対応する出力目標値とを比較し
て出力の異常を検出する出力異常検出手段を有し、異常
を検出したときは高圧電力の出力を停止する制御を行う
ことを特徴とする構成によって、前記の目的を達成しよ
うとするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。
【0009】(第1実施例)図1は、第1実施例の構成
を示すブロック図である。
【0010】101は複写装置全体のシーケンス制御を
行う中央演算処理装置(以下、CPUという)である。
102は複写装置の制御手順(制御プログラム)を記憶
した読み取り専用メモリ(ROM)であり、CPU10
1はこのROM102に記憶された制御手順したがって
各センサ類106からの信号を読み取り、各負荷(モー
タ,クラッチ,ソレノイド等)105を駆動することに
より複写装置の制御を行う。また、103は入力データ
の記憶や作業用記憶領域等として用いる主記憶装置であ
るところのランダムアクセスメモリ(RAM)である。
これらは104のDCコントローラというボード内にあ
る。
【0011】複写装置の操作に必要なスイッチや表示は
操作部107にあり、操作者のスイッチ入力がDCコン
トローラ104へ与えられ、DCコントローラ104は
その指示にしたがって適宜表示を行う。
【0012】108は低圧電源,高圧電源,ランプ調光
等の電源出力の制御を行うCPUである。109は電源
制御及びランプ調光制御の制御手順(制御プログラム)
を記憶した読み取り専用メモリ(ROM)であり、CP
U108はこのROM109に記憶された制御手順にし
たがって電源制御及びランプ調光制御を行う。また、1
10は入力データの記憶や作業用記憶領域等として用い
る主記憶装置であるところのランダムアクセスメモリ
(RAM)である。これらは111の複合電源と呼ばれ
るボード内にある。
【0013】複合電源111内には複写装置内に必要な
低圧電源(+5V,+24V等)を生成し、定電圧制御
を行う低圧電源制御部112と、静電潜像を感光体上に
生成し、複写用紙上に転写するために必要な高圧電源を
生成する高圧電源制御部113と、露光用ランプ115
の点灯電圧制御を行うランプレギュレータ(CVR)1
14とを備えており、それぞれCPU108によって制
御される。
【0014】高圧電源制御部113で生成された高圧出
力は1次帯電器116,転写帯電器117,現像器11
8,転写前帯電器119,分離帯電器120にそれぞれ
送られる。低圧電源制御部112からはDCコントロー
ラ104へ供給する+5Vと複写装置内の各負荷105
へ供給する+24Vが出力される。
【0015】複合電源111内のCPU108へ供給さ
れる+5V電源は装置のメインスイッチ119を通った
交流ラインからトランス120,整流、平滑回路112
を介して生成される。また、メインスイッチ119は外
部からの信号によりOFFすることが可能な例えばリレ
ーのような構成のスイッチであり、DCコントローラ1
04内のCPU101からの信号によってOFFするこ
とが可能な構成となっている。
【0016】DCコントローラ104内のCPU101
と複合電源111内のCPU108は、例えばCPU1
01から出力される11ビットのコマンド・データライ
ン、REQ(データリクエスト)信号、CPU108か
ら出力される3ビットのデータライン、ACK(データ
アック)信号によりパラレルの通信を行う。もちろんこ
れはシリアル通信でもよい。
【0017】そして、CPU108が高圧出力の異常を
検出したとき、出力異常情報はCPU101へ5ビット
のデータラインを介して送られる。この通信によりどの
高圧出力が異常なのかをシーケンス制御を行うCPU1
01によって判断することができる構成となっている。
【0018】図2は、本第1実施例の高圧出力制御部周
辺の詳細なブロック図である。
【0019】高圧出力を制御する複合電源111のCP
U108はシーケンス制御のDCコントローラ104の
CPU101から高圧値のデータとONデータを受け取
ると高圧電源制御部113内の各制御回路121〜12
5にPWMのパルスを出力する。このパルス幅に対応し
た高圧出力を各制御回路121〜125内で生成し、一
次帯電器116,転写帯電器117,現像器118,転
写前帯電器119,分離帯電器120へ送る。
【0020】また、この制御回路内では高圧の実出力に
対応する出力モニター信号を生成しており、この出力に
基づいてフィードバック制御を行い安定した高圧出力を
得ている。さらに、このモニター信号はA/D変換器1
