JP2001178823A - ロック機構付ガイド針 - Google Patents

ロック機構付ガイド針

Info

Publication number
JP2001178823A
JP2001178823A JP36576799A JP36576799A JP2001178823A JP 2001178823 A JP2001178823 A JP 2001178823A JP 36576799 A JP36576799 A JP 36576799A JP 36576799 A JP36576799 A JP 36576799A JP 2001178823 A JP2001178823 A JP 2001178823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
cylindrical
guide needle
base
cylindrical cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP36576799A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoe Okudaira
とも江 奥平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UNISIS KK
Original Assignee
UNISIS KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UNISIS KK filed Critical UNISIS KK
Priority to JP36576799A priority Critical patent/JP2001178823A/ja
Publication of JP2001178823A publication Critical patent/JP2001178823A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 注射針をガイド針に対して任意のところで固
定できるようにし、注射針の先端の位置がずれないよう
にする。 【解決手段】 ガイド針の筒状基部の内側に、先端側ほ
ど径が細くなるテーパ部を形成する。筒状基部の後端方
向から、先細りのテーパ状をなし軸方向のスリットが形
成された先端部を有する筒状キャップを軸方向に進退自
在に装着する。筒状キャップを先端側に進出させると、
筒状キャップの先端部が前記筒状基部内側のテーパ部に
入り込んで縮径し、挿通した注射針を締め付けて、注射
針がロックされる。筒状キャップを後退させると先端部
が筒状基部内側のテーパ部から後退して拡径し、注射針
のロックが解除される。注射針をガイド針にロックする
ことで、注射針の先端の位置がずれず、所望の箇所に薬
液を注射できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、脊髄麻酔などに使
用されるガイド針に関する。
【0002】
【従来の技術】脊髄麻酔などを行う場合、注射針は細い
ものを使用した方が手術後の頭痛が軽減されるが、細い
注射針のみを体内に差し込むと注射針が折れてしまうお
それがある。そこで、先ずガイド針を体内に差し込み、
その後細い注射針をガイド針の内部を通して体内の所定
の位置まで差し込み、注射針の基端側から注射筒で麻酔
液を注入するのである。従来のこの種のガイド針は、注
射針をガイド針に対して固定できる手段を有していな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種のガイド
針は注射針をガイド針に対して固定できる手段を有して
いないので、ガイド針を通して注射針の先端が麻酔する
位置に達するまで挿入しても、患者の体の動きや、注射
針の基端に注射筒を接続する作業によって、注射針先端
の位置がずれてしまい、麻酔が思うように効かなかった
り、麻酔液が無駄になってしまう場合があった。
【0004】本発明は、上記の課題を解決するために、
注射針をガイド針に対して任意のところで固定できるよ
うにし、注射針の先端の位置がずれてしまうことがない
ようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸方向に貫通
孔が形成された針部の基端に筒状基部を有し、筒状基部
の後端から先端方向に向けて内部に注射針を挿通してこ
れをガイドするガイド針において、内側に先端側ほど径
が細くなるテーパ部が形成されたガイド針基端の筒状基
部の内部に後端方向から、先細りのテーパ状をなし軸方
向のスリットが形成された先端部を有する筒状キャップ
を軸方向に進退自在に装着し、筒状キャップを先端側に
進出させると、筒状キャップの先端部が前記筒状基部内
側のテーパ部に入り込んで縮径し、挿通した注射針を締
め付けてロックし、筒状キャップを後退させると先端部
が筒状基部内側のテーパ部から後退して拡径し、注射針
のロックが解除されることを特徴とするロック機構付ガ
イド針である。
【0006】前記筒状キャップを前記筒状基部に螺着
し、筒状キャップを回転させることで軸方向に進退自在
できるようにすると、筒状キャップを進退させる作業、
すなわち、注射針を固定したり解除したりする作業を容
易に行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、実施例を表した図面に基づ
いて本発明を詳細に説明する。図1は実施例のガイド針
1に注射針5を挿通した状態の上面図、図2はガイド針
1を軸方向に縦断した要部断面図、図3は筒状キャップ
4の斜視図である。
【0008】ガイド針1は、軸方向に貫通孔が形成され
た針部2と、その基端に設けられた筒状基部3を有す
る。針部2及び筒状基部3には、その軸方向全体にわた
って注射針5が挿通される貫通孔が形成されている。筒
状基部3はプラスチック製で、図2に示すように、内側
の貫通孔には、先端側ほど径が細くなるテーパ部7が形
成されており、後端付近の外周には突起8が形成されて
いる。筒状基部3の内部には、後端側から筒状キャップ
4が装着される。注射針5は軸方向全体にわたって薬液
が通過する貫通孔が形成され、基端側に注射筒を接続す
るための注射針基部6が設けられている。
【0009】筒状キャップ4はプラスチック製で、全体
にわたって注射針5が挿通される軸方向の貫通孔が形成
されている。先端部9は先細りのテーパ状をなし、軸方
向の3個スリット10が形成されている。後端側には折
返し部11が設けられ、その内面には螺条12が形成さ
れている。
【0010】筒状キャップ4は、その先端部9を筒状基
部3の貫通孔に後端側から挿入し、突起8を螺条12に
螺合させてねじ込むことで筒状基部3に螺着されてい
る。筒状キャップ4を筒状基部3に対して回転させて先
端側に進出させると、筒状キャップ4の先端部9が筒状
基部3の内側のテーパ部7に深く入り込み、スリット1
0の作用で先端部9の径が小さくなり、挿通した注射針
5を締め付けて固定する。また、筒状キャップ4を逆方
向に回転させて後退させると、先端部9が筒状基部4の
内側のテーパ部7から後退して径が広がり、注射針5の
締め付けが解除される。
【0011】次ぎにガイド針1の使用方法について説明
する。まず、ガイド針1のみ(筒状キャップ4はすでに
装着されている)を患者の体内に差し込む。この場合、
針先端の穴を塞ぐスタイレット(図示せず)を使用する
と患者の組織の損傷を低減できるのは従来と同様であ
る。次ぎに(スタイレットを使用した場合はこれを取り
除き)、注射針5を筒状キャップ4の後端側から挿入
し、その針先を患者の体内の所定の位置まで進入させ
る。注射針5を挿入するときもスタイレット(図示せ
ず)を使用できるのは従来と同様である。次ぎに筒状キ
ャップ4を回転させて針5をガイド針1に固定する。こ
れによって、針の針先の移動が防止される。そして、ス
タイレットを使用した場合にはこれを取り除き、針5の
基端側の注射針基部6に注射筒(図示せず)を接続し薬
液を体内に注入する。注入が完了すると、ロックされた
ままの注射針をガイド針と一緒に抜き取っても良いし、
筒状キャップ4を回転させて注射針5の締め付けを解除
し、注射針5をガイド針1から抜き取り、最後にガイド
針1を体内から抜き取るようにしても良い。
【0012】本発明のガイド針は実施例に限るものでは
なく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種
々の変形を加えることができるのはもちろんである。
【0013】
【発明の効果】本発明は、注射針をガイド針に対して任
意のところで固定(ロック)できるので、患者の体の動
きや、注射針の基端に注射筒を接続する作業によって、
注射針先端の位置がずれてしまうことがなく、確実に所
定の部分に薬液を注入できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のガイド針1の注射針5を挿入した状態
の上面図である。
【図2】ガイド針1を軸方向に縦断した要部断面図であ
る。
【図3】筒状キャップ4の斜視図である。
【符号の説明】
1 ガイド針 2 針部 3 筒状基部 4 筒状キャップ 5 注射針 6 注射針基部 7 テーパ部 8 突起 9 先端部 10 スリット 11 折返し部 12 螺条

