JP2001179542A - 水中放電切断装置 - Google Patents
水中放電切断装置Info
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Abstract
中放電切断装置において、遠隔操作によって切断対象物
にアクセスし、二次生成物を残存しない等の配慮をして
所期の切断作業の実行を可能としたものを提供すること
を課題とする。 【解決手段】 案内機構により切離し対象部にアプロー
チし、位置決め固定し、遮蔽ボックス機構を所定位置へ
移動して二次生成物の回収を可能の状態に設定し、同遮
蔽ボックス機構に配置した電極駆動機構により電極を作
動位置に設定して放電切断を行うことにより、水中の狭
隘位置にある切離し対象部に対して容易にアクセスし、
作業を可能としてこの種作業の実現化を達成し、有益な
水中放電切断装置を得ることが出来た。
Description
構造物の切断に適用する水中放電切断装置に関するもの
である。
作業に於いては、同取替えを要する機器等と基礎部分等
の様に残存させる既設設備との取り合い部を切離し、取
替対象となる機器を一括撤去する方法がある。
れたものである場合には、同水中に設置された構造物の
切離し対象部は、その配置環境が水中であるために作業
者が立ち入ることは困難であり、人手による切離し作業
は出来ない。
へのアクセス及び切断作業を水中から離れて遠隔操作を
行い、かつ、切断により発生する二次生成物(切断ドロ
ス等)を回収する必要があるにもかかわらず、その要求
を満たすべく水中の切離し対象部と隔離した遠隔制御を
行うもの、また、切断ドロス等の回収機能まで設けたも
のが開発されていないため、水中環境で効率的に切断作
業が行える切断装置は実在しないのが現状である。
術としては、水中に設置された大型機器等の一部の取替
え等を行うべく水中に配置された構造物の切断に適用出
来る切断装置は、実用に供されるものが無いのが実情で
あった。
置された構造物の切離し作業を可能とし、かつ効率的に
行うべくなされたもので、水中環境であっても遠隔操作
によって切断対象物にアクセスできると共に、二次生成
物を残存しない等の配慮をして、所期の切断作業の実行
を可能とした水中放電切断装置を提供することを課題と
するものである。
解決すべくなされたもので、その第1の手段として、水
中に設置された切離し対象部の上方に水平方向に延びて
配置される上部案内レールと、同上部案内レールに対し
て開脚状に下方に垂下され、その途中でリンク金具を介
して閉脚状に屈曲し、前記切離し対象部を間に介在して
前記上部案内レールと平行状に配置可能の下部案内レー
ルと、前記上部案内レールと下部案内レールのそれぞれ
の先端側に設けた位置固定部材とを含む案内機構、前記
上部案内レールと下部案内レールに分かれて各案内レー
ルに沿って移動可能に取り付けられ、下部案内レールの
閉脚時に一体化して共働する遮蔽ボックス機構、及び同
遮蔽ボックス機構内に設けられ、放電切断に使用する電
極を動作させる電極駆動機構を有してなる水中放電切断
装置を提供するものである。
構の上部案内レールを水平にし、これに対して下部案内
レールを垂下した開脚状で切離し対象部にアプローチ
し、次いで下部案内レールをリンク金具で閉脚状にし、
上部案内レール及び下部案内レールの先端側の位置固定
部材により位置決め固定し、次いで遮蔽ボックス機構を
上下案内レールに沿って所定位置へ移動して切断ドロス
等の二次生成物の回収を可能の状態に設定し、同遮蔽ボ
ックス機構に配置した電極駆動機構により電極を作動位
置に設定して放電切断を行うことにより、従来切離し対
象部の位置にアクセスすることはもとよりのこと、作業
も叶わなかった水中の狭隘位置にある切離し対象部に対
して容易にアクセスし、作業を可能としてこの種作業の
実現化を図る様にしたものである。
1の手段において、前記電極駆動機構は電極左右軸を設
け、電極の移動調整を可能とした水中放電切断装置を提
供するものである。
ックス機構内に設置されて電極を移動する電極駆動機構
は電極移動調整機構をふくんで構成されているので、電
極の移動を微調整可能とし、電極片減りを抑制し、電極
