JP2001183286A - 耐候性試験装置 - Google Patents
耐候性試験装置Info
- Publication number
- JP2001183286A JP2001183286A JP37200799A JP37200799A JP2001183286A JP 2001183286 A JP2001183286 A JP 2001183286A JP 37200799 A JP37200799 A JP 37200799A JP 37200799 A JP37200799 A JP 37200799A JP 2001183286 A JP2001183286 A JP 2001183286A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- weather resistance
- test apparatus
- main body
- resistance test
- Prior art date
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- Pending
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- Testing Resistance To Weather, Investigating Materials By Mechanical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 試料の劣化状態の確認と、試料の試料載置台
への着脱を容易に行なうことができる耐候性試験装置を
提供することを課題とする。 【解決手段】 耐候性試験装置本体1内の試料載置台1
0の上面に、紫外線光源5を配置し、また試料載置台
は、耐候性試験装置本体内部で上下動自在に構成すると
共に前後動するように構成し、試料を耐候性試験装置本
体の外部に引き出して、試料の劣化状態を確認し得るよ
うに構成してある。
への着脱を容易に行なうことができる耐候性試験装置を
提供することを課題とする。 【解決手段】 耐候性試験装置本体1内の試料載置台1
0の上面に、紫外線光源5を配置し、また試料載置台
は、耐候性試験装置本体内部で上下動自在に構成すると
共に前後動するように構成し、試料を耐候性試験装置本
体の外部に引き出して、試料の劣化状態を確認し得るよ
うに構成してある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は耐候性試験装置の改
良に関する。
良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の耐候性試験装置は、例えば耐候性
試験装置本体の内部に、試料載置台を上下動自在に構成
し、また試料載置台の上部に紫外線放射用放電ランプを
収納してなる器具を配置して構成してある。そして試験
条件や試料の大きさにより試料載置台を上下動すること
が実施されている。また通常は耐候性試験装置には、試
料室の内部を点検するために覗き窓を設けて構成し、こ
の覗き窓より内部の試料の耐候状態を確認することが行
なわれている。
試験装置本体の内部に、試料載置台を上下動自在に構成
し、また試料載置台の上部に紫外線放射用放電ランプを
収納してなる器具を配置して構成してある。そして試験
条件や試料の大きさにより試料載置台を上下動すること
が実施されている。また通常は耐候性試験装置には、試
料室の内部を点検するために覗き窓を設けて構成し、こ
の覗き窓より内部の試料の耐候状態を確認することが行
なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した耐
候性試験装置によると、覗き窓より内部を確認すると、
例えば試料室の湿度が高い場合等は、透明性が悪く試料
の耐候状態の確認が容易でない場合がある。また試料室
の扉を開いて試料室内部の試料の耐候状態を確認する場
合、試料室や周囲の明るさ等の状態によっては、試料の
耐候状態あるいは試料の色彩変化等を正確に確認できな
い欠点がある。また試料を試料載置台へ着脱する場合、
試料室が狭いので作業が困難となる欠点がある。
候性試験装置によると、覗き窓より内部を確認すると、
例えば試料室の湿度が高い場合等は、透明性が悪く試料
の耐候状態の確認が容易でない場合がある。また試料室
の扉を開いて試料室内部の試料の耐候状態を確認する場
合、試料室や周囲の明るさ等の状態によっては、試料の
耐候状態あるいは試料の色彩変化等を正確に確認できな
い欠点がある。また試料を試料載置台へ着脱する場合、
試料室が狭いので作業が困難となる欠点がある。
【0004】本発明は上記の点に鑑み発明したものであ
って、試料の耐候状態の確認と、試料の試料載置台へ交
換を容易に行なうことができる耐候性試験装置を提供す
ることを目的とする。
って、試料の耐候状態の確認と、試料の試料載置台へ交
換を容易に行なうことができる耐候性試験装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以下本発明は上記課題を
解決するために次の構成とする。つまり請求項1に記載
する発明は、耐候性試験装置本体内部の試料載置台の上
面に、紫外線光源を配置し、また同試料載置台は、耐候
性試験装置本体内部で上下動自在に構成すると共に前後
に可動するように構成してある。そして試料を耐候性試
験装置本体の外部に引き出して、試料の耐候状態を確認
し得るように構成してある。
解決するために次の構成とする。つまり請求項1に記載
する発明は、耐候性試験装置本体内部の試料載置台の上
面に、紫外線光源を配置し、また同試料載置台は、耐候
性試験装置本体内部で上下動自在に構成すると共に前後
に可動するように構成してある。そして試料を耐候性試
験装置本体の外部に引き出して、試料の耐候状態を確認
し得るように構成してある。
【0006】請求項2に記載の発明は請求項1記載の耐