26〜130へ入力されデジタルの8ビットのデータに
変換された後、CPU108へ入力される。CPU10
8はこの値とCPU101から受け取った高圧値(制御
目標値)とを比較し、高圧の制御回路が異常かどうかを
判断する。
【0021】図3は、CPU101とCPU108間の
通信のタイミングチャートである。
【0022】まず、DCコントローラ104内のCPU
101は3ビットのコマンドライン(CMD)、8ビッ
トのデータライン(DATA)に通信内容をセットす
る。その後、複合電源111内のCPU108に対して
リクエスト信号(REQ)をHレベルに立ち上げる。C
PU108はREQ信号のHレベルを検知したらコマン
ド・データの内容をRAM110内に格納しCPU10
1に対してアック信号(ACK)をHレベルに立ち上げ
る。
【0023】CPU101はACK信号のHレベルを検
知したらREQ信号をLレベルに立ち下げる。CPU1
08がREQ信号のLレベルを検知したらACK信号を
Lレベルに立ち下げる。CPU101はACK信号のL
レベルを検知した時点でコマンド・データの送信が完了
したことになり、次のコマンド・データをセットする。
このようにCPU101とCPU108はハンドシェイ
クを行いながら通信を行う。
【0024】通信のデータフォーマットは図3に示した
通りであり、コマンド0は一次高圧データ、コマンド1
は転写高圧データ、コマンド2は現像バイアスデータ、
コマンド3は転写前高圧データ、コマンド4は分離高圧
データ、コマンド5はランプ点灯電圧データ、コマンド
6は各高圧及び露光ランプのON/OFF、コマンド7
は予備である。
【0025】このデータフォーマットにしたがってCP
U101はCPU108へ各高圧をどの値で出力させる
かを指示する。この値を目標値として実際の出力をモニ
ターする信号のA/D変換出力と比較することによって
それぞれの高圧の制御異常を検出する。
【0026】異常が検出されたらその高圧または全高圧
を停止し、エラーデータ(5ビット)の対応するビット
をそれぞれ立てる。これによってCPU108からCP
U101へ高圧の制御エラー情報が伝えられる。
【0027】次に、図4のフローチャートを参照して本
実施例の詳細な動作について説明する。
【0028】図4は、CPU108の各高圧処理につい
て示したフローチャートである。
【0029】まず、CPU101から高圧のデータコマ
ンドが送られてきたかどうかを判断し(ステップS4
1)、送られてくれば(S42)でそのデータをRAM
110に格納してリターンする。データコマンドが送ら
れてこなければ(S43)で高圧をON/OFFさせる
コマンドが送られたかどうかを判断し、送られてこなけ
ればそのままリターンする。ON/OFFコマンドが送
られた場合は(S44)でそのコマンドがONかOFF
かを判断し、OFFであれば(S50)で高圧OFFデ
ータをRAM110より読みだし、そのデータをPWM
の出力レジスタにセットし(S51)、高圧をOFFす
る。
【0030】ステップS44の判断において高圧ONが
送られてきた場合はRAM110に格納してある高圧デ
ータを読みだし(S45)、そのデータをPWMの出力
レジスタにセットして(S46)高圧をONする。次に
ステップS47において実際の高圧出力をモニターする
信号のA/D変換値を読み込んで、この値とCPU10
1から送られてきた高圧データとを比較する(S4
8)。ステップS49において、その差分が予め定めら
れた値より大きいと判断した場合はステップS50に進
み、高圧OFFデータをRAM110より読みだし、そ
のデータをPWMの出力レジスタにセットし(S5
1)、高圧をOFFする。ステップS49の判断で差分
が予め定められた値より小さいと判断した場合は高圧出
力をONしたままリターンする。
【0031】このフロー制御は一次高圧,転写高圧,現
像バイアス,転写前高圧,分離高圧のそれぞれについて
行われるものである。
【0032】以上のフロー制御により、CPU101か
ら送られた高圧データを目標値として実際の出力をモニ
ターする信号のA/D変換出力と比較することによって
それぞれの高圧の制御異常を検出し、異常が検出された
らその高圧または全高圧を停止する。
【0033】上記の構成と制御により、高圧出力の制御
異常を確実に検出することができ、画像不良,装置の故
障等を最小限に押えることができる。
【0034】(第2実施例)次に、図5及び図6のフロ
ーチャートを参照して第2実施例について説明する。な
お、ブロック構成は第1実施例に準じているので図1も