交換頻度の低減を図る様にしたものである。
1の手段において、前記電極駆動機構は切断監視機構を
併設し、電極の位置決め状態及び切断作業状態等を監視
可能に構成した水中放電切断装置を提供するものであ
る。
ックス機構内に設置された電極駆動機構は同電極駆動機
構を構成する電極移動調整機構により設定されたプログ
ラムに沿って駆動される電極の位置、更には放電切断に
よる状況を前記電極駆動機構に併設した切断監視機構に
より監視し、遠隔操作等を含め切断作業の精度向上を図
る様にしたものである。
1の手段において、前記案内機構、遮蔽ボックス機構、
及び電極駆動機構等の各機構を操作盤からの遠隔操作可
能に構成した水中放電切断装置を提供するものである。
対象部へアプローチし、位置決めされる案内機構、同案
内機構の上下案内レールに沿って所定位置へ案内される
遮蔽ボックス機構、更に同遮蔽ボックス機構内に設置さ
れて電極を作動位置へ設定する電極駆動機構等々の各機
構は、隔離された操作盤から遠隔操作されるので、水中
に配置されてアクセス困難な作業環境の切離し対象部へ
容易、適格にアクセスし、初期の切断作業を着実に実施
可能とするものである。
記第1の手段において、前記遮蔽ボックス機構はシリン
ダ機構で駆動されて案内レールに沿って移動可能に構成
した水中放電切断装置を提供するものである。
動機構等を内蔵した遮蔽ボックス機構はシリンダ機構で
駆動される様に構成されているので、案内レールに沿っ
て移動される遮蔽ボックス機構の駆動、移動方向共にシ
ンプルとなり、構造、操作共により簡便な装置の提供を
図る様にしたものである。
図1乃至図9に基づいて説明する。図1は本実施の形態
に係る放電切断装置の全体組立図で、(a)はその正面
図、(b)は平面図、(c)は側面図を示し、図2は水
中に設置された取替え対象構造物の平面図、図3は水中
に設置された取替え対象構造物の断面図、図4は放電切
断装置の全体システム図、図5は放電切断装置のアプロ
ーチ要領の説明図、図6は下部案内レール開閉機構及び
遮蔽ボックス走行機構の構造説明図、図7は電極駆動機
構の構造説明図、図8は切断監視機構の構造説明図、そ
して図9は遮蔽ボックス機構の構造説明図である。
的な配列等を図1〜図9を通して概略的に説明すると、
図1、2、及び3には水中に直立した大型溶接構造物a
(単に構造物aとも言う)の切離し位置bに位置決めさ
れた放電切断装置1を示し、図4では放電切断装置1に
制御ケーブル3で接続して遠隔操作する制御盤2、放電
切断装置1をパワーケーブル8で接続した交流機6と整
流機7、そして放電切断装置1に切断監視機構11をモ
ニタケーブル5で接続したモニタ4等を示している。
ーチされる放電切断装置1を示し、図6では放電切断装
置1に取付けられたエアシリンダ18と、同エアシリン
ダ18の伸縮をリンク機構に変換し、下部案内レール1
3の開閉動作を実施する為のリンク金具19、下部案内
レール13に取付けられた直流モータ20bと、同直流
モータ20bの回転運動を遮蔽ボックス機構12の走行
動作に変換する為に左右側に間隔を置いて配置した2個
のタイミングプーリ21a、21bと、同タイミングプ
ーリ21a、21b間に張設されたタイミングベルト2
2b、及び下部案内レール13に取付けられた直流モー
タ20bの回転数を、遮蔽ボックス機構12の移動量に
変換する為のエンコーダ23bを示している。
実施する為に電極駆動機構10の内部に設けられた2台
の直流モータ28、28と、移動する電極を案内する電
極上下軸26及び電極左右軸27を示し、この電極上下
軸26及び電極左右軸27の移動量を検出する為にそれ
ぞれの軸の背後に隠れて配置される変位センサ29設置
位置を示している。
2に取り付けられた切断状況監視用小型テレビカメラ3
0と小型テレビカメラ30及びカメラ照明(図示省略)
を内蔵したカメラホルダ(図示省略)、同カメラホルダ
の上下動作を実施する為に設けられたカメラシフトシリ
ンダ33、また、二次生成物の漏洩防止を目的として、
遮蔽ボックス機構12のサポート板cとの接触面に取付
けられたシールパッキン36等の関連構成を示してい
る。