候性試験装置における耐候性試験装置本体内部に、一対
のレールを配置し、同レールにて試料載置台を耐候性試
験装置より引き出し、試料の種類により所望の箇所で試
料を確認若しくは交換するように構成してある。
候性試験装置における耐候性試験装置本体内部に、一対
のレールを配置し、同レールにて試料載置台を耐候性試
験装置より引き出し、試料の種類により所望の箇所で試
料を確認若しくは交換するように構成してある。
【0007】上記した請求項1と請求項2に記載の発明
によると、試料の耐候状態の確認と、試料の試料載置台
へ交換を容易に行なうことができる。
によると、試料の耐候状態の確認と、試料の試料載置台
へ交換を容易に行なうことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明を図1乃至図3につい
て説明する。図1乃至図3において、1は箱型の耐候性
試験装置本体、2は耐候性試験装置本体1の一部の外側
壁に開閉自在に形成した開閉扉、3は耐候性試験装置本
体1の内部に設けてなる照射器、4は照射器3の内部に
固定してなる上部反射鏡、5は上部反射鏡4の焦点位置
に装着してなる光源であって、例えば5キロワットのメ
タルハライドランプを用いて構成してある。6は照射器
3の内部に固定してなる下部反射鏡であって、照射面に
前面ガラスが配置して構成してある。
て説明する。図1乃至図3において、1は箱型の耐候性
試験装置本体、2は耐候性試験装置本体1の一部の外側
壁に開閉自在に形成した開閉扉、3は耐候性試験装置本
体1の内部に設けてなる照射器、4は照射器3の内部に
固定してなる上部反射鏡、5は上部反射鏡4の焦点位置
に装着してなる光源であって、例えば5キロワットのメ
タルハライドランプを用いて構成してある。6は照射器
3の内部に固定してなる下部反射鏡であって、照射面に
前面ガラスが配置して構成してある。
【0009】10は耐候性試験装置本体1の内部で且つ
照射器3の下方に位置して配置してなる試料載置台であ
って、例えばプラスチック、表面に塗膜を施した金属板
あるいは木材等の試料を載置して試験する。11は試料
載置台10を前後動自在に構成するための試料台スライ
ド機構であって、試料載置台10は図3に示すように、
耐候性試験装置本体1の外部にまで移動できるように構
成してある。試料台スライド機構11としては、一対の
レールで構成してある。12は試料載置台10を試料台
スライド機構11の所望の箇所で固定するための固定ハ
ンドルである。13は試料載置台10を上下動するため
のスライド機構であって、試料載置台10は上下機構1
4を回動することにより上下動するように構成してあ
る。15は試料載置台10を支持するためのベース板で
ある。
照射器3の下方に位置して配置してなる試料載置台であ
って、例えばプラスチック、表面に塗膜を施した金属板
あるいは木材等の試料を載置して試験する。11は試料
載置台10を前後動自在に構成するための試料台スライ
ド機構であって、試料載置台10は図3に示すように、
耐候性試験装置本体1の外部にまで移動できるように構
成してある。試料台スライド機構11としては、一対の
レールで構成してある。12は試料載置台10を試料台
スライド機構11の所望の箇所で固定するための固定ハ
ンドルである。13は試料載置台10を上下動するため
のスライド機構であって、試料載置台10は上下機構1
4を回動することにより上下動するように構成してあ
る。15は試料載置台10を支持するためのベース板で
ある。
【0010】20は耐候性試験装置本体1の内部に配置
してなる加熱装置であって、例えばヒーターで構成し、
耐候性試験装置本体1の内部は60度程度まで温度は上
昇する。21は耐候性試験装置本体1の内部に配置して
なる冷却装置であって、例えばラジエターで構成し、耐
候性試験装置本体1の内部は30度程度まで冷却する。
22は加熱装置20からの熱風と、冷却装置21からの
冷却風を循環するための循環装置であって、例えばブロ
アーで構成してある。23は加熱装置20からの熱風
と、冷却装置21からの冷却風を試験条件により試料載
置台10の上面に送風する送風ノズルである。
してなる加熱装置であって、例えばヒーターで構成し、
耐候性試験装置本体1の内部は60度程度まで温度は上
昇する。21は耐候性試験装置本体1の内部に配置して
なる冷却装置であって、例えばラジエターで構成し、耐
候性試験装置本体1の内部は30度程度まで冷却する。
22は加熱装置20からの熱風と、冷却装置21からの
冷却風を循環するための循環装置であって、例えばブロ
アーで構成してある。23は加熱装置20からの熱風
と、冷却装置21からの冷却風を試験条件により試料載
置台10の上面に送風する送風ノズルである。
【0011】次に上記した耐候性試験装置による試料の
試験について説明する。 耐候性試験装置本体1の開閉扉2を開いて、試料載置
台10を耐候性試験装置本体1の外部に引き出して、試
料載置台10の上面に試料を載置する。 次に試料載置台10を耐候性試験装置本体1の内部の
所定箇所に押入れ、開閉扉2を閉じる。 かかる後、試料の高さ、温度、湿度等の条件をコンピ
ュータのキーボードにより入力し、制御部に信号を送信
し、耐候性試験装置を運転し、光源5を点灯する。 しかる後、所定の時間経過後、試料の耐候状態を確認
する。 この場合、必要に応じて試料載置台10を耐候性試験装
置本体1の外部に引き出して、試料の耐候状態を確認す
ることにより、より確実に試料の耐候性を確認すること
ができる。また試料の取り出しに際しては、試料載置台
10を耐候性試験装置本体1の外部に引き出すことによ
り、作業を容易に行なうことができる。
試験について説明する。 耐候性試験装置本体1の開閉扉2を開いて、試料載置
台10を耐候性試験装置本体1の外部に引き出して、試
料載置台10の上面に試料を載置する。 次に試料載置台10を耐候性試験装置本体1の内部の
所定箇所に押入れ、開閉扉2を閉じる。 かかる後、試料の高さ、温度、湿度等の条件をコンピ