参照して説明する。
【0035】本実施例では、CPU101から送られた
高圧データを目標値として実際の出力をモニターする信
号のA/D変換出力と比較することによってそれぞれの
高圧の制御異常を検出し、CPU101へ通信によって
伝えることによって、複写動作を停止し、操作部にその
旨の表示を行う。
【0036】図5はCPU108による高圧制御を示す
フローチャートである。まず、CPU101から高圧の
データコマンドが送られてきたかどうかを判断し(ステ
ップS61)、送られてくれば(ステップS62)でそ
のデータをRAM110に格納してリターンする。デー
タコマンドが送られてこなければ(S63)で高圧をO
N/OFFさせるコマンドが送られたかどうかを判断
し、送られてこなければそのままリターンする。ON/
OFFコマンドが送られた場合は(S64)でそのコマ
ンドがONかOFFかを判断し、OFFであれば(S7
0)で高圧OFFデータをRAM110より読みだし、
そのデータをPWMの出力レジスタにセットし(S7
1)、高圧をOFFする。そして、ステップS72でC
PU101に対して高圧エラービット(5ビット)を立
てて送信する。
【0037】ステップS64の判断において高圧ONが
送られてきた場合はRAM110に格納してある高圧デ
ータを読みだし(S65)、そのデータをPWMの出力
レジスタにセットして(S66)高圧をONする。次に
ステップS67において実際の高圧出力をモニターする
信号のA/D変換値を読み込んで、この値とCPU10
1から送られてきた高圧データとを比較する(S6
8)。
【0038】ステップS69において、その差分が予め
定められた値より大きいと判断した場合は(S70)で
高圧OFFデータをRAM110より読みだし、そのデ
ータをPWMの出力レジスタにセットし(S71)、高
圧をOFFする。ステップS69の判断で差分が予め定
められた値より小さいと判断した場合は(S73)で高
圧エラービット(5ビット)をクリアして送信し、高圧
出力をONしたままリターンする。
【0039】このフローは一次高圧,転写高圧,現像バ
イアス,転写前高圧,分離高圧のそれぞれについて行わ
れるものである。
【0040】図6は、DCコントローラ104に備えた
CPU101による制御フローチャートである。
【0041】複写シーケンスにおいて、高圧をONする
かOFFするかを判断し(S81)、OFFならば(S
86)で高圧のON/OFFコマンド(OFF)をCP
U108に送信する。ONならば(S82)で高圧のO
N/OFFコマンド(ON)をCPU108に送信す
る。次に、CPU108から送られる高圧エラービット
が立っているかどうかをチェックし(S83)、エラー
でなければそのままリターンし、エラーであれば複写動
作を停止し(S84)、本体の操作部に高圧のエラーコ
ードを表示する(S85)。
【0042】上記構成と制御により、高圧出力をプログ
ラム通り確実に制御し、エラー発生時には直ちに複写動
作の停止等の対応を行い、画像不良,装置の故障等を最
小限に押えることができる。
【0043】(第3実施例)図7は高圧出力のタイミン
グチャート、図8は複合電源の高圧制御フローチャート
であり、両図を参照して第3実施例について説明する。
なお、構成ブロックは第1実施例に準じているので説明
は省略する。
【0044】複写機に使用する高圧出力は図7に示した
ように、一般的にONしてから所望の出力電圧(−V
1)になるまでにある一定時間を必要とする。そこで高
圧制御の異常を検出する場合、図7に示したように高圧
ONの時間をt1、異常検出タイミングをt2とする
と、(t2−t1)の時間だけ高圧ONからディレイを
おいて異常検出する必要がある。この場合のCPU10
8のフローチャートが図8である。
【0045】まず、DCコントローラ104のCPU1
01から高圧のデータコマンドが送られてきたかどうか
を判断し(S81)、送られてくれば(S82)でその
データをRAM110に格納してリターンする。データ
コマンドが送られてこなければ(S83)で高圧をON
/OFFさせるコマンドが送られたかどうかを判断し、
送られてこなければそのままリターンする。ON/OF
Fコマンドが送られた場合は(S84)でそのコマンド
がONかOFFかを判断し、OFFであれば(S92)
で高圧OFFデータをRAM110より読みだし、その
データをPWMの出力レジスタにセットし(S93)、
高圧をOFFする。
【0046】ステップS84の判断において高圧ONが
送られてきた場合はRAM110に格納してある高圧デ