る様に水中に直立した大型の溶接構造物aの平板の厚肉
部材である切離し対象部bは、等間隔で何列にも配置さ
れており、また、切離し対象部bの周囲のスペースは非
常に狭い構造となっているが、本実施の形態では以下に
説明する様に、この切離し対象部bの上部及び下部のス
ペースを利用し放電切断装置1をアクセスさせることに
より、水中に設置された構造物aの切離し作業を可能と
するものである。
制御盤2から制御ケーブル3、モニタ4からモニタケー
ブル5、更に交流機6から整流器7を介してパワーケー
ブル8がそれぞれ接続されて遠隔操作を可能とされ、ハ
ード的には案内機構9、電極駆動機構10、切断監視機
構11、遮蔽ボックス機構12等を主要構造として構成
されている。
ると、先ず案内機構9は、遮蔽ボックス機構12を切離
し対象部bにアクセスさせるための機構であり、下部案
内レール13の開閉機能、上部案内レール14と下部案
内レール13のサポート板cへの固定機能、遮蔽ボック
ス機構12の走行機能、シフトスライド機能、上下スラ
イド機能等を有している。
案内レール13を下方に垂下することにより、上部案内
レール14に対して開脚した状態を維持して切離し対象
部bの上部よりクレーンにて下降させ、上部案内レール
14の先端に取り付けられた位置固定部材である吸盤1
5aをサポート板cに着底させる。
18で駆動されるリンク金具19を介して閉脚すること
により上部案内レール14及び下部案内レール13の先
端に取付けられている吸盤15a及び15bが上下から
サポート板cを挟み込む形で同サポート板cに密着し、
位置決め・固定が行われる。
6a、16bがサポート板cに当たっていること、及び
近接センサ17a、17bの信号を確認することにより
確認する。
の位置決めは、上部案内レール14側に設けた上部ボッ
クス12a、及び下部案内レール13側に設けた下部ボ
ックス12bを併せた遮蔽ボックス機構12を切離し対
象部bの位置まで各々上部案内レール14、下部案内レ
ール13に沿って走行させ、同遮蔽ボックス機構12の
うち上部案内レール14に取り付けられた上部ボックス
12aについては、図示省略のシフトスライド機構及び
上下スライド機構を、下部案内レール13に取り付けら
れた下部ボックス12bについては図示省略の上下スラ
イド機構を図1(c)に矢印で示す方向に操作して位置
決めを行う。
ド機構は、遮蔽ボックス機構12の走行時の遮蔽ボック
ス機構12と構造物aとの干渉を回避することを目的に
設けている。
ール13の開閉機構は、エアシリンダ18を搭載し、こ
れにリンク金具19を介して下部案内レール13が接続
されており、同下部案内レール13の開閉は、このエア
シリンダ18のロッドの伸縮によるリンク機能の働きに
より行われる。
ボックス12a、下部ボックス12bのそれぞれに対応
して直流モータ20a、20b、タイミングプーリ21
a、21b、タイミングベルト22a、22b等から構
成されており、直流モータ20a、20bの回転をモー
タ軸それぞれに取り付けられたタイミングプーリ21
a、21bに伝達し、タイミングベルト22a、22b
を介して遮蔽ボックス機構12を構成する上部ボックス
12a及び下部ボックス12bそれぞれの前進及び後退
動作が行われる。
れぞれに対応してエンコーダ23a、23bを接続して
おり、このデータから位置制御を行う。また、図示省略
の前記シフトスライド機構及び上下スライド機構は、共
にエアシリンダ方式を採用しており、シリンダロッドの
伸縮により、上部ボックス12a及び下部ボックス12
bからなる遮蔽ボックス機構12のシフト動作及び上下
動作が行われる。尚、案内機構9に取り付けられている
電子部品(モータ、センサ)には、浸水防止のため、中
継箱24を介してパージガスが供給できるようになって
いる。
電極25を切断位置〜休止位置へ動作させる機構で、電
極上下軸26、電極左右軸27からなる電極移動調整機
構を有して構成されている。
下軸26、電極左右軸27共にそれぞれ直流モータ28
から減速機を介したねじ式スライド機構であり、移動量
の確認はスライド機構に取り付けられた図示省略の変位
センサ29の数値で確認する様になっている。尚、電極