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に貫通孔が形成された針部2の基
    端に筒状基部3を有し、筒状基部3の後端から先端方向
    に向けて内部に注射針5を挿通してガイドするガイド針
    において、内側に先端側ほど径が細くなるテーパ部7が
    形成されたガイド針基端の筒状基部3の内部に後端方向
    から、先細りのテーパ状をなし軸方向のスリット10が
    形成された先端部9を有する筒状キャップ4を軸方向に
    進退自在に装着し、筒状キャップ4を先端側に進出させ
    ると、筒状キャップ4の先端部9が前記筒状基部3内側
    のテーパ部7に入り込んで縮径し挿通した注射針5を締
    め付けてロックし、筒状キャップ4を後退させると先端
    部9が筒状基部3内側のテーパ部7から後退して拡径し
    注射針5のロックが解除されることを特徴とするロック
    機構付ガイド針
  2. 【請求項2】 請求項1のガイド針において、前記筒状
    キャップ4を前記筒状基部3に螺着し、筒状キャップ4
    を回転させることで軸方向に進退自在としたことを特徴
    とするロック機構付ガイド針
JP36576799A 1999-12-24 1999-12-24 ロック機構付ガイド針 Withdrawn JP2001178823A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36576799A JP2001178823A (ja) 1999-12-24 1999-12-24 ロック機構付ガイド針