ータを読みだし(S85)、そのデータをPWMの出力
レジスタにセットして(S86)高圧をONする。ここ
で一定時間を計測する内部タイマーをセットし(S8
7)、タイムアップするまで待つ(S88)。次にステ
ップS89において実際の高圧出力をモニターする信号
のA/D変換値を読み込んで、この値とCPU101か
ら送られてきた高圧データとを比較する(S90)。ス
テップS91において、その差分が予め定められた値よ
り大きいと判断した場合は(S92)で高圧OFFデー
タをRAM110より読みだし、そのデータをPWMの
出力レジスタにセットし(S93)、高圧をOFFす
る。ステップS91の判断で差分が予め定められた値よ
り小さいと判断した場合は高圧出力をONしたままリタ
ーンする。
【0047】上記制御により、高圧制御の異常を確実に
検出し対処することができる。
【0048】即ち、第1実施例,第2実施例及び第3実
施例では負荷への供給電源及び画像形成に関わる各高圧
電源,露光ランプの制御を行うマイクロコンピュータと
シーケンス制御を行うマイクロコンピュータとを備えた
複写装置において、その高圧制御の異常を検出して高圧
出力を停止し、更に異常が起こったことをシーケンス制
御を行うマイクロコンピュータへ通信で知らせ、複写動
作を停止させるようにしたので高圧異常によって起こる
画像不良,ハードウエアの故障等を最小限に押えること
が可能となる。また、その異常が起こったことを表示す
るので迅速なサービス対応が行える。
【0049】(第4実施例)第4実施例のブロック構成
は図1に示す第1実施例のブロック構成と同じである。
そして高圧出力制御関係のブロック構成およびタイムチ
ャートも図2および図3に示す第1実施例と同様であり
重複説明を省略する。
【0050】図9,図10のタイミングチャート及び図
11のフローチャートを参照して本実施例の特徴である
動作について説明する。
【0051】図9及び図10は、各高圧出力のモニター
信号を表しており、縦軸が電圧、横軸が時間である。
【0052】このモニター信号は図7に示すA/D変換
器126〜130でデジタル信号に変換され複合電源1
11のCPU108に入力される。図9,図10の例で
は5Vを出力しているときに高圧出力はOFFであり、
電圧が下がるほど高圧出力は大きいことを示している。
【0053】図9では目標値のV1(V)に対して1枚
目のコピーでモニター信号にノイズが発生し、エラーを
検出したが2枚目のコピーで正常値を検知し、エラーを
キャンセルしている。これに対して図10では目標値の
V1(V)に対して1枚目のコピーでモニター信号はV
2(V)であり差が大きいため高圧の出力異常を検知
し、エラーフラグを立てる。さらに2枚目のコピーでも
モニター信号がV2(V)であったので高圧出力を停止
し、CPU101にエラーコードを通信する。
【0054】図11は、CPU108の各高圧出力制御
を示したフローチャートである。
【0055】まず、ステップS101でDCコントロー
ラ104のCPU101から高圧のデータコマンドが送
られてきたかどうかを判断し、送られてくればステップ
S102でそのデータをRAM110に格納してリター
ンする。データコマンドが送られてこなければステップ
S103で高圧をON/OFFさせるコマンドが送られ
たかどうかを判断し、送られてこなければそのままリタ
ーンする。ON/OFFコマンドが送られた場合は(S
104)でそのコマンドがONかOFFかを判断し、O
FFであれば(S112)で高圧OFFデータをRAM
110より読みだし、そのデータをPWMの出力レジス
タにセットし(S113)、高圧をOFFする。
【0056】ステップS104の判断において高圧ON
が送られてきた場合はRAM110に格納してある高圧
データを読みだし(S105)、そのデータをPWMの
出力レジスタにセットして(S106)高圧をONす
る。次にステップS107において実際の高圧出力をモ
ニターする信号のA/D変換値を読み込んで、この値と
CPU101から送られてきた高圧データとを比較する
(S108)。ステップS109において、その差分が
予め定められた値より小さいと判断した場合は高圧が正
常に制御されており、エラーフラグをリセットする(S
115)。大きいと判断した場合は(S110)でエラ
ーフラグが立っているかどうかを判断し、立ってなけれ
ばエラーフラグをセットし(S114)、リターンす
る。
【0057】ステップS110の判断でエラーフラグが
立っていればCPU101に高圧エラービット(5ビッ
ト)を送信し、ステップS112で高圧OFFデータを