駆動機構10も前記案内機構9と同様に、電子部品への
浸水防止のため、パージガスが供給出来るようになって
いる。
確認するための機構で、小型テレビカメラ30、図示省
略のカメラ照明、カメラホルダ、そしてカメラシフトシ
リンダ33等から構成されている。
カメラホルダに内蔵されており、カメラケーブル及び照
明ケーブルは、制御ケーブル3を介して操作盤2にて点
灯及び消灯操作が行われる。
取り付けられたミラー34の映像をとらえた側視方式を
採用しており、視野の移動は遮蔽ボックス機構12の側
面に取り付けられたカメラシフトシリンダ33を伸縮さ
せ、遮蔽ボックス機構12の側面に取り付けられたアク
リル窓35の視点を移動させることにより行う。
bが共働して形成する遮蔽ボックス12は、切断により
発生する二次生成物(切断ドロス、水素ガス等)を同遮
蔽ボックス12内に封じ込める機能を有し、サポート板
cとの接触面(シール面)には、シールパッキン36を
取り付けている。
上下スライド機能を使用して行う。また、シールパッキ
ン36は、遠隔操作性を考慮し、あらゆる形状のものに
なじみやすい単泡スポンジを使用している。
電切断装置1を水中に設置された構造物aの切離し対象
部bにアクセスさせて、同切離し対象部bの切断作業が
可能となり、従来実施することが出来なかった水中構造
物の一部の取替作業を可能とし、のみならず同取替作業
の効率化に寄与することが出来たものである。
10〜図12に基づいて説明する。なお図10は本実施
の形態に係る放電切断装置を下降させ下部ボックスをサ
ポート板の下部へ、また、上部ボックスをサポート板の
上部に位置せしめた状態を示す説明図で、(a)は正面
図、(b)は(a)のA−A矢視図、図11は下部ボッ
クスをサポート板の上部に位置する上部ボックスの位置
に合わせるべくシリンダにより所定の位置、すなわち遮
蔽ボックス機構として組み合わされるように合わせた状
態を示す説明図、また、図12は下部ボックスを下部ボ
ックス閉止シリンダによりリンク機構を利用し、上部ボ
ックスと一体となるように90度回転させると共に下部
ボックス上下シリンダにより、上部ボックスと下部ボッ
クスが一体となり閉止した状態を示す説明図で、(a)
は正面図、(b)は(a)のB−B矢視図である。
た実施の第1形態のものと同一の部位については図面中
に同一の符号を付して示し、重複する説明は省略して本
実施の形態に特有の点につき重点的に説明する。
いて遮蔽ボックス機構12の移動量が大きいために、同
遮蔽ボックス機構12の移動をタイミングプーリ、タイ
ミングベルト等に依存したベルト方式で行っていたのに
対し、本実施の形態ではこの移動量が少ない場合の対応
として、前記ベルト方式に代えて、シリンダ方式を採用
したものである。
構成及びその作用等前記実施の第1形態と同じである
が、位置決め機構が下部ボックス12bのみを移動させ
るシリンダ方式を採用しているために、前記実施の第1
形態の様に上部ボックス12a及び下部ボックス12b
をそれぞれのタイミングベルトにより位置合わせを行う
のではなく、遮蔽ボックス機構12は固定位置にある上
部ボックス12aに対して下部ボックス12bが狭い隙
間及び障害物(水中に直立した大型の溶接構造物)を避
けながらサポート板cの下部へ挿入され、その後、下部
ボックススライド機構12e、下部ボックスス移動用シ
リンダ12f等により下部ボックス12bを上部ボック
ス12aの位置に合わせるべく駆動させ位置合わせを行
い、下部ボックス閉止シリンダ及び下部ボックス上下シ
リンダ12cによりセット完了となる。
終了すれば後は前記実施の第1形態の場合と同様の操作
を行い、該当の構造物を切り離す切断作業が行われる。
施の第1形態と同様に水中に設置された構造物の切り離
しを遠隔で容易に行うことができ、作業の効率化が図れ
るものである。
を比較した場合、前者はベルト方式であるために駆動、
移動方向等複雑に成りがちであるが、後者においては下
部ボックスのみのシリンダ方式による移動・位置合わせ
であるので、駆動、移動方向もシンプルとなり、構造、
操作共により簡便である。
説明したが、本発明はかかる実施の形態に限定されず、