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36576799A JP2001178823A (ja) 1999-12-24 1999-12-24 ロック機構付ガイド針

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001178823A true JP2001178823A (ja) 2001-07-03

Family

ID=18485064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36576799A Withdrawn JP2001178823A (ja) 1999-12-24 1999-12-24 ロック機構付ガイド針

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001178823A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4550161B1 (ja) * 2009-04-07 2010-09-22 株式会社ユニシス ロック機構付複合針
JP2020112525A (ja) * 2019-01-17 2020-07-27 横河電機株式会社 ノズルチップ、流体装置、コネクタおよび製造方法
CN111685855A (zh) * 2020-05-25 2020-09-22 青岛大学附属医院 一种用于drg注射的鞘管组件及微创穿刺器械套件
CN111685857A (zh) * 2020-05-25 2020-09-22 青岛大学附属医院 一种用于drg注射的微创穿刺器械套件

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4550161B1 (ja) * 2009-04-07 2010-09-22 株式会社ユニシス ロック機構付複合針
WO2010116493A1 (ja) * 2009-04-07 2010-10-14 株式会社ユニシス ロック機構付複合針
JP2020112525A (ja) * 2019-01-17 2020-07-27 横河電機株式会社 ノズルチップ、流体装置、コネクタおよび製造方法
JP7275590B2 (ja) 2019-01-17 2023-05-18 横河電機株式会社 ノズルチップ、流体装置、コネクタおよび製造方法
CN111685855A (zh) * 2020-05-25 2020-09-22 青岛大学附属医院 一种用于drg注射的鞘管组件及微创穿刺器械套件
CN111685857A (zh) * 2020-05-25 2020-09-22 青岛大学附属医院 一种用于drg注射的微创穿刺器械套件
CN111685857B (zh) * 2020-05-25 2023-08-11 青岛大学附属医院 一种用于drg注射的微创穿刺器械套件

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4330442B2 (ja) 収集針
US3536073A (en) Catheter placement apparatus
JP2695123B2 (ja) 可調節型の針機構
US5106376A (en) Anaesthesia set
JP5938402B2 (ja) 薬剤充填済みシリンジおよび注射デバイスのための安全デバイス
JP4300285B2 (ja) 液体とりわけ医薬液の一回分用量のための注入装置
US6706015B2 (en) Safety syringe
US20060184113A1 (en) Protective sheath for a cannula, injection unit comprising such a sheath and needle provided with such a sheath
IL109294A (en) Surgical instrument for impact insertion of an intraosseous trocar- needle
AU2002331760A1 (en) Collection needle
BRPI0807174A2 (pt) Conjunto de seringa tendo mecanismo de incapacitação
US20110066157A1 (en) Treatment tool
US7377911B2 (en) Medical needle device with winged shield for erroneous piercing prevention
WO2019203298A1 (ja) 注射針と注射装置
JP2001178823A (ja) ロック機構付ガイド針
JP4550161B1 (ja) ロック機構付複合針
JP2001252356A (ja) 翼付き注射針装置
JP5188253B2 (ja) 留置カテーテルの抜去補助具
US20040176730A1 (en) Disposable, safe butterfly needle sheath
JP3548296B2 (ja) 内視鏡用注射具
JP2534916Y2 (ja) 内視鏡用穿刺針
KR200178915Y1 (ko) 의료용 천공침
JPH05253178A (ja) 内視鏡用注射具
CN215461308U (zh) 预封装利多卡因乳膏的直肠内麻醉给药装置
JPH10500029A (ja) 歯科用注射器のための安全装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090526

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090727