JP2001179263A - 水処理具 - Google Patents
水処理具Info
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- JP2001179263A JP2001179263A JP36783399A JP36783399A JP2001179263A JP 2001179263 A JP2001179263 A JP 2001179263A JP 36783399 A JP36783399 A JP 36783399A JP 36783399 A JP36783399 A JP 36783399A JP 2001179263 A JP2001179263 A JP 2001179263A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水道管や給水管等のパイプ内を流れる水を活
性化し、水中の赤錆等を除去、防止し、更に、安価に且
つ簡単に製作でき、しかも、容易に該パイプに装着でき
る水処理具を得る。 【解決手段】 水が流れるパイプ１に外側より着脱自在
に装着される左、右一対の水処理具２であって、該水処
理具２は合成樹脂で形成すると共に、中間部３の該パイ
プ１の長手方向に沿った側部は、蝶番３ａとなるように
薄肉状にし、且つ、左、右の対峙する位置には、該合成
樹脂内に永久磁石１０，１０，１０，１０を埋設して一
体成型し、更に、該蝶番３ａと反対の外側には、左、右
一対の水処理具を係着するための止め具６を設ける。
性化し、水中の赤錆等を除去、防止し、更に、安価に且
つ簡単に製作でき、しかも、容易に該パイプに装着でき
る水処理具を得る。 【解決手段】 水が流れるパイプ１に外側より着脱自在
に装着される左、右一対の水処理具２であって、該水処
理具２は合成樹脂で形成すると共に、中間部３の該パイ
プ１の長手方向に沿った側部は、蝶番３ａとなるように
薄肉状にし、且つ、左、右の対峙する位置には、該合成
樹脂内に永久磁石１０，１０，１０，１０を埋設して一
体成型し、更に、該蝶番３ａと反対の外側には、左、右
一対の水処理具を係着するための止め具６を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は水処理具に関するも
のであり、特に、水道管や給水管等のパイプ内を流れる
水を活性化することにより、水質を改善して該パイプ内
に赤錆等の発生を防止する水処理具に関するものであ
る。
のであり、特に、水道管や給水管等のパイプ内を流れる
水を活性化することにより、水質を改善して該パイプ内
に赤錆等の発生を防止する水処理具に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の水処理具としては、導管の外周面
に装着されるハウジングと、該ハウジングに設けられる
複数個の永久磁石とからなり、更に、該ハウジングは全
体が弾性材料により形成されており、該導管が挿通され
ている貫通部と該貫通部に全長にわたり連通し、且つ、
外周面に開口する取付溝とを備えている。又、該貫通部
を挟む対向面には、それぞれ複数個の永久磁石が所定間
隔で配設されていると共に、該貫通部は該ハウジングの
弾性変形により幅が拡縮し、該取付溝は開閉可能になっ
ているものがある。
に装着されるハウジングと、該ハウジングに設けられる
複数個の永久磁石とからなり、更に、該ハウジングは全
体が弾性材料により形成されており、該導管が挿通され
ている貫通部と該貫通部に全長にわたり連通し、且つ、
外周面に開口する取付溝とを備えている。又、該貫通部
を挟む対向面には、それぞれ複数個の永久磁石が所定間
隔で配設されていると共に、該貫通部は該ハウジングの
弾性変形により幅が拡縮し、該取付溝は開閉可能になっ
ているものがある。
【０００３】一方、パイプに外嵌され半割りされた一対
のケースと該ケースに設けられ、該パイプを流れる水に
磁力線を直交するように設けられるＮ極及びＳ極の永久
磁石と、該永久磁石の外側に各々設けられるヨークと、
該ケースの出水口側に設けられるセラミック遠赤外線放
射体材とを具備した簡易型水処理装置がある。
のケースと該ケースに設けられ、該パイプを流れる水に