RAM110より読みだし、そのデータをPWMの出力
レジスタにセットし(S113)、高圧をOFFする。
【0058】上記のフローは一次高圧,転写高圧,現像
バイアス,転写前高圧,分離高圧のそれぞれについて行
われるものである。
【0059】以上のフローにより、CPU108はCP
U101から送られた高圧データを目標値として実際の
出力をモニターする信号のA/D変換出力と比較するこ
とによってそれぞれの高圧の制御異常を検出し、コピー
2回連続で異常が検出されたらその高圧または全高圧を
停止する。
【0060】上記構成と制御により、高圧電源が正常に
供給されていないときは直ちに対処することができ、画
像の不良,ハードウエアの故障等を押えることができ
る。
【0061】(第5実施例)第5実施例のブロック構成
そして高圧制御関係のブロックおよびタイムチャートは
図1、図2、図3に示す前記第1実施例、第4実施例と
同様であり重複説明を省略する。
【0062】図12,図13のタイミングチャート及び
図14のフローチャートを参照して本実施例の特徴であ
る動作について説明する。
【0063】本実施例では、DCコントローラ104の
CPU101から送られた高圧データを目標値とし実際
の出力をモニターする信号のA/D変換出力を複合電源
111のCPU108により一定時間ごとに比較するこ
とによってそれぞれの高圧の制御異常を検出し、2回連
続で異常を検知した場合、CPU101へ通信によって
伝え、高圧出力をOFFする。
【0064】図12,図13は各高圧出力のモニター信
号を表しており、縦軸が電圧、横軸が時間である。
【0065】この信号はA/D変換器126〜130で
デジタル信号に変換されCPU108に入力される。C
PU108では一定時間T1ごとに目標値との比較を行
う。この例では5Vを出力しているときに高圧出力はO
FFであり、電圧が下がるほど高圧出力は大きいことを
示している。
【0066】図12では目標値のV1(V)に対してモ
ニター信号にノイズが発生し、3回目の比較でエラーを
検知したが4回目の比較では正常に検知し、エラーをキ
ャンセルしている。これに対して図13では目標値のV
1(V)に対して1枚目のコピーでV2(V)であり差
が大きいため1回目の比較で高圧の出力異常を検知し、
エラーフラグを立てる。さらに2回目の比較でもモニタ
ー信号がV2(V)であったので高圧出力を停止し、C
PU101にエラーコードを通信する。
【0067】図14は、CPU108のフローチャート
である。
【0068】ステップS121でCPU101から高圧
のデータコマンドが送られてきたかどうかを判断し、送
られてくれば(S122)でそのデータをRAM110
に格納してリターンする。データコマンドが送られてこ
なければ(S123)で高圧をON/OFFさせるコマ
ンドが送られたかどうかを判断し、送られてこなければ
そのままリターンする。ON/OFFコマンドが送られ
た場合は(S124)でそのコマンドがONかOFFか
を判断し、OFFであれば(S134)で高圧OFFデ
ータをRAM110より読みだし、そのデータをPWM
の出力レジスタにセットし(S135)、高圧をOFF
する。
【0069】一方、ステップS124の判断において高
圧ONが送られてきた場合はRAM110に格納してあ
る高圧データを読みだし(S125)、そのデータをP
WMの出力レジスタにセットして(S126)高圧をO
Nする。次に、内部タイマーをセットし(S127)、
タイムアップしたら(S128)、ステップS129に
おいて実際の高圧出力をモニターする信号のA/D変換
値を読み込んで、この値とCPU101から送られてき
た高圧データとを比較する(S130)。ステップS1
31において、その差分が予め定められた値より小さい
と判断した場合は高圧が正常に制御されており、エラー
フラグをリセットして(S137)、ステップS124
へ戻る。
【0070】一方、ステップS131で差が大きいと判
断した場合は(S132)でエラーフラグが立っている
かどうかを判断し、立ってなければエラーフラグをセッ
トし(S136)、ステップS124へ戻る。ステップ
S132の判断でエラーフラグが立っていればCPU1
01に高圧エラービット(5ビット)を送信し(S13
3)、ステップS134で高圧OFFデータをRAM1
10より読みだし、そのデータをPWMの出力レジスタ
にセットし(S135)、高圧をOFFする。
【0071】上記のフローは一次高圧,転写高圧,現像
バイアス,転写前高圧,分離高圧のそれぞれについて行
