JPH10500029A - 歯科用注射器のための安全装置 - Google Patents

歯科用注射器のための安全装置

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JPH10500029A JP7521023A JP52102395A JPH10500029A JP H10500029 A JPH10500029 A JP H10500029A JP 7521023 A JP7521023 A JP 7521023A JP 52102395 A JP52102395 A JP 52102395A JP H10500029 A JPH10500029 A JP H10500029A
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ジュヴァン,ジャン−リュック
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Abstract

(57)【要約】 本発明は針(7)が管状スリーブ(1)の遠位端を越える前進位置と針(7)が管状スリーブ(1)内に完全に戻る後退位置の間で軸方向に可動の針ホルダー(2)をその内部に備えた管状スリーブによって構成される歯科用の注射器のための安全装置に関するものである。管状のスリーブ(1)は注射器本体(26)の外側断面にほぼ対応する内側断面を有し、スリーブ(1)が針ホルダー(2)の前方向の移動を制限するための手段(9、30)を備え、針ホルダー(2)の後部方向への通過を可能にし、前進位置への針ホルダーの復帰を阻止する第2の阻止手段(10、36)を後部に備えている。

Description

【発明の詳細な説明】 歯科用注射器のための安全装置 本発明は不用意に刺すことによる汚染のおそれを制限するのに適した、安全歯 科注射器に関するものである。 注射器を保護ケースで包装し、使用後の針を保護することのできるキャップと 共に針を提供することが知られている。 しかし、細い針の上に断面積の小さな導管を有するキャップを取り付けるには ある程度の器用さが必要なので、キャップの取付自体が不用意な刺し傷の元にな り得ることが明らかになった。 他方、キャップを取り付けることは、意図的であるか否かを問わず、針の再使 用を妨げるものではない。 さらに現状技術において各種の安全注射器が周知であり、その一部は針の使い 捨てを保証するものである。かかる注射器によってもたらされる安全性のほかに 、かかる装置は、歯科医が使用する針が完全な殺菌を保証され、他の患者にその 注射器が決して使用されたことがないので患者を安心させる。 例えば、フランス特許FR2669540は、一端がその中に針が埋め込まれた横断壁 によって閉じられた円筒形の本体を有する注射器のための保護装置を開示してい る。円筒形の本体の端は互いに軸方向に離れた2つの位置の間で滑り溝に沿って 滑ることのできる大口径の第1の管状部分と、針の可動性保護鞘を形成する、大 口径部分を長手方向に延長する小口径部分とから成る針保護器のための滑り溝を 備えている。針を1回だけ鞘から外し、続いて鞘に納めることを可能にするため の誘導とスライドの要素が滑り溝と保護器の大口径部分の間に備えられている。 かかる装置の製造はかなり複雑であり費用がかかる、また従って、かかる注射 器は市場の要求に完全に応えるものではない。 別の安全注射器が特許出願WO93/14800に記載されている。これは収納部に対し て伸縮自在に接続された伸長した針保護器がその中に納められた伸長した管状の 収納部を備えている。注射器の円筒は針保護器内に軸方向に取り付けられ、その 端の一方に針を、相対する端に端板を備えている。端板は収納部の横断フランジ 内に形成された溝内に填め込まれ、それによって注射器の円筒を収納部に固定し た形で取り付ける。気密板はフランジ内に形成された別の溝の中に侵入すること によって施錠された端部分を覆っている。1つまたは複数個の下げることのでき る軟質施錠足が針保護器の上に支えられ、針保護器を針を覆うための展開位置に 固定するために収納部内に形成された対応する心出しされた開口内に伸長してい る。施錠足に力を加え、針ホルダーの前端に内側向きの力をかけると、針ホルダ ーは移動し、ケース内に位置づけられた弦巻バネの張力に拮抗して針を解放し、 医薬品の薬品筒(carpule)から医薬品を抽出したり、注射を実施することがで きる。 