ュータのキーボードにより入力し、制御部に信号を送信
し、耐候性試験装置を運転し、光源5を点灯する。 しかる後、所定の時間経過後、試料の耐候状態を確認
する。 この場合、必要に応じて試料載置台10を耐候性試験装
置本体1の外部に引き出して、試料の耐候状態を確認す
ることにより、より確実に試料の耐候性を確認すること
ができる。また試料の取り出しに際しては、試料載置台
10を耐候性試験装置本体1の外部に引き出すことによ
り、作業を容易に行なうことができる。
【0012】
【発明の効果】上記した請求項1と請求項2に記載の発
明によると、試料の耐候性の確認を確実に行なうことが
でき、さらに試料の試料載置台への交換を容易に行なう
ことができる特別な効果がある。
明によると、試料の耐候性の確認を確実に行なうことが
でき、さらに試料の試料載置台への交換を容易に行なう
ことができる特別な効果がある。
【図1】本発明に係る耐候性試験装置の正面図。
【図2】本発明に係る耐候性試験装置の側面図。
【図3】本発明に係る耐候性試験装置の試料載置台を移
動したときの正面図。
動したときの正面図。
1 耐候性試験装置本体 2 開閉扉 3 照射器 4 上部反射鏡 5 光源 10 試料載置台 11 試料台スライド機構 12 固定ハンドル 13 スライド機構 14 上下機構 15 ベース板 20 加熱装置 21 冷却装置 22 循環装置 23 送風ノズル
Claims (2)
- 【請求項1】耐候性試験装置本体内部の試料載置台の上
面に、紫外線光源を配置し、また同試料載置台は、耐候
性試験装置本体内部で上下動自在に構成すると共に前後
に可動するように構成し、試料を耐候性試験装置本体の
外部に引き出して、試料の耐候状態を確認し得るように
構成したことを特徴とする耐候性試験装置。 - 【請求項2】耐候性試験装置本体内部に一対のレールを
配置し、同レールにて試料載置台を耐候性試験装置より
引き出し、試料の種類により所望の箇所で試料を確認若
しくは交換するように構成したことを特徴とする請求項
1記載の耐候性試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37200799A JP2001183286A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 耐候性試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37200799A JP2001183286A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 耐候性試験装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001183286A true JP2001183286A (ja) | 2001-07-06 |
Family
ID=18499687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37200799A Pending JP2001183286A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 耐候性試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001183286A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100751384B1 (ko) | 2004-11-17 | 2007-08-22 | 아틀라스 메티어리얼 테스팅 테크놀러지 게엠베하 | 내후성 장치용 플러그-인 방사원 모듈 |
KR101212508B1 (ko) | 2011-04-25 | 2012-12-14 | 고영욱 | 기판 웨팅성 테스트 장치 |
KR20200033208A (ko) * | 2018-09-19 | 2020-03-27 | (재)한국건설생활환경시험연구원 | 옥외 촉진 폭로 테스트 장치 |
-
1999
- 1999-12-28 JP JP37200799A patent/JP2001183286A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100751384B1 (ko) | 2004-11-17 | 2007-08-22 | 아틀라스 메티어리얼 테스팅 테크놀러지 게엠베하 | 내후성 장치용 플러그-인 방사원 모듈 |
KR101212508B1 (ko) | 2011-04-25 | 2012-12-14 | 고영욱 | 기판 웨팅성 테스트 장치 |
KR20200033208A (ko) * | 2018-09-19 | 2020-03-27 | (재)한국건설생활환경시험연구원 | 옥외 촉진 폭로 테스트 장치 |
KR102369956B1 (ko) | 2018-09-19 | 2022-03-04 | (재)한국건설생활환경시험연구원 | 옥외 촉진 폭로 테스트 장치 |
KR20220031880A (ko) * | 2018-09-19 | 2022-03-14 | (재)한국건설생활환경시험연구원 | 옥외 촉진 폭로 테스트 장치 |
US11346765B2 (en) | 2018-09-19 | 2022-05-31 | Korea Conformity Laboratories | Accelerated outdoor exposure test equipment |
KR102569521B1 (ko) | 2018-09-19 | 2023-08-24 | (재)한국건설생활환경시험연구원 | 옥외 촉진 폭로 테스트 장치 |
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