われるものである。
【0072】以上のフローにより、CPU108はCP
U101から送られた高圧データを目標値として実際の
出力をモニターする信号のA/D変換出力と一定時間ご
とに比較することによってそれぞれの高圧の制御異常を
検出し、2回連続で異常が検出されたらその高圧または
全高圧を停止する。
【0073】上記構成と制御により、前記第4実施例と
同様の効果を発揮することができる。
【0074】(第6実施例)第6実施例のブロック構成
そして高圧制御関係のブロックおよびタイムチャートは
図1、図2、図3に示す前記第1実施例、第4実施例、
第5実施例と同様であり重複説明を省略する。
【0075】図15のフローチャートを参照して本第6
実施例の特徴ある動作について説明する。
【0076】本実施例では高圧ON後、一定時間ごとに
数回モニター信号からデータを取り込み、その平均値と
DCコントローラ104のCPU101から送られた高
圧データを複合電源111のCPU108により比較し
て高圧の制御異常の検知を行う。この場合のCPU10
8のフローチャートが図15である。
【0077】まず、CPU101から高圧のデータコマ
ンドが送られてきたかどうかを判断し(S141)、送
られてくればステップS142でそのデータをRAM1
10に格納してリターンする。データコマンドが送られ
てこなければ(S143)で高圧をON/OFFさせる
コマンドが送られたかどうかを判断し、送られてこなけ
ればそのままリターンする。ON/OFFコマンドが送
られた場合は(S144)でそのコマンドがONかOF
Fかを判断し、OFFであれば(S152)で高圧OF
FデータをRAM110より読みだし、そのデータをP
WMの出力レジスタにセットし(S153)、高圧をO
FFする。
【0078】ステップS144の判断において、高圧O
Nが送られてきた場合はRAM110に格納してある高
圧データを読みだし(S145)、そのデータをPWM
の出力レジスタにセットして(S146)高圧をONす
る。次に、ステップS147で高圧モニター信号のA/
D値をRAM110にN回格納したかを判断し、格納終
了がまだであれば内部タイマーをセットし(S14
8)、タイムアップしたら(S149)、ステップS1
50において実際の高圧出力をモニターする信号のA/
D変換値を読み込んで、この値をRAM110に格納す
る(S151)。
【0079】ステップS147の判断において格納終了
であればこのN個のデータを平均し(S154)、平均
値とCPU101から送られてきた高圧データとを比較
する(S155)。ステップS156において、その差
分が予め定められた値より小さいと判断した場合は高圧
が正常に制御されており、そのままリターンする。一
方、大きいと判断した場合はCPU101に高圧エラー
ビット(5ビット)を送信し(S157)、ステップS
158で高圧OFFデータをRAM110より読みだ
し、そのデータをPWMの出力レジスタにセットし(S
159)、高圧をOFFする。
【0080】上記のフローは一次高圧,転写高圧,現像
バイアス,転写前高圧,分離高圧のそれぞれについて行
われるものである。
【0081】以上のフローにより、CPU108はCP
U101から送られた電圧データを目標値として実際の
出力をモニターする信号のA/D変換出力を一定時間ご
とに取り込み、その平均値と比較することによってそれ
ぞれの高圧の制御異常を検出し、異常が検出されたらそ
の高圧または全高圧を停止する。
【0082】上記構成と制御により、前記第4実施例,
第5実施例と同様の効果を発揮することができる。
【0083】即ち、第4実施例,第5実施例及び第6実
施例では、負荷への供給電源及び画像形成に関わる各高
圧電源,露光ランプの制御を行うマイクロコンピュータ
とシーケンス制御を行うマイクロコンピュータとを備
え、その高圧制御の異常を検出する複写装置において、
異常検出回路周辺の信号に高圧出力のためのノイズが発
生した場合でも正常な異常検出を行うことが可能とな
る。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、マイクロプロセッサを備え一連の画像形成動作の制
御を行う第1の制御手段と、マイクロプロセッサを備え
装置内の負荷に供給する電力の制御を行う第2の制御手
段と、前記第1の制御手段と第2の制御手段間の通信手
段とを備え、出力異常検出手段により、負荷への高圧電
力の出力値を検出した検出信号と第1の制御手段から入
力した制御信号に対応する出力目標値とを比較すること