かかる装置の使用はあまり人間工学的ではなく、医師にある程度の器用さが要 求される。さらに、開示されている装置は、バネを始めとして多数の部品の製造 と組立を必要とするので、原価が高くなる。 欧州特許EP250104には使用の前に針を保護する外側本体を有する注射器が記載 されている。これは使い捨ての注射器であり、原価はかなり高くなる。 本発明の目的は、効果的で信頼性があり、使いやすく、工業的生産コストが高 くない安全装置を提供することである。本発明はさらに、標準型の注射器を補足 し、従来の針でも、本発明による保護装置でも同じように使用できる装置を提案 することも目的とする。このようにして医師は手術毎に異なる種類の注射器の中 から選択する代わりに、高品質の注射器に投資して、それに個別の状況に適した 種類の針を備えることができる。 より具体的には、本発明は管状のスリーブが注射器本体の外側断面にほぼ対応 する内側断面を有することを特徴とする歯科用注射器のための安全装置を対象と する。スリーブはその遠位に針ホルダーの遠位方向の移動を制限するための内側 段差を備え、針ホルダーの前部方向への通過を可能にし、前進位置への針ホルダ ーの復帰を阻止する遠位区域によって限定された第2の阻止手段を備えている。 針ホルダーは注射器の頸部にクリップ止め(clipsage)するための少なくとも1 つの横断欠刻を有する弾性的に放射状に変形自在な環状の継ぎ手を後面に備え、 ス リーブは注射器本体の断面を補足する断面を有する。 本発明による装置は成型によって製造され、工業化の容易な組立作業しか必要 としない2つの構成部品で主として構成されている。 第1の変型によれば、針ホルダーは直径方向の溝によって分離された2つの管 状顎を後部に備え、前記顎の内径は注射器の頸部の外径に対応し、顎はその内面 に複数個の環状の段差を有し、必ずではないが、例えば注射器頸部のネジのピッ チまたはそれを補完するネジのピッチを形成している。 2つの顎は注射器の頸部にクリップ止めされ、針ホルダーと薬品筒を含む注射 器本体との一時的一体化を生み出している。医師が保護スリーブを分離するため に注射器本体を引き抜くとき、注射器頸部上の針ホルダーのクリップ止めが管状 スリーブ内への針の後退を引き起こす。針ホルダーが固定区域に達したとき、機 械的抵抗を受けて注射器から針ホルダーが分離する。このとき針ホルダーは、針 が管状スリーブ内に完全に収納され、前進位置に押し戻されない位置に固定され る。 説明がよく理解できるように、2つの要素が組み立てられたときの注射器の頸 部から一番遠いスリーブの端に前進、遠位または前端の用語を用い、管状スリー ブの反対の端を後端または前部近位端面と称し、この方向の移動を「後退」と称 する。 好適には、スリーブは針ホルダーの初期位置の後ろに段差を備え、段差の内側 断面は針ホルダーに対するスリーブの相対的な弾性変形によって前部端に向かっ て針ホルダーが通過できるように決定され、前記段差は斜面の遠位区域を備えて いる。 好適には、前記段差は、Nを2以上の整数とするとき、360/N度の角度で広が っている突出していないN個の扇形によって分離された360/N度の角度で広が っている突出しているN個の扇形によって構成される。この実施態様は管状スリ ーブの離型を容易にする。 有利には、管状スリーブは針ホルダーの初期位置の前に配置された環状の縦溝 を備えている。この縦溝は使用の前に針が不意に飛び出すのを防止する。 変型実施態様によれば、スリーブはその後端に注射器本体の誘導のための円錐 台を備え、スリーブに対する注射器本体の側面遊びを制限するための環状縦溝を 備えている。 第2の実施態様によれば、管状のスリーブは後端まで延長し、拡大区域を有す る長手方向溝を備え、針ホルダーは溝内を摺動できる側面突出部を形成する爪を 備えている。この実施態様は本発明による装置の製造と組立を一層単純にする。 有利には、拡大区域は弾性変形自在で、溝を横断する止めまで延長している舌 によって延長し、前記舌の端は有利な実施態様によってスリーブの前方に向けら れ、溝の縁は拡大区域の前に舌の端のための収納部を備えている。 好適には、溝は針ホルダーの初期位置の前に爪の位置決めのための狭窄部を有 する。 本発明は付属の図面を参照して、以下の説明を読むことによって一層よく理解 できるだろう: 図1は本発明による安全装置の第1の変型実施態様の長手方向断面図である。 