JP2001182383A - 折り畳み自在なキャノピー構造体 - Google Patents

折り畳み自在なキャノピー構造体

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JP2001182383A
JP2001182383A JP37529899A JP37529899A JP2001182383A JP 2001182383 A JP2001182383 A JP 2001182383A JP 37529899 A JP37529899 A JP 37529899A JP 37529899 A JP37529899 A JP 37529899A JP 2001182383 A JP2001182383 A JP 2001182383A
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roof
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roof support
ring
column
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JP37529899A
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English (en)
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Norihiro Shiraishi
徳宏 白石
Toshiichi Igarashi
敏一 五十嵐
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Newtec Japan Co Ltd
Original Assignee
Newtec Japan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ルーフ支持部材の中央側端部を垂直に立設す
るルーフ中央支持柱を使用することなく相互に回動自在
に連結して、連結部における回動の不具合をなくし円滑
な折り畳みを可能としたキャノピー構造体を提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 二本のバーをX字状に回動自在に連結し
てパンタグラフ状に折り畳み自在としたシザー組立体
と、ルーフ支持部材及び支柱等の骨組部材を含み、支柱
の上端に固定される固定ブラケットと支柱の途中にスラ
イド自在に挿着されるスライドブラケットで支柱、シザ
ー組立体及びルーフ支持部材等の骨組部材を相互に連結
して折り畳み自在としたキャノピー構造体において、各
ルーフ支持部材の中央側端部を一つのリングに連結し
て、相互に回動自在としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】この発明は、テント、日除け等の
骨組を構成する折り畳み自在なキャノピー構造体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、二本のバーを連結部で回動自在に
X字状に連結してパンタグラフ状に折り畳み自在とした
シザー組立体を用いて、テント、日除け等の骨組となる
折り畳み自在なキャノピー構造体は公知であり、例えば
特許第2625255号公報等に開示されている。かか
る折り畳み自在なキャノピー構造体は、展開したとき充
分に大きな面積を被覆することが出来、また折り畳んだ
ときは充分に小さな寸法と形状となり、所望のバッグに
収納して携行することが可能となるため、広く実用化さ
れている。支柱とシザー組立体及びルーフ支持部材は、
相対的な回動を許容する骨組連結ブラケットで相互に連
結されており、ブラケットの一つは支柱の上端に固定さ
れ、他の一つは支柱に沿ってスライドし得る構造を有
し、固定されたブラケットとスライドするブラケットと
の間にシザー組立体を連結して、シザー組立体の屈伸が
達成されるようになっている。そして、ルーフ支持部材
は、一端を支柱に連結し、他端をルーフの中央において
ルーフ中央支持柱に回動自在に連結される構造である。
【0003】しかしながら、従来のルーフ支持部材の端
部をルーフ中央支持柱に回動自在に連結するキャノピー
構造体は、ルーフ中央支持柱が垂直に立ち上がった柱で
あるのに対し、ルーフ支持部材は該ルーフ中央支持柱と
ほぼ直交する水平方向から連結されるため、連結部にお
ける回動に不具合が生じ易く、ルーフの折り畳みが出来
なくなるおそれがあった。また、垂直に立設する支持柱
でシート状のルーフ体を支持しているため、ルーフ体が
支持柱で突き破られる危険性もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、ルーフ支