磁力線を直交するように設けられるＮ極及びＳ極の永久
磁石と、該永久磁石の外側に各々設けられるヨークと、
該ケースの出水口側に設けられるセラミック遠赤外線放
射体材とを具備した簡易型水処理装置がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の水処理具は
異なる外径の導管に対して、該水処理具の装着が可能と
なるように、該導管が挿通される貫通部の幅を拡縮可能
にしたものであって、永久磁石を内蔵したハウジングの
構造が複雑であると共に、その製造過程に於て、別々の
部材を組合わせて行うので、その製作費用がコストアッ
プになり、且つ、各部品の組立による精度誤差が生じ、
製品の品質に悪影響が起こる。又、前記簡易型水処理装
置に於ても、ケース内にヨーク、永久磁石及びセラミッ
ク遠赤外線放射体材の各部品を組合わせているので、前
記したような不都合が生じる。
異なる外径の導管に対して、該水処理具の装着が可能と
なるように、該導管が挿通される貫通部の幅を拡縮可能
にしたものであって、永久磁石を内蔵したハウジングの
構造が複雑であると共に、その製造過程に於て、別々の
部材を組合わせて行うので、その製作費用がコストアッ
プになり、且つ、各部品の組立による精度誤差が生じ、
製品の品質に悪影響が起こる。又、前記簡易型水処理装
置に於ても、ケース内にヨーク、永久磁石及びセラミッ
ク遠赤外線放射体材の各部品を組合わせているので、前
記したような不都合が生じる。
【０００５】そこで、水が流れるパイプに於て、各部品
の組立て工程をなくし、簡単に且つ品質のバラツキもな
く、しかも安価に製作でき、更に、該パイプへの装着も
容易にでき、水の活性化を図る水処理具を得るために解
決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は、
この課題を解決することを目的とする。
の組立て工程をなくし、簡単に且つ品質のバラツキもな
く、しかも安価に製作でき、更に、該パイプへの装着も
容易にでき、水の活性化を図る水処理具を得るために解
決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は、
この課題を解決することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、水が流れるパイプに
外側より着脱自在に装着される左、右一対の水処理具で
あって、該水処理具は合成樹脂で形成すると共に、中間
部の該パイプの長手方向に沿った側部は蝶番となるよう
に薄肉状にし、且つ、左、右の対峙する位置には該合成
樹脂内に永久磁石を埋設して一体成型し、更に、該蝶番
と反対の外側には左、右一対の水処理具を係着するため
の止め具を設ける水処理具、及び前記左、右の対峙する
位置には、遠赤外線放射体を該永久磁石と並列に所定間
隔で、該合成樹脂内に埋設して一体成型する水処理具、
並びに前記水処理具の端部は、該水処理具同士を連結す
るために、該水処理具の対峙面に沿って、その断面を凸
部又は凹部に形成する水処理具を提供するものである。
するために提案されたものであり、水が流れるパイプに
外側より着脱自在に装着される左、右一対の水処理具で
あって、該水処理具は合成樹脂で形成すると共に、中間
部の該パイプの長手方向に沿った側部は蝶番となるよう
に薄肉状にし、且つ、左、右の対峙する位置には該合成
樹脂内に永久磁石を埋設して一体成型し、更に、該蝶番
と反対の外側には左、右一対の水処理具を係着するため
の止め具を設ける水処理具、及び前記左、右の対峙する
位置には、遠赤外線放射体を該永久磁石と並列に所定間
隔で、該合成樹脂内に埋設して一体成型する水処理具、
並びに前記水処理具の端部は、該水処理具同士を連結す
るために、該水処理具の対峙面に沿って、その断面を凸
部又は凹部に形成する水処理具を提供するものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
１乃至図３に従って詳述する。図１は水の流れるパイプ
１に水処理具２を装着した状態を示す斜視図である。該
パイプ１は家庭用や工業用等に使用される水が流れる水
道管であり、磁力線及び遠赤外線が透過可能な鋼管又は