図2はAAに沿った矢視図である。 図3から5は使用の連続する3段階の、縮小した、装置の断面図である。 図6は変型実施態様の側面図である。 図7は第3の実施態様による装置の拡大図である。 図1は本発明による保護装置の模式図である。 装置はスリーブ(1)と長手方向に可動の針ホルダー(2)によって構成される 。 スリーブ(1)は、例えば、透明ポリカーボネート、またはポリエチレンなど のプラスチック製の成型した管状部品で構成される。 スリーブ(1)の内側断面は標準注射器の本体上に設置することができるよう に決定される。後端には注射器本体の導入を容易にする円錐台(3)が備えられ ている。スリーブの内面に対して突出を形成する環状のクラウン(4)は組立後 の注射器の側面の遊びをなくする。管状スリーブの弾性は注射器本体の導入の間 に壁の放射状の変型と使用中の効果的な固定を可能にする。 針ホルダー(2)は針(7)を通過させるための中央の孔ぐりによって穿孔され た、例えば、ポリカーボネートまたはポリエチレンなどのプラスチック製ブッシ ュ(6)によって構成される。針の一体化は接着その他一切の周知の手段によっ て 実現される。 スリーブ(1)は、管状スリーブ(1)の側壁によって完全に針(7)が保護さ れる初期区域(5)内で針ホルダー(2)の初期位置づけを保証する環状の鍔(8 )を備えている。鍔(8)の厚みは、それぞれ型の引抜型(tiroir)または針ホ ルダーに減少した軸方向力がかかったときに、成型の際の型の引抜型または側壁 の弾性変形による針ホルダー(2)の通過を可能にするように決定される。 ある変型では、鍔ではなく、例えば、10度程度の少なくとも1つの区分の上で 限定された少なくとも1つの扇形上に広がる少なくとも1つの突出した欠刻を使 用する。 管状スリーブ(1)の前部は針ホルダー(2)が出るのを阻止するようにスリー ブ(1)の内側断面を減らす環状のリブによって構成される当たり(9)を備えて いる。 ある変型によれば、針ホルダー(2)の遠位を補完する内面を有する前面壁が 備えられ、この前面壁は針と針ホルダーの尖った部分の通過のために孔によって 穿孔されている。この解決法は型の引抜型を反対の端から引き抜くことが可能な ときに採用できる。 管状スリーブ(1)はさらに針ホルダー(2)の初期位置の後ろに、使用後の針 ホルダー(2)の移動を阻止する犯すことのできない固定区域(11)を突出欠刻 (12)と共に形成する固定欠刻(10)を備えている。欠刻(12)は注射器側で注 射器の心出しを容易にする勾配で終わっている。 固定欠刻(10)は管状スリーブ(1)の内側断面が徐々に縮小することを保証 する遠位勾配(13)を備えている。この段階的狭窄はスリーブ(1)または針ホ ルダーの側面壁の弾性変形による固定区域(11)内の針ホルダー(2)の通過を 可能にする。スリーブ(1)の弾性変形は1つまたは複数個の長手方向溝の存在 によって得られる。 固定欠刻(10)の後面は、スリーブ(1)の軸に垂直な、横断面内に固定面を 有する段差(14)を形成する。この段差は針ホルダーの前面に備えられた補完環 状表面(15)との協同によって針ホルダーの固定を保証する。 もちろん、周縁溝を限定する接触表面を備えるなどの、他の形の定着も可能で ある。 離型を容易にするために、固定欠刻(10、12)は図2に示すごとく、介在する 扇形上に広がる円筒形の区域(17から19)によって分離された、例えば、60°の 小さな扇形の上に延長している。 この実施態様は型の引抜型を引き出す前に60°の回転によってスリーブの離型 を容易にすることができる。 針ホルダーは、注射器本体によって後方に引かれたときに欠刻(10)の通過を 可能にするために、弾性変形する薄い管状の壁(16)を備えている。 さらに2つの放射状溝(22、23)によって分離された2つの顎(20、21)を備 えている。これらの顎は通常注射器本体の前端に備えられた頸部(24)の断面を 補完する内側断面を備えている。もちろん、もっと多くの数の溝を備えることも できる。 顎(20、21)の内面は注射器の頸部(24)への一時的一体化を保証するネジの ピッチの形の周縁欠刻(25)を備えている。 装置は次のように作動する:医師は装置を解梱し、注射器本体内に注射する液 体を含む薬品筒を挿入して注射器(26)を準備する。