持部材の中央側端部を垂直に立設するルーフ中央支持柱
を使用することなく相互に回動自在に連結して、連結部
における回動の不具合をなくし円滑な折り畳みを可能と
したキャノピー構造体を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明が採った手段は、二本のバーをX字状に回動
自在に連結してパンタグラフ状に折り畳み自在としたシ
ザー組立体と、ルーフ支持部材及び支柱等の骨組部材を
含み、支柱の上端に固定される固定ブラケットと支柱の
途中にスライド自在に挿着されるスライドブラケットで
支柱、シザー組立体及びルーフ支持部材等の骨組部材を
相互に連結して折り畳み自在としたキャノピー構造体に
おいて、各ルーフ支持部材の中央側端部を一つのリング
に連結して、相互に回動自在としたことを特徴とする。
【0006】連結部材の連結部に側方に向かって開放し
たリング挿入孔を形成し、該連結部にルーフ支持部材を
挿着してリング挿入孔を閉止し、リング挿入孔に挿入し
た連結リングを抜け止め状態で連結するようにしたこと
を特徴とする。
【0007】連結部材の上面にルーフ体を支持する平坦
な板部を形成したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の好ましい実施の形態
を、以下に詳細に説明する。この発明は、図1,2にか
かる折り畳み自在なキャノピー構造体によって設営され
たテントの斜視図であり、図1は4本の支柱からなる比
較的小型のテントを示し、図2は6本の支柱を有する比
較的大型のテントを示し、この発明はいずれのキャノピ
ー構造体にも、更にはこれより大型のキャノピー構造体
にも適用できるものである。キャノピー構造体は、キャ
ノピーの4隅或は中間に垂直に立設される支柱(1)、該
支柱の隣接する二本の支柱(1)を水平に連結するシザー
組立体(2)、並びにルーフ支持部材(3)等の骨組部材か
ら構成される。シザー組立体(2)は、二本のバーを中央
部でX字状に回動自在に連結してパンタグラフ状に屈伸
自在としたものであり、各バーの自由端の一方は支柱
(1)の上端に位置を固定して連結され、他の一方は支柱
に沿って上下方向にスライド自在に支柱(1)に連結され
る。ルーフ支持部材(3)は、各支柱(1)の上端に一端を
連結され、他端はキャノピーの中央部で互いに連結され
ており、シザー組立体(2)が伸張されるとき、伸張に応
じて自動的に或は独立して手動で上方に持ち上げられて
ルーフを構成する。ルーフ支持部材(3)に折り畳み自在
な防水性及び耐久性を有し所望の強度を具える合成樹脂
製シート、或は織物からなるルーフ体(4)を被覆し、キ
ャノピーの屋根を作出する。
【0009】図3,4を参照して、支柱(1)とシザー組
立体(2)、ルーフ支持部材(3)を連結するために、支柱
(1)の上端に固定ブラケット(5)が固着され、また支柱
(1)の途中にスライド自在にスライドブラケット(6)が
取り付けられる。ルーフ支持部材(3)は一端を固定ブラ
ケット(5)に連結され、他端はルーフの中央部に集中
し、互いに回動自在に連結される。ルーフ支持部材(3)
をシザー組立体(2)の進展若しくは折り畳みに応じて上
方に持ち上げ或は折り畳むために方杖部材(7)がスライ
ドブラケット(6)とルーフ支持部材(3)の途中に連結さ
れる。しかしながら、ルーフ支持部材(3)は必ずしもス
ライドブラケット(6)の上下動に応じて展開する必要は
なく、手動で展開しても良いことは勿論である。尚、固
定ブラケットは、支柱の上端に固着してあるが、支柱の
上端を若干固定ブラケットの上方に延び出せて固定して
も良いことは勿論であり、要は支柱の上部に固定して配
置されていればよい。
【0010】図5〜10を参照して、この発明にかかる
ルーフ支持部材の中央側端部を相互に回動自在に連結す
る連結リング(8)とその連結部材(9)を説明する。連結
リング(8)は所要の直径を有する金属製若しくは合成樹
脂製の円環からなり、各ルーフ支持部材(3)の中央側端
部に結合される4個の連結部材(9)を回動自在に連結
し、ルーフ支持部材(3)をルーフ支持(1)に展開した位
置(図6参照)から、折り畳んだ位置(図7参照)の間
を採ることが出来るようになっている。連結部材(9)
は、連結リングを挿入するリング挿入孔(10)を有してお
り、該リング挿入孔(10)に連結リング(8)を挿入した
後、ルーフ支持部材(3)の端部を連結部(12)に挿着し
て、両者の連結孔(13)(14)に挿入される結合ピン(11)で
結合することにより、ルーフ支持部材(3)と連結リング
(8)を相互に回動自在に連結するようになっている。
【0011】図6を参照して、連結部材(9)の上面に
は、平坦な板部(15)が形成され、ルーフ体(4)を支持し
たときルーフ体が破損されることがないように工夫され