鋼管塩化ビニール等の合成樹脂から形成される。該パイ
プ１の所定箇所には着脱自在の水処理具２を該パイプ１
の外側に嵌合させて装着する。該水処理具２は透磁性及
び遠赤外線の透過性を持つ合成樹脂を主材料として製作
する。
１乃至図３に従って詳述する。図１は水の流れるパイプ
１に水処理具２を装着した状態を示す斜視図である。該
パイプ１は家庭用や工業用等に使用される水が流れる水
道管であり、磁力線及び遠赤外線が透過可能な鋼管又は
鋼管塩化ビニール等の合成樹脂から形成される。該パイ
プ１の所定箇所には着脱自在の水処理具２を該パイプ１
の外側に嵌合させて装着する。該水処理具２は透磁性及
び遠赤外線の透過性を持つ合成樹脂を主材料として製作
する。
【０００８】図２（ａ）は、該水処理具２の縦断側面を
示し、該パイプ１に沿うように所定長さの円筒状に形成
し、内面は該パイプ１に密着させると共に、外面との間
に所定数の永久磁石１０，１０，１０，１０を合成樹脂
内に埋設して一体成型する。又、図２（ｂ）は、該水処
理具２の水平断面を示し、下方に示す中間部３の該パイ
プ１の長手方向に沿った側部には、該パイプ１を挟んで
左、右に開閉できる蝶番３ａとなるように、該合成樹脂
を薄肉状に形成する。薄肉状の形成方法は、該中間部３
の該パイプ１側に図示のように略台形状の溝４からなる
空間部を長手方向に設けて形成し、その厚さは屈曲に耐
えられるものとする。又、該蝶番３ａと向かい合う他方
の中間部３にも、やや小さな台形状の溝４を長手方向に
形成すると共に、該溝４の上部に該水処理具２を左、右
に開閉できる分割部５を設ける。従って、該蝶番３ａを
境にして左、右一対の水処理具が形成される。尚、該蝶
番３ａは、該パイプ１の大きさにより複数形成してもよ
い。
示し、該パイプ１に沿うように所定長さの円筒状に形成
し、内面は該パイプ１に密着させると共に、外面との間
に所定数の永久磁石１０，１０，１０，１０を合成樹脂
内に埋設して一体成型する。又、図２（ｂ）は、該水処
理具２の水平断面を示し、下方に示す中間部３の該パイ
プ１の長手方向に沿った側部には、該パイプ１を挟んで
左、右に開閉できる蝶番３ａとなるように、該合成樹脂
を薄肉状に形成する。薄肉状の形成方法は、該中間部３
の該パイプ１側に図示のように略台形状の溝４からなる
空間部を長手方向に設けて形成し、その厚さは屈曲に耐
えられるものとする。又、該蝶番３ａと向かい合う他方
の中間部３にも、やや小さな台形状の溝４を長手方向に
形成すると共に、該溝４の上部に該水処理具２を左、右
に開閉できる分割部５を設ける。従って、該蝶番３ａを
境にして左、右一対の水処理具が形成される。尚、該蝶
番３ａは、該パイプ１の大きさにより複数形成してもよ
い。
【０００９】更に、該分割部５の上方に該水処理具２の
外周面に沿って水平に該水処理具２を該パイプ１に係着
するための止め具６を設ける。該止め具６は、一方の端
部をヒンジ６ａに、他方の端部を鉤状の爪６ｂに構成し
て左、右一対の水処理具２を該パイプ１の外側より該蝶
番３ａを介して、互いに引き寄せて装着できるように構
成する。
外周面に沿って水平に該水処理具２を該パイプ１に係着
するための止め具６を設ける。該止め具６は、一方の端
部をヒンジ６ａに、他方の端部を鉤状の爪６ｂに構成し
て左、右一対の水処理具２を該パイプ１の外側より該蝶
番３ａを介して、互いに引き寄せて装着できるように構
成する。
【００１０】次に、図２（ｃ）は、該水処理具２の該合
成樹脂内に該永久磁石１０，１０が埋設された状態を示
す水平断面であり、該永久磁石１０，１０は該パイプ１
を挟んで左、右対峙する位置に該水処理具２の曲率に合
わせて所定長さ埋設する。従って、該パイプ１を流れる
水に磁力線が直交するように、一方の永久磁石１０をＮ
極に、他方の永久磁石１０をＳ極にして一対ずつ設置す
る。又、該パイプ１に沿う長手方向には、図２（ａ）に
示すように該水処理具２内に所定間隔で複数の永久磁石
１０，１０，１０，１０を同軸上に対峙させて設置す
る。該永久磁石１０，１０…の大きさ、セット数及び磁
極配列等は該水処理具２の設計により適宜決定される。
成樹脂内に該永久磁石１０，１０が埋設された状態を示
す水平断面であり、該永久磁石１０，１０は該パイプ１