この薬品筒は注射器本体( 26)の頸部(24)の後ろに配置された穿孔可能な端を有する。注射器は図3に示 すごとく管状スリーブの軸内に示され、軸方向の移動によって装置の管状スリー ブ(1)内に導入される。 円錐状の開口(27)が注射器本体の導入を容易にする。注射器本体の前部が針 ホルダーと接触したとき、スリーブ(1)に対して注射器が前進して、当たり(9 )に接触するまで鍔(8)を越えて針ホルダー(2)が駆動される。当たり(9) によって阻止されることによって注射器本体頸部(24)と顎(20、21)はラチェ ット機構により動きがロックされる。 このとき注射器は図4に示すごとく使用の準備ができる。針(7)は通常の位置 にあり、注射器の本体は操作の容易な外科器具を形成するため管状スリーブ内に 填め込まれる。 使用中に、医師は針ホルダーが初期区域(5)を越えないように管状スリーブ (1)に対する注射器本体の相対的行程を制限して、注射器本体を部分的に後退 さ せることができる。この運動は、例えば、薬品筒の交換のために、それが針を一 時的に保護することを可能にする。 使用後に、医師は装置から注射器を抜き取る。頸部(24)に針ホルダーをクリ ップ止めすることによって針ホルダー(2)は注射器本体と十分に一体化され、 針ホルダーは犯すことのできない固定区域(11)内に駆動される。このとき、針 ホルダー(2)の管状の壁(16)は欠刻(12)に当たる。注射器にかかる力が針 ホルダー(2)と頸部(24)を分離する。針ホルダーはこのように、図5に示し たごとく、固定区域(11)内に最終的に固定される。 注射器を安全装置内に再導入したとき、固定区域(11)内で当たった針ホルダ ー(2)によって前進が阻止される。欠刻(10)内の段差(14)は針ホルダーの 環状接触面(15)と大きな軸方向圧力に耐える全体を形成し、逆の軸方向圧力に ついては欠刻(12)が同じ働きをする。 従って、針(7)を使用位置に戻すことはほとんど不可能である。 図6は安全装置の変型実施態様を示している。 管状スリーブ(1)は遠位端(30)が開放された部分的に割れた管である。遠 位開口の縁は円錐形であり、それが前進位置にあるとき針ホルダーの固定を可能 にする。 遠位領域(32)まで、注射器本体に導入するために開放された前端(34)から 側壁に延長している溝(31)がある。 管状スリーブ(1)の壁を通して透視した針ホルダー(2)は溝(31)の幅にほ ぼ対応する幅の突出した側面爪(33)を有する。針ホルダー(2)の初期位置は 溝(31)の狭窄区域(35)によって決定される。それは舌によって後方に維持さ れる。 犯すことのできない固定区域(11)は溝(31)の拡大区域(36)によって決定 される。この固定区域(11)の背後に、溝の長手方向軸と10から90度の間の、好 適には45°程度の角度を形成する軸に沿って延長している弾性変形自在な舌( 37)が備えられている。溝(31)の反対の縁は舌(37)の端(39)を補完する形 の収納部(38)を備えている。この収納部(38)の寸法は装置の構成部品の組立 の際に爪がその中に収まるのを避けるために爪(33)の寸法より小さい。 拡大区域(36)の開口は突出爪(33)の通過を可能にするように決められる。 この変型は次のように作動する。 スリーブ(1)内の針ホルダー(2)の組立は針ホルダーをスリーブ(1)の軸 内に位置づけることによって行われ、爪は溝(31)内に通せるように向けられる 。爪(33)が舌(37)の後縁と接触するまで針ホルダーを押し戻す。針ホルダー (37)に軸方向の圧力をかけ続けることによって爪は舌(37)を側面方向に押し 戻し、舌は側面方向に拡大区域(36)内に隠れ、それによって溝(31)の通路を 解放する。次に、爪は狭窄区域(35)と接触し、このとき針ホルダーは初期位置 をしめる。 溝は型の引抜型の軸方向移動によって内部から離型できる。溝はスリーブの変 形防止のためにプラスチックで覆うことができる。離型の際に、拡大区域(36) の形成のための突起部分を備えた型の引抜型はスリーブの弾性変形によって引き 抜かれる。 注射器本体を管状スリーブ内に導入すると、先に述べた変型の場合と同様に、 前面がスリーブ(1)の前端に当たるまで針ホルダー(2)が前進する。このとき 注射器本体の頸部は針ホルダー(2)の顎の間に係合する。使用後に、注射器は 安全装置から引き抜かれる。注射器の頸部は針ホルダーを管状スリーブの後部に 駆動する。爪(33)の後縁が斜めの舌(37)の前縁と接触したとき、針ホルダー が牽引されて針ホルダー(2)がわずかに回転して、拡大区域(36)内の爪(33 )の側面方向の移動が生じる。次に爪は拡大区域(36)の後縁(40)に当たり、 注射器の頸部は針ホルダーから外れる。 このとき爪は拡大区域(36)内に閉じこめられる。針ホルダー(2)の背部に さらに圧力を加えると、爪は拡大区域(36)の前縁(41)に当たる。この前縁( 41)は長手方向軸にほぼ垂直に、さらにはわずかに斜めに向けられて、前進する ときに爪(33)を溝(31)と反対方向に押し戻す。 図7は第3の実施態様による装置の拡大図を示している。 長手方向溝(31)は寸法が爪(33)の寸法よりもわずかに大きい拡大区域(36 )を備えている。スリーブはさらに、長手方向溝(31)を横断して拡大区域(36 )の前面に延長する舌(42)を備えている。スリーブは舌(42)の前後に舌(42 ) にある程度の柔軟性を与える放射状の溝(43、44)を備え、舌は弾性的に押し戻 されて、針ホルダーとスリーブ(1)の組立の際に爪(33)を通過させる。舌(4 2)は爪(33)の通過の際に舌(42)を拡げることを容易にする斜面になった後 部迎え角度(45)を備えている。 爪(33)の後縁(46)は針ホルダーの後退の際に拡大区域(36)内に爪(33) を押し戻すために、舌(42)の前縁(47)を補足する形状を有する。 拡大区域は針ホルダーの後ろに向けられ、固定位置にあるときに爪(33)の後 退の障害を形成する突起(48)を備えている。 本発明を上記のごとく非制限的な例として説明した。もちろん当業者は多数の 変型を実現することができるが、それをもって本発明の範囲を逸脱することはで きない。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年2月18日 【補正内容】 請求の範囲 1.針(7)が管状スリーブ(1)の遠位端を越える前進位置と針(7)が管状 スリーブ(1)内に完全に戻る後退位置の間で軸方向に可動の針ホルダー(2)を その内部に備えた管状スリーブによって構成され、管状のスリーブ(1)が注射 器本体(26)の外側断面にほぼ対応する内側断面を有し、スリーブ(1)が針ホ ルダー(2)の前方向の移動を制限するための手段(9、30)を備え、針ホルダー (2)の後部方向への通過を可能にし、前進位置への針ホルダー(2)の復帰を阻 止する第2の阻止手段(10、36)を後部に備えている歯科用注射器のための安全 装置において、管状のスリーブ(1)は後端(34)まて延長し、拡大区域(36) を有する長手方向溝(31)を備え、針ホルダー(2)は溝(31)内を摺動できる 側面突出部を形成する爪(33)を備えており、拡大区域(36)は弾性変形自在で 、溝(31)を横断する止めまで延長している舌(37)によって延長し、前記舌の 端(39)はスリーブ(1)の前方に向けられていることを特徴とする安全装置。 2.請求項1に記載の歯科用注射器(26)の安全装置において、溝(31)の縁 は拡大区域(36)の前に舌(37)の端(39)のための収納部(38)を備えている ことを特徴とする安全装置。 3.請求項1または2のいずれか一つに記載の歯科用注射器(26)の安全装置 において、溝(31)が針ホルダー(2)の初期位置の前に爪(33)の初期位置決 めのための狭窄部(35)を有することを特徴とする安全装置。 4.針(7)が管状スリーブ(1)の遠位端を越える前進位置と針(7)が管状 スリーブ(1)内に完全に戻る後退位置の間で軸方向に可動の針ホルダー(2)を その内部に備えた管状スリーブによって構成され、管状のスリーブ(1)が注射 器本体(26)の外側断面にほぼ対応する内側断面を有し、スリーブ(1)が針ホ ルダー(2)の前方向の移動を制限するための手段(9、30)を備え、針ホルダー (2)の 後部方向への通過を可能にし、前進位置への針ホルダー(2)の復帰を阻止する 第2の阻止手段(10、36)を後部に備えている歯科用注射器のための安全装置に おいて、長手方向溝(31)が寸法が爪(33)の寸法よりわずかに大きい寸法の拡 大区域(36)を有し、スリーブがさらに放射状の溝(43、44)によって前後が限 定された長手方向溝(31)を通って拡大区域(36)の前面に延長している舌(42 )を備えていることを特徴とする安全装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.歯科用注射器のための安全装置において、針(7)が管状スリーブ(1)の 遠位端を越える前進位置と針(7)が管状スリーブ(1)内に完全に戻る後退位置 の間で軸方向に可動の針ホルダー(2)をその内部に備えた管状スリーブによっ て構成され、管状のスリーブ(1)が注射器本体(26)の外側断面にほぼ対応す る内側断面を有し、スリーブ(1)が針ホルダー(2)の前方向の移動を制限する ための手段(9、30)を備え、針ホルダー(2)の後部方向への通過を可能にし、 前進位置への針ホルダー(2)の復帰を阻止する第2の阻止手段(10、36)を後 部に備え、針ホルダー(2)が注射器(26)の頸部(24)にクリップ止めするた めの少なくとも1つの横断欠刻を有する弾性的に放射状に変形自在な環状の継ぎ 手(20、21)を後面に備え、スリーブ(1)が注射器本体(26)の断面を補足す る断面を有することを特徴とする安全装置。 2.請求項1に記載の歯科用の注射器(26)のための安全装置において、針ホ ルダー(2)が少なくとも1つの溝(17、18)によって分離された2つの半管状 顎(20、21)を後部に備え、前記顎(20、21)の内径は注射器(26)の頸部(24 )の外径に対応し、顎(20、21)はその内面に複数個の環状の段差(25)を有す ることを特徴とする安全装置。 3.前記の請求項のいずれか一つに記載の歯科用注射器(26)の安全装置にお いて、スリーブ(1)が針ホルダー(2)の初期位置の後ろに段差(10)を備え、 段差の内側断面は針ホルダー(2)に対するスリーブの相対的な弾性変形によっ て前部端に向かって針ホルダー(2)が通過できるように決定され、前記段差(1 0)は斜面の遠位区域(13)を備えていることを特徴とする安全装置。 4.請求項3に記載の歯科用注射器(26)のための安全装置において、前記段 差(10)が、Nを2以上の整数とするとき、360/N度の角度で広がっている突出 し ていないN個の扇形によって分離された360/N度の角度で広がっている突出し ているN個の扇形によって構成されることを特徴とする安全装置。 5.前記請求項のいずれか一つに記載の歯科用注射器(26)の安全装置におい て、管状スリーブ(1)が針ホルダー(2)の初期位置の前に配置された環状の縦 溝(8)を備えていることを特徴とする安全装置。 6.前記請求項のいずれか一つに記載の歯科用注射器(26)の安全装置におい て、スリーブがその後端に注射器本体(26)の誘導のための円錐台(3)を備え 、スリーブ(1)に対する注射器本体の側面遊びを制限するための環状縦溝(4) を備えていることを特徴とする安全装置。 7.主請求項(Ia revendication principale)に記載の歯科用注射器(26) の安全装置において、管状のスリーブ(1)は後端(34)まで延長し、拡大区域 (36)を有する長手方向溝(31)を備え、針ホルダー(2)は溝(31)内を摺動 できる側面突出部を形成する爪(33)を備えていることを特徴とする安全装置。 8.請求項7に記載の歯科用注射器(26)の安全装置において、拡大区域(36 )は弾性変形自在で、溝(31)を横断する止めまで延長している舌(37)によっ て延長し、前記舌の端(39)はスリーブ(1)の前方に向けられていることを特 徴とする安全装置。 9.請求項8に記載の歯科用注射器(26)の安全装置において、溝(31)の縁 は拡大区域(36)の前に舌(37)の端(39)のための収納部(38)を備えている ことを特徴とする安全装置。 10.請求項6から9のいずれか一つに記載の歯科用注射器(26)の安全装置 において、溝(31)が針ホルダー(2)の初期位置の前に爪(33)の初期位置決 めのための狭窄部(35)を有することを特徴とする安全装置。 11.請求項7に記載の歯科用注射器(26)の安全装置において、長手方向溝 (31)が寸法が爪(33)の寸法よりわずかに大きい寸法の拡大区域(36)を有し 、スリーブがさらに放射状の溝(43、44)によって前後が限定された長手方向溝 (31)を通って拡大区域(36)の前面に延長している舌(42)を備えていること を特徴とする安全装置。
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