により出力の異常を検出することができ、検出した異常
に直ちに的確に対処でき、画像の不良、装置の故障等を
極力押えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例のブロック図である。
【図2】 第1実施例の高圧出力制御部周辺のブロック
図である。
【図3】 第1実施例のタイミングチャートである。
【図4】 第1実施例複合電源の高圧出力制御フローチ
ャートである。
【図5】 第2実施例複合電源の高圧出力制御フローチ
ャートである。
【図6】 第2実施例DCコントローラの制御フローチ
ャートである。
【図7】 第3実施例の高圧出力のタイミングチャート
である。
【図8】 第3実施例複合電源の高圧出力制御フローチ
ャートである。
【図9】 第4実施例高圧出力モニター信号のタイミン
グチャートである。
【図10】 第4実施例高圧出力モニター信号のタイミ
ングチャートである。
【図11】 第4実施例複合電源の高圧出力制御フロー
チャートである。
【図12】 第5実施例高圧出力モニター信号のタイミ
ングチャートである。
【図13】 第5実施例高圧出力モニター信号のタイミ
ングチャートである。
【図14】 第5実施例複合電源の高圧出力制御フロー
チャートである。
【図15】 第6実施例複合電源の高圧出力制御フロー
チャートである。
【符号の説明】
101 中央演算処理装置(CPU) 104 DCコントローラ 107 操作部 108 中央演算処理装置(CPU) 111 複合電源 112 定圧電源制御部 113 高圧電源制御部 114 ランプレギュレータ 115 ハロゲンランプ 116 1次帯電器 117 転写帯電器 118 現像器 119 メインスイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロプロセッサを備え一連の画像形
    成動作の制御を行う第1の制御手段と、マイクロプロセ
    ッサを備え装置内の負荷に供給する電力の制御を行う第
    2の制御手段と、前記第1の制御手段と第2の制御手段
    間の通信手段を備えた画像形成装置であって、第2の制
    御手段は負荷への高圧電力の出力値を検出した検出信号
    と第1の制御手段から入力した制御信号に対応する出力
    目標値とを比較して出力の異常を検出する出力異常検出
    手段を有し、異常を検出したときは高圧電力の出力を停
    止する制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 異常を表示する異常表示手段を備え、第
    2の制御手段は出力異常検出手段により異常を検出した
    ときは第1の制御手段に異常を通信し、第1の制御手段
    は表示手段に異常を表示し画像形成動作の停止制御を行
    うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 第2の制御手段はタイマー手段を有し、
    高圧電力を出力して所定時間経過後に出力異常検出手段
    によって出力の異常検出を行うことを特徴とする請求項
    1または2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 第2の制御手段は出力異常検出手段によ
    る出力異常検出を1複写サイクル毎に行い連続して異常
    を検出したとき、最終検出出力として異常判断すること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 第2の制御手段は出力異常検出手段によ
    る異常検出を高圧出力中の指定時間経過毎に行い連続し
    て異常を検出したとき、最終検出出力として異常判断す
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 第2の制御手段は出力異常検出手段によ
    る異常検出を高圧出力中の指定時間経過毎に複数回行い
    該複数の検出信号の平均値と第1の制御手段から入力し
    た制御信号に対応する出力目標値を比較して出力の異常
    を検出することを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008151942A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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Effective date: 20030311