を挟んで左、右対峙する位置に該水処理具２の曲率に合
わせて所定長さ埋設する。従って、該パイプ１を流れる
水に磁力線が直交するように、一方の永久磁石１０をＮ
極に、他方の永久磁石１０をＳ極にして一対ずつ設置す
る。又、該パイプ１に沿う長手方向には、図２（ａ）に
示すように該水処理具２内に所定間隔で複数の永久磁石
１０，１０，１０，１０を同軸上に対峙させて設置す
る。該永久磁石１０，１０…の大きさ、セット数及び磁
極配列等は該水処理具２の設計により適宜決定される。
【００１１】尚、該永久磁石１０は、略１５００ガウス
のセラミック・フェライト磁石、コバルトとサマリウム
との合金からなるサマリウム磁石並びに鉄とネオンム及
びほう素との合金からなるネオジム磁石等を使用する。
のセラミック・フェライト磁石、コバルトとサマリウム
との合金からなるサマリウム磁石並びに鉄とネオンム及
びほう素との合金からなるネオジム磁石等を使用する。
【００１２】又、該水処理具２の製造方法としては、該
水処理具２の外側の形状に合わせた金型（図示せず）と
内側の形状に合わせた金型（図示せず）とを所定間隔で
結合し、該金型間に所定数の該永久磁石１０，１０，１
０，１０を対峙させて配設した後、該金型内に合成樹脂
を射出して一体成型する。その際、該水処理具２を該パ
イプ１の長手方向に複数連続的に設置できるよう図２
（ａ）に示すように、該水処理具２の端部７，７は該水
処理具２の対峙面に沿って、その断面を凸部又は凹部に
成型する。該凸部及び凹部は、該水処理具２が抜け落ち
ないように楔状に形成すると共に、該凹部となる部分は
全周に設けるが、該凸部は所定間隔に設けて該水処理具
２，２同士の連絡作業が容易に行えるようにしてもよ
い。
水処理具２の外側の形状に合わせた金型（図示せず）と
内側の形状に合わせた金型（図示せず）とを所定間隔で
結合し、該金型間に所定数の該永久磁石１０，１０，１
０，１０を対峙させて配設した後、該金型内に合成樹脂
を射出して一体成型する。その際、該水処理具２を該パ
イプ１の長手方向に複数連続的に設置できるよう図２
（ａ）に示すように、該水処理具２の端部７，７は該水
処理具２の対峙面に沿って、その断面を凸部又は凹部に
成型する。該凸部及び凹部は、該水処理具２が抜け落ち
ないように楔状に形成すると共に、該凹部となる部分は
全周に設けるが、該凸部は所定間隔に設けて該水処理具
２，２同士の連絡作業が容易に行えるようにしてもよ
い。
【００１３】次に、磁気による水の活性化作用を説明す
る。Ｎ極の永久磁石１０とＳ極の永久磁石１０の２極の
磁場間に生じた磁場中に水が直交方向に流れると、水の
クラスター間に振動摩擦エネルギーが発生し、そのエネ
ルギーにより電子が発生する。弱い電子的凝集で結合し
ている水中のＨ2 Ｏ分子同士は、振動により切り離さ
れ、クラスターの細分化が起こる。細分化された分子は
更に摩擦を繰り返し、電子を発生させる。その結果、電
子の働き等により炭酸カルシューム等のスケールの結晶
を刺激し、水に溶解させたり、腐食を防止し、該パイプ
１内に発生する赤錆（Fe2 O3）を黒錆（Fe3 O4）に変化
させる。該パイプ１内を赤錆から強固な黒錆の被膜に転
換させると、該パイプ１の耐久度は飛躍的に向上する。
る。Ｎ極の永久磁石１０とＳ極の永久磁石１０の２極の
磁場間に生じた磁場中に水が直交方向に流れると、水の
クラスター間に振動摩擦エネルギーが発生し、そのエネ
ルギーにより電子が発生する。弱い電子的凝集で結合し
ている水中のＨ2 Ｏ分子同士は、振動により切り離さ
れ、クラスターの細分化が起こる。細分化された分子は
更に摩擦を繰り返し、電子を発生させる。その結果、電
子の働き等により炭酸カルシューム等のスケールの結晶
を刺激し、水に溶解させたり、腐食を防止し、該パイプ
１内に発生する赤錆（Fe2 O3）を黒錆（Fe3 O4）に変化
させる。該パイプ１内を赤錆から強固な黒錆の被膜に転
換させると、該パイプ１の耐久度は飛躍的に向上する。
【００１４】次に、図３に示すように水の活性化を更に
向上させるために遠赤外線放射体１１，１１を用いて水
処理具２ａを形成する。該遠赤外線放射体１１，１１は
セラミックで形成されており、図３（ａ）に示すように
該永久磁石１０，１０，１０，１０と長手方向に所定間