本発明の範囲内でその具体的構造に種々の変更を加えて
よいことはいうまでもない。
よれば、水中に設置された切離し対象部の上方に水平方
向に延びて配置される上部案内レールと、同上部案内レ
ールに対して開脚状に下方に垂下され、その途中でリン
ク金具を介して閉脚状に屈曲し、前記切離し対象部を間
に介在して前記上部案内レールと平行状に配置可能の下
部案内レールと、前記上部案内レールと下部案内レール
のそれぞれの先端側に設けた位置固定部材とを含む案内
機構、前記上部案内レールと下部案内レールに分かれて
各案内レールに沿って移動可能に取り付けられ、下部案
内レールの閉脚時に一体化して共働する遮蔽ボックス機
構、及び同遮蔽ボックス機構内に設けられ、放電切断に
使用する電極を動作させる電極駆動機構を有して水中放
電切断装置を構成しているので、案内機構により切離し
対象部にアプローチし、位置決め固定し、遮蔽ボックス
機構を所定位置へ移動して二次生成物の回収を可能の状
態に設定し、同遮蔽ボックス機構に配置した電極駆動機
構により電極を作動位置に設定して放電切断を行うこと
により、切離し対象部の位置にアクセスすることはもと
よりのこと、作業も叶わなかった水中の狭隘位置にある
切離し対象部に対して容易にアクセスし、作業を可能と
してこの種作業の実現化を達成し、有益な水中放電切断
装置を得ることが出来たものである。
れば、前記請求項1に記載の発明において、前記電極駆
動機構は電極左右軸を設け、電極の移動調整を可能とし
て水中放電切断装置を構成しているので、遮蔽ボックス
機構内に設置された電極駆動機構により、電極の移動を
微調整可能とし、電極片減りを抑制し、電極交換頻度の
低減を達成した好適な水中放電切断装置を得ることが出
来たものである。
れば、前記請求項1に記載の発明において、前記電極駆
動機構は切断監視機構を併設し、電極の位置決め状態及
び切断作業状態等を監視可能にして水中放電切断装置を
構成しているので、遮蔽ボックス機構内に設置された電
極駆動機構は同電極駆動機構を構成する電極移動調整機
構により設定されたプログラムに沿って駆動される電極
の位置、更には放電切断による状況を前記電極駆動機構
に併設した切断監視機構により監視し、遠隔操作等を含
め切断作業の精度向上を達成して、好適な水中放電切断
装置を得ることが出来たものである。
れば、前記請求項1に記載の発明において、前記案内機
構、遮蔽ボックス機構、及び電極駆動機構等の各機構を
操作盤からの遠隔操作可能にして水中放電切断装置を構
成しているので、切離し対象部へアプローチし、位置決
めされる案内機構、同案内機構の上下案内レールに沿っ
て所定位置へ案内される遮蔽ボックス機構、更に同遮蔽
ボックス機構内に設置されて電極を作動位置へ設定する
電極駆動機構等々の各機構は、操作盤から遠隔操作され
るので、水中に配置されてアクセス困難な作業環境の切
離し対象部へ容易、適格にアクセスし、初期の切断作業
を着実に実施可能とする好適な水中放電切断装置を得る
ことが出来たものである。
によれば、前記請求項1に記載の発明において、前記遮
蔽ボックス機構はシリンダ機構で駆動されて案内レール
に沿って移動可能とした水中放電切断装置を構成してい
るので、シリンダ機構で駆動される遮蔽ボックス機構
は、駆動、移動方向共にシンプルとなり、構造、操作共
により簡便な装置となり、好適な水中放電切断装置を得
ることが出来たものである。
置の全体組立図で、(a)はその正面図、(b)は平面
図、(c)は側面図である。
ある。
ある。
る。
機構の構造説明図である。
上部ボックスと下部ボックスをサポート板の上部と下部
へ位置せしめた状態を示す説明図で、(a)は正面図、
(b)は(a)のA−A矢視図である。
上部ボックスに合わせるべく移動して遮蔽ボックス機構
として組み合わせた状態を示す説明図である。
うに90度回転させ、一体化して閉止した状態を示す説
明図で、(a)は正面図、(b)は(a)のB−B矢視
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 水中に設置された切離し対象部の上方に
水平方向に延びて配置される上部案内レールと、同上部