ている。ルーフ支持部材(3)は、連結部(12)に装着する
関係上、図示のような筒体であることが好ましいが、連
結のための筒体を別途にルーフ支持部材(3)の端部に接
続するようにしても良いことは勿論であり、このような
別体の連結用筒体を用いることにより、ルーフ支持部材
の構造、形状は限定されない利点がある。リング挿入孔
(10)は、図示のように連結部(12)の側方に開放した形状
に形成され、連結リング(8)の挿入を容易に行い得るよ
うにしてあると共に、ルーフ支持部材(3)若しくは連結
筒体を連結部(12)に挿着することにより、リング挿入孔
(10)を閉止して、連結リング(8)の抜け止めを図ってい
るので、連結リングの取付及び分離を簡単な構造で達成
することが可能となる。
【0012】図2に示す大型のテントの場合、テントの
中央を水平に延びるルーフ支持部材が存在するが、この
場合でも図1の小型のテントと同様にルーフ支持部材を
連結リングに連結して回動自在とすることが可能である
ことは勿論である。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、折り畳み自在なキャ
ノピー構造体のルーフ支持部材をルーフ中央部において
簡単な構造で回動自在に連結しまた分離することが可能
となり、しかも、ルーフ体を支持する平坦な板状部を簡
単に形成することが出来、ルーフ体の中央部を支持する
立設した支持柱が不要となるため、ルーフ体を破損する
おそれがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる小型のテントを示す斜視図
【図2】同大型のテントを示す斜視図
【図3】同キャノピー構造体の折り畳んだ状態を示す斜
視図
【図4】支柱とシザー組立体及びルーフ支持部材の連結
状態を示す図
【図5】ルーフ支持部材の端部の連結状態を示す平面図
【図6】同、側面図
【図7】同、折り畳んだ状態を示す側面図
【図8】同、分解斜視図
【図9】同、側面図
【図10】連結状態を示す側面図
【符号の説明】
(1)支柱 (2)シザー組立体 (3)ルーフ支持部材 (4)ルーフ体 (5)固定ブラケット (6)スライドブラケット (7)方杖部材 (8)連結リング (9)連結部材 (10)リング挿入孔 (11)結合ピン (12)連結部 (13)連結孔 (14)連結孔 (15)平坦な板部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 敏一 東京都町田市中町1−28−1 菊正ビル 401号室 有限会社グローバルニューテッ クジャパン内 Fターム(参考) 2E141 AA09 BB01 CC01 DD01 DD11 DD12 DD13 DD22 DD23 DD24 DD25 DD27 DD28 EE03 EE04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二本のバーをX字状に回動自在に連結して
    パンタグラフ状に折り畳み自在としたシザー組立体と、
    ルーフ支持部材及び支柱等の骨組部材を含み、支柱の上
    端に固定される固定ブラケットと支柱の途中にスライド
    自在に挿着されるスライドブラケットで支柱、シザー組
    立体及びルーフ支持部材等の骨組部材を相互に連結して
    折り畳み自在としたキャノピー構造体において、各ルー
    フ支持部材の中央側端部を一つの連結リングに連結し
    て、相互に回動自在としたことを特徴とする折り畳み自
    在なキャノピー構造体。
  2. 【請求項2】連結部材の連結部に側方に向かって開放し
    たリング挿入孔を形成し、該連結部にルーフ支持部材を
    挿着してリング挿入孔を閉止し、リング挿入孔に挿入し
    た連結リングを抜け止め状態で連結するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載のキャノピー構造体。
  3. 【請求項3】連結部材の上面にルーフ体を支持する平坦
    な板部を形成したことを特徴とする請求項2記載のキャ
    ノピー構造体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021067125A (ja) * 2019-10-25 2021-04-30 コクヨ株式会社 屋内用テント

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021067125A (ja) * 2019-10-25 2021-04-30 コクヨ株式会社 屋内用テント
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Effective date: 20040210