隔を取って出水口１ｂ側に設けられる。図３（ｂ）は該
水処理具２ａ内の該遠赤外線放射体１１，１１の埋設状
態を示す水平断面図であり、該遠赤外線放射体１１，１
１は、該永久磁石１０，１０，１０，１０の埋設と同様
に、該パイプ１を挟んで左、右対峙する位置に該水処理
具２ａの曲率に合わせて所定長さ埋設する。又、該水処
理具２ａの製造方法は、前記の水処理具２と同様に該永
久磁石１０，１０，１０，１０及び該遠赤外線放射体１
１，１１とを該水処理具２ａの外側の金型（図示せず）
と内側の金型（図示せず）との間に、所定数対峙させて
配設した後、該金型内に合成樹脂を射出して一体成型す
る。該水処理具２ａを該パイプ１に装着したとき、該パ
イプ１の入水口１ａ側から出水口１ｂ側へ流れる水は、
先ず、該永久磁石１０，１０，１０，１０によって、前
記したように活性化作用が起こり、更に、該遠赤外線放
射体１１，１１から放射する遠赤外線の照射によって水
分子の分子運動の振動に共鳴作用を生じさせると共に、
赤錆等の溶解を促進させ、該パイプ１内の錆、スケール
等を除去、剥離し、再付着防止を図る。
向上させるために遠赤外線放射体１１，１１を用いて水
処理具２ａを形成する。該遠赤外線放射体１１，１１は
セラミックで形成されており、図３（ａ）に示すように
該永久磁石１０，１０，１０，１０と長手方向に所定間
隔を取って出水口１ｂ側に設けられる。図３（ｂ）は該
水処理具２ａ内の該遠赤外線放射体１１，１１の埋設状
態を示す水平断面図であり、該遠赤外線放射体１１，１
１は、該永久磁石１０，１０，１０，１０の埋設と同様
に、該パイプ１を挟んで左、右対峙する位置に該水処理
具２ａの曲率に合わせて所定長さ埋設する。又、該水処
理具２ａの製造方法は、前記の水処理具２と同様に該永
久磁石１０，１０，１０，１０及び該遠赤外線放射体１
１，１１とを該水処理具２ａの外側の金型（図示せず）
と内側の金型（図示せず）との間に、所定数対峙させて
配設した後、該金型内に合成樹脂を射出して一体成型す
る。該水処理具２ａを該パイプ１に装着したとき、該パ
イプ１の入水口１ａ側から出水口１ｂ側へ流れる水は、
先ず、該永久磁石１０，１０，１０，１０によって、前
記したように活性化作用が起こり、更に、該遠赤外線放
射体１１，１１から放射する遠赤外線の照射によって水
分子の分子運動の振動に共鳴作用を生じさせると共に、
赤錆等の溶解を促進させ、該パイプ１内の錆、スケール
等を除去、剥離し、再付着防止を図る。
【００１５】尚、本発明は、この発明の精神を逸脱しな
い限り種々の改変を為すことができ、そして、この発明
が該改変せられたものに及ぶことは当然である。
い限り種々の改変を為すことができ、そして、この発明
が該改変せられたものに及ぶことは当然である。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように請求項１記載の発明
は、合成樹脂内に永久磁石を埋設して一体成型するので
構造が単純であり、安価に、且つ、品質が良好で均等な
水処理具を簡単に量産することができる。又、中間部の
パイプの長手方向に沿った側部は、蝶番となるように薄
肉状に形成し、該蝶番と反対の外側には止め具を設けて
いるので、合成樹脂の弾力性と蝶番により、該パイプに
工具なしで容易に装着でき、且つ、止め具で確実に固定
できる。
は、合成樹脂内に永久磁石を埋設して一体成型するので
構造が単純であり、安価に、且つ、品質が良好で均等な
水処理具を簡単に量産することができる。又、中間部の
パイプの長手方向に沿った側部は、蝶番となるように薄
肉状に形成し、該蝶番と反対の外側には止め具を設けて
いるので、合成樹脂の弾力性と蝶番により、該パイプに
工具なしで容易に装着でき、且つ、止め具で確実に固定
できる。
【００１７】請求項２記載の発明は、更に，遠赤外線放
射体を該永久磁石と並列に該合成樹脂内に埋設して一体
成型するので、磁気と遠赤外線との相乗効果により水分
子を活性化して、該パイプ内の赤錆、スケール等の付着
を防止する。
射体を該永久磁石と並列に該合成樹脂内に埋設して一体
成型するので、磁気と遠赤外線との相乗効果により水分
子を活性化して、該パイプ内の赤錆、スケール等の付着
を防止する。
【００１８】請求項３記載の発明は、該水処理具の端部
を凸部又は凹部に形成するので、該水処理具を連結する
際、芯合わせもなく簡単に連結することができる。
を凸部又は凹部に形成するので、該水処理具を連結する
際、芯合わせもなく簡単に連結することができる。
【図１】本発明の一実施の形態を示し、パイプに水処理
具を装着した状態を示す斜視図。
具を装着した状態を示す斜視図。
【図２】（ａ） 水処理具を連結した状態を示す一部切
欠縦断側面図。 （ｂ） 図２（ａ）のＡ−Ａ断面図。 （ｃ） 図２（ａ）のＢ−Ｂ断面図。
欠縦断側面図。 （ｂ） 図２（ａ）のＡ−Ａ断面図。 （ｃ） 図２（ａ）のＢ−Ｂ断面図。
【図３】（ａ） 永久磁石及び遠赤外線放射体を設けた
水処理具の縦断側面図。 （ｂ） 図３（ａ）のＣ−Ｃ断面図。
水処理具の縦断側面図。 （ｂ） 図３（ａ）のＣ−Ｃ断面図。
１ パイプ（水道管） ２，２ａ 水処理具 ３ 中間部 ３ａ 蝶番 ６ 止め具 ７ 端部 ８ 凸部 ９ 凹部 １０ 永久磁石 １１ 遠赤外線放射体
Claims (3)
- 【請求項１】 水が流れるパイプに外側より着脱自在に
装着される左、右一対の水処理具であって、該水処理具
は合成樹脂で形成すると共に、中間部の該パイプの長手
方向に沿った側部は蝶番となるように薄肉状にし、且
つ、左、右の対峙する位置には該合成樹脂内に永久磁石
を埋設して一体成型し、更に、該蝶番と反対の外側には
左、右一対の水処理具を係着するための止め具を設ける
ことを特徴とする水処理具。 - 【請求項２】 前記左、右の対峙する位置には、遠赤外
線放射体を該永久磁石と並列に所定間隔で、該合成樹脂
内に埋設して一体成型することを特徴とする請求項１記
載の水処理具。 - 【請求項３】 前記水処理具の端部は、該水処理具同士
を連結するために、該水処理具の対峙面に沿って、その
断面を凸部又は凹部に形成することを特徴とする請求項
１又は２記載の水処理具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36783399A JP4085181B2 (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 水処理具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36783399A JP4085181B2 (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 水処理具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001179263A true JP2001179263A (ja) | 2001-07-03 |
| JP4085181B2 JP4085181B2 (ja) | 2008-05-14 |
Family
ID=18490316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36783399A Expired - Fee Related JP4085181B2 (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 水処理具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4085181B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7622038B2 (en) | 2004-09-01 | 2009-11-24 | Japan System Planning Co., Ltd. | Fluid activation apparatus |
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1999
- 1999-12-24 JP JP36783399A patent/JP4085181B2/ja not_active Expired - Fee Related
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