案内レールに対して開脚状に下方に垂下され、その途中
でリンク金具を介して閉脚状に屈曲し、前記切離し対象
部を間に介在して前記上部案内レールと平行状に配置可
能の下部案内レールと、前記上部案内レールと下部案内
レールのそれぞれの先端側に設けた位置固定部材とを含
む案内機構、前記上部案内レールと下部案内レールに分
かれて各案内レールに沿って移動可能に取り付けられ、
下部案内レールの閉脚時に一体化して共働する遮蔽ボッ
クス機構、及び同遮蔽ボックス機構内に設けられ、放電
切断に使用する電極を動作させる電極駆動機構を有して
なることを特徴とする水中放電切断装置。 - 【請求項2】 前記電極駆動機構は電極左右軸を設け、
電極の移動調整を可能としたことを特徴とする請求項1
に記載の水中放電切断装置。 - 【請求項3】 前記電極駆動機構は切断監視機構を併設
し、電極の位置決め状態及び切断作業状態等を監視可能
に構成したことを特徴とする請求項1に記載の水中放電
切断装置。 - 【請求項4】 前記案内機構、遮蔽ボックス機構、及び
電極駆動機構等の各機構を操作盤からの遠隔操作可能に
構成したことを特徴とする請求項1に記載の水中放電切
断装置。 - 【請求項5】 前記遮蔽ボックス機構はシリンダ機構で
駆動されて案内レールに沿って移動可能に構成したこと
を特徴とする請求項1に記載の水中放電切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37374399A JP3697127B2 (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 水中放電切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37374399A JP3697127B2 (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 水中放電切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001179542A true JP2001179542A (ja) | 2001-07-03 |
JP3697127B2 JP3697127B2 (ja) | 2005-09-21 |
Family
ID=18502683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37374399A Expired - Lifetime JP3697127B2 (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 水中放電切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3697127B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003170317A (ja) * | 2001-12-03 | 2003-06-17 | Toshiba Corp | 放電加工装置 |
JP2013230486A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 溶接装置 |
-
1999
- 1999-12-28 JP JP37374399A patent/JP3697127B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003170317A (ja) * | 2001-12-03 | 2003-06-17 | Toshiba Corp | 放電加工装置 |
JP2013230486A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 溶接装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3697127B2 (ja) | 2005-